JPH0993960A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0993960A
JPH0993960A JP7248157A JP24815795A JPH0993960A JP H0993960 A JPH0993960 A JP H0993960A JP 7248157 A JP7248157 A JP 7248157A JP 24815795 A JP24815795 A JP 24815795A JP H0993960 A JPH0993960 A JP H0993960A
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JP
Japan
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capacitor
power supply
connection point
small
circuit
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JP7248157A
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Inventor
Yutaka Iwabori
裕 岩堀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチング電流の大幅な増大を招くことな
く、入力歪みを改善し、安定した矩形波を出力可能なイ
ンバータ装置を実現する。 【解決手段】電源キャパシタECと並列に、この電源キ
ャパシタECよりも静電容量の小さい少なくとも2つの
小容量キャパシタC1,C2の直列回路を接続し、少な
くとも1つの小容量キャパシタC1,C2に整流回路を
介して交流電源POWを接続すると共に、少なくとも1
つのスイッチング手段とインピーダンス要素を介して負
荷回路LOを接続し、少なくとも1つの小容量キャパシ
タに少なくとも1つのスイッチング手段を介してインピ
ーダンス要素を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電源を整流平
滑して直流電圧に変換した後、再び交流電圧に変換して
負荷回路を交流駆動するインバータ装置に関するもので
あり、特に、交流電源からの入力電流歪みの改善に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来例1の回路図を図6に示す。この装
置は、ダイオードD1〜D4よりなる整流ブリッジを交
流電源POWに接続し、この整流ブリッジの直流出力
に、第1及び第2のスイッチング素子Q1,Q2の直列
回路と、第3及び第4のスイッチング素子Q3,Q4の
直列回路及びキャパシタC2を並列に接続し、各スイッ
チング素子Q1,Q2,Q3,Q4にそれぞれ逆方向通
電要素を並列接続し、第1及び第2のスイッチング素子
Q1,Q2の接続点と第3及び第4のスイッチング素子
Q3,Q4の接続点の間にインダクタLMと負荷LOの
直列回路を接続している。また、キャパシタC2と並列
にダイオードD5を介して電源キャパシタECが接続さ
れている。ダイオードD5はスイッチング素子Q1〜Q
4の通電方向とは逆方向に配置されており、キャパシタ
C1を並列に接続されている。
【0003】図6の従来例では、スイッチング素子Q
1,Q2,Q3,Q4はいずれもMOSFETよりな
り、そのドレイン・ソース間に接続された逆方向ダイオ
ードを逆方向通電要素として用いている。各スイッチン
グ素子Q1,Q2,Q3,Q4の動作については、スイ
ッチング素子Q1,Q4、又はスイッチング素子Q2,
Q3を同時にオン・オフさせるものであり、スイッチン
グ素子Q1,Q4を同時にオン・オフした場合には、負
荷回路LOのスイッチング素子Q1,Q2の側が高電位
となり、スイッチング素子Q3,Q2を同時にオン・オ
フした場合には、負荷回路LOのスイッチング素子Q
3,Q4の側が高電位となる。
【0004】以下、スイッチング素子Q1,Q4を同時
