JPH0995876A - 熱変色性布帛 - Google Patents
熱変色性布帛Info
- Publication number
- JPH0995876A JPH0995876A JP7276734A JP27673495A JPH0995876A JP H0995876 A JPH0995876 A JP H0995876A JP 7276734 A JP7276734 A JP 7276734A JP 27673495 A JP27673495 A JP 27673495A JP H0995876 A JPH0995876 A JP H0995876A
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- JP
- Japan
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- thermochromic
- fabric
- pattern
- color
- discoloring
- Prior art date
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- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 布帛に設けた図柄と熱変色性隠蔽層の変色前
後における様相変化の視認格差を大として、熱変色効果
と適宜の透視効果が相まった、新たな熱変色性布帛を提
供する。 【解決手段】 布帛6表面に図柄3を形成すると共に、
前記図柄3を温度変化により隠顕させる熱変色性隠蔽層
2を重ね刷りしてなる、可視光の透過率が20乃至70
%の熱変色性布帛1。
後における様相変化の視認格差を大として、熱変色効果
と適宜の透視効果が相まった、新たな熱変色性布帛を提
供する。 【解決手段】 布帛6表面に図柄3を形成すると共に、
前記図柄3を温度変化により隠顕させる熱変色性隠蔽層
2を重ね刷りしてなる、可視光の透過率が20乃至70
%の熱変色性布帛1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱変色性布帛に関
する。更に詳細には、布帛表面に図柄層と共に前記図柄
層の常温での視覚を妨げる熱変色性隠蔽層を重ね刷りし
た、可視光の透過率が20乃至70%の範囲にある熱変
色性布帛に関する。
する。更に詳細には、布帛表面に図柄層と共に前記図柄
層の常温での視覚を妨げる熱変色性隠蔽層を重ね刷りし
た、可視光の透過率が20乃至70%の範囲にある熱変
色性布帛に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱変色性繊維によって構成された
熱変色布や熱変色層を布帛表面に設けた熱変色布に関
し、幾つかの提案が開示されている(例えば、特公平6
−37746号公報等)。前記した従来の熱変色布は、
人形用衣裳や、ぬいぐるみ玩具等に適用されており、温
度変化により色変化を楽しむことができる。
熱変色布や熱変色層を布帛表面に設けた熱変色布に関
し、幾つかの提案が開示されている(例えば、特公平6
−37746号公報等)。前記した従来の熱変色布は、
人形用衣裳や、ぬいぐるみ玩具等に適用されており、温
度変化により色変化を楽しむことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、熱変色
性布の色変化について更に追求したところ、可視光の透
過率が特定範囲にある布帛を用いた系において、色変化
に伴って新たな視覚効果が得られることを見出し、本発
明を完成させたものであり、人形用衣裳、玩具、装飾分
野等に好適な熱変色性布帛を提供しようとするものであ
る。
性布の色変化について更に追求したところ、可視光の透
過率が特定範囲にある布帛を用いた系において、色変化
に伴って新たな視覚効果が得られることを見出し、本発
明を完成させたものであり、人形用衣裳、玩具、装飾分
野等に好適な熱変色性布帛を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を図面について説
明する(図1〜図2参照)。本発明は、可視光の透過率
が20乃至70%の範囲にある布帛2から選ばれる布帛
表面に図柄層3を形成すると共に前記図柄層3を温度変
化により隠顕させる熱変色性隠蔽層4を重ね刷りしてな
る、可視光の透過率が20乃至70%の範囲にある熱変
色性布帛1を要件とする。更には、前記布帛2はメッシ
ュ状布帛であること、図柄層3は多色により構成された
非熱変色性図柄の印刷層であること等を要件とするもの
である。
明する(図1〜図2参照)。本発明は、可視光の透過率
が20乃至70%の範囲にある布帛2から選ばれる布帛
表面に図柄層3を形成すると共に前記図柄層3を温度変
