JPH0982529A - 巻線素子及びその組立方法 - Google Patents
巻線素子及びその組立方法Info
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- JPH0982529A JPH0982529A JP7236757A JP23675795A JPH0982529A JP H0982529 A JPH0982529 A JP H0982529A JP 7236757 A JP7236757 A JP 7236757A JP 23675795 A JP23675795 A JP 23675795A JP H0982529 A JPH0982529 A JP H0982529A
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- Japan
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- winding
- terminal block
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- core
- case
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トロイダル型コアに施された巻線の端部を端
子台の端子に接続する作業の軽減。 【解決手段】 円環状のトロイダル型コア2が組み付け
られる端子台20は、収納孔24の内部に結合突片26
を介して下部ケース28が一体的に形成されている。下
部ケース28は、コア2に対応して円環状を呈してお
り、上面側には環状空間30が形成されていて、ここに
コア2が挿入されてその下半部が収容される。さらに、
下部ケース2に収容されたコア2に上側には、下部ケー
ス28と同じく円環状を呈していて下面側に環状空間が
形成された上部ケース6がコア2の上半部を収容して組
み付けられる。このように2つケース6,28の間に収
装されたコア2の外周には巻線が捲回され、これと同時
に巻線両端部は端子台20の端子16に接続される。
子台の端子に接続する作業の軽減。 【解決手段】 円環状のトロイダル型コア2が組み付け
られる端子台20は、収納孔24の内部に結合突片26
を介して下部ケース28が一体的に形成されている。下
部ケース28は、コア2に対応して円環状を呈してお
り、上面側には環状空間30が形成されていて、ここに
コア2が挿入されてその下半部が収容される。さらに、
下部ケース2に収容されたコア2に上側には、下部ケー
ス28と同じく円環状を呈していて下面側に環状空間が
形成された上部ケース6がコア2の上半部を収容して組
み付けられる。このように2つケース6,28の間に収
装されたコア2の外周には巻線が捲回され、これと同時
に巻線両端部は端子台20の端子16に接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスやノイズ
フィルタなどコイルを主要素とする巻線素子及びその組
立方法に係り、特にトロイダル型コアコイルを端子台に
組み付けて構成される巻線素子及びその組立方法に関す
る。
フィルタなどコイルを主要素とする巻線素子及びその組
立方法に係り、特にトロイダル型コアコイルを端子台に
組み付けて構成される巻線素子及びその組立方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電源装置や通信機器などの電子機器にお
いて回路を構成するトランスやノイズフィルタ、チョー
クコイルなどのコイルを主要素とする巻線素子として
は、円環状のトロイダル型コアを端子台に組み付けて構
成するものが知られている。図8(a)に示すように、
トロイダル型コア2は、上部ケース6と下部ケース8と
の間に収装される。そして、図8(b)に示すように、
2つのケース6,8の外周には、巻線10が捲回されて
施されて、その捲回部からはリード部12が延出されて
確保される。ここで巻線素子がトランスなどであれば、
複数相の巻線10が施される。こうして巻線10の施さ
れたトロイダル型コア2は、図8(c)に示すように、
端子台4に形成された収納部14内などに接着などによ
り組み付けられ、巻線10の両端部は各々端子台4の端
子16に接続される。そして、巻線素子17は反転され
て平坦な裏面を上面とし、上面が吸引機で吸着されるな
どして簡単なハンドリングにより実装される。
いて回路を構成するトランスやノイズフィルタ、チョー
クコイルなどのコイルを主要素とする巻線素子として
は、円環状のトロイダル型コアを端子台に組み付けて構
成するものが知られている。図8(a)に示すように、
トロイダル型コア2は、上部ケース6と下部ケース8と