にオン・オフする場合について図6の従来例の動作を説
明する。交流電源POWは、ダイオードD1,D2側が
正電位であるものとして説明する。初期状態として、ス
イッチング素子Q1,Q4がオフの状態で、キャパシタ
C2の両端電圧Vc2 は電源キャパシタECの両端電圧
Vecに等しく、入力電圧Vinのピーク電圧よりも高
いものとする。スイッチング素子Q1,Q4が同時にオ
ンすると、キャパシタC2、スイッチング素子Q1、イ
ンダクタLM、負荷回路LO、スイッチング素子Q4の
経路で電流が流れる。キャパシタC2の電荷が放出され
て、キャパシタC2の両端電圧Vc2 が低下し、入力電
圧の瞬時値Vinと等しくなると、交流電源POW、ダ
イオードD1、スイッチング素子Q1、インダクタL
M、負荷回路LO、スイッチング素子Q4、ダイオード
D4の経路で電流が流れる。ここで、スイッチング素子
Q1,Q2,Q3,Q4を全てオフにすると、スイッチ
ング素子Q1,Q4がオンの期間にインダクタLMに蓄
えられたエネルギーがインダクタLMの両端に誘起させ
る起電力を電源として、インダクタLM、負荷回路L
O、スイッチング素子Q3、キャパシタC2、スイッチ
ング素子Q2の経路でキャパシタC2を充電する。な
お、このとき、同時に、インダクタLM、負荷回路L
O、スイッチング素子Q3、キャパシタC1、電源キャ
パシタEC、スイッチング素子Q2の電流経路も生じて
いる。キャパシタC2に流れる電流により、キャパシタ
C2の両端電圧Vc2 が上昇し、電源キャパシタECの
電圧Vecに達すると、電流経路がインダクタLM、負
荷回路LO、スイッチング素子Q3、ダイオードD5、
電源キャパシタEC、スイッチング素子Q2の経路とな
り、インダクタLMのエネルギーが放出し終わると、電
流が停止して初期状態となる。出力極性を逆にするため
には、スイッチング素子Q3,Q2を同時にオン・オフ
させるものである。以上の動作を繰り返すことにより、
入力電圧Vinが山部のときも谷部のときも入力側から
電流を取り込み、入力力率を改善することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来例では、入
力電圧Vinと電源キャパシタECの両端電圧Vecと
の関係や、負荷回路のインピーダンス等によっては、電
源電圧の谷部において、スイッチング素子がオフする際
に、インダクタLMが有しているエネルギーが少ないた
めに、キャパシタC2の充電を十分に行うことができ
ず、キャパシタC2の電圧Vc2 が電源キャパシタEC
の両端電圧Vecに達しないまま、インダクタLMのエ
ネルギーの放出が完了してしまう場合がある。このた
め、スイッチング素子をオンしてから、キャパシタC2
の電圧Vc2 が低下して、入力電圧Vinに達するまで
の期間にキャパシタC2から供給されるエネルギーが減
少し、結果的に出力電流が低下してしまう場合がある。
このように、図6の従来例では、負荷や電源電圧によっ
ては、電源の谷部において出力電流が低下してしまうと
いう問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするものであり、その目的とするところは、スイッチ
ング電流の大幅な増大を招くことなく、入力歪みを改善
できると共に、安定した出力電流を供給できるインバー
タ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、電源キャ
パシタECと並列に、この電源キャパシタECよりも静
電容量の小さい少なくとも2つの小容量キャパシタC
1,C2の直列回路を接続し、少なくとも1つの小容量
キャパシタC1,C2に整流回路を介して交流電源PO
Wを接続すると共に、少なくとも1つのスイッチング手
段とインピーダンス要素を介して負荷回路LOを接続
し、少なくとも1つの小容量キャパシタに少なくとも1
つのスイッチング手段を介してインピーダンス要素を接
続したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1により説明する。この装置は、ダイオードD1