化により隠顕させる熱変色性隠蔽層4を重ね刷りしてな
る、可視光の透過率が20乃至70%の範囲にある熱変
色性布帛1を要件とする。更には、前記布帛2はメッシ
ュ状布帛であること、図柄層3は多色により構成された
非熱変色性図柄の印刷層であること等を要件とするもの
である。
【0005】本発明者らは、メッシュ状の透光性の生地
と、非透光性の生地を用意し、それぞれの生地に図柄層
と該像を覆う熱変色性隠蔽層を重ね刷りし、両者の温度
変化による様相を観察したところ、前記透光性生地の系
では、背部の対象物が透視できる妙味に加えて熱変色に
伴う様相変化として特異な視覚効果が得られることを見
出した。即ち、前記熱変色性隠蔽層が着色して図柄が不
可視状態にある様相から、前記熱変色性隠蔽層が消色し
て、図柄が可視状態に転じた様相との視覚的格差が大で
あり、看者に変化の妙味を増幅させる。前記した様相が
変化する現象は、図柄が多色であり、熱変色性隠蔽層が
モノカラーのベタ印刷である組み合わせで顕著に現れ
る。例えば、対象物を透視するとき、熱変色性隠蔽層が
モノカラーの着色状態にあるときと、熱変色性隠蔽層が
消色して多色の図柄が現出状態にあるときでは微妙に視
覚状態が異なる。即ち、前者が熱変色性隠蔽層を透して
背部にある対象物の透視に意識が集中されるのに対し
て、後者は目前の図柄が認識され、この図柄に錯乱され
て透視への認識が弱められるためと考えられる。
と、非透光性の生地を用意し、それぞれの生地に図柄層
と該像を覆う熱変色性隠蔽層を重ね刷りし、両者の温度
変化による様相を観察したところ、前記透光性生地の系
では、背部の対象物が透視できる妙味に加えて熱変色に
伴う様相変化として特異な視覚効果が得られることを見
出した。即ち、前記熱変色性隠蔽層が着色して図柄が不
可視状態にある様相から、前記熱変色性隠蔽層が消色し
て、図柄が可視状態に転じた様相との視覚的格差が大で
あり、看者に変化の妙味を増幅させる。前記した様相が
変化する現象は、図柄が多色であり、熱変色性隠蔽層が
モノカラーのベタ印刷である組み合わせで顕著に現れ
る。例えば、対象物を透視するとき、熱変色性隠蔽層が
モノカラーの着色状態にあるときと、熱変色性隠蔽層が
消色して多色の図柄が現出状態にあるときでは微妙に視
覚状態が異なる。即ち、前者が熱変色性隠蔽層を透して
背部にある対象物の透視に意識が集中されるのに対し
て、後者は目前の図柄が認識され、この図柄に錯乱され
て透視への認識が弱められるためと考えられる。
【0006】本発明熱変色性布帛1は、透視による背景
の視覚と熱変色による背景の視覚状態に微妙な変化を伴
う特異な視覚効果が付加されており、更には、背部へ接
触乃至近接配置される対象物との組み合わせにより更に
多様な視覚効果を奏する。
の視覚と熱変色による背景の視覚状態に微妙な変化を伴
う特異な視覚効果が付加されており、更には、背部へ接
触乃至近接配置される対象物との組み合わせにより更に
多様な視覚効果を奏する。
【0007】前記熱変色性隠蔽層4は、電子供与性呈色
性有機化合物、電子受容性化合物、前記両者の反応媒体
の必須三成分を含む均質相溶体からなる熱変色性材料を
内包させた熱変色性マイクロカプセル顔料をバインダー
に分散状態に固着させた1〜200μmの厚みの層であ
り、この際、バインダー中における該カプセル顔料は
1.0〜250重量%、好ましくは5〜200重量%含
有させることができる。1.0重量%未満の配合量では
鮮明な熱変色効果を視覚させ難いし、250重量%を越
えると過剰であり、消色状態にあって残色を生じる。
性有機化合物、電子受容性化合物、前記両者の反応媒体
の必須三成分を含む均質相溶体からなる熱変色性材料を
内包させた熱変色性マイクロカプセル顔料をバインダー
に分散状態に固着させた1〜200μmの厚みの層であ
り、この際、バインダー中における該カプセル顔料は
1.0〜250重量%、好ましくは5〜200重量%含
有させることができる。1.0重量%未満の配合量では
鮮明な熱変色効果を視覚させ難いし、250重量%を越
えると過剰であり、消色状態にあって残色を生じる。
【0008】前記熱変色性材料としては、例えば特公昭
51−35414号公報、特公昭51−44706号公
報、特公平1−17154号公報等に記載されている熱
変色性材料、即ち、(1)(イ)電子供与性呈色性有機
化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物と
(ハ)極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコー
ルの三成分を必須成分とした可逆性熱変色材料。また
は、(2)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)
