JPH0987628A - 液晶組成物および液晶表示素子 - Google Patents
液晶組成物および液晶表示素子Info
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- JPH0987628A JPH0987628A JP7267710A JP26771095A JPH0987628A JP H0987628 A JPH0987628 A JP H0987628A JP 7267710 A JP7267710 A JP 7267710A JP 26771095 A JP26771095 A JP 26771095A JP H0987628 A JPH0987628 A JP H0987628A
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Landscapes
- Liquid Crystal Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 AM−LCD表示方式に求められる諸特性を
満たしながら、特に屋外使用に対応した広いネマティッ
クレンジを有する液晶組成物を提供する。 【解決手段】 第1成分として一般式I−aまたはI−
bから選択される化合物、第2成分として一般式IIの末
端基構造を有する液晶性化合物を夫々1種以上含有する
液晶組成物。 (R0 、R1 は独立してC1〜10のアルキル基等を示
し、基中の任意の1つまたは相隣接しない2つ以上の−
CH2 −は−O−によって置換されても良い。A0 はフ
ェニレン基で1つのHがFで置換されても良い。) (XはF、Cl、CF3 、OCF3 等を、Q1 とQ2 は
独立してHまたはFを示す。)
満たしながら、特に屋外使用に対応した広いネマティッ
クレンジを有する液晶組成物を提供する。 【解決手段】 第1成分として一般式I−aまたはI−
bから選択される化合物、第2成分として一般式IIの末
端基構造を有する液晶性化合物を夫々1種以上含有する
液晶組成物。 (R0 、R1 は独立してC1〜10のアルキル基等を示
し、基中の任意の1つまたは相隣接しない2つ以上の−
CH2 −は−O−によって置換されても良い。A0 はフ
ェニレン基で1つのHがFで置換されても良い。) (XはF、Cl、CF3 、OCF3 等を、Q1 とQ2 は
独立してHまたはFを示す。)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明電極を有する
2枚の基板で形成される密閉セル中に設けられた、少な
くとも1種のカイラル添加物を含むネマチック液晶組成
物およびその液晶組成物を用いた液晶表示素子に関す
る。さらに詳しくはアクティブマトリックス(AM−L
CD)方式に好適な液晶組成物およびその液晶組成物を
用いた液晶表示素子に関する。
2枚の基板で形成される密閉セル中に設けられた、少な
くとも1種のカイラル添加物を含むネマチック液晶組成
物およびその液晶組成物を用いた液晶表示素子に関す
る。さらに詳しくはアクティブマトリックス(AM−L
CD)方式に好適な液晶組成物およびその液晶組成物を
用いた液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子(LCD)の表示方式とし
てツイストネマチック(TN)方式、スーパーツイスト
ネマチック(STN)方式、アクティブマトリックス
(AM−LCD)方式等が提案され、次々に実用化され
てきた。その中で薄膜トランジスター(TFT)等のア
クティブマトリックスLCD(AM−LCD)は、カラ
ー化、高精細化が進みフラットディスプレイの本命とし
て注目をあびている。このAM−LCD方式の液晶表示
素子に用いられる液晶組成物には、共通して以下のよう
な特性が求められる。 (1)室温を含む広い温度範囲でネマチック液晶相を示
すこと。特にネマチック−等方相相転移温度(透明点)
が高いこと。 (2)消費電力を小さくするために、しきい値電圧が小
さいこと。 (3)応答時間(τ)をできるだけ小さくするために、
粘度(η)が小さいこと。 (4)液晶表示素子に応じた適切な屈折率異方性(Δ
n)を取り得ること。 (5)化学的に安定であること。 (6)高いコントラストを保つために、電圧保持率
(V.H.R)が高いこと。 AM−LCDは、動作方式としては上下基盤における液
晶分子の配向を90゜にツイストさせたTN表示方式を
採用している。このTN表示方式においては、G.Ba
uerによって報告されている(Crist.Li
q.,63,45(1981))ように、セル表面の干
渉縞の発生を防止するために、セルに充填される液晶材
料の屈折率異方性(Δn)とセル厚(d)μmの積Δn
・dをある一定の値(例えばΔn・d=0.5あるいは
Δn・d=1.0等)に設定する必要がある。また、特
にAM−LCDにおいては高コントラストを保つために
電圧保持率(V.H.R.)の高い、あるいは比抵抗値
の大きいといった、いわゆる信頼性の高い液晶組成物が
求められている。
てツイストネマチック(TN)方式、スーパーツイスト
ネマチック(STN)方式、アクティブマトリックス
(AM−LCD)方式等が提案され、次々に実用化され
てきた。その中で薄膜トランジスター(TFT)等のア
クティブマトリックスLCD(AM−LCD)は、カラ
ー化、高精細化が進みフラットディスプレイの本命とし
て注目をあびている。このAM−LCD方式の液晶表示
素子に用いられる液晶組成物には、共通して以下のよう
な特性が求められる。 (1)室温を含む広い温度範囲でネマチック液晶相を示
すこと。特にネマチック−等方相相転移温度(透明点)
が高いこと。 (2)消費電力を小さくするために、しきい値電圧が小
さいこと。 (3)応答時間(τ)をできるだけ小さくするために、
粘度(η)が小さいこと。 (4)液晶表示素子に応じた適切な屈折率異方性(Δ
n)を取り得ること。 (5)化学的に安定であること。 (6)高いコントラストを保つために、電圧保持率
(V.H.R)が高いこと。 AM−LCDは、動作方式としては上下基盤における液
晶分子の配向を90゜にツイストさせたTN表示方式を
採用している。このTN表示方式においては、G.Ba
uerによって報告されている(Crist.Li
q.,63,45(1981))ように、セル表面の干
渉縞の発生を防止するために、セルに充填される液晶材
料の屈折率異方性(Δn)とセル厚(d)μmの積Δn
・dをある一定の値(例えばΔn・d=0.5あるいは
Δn・d=1.0等)に設定する必要がある。また、特
にAM−LCDにおいては高コントラストを保つために
電圧保持率(V.H.R.)の高い、あるいは比抵抗値
の大きいといった、いわゆる信頼性の高い液晶組成物が
求められている。
【0003】近年、LCDのバッテリー駆動が可能とな
ったため、屋外での使用を目的としたLCD開発が進め
られてきた。屋外での使用をより確実にするためには、