〜D4よりなる整流ブリッジを交流電源POWに接続
し、この整流ブリッジの直流出力に、キャパシタC2を
並列に接続し、このキャパシタC2にインダクタLMを
介して、第1及び第2のスイッチング素子Q1,Q2の
直列回路と、第3及び第4のスイッチング素子Q3,Q
4の直列回路を並列に接続し、第1及び第2のスイッチ
ング素子Q1,Q2の接続点と第3及び第4のスイッチ
ング素子Q3,Q4の接続点の間に負荷LOを接続して
いる。ただし、スイッチング素子Q3,Q4にはそれぞ
れダイオードD5,D6が直列に接続されており、逆方
向電流を阻止している。また、キャパシタC2と直列に
キャパシタC1を接続し、キャパシタC1,C2の直列
回路と並列に電源キャパシタECを接続している。キャ
パシタC1とインダクタLMの直列回路の両端には、ス
イッチング素子Q5が接続されている。スイッチング素
子Q5の通電方向は、スイッチング素子Q1〜Q4の通
電方向と同方向に配置されている。各スイッチング素子
Q1,Q2,Q5には、それぞれ逆方向通電要素が並列
接続されている。
【0009】図1の基本回路を図6の従来例と比較する
と、図6のダイオードD5の代わりに、逆方向通電要素
を備えるスイッチング素子Q5が接続されている点と、
図6の負荷回路LOと直列に接続されたインダクタLM
をキャパシタC1,C2の接続点とスイッチング素子Q
1,Q3とQ5の接続点の間に配置した点と、スイッチ
ング素子Q3,Q4と直列に逆方向電流を阻止するダイ
オードD5,D6を設けた点が異なる。
【0010】以下、スイッチング素子Q1,Q4が同時
にオン・オフする場合について、交流電源POWのダイ
オードD1,D2側が正極、負荷回路LOのスイッチン
グ素子Q1,Q2側が正極として、図1の基本回路の動
作を説明する。初期状態として、スイッチング素子Q
1,Q4がオフの状態で、キャパシタC2の両端電圧V
2 は電源キャパシタECの両端電圧Vecに等しく、
入力電圧Vinのピーク電圧よりも高いものとする。ス
イッチング素子Q1,Q4がオンすると、キャパシタC
2、インダクタLM、スイッチング素子Q1、負荷回路
LO、スイッチング素子Q4の経路で電流が流れる。こ
のとき、同時に、電源キャパシタEC、キャパシタC
1、インダクタLM、スイッチング素子Q1、負荷回路
LO、スイッチング素子Q4の経路でも電流が流れる。
キャパシタC2の電荷が放出されて、その電圧Vc2
入力電圧Vinに等しくなると、交流電源POW、ダイ
オードD1、インダクタLM、スイッチング素子Q1、
負荷回路LO、スイッチング素子Q4、ダイオードD4
の経路で電流が流れる。その後、全スイッチング素子が
オフされると、インダクタLM、スイッチング素子Q
5、電源キャパシタEC、ダイオードD4、交流電源P
OW、ダイオードD1を通る経路で電流が流れる。
【0011】次に、スイッチング素子Q5がオンする
と、キャパシタC1、スイッチング素子Q5、インダク
タLMの経路で電流が流れる。このとき、同時に、電源
キャパシタECから、スイッチング素子Q5、インダク
タLM、キャパシタC2を通る経路で電流が流れる。次
に、スイッチング素子Q5がオフすると、インダクタL
Mの蓄積エネルギーによる起電力により、インダクタL
M、キャパシタC2、スイッチング素子Q2、スイッチ
ング素子Q1の経路で電流が流れる。このとき、同時
に、インダクタLM、キャパシタC1、電源キャパシタ
EC、スイッチング素子Q2、スイッチング素子Q1の
経路でも電流が流れる。
【0012】以上の動作を繰り返すことにより、負荷回
路LOには、スイッチング素子Q1,Q2の側を正極と
する直流電圧が出力される。交流電源POWのダイオー
ドD3,D4側が正極である場合には、ダイオードD1
に代えてダイオードD3、ダイオードD2に代えてダイ
オードD4がそれぞれ電流経路となる。出力極性を逆に
するためには、スイッチング素子Q1,Q4に代えて、
スイッチング素子Q3,Q2を同時にオン・オフさせれ
ば良い。これにより、負荷回路LOには低周波の矩形波
