JPH0985683A - 合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する方法及び装置 - Google Patents

合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する方法及び装置

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JPH0985683A
JPH0985683A JP7241181A JP24118195A JPH0985683A JP H0985683 A JPH0985683 A JP H0985683A JP 7241181 A JP7241181 A JP 7241181A JP 24118195 A JP24118195 A JP 24118195A JP H0985683 A JPH0985683 A JP H0985683A
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container lid
axial
cutting blade
peripheral surface
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸線方向破断ラインをスリットとして形成す
ることにより、タンパーエビデントとしての機能を十分
確実に確保すると共に、該スリットに起因する望まれな
い破断をも確実に防止すること。 【解決手段】 合成樹脂製容器蓋を、軸線方向下方に押
圧して容器開口部に押し付けつつ閉回転方向に回転させ
て容器蓋を開口部に装着させる容器蓋装着工程と、容器
蓋のタンパーエビデント裾部に軸線方向破断ラインをス
プリットとして形成する切断工程とを含む、合成樹脂製
容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する方法。前記切断
工程は、前記容器蓋装着工程が遂行された後に、遂行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の開口部に適
用される合成樹脂製容器蓋、更に詳しくは、タンパーエ
ビデント特性を有する合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断
ラインを形成する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料等のための容器に適用される容器蓋
として、当業者には周知のように、タンパーエビデント
特性を有する合成樹脂製容器蓋が広く使用されている。
この種の容器蓋の典型例を図10及び図11を参照して
説明する。容器蓋100は、天面壁102とこの天面壁
102の周縁から垂下する筒状スカート壁104とを有
する。スカート壁104には周方向に延在する周方向破
断ライン105が形成されており、スカート壁104は
周方向破断ライン105よりも上方の主部106と周方
向破断ライン105よりも下方のタンパーエビデント裾
部108とに区画されている。周方向破断ライン105
は周方向に間隔を置いて配設された複数個の橋絡部11
0を含み、タンパーエビデント裾部108は複数個の橋
絡部110を介してスカート壁104の主部106に接
続されている。周方向破断ライン105は全周の一部を
残す不連続の形態で形成され、この周方向破断ライン1
05の非形成部は、全く切断されていないので、他の橋
絡部110に較べて強度が大きくされた非破断橋絡部1
10Aを規定する。スカート壁104の主部106の内
周面には、雌ねじ112が形成され、タンパーエビデン
ト裾部108の内周面には、係止手段、例えば周方向に
間隔をおいてタンパーエビデント裾部108の内周面か
ら半径方向内方に突出する係止フラップ片114、が形
成されている。
【0003】タンパーエビデント裾部108には、更
に、一本の軸線方向破断ライン115も形成されてい
る。この軸線方向破断ライン115は、周方向破断ライ
ン105より上部に位置する上端からタンパーエビデン
ト裾部108の下端まで実質上鉛直に延びている。前記
非破断橋絡部110Aは、軸線方向破断ライン115に
関して、容器蓋100の容器120に対する開回転方向
側(図10及び図11を上方から見て反時計方向側)に
形成されている。
【0004】上述した容器蓋100が装着される容器1
20の開口部の外周面には、雄ねじ122とその下方に
位置する係止あご部124とが形成されている。なお1
25は環状のフランジであって、係止あご部124の下
方に形成されている。開口部に容器蓋100を装着して
開口部を密封する際には、開口部に容器蓋100を被せ
て閉回転方向(図10及び図11を上方から見て時計方
向)に回転して、容器蓋100の雌ねじ112を開口部
の雄ねじ122に係合させる。容器蓋100のタンパー
エビデント裾部108に形成されている係止フラップ片
114は弾性的に変形乃至変位して開口部の係止あご部
124を通過し、その後に弾性的に復元して係止あご部
124の下面に係止させられる。
【0005】容器120を開封するためには、容器蓋1
00を開回転方向に回転させる。容器蓋100の雌ねじ
112が開口部の雄ねじ122に沿って移動させられる
ので、容器蓋100は開回転方向への回転と共に上方に
移動させられる。しかしながらタンパーエビデント裾部
108に形成されている係止フラップ片114が開口部
の係止あご部124に係止されているので、タンパーエ
ビデント裾部108の上昇が阻止される。このことに起
因して、周方向破断ラインにおける橋絡部110が非破
断橋絡部110Aを残して全て破断され、そしてまた、
軸線方向破断ライン115が破断されるので、タンパー
エビデント裾部108は無端環状から有端帯状に展開さ
れ、開口部の係止あご部124に対する係止フラップ片
114の係止が解除される。その後においては、容器蓋
100の開回転方向への回転に応じて、非破断橋絡部1
10Aを介してスカート壁104の主部106に接続さ
れているタンパーエビデント裾部108を含む容器蓋1
00の全体が上昇させられ、開口部から除去されて開口
部が開封される。
【0006】上述した形態の容器蓋100は、通常、周
方向破断ライン105及び軸線方向破断ライン115が
