JPH0986514A - コイル梱包用内径リングおよびその製造方法 - Google Patents
コイル梱包用内径リングおよびその製造方法Info
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- JPH0986514A JPH0986514A JP24474595A JP24474595A JPH0986514A JP H0986514 A JPH0986514 A JP H0986514A JP 24474595 A JP24474595 A JP 24474595A JP 24474595 A JP24474595 A JP 24474595A JP H0986514 A JPH0986514 A JP H0986514A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
- B65H75/185—End caps, plugs or adapters
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷役時に破損しにくく、コイル製品の内径隅
部を確実に保護することができるコイル梱包用内径リン
グおよびその製造方法の提供。 【解決手段】 コイル梱包用内径リング15は、軸線1
6方向に延びる内周部17と、半径方向外方に延びる外
向きフランジ部18とを含んで構成される。内径リング
15の全体形状は、大略的にリング状であり、周方向の
1個所20で溶接によって接合されている。内径リング
15の断面形状は、軸線16を含む仮想平面内において
大略的にL字状であり、内周部17と外向きフランジ部
18とは屈曲部19を介して大略的にL字状に連なって
いる。外向きフランジ部18は、半径方向外方に向かっ
て板厚が減少するように圧延されており、半径方向最外
方の板厚T2は半径方向最内方の板厚T1よりも薄くな
っている。
部を確実に保護することができるコイル梱包用内径リン
グおよびその製造方法の提供。 【解決手段】 コイル梱包用内径リング15は、軸線1
6方向に延びる内周部17と、半径方向外方に延びる外
向きフランジ部18とを含んで構成される。内径リング
15の全体形状は、大略的にリング状であり、周方向の
1個所20で溶接によって接合されている。内径リング
15の断面形状は、軸線16を含む仮想平面内において
大略的にL字状であり、内周部17と外向きフランジ部
18とは屈曲部19を介して大略的にL字状に連なって
いる。外向きフランジ部18は、半径方向外方に向かっ
て板厚が減少するように圧延されており、半径方向最外
方の板厚T2は半径方向最内方の板厚T1よりも薄くな
っている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺帯状体コイル
を梱包する際、コイルの内径隅部に装着されコイルを保
護するために用いられるコイル梱包用内径リングおよび
その製造方法に関する。
を梱包する際、コイルの内径隅部に装着されコイルを保
護するために用いられるコイル梱包用内径リングおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺帯状体コイル、たとえば鋼帯などの
コイル製品は、製品を完全な状態で需要家に届けるため
に梱包を行って出荷される。梱包は、需要家との話合い
によってその最終仕様が決定され、厳密には千差万別の
様式で行われているけれども、大略的には一般的な梱包
に用いられる標準梱包と、主として輸出用梱包に用いら
れる重梱包とに区分される。
コイル製品は、製品を完全な状態で需要家に届けるため
に梱包を行って出荷される。梱包は、需要家との話合い
によってその最終仕様が決定され、厳密には千差万別の
様式で行われているけれども、大略的には一般的な梱包
に用いられる標準梱包と、主として輸出用梱包に用いら
れる重梱包とに区分される。
【0003】図6は、コイル製品の重梱包後の荷姿を示
す斜視図である。重梱包は、大略的に次のようにして行
われる。 (1)コイル製品1の内外周面および端面を包装紙2を
用いて紙梱包する。 (2)コイル製品1の内外周隅部に、紙製の外周コーナ
ライナ3aおよび内径コーナライナ3bをそれぞれ包装
紙2の上に装着する。 (3)コイル製品1の内外周面および両端面を鋼製の内
外周板4aおよびドーナツ板4bでそれぞれ外囲する。 (4)コイル製品1の外周隅部に、外周リング5と呼ば
れる梱包治具を内外周板4aおよびドーナツ板4bの上
から装着する。 (5)コイル製品1の内径隅部に、内径リング6と呼ば
れる梱包治具を内外周板4aおよびドーナツ板4bの上
から装着する。 (6)コイル製品1の外周面に結束フープ7を巻掛けて
内外周板4aおよび外周リング5の上から締付け、コイ
ル製品1を周方向に結束する。 (7)コイル製品1の外周面とその中心孔とに結束フー
プ7を巻掛けて内外周板4a、ドーナツ板4b、外周リ
ング5および内径リング6の上から締付け、コイル製品
1を軸線方向に結束する。
す斜視図である。重梱包は、大略的に次のようにして行
われる。 (1)コイル製品1の内外周面および端面を包装紙2を
用いて紙梱包する。 (2)コイル製品1の内外周隅部に、紙製の外周コーナ
ライナ3aおよび内径コーナライナ3bをそれぞれ包装
紙2の上に装着する。 (3)コイル製品1の内外周面および両端面を鋼製の内
外周板4aおよびドーナツ板4bでそれぞれ外囲する。 (4)コイル製品1の外周隅部に、外周リング5と呼ば
れる梱包治具を内外周板4aおよびドーナツ板4bの上
から装着する。 (5)コイル製品1の内径隅部に、内径リング6と呼ば
れる梱包治具を内外周板4aおよびドーナツ板4bの上