ネマチック液晶相をより拡大する必要がある。この場
合、(1)で述べたように液晶組成物には、特に透明点
が高い事が望まれる。また、ネマチックレンジを大きく
するためには、NI点が高く且つ他の液晶との相溶性の
良い液晶化合物の導入が不可欠となる。一般的にNI点
を高くするには環数の多い化合物を使用すれば良いが、
この場合、同時に液晶組成物の粘度も大きくなるために
その使用に制限を受ける。このような液晶組成物は鋭意
検討されてはいるものの、常に改善を要求されているの
が現状である。ところで、末端にカルボキシル基(−C
OOH)を有する化合物は2量体化(dimeriza
tion)し、液晶性を発現することが知られている
(D.Demus,Flussige Kristal
le inTabellen,57(1974))。そ
のようなカルボキシル基を有する化合物の応用したもの
として、特開昭54−151951号公報にはアルキル
シクロヘキシルカルボン酸を用いた液晶組成物が開示さ
れている。しかし、この液晶組成物には、末端に−CN
基を持つ液晶化合物が使用されている。この様な末端に
−CN基を持つ液晶化合物を用いた液晶組成物は電圧保
持率(V.H.R)が低い事が知られており、TFT液
晶組成物として使用する事が出来ない。また、この液晶
組成では、透明点が低くなるという欠点を持っている。
また、特開平6−57252号公報にはアルキル安息香
酸あるいはアルコキシ安息香酸を用いた液晶組成物が開
示されている。この液晶組成物でも同様に末端に−CN
基を持つ液晶化合物が使用されおり、電圧保持率(V.
H.R)が低い事から、TFT液晶組成物として使用す
る事が出来ない。さらに、この液晶組成物では粘度を下
げて、Δnを大きくすることはできるが、透明点を高く
すること、またΔnを任意に調整できないという欠点を
有している。
ったため、屋外での使用を目的としたLCD開発が進め
られてきた。屋外での使用をより確実にするためには、
ネマチック液晶相をより拡大する必要がある。この場
合、(1)で述べたように液晶組成物には、特に透明点
が高い事が望まれる。また、ネマチックレンジを大きく
するためには、NI点が高く且つ他の液晶との相溶性の
良い液晶化合物の導入が不可欠となる。一般的にNI点
を高くするには環数の多い化合物を使用すれば良いが、
この場合、同時に液晶組成物の粘度も大きくなるために
その使用に制限を受ける。このような液晶組成物は鋭意
検討されてはいるものの、常に改善を要求されているの
が現状である。ところで、末端にカルボキシル基(−C
OOH)を有する化合物は2量体化(dimeriza
tion)し、液晶性を発現することが知られている
(D.Demus,Flussige Kristal
le inTabellen,57(1974))。そ
のようなカルボキシル基を有する化合物の応用したもの
として、特開昭54−151951号公報にはアルキル
シクロヘキシルカルボン酸を用いた液晶組成物が開示さ
れている。しかし、この液晶組成物には、末端に−CN
基を持つ液晶化合物が使用されている。この様な末端に
−CN基を持つ液晶化合物を用いた液晶組成物は電圧保
持率(V.H.R)が低い事が知られており、TFT液
晶組成物として使用する事が出来ない。また、この液晶
組成では、透明点が低くなるという欠点を持っている。
また、特開平6−57252号公報にはアルキル安息香
酸あるいはアルコキシ安息香酸を用いた液晶組成物が開
示されている。この液晶組成物でも同様に末端に−CN
基を持つ液晶化合物が使用されおり、電圧保持率(V.
H.R)が低い事から、TFT液晶組成物として使用す
る事が出来ない。さらに、この液晶組成物では粘度を下
げて、Δnを大きくすることはできるが、透明点を高く
すること、またΔnを任意に調整できないという欠点を
有している。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】本発明の目的は、上記
AM−LCD表示方式に求められる種々の特性を満たし
ながら、特に屋外使用に対応するために広いネマティッ
クレンジを有する液晶組成物を提供することにある。本
発明者らは、カルボキシル基を持つ化合物を種々組合わ
せることによって、これらの特性を満足させる液晶組成
物が調整できることを見いだした。
AM−LCD表示方式に求められる種々の特性を満たし
ながら、特に屋外使用に対応するために広いネマティッ
クレンジを有する液晶組成物を提供することにある。本
発明者らは、カルボキシル基を持つ化合物を種々組合わ
せることによって、これらの特性を満足させる液晶組成
物が調整できることを見いだした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
第1成分として、一般式(I−a)および/または(I
−b)から選択される化合物を少なくとも1種含有し、
第2成分として、一般式(II)の末端基構造を有する化
合物を少なくとも1種またはそれ以上含有することを特
徴とする液晶組成物に関する。
第1成分として、一般式(I−a)および/または(I
−b)から選択される化合物を少なくとも1種含有し、
第2成分として、一般式(II)の末端基構造を有する化
合物を少なくとも1種またはそれ以上含有することを特
徴とする液晶組成物に関する。
【化15】
【化16】 (式中、R0 、R1 は各々独立して炭素数1〜10のア
ルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。
いずれにおいても基中の任意の1つまたは相隣接しない
2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子(−O
−)によって置換されても良い。A0 は側位の1つのH
がFで置換されても良いフェニレン基を示す。)
ルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。
いずれにおいても基中の任意の1つまたは相隣接しない
2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子(−O
−)によって置換されても良い。A0 は側位の1つのH
がFで置換されても良いフェニレン基を示す。)
【化17】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
OCF2 H、OCF2CF2 H、OCF2 ClまたはO
CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
してHまたはFを示す。) カルボキシル基を有する単環系の(I−a)および/ま
たは(I−b)を使用することによって、透明点調整、
Δnの調整が基本的に可能となる。これらの化合物は、
液晶化合物合成の際の原料または中間体として利用され
ており、これらの使用によって安価な液晶組成物が製造
