JPH0982213A - 電界放出型冷陰極装置およびその製造方法 - Google Patents

電界放出型冷陰極装置およびその製造方法

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JPH0982213A
JPH0982213A JP23034695A JP23034695A JPH0982213A JP H0982213 A JPH0982213 A JP H0982213A JP 23034695 A JP23034695 A JP 23034695A JP 23034695 A JP23034695 A JP 23034695A JP H0982213 A JPH0982213 A JP H0982213A
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    • H01J2329/00Electron emission display panels, e.g. field emission display panels

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  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出された電子ビームの広がりを充分に抑
え、かつ製造工程の複雑化を招くことのない電界放出型
冷陰極装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 先端部31aが鋭く突出するように形成
されたエミッタ31の基板35側の凹部32は、抵抗層
33で埋められ、エミッタ給電用電極層34を介してガ
ラス基板35に接合されている。収束電極36は、基板
面35aに略平行な頂部36aと、側部36bとからな
る。ゲート電極38は、エミッタ先端部31aが突出す
る開口部38aを形成するように、かつ収束電極36の
頂部36aに相当する部分に開口部38bを形成するよ
うに配設されている。ゲート電極38とエミッタ31と
の間には、絶縁層39が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電界放出型冷陰極装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発達したSi半導体加工技術を利
用して、電界放出型の冷陰極の開発が活発に行われてお
り、超高速マイクロ波デバイス、パワーデバイス、電子
線デバイス、平板型画像表示装置などへの応用が進めら
れている。電子放出素子のー例としては、特開平6−1
2974号公報に掲載されたものが知られている。
【0003】ここに掲載されている電界放出型冷陰極
は、図9に示すように、n型Si基板1をウェット酸化
してその表面に酸化膜11を形成し(a)、その後フォ
トリソグラフィ法で酸化膜11を加工して円形のマスク
11aを形成し(b)、RIE(反応性イオンエッチン
グ)法でSi基板1のエッチングを行ってSiエミッタ
の概略形成を行い(c)、さらに熱酸化処理によってS
iエミッタの先端部分を鋭くし(d)、この後、Si基
板1上に絶縁膜(Si02 膜)5a、Αuなどのゲート
電極層(引き出し電極層)3を連続して形成し、さらに
もうー度だけこれらの行程を繰り返して絶縁膜5bと収
束電極層4を形成し(e)、最後にエミッタ2を覆って
いる酸化膜6をエッチング除去してその上層部をリフト
オフさせることで作製されたものである(f)。
【0004】このような電界放出型冷陰極においては、
引き出し電極3に正の電位を、収束電極4に負の電位を
与えることで、エミッタ2から引き出された電子ビーム
は、収束電極4の周囲に形成される電界によってその中
心軸方向に向けて集められ、例えば画像表示装置の電子
源として利用する場合に、広がりを抑えた良質の電子ビ
ームを得ることができ、高解像度の画像表示を得ること
ができる。
【0005】しかしながら、上述したような従来の電界
放出型冷陰極においては、収束電極4が電子引き出し方
向に形成されているため電子ビームの一部が収束電極に
捕獲され、エミッタ−アノード間に流れる電子流量が減
少してしまうという問題が生じる。
【0006】この点において、上述した収束電極と同様
の働きをする電極層をゲート電極層と同一平面内に形成
した電界放出型冷陰極が1994年秋期応用物理学会関係連
合講演会予稿集21p−ZQ−5に掲載されている。こ
