JPH098789A - クロック再生装置 - Google Patents
クロック再生装置Info
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- JPH098789A JPH098789A JP7147943A JP14794395A JPH098789A JP H098789 A JPH098789 A JP H098789A JP 7147943 A JP7147943 A JP 7147943A JP 14794395 A JP14794395 A JP 14794395A JP H098789 A JPH098789 A JP H098789A
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- JP
- Japan
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- signal
- clock
- count value
- outputs
- output
- Prior art date
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- Pending
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シンプレックス方式で受信モードに切り換え
た直後からデータを処理でき、かつ集積化可能なクロッ
ク再生装置を供給する。 【構成】 受信クロック信号と再生クロック信号の変化
点を検出するエッジ検出器1,2からのパルス信号の進
み位相差か遅れ位相差の分だけアクティブな信号を出力
するJK−F/F3,4と、受信クロック信号の立下り
で出力される第3パルス信号とCPUのHOLD信号と
の論理和を出力するORゲート6と、JK−F/F3,
4の信号でカウント値をアップ,ダウンしORゲート6
の出力がアクティブ時の初期値をロードするアップダウ
ンカウンタ7と、第3パルス信号にてカウンタ7のカウ
ント値を保持するラッチ回路8と、カウント値変換アナ
ログ信号で発振周波数を変化させる電圧制御発振器10
と、電圧制御発振器10の出力信号を分周して再生クロ
ック信号を出力する分周器11とを設けた。
た直後からデータを処理でき、かつ集積化可能なクロッ
ク再生装置を供給する。 【構成】 受信クロック信号と再生クロック信号の変化
点を検出するエッジ検出器1,2からのパルス信号の進
み位相差か遅れ位相差の分だけアクティブな信号を出力
するJK−F/F3,4と、受信クロック信号の立下り
で出力される第3パルス信号とCPUのHOLD信号と
の論理和を出力するORゲート6と、JK−F/F3,
4の信号でカウント値をアップ,ダウンしORゲート6
の出力がアクティブ時の初期値をロードするアップダウ
ンカウンタ7と、第3パルス信号にてカウンタ7のカウ
ント値を保持するラッチ回路8と、カウント値変換アナ
ログ信号で発振周波数を変化させる電圧制御発振器10
と、電圧制御発振器10の出力信号を分周して再生クロ
ック信号を出力する分周器11とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信装置に関し、
特にシンプレックス(送信と受信を時間的に切り換えて
通信する)の衛星通信装置において、切り換え直後から
受信データが得られるようにさせるクロック再生装置に
関する。
特にシンプレックス(送信と受信を時間的に切り換えて
通信する)の衛星通信装置において、切り換え直後から
受信データが得られるようにさせるクロック再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信には大きく2つの方式があり、
1つはシンプレックス(半二重)で、もう1つはデュプ
レックス(全二重)である。シンプレックスは送信と受
信を時間的に切り換えて通信する方式であり、一方、デ
ュプレックスは送信と受信を同時に行う方式である。電
話などの音声通信では、送信と受信が同時に行われない
と違和感があるため、従来の衛星通信ではデュプレック
スがほとんど使用されていた。
1つはシンプレックス(半二重)で、もう1つはデュプ
レックス(全二重)である。シンプレックスは送信と受
信を時間的に切り換えて通信する方式であり、一方、デ
ュプレックスは送信と受信を同時に行う方式である。電
話などの音声通信では、送信と受信が同時に行われない
と違和感があるため、従来の衛星通信ではデュプレック
スがほとんど使用されていた。
【0003】図10に従来のデュプレックスの衛星通信
装置で使用されているクロック再生装置のブロック図を
示す。このクロック再生装置は、衛星からの電波を受信
してデータを復調する復調器23と、受信データを入力
し全波整流を行って受信データに含まれるクロック成分
を抽出し出力する全波整流器24と、全波整流器24の
出力信号を入力し希望する受信クロック成分のみをフィ
ルタリングして出力するバンドパスフィルタ25と、バ
ンドパスフィルタ25の出力信号を入力しその信号に基
準信号を位相同期させることにより受信クロックを出力
するアナログPLL回路26とからなる。
装置で使用されているクロック再生装置のブロック図を
示す。このクロック再生装置は、衛星からの電波を受信
してデータを復調する復調器23と、受信データを入力
し全波整流を行って受信データに含まれるクロック成分
を抽出し出力する全波整流器24と、全波整流器24の
出力信号を入力し希望する受信クロック成分のみをフィ
ルタリングして出力するバンドパスフィルタ25と、バ
ンドパスフィルタ25の出力信号を入力しその信号に基
準信号を位相同期させることにより受信クロックを出力
するアナログPLL回路26とからなる。
【0004】以上のように構成されたクロック再生装置
について以下にその動作を説明する。衛星からの電波は
データによって搬送波が変調されているので、復調器2
3はこの電波から搬送波の成分を取り除き、データ成分
のみを取り出して受信データとして出力する。全波整流
器24は受信データを整流することにより、受信データ
の波形が図11に示すように振幅の中間点から下側の部
分が上側に折り返すようになり、受信データに含まれる
クロック成分を抜き出して出力する。全波整流器24の
出力信号には希望するクロック成分以外にもクロック成
分の(1/整数)の成分も含まれているため、バンドパ
スフィルタ25はフィルタリングによって希望するクロ
ック成分のみを選び出して出力する。アナログPLL回
路26はバンドパスフィルタ25の出力信号にアナログ
PLL回路26の基準信号を位相同期させることによ
り、希望するクロック成分以外の成分を除去して受信ク
ロックのみを選び出して出力する。その結果、復調器2
3からの受信データのパターンによらず、アナログPL
L回路26からは常に一定の周波数の受信クロックが出
力される。ここで、受信データはシリアルデータであ
り、CPUで受信データを処理するためには8ビット毎
のデータに区切る必要がある。そのため、受信データの
中には予め、データの判っている固定パターン(同期パ
ターン)が周期的に入っている。この同期パターンを目
安にして受信データと同期した受信クロックの数を数え
ることにより、8ビット毎のデータに区切っている。
について以下にその動作を説明する。衛星からの電波は
データによって搬送波が変調されているので、復調器2
3はこの電波から搬送波の成分を取り除き、データ成分
のみを取り出して受信データとして出力する。全波整流
器24は受信データを整流することにより、受信データ
の波形が図11に示すように振幅の中間点から下側の部
分が上側に折り返すようになり、受信データに含まれる
クロック成分を抜き出して出力する。全波整流器24の
出力信号には希望するクロック成分以外にもクロック成
分の(1/整数)の成分も含まれているため、バンドパ
スフィルタ25はフィルタリングによって希望するクロ
ック成分のみを選び出して出力する。アナログPLL回
路26はバンドパスフィルタ25の出力信号にアナログ
PLL回路26の基準信号を位相同期させることによ
り、希望するクロック成分以外の成分を除去して受信ク
ロックのみを選び出して出力する。その結果、復調器2
3からの受信データのパターンによらず、アナログPL
L回路26からは常に一定の周波数の受信クロックが出
力される。ここで、受信データはシリアルデータであ
り、CPUで受信データを処理するためには8ビット毎
のデータに区切る必要がある。そのため、受信データの
中には予め、データの判っている固定パターン(同期パ
ターン)が周期的に入っている。この同期パターンを目
安にして受信データと同期した受信クロックの数を数え
ることにより、8ビット毎のデータに区切っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、衛星通信の利用
が多くなっており、今後の衛星通信を普及させるために
は端末の価格を抑える必要がある。そのため、最近では
データ通信を行うシステムにおいては、端末の価格を抑
えるためにデュプレックスに代わりシンプレックスで通
信を行うシステムもでてきている。具体的には、チャン
ネルを切り換えるためのシンセサイザを送信時と受信時
で切り換えて使用することにより、シンセサイザを1個