から装着する。 (6)コイル製品1の外周面に結束フープ7を巻掛けて
内外周板4aおよび外周リング5の上から締付け、コイ
ル製品1を周方向に結束する。 (7)コイル製品1の外周面とその中心孔とに結束フー
プ7を巻掛けて内外周板4a、ドーナツ板4b、外周リ
ング5および内径リング6の上から締付け、コイル製品
1を軸線方向に結束する。
【0004】このように重梱包ではコイル製品1の端面
部はドーナツ板4b、外周リング5および内径リング6
によって覆われ、保護されている。
部はドーナツ板4b、外周リング5および内径リング6
によって覆われ、保護されている。
【0005】図7は、従来から用いられている内径リン
グの構成を簡略化して示す斜視図である。内径リング6
の形状は、大略的にリング状であり、周方向の1個所で
溶接によって接合されている。内径リング6は、軸線9
方向に延びる内周部6aと半径方向外方側に延びる外向
きフランジ部6bとを含み、内周部6aと外向きフラン
ジ部6bとがL字状に連なっている。内周部6aの外径
は、たとえば495mmであり、その軸線9方向長さ
は、たとえば60mmであり、外向きフランジ部6bの
半径方向長さは、たとえば50mmである。このよう
に、コイル製品1の内径隅部における内径リング6の半
径方向および軸線方向の装着長さは、比較的短く限定的
である。またコイル製品1の内径は、たとえば510m
mであるので、内径リング6はコイル製品1の内径隅部
に容易に装着することができ、かつ内径隅部を保護する
ことができる。なお内径リング6の装着は、コイル製品
1の端面部のドーナツ板4b上に前記外向きフランジ部
6bが当接し、コイル製品1の内周面の外周板4a上に
前記内周部6aが当接するように行われる。
グの構成を簡略化して示す斜視図である。内径リング6
の形状は、大略的にリング状であり、周方向の1個所で
溶接によって接合されている。内径リング6は、軸線9
方向に延びる内周部6aと半径方向外方側に延びる外向
きフランジ部6bとを含み、内周部6aと外向きフラン
ジ部6bとがL字状に連なっている。内周部6aの外径
は、たとえば495mmであり、その軸線9方向長さ
は、たとえば60mmであり、外向きフランジ部6bの
半径方向長さは、たとえば50mmである。このよう
に、コイル製品1の内径隅部における内径リング6の半
径方向および軸線方向の装着長さは、比較的短く限定的
である。またコイル製品1の内径は、たとえば510m
mであるので、内径リング6はコイル製品1の内径隅部
に容易に装着することができ、かつ内径隅部を保護する
ことができる。なお内径リング6の装着は、コイル製品
1の端面部のドーナツ板4b上に前記外向きフランジ部
6bが当接し、コイル製品1の内周面の外周板4a上に
前記内周部6aが当接するように行われる。
【0006】内径リング6の成形加工は、切板状金属製
板材、たとえば軟質で加工性の良好な低炭素鋼板を円筒
状に成形して金型に挿入し、プレス加工やスピニング加
工などによって外向きフランジ部6bを成形し、外向き
フランジ部6bの周方向の両端部を突合せ、その両端部
を溶接によって接合することによって行われる。なお外
向きフランジ部6bの成形においては、外向きフランジ
部6bの板厚減少はほとんど生じない。
板材、たとえば軟質で加工性の良好な低炭素鋼板を円筒
状に成形して金型に挿入し、プレス加工やスピニング加
工などによって外向きフランジ部6bを成形し、外向き
フランジ部6bの周方向の両端部を突合せ、その両端部
を溶接によって接合することによって行われる。なお外
向きフランジ部6bの成形においては、外向きフランジ
部6bの板厚減少はほとんど生じない。
【0007】ドーナツ板4bは、コイル製品1の端面部
を外囲するドーナツ状円形鋼板であり、その外径および
内径はコイル製品1の外径および内径とほぼ等しい。
を外囲するドーナツ状円形鋼板であり、その外径および
内径はコイル製品1の外径および内径とほぼ等しい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにコイル製
品1は重梱包によって保護されており、最も荷傷みの生
じやすい内外周隅部の包装紙2の破損が内径リング6な
どの梱包治具によって防止されている。しかしながら、
荷役設備の不備な港湾において荷役作業を行う場合、た
とえば1本のワイヤを複数のコイル製品1の中心孔に通
して、複数のコイル製品1を同時に吊上げる場合などに
は、前記内径リング6に関して次のような問題がある。 (a)内径リングの素材は、前述のように軟質で加工性
の良好な低炭素鋼板が用いられているので、内径リング
6の外向きフランジ部6bの硬度および強度が低く、荷
役時におけるコイル製品1との接触によって外向きフラ
ンジ部6bが変形したり、破損したりするおそれがあ
る。 (b)前記(a)の問題を解消するために、内径リング
6の素材板厚を厚くして強度を高めた場合には、成形加
工が困難になる。さらにまたその場合には、内径リング
6のドーナツ板4bからの突出高さが高くなるので、荷
役時に他のコイル製品1が引掛かりやすくなって外向き
フランジ部6bが変形したり、破損したりしやすくな
る。 (c)従来から用いられている内径リング6において
は、外向きフランジ部6bの半径方向長さが前述のよう
に比較的短く限定的であるので、コイル製品1の肉厚の
変動に対する適応性が乏しく、コイル製品1の肉厚が厚
目に大幅に変動した場合には、ドーナツ板4bと内径リ
ング6と外周リング5とによってコイル製品1の端面部
を完全に覆うことができなくなるおそれがある。 (d)従来技術によって製造される内径リング6におい
ては、外向きフランジ部6bの周方向両端部における突