フェノール性水酸基を有する化合物と(ハ)極性の置換
基を有さない脂肪族1価アルコールと極性の置換基を有
さない脂肪族モノカルボン酸から得た極性の置換基を有
さないエステルより選んだ化合物の三成分を必須成分と
した可逆性熱変色材料。または、(3)(イ)電子供与
性呈色性有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有す
る化合物と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1
価アルコールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカ
ルボン酸と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アル
コールから得た極性の置換基を有さないエステルのいず
れかより選んだ化合物の三成分を必須成分とした可逆性
熱変色材料。あるいは、(4)(イ)電子供与性呈色性
有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物
と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1価アルコ
ールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカルボン酸
と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコールと
から得た極性の置換基を有さないエステルより選んだ化
合物の三成分を必須成分とし、これをビヒクル中に溶解
又は分散してなる可逆性熱変色性材料。又は、本出願人
が提案した特公平4−17154号公報に記載されてい
る、大きなヒステリシス特性を示して変色する色彩記憶
性感温変色性熱変色性材料、即ち、温度変化による着色
濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温
度域より低温側から温度を上昇させていく場合と逆に変
色温度より高温側から下降させていく場合とで大きく異
なる経路を辿って変色するタイプの変色材であり、低温
側変色点と高温側変色点の間の常温域において、前記低
温側変色点以下又は高温側変色点以上の温度で変化させ
た状態を記憶保持できる特徴を有する可逆性熱変色材
料。又は、本出願人が提案した特公平1−29398号
公報に記載した如き、温度変化による色濃度−温度曲線
に関し、3℃以下のヒステリシス幅をもつ、高感度の可
逆性熱変色材料の如き、従来の熱変色材料を微小カプセ
ルに内包させてマイクロカプセル化したものが好適に用
いられる。
51−35414号公報、特公昭51−44706号公
報、特公平1−17154号公報等に記載されている熱
変色性材料、即ち、(1)(イ)電子供与性呈色性有機
化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物と
(ハ)極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコー
ルの三成分を必須成分とした可逆性熱変色材料。また
は、(2)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)
フェノール性水酸基を有する化合物と(ハ)極性の置換
基を有さない脂肪族1価アルコールと極性の置換基を有
さない脂肪族モノカルボン酸から得た極性の置換基を有
さないエステルより選んだ化合物の三成分を必須成分と
した可逆性熱変色材料。または、(3)(イ)電子供与
性呈色性有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有す
る化合物と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1
価アルコールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカ
ルボン酸と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アル
コールから得た極性の置換基を有さないエステルのいず
れかより選んだ化合物の三成分を必須成分とした可逆性
熱変色材料。あるいは、(4)(イ)電子供与性呈色性
有機化合物と(ロ)フェノール性水酸基を有する化合物
と(ハ)極性の置換基を有さない高級脂肪族1価アルコ
ールと、極性の置換基を有さない脂肪族モノカルボン酸
と極性の置換基を有さない鎖式脂肪族1価アルコールと
から得た極性の置換基を有さないエステルより選んだ化
合物の三成分を必須成分とし、これをビヒクル中に溶解
又は分散してなる可逆性熱変色性材料。又は、本出願人