こに掲載されている電界放出型冷陰極は、図10に示す
ように、p型基板21上にn型領域22を設け、その上
に絶縁層23とエミッタ層24を形成し、電子引き出し
用のゲート電極25と、引き出された電子ビームを収束
させるための収束電極26とを同一平面内に一体形成し
たもので、収束電極26が電子引き出し方向にないため
収束電極26への放出電子の捕獲がなくなり、エミッタ
−アノード間に流れる電子流量の減少を大幅に抑制でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たゲート電極と収束電極とが同一平面内に一体形成され
た構造の電界放出型冷陰極では、引き出された電子ビー
ムの広がりを抑制する効果が、収束電極が電子引き出し
方向に形成された構造の電界放出型冷陰極と比べて幾分
弱く、またゲート電極と収束電極を分離するためのパタ
−ニング工程が必要であり、製造方法が複雑になるとい
う問題がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、引き出された電子ビームの広がりを充
分に抑え、かつ製造工程の複雑化を招くことのない電界
放出型冷陰極装置およびその製造方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、構造基板と、先端部が鋭く突
出したエミッタ部を備え、前記構造基板上に形成された
エミッタ層と、前記基板面と略平行な頂部と、この頂部
の端部から基板方向へと延在する側部とを有する電極部
を具備し、1または複数の前記エミッタ部分を囲うよう
に形成された収束電極層と、前記エミッタ層を覆いつつ
前記エミッタ先端部が露出するよう、かつ、前記収束電
極層を覆いつつ前記電極部が露出するように配設された
絶縁層と、前記絶縁層上に、前記エミッタ部分の周囲を
囲むように配設されたゲート電極層とを備えたことを特
徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
電界放出型冷陰極装置において、前記電極部の前記頂部
と前記側部とが分離して形成されていることを特徴とす
る。
【0011】さらに、請求項3の発明は、第1の基板に
底部を尖らせたエミッタ用凹部および、1または複数の
前記エミッタ用凹部を囲うように底部の平坦な収束電極
用凹部とをー体に形成する工程と、前記エミッタ用凹部
および前記収束電極用凹部内を含めて前記第1の基板表
面に絶縁層を形成する工程と、前記エミッタ用凹部およ
び前記収束電極用凹部内を埋めつつ前記絶縁層上にエミ
ッタ層と収束電極層とをー体に形成する工程と、前記第
1の基板と構造基板からなる第2の基板とを接合する工
程と、前記第1の基板をエッチングにより除去し前記絶
縁層を露出させる工程と、露出させた前記絶縁層上にゲ
ート電極層を形成する工程と、前記エミッタ用凹部に相
当する前記エミッタ層の凸部、および、前記収束電極用
凹部に相当する前記収束電極層の凸部の少なくとも先端
部が露出するように、前記絶縁層及びゲート電極層のー
部を除去しエミッタ及び収束電極を形成する工程とを有
することを特徴とする。
【0012】本発明においては、エミッタから引き出さ
れた電子ビームを収束させる収束電極が、基板面に平行
な頂部に加え基板方向へと伸びた側部を含むため、電子
ビームの収束効果が大きく、また従来の収束電極を具備
しない電界放出型冷陰極装置の製造方法になんらの特別
な工程を追加することなく上記電界放出型冷陰極を製造
できるため、生産性の効率を大幅に向上させることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は、本発明の第1の
実施の形態の構造を模式的に示す断面図であり、図2
は、その平面図である。
【0015】同図に示すように、先端部31aが鋭く突
出するように形成されたエミッタ31は、Moなどの金
属で構成されており、その基板35側の凹部32は、ス
パッタしたSiなどの抵抗層33で埋められ、さらにT
aなどのエミッタ給電用電極層34を介してガラス基板
35に接合されている。
【0016】また、収束電極36は、エミッタ31と同
じMoなどの金属で形成され、その形状は基板面35a
に略平行な頂部36aと、この頂部36aの端部から基
板35側に延在する側部36bとからなり、エミッタ3
1と同様に基板35側の凹部37を抵抗層33で埋めら
れている。この収束電極36は、図2に示すように、複
数のエミッタ31からなるエミッタアレイの周囲を囲む