合せ形状が非常に悪く、前記両端部を隙間なく突合せる
ことが困難である。このため突合せ部の溶接作業に多大
な工数を必要とし、さらに溶接不良を招きやすい。前記
問題、特に前記(a)〜(c)の問題は、コイル製品1
の荷傷みの発生をもたらすばかりでなく、包装紙2を破
損して防錆力の低下をもたらすので、前記問題の解決は
従来から強く要望されている。
品1は重梱包によって保護されており、最も荷傷みの生
じやすい内外周隅部の包装紙2の破損が内径リング6な
どの梱包治具によって防止されている。しかしながら、
荷役設備の不備な港湾において荷役作業を行う場合、た
とえば1本のワイヤを複数のコイル製品1の中心孔に通
して、複数のコイル製品1を同時に吊上げる場合などに
は、前記内径リング6に関して次のような問題がある。 (a)内径リングの素材は、前述のように軟質で加工性
の良好な低炭素鋼板が用いられているので、内径リング
6の外向きフランジ部6bの硬度および強度が低く、荷
役時におけるコイル製品1との接触によって外向きフラ
ンジ部6bが変形したり、破損したりするおそれがあ
る。 (b)前記(a)の問題を解消するために、内径リング
6の素材板厚を厚くして強度を高めた場合には、成形加
工が困難になる。さらにまたその場合には、内径リング
6のドーナツ板4bからの突出高さが高くなるので、荷
役時に他のコイル製品1が引掛かりやすくなって外向き
フランジ部6bが変形したり、破損したりしやすくな
る。 (c)従来から用いられている内径リング6において
は、外向きフランジ部6bの半径方向長さが前述のよう
に比較的短く限定的であるので、コイル製品1の肉厚の
変動に対する適応性が乏しく、コイル製品1の肉厚が厚
目に大幅に変動した場合には、ドーナツ板4bと内径リ
ング6と外周リング5とによってコイル製品1の端面部
を完全に覆うことができなくなるおそれがある。 (d)従来技術によって製造される内径リング6におい
ては、外向きフランジ部6bの周方向両端部における突
合せ形状が非常に悪く、前記両端部を隙間なく突合せる
ことが困難である。このため突合せ部の溶接作業に多大
な工数を必要とし、さらに溶接不良を招きやすい。前記
問題、特に前記(a)〜(c)の問題は、コイル製品1
の荷傷みの発生をもたらすばかりでなく、包装紙2を破
損して防錆力の低下をもたらすので、前記問題の解決は
従来から強く要望されている。
【0009】本発明の目的は、荷役時に破損しにくく、
コイル製品の内径隅部を確実に保護することができるコ
イル梱包用内径リングおよびその製造方法を提供するこ
とである。
コイル製品の内径隅部を確実に保護することができるコ
イル梱包用内径リングおよびその製造方法を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、長尺帯状体コ
イルの内径隅部に装着して用いられ、大略的に周方向の
1個所で接合されるリング状の形状を有し、軸線方向に
延びる内周部と半径方向外方側に延びる外向きフランジ
部とがL字状に連なる金属製のコイル梱包用内径リング
において、外向きフランジ部は、半径方向外方に向かっ
て板厚が減少するように圧延されていることを特徴とす
るコイル梱包用内径リングである。本発明に従えば、前
記圧延加工による加工硬化が外向きフランジ部の半径方
向外方に向かうほど大きくなるので、外向きフランジ部
の硬度は半径方向外方に向かうほど高くなり、従来から
用いられている内径リングの外向きフランジ部の硬度よ
りも半径方向のいずれの位置においても高くなる。この
ため、荷役作業において1本のワイヤを複数の長尺帯状
体コイルの中心孔に通して、複数の長尺帯状体コイルを
同時に吊上げる場合などには、他の長尺帯状体コイルと
の衝突および接触によって外向きフランジ部が変形した
り、破損したりする不具合の発生率が大幅に低減する。
また外向きフランジ部は、圧延加工によって半径方向外
方に向かって板厚が減少しているので、前記荷役作業を
行う場合などには他の長尺帯状体コイルが外向きフラン
ジ部に引掛かりにくくなり、前記不具合発生率が同様に
大幅に低減する。さらにまた外向きフランジ部は、圧延
加工によって従来の外向きフランジ部よりも半径方向外
方に長く延びて成形されるので、長尺帯状体コイルの肉
厚が厚目に大幅に変動しても、ドーナツ板および外周リ
ングとともに長尺帯状体コイルの端面部を確実に覆うこ
とができる。
イルの内径隅部に装着して用いられ、大略的に周方向の
1個所で接合されるリング状の形状を有し、軸線方向に
延びる内周部と半径方向外方側に延びる外向きフランジ
部とがL字状に連なる金属製のコイル梱包用内径リング
において、外向きフランジ部は、半径方向外方に向かっ
て板厚が減少するように圧延されていることを特徴とす
るコイル梱包用内径リングである。本発明に従えば、前
記圧延加工による加工硬化が外向きフランジ部の半径方
向外方に向かうほど大きくなるので、外向きフランジ部
の硬度は半径方向外方に向かうほど高くなり、従来から
用いられている内径リングの外向きフランジ部の硬度よ
りも半径方向のいずれの位置においても高くなる。この
ため、荷役作業において1本のワイヤを複数の長尺帯状
体コイルの中心孔に通して、複数の長尺帯状体コイルを
同時に吊上げる場合などには、他の長尺帯状体コイルと
の衝突および接触によって外向きフランジ部が変形した
り、破損したりする不具合の発生率が大幅に低減する。
また外向きフランジ部は、圧延加工によって半径方向外
方に向かって板厚が減少しているので、前記荷役作業を
行う場合などには他の長尺帯状体コイルが外向きフラン
ジ部に引掛かりにくくなり、前記不具合発生率が同様に
大幅に低減する。さらにまた外向きフランジ部は、圧延
加工によって従来の外向きフランジ部よりも半径方向外