の間に収装される。そして、図8(b)に示すように、
2つのケース6,8の外周には、巻線10が捲回されて
施されて、その捲回部からはリード部12が延出されて
確保される。ここで巻線素子がトランスなどであれば、
複数相の巻線10が施される。こうして巻線10の施さ
れたトロイダル型コア2は、図8(c)に示すように、
端子台4に形成された収納部14内などに接着などによ
り組み付けられ、巻線10の両端部は各々端子台4の端
子16に接続される。そして、巻線素子17は反転され
て平坦な裏面を上面とし、上面が吸引機で吸着されるな
どして簡単なハンドリングにより実装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記巻
線素子では、巻線10が施されたトロイダル型コア2を
端子台4に組み付ける構成になっているので、巻線10
の端部を端子台4の端子16に巻き付けて接続する作業
にあっては、複数の巻線それぞれがどの端子16に接続
されるべきであるかを識別してから巻付け作業をする必
要があったため、組立装置を用いて自動化するのは困難
であり、目視による煩雑な手作業に頼らざるを得なかっ
た。特に、トランスなどのように巻線10が複数相施さ
れている場合には、巻線10の本数が増大し、各々どの
相に属しているのかを特定するのが非常に困難となっ
て、着色された巻線10を用いて1相毎に異なる配色と
し、目視で簡単に区別できるようにする必要があった。
線素子では、巻線10が施されたトロイダル型コア2を
端子台4に組み付ける構成になっているので、巻線10
の端部を端子台4の端子16に巻き付けて接続する作業
にあっては、複数の巻線それぞれがどの端子16に接続
されるべきであるかを識別してから巻付け作業をする必
要があったため、組立装置を用いて自動化するのは困難
であり、目視による煩雑な手作業に頼らざるを得なかっ
た。特に、トランスなどのように巻線10が複数相施さ
れている場合には、巻線10の本数が増大し、各々どの
相に属しているのかを特定するのが非常に困難となっ
て、着色された巻線10を用いて1相毎に異なる配色と
し、目視で簡単に区別できるようにする必要があった。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、トロイダル型コアに施された巻
線の端部を端子台の端子に接続する作業が軽減されるよ
うな巻線素子及びその組立方法を提供することにある。
であって、その目的は、トロイダル型コアに施された巻
線の端部を端子台の端子に接続する作業が軽減されるよ
うな巻線素子及びその組立方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に係る巻線素子は、トロイダル型コアを上部ケ
ースと下部ケースとの間に収装するとともに端子台に組
み付けるようにしてなる巻線素子において、該下部ケー
スと該端子台との間に上下に貫通する空間部を残して両
者を一体的に形成し、該下部ケースと該上部ケースとの
間に該コアを収装して、該端子台と該下部ケースとの間
の該空間部を通して該コアを収装した該上下部ケースの
外周に巻線を施すとともに、該巻線の端部を該端子台の
端子に接続する。
に本発明に係る巻線素子は、トロイダル型コアを上部ケ
ースと下部ケースとの間に収装するとともに端子台に組
み付けるようにしてなる巻線素子において、該下部ケー
スと該端子台との間に上下に貫通する空間部を残して両
者を一体的に形成し、該下部ケースと該上部ケースとの
間に該コアを収装して、該端子台と該下部ケースとの間
の該空間部を通して該コアを収装した該上下部ケースの
外周に巻線を施すとともに、該巻線の端部を該端子台の
端子に接続する。
【0006】このように、トロイダル型コアの下部ケー
スを端子台に一体的に形成することで、この下部ケース
に対してトロイダル型コア及び上部ケースが組み付けら
れ、トロイダル型コアは端子台に位置決めされた状態で
巻線が施されるようになるため、巻線作業に伴って巻線
の端部の接続作業をも連続して行うことができる。これ
によって、従来のように複数の巻線それぞれがどの端子
に接続されるべきであるかを識別する必要がなく、巻線
作業に一連して巻線の端部を端子台の端子に巻き付ける
ことができるため、従来に比べて巻線端部の接続作業が
容易になる。特に、トランスなどのように複数相の巻線
を施すような場合には、巻線作業と巻線端部の接続作業
とを1相毎に行うことができるので、従来のように巻線
を着色することなく接続ミスを防止することができる。
また、巻線されたトロイダル型コアを端子台へ組み付け
る作業が不要になったので、組立作業を簡略化できる。
スを端子台に一体的に形成することで、この下部ケース
に対してトロイダル型コア及び上部ケースが組み付けら