ように形成するか、あるいは、それぞれのエミッタ31
単体の周囲を囲むように形成される。
【0017】また、ゲート電極38は、エミッタ形状に
沿いつつ、エミッタ先端部31aが突出する開口部38
aを形成するように配設されており、かつ、収束電極3
6の頂部36aに相当する部分にも開口部38bを形成
するように配設されている。さらに、ゲート電極38と
エミッタ31との間には、Si02 層等の絶縁層39が
形成されており、ゲート電極層38と同様にエミッタ先
端3laと収束電極の頂部36aが露出するよう選択的
にエッチング除去されている。
【0018】上記構造の電界放出型冷陰極装置におい
て、エミッタ31には接地電位あるいはそれに近い低電
位が与えられ、ゲート電極38にはエミッタ先端31a
から電子を引き出すのに充分な電界が形成される程度の
正電位が与えられる。そして収束電極36には、ゲート
電極38に与えた電位よりも低い電位が与えられる。本
実施の形態ではエミッタ31と同電位を与えている。
【0019】図3に本実施の形態における電位分布の様
子を示す。ここではエミッタ31及び収束電極36の電
位を 0Vとし、ゲート電極38の電位を20Vとしてい
る。さらにエミッタ31から引き出された電子の捕捉用
として、エミッ夕基底部から30μm離れた位置にアノー
ド電極を対向させている。図中の破線で示した曲線が素
子内部に形成される等電位線で、収束電極36の上部で
大きくエミッタ31側に張り出している。これによって
エミッタ31から引き出された電子ビームはエミッタ中
心軸方向へと集められ、その結果として広がりの抑えら
れた良質な電子ビームが得られる。
【0020】これに対し、収束電極36の基板35方向
へ伸びた側部36bの無い場合、すなわち従来の収束電
極を具備した図10に示した電界放出型冷陰極装置に相
当する構造においての電位分布は図4に示すようにな
る。
【0021】この両者を比ベると、収束電極36に、基
板35方向へ伸びた側部36bが設けられた方(図3)
が、等電位線のエミッタ31方向への張り出しが大きく
なっている。つまり、基板35方向へ伸びた側部36b
の存在によって、等電位線がエミッタ31方向へと押し
出されることになり、その結果としてエミッタ31から
引き出された電子ビームの収束効果が大きくなる。
【0022】なお、ここではエミッタ31と収束電極3
6の電位とを同電位にとったが、必ずしもこうとる必要
はなく、両者を異なる電位に設定してもよい。さらに、
図5に示すように、収束電極36の頂部36aと側部3
6bとが互いに分離された形状とされていても同等の効
果が得られる。この場合、エミッタ31、頂部36a、
側部36bのそれぞれを、互いに異なる電位に設定して
もよい。
【0023】次に、本実施の形態に示した電界放出型冷
陰極装置の製造方法を図6に基づいて説明する。
【0024】まず、p型で(100)結晶面方位のSi
単結晶基板41上に、厚さ 0.1μmのSi02 熱酸化膜
(図示せず)をドライ酸化法により形成し、さらにレジ
スト(図示せず)をスピンコート法により塗布する。次
にステッパを用いて、例えば1μm角の正方形の開口部
と、この開口部の単体もしくは複数を囲うように幅 4μ
mの溝状の開口部とが得られるように露光・現像等のパ
タ−ニングを行った後、NH4 F・HF混合溶液によ
り、SiΟ2 酸化層のエッチングを行う。レジストを除
去した後、30wt%のΚOH水溶液を用いて異方性エッ
チングを行い、深さ0.71μmの逆四角錘状の凹部(エミ
ッタ用凹部)42と、深さ 1μmで断面が台形状の溝型
凹部(収束電極用凹部)43をSi基板41上に形成す
る(図6(a))。
【0025】次に、ΝΗ4 F・ΗF溶液を用いてSiΟ
2 熱酸化層を一旦除去した後、Si基板41上に凹部4
2、43内を含めてSi02 熱酸化絶縁層等の絶縁層3
9を形成する。具体的には、例えば絶縁層39を、膜厚
が 0.4μmとなるように、ウェット酸化法等により形成
する。次いで、上記絶縁層39上にエミッタ層及び収束
電極層となる、例えばW層やMo層などの金属層36を
形成する。具体的には、例えば、厚さ 0.1μmとなるよ
うにスパッタリング法で形成する。そして、この金属層
36上にレジスト44をスピンコートする。その際エミ
ッタ及び収束電極形成用の凹部42、43がレジスト4
4で十分に埋められるようにし、レジスト44表面44
aが平坦に近い形状となるようにする(図6(b))。
【0026】次に、酸素プラズマによるレジスト44の