形成されていない状態の容器蓋100を適宜の合成樹脂
から射出成形或いは圧縮成形によって形成し、その後の
切断工程において、容器蓋100に切断刃を作用させて
所要切断を遂行し、周方向破断ライン105及び軸線方
向破断ライン115を形成することによって製造され
る。すなわち、周方向破断ライン105は、容器蓋10
0の内周面に周方向に間隔を置いて軸線方向に延びるよ
う形成された複数個のリブ109の半径方向内側部及び
非破断橋絡部110Aを残して周方向に切断されること
により形成される。したがって周方向破断ライン105
よりも下方のタンパーエビデント裾部108は、切断さ
れることなく残留させられている複数個のリブ109及
び非破断橋絡部110Aを介して周方向破断ライン10
5よりも上方の主部106に接続される。複数個のリブ
109における残留部は橋絡部110を規定する。図1
1から容易に理解できるように、周方向破断ライン10
5は、複数個のリブ109間においては、材料を完全に
切断するスリットをなすよう形成される。周方向破断ラ
イン105が形成された後、軸線方向に延びる切断刃を
タンパーエビデント裾部108に作用させ、前記軸線方
向破断ライン115が形成される。図11から容易に理
解できるように、軸線方向破断ライン115は、材料を
完全に切断するのではなくて部分的に切断して所要厚さ
を残留させるスコアをなすよう形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した形態の従来の
容器蓋100には、タンパーエビデント裾部108に形
成された軸線方向破断ライン115に関して次の通りの
問題が存在する。軸線方向破断ライン115は、前記し
たようにスコアをなしており、したがって完全に切断さ
れていないので、破断されにくい傾向にある。このこと
に起因して、容器蓋100を容器120の開口部から離
脱する際に、軸線方向破断ライン115において軸方向
の破断が進行せず、これに代わってスリットである周方
向破断ライン105のみが破断され、かくして容器蓋1
00は開口部から離脱させられても、タンパーエビデン
ト裾部108が、スカート壁104の主部106に非破
断橋絡部110Aを介して接続された無端環状形態のま
ま容器120の開口部に残留させられる、傾向が少なく
ない。したがって、タンパーエビデント裾部108はタ
ンパーエビデントとして十分確実に機能することができ
ない。
【0008】上述した問題を解消するため、前記切断工
程において軸線方向破断ライン115をスリットとした
場合には、タンパーエビデント裾部108はその上端か
ら下端まで完全に切断されることになる。すなわち容器
蓋100には、周方向破断ライン105と共にスリット
をなす軸線方向破断ライン115が形成される。その後
において、これを上述したように容器120に装着する
際、軸線方向破断ライン115が大きく拡大され、周方
向破断ライン105の橋絡部110が破断されるおそれ
が多分にある。また容器蓋100を装着工程に搬送する
際、軸線方向破断ライン115において引っ掛かりを生
ずることにより、前記と同様の現象を引き起こす傾向が
認められる。その結果、タンパーエビデントとしての機
能を十分確実に保持することはできず、商品として許容
されないこととなる。
【0009】前記軸線方向破断ライン115は、周方向
破断ライン105より上部に位置する上端からタンパー
エビデント裾部108の下端まで実質上鉛直に延びるよ
う形成されているが、これに代えて、鉛直方向中間部に
橋絡部を残した一対の軸線方向破断ラインと、該橋絡部
から周方向に間隔を置いてそれに整列するような第3の
軸線方向破断ラインとから構成される軸線方向破断ライ
ンを備えた容器蓋も知られている。これら3つの軸線方
向破断ラインはいずれもスリットからなり、破断の強度
は橋絡部により規定される。しかしながらこの橋絡部
を、容器120への装着時、あるいは搬送の際には破断
が進行せず、しかも容器蓋を容器120から離脱させる
際には確実に切断されるような強度とすることは、不可
能とはいえないまでも、著しく困難である。
【0010】したがって、従来の容器蓋100において
は、本来、軸線方向破断ライン115をスリットとして
形成したいところ、上述したような望まれない破断を回
避するため、軸線方向破断ライン115をスコアとして
形成せざるをえないのが実情であった。そこで軸線方向
破断ライン115を従来通りスコアとして形成しなが
ら、しかも比較的破断し易くかつ前記した装着、搬送時
において可能な限り破断や変形を生じないようにして、
タンパーエビデントとしての機能を十分確実に確保しよ
うとするならば、非切断部を、十分正確に所望通りの厚
さに残留させるよう切断する必要がある。しかしながら
そのためには、軸線方向破断ラインの加工に著しく厳し
い精度が要求されるので、生産効率が低下すると共に製
造コストが高くなり、実用的ではなくなる。
【0011】本発明は上記事実に基づいてなされたもの
で、その主目的は、軸線方向破断ラインをスリットとし
て形成することにより、タンパーエビデントとしての機
能を十分確実に確保すると共に、該スリットに起因する
望まれない破断をも確実に防止することができる、新規
な、合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する
方法及び装置、を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外周面
に雄ねじと該雄ねじの下方に位置する係止あご部とが形
成されている容器の開口部に被嵌される合成樹脂製容器
蓋であって、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するス
カート壁を備え、該スカート壁の主部内周面には雌ねじ
が形成され、該スカート壁の下端部に位置するタンパー
エビデント裾部の内周面には半径方向内方に突出する係
止手段が形成されている容器蓋を、軸線方向下方に押圧
して該開口部に押し付けつつ閉回転方向に回転させて該
容器蓋の該係止手段が該係止あご部の下面に位置するよ
う該容器蓋の該雌ねじを該開口部の該雄ねじに係合させ
る容器蓋装着工程と、該タンパーエビデント裾部に軸線
方向破断ラインをスプリットとして形成する切断工程と