れ、トロイダル型コアは端子台に位置決めされた状態で
巻線が施されるようになるため、巻線作業に伴って巻線
の端部の接続作業をも連続して行うことができる。これ
によって、従来のように複数の巻線それぞれがどの端子
に接続されるべきであるかを識別する必要がなく、巻線
作業に一連して巻線の端部を端子台の端子に巻き付ける
ことができるため、従来に比べて巻線端部の接続作業が
容易になる。特に、トランスなどのように複数相の巻線
を施すような場合には、巻線作業と巻線端部の接続作業
とを1相毎に行うことができるので、従来のように巻線
を着色することなく接続ミスを防止することができる。
また、巻線されたトロイダル型コアを端子台へ組み付け
る作業が不要になったので、組立作業を簡略化できる。
【0007】また、好ましくは、前記下部ケースと前記
端子台との間の前記空間部が複数の円弧状の空間部とし
て形成され、その円弧状の空間部を通じて巻線が施され
てなる。
端子台との間の前記空間部が複数の円弧状の空間部とし
て形成され、その円弧状の空間部を通じて巻線が施され
てなる。
【0008】これにより、下部ケースを複数箇所におい
て端子台に安定的に支持した状態で巻線作業に必要な空
間を確保することができる。
て端子台に安定的に支持した状態で巻線作業に必要な空
間を確保することができる。
【0009】更に好ましくは、前記巻線が施された前記
上下部ケースと該上下部ケースから前記端子にかけて掛
け渡された該巻線のリード部をモールド樹脂で覆う。あ
るいは、前記端子台の上面には相対する端子の方向に沿
って延長する凹部が形成され、前記巻線が施された前記
上下部ケースと該上下部ケースから該凹部を通って前記
端子にかけて掛け渡された該巻線のリード部とを該凹部
に取り付けられたカバー部材で覆う。これにより、コア
の巻線及び巻線のリード部が外部に対して保護される。
また、これらモールド樹脂あるいはカバー部材で巻線素
子の外表面を所望の形状に成形すれば、簡単なハンドリ
ングによる実装が可能になる。
上下部ケースと該上下部ケースから前記端子にかけて掛
け渡された該巻線のリード部をモールド樹脂で覆う。あ
るいは、前記端子台の上面には相対する端子の方向に沿
って延長する凹部が形成され、前記巻線が施された前記
上下部ケースと該上下部ケースから該凹部を通って前記
端子にかけて掛け渡された該巻線のリード部とを該凹部
に取り付けられたカバー部材で覆う。これにより、コア
の巻線及び巻線のリード部が外部に対して保護される。
また、これらモールド樹脂あるいはカバー部材で巻線素
子の外表面を所望の形状に成形すれば、簡単なハンドリ
ングによる実装が可能になる。
【0010】他方、前記目的を達成するために本発明に
係る巻線素子の組立方法は、トロイダル型コアを上部ケ
ースと下部ケースとの間に収装するとともに複数の端子
を有する端子台に組み付ける巻線素子の組立方法におい
て、該端子台に一体的に形成された該下部ケースと該上
部ケースとの間に該コアを収装した後、該端子台の第1
の該端子に巻線の一端部を接続し、該端子台と該下部ケ
ースとの間の上下に貫通する空間部を通して該コアを収
装する上下部ケースの外周に該巻線を施してから、該巻
線の他端部を該端子台の第2の該端子に接続する。
係る巻線素子の組立方法は、トロイダル型コアを上部ケ
ースと下部ケースとの間に収装するとともに複数の端子
を有する端子台に組み付ける巻線素子の組立方法におい
て、該端子台に一体的に形成された該下部ケースと該上
部ケースとの間に該コアを収装した後、該端子台の第1
の該端子に巻線の一端部を接続し、該端子台と該下部ケ
ースとの間の上下に貫通する空間部を通して該コアを収
装する上下部ケースの外周に該巻線を施してから、該巻
線の他端部を該端子台の第2の該端子に接続する。
【0011】これにより、従来のように複数の巻線それ
ぞれがどの端子に接続されるべきであるかを識別するこ
となく、巻線の端部を巻き付けでき、従来に比べて巻線
端部の接続作業が容易になる。また、トランスなどのよ
うに複数相の巻線を施すような場合には、巻線作業と巻
線端部の接続作業とを1相毎に同時に行うことになり、
従来のように巻線を着色することなく接続ミスを防止す
ることができる。
ぞれがどの端子に接続されるべきであるかを識別するこ
となく、巻線の端部を巻き付けでき、従来に比べて巻線
端部の接続作業が容易になる。また、トランスなどのよ
うに複数相の巻線を施すような場合には、巻線作業と巻
線端部の接続作業とを1相毎に同時に行うことになり、
従来のように巻線を着色することなく接続ミスを防止す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る巻線素子及び
その組立方法の実施の形態について、添付図面に基づき