方に長く延びて成形されるので、長尺帯状体コイルの肉
厚が厚目に大幅に変動しても、ドーナツ板および外周リ
ングとともに長尺帯状体コイルの端面部を確実に覆うこ
とができる。
【0011】また本発明は、長尺帯状体コイルの内径隅
部に装着して用いられ、大略的に周方向の1個所で接合
されるリング状の形状を有し、軸線方向に延びる内周部
と半径方向外方側に延びる外向きフランジ部とがL字状
に連なる金属製のコイル梱包用内径リングの製造方法に
おいて、切板状金属製板材に板幅方向の曲げ加工を行っ
てL型断面材を成形し、引き続き連続してL型断面材の
一辺に圧延加工を行って、L型断面材の屈曲部からL型
断面材の一辺の板幅端部に向かって板厚が漸減するよう
に板厚分布を形成し、圧延加工を行った側が半径方向外
方側に延びる外向きフランジ部を形成し、圧延加工を行
わない側が軸線方向に延びる内周部を形成するように全
体形状をリング状に成形することを特徴とするコイル梱
包用内径リングの製造方法である。本発明に従えば、圧
延加工によってL型断面材の一辺にL型断面材の屈曲部
からL型断面材の一辺の板幅端部に向かって板厚が漸減
するように板厚分布が形成されるので、外向きフランジ
部の周方向長さは半径方向外方になるほど長くなり、全
体形状がリング状に成形された後には、外向きフランジ
部の周方向両端部を半径方向のいずれの位置においても
隙間なく突合せることができる。またコイル梱包用内径
リングの製造において、前記曲げ加工および圧延加工が
連続して行われるので、コイル梱包用内径リングを極め
て迅速かつ効率的に製造することができる。
部に装着して用いられ、大略的に周方向の1個所で接合
されるリング状の形状を有し、軸線方向に延びる内周部
と半径方向外方側に延びる外向きフランジ部とがL字状
に連なる金属製のコイル梱包用内径リングの製造方法に
おいて、切板状金属製板材に板幅方向の曲げ加工を行っ
てL型断面材を成形し、引き続き連続してL型断面材の
一辺に圧延加工を行って、L型断面材の屈曲部からL型
断面材の一辺の板幅端部に向かって板厚が漸減するよう
に板厚分布を形成し、圧延加工を行った側が半径方向外
方側に延びる外向きフランジ部を形成し、圧延加工を行
わない側が軸線方向に延びる内周部を形成するように全
体形状をリング状に成形することを特徴とするコイル梱
包用内径リングの製造方法である。本発明に従えば、圧
延加工によってL型断面材の一辺にL型断面材の屈曲部
からL型断面材の一辺の板幅端部に向かって板厚が漸減
するように板厚分布が形成されるので、外向きフランジ
部の周方向長さは半径方向外方になるほど長くなり、全
体形状がリング状に成形された後には、外向きフランジ
部の周方向両端部を半径方向のいずれの位置においても
隙間なく突合せることができる。またコイル梱包用内径
リングの製造において、前記曲げ加工および圧延加工が
連続して行われるので、コイル梱包用内径リングを極め
て迅速かつ効率的に製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるコイル梱包用内径リングの構成を簡略化して示す斜
視図であり、図2は長尺帯状体コイルの梱包時の状態を
示す部分断面図である。コイル梱包用内径リング(以
後、「内径リング」と略称することがある)15は、長
尺帯状体コイルである鋼帯などのコイル製品23の内径
隅部に装着され、軸線16方向に延びる内周部17と、
半径方向外方に延びる外向きフランジ部18とを含んで
構成される。内径リング15の全体形状は、大略的にリ
ング状であり、周方向の1個所20で溶接によって接合
されている。内径リング15の断面形状は、軸線16を
含む仮想平面内において大略的にL字状であり、内周部
17と外向きフランジ部18とは、屈曲部19を介して
大略的にL字状に連なっている。内径リング15の素材
としては、金属製板材、特に低炭素鋼板を用いることが
好ましい。低炭素鋼板は、軟質で加工性が良好であり、
かつ加工によって加工硬化しやすいなど、内径リング1
5の素材として優れた特性を有している。
あるコイル梱包用内径リングの構成を簡略化して示す斜
視図であり、図2は長尺帯状体コイルの梱包時の状態を
示す部分断面図である。コイル梱包用内径リング(以
後、「内径リング」と略称することがある)15は、長
尺帯状体コイルである鋼帯などのコイル製品23の内径
隅部に装着され、軸線16方向に延びる内周部17と、
半径方向外方に延びる外向きフランジ部18とを含んで
構成される。内径リング15の全体形状は、大略的にリ
ング状であり、周方向の1個所20で溶接によって接合
されている。内径リング15の断面形状は、軸線16を
含む仮想平面内において大略的にL字状であり、内周部
17と外向きフランジ部18とは、屈曲部19を介して
大略的にL字状に連なっている。内径リング15の素材
としては、金属製板材、特に低炭素鋼板を用いることが
好ましい。低炭素鋼板は、軟質で加工性が良好であり、
かつ加工によって加工硬化しやすいなど、内径リング1
5の素材として優れた特性を有している。
【0013】コイル製品23の梱包は、コイル製品23
の内外周面27および端面28を鋼製の内外周板26お
よびドーナツ板24でそれぞれ外囲し、コイル製品23
の外周隅部に外周リング25を内外周板26およびドー
ナツ板24の上から装着し、コイル製品23の内径隅部
に前記内径リング15を内外周板26およびドーナツ板
24の上から装着し、結束フープによって結束すること
によって行われる。コイル製品23の端面28において
は、ドーナツ板24の半径方向長さと、内径リング15
の外向きフランジ部18の半径方向長さと、外周リング
25の内向きフランジ部25aの半径方向長さとの総和
