JPH0994018A - 田植機の苗載台 - Google Patents

田植機の苗載台

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JPH0994018A
JPH0994018A JP25375595A JP25375595A JPH0994018A JP H0994018 A JPH0994018 A JP H0994018A JP 25375595 A JP25375595 A JP 25375595A JP 25375595 A JP25375595 A JP 25375595A JP H0994018 A JPH0994018 A JP H0994018A
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JP
Japan
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seedling
seedling tray
strip
tray
guide plates
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Application number
JP25375595A
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English (en)
Inventor
Kunio Doi
邦夫 土井
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で上下多段に保持する苗トレイを
順次下段に繰り出すことができて、しかも、苗トレイを
各段に容易に保持することができるようにする。 【解決手段】 近接離間可能とした前後一対のガイドプ
レート3,4に、苗トレイTに所定スパン変位させて設
ける係止体82を受入れて苗トレイTを水平状に挿入す
る横ガイド条部21,21と、これら横ガイド条部2
1,21の一端部に連続し、苗トレイTを下方に一段ご
と繰り出す縦ガイド条部22,22とを各段毎に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は田植機の苗載台、詳
しくは、上下多段に保持する苗トレイを順次下段に繰り
出すことができるようにした苗載台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種苗載台として、特開平7−
135814号公報に記載されているように、上下多段
に保持する苗トレイの前後左右の4箇所を受止める4つ
の位置に、上下に所定間隔をへだてて対向する一対のス
プロケットと、これらスプロケット間に掛設され、多数
のトレイ受体をもった搬送チェンとから成る昇降搬送装
置をそれぞれ配設し、これら昇降搬送装置を駆動するこ
とにより苗トレイを順次下段に繰り出すようにしたもの
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】所が、この従来の苗載
台によれば、一つの苗トレイを保持するのに、搬送チェ
ンをもった四つの昇降搬送装置を必要とするため、構造
が煩雑となる問題があるし、また、苗トレイを保持する
4つの昇降搬送装置は、互いに所定スパン変位して配設
され、これら昇降搬送装置に設けられたトレイ受体が、
苗トレイの挿入方向に大きく離間しているため、苗トレ
イを各トレイ受体に保持させ難い問題もあった。
【0004】本発明は、簡単な構造で上下多段に保持す
る苗トレイを順次下段に繰り出すことができて、しか
も、苗トレイを各段に容易に保持することができる苗載
台を提供することをその主目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するため、請求項1記載の発明は、図1,図6に示
すように、上下多段に保持する苗トレイを順次下段に繰
り出す苗載台であって、近接離間可能とした前後一対の
ガイドプレート3,4を備え、このガイドプレート3,
4に、苗トレイに所定スパン変位させて設ける係止体を
受入れて苗トレイを水平状に挿入する横ガイド条部2
1,21と、これら横ガイド条部21,21の一端部に
連続し、苗トレイを下方に一段ごと繰り出す縦ガイド条