電圧を供給することができ、また、交流電源POWから
入力電流が流れる期間を長くして、入力電流歪みを改善
することができるものである。
【0013】
【実施例】本発明の実施例1を図2に示す。本実施例で
は、ダイオードD1,D2の直列回路と、ダイオードD
3,D4の直列回路と、ダイオードD7,D8の直列回
路を、電源キャパシタECに逆並列接続すると共に、キ
ャパシタC1,C2の直列回路と、スイッチング素子Q
1,Q2の直列回路と、スイッチング素子Q3,Q4を
並列接続している。ただし、スイッチング素子Q3,Q
4には、逆方向電流を阻止するダイオードD5,D6を
直列に接続している。スイッチング素子Q1,Q2には
逆方向通電要素が並列接続されている。ダイオードD
1,D2の接続点とダイオードD3,D4の接続点の間
には、交流電源POWが接続されている。キャパシタC
1,C2の接続点はダイオードD3,D4の接続点に接
続されている。ダイオードD3,D4の接続点とスイッ
チング素子Q1,Q2の接続点との間には、インダクタ
LDが接続されており、また、ダイオードD7,D8の
接続点との間には、インダクタLMが接続されている。
さらに、ダイオードD7,D8の接続点と、スイッチン
グ素子Q3,Q4の接続点の間には、負荷回路LOが接
続されている。
【0014】本実施例の動作を図3に示す。図中、
(a)は交流電源POWからの入力電圧、(b)はキャ
パシタC1の電圧、(c)はキャパシタC2の電圧、
(d)はスイッチング素子Q1のゲート・ソース間電
圧、(e)はスイッチング素子Q2のゲート・ソース間
電圧、(f)はスイッチング素子Q3のゲート・ソース
間電圧、(g)はスイッチング素子Q4のゲート・ソー
ス間電圧、(h)はインダクタLMに流れる電流、
(i)は交流電源POWからの入力電流、(j)は負荷
回路LOに流れる電流、(k)はインダクタLDに流れ
る電流である。
【0015】以下、スイッチング素子Q2,Q3が交互
にオン・オフする場合について、交流電源POWのダイ
オードD1,D2側が正極、負荷回路LOのスイッチン
グ素子Q3,Q4側が正極の場合について、本実施例の
動作を説明する。初期状態として、スイッチング素子Q
2,Q3がオフの状態で、キャパシタC1の両端電圧V
1 は電源キャパシタECの両端電圧Vecに等しく、
入力電圧Vinよりも高いものとする。スイッチング素
子Q3がオンすると、キャパシタC1、ダイオードD
5、スイッチング素子Q3、負荷回路LO、インダクタ
LMの経路で電流が流れると同時に、電源キャパシタE
Cから、ダイオードD5、スイッチング素子Q3、負荷
回路LO、インダクタLM、キャパシタC2を介して電
流が流れる。キャパシタC1の電荷が放出されて、その
電圧Vc1 が入力電圧Vinに達すると、交流電源PO
Wから、ダイオードD1、ダイオードD5、スイッチン
グ素子Q3、負荷回路LO、インダクタLMを介して電
流が流れる。その後、全スイッチング素子がオフする
と、インダクタLMの蓄積エネルギーによる起電力を電
源として、インダクタLMから交流電源POW、ダイオ
ードD1、電源キャパシタEC、ダイオードD8を介し
て電流が流れる。次に、スイッチング素子Q2がオンす
ると、キャパシタC2からインダクタLD、スイッチン
グ素子Q2を介して電流が流れると同時に、電源キャパ
シタECからキャパシタC1、インダクタLD、スイッ
チング素子Q2を介して電流が流れる。その後、スイッ
チング素子Q2がオフすると、インダクタLD、スイッ
チング素子Q1、キャパシタC1を介して電流が流れる
と同時に、インダクタLD、スイッチング素子Q1、電
源キャパシタEC、キャパシタC2を介して電流が流れ
る。これにより、負荷回路LOには一方向の電流が流れ
る。交流電源POWの極性が反転すると、スイッチング
素子Q2,Q3に代えて、スイッチング素子Q1,Q4
を交互にオン・オフさせる。これにより、負荷回路LO
には逆方向の電流が流れる。
【0016】次に、本発明の実施例2を図4に示す。本
実施例では、ダイオードD1,D2の直列回路と、ダイ
オードD3,D4の直列回路を、電源キャパシタECに
