JPH0990547A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0990547A
JPH0990547A JP24587295A JP24587295A JPH0990547A JP H0990547 A JPH0990547 A JP H0990547A JP 24587295 A JP24587295 A JP 24587295A JP 24587295 A JP24587295 A JP 24587295A JP H0990547 A JPH0990547 A JP H0990547A
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Toru Harada
徹 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外センサーによる検知性及び感度に優れる。 【解決手段】次式で表される固体微粒子分散状の染料を
含有するハロゲン化銀写真感光材料。(式中、R1 ,R
2 ,R3 及びR4 は、各々水素原子、アルキル基、アリ
ール基またはアラルキル基を表し、R1 とR2 、R3
4 またはR2 とR3 が互いに連結して5あるいは6員
環を形成してもよい。) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は染色された親水性コ
ロイド層を有するハロゲン化銀写真感光材料(以下、単
に感光材料と言うことがある。)を撮影装置または自動
現像機で露光または現像処理する際に感光材料が入った
ことを赤外線センサーで検知するのに適した感光材料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、感光材料を簡便に明室下で取り扱
う目的から、そのような明室用感光材料用の撮影装置や
自動現像機などには、感光材料の有無を識別するために
搬送系に光学式センサーが用いられている。特に、Xレ
イなどの白黒感光材料におけるこれらの装置の多くは、
700nm以上の波長に光を発する発光ダイオードや半
導体レーザーを光源に、900nm付近に受光感度ピー
クを持ち、約700nm〜1200nmに感度域をもつ
受光素子を組み合わせて使用されている。従って、透過
光による検出のためには、感光材料に少なくとも700
nm以上の光吸収性があることが望まれていた。一方、
感光材料(特に、Xレイなどの白黒感光材料)は迅速処
理のニーズが高い。また、処理液の補充を低減させると
いったニーズも高くなっている。このため塗布銀量を減
少させる傾向は大きな流れとなっている。しかしなが
ら、この時、塗布銀量を減少させたがために撮影装置や
自動現像機等の搬送系に設置されている赤外センサーの
遮光性が減少し、感光材料の位置検出が不能となり搬送
不良の原因となってしまう。
【0003】このセンサー検知のために、染料で感光材
料を染色する技術が提案されている。センサー検知用染
料は、下記の条件を満足する必要がある。 (1)赤外センサーに応じた適正な分光吸収を有するこ
と。 (2)写真化学的に不活性なこと。つまりハロゲン化銀
写真乳剤の性能に感度変化、潜像退行あるいはカブリ等
の悪影響を与えないこと。 (3)処理後の写真感光材料上に有害な着色を残さない
こと。 (4)溶液中あるいは写真感光材料中での経時安定性に
優れること。
【0004】このような染料として、例えば、特開平3
ー226736号にはインドトリカルボシアニンの水溶
性染料が、特開平3ー138640号にはインドトリカ
ルボシアニンの固体分散染料が掲示されている。しかし
ながら、上記の条件を全て満たす染料は見いだされてい
ないのが現状である。特に、(3)の条件を満たすため
に水溶性及び固体分散型の脱色性染料が用いられてきて
いるが脱色性染料を用いると迅速処理及び処理液の補充
の低減と言ったニーズに対応できず、さらに水溶性の染
料は他層に拡散するために(2)の条件を満足しないの
が現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、塗布銀量の少ないハロゲン化銀感光材料を用い
て、補充液量の少ない現像処理系でなおかつ迅速現像処
理に対応できるようなセンサー検出性に優れたハロゲン
化銀感光材料を提供することである。本発明の第二の目
的は、写真化学的に不活性で、他層に拡散しないセンサ
ー検出用染料を用いた感光材料を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、下記一
般式(1)で表される固体微粒子分散状の染料を少なく
とも一種含有するハロゲン化銀写真感光材料によって達
成できた。
【0007】
【化2】
【0008】式中、R1 ,R2 ,R3 及びR4 は、各々
水素原子、アルキル基、アリール基またはアラルキル基
を表し、R1 とR2 、R3 とR4 またはR2 とR3 が互
いに連結して5あるいは6員環を形成してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】一般式(1)を詳説する。式中、
1 〜R4 で表されるアルキル基は炭素数1〜10、好
ましくは1〜6のアルキル基(例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシ
ル)である。また、ハロゲン原子(F,Cl,Br)、
アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル)、ヒドロキシル基、カルボキ
シル基等で置換されていてもよい。R1 〜R4 で表され
るアリール基は、フェニル基が好ましくクロル原子、メ
チル基、メトキシ基またはカルボキシル基等で置換され
ていてもよい。R1 〜R4 で表されるアラルキル基は、
7〜12の炭素数を有するアラルキル基が好ましく(例
えば、ベンジル、フェニルエチル)、置換基(例えば、
メチル、メトキシまたはクロル原子等)を有していても
よい。R1 とR2 、R3 とR4 またはR2 とR3 が互い
に連結して5あるいは6員環を形成する環としては、シ
クロペンタン、シクロヘキサン等を挙げることが出来
る。さらに好ましくは、R1 及びR4 が水素原子であ
り、R2 及びR3 がメチル基またはエチル基である。本
発明の具体例を以下に示すが、本発明の範囲はこれらに
限定されるものではない。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】本発明の化合物は、US5,380,63
5号及び以下の合成例を参考にして合成できる。 合成例 (化合物2の合成)1,8ージアミノナフタレン15.
8g、ジエチルケトン10.8g及びp−トルエンスル
ホン酸25mgの混合物を5時間加熱した。冷却した
後、酢酸エチルエステル50ml及び飽和炭酸水素ソー
ダ水50mlを加え抽出を行い、有機層を分取し、濃縮
しオイル状の2、2ージエチルー1、3ージヒドロペリ
ミジン20gを得た。上記で得た中間体5.4g、3、
4ージヒドロキシー3ーシクロブテンー1、2ージオン
1.14g、n−ブタノール50ml及びトルエン50
mlの混合物をディーン・スタークを用いて水を分取し
ながら外温130℃で5時間攪拌した。メチルアルコー
ル20mlを添加し結晶を濾過した。得られた色素は、
クロロホルムを展開溶媒としたシリカゲルを用いたクロ
マトグラフィーで精製し、1.2gの化合物(2)を得
た。アセトン中での最大吸収波長λmax =808.2n
m(ε=1.68×105) その他の化合物も同様に合成できる。
【0013】本発明の染料は固体微粒子分散物として用
いる。本発明の染料の固体微粒子分散物は、分散条件に
より種々のものが得られるが感光材料中でのλmaxが
約700〜1100nm、より好ましくは、800〜1
000nmさらに好ましくは、850nm〜950nm
のものである。
【0014】本発明の染料の固体微粒子分散物は、特開
昭52ー92716号、国際公開88/074794号
に記載のボールミル、振動ボールミル、遊星ボールミ
ル、サンドミル、コロイドミル、ジェットミル、ローラ
ーミル等の分散機を用いて得ることができるが、縦型あ
るいは横型の媒体分散機が好ましい。いずれの場合も溶
媒(例えば、水、アルコール等)を共存させてもよく、さらに
分散用界面活性剤を用いるのが好ましい。分散用界面活
性剤としては、特開昭52ー92716号、国際公開8
8/04794号記載のアニオン性界面活性剤が主に用
いられている。そのほかに必要に応じてアニオン性ポリ
マー、ノニオン性あるいはカチオン性界面活性剤を使用
することができる。好ましくは、アニオン性界面活性剤
である。また、本発明の染料を適当な溶媒中で溶解させ
た後、本発明の染料の貧溶媒を添加し微粒子粉末状を得
てもよい。この場合にも上述した分散用界面活性剤を用
いてもよい。或は、pHをコントロールさせることによ
ってまず溶解し、その後pHを変化させて微結晶化して
もよい。
【0015】分散体中の本発明の染料の微粒子分散粒子
は平均粒径0.005〜10μm、好ましくは0.01
〜1μm、さらに好ましくは0.01〜0.5μmであ
り、場合によっては0.01〜0.1μmであることが
好ましい。本発明による染料の固体分散物は、0.00
1g/m2 〜1g/m2 の範囲で塗布されて用いられ、
好ましくは、0.005g/m2 〜0.5g/m2 で用
いられる。
【0016】本発明の染料の固体分散物は、バック層、
乳剤層、保護層のいずれにも添加することができる。好
ましくは、保護層またはバック層である。さらに好まし
くは、保護層である。
【0017】本発明に用いる親水性コロイドとして最も
好ましいものはゼラチンである。ゼラチンとしては、い
わゆる石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼ
ラチン、ゼラチン誘導体及び変性ゼラチン等当業界で一
般に用いられているものはいずれも用いることができ
る。これらのゼラチンのうち、最も好ましく用いられて
いるのは石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンである。ゼ
ラチン以外の親水性コロイドも用いることができる。そ
れらについては、特開平6ー67338号の第18頁に
記載されている。
【0018】本発明の感光材料に用いられる支持体、ハ
ロゲン化銀乳剤、各種添加剤、現像処理方法等に関して
