JPH0989754A - 微粒子の計測装置 - Google Patents
微粒子の計測装置Info
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- JPH0989754A JPH0989754A JP7226506A JP22650695A JPH0989754A JP H0989754 A JPH0989754 A JP H0989754A JP 7226506 A JP7226506 A JP 7226506A JP 22650695 A JP22650695 A JP 22650695A JP H0989754 A JPH0989754 A JP H0989754A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は成膜用の気密容器内の微粒子を正
確に計測することができるようにした計測装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 所定の種類の膜が形成される基板3が設
置される成膜用の気密容器1内を浮遊する微粒子を計測
する微粒子の計測装置において、気密容器の一側に形成
された入射窓5と、入射窓から気密容器内へ入射するレ
−ザ光を発振するレ−ザ発振器7と、気密容器の入射窓
と対向する他側に形成されレ−ザ光が気密容器内を浮遊
する微粒子を照射することで発生する散乱光を出射させ
る出射窓6と、出射窓の内面側に設けられこの出射窓の
周囲を覆う筒状のカバ−ケ−ス24および基板に形成さ
れる膜と屈折率の近い下地膜26aが設けられ散乱光を
通過させるとともにカバ−ケ−スの開口を閉塞したカバ
−プレ−ト26を有したカバ−体とを具備したことを特
徴とする。
確に計測することができるようにした計測装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 所定の種類の膜が形成される基板3が設
置される成膜用の気密容器1内を浮遊する微粒子を計測
する微粒子の計測装置において、気密容器の一側に形成
された入射窓5と、入射窓から気密容器内へ入射するレ
−ザ光を発振するレ−ザ発振器7と、気密容器の入射窓
と対向する他側に形成されレ−ザ光が気密容器内を浮遊
する微粒子を照射することで発生する散乱光を出射させ
る出射窓6と、出射窓の内面側に設けられこの出射窓の
周囲を覆う筒状のカバ−ケ−ス24および基板に形成さ
れる膜と屈折率の近い下地膜26aが設けられ散乱光を
通過させるとともにカバ−ケ−スの開口を閉塞したカバ
−プレ−ト26を有したカバ−体とを具備したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は微粒子の移動状態
や数を計測するために用いられる微粒子の計測装置に関
する。
や数を計測するために用いられる微粒子の計測装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】CVDなどの薄膜形成装置において、た
とえば液晶表示装置や半導体装置などの基板を気密容器
内に設置して成膜する場合、その基板だけでなく、上記
気密容器の内面にも成膜される。気密容器の内面に形成
された薄膜は剥離し、微粒子となって気密容器内を浮遊
する。浮遊する微粒子が多くなると、基板に形成される
薄膜に悪影響を及ぼす。
とえば液晶表示装置や半導体装置などの基板を気密容器
内に設置して成膜する場合、その基板だけでなく、上記
気密容器の内面にも成膜される。気密容器の内面に形成
された薄膜は剥離し、微粒子となって気密容器内を浮遊
する。浮遊する微粒子が多くなると、基板に形成される
薄膜に悪影響を及ぼす。
【0003】そこで、気密容器内を浮遊する微粒子の量
を測定し、その量が所定以上となったならば、上記気密
容器内をクリ−ニングできるシステムが必要となる。気
密容器内の微粒子を測定する場合、上記気密容器にレ−
ザ光の入射窓と出射窓とを形成する。上記入射窓からは
レ−ザ光を入射させる。それによって、レ−ザ光が微粒
子を照射することで散乱光が発生するから、その散乱光
を上記出射窓から出射させて検出することで、気密容器
内における微粒子の量や挙動を検出できるようになって
いる。
を測定し、その量が所定以上となったならば、上記気密
容器内をクリ−ニングできるシステムが必要となる。気
密容器内の微粒子を測定する場合、上記気密容器にレ−
ザ光の入射窓と出射窓とを形成する。上記入射窓からは
レ−ザ光を入射させる。それによって、レ−ザ光が微粒
子を照射することで散乱光が発生するから、その散乱光
を上記出射窓から出射させて検出することで、気密容器
内における微粒子の量や挙動を検出できるようになって
いる。
【0004】ところで、気密容器内で成膜する場合、気
密容器内に設けられた基板だけでなく、上記出射窓の内
面にも成膜される。とくに、上記入射窓が気密容器の上
部に設けられるのに対して出射窓は底部に設けられるか
ら、上記出射窓の内面には成膜とともに微粒子の堆積が
起きる。
密容器内に設けられた基板だけでなく、上記出射窓の内
面にも成膜される。とくに、上記入射窓が気密容器の上
部に設けられるのに対して出射窓は底部に設けられるか
ら、上記出射窓の内面には成膜とともに微粒子の堆積が
起きる。
【0005】上記出射窓の内面に成膜されると、微粒子
からの散乱光の透過率が変動するから、上記散乱光の検
出精度が低下するということがある。つまり、気密容器
内の微粒子の量や挙動の計測精度が早期に低下するとい
うことがある。
からの散乱光の透過率が変動するから、上記散乱光の検
出精度が低下するということがある。つまり、気密容器
内の微粒子の量や挙動の計測精度が早期に低下するとい
うことがある。
【0006】一方、複写機においては、現像器から感光
ドラムに供給される、微粒子としてのトナ−の粒径や帯
電量が記録用紙に転写される画像の良否を大きく左右す
ることが知られている。複写機に対して適正な状態にあ
るトナ−の供給が行われない場合、記録用紙への転写が
うまく行われないばかりでなく、ドラムから飛び散る飛
散トナ−の発生を招く。この飛散トナ−は複写機内部に
浮遊、付着し、複写品質の低下の原因となる。したがっ
て、トナ−の製造段階において、常に上記現像器から感
光ドラムに供給されるトナ−の帯電量対粒径比が所定の
範囲内にあるかどうかを確認し、複写機の特性に適合し
た特性を持つトナ−を需要者に供給していく必要があ
る。
ドラムに供給される、微粒子としてのトナ−の粒径や帯
電量が記録用紙に転写される画像の良否を大きく左右す
ることが知られている。複写機に対して適正な状態にあ
るトナ−の供給が行われない場合、記録用紙への転写が
うまく行われないばかりでなく、ドラムから飛び散る飛
散トナ−の発生を招く。この飛散トナ−は複写機内部に
浮遊、付着し、複写品質の低下の原因となる。したがっ