詳述する。ここでいう巻線素子とは、電源装置や通信機
器などの電子機器で用いられるトランスやノイズフィル
タ、チョークコイルなどといったコイルを主要素とし、
プリント基板などに実装されるものなどである。尚、従
来と同一の構成要素には同一符号を付してある。
その組立方法の実施の形態について、添付図面に基づき
詳述する。ここでいう巻線素子とは、電源装置や通信機
器などの電子機器で用いられるトランスやノイズフィル
タ、チョークコイルなどといったコイルを主要素とし、
プリント基板などに実装されるものなどである。尚、従
来と同一の構成要素には同一符号を付してある。
【0013】図1は、端子台20とトロイダル型コア2
とを分解して示したものである。端子台20は、樹脂で
直方体状に成形されており、その前後両側面からはそれ
ぞれ複数の金属製の端子16が一列に突設されている。
各端子16は、端子台20の側面から水平方向へと突出
し、所定部位から斜め下方へと折曲されて、プリント基
板に接続される先端部分において再び水平方向へと折曲
されて形成されている。また、端子台20の上面には、
前後方向に沿って凹部22が形成されている。この凹部
22には後述するカバー部材が取り付けられるようにな
っている。
とを分解して示したものである。端子台20は、樹脂で
直方体状に成形されており、その前後両側面からはそれ
ぞれ複数の金属製の端子16が一列に突設されている。
各端子16は、端子台20の側面から水平方向へと突出
し、所定部位から斜め下方へと折曲されて、プリント基
板に接続される先端部分において再び水平方向へと折曲
されて形成されている。また、端子台20の上面には、
前後方向に沿って凹部22が形成されている。この凹部
22には後述するカバー部材が取り付けられるようにな
っている。
【0014】端子台20の上面中央部には、下面側へと
通じる断面略円形状の収納孔24が貫通形成されてい
る。収納孔24の内部は、図2に示すように、トロイダ
ル型コア2が収納されるようになっており、また内壁面
に突設された結合突片26を介して下部ケース28が樹
脂で一体的に形成されている。下部ケース28は、円環
状のトロイダル型コア2に対応した円環状を呈してお
り、収納孔24に対し同軸状に配置されている。図2に
示した結合突片26は、収納孔24の内壁面と下部ケー
ス28との間に2箇所介設されているが、この他1箇所
でも良く、下部ケース28をより確実に支持したい場合
には3箇所介設させれば良い。
通じる断面略円形状の収納孔24が貫通形成されてい
る。収納孔24の内部は、図2に示すように、トロイダ
ル型コア2が収納されるようになっており、また内壁面
に突設された結合突片26を介して下部ケース28が樹
脂で一体的に形成されている。下部ケース28は、円環
状のトロイダル型コア2に対応した円環状を呈してお
り、収納孔24に対し同軸状に配置されている。図2に
示した結合突片26は、収納孔24の内壁面と下部ケー
ス28との間に2箇所介設されているが、この他1箇所
でも良く、下部ケース28をより確実に支持したい場合
には3箇所介設させれば良い。
【0015】円環状の下部ケース28は、図1及び図2
に示すように、その上面側に環状空間30が形成されて
いる。この環状空間30内には、トロイダル型コア2が
挿入されてその下半部分が収容される。そして、下部ケ
ース28に収容されたトロイダル型コア2の上側には、
図1に示すように、下部ケース28と同様にトロイダル
型コア2に対応した円環状を呈し下面側に環状空間を有
する上部ケース6が、トロイダル型コア2の上半部分を
収容して組み付けられる。このようにして、トロイダル
型コア2は、下部ケース28と上部ケース6との間に収
装されて円環状のコア部31が形成されている。
に示すように、その上面側に環状空間30が形成されて
いる。この環状空間30内には、トロイダル型コア2が
挿入されてその下半部分が収容される。そして、下部ケ
ース28に収容されたトロイダル型コア2の上側には、
図1に示すように、下部ケース28と同様にトロイダル
型コア2に対応した円環状を呈し下面側に環状空間を有
する上部ケース6が、トロイダル型コア2の上半部分を
収容して組み付けられる。このようにして、トロイダル
型コア2は、下部ケース28と上部ケース6との間に収
装されて円環状のコア部31が形成されている。
【0016】端子台20のコア部31には、図3に示し
たように巻線32が施される。巻線にあたっては、ま
ず、巻線32の一端部が端子台20の所定の端子16a
の根元部分に巻きからげられて接続される。次に、一端
部が接続された巻線32は、前記端子16aから凹部2
2の内側に掛け渡され、収納孔24内に挿入されてコア
部31の外周に捲回される。ここでコア部31への捲回