部22,22とを各段毎に設けた。
【0006】また、請求項2記載の発明は、苗トレイを
安定性よく保持できて、しかも、ガイドプレート3,4
をスムーズに近接離間させることができるようにするた
め、図3,図4に示すように、ガイドプレート3,4
を、間隔をへだてて左右両側に配設し、これら左右ガイ
ドプレート3と3,4と4を連結体32,42で連結し
たのである。
【0007】また、請求項3記載の発明は、ガイドプレ
ート3,4が近接離間するときの移動誤差に影響される
ことなく苗マットを確実に下段に繰り出すことができる
ようにするため、図1,図6に示すように、縦ガイド条
部22,22を、苗トレイの係止体と係合して苗トレイ
を水平状に保持する上側始端部221,221と下側終
端部222,222との間を屈曲した略く字形に形成
し、その中間屈曲部223,223における条幅H1
と、上側始端部221,221と下側終端部222,2
22との連結部における条幅H2とを、上側始端部22
1,221及び下側終端部222,222と中間屈曲部
223,223との間の中間部における条幅H3よりも
大きくしたのである。
【0008】また、請求項4記載の発明は、苗トレイを
横ガイド条部21,21に容易に挿入できるようにする
ため、図1,図6に示すように、横ガイド条部21を、
上下に対向する上条面211と下条面212とで形成
し、上条面211の両端側を、下条面212の両端縁よ
りも外方に突出する長さに形成したのである。
【0009】また、請求項5記載の発明は、苗トレイの
横ガイド条部21入口への挿入を容易にできるようにす
るため、図1,図6に示すように、ガイドプレート4に
対し苗トレイの挿入始端側に、各横ガイド条部21に挿
入する苗トレイを掛止する掛止体13を上下に所定間隔
へだてて設けたのである。
【0010】
【発明の作用効果】請求項1記載の発明では、一対のガ
イドプレート3,4を互に近接離間させる構成で、しか
も、これらガイドプレート3,4に縦ガイド条部22,
22を設けているから、上下多段に保持する苗トレイを
順次下段に繰り出すことができながら、多数の昇降搬送
装置を用いる前記従来例に比べて構造を簡単にでき、コ
ストを低減できるのであり、しかも、ガイドプレート
3,4には、縦ガイド条部22,22と連続する横ガイ
ド条部21,21を設けているから、苗トレイを各段の
横ガイド条部21,21から容易に挿入、保持すること
ができるのである。
【0011】また、請求項2記載の発明では、前後一対
のガイドプレート3,4を左右両側に配設して苗トレイ
の前後左右の4箇所を保持できるようにしているから、
苗トレイを安定性よく保持でき、しかも、左右ガイドプ
レート3と3,4と4を連結体32,42で連結したか
ら、左右ガイドプレート3と3,4と4のねじり剛性を
高めることができ、スムーズに適正量近接離間させるこ
とができるのである。
【0012】また、請求項3記載の発明では、縦ガイド
条部22,22を略く字形に形成して、その中間屈曲部
223,223における条幅H1を広幅に形成している
から、ガイドプレート3,4が近接離間するときの移動
誤差に影響されることなく苗マットを確実に下段に繰り
出すことができるのである。
【0013】また、請求項4記載の発明では、上条面2
11の両端側を、下条面212の両端縁よりも外方に突
出する長さに形成しているから、苗トレイを横ガイド条
部21に挿入するとき、該苗トレイの先端部を、上条面
211の突出端部をガイド面として横ガイド条部21に
容易に挿入することができるのである。
【0014】また、請求項5記載の発明では、苗トレイ
の横ガイド条部21への挿入時、その挿入に先だって、
苗トレイの先端側を掛止体13に掛止させて小休止でき
るから、横ガイド条部21入口への挿入を簡易にでき、
しかも、掛止体13に掛止した状態で横ガイド条部21
に楽に挿入し得るのである。
【0015】
【発明の実施の形態】図12に示した実施形態は、運転
席A1や操向ハンドルA2などを備えたトラクタから成
る機体Aの後方部に、トップリンクB1と左右一対のロ
アリンクB2とを備えた平行リンク機構Bを介して植付
装置部Cを上下動自由に支持した乗用形6条植田植機を
示している。前記植付装置部Cは、既知のとおり、自在