が、標準的なコイル製品23の肉厚29よりも若干大き
く設定されているので、ドーナツ板24は前記外向きフ
ランジ部18および内向きフランジ部25aと重ね代3
0の長さ分だけ重なっている。このため前記外向きフラ
ンジ部18と内向きフランジ部25aとはドーナツ板2
4から各板厚相当分の高さだけ突出している。なお図2
においては、図解の便宜のために結束フープを省略して
いる。
の内外周面27および端面28を鋼製の内外周板26お
よびドーナツ板24でそれぞれ外囲し、コイル製品23
の外周隅部に外周リング25を内外周板26およびドー
ナツ板24の上から装着し、コイル製品23の内径隅部
に前記内径リング15を内外周板26およびドーナツ板
24の上から装着し、結束フープによって結束すること
によって行われる。コイル製品23の端面28において
は、ドーナツ板24の半径方向長さと、内径リング15
の外向きフランジ部18の半径方向長さと、外周リング
25の内向きフランジ部25aの半径方向長さとの総和
が、標準的なコイル製品23の肉厚29よりも若干大き
く設定されているので、ドーナツ板24は前記外向きフ
ランジ部18および内向きフランジ部25aと重ね代3
0の長さ分だけ重なっている。このため前記外向きフラ
ンジ部18と内向きフランジ部25aとはドーナツ板2
4から各板厚相当分の高さだけ突出している。なお図2
においては、図解の便宜のために結束フープを省略して
いる。
【0014】前記外向きフランジ部18は、半径方向外
方に向かって板厚が減少するように圧延されており、半
径方向最外方の板厚T2は半径方向最内方の板厚T1よ
りも薄くなっている。これによって圧延による加工硬化
が外向きフランジ部18の半径方向外方に向かうほど大
きくなるので、外向きフランジ部18の硬度は、半径方
向外方に向かうほど高くなる。前記従来の内径リング6
においては、外向きフランジ部6bの板厚減少がほとん
ど生じないので、その加工硬化は小さく、前記外向きフ
ランジ部18の硬度は、従来の外向きフランジ部6bの
硬度よりも半径方向のいずれの位置でも高くなる。この
ため、前述のように荷役作業において、1本のワイヤを
複数のコイル製品23の中心孔に通して、複数のコイル
製品23を同時に吊上げる場合などには、他のコイル製
品23との衝突および接触によって外向きフランジ部1
8が変形したり、破損したりする不具合の発生率が大幅
に低減する。
方に向かって板厚が減少するように圧延されており、半
径方向最外方の板厚T2は半径方向最内方の板厚T1よ
りも薄くなっている。これによって圧延による加工硬化
が外向きフランジ部18の半径方向外方に向かうほど大
きくなるので、外向きフランジ部18の硬度は、半径方
向外方に向かうほど高くなる。前記従来の内径リング6
においては、外向きフランジ部6bの板厚減少がほとん
ど生じないので、その加工硬化は小さく、前記外向きフ
ランジ部18の硬度は、従来の外向きフランジ部6bの
硬度よりも半径方向のいずれの位置でも高くなる。この
ため、前述のように荷役作業において、1本のワイヤを
複数のコイル製品23の中心孔に通して、複数のコイル
製品23を同時に吊上げる場合などには、他のコイル製
品23との衝突および接触によって外向きフランジ部1
8が変形したり、破損したりする不具合の発生率が大幅
に低減する。
【0015】また外向きフランジ部18は、圧延加工に
よって半径方向外方に向かって板厚が減少しているの
で、ドーナツ板24からの突出高さが小さくなり、前記
荷役作業を行う場合などには、他のコイル製品23が外
向きフランジ部18に引掛かりにくくなり、前記不具合
発生率が大幅に低減する。さらにまた、外向きフランジ
部18は圧延加工によって従来の外向きフランジ部6b
よりも半径方向外方に長く延びて成形されるので、ドー
ナツ板24との重ね代30が大きくなり、コイル製品2
3の肉厚29が厚目に大幅に変動しても、ドーナツ板2
4および外周リング25の内向きフランジ部25aとと
もに、コイル製品23の端面28を確実に覆うことがで
きる。
よって半径方向外方に向かって板厚が減少しているの
で、ドーナツ板24からの突出高さが小さくなり、前記
荷役作業を行う場合などには、他のコイル製品23が外
向きフランジ部18に引掛かりにくくなり、前記不具合
発生率が大幅に低減する。さらにまた、外向きフランジ
部18は圧延加工によって従来の外向きフランジ部6b
よりも半径方向外方に長く延びて成形されるので、ドー
ナツ板24との重ね代30が大きくなり、コイル製品2
3の肉厚29が厚目に大幅に変動しても、ドーナツ板2
4および外周リング25の内向きフランジ部25aとと
もに、コイル製品23の端面28を確実に覆うことがで
きる。
【0016】このように本実施の形態によれば、荷役作
業時に外向きフランジ部18が変形したり、破損したり
する不具合の発生率が大幅に低減するばかりでなく、コ
イル製品23の肉厚29が厚目に大幅に変動しても、内
径リング15等のコイル梱包用治具によってコイル製品
23の端面28を確実に覆うことができるので、コイル
製品23の荷傷みおよび発錆を確実に防止することがで
きる。
業時に外向きフランジ部18が変形したり、破損したり
する不具合の発生率が大幅に低減するばかりでなく、コ
イル製品23の肉厚29が厚目に大幅に変動しても、内
径リング15等のコイル梱包用治具によってコイル製品
23の端面28を確実に覆うことができるので、コイル
製品23の荷傷みおよび発錆を確実に防止することがで
きる。
【0017】内径リング15の製造は、次のようにして
行われる。第1ステップでは、低炭素鋼板切板に板幅方
向の曲げ加工を行ってL型断面を成形する。前記L型断
面材の成形は、複数の成形ロールによって順次行われ