作業は、コア部31軸心部の貫通部34と、コア部31
と収納孔24の内壁との間に形成された円弧状の空間部
36とを通じて行われる。そして、コア部31に捲回さ
れた巻線32は、図4に示すように、収納孔24の内部
から導出されて凹部22の内側に掛け渡され、その他端
部が他の所定の端子16bに対して巻きからげられて接
続される。これら2つの巻きからげ部分については、後
にはんだによって確実に接続されるようになっている。
さらに、巻線素子がトランスなどのように複数相の巻線
32が施されるものであれば、図5に示すように、他の
相に関しても同様にコア部31に対して巻線が行われ、
巻線32の端部が各々所定の端子16に接続される。
たように巻線32が施される。巻線にあたっては、ま
ず、巻線32の一端部が端子台20の所定の端子16a
の根元部分に巻きからげられて接続される。次に、一端
部が接続された巻線32は、前記端子16aから凹部2
2の内側に掛け渡され、収納孔24内に挿入されてコア
部31の外周に捲回される。ここでコア部31への捲回
作業は、コア部31軸心部の貫通部34と、コア部31
と収納孔24の内壁との間に形成された円弧状の空間部
36とを通じて行われる。そして、コア部31に捲回さ
れた巻線32は、図4に示すように、収納孔24の内部
から導出されて凹部22の内側に掛け渡され、その他端
部が他の所定の端子16bに対して巻きからげられて接
続される。これら2つの巻きからげ部分については、後
にはんだによって確実に接続されるようになっている。
さらに、巻線素子がトランスなどのように複数相の巻線
32が施されるものであれば、図5に示すように、他の
相に関しても同様にコア部31に対して巻線が行われ、
巻線32の端部が各々所定の端子16に接続される。
【0017】巻線が終了した後に、図6に示すように、
端子台20の凹部22には、平板状のカバー部材38が
取り付けられる。このカバー部材38の両側縁部には、
それぞれほぼ中央部に突出部40が側方に張り出し形成
されている。2つの突出部40は、端子台20の収納孔
24の形成によって前記凹部22内側の両側壁にそれぞ
れ凹設された凹み42に各々対応している。そして、カ
バー部材38が凹部22の内側に差し込まれたとき、2
つの突出部40はそれぞれ凹み42にはめ込まれる。こ
のようにカバー部材28が取り付けられると、凹部22
の内側に掛け渡された巻線32のリード部44やコア部
31に施された巻線32は、カバー部材38により覆わ
れ外部に対して保護され、その断線または擦傷が防止さ
れる。その上、平板状のカバー部材38の取付で巻線素
子の上面は平坦になるため、巻線素子は、基板などに実
装される際に、吸引機を用いた吸着による簡単なハンド
リングが可能となる。また、他の保護形態としては、巻
線素子に対して樹脂モールドが施されるものがあり、図
7に示したように、端子だけが外面に突出してリード部
44やコア部31の巻線32はモールド樹脂46で覆わ
れて前記同様に外部に対して保護される。なお、ここで
も、モールド樹脂46の成形で巻線素子の上面を平坦に
形成することができるので、前述同様に簡単なハンドリ
ングが可能となる。
端子台20の凹部22には、平板状のカバー部材38が
取り付けられる。このカバー部材38の両側縁部には、
それぞれほぼ中央部に突出部40が側方に張り出し形成
されている。2つの突出部40は、端子台20の収納孔
24の形成によって前記凹部22内側の両側壁にそれぞ
れ凹設された凹み42に各々対応している。そして、カ
バー部材38が凹部22の内側に差し込まれたとき、2
つの突出部40はそれぞれ凹み42にはめ込まれる。こ
のようにカバー部材28が取り付けられると、凹部22
の内側に掛け渡された巻線32のリード部44やコア部
31に施された巻線32は、カバー部材38により覆わ
れ外部に対して保護され、その断線または擦傷が防止さ
れる。その上、平板状のカバー部材38の取付で巻線素
子の上面は平坦になるため、巻線素子は、基板などに実
装される際に、吸引機を用いた吸着による簡単なハンド
リングが可能となる。また、他の保護形態としては、巻
線素子に対して樹脂モールドが施されるものがあり、図
7に示したように、端子だけが外面に突出してリード部
44やコア部31の巻線32はモールド樹脂46で覆わ
れて前記同様に外部に対して保護される。なお、ここで
も、モールド樹脂46の成形で巻線素子の上面を平坦に
形成することができるので、前述同様に簡単なハンドリ
ングが可能となる。
【0018】以上から、本発明の実施の形態にあって
は、トロイダル型コア2の下部ケース28が端子台20
に一体的に形成されているので、この下部ケース28に
対してトロイダル型コア2が組み付けられ位置決めされ