て、トナ−の製造段階において、常に上記現像器から感
光ドラムに供給されるトナ−の帯電量対粒径比が所定の
範囲内にあるかどうかを確認し、複写機の特性に適合し
た特性を持つトナ−を需要者に供給していく必要があ
る。
【0007】従来からトナ−粒子自体の特性による飛散
要因を解明するための手段として、放出された飛散トナ
−を一度捕集してから測定装置に投入する方法がいくつ
か実施されており、大きくはブロ−オフ方式、付着座標
読取り方式および運動速度測定方式に分けられる。この
うち、とくに運動速度測定方式は外部と被接触の状態に
あるトナ−を観測できる利点があるところから多く用い
られている。
要因を解明するための手段として、放出された飛散トナ
−を一度捕集してから測定装置に投入する方法がいくつ
か実施されており、大きくはブロ−オフ方式、付着座標
読取り方式および運動速度測定方式に分けられる。この
うち、とくに運動速度測定方式は外部と被接触の状態に
あるトナ−を観測できる利点があるところから多く用い
られている。
【0008】運動速度測定方式には軌跡観測法とレ−ザ
ドップラ法とがある。どちらも、筒の内部に気流を発生
させる手段と、発生した気流中に気流方向に対して垂直
な平等電界を発生させる手段と、この平等電界を通過す
る微粒子の変位状態を観測する手段とからなる測定系を
持つ方法である。前者の観測する手段はTVカメラと高
速ストロボを利用し、一定時間ごとの微粒子のずれを複
数フレ−ム間の処理によって測定することで速度を算出
し、帯電量対粒径比を導く。後者の観測する手段はレ−
ザ光のドップラ効果を利用し、レ−ザ光のビ−ムを微粒
子に照射し、これにより発生する散乱光のドップラシフ
トを観測し、これを演算処理装置を用いて解析して帯電
量を算出する。
ドップラ法とがある。どちらも、筒の内部に気流を発生
させる手段と、発生した気流中に気流方向に対して垂直
な平等電界を発生させる手段と、この平等電界を通過す
る微粒子の変位状態を観測する手段とからなる測定系を
持つ方法である。前者の観測する手段はTVカメラと高
速ストロボを利用し、一定時間ごとの微粒子のずれを複
数フレ−ム間の処理によって測定することで速度を算出
し、帯電量対粒径比を導く。後者の観測する手段はレ−
ザ光のドップラ効果を利用し、レ−ザ光のビ−ムを微粒
子に照射し、これにより発生する散乱光のドップラシフ
トを観測し、これを演算処理装置を用いて解析して帯電
量を算出する。
【0009】複写機においては、微粒子としてのトナ−
の粒径や帯電量の測定を精度よく確実に行うことが要求
される。しかし、上記方法を用いた現行の装置では飛散
トナ−を捕集し装置に投入することが測定の原則となる
から、多くの飛散トナ−が外部と接触し帯電してしまう
ことや個々の飛散トナ−が凝縮してしまうことが避けら
れない。
の粒径や帯電量の測定を精度よく確実に行うことが要求
される。しかし、上記方法を用いた現行の装置では飛散
トナ−を捕集し装置に投入することが測定の原則となる
から、多くの飛散トナ−が外部と接触し帯電してしまう
ことや個々の飛散トナ−が凝縮してしまうことが避けら
れない。
【0010】また、粒子を測定位置まで搬送するキャリ
アとして不活性ガスによる気流を利用するが、この気流
の流速や乱れを制御、把握するのは困難である。これが
演算時の誤差要因となり、求める値の不確かさを増す原
因となっている。
アとして不活性ガスによる気流を利用するが、この気流
の流速や乱れを制御、把握するのは困難である。これが
演算時の誤差要因となり、求める値の不確かさを増す原
因となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は成
膜用の気密容器内の微粒子を計測する場合、計測用の散
乱光が出射する出射窓の内面にも成膜されるため、上記
散乱光の検出精度が早期に低下するということがあっ
た。
膜用の気密容器内の微粒子を計測する場合、計測用の散
乱光が出射する出射窓の内面にも成膜されるため、上記
散乱光の検出精度が早期に低下するということがあっ
た。
【0012】また、複写機においては、微粒子としての
トナ−の粒径や帯電量の測定を、精度よく確実に行うこ
とが要求される。この発明の目的は、気密容器内を浮遊
する微粒子を測定する場合、出射窓の内面への成膜およ
び微粒子の堆積の影響を受けにくい微粒子の測定装置を
提供することにある。また、この発明の他の目的は、微
粒子の粒径や帯電量を正確に測定することができる微粒
子の測定装置を提供することにある。
トナ−の粒径や帯電量の測定を、精度よく確実に行うこ
とが要求される。この発明の目的は、気密容器内を浮遊
する微粒子を測定する場合、出射窓の内面への成膜およ
び微粒子の堆積の影響を受けにくい微粒子の測定装置を
提供することにある。また、この発明の他の目的は、微
粒子の粒径や帯電量を正確に測定することができる微粒
子の測定装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載されたこの発明は、所定の種類の膜が
形成される基板が設置される成膜用の気密容器内を浮遊
する微粒子を計測するための計測装置において、上記気
密容器の一側に形成された入射窓と、この入射窓から上
記気密容器内へ入射するレ−ザ光を発振するレ−ザ発振
器と、上記レ−ザ光を平面形状に成形する光学手段と、
上記気密容器の上記入射窓と対向する他側に形成され上
記レ−ザ光が上記気密容器内を浮遊する微粒子を照射す
ることで発生する散乱光を出射させる出射窓と、この出
射窓から出射する散乱光を検出する検出部と、上記出射
窓の内面側に設けられこの出射窓の周囲を覆う筒状のカ
バ−ケ−スおよび上記基板に形成される膜と屈折率の近
い下地膜が設けられ上記カバ−ケ−スの開口部分を閉塞
するとともに上記散乱光を通過させるカバ−プレ−トか
らなるカバ−体とを具備したことを特徴とする。
に請求項1に記載されたこの発明は、所定の種類の膜が
形成される基板が設置される成膜用の気密容器内を浮遊
する微粒子を計測するための計測装置において、上記気
密容器の一側に形成された入射窓と、この入射窓から上
記気密容器内へ入射するレ−ザ光を発振するレ−ザ発振
器と、上記レ−ザ光を平面形状に成形する光学手段と、
上記気密容器の上記入射窓と対向する他側に形成され上
記レ−ザ光が上記気密容器内を浮遊する微粒子を照射す
ることで発生する散乱光を出射させる出射窓と、この出
射窓から出射する散乱光を検出する検出部と、上記出射
窓の内面側に設けられこの出射窓の周囲を覆う筒状のカ
バ−ケ−スおよび上記基板に形成される膜と屈折率の近
い下地膜が設けられ上記カバ−ケ−スの開口部分を閉塞
するとともに上記散乱光を通過させるカバ−プレ−トか
らなるカバ−体とを具備したことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、上記カバ−体は上記気