が提案した特公平4−17154号公報に記載されてい
る、大きなヒステリシス特性を示して変色する色彩記憶
性感温変色性熱変色性材料、即ち、温度変化による着色
濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温
度域より低温側から温度を上昇させていく場合と逆に変
色温度より高温側から下降させていく場合とで大きく異
なる経路を辿って変色するタイプの変色材であり、低温
側変色点と高温側変色点の間の常温域において、前記低
温側変色点以下又は高温側変色点以上の温度で変化させ
た状態を記憶保持できる特徴を有する可逆性熱変色材
料。又は、本出願人が提案した特公平1−29398号
公報に記載した如き、温度変化による色濃度−温度曲線
に関し、3℃以下のヒステリシス幅をもつ、高感度の可
逆性熱変色材料の如き、従来の熱変色材料を微小カプセ
ルに内包させてマイクロカプセル化したものが好適に用
いられる。
【0009】尚、マイクロカプセル化は、従来より公知
の界面重合法、in Situ重合法、液中硬化被覆
法、水溶液からの相分離法、有機溶媒からの相分離法、
融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、スプレードライング
法等があり、用途に応じて適宜選択される。尚、微小カ
プセルの表面は、目的に応じて更に二次的な樹脂皮膜を
設けて耐久性を付与させたり、表面特性を改質させて実
用に供することもできる。前記微小カプセルに内包させ
ることにより、化学的、物理的に安定な顔料を構成で
き、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜30μ
mの範囲が実用性を満たす。
の界面重合法、in Situ重合法、液中硬化被覆
法、水溶液からの相分離法、有機溶媒からの相分離法、
融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、スプレードライング
法等があり、用途に応じて適宜選択される。尚、微小カ
プセルの表面は、目的に応じて更に二次的な樹脂皮膜を
設けて耐久性を付与させたり、表面特性を改質させて実
用に供することもできる。前記微小カプセルに内包させ
ることにより、化学的、物理的に安定な顔料を構成で
き、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜30μ
mの範囲が実用性を満たす。
【0010】前記布帛2としては、薄手の織物、編物、
不織布、レース生地等の形態が挙げられ、特に光透過率
が20乃至70%、更に好ましくは30乃至60%の生
地が好適に用いられる。前記可視光の透過率が20%以
下の系では、透視性が弱く変色効果を効果的に視覚させ
難い。一方、70%以上の系では、目が粗過ぎて図柄を
形成したとしても識別し難い上、透視性が大き過ぎて所
期の変色効果を与えない。具体的には、単系が40デニ
ール以下の繊維から構成される、光透過率が20乃至7
0%のナイロンもしくはポリエステル製のトリコット生
地、リバーレース生地、エンブロイラリーレース生地、
ラッセルレース生地、トーションレース生地、チュール
レース生地、プレーンネット生地等のレース生地、ガー
ゼ、オーガンジー、ボイド、メッシュ生地等が用いられ
る。
不織布、レース生地等の形態が挙げられ、特に光透過率
が20乃至70%、更に好ましくは30乃至60%の生
地が好適に用いられる。前記可視光の透過率が20%以
下の系では、透視性が弱く変色効果を効果的に視覚させ
難い。一方、70%以上の系では、目が粗過ぎて図柄を
形成したとしても識別し難い上、透視性が大き過ぎて所
期の変色効果を与えない。具体的には、単系が40デニ
ール以下の繊維から構成される、光透過率が20乃至7
0%のナイロンもしくはポリエステル製のトリコット生
地、リバーレース生地、エンブロイラリーレース生地、
ラッセルレース生地、トーションレース生地、チュール
レース生地、プレーンネット生地等のレース生地、ガー
ゼ、オーガンジー、ボイド、メッシュ生地等が用いられ
る。
【0011】前記布帛2に配設する図柄3は、印刷乃至
スプレー加工等により形成されたものは勿論、染色加工
により予め形成されたものであってもよい。前記図柄3
は単色であってもよいが、多色で構成された図柄が効果
的であり、透視による背景の視覚への集中性を弱めるこ
とになり、隠蔽状態との視覚格差が大であり変化の妙味
を増幅させる。熱変色性隠蔽層4は、前記した熱変色性
材料をバインダーを含むビヒクルに分散させた色材の印
刷乃至吹き付け等の手段により、図柄3を隠蔽する。こ
の際の図柄3と熱変色性隠蔽層4の相互の関係は、従来
より公知の相関、即ち熱変色性隠蔽層4が着色状態にあ
るときの視覚濃度が図柄3の視覚濃度を上回る組み合わ