を含み、該容器蓋装着工程が遂行された後に、該切断工
程が遂行される、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋に
軸線方向破断ラインを形成する方法、が提供される。
【0013】この方法においては、タンパーエビデント
裾部に軸線方向破断ラインをスプリットとして形成する
切断工程は、容器蓋装着工程が遂行された後に遂行され
る。したがって、容器蓋を容器に装着する際、あるいは
装着工程に搬送する際、においては、容器蓋には軸線方
向破断ラインが形成されていないので、該スプリットに
起因する上述した望まれない破断、変形は確実に防止さ
れる。容器に容器蓋が装着された後に形成される軸線方
向破断ラインはスプリットであるので、容器蓋を開回転
方向に回転させて容器を開封する際、周方向破断ライン
における橋絡部がその一部を残して切断されるので、タ
ンパーエビデントとしての機能を十分確実に確保するこ
とができる。また軸線方向破断ラインがスプリットであ
っても、容器に容器蓋が装着された後に形成されること
に起因して、その後の容器の搬送においても何ら問題は
生じない。更にスプリットの加工そのものには格別の精
度を必要としないので、生産効率が向上し、製造コスト
が低減される。
【0014】本発明によれば、前記構成に加えて、該容
器蓋装着工程が遂行された後に該容器をターレットによ
って回転搬出する容器搬出工程と、該容器搬出工程が遂
行された後に該容器をコンベアと該コンベアに沿って配
置されたスクロール部材とによって搬送するスクロール
搬送工程とを含み、該切断工程は該スクロール搬送工程
において遂行される、方法が提供される。この方法にお
いても、前記したと同様な作用、効果が達成される。
【0015】本発明によれば、前記構成に加えて、該切
断工程は、該タンパーエビデント裾部の下方における該
容器開口部の外周面であって、該軸線方向破断ラインの
下方への延長上に、位置合わせマークを形成するマーキ
ング工程を含み、該マーキング工程は、着色手段により
該軸線方向切断刃に着色剤を付着させると共に、該軸線
方向破断ライン形成時に、該軸線方向切断刃の一部を、
該容器開口部の該外周面に作用させて該マークを形成す
る、方法が提供される。
【0016】この方法によれば、軸線方向破断ラインと
共に位置合わせマークが着色されて形成されるので、い
たずら防止効果が一層向上する。また軸線方向破断ライ
ンと位置合わせマークとは共通の切断刃によって同時に
遂行されるので、生産効率が高く、製造コストは低い。
【0017】本発明によれば、更に、開口部にフランジ
が形成された容器の該フランジの下方を受け入れて支持
する円弧状の切欠き部が、周縁部に周方向に間隔を置い
て複数個形成された搬送ターレット円板であって、該切
欠き部と該周縁部に沿って円弧状に配置されたガイドと
協動して該容器を支持して回転搬送する搬送ターレット
円板と、該切欠き部の各々に対して鉛直方向に整合して
その上方に配置された容器蓋装着ユニットとを含む容器
蓋装着装置と、該切欠き部の各々に対応して該搬送ター
レット円板上に配置された軸線方向切断刃ユニットとを
備え、該容器蓋装着ユニットの各々は、外周面に雄ねじ
と該雄ねじの下方に位置する係止あご部とが形成されて
いる該容器の開口部に被嵌される合成樹脂製容器蓋であ
って、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート
壁を備え、該スカート壁の主部内周面には雌ねじが形成
され、該スカート壁の下端部に位置するタンパーエビデ
ント裾部の内周面には半径方向内方に突出する係止手段
が形成されている容器蓋を、軸線方向下方に押圧して対
応する該支持部に支持された該容器の該開口部に押し付
けつつ閉回転方向に回転させて該容器蓋の該係止手段が
該係止あご部の下面に位置するよう該容器蓋の該雌ねじ
を該開口部の該雄ねじに係合させることにより、該容器
の該開口部に装着させるよう構成され、該軸線方向切断
刃ユニットの各々は、対応する該切欠き部に支持された
該容器に装着された該容器蓋の該タンパーエビデント裾
部の外周面の半径方向外方に離れた非作用位置に位置付
けられた軸線方向切断刃と、該切断刃を、該非作用位置
と、該タンパーエビデント裾部の該外周面に作用させて
軸線方向破断ラインをスプリットとして形成する作用位
置との間を往復移動させる切断刃作動手段とを備えてい
る、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断
ラインを形成する装置、が提供される。
【0018】この装置によれば、容器蓋装着ユニットに
よって、搬送ターレット円板上の切欠き部に支持された
容器に容器蓋が装着された後に、それに対応して配置さ
れた軸線方向切断刃ユニットの軸線方向切断刃を、切断
刃作動手段により、非作用位置から作用位置に移動させ
ることにより、タンパーエビデント裾部の外周面に軸線
方向破断ラインをスプリットとして形成することができ
る。軸線方向切断刃ユニットは搬送ターレット円板上の
切欠き部の各々に対応して配置されているので、切欠き
部に支持された容器に装着された容器蓋と非作用位置に
ある軸線方向切断刃との間に相対移動が生ずることはな
く、軸線方向破断ラインの形成は正確かつ容易に遂行さ
れる。
【0019】本発明によれば、更に、開口部にフランジ
が形成された容器の該フランジの下方を受け入れて支持
する円弧状の切欠き部が、周縁部に周方向に間隔を置い
て複数個形成された搬送ターレット円板であって、該切
欠き部と該周縁部に沿って円弧状に配置された静止ガイ
ドと協動して該容器を支持して回転搬送する搬送ターレ
ット円板と、該切欠き部の各々に対して鉛直方向に整合
してその上方に配置された容器蓋装着ユニットとを含む
容器蓋装着装置と、該容器蓋装着ユニットにより該容器
蓋が装着された該容器を回転搬出する容器搬出装置と、
該容器搬出装置により搬出された該容器をコンベアと該
コンベアに沿って配置されたスクロール部材と協動して
搬送するスクロール搬送装置と、該スクロール搬送装置
における、該容器に装着された該容器蓋の移動経路に直
交するよう配置された少なくとも1つの軸線方向切断刃
ユニットとを備え、該容器蓋装着ユニットの各々は、外
周面に雄ねじと該雄ねじの下方に位置する係止あご部と
