JPH0995875A - 熱変色性透光性布帛及びそれを用いた熱変色性光輝性積層体 - Google Patents
熱変色性透光性布帛及びそれを用いた熱変色性光輝性積層体Info
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- JPH0995875A JPH0995875A JP7276733A JP27673395A JPH0995875A JP H0995875 A JPH0995875 A JP H0995875A JP 7276733 A JP7276733 A JP 7276733A JP 27673395 A JP27673395 A JP 27673395A JP H0995875 A JPH0995875 A JP H0995875A
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- thermochromic
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- glittering
- fabric
- doll
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光透過性と熱変色性を有する布帛、又は前記
布帛と下層に位置する光輝性加工体の光輝性効果の両効
果を融合させた積層体によって、特異な色彩効果を効果
的に発現させる。 【解決手段】 布帛の表面に熱変色層を形成した可視光
の透過率が10乃至80%の熱変色性透布帛2、及び前
記布帛2の下層に、光輝性加工体3を接触乃至近接配置
した熱変色性光輝性積層体1。
布帛と下層に位置する光輝性加工体の光輝性効果の両効
果を融合させた積層体によって、特異な色彩効果を効果
的に発現させる。 【解決手段】 布帛の表面に熱変色層を形成した可視光
の透過率が10乃至80%の熱変色性透布帛2、及び前
記布帛2の下層に、光輝性加工体3を接触乃至近接配置
した熱変色性光輝性積層体1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱変色性透光性布
帛及びそれを用いた熱変色性光輝性積層体に関する。更
に詳細には、可視光の透過率が特定範囲にある熱変色性
布帛と、前記熱変色性布帛の下層に光輝性加工体を配置
し、前記布帛を透して光輝性加工体の光輝効果を視覚さ
せ、熱変色効果と光輝効果を複合させた特異な視覚効果
を発現させる熱変色性光輝性積層体に関する。
帛及びそれを用いた熱変色性光輝性積層体に関する。更
に詳細には、可視光の透過率が特定範囲にある熱変色性
布帛と、前記熱変色性布帛の下層に光輝性加工体を配置
し、前記布帛を透して光輝性加工体の光輝効果を視覚さ
せ、熱変色効果と光輝効果を複合させた特異な視覚効果
を発現させる熱変色性光輝性積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱変色性繊維によって構成された
熱変色布や熱変色層を布帛表面に設けた熱変色布に関
し、幾つかの提案が開示されている(例えば、特公平6
−37746号公報等)。前記した従来の熱変色布は、
人形用衣裳、玩具分野等に適用されており、温度変化に
より多彩な色変化を楽しむことができるとしても、熱変
色性布の呈する様相は有色(1)から有色(2)の可逆
的な変化のみであって、色変化及び変色前後の様相は単
調であり、布の背後に隠れた対象物等の様相は視覚する
ことができず、趣向性や装飾性を満たしていなかった。
熱変色布や熱変色層を布帛表面に設けた熱変色布に関
し、幾つかの提案が開示されている(例えば、特公平6
−37746号公報等)。前記した従来の熱変色布は、
人形用衣裳、玩具分野等に適用されており、温度変化に
より多彩な色変化を楽しむことができるとしても、熱変
色性布の呈する様相は有色(1)から有色(2)の可逆
的な変化のみであって、色変化及び変色前後の様相は単
調であり、布の背後に隠れた対象物等の様相は視覚する
ことができず、趣向性や装飾性を満たしていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来の熱変色性布の不具合を解消するものである。即ち、
布帛の色調が変化するのみでなく、布帛の変色と共に種
々の様相を呈する布帛と、新たに光輝性効果を付与して
特異な美感と装飾効果を満たし、人形用衣裳、玩具、装
飾分野等に好適な熱変色性光輝性積層体を提供すること
にある。
来の熱変色性布の不具合を解消するものである。即ち、
布帛の色調が変化するのみでなく、布帛の変色と共に種
々の様相を呈する布帛と、新たに光輝性効果を付与して
特異な美感と装飾効果を満たし、人形用衣裳、玩具、装
飾分野等に好適な熱変色性光輝性積層体を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を図面について説
明する(図1〜図3参照)。本発明は、布帛の表面に熱
変色層を形成した可視光の透過率が10乃至80%の熱
変色性透光性布帛2を要件とする。更には、前記熱変色
性透光性布帛2の下層に、光輝性加工体3を接触乃至近
接配置し、前記熱変色性透光性布帛を透して光輝性効果
を視覚可能に構成したことを特徴とする熱変色性光輝性
積層体1を要件とする。更には、前記熱変色性光輝性積
層体1は、可視光の透過率が10乃至80%の熱変色性
透光性布帛2と光輝性シート材の組み合わせからなる人
形用衣裳であることを要件とする。
明する(図1〜図3参照)。本発明は、布帛の表面に熱
変色層を形成した可視光の透過率が10乃至80%の熱
変色性透光性布帛2を要件とする。更には、前記熱変色
性透光性布帛2の下層に、光輝性加工体3を接触乃至近
接配置し、前記熱変色性透光性布帛を透して光輝性効果
を視覚可能に構成したことを特徴とする熱変色性光輝性
積層体1を要件とする。更には、前記熱変色性光輝性積
層体1は、可視光の透過率が10乃至80%の熱変色性
透光性布帛2と光輝性シート材の組み合わせからなる人
形用衣裳であることを要件とする。
【0005】本発明者は、熱変色布の変色前後の様相及
び色調及び色変化を、より変化性の富んだものとするた
め鋭意検討した結果、熱変色性布の可視光の透過率が1
0乃至80%の範囲にある熱変色性透光性布帛2とする
ことにより、布帛を透して背部の対象物の形態を視覚す
ることができ、しかも前記対象物の様相は布帛の色変化
により種々の様相を示すことを見出した。更に、可視光
の透過率が10乃至80%の熱変色性透光性布帛2の下