エッチバックを行い、エミッタ及び収束電極形成用の凹
部42、43内の金属層36とレジスト層44bのみを
残して、レジスト44と金属層36を除去する(図6
(c))。
【0027】この後、残したレジスト44bを全て除去
し、例えば、スパッタリング法等により、厚さ 1μm程
度のSi層33を形成する。このSi層33の表面33
aを研磨して平坦化し、エミッタ31への給電用とガラ
ス基板35との接合用を兼ねる金属層34を形成する。
この金属層34は、例えばTa等で形成する。一方、第
2の基板となる構造基板として、例えば、背面に厚さ
0.3μmのAl層45をコートした厚さ 1mmのパイレ
ックスガラス基板等のガラス基板35を用意し、このガ
ラス基板35とSi基板41とを金属層34を介するよ
うに接着する。接着には、例えば、静電接着法を用い、
ガラス基板35の側にマイナス、Si基板41の側にプ
ラスの電圧をかけた状態で数百℃に加熱し、これによっ
て接着する(図6(d))。
【0028】しかる後、ガラス基板35背面のAl層4
5をHN03 ・CΗ3 C00H・HFの混酸溶液で除去
した後、エチレンジアミン、ピロカテコール、ピラジン
の混合水溶液(エチレンジアミン:ピロカテコール:ピ
ラジン:水=75cc:12g:3mg:10cc)でSi基
板41のみをエッチング除去し、絶縁層39を露出させ
るとともに、絶縁層39に覆われたエミッタ層31と収
束電極層36に相当する凸部を露出させる(図6
(e))。
【0029】続いて、ゲート電極層38として例えばW
層を、絶縁層39に覆われた凸部31、36の形状に沿
って、絶縁層39上に形成する。より具体的には、ゲー
ト電極層38を、例えば、膜厚が 0.3μmとなるように
スパッタリング法等により形成する。そして、ゲート電
極層38及び絶縁層39に覆われた凸部の先端31b、
36cが僅かに隠れる程度にフォトレジスト層46を形
成する。このフォトレジスト層46は、例えば、約 0.9
μmの厚さでスピンコート法等により形成する(図6
(f))。
【0030】次に、酸素プラズマによるエッチングを行
い、エミッ夕31に沿ったゲート電極層38の先端(絶
縁層の先端を含む)38aがある程度、例えば 0.7μm
ほど現れるようにレジスト46をエッチング除去する。
このとき収束電極36の頂部36aの上部のレジストも
同時に除去される(図6(g))。
【0031】その後、反応性イオンエッチング法等によ
り、エミッ夕31の先端部31aの上に位置するゲート
電極層を除去し、ゲート電極層38の、エミッ夕31の
先端部31aに相当する部分を開口させる。この過程に
おいて、収束電極36の頂部36aの上部のゲート電極
層も同時にエッチング除去され、開口することになる
(図6(h))。
【0032】そして、レジスト46を除去した後、NH
4 F・HF混合溶液を用いて、エミッタ31の先端部3
1aの周囲及び収束電極36の頂部36aの上部の絶縁
層を選択的にエッチング除去する。これによってエミッ
タ31の先端部31a及び収束電極36の頂部36aが
露出され、四角錘状のエミッタ31及びこのエミッタ3
1を囲う収束電極36が完成する(図6(i))。
【0033】ここに示した電界放出型冷陰極装置の製造
方法の特徴は、従来の製造方法のなかのエミッタ形成用
のモールドをつくる際のパタ−ニングにおいて、同時に
収束電極用のパタ−ニングも行うことでその後は従来の
工程に流すだけでエミッタと収束電極がー体に形成でき
ることである。このため従来の収束電極一体形成の製造
方法と比べて、大幅な工程削減となる。
【0034】(実施の形態2)図7に実施の形態2に係
る電界放出型冷陰極装置の断面図を示す。この冷陰極装
置も実施の形態1での製造方法により形成されたもので
あるが、エミッタ及び収束電極層の形成方法が実施の形
態1の場合とは異なる。
【0035】エミッタと収束電極層とを分離して抵抗層
で埋め込む代わりに、エミッタと収束電極層形成用のモ
ールドを金属層50で全て埋め込んで形成する。この場
合金属層50の材料を適切に選択すれば、接合用に新た
に金属層を形成する必要がなくなり、実施の形態1以上
に工程数を削減できる。
【0036】図8は、本発明の電界放出型冷陰極装置を
用いた平板型画像表示装置の断面構造を示すもので、図
1および図2に示したエミッタ31に対向するように、
蛍光体層60、アノード電極層61が形成されたガラス
フェースプレートが配設されている。そして、各エミッ
タ31からアノード電極層61に向けて射出される電子