が形成されている該容器の開口部に被嵌される合成樹脂
製容器蓋であって、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下
するスカート壁を備え、該スカート壁の主部内周面には
雌ねじが形成され、該スカート壁の下端部に位置するタ
ンパーエビデント裾部の内周面には半径方向内方に突出
する係止手段が形成されている容器蓋を、軸線方向下方
に押圧して対応する該切欠き部に支持された該容器の該
開口部に押し付けつつ閉回転方向に回転させて該容器蓋
の該係止手段が該係止あご部の下面に位置するよう該容
器蓋の該雌ねじを該開口部の該雄ねじに係合させること
により、該容器の該開口部に装着させるよう構成され、
該軸線方向切断刃ユニットは、該スクロール搬送装置に
より搬送される該容器に装着された該容器蓋の該タンパ
ーエビデント裾部の外周面の半径方向外方であってその
移動を干渉しない非作用位置に位置付けられた軸線方向
切断刃と、該切断刃を、該非作用位置と、該タンパーエ
ビデント裾部の該外周面に作用させて軸線方向破断ライ
ンをスプリットとして形成する作用位置との間を往復移
動させる切断刃作動手段とを備えている、ことを特徴と
する合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する
装置、が提供される。
【0020】この装置によれば、軸線方向切断刃ユニッ
トを少なくとも1つ配置することにより前記目的を達成
できるので、装置を著しく簡略化でき、したがって製造
コストを大幅に低減することができる。
【0021】本発明によれば、前記構成の各々に加え
て、該軸線方向切断刃の各々は、該軸線方向破断ライン
の形成時に、該タンパーエビデント裾部の下方における
該容器開口部の外周面であって、該軸線方向破断ライン
の下方への延長上に、位置合わせマークを形成するマー
キング切断刃を一体に含み、該軸線方向切断刃ユニット
の各々は、該軸線方向切断刃に着色剤を付着させる着色
手段を備え、該軸線方向切断刃の各々は、対応する該着
色手段内を貫通して往復移動できるよう配置されると共
に該非作用位置に位置付けられているときに、該各々の
先端は、該着色手段内に位置付けられる、装置が提供さ
れる。
【0022】この装置によれば、軸線方向破断ラインと
共に位置合わせマークを確実に着色して形成することが
できる。軸線方向破断ライン及び位置合わせマークの形
成は、共通の切断刃によって同時に遂行されるので、生
産効率が高く、装置自体もコンパクトで安価となる。
【0023】本発明によれば、前記構成(スクロール搬
送装置を含む構成)に加えて、受けユニットが、該移動
経路を挟んで該軸線方向切断刃ユニットに向き合って配
置され、該受けユニットは、該容器蓋の外周面の一部と
略同形の内周面を有する円弧状の受け部材であって、該
スクロール搬送装置により搬送される該容器に装着され
た該容器蓋の外周面の半径方向外方であってその移動を
干渉しない非作用位置に位置付けられた受け部材と、該
受け部材を、該非作用位置と、該容器蓋の該外周面の該
一部に当接させる作用位置との間を往復移動させる受け
部材作動手段とを備えている、装置が提供される。
【0024】この装置においては、軸線方向切断刃と受
け部材とを同時に作用位置に移動させることによって、
容器蓋に作用する軸線方向切断刃の力を受け部材が容器
蓋の反対側から受け止めることができるので、軸線方向
破断ラインの形成を一層安定して遂行することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図1を参照して、2は
容器蓋装着装置であって、その上流側には容器搬入装置
4が、また下流側には容器搬出装置6が、それぞれ付設
されている。容器蓋装着装置2それ自体は、当業者には
周知の構成でよく、したがってその概要について説明す
る。容器蓋装着装置2には図示しない回転軸に装着され
た搬送ターレット円板8と、静止ガイド10とが備えら
れている。搬送ターレット円板8の周縁部には、円弧状
の切欠き部12が周方向に間隔を置いて複数個形成され
ている。この切欠き部12は、図5に示すような、開口
部に環状のフランジ125が形成された容器120のフ
ランジ125の下方の一部を受け入れて支持(吊り下げ
支持)するよう構成されている。図5に示す容器120
は、図11に示す容器120と実質上同一の構成を有す
るので、同一部分は同一符号で示されている。なお図5
に示す容器120に装着された容器蓋200は、周方向
破断ライン及び軸線方向破断ラインの形態を除き、図1
0及び図11に示す従来の容器蓋100と基本的構成は
実質上同一であるので、これも同一部分は同一符号で示
されている。静止ガイド10は、搬送ターレット円板8
の周縁部に沿って円弧状に配置され、切欠き部12に受
け入れられた前記容器120のフランジ125の下方の
他の一部を支持するよう位置付けられている。したがっ
て搬送ターレット円板8は、切欠き部12と静止ガイド
10と協動して容器120を支持して図1の時計方向に
回転搬送することができる。
【0026】図1と共に図2を参照して、容器蓋装着装
置2は、更に、図2にその一部を示す、当業者には周知
の構成でよい容器蓋装着ユニット14を備えている。容
器蓋装着ユニット14は、搬送ターレット円板8の回転
軸の該円板8より上方位置に装着された図示しない回転
支持本体の周縁に、周方向に間隔を置いて複数個配設さ
れている。容器蓋装着ユニット14の各々は、切欠き部
12の各々に対して鉛直方向に整合してその上方に所定
のタイミングで昇降自在にかつ回転自在に配置されてい
る。容器蓋装着ユニット14の各々は、容器120の開
口部に被嵌される合成樹脂製容器蓋200を、軸線方向
下方に押圧して対応する切欠き部12に支持された容器
120の開口部に押し付けつつ閉回転方向に回転させ
て、容器蓋200の係止フラップ片114が容器120
の係止あご部124の下面に位置するよう、容器蓋20
0の雌ねじ112を開口部の雄ねじ122に係合させる
ことにより、容器120の開口部に装着させるよう構成
されている。
【0027】搬送ターレット円板8上には、軸線方向切
断刃ユニット20が、切欠き部12の各々に対応して配
置されている。軸線方向切断刃ユニット20の各々は、