せ、或いは該隠蔽層4と図柄3の色調が類似又は同色で
ある組み合わせが挙げられる。
スプレー加工等により形成されたものは勿論、染色加工
により予め形成されたものであってもよい。前記図柄3
は単色であってもよいが、多色で構成された図柄が効果
的であり、透視による背景の視覚への集中性を弱めるこ
とになり、隠蔽状態との視覚格差が大であり変化の妙味
を増幅させる。熱変色性隠蔽層4は、前記した熱変色性
材料をバインダーを含むビヒクルに分散させた色材の印
刷乃至吹き付け等の手段により、図柄3を隠蔽する。こ
の際の図柄3と熱変色性隠蔽層4の相互の関係は、従来
より公知の相関、即ち熱変色性隠蔽層4が着色状態にあ
るときの視覚濃度が図柄3の視覚濃度を上回る組み合わ
せ、或いは該隠蔽層4と図柄3の色調が類似又は同色で
ある組み合わせが挙げられる。
【0012】本発明の熱変色性布帛1は、適宜の透視性
を有するので、背部に視覚対象物を配することにより更
に視覚効果を増幅させることもできる。前記対象物が、
光反射性、光沢性、蛍光性、蓄光性、再帰反射性、虹彩
性、ホログラム性、光輝性等を有するものであれば、適
宜の光輝効果が付与され、多彩な様相を視覚させる。
を有するので、背部に視覚対象物を配することにより更
に視覚効果を増幅させることもできる。前記対象物が、
光反射性、光沢性、蛍光性、蓄光性、再帰反射性、虹彩
性、ホログラム性、光輝性等を有するものであれば、適
宜の光輝効果が付与され、多彩な様相を視覚させる。
【0013】
【作用】温度変化により熱変色性隠蔽層が変色して図柄
が隠顕するが、支持体である布帛自体が適宜の透視性を
有しており、前記隠蔽層の変色前後、即ち図柄の現出前
後において視覚性に特異な作用を及ぼす。この点を説明
すれば、熱変色性隠蔽層により図柄が隠蔽状態にあると
きは、該隠蔽層の着色によるモノカラーのスクリーン的
機能を果たし、背景や背部に配置する対象物の視認に意
識が集中されるのに対し、前記熱変色性隠蔽層の変色
(消色を含む)により図柄が現出した状態にあっては、
図柄の認識に意識が集中しがちであり、目前の図柄の視
覚により錯乱され、背景や背部の対象物は視覚され難く
なる。上記の作用により、温度変化により隠蔽状態にあ
る図柄が現出した様相は、変化によって視覚効果が増幅
される。
が隠顕するが、支持体である布帛自体が適宜の透視性を
有しており、前記隠蔽層の変色前後、即ち図柄の現出前
後において視覚性に特異な作用を及ぼす。この点を説明
すれば、熱変色性隠蔽層により図柄が隠蔽状態にあると
きは、該隠蔽層の着色によるモノカラーのスクリーン的
機能を果たし、背景や背部に配置する対象物の視認に意
識が集中されるのに対し、前記熱変色性隠蔽層の変色
(消色を含む)により図柄が現出した状態にあっては、
図柄の認識に意識が集中しがちであり、目前の図柄の視
覚により錯乱され、背景や背部の対象物は視覚され難く
なる。上記の作用により、温度変化により隠蔽状態にあ
る図柄が現出した様相は、変化によって視覚効果が増幅
される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を実施例について説明す
る。尚、配合中の部とあるは重量部である。 実施例1(図1乃至図5参照) 色彩記憶性熱変色性顔料(黒色←→無色,着色温度17
℃,消色温度32℃)30部を、アクリル酸エステル樹
脂エマルジョンを主成分とした水系のスプレーインキ用
ビヒクル70部中に均一に分散し、180メッシュのス
テンレススクリーンで濾過して、色彩記憶性熱変色性ス
プレーインキAを得た。
る。尚、配合中の部とあるは重量部である。 実施例1(図1乃至図5参照) 色彩記憶性熱変色性顔料(黒色←→無色,着色温度17
℃,消色温度32℃)30部を、アクリル酸エステル樹
脂エマルジョンを主成分とした水系のスプレーインキ用
ビヒクル70部中に均一に分散し、180メッシュのス
テンレススクリーンで濾過して、色彩記憶性熱変色性ス
プレーインキAを得た。
【0015】布帛6(透過率50%)に、口径0.6m
mのスプレーガンを用いて、ピンク色、青色、黄色、緑
色、オレンジ色の非変色性スプレーインキを塗装して、
カラフルな花柄の図柄3を形成した。前記図柄3を形成
した布帛上に、前記色彩記憶性熱変色性スプレーインキ
Aを布帛全体に塗装し、乾燥させて熱変色性隠蔽層2と
した。前記の如くして得られた熱変色性布帛1を縫製し
て熱変色性人形用ドレス4とした。赤色のドレス5を着
た人形に前記熱変色性人形用ドレス4を重ね着させる
と、前記熱変色性人形用ドレス4は25℃の室温下で黒
色を呈しており、容易に布帛を透してドレス5の形状及
び色彩を視覚することができ、あたかも黒色の目の粗い
ドレスを着た人形の状態を示した。
mのスプレーガンを用いて、ピンク色、青色、黄色、緑