できるという別の長所も有している。本発明の第2の発
明は、一般式(II)の化合物が、一般式(II−a)、
(II−b)、(II−c)および(II−d)
OCF2 H、OCF2CF2 H、OCF2 ClまたはO
CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
してHまたはFを示す。) カルボキシル基を有する単環系の(I−a)および/ま
たは(I−b)を使用することによって、透明点調整、
Δnの調整が基本的に可能となる。これらの化合物は、
液晶化合物合成の際の原料または中間体として利用され
ており、これらの使用によって安価な液晶組成物が製造
できるという別の長所も有している。本発明の第2の発
明は、一般式(II)の化合物が、一般式(II−a)、
(II−b)、(II−c)および(II−d)
【化18】
【化19】
【化20】
【化21】 (式中、R5 は炭素数1〜10のアルキル基を示し、X
はF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2
H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはOCF2 C
FHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立してHま
たはFを示し、L1 およびL2 は各々独立してHまたは
Fを示し、Z3 は−CH2 CH2 −、−COO−または
単結合を示し、Z4 は−CH2 CH2 −または単結合を
示す。)で表される化合物であることを特徴とする前記
第1の発明に記載の液晶組成物に関する。本発明の第3
の発明は、液晶組成物の全重量に対して、第1成分が3
〜50重量%、第2成分が50〜97重量%であること
を特徴とする前記第1または第2の発明に記載の液晶組
成物に関する。本発明の第4の発明は、第3成分とし
て、一般式(III)、(IV)および(V)
はF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2
H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはOCF2 C
FHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立してHま
たはFを示し、L1 およびL2 は各々独立してHまたは
Fを示し、Z3 は−CH2 CH2 −、−COO−または
単結合を示し、Z4 は−CH2 CH2 −または単結合を
示す。)で表される化合物であることを特徴とする前記
第1の発明に記載の液晶組成物に関する。本発明の第3
の発明は、液晶組成物の全重量に対して、第1成分が3
〜50重量%、第2成分が50〜97重量%であること
を特徴とする前記第1または第2の発明に記載の液晶組
成物に関する。本発明の第4の発明は、第3成分とし
て、一般式(III)、(IV)および(V)
【化22】 (式中、R6 およびR7 は各々独立して炭素数1〜10
のアルキル基を示すが、基中の任意の1つまたは相隣接
しない2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子
(−O−)によって置換されても良い。BおよびCは各
々独立してトランス−1,4−シクロヘキシレン基また
はフェニレン基を示し、Z5 は−CH2CH2 −または
単結合を示す。)
のアルキル基を示すが、基中の任意の1つまたは相隣接
しない2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子
(−O−)によって置換されても良い。BおよびCは各
々独立してトランス−1,4−シクロヘキシレン基また
はフェニレン基を示し、Z5 は−CH2CH2 −または
単結合を示す。)
【化23】 (式中、R8 およびR9 は各々独立して炭素数1〜10
のアルキル基を示す。いずれにおいても基中の任意の1
つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基(−CH2
−)は酸素原子(−O−)によって置換されても良い。
Dはトランス−1,4−シクロヘキシレン基またはフェ
ニレン基を示し、Eはトランス−1,4−シクロヘキシ
レン基または側位の1つのHがFで置換されてもよいフ
ェニレン基を示す。Z6 は−CH2 CH2 −または単結
合を示し、Z7 は−CH2 CH2−、−CH=CH−、
−C≡C−または単結合を示す。)
のアルキル基を示す。いずれにおいても基中の任意の1
つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基(−CH2
−)は酸素原子(−O−)によって置換されても良い。
Dはトランス−1,4−シクロヘキシレン基またはフェ
ニレン基を示し、Eはトランス−1,4−シクロヘキシ
レン基または側位の1つのHがFで置換されてもよいフ
ェニレン基を示す。Z6 は−CH2 CH2 −または単結
合を示し、Z7 は−CH2 CH2−、−CH=CH−、
−C≡C−または単結合を示す。)
【化24】 (式中、R10は炭素数1〜10のアルキル基が、基中の
任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
(−CH2 −)は酸素原子(−O−)によって置換され
ても良い。R11は炭素数1〜10のアルキル基を示し、
Q3 はHまたはFを示す。)からなる群から選択される
1種またはそれ以上の化合物を、さらに含有することを
特徴とする前記1、2または3の発明に記載の液晶組成
物に関する。本発明の第5の発明は、液晶組成物の全重
量に対して、第3成分が0.1〜40重量%であること
を特徴とする前記第4の発明に記載の液晶組成物に関す
る。本発明の第6の発明は、一般式(IV−a)、(IV−
b)、(IV−c)および(IV−d)
任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
(−CH2 −)は酸素原子(−O−)によって置換され
ても良い。R11は炭素数1〜10のアルキル基を示し、
Q3 はHまたはFを示す。)からなる群から選択される
1種またはそれ以上の化合物を、さらに含有することを
特徴とする前記1、2または3の発明に記載の液晶組成
物に関する。本発明の第5の発明は、液晶組成物の全重
量に対して、第3成分が0.1〜40重量%であること
を特徴とする前記第4の発明に記載の液晶組成物に関す
る。本発明の第6の発明は、一般式(IV−a)、(IV−
b)、(IV−c)および(IV−d)
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】 (式中、R12は炭素数1〜10のアルキル基を示し、Y
はF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2