た状態で巻線32が施され、これに伴い巻線32の端部
が端子台20の端子16に接続されるため、従来のよう
に複数の巻線それぞれがどの端子に接続されるべきであ
るかを識別する必要がなく、従来に比べて巻線端部の接
続作業が容易になる。また、トランスなどのように複数
相の巻線32を施す場合には、巻線作業とその接続作業
とを1相毎に行うことができるので、従来のように巻線
32を着色することなく接続ミスを防止することができ
る。また、巻線32の施されたトロイダル型コア2を組
み付ける作業が不要になったので、組立作業を簡略化で
きる。
は、トロイダル型コア2の下部ケース28が端子台20
に一体的に形成されているので、この下部ケース28に
対してトロイダル型コア2が組み付けられ位置決めされ
た状態で巻線32が施され、これに伴い巻線32の端部
が端子台20の端子16に接続されるため、従来のよう
に複数の巻線それぞれがどの端子に接続されるべきであ
るかを識別する必要がなく、従来に比べて巻線端部の接
続作業が容易になる。また、トランスなどのように複数
相の巻線32を施す場合には、巻線作業とその接続作業
とを1相毎に行うことができるので、従来のように巻線
32を着色することなく接続ミスを防止することができ
る。また、巻線32の施されたトロイダル型コア2を組
み付ける作業が不要になったので、組立作業を簡略化で
きる。
【0019】
【発明の効果】以上発明の実施の形態で説明したよう
に、本発明に係る巻線素子及びその組立方法によれば、
トロイダル型コアの下部ケースを端子台に一体的に形成
することで、巻線作業に一連して巻線の端部の接続作業
を行うことができ、複数の巻線のそれぞれがどの端子に
接続されるべきであるかを識別する必要がなくなるた
め、巻線端部の接続作業を容易に行うことができるとと
もに、この接続作業については組立装置による自動化も
容易に可能になる。また、トランスなどのように複数相
の巻線を施すような場合には、巻線作業と巻線端部の接
続作業とを1相毎に行うことができるので、巻線を着色
することなく接続ミスを簡単に防止することができる。
他方、巻線の施されたトロイダル型コアの組付作業が必
要なくなったので、組立作業を簡略化できる。従って、
巻線素子のコストダウンを図ることができるとともに、
その製品としての品質及び信頼性を向上させることがで
きる。
に、本発明に係る巻線素子及びその組立方法によれば、
トロイダル型コアの下部ケースを端子台に一体的に形成
することで、巻線作業に一連して巻線の端部の接続作業
を行うことができ、複数の巻線のそれぞれがどの端子に
接続されるべきであるかを識別する必要がなくなるた
め、巻線端部の接続作業を容易に行うことができるとと
もに、この接続作業については組立装置による自動化も
容易に可能になる。また、トランスなどのように複数相
の巻線を施すような場合には、巻線作業と巻線端部の接
続作業とを1相毎に行うことができるので、巻線を着色
することなく接続ミスを簡単に防止することができる。
他方、巻線の施されたトロイダル型コアの組付作業が必
要なくなったので、組立作業を簡略化できる。従って、
巻線素子のコストダウンを図ることができるとともに、
その製品としての品質及び信頼性を向上させることがで
きる。
【0020】また、前記下部ケースと前記端子台との間
に複数の円弧状の空間部が形成され、その空間部を通じ
て巻線が施される場合には、下部ケースを複数箇所にお
いて端子台に安定的に支持した状態で巻線作業に必要な
空間を確保することができる。
に複数の円弧状の空間部が形成され、その空間部を通じ
て巻線が施される場合には、下部ケースを複数箇所にお
いて端子台に安定的に支持した状態で巻線作業に必要な
空間を確保することができる。
【0021】また、トロイダル型コアに施された巻線及
びコアから端子にわたり掛け渡された巻線リード部分に
ついては、モールド樹脂或いはカバー部材で覆った場合
には、外部に対して保護することができ、巻線の断線ま
たは擦傷を防止することができる。また、これらモール
ド樹脂あるいはカバー部材で巻線素子の外表面を所望の
形状に成形すれば、簡単なハンドリングによる実装が可
能になる。
びコアから端子にわたり掛け渡された巻線リード部分に
ついては、モールド樹脂或いはカバー部材で覆った場合
には、外部に対して保護することができ、巻線の断線ま
たは擦傷を防止することができる。また、これらモール
ド樹脂あるいはカバー部材で巻線素子の外表面を所望の
形状に成形すれば、簡単なハンドリングによる実装が可
能になる。
【図1】本発明に係る巻線素子のトロイダル型コアを端
子台から分解して示した斜視図である。
子台から分解して示した斜視図である。
【図2】本発明に係る巻線素子の端子台を示した上面図
である。
である。