で済ませることができる。しかしながら、シンプレック
スでは送信中はシンセサイザを送信チャンネルに設定す
るため、衛星からの電波は受信できない。その結果、復
調器23から出力される受信データはでたらめな値とな
り、アナログPLL回路26はロックがはずれ、このア
ナログPLL回路26から出力される受信クロックもフ
リーランの状態となって受信データと同期しないため、
8ビット毎のデータの区切りが不定になる。よって、再
び衛星からの電波を受信し始めたときは、アナログPL
L回路26が受信データにロックし、かつ同期パターン
を検出するまでは8ビット毎のデータの区切りが確定せ
ずに、CPUで受信データを処理できないといった問題
がある。
が多くなっており、今後の衛星通信を普及させるために
は端末の価格を抑える必要がある。そのため、最近では
データ通信を行うシステムにおいては、端末の価格を抑
えるためにデュプレックスに代わりシンプレックスで通
信を行うシステムもでてきている。具体的には、チャン
ネルを切り換えるためのシンセサイザを送信時と受信時
で切り換えて使用することにより、シンセサイザを1個
で済ませることができる。しかしながら、シンプレック
スでは送信中はシンセサイザを送信チャンネルに設定す
るため、衛星からの電波は受信できない。その結果、復
調器23から出力される受信データはでたらめな値とな
り、アナログPLL回路26はロックがはずれ、このア
ナログPLL回路26から出力される受信クロックもフ
リーランの状態となって受信データと同期しないため、
8ビット毎のデータの区切りが不定になる。よって、再
び衛星からの電波を受信し始めたときは、アナログPL
L回路26が受信データにロックし、かつ同期パターン
を検出するまでは8ビット毎のデータの区切りが確定せ
ずに、CPUで受信データを処理できないといった問題
がある。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、シン
プレックス方式で受信モードに切り換えた直後からデー
タを処理できるクロック再生装置を提供することを目的
とするものである。
プレックス方式で受信モードに切り換えた直後からデー
タを処理できるクロック再生装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、復調器から出力される受信クロック信号を
入力しクロック信号の変化点を検出して第1のパルス信
号を出力する第1のエッジ検出器と、後述する再生クロ
ック信号を入力してクロック信号の変化点を検出して第
2のパルス信号を出力する第2のエッジ検出器と、前記
第1のエッジ検出器からの第1のパルス信号と前記第2
のエッジ検出器からの第2のパルス信号とを入力し第1
のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも進
んでいるときに進み位相差の分だけアクティブになるア
ップ信号を出力する第1のJK−F/Fと、逆に第1の
パルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも遅れ
ているときに遅れ位相差の分だけアクティブになるダウ
ン信号を出力する第2のJK−F/Fと、前記受信クロ
ック信号の立ち下がりを検出して第3のパルス信号を出
力する第3のエッジ検出器と、前記第3のエッジ検出器
からの第3のパルス信号とCPUからのHOLD信号と
を入力し両信号の論理和をとって出力するORゲート
と、前記第1のJK−F/Fからのアップ信号と前記第
2のJK−F/Fからのダウン信号とORゲートの出力
信号とを入力し、アップ信号がアクティブのときにはカ
ウント値をアップしダウン信号がアクティブのときには
カウント値をダウンする一方、ORゲートの出力信号が
アクティブのときには最大カウント値の半分である初期
値をロードする第1のアップダウンカウンタと、前記第
1のアップダウンカウンタのカウント値と前記第3のエ
ッジ検出器からの第3のパルス信号とを入力し第3のパ
ルス信号がアクティブのときに第1のアップダウンカウ
ンタのカウント値を保持するラッチ回路と、ラッチした
カウント値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ
と、前記D/Aコンバータのアナログ信号に応じて発振
周波数を変化させる電圧制御発振器と、前記電圧制御発
振器の出力信号を前記復調器からの受信クロック信号と
同じ周波数まで分周して再生クロック信号として出力す
る分周器とを備えたものである。
に本発明は、復調器から出力される受信クロック信号を
入力しクロック信号の変化点を検出して第1のパルス信
号を出力する第1のエッジ検出器と、後述する再生クロ
ック信号を入力してクロック信号の変化点を検出して第
2のパルス信号を出力する第2のエッジ検出器と、前記
第1のエッジ検出器からの第1のパルス信号と前記第2
のエッジ検出器からの第2のパルス信号とを入力し第1
のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも進
んでいるときに進み位相差の分だけアクティブになるア
ップ信号を出力する第1のJK−F/Fと、逆に第1の
パルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも遅れ
ているときに遅れ位相差の分だけアクティブになるダウ
ン信号を出力する第2のJK−F/Fと、前記受信クロ
ック信号の立ち下がりを検出して第3のパルス信号を出
力する第3のエッジ検出器と、前記第3のエッジ検出器
からの第3のパルス信号とCPUからのHOLD信号と
を入力し両信号の論理和をとって出力するORゲート
と、前記第1のJK−F/Fからのアップ信号と前記第
2のJK−F/Fからのダウン信号とORゲートの出力
信号とを入力し、アップ信号がアクティブのときにはカ
ウント値をアップしダウン信号がアクティブのときには
カウント値をダウンする一方、ORゲートの出力信号が
アクティブのときには最大カウント値の半分である初期
値をロードする第1のアップダウンカウンタと、前記第
1のアップダウンカウンタのカウント値と前記第3のエ
ッジ検出器からの第3のパルス信号とを入力し第3のパ
ルス信号がアクティブのときに第1のアップダウンカウ
ンタのカウント値を保持するラッチ回路と、ラッチした
カウント値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ
と、前記D/Aコンバータのアナログ信号に応じて発振
周波数を変化させる電圧制御発振器と、前記電圧制御発
振器の出力信号を前記復調器からの受信クロック信号と
同じ周波数まで分周して再生クロック信号として出力す
る分周器とを備えたものである。
【0008】さらに、上記構成に加えて、第1のJK−
F/Fが出力するアップ信号を入力しアップ信号がアク
ティブのときにカウントアップしカウント値が最大にな
ったときに第1のキャリーアップ信号を出力する第1の
カウンタと、第2のJK−F/Fが出力するダウン信号
を入力しダウン信号がアクティブのときにカウントアッ
プしカウント値が最大になったときに第2のキャリーア
ップ信号を出力する第2のカウンタと、第1のキャリー
アップ信号と第2のキャリーアップ信号とを入力し第1
のキャリーアップ信号が第2のキャリーアップ信号より
も先に入力されたときにはカウント値をアップし、逆に
第2のキャリーアップ信号が第1のキャリーアップ信号
よりも先に入力されたときにはカウント値をダウンする
一方、カウント値を第1のアップダウンカウンタの初期
値として出力する第2のアップダウンカウンタとを設け
たものである。
F/Fが出力するアップ信号を入力しアップ信号がアク
ティブのときにカウントアップしカウント値が最大にな
ったときに第1のキャリーアップ信号を出力する第1の
カウンタと、第2のJK−F/Fが出力するダウン信号
を入力しダウン信号がアクティブのときにカウントアッ
プしカウント値が最大になったときに第2のキャリーア
ップ信号を出力する第2のカウンタと、第1のキャリー
アップ信号と第2のキャリーアップ信号とを入力し第1
のキャリーアップ信号が第2のキャリーアップ信号より
も先に入力されたときにはカウント値をアップし、逆に
第2のキャリーアップ信号が第1のキャリーアップ信号
よりも先に入力されたときにはカウント値をダウンする
一方、カウント値を第1のアップダウンカウンタの初期
値として出力する第2のアップダウンカウンタとを設け
たものである。
【0009】さらに、第1のカウンタの代わりに、カウ
ンタの段数がそれぞれ第1のカウンタの半分の段数を持
つ2つのカウンタ、第3のカウンタと第4のカウンタを
縦列に接続し、第3のカウンタのカウント値が最大にな
ったときに出力する第3のキャリーアップ信号と、第4
のカウンタのカウント値が最大になったときに出力する
第4のキャリーアップ信号と、CPUからの切り換え信
号とを入力しCPUからの切り換え信号に応じて第3の
キャリーアップ信号か、第4のキャリーアップ信号のい
ずれか一方を選択して出力する第1のセレクタと、同じ
く第2のカウンタの代わりに、第5のカウンタと第6の
カウンタを縦列に接続し、第5のキャリーアップ信号と
第6のキャリーアップ信号とCPUからの切り換え信号