H、OCF2 ClまたはOCF2 CFHCF3 を示し、
Q4 およびQ5 は各々独立してH、またはFを示を示
す。)からなる群から選択される1種またはそれ以上の
化合物をさらに含有することを特徴とする前記第2〜5
のいずれかの発明に記載の液晶組成物に関する。本発明
の第7の発明は、前記第1〜6のいずれかの発明に記載
の液晶組成物を用いた液晶表示素子に関する。
はF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2
H、OCF2 ClまたはOCF2 CFHCF3 を示し、
Q4 およびQ5 は各々独立してH、またはFを示を示
す。)からなる群から選択される1種またはそれ以上の
化合物をさらに含有することを特徴とする前記第2〜5
のいずれかの発明に記載の液晶組成物に関する。本発明
の第7の発明は、前記第1〜6のいずれかの発明に記載
の液晶組成物を用いた液晶表示素子に関する。
【0006】以下、本発明の液晶組成物を構成する液晶
化合物について説明する。本発明の第1成分である、一
般式(I−a)および/または(I−b)で表される化
合物として、好ましくは以下の化合物を挙げることがで
きる。
化合物について説明する。本発明の第1成分である、一
般式(I−a)および/または(I−b)で表される化
合物として、好ましくは以下の化合物を挙げることがで
きる。
【0007】
【化29】
【0008】(Rはアルキル基、アルケニル基を示
す。)
す。)
【0009】これらの化合物の中では、低温での相溶性
が良いことから一般式(I−a−1)〜(I−b−3)
の化合物が本発明で特に好ましく用いられる。一般式
(I−a)および/または(I−b)の化合物は2量体
化することによって、液晶組成物の透明点を高くするこ
とに優れた効果を発揮する。
が良いことから一般式(I−a−1)〜(I−b−3)
の化合物が本発明で特に好ましく用いられる。一般式
(I−a)および/または(I−b)の化合物は2量体
化することによって、液晶組成物の透明点を高くするこ
とに優れた効果を発揮する。
【0010】本発明の一般式(II−a)〜(II−d)の
化合物として、好ましくは以下の化合物を挙げることが
できる。
化合物として、好ましくは以下の化合物を挙げることが
できる。
【0011】
【化30】
【0012】
【化31】
【0013】
【化32】
【0014】
【化33】
【0015】
【化34】
【0016】
【化35】
【0017】
【化36】
【0018】
【化37】
【0019】
【化38】
【0020】
【化39】
【0021】
【化40】
【0022】
【化41】
【0023】
【化42】
【0024】(Rはアルキル基を示す。)
【0025】これらの化合物の中では、式(II−a)の
化合物としては、式(II−a−1)、(II−a−2)、
(II−a−3)、(II−a−4)、(II−a−7)、
(II−a−10)、(II−a−13)、(II−a−1
6)、(II−a−19)、(II−a−22)、(II−a
−23)、(II−a−24)、(II−a−28)、(II
−a−31)、(II−a−34)、(II−a−37)ま
たは(II−a−40)で表される化合物が本発明で特に
好ましく用いられる。また式(II−b)の化合物として
は、式(II−b−1)、(II−b−2)、(II−b−
3)、(II−b−4)、(II−b−7)、(II−b−1
0)、(II−b−13)、(II−b−14)、(II−b
−15)、(II−b−19)、(II−b−22)、(II
−b−23)、(II−b−24)、(II−b−28)、
(II−b−31)、(II−b−34)、(II−b−3
5)、(II−b−36)、(II−b−40)、(II−b
−43)、(II−b−44)、(II−b−45)、(II
−b−46)、(II−b−47)、(II−b−49)、
(II−b−52)、(II−b−55)、(II−b−5
6)、(II−b−57)、(II−b−59)および(II
−b−61)で表される化合物が本発明で特に好ましく
用いられる。また、式(II−c)の化合物としては(II
−c−1)、(II−c−2)、(II−c−3)、(II−
c−5)、(II−c−6)、(II−c−9)、(II−c
−12)、(II−c−15)、(II−c−16)、(II
−c−17)、(II−c−18)、(II−c−21)、
(II−c−22)、(II−c−24)、(II−c−2
5)、(II−c−26)、(II−c−28)、(II−c
−30)、(II−c−33)、(II−c−35)、(II
−c−38)、(II−c−39)、(II−c−40)、
(II−c−44)、(II−c−47)、(II−c−4
8)、(II−c−49)および(II−c−50)で表さ
れる化合物が本発明で特に好ましく用いられる。また、
式(II−d)の化合物としては(II−d−2)、(II−
d−3)、(II−d−5)または(II−d−6)で表さ
れる化合物が本発明で特に好ましく用いられる。
化合物としては、式(II−a−1)、(II−a−2)、
(II−a−3)、(II−a−4)、(II−a−7)、
(II−a−10)、(II−a−13)、(II−a−1
6)、(II−a−19)、(II−a−22)、(II−a
−23)、(II−a−24)、(II−a−28)、(II
−a−31)、(II−a−34)、(II−a−37)ま
たは(II−a−40)で表される化合物が本発明で特に
好ましく用いられる。また式(II−b)の化合物として
は、式(II−b−1)、(II−b−2)、(II−b−
3)、(II−b−4)、(II−b−7)、(II−b−1
0)、(II−b−13)、(II−b−14)、(II−b
−15)、(II−b−19)、(II−b−22)、(II
−b−23)、(II−b−24)、(II−b−28)、
(II−b−31)、(II−b−34)、(II−b−3
5)、(II−b−36)、(II−b−40)、(II−b
−43)、(II−b−44)、(II−b−45)、(II
−b−46)、(II−b−47)、(II−b−49)、
(II−b−52)、(II−b−55)、(II−b−5
6)、(II−b−57)、(II−b−59)および(II
−b−61)で表される化合物が本発明で特に好ましく
用いられる。また、式(II−c)の化合物としては(II
−c−1)、(II−c−2)、(II−c−3)、(II−
c−5)、(II−c−6)、(II−c−9)、(II−c
−12)、(II−c−15)、(II−c−16)、(II
−c−17)、(II−c−18)、(II−c−21)、
(II−c−22)、(II−c−24)、(II−c−2
5)、(II−c−26)、(II−c−28)、(II−c
−30)、(II−c−33)、(II−c−35)、(II
−c−38)、(II−c−39)、(II−c−40)、