密容器の内底部に設けられ、そのカバ−プレ−トは、上
記気密容器内を落下する微粒子の落下方向に対して所定
の角度で傾斜して設けられていることを特徴とする。
密容器の内底部に設けられ、そのカバ−プレ−トは、上
記気密容器内を落下する微粒子の落下方向に対して所定
の角度で傾斜して設けられていることを特徴とする。
【0015】請求項3に記載された発明は、測定管内に
導入された微粒子の粒径と帯電量を測定するための計測
装置において、上記測定管内に微粒子を導入する導入手
段と、上記測定管内に入射させるレ−ザ光を出力するレ
−ザ発振器と、上記測定管内に入射するレ−ザ光を平面
形状に成形し上記測定管内に導入された微粒子を照射す
る光学手段と、上記測定管内に設けられこの測定管内に
平等電界を発生させる電界発生手段と、上記測定管内を
移動する上記微粒子を撮像する撮像手段と、この撮像手
段によって得られる信号を処理して上記微粒子の挙動を
求める解析手段とを具備したことを特徴とする。
導入された微粒子の粒径と帯電量を測定するための計測
装置において、上記測定管内に微粒子を導入する導入手
段と、上記測定管内に入射させるレ−ザ光を出力するレ
−ザ発振器と、上記測定管内に入射するレ−ザ光を平面
形状に成形し上記測定管内に導入された微粒子を照射す
る光学手段と、上記測定管内に設けられこの測定管内に
平等電界を発生させる電界発生手段と、上記測定管内を
移動する上記微粒子を撮像する撮像手段と、この撮像手
段によって得られる信号を処理して上記微粒子の挙動を
求める解析手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は請求項3の発明におい
て、上記検出手段は、上記電界発生手段で発生した電界
方向へ移動する微粒子の挙動を撮像した撮像手段からの
信号によって微粒子の帯電量と粒径との比を求める第1
の検出手段と、微粒子を照射したレ−ザ光の散乱光から
波高値を測定し、その波高値から粒径を算出する第2の
検出手段とから構成されていることを特徴とする。
て、上記検出手段は、上記電界発生手段で発生した電界
方向へ移動する微粒子の挙動を撮像した撮像手段からの
信号によって微粒子の帯電量と粒径との比を求める第1
の検出手段と、微粒子を照射したレ−ザ光の散乱光から
波高値を測定し、その波高値から粒径を算出する第2の
検出手段とから構成されていることを特徴とする。
【0017】請求項1に記載された発明によれば、基板
に成膜する際、出射窓の内面に成膜されるものの、上記
出射窓は上記基板に形成される膜と屈折率の近い下地膜
が設けられたカバ−体のカバ−プレ−トによって覆われ
ている。そのため、上記カバ−プレ−トに成膜されて
も、上記出射窓から出射する散乱光の透過率の変動が少
ないから、検出精度が低下しずらい。
に成膜する際、出射窓の内面に成膜されるものの、上記
出射窓は上記基板に形成される膜と屈折率の近い下地膜
が設けられたカバ−体のカバ−プレ−トによって覆われ
ている。そのため、上記カバ−プレ−トに成膜されて
も、上記出射窓から出射する散乱光の透過率の変動が少
ないから、検出精度が低下しずらい。
【0018】請求項2に記載された発明によれば、カバ
−プレ−トが微粒子の落下方向に対して所定の角度で傾
斜しているため、出射窓上に落下粒子の堆積が起こりに
くく、それによる透過率の減少が発生しずらい。
−プレ−トが微粒子の落下方向に対して所定の角度で傾
斜しているため、出射窓上に落下粒子の堆積が起こりに
くく、それによる透過率の減少が発生しずらい。
【0019】請求項3の発明によれば、電界発生手段に
電圧が印加されていない状態で微粒子の挙動を求めれ
ば、微粒子の粒径を算出することができ、電界発生手段
に電圧を印加して微粒子の挙動を求めれば、微粒子の帯
電量と粒径との比を求めることができる。
電圧が印加されていない状態で微粒子の挙動を求めれ
ば、微粒子の粒径を算出することができ、電界発生手段
に電圧を印加して微粒子の挙動を求めれば、微粒子の帯
電量と粒径との比を求めることができる。
【0020】請求項4の発明によれば、検出手段が第1
の検出部と第2の検出部とからなることで、第1の検出
部により微粒子の帯電量と粒径との比を求めることがで
き、第2の検出部によって粒径を求めることができる。
の検出部と第2の検出部とからなることで、第1の検出
部により微粒子の帯電量と粒径との比を求めることがで
き、第2の検出部によって粒径を求めることができる。
【0021】
【実施形態】以下、この発明の実施形態を説明する。図
1乃至図3はこの発明の第1の実施例を示す。図1はS
iN成膜用のCVD装置を示し、同図中1は気密容器で
ある。気密容器1内には搬送トレ−2が出し入れ自在に
設けられ、この搬送トレ−2には複数の基板3が紙面の
上下方向に沿う垂直方向に沿ってに保持されている。
1乃至図3はこの発明の第1の実施例を示す。図1はS
iN成膜用のCVD装置を示し、同図中1は気密容器で
ある。気密容器1内には搬送トレ−2が出し入れ自在に
設けられ、この搬送トレ−2には複数の基板3が紙面の
上下方向に沿う垂直方向に沿ってに保持されている。
【0022】上記気密容器1の上部壁には入射孔4aが
形成され、底部壁には出射孔5aが形成されている。上
記入射孔4aは入射窓4によって気密に閉塞され、出射
孔5aは出射窓5によって気密に閉塞されている。
形成され、底部壁には出射孔5aが形成されている。上
記入射孔4aは入射窓4によって気密に閉塞され、出射
孔5aは出射窓5によって気密に閉塞されている。
【0023】上記入射窓4に対向する部位にはレ−ザ発
振器7が配設されている。このレ−ザ発振器7から出力
されたレ−ザ光Lはたとえばシリンドリカルレンズのよ
うなビ−ム径可変用レンズなどの光学手段8によって平
面形状に成形されて上記入射窓4から気密容器1内へ入
射する。なお、光学手段としてはスキャナを用い、レ−
ザ光を所定方向に走査させることで平面形状に成形して
もよい。
振器7が配設されている。このレ−ザ発振器7から出力
されたレ−ザ光Lはたとえばシリンドリカルレンズのよ
うなビ−ム径可変用レンズなどの光学手段8によって平
面形状に成形されて上記入射窓4から気密容器1内へ入
射する。なお、光学手段としてはスキャナを用い、レ−
ザ光を所定方向に走査させることで平面形状に成形して
もよい。
【0024】上記出射窓5は上記レ−ザ光Lの進行方向
からずれた位置に形成されていて、この出射窓5からは
上記レ−ザ光Lが気密容器1内を浮遊する微粒子Pを照
射することによって発生する散乱光Sが出射するように
なっている。
からずれた位置に形成されていて、この出射窓5からは
上記レ−ザ光Lが気密容器1内を浮遊する微粒子Pを照
射することによって発生する散乱光Sが出射するように
なっている。
【0025】上記出射窓5から出射した散乱光Sは検出
部11によって検出される。この検出部11は上記気密