とを入力し、CPUからの切り換え信号に応じて第5の
キャリーアップ信号か、第6のキャリーアップ信号のい
ずれか一方を選択して出力する第2のセレクタと、第1
のセレクタの出力信号と第2のセレクタの出力信号とを
入力し、第1のセレクタの出力信号がアクティブのとき
にはカウント値をアップし、第2のセレクタの出力信号
がアクティブのときにはカウント値をダウンする一方、
カウント値を第1のアップダウンカウンタの初期値とし
て出力する第2のアップダウンカウンタとを設けたもの
である。
ンタの段数がそれぞれ第1のカウンタの半分の段数を持
つ2つのカウンタ、第3のカウンタと第4のカウンタを
縦列に接続し、第3のカウンタのカウント値が最大にな
ったときに出力する第3のキャリーアップ信号と、第4
のカウンタのカウント値が最大になったときに出力する
第4のキャリーアップ信号と、CPUからの切り換え信
号とを入力しCPUからの切り換え信号に応じて第3の
キャリーアップ信号か、第4のキャリーアップ信号のい
ずれか一方を選択して出力する第1のセレクタと、同じ
く第2のカウンタの代わりに、第5のカウンタと第6の
カウンタを縦列に接続し、第5のキャリーアップ信号と
第6のキャリーアップ信号とCPUからの切り換え信号
とを入力し、CPUからの切り換え信号に応じて第5の
キャリーアップ信号か、第6のキャリーアップ信号のい
ずれか一方を選択して出力する第2のセレクタと、第1
のセレクタの出力信号と第2のセレクタの出力信号とを
入力し、第1のセレクタの出力信号がアクティブのとき
にはカウント値をアップし、第2のセレクタの出力信号
がアクティブのときにはカウント値をダウンする一方、
カウント値を第1のアップダウンカウンタの初期値とし
て出力する第2のアップダウンカウンタとを設けたもの
である。
【0010】さらに、第1のJK−F/Fが出力するア
ップ信号と、第2のJK−F/Fが出力するダウン信号
とを入力し両信号の排他的論理和を出力するEX−OR
ゲートと、EX−ORゲートの出力信号と第3のエッジ
検出器の出力信号とを入力し両信号が共にアクティブで
あるときに装置全体をリセットするリセット信号を出力
する第4のJK−F/Fとを設けたものである。
ップ信号と、第2のJK−F/Fが出力するダウン信号
とを入力し両信号の排他的論理和を出力するEX−OR
ゲートと、EX−ORゲートの出力信号と第3のエッジ
検出器の出力信号とを入力し両信号が共にアクティブで
あるときに装置全体をリセットするリセット信号を出力
する第4のJK−F/Fとを設けたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記構成により、シンプレックスの衛
星通信装置において、復調器からの受信クロックが断に
なる前にCPUからのHOLD信号で第1のアップダウ
ンカウンタのカウント値を保持することにより、送信中
も受信クロックとほぼ同じ周波数と位相をもった再生ク
ロックを出力し続けることができる。
星通信装置において、復調器からの受信クロックが断に
なる前にCPUからのHOLD信号で第1のアップダウ
ンカウンタのカウント値を保持することにより、送信中
も受信クロックとほぼ同じ周波数と位相をもった再生ク
ロックを出力し続けることができる。
【0012】さらに、第1のカウンタで進み位相差の総
和をカウントし第2のカウンタで遅れ位相差の総和をカ
ウントし、両カウンタのキャリーアップ信号のうちどち
らが早くアクティブになるかで第2のアップダウンカウ
ンタのカウント値を増減し、そのカウント値を第1のア
ップダウンカウンタの初期値とする。そして、復調器か
らの受信クロックが断になる前にCPUからのHOLD
信号で第2のアップダウンカウンタのカウント値を保持
することにより、送信中の再生クロックの位相をより受
信クロックの位相に近づけることができる。
和をカウントし第2のカウンタで遅れ位相差の総和をカ
ウントし、両カウンタのキャリーアップ信号のうちどち
らが早くアクティブになるかで第2のアップダウンカウ
ンタのカウント値を増減し、そのカウント値を第1のア
ップダウンカウンタの初期値とする。そして、復調器か
らの受信クロックが断になる前にCPUからのHOLD
信号で第2のアップダウンカウンタのカウント値を保持
することにより、送信中の再生クロックの位相をより受
信クロックの位相に近づけることができる。
【0013】さらに、第1のカウンタ及び第2のカウン
タの段数をそれぞれ半分にしたものを2個縦列に接続
し、1番目のカウンタか2番目のカウンタかいずれか一
方のキャリーアップ信号をCPUからの制御信号で選択
して第2のアップダウンカウンタに入力することによ
り、装置が受信クロックにロックするまではカウンタの
段数を小さくしてロックアップタイムを小さくし、ロッ
クした後はカウンタの段数を大きくして分周器から出力
される再生クロックのジッタ(ゆらぎ)を小さくするこ
とができる。
タの段数をそれぞれ半分にしたものを2個縦列に接続
し、1番目のカウンタか2番目のカウンタかいずれか一
方のキャリーアップ信号をCPUからの制御信号で選択
して第2のアップダウンカウンタに入力することによ
り、装置が受信クロックにロックするまではカウンタの
段数を小さくしてロックアップタイムを小さくし、ロッ
クした後はカウンタの段数を大きくして分周器から出力
される再生クロックのジッタ(ゆらぎ)を小さくするこ
とができる。
【0014】さらに、装置が受信クロックの位相と逆の
位相にロックしてしまう(疑似ロック)と第1のJK−
F/Fが出力するアップ信号と第2のJK−F/Fが出
力するダウン信号とが常に相反する極性を示すことか
ら、両信号の排他的論理和信号でもって装置全体をリセ
ットすることにより、装置が疑似ロックするのを防ぐこ
とができる。
位相にロックしてしまう(疑似ロック)と第1のJK−
F/Fが出力するアップ信号と第2のJK−F/Fが出
力するダウン信号とが常に相反する極性を示すことか
ら、両信号の排他的論理和信号でもって装置全体をリセ
ットすることにより、装置が疑似ロックするのを防ぐこ
とができる。
【0015】このことにより、送信から受信に切り換わ
ったときに同期パターンを検出するまで待つこと無し
に、受信に切り換わった直後から受信データを8ビット
毎のデータに区切ることができる。
ったときに同期パターンを検出するまで待つこと無し
に、受信に切り換わった直後から受信データを8ビット
毎のデータに区切ることができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における衛星通
信装置で使用するブロック再生装置のブロック図であ
る。
信装置で使用するブロック再生装置のブロック図であ
る。
【0017】図1において、1は復調器から出力される
受信クロック信号を入力しクロック信号の変化点を検出
してパルス信号を出力する第1のエッジ検出器、2は後
述する分周器11からの再生ブロック信号を入力してク
ロック信号の変化点を検出してパルス信号を出力する第
2のエッジ検出器、3は第1のエッジ検出器1からの第
1のパルス信号と第2のエッジ検出器2からの第2のパ
ルス信号とを入力し、第1のパルス信号の位相が第2の
パルス信号の位相よりも進んでいるときに進んで位相差
の分だけアクティブになるアップ信号を出力する第1の
JK−F/F、4は逆に第1のパルス信号の位相が第2
のパルス信号の位相よりも遅れているときに遅れ位相差
の分だけアクティブになるダウン信号を出力する第2の
JK−F/F、5は受信クロック信号の立ち下がりを検
出して第3のパルス信号を出力する第3のエッジ検出
器、6は第3のエッジ検出器5からの第3のパルス信号
とCPUからのHOLD信号とを入力して両信号の論理
和をとって出力するORゲート、7は第1のJK−F/
F3からのアップ信号と第2のJK−F/F4からのダ
ウン信号とORゲート6の出力信号とを入力し、アップ
信号がアクティブのときにはカウント値をアップし、ダ
ウン信号がアクティブのときにはカウント値をダウンす
る一方、ORゲート6の出力信号がアクティブのときに
は最大カウント値の半分である初期値をロードする第1
のアップダウンカウンタ、8は第1のアップダウンカウ
ンタ7のカウント値と第3のエッジ検出器5からの第3
のパルス信号とを入力して第3のパルス信号がアクティ
ブのときに第1のアップダウンカウンタ7のカウント値
を保持するラッチ回路、9はラッチしたカウント値をア
ナログ信号に変換するD/Aコンバータ、10はD/A
コンバータ9のアナログ信号に応じて発振周波数を変化
させる電圧制御発振器、11は電圧制御発振器10の出
力信号を復調器からの受信クロック信号と同じ周波数ま
で分周して再生クロック信号として出力する分周器であ
る。
受信クロック信号を入力しクロック信号の変化点を検出
してパルス信号を出力する第1のエッジ検出器、2は後
述する分周器11からの再生ブロック信号を入力してク
ロック信号の変化点を検出してパルス信号を出力する第
2のエッジ検出器、3は第1のエッジ検出器1からの第
1のパルス信号と第2のエッジ検出器2からの第2のパ
ルス信号とを入力し、第1のパルス信号の位相が第2の
パルス信号の位相よりも進んでいるときに進んで位相差
の分だけアクティブになるアップ信号を出力する第1の
JK−F/F、4は逆に第1のパルス信号の位相が第2