は特に制限がなく、例えば、特開平6ー67338号の
第18頁〜19頁に記載されたものを好ましく用いるこ
とができる。尚、ハロゲン化銀乳剤は、対称となる光学
式センサーの光の波長に実質的に感度を有していないこ
とが必要なことは言うまでもない。本発明の染料の固体
微粒子分散物の他に、公知の染料を併用することができ
る。そのような染料の例は、特開平2ー103536号
の第17頁に記載されているものが挙げられる。
【0019】本発明の感光材料に用いられるハロゲン化
銀乳剤は、臭化銀、塩臭化銀、沃塩臭化銀等どの組成で
もかまわない。中でも塩臭化銀が好ましい。さらに、2
0〜100モル%のクロル含量を含む塩臭化銀が好まし
い。本発明の感光材料、特にXレイ(両面感材の場合)
の塗布銀量は、1g/m2〜4g/m2 (両面の合計)
が好ましく、さらに1.5g/m2 〜3.0g/m
2 (両面の合計)が好ましい。
【0020】本発明の感光材料の現像処理に関しては特
に制限がなく、例えば、特開平3ー13937号20〜
21頁、25頁、30〜33頁、40頁、45〜46
頁、52〜53頁、特開平3ー171136号18頁〜
19頁や特開平6ー43583号27頁記載の処理方法
等が好ましく用いられる。本発明の感光材料の処理時間
は、30秒〜240秒が好ましく、さらに、30秒から
120秒が好ましい。本発明の感光材料を用いた場合の
補充量は、20ml/m2 〜300ml/m 2 の範囲が
好ましく、さらに50ml/m2 〜130ml/m2
範囲が好ましい。
【0021】光学式センサーは、700nm以上の波長
に光を発する発光ダイオードや半導体レーザーを光源
に、900nm付近に受光感度を持ち、約700nm〜
1200nmに感度域を持つ受光素子を組み合わせて使
用されている。発光ダイオードとしては、GL−514
(シャープ株式会社製)、TLN108(東芝株式会社
製)等が挙げられ、受光素子としては、PT501(シ
ャープ株式会社製)、TPS601A(東芝株式会社
製)等が挙げられる。このような光学式センサーが設置
されている自動現像機としては、種々のものが各社(千
代田メディカル(株)、コニカ(株)、キャノン
(株)、東芝(株)、島津製作所(株)など)から市販
されている。また、撮影装置についても同様である。本
発明の感光材料は、撮影装置の搬入におけるセンサー検
知にも適応することができる。この場合、撮影装置に
は、自動現像機と同様な光学式センサー及び受光素子を
有している。
【0022】本発明は、印刷感光材料、マイクロフィル
ム用感光材料、医療用Xレイ感光材料、工業用Xレイ感
光材料、一般ネガ感光材料、一般リバーサル感光材料等
の白黒ハロゲン化銀写真感光材料及び一般カラーネガ感
光材料、一般カラーリバーサル感光材料に適用すること
ができる。好ましくは、医療用Xレイ感光材料である。
【0023】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0024】実施例1 (乳剤塗布液の調整)水820cc中に、塩化ナトリウム
3g、平均分子量2万の低分子量ゼラチン、および4−
アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン(東京化成工
業株式会社製)0.04gを添加し、55℃に保った溶
液中へ、攪拌しながら硝酸銀10.0gを含む水溶液
と、臭化カリウム5.61gおよび塩化カリウム0.7
2gを含む水溶液とをダブルジェット法により30秒間
で添加した。ついで、酸化処理ゼラチン(過酸化水素処
理したアルカリ処理ゼラチン)20gおよび塩化カリウ
ム6gを含む水溶液を添加した。そのままの状態で、2
5分間保持した。次ぎに、硝酸銀155gを含む水溶液
と、臭化カリウム87.3gおよび塩化カリウム21.