軸継手を介して前記機体AのPTO軸に連動する伝動機
構を内装した植付ケースDと、この植付ケースDから左
右方向に延びるPTO横軸を介して植付条間隔を隔てて
支持される6個の伝動ケースEと、これら伝動ケースE
に支持され、前記伝動機構及びPTO横軸を介して連動
する複数の植付爪をもった植付部Fと、この植付部Fの
近傍位置に配設された苗取出板Gと、左右方向に往復動
自在に支持される苗載台と、この苗載台を左右に往復動
させる往復動機構(図示せず)とを備えている。
【0016】図12及び図1に示した実施形態の苗載台
は、前後を開放し、底部と天部とに前後方向に延びる押
出し成形された断面凹状の軌条部11,12を左右方向
に並設した箱形のフレーム1と、該フレーム1内に苗マ
ットMを載せた苗トレイTを上下多段に保持し、かつ、
互の近接離間により前記苗トレイTを順次下段に繰り出
す案内部2をもった前後一対のガイドプレート3,4
と、これらガイドプレート3,4を前記軌条部11,1
2に沿って前後方向に近接離間させる駆動機構5と、最
下段の苗マットMをフレーム1の後方開放部から植付部
F側に向かって横方向に搬送する搬送装置6と、最下段
の苗マットMを載せた空の苗トレイTを搬送装置6の搬
送経路から退避させる苗トレイ排出手段7とを備えてい
る。尚、実施形態の苗載台は、図4に示すようにガイド
プレート3,4と駆動機構5と搬送装置6とを6条植に
対応するように左右に配設すると共に、図6に示すよう
に各植付条に対応するガイドプレート3,4に苗トレイ
Tを3段に保持するようにしているが、1条植或いは6
条植え以外の多条植に対応させてもよいし、また、苗ト
レイTを2段から10段程度に保持するようにしてもよ
い。
【0017】また、前記苗トレイTは、図9,図10に
示すように上面に苗マット載せ面8aをもった矩形状の
板体から成り、その下面の前部と後部とに、左右両側か
ら外方に突出する係止軸81,81を所定スパン変位さ
せて設けて、苗トレイTの左右方向の剛性を高め、これ
ら係止軸81,81の両端突出部81・・に、各ガイド
プレート3,4の案内部2に係合するボールベアリング
から成る係止体82を保持して、苗トレイの繰り出しを
スムーズに行わせ得るように成すと共に、前側部分を前
記係止体82よりも大きく前方に張り出させてその先端
を尖らせ、育苗箱の苗マットをマット載せ面8aに載せ
易いようにしている。
【0018】前記前後のガイドプレート3,4は、間隔
をへだてて前記苗トレイTの左右両側に配設するのであ
って、これら左右のガイドプレート3と3,4と4間
を、連結体31と32及び41と42で連結している。
尚、前記軌条部11,12における左右のガイドプレー
ト3と3,4と4間にはシューを設けてガイドプレート
3と3,4と4の近接離間をスムーズにできるようにし
ている。
【0019】連結体31,41は、前側左右のガイドプ
レート3,3の前端部間と、後側左右のガイドプレート
4,4の後端部間とを上下に所定間隔へだてて連結する
杆状部材から成り、また、連結体32,42は、図3に
示すように前側左右のガイドプレート3,3の上端部間
と、後側左右のガイドプレート4,4の上端部間とを前
後に所定間隔へだてて連結する板状部材から成る。尚、
ガイドプレート3と3,4と4は、連結体32,42だ
けで連結してもよい。
【0020】また、ガイドプレート3,4に設ける案内
部2は、苗トレイTの係止体82・・を受入れて苗トレ
イTを水平状に挿入する横ガイド条部21と、これら横
ガイド条部21の一端部に連続し、苗トレイTを下方に
一段ごと繰り出す縦ガイド条部22とから成る。
【0021】この縦ガイド条部22は、苗トレイTの係
止体82・・と係合して苗トレイTを水平状に保持する
上側始端部221と下側終端部222との間を屈曲した
略く字形に形成し、その中間屈曲部223における条幅
H1と、上側始端部221と下側終端部222との連結
部における条幅H2とを、上側始端部221及び下側終
端部222と中間屈曲部223との間の中間部における
条幅H3よりも大きくしてガイドフレーム3,4を近接
離間させるとき、苗トレイを下段に繰り出し易いように
している。また、横ガイド条部21は、上下に対向する