(II−c−44)、(II−c−47)、(II−c−4
8)、(II−c−49)および(II−c−50)で表さ
れる化合物が本発明で特に好ましく用いられる。また、
式(II−d)の化合物としては(II−d−2)、(II−
d−3)、(II−d−5)または(II−d−6)で表さ
れる化合物が本発明で特に好ましく用いられる。
【0026】これら第2成分の一般式(II−a)〜(II
−d)で表される化合物は誘電率異方性が正の化合物で
あり、熱的安定性や化学的安定性が非常に優れており、
特に電圧保持率の高い、あるいは比抵抗値の大きいとい
った特性が要求されるAM−LCD用の液晶組成物を調
整する場合には、不可欠な化合物である。これらのうち
2環化合物は主として電圧調整および/または粘度調整
の目的で使用される。3環化合物は主として透明点およ
びネマチックレンジ調整および/または電圧調整、Δn
調整、粘度調整の目的で使用される。4環化合物は主と
して透明点およびネマチックレンジ調整の目的で使用さ
れる。
−d)で表される化合物は誘電率異方性が正の化合物で
あり、熱的安定性や化学的安定性が非常に優れており、
特に電圧保持率の高い、あるいは比抵抗値の大きいとい
った特性が要求されるAM−LCD用の液晶組成物を調
整する場合には、不可欠な化合物である。これらのうち
2環化合物は主として電圧調整および/または粘度調整
の目的で使用される。3環化合物は主として透明点およ
びネマチックレンジ調整および/または電圧調整、Δn
調整、粘度調整の目的で使用される。4環化合物は主と
して透明点およびネマチックレンジ調整の目的で使用さ
れる。
【0027】本発明の第3成分である一般式(III)、
(IV)および(V)で表される化合物として、好ましく
は以下の化合物を挙げることができる。
(IV)および(V)で表される化合物として、好ましく
は以下の化合物を挙げることができる。
【0028】
【化43】
【0029】
【化44】
【0030】(RおよびR’は各々独立してアルキル基
を示す。)
を示す。)
【0031】これらの化合物の中で、一般式(III)の化
合物としては式(III−1)、(III−2)、(III−4)、
(III−5)および(III−6)が本発明で特に好ましく用
いられる。また一般式(IV)の化合物としては、式(IV
−1)、(IV−2)、(IV−3)、(IV−9)、(IV−
10)および(IV−11)の化合物が本発明において特
に好ましく用いられる。また、一般式(V)の化合物と
しては、式(V−1)、(V−2)および(V−3)の
化合物が特に好ましく用いられる。
合物としては式(III−1)、(III−2)、(III−4)、
(III−5)および(III−6)が本発明で特に好ましく用
いられる。また一般式(IV)の化合物としては、式(IV
−1)、(IV−2)、(IV−3)、(IV−9)、(IV−
10)および(IV−11)の化合物が本発明において特
に好ましく用いられる。また、一般式(V)の化合物と
しては、式(V−1)、(V−2)および(V−3)の
化合物が特に好ましく用いられる。
【0032】一般式(III)の化合物は誘電率異方性が負
かまたは弱い正の2環化合物であり、主として粘度低下
および/またはΔn調整の目的で使用される。一般式
(IV)の化合物は誘電率異方性が負かまたは弱い正の3
環化合物であり、主として透明点を高くするおよびネマ
チックレンジを広げる目的および/またはΔn調整の目
的で使用される。また、一般式(V)の化合物は誘電率
異方性が負かまたは弱い正の4環化合物であり、主とし
てネマチックレンジを広げる目的で使用される。
かまたは弱い正の2環化合物であり、主として粘度低下
および/またはΔn調整の目的で使用される。一般式
(IV)の化合物は誘電率異方性が負かまたは弱い正の3
環化合物であり、主として透明点を高くするおよびネマ
チックレンジを広げる目的および/またはΔn調整の目
的で使用される。また、一般式(V)の化合物は誘電率
異方性が負かまたは弱い正の4環化合物であり、主とし
てネマチックレンジを広げる目的で使用される。
【0033】本発明の付加成分である一般式(VI)およ
び(VII)で表される化合物として、好ましくは以下の化
合物を挙げることができる。
び(VII)で表される化合物として、好ましくは以下の化
合物を挙げることができる。
【0034】
【化45】
【0035】
【化46】
【0036】(Rはアルキル基を示す。)
【0037】本発明で使用される第1成分の使用量は、
液晶組成物の全重量に対して3〜40重量%が好まし
い。3重量%より小さいと主題の透明点の効果が得にく
いし、40重量%を超えると液晶組成物のしきい値電圧
が大きくなり好ましくない。より好ましくは5〜30重
量%が好ましい。第2成分の使用量は、50〜97重量
%が好ましい。50重量%より小さいとしきい値電圧が
大きくなり、97重量%を超えると主題の透明点の効果
が得にくいので好ましくない。より好ましくは60〜9
5重量%が好ましい。第3成分の使用量は、0.1〜4
0重量%が好ましい。40重量%を超えるとしきい値電
圧が大きくなり好ましくない。より好ましくは0.1〜
30重量%が好ましい。付加成分の使用量は0.1〜2
0重量%が好ましい。20重量%を超えると主題の透明
点の効果が得にくいので好ましくない。より好ましくは
0.1〜15重量%が好ましい。
液晶組成物の全重量に対して3〜40重量%が好まし
い。3重量%より小さいと主題の透明点の効果が得にく
いし、40重量%を超えると液晶組成物のしきい値電圧
が大きくなり好ましくない。より好ましくは5〜30重
量%が好ましい。第2成分の使用量は、50〜97重量
%が好ましい。50重量%より小さいとしきい値電圧が
大きくなり、97重量%を超えると主題の透明点の効果
が得にくいので好ましくない。より好ましくは60〜9
5重量%が好ましい。第3成分の使用量は、0.1〜4
0重量%が好ましい。40重量%を超えるとしきい値電
圧が大きくなり好ましくない。より好ましくは0.1〜
30重量%が好ましい。付加成分の使用量は0.1〜2
0重量%が好ましい。20重量%を超えると主題の透明
点の効果が得にくいので好ましくない。より好ましくは
0.1〜15重量%が好ましい。
【0038】本発明の液晶組成物は使用される液晶表示
素子の目的に応じて、前記一般式(I)〜(VI)で表さ
れる化合物の他、しきい値電圧、ネマティックレンジ、
Δn、誘電率異方性、粘度等を調整する目的で、他の化
合物を本発明の目的を害さない範囲で適当量含有するこ
とができる。
素子の目的に応じて、前記一般式(I)〜(VI)で表さ
れる化合物の他、しきい値電圧、ネマティックレンジ、
Δn、誘電率異方性、粘度等を調整する目的で、他の化
合物を本発明の目的を害さない範囲で適当量含有するこ
とができる。
【0039】本発明に従い使用される液晶組成物は、そ
れ自体慣用な方法で調製される。一般には、種々の成分