9gを含む水溶液をダブルジェット法で58分間で添加
した。このときの流量は、添加終了時の流量が添加開始
時の流量の3倍になるように加速した。さらに引き続い
て、硝酸銀5gを含む水溶液と、臭化カリウム2.7
g、塩化ナトリウム0.6gおよびK4Fe(CN)6 0.01
3gを含む水溶液をダブルジェット法で3分間かけて添
加した。この後、温度を35℃に下げ、沈降法により可
溶性塩類を除去したのち40℃に昇温して、ゼラチン2
8gと硝酸亜鉛0.4g、ベンゾイソチアゾロン0.0
51gを添加し、苛性ソーダによりpH6.0に調整し
た。得られた粒子は、全粒子の投影面積の80%以上が
アスペクト比3以上の粒子からなり、投影面積直径の平
均値が0.85μm 、厚みの平均値が0.151μm で
あり、塩化銀含量は20モル%であった。温度を56℃
に昇温した後、攪拌しながら沃化銀微粒子(平均粒子径
0.05μm )を銀量に換算して0.002モル添加
し、ついでエチルチオスルフォン酸ナトリウム4.8m
g、下記構造の増感色素(1) を520mg、4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン
112mgを添加した。さらに塩化金酸1.8mg、チオシ
アン酸カリウム100mg、チオ硫酸ナトリウム5水和物
1.8mgと下記構造のセレン化合物を2.15mgを添加
した。50分間化学熟成したのち急冷して乳剤とした。
【0025】
【化5】
【0026】
【化6】
【0027】この乳剤にハロゲン化銀1モルあたり、下
記の薬品を添加して塗布液とした。 ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4−ジエチルアミノ −1,3,5−トリアジン 80mg ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量4.1万) 4.0g ・化合物A
【0028】
【化7】
【0029】 ・エチルアクリレート/アクリル酸/メタアクリル酸 =95/2/3の組成比の共重合可塑剤 20.0g ・ニトロン 50mg ・化合物B
【0030】
【化8】
【0031】 ・ゼラチン 乳剤層の塗布ゼラチン量が1.2g/m2 になるよう添加した。
【0032】(写真材料の調製)上記乳剤層塗布液を両
面に下塗をほどこしたポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの両面に塗布し、写真感光材料101〜105を得
た。このとき乳剤層及び表面保護層の塗布量は下記のと
おり。(片面当り)
【0033】 <乳剤層> ・塗布銀量 1.25g/m2 <表面保護層> ・ゼラチン 0.61g/m2 ・デキストラン(平均分子量3.9) 0.61g/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量4.1万) 70mg/m2 硬膜剤は1,2−ビス(スルホニルアセトアミド)エタン を56mg/m2となるように塗布した。 ・マット剤(平均粒径3.5μm ) ポリメチルメタアクリレート/メタアクリル酸=9/1の 共重合体 0.06g/m2 ・4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザ インデン 15.5mg/m2 ・塗布助剤
【0034】
【化9】
【0035】なお、染料の固体分散物は、表面保護層中
に表1に示した本発明の染料、及び比較用染料を示した
塗布量にて添加塗布した。
【0036】
【化10】
【0037】染料の固体分散物は次の方法で得た。 (染料分散物の調製)染料は、できる限り乾燥させない
でウェットケーキとして取扱い、乾燥固形分2.5gに
対し、5%のカルボキシメチルセルロース水溶液15g
を加えて、全量を63.3gとしてよく混合してスラリ
ーとした。直径0.8〜1.2mmのガラスビーズを10
0cc用意し、このスラリーを分散機(1/16G、サンドグ
ラインダーミル;アイメックス(株)製)に入れて、1
2時間分散した後、染料濃度が2%となるように水を加
えて、染料分散物を得た。
【0038】自動現像機処理 自現機は、富士写真フイルム社製自現機FPM−900
0型を改造したものであり、その処理工程は下記の通り
である。1日の感材平均処理量は四切サイズ換算で約2
00枚である。
【0039】 処理工程 処理槽液量 処理温度 処理パス長 処理時間 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現 像 22リットル 35℃ 613mm 8.8秒 (液面面積と処理槽容量比= 25cm2/リットル) 定 着 15.5リットル 32℃ 539mm 7.7秒 水 洗 15リットル 17℃ 263mm 3.8秒 流水 スクイズ 304mm 4.4秒 乾 燥 温風58℃ 368mm 5.3秒 (ヒートローラー 100℃2対) トータル 2087mm 30.0秒
【0040】処理液およびその補充については次の通り
である。 (濃縮液の調製) <現像液> パーツ剤A 水酸化カリウム 270g 亜硫酸カリウム 1125g 炭酸ナトリウム 450g ホウ酸 75g ジエチレングリコール 150g ジエチレントリアミン五酢酸 30g 1−(N,N−ジエチルアミノ)エチル−5− メルカプトテトラゾール 1.5g ハイドロキノン 405g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル −3−ピラゾリドン 30g 水を加えて 4500ml