【図3】巻線一端部が端子台の端子に接続されてトロイ
ダル型コアの外周に巻線が施されるところを示した斜視
図である。
ダル型コアの外周に巻線が施されるところを示した斜視
図である。
【図4】1相分の巻線がトロイダル型コアに施されると
ともに、巻線の両端部が各々端子接続されたところを示
した斜視図である。
ともに、巻線の両端部が各々端子接続されたところを示
した斜視図である。
【図5】複数相の巻線が施された状態を示した斜視図で
ある。
ある。
【図6】カバー部材が端子台に取り付けられるところを
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図7】モールド樹脂で覆われた巻線素子を示した斜視
図である。
図である。
【図8】(a)トロイダル型コアとこれを収装する従来
の2つのケースとを示した斜視図である。(b)巻線さ
れた従来のトロイダル型コアを示した斜視図である。
(c)巻線されたトロイダル型コアが端子台に組み付け
られた従来の巻線素子を示した斜視図である。
の2つのケースとを示した斜視図である。(b)巻線さ
れた従来のトロイダル型コアを示した斜視図である。
(c)巻線されたトロイダル型コアが端子台に組み付け
られた従来の巻線素子を示した斜視図である。
2 トロイダル型コア 6 上部ケース 16 端子 20 端子台 22 凹部 24 収納孔 26 結合突片 28 下部ケース 30 環状空間 31 コア部 32 巻線 34 貫通部 36 空間部 38 カバー部材 40 突出部 42 凹み 44 リード部 46 モールド樹
脂
脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 明寛 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 トロイダル型コア(2)を上部ケース
(6)と下部ケース(28)との間に収装するとともに
端子台(20)に組み付けるようにしてなる巻線素子に
おいて、該下部ケース(28)と該端子台(20)との
間に上下に貫通する空間部(36)を残して両者を一体
的に形成し、該下部ケース(28)と該上部ケース
(6)との間に該コア(2)を収装して、該端子台(2
0)と該下部ケース(28)との間の該空間部(36)
を通して該コア(2)を収装した該上下部ケース(6、
28)の外周に巻線(32)を施すとともに、該巻線
(32)の端部を該端子台(20)の端子(16)に接
続してなることを特徴とする巻線素子。 - 【請求項2】 前記下部ケース(28)と前記端子台
(20)との間の前記空間部(36)が複数の円弧状の
空間部(36)として形成され、その円弧状の空間部
(36)を通じて巻線(32)が施されてなることを特
徴とする請求項1に記載の巻線素子。 - 【請求項3】 前記巻線(32)が施された前記上下部
ケース(6、28)と該上下部ケース(6、28)から
前記端子(16)にかけて掛け渡された該巻線(32)
のリード部(44)とがモールド樹脂(46)で覆われ
ていることを特徴とする請求項1または2に記載の巻線
素子。 - 【請求項4】 前記端子台(20)の上面には相対する
端子(16、16)の方向に沿って延長する凹部(2
2)が形成され、前記巻線(32)が施された前記上下
部ケース(6、28)と該上下部ケース(6、28)か
ら該凹部(22)を通って前記端子(16)にかけて掛
け渡された該巻線(32)のリード部(44)とが該凹
部(22)に取り付けられたカバー部材(38)で覆わ
れていることを特徴とする請求項1または2に記載の巻
線素子。 - 【請求項5】 トロイダル型コア(2)を上部ケース
(6)と下部ケース(28)との間に収装するとともに
複数の端子(16)を有する端子台(20)に組み付け
る巻線素子の組立方法において、該端子台(20)に一
体的に形成された該下部ケース(28)と該上部ケース
(6)との間に該コア(2)を収装した後、該端子台
(20)の第1の該端子(16a)に巻線(32)の一
端部を接続し、該端子台(20)と該下部ケース(2
8)との間の上下に貫通する空間部(36)を通して該
コア(2)を収装する上下部ケース(6、28)の外周
に該巻線(32)を施してから、該巻線(32)の他端
部を該端子台(20)の第2の該端子(16b)に接続
することを特徴とする巻線素子の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23675795A JP3567027B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 巻線素子及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23675795A JP3567027B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 巻線素子及びその組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982529A true JPH0982529A (ja) | 1997-03-28 |