実質上同一の構成を有しているので、その一つについて
説明する。図3及び図4を参照して、軸線方向切断刃ユ
ニット20は、軸線方向切断刃22と流体圧シリンダ2
4とを備えている。シリンダ24内には図示しないピス
トンが移動自在に配置され、そのピストンロッド26の
一端はシリンダ24の一端から突出している。ピストン
ロッド26の一端には軸線方向切断刃22が着脱自在に
装着されている。シリンダ24内のピストンによって分
けられた一方の室(図4の左方の室)には図示しない戻
しばねが介在され、他方の室は、空気圧あるいは油圧等
の流体圧が供給、排出されるよう図示しない制御弁を介
して流体圧源に接続されている。
【0028】シリンダ24の前記他方の室から流体圧が
排出された状態ではピストンは図4の右方の非作用位置
に位置付けられている。このとき、軸線方向切断刃22
は、対応する切欠き部12に支持された容器120に装
着された容器蓋200のタンパーエビデント裾部108
の外周面から半径方向外方に離れた非作用位置に位置付
けられる(図3及び図4参照)。また、シリンダ24の
前記他方の室に流体圧が供給された状態ではピストンは
図4の左方の作用位置に移動させられる。このとき、軸
線方向切断刃22は、タンパーエビデント裾部108の
外周面に作用して軸線方向破断ライン202(図9参
照)をスプリットとして形成する作用位置まで移動させ
られる(図5の2点鎖線参照)。シリンダ24の作動
は、前記制御弁により制御される。以上の説明から明ら
かなように、シリンダ24は、軸線方向切断刃22を非
作用位置と作用位置との間を往復移動させる切断刃作動
手段として機能する。なお切断刃作動手段としては、シ
リンダ24に代えて電磁ソレノイドを使用してもよい。
またシリンダ24の一方の室にも流体圧が供給、排出さ
れるよう制御弁を介して流体圧源に接続する構成として
もよい。
【0029】再び図1を参照して、当業者には周知の構
成でよい容器搬入装置4には図示しない回転軸に装着さ
れた搬入ターレット円板30、静止ガイド32及び図示
しない他のガイドが備えられている。搬入ターレット円
板30の周縁部には、円弧状の切欠き部34が周方向に
間隔を置いて複数個形成されている。この切欠き部34
は、容器120のフランジ125の下方の一部を受け入
れて支持するよう構成されている。円弧形状をなす静止
ガイド34は、容器120の胴部をガイドするよう位置
付けられている。図示しない他のガイドは静止ガイド3
4の下流において、搬入ターレット円板30の周縁部に
沿って円弧状に配置され、切欠き部12に受け入れられ
かつ静止ガイド34にガイドされた容器120を受け継
いで、そのフランジ125の下方の他の一部を支持する
よう位置付けられている。したがって搬入ターレット円
板30は、切欠き部34と静止ガイド32及び他の静止
ガイドと協動して容器120を図1の反時計方向に回転
搬送することができる。なお36は容器120を搬送す
るコンベアである。容器搬入装置4には、位置(X)に
当業者には周知の図示しない容器蓋供給機構が設けら
れ、移動する容器120の開口部に容器蓋200がキャ
ッチされる。また位置(Y)において当業者には周知の
図示しない容器蓋仮締機構が設けられ、キャッチされた
容器蓋200が容器120の開口部に仮締めされる。
【0030】当業者には周知の構成でよい容器搬出装置
6には図示しない回転軸に装着された搬出ターレット円
板40及び静止ガイド42が備えられている。搬出ター
レット円板40の周縁部には、円弧状の切欠き部44が
周方向に間隔を置いて複数個形成されている。この切欠
き部44は、容器120の胴部を受け入れるよう構成さ
れている。円弧形状をなす静止ガイド42は、容器12
0の胴部をガイドするよう位置付けられている。したが
って搬出ターレット円板40は、切欠き部44と静止ガ
イド42と協動して容器120を図1の反時計方向に回
転搬送することができる。
【0031】コンベア36により図1の左方から搬送さ
れた容器120は、容器搬入装置4により容器蓋装着装
置2に搬入される。その過程において、容器蓋200が
キャッチされ、容器開口部に仮締めされる。容器蓋装着
装置2に搬入された容器120には容器蓋200が装着
され、容器蓋200に軸方向破断ライン202(図9参
照)が形成された後、容器搬出装置6に受け継がれる。
すなわち、図1の位置(A)において、図2(A)に示
すように、容器蓋装着ユニット14が下降し、その部材
14aが仮締めされた容器蓋200の頂部を押圧して容
器120の開口部にホールドする。次いで搬送ターレッ
ト円板8の回転に従って容器蓋係合具14bが下降し、
容器蓋200に係合する。そして図1の位置(B)にお
いて、図2(B)に示すように、容器蓋係合具14bの
閉回転方向回転により容器蓋200が容器120の開口
部にしっかりと装着される(締め付けられる)。
【0032】容器蓋係合具14bの回転が停止した後、
軸線方向切断刃ユニット20の軸線方向切断刃22が往
復移動させられて、容器蓋200のタンパーエビデント
裾部108の外周面に軸線方向破断ライン202がスプ
リットとして形成される。なお図9に示すように、容器
蓋200のタンパーエビデント裾部108には予め、周
方向破断ライン204が形成されている。この周方向破
断ライン204は全周にわたって連続して形成されてい
る。スプリットとして形成される前記軸線方向破断ライ
ン202は、周方向破断ライン204より上部に位置す
る上端からタンパーエビデント裾部108の下端まで実
質上鉛直に延びるよう形成される。
【0033】軸線方向切断刃22が非作用位置に戻され
た後、図1の位置(C)において、図2(C)に示すよ
うに、容器蓋装着ユニット14が上昇して、容器蓋20
0から上方に離される。以上の説明から明らかなよう
に、容器蓋装着装置2において、容器蓋装着工程が遂行
された後に、軸線方向破断ライン202の切断工程が遂
行される。容器蓋200が装着された容器120は、容
器搬出装置6を介してコンベア36に搬出され、更にコ
ンベア36によりその下流方向に搬送される。
【0034】前記した実施の形態においては、容器蓋装
着工程が遂行された後に、軸線方向破断ライン202の
切断工程が遂行されるのは、容器蓋装着装置2におい
て、である。本発明においてはまた、これを容器蓋装着
装置2においてではなく、容器搬出装置6の下流側に配
設されたスクロール搬送装置50においてこれを遂行す
ることもできる。以下この実施の形態を説明する。
【0035】図1を参照して、容器搬出装置6の下流側
には、容器搬出装置6により搬出された容器120を、
コンベア36と、コンベア36に沿って配置されたスク
ロール部材52と協動して搬送するスクロール搬送装置
50が配置されている。全体を2点鎖線で示すスクロー
ル搬送装置50におけるスクロール部材52は、容器1
20の胴部を受け入れてコンベア36の移動方向に搬送
するよう軸方向に螺旋状に形成された凹部54を有し、
図示しない駆動手段により回転駆動される。なおスクロ
ール部材52の、コンベア36を挟んだ向かい側には、
容器120の胴部をコンベア36に沿って案内する図示
しない静止ガイドが配置されている。
【0036】56は軸線方向切断刃ユニットであって、
スクロール搬送装置50における、容器120に装着さ
れた容器蓋200の移動経路に直交するよう配置されて
いる。この軸線方向切断刃ユニット56は、前記した軸
線方向切断刃ユニット20と実質上同一の構成を有して
いる。すなわち、軸線方向切断刃ユニット56は、スク
ロール部材52により搬送される容器120に装着され
た容器蓋200のタンパーエビデント裾部108の外周
面の半径方向外方であってその移動を干渉しない非作用
位置に位置付けられた軸線方向切断刃(図示せず)と、
この切断刃を、非作用位置と、タンパーエビデント裾部
108の外周面に作用させて軸線方向破断ライン202
をスプリットとして形成する作用位置との間を往復移動
させる切断刃作動手段である流体圧シリンダ(図示せ
ず)とを備えている。
【0037】スクロール搬送装置50においてはまた、
受けユニット57が、前記移動経路を挟んで軸線方向切
断刃ユニット56に向き合って配置されている。受けユ
ニット57は、容器蓋200の外周面の一部と略同形の
内周面を有する円弧状の受け部材であって、スクロール
部材52により搬送される容器120に装着された容器
蓋200の外周面の半径方向外方であってその移動を干
渉しない非作用位置に位置付けられた受け部材58と、
受け部材58を、非作用位置と、容器蓋200の外周面
の該一部に当接させる作用位置との間を往復移動させる
受け部材作動手段である流体圧シリンダ59とを備えて
いる。流体圧シリンダ59は、軸線方向切断刃ユニット
20における流体圧シリンダ24と実質上同一の構成を
有している。
【0038】コンベア36及びスクロール部材52によ
って搬送される容器120の容器蓋200が、略、相対
峙する軸線方向切断刃ユニット56と受けユニット57
との間に位置するタイミングにおいて、軸線方向切断刃
ユニット56の軸線方向切断刃及び受けユニット57の
受け部材58が同期して非作用位置から作用位置に移動
させられる。その瞬間に、容器蓋200のタンパーエビ
デント裾部108の外周面に軸線方向破断ライン202
がスプリットとして形成される。受け部材58は軸線方
向切断刃の切断方向に対向して位置付けられているの
で、切断は安定して確実に遂行される。軸線方向切断刃
及び受け部材58は、軸線方向破断ライン202が形成
された後、直ちに非作用位置に戻される。容器蓋200
は移動中であるため、前記作動は高速で遂行される。以
上の説明から明らかなように、この実施の形態において
は、容器蓋装着工程及び容器搬出工程が遂行された後の
スクロール搬送工程において、軸線方向破断ラインの切
断工程が遂行される。
【0039】図6及び図7には、図1に示す軸線方向切
断刃ユニット20の他の実施の形態が示されている。図
6は図3に対応した図であり、また図7は図4に対応し
た図であり、それぞれ同一部分には同一符号が付されて
いる。軸線方向切断刃ユニット60は、図1に示す軸線
方向切断刃ユニット20の各々に代わって搬送ターレッ
ト円板8に配置され、それぞれ実質上同一の構成を有す
るので、その一つについて説明する。軸線方向切断刃ユ
ニット60は、軸線方向切断刃62に着色剤を付着させ
る着色手段64を備えている。軸線方向切断刃62は、
軸線方向破断ライン202の形成時に、タンパーエビデ
ント裾部108の下方における容器120開口部の外周
面であって、軸線方向破断ライン108の下方への延長
上に、位置合わせマーク130(図9参照)を形成する
マーキング切断刃66を一体に含んでいる。マーキング
切断刃66は、軸線方向切断刃62の先端の下方から前
方にL形に突出するよう一体に形成されている。
【0040】着色手段64は、この実施の形態において
は、円筒容器内に着色剤を含んだフェルトが充填される
ことにより構成されている。軸線方向切断刃62は円筒
容器及びフェルトを貫通して往復移動できるよう配置さ
れ(円筒容器及びフェルトにはスリットが形成され
る)、かつ前記した非作用位置に位置付けられていると
きに、その先端はフェルト内に位置するよう規定されて
いる。この配置によって、マーキング切断刃66を含む
軸線方向切断刃62の先端には常時着色剤が付着され
る。円筒容器の上端開口にはビスが開閉自在に装着さ
れ、適宜、着色剤が補填される。
【0041】図1の位置(B)において、図2(B)に
示すように、容器蓋装着ユニット14の容器蓋係合具1
4bにより容器蓋200が容器120の開口部に装着さ
れ、容器蓋係合具14bの回転が停止した後、軸線方向
切断刃ユニット60の軸線方向切断刃62が往復移動さ
せられて、容器蓋200のタンパーエビデント裾部10
8の外周面に軸線方向破断ライン202がスプリットと
して形成されると共に容器蓋120の開口部に、マーキ
ング切断刃66によって位置合わせマーク130が形成
される(図9参照)。図8は、マーキング切断刃66を
含む軸線方向切断刃62が作用位置に位置付けられた状
態を示している。軸線方向破断ライン202及び位置合
わせマーク130は着色剤によって所望の色に着色され
る。この軸線方向切断刃ユニット60は、スクロール搬
送装置50における軸線方向切断刃ユニット56の他の
実施の形態としても適用することができる。
【0042】以上の説明から明らかなように、この実施
の形態においては、容器蓋装着工程が遂行された後に切
断工程が遂行され、この切断工程は、タンパーエビデン