【0041】 パーツ剤B トリエチレングリコール 750g 3,3′−ジチオビスヒドロ桂皮酸 3g 氷酢酸 75g 5−ニトロインダゾール 4.5g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 67.5g 水を加えて 1000ml
【0042】 パーツ剤C グルタールアルデヒド(50wt/vol%) 150g 臭化カリウム 15g メタ重亜硫酸カリウム 120g 水を加えて 750ml
【0043】 <定着液> チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 3000ml エチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム・二水塩 0.45g 亜硫酸ナトリウム 225g ホウ酸 60g 1−(N,N−ジメチルアミノ)エチル−5− メルカプトテトラゾール 15g 酒石酸 48g 氷酢酸 675g 水酸化ナトリウム 225g 硫酸(36N) 58.5g 硫酸アルミニウム 150g 水を加えて 6000ml pH 4.68
【0044】処理液の調製 上記現像液濃縮液を下記の各パーツ剤毎に充填した。こ
の容器はパーツ剤A、B、Cの各部分容器が容器自身に
よって一つに連結されているものである。
【0045】また、上記定着液濃縮液も同種の容器に充
填した。まず、現像槽内にスターターとして、酢酸54
gと臭化カリウム55.5gを含む水溶液300mlを添
加した。上記処理剤入容器を逆さにして自現機の側面に
装着されている処理液ストックタンクの穿孔刃にさしこ
んで、キャップの封止膜を破り、容器内の各処理剤をス
トックタンクに充填した。
【0046】これらの各処理剤を下記の割合で自現機の
現像槽、定着槽に、それぞれ自現機に設置されているポ
ンプを作動して満たした。また、感材が四切サイズ換算
で8枚処理される毎にも、この割合で、処理剤原液と水
とを混合して自現機の処理層に補充した。
【0047】 現像液 パーツ剤A 60ml パーツ剤B 13.4ml パーツ剤C 10ml 水 116.6ml pH 10.50
【0048】 定着液 濃縮液 80ml 水 120ml pH 4.62
【0049】水洗槽には水道水を満たした。
【0050】(試料の評価) (センサー検出性の評価)試料を、各水準10枚それぞ
れ自動現像機(富士写真フイルム(株)製FPM900
0を改造)のフィルム挿入口より挿入し、検出された枚
数を評価した。この自動現像機は、フィルム挿入口に一
対の赤外線発光素子(シャープ(株)製GL−514
(950nm))と受光素子(シャープ(株)製PT50
1B(800nm))を有し、赤外線が試料の挿入に伴っ
て遮断されると、搬送ローラーが始動して自動的に試料
フィルムを現像槽へと搬送する機構となっている。
【0051】(写真感度の評価)露光には、スクリーン
として富士写真フイルム(株)製HR−4スクリーンを
使用した。常法に従い、HR−4スクリーン2枚の間に
試料を密着させる様に挟み、水ファントーム10cmを通
してX線露光を行ったのち、自動現像機処理を行い画像
を得た。相対感度は、かぶり値(ベース濃度含む)+
1.0を基準点にして、試料101の感度を100とし
て相対値で表した。得られた結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】以上の結果から明らかなように、本発明に
したがって調製された試料はいずれも、センサー検出適
性があり、高感度で鮮明な画像が得られ、かつ、液の汚
染も少なく、低補充化、迅速現像処理に対応できるとい
う優れた写真感光材料である。
【0054】
【発明の効果】本発明の染料を用いた感光材料は、セン
サー検知性に優れているばかりでなく、写真感度の低下
も少ない。さらに、補充液量の少ない現像処理系でなお
かつ迅速現像処理に対応できることがわかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で表される固体微粒子分
    散状の染料を少なくとも一種含有することを特徴とする
    ハロゲン化銀感光材料。 【化1】 式中、R1 ,R2 ,R3 及びR4 は、各々水素原子、ア
    ルキル基、アリール基またはアラルキル基を表し、R1
    とR2 、R3 とR4 またはR2 とR3 が互いに連結して
    5あるいは6員環を形成してもよい。
JP24587295A 1995-09-25 1995-09-25 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH0990547A (ja)

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JP24587295A JPH0990547A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 ハロゲン化銀写真感光材料

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