のパルス信号の位相よりも遅れているときに遅れ位相差
の分だけアクティブになるダウン信号を出力する第2の
JK−F/F、5は受信クロック信号の立ち下がりを検
出して第3のパルス信号を出力する第3のエッジ検出
器、6は第3のエッジ検出器5からの第3のパルス信号
とCPUからのHOLD信号とを入力して両信号の論理
和をとって出力するORゲート、7は第1のJK−F/
F3からのアップ信号と第2のJK−F/F4からのダ
ウン信号とORゲート6の出力信号とを入力し、アップ
信号がアクティブのときにはカウント値をアップし、ダ
ウン信号がアクティブのときにはカウント値をダウンす
る一方、ORゲート6の出力信号がアクティブのときに
は最大カウント値の半分である初期値をロードする第1
のアップダウンカウンタ、8は第1のアップダウンカウ
ンタ7のカウント値と第3のエッジ検出器5からの第3
のパルス信号とを入力して第3のパルス信号がアクティ
ブのときに第1のアップダウンカウンタ7のカウント値
を保持するラッチ回路、9はラッチしたカウント値をア
ナログ信号に変換するD/Aコンバータ、10はD/A
コンバータ9のアナログ信号に応じて発振周波数を変化
させる電圧制御発振器、11は電圧制御発振器10の出
力信号を復調器からの受信クロック信号と同じ周波数ま
で分周して再生クロック信号として出力する分周器であ
る。
【0018】次に、上記各構成要素からなる本発明のク
ロック再生装置の動作について説明する。本発明のクロ
ック再生装置は一種のPLL回路を構成しており、第1
のエッジ検出器1からD/Aコンバータ9まではPLL
回路の位相比較器を対応している。図5に本発明の第1
の実施例におけるクロック再生装置のうち位相比較部の
動作を表わすタイムチャートを示す。図5は受信クロツ
クの位相が再生クロックの位相よりも進んでいる場合を
示し、図6は逆に受信クロックの位相が再生クロックの
位相よりも遅れている場合を示している。図5,図6か
ら分かるように第1のエッジ検出器1と第2のエッジ検
出器2はそれぞれ受信クロックと再生クロックの立ち上
がりでパルスを出力する。また、第3のエッジ検出器5
は受信クロックの立ち下がりでパルスを出力し、ORゲ
ート6はそれよりも少し遅れてパルスを出力する。第1
のJK−F/F3の出力であるアップ信号は受信クロッ
クの位相が再生クロックの位相よりも進んでいる場合に
進み、位相差の分だけアクティブになる。第1のアップ
ダウンカウンタ7はORゲート6の出力パルスが入力さ
れる毎にこの第1のアップダウンカウンタ7の最大カウ
ント値が512であればその半分の256を初期値とし
てロードし、第1のJK−F/F3のアップ信号がアク
ティブの間、システムクロックの立ち上がりでカウント
値がアップする。第1のアップダウンカウンタ7のカウ
ント値は第3のエッジ検出器5の出力パルスによってラ
ッチされるために受信クロックの一周期の間、ラッチ回
路8によってカウント値は保持される。この保持される
カウント値は再生クロックに対する受信クロックの進み
位相差が大きければ大きい程カウント値は大きくなり、
逆に進み位相差が小さければカウンタ値は初期値の25
6から増加しない。同様に、図6から分かるように、再
生クロックに対する受信クロックの遅れ位相差が大きけ
れば大きい程カウント値は小さくなり、逆に遅れ位相差
が小さければカウンタ値は初期値の256から減少しな
い。
ロック再生装置の動作について説明する。本発明のクロ
ック再生装置は一種のPLL回路を構成しており、第1
のエッジ検出器1からD/Aコンバータ9まではPLL
回路の位相比較器を対応している。図5に本発明の第1
の実施例におけるクロック再生装置のうち位相比較部の
動作を表わすタイムチャートを示す。図5は受信クロツ
クの位相が再生クロックの位相よりも進んでいる場合を
示し、図6は逆に受信クロックの位相が再生クロックの
位相よりも遅れている場合を示している。図5,図6か
ら分かるように第1のエッジ検出器1と第2のエッジ検
出器2はそれぞれ受信クロックと再生クロックの立ち上
がりでパルスを出力する。また、第3のエッジ検出器5
は受信クロックの立ち下がりでパルスを出力し、ORゲ
ート6はそれよりも少し遅れてパルスを出力する。第1
のJK−F/F3の出力であるアップ信号は受信クロッ
クの位相が再生クロックの位相よりも進んでいる場合に
進み、位相差の分だけアクティブになる。第1のアップ
ダウンカウンタ7はORゲート6の出力パルスが入力さ
れる毎にこの第1のアップダウンカウンタ7の最大カウ
ント値が512であればその半分の256を初期値とし
てロードし、第1のJK−F/F3のアップ信号がアク
ティブの間、システムクロックの立ち上がりでカウント
値がアップする。第1のアップダウンカウンタ7のカウ
ント値は第3のエッジ検出器5の出力パルスによってラ
ッチされるために受信クロックの一周期の間、ラッチ回
路8によってカウント値は保持される。この保持される
カウント値は再生クロックに対する受信クロックの進み
位相差が大きければ大きい程カウント値は大きくなり、
逆に進み位相差が小さければカウンタ値は初期値の25
6から増加しない。同様に、図6から分かるように、再
生クロックに対する受信クロックの遅れ位相差が大きけ
れば大きい程カウント値は小さくなり、逆に遅れ位相差
が小さければカウンタ値は初期値の256から減少しな
い。
【0019】このカウンタ値をD/Aコンバータ9でア
ナログ信号であるVCO電圧に変換すると、カウンタ値
が大きい程VCO電圧は高く、カウンタ値が小さい程V
CO電圧は低くなる。電圧制御発振器10はVCO電圧
が高くなれば発振周波数を上げ、逆にVCO電圧が低く
なれば発振周波数を下げるように働く。分周器11は電
圧制御発振器10の発振周波数を受信クロックと同じ周
波数まで分周して再生クロックとして出力する。
ナログ信号であるVCO電圧に変換すると、カウンタ値
が大きい程VCO電圧は高く、カウンタ値が小さい程V
CO電圧は低くなる。電圧制御発振器10はVCO電圧
が高くなれば発振周波数を上げ、逆にVCO電圧が低く
なれば発振周波数を下げるように働く。分周器11は電
圧制御発振器10の発振周波数を受信クロックと同じ周
波数まで分周して再生クロックとして出力する。
【0020】したがって、受信クロックの位相が再生ク
ロックの位相よりも進んでいるときには第1のアップダ
ウンカウンタ7のカウント値が増加し、VCO電圧が高
くなる。それで、電圧制御発振器10の発振周波数が高
くなり再生クロックの周波数も高くなるため、クロック
1周期当りの位相を考えると再生クロックの位相が進む
ことになり、受信クロックと再生クロックの位相差が縮
まる。逆に、受信クロックの位相が再生クロックの位相
よりも遅れているときには第1のアップダウンカウンタ
7のカウント値が減少し、VCO電圧が低くなる。それ
で、電圧制御発振器10の発振周波数が低くなり再生ク
ロックの周波数も低くなるため、クロック1周期当りの
位相を考えると再生クロックの位相が遅れることにな
り、受信クロックと再生クロックの位相差が縮まる。し
たがって、図5、図6に示すように、本クロック再生装
置は受信クロックの一周期毎に受信クロックと再生クロ
ックの位相差を検出し、その位相差を縮める方向にVC
O電圧を変化させることによって、受信クロックに同期
した再生クロックを作り出している。
ロックの位相よりも進んでいるときには第1のアップダ
ウンカウンタ7のカウント値が増加し、VCO電圧が高
くなる。それで、電圧制御発振器10の発振周波数が高
くなり再生クロックの周波数も高くなるため、クロック
1周期当りの位相を考えると再生クロックの位相が進む
ことになり、受信クロックと再生クロックの位相差が縮
まる。逆に、受信クロックの位相が再生クロックの位相
よりも遅れているときには第1のアップダウンカウンタ
7のカウント値が減少し、VCO電圧が低くなる。それ
で、電圧制御発振器10の発振周波数が低くなり再生ク
ロックの周波数も低くなるため、クロック1周期当りの
位相を考えると再生クロックの位相が遅れることにな
り、受信クロックと再生クロックの位相差が縮まる。し
たがって、図5、図6に示すように、本クロック再生装
置は受信クロックの一周期毎に受信クロックと再生クロ
ックの位相差を検出し、その位相差を縮める方向にVC
O電圧を変化させることによって、受信クロックに同期
した再生クロックを作り出している。
【0021】次に、受信モードから送信モードになって
復調器からの受信クロックが断になる前に、CPUから
のHOLD信号で第1のアップダウンカウンタ7のカウ
ント値を保持することによりVCO電圧が固定され、電
圧制御発振器10の発振周波数も受信クロックにロック
した状態の周波数で一定となる。したがって、送信中も
受信クロックとほぼ同じ周波数と位相をもった再生クロ
ックを出力し続けることができる。
復調器からの受信クロックが断になる前に、CPUから
のHOLD信号で第1のアップダウンカウンタ7のカウ
ント値を保持することによりVCO電圧が固定され、電
圧制御発振器10の発振周波数も受信クロックにロック
した状態の周波数で一定となる。したがって、送信中も
受信クロックとほぼ同じ周波数と位相をもった再生クロ
ックを出力し続けることができる。
【0022】次に、復調器から出力される受信クロック