ビーム63によって、蛍光体層60を発光させ、所望の
表示を行うように構成されている。この際、前述したよ
うに、収束電極36の作用によって、エミッタ31から
の電子ビーム63の収束効果が高く、かつ、電子ビーム
63の一部が収束電極36に捕獲されてしまうこともな
いので、高品位な表示を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ミッタから引き出された電子ビームを効率よくエミッタ
中心軸方向へと収束することのできる電界放出型冷陰極
装置を提供することができ、さらにその製造工程を大幅
に削減できる電界放出型冷陰極装置の製造方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電界放出型冷陰極装
置の断面構造を示す図。
【図2】図1の電界放出型冷陰極装置の概略を示す平面
構造を示す図。
【図3】図1の電界放出型冷陰極装置の電位分布の様子
を示す図。
【図4】従来の電界放出型冷陰極装置による電位分布の
様子を示す図。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る電界放出型冷陰
極装置の断面構造を示す図。
【図6】図1の電界放出型冷陰極装置の製造工程を示す
図。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る電界放出型冷陰
極装置の断面構造を示す図。
【図8】本発明の電界放出型冷陰極装置を用いた平板型
画像表示装置の断面構造を示す図。
【図9】収束電極が電子ビーム引き出し方向に形成され
た構造の従来の電界放出型冷陰極装置の製造工程を示す
図。
【図10】収束電極がゲート電極と同一平面内に形成さ
れた構造の従来の電界放出型冷陰極装置の断面構造を示
す図。
【符号の説明】
31………エミッタ層 31a………エミッタ先端部 33………抵抗層 34………エミッタ給電層 35………ガラス基板 36………収束電極 36a………収束電極頂部 36b………収束電極側部 38………ゲート電極 38a,38b………ゲート電極開口部 39………Si02 絶縁層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造基板と、 先端部が鋭く突出したエミッタ部を備え、前記構造基板
    上に形成されたエミッタ層と、 前記基板面と略平行な頂部と、この頂部の端部から基板
    方向へと延在する側部とを有する電極部を具備し、1ま
    たは複数の前記エミッタ部分を囲うように形成された収
    束電極層と、 前記エミッタ層を覆いつつ前記エミッタ部が露出するよ
    う、かつ、前記収束電極層を覆いつつ前記電極部が露出
    するように配設された絶縁層と、 前記絶縁層上に、前記エミッタ部分の周囲を囲むように
    配設されたゲート電極層とを備えたことを特徴とする電
    界放出型冷陰極装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電界放出型冷陰極装置に
    おいて、 前記電極部の前記頂部と前記側部とが分離して形成され
    ていることを特徴とする電界放出型冷陰極装置。
  3. 【請求項3】 第1の基板に底部を尖らせたエミッタ用
    凹部および、1または複数の前記エミッタ用凹部を囲う
    ように底部の平坦な収束電極用凹部とをー体に形成する
    工程と、 前記エミッタ用凹部および前記収束電極用凹部内を含め
    て前記第1の基板表面に絶縁層を形成する工程と、 前記エミッタ用凹部および前記収束電極用凹部内を埋め
    つつ前記絶縁層上にエミッタ層と収束電極層とをー体に
    形成する工程と、 前記第1の基板と構造基板からなる第2の基板とを接合
    する工程と、 前記第1の基板をエッチングにより除去し前記絶縁層を
    露出させる工程と、 露出させた前記絶縁層上にゲート電極層を形成する工程
    と、 前記エミッタ用凹部に相当する前記エミッタ層の凸部、
    および、前記収束電極用凹部に相当する前記収束電極層
    の凸部の少なくとも先端部が露出するように、前記絶縁
    層及びゲート電極層のー部を除去しエミッタ及び収束電
    極を形成する工程とを有することを特徴とする電界放出
    型冷陰極装置の製造方法。
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