を高い温度で互いに溶解させる方法がとられている。ま
た、本発明の液晶材料は、適当な添加物によって意図す
る用途に応じた改良がなされ、最適化される。このよう
な添加物は当業者によくしられており、文献等に詳細に
記載されている。通常、液晶のらせん構造を誘起して必
要なねじれ角を調整し、逆ねじれ(reversetw
ist)を防ぐためキラルドープ材(chiral d
opant)などを添加する。また、本発明に従い使用
される液晶組成物は、メロシアニン系、スチリル系、ア
ゾ系、アゾメチン系、アゾキシ系、キノフタロン系、ア
ントラキノン系およびテトラジン系等の二色性色素を添
加してゲストホスト(GH)モード用の液晶組成物とし
ても使用できる。あるいは、ネマチック液晶をマイクロ
カプセル化して作製したNCAPや液晶中に三次元網目
状高分子を作製したポリマーネットワーク液晶表示素子
(PNLCD)に代表されるポリマー分散型液晶表示素
子(PDLCD)用の液晶組成物としても使用できる。
その他、複屈折制御(ECB)モードや動的散乱(D
S)モード用の液晶組成物としても使用できる。
れ自体慣用な方法で調製される。一般には、種々の成分
を高い温度で互いに溶解させる方法がとられている。ま
た、本発明の液晶材料は、適当な添加物によって意図す
る用途に応じた改良がなされ、最適化される。このよう
な添加物は当業者によくしられており、文献等に詳細に
記載されている。通常、液晶のらせん構造を誘起して必
要なねじれ角を調整し、逆ねじれ(reversetw
ist)を防ぐためキラルドープ材(chiral d
opant)などを添加する。また、本発明に従い使用
される液晶組成物は、メロシアニン系、スチリル系、ア
ゾ系、アゾメチン系、アゾキシ系、キノフタロン系、ア
ントラキノン系およびテトラジン系等の二色性色素を添
加してゲストホスト(GH)モード用の液晶組成物とし
ても使用できる。あるいは、ネマチック液晶をマイクロ
カプセル化して作製したNCAPや液晶中に三次元網目
状高分子を作製したポリマーネットワーク液晶表示素子
(PNLCD)に代表されるポリマー分散型液晶表示素
子(PDLCD)用の液晶組成物としても使用できる。
その他、複屈折制御(ECB)モードや動的散乱(D
S)モード用の液晶組成物としても使用できる。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。比較例、実施例の組成比は全て重量%で示されてい
る。電圧保持率の測定値を記載しているが、この測定は
面積法に基づいて実施した。また、組成物調製の便宜を
はかるため、以下に示す液晶組成物A,B,Cをあらか
じめ調製した。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。比較例、実施例の組成比は全て重量%で示されてい
る。電圧保持率の測定値を記載しているが、この測定は
面積法に基づいて実施した。また、組成物調製の便宜を
はかるため、以下に示す液晶組成物A,B,Cをあらか
じめ調製した。
【0041】組成物A
【0042】
【化47】
【0043】からなる液晶組成物Aを調製した。この液
晶組成物の透明点はTNI=100.2(℃)、20℃に
おける粘度はη20=25.3(mPa・s)、25℃に
おける屈折率異方性はΔn=0.093、20℃におけ
る誘電率異方性はΔε=5.1、20℃におけるしきい
値電圧はVth=2.20(V)であった。また、この
液晶組成物を厚さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持
率を測定したが、25℃における電圧保持率は97. 3
%であった。
晶組成物の透明点はTNI=100.2(℃)、20℃に
おける粘度はη20=25.3(mPa・s)、25℃に
おける屈折率異方性はΔn=0.093、20℃におけ
る誘電率異方性はΔε=5.1、20℃におけるしきい
値電圧はVth=2.20(V)であった。また、この
液晶組成物を厚さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持
率を測定したが、25℃における電圧保持率は97. 3
%であった。
【0044】組成物B
【0045】
【化48】
【0046】からなる液晶組成物Bを調製した。この液
晶組成物の透明点はTNI=71.8(℃)、20℃にお
ける粘度はη20=27.2(mPa・s)、25℃にお
ける屈折率異方性はΔn=0.093、20℃における
誘電率異方性はΔε=9.5、20℃におけるしきい値
電圧はVth=1.25(V)であった。また、この液
晶組成物を厚さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率
を測定したが、25℃における電圧保持率は97. 5%
であった。
晶組成物の透明点はTNI=71.8(℃)、20℃にお
ける粘度はη20=27.2(mPa・s)、25℃にお
ける屈折率異方性はΔn=0.093、20℃における
誘電率異方性はΔε=9.5、20℃におけるしきい値
電圧はVth=1.25(V)であった。また、この液
晶組成物を厚さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率
を測定したが、25℃における電圧保持率は97. 5%
であった。
【0047】 組成物C 組成物A 70% 組成物B 30% からなる液晶組成物Cを調製した。この液晶組成物の透
明点はTNI=91. 6(℃)、20℃における粘度はη
20=25.9(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.093、20℃における誘電率異方性
はΔε=6.6、20℃におけるしきい値電圧はVth
=1.56(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は97. 3%であった。
明点はTNI=91. 6(℃)、20℃における粘度はη
20=25.9(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.093、20℃における誘電率異方性
はΔε=6.6、20℃におけるしきい値電圧はVth
=1.56(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は97. 3%であった。
【0048】比較例1 特開昭54−151951号公報の混合物例2に開示さ
れている以下の液晶組成物を調製した。
れている以下の液晶組成物を調製した。
【0049】
【化49】
【0050】この液晶組成物の透明点はTNI=67.6
(℃)、20℃における粘度はη20=55.7(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.16
9であった。20℃における誘電率異方性はΔε=9.