ト裾部108の下方における容器120開口部の外周面
であって、軸線方向破断ライン202の下方への延長上
に、位置合わせマーク130を形成するマーキング工程
を含んでいる。このマーキング工程は、着色手段64に
より軸線方向切断刃62に着色剤を付着させると共に、
軸線方向破断ライン202形成時に、軸線方向切断刃の
一部66を、容器120開口部の該外周面に作用させて
該マーク130を形成する、ものである。
【0043】本発明による方法及び装置により、軸線方
向破断ライン202が形成される容器蓋200は合成樹
脂製である。他方、容器120は、その開口部外周面
(フランジ125の外周面も含む)に位置合わせマーク
130を形成するものについては合成樹脂製でなければ
ならないが、位置合わせマーク130を形成しないもの
についてはガラスその他の硬質材料製であっても成立す
る。
【0044】以上、本発明による方法及び装置をその実
施の形態により説明したが、本発明は前記実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱すること
なく種々の変形あるいは修正が可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、容器蓋が容器に装着さ
れた後に、容器蓋に軸線方向破断ラインがスリットとし
て形成されるので、容器開封時には軸線方向破断ライン
から確実に破断が進行し、タンパーエビデントとしての
機能が十分確実に確保される。更に、容器に装着される
前及び装着時には、容器蓋に軸線方向破断ラインが形成
されていないので、該スリットに起因する望まれない破
断をも確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された、合成樹脂製容器蓋
に軸線方向破断ラインを形成する装置の実施の形態及び
その関連装置の概略平面図。
【図2】図1に示す容器蓋装着装置の三つの作動態様と
軸線方向切断刃ユニットとを部分的に示す側面図。
【図3】図1に示す軸線方向切断刃ユニットの一つの実
施の形態を示す平面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】図4において、軸線方向切断刃ユニットの軸線
方向切断刃が、容器開口部に装着された容器蓋のタンパ
ーエビデント裾部に作用した状態を示す部分断面拡大
図。
【図6】図1に示す軸線方向切断刃ユニットの他の実施
の形態を示す平面図。
【図7】図6の側面図。
【図8】図7において、軸線方向切断刃ユニットの軸線
方向切断刃が、容器開口部に装着された容器蓋のタンパ
ーエビデント裾部及び容器開口部に作用した状態を示す
部分断面拡大図。
【図9】本発明の実施により軸線方向破断ライン及び位
置合わせマークが形成された容器蓋及び容器開口部を示
す側面図。
【図10】従来の容器蓋の一部を破断して示す側面図。
【図11】図10に示す容器蓋が容器に装着された状態
を部分的に拡大して示す断面図。
【符号の説明】
2 容器蓋装着装置 4 容器搬入装置 6 容器搬出装置 8 搬送ターレット円板 10 静止ガイド 12 切欠き部 14 容器蓋装着ユニット 20、56及び60 軸線方向切断刃ユニット 22 軸線方向切断刃 24 切断刃作動手段 36 コンベア 50 スクロール搬送装置 57 受けユニット 58 受け部材 62 軸線方向切断刃 64 着色手段 66 マーキング切断刃 100及び200 容器蓋 108 タンパーエビデント裾部 114 係止手段 115 軸線方向破断ライン 120 容器 124 係止あご部 125 フランジ 130 位置合わせマーク 202 軸線方向破断ライン(スリット) 204 周方向破断ライン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に雄ねじと該雄ねじの下方に位置
    する係止あご部とが形成されている容器の開口部に被嵌
    される合成樹脂製容器蓋であって、天面壁及び該天面壁
    の周縁から垂下するスカート壁を備え、該スカート壁の
    主部内周面には雌ねじが形成され、該スカート壁の下端
    部に位置するタンパーエビデント裾部の内周面には半径
    方向内方に突出する係止手段が形成されている容器蓋
    を、軸線方向下方に押圧して該開口部に押し付けつつ閉
    回転方向に回転させて該容器蓋の該係止手段が該係止あ
    ご部の下面に位置するよう該容器蓋の該雌ねじを該開口
    部の該雄ねじに係合させる容器蓋装着工程と、該タンパ
    ーエビデント裾部に軸線方向破断ラインをスプリットと
    して形成する切断工程とを含み、 該容器蓋装着工程が遂行された後に、該切断工程が遂行
    される、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋に軸線方向
    破断ラインを形成する方法。
  2. 【請求項2】 該容器蓋装着工程が遂行された後に該容
    器をターレットによって回転搬出する容器搬出工程と、
    該容器搬出工程が遂行された後に該容器をコンベアと該
    コンベアに沿って配置されたスクロール部材とによって
    搬送するスクロール搬送工程とを含み、該切断工程は該
    スクロール搬送工程において遂行される、請求項1記載
    の合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する方
    法。
  3. 【請求項3】 該切断工程は、該タンパーエビデント裾
    部の下方における該容器開口部の外周面であって、該軸
    線方向破断ラインの下方への延長上に、位置合わせマー
    クを形成するマーキング工程を含み、 該マーキング工程は、着色手段により該軸線方向切断刃
    に着色剤を付着させると共に、該軸線方向破断ライン形
    成時に、該軸線方向切断刃の一部を、該容器開口部の該
    外周面に作用させて該マークを形成する、請求項1記載
    の合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する方
    法。
  4. 【請求項4】 開口部にフランジが形成された容器の該
    フランジの下方を受け入れて支持する円弧状の切欠き部