色、オレンジ色の非変色性スプレーインキを塗装して、
カラフルな花柄の図柄3を形成した。前記図柄3を形成
した布帛上に、前記色彩記憶性熱変色性スプレーインキ
Aを布帛全体に塗装し、乾燥させて熱変色性隠蔽層2と
した。前記の如くして得られた熱変色性布帛1を縫製し
て熱変色性人形用ドレス4とした。赤色のドレス5を着
た人形に前記熱変色性人形用ドレス4を重ね着させる
と、前記熱変色性人形用ドレス4は25℃の室温下で黒
色を呈しており、容易に布帛を透してドレス5の形状及
び色彩を視覚することができ、あたかも黒色の目の粗い
ドレスを着た人形の状態を示した。
【0016】前記熱変色性人形用ドレスを32℃以上に
加温すると、鮮やかな花柄の図柄3が現出し、この状態
は室温で保持される。又、この状態は黒色を呈する前記
熱変色性人形用ドレス4と異なり、ドレス4を透してド
レス5の形状、又は色彩を視覚することは困難であり、
視点は花柄の図柄3に集中する。
加温すると、鮮やかな花柄の図柄3が現出し、この状態
は室温で保持される。又、この状態は黒色を呈する前記
熱変色性人形用ドレス4と異なり、ドレス4を透してド
レス5の形状、又は色彩を視覚することは困難であり、
視点は花柄の図柄3に集中する。
【0017】前記花柄の図柄を呈する熱変色性人形用ド
レス4を17℃以下に冷却すると、再び黒色のドレスと
なり、向こう側にあるドレス5の形状及び色彩を視覚す
ることができるようになる。尚、この様相は何度も繰り
返し行うことができた。
レス4を17℃以下に冷却すると、再び黒色のドレスと
なり、向こう側にあるドレス5の形状及び色彩を視覚す
ることができるようになる。尚、この様相は何度も繰り
返し行うことができた。
【0018】実施例2 可逆熱変色性顔料(濃紫色←→無色,着色温度30℃,
消色温度33℃)30部を、アクリル酸エステル樹脂エ
マルジョンを主成分とした水系のスプレーインキ用ビヒ
クル70部中に均一に分散し、180メッシュのステン
レススクリーンで濾過して、熱変色性スプレーインキB
を得た。
消色温度33℃)30部を、アクリル酸エステル樹脂エ
マルジョンを主成分とした水系のスプレーインキ用ビヒ
クル70部中に均一に分散し、180メッシュのステン
レススクリーンで濾過して、熱変色性スプレーインキB
を得た。
【0019】ナイロン製のトリコット生地(可視光の透
過率62%、単糸繊度が15デニール)に口径0.4m
mのスプレーガンを用いて、赤色、ピンク色、青色の非
変色性スプレーインキを塗装して、幾何学模様を形成し
た。前記幾何学模様を形成した布帛上に、前記可逆熱変
色性スプレーインキBを生地全体に均一にスプレー塗装
し、乾燥させて可逆熱変色性布帛を得た。
過率62%、単糸繊度が15デニール)に口径0.4m
mのスプレーガンを用いて、赤色、ピンク色、青色の非
変色性スプレーインキを塗装して、幾何学模様を形成し
た。前記幾何学模様を形成した布帛上に、前記可逆熱変
色性スプレーインキBを生地全体に均一にスプレー塗装
し、乾燥させて可逆熱変色性布帛を得た。
【0020】前記の如くして得られた可逆熱変色性布帛
は、25℃の室温下で紫色を呈しており、容易に布帛を
透して背後の対象物を視認することができた。前記布帛
を、33℃以上に加温すると、幾何学模様が現出して視
点は幾何学模様に集中する。又、布帛が30℃以下にな
ると、再び紫色に着色し、あたかも紫色のスクリーンの
ようであり、視点は背後の対象物に移行すると共に、対
象物を透視するのに何ら妨げとならなかった。
は、25℃の室温下で紫色を呈しており、容易に布帛を
透して背後の対象物を視認することができた。前記布帛
を、33℃以上に加温すると、幾何学模様が現出して視
点は幾何学模様に集中する。又、布帛が30℃以下にな
ると、再び紫色に着色し、あたかも紫色のスクリーンの
ようであり、視点は背後の対象物に移行すると共に、対
象物を透視するのに何ら妨げとならなかった。
【0021】尚、この現象は繰り返し何度も行うことが
でき、着色状態と消色状態の変化が単色から幾何学模様
の図柄の変化のみならず、視点の移行により視覚される
様相も異なり、変色による妙味がより一層付与される。
でき、着色状態と消色状態の変化が単色から幾何学模様
の図柄の変化のみならず、視点の移行により視覚される
様相も異なり、変色による妙味がより一層付与される。
【0022】実施例3 色彩記憶性熱変色性顔料(濃赤色←→無色,着色温度1
5℃,消色温度30℃)40部を、ウレタンエマルジョ
ンを主成分としたスクリーンインキ用ビヒクル60部中
に均一分散させ、色彩記憶性熱変色性スクリーンインキ
Cを得た。
5℃,消色温度30℃)40部を、ウレタンエマルジョ
ンを主成分としたスクリーンインキ用ビヒクル60部中
に均一分散させ、色彩記憶性熱変色性スクリーンインキ
Cを得た。