は受信データに含まれているクロック成分を抽出したも
のであるから、受信データが1、0、1、0、と交互に
変化していれば、抽出したクロック信号もジッタ(ゆら
ぎ)を持たないきれいな正弦波として得られる。しか
し、一般的に受信データは1、0の値がランダムに変化
するので、受信データから抽出したクロック信号には本
来のクロック信号の周波数成分の1/n倍(nは2以上
の整数)の周波数成分も含まれる。また、受信データの
波形はデータの内容によって必ずしも同じ軌跡をたどら
ないために時間的に見れば波形にゆらぎがある。したが
って、受信データから抽出したクロック信号はジッタを
持った信号となるが、受信データのC/Nが悪くなった
ときにはクロック信号のジッタが増え、クロック信号で
受信データをサンプリングするときに受信データを誤っ
てサンプリングする頻度が増える。そのため、クロック
再生においてはクロック信号のジッタを取り除く必要が
ある。
は受信データに含まれているクロック成分を抽出したも
のであるから、受信データが1、0、1、0、と交互に
変化していれば、抽出したクロック信号もジッタ(ゆら
ぎ)を持たないきれいな正弦波として得られる。しか
し、一般的に受信データは1、0の値がランダムに変化
するので、受信データから抽出したクロック信号には本
来のクロック信号の周波数成分の1/n倍(nは2以上
の整数)の周波数成分も含まれる。また、受信データの
波形はデータの内容によって必ずしも同じ軌跡をたどら
ないために時間的に見れば波形にゆらぎがある。したが
って、受信データから抽出したクロック信号はジッタを
持った信号となるが、受信データのC/Nが悪くなった
ときにはクロック信号のジッタが増え、クロック信号で
受信データをサンプリングするときに受信データを誤っ
てサンプリングする頻度が増える。そのため、クロック
再生においてはクロック信号のジッタを取り除く必要が
ある。
【0023】従来のクロック再生装置では、ジッタを持
ったクロック信号にアナログPLL回路を位相同期させ
ることにより、希望するクロック成分以外の成分を除去
し受信クロックのみを選び出して出力していた。そのた
め、ジッタを取り除くにはPLLループの応答速度をで
きるだけ遅くしてPLLがジッタに追随せずに、希望す
るクロック信号にのみ追随するようにしなければならな
い。それで、ループの応答速度を決めるループフィルタ
の定数を大きくするが、逆に、PLLループが希望する
クロック信号にロックするまでの引込時間がかかり過ぎ
るといった問題も発生するためループフィルタの定数に
も限界があり、また、ループフィルタを構成する部品自
体も大きくなってしまう。
ったクロック信号にアナログPLL回路を位相同期させ
ることにより、希望するクロック成分以外の成分を除去
し受信クロックのみを選び出して出力していた。そのた
め、ジッタを取り除くにはPLLループの応答速度をで
きるだけ遅くしてPLLがジッタに追随せずに、希望す
るクロック信号にのみ追随するようにしなければならな
い。それで、ループの応答速度を決めるループフィルタ
の定数を大きくするが、逆に、PLLループが希望する
クロック信号にロックするまでの引込時間がかかり過ぎ
るといった問題も発生するためループフィルタの定数に
も限界があり、また、ループフィルタを構成する部品自
体も大きくなってしまう。
【0024】これに対し、本発明のクロック再生装置は
受信クロックの立ち下がり毎に同クロックの1クロック
の間の位相差を積分してVCO電圧としている。よっ
て、ジッタにより瞬間的に位相差が変化しても、受信ク
ロックの1クロック以内であれば位相差は平均化されV
CO電圧の変化には現われないため、ジッタを取り除く
ことができる。一方、本クロック再生装置が受信クロッ
クはロックするまでは同クロックの1クロックの間の位
相差を積分しても位相差に常に存在しVCO電圧の変化
として現れるため、ロックするまでの引込時間がかかり
過ぎるといった問題も発生しない。
受信クロックの立ち下がり毎に同クロックの1クロック
の間の位相差を積分してVCO電圧としている。よっ
て、ジッタにより瞬間的に位相差が変化しても、受信ク
ロックの1クロック以内であれば位相差は平均化されV
CO電圧の変化には現われないため、ジッタを取り除く
ことができる。一方、本クロック再生装置が受信クロッ
クはロックするまでは同クロックの1クロックの間の位
相差を積分しても位相差に常に存在しVCO電圧の変化
として現れるため、ロックするまでの引込時間がかかり
過ぎるといった問題も発生しない。
【0025】図2は本発明の第2の実施例におけるクロ
ック再生装置のブロック図で、第1の実施例と同機能の
ものには同符号を付してその説明は省略する。第1のエ
ッジ検出器1から分周器11まではORゲート6が省か
れている点を除いて第1の実施例と同じである。図2に
おいて、12は第1のJK−F/F3が出力するアップ
信号を入力してアップ信号がアクティブのときにカウン
トアップしカウント値が最大になったときに第1のキャ
リーアップ信号を出力する第1のカウンタ、13は第2
のJK−F/F4が出力するダウン信号を入力してダウ
ン信号がアクティブのときにカウントアップしカウント
値が最大になったときに第2のキャリーアップ信号を出
力する第2のカウンタ、14は第1のキャリーアップ信
号と第2のキャリーアップ信号とを入力して、第1のキ
ャリーアップ信号が第2のキャリーアップ信号よりも先
に入力されたときにはカウント値をアップし、逆に第2
のキャリーアップ信号が第1のキャリーアップ信号より
も先に入力されたときにはカウント値をダウンする一
方、カウント値を第1のアップダウンカウンタ7の初期
値として出力する第2のアップダウンカウンタである。
ック再生装置のブロック図で、第1の実施例と同機能の
ものには同符号を付してその説明は省略する。第1のエ
ッジ検出器1から分周器11まではORゲート6が省か
れている点を除いて第1の実施例と同じである。図2に
おいて、12は第1のJK−F/F3が出力するアップ
信号を入力してアップ信号がアクティブのときにカウン
トアップしカウント値が最大になったときに第1のキャ
リーアップ信号を出力する第1のカウンタ、13は第2
のJK−F/F4が出力するダウン信号を入力してダウ
ン信号がアクティブのときにカウントアップしカウント
値が最大になったときに第2のキャリーアップ信号を出
力する第2のカウンタ、14は第1のキャリーアップ信
号と第2のキャリーアップ信号とを入力して、第1のキ
ャリーアップ信号が第2のキャリーアップ信号よりも先
に入力されたときにはカウント値をアップし、逆に第2
のキャリーアップ信号が第1のキャリーアップ信号より
も先に入力されたときにはカウント値をダウンする一
方、カウント値を第1のアップダウンカウンタ7の初期
値として出力する第2のアップダウンカウンタである。
【0026】次に、本発明の第2の実施例におけるクロ
ック再生装置について以下にその動作を説明する。図7
は本発明の第1の実施例におけるクロック再生装置が受
信クロックにロックした後のVCO電圧の変化を示した
ものである。VCO電圧が2.5Vのときに再生クロッ
クの周波数と位相が受信クロックのそれに一致すると仮
定すると、理想的には点線で示すようにVCO電圧は
2.5Vで一定のままとなるはずが、受信クロック自体
がジッタを持っていることと、クロック再生装置自体が
PLL回路というフィードバックループでもって受信ク
ロックに追随していることとのために、実線で示すよう
なVCO電圧の変化となる。CPUからのHOLD信号
により、図7におけるA点で第1のアップダウンカウン
タ7のカウント値を保持したとすると、VCO電圧は
2.5Vであるから、再生クロック信号の周波数と位相
は受信クロック信号のそれに一致する。しかし、図7に
おけるB点でカウント値を保持したとすると、VCO電
圧は2.5Vではないので、再生クロック信号の周波数
と位相は受信クロック信号のそれに一致しないために次
第にずれてくる。この問題を解決するためには、第1の
アップダウンカウンタ7のカウント値を単に保持するの
ではなく、常に変動しているVCO電圧を平均化してお
き、この平均化したVCO電圧をCPUからのHOLD
信号により保持すればよい。
ック再生装置について以下にその動作を説明する。図7
は本発明の第1の実施例におけるクロック再生装置が受
信クロックにロックした後のVCO電圧の変化を示した
ものである。VCO電圧が2.5Vのときに再生クロッ
クの周波数と位相が受信クロックのそれに一致すると仮
定すると、理想的には点線で示すようにVCO電圧は
2.5Vで一定のままとなるはずが、受信クロック自体
がジッタを持っていることと、クロック再生装置自体が
PLL回路というフィードバックループでもって受信ク
ロックに追随していることとのために、実線で示すよう
なVCO電圧の変化となる。CPUからのHOLD信号
により、図7におけるA点で第1のアップダウンカウン
タ7のカウント値を保持したとすると、VCO電圧は
2.5Vであるから、再生クロック信号の周波数と位相
は受信クロック信号のそれに一致する。しかし、図7に
おけるB点でカウント値を保持したとすると、VCO電
圧は2.5Vではないので、再生クロック信号の周波数
と位相は受信クロック信号のそれに一致しないために次
第にずれてくる。この問題を解決するためには、第1の
アップダウンカウンタ7のカウント値を単に保持するの
ではなく、常に変動しているVCO電圧を平均化してお
き、この平均化したVCO電圧をCPUからのHOLD
信号により保持すればよい。
【0027】本発明の第2の実施例におけるクロック再
生装置で追加した構成要素は上記のVCO電圧を平均化
するための回路である。以下にその平均化回路の動作を
説明する。
生装置で追加した構成要素は上記のVCO電圧を平均化
するための回路である。以下にその平均化回路の動作を
説明する。
【0028】図8(a)のVCO電圧の変化を示した図
において、VCO電圧を平均化するためには2.5Vよ
り上の縦縞の部分の面積と2.5Vより下の横縞の部分
の面積を全て積算すればよい。具体的には、縦縞の部分
の面積は第1のJK−F/F3の出力であるアップ信号
がアクティブになっている時間である。アップ信号は受
信クロックの位相が再生クロックの位相よりも進んでい
る場合に進み位相差の分だけアクティブになる。逆に、
横縞の部分の面積は第2のJK−F/F4の出力である
ダウン信号がアクティブになっている時間である。ダウ
ン信号は受信クロックの位相が再生クロックの位相より
も遅れている場合に遅れて位相差の分だけアクティブに
なる。したがって、第1のJK−F/F3のアップ信号
がアクティブのときに第1のカウンタ12がカウントア
ップして縦縞の部分の面積を積算する。同じく、第2の
JK−F/F4のダウン信号がアクティブのときに第2
のカウンタ13がカウントアップして横縞の部分の面積
を積算する。そして、第1のカウンタ12が第2のカウ
ンタ13よりも先にFULLになれば、第2のアップダ
ウンカウンタ14のカウント値を1つアップし、逆に、
第2のカウンタ13が第1のカウンタ12よりも先にF
ULLになれば、第2のアップダウンカウンタ14のカ
ウント値を1つダウンする。これにより、第2のアップ
ダウンカウンタ14のカウント値は常に縦縞の部分の面
積と横縞の部分の面積が等しくなるような方向を変化す
る。また、第1のカウンタ12と第2のカウンタ13は
第2のアップダウンカウンタ14のカウント値が変化す
る度にリセットされる。さらに、第2のアップダウンカ
ウンタ14のカウント値を第1のアップダウンカウンタ
7の初期値として受信クロック信号の立ち下がりでロー
ドする。これにより、第1のアップダウンカウンタ7は
毎回それ以前の平均したVCO電圧値からスタートする
ため、最小限の変化しかしない。このため、本発明の第
2の実施例におけるクロック再生装置のVCO電圧の変
化は図8(b)に示すように小さくなる。そして、第2
のアップダウンカウンタ14のカウント値はそれ以前の
平均したVCO電圧値を意味するので、CPUからのH
OLD信号によりこのカウント値を保持すれば再生クロ
ック信号の位相ずれをさらに小さくすることができる。
において、VCO電圧を平均化するためには2.5Vよ
り上の縦縞の部分の面積と2.5Vより下の横縞の部分
の面積を全て積算すればよい。具体的には、縦縞の部分
の面積は第1のJK−F/F3の出力であるアップ信号
がアクティブになっている時間である。アップ信号は受
信クロックの位相が再生クロックの位相よりも進んでい
る場合に進み位相差の分だけアクティブになる。逆に、
横縞の部分の面積は第2のJK−F/F4の出力である
ダウン信号がアクティブになっている時間である。ダウ
ン信号は受信クロックの位相が再生クロックの位相より
も遅れている場合に遅れて位相差の分だけアクティブに
なる。したがって、第1のJK−F/F3のアップ信号
がアクティブのときに第1のカウンタ12がカウントア
ップして縦縞の部分の面積を積算する。同じく、第2の
JK−F/F4のダウン信号がアクティブのときに第2
のカウンタ13がカウントアップして横縞の部分の面積
を積算する。そして、第1のカウンタ12が第2のカウ
ンタ13よりも先にFULLになれば、第2のアップダ
ウンカウンタ14のカウント値を1つアップし、逆に、
第2のカウンタ13が第1のカウンタ12よりも先にF
ULLになれば、第2のアップダウンカウンタ14のカ
ウント値を1つダウンする。これにより、第2のアップ
ダウンカウンタ14のカウント値は常に縦縞の部分の面
積と横縞の部分の面積が等しくなるような方向を変化す
る。また、第1のカウンタ12と第2のカウンタ13は
第2のアップダウンカウンタ14のカウント値が変化す
る度にリセットされる。さらに、第2のアップダウンカ
ウンタ14のカウント値を第1のアップダウンカウンタ
7の初期値として受信クロック信号の立ち下がりでロー
ドする。これにより、第1のアップダウンカウンタ7は
毎回それ以前の平均したVCO電圧値からスタートする
ため、最小限の変化しかしない。このため、本発明の第
2の実施例におけるクロック再生装置のVCO電圧の変
化は図8(b)に示すように小さくなる。そして、第2
のアップダウンカウンタ14のカウント値はそれ以前の
平均したVCO電圧値を意味するので、CPUからのH
OLD信号によりこのカウント値を保持すれば再生クロ
ック信号の位相ずれをさらに小さくすることができる。
【0029】図3は本発明の第3の実施例におけるクロ
ック再生装置のブロック図である。第1のエッジ検出器
1から分周器11までと第2のアップダウンカウンタ1
4は第2の実施例と同じ構成である。図3において、1
5,16,17,18はカウンタの段数がそれぞれ第2
の実施例に示す第1のカウンタ12の半分の段数を持
ち、カウント値がFULLになったときにそれぞれ第
3,第4,第5,第6のキャリーアップ信号を出力する
第3,第4,第5,第6のカウンタ、19はCPUから
の切り換え信号によって第3のキャリーアップ信号か、
第4のキャリーアップ信号のいずれか一方を選択して第
2のアップダウンカウンタ14に出力する第1のセレク
タ、20は同じくCPUからの切り換え信号に応じて第
5のキャリーアップ信号か、第6のキャリーアップ信号
のいずれか一方を選択して第2のアップダウンカウンタ
14に出力する第2のセレクタである。
ック再生装置のブロック図である。第1のエッジ検出器
1から分周器11までと第2のアップダウンカウンタ1
4は第2の実施例と同じ構成である。図3において、1
5,16,17,18はカウンタの段数がそれぞれ第2
の実施例に示す第1のカウンタ12の半分の段数を持
ち、カウント値がFULLになったときにそれぞれ第
3,第4,第5,第6のキャリーアップ信号を出力する
第3,第4,第5,第6のカウンタ、19はCPUから
の切り換え信号によって第3のキャリーアップ信号か、
第4のキャリーアップ信号のいずれか一方を選択して第
2のアップダウンカウンタ14に出力する第1のセレク
タ、20は同じくCPUからの切り換え信号に応じて第
5のキャリーアップ信号か、第6のキャリーアップ信号
のいずれか一方を選択して第2のアップダウンカウンタ
14に出力する第2のセレクタである。
【0030】次に、本発明の第3の実施例におけるクロ
ック再生装置について以下にその動作を説明する。第2
の実施例においては、第1、第2のカウンタの段数を大
きくすればするほど再生クロックのジッタは小さくなる
が、逆に、第2のアップダウンカウンタ14の初期値は
VCO電圧が2.5Vからスタートするので、仮に電圧
制御発振器の特性のばらつきなどでVCO電圧が2.8
Vで受信クロックにロックするような場合には、第1の
アップダウンカウンタ7により周波数はすぐに受信クロ
ックに同期するが、位相が受信クロックに同期するには
第2のアップダウンカウンタ14のカウント値がVCO
電圧に換算して2.8Vになるまでかかる。第2のアッ
プダウンカウンタ14のカウント値は第1または第2の
カウンタ12,13がFULLになってはじめて1つ変
化するため、カウント値が安定するまでは第1、第2の
カウンタ12,13の段数に大きく関係する。したがっ
て、電源投入時や送信モードから受信モードに切り替わ
ったときに、再生クロックの位相が受信クロックの位相
に同期するまでの時間は第1、第2のカウンタの段数1
2,13に比例して大きくなる。したがって、再生クロ
ックの位相が受信クロックの位相に同期するまではカウ
ンタの段数を小さくしてロックアップタイムを小さく
し、位相が同期した後はカウンタの段数を大きくしてジ
ッタを小さくするように、CPUからのセレクト信号に
よってカウンタの段数を切り替える。
ック再生装置について以下にその動作を説明する。第2
の実施例においては、第1、第2のカウンタの段数を大
きくすればするほど再生クロックのジッタは小さくなる
が、逆に、第2のアップダウンカウンタ14の初期値は
VCO電圧が2.5Vからスタートするので、仮に電圧
制御発振器の特性のばらつきなどでVCO電圧が2.8
Vで受信クロックにロックするような場合には、第1の
アップダウンカウンタ7により周波数はすぐに受信クロ
ックに同期するが、位相が受信クロックに同期するには
第2のアップダウンカウンタ14のカウント値がVCO
電圧に換算して2.8Vになるまでかかる。第2のアッ
プダウンカウンタ14のカウント値は第1または第2の
カウンタ12,13がFULLになってはじめて1つ変
化するため、カウント値が安定するまでは第1、第2の
カウンタ12,13の段数に大きく関係する。したがっ
て、電源投入時や送信モードから受信モードに切り替わ
ったときに、再生クロックの位相が受信クロックの位相
に同期するまでの時間は第1、第2のカウンタの段数1
2,13に比例して大きくなる。したがって、再生クロ
ックの位相が受信クロックの位相に同期するまではカウ
ンタの段数を小さくしてロックアップタイムを小さく
し、位相が同期した後はカウンタの段数を大きくしてジ
ッタを小さくするように、CPUからのセレクト信号に
よってカウンタの段数を切り替える。
【0031】図4は本発明の第4の実施例におけるクロ
ック再生装置のブロック図である。第1のエッジ検出器
1から第2のセレクタ20までは第3の実施例と同じ構
成である。図4において、21は第1のJK−F/F3
が出力するアップ信号と第2のJK−F/F4が出力す
るダウン信号とを入力して両信号の排他的論理和を出力
するEX−ORゲート、22はEX−ORゲート21の
出力信号と第3のエッジ検出器5の出力信号とを入力し
て両信号が共にアクティブであるときに装置全体をリセ
ットするリセット信号を出力する第3のJK−F/Fで
ある。
ック再生装置のブロック図である。第1のエッジ検出器
1から第2のセレクタ20までは第3の実施例と同じ構
成である。図4において、21は第1のJK−F/F3
が出力するアップ信号と第2のJK−F/F4が出力す
るダウン信号とを入力して両信号の排他的論理和を出力
するEX−ORゲート、22はEX−ORゲート21の
出力信号と第3のエッジ検出器5の出力信号とを入力し
て両信号が共にアクティブであるときに装置全体をリセ
ットするリセット信号を出力する第3のJK−F/Fで
ある。
【0032】次に、本発明の第4の実施例におけるクロ
ック再生装置について以下にその動作を説明する。ま
ず、図9に受信クロックに対する再生クロックの位相差
とVCO電圧との関係を示す。本発明のクロック再生装
置は位相差をゼロにするようにVCO電圧を変化させ
る。すなわち、C点ではVCO電圧を下げることで位相
差ゼロのD点に近づくように動き、逆に、E点ではVC
O電圧を上げることで位相差ゼロのD点に近づくように
働く。しかし、位相差ゼロのD点と同じVCO電圧のと
ころがF点にも存在する。この受信クロックと位相差が
180度あるF点においてもPLLループがロックして
しまう(疑似ロックという)ことがある。この疑似ロッ
クの状態では、第3のエッジ検出器5の出力パルスがア
クティブのときに、第1または第2のJK−F/Fの出
力が一方は“H”でもう一方が“L”になる。正常なロ
ックでは、図5や図6から明らかなように、第1または
第2のJK−F/F3,4の出力は共に“L”である。
このことを利用して第3のエッジ検出器5の出力信号が
アクティブになるときに、第1のJK−F/F3が出力
するアップ信号と、第2のJK−F/F4が出力するダ
ウン信号の排他的論理和が“H”になれば装置全体をリ
セットするような信号を出力することにより、PLLル
ープが疑似ロックするのを防止する。
ック再生装置について以下にその動作を説明する。ま
ず、図9に受信クロックに対する再生クロックの位相差
とVCO電圧との関係を示す。本発明のクロック再生装
置は位相差をゼロにするようにVCO電圧を変化させ
る。すなわち、C点ではVCO電圧を下げることで位相
差ゼロのD点に近づくように動き、逆に、E点ではVC
O電圧を上げることで位相差ゼロのD点に近づくように
働く。しかし、位相差ゼロのD点と同じVCO電圧のと
ころがF点にも存在する。この受信クロックと位相差が
180度あるF点においてもPLLループがロックして
しまう(疑似ロックという)ことがある。この疑似ロッ
クの状態では、第3のエッジ検出器5の出力パルスがア
クティブのときに、第1または第2のJK−F/Fの出
力が一方は“H”でもう一方が“L”になる。正常なロ
ックでは、図5や図6から明らかなように、第1または
第2のJK−F/F3,4の出力は共に“L”である。
このことを利用して第3のエッジ検出器5の出力信号が
アクティブになるときに、第1のJK−F/F3が出力
するアップ信号と、第2のJK−F/F4が出力するダ
ウン信号の排他的論理和が“H”になれば装置全体をリ
セットするような信号を出力することにより、PLLル
ープが疑似ロックするのを防止する。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シンプレ
ックスの衛星通信装置において、受信中はロックアップ
タイムを犠牲にすることなく従来のアナログPLL以上
にジッタの少ない受信クロックを再生でき、送信中も受
信クロックと同じ周波数と位相をもった再生クロックを
出力し続けることができる。
ックスの衛星通信装置において、受信中はロックアップ
タイムを犠牲にすることなく従来のアナログPLL以上
にジッタの少ない受信クロックを再生でき、送信中も受
信クロックと同じ周波数と位相をもった再生クロックを
出力し続けることができる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるクロック再生装
置のブロック図
置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるクロック再生装
置のブロック図
置のブロック図
【図3】本発明の第3の実施例におけるクロック再生装
置のブロック図
置のブロック図
【図4】本発明の第4の実施例におけるクロック再生装
置のブロック図
置のブロック図
【図5】本発明の第1の実施例における位相比較部の各
部のタイムチャート
部のタイムチャート
【図6】本発明の第1の実施例における位相比較部の各
部のタイムチャート
部のタイムチャート
【図7】本発明の第1の実施例におけるクロック再生装
置のVCO電圧の変化を示す図
置のVCO電圧の変化を示す図
【図8】(a)は本発明の第1の実施例におけるクロッ
ク再生装置のVCO電圧の変化を示す図 (b)は本発明の第2の実施例におけるクロック再生装
置のVCO電圧の変化を示す図
ク再生装置のVCO電圧の変化を示す図 (b)は本発明の第2の実施例におけるクロック再生装
置のVCO電圧の変化を示す図
【図9】本発明のクロック再生装置における位相差とV
CO電圧との関係を示す図
CO電圧との関係を示す図
【図10】従来のクロック再生装置のブロック図
【図11】従来のクロック再生装置の各部の波形
1 第1のエッジ検出器 2 第2のエッジ検出器 3 第1のJK−F/F 4 第2のJK−F/F 5 第3のエッジ検出器 6 ORゲート 7 第1のアップダウンカウンタ 8 ラッチ回路 9 D/Aコンバータ 10 電圧制御発振器 11 分周器 12 第1のカウンタ 13 第2のカウンタ 14 第2のアップダウンカウンタ 15 第3のカウンタ 16 第4のカウンタ 17 第5のカウンタ 18 第6のカウンタ 19 第1のセレクタ 20 第2のセレクタ 21 EX−ORゲート 22 第3のJK−F/F
Claims (4)
- 【請求項1】 復調器から出力される受信クロック信号
を入力しクロック信号の変化点を検出して第1のパルス
信号を出力する第1のエッジ検出器と、後述する再生ク
ロック信号を入力してクロック信号の変化点を検出して
第2のパルス信号を出力する第2のエッジ検出器と、前
記第1のエッジ検出器からの第1のパルス信号と前記第
2のエッジ検出器からの第2のパルス信号とを入力し第
1のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも
進んでいるときに進み位相差の分だけアクティブになる
アップ信号を出力する第1のJK−F/Fと、逆に第1
のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも遅
れているときに遅れ位相差の分だけアクティブになるダ
ウン信号を出力する第2のJK−F/Fと、前記受信ク
ロック信号の立ち下がりを検出して第3のパルス信号を
出力する第3のエッジ検出器と、前記第3のエッジ検出
器からの第3のパルス信号とCPUからのHOLD信号
とを入力し両信号の論理和をとって出力するORゲート
と、前記第1のJK−F/Fからのアップ信号と前記第
2のJK−F/Fからのダウン信号とORゲートの出力
信号とを入力し、アップ信号がアクティブのときにはカ
ウント値をアップしダウン信号がアクティブのときには
カウント値をダウンする一方、ORゲートの出力信号が
アクティブのときには最大カウント値の半分である初期
値をロードする第1のアップダウンカウンタと、前記第
1のアップダウンカウンタのカウント値と前記第3のエ
ッジ検出器からの第3のパルス信号とを入力し第3のパ
ルス信号がアクティブのときに第1のアップダウンカウ
ンタのカウント値を保持するラッチ回路と、ラッチした
カウント値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ
と、前記D/Aコンバータのアナログ信号に応じて発振
周波数を変化させる電圧制御発振器と、前記電圧制御発
振器の出力信号を前記復調器からの受信クロック信号と
同じ周波数まで分周して再生クロック信号として出力す
る分周器とを備えたクロック再生装置。 - 【請求項2】 復調器から出力される受信クロック信号
を入力しクロック信号の変化点を検出して第1のパルス
信号を出力する第1のエッジ検出器と、後述する再生ク
ロック信号を入力してクロック信号の変化点を検出して
第2のパルス信号を出力する第2のエッジ検出器と、前
記第1のエッジ検出器からの第1のパルス信号と前記第
2のエッジ検出器からの第2のパルス信号とを入力し第
1のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも
進んでいるときに進み位相差の分だけアクティブになる
アップ信号を出力する第1のJK−F/Fと、逆に第1
のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも遅
れているときに遅れ位相差の分だけアクティブになるダ
ウン信号を出力する第2のJK−F/Fと、前記受信ク
ロック信号の立ち下がりを検出して第3のパルス信号を
出力する第3のエッジ検出器と、第1のJK−F/Fが
出力するアップ信号を入力してアップ信号がアクティブ
のときにカウントアップしカウント値が最大になったと
きに第1のキャリーアップ信号を出力する第1のカウン
タと、第2のJK−F/Fが出力するダウン信号を入力
してダウン信号がアクティブのときにカウントアップし
カウント値が最大になったときに第2のキャリーアップ
信号を出力する第2のカウンタと、前記第1のキャリー
アップ信号と前記第2のキャリーアップ信号とを入力し
て第1のキャリーアップ信号が第2のキャリーアップ信
号よりも先に入力されたときにはカウント値をアップ
し、逆に第2のキャリーアップ信号が第1のキャリーア
ップ信号よりも先に入力されたときにはカウント値をダ
ウンする一方、カウント値を第1のアップダウンカウン
タの初期値として出力する第2のアップダウンカウンタ
と、前記第1のJK−F/Fからのアップ信号と前記第
2のJK−F/Fからのダウン信号と第2のアップダウ
ンカウンタの出力信号とCPUからのHOLD信号とを
入力し、第2のアップダウンカウンタのカウント値を第
1のアップダウンカウンタの初期値として受信クロック
信号の立ち下がりでロードする第1のアップダウンカウ
ンタと、前記第1のアップダウンカウンタのカウント値
と前記第3のエッジ検出器からの第3のパルス信号とを
入力し第3のパルス信号がアクティブのときに第1のア
ップダウンカウンタのカウント値を保持するラッチ回路
と、ラッチしたカウント値をアナログ信号に変換するD
/Aコンバータと、前記D/Aコンバータのアナログ信
号に応じて発振周波数を変化させる電圧制御発振器と、
前記電圧制御発振器の出力信号を前記復調器からの受信
クロック信号と同じ周波数まで分周して再生クロック信
号として出力する分周器とを備えたクロック再生装置。 - 【請求項3】 復調器から出力される受信クロック信号
を入力しクロック信号の変化点を検出して第1のパルス
信号を出力する第1のエッジ検出器と、後述する再生ク
ロック信号を入力してクロック信号の変化点を検出して
第2のパルス信号を出力する第2のエッジ検出器と、前
記第1のエッジ検出器からの第1のパルス信号と前記第
2のエッジ検出器からの第2のパルス信号とを入力し第
1のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも
進んでいるときに進み位相差の分だけアクティブになる
アップ信号を出力する第1のJK−F/Fと、逆に第1
のパルス信号の位相が第2のパルス信号の位相よりも遅
れているときに遅れ位相差の分だけアクティブになるダ
ウン信号を出力する第2のJK−F/Fと、前記受信ク
ロック信号の立ち下がりを検出して第3のパルス信号を
出力する第3のエッジ検出器と、第1のJK−F/Fが
出力するアップ信号とCPUからのHOLD信号とを入
力してアップ信号がアクティブのときにカウントアップ
しカウント値が最大になったときに第3のキャリーアッ
プ信号を出力する第3のカウンタと、第3のカウンタが
出力する第3のキャリーアップ信号を入力してカウント
アップしカウント値が最大になったときに第4のキャリ
ーアップ信号を出力する第4のカウンタと、第3のキャ
リーアップ信号と第4のキャリーアップ信号とCPUか
らの切り換え信号とを入力しCPUからの切り換え信号
に応じて第3のキャリーアップ信号か第4のキャリーア
ップ信号のいずれか一方を選択して出力する第1のセレ
クタと、第2のJK−F/Fが出力するアップ信号とC
PUからのHOLD信号とを入力してアップ信号がアク
ティブのときにカウントアップしカウント値が最大にな
ったときに第5のキャリーアップ信号を出力する第5の
カウンタと、第5のカウンタが出力する第4のキャリー
アップ信号を入力してカウントアップしカウント値が最
大になったときに第6のキャリーアップ信号を出力する
第6のカウンタと、第5のキャリーアップ信号と第6の
キャリーアップ信号とCPUからの切り換え信号とを入
力しCPUからの切り換え信号に応じて第5のキャリー
アップ信号か第6のキャリーアップ信号のいずれか一方
を選択して出力する第2のセレクタと、前記第1のセレ
クタの出力信号と第2のセレクタの出力信号とを入力
し、第1のセレクタの出力信号がアクティブのときには
カウント値をアップし、第2のセレクタの出力信号がア
クティブのときにはカウント値をダウンする一方、カウ
ント値を第1のアップダウンカウンタの初期値として出
力する第2のアップダウンカウンタと、前記第1のJK
−F/Fからのアップ信号と前記第2のJK−F/Fか
らのダウン信号と第2のアップダウンカウンタの出力信
号とCPUからのHOLD信号とを入力し、第2のアッ
プダウンカウンタのカウント値を第1のアップダウンカ
ウンタの初期値として受信クロック信号の立ち下がりで
ロードする第1のアップダウンカウンタと、前記第1の
アップダウンカウンタのカウント値と前記第3のエッジ
検出器からの第3のパルス信号とを入力し第3のパルス
信号がアクティブのときに第1のアップダウンカウンタ
のカウント値を保持するラッチ回路と、ラッチしたカウ
ント値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、
前記D/Aコンバータのアナログ信号に応じて発振周波
数を変化させる電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器
の出力信号を前記復調器からの受信クロック信号と同じ
周波数まで分周して再生クロック信号として出力する分
周器とを備えたクロック再生装置。 - 【請求項4】 第1のJK−F/Fが出力するアップ信
号と第2のJK−F/Fが出力するダウン信号とを入力
して両信号の排他的論理和を出力するEX−ORゲート
と、前記EX−ORゲートの出力信号と第3のエッジ検
出器の出力信号とを入力して両信号が共にアクティブで
あるときに装置全体をリセットするリセット信号を出力
する第3のJK−F/Fとを備えた請求項3記載のクロ
ック再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147943A JPH098789A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | クロック再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147943A JPH098789A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | クロック再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098789A true JPH098789A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15441578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7147943A Pending JPH098789A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | クロック再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH098789A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007068081A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Fujitsu Ltd | Pll回路 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP7147943A patent/JPH098789A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007068081A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Fujitsu Ltd | Pll回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040330 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041130 |