2、20℃におけるしきい値電圧はVth=1.56
(V)であった。また、25℃における電圧保持率は8
3.3%、60℃における電圧保持率は56.2%であ
った。
(℃)、20℃における粘度はη20=55.7(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.16
9であった。20℃における誘電率異方性はΔε=9.
2、20℃におけるしきい値電圧はVth=1.56
(V)であった。また、25℃における電圧保持率は8
3.3%、60℃における電圧保持率は56.2%であ
った。
【0051】比較例2 特開平6−57252号公報の実施例2に開示されてい
る以下の液晶組成物を調製した。
る以下の液晶組成物を調製した。
【0052】
【化50】
【0053】この液晶組成物の透明点はTNI=76.5
(℃)、20℃における粘度はη20=22.3(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.13
2であった。20℃における誘電率異方性はΔε=9.
3、20℃におけるしきい値電圧はVth=1.65
(V)であった。また、25℃における電圧保持率は8
5.4%、60℃における電圧保持率は53.8%であ
った。
(℃)、20℃における粘度はη20=22.3(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.13
2であった。20℃における誘電率異方性はΔε=9.
3、20℃におけるしきい値電圧はVth=1.65
(V)であった。また、25℃における電圧保持率は8
5.4%、60℃における電圧保持率は53.8%であ
った。
【0054】実施例1
【0055】
【化51】
【0056】組成物A 85. 0% からなる液晶組成物を調製した。この液晶組成物の透明
点はTNI=101.5(℃)、20℃における粘度はη
20=25.1(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.095、20℃における誘電率異方性
はΔε=5.3、20℃におけるしきい値電圧はVth
=1.81(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は97.7%、60℃に
おける電圧保持率は96. 0%であった。比較例1、2
の液晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなっ
た。
点はTNI=101.5(℃)、20℃における粘度はη
20=25.1(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.095、20℃における誘電率異方性
はΔε=5.3、20℃におけるしきい値電圧はVth
=1.81(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は97.7%、60℃に
おける電圧保持率は96. 0%であった。比較例1、2
の液晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなっ
た。
【0057】実施例2
【0058】
【化52】
【0059】組成物A 85. 0% からなる液晶組成物を調製した。この液晶組成物の透明
点はTNI=101.2(℃)、20℃における粘度はη
20=25.3(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.087、20℃における誘電率異方性
はΔε=4.4、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.08(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.0%、60℃に
おける電圧保持率は97. 1%であった。比較例1、2
の液晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなっ
た。
点はTNI=101.2(℃)、20℃における粘度はη
20=25.3(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.087、20℃における誘電率異方性
はΔε=4.4、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.08(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.0%、60℃に
おける電圧保持率は97. 1%であった。比較例1、2
の液晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなっ
た。
【0060】実施例3
【0061】
【化53】
【0062】組成物B 85. 0% からなる液晶組成物を調製した。この液晶組成物の透明
点はTNI=86.0(℃)、20℃における粘度はη20
=31.7(mPa・s)、25℃における屈折率異方
性はΔn=0.099、20℃における誘電率異方性は
Δε=8.3、20℃におけるしきい値電圧はVth=
1.43(V)であった。また、この液晶組成物を厚さ
6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定したが、
25℃における電圧保持率は97.9%、60℃におけ
る電圧保持率は96. 3%であった。比較例1、2の液
晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなった。
点はTNI=86.0(℃)、20℃における粘度はη20
=31.7(mPa・s)、25℃における屈折率異方
性はΔn=0.099、20℃における誘電率異方性は
Δε=8.3、20℃におけるしきい値電圧はVth=
1.43(V)であった。また、この液晶組成物を厚さ
6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定したが、
25℃における電圧保持率は97.9%、60℃におけ
る電圧保持率は96. 3%であった。比較例1、2の液
晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなった。
【0063】実施例4
【0064】
【化54】
【0065】組成物C 80. 0% からなる液晶組成物を調製した。この液晶組成物の透明
点はTNI=104.3(℃)、20℃における粘度はη
20=46.1(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.106、20℃における誘電率異方性
はΔε=5.7、20℃におけるしきい値電圧はVth
=1.99(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.0%、60℃に
おける電圧保持率は97. 1%であった。比較例1、2
の液晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなっ
た。
点はTNI=104.3(℃)、20℃における粘度はη
20=46.1(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.106、20℃における誘電率異方性
はΔε=5.7、20℃におけるしきい値電圧はVth
=1.99(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.0%、60℃に
おける電圧保持率は97. 1%であった。比較例1、2
の液晶組成物に比べ、透明点、電圧保持率が高くなっ
た。
【0066】実施例5
【0067】
【化55】
【0068】
【化56】
【0069】組成物A 52. 0% からなる液晶組成物を調製した。この液晶組成物の透明
点はTNI=108.0(℃)、20℃における粘度はη
20=22.9(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.104、20℃における誘電率異方性
はΔε=4.0、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.27(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.9%、60℃に
おける電圧保持率は96. 6%であった。
点はTNI=108.0(℃)、20℃における粘度はη
20=22.9(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.104、20℃における誘電率異方性
はΔε=4.0、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.27(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.9%、60℃に
おける電圧保持率は96. 6%であった。
【0070】実施例6
【0071】
【化57】
【0072】
【化58】
【0073】組成物A 52. 0% からなる液晶組成物を調製した。この液晶組成物の透明
点はTNI=104.7(℃)、20℃における粘度はη
20=22.2(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.101、20℃における誘電率異方性
はΔε=3.3、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.42(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.0%、60℃に
おける電圧保持率は96. 5%であった。
点はTNI=104.7(℃)、20℃における粘度はη
20=22.2(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.101、20℃における誘電率異方性
はΔε=3.3、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.42(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.0%、60℃に