【0023】スパンデックス製メッシュ生地(可視光の
透過率30%)に、赤色、ピンク色、オレンジ色、黄色
の非変色性インキを用いて、109メッシュのスクリー
ン版により水玉模様を形成した。前記水玉模様を形成し
た布帛上に、前記色彩記憶性熱変色性スクリーンインキ
Cを生地全体のスプレー塗装し、乾燥させて色彩記憶性
熱変色性布帛を得た。
透過率30%)に、赤色、ピンク色、オレンジ色、黄色
の非変色性インキを用いて、109メッシュのスクリー
ン版により水玉模様を形成した。前記水玉模様を形成し
た布帛上に、前記色彩記憶性熱変色性スクリーンインキ
Cを生地全体のスプレー塗装し、乾燥させて色彩記憶性
熱変色性布帛を得た。
【0024】前記の如くして得られた色彩記憶性熱変色
性布帛は、25℃の室温下で、濃赤色を呈しており、前
記布帛を透して、背後の対象物の形状、柄、色彩等を視
認することができた。又、前記布帛を30℃以上に加温
すると、鮮やかな多色の水玉模様が現出して、この状態
は、前記濃赤色の布帛とは異なり、布帛の背後の対象物
の形状、柄、色彩等を容易に視認することは困難とな
り、視点は布帛の水玉模様に集中した。前記水玉模様の
布帛を、15℃以下に冷却させると、再び濃赤色の布帛
となり、対象物の形状等が簡単に視認できた。
性布帛は、25℃の室温下で、濃赤色を呈しており、前
記布帛を透して、背後の対象物の形状、柄、色彩等を視
認することができた。又、前記布帛を30℃以上に加温
すると、鮮やかな多色の水玉模様が現出して、この状態
は、前記濃赤色の布帛とは異なり、布帛の背後の対象物
の形状、柄、色彩等を容易に視認することは困難とな
り、視点は布帛の水玉模様に集中した。前記水玉模様の
布帛を、15℃以下に冷却させると、再び濃赤色の布帛
となり、対象物の形状等が簡単に視認できた。
【0025】尚、この現象は繰り返し何度も行うことが
でき、着色状態と消色状態の変化が単色から水玉模様の
図柄の変化のみならず、視点の移行により視覚される様
相もも異なり、変色による妙味がより一層付与される。
でき、着色状態と消色状態の変化が単色から水玉模様の
図柄の変化のみならず、視点の移行により視覚される様
相もも異なり、変色による妙味がより一層付与される。
【0026】比較例1 チュールレース生地(可視光の透過率80%)に実施例
1と同様の非変色性インキにより花柄模様を形成した
後、色彩記憶性熱変色性スプレーインキAを布帛全体に
塗装した。
1と同様の非変色性インキにより花柄模様を形成した
後、色彩記憶性熱変色性スプレーインキAを布帛全体に
塗装した。
【0027】前記の如くして得られた色彩記憶性熱変色
性布帛は、25℃の室温下で黒色を呈しており、布帛を
透して背後にある対象物の形状、柄、色彩等を容易に視
認することができた。前記布帛を32℃以上に加温する
と、花柄模様が現出したが、この模様をはっきり視覚す
ることはできず、背後にある対象物の形状等が視認され
て、変色前後の様相は変化性に乏しいものであった。
性布帛は、25℃の室温下で黒色を呈しており、布帛を
透して背後にある対象物の形状、柄、色彩等を容易に視
認することができた。前記布帛を32℃以上に加温する
と、花柄模様が現出したが、この模様をはっきり視覚す
ることはできず、背後にある対象物の形状等が視認され
て、変色前後の様相は変化性に乏しいものであった。
【0028】比較例2 可視光の透過率7%のナイロントリコット生地(単糸繊
度50デニールの繊維からなる)に実施例1と同様の非
変色性インキにより花柄模様を形成した後、色彩記憶性
熱変色性スプレーインキAを布帛全体に塗装した。
度50デニールの繊維からなる)に実施例1と同様の非
変色性インキにより花柄模様を形成した後、色彩記憶性
熱変色性スプレーインキAを布帛全体に塗装した。
【0029】前記の如くして得られた色彩記憶性熱変色
性布帛は、25℃の室温下で黒色を呈しており、布帛を
透して背後にある対象物の形状、柄、色彩等を視認する
ことはできず、単なる黒色の布帛であった。前記布帛を
32℃以上に加温すると、花柄模様が出現したが、実施
例1〜3に示すような、視点の移行により様相が大きく
変化する布帛とはならず、単なる変色性を有する布帛と
なった。
性布帛は、25℃の室温下で黒色を呈しており、布帛を
透して背後にある対象物の形状、柄、色彩等を視認する
ことはできず、単なる黒色の布帛であった。前記布帛を
32℃以上に加温すると、花柄模様が出現したが、実施
例1〜3に示すような、視点の移行により様相が大きく
変化する布帛とはならず、単なる変色性を有する布帛と
なった。
【0030】
【発明の効果】従来の、熱変色性隠蔽層により図柄を隠
蔽し、温度変化により図柄を隠顕させる系に対し、該隠
蔽層の変色前後における様相変化の視認格差が大とな
り、適宜の透視効果と相まって新たな熱変色性布帛を提