層に光輝性加工体3を配置することにより、布帛の熱変
色効果と光輝性加工体3の反射光の光輝効果が織りなす
特異な視覚効果を発現できることを見出し、本発明を完
成させた。即ち、熱変色性透光性布帛2の下層に光輝性
加工体3を配置する場合、下層の光輝性加工体3の反射
光が布帛を透して視覚されるため、布帛の色変化と反射
光が相まって、光輝性効果を融合させた多彩な熱変色の
様相を効果的に呈することができる。前記において、布
帛の可視光の透過率が10%以下では、光輝性加工体3
の反射光を遮断する度合いが大であり、外観的に光輝性
を示すことができない。一方、布帛の可視光の透過率が
80%以上では、布帛への熱変色性材料の付着量が少な
く、布帛に設けた熱変色層の発色時の色濃度が十分では
ない。
び色調及び色変化を、より変化性の富んだものとするた
め鋭意検討した結果、熱変色性布の可視光の透過率が1
0乃至80%の範囲にある熱変色性透光性布帛2とする
ことにより、布帛を透して背部の対象物の形態を視覚す
ることができ、しかも前記対象物の様相は布帛の色変化
により種々の様相を示すことを見出した。更に、可視光
の透過率が10乃至80%の熱変色性透光性布帛2の下
層に光輝性加工体3を配置することにより、布帛の熱変
色効果と光輝性加工体3の反射光の光輝効果が織りなす
特異な視覚効果を発現できることを見出し、本発明を完
成させた。即ち、熱変色性透光性布帛2の下層に光輝性
加工体3を配置する場合、下層の光輝性加工体3の反射
光が布帛を透して視覚されるため、布帛の色変化と反射
光が相まって、光輝性効果を融合させた多彩な熱変色の
様相を効果的に呈することができる。前記において、布
帛の可視光の透過率が10%以下では、光輝性加工体3
の反射光を遮断する度合いが大であり、外観的に光輝性
を示すことができない。一方、布帛の可視光の透過率が
80%以上では、布帛への熱変色性材料の付着量が少な
く、布帛に設けた熱変色層の発色時の色濃度が十分では
ない。
【0006】前記熱変色性透光性布帛2の下層へ接触乃
至近接配置される光輝性加工体3は、反射光による光輝
性効果を前記透光性布帛2を透して視覚できる位置にあ
ればよく、接触配置に限らず適宜間隔をおいた近接位置
が効果的である。
至近接配置される光輝性加工体3は、反射光による光輝
性効果を前記透光性布帛2を透して視覚できる位置にあ
ればよく、接触配置に限らず適宜間隔をおいた近接位置
が効果的である。
【0007】前記熱変色層は、電子供与性呈色性有機化
合物、電子受容性化合物、前記両者の反応媒体の必須三
成分を含む均質相溶体からなる熱変色性材料を内包させ
た熱変色性マイクロカプセル顔料をバインダーに分散状
態に固着させた1〜200μmの厚みの層であり、この
際、バインダー中における該カプセル顔料は1.0〜2
50重量%、好ましくは5〜200重量%含有させるこ
とができる。1.0重量%未満の配合量では鮮明な熱変
色効果を視覚させ難いし、250重量%を越えると過剰
であり、消色状態にあって残色を生じる。
合物、電子受容性化合物、前記両者の反応媒体の必須三
成分を含む均質相溶体からなる熱変色性材料を内包させ
た熱変色性マイクロカプセル顔料をバインダーに分散状
態に固着させた1〜200μmの厚みの層であり、この
際、バインダー中における該カプセル顔料は1.0〜2
50重量%、好ましくは5〜200重量%含有させるこ
とができる。1.0重量%未満の配合量では鮮明な熱変
色効果を視覚させ難いし、250重量%を越えると過剰
であり、消色状態にあって残色を生じる。
【0008】前記熱変色性材料としては、例えば特公昭
51−35414号公報、特公昭51−44706号公
報、特公平1−17154号公報等に記載されている熱
変色性材料、即ち、(1)(イ)電子供与性呈色性有機
化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物と
(ハ)極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコー
ルの三成分を必須成分とした可逆性熱変色材料。また
は、(2)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)
フェノール性水酸基を有する化合物と(ハ)極性の置換
基を有さない脂肪族1価アルコールと極性の置換基を有
さない脂肪族モノカルボン酸から得た極性の置換基を有
さないエステルより選んだ化合物の三成分を必須成分と
した可逆性熱変色材料。または、(3)(イ)電子供与
性呈色性有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有す
る化合物と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1
価アルコールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカ
ルボン酸と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アル
コールから得た極性の置換基を有さないエステルのいず
れかより選んだ化合物の三成分を必須成分とした可逆性
熱変色材料。あるいは、(4)(イ)電子供与性呈色性
有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物
と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1価アルコ
ールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカルボン酸
と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコールと
から得た極性の置換基を有さないエステルより選んだ化
合物の三成分を必須成分とし、これをビヒクル中に溶解
又は分散してなる可逆性熱変色性材料。 又は、本出願人が提案した特公平4−17154号公報
に記載されている、大きなヒステリシス特性を示して変
色する色彩記憶性感温変色性熱変色性材料、即ち、温度
変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状
が、温度を変色温度域より低温側から温度を上昇させて
いく場合と逆に変色温度より高温側から下降させていく
場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタイプの変