おける電圧保持率は96. 5%であった。
【0074】実施例7
【0075】
【化59】
【0076】組成物A 60. 0% からなる液晶組成物を調製した。この液晶組成物の透明
点はTNI=110.1(℃)、20℃における粘度はη
20=24.1(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.097、20℃における誘電率異方性
はΔε=4.0、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.18(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は97.6%、60℃に
おける電圧保持率は95. 0%であった。
点はTNI=110.1(℃)、20℃における粘度はη
20=24.1(mPa・s)、25℃における屈折率異
方性はΔn=0.097、20℃における誘電率異方性
はΔε=4.0、20℃におけるしきい値電圧はVth
=2.18(V)であった。また、この液晶組成物を厚
さ6.0μmのセルに封入し、電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は97.6%、60℃に
おける電圧保持率は95. 0%であった。
【0077】実施例8
【0078】
【化60】
【0079】
【化61】
【0080】からなる液晶組成物を調製した。
【0081】
【発明の効果】実施例で示したように、本発明によっ
て、AM−LCD表示方式に求められる種々の特性を満
たしながら、特に高速応答性に対応するために低粘度で
且つ透明点の高い液晶組成物を提供できる。
て、AM−LCD表示方式に求められる種々の特性を満
たしながら、特に高速応答性に対応するために低粘度で
且つ透明点の高い液晶組成物を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 哲也 千葉県袖ヶ浦市長浦駅前6丁目10番11号 (72)発明者 蜂谷 典久 千葉県市原市青葉台2丁目5番地
Claims (7)
- 【請求項1】 第1成分として、一般式(I−a)およ
び/または(I−b)から選択される化合物を少なくと
も1種含有し、第2成分として、一般式(II)の末端基
構造を有する液晶性化合物を少なくとも1種またはそれ
以上含有することを特徴とする液晶組成物。 【化1】 【化2】 (式中、R0 、R1 は各々独立して炭素数1〜10のア
ルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。
いずれにおいても基中の任意の1つまたは相隣接しない
2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子(−O
−)によって置換されても良い。A0 は側位の1つのH
がFで置換されても良いフェニレン基を示す。) 【化3】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
OCF2 H、OCF2CF2 H、OCF2 ClまたはO
CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
してHまたはFを示す。) - 【請求項2】 一般式(II)の化合物が、一般式(II−
a)、(II−b)、(II−c)および(II−d) 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 (式中、R5 は炭素数1〜10のアルキル基を示し、X
はF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2
H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはOCF2 C
FHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立してHま
たはFを示し、L1 およびL2 は各々独立してHまたは
Fを示し、Z3 およびZ4 は各々独立して−CH2 CH
2 −または単結合を示す。)で表される化合物であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の液晶組成物。 - 【請求項3】 液晶組成物の全重量に対して、第1成分
が3〜50重量%、第2成分が50〜97重量%である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶組成
物。 - 【請求項4】 第3成分として、一般式(III)、(IV)
および(V) 【化8】 (式中、R6 およびR7 は各々独立して炭素数1〜10
のアルキル基を示すが、基中の任意の1つまたは相隣接
しない2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子
(−O−)によって置換されても良い。BおよびCは各
々独立して、トランス−1,4−シクロヘキシレン基ま
たはフェニレン基を示し、Z5 は−CH2 CH2 −また
は単結合を示す。) 【化9】 (式中、R8 およびR9 は各々独立して炭素数1〜10
のアルキル基を示す。いずれにおいても基中の任意の1
つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基(−CH2
−)は酸素原子(−O−)によって置換されても良い。
Dはトランス−1,4−シクロヘキシレン基またはフェ
ニレン基を示し、Eはトランス−1,4−シクロヘキシ
レン基または側位の1つのHがFで置換されてもよいフ
ェニレン基を示す。Z6 は−CH2 CH2 −または単結
合を示し、Z7 は−CH2 CH2−、−CH=CH−、
−C≡C−または単結合を示す。) 【化10】 (式中、R10は炭素数1〜10のアルキル基が、基中の
任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
(−CH2 −)は酸素原子(−O−)によって置換され
ても良い。R11は炭素数1〜10のアルキル基を示し、
Q3 はHまたはFを示す。)からなる群から選択される
1種またはそれ以上の化合物をさらに含有することを特
徴とする請求項1、2または3に記載の液晶組成物。 - 【請求項5】 液晶組成物の全重量に対して、第3成分
が0.1〜40重量%であることを特徴とする請求項4
に記載の液晶組成物。 - 【請求項6】 一般式(VI−a)、(VI−b)、(VI−
c)および(VI−d) 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 (式中、R12は炭素数1〜10のアルキル基を示し、Y
はF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2
H、OCF2 ClまたはOCF2 CFHCF3 を示し、
Q4 およびQ5 は各々独立してH、またはFを示す。)
からなる群から選択される1種またはそれ以上の化合物
をさらに含有することを特徴とする請求項2〜5のいず
れかに記載の液晶組成物。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の液晶組
成物を用いた液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267710A JPH0987628A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 液晶組成物および液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267710A JPH0987628A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 液晶組成物および液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0987628A true JPH0987628A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17448480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7267710A Pending JPH0987628A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 液晶組成物および液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0987628A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7497969B2 (en) | 2004-06-28 | 2009-03-03 | Chisso Corporation | Liquid crystal composition and liquid crystal display element |
| WO2024216711A1 (zh) * | 2023-04-19 | 2024-10-24 | 北京大学 | 一种热致变色胆甾相液晶材料及其制备方法 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7267710A patent/JPH0987628A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7497969B2 (en) | 2004-06-28 | 2009-03-03 | Chisso Corporation | Liquid crystal composition and liquid crystal display element |
| WO2024216711A1 (zh) * | 2023-04-19 | 2024-10-24 | 北京大学 | 一种热致变色胆甾相液晶材料及其制备方法 |
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