供できる。例えば、人形用衣裳、ぬいぐるみ等玩具分
野、テーブルクロス、カーテン等のインテリヤ、包装
材、衣料等の繊維材分野等に適用性を有する。この際、
下層(背部)に特定の視覚対象物を配する組み合わせ
等、更に応用展開を可能にする。
蔽し、温度変化により図柄を隠顕させる系に対し、該隠
蔽層の変色前後における様相変化の視認格差が大とな
り、適宜の透視効果と相まって新たな熱変色性布帛を提
供できる。例えば、人形用衣裳、ぬいぐるみ等玩具分
野、テーブルクロス、カーテン等のインテリヤ、包装
材、衣料等の繊維材分野等に適用性を有する。この際、
下層(背部)に特定の視覚対象物を配する組み合わせ
等、更に応用展開を可能にする。
【図1】本発明熱変色性布帛の一実施例の平面説明図で
ある。
ある。
【図2】図1の熱変色性布帛が変色後の様相を示す平面
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明熱変色性布帛を縫製したドレスを着た人
形の説明図である。
形の説明図である。
【図4】図3の熱変色性人形用ドレスが変色後の様相を
示す平面説明図である。
示す平面説明図である。
【図5】本発明熱変色性布帛の一実施例の縦断面説明図
である。
である。
1 熱変色性布帛 2 熱変色性隠蔽層 3 図柄 4 熱変色性人形用ドレス 5 ドレス 6 布帛
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 5/00 D06P 5/00 A
Claims (3)
- 【請求項1】 可視光の透過率が20乃至70%の範囲
にある布帛から選ばれる布帛表面に図柄層を形成すると
共に、前記図柄層を温度変化により隠顕させる熱変色性
隠蔽層を重ね刷りしてなる、可視光の透過率が20乃至
70%の範囲にある熱変色性布帛。 - 【請求項2】 布帛はメッシュ状布帛である請求項1記
載の熱変色性布帛。 - 【請求項3】 図柄層は多色により構成された非熱変色
性図柄の印刷層である請求項1記載の熱変色性布帛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7276734A JPH0995876A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 熱変色性布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7276734A JPH0995876A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 熱変色性布帛 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995876A true JPH0995876A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17573604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7276734A Pending JPH0995876A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 熱変色性布帛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0995876A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001123088A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-08 | Pilot Ink Co Ltd | 繊維用可逆熱変色性着色液及びそれを用いた可逆熱変色性糸または布帛 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7276734A patent/JPH0995876A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001123088A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-08 | Pilot Ink Co Ltd | 繊維用可逆熱変色性着色液及びそれを用いた可逆熱変色性糸または布帛 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050609 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050628 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |