JPH0989150A - 弁駆動装置 - Google Patents

弁駆動装置

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JPH0989150A
JPH0989150A JP26614295A JP26614295A JPH0989150A JP H0989150 A JPH0989150 A JP H0989150A JP 26614295 A JP26614295 A JP 26614295A JP 26614295 A JP26614295 A JP 26614295A JP H0989150 A JPH0989150 A JP H0989150A
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piston rod
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Sadayuki Nakanishi
定之 中西
Koichi Hagiwara
光一 萩原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急時の開弁又は閉弁に手間が掛からず簡便
で、バルブに対して不都合でなく、大きく複雑で高価な
電動駆動部を必要とせず、常時の開閉作動に影響を与え
ない緊急時用駆動装置を有する弁駆動装置。 【解決手段】 ほぼ90度の回転運動を行う駆動機構の
出力軸2に装着した駆動機構側コネクタ3とバルブ4の
ステム5又はこれに接続した軸に固定したバルブ側コネ
クタ6とを常時同一軸線上で結合させた弁駆動装置1に
おいて、バルブ側コネクタ6の側方にそれの軸線に直交
させてシリンダ機構7を設け、緊急時にこのシリンダ機
構7を作動させてピストンロッド8の一方向への移動に
よって両コネクタの結合状態を解除すると共にバルブ側
コネクタ6をほぼ90度回転させて前記バルブ4を遮断
又は開放するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ほぼ90度の回転
運動を行ってバタフライバルブやボールバルブ等のバル
ブを開閉するための弁駆動装置に関し、詳しくは、緊急
時にバルブを遮断又は開放するためのシリンダ機構を有
する電動式の弁駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のほぼ90度の回転運動を
行う電動式の弁駆動装置とバルブとの結合部分を示す一
部断面部分外観図であって、電動式の弁駆動装置51の
断面正方形の出力軸51aに駆動装置側コネクタ52の
断面正方形の穴52aがはめ込まれ、この駆動装置側コ
ネクタ52はその上部に装着されたばね53の弾発力に
よって下方へ押されている。
【0003】バルブ54のステム55の先端の断面正方
形の部分55aにバルブ側コネクタ56の断面正方形の
穴56aがはめ込まれ、バルブ側コネクタ56はねじ5
7でステム55に固定されており、バルブ側コネクタ5
6の上面に設けた凹形溝56bにばね53の弾発力によ
って下方へ押されている駆動装置側コネクタ52の下面
に設けた凸形突条52bがはまって、駆動装置側コネク
タ52とバルブ側コネクタ56とは結合状態になってい
る。
【0004】電動式の弁駆動装置51の出力軸51aが
ほぼ90度の回転運動を行い、バルブ54のステム55
を同様に回転運動させてバタフライバルブやボールバル
ブであるバルブ54を開閉する。
【0005】緊急に電動によらないで手動でバルブを開
き又は閉じたい場合には、駆動装置側コネクタ52をば
ね53の弾発力に抗して押し上げて、その下面に設けた
凸形突条52bをバルブ側コネクタ56の上面に設けた
凹形溝56bから抜き出し、駆動装置側コネクタ52と
バルブ側コネクタ56との結合状態を解除し、スパナを
バルブ側コネクタ56に形成したスパナ掛け部56cに
掛けてバルブ側コネクタ56をほぼ90度回転させ、バ
ルブ54を開け又は閉じる。
【0006】なお、上記の駆動装置側コネクタ52の押
し上げは、このコネクタ52の外表面に刻んだローレッ
ト部52cを指でつかんで行ってもよいし、スパナをス
パナ掛け部56cに掛ける時にこのスパナで押し上げて
も良い。
【0007】このように図9に示した従来の弁駆動装置
は、緊急時にバルブを遮断又は開放するのには、作業が
厄介で手間がかかり、適しているとは言えない。従来の
電動式の弁駆動装置の中には、減速歯車群と出力軸との
間にラチェット構造のクラッチ機構を設け、出力軸を一
方向にだけほぼ90度ずつ回して開弁と閉弁を順次行う
ようになっており、出力軸又はこれに直結されているス
テムあるいはこれらを連結しているカップリングをスパ
ナなどを用いて上記と同じ方向に回転させてバルブを開
き又は閉じるものがあり、これは図9の構造において駆
動装置側コネクタを押し上げる手間が省けるが、バルブ
の開閉を一方向に回転させて行うので、バルブによって
は不都合な場合がある。
【0008】また他の従来の電動式の駆動装置には、電
動駆動によって先ずコイルばねを巻き上げて電動クラッ
チで保持しておき、緊急時に電磁クラッチを切ってコイ
ルばねの弾発力によってステムを回転させるものがあ
る。しかし、この方法ではこのコイルばねによってステ
ムを回転させるのに時間がかかり、更にこの方法ではコ
イルばねの出力が回転の始めが最大で終りが最小にな
り、この最小出力をバルブの所要回転力にするための回
転の始めの出力を極めて大きくしなければならず、コイ
ルばねをこのように巻き上げるために電動駆動力を大き
くする必要があって、常時の使用に必要な出力よりも大
きな出力の電動駆動部が必要であり、更にはこの電動式
の駆動装置は構造が複雑で高価である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来の電動式の駆動装置が有する様々な問題点を解決
するために開発したものであり、その目的とするところ
は、緊急時におけるバルブの遮断又は開放が迅速に且つ
確実に行われ、しかもコンパクトな弁駆動装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ほぼ90度の回転運動を行う駆動機構の
出力軸に装着した駆動機構側コネクタとバルブのステム
又はこれに接続した軸に固定したバルブ側コネクタとを
常時同一軸線上で結合させた弁駆動装置において、バル
ブ側コネクタの側方にそれの軸線に直交させてシリンダ
機構を設け、緊急時にこのシリンダ機構を作動させてピ
ストンロッドの一方向への移動によって両コネクタの結
合状態を解除すると共にバルブ側コネクタをほぼ90度
回転させて前記バルブを遮断又は開放する構成を採用し
た。
【0011】この場合、上記の駆動機構側コネクタは軸
線方向に移動する出力軸に装着され、上記のピストンロ
ッドの一方向への移動によってこのピストンロッドに設
けたカムがこの駆動機構側コネクタに作用してこの駆動
機構側コネクタを駆動機構側に移動させて両コネクタの
結合状態を解除するようにした。また、上記の駆動機構
側コネクタをばねの弾発力によって両コネクタの結合状
態を保つように押圧し、上記のピストンロッドに設けた
カムによってこの駆動機構側コネクタをばねの弾発力に
抗して両コネクタの結合状態を解除するように移動させ
る手段が好ましい。
【0012】また、上記のバルブ側コネクタに設けたレ
バーを上記のピストンロッドに形成した長溝に差し入
れ、この長溝の端部でレバーを押してこのバルブ側コネ
クタをほぼ90度回転させるようにし、上記のピストン
ロッドに設けた長溝は、上記のレバーがほぼ90度の回
転運動を自由に行うことができる長さに形成するのが好
ましい。
【0013】上記のシリンダ機構は、常時には流体圧が
作用しない自由状態にし、緊急時には切替弁によって圧
力タンク等の圧力源に接続されてその流体圧によって上
記のピストンロッドを一方向に移動させるようにし、ま
たは、シリンダ機構は、前記のピストンロッドの一方向
への移動を行わせるためのばねを内蔵し、緊急時でない
常時の状態に保つための油圧又はガス圧等の流体圧を封
入し、緊急時にはこの流体圧を排除して上記の内蔵した
ばねの弾発力によってピストンロッドを移動させるよう
にする。
【0014】上記の緊急時の流体圧の排除を、このシリ
ンダ機構に接続した熱可溶性バルブの火災熱による開弁
によって行うようにしたり、または、緊急時の流体圧の
排除を、緊急時の電気信号又は手操作によって電磁弁な
どの切替弁を操作して行うようにしても良い。
【0015】
【作用】本発明の弁駆動装置は、上記のように構成した
ので、先ず、シリンダ機構に流体圧を加え、ピストンロ
ッドが一方向に移動すると、このピストンロッドに固定
したカムが駆動機構側コネクタをばねの弾発力に抗して
押し上げて、バルブ側コネクタの凹形溝にはまっていた
駆動機構側コネクタの凸形突条を外し、バルブ側コネク
タと駆動機構側コネクタとの結合状態を解除する。
【0016】更に、ピストンロッドの同一方向への移動
によって、長溝に差し込まれているバルブ側コネクタに
固定したレバーを長溝の端部で押し、バルブ側コネクタ
をほぼ90度回転させてバルブを開け又は閉じる。な
お、この間、駆動機構側コネクタはカムによって押し上
げられていて、バルブ側コネクタと駆動機構側コネクタ
との結合を解かれた状態が保持されている。
【0017】次に、シリンダ機構にピストンロッドが上
記とは反対の方向に移動するように流体圧を加えると、
ピストンロッドの長溝の反対側の端部がバルブ側コネク
タに固定したレバーに近ずき、次いでレバーを押してバ
ルブ側コネクタをほぼ90度回転させバルブを閉じ又は
開ける。
【0018】なお、このピストンロッドの反対方向への
移動の間にカムが駆動機構側コネクタを押し上げている
状態が外れるが、駆動機構側コネクタの凸形突条の下面
がバルブ側コネクタの上面に当って凸形突条が凹形溝に
はまらず、バルブが全閉又は全開になる位置までレバー
が回転した時に両者の位置が一致して、駆動機構側コネ
クタがばねの弾発力によって押されて、両者が結合状態
になる。
【0019】常時はシリンダ機構にはいずれの方向にも
流体圧が加えられていない。この状態で電動にて駆動機
構を作動させてバルブ側コネクタを初めの回転方向に回
転させると、レバーがピストンロッドの長溝の上記の反
対側の端部を押してレバーが90度回転を終えるまでピ
ストンロッドを移動させる。
【0020】シリンダ機構には上記のように常時にはい
ずれの方向にも流体圧が加えられていないで、緊急時に
圧力源からの流体圧によってピストンロッドを一方向に
移動させ、次いでピストンロッドを反対方向に移動さ
せ、この動力源として圧力タンクを用いるのが便利であ
る。
【0021】また、シリンダ機構を、ピストンロッドを
緊急時に一方向に移動させるためのばねを内蔵し、この
ばねを常時に圧縮しておく油圧又はガス圧の流体圧を封
入してこの流体圧を緊急時に排除し、ピストンロッドを
ばねの弾発力によって移動してバルブを開け又は閉じる
ようにする手段もある。この手段では、ばねの出力はピ
ストンロッドの動き始めが最大で終りが最小になり、こ
の最小出力がバルブに必要な回転力になるようにするた
めに動き始めの出力を極めて大きくしなければならな
い。従来の例ではこのような出力になるばねを圧縮する
のに電動駆動力を用いているために電動駆動装置が大き
くなったが、上記の本発明のシリンダ機構ではばねを圧
縮するのはこのシリンダ機構に封入される流体圧である
ので、この圧力を高くすればよく、容易にできる。
【0022】シリンダ機構の上記の流体圧を緊急時に排
除するために熱可溶性バルブを用いると、火災時に確実
に作動させることができる。また、他のセンサーの働き
によって送られる緊急時の電気信号や手操作によって電
磁弁などの切替弁を操作して流体圧を排除する方法も用
いることができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明における弁駆動装置の実施例に
ついて説明する。図1は本発明の弁駆動装置の一実施例
を示す一部断面部分外観図であって、図の右上方に示し
た部分断面図は2点鎖線で図の左方へ結んで示した矢の
位置に続く部分である。また、図2は、図1に示したA
−B断面を矢の方向に見た部分断面図である。
【0024】図1及び図2において、1は電動式の弁駆
動装置、2はその出力軸、3は駆動機構側コネクタ、4
はバルブ、5はそのステム、6はバルブ側コネクタ、7
はシリンダ機構、8はそのピストンロッド、9はばねで
あり、8aがカム、8bが長溝、6aがレバー、3aが
カム当り部である。なお、図3は図1及び図2に示され
た駆動機構側コネクタ3の外観図である。
【0025】電動式の弁駆動装置1の出力軸2はほぼ9
0度の回転往復運動を行うものであり、この断面正方形
の出力軸2と駆動機構側コネクタ3の断面正方形の穴と
がはまっており、ばね9がこの駆動機構側コネクタ3を
下方へ押している。
【0026】バルブ4のステム5の断面正方形の先端部
5aがバルブ側コネクタ6の断面正方形の穴6bに嵌合
し、ねじ10によって固定されている。このバルブ側コ
ネクタ6の上面に設けた凹形溝6cに駆動機構側コネク
タ3の下面に設けた凸形突条3bを嵌合し、駆動機構側
コネクタ3とバルブ側コネクタ6とは結合状態になって
いる。
【0027】バルブ側コネクタ6の側方にこれの軸線に
直交させてシリンダ機構7を設け、このピストン11に
ピストンロッド8を固定し、このピストンロッド8には
カム8aが固定してあり、長溝8bが設けてある。7a
及び7bはシリンダ7に圧力流体を給排する給排口であ
る。
【0028】ピストンロッド8が図の位置から左方へ移
動すると、カム8aが駆動機構側コネクタ3に設けたカ
ム当り部3aを押し上げ、駆動機構側コネクタ3の凸形
突条3bがバルブ側コネクタ6の凹形溝6cから抜け出
る。ピストンロッド8が更に左方へ移動すると、長溝8
bの端部8cがバルブ側コネクタ6のレバー6aを押し
バルブ側コネクタ6を回転させてバルブ4を開け又は閉
じる。
【0029】ピストンロッド8に設けた長溝8bは、図
1及び図2に示した状態において、電動作動によってバ
ルブ側コネクタ6が回転運動をしてレバー6aが揺動運
動を行っても干渉しない長さになっている。
【0030】なお、12は図の左方のストッパ機構であ
り、上記のピストンロッド8の左方への移動を、バルブ
の全開又は全閉の位置までにするためのものであり、取
付けフランジ12aの穴の断面形状がピストンロッド8
のこの部分の断面形状と同じ長方形になっていて、ピス
トンロッド8が回転してカム8a及び長溝8bの作用が
損なわれることがないようにしている。
【0031】図4及び図5は、ピストンロッド8の長溝
8bとバルブ側コネクタ6のレバー6aとの関係、及び
ピストンロッド8のカム8aと駆動機構側コネクタ3の
カム当り部3aとの関係を説明するための説明図であっ
て、ピストンロッド8は図2に示した断面を、バルブ側
コネクタ6は図1における上方から見た外観を示してあ
り、2点鎖線は駆動装置側コネクタ3のカム当り部3a
と凸形突条3bの位置を示している。
【0032】図4において、(A)は図1及び図2に示
された状態を示しており、カム8aはまたカム当り部3
aに作用していない。また、長溝8bの端部8cもまだ
レバー6aに当っていない。(B)は(A)の状態から
ピストンロッド8が左方へ移動して端部8cがレバー6
aに当ったときの状態を示していて、カム8aは(A)
から(B)に移る間に図1に示したテーパ部3cがカム
当り部3aを順次押し上げ、駆動装置側コネクタ3をば
ね9の弾発力に抗して押し上げて凸形突条3cが凹形溝
6cから抜き出て、バルブ側コネクタ6と駆動装置側コ
ネクタ3との結合状態を解除する。
【0033】次いで、レバー6aは(C)の状態を経て
(D)の状態になるまで端部8cによって押され、バル
ブ側コネクタ6をほぼ90度回転させて、バルブを開け
又は閉じる。この(B)の状態から(D)の状態になる
までカム当り部3aはカム8aによって押し上げられて
おり、バルブ側コネクタ6と駆動装置側コネクタ3との
結合が解かれた状態が保たれている。
【0034】上記の図4の(D)の状態からピストンロ
ッド8が右方へ移動すると、長溝8bの他方の端部8d
がレバー6aに当った図5の(E)の状態になる。レバ
ー6aは(E)の状態から(F)の状態を経て(G)の
状態になるまで他方の端部8dによって押され、バルブ
側コネクタ6を前とは反対の方向へほぼ90度回転させ
て、バルブを閉じ又は開ける。
【0035】この間のカム8aとカム当り部3aとの関
係は、図4の(D)の状態から図5の(E)の状態にな
るまでピストンロッド8が右方へ移動する間にカム8a
がカム当り部3aから外れて、カム8aの作用によって
駆動装置側コネクタ3を押し上げている状態ではなくな
る。しかし、図5の(E)及び(F)に示されているよ
うに凹形溝6cと凸形突条3bとは重なっておらず、凸
形突条3bの下面がバルブ側コネクタ6の上面に当って
凸形突条3bが凹形溝6cにはまらず、バルブ側コネク
タ6が(G)の状態にまでなった時に凹形溝6cが凸形
突条3bと重なり、ばね9の弾発力によって駆動機構側
コネクタ3が下方へ押され、凸形突条3bが凹形溝6c
にはまってバルブ側コネクタ6の駆動装置側コネクタ3
とが結合状態になる。
【0036】この弁駆動装置1は常時にはシリンダ機構
7の給排口7a及び7bのいずれにも流体圧が加えられ
ていない。この状態で電動で弁駆動装置1を作動させて
バルブ側コネクタ6を図5における時計回りに回転させ
ると、レバー6aが長溝8bの他方の端部8bを押し
て、ピストンロッド8を図5の(H)に示した状態にま
で移動させる。ピストンロッド8のこの状態は図4の
(A)に示した最初の状態と同じであり、ピストンロッ
ド8のこの状態においてレバー6aが常時の電動による
往復動を行っても、長溝8bの中で干渉されないで自由
に動くことができる。図5の(H)はこの状態を示して
いる。
【0037】図6は図1に示した実施例のシリンダ機構
7における、ピストンロッド8を緊急時に上述のように
往復動させるための流体圧を給排するシステムの一実施
例を示す部分断面図であって、シリンダ機構7の給排口
7a及び7bに電磁弁13と圧力タンク14とを図のよ
うに接続し、電磁弁13によって図に示した平常時には
給排口7a及び7bの両方が大気に開放され、緊急時に
は電磁弁13によって給排口7aが大気に開放され7b
が圧力タンク14に接続され、復帰のために電磁弁13
によって給排口7aが圧力タンク14に接続され7bが
大気に開放される。その後、給排口7a及び7bの両方
が図のように大気に開放される。図8に示したようにシ
リンダ装置7の動力源に圧力タンク14を用いると、配
管が短く取扱いが便利である。
【0038】図7は本発明の弁駆動装置におけるシリン
ダ機構の他の実施例を示す部分断面図であって、ピスト
ン11の右方にコイルばね15を内蔵し、ピストン11
の左方に給排口7aから油圧又はガス圧を封入してピス
トン11を介してコイルばね15を圧縮すると共に、ピ
ストン11におけるピストンロッド8の位置を常時の位
置のなるようにしている。
【0039】また、コイルばね15の出力は図7に示し
た状態において最大であって、ピストン11を左方へ移
動させてバルブを開け又は閉じ終る時が最小になる。こ
の最小の出力でもバルブを回転させるのに必要な出力に
するためには、図7に示した状態でのコイルばね15の
出力は極めて大きくなければならない。このような大出
力までコイルばね15を圧縮するのはピストン11の左
方に封入した流体圧であって電動駆動装置によるのでは
ないから、このために電動駆動同地の出力を大きくする
必要がなく、複雑な構造にする必要もない。また、流体
圧を高くすることは極めて容易なことである。
【0040】図7において16は熱可溶性バルブであっ
て、火災時にはこのバルブ16の内部部品が溶融して確
実に開弁し、ピストン11の左方に封入した流体圧を排
除し、コイルばね15の弾発力によってピストン11及
びピストンロッド8を左方へ移動させてバルブを急開又
は急閉させる。
【0041】図8は図7に示したようなコイルばねを内
蔵したシリンダ装置における緊急時の流体圧の排除の方
法の他の例を示した部分断面図であって、他に設けたセ
ンサーの働きによって送られる緊急時の電気信号によっ
て電磁弁17を操作し切替えて、流体圧を排除するよう
になっており、センサーを所要の場所に置き、熱や煙な
ど様々な情報に基づいて作用させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の弁駆動装置
は、緊急時におけるバルブの遮断又は開放するのに手間
が掛からず容易であり、常時のバルブの開閉を回転運動
によって行うことができて一方向にだけ回転させて行う
ものではないので、バルブによって不都合になることは
ない。また、この緊急時のための駆動装置が常時の開閉
に何等の影響も与えない。更に、必要な緊急時回転用動
力を得るために電動駆動装置を大きくしたり、構造を複
雑なものにして高価なものにすることがなく、広い適用
範囲を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弁駆動装置の一例を示す一部断面外観
図である。
【図2】図1のA−B断面を矢の方向に見た部分断面図
である。
【図3】図1及び図2の駆動装置側コネクタの外観図で
ある。
【図4】ピストンロッドの長溝とバルブ側コネクタのレ
バーとの関係及びピストンロッドのカムと駆動装置側コ
ネクタのカム当り部との関係を説明する説明図である。
【図5】ピストンロッドの長溝とバルブ側コネクタのレ
バーとの関係及びピストンロッドのカムと駆動装置側コ
ネクタのカム当り部との関係を説明する説明図である。
【図6】本発明の弁駆動装置におけるシリンダ機構の他
の実施例を示す部分断面図である。
【図7】本発明の弁駆動装置におけるシリンダ機構の他
の実施例を示す部分断面図である。
【図8】本発明の弁駆動装置におけるシリンダ機構の他
の実施例を示す部分断面図である。
【図9】従来の弁駆動装置に一例を示す一部断面外観図
である。
【符号の説明】 1 弁駆動装置 2 出力軸 3 駆動機構側コネクタ 4 バルブ 5 ステム 6 バルブ側コネクタ 6a レバー 7 シリンダ機構 8 ピストンロッド 8a カム 8b 長溝 8c 端部 9 ばね 13 電磁弁 14 圧力タンク 15 コイルばね 16 熱可溶性バルブ 17 電磁弁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ90度の回転運動を行う駆動機構の
    出力軸に装着した駆動機構側コネクタとバルブのステム
    又はこれに接続した軸に固定したバルブ側コネクタとを
    常時同一軸線上で結合させた弁駆動装置において、バル
    ブ側コネクタの側方にそれの軸線に直交させてシリンダ
    機構を設け、緊急時にこのシリンダ機構を作動させてピ
    ストンロッドの一方向への移動によって両コネクタの結
    合状態を解除すると共にバルブ側コネクタをほぼ90度
    回転させて前記バルブを遮断又は開放するように構成し
    たことを特徴とする弁駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記の駆動機構側コネクタは軸線方向に
    移動する出力軸に装着され、上記のピストンロッドの一
    方向への移動によってこのピストンロッドに設けたカム
    がこの駆動機構側コネクタに作用してこの駆動機構側コ
    ネクタを駆動機構側に移動させて両コネクタの結合状態
    を解除するようにした請求項1記載の弁駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記の駆動機構側コネクタをばねの弾発
    力によって両コネクタの結合状態を保つように押圧し、
    上記のピストンロッドに設けたカムによってこの駆動機
    構側コネクタをばねの弾発力に抗して両コネクタの結合
    状態を解除するように移動させた請求項2記載の弁駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 上記のバルブ側コネクタに設けたレバー
    を上記のピストンロッドに形成した長溝に差し入れ、こ
    の長溝の端部でレバーを押してこのバルブ側コネクタを
    ほぼ90度回転させるようにした請求項1乃3記載の弁
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記のピストンロッドに設けた長溝は、
    上記のレバーがほぼ90度の回転運動を自由に行うこと
    ができる長さに形成した請求項1乃至4記載の弁駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 上記のシリンダ機構は、常時には流体圧
    が作用しない自由状態にし、緊急時には切替弁によって
    圧力タンク等の圧力源に接続されてその流体圧によって
    上記のピストンロッドを一方向に移動させるようにした
    請求項1乃至5記載の弁駆動装置。
  7. 【請求項7】 上記のシリンダ機構は、前記のピストン
    ロッドの一方向への移動を行わせるためのばねを内蔵
    し、上記の緊急時でない常時の状態に保つための油圧又
    はガス圧等の流体圧を封入し、緊急時にはこの流体圧を
    排除して上記の内蔵したばねの弾発力によってピストン
    ロッドを移動させるようにした請求項1乃至5記載の弁
    駆動装置。
  8. 【請求項8】 上記の緊急時の流体圧の排除を、このシ
    リンダ機構に接続した熱可溶性バルブの火災熱による開
    弁によって行うようにした請求項7記載の弁駆動装置。
  9. 【請求項9】 上記の緊急時の流体圧の排除を、緊急時
    の電気信号又は手操作によって電磁弁などの切替弁を操
    作して行うようにした請求項7記載の弁駆動装置。
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