る。第2ステップでは、L型断面材の一辺に同一ライン
内で引き続き圧延加工が行われる。
行われる。第1ステップでは、低炭素鋼板切板に板幅方
向の曲げ加工を行ってL型断面を成形する。前記L型断
面材の成形は、複数の成形ロールによって順次行われ
る。第2ステップでは、L型断面材の一辺に同一ライン
内で引き続き圧延加工が行われる。
【0018】図3は、本発明に係わる圧延スタンドの構
成を簡略化して示す正面図であり、図4は圧延時の状況
を簡略化して示す平面模式図である。圧延スタンド33
には、上下一対の圧延ロール、すなわち上圧延ロール3
4aおよび下圧延ロール34bが設けられている。L型
断面材35は、上下一対の圧延ロール34a,34b間
をほぼ水平に通板されて圧延される一辺35aと、一辺
35aとの成す角度がほぼ直角に成形され、上圧延ロー
ル34aの一端部側ロール端面に当接して通板される他
辺35bから成る。上圧延ロール34aは、直円柱状の
水平ロールであり、そのロール軸36aは一対の上ロー
ルチョック38a,38bに設けられている図示しない
玉軸受によって両端を回転自在に支持されている。ロー
ル軸36aの一端部は、上ロールチョック38aよりも
軸線方向外方側に突出しており、その突出部には駆動手
段40が設けられている。なお以後、ロール軸36aの
一端部側、すなわち駆動手段40の設けられている側を
駆動側、反対側を非駆動側と表すことがある。上ロール
チョック38a,38bは、駆動側および非駆動側のハ
ウジング37にそれぞれ設けられており、圧下調整手段
39によって上下方向に変位可能である。下圧延ロール
34bの構成は、上圧延ロール34aの構成と同一であ
り、上圧延ロール34aおよび下圧延ロール34bは、
駆動手段40によって回転駆動される。
成を簡略化して示す正面図であり、図4は圧延時の状況
を簡略化して示す平面模式図である。圧延スタンド33
には、上下一対の圧延ロール、すなわち上圧延ロール3
4aおよび下圧延ロール34bが設けられている。L型
断面材35は、上下一対の圧延ロール34a,34b間
をほぼ水平に通板されて圧延される一辺35aと、一辺
35aとの成す角度がほぼ直角に成形され、上圧延ロー
ル34aの一端部側ロール端面に当接して通板される他
辺35bから成る。上圧延ロール34aは、直円柱状の
水平ロールであり、そのロール軸36aは一対の上ロー
ルチョック38a,38bに設けられている図示しない
玉軸受によって両端を回転自在に支持されている。ロー
ル軸36aの一端部は、上ロールチョック38aよりも
軸線方向外方側に突出しており、その突出部には駆動手
段40が設けられている。なお以後、ロール軸36aの
一端部側、すなわち駆動手段40の設けられている側を
駆動側、反対側を非駆動側と表すことがある。上ロール
チョック38a,38bは、駆動側および非駆動側のハ
ウジング37にそれぞれ設けられており、圧下調整手段
39によって上下方向に変位可能である。下圧延ロール
34bの構成は、上圧延ロール34aの構成と同一であ
り、上圧延ロール34aおよび下圧延ロール34bは、
駆動手段40によって回転駆動される。
【0019】圧延時、上圧延ロール34aと下圧延ロー
ル34bとのロール間隙は、軸線方向に同一ではなく、
前記圧下調整手段39によって非駆動側のロール間隙G
2が駆動側のロール間隙G1よりも小さくなるように設
定される。なお駆動側のロール間隙G1は、ほぼ圧延前
の板厚に一致するように設定される。これによって、圧
延されるL型断面材35の一辺35aには、駆動側から
非駆動側に向かって板厚が漸減する板幅方向の板厚分布
が形成され、非駆動側の板厚が駆動側よりも薄くなるの
で、非駆動側寄りの位置の圧延長さが駆動側寄りの位置
の圧延長さよりも長くなり、L型断面材35は、上下一
対の圧延ロール34a,34bの出側において矢符43
方向に湾曲する。このため、圧延加工を行ったL型断面
材35の一辺35aが半径方向外方に延びる外向きフラ
ンジ部18を形成し、圧延加工を行わないL型断面材3
5の他片35bが、軸線方向に延びる内周部17を形成
するように、全体形状がリング状に成形される。
ル34bとのロール間隙は、軸線方向に同一ではなく、
前記圧下調整手段39によって非駆動側のロール間隙G
2が駆動側のロール間隙G1よりも小さくなるように設
定される。なお駆動側のロール間隙G1は、ほぼ圧延前
の板厚に一致するように設定される。これによって、圧
延されるL型断面材35の一辺35aには、駆動側から
非駆動側に向かって板厚が漸減する板幅方向の板厚分布
が形成され、非駆動側の板厚が駆動側よりも薄くなるの
で、非駆動側寄りの位置の圧延長さが駆動側寄りの位置
の圧延長さよりも長くなり、L型断面材35は、上下一
対の圧延ロール34a,34bの出側において矢符43
方向に湾曲する。このため、圧延加工を行ったL型断面
材35の一辺35aが半径方向外方に延びる外向きフラ
ンジ部18を形成し、圧延加工を行わないL型断面材3
5の他片35bが、軸線方向に延びる内周部17を形成
するように、全体形状がリング状に成形される。
【0020】第3ステップでは、全体形状がリング状に
成形された内径リング15の周方向両端部が突合され、
突合せ部が溶接によって接合されて内径リング15の製
造が完了する。図5は、内径リングの周方向両端部の突
合せ形状を示す平面図である。図5(1)は、前記突合
せ形状が不良で突合せ部に間隙G3が形成されている状
況を示す。この場合には、内径リング15の外向きフラ
ンジ部18の周方向長さが半径方向のいずれの位置で
も、隙間なく突合せるには不足しているので、前記非駆
動側のロール間隙G2を小さくして、外向きフランジ部