容器1内のA点に焦点が合わせられたレンズ系12と、
このレンズ系12からの光を検出する電子増倍管13と
から形成されている。この検出部11からの検出信号は
計数部14に入力される。この計数部14は散乱光Sか
ら微粒子Pの数を検出する。
部11によって検出される。この検出部11は上記気密
容器1内のA点に焦点が合わせられたレンズ系12と、
このレンズ系12からの光を検出する電子増倍管13と
から形成されている。この検出部11からの検出信号は
計数部14に入力される。この計数部14は散乱光Sか
ら微粒子Pの数を検出する。
【0026】上記出射窓5の内面側にはカバ−体21が
設けられている。このカバ−体21は図2に示すように
上記気密容器1の底部壁内面に接合されるベ−スプレ−
ト22を備えている。つまり、ベ−スプレ−ト22の一
側には連結部材22aが設けられ、この連結部材22a
がねじ22bによって気密容器1の底部壁内面に固定さ
れている。
設けられている。このカバ−体21は図2に示すように
上記気密容器1の底部壁内面に接合されるベ−スプレ−
ト22を備えている。つまり、ベ−スプレ−ト22の一
側には連結部材22aが設けられ、この連結部材22a
がねじ22bによって気密容器1の底部壁内面に固定さ
れている。
【0027】上記ベ−スプレ−ト22には上記出射窓5
と対応する四角形の通孔23が穿設されている。この通
孔23の周囲は下端を上記ベ−スプレ−ト22に固定し
た角筒状のカバ−ケ−ス24で覆われている。
と対応する四角形の通孔23が穿設されている。この通
孔23の周囲は下端を上記ベ−スプレ−ト22に固定し
た角筒状のカバ−ケ−ス24で覆われている。
【0028】上記カバ−ケ−ス24の上端面は散乱光S
が入射し易いよう、所定の角度で斜めに切欠された傾斜
面に形成されていて、その傾斜面の下端には板ばねから
なる一対の弾性保持片25が設けられている。これら保
持片25には上記カバ−ケ−ス24の上端開口面を覆う
カバ−プレ−ト26が一側を弾性的に保持されて着脱自
在に設けられている。
が入射し易いよう、所定の角度で斜めに切欠された傾斜
面に形成されていて、その傾斜面の下端には板ばねから
なる一対の弾性保持片25が設けられている。これら保
持片25には上記カバ−ケ−ス24の上端開口面を覆う
カバ−プレ−ト26が一側を弾性的に保持されて着脱自
在に設けられている。
【0029】上記カバ−プレ−ト26は散乱光を透過す
る板状の材料、たとえばSiO2 からなり、その一側
面、つまり気密容器1内を向いた外面には、図3に示す
ように上記基板3に形成される膜と屈折率の近い材料か
らなる下地膜26aが形成されている。下地膜26aと
しては、たとえば上記基板3に形成される膜がSiNの
場合にはITOがよい。
る板状の材料、たとえばSiO2 からなり、その一側
面、つまり気密容器1内を向いた外面には、図3に示す
ように上記基板3に形成される膜と屈折率の近い材料か
らなる下地膜26aが形成されている。下地膜26aと
しては、たとえば上記基板3に形成される膜がSiNの
場合にはITOがよい。
【0030】上記構成の計測装置によれば、気密容器1
内に保持された基板3に成膜する際、光学手段8によっ
て平面形状に成形されたレ−ザ光Lを入射窓4から入射
させる。それによって、上記気密容器1内を浮遊する微
粒子Pが上記レ−ザ光Lによって照射されて散乱光Sが
発生するから、その散乱光Sは上記カバ−体21のカバ
−プレ−ト26を透過して検出部11で検出される。
内に保持された基板3に成膜する際、光学手段8によっ
て平面形状に成形されたレ−ザ光Lを入射窓4から入射
させる。それによって、上記気密容器1内を浮遊する微
粒子Pが上記レ−ザ光Lによって照射されて散乱光Sが
発生するから、その散乱光Sは上記カバ−体21のカバ
−プレ−ト26を透過して検出部11で検出される。
【0031】上記検出部11からの検出信号は計数部1
4に入力される。検出信号が計数部14に入力されるこ
とで浮遊する微粒子Pの数を計測することができる。と
ころで、基板3に成膜することで、気密容器1内に設け
られた上記カバ−体21のカバ−プレ−ト26にも成膜
される。つまり、カバ−プレ−ト26のITO膜からな
る下地膜26aにSiN膜が成膜される。上記下地膜2
6aはSiNに屈折率が近い。そのため、カバ−プレ−
ト26のITO膜にSiN膜が成膜されても、カバ−プ
レ−ト26を透過する散乱光Sの透過率の変動が少ない
ため、上記検出部11による散乱光Sの検出精度が低下
するということがほとんどない。
4に入力される。検出信号が計数部14に入力されるこ
とで浮遊する微粒子Pの数を計測することができる。と
ころで、基板3に成膜することで、気密容器1内に設け
られた上記カバ−体21のカバ−プレ−ト26にも成膜
される。つまり、カバ−プレ−ト26のITO膜からな
る下地膜26aにSiN膜が成膜される。上記下地膜2
6aはSiNに屈折率が近い。そのため、カバ−プレ−
ト26のITO膜にSiN膜が成膜されても、カバ−プ
レ−ト26を透過する散乱光Sの透過率の変動が少ない
ため、上記検出部11による散乱光Sの検出精度が低下
するということがほとんどない。
【0032】また、カバ−体21を気密容器1の内部に
設けたから、外部に設けた場合のように、気密容器1の
外部のレイアウトに影響を与えることがない。そのた
め、小型の成膜装置にも取り付けることができるという
こともある。
設けたから、外部に設けた場合のように、気密容器1の
外部のレイアウトに影響を与えることがない。そのた
め、小型の成膜装置にも取り付けることができるという
こともある。
【0033】さらに、上記カバ−ケ−ス24の上端面を
所定の角度で傾斜させ、そこにカバ−プレ−ト26を設
けるようにしたので、カバ−プレ−ト26も傾斜してい
る。カバ−プレ−ト26が傾斜していれば、気密容器1
内を落下する微粒子Pが上記カバ−プレ−ト26に堆積
しずらい。そのため、そのことによっても、上記カバ−
プレ−ト26を透過する散乱光Sの透過率が変動しずら
いから、気密容器1内に微粒子Pの計測精度が長期にわ
たって良好に維持される。
所定の角度で傾斜させ、そこにカバ−プレ−ト26を設
けるようにしたので、カバ−プレ−ト26も傾斜してい
る。カバ−プレ−ト26が傾斜していれば、気密容器1
内を落下する微粒子Pが上記カバ−プレ−ト26に堆積
しずらい。そのため、そのことによっても、上記カバ−
プレ−ト26を透過する散乱光Sの透過率が変動しずら
いから、気密容器1内に微粒子Pの計測精度が長期にわ
たって良好に維持される。
【0034】なお、この実施例において、散乱光Sを撮
像すれば、微粒子Pの挙動を解析することができる。図
4と図5はこの発明の第2の実施形態を示す。この実施
例は複写機における微粒子の計測装置で、図4において
31は現像器を示す。この現像器31は微粒子であるト
ナ−Tを内蔵したケ−ス32と、このケ−ス32内に設
けられた現像スリ−ブ33とからなる。
像すれば、微粒子Pの挙動を解析することができる。図
4と図5はこの発明の第2の実施形態を示す。この実施
例は複写機における微粒子の計測装置で、図4において
31は現像器を示す。この現像器31は微粒子であるト
ナ−Tを内蔵したケ−ス32と、このケ−ス32内に設
けられた現像スリ−ブ33とからなる。
【0035】上記現像器31と対向する部位にはトナ−
Tが内部に導入される導入ボックス34が配設されてい
る。この導入ボックス34の上面には開口34aが形成
され、この開口34aの側方には取付け部材35が設け
られている。この取付け部材35には上記開口34aの
上方に位置するようスキャナ36が取付けられている。
このスキャナ36の揺動駆動されるミラ−36aにはレ
−ザ発振器37から出力されたレ−ザ光Lが入射する。
それによって、レ−ザ光Lは上記ミラ−36aの揺動方
向に走査されることになる。つまり、レ−ザ光Lはミラ
−26aによって平面形状に成形される。
Tが内部に導入される導入ボックス34が配設されてい
る。この導入ボックス34の上面には開口34aが形成
され、この開口34aの側方には取付け部材35が設け
られている。この取付け部材35には上記開口34aの
上方に位置するようスキャナ36が取付けられている。
このスキャナ36の揺動駆動されるミラ−36aにはレ
−ザ発振器37から出力されたレ−ザ光Lが入射する。
それによって、レ−ザ光Lは上記ミラ−36aの揺動方
向に走査されることになる。つまり、レ−ザ光Lはミラ
−26aによって平面形状に成形される。
【0036】上記導入ボックス34の下面には角筒状の
測定管40の上端が連通接続されている。この測定管4
0の下端には送風機38の吸引側が接続されている。そ
れによって、上記送風機38が作動すれば、上記現像器
31の現像スリ−ブ33から飛散したトナ−Tが上記測
定管40内に吸引されるようになっている。
測定管40の上端が連通接続されている。この測定管4
0の下端には送風機38の吸引側が接続されている。そ
れによって、上記送風機38が作動すれば、上記現像器
31の現像スリ−ブ33から飛散したトナ−Tが上記測
定管40内に吸引されるようになっている。
【0037】上記測定管40の中途部には板面を上記レ
−ザ光Lの走査方向と平行にして一対の電極板39(一
枚のみ図示)が平行に離間対向して配設されている。こ
れら電極板39は図示しない電源に接続され、その電源
が作動することで平等電界を発生するようになってい
る。
−ザ光Lの走査方向と平行にして一対の電極板39(一
枚のみ図示)が平行に離間対向して配設されている。こ
れら電極板39は図示しない電源に接続され、その電源
が作動することで平等電界を発生するようになってい
る。
【0038】上記一対の電極板39間の空間部は検出部
41によって撮像される。この検出部41はイメ−ジイ
ンテンシファイヤ42aの入射側にレンズ42bが設け
られ、出射側にCCDカメラ42cが設けられてなる。
このCCDカメラ42cからの信号はモニタ43および
画像処理装置44に入力される。
41によって撮像される。この検出部41はイメ−ジイ
ンテンシファイヤ42aの入射側にレンズ42bが設け
られ、出射側にCCDカメラ42cが設けられてなる。
このCCDカメラ42cからの信号はモニタ43および
画像処理装置44に入力される。
【0039】つまり、上記空間部にレ−ザ光Lを走査す
ることで、この空間部を後述するごとく自由落下するト
ナ−Tが照射される。それによって、散乱光Sが発生す
るから、その散乱光Sが上記検出部41で検出されるこ
とで、トナ−Tの挙動が撮像されることになる。
ることで、この空間部を後述するごとく自由落下するト
ナ−Tが照射される。それによって、散乱光Sが発生す
るから、その散乱光Sが上記検出部41で検出されるこ
とで、トナ−Tの挙動が撮像されることになる。
【0040】上記CCDカメラ42cからの画像信号に
よって上記測定管40を自由落下するトナ−Tの自由落
下速度Vz が求められ、また電極板39間に平等電界を
発生させた状態でトナ−Tを自由落下させれば、一対の
電極板39間に到達したトナ−Tは電界方向へ移動する
から、その移動速度Vx が求められる。
よって上記測定管40を自由落下するトナ−Tの自由落
下速度Vz が求められ、また電極板39間に平等電界を
発生させた状態でトナ−Tを自由落下させれば、一対の
電極板39間に到達したトナ−Tは電界方向へ移動する
から、その移動速度Vx が求められる。
【0041】つぎに、上記構成の計測装置によって、ト
ナ−Tの粒径dと帯電量qを測定する手順について説明
する。まず、送風機38を作動させて導入ボックス34
から測定管40へ流れる空気流を形成し、その空気流に
よって現像器31の現像スリ−ブ33から飛散するトナ
−Tを上記導入ボックス34から測定管40へ導入す
る。
ナ−Tの粒径dと帯電量qを測定する手順について説明
する。まず、送風機38を作動させて導入ボックス34
から測定管40へ流れる空気流を形成し、その空気流に
よって現像器31の現像スリ−ブ33から飛散するトナ
−Tを上記導入ボックス34から測定管40へ導入す
る。
【0042】トナ−Tが測定管40内へ導入されたな
ら、送風機38を停止し、トナ−Tを自由落下させると
ともにレ−ザ発振器37からレ−ザ光Lを発振させ、ス
キャナ36によって測定管40内を走査させる。
ら、送風機38を停止し、トナ−Tを自由落下させると
ともにレ−ザ発振器37からレ−ザ光Lを発振させ、ス
キャナ36によって測定管40内を走査させる。
【0043】測定管40内を落下するトナ−Tがレ−ザ
光Lによって照射されると、散乱光Sが発生するから、
その散乱光Sを検出部41で撮像することで、その画像
から上記トナ−Tの自由落下速度Vz を求める。
光Lによって照射されると、散乱光Sが発生するから、
その散乱光Sを検出部41で撮像することで、その画像
から上記トナ−Tの自由落下速度Vz を求める。
【0044】トナ−Tの自由落下速度Vz と粒径dとの
関係は、 Vz =ρ・g・d2 /(18η) …(1)式 で示される。ただし、ρ:粒子密度、g:重力加速度、
η:流体の粘性係数である。したがって、Vz が求まれ
ば、上記(1)式よりトナ−Tの粒径dを求めることが
できる。
関係は、 Vz =ρ・g・d2 /(18η) …(1)式 で示される。ただし、ρ:粒子密度、g:重力加速度、
η:流体の粘性係数である。したがって、Vz が求まれ
ば、上記(1)式よりトナ−Tの粒径dを求めることが
できる。
【0045】トナ−Tの自由落下状態を撮像してその粒
径dを求めたなら、電極板39に通電してこれらの間に
平等電界を発生させる。平等電界中のトナ−Tの挙動を
撮像することで、その画像からトナ−Tの電界方向への
移動速度Vx を求める。
径dを求めたなら、電極板39に通電してこれらの間に
平等電界を発生させる。平等電界中のトナ−Tの挙動を
撮像することで、その画像からトナ−Tの電界方向への
移動速度Vx を求める。
【0046】電界中のトナ−Tの電界方向への移動速度
Vx と、そのトナ−T粒子の帯電量qとの関係は、 Vx =q・E/(3π・η・d) …(2)式 で示される。ただし、Eは電界強度である。
Vx と、そのトナ−T粒子の帯電量qとの関係は、 Vx =q・E/(3π・η・d) …(2)式 で示される。ただし、Eは電界強度である。
【0047】検出部41によって検出された画像からト
ナ−Tの電界方向への移動速度VXが求められるから、
トナ−Tの帯電量qと粒径dとの比(q/d)を求める
ことができる。さらに、先にVz から(1)式により求
めた粒径dの値を上記(2)式へ代入すれば、トナ−T
の帯電量qを求めることができる。
ナ−Tの電界方向への移動速度VXが求められるから、
トナ−Tの帯電量qと粒径dとの比(q/d)を求める
ことができる。さらに、先にVz から(1)式により求
めた粒径dの値を上記(2)式へ代入すれば、トナ−T
の帯電量qを求めることができる。
【0048】このように、トナ−Tの粒径dと帯電量q
との比および個々の値を求めることができれば、これら
の値が適性であるか否やか、つまり複写機による複写状
態の良否を判定することができる。
との比および個々の値を求めることができれば、これら
の値が適性であるか否やか、つまり複写機による複写状
態の良否を判定することができる。
【0049】また、現像器31で発生するトナ−Tは送
風機38の空気流に乗せて測定管40内に導入し、その
後は自由落下させるようにしている。そのため、トナ−
Tを強制的に移動させる場合のように、接触帯電により
トナ−Tの帯電量が変化するということがほとんどない
から、その帯電量qの測定を正確に行うことができる。
しかも、測定管40内を撮像し、それぞれのトナ−Tか
らの散乱光Sを検出するため、個々のトナ−T粒子の帯
電量を測定することができる。
風機38の空気流に乗せて測定管40内に導入し、その
後は自由落下させるようにしている。そのため、トナ−
Tを強制的に移動させる場合のように、接触帯電により
トナ−Tの帯電量が変化するということがほとんどない
から、その帯電量qの測定を正確に行うことができる。
しかも、測定管40内を撮像し、それぞれのトナ−Tか
らの散乱光Sを検出するため、個々のトナ−T粒子の帯
電量を測定することができる。
【0050】さらに、上記トナ−Tの粒径dの測定は、
測定管40内でトナ−Tを自由落下させ、その自由落下
速度Vz から算出するようにしている。そのため、トナ
−Tを強制的に移動させてその粒径dを測定する場合に
比べて測定条件の変化が少なくなるから、測定精度が向
上する。
測定管40内でトナ−Tを自由落下させ、その自由落下
速度Vz から算出するようにしている。そのため、トナ
−Tを強制的に移動させてその粒径dを測定する場合に
比べて測定条件の変化が少なくなるから、測定精度が向
上する。
【0051】なお、上記第2の実施形態ではレ−ザ光を
スキャナによって走査させたが、シリンドリカルレンズ
などで平面形状に成形し、所定のパルス数で繰り返し発
振させるようにしてもよい。
スキャナによって走査させたが、シリンドリカルレンズ
などで平面形状に成形し、所定のパルス数で繰り返し発
振させるようにしてもよい。
【0052】また、測定管は角筒状に代わり円筒状とし
てもよく、その場合、電極板を測定管の外部に配置する
ようにしてもよい。さらに、散乱光の検出部としては高
感度テレビカメラであってもよく、またレ−ザ光の出力
を上げることでカメラを低感度化することも可能であ
る。
てもよく、その場合、電極板を測定管の外部に配置する
ようにしてもよい。さらに、散乱光の検出部としては高
感度テレビカメラであってもよく、またレ−ザ光の出力
を上げることでカメラを低感度化することも可能であ
る。
【0053】図6はこの発明の第3の実施形態である。
この第3の実施形態は第2の実施形態の変形例である。
なお、第2の実施形態と同一部分には同一記号を付して
説明を省略する。
この第3の実施形態は第2の実施形態の変形例である。
なお、第2の実施形態と同一部分には同一記号を付して
説明を省略する。
【0054】すなわち、この実施形態では検出部41A
にハ−フミラ−51が設けられ、この検出部41Aに入
射する散乱光Sは分割される。上記ハ−フミラ−51で
反射した散乱光Sは光電子増倍管52で受光され、透過
した散乱光Sはイメ−ジインテンシファイヤ42aで受
光される。
にハ−フミラ−51が設けられ、この検出部41Aに入
射する散乱光Sは分割される。上記ハ−フミラ−51で
反射した散乱光Sは光電子増倍管52で受光され、透過
した散乱光Sはイメ−ジインテンシファイヤ42aで受
光される。
【0055】光電子増倍管52で受光された散乱光Sは
光電変換され、散乱光量に対応した波高値のパルス信号
を発生する。このパルス信号は第1の検出部となる波高
分析器54に入射して波高値が測定され、ついでその測
定信号はCPU55に入力され、そこで粒径換算され
る。つまりトナ−Tの粒径dが求められる。
光電変換され、散乱光量に対応した波高値のパルス信号
を発生する。このパルス信号は第1の検出部となる波高
分析器54に入射して波高値が測定され、ついでその測
定信号はCPU55に入力され、そこで粒径換算され
る。つまりトナ−Tの粒径dが求められる。
【0056】一方、ハ−フミラ−51を透過した散乱光
Sは上記第2の実施形態と同様、イメ−ジインテンシフ
ァイヤ42a、CCDカメラ42cを経てモニタ25で
映像化され、ついで第2の検出部となる画像処理装置4
4で画像処理される。それによって、微粒子であるトナ
−Tの挙動解析が行われ、電界方向への移動速度Vxが
求められる。
Sは上記第2の実施形態と同様、イメ−ジインテンシフ
ァイヤ42a、CCDカメラ42cを経てモニタ25で
映像化され、ついで第2の検出部となる画像処理装置4
4で画像処理される。それによって、微粒子であるトナ
−Tの挙動解析が行われ、電界方向への移動速度Vxが
求められる。
【0057】したがって、それらの値d、Vx を上記
(2)式に用いることで、帯電量qを算出することがで
き、その演算処理は上記CPU55で行われる。図7は
この発明の第4の実施形態である。この実施形態は図6
に示す第3の実施形態の変形例であり、第2、第3の実
施形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略す
る。
(2)式に用いることで、帯電量qを算出することがで
き、その演算処理は上記CPU55で行われる。図7は
この発明の第4の実施形態である。この実施形態は図6
に示す第3の実施形態の変形例であり、第2、第3の実
施形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略す
る。
【0058】すなわち、この第4の実施形態において
は、一対の電極板39間のトナ−Tの挙動は第2の実施
例と同様、検出部41によって検出され、モニタ43お
よび画像処理装置44に入力されて画像処理される。そ
れによって、微粒子挙動解析が行われ、電界方向への移
動速度Vx が求められるから、上記(2)式より帯電量
qと粒径dとの比を算出できる。
は、一対の電極板39間のトナ−Tの挙動は第2の実施
例と同様、検出部41によって検出され、モニタ43お
よび画像処理装置44に入力されて画像処理される。そ
れによって、微粒子挙動解析が行われ、電界方向への移
動速度Vx が求められるから、上記(2)式より帯電量
qと粒径dとの比を算出できる。
【0059】一方、測定管40の下端部の細径部を透明
な石英管51で形成し、この石英管61の径方向一端側
には第2のレ−ザ発振器62が配設されている。この第
2のレ−ザ発振器62から出力されたレ−ザ光L1 は、
上記石英管61を通過するトナ−Tを照射する。それに
よって、石英管61ではトナ−Tの粒径に応じた散乱光
S1 が発生し、その散乱光S1 は上記石英管61の径方
向他端側に配置された光電子倍増管63にレンズ64を
介して入射する。
な石英管51で形成し、この石英管61の径方向一端側
には第2のレ−ザ発振器62が配設されている。この第
2のレ−ザ発振器62から出力されたレ−ザ光L1 は、
上記石英管61を通過するトナ−Tを照射する。それに
よって、石英管61ではトナ−Tの粒径に応じた散乱光
S1 が発生し、その散乱光S1 は上記石英管61の径方
向他端側に配置された光電子倍増管63にレンズ64を
介して入射する。
【0060】光電子倍増管63で受光された散乱光S1
は光電変換され、散乱光量に対応した波高値のパルス信
号を出力する。このパルス信号は波高分析器54に入力
して波高値が測定され、ついでその値はCPU55に入
力されて演算処理される。それによって、トナ−Tの粒
径dが算出される。
は光電変換され、散乱光量に対応した波高値のパルス信
号を出力する。このパルス信号は波高分析器54に入力
して波高値が測定され、ついでその値はCPU55に入
力されて演算処理される。それによって、トナ−Tの粒
径dが算出される。
【0061】トナ−Tの粒径dが算出されれば、上記画
像処理装置44に移動速度Vx から求めた帯電量qと粒
径dとの比に上記粒径dの値を乗じることで、上記トナ
−Tの帯電量qを算出でき、その算出は上記CPU55
で行われる。なお、通常、トナ−Tの開発には帯電量q
と粒径dとの比が求められれば十分であるが、粒径dや
帯電量qを知ることで、さらに精度の高い開発が可能と
なる。
像処理装置44に移動速度Vx から求めた帯電量qと粒
径dとの比に上記粒径dの値を乗じることで、上記トナ
−Tの帯電量qを算出でき、その算出は上記CPU55
で行われる。なお、通常、トナ−Tの開発には帯電量q
と粒径dとの比が求められれば十分であるが、粒径dや
帯電量qを知ることで、さらに精度の高い開発が可能と
なる。
【0062】この第4の実施形態における実験結果を下
記に示す。縦234mm×横194mm×高さ100mmの導
入ボックスと、縦50mm×横50mm×高さ440mmの測
定管と、縦140mm×横50mm×厚さ3mmの平行平板電
極を備えた装置を用意し、スキャン周波数200ヘルツ
(鋸波)、発生電界1×105V/m、測定視野15mm
×20mm、シャッタスピ−ド1/60sec 、測定管内の
気流の速度3m/sec の条件でトナ−の観測を実施した
ところ、他方式の装置に比して遜色のない分解能と精度
を得た。
記に示す。縦234mm×横194mm×高さ100mmの導
入ボックスと、縦50mm×横50mm×高さ440mmの測
定管と、縦140mm×横50mm×厚さ3mmの平行平板電
極を備えた装置を用意し、スキャン周波数200ヘルツ
(鋸波)、発生電界1×105V/m、測定視野15mm
×20mm、シャッタスピ−ド1/60sec 、測定管内の
気流の速度3m/sec の条件でトナ−の観測を実施した
ところ、他方式の装置に比して遜色のない分解能と精度
を得た。
【0063】スキャン周波数は撮像手段が撮像する1フ
レ−ム分の時間幅の2倍以上、とくに2〜4倍程度の周
波数にすると好ましい。このようにすることで、1フレ
−ム内でq/dを特定するパラメ−タVx を得ることが
できるからである。
レ−ム分の時間幅の2倍以上、とくに2〜4倍程度の周
波数にすると好ましい。このようにすることで、1フレ
−ム内でq/dを特定するパラメ−タVx を得ることが
できるからである。
【0064】なお、上記第2乃至第4の実施形態におい
て、測定対象物は複写機のトナ−に限られず、他の粒子
であってもよく、要は粒子密度が分かる微粒子であれば
測定可能である。
て、測定対象物は複写機のトナ−に限られず、他の粒子
であってもよく、要は粒子密度が分かる微粒子であれば
測定可能である。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明は、気
密容器の内側に、出射窓を覆うカバ−体を設けるととも
に、このカバ−体には気密容器内で基板に形成される膜
と屈折率の近い下地膜を有するカバ−プレ−トを設け、
上記出射窓から出射する散乱光によって気密容器内の微
粒子を計測するようにした。
密容器の内側に、出射窓を覆うカバ−体を設けるととも
に、このカバ−体には気密容器内で基板に形成される膜
と屈折率の近い下地膜を有するカバ−プレ−トを設け、
上記出射窓から出射する散乱光によって気密容器内の微
粒子を計測するようにした。
【0066】そのため、上記気密容器内で基板に成膜す
る際、上記出射窓を覆うカバ−プレ−トに成膜されて
も、下地膜とそこに成膜される成分との屈折率がほぼ同
じであることにより、散乱光の透過率の変動を小さく押
さえることができるから、出射窓を透過する上記散乱光
による微粒子の検出精度を長期にわたって良好に維持す
ることができる。
る際、上記出射窓を覆うカバ−プレ−トに成膜されて
も、下地膜とそこに成膜される成分との屈折率がほぼ同
じであることにより、散乱光の透過率の変動を小さく押
さえることができるから、出射窓を透過する上記散乱光
による微粒子の検出精度を長期にわたって良好に維持す
ることができる。
【0067】請求項2の発明によれば、カバ−プレ−ト
が微粒子の落下方向に対して所定の角度で傾斜している
ため、出射窓上に落下粒子の堆積が起こりにくく、それ
による透過率の減少が発生しずらい。
が微粒子の落下方向に対して所定の角度で傾斜している
ため、出射窓上に落下粒子の堆積が起こりにくく、それ
による透過率の減少が発生しずらい。
【0068】請求項3の発明によれば、電界発生手段に
電圧が印加されていない状態で微粒子の挙動を求めれ
ば、微粒子の粒径を算出することができ、電界発生手段
に電圧を印加して微粒子の挙動を求めれば、微粒子の帯
電量と粒径との比を求めることができるから、それらの
計測を比較的簡単な構成の装置で精度よく行うことがで
きる。
電圧が印加されていない状態で微粒子の挙動を求めれ
ば、微粒子の粒径を算出することができ、電界発生手段
に電圧を印加して微粒子の挙動を求めれば、微粒子の帯
電量と粒径との比を求めることができるから、それらの
計測を比較的簡単な構成の装置で精度よく行うことがで
きる。
【0069】請求項4の発明によれば、第1の検出部に
より微粒子の帯電量と粒径との比を求めることができ、
第2の検出部によって粒径を求めることができるから、
これらの検出を同時に行うことが可能となる。
より微粒子の帯電量と粒径との比を求めることができ、
第2の検出部によって粒径を求めることができるから、
これらの検出を同時に行うことが可能となる。
【図1】この発明の第1の実施形態の計測装置が設けら
れた気密容器の縦断面図。
れた気密容器の縦断面図。
【図2】同じくカバ−体の分解斜視図。
【図3】同じくカバ−プレ−トの一部部分の拡大断面
図。
図。
【図4】この発明の第2の実施形態の計測装置の全体構
成を示す側面図。
成を示す側面図。
【図5】同じく平面図。
【図6】この発明の第3の実施形態の計測装置の全体構
成を示す側面図。
成を示す側面図。
【図7】この発明の第4の実施形態の計測装置の全体構
成を示す側面図。
成を示す側面図。
1…気密容器、3…基板、4…入射窓、5…出射窓、2
1…カバ−体、24…カバ−ケ−ス、26…カバ−プレ
−ト、26a…下地膜、36…スキャナ(光学手段)、
37…レ−ザ発振器、39…電極板、40…測定管、4
1、41A…検出部。
1…カバ−体、24…カバ−ケ−ス、26…カバ−プレ
−ト、26a…下地膜、36…スキャナ(光学手段)、
37…レ−ザ発振器、39…電極板、40…測定管、4
1、41A…検出部。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の種類の膜が形成される基板が設置
される成膜用の気密容器内を浮遊する微粒子を計測する
ための計測装置において、 上記気密容器の一側に形成された入射窓と、 この入射窓から上記気密容器内へ入射するレ−ザ光を発
振するレ−ザ発振器と、 上記レ−ザ光を平面形状に成形する光学手段と、 上記気密容器の上記入射窓と対向する他側に形成され上
記レ−ザ光が上記気密容器内を浮遊する微粒子を照射す
ることで発生する散乱光を出射させる出射窓と、 この出射窓から出射する散乱光を検出する検出部と、 上記出射窓の内面側に設けられこの出射窓の周囲を覆う
筒状のカバ−ケ−スおよび上記基板に形成される膜と屈
折率の近い下地膜が設けられ上記カバ−ケ−スの開口部
分を閉塞するとともに上記散乱光を通過させるカバ−プ
レ−トからなるカバ−体とを具備したことを特徴とする
微粒子の計測装置。 - 【請求項2】 上記カバ−体は上記気密容器の内底部に
設けられ、そのカバ−プレ−トは、上記気密容器内を落
下する微粒子の落下方向に対して所定の角度で傾斜して
設けられていることを特徴とする請求項1記載の微粒子
の計測装置。 - 【請求項3】 測定管内に導入された微粒子の粒径と帯
電量を測定するための計測装置において、 上記測定管内に微粒子を導入する導入手段と、 上記測定管内に入射させるレ−ザ光を出力するレ−ザ発
振器と、 上記測定管内に入射するレ−ザ光を平面形状に成形し上
記測定管内に導入された微粒子を照射する光学手段と、 上記測定管内に設けられこの測定管内に平等電界を発生
させる電界発生手段と、 上記測定管内を移動する上記微粒子を撮像する撮像手段
と、 この撮像手段によって得られる信号を処理して上記微粒
子の挙動を求める解析手段とを具備したことを特徴とす
る微粒子の計測装置。 - 【請求項4】 上記検出手段は、上記電界発生手段で発
生した電界方向へ移動する微粒子の挙動を撮像した撮像
手段からの信号によって微粒子の帯電量と粒径との比を
求める第1の検出部と、微粒子からの散乱光によって波
高値を測定し、その波高値から粒径を算出する第2の検
出部とから構成されていることを特徴とする請求項3記
載の計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7226506A JPH0989754A (ja) | 1994-10-13 | 1995-09-04 | 微粒子の計測装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24773194 | 1994-10-13 | ||
| JP6-247731 | 1995-07-18 | ||
| JP7-180492 | 1995-07-18 | ||
| JP18049295 | 1995-07-18 | ||
| JP7226506A JPH0989754A (ja) | 1994-10-13 | 1995-09-04 | 微粒子の計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989754A true JPH0989754A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=27324857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7226506A Pending JPH0989754A (ja) | 1994-10-13 | 1995-09-04 | 微粒子の計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0989754A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015045633A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-03-12 | 学校法人 東洋大学 | 粒径測定装置および粒径測定方法 |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP7226506A patent/JPH0989754A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015045633A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-03-12 | 学校法人 東洋大学 | 粒径測定装置および粒径測定方法 |
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