逆並列接続すると共に、キャパシタC1,C2の直列回
路と、スイッチング素子Q1,Q2の直列回路と、スイ
ッチング素子Q3,Q4の直列回路を並列接続してい
る。ただし、スイッチング素子Q3,Q4には、逆方向
電流を阻止するダイオードD5,D6を直列に接続して
いる。スイッチング素子Q1,Q2には逆方向通電要素
が並列接続されている。ダイオードD1,D2の接続点
とダイオードD3,D4の接続点の間には、交流電源P
OWが接続されている。キャパシタC1,C2の接続点
はダイオードD3,D4の接続点に接続されている。ス
イッチング素子Q1,Q2の接続点とダイオードD3,
D4の接続点との間には、インダクタLMが接続されて
おり、また、スイッチング素子Q3,Q4の接続点との
間には、負荷回路LOが接続されている。
【0017】本実施例の動作を図5に示す。図中、
(a)は交流電源POWからの入力電圧、(b)はキャ
パシタC1の電圧、(c)はキャパシタC2の電圧、
(d)はスイッチング素子Q1のゲート・ソース間電
圧、(e)はスイッチング素子Q2のゲート・ソース間
電圧、(f)はスイッチング素子Q3のゲート・ソース
間電圧、(g)はスイッチング素子Q4のゲート・ソー
ス間電圧、(h)はインダクタLMに流れる電流、
(i)は交流電源POWからの入力電流、(j)は負荷
回路LOに流れる電流である。
【0018】以下、スイッチング素子Q2,Q3が交互
にオン・オフする場合について、交流電源POWのダイ
オードD1,D2側が正極、負荷回路LOのスイッチン
グ素子Q3,Q4側が正極の場合について、本実施例の
動作を説明する。初期状態として、スイッチング素子Q
2,Q3がオフの状態で、キャパシタC1の両端電圧V
1 は電源キャパシタECの両端電圧Vecに等しく、
入力電圧Vinよりも高いものとする。スイッチング素
子Q3がオンすると、キャパシタC1、ダイオードD
5、スイッチング素子Q3、負荷回路LO、インダクタ
LMの経路で電流が流れる。このとき、同時に、電源キ
ャパシタEC、ダイオードD5、スイッチング素子Q
3、負荷回路LO、インダクタLM、キャパシタC2の
経路でも電流が流れる。キャパシタC1の電荷が放出さ
れて、その電圧Vc1 が入力電圧Vinに達すると、交
流電源POWから、ダイオードD1、ダイオードD5、
スイッチング素子Q3、負荷回路LO、インダクタLM
の経路で電流が流れる。その後、全スイッチング素子が
オフすると、インダクタLMの蓄積エネルギーによる起
電力を電源として、インダクタLMから交流電源PO
W、ダイオードD1、電源キャパシタEC、スイッチン
グ素子Q2の経路で電流が流れる。次に、スイッチング
素子Q2がオンされると、キャパシタC2、インダクタ
LM、スイッチング素子Q2の経路で電流が流れると同
時に、電源キャパシタECから、キャパシタC1、イン
ダクタLM、スイッチング素子Q2の経路で電流が流れ
る。その後、スイッチング素子Q2がオフされると、イ
ンダクタLM、スイッチング素子Q1、キャパシタC1
の経路で電流が流れると同時に、インダクタLM、スイ
ッチング素子Q1、電源キャパシタEC、キャパシタC
2の経路で電流が流れる。これにより、負荷回路LOに
は一方向の電流が流れる。交流電源POWの極性が反転
すると、スイッチング素子Q2,Q3に代えて、スイッ
チング素子Q1,Q4を交互にオン・オフさせる。これ
により、負荷回路LOには逆方向の電流が流れる。
【0019】なお、スイッチング素子の逆方向通電要素
は、MOSFETに内蔵されたドレイン・ソース間の逆
方向ダイオードを用いても良いし、あるいは、バイポー
ラトランジスタのコレクタ・エミッタ間に外付けのダイ
オードを逆並列接続したものでも良い。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、電源キャパシタと並列
に、この電源キャパシタよりも静電容量の小さい少なく
とも2つの小容量キャパシタの直列回路を接続し、少な
くとも1つの小容量キャパシタに整流回路を介して交流
電源を接続すると共に、少なくとも1つのスイッチング
手段とインピーダンス要素を介して負荷回路を接続し、
少なくとも1つの小容量キャパシタに少なくとも1つの
スイッチング手段を介してインピーダンス要素を接続し
たので、スイッチング電流の大幅な増大を招くことな
く、入力歪みを改善することができ、また、安定した低
周波の矩形波出力が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本回路を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例1の回路図である。
【図3】本発明の実施例1の動作波形図である。
【図4】本発明の実施例2の回路図である。
【図5】本発明の実施例2の動作波形図である。
【図6】従来例の回路図である。
【符号の説明】 POW 交流電源 LO 負荷回路 LM インダクタ EC 電源キャパシタ Q1〜Q4 スイッチング素子 D1〜D4 ダイオード C1,C2 キャパシタ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源キャパシタと並列に、この電源キ
    ャパシタよりも静電容量の小さい少なくとも2つの小容
    量キャパシタの直列回路を接続し、少なくとも1つの小
    容量キャパシタに整流回路を介して交流電源を接続する
    と共に、少なくとも1つのスイッチング手段とインピー
    ダンス要素を介して負荷回路を接続し、少なくとも1つ
    の小容量キャパシタに少なくとも1つのスイッチング手
    段を介してインピーダンス要素を接続したことを特徴と
    するインバータ装置。
  2. 【請求項2】 前記直列に接続された小容量キャパシ
    タの数が2個であり、一方の小容量キャパシタに整流回
    路を介して交流電源を接続すると共に、少なくとも1つ
    のスイッチング手段とインピーダンス要素を介して負荷
    回路を接続し、他方の小容量キャパシタに少なくとも1
    つのスイッチング手段を介してインピーダンス要素を接
    続したことを特徴とする請求項1記載のインバータ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス要素がインダクタ
    であることを特徴とする請求項2記載のインバータ装
    置。
  4. 【請求項4】 第1の小容量キャパシタと少なくとも
    1つのスイッチング素子と共に閉ループを形成するイン
    ダクタの一端を、第1の小容量キャパシタと第2の小容
    量キャパシタの接続点に接続し、インダクタの他端を少
    なくとも1つのスイッチング素子を介して第1の小容量
    キャパシタの他端に接続すると共に、該スイッチング素
    子の通電方向と逆極性のダイオードを介して第2の小容
    量キャパシタの他端に接続したことを特徴とする請求項
    3記載のインバータ装置。
  5. 【請求項5】 交流電源の極性が正の場合に一方のキ
    ャパシタに電源電圧が印加され、交流電源の極性が負の
    場合に他方のキャパシタに電源電圧が印加されるように
    構成したことを特徴とする請求項3又は4に記載のイン
    バータ装置。
  6. 【請求項6】 電源キャパシタの両端に、第1及び第
    2のダイオードを直列接続した回路を逆並列に接続し、
    第1及び第2のダイオードの接続点と前記2個の小容量
    キャパシタの接続点との間に交流電源を接続したことを
    特徴とする請求項5記載のインバータ装置。
  7. 【請求項7】 電源キャパシタの両端に、第1及び第
    2のスイッチング素子を直列接続した回路を並列に接続
    し、第1及び第2のスイッチング素子の接続点と前記2
    個の小容量キャパシタの接続点との間にインダクタを接
    続したことを特徴とする請求項6記載のインバータ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2のスイッチング素子
    にそれぞれ逆方向通電要素を並列接続したことを特徴と