色材であり、低温側変色点と高温側変色点の間の常温域
において、前記低温側変色点以下又は高温側変色点以上
の温度で変化させた状態を記憶保持できる特徴を有する
可逆性熱変色材料。又は、本出願人が提案した特公平1
−29398号公報に記載した如き、温度変化による色
濃度−温度曲線に関し、3℃以下のヒステリシス幅をも
つ、高感度の可逆性熱変色材料の如き、従来の熱変色材
料を微小カプセルに内包させてマイクロカプセル化した
ものが好適に用いられる。
51−35414号公報、特公昭51−44706号公
報、特公平1−17154号公報等に記載されている熱
変色性材料、即ち、(1)(イ)電子供与性呈色性有機
化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物と
(ハ)極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコー
ルの三成分を必須成分とした可逆性熱変色材料。また
は、(2)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)
フェノール性水酸基を有する化合物と(ハ)極性の置換
基を有さない脂肪族1価アルコールと極性の置換基を有
さない脂肪族モノカルボン酸から得た極性の置換基を有
さないエステルより選んだ化合物の三成分を必須成分と
した可逆性熱変色材料。または、(3)(イ)電子供与
性呈色性有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有す
る化合物と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1
価アルコールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカ
ルボン酸と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アル
コールから得た極性の置換基を有さないエステルのいず
れかより選んだ化合物の三成分を必須成分とした可逆性
熱変色材料。あるいは、(4)(イ)電子供与性呈色性
有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物
と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1価アルコ
ールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカルボン酸
と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコールと
から得た極性の置換基を有さないエステルより選んだ化
合物の三成分を必須成分とし、これをビヒクル中に溶解
又は分散してなる可逆性熱変色性材料。 又は、本出願人が提案した特公平4−17154号公報
に記載されている、大きなヒステリシス特性を示して変
色する色彩記憶性感温変色性熱変色性材料、即ち、温度
変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状
が、温度を変色温度域より低温側から温度を上昇させて
いく場合と逆に変色温度より高温側から下降させていく
場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタイプの変
色材であり、低温側変色点と高温側変色点の間の常温域
において、前記低温側変色点以下又は高温側変色点以上
の温度で変化させた状態を記憶保持できる特徴を有する
可逆性熱変色材料。又は、本出願人が提案した特公平1
−29398号公報に記載した如き、温度変化による色
濃度−温度曲線に関し、3℃以下のヒステリシス幅をも
つ、高感度の可逆性熱変色材料の如き、従来の熱変色材
料を微小カプセルに内包させてマイクロカプセル化した
ものが好適に用いられる。
【0009】尚、マイクロカプセル化は、従来より公知
の界面重合法、in Situ重合法、液中硬化被覆
法、水溶液からの相分離法、有機溶媒からの相分離法、
融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、スプレードライング
法等があり、用途に応じて適宜選択される。尚、微小カ
プセルの表面は、目的に応じて更に二次的な樹脂皮膜を
設けて耐久性を付与させたり、表面特性を改質させて実
用に供することもできる。前記微小カプセルに内包させ
ることにより、化学的、物理的に安定な顔料を構成で
き、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜30μ
mの範囲が実用性を満たす。
の界面重合法、in Situ重合法、液中硬化被覆
法、水溶液からの相分離法、有機溶媒からの相分離法、
融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、スプレードライング
法等があり、用途に応じて適宜選択される。尚、微小カ
プセルの表面は、目的に応じて更に二次的な樹脂皮膜を
設けて耐久性を付与させたり、表面特性を改質させて実
用に供することもできる。前記微小カプセルに内包させ
ることにより、化学的、物理的に安定な顔料を構成で
き、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜30μ
mの範囲が実用性を満たす。
【0010】前記布帛としては、薄手の織物、編物、不
織布、レース生地等の形態が挙げられ、特に光透過率が
10乃至80%の生地が好適に用いられる。更に好適に
は、単系が40デニール以下の繊維から構成される、光
透過率が10乃至80%のナイロンもしくはポリエステ
ル製のトリコット生地、リバーレース生地、エンブロイ
ラリーレース生地、ラッセルレース生地、トーションレ
ース生地、チュールレース生地、プレーンネット生地等
のレース生地、ガーゼ、オーガンジー、ボイド、メッシ
ュ生地等が用いられる。
織布、レース生地等の形態が挙げられ、特に光透過率が
10乃至80%の生地が好適に用いられる。更に好適に
は、単系が40デニール以下の繊維から構成される、光
透過率が10乃至80%のナイロンもしくはポリエステ
ル製のトリコット生地、リバーレース生地、エンブロイ
ラリーレース生地、ラッセルレース生地、トーションレ
ース生地、チュールレース生地、プレーンネット生地等
のレース生地、ガーゼ、オーガンジー、ボイド、メッシ
ュ生地等が用いられる。
【0011】前記布帛に熱変色層を形成して熱変色性透
光性布帛2を得る方法としては、布帛を浸積したり、ス
プレー等の吹きつけ、刷毛、ロールコーター等によって
直接塗布する方法が挙げられる。又、特公平3−579
93号公報或いは特公平6−37746号公報に記載さ
れているが如き、繊維表面に熱変色層を形成した後、前
記熱変色性繊維により布帛を形成してもよい。又、熱変
色性マイクロカプセル顔料を溶融ブレンドした熱可塑性
樹脂により形成された熱変色性繊維を用いて形成された
布帛であってもよい。
光性布帛2を得る方法としては、布帛を浸積したり、ス
プレー等の吹きつけ、刷毛、ロールコーター等によって
直接塗布する方法が挙げられる。又、特公平3−579
93号公報或いは特公平6−37746号公報に記載さ
れているが如き、繊維表面に熱変色層を形成した後、前
記熱変色性繊維により布帛を形成してもよい。又、熱変
色性マイクロカプセル顔料を溶融ブレンドした熱可塑性
樹脂により形成された熱変色性繊維を用いて形成された
布帛であってもよい。
【0012】前記光輝性加工体3としては、光反射性、
光沢性、蛍光性、蓄光性、再帰反射性等を有する加工体
が挙げられ、具体的には、酸化物と硫化物の1種または
2種以上からなる光学干渉フィルム、2種又はそれ以上
のポリマーからなる100層以上の層を中間層に設けた
光干渉現象を呈する透明多層フィルム、パール顔料及び
アルミニウム等の金属粉末を均一に塗工したフィルム、
ホログラムフィルム、金属蒸着フィルム等の光輝性シー
ト材が用いられる。更に、絹等の光沢性を有する布帛、
酸化物、硫化物、の1種または2種以上からなる光学干
渉フィルム及びその光学干渉フィルムを貼り付けた布
帛、2種又はそれ以上のポリマーからなる100層以上
の層を中間層に設けた光干渉現象を呈する透明多層フィ
ルム(米国、THE MEARL CORPORATI
ON社製、製品名:MEARLIRIDESCENT
FILM)及びそのフィルムを貼り付けた布帛、パール
顔料及び、アルミニウム等の金属粉末を均一に塗工した
表面に塗工した真珠光沢又は金属光沢調の布帛、ホログ
ラムフィルムもしくはホログラムフィルムを貼り付け、
もしくは転写した布帛、金属蒸着フィルムもしくは金属
蒸着フィルムの貼り付け、もしくは転写した布帛、更に
は、前記した如き種々のフィルムを細幅に裁断して平糸
状としたものを編み加工して得た編物、或いは織り加工
して得た織物等の光輝性布帛が用いられる。
光沢性、蛍光性、蓄光性、再帰反射性等を有する加工体
が挙げられ、具体的には、酸化物と硫化物の1種または
2種以上からなる光学干渉フィルム、2種又はそれ以上
のポリマーからなる100層以上の層を中間層に設けた
光干渉現象を呈する透明多層フィルム、パール顔料及び
アルミニウム等の金属粉末を均一に塗工したフィルム、
ホログラムフィルム、金属蒸着フィルム等の光輝性シー
ト材が用いられる。更に、絹等の光沢性を有する布帛、
酸化物、硫化物、の1種または2種以上からなる光学干
渉フィルム及びその光学干渉フィルムを貼り付けた布
帛、2種又はそれ以上のポリマーからなる100層以上
の層を中間層に設けた光干渉現象を呈する透明多層フィ
ルム(米国、THE MEARL CORPORATI
ON社製、製品名:MEARLIRIDESCENT
FILM)及びそのフィルムを貼り付けた布帛、パール
顔料及び、アルミニウム等の金属粉末を均一に塗工した
表面に塗工した真珠光沢又は金属光沢調の布帛、ホログ
ラムフィルムもしくはホログラムフィルムを貼り付け、
もしくは転写した布帛、金属蒸着フィルムもしくは金属
蒸着フィルムの貼り付け、もしくは転写した布帛、更に
は、前記した如き種々のフィルムを細幅に裁断して平糸
状としたものを編み加工して得た編物、或いは織り加工
して得た織物等の光輝性布帛が用いられる。
【0013】
【作用】熱変色性透光性布帛は、温度変化により色変化
を視覚させると共に、可視光の透過率が10乃至80%
の布帛であるため、下層の対象物を布帛を透して視覚で
きる。この際、前記熱変色性透光性布帛の色変化と、対
象物の色調が相まって、特異でしかも多彩な対象物を、
布帛を透して視覚できる。又、前記布帛の下層に光輝性
加工体を配置した積層体の場合、外層の熱変色性透光性
布帛は、温度変化により色変化を視覚させると共に、前
記熱変色性透光性布帛は、可視光の透過率が10乃至8
0%の布帛であるため、下層に配置した光輝性加工体の
反射光を布帛を透して視覚できる。この際、前記熱変色
性透光性布帛の色変化と、光輝性加工体の反射光により
光輝効果が融合して、特異でしかも多彩な色彩効果を発
現する。
を視覚させると共に、可視光の透過率が10乃至80%
の布帛であるため、下層の対象物を布帛を透して視覚で
きる。この際、前記熱変色性透光性布帛の色変化と、対
象物の色調が相まって、特異でしかも多彩な対象物を、
布帛を透して視覚できる。又、前記布帛の下層に光輝性
加工体を配置した積層体の場合、外層の熱変色性透光性
布帛は、温度変化により色変化を視覚させると共に、前
記熱変色性透光性布帛は、可視光の透過率が10乃至8
0%の布帛であるため、下層に配置した光輝性加工体の
反射光を布帛を透して視覚できる。この際、前記熱変色
性透光性布帛の色変化と、光輝性加工体の反射光により
光輝効果が融合して、特異でしかも多彩な色彩効果を発
現する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を実施例について説明す
る。尚、配合中の部とあるは重量部である。 実施例1 色彩記憶性熱変色性顔料(赤色←→無色,着色温度17
℃,消色温度32℃)30部、水分散可能な蛍光黄色顔
料3部を、アクリル酸エステル樹脂エマルジョンを主成
分とした水系のスプレーインキ用ビヒクル70部中に均
一に分散し、180メッシュのステンレススクリーンで
濾過して、色彩記憶性熱変色性スプレーインキAを得
た。
る。尚、配合中の部とあるは重量部である。 実施例1 色彩記憶性熱変色性顔料(赤色←→無色,着色温度17
℃,消色温度32℃)30部、水分散可能な蛍光黄色顔
料3部を、アクリル酸エステル樹脂エマルジョンを主成
分とした水系のスプレーインキ用ビヒクル70部中に均
一に分散し、180メッシュのステンレススクリーンで
濾過して、色彩記憶性熱変色性スプレーインキAを得
た。
【0015】白色ポリエステルオーガンジー(透過率5
0.0%)に、口径0.6mmのスプレーガンを用い
て、前記色彩記憶性熱変色性スプレーインキAをスプレ
ー塗装し、乾燥硬化させて、熱変色性透光性布帛を得
た。
0.0%)に、口径0.6mmのスプレーガンを用い
て、前記色彩記憶性熱変色性スプレーインキAをスプレ
ー塗装し、乾燥硬化させて、熱変色性透光性布帛を得
た。
【0016】前記熱変色性透光性布帛を縫製加工して帽
子に取り付けるベールを得た。前記ベールを人形に装着
したところ、赤色のベール越しに人形の顔が視覚され、
この状態をドライヤーを用いて32℃以上に加温したと
ころ、前記ベールは赤色から黄色に変色して、赤色のベ
ール越しに人形の顔が視覚でき、この様相は25℃の室
温下で保持された。尚、前記様相は繰り返し何度も行う
ことができる。前記した如き、赤色又は黄色のベール越
しに人形の顔を視覚することができるため、ベールの色
変化と共に人形の顔の様相も変化して見えるため、玩具
性を有する面白味のある人形とすることができる。
子に取り付けるベールを得た。前記ベールを人形に装着
したところ、赤色のベール越しに人形の顔が視覚され、
この状態をドライヤーを用いて32℃以上に加温したと
ころ、前記ベールは赤色から黄色に変色して、赤色のベ
ール越しに人形の顔が視覚でき、この様相は25℃の室
温下で保持された。尚、前記様相は繰り返し何度も行う
ことができる。前記した如き、赤色又は黄色のベール越
しに人形の顔を視覚することができるため、ベールの色
変化と共に人形の顔の様相も変化して見えるため、玩具
性を有する面白味のある人形とすることができる。
【0017】実施例2 色彩記憶性熱変色性顔料(ピンク色←→無色,着色温度
20℃,消色温度22℃)30部を、アクリル酸エステ
ル樹脂エマルジョンを主成分とした水系のスプレーイン
キ用ビヒクル70部中に均一に分散し、180メッシュ
のステンレススクリーンで濾過して、色彩記憶性熱変色
性スプレーインキBを得た。
20℃,消色温度22℃)30部を、アクリル酸エステ
ル樹脂エマルジョンを主成分とした水系のスプレーイン
キ用ビヒクル70部中に均一に分散し、180メッシュ
のステンレススクリーンで濾過して、色彩記憶性熱変色
性スプレーインキBを得た。
【0018】白色のポリエステルチュールレース生地
(透過率73.0%)に、口径0.6mmのスプレーガ
ンを用いて、前記色彩記憶性熱変色性スプレーインキB
をスプレー塗装し、乾燥硬化させて、虹色のような柄の
熱変色性透光性布帛を得た。
(透過率73.0%)に、口径0.6mmのスプレーガ
ンを用いて、前記色彩記憶性熱変色性スプレーインキB
をスプレー塗装し、乾燥硬化させて、虹色のような柄の
熱変色性透光性布帛を得た。
【0019】前記熱変色性透光性布帛2を縫製加工して
熱変色性透光性人形用ドレスを得た。
熱変色性透光性人形用ドレスを得た。
【0020】白色の絹調光沢を有するサテン生地を縫製
加工して絹調光沢性人形用ドレスを得た。
加工して絹調光沢性人形用ドレスを得た。
【0021】前記絹調光沢性人形用ドレスを人形に着せ
た後、熱変色性透光性人形用ドレスを重ね着させ、熱変
色性積層体を構成した。次いで、前記人形用ドレス21
を20℃以下に冷却したところ、ピンク色呈するドレス
と、下層の絹調光沢性人形用ドレスから反射する絹調光
沢が相まって、ピンク色の色彩を有し、しかも独特の光
沢性が付与された様相のドレスを着た人形となった。前
記様相は25℃の室温下で保持された。
た後、熱変色性透光性人形用ドレスを重ね着させ、熱変
色性積層体を構成した。次いで、前記人形用ドレス21
を20℃以下に冷却したところ、ピンク色呈するドレス
と、下層の絹調光沢性人形用ドレスから反射する絹調光
沢が相まって、ピンク色の色彩を有し、しかも独特の光
沢性が付与された様相のドレスを着た人形となった。前
記様相は25℃の室温下で保持された。
【0022】次いで、前記人形用ドレスを22℃以上に
加温すると白色状態となり、下層の絹調光沢性人形用ド
レスが反射する絹調光沢によって、白色でしかも絹調光
沢による調和のとれた美しい様相を呈するドレスとなっ
た。尚、この現象は繰り返し再現できた。
加温すると白色状態となり、下層の絹調光沢性人形用ド
レスが反射する絹調光沢によって、白色でしかも絹調光
沢による調和のとれた美しい様相を呈するドレスとなっ
た。尚、この現象は繰り返し再現できた。
【0023】実施例3(図1及び2参照) 色彩記憶性熱変色性顔料(赤色←→無色,着色温度15
℃,消色温度30℃)30部を、アクリル酸エステル樹
脂エマルジョンを主成分とした水系のスプレーインキ用
ビヒクル70部中に均一に分散し、180メッシュのス
テンレススクリーンで濾過して、色彩記憶性熱変色性ス
プレーインキCを得た。
℃,消色温度30℃)30部を、アクリル酸エステル樹
脂エマルジョンを主成分とした水系のスプレーインキ用
ビヒクル70部中に均一に分散し、180メッシュのス
テンレススクリーンで濾過して、色彩記憶性熱変色性ス
プレーインキCを得た。
【0024】前記色彩記憶性熱変色性顔料に替えて、前
記処理により、色彩記憶性熱変色性顔料(ピンク←→無
色,着色温度15℃,消色温度30℃)にて、色彩記憶
性熱変色性スプレーインキD、色彩記憶性熱変色性顔料
(イエロー←→無色,着色温度15℃,消色温度30
℃)にて、色彩記憶性熱変色性スプレーインキE、色彩
記憶性熱変色性顔料(ブルー←→無色,着色温度15
℃,消色温度30℃)にて、色彩記憶性熱変色性スプレ
ーインキFを得た。
記処理により、色彩記憶性熱変色性顔料(ピンク←→無
色,着色温度15℃,消色温度30℃)にて、色彩記憶
性熱変色性スプレーインキD、色彩記憶性熱変色性顔料
(イエロー←→無色,着色温度15℃,消色温度30
℃)にて、色彩記憶性熱変色性スプレーインキE、色彩
記憶性熱変色性顔料(ブルー←→無色,着色温度15
℃,消色温度30℃)にて、色彩記憶性熱変色性スプレ
ーインキFを得た。
【0025】白色のナイロン製トリコット生地(透過率
62.0%、単糸15デニールの繊維から構成されてい
る)に、口径0.6mmのスプレーガンを用いて、前記
色彩記憶性熱変色性スプレーインキC、D、E、Fを生
地に対して並行に約5cm幅で、連続柄となるようにス
プレー塗装し、乾燥硬化させて、虹色のような柄の熱変
色性透光性布帛2を得た。
62.0%、単糸15デニールの繊維から構成されてい
る)に、口径0.6mmのスプレーガンを用いて、前記
色彩記憶性熱変色性スプレーインキC、D、E、Fを生
地に対して並行に約5cm幅で、連続柄となるようにス
プレー塗装し、乾燥硬化させて、虹色のような柄の熱変
色性透光性布帛2を得た。
【0026】前記熱変色性透光性布帛2を縫製加工して
熱変色性透光性人形用ドレス21を得た。
熱変色性透光性人形用ドレス21を得た。
【0027】光輝性加工体3として、光干渉虹彩性生地
〔光干渉現象を呈する透明多層フィルム(米国、THE
MEARL CORPORATION社製、製品名:
MEARL IRIDESCENT FILM)と単糸
30デニールの繊維から構成されたポリエステルトリコ
ットとの貼り付けにより作られた生地〕を縫製加工して
光輝性人形用ドレス31を得た。
〔光干渉現象を呈する透明多層フィルム(米国、THE
MEARL CORPORATION社製、製品名:
MEARL IRIDESCENT FILM)と単糸
30デニールの繊維から構成されたポリエステルトリコ
ットとの貼り付けにより作られた生地〕を縫製加工して
光輝性人形用ドレス31を得た。
【0028】前記光輝性人形用ドレス31を人形に着せ
た後、熱変色性透光性人形用ドレス21を重ね着させ、
熱変色性光輝性積層体1を構成した。次いで、前記人形
用ドレス21を15℃以下に冷却したところ、レッド、
ピンク、イエロー、ブルーの四色を呈する虹色調のドレ
スと、下層の光輝性人形用ドレス31から反射する干渉
光が相まって、レッド、ピンク、イエロー、ブルーの色
彩を有し、しかも独特の光輝性が付与された様相とな
り、あたかも虹が輝いているようなドレスを着た人形と
なった。前記様相は25℃の室温下で保持された。
た後、熱変色性透光性人形用ドレス21を重ね着させ、
熱変色性光輝性積層体1を構成した。次いで、前記人形
用ドレス21を15℃以下に冷却したところ、レッド、
ピンク、イエロー、ブルーの四色を呈する虹色調のドレ
スと、下層の光輝性人形用ドレス31から反射する干渉
光が相まって、レッド、ピンク、イエロー、ブルーの色
彩を有し、しかも独特の光輝性が付与された様相とな
り、あたかも虹が輝いているようなドレスを着た人形と
なった。前記様相は25℃の室温下で保持された。
【0029】次いで、前記人形用ドレス21を30℃以
上に加温すると白色状態となり、下層の光輝性人形用ド
レスが反射する干渉光によって、白色でしかも干渉光に
よる調和のとれた美しい様相を呈するドレスとなった。
尚、この状態は25℃の室温下で保持されており、15
℃以下に冷却すると、再びレッド、ピンク、イエロー、
ブルーの色彩にそれぞれ光輝性が付与された様相に戻っ
た。この現象は繰り返し再現できた。
上に加温すると白色状態となり、下層の光輝性人形用ド
レスが反射する干渉光によって、白色でしかも干渉光に
よる調和のとれた美しい様相を呈するドレスとなった。
尚、この状態は25℃の室温下で保持されており、15
℃以下に冷却すると、再びレッド、ピンク、イエロー、
ブルーの色彩にそれぞれ光輝性が付与された様相に戻っ
た。この現象は繰り返し再現できた。
【0030】実施例4(図1、2参照) 熱変色性顔料(ピンク←→無色,着色温度20℃,消色
温度22℃)40部をウレタン樹脂エマルジョンを主成
分とした水系のグラビアインキ用ビヒクル60部中に均
一に分散させ、100メッシュのステンレス製のスクリ
ーンにて濾過して、熱変色性グラビアインキGを得た。
温度22℃)40部をウレタン樹脂エマルジョンを主成
分とした水系のグラビアインキ用ビヒクル60部中に均
一に分散させ、100メッシュのステンレス製のスクリ
ーンにて濾過して、熱変色性グラビアインキGを得た。
【0031】前記熱変色性顔料に替えて、前記処理によ
り熱変色性顔料(ブルー←→無色,着色温度20℃,消
色温度22℃)にて、熱変色性グラビアインキH、熱変
色性顔料(イエロー←→無色,着色温度20℃,消色温
度22℃)にて、熱変色性グラビアインキIを得た。
り熱変色性顔料(ブルー←→無色,着色温度20℃,消
色温度22℃)にて、熱変色性グラビアインキH、熱変
色性顔料(イエロー←→無色,着色温度20℃,消色温
度22℃)にて、熱変色性グラビアインキIを得た。
【0032】白色のナイロン製トリコット生地(透過率
27.0%、単糸30デニールの繊維から構成されてい
る)に版深450μmのグラビア版を用いて、前記熱変
色性グラビアインキG,H,Iを順に印刷して帯状の模
様を形成し、乾燥硬化させて熱変色性透光性布帛2を得
た。
27.0%、単糸30デニールの繊維から構成されてい
る)に版深450μmのグラビア版を用いて、前記熱変
色性グラビアインキG,H,Iを順に印刷して帯状の模
様を形成し、乾燥硬化させて熱変色性透光性布帛2を得
た。
【0033】前記熱変色性透光性布帛2を縫製加工して
熱変色性透光性人形用ドレス21を得た。
熱変色性透光性人形用ドレス21を得た。
【0034】光輝性加工体3として、ホログラフィクフ
ァブリック(ホログラム転写箔を単単糸、50デニール
の繊維により構成されたポリエステル生地に転写させた
生地)を縫製して光輝性人形用ドレス31を得た。
ァブリック(ホログラム転写箔を単単糸、50デニール
の繊維により構成されたポリエステル生地に転写させた
生地)を縫製して光輝性人形用ドレス31を得た。
【0035】前記光輝性人形用ドレス31を人形に着せ
た後、熱変色性透光性人形用ドレス21を重ね着させ
た。25℃の室温では前記熱変色性透光性人形用ドレス
21が白色を呈しており、下層の光輝性人形用ドレス3
1の反射光がドレス21に光輝性を与え、美しい見栄え
となっている。
た後、熱変色性透光性人形用ドレス21を重ね着させ
た。25℃の室温では前記熱変色性透光性人形用ドレス
21が白色を呈しており、下層の光輝性人形用ドレス3
1の反射光がドレス21に光輝性を与え、美しい見栄え
となっている。
【0036】次に、氷水の入ったポリエチレン袋を、熱
変色性透光性人形用ドレス21に接触させると、ブル
ー、ピンク、イエローの帯状の柄が現れ、下層の光輝性
人形用ドレス31のホログラムの干渉光との相乗効果に
より、光輝性を有するカラフルな様相を呈するドレスと
なった。数分経過して、熱変色性透光性人形用ドレス2
1の表面温度が22℃以上になると、再び元の状態に戻
った。尚、この現象は、繰り返し再現できた。
変色性透光性人形用ドレス21に接触させると、ブル
ー、ピンク、イエローの帯状の柄が現れ、下層の光輝性
人形用ドレス31のホログラムの干渉光との相乗効果に
より、光輝性を有するカラフルな様相を呈するドレスと
なった。数分経過して、熱変色性透光性人形用ドレス2
1の表面温度が22℃以上になると、再び元の状態に戻
った。尚、この現象は、繰り返し再現できた。
【0037】実施例5(図3参照) 実施例3で作製した熱変色性透光性布帛2の裏面にアク
リルポリオールとイソシアネート樹脂からなる樹脂溶液
をバーコーターにて塗工し、加温して溶剤を蒸発させた
後、光輝性加工体3として、光干渉現象を呈する透明多
層フィルム(米国、THE MEARL CORPOR
ATION社製、製品名:MEARLIRIDESCE
NT FILM)とを貼り合わせ、熱変色性光輝性積層
体1を得た。
リルポリオールとイソシアネート樹脂からなる樹脂溶液
をバーコーターにて塗工し、加温して溶剤を蒸発させた
後、光輝性加工体3として、光干渉現象を呈する透明多
層フィルム(米国、THE MEARL CORPOR
ATION社製、製品名:MEARLIRIDESCE
NT FILM)とを貼り合わせ、熱変色性光輝性積層
体1を得た。
【0038】前記熱変色性光輝性積層体1を人形用の水
着に縫製加工した後、人形に着付けて13℃の冷水に浸
漬したところ、虹色調の柄のレッド、ピンク、イエロ
ー、ブルーの四色と光干渉フィルムの干渉光とが相まっ
て、レッド、ピンク、イエロー、ブルーの色彩が、独特
の光輝性を有する美しいものとなり、あたかも虹が光輝
いているような様相を呈する美しい水着となった。
着に縫製加工した後、人形に着付けて13℃の冷水に浸
漬したところ、虹色調の柄のレッド、ピンク、イエロ
ー、ブルーの四色と光干渉フィルムの干渉光とが相まっ
て、レッド、ピンク、イエロー、ブルーの色彩が、独特
の光輝性を有する美しいものとなり、あたかも虹が光輝
いているような様相を呈する美しい水着となった。
【0039】前記した様相の水着は冷水から取り出して
25℃の室温下で放置したところ、その様相を保持して
いた。次に、36℃の温水に前記水着を着た人形を浸漬
させたところ、熱変色性透光性布帛2はレッド、ピン
ク、イエロー、ブルーのカラーが消色して白色となった
が、光干渉フィルムの干渉光により、白色生地の隙間か
ら干渉光が視覚でき、光輝性のある白色生地となり、非
常に美しい見栄えであった。
25℃の室温下で放置したところ、その様相を保持して
いた。次に、36℃の温水に前記水着を着た人形を浸漬
させたところ、熱変色性透光性布帛2はレッド、ピン
ク、イエロー、ブルーのカラーが消色して白色となった
が、光干渉フィルムの干渉光により、白色生地の隙間か
ら干渉光が視覚でき、光輝性のある白色生地となり、非
常に美しい見栄えであった。
【0040】比較例1 白色のナイロン製トリコット生地(透過率7.0%、単
糸50デニールの繊維から構成されている)に、口径
0.6mmのスプレーガンを用いて、実施例1で得た色
彩記憶性熱変色性スプレーインキA,B,C,Dを生地
に対して、並行に約5cm幅で、連続柄となるようにス
プレー塗装し、乾燥硬化させて、虹色調の色彩記憶性熱
変色性布帛を得た。
糸50デニールの繊維から構成されている)に、口径
0.6mmのスプレーガンを用いて、実施例1で得た色
彩記憶性熱変色性スプレーインキA,B,C,Dを生地
に対して、並行に約5cm幅で、連続柄となるようにス
プレー塗装し、乾燥硬化させて、虹色調の色彩記憶性熱
変色性布帛を得た。
【0041】前記熱変色性透光性布帛を縫製加工して熱
変色性透光性人形用ドレスを得た。
変色性透光性人形用ドレスを得た。
【0042】光輝性加工体として、光干渉虹彩性生地
〔光干渉現象を呈する透明多層フィルム(米国、THE
MEARL CORPORATION社製、製品名:
MEARL IRIDESCENT FILM)と単糸
30デニールの繊維により構成されたポリエステルトリ
コットとの貼り付けにより作られた生地〕を縫製加工し
て光干渉虹彩性人形ドレスを得た。
〔光干渉現象を呈する透明多層フィルム(米国、THE
MEARL CORPORATION社製、製品名:
MEARL IRIDESCENT FILM)と単糸
30デニールの繊維により構成されたポリエステルトリ
コットとの貼り付けにより作られた生地〕を縫製加工し
て光干渉虹彩性人形ドレスを得た。
【0043】前記光干渉虹彩性人形ドレスを人形に着せ
た後、熱変色性透光性人形用ドレスを重ね着させ、次い
で、15℃以下に冷却したところ、25℃の室温下で虹
色調のレッド、ピンク、イエロー、ブルーの四色を呈す
るドレスが視覚されたが、裏面にある光干渉虹彩性ドレ
ス生地の干渉光は視覚されなかった。
た後、熱変色性透光性人形用ドレスを重ね着させ、次い
で、15℃以下に冷却したところ、25℃の室温下で虹
色調のレッド、ピンク、イエロー、ブルーの四色を呈す
るドレスが視覚されたが、裏面にある光干渉虹彩性ドレ
ス生地の干渉光は視覚されなかった。
【0044】又、前記人形を30℃以上に加温し、熱変
色性人形用ドレスを白色状態に変色させたが、同様に干
渉光は視覚されず、単なる白色のドレスとして視覚され
るにすぎなかった。
色性人形用ドレスを白色状態に変色させたが、同様に干
渉光は視覚されず、単なる白色のドレスとして視覚され
るにすぎなかった。
【0045】比較例2 比較例1で作製した熱変色性布帛の裏面にアクリルポリ
オールとイソシアネート樹脂からなる樹脂溶液をバーコ
ーターにて塗工し、加温して溶剤を蒸発させた後、光輝
性加工体として光干渉現象を呈する透明多層フィルム
(米国、THEMEARL CORPORATION社
製、製品名:MEARL IRIDESCENT FI
LM)とを貼り合わせて熱変色性光輝性積層体を得た。
オールとイソシアネート樹脂からなる樹脂溶液をバーコ
ーターにて塗工し、加温して溶剤を蒸発させた後、光輝
性加工体として光干渉現象を呈する透明多層フィルム
(米国、THEMEARL CORPORATION社
製、製品名:MEARL IRIDESCENT FI
LM)とを貼り合わせて熱変色性光輝性積層体を得た。
【0046】得られた積層体を人形の水着に縫製した
後、人形に着付けて13℃の冷水に浸漬したところ、虹
色調のレッド、ピンク、イエロー、ブルーの四色の水着
となったが、光カンショウフィルムの干渉光は視覚され
なかった。次に、36℃の温水に前記水着を着た人形を
浸漬させたところ、レッド、ピンク、イエロー、ブルー
のカラーは消色し、白色となったが、同様に干渉光は視
覚されず単なる白色の水着であった。
後、人形に着付けて13℃の冷水に浸漬したところ、虹
色調のレッド、ピンク、イエロー、ブルーの四色の水着
となったが、光カンショウフィルムの干渉光は視覚され
なかった。次に、36℃の温水に前記水着を着た人形を
浸漬させたところ、レッド、ピンク、イエロー、ブルー
のカラーは消色し、白色となったが、同様に干渉光は視
覚されず単なる白色の水着であった。
【0047】尚、実施例及び比較例の布帛の透過率の測
定方法としては、分光光度計(U−3210、日立製作
所製)を用い、試験体(布帛)が装着されていない状態
における可視光(400〜700nm)の透過率を10
0%とし、完全に可視光が遮光された状態での透過率を
0%として、光源と測定部の中間点に試験体を装着し、
透過率を測定した。
定方法としては、分光光度計(U−3210、日立製作
所製)を用い、試験体(布帛)が装着されていない状態
における可視光(400〜700nm)の透過率を10
0%とし、完全に可視光が遮光された状態での透過率を
0%として、光源と測定部の中間点に試験体を装着し、
透過率を測定した。
【0048】
【発明の効果】本発明は、熱変色性透光性布帛は、布帛
の色調が変化すると共に、下層の対象物の様相を変化さ
せて視覚することができる。又、前記熱変色性透光性布
帛の熱変色性効果と、下層に位置する光輝性加工体の光
輝性効果の両効果を融合させた特異な色彩効果を効果的
に発現させる積層体として、例えば、人形衣裳や玩具、
装飾分野等に好適に適用される熱変色性光輝性積層体を
提供することができる。
の色調が変化すると共に、下層の対象物の様相を変化さ
せて視覚することができる。又、前記熱変色性透光性布
帛の熱変色性効果と、下層に位置する光輝性加工体の光
輝性効果の両効果を融合させた特異な色彩効果を効果的
に発現させる積層体として、例えば、人形衣裳や玩具、
装飾分野等に好適に適用される熱変色性光輝性積層体を
提供することができる。
【図1】本発明熱変色性光輝性積層体の人形用衣裳への
適用例を示す説明図である。
適用例を示す説明図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】本発明熱変色性光輝性積層体の他の実施例の縦
断面図である。
断面図である。
1 熱変色性光輝性積層体 2 熱変色性透光性布帛 21 熱変色性透光性人形用ドレス 3 光輝性加工体 31 光輝性人形用ドレス
Claims (3)
- 【請求項1】 布帛の表面に熱変色層を形成した可視光
の透過率が10乃至80%の熱変色性透光性布帛。 - 【請求項2】 請求項1記載の熱変色性透光性布帛の下
層に、光輝性加工体を接触乃至近接配置し、前記熱変色
性透光性布帛を透して光輝性効果を視覚可能に構成した
ことを特徴とする熱変色性光輝性積層体。 - 【請求項3】 請求項2記載の熱変色性光輝性積層体
は、可視光の透過率が10乃至80%の熱変色性透光性
布帛と光輝性シート材の組み合わせからなる人形用衣裳
である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7276733A JPH0995875A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 熱変色性透光性布帛及びそれを用いた熱変色性光輝性積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7276733A JPH0995875A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 熱変色性透光性布帛及びそれを用いた熱変色性光輝性積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995875A true JPH0995875A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17573592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7276733A Pending JPH0995875A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 熱変色性透光性布帛及びそれを用いた熱変色性光輝性積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0995875A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0930352A1 (en) * | 1998-01-20 | 1999-07-21 | D. Leonardo Catarineu Guillén | Method for obtaining the chromatic variation of objects, in response to external stimuli, and product obtained thereby |
| JP2021053424A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-08 | 株式会社バンダイ | 模型玩具用部品 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7276733A patent/JPH0995875A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0930352A1 (en) * | 1998-01-20 | 1999-07-21 | D. Leonardo Catarineu Guillén | Method for obtaining the chromatic variation of objects, in response to external stimuli, and product obtained thereby |
| ES2137129A1 (es) * | 1998-01-20 | 1999-12-01 | Catarineu Guillen Leonardo | Procedimiento para conseguir la variacion cromatica de objetos, frente a estimulos externos y producto obtenido por el mismo. |
| JP2021053424A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-08 | 株式会社バンダイ | 模型玩具用部品 |
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