    が、周縁部に周方向に間隔を置いて複数個形成された搬
    送ターレット円板であって、該切欠き部と該周縁部に沿
    って円弧状に配置された静止ガイドと協動して該容器を
    支持して回転搬送する搬送ターレット円板と、該切欠き
    部の各々に対して鉛直方向に整合してその上方に配置さ
    れた容器蓋装着ユニットとを含む容器蓋装着装置と、該
    切欠き部の各々に対応して該搬送ターレット円板上に配
    置された軸線方向切断刃ユニットとを備え、 該容器蓋装着ユニットの各々は、外周面に雄ねじと該雄
    ねじの下方に位置する係止あご部とが形成されている該
    容器の開口部に被嵌される合成樹脂製容器蓋であって、
    天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を備
    え、該スカート壁の主部内周面には雌ねじが形成され、
    該スカート壁の下端部に位置するタンパーエビデント裾
    部の内周面には半径方向内方に突出する係止手段が形成
    されている容器蓋を、軸線方向下方に押圧して対応する
    該切欠き部に支持された該容器の該開口部に押し付けつ
    つ閉回転方向に回転させて該容器蓋の該係止手段が該係
    止あご部の下面に位置するよう該容器蓋の該雌ねじを該
    開口部の該雄ねじに係合させることにより、該容器の該
    開口部に装着させるよう構成され、 該軸線方向切断刃ユニットの各々は、対応する該切欠き
    部に支持された該容器に装着された該容器蓋の該タンパ
    ーエビデント裾部の外周面の半径方向外方に離れた非作
    用位置に位置付けられた軸線方向切断刃と、該切断刃
    を、該非作用位置と、該タンパーエビデント裾部の該外
    周面に作用させて軸線方向破断ラインをスプリットとし
    て形成する作用位置との間を往復移動させる切断刃作動
    手段とを備えている、ことを特徴とする合成樹脂製容器
    蓋に軸線方向破断ラインを形成する装置。
  5. 【請求項5】 開口部にフランジが形成された容器の該
    フランジの下方を受け入れて支持する円弧状の切欠き部
    が、周縁部に周方向に間隔を置いて複数個形成された搬
    送ターレット円板であって、該切欠き部と該周縁部に沿
    って円弧状に配置された静止ガイドと協動して該容器を
    支持して回転搬送する搬送ターレット円板と、該切欠き
    部の各々に対して鉛直方向に整合してその上方に配置さ
    れた容器蓋装着ユニットとを含む容器蓋装着装置と、該
    容器蓋装着ユニットにより該容器蓋が装着された該容器
    を回転搬出する容器搬出装置と、該容器搬出装置により
    搬出された該容器をコンベアと該コンベアに沿って配置
    されたスクロール部材と協動して搬送するスクロール搬
    送装置と、該スクロール搬送装置における、該容器に装
    着された該容器蓋の移動経路に直交するよう配置された
    少なくとも1つの軸線方向切断刃ユニットとを備え、 該容器蓋装着ユニットの各々は、外周面に雄ねじと該雄
    ねじの下方に位置する係止あご部とが形成されている該
    容器の開口部に被嵌される合成樹脂製容器蓋であって、
    天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を備
    え、該スカート壁の主部内周面には雌ねじが形成され、
    該スカート壁の下端部に位置するタンパーエビデント裾
    部の内周面には半径方向内方に突出する係止手段が形成
    されている容器蓋を、軸線方向下方に押圧して対応する
    該切欠き部に支持された該容器の該開口部に押し付けつ
    つ閉回転方向に回転させて該容器蓋の該係止手段が該係
    止あご部の下面に位置するよう該容器蓋の該雌ねじを該
    開口部の該雄ねじに係合させることにより、該容器の該
    開口部に装着させるよう構成され、 該軸線方向切断刃ユニットは、該スクロール搬送装置に
    より搬送される該容器に装着された該容器蓋の該タンパ
    ーエビデント裾部の外周面の半径方向外方であってその
    移動を干渉しない非作用位置に位置付けられた軸線方向
    切断刃と、該切断刃を、該非作用位置と、該タンパーエ
    ビデント裾部の該外周面に作用させて軸線方向破断ライ
    ンをスプリットとして形成する作用位置との間を往復移
    動させる切断刃作動手段とを備えている、ことを特徴と
    する合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する
    装置。
  6. 【請求項6】 該軸線方向切断刃ユニットの各々は、該
    軸線方向切断刃に着色剤を付着させる着色手段を備え、 該軸線方向切断刃の各々は、該軸線方向破断ラインの形
    成時に、該タンパーエビデント裾部の下方における該容
    器開口部の外周面であって、該軸線方向破断ラインの下
    方への延長上に、位置合わせマークを形成するマーキン
    グ切断刃を一体に含むと共に、対応する該着色手段内を
    貫通して往復移動できるよう配置され、かつ該非作用位
    置に位置付けられているときに、該各々の先端は、該着
    色手段内に位置付けられる、請求項4又は請求項5記載
    の合成樹脂製容器蓋に軸線方向破断ラインを形成する装
    置。
  7. 【請求項7】 受けユニットが、該移動経路を挟んで該
    軸線方向切断刃ユニットに向き合って配置され、 該受けユニットは、該容器蓋の外周面の一部と略同形の
    内周面を有する円弧状の受け部材であって、該スクロー
    ル搬送装置により搬送される該容器に装着された該容器
    蓋の外周面の半径方向外方であってその移動を干渉しな
    い非作用位置に位置付けられた受け部材と、該受け部材
    を、該非作用位置と、該容器蓋の該外周面の該一部に当
    接させる作用位置との間を往復移動させる受け部材作動
    手段とを備えている、請求項6記載の合成樹脂製容器蓋
    に軸線方向破断ラインを形成する装置。
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