    する請求項7記載のインバータ装置。
  9. 【請求項9】 電源キャパシタの両端に、第3及び第
    4のダイオードを直列接続した回路を逆並列に接続し、
    第3及び第4のダイオードの接続点と前記2個の小容量
    キャパシタの接続点を接続したことを特徴とする請求項
    6乃至8のいずれかに記載のインバータ装置。
  10. 【請求項10】 電源キャパシタの両端に、第3及び第
    4のスイッチング素子を直列接続した回路を並列に接続
    し、第3及び第4のスイッチング素子の接続点と前記2
    個の小容量キャパシタの接続点との間にインダクタと負
    荷回路の直列回路を接続したことを特徴とする請求項6
    乃至9のいずれかに記載のインバータ装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2のスイッチング素子の接
    続点と前記2個の小容量キャパシタの接続点との間に接
    続されるインダクタと、第3及び第4のスイッチング素
    子の接続点と前記2個の小容量キャパシタの接続点との
    間で負荷回路と直列に接続されるインダクタを兼用した
    ことを特徴とする請求項10に記載のインバータ装置。
  12. 【請求項12】 電源キャパシタと並列に、この電源キ
    ャパシタよりも静電容量の小さい第1及び第2の小容量
    キャパシタの直列回路を接続し、電源キャパシタの両端
    に、第1及び第2のダイオードを直列接続した回路並び
    に第3及び第4のダイオードを直列接続した回路をそれ
    ぞれ逆並列に接続すると共に、第1及び第2のスイッチ
    ング素子を直列接続した回路並び第3及び第4のスイッ
    チング素子を直列接続した回路をそれぞれ電源キャパシ
    タと並列に接続し、前記第1及び第2のスイッチング素
    子にそれぞれ逆方向通電要素を並列接続し、第1及び第
    2のダイオードの接続点と前記2個の小容量キャパシタ
    の接続点との間に交流電源を接続し、前記2個の小容量
    キャパシタの接続点と第1及び第2のスイッチング素子
    の接続点との間にインダクタを接続し、第3及び第4の
    ダイオードの接続点を前記2個の小容量キャパシタの接
    続点に接続し、第1及び第2のスイッチング素子の接続
    点と第3及び第4のスイッチング素子の接続点との間に
    負荷回路を接続したことを特徴とするインバータ装置。
  13. 【請求項13】 交流電源が一方の極性のときに、第1
    及び第4のスイッチング素子が交互にオン・オフ動作
    し、交流電源が他方の極性のときに、第3及び第2のス
    イッチング素子が交互にオン・オフ動作を行うことを特
    徴とする請求項12記載のインバータ装置。
  14. 【請求項14】 第1及び第2の小容量キャパシタの容
    量が略同一の静電容量であることを特徴とする請求項1
    2記載のインバータ装置。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2の小容量キャパシタ
    の接続点に一端を接続されたインダクタの他端と、第2
    の小容量キャパシタの他端の間に、少なくとも1つのス
    イッチング素子からなるスイッチング手段と負荷回路の
    直列回路を接続したことを特徴とする請求項4に記載の
    インバータ装置。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の小容量キャパシタ
    の接続点に一端を接続されたインダクタの他端と、第2
    の小容量キャパシタの他端の間に、第2の小容量キャパ
    シタと逆極性のダイオードを接続したことを特徴とする
    請求項15記載のインバータ装置。
  17. 【請求項17】 電源キャパシタと並列に、この電源キ
    ャパシタよりも静電容量の小さい第1及び第2の小容量
    キャパシタの直列回路を接続し、第1の小容量キャパシ
    タと第2の小容量キャパシタの接続点にインダクタの一
    端を接続し、インダクタの他端を、スイッチング手段を
    介して第1の小容量キャパシタの他端に接続すると共
    に、該スイッチング手段の通電方向と逆極性のダイオー
    ドを介して第2の小容量キャパシタの他端に接続し、前
    記ダイオードと並列に、第1及び第2のスイッチング素
    子を直列接続した回路並び第3及び第4のスイッチング
    素子を直列接続した回路を並列に接続し、第1及び第2
    のスイッチング素子の接続点と第3及び第4のスイッチ
    ング素子の接続点との間に負荷回路を接続し、第2のキ
    ャパシタの両端に、第1及び第2のダイオードを直列接
    続した回路並びに第3及び第4のダイオードを直列接続
    した回路をそれぞれ逆並列に接続すると共に、第1及び
    第2のダイオードの接続点と第3及び第4のダイオード
    の接続点との間に交流電源を接続したことを特徴とする
    インバータ装置。
  18. 【請求項18】 電源キャパシタと並列に、この電源キ
    ャパシタよりも静電容量の小さい第1及び第2の小容量
    キャパシタの直列回路を接続し、電源キャパシタの両端
    に、第1及び第2のダイオードを直列接続した回路と第
    3及び第4のダイオードを直列接続した回路並びに第5
    及び第6のダイオードを直列接続した回路をそれぞれ逆
    並列に接続すると共に、第1及び第2のスイッチング素
    子を直列接続した回路並び第3及び第4のスイッチング
    素子を直列接続した回路をそれぞれ電源キャパシタと並
    列に接続し、前記第1及び第2のスイッチング素子にそ
    れぞれ逆方向通電要素を並列接続し、第1及び第2のダ
    イオードの接続点と第3及び第4のダイオードの接続点
    との間に交流電源を接続し、第3及び第4のダイオード
    の接続点を前記2個の小容量キャパシタの接続点に接続
    し、前記2個の小容量キャパシタの接続点と第1及び第
    2のスイッチング素子の接続点との間に第1のインダク
    タを接続し、前記2個の小容量キャパシタの接続点と第
    5及び第6のダイオードの接続点との間に第2のインダ
    クタを接続し、第5及び第6のダイオードと第3及び第
    4のスイッチング素子の接続点との間に負荷回路を接続
    したことを特徴とするインバータ装置。
  19. 【請求項19】 電源キャパシタと並列に、この電源キ
    ャパシタよりも静電容量の小さい第1及び第2の小容量
    キャパシタの直列回路を接続し、電源キャパシタの両端
    に、第1及び第2のダイオードを直列接続した回路並び
    に第3及び第4のダイオードを直列接続した回路をそれ
    ぞれ逆並列に接続すると共に、第1及び第2のスイッチ
    ング素子を直列接続した回路並び第3及び第4のスイッ
    チング素子を直列接続した回路をそれぞれ電源キャパシ
    タと並列に接続し、前記第1及び第2のスイッチング素
    子にそれぞれ逆方向通電要素を並列接続し、第1及び第
    2のダイオードの接続点と前記2個の小容量キャパシタ
    の接続点との間に交流電源を接続し、前記2個の小容量
    キャパシタの接続点と第1及び第2のスイッチング素子
    の接続点との間にインダクタを接続し、第3及び第4の
    ダイオードの接続点を前記2個の小容量キャパシタの接
    続点に接続し、第1及び第2のスイッチング素子の接続
    点と第3及び第4のスイッチング素子の接続点との間に
    負荷回路を接続し、交流電源が一方の極性のときに、第
    1及び第4のスイッチング素子が交互にオン・オフ動作
    し、交流電源が他方の極性のときに、第3及び第2のス
    イッチング素子が交互にオン・オフ動作を行うことを特
    徴とするインバータ装置。
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