| JP3567027B2 JP3567027B2 (ja) | 2004-09-15 |
Family
ID=17005347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23675795A Expired - Fee Related JP3567027B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 巻線素子及びその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3567027B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0920116A3 (en) * | 1997-10-16 | 2001-04-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Inverter apparatus for supplying drive power to an electric motor, and filter apparatus for use in the inverter apparatus |
| JP2011171577A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Hitachi Metals Ltd | トランス |
| JP2020113561A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | 日立金属株式会社 | カップリングトランスとそれを用いた電力線通信装置、並びに給電装置及び電動車両 |
| EP4336524A1 (en) * | 2022-09-06 | 2024-03-13 | Wurth Electronics Midcom Inc. | Header component, inductive device and method for assembling an inductive device |
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| JPS61195014U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-04 | ||
| JPH0268416U (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-24 | ||
| JPH0310519U (ja) * | 1989-06-16 | 1991-01-31 | ||
| JPH0463406A (ja) * | 1990-07-03 | 1992-02-28 | Nec Corp | 表面実装トランス |
| JPH0455113U (ja) * | 1990-09-13 | 1992-05-12 | ||
| JPH06188143A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-08 | Tdk Corp | 電子部品及びその実装方法 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23675795A patent/JP3567027B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
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| EP4336524A1 (en) * | 2022-09-06 | 2024-03-13 | Wurth Electronics Midcom Inc. | Header component, inductive device and method for assembling an inductive device |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3567027B2 (ja) | 2004-09-15 |
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