18の板厚を半径方向のいずれの位置においても薄くす
る必要がある。図5(2)は、前記突合せ形状が良好
で、突合せ部に間隙が形成されていない状況を示す。こ
の場合には、前記非駆動側のロール間隙G2は適正値に
設定されている。前記突合せ形状が不良で突合せ部に間
隙が形成されている場合には、溶接作業に多大な工数を
要するばかりでなく、溶接品質が大幅に低下するおそれ
がある。このため内径リング15の製造に際しては、前
記非駆動側のロール間隙G2を適正値に設定し、前記突
合せ形状を図5(2)の状態に保持することが好まし
い。
成形された内径リング15の周方向両端部が突合され、
突合せ部が溶接によって接合されて内径リング15の製
造が完了する。図5は、内径リングの周方向両端部の突
合せ形状を示す平面図である。図5(1)は、前記突合
せ形状が不良で突合せ部に間隙G3が形成されている状
況を示す。この場合には、内径リング15の外向きフラ
ンジ部18の周方向長さが半径方向のいずれの位置で
も、隙間なく突合せるには不足しているので、前記非駆
動側のロール間隙G2を小さくして、外向きフランジ部
18の板厚を半径方向のいずれの位置においても薄くす
る必要がある。図5(2)は、前記突合せ形状が良好
で、突合せ部に間隙が形成されていない状況を示す。こ
の場合には、前記非駆動側のロール間隙G2は適正値に
設定されている。前記突合せ形状が不良で突合せ部に間
隙が形成されている場合には、溶接作業に多大な工数を
要するばかりでなく、溶接品質が大幅に低下するおそれ
がある。このため内径リング15の製造に際しては、前
記非駆動側のロール間隙G2を適正値に設定し、前記突
合せ形状を図5(2)の状態に保持することが好まし
い。
【0021】このように本実施の形態によれば、内径リ
ング15の製造において、前記曲げ加工および圧延加工
が同一ライン内で連続的に行われるので、内径リング1
5を極めて迅速かつ効率的に製造することができる。ま
た前記非駆動側のロール間隙G2を適正値に設定するこ
とによって、内径リング15の外向きフランジ部18の
前記突合せ形状が良好な状態に保持されるので、突合せ
部の溶接作業を円滑かつ迅速に行うことができる。
ング15の製造において、前記曲げ加工および圧延加工
が同一ライン内で連続的に行われるので、内径リング1
5を極めて迅速かつ効率的に製造することができる。ま
た前記非駆動側のロール間隙G2を適正値に設定するこ
とによって、内径リング15の外向きフランジ部18の
前記突合せ形状が良好な状態に保持されるので、突合せ
部の溶接作業を円滑かつ迅速に行うことができる。
【0022】
【実施例】低炭素鋼板切板を出発材料として、前記製造
方法によって曲げ加工、圧延加工、溶接加工を行い、中
間体であるL型断面材35を経て、前記内径リング15
を迅速かつ効率的に製造することができた。各寸法は以
下の通りである。
方法によって曲げ加工、圧延加工、溶接加工を行い、中
間体であるL型断面材35を経て、前記内径リング15
を迅速かつ効率的に製造することができた。各寸法は以
下の通りである。
【0023】低炭素鋼板切板 板厚:2.3mm、板幅:117mm、長さ:1550
mm L型断面材(図3参照) L型断面材35の一辺35aの板幅:50mm L型断面材35の他辺35bの板幅:60mm 内径リング(図1参照) 内周部17の外径D1:495mm 内周部17の軸線方向長さL1:60mm 内周部17の板厚:2.3mm 外向きフランジ部18の半径方向長さL2:70mm 外向きフランジ部18の外径D2:650mm 外向きフランジ部18の最内方部の板厚T1:2.3m
m 外向きフランジ部18の最外方部の板厚T2:2.0m
m
mm L型断面材(図3参照) L型断面材35の一辺35aの板幅:50mm L型断面材35の他辺35bの板幅:60mm 内径リング(図1参照) 内周部17の外径D1:495mm 内周部17の軸線方向長さL1:60mm 内周部17の板厚:2.3mm 外向きフランジ部18の半径方向長さL2:70mm 外向きフランジ部18の外径D2:650mm 外向きフランジ部18の最内方部の板厚T1:2.3m
m 外向きフランジ部18の最外方部の板厚T2:2.0m
m
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、荷役作業
時にコイル梱包用内径リングの外向きフランジ部が変形
したり、破損したりする不具合の発生率を大幅に低減す
ることが可能であり、かつ長尺帯状体コイルの肉厚が厚
目に大幅に変動しても、長尺帯状体コイルの端面部を確
実に覆うことができるので、長尺帯状体コイルの荷傷み
および発錆を確実に防止することができる。
時にコイル梱包用内径リングの外向きフランジ部が変形
したり、破損したりする不具合の発生率を大幅に低減す
ることが可能であり、かつ長尺帯状体コイルの肉厚が厚
目に大幅に変動しても、長尺帯状体コイルの端面部を確
実に覆うことができるので、長尺帯状体コイルの荷傷み
および発錆を確実に防止することができる。
【0025】また本発明によれば、外向きフランジ部の
周方向両端部を半径方向のいずれの位置においても隙間
なく突合せることができるので、突合せ部の溶接作業を
円滑かつ迅速に実施することが可能となる。このため溶
接作業工数の短縮および溶接品質の向上を図ることがで
きる。また曲げ加工および圧延加工を連続的に行うこと
ができるので、コイル梱包用内径リングの製造を極めて
迅速かつ効率的に行うことができる。このため、コイル
梱包用内径リング製造の能率および生産性が大幅に向上
する。
周方向両端部を半径方向のいずれの位置においても隙間
なく突合せることができるので、突合せ部の溶接作業を