上条面211と下条面212とを備え、上条面211の
両端側を、下条面212の両端縁よりも外方に突出する
長さに形成する一方、最下段の下条面212に、最下段
に繰り出された苗トレイTの各係止体82・・を受入れ
る前後傾斜のプール溝23・・を設けている。尚、この
横ガイド条部21のトレイ挿入入口下部間に前記連結体
41を架設して、苗マットMを載せた苗トレイTを横ガ
イド条部21に挿入するとき、苗トレイTをサポートで
きるようにしている。斯くすることにより、苗トレイT
の前端部を連結体41に掛止めして横ガイド条部21の
トレイ挿入入口部に挿入できるし、また、前側係止体8
2が連結体41を乗り超えたときには、この前側係止体
82に対し前方側をサポートできるから、前側係止体8
2を横ガイド条部21の上条面211に沿わせてスムー
ズに挿入でき、苗マットの補給が行い易いのである。ま
た、前記上条面211の両端側を、下条面212の両端
縁よりも外方に突出する長さに形成した場合、苗トレイ
Tを横ガイド条部21に挿入するとき、該苗トレイTの
先端部を、上条面211の突出端部をガイド面として横
ガイド条部21に容易に挿入できると共に、ガイドプレ
ート3,4が離間状態から近接するとき、苗トレイの係
止体82が次の段の横ガイド条部21に入り込むのを確
実に防止できるのである。
【0022】また、図1,図2に示した実施形態のガイ
ドプレート3,4は、案内部2の周辺に泥抜孔33,4
3を設けて、苗マットMから落ちた泥が横ガイド条部2
1及び縦ガイド条部22に溜りにくいようにしている。
また、斯く構成することにより、ガイドプレート3,4
の重量を軽減できると共に、苗マット両側面のガイドプ
レート3,4とのこすれを少なくできるのである。
【0023】また一方、図1に示した前記駆動機構5
は、前記フレーム1の天部上面に一対のブラケット5
0,50を介して中間部を前後に揺動自由に支持する作
動アーム51と、この作動アーム51の両端部に連結す
る前後の伝動杆52,52と、前記フレーム1の前部及
び後部に回動自由に架設する横軸53,53の長さ方向
中央部に固定の第1リンクアーム54,54及び前記横
軸53,53の両端部に固定の一対の第2リンクアーム
55,55と、これら第2リンクアーム55,55を枢
支ピンを介して前側左右のガイドプレート3,3の前端
部と後側左右のガイドプレート4,4の後端部とに連結
する第3リンクアーム56,56とを備え、各伝動杆5
2,52の先端部と各第1リンクアーム54,54の先
端部とを枢支ピンで連結すると共に、作動アーム51の
一端側に手動レバー57を一体に連設し(図12)、こ
の手動レバー57を前後方向に往復操作することにより
前側左右のガイドプレート3,3と後側左右のガイドプ
レート4,4とを前後に近接離間させるようにしてい
る。尚、前記第3リンクアーム56,56は、ガイドプ
レート3,4の上下中央部に連結している。また、図
1,図4に示した実施形態では、フレーム1の天部上面
に、前記走行機体Aに設けられている油圧源に切換弁を
介して連通するアクチュエータ58を設け、該アクチュ
エータ58におけるピストンロッド58aの先端部を前
記作動アーム51の端部に連結して、前記切換弁を切換
操作することにより手動の場合と同様に前記作動アーム
51を揺動させて、前側左右のガイドプレート3,3と
後側左右のガイドプレート4,4とを前後に近接離間さ
せるようにしている。尚、手動レバー57を操作する場
合には、アクチュエータ58における油圧回路の油を油
タンクなどにリリーフさせて、アクチュエータ58を非
作動にするのである。
【0024】また、図1に示した搬送装置6は、フレー
ム1の下方に配置するベルト式の第1搬送体61と、フ
レーム1の後方と植付部Fとを結ぶ位置に配置し、第1
搬送体61で搬送される苗マットMを受け継いで植付部
Fに搬送するベルト式の第2搬送体62とから成る。
【0025】これら第1及び第2搬送体61,62は、
搬送ベルト61a,62a及び一対のベルト輪61b,
62bを図1に示すように左右に所定スパン変位させる
一方、図5,図9に示すように前記苗トレイTに、第1
搬送体61の搬送ベルト61aとベルト輪61bの径方
向一側部とを受入れる細長状の貫通孔から成る前記苗ト
レイ排出手段7を設けて、苗トレイTが最下段に繰り出
されたとき、苗マットMは搬送ベルト61aに載せら
れ、苗トレイTは、自重落下してその苗トレイ排出手段
7に第1搬送体61の搬送ベルト61aが侵入し、苗ト
レイTが第1搬送体61の搬送経路から下方に退避し
て、プール溝23・・に支持されるようにしている。こ
の退避した苗トレイTは、その係止体82・・が横ガイ
ド条部21のプール溝23・・に保持され、搬送ベルト
61aの上面とベルト軸61cとの間のトレイ収納部1
0に段積みして収納されるのである。尚、第1搬送体6
1と第2搬送体62との間には苗マットMの搬送方向後
端位置を検出する検出スイッチ(図示せず)を配設し
て、苗マットMが完全に第2搬送体62に搬送されるま
での間に、駆動機構5を動作させることができるように
している。即ち、検出スイッチから出力される検出信号
により、ランプ・ブザー等の表示器を動作させ、作業者
が手動レバー57を操作するとか、又は、前記検出信号
により切換弁を切換えてアクチュエータ58を動作させ
るように成すのである。
【0026】また、第1搬送体61の一方側ベルト輪6
1bを、初期フィード用モータ(図示せず)にクラッチ
を介して連動させると共に、このベルト輪61bと第2
搬送体62の一方側ベルト輪62bとを連動させて、植
付け開始時、最下段の苗マットMを、植付部Fの近傍位
置に配設された苗取出板G位置に搬送するように成す一
方、往復動機構により左右に往復動する苗載台が往復動
方向の終端位置に移動したとき、第1及び第2搬送体6
1,62を同期して駆動する縦送り機構9を設けてい
る。尚、この縦送り機構9で第1及び第2搬送体61,
62が同期して駆動されるとき、前記クラッチが切りと
なり、初期フィード用モータから第1搬送体61への動
力伝達は遮断される。
【0027】前記縦送り機構9は、図1に示すように左
右両端側に径方向外方に突出する縦送カム91をもち、
第1搬送体61における一方の駆動側ベルト輪61bと
一体に連設する横長の縦送カム軸(図示せず)と、苗載
台が左右の往復動終端位置に移動したとき前記縦送カム
91の一つと係合する一対の叩打ローラ92をもち、前
記植付ケースD内の伝動機構と共回りして前記縦送カム
軸を角回転させる制御軸93と、第2搬送体62におけ
る一方の駆動側ベルト輪62bとワンウエイクラッチを
介して連動する径方向外方に延びる揺動アーム94と、
縦送カム91と揺動アーム94とを連動連結する連動杆
95とから成り、常時回転する制御軸93の叩打ローラ
92が一方の縦送カム91と係合して、該縦送カム91
を叩打すると、縦送カム軸が角回転し、連動杆95及び
揺動アーム94を介して第2搬送体62のベルト輪62
bが同期して角回転し、第1及び第2搬送体61,62
の搬送ベルト61a,62aに載せられた苗マットMが
植付部F側に1ピッチ縦送りされるようにしている。
【0028】また、後側ガイドプレート4に対し苗トレ
イTの挿入始端側となるフレーム1の後端部には、各横
ガイド条部21に挿入する苗トレイTを掛止する掛止体
13を上下に所定間隔へだてて設け、苗マットMを載せ
た苗トレイTを横ガイド条部21の入口に挿入すると
き、その挿入に先だって苗トレイTの前端側を掛止体1
3に掛止させて、この状態で苗トレイTを前方に移動さ
せながら挿入することができるようにしている。斯くし
た場合には、苗トレイTの横ガイド条部21入口への挿
入を容易にできる。
【0029】尚、図1において、14はフレーム1の底
面に左右全長に亘って前後に配設した連結ステーであ
る。
【0030】以上の構成において、図11に示すように
育苗箱の苗マットMをすくい上げて苗載せ面8aに載せ
た苗トレイTは、フレーム1の後方からガイドプレート
3,4における各段の横ガイド条部21・・に挿入し
て、その前後側に設けた各係止体82・・を図6のよう
に縦ガイド条部22・・の上側始端部221・・に保持
させる。尚、最下段の横ガイド条部21に挿入した苗ト
レイTは、図6のように自重で落下して、その貫通孔か
ら成る排出手段7に第1搬送体61の搬送ベルト61a
が侵入し、第1搬送体61の搬送経路から下方のトレイ
収納部10に退避して、プール溝23・・に支持され、
同時に苗マットMが搬送ベルト61aに載せられるので
ある。
【0031】この図6の状態で、初期フィード用モータ
により第1及び第2搬送体61,62を同期して駆動
し、最下段の苗マットMを、植付部Fの近傍位置に配設
された苗取出板G位置に搬送する。そして、苗載台が左
右の往復動終端位置に移動したとき、つまり苗取出板G
に搬送された苗マットMの横一列の苗が空になったと
き、縦送り機構9により第1及び第2搬送体61,62
が同期して駆動され、苗マットMは横一列の苗分が縦送
りされる。
【0032】また、図6の第1搬送体61に載せられた
苗マットMが第2搬送体62側に搬送されて第1搬送体
61から離れるとき、検出スイッチから出力される検出
信号に基づいて、手動レバー57又はアクチュエータ5
8により図6の作動アーム51を時計方向に往動作させ
ると、横軸53,53を支点として第1及び第2リンク
アーム54,54及び55,55が揺動し、左右ガイド
プレート3と3,4と4は同期して図7のように互に前
後に離間する。このとき、縦ガイド条部22・・の上側
始端部221・・に係合していた係止体82・・が、略
く字形に屈曲した縦ガイド条部22・・に沿ってその中
間屈曲部223・・に変位する。
【0033】次に、手動レバー57又はアクチュエータ
58により作動アーム51を反時計方向に復動作させる
と、左右ガイドプレート3と3及び4と4は同期して図
8のように互に近接する。このとき、縦ガイド条部22
・・の中間屈曲部223・・に変位していた係止体82
・・が、下側終端部222・・を経て、図8のように下
方段位の上側始端部221・・に変位し、水平状に保持
されるし、また、最下段の苗マットMを載せた苗トレイ
Tは、図6で説明した場合と同様に、自重でプール溝2
3・・に落下し、その貫通孔から成る排出手段7に第1
搬送体61の搬送ベルト61aが侵入し、第1搬送体6
1の搬送経路から下方のトレイ収納部10に退避して、
一つ目苗トレイTの上に前後にずれて板部が重なるよう
に収納される。このとき、図8のように上下苗トレイの
係止体82・・が前後にずれ、板部が重なり合うから、
前記第1搬送体61のベルト輪61bを比較的小さくし
ても苗トレイを多く溜めることができる。
【0034】また、ガイドプレート3,4と駆動機構5
とを、植付条に対応して配設し、各植付条に対応するガ
イドプレート3,4を個別に動作させ得るようにしてい
るから、各植付条に対応するガイドプレート3,4で繰
り出す苗マットMの減りのバラツキに良好に対応できる
のである。
【0035】前記苗トレイTの係止体82・・を実施形
態のようにベアリングで形成した場合、前記横ガイド条
部21及び縦ガイド条部22の溝幅を大きくできるか
ら、これらガイド条部21,22に苗マットなどから落
ちた泥を溜り難くでき、それだけ重量を軽減できるので
あり、また、係止体82・・を図10のようにブラケッ
トを介して苗載せ面8aと反対側に変位させることによ
り、苗マットが横ずれした場合でも係止体82・・の転
動の妨げになるのを防止できるのである。
【0036】尚、以上の実施形態では、機体Aの後方に
平行リンク機構Bを介して上下動自由に支持した植付装
置部Cに設ける苗載台について説明したが、その他、本
発明の苗載台は、前記機体Aにおける運転席A1の後部
に搭載するようにしてもよいし、また、歩行形田植機に
適用してもよい。
【0037】また、以上説明した実施形態の前後のガイ
ドプレート3,4は、左右にガイドプレート3と3,4
と4を備えた構成としたが、その他、1条植或いは2条
植田植機の場合、前後のガイドプレート3,4を広幅状
に形成して前後に近接離間可能とし、これらガイドプレ
ート3,4の対向面間に、上下方向中間部を屈曲した略
く字形の前記縦ガイド条部22・・を段階状に設けても
よい。この場合、例えば、フレーム1の側部に苗トレイ
挿入用の開放部を設けて、フレーム1の側方から苗トレ
イを挿入し、前記縦ガイド条部22・・の上側始端部に
図1の場合と同様に保持するように成すと共に、後側ガ
イドプレート4における最下段の縦ガイド条部22と前
記第1搬送体61との間に、該第1搬送体61に載せた
最下段の苗マットを第2搬送体62に搬送するための開
放部を設けるのである。
【0038】又、以上の実施形態では、リンク式の駆動
機構5を備えたものについて説明したが、その他、例え
ば、前記ガイドプレート3,4に、前記軌条部11,1
2に係合する転動輪を設けると共に、ガイドプレート
3,4を常時近接方向に付勢する付勢ばねと、ガイドプ
レート3,4を前記付勢ばねの力に抗して離反させるワ
イヤを接続し、このワイヤを例えば前記手動レバー57
とかアクチュエータ58で牽引するように構成してもよ
いし、また、図示していないが、フレーム1から延びる
縦軸を中心に駆動するピニオンギヤと、前後のガイドプ
レート3,4から突出して前記ピニオンギヤに噛合する
1組のラックとを備え、前記ピニオンギヤの駆動により
ラックを介してガイドプレート3,4を往復動させるよ
うに構成してもよい。また、駆動機構5は図2のように
苗載棚Bの上方側にのみ設ける他、苗載棚Bの上方側と
下方側とに設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明苗載台の縦断側面図。
【図2】同ガイドプレート及び搬送装置部のみの一部省
略斜視図。
【図3】同左右ガイドプレートの連結部を示す断面図。
【図4】同図1の平面図。
【図5】同図4の一部を省略した拡大図。
【図6】同図1に苗マットを多段に保持した状態の説明
図。
【図7】同図6からの作動状態図。
【図8】同図7からの作動状態図。
【図9】同苗トレイの平面図。
【図10】同苗トレイの側面図。
【図11】同苗トレイに苗マットの載せる状態の説明
図。
【図12】同苗載台を搭載した田植機の側面図。
【符号の説明】
21……横ガイド条部 22……縦ガイド条部 211……上条面 212……下条面 221……上側始端部 222……下側終端部 223……中間屈曲部 3,4……ガイドプレート 32,42……連結体 13……掛止体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下多段に保持する苗トレイを順次下段
    に繰り出す苗載台であって、近接離間可能とした前後一
    対のガイドプレート(3,4)を備え、このガイドプレ
    ート(3,4)に、苗トレイに所定スパン変位させて設
    ける係止体を受入れて苗トレイを水平状に挿入する横ガ
    イド条部(21,21)と、これら横ガイド条部(2
    1,21)の一端部に連続し、苗トレイを下方に一段ご
    と繰り出す縦ガイド条部(22,22)とを各段毎に設
    けていることを特徴とする田植機の苗載台。
  2. 【請求項2】 ガイドプレート(3,4)は、間隔をへ
    だてて左右両側に配設しており、これら左右のガイドプ
    レート(3と3,4と4)を連結体(32,42)で連
    結している請求項1記載の田植機の苗載台。
  3. 【請求項3】 縦ガイド条部(22,22)は、苗トレ
    イの係止体と係合して苗トレイを水平状に保持する上側
    始端部(221,221)と下側終端部(222,22
    2)との間を屈曲した略く字形に形成し、その中間屈曲
    部(223,223)における条幅(H1)と、上側始
    端部(221,221)と下側終端部(222,22
    2)との連結部における条幅(H2)とを、上側始端部
    (221,221)及び下側終端部(222,222)
    と中間屈曲部(223,223)との間の中間部におけ
    る条幅(H3)よりも大きくしている請求項1または2
    記載の田植機の苗載台。
  4. 【請求項4】 横ガイド条部(21,21)は、上下に
    対向する上条面(211,211)と下条面(212,
    212)とを備え、上条面(211,211)の両端側
    を、下条面(212,212)の両端縁よりも外方に突
    出する長さに形成している請求項1から請求項3何れか
    一記載の田植機の苗載台。
  5. 【請求項5】 ガイドプレート(4)に対し苗トレイの
    挿入始端側に、各横ガイド条部(21)に挿入する苗ト
    レイを掛止する掛止体(13)を上下に所定間隔へだて
    て設けている請求項1から請求項4何れか一記載の田植
    機の苗載台。
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