円滑かつ迅速に実施することが可能となる。このため溶
接作業工数の短縮および溶接品質の向上を図ることがで
きる。また曲げ加工および圧延加工を連続的に行うこと
ができるので、コイル梱包用内径リングの製造を極めて
迅速かつ効率的に行うことができる。このため、コイル
梱包用内径リング製造の能率および生産性が大幅に向上
する。
【図1】本発明の実施の一形態であるコイル梱包用内径
リングの構成を簡略化して示す斜視図である。
リングの構成を簡略化して示す斜視図である。
【図2】長尺帯状体コイルの梱包時の状態を示す部分断
面図である。
面図である。
【図3】本発明に係わる圧延スタンドの構成を簡略化し
て示す正面図である。
て示す正面図である。
【図4】圧延時の状況を簡略化して示す平面模式図であ
る。
る。
【図5】内径リングの周方向両端部の突合せ形状を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】コイル製品の重梱包後の荷姿を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】従来から用いられている内径リングの構成を簡
略化して示す斜視図である。
略化して示す斜視図である。
15 コイル梱包用内径リング 17 内周部 18 外向きフランジ部 23 コイル製品 24 ドーナツ板 34a 上圧延ロール 34b 下圧延ロール 35 L型断面材 35a L型断面材の一辺
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺帯状体コイルの内径隅部に装着して
用いられ、大略的に周方向の1個所で接合されるリング
状の形状を有し、軸線方向に延びる内周部と半径方向外
方側に延びる外向きフランジ部とがL字状に連なる金属
製のコイル梱包用内径リングにおいて、 外向きフランジ部は、半径方向外方に向かって板厚が減
少するように圧延されていることを特徴とするコイル梱
包用内径リング。 - 【請求項2】 長尺帯状体コイルの内径隅部に装着して
用いられ、大略的に周方向の1個所で接合されるリング
状の形状を有し、軸線方向に延びる内周部と半径方向外
方側に延びる外向きフランジ部とがL字状に連なる金属
製のコイル梱包用内径リングの製造方法において、 切板状金属製板材に板幅方向の曲げ加工を行ってL型断
面材を成形し、 引き続き連続してL型断面材の一辺に圧延加工を行っ
て、L型断面材の屈曲部からL型断面材の一辺の板幅端
部に向かって板厚が漸減するように板厚分布を形成し、
圧延加工を行った側が半径方向外方側に延びる外向きフ
ランジ部を形成し、圧延加工を行わない側が軸線方向に
延びる内周部を形成するように全体形状をリング状に成
形することを特徴とするコイル梱包用内径リングの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24474595A JPH0986514A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | コイル梱包用内径リングおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24474595A JPH0986514A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | コイル梱包用内径リングおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986514A true JPH0986514A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17123267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24474595A Pending JPH0986514A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | コイル梱包用内径リングおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0986514A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103319A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-08 | Chuo Spring Co Ltd | 展開干渉形状を有する板状部品の成形方法 |
| CN103008405A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-03 | 攀枝花钢城集团有限公司 | 一种用于外护角圈的生产修复装置 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24474595A patent/JPH0986514A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103319A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-08 | Chuo Spring Co Ltd | 展開干渉形状を有する板状部品の成形方法 |
| CN103008405A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-03 | 攀枝花钢城集团有限公司 | 一种用于外护角圈的生产修复装置 |
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