JPH0995966A - 2ピースブーム式建設作業機械 - Google Patents

2ピースブーム式建設作業機械

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JPH0995966A
JPH0995966A JP25625795A JP25625795A JPH0995966A JP H0995966 A JPH0995966 A JP H0995966A JP 25625795 A JP25625795 A JP 25625795A JP 25625795 A JP25625795 A JP 25625795A JP H0995966 A JPH0995966 A JP H0995966A
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JP
Japan
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boom
signal
piece
detecting means
work machine
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Application number
JP25625795A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Sonoda
光夫 園田
Morio Oshina
守雄 大科
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2ピースブーム式建設作業機械において、第2
ブームを操作するために新たな操作レバーもしくはペダ
ルを設けることなく、1本の操作レバーで第1及び第2
ブームを操作できるようにする。 【解決手段】ポテンショメータ14の第1ブーム6の角
度信号θ1と、ポテンショメータ15の第1ブーム6と
第2ブーム7との間の角度信号θ2と、圧力スイッチ1
6a,16bの操作レバー装置105の操作によって生
じるパイロット圧の信号Pa,Pbを信号発生器12に
入力し、パイロット圧を流量制御弁2,3のいずれかに
振り分けるよう電磁切換弁13に信号Eを出力し、電磁
切換弁13を切り換え制御することで、操作レバー装置
からのパイロット圧を流量制御弁2又は3に振り分け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2ピースブームを含
む多関節型のフロント作業装置を備えた2ピースブーム
式建設作業機械に係わり、特に2ピースブームを構成す
る第1ブーム及び第2ブームの操作を容易にする2ピー
スブーム式建設作業機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に油圧ショベルはフロント作業装置
として、ブーム、アーム、バケット、旋回という4つの
作業部材を有している。これらの作業部材はそれぞれの
アクチュエータにより駆動され、これらのアクチュエー
タは操作レバー装置の操作レバーを動かすことによって
操作される。ところで、1本の操作レバーは前後方向及
び左右方向に動かすことができ、同時に2つのアクチュ
エータを操作できるようになっているため、油圧ショベ
ルにおいては4つのアクチュエータを操作するために2
本の操作レバーを備えている。これらを両手で操作する
ことにより、4つのアクチュエータを同時に操作するこ
とができる。また、走行を行うために右側及び左側の走
行装置を駆動する2つのアクチュエータも有している。
これらを操作するためにも2本の操作レバーを備えてお
り、これらを両手で操作するようになっている。しか
し、前述のようにフロントアクチュエータを操作してい
る場合は両手がふさがっているため、走行装置用のレバ
ー操作を行うことができない。そのために、走行装置用
の操作レバー装置にはペダルが装着されており、両足で
2つの走行装置を操作できるようになっている。このよ
うにして、油圧ショベルにおいては、両手、両足を使う
ことによって、同時に6つのアクチュエータを操作して
作業を行うことができる。
【0003】ところで、近年、油圧ショベルの用途がさ
らに拡大し、作業範囲の拡大等により一層の作業性向上
を求める声が強くなっている。そのための新たなフロン
ト構造を備えた建設作業機械として、従来のブームを第
1ブームと第2ブームに分割し、第2ブームを第1ブー
ムに対して上下方向に回動可能に取り付け、この第2ブ
ームを動かすことによって作業範囲を拡大できるように
した2ピースブーム式の油圧ショベルがある。この油圧
ショベルでは、第2ブームのアクチュエータを操作する
ための操作装置が必要である。しかし、第2ブーム用に
新たな操作装置を設けた場合は、オペレータは合計7つ
のアクチュエータを5個の操作装置で操作することにな
る。前述のようにオペレータの両手・両足は従来の6つ
のアクチュエータを操作するためにふさがっている。そ
のため、この第2ブームを操作するためにはどれか他の
アクチュエータを操作を止め、それにより空いた手もし
くは足でその操作装置を操作しなければならない。
【0004】例えば、第2ブーム用の操作装置として操
作レバー装置を採用した場合、この第2ブームを操作す
るために、他の1本の操作レバーによる操作を止めるこ
とになり、このため2つのアクチュエータが操作できな
くなる。これにより、フロント作業装置の複合動作が不
可能となり、その作業能率が大幅に減少する。そのた
め、実機の2ピースブーム式油圧ショベルでは、第2ブ
ーム用の操作装置としてはペダルが採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように実機の2
ピースブーム式油圧ショベルでは、第2ブーム用の操作
装置としてはペダルが採用されている。しかし、足によ
る操作では複雑なフロント作業に対応できず、他の4つ
の作業部材との協調作業は困難である。また、安全面で
も多くの操作装置があると誤操作の原因にもなりかねな
い。そのため、第2ブームの操作は、作業開始時に作業
に応じてフロント形状を変更するために行われるにとど
まり、第2ブームが真に有効活用されていないのが現状
である。
【0006】本発明の第1の目的は、第2ブームを操作
するために新たな操作レバーもしくはペダル等の操作装
置を設けることなく、1本のブーム用の操作レバーで第
1及び第2ブームを操作できる2ピースブーム式建設作
業機械を提供することである。
【0007】本発明の第2の目的は、第2ブームを操作
するために新たな操作レバーもしくはペダル等の操作装
置を設けることなく、従来の油圧ショベルと同様な操作
感覚で操作できる2ピースブーム式建設作業機械を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、上部旋回体に上下方向に回動可能
に取り付けられた第1ブーム及びこの第1ブームに上下
方向に回動可能に取り付けられた第2ブームからなる2
ピースブームを含む多関節型のフロント作業装置と、前
記第1ブームを駆動する第1駆動装置と、前記第2ブー
ムを駆動する第2駆動装置と、前記2ピースブームの駆
動を指示する操作レバー装置とを備えた2ピースブーム
式建設作業機械において、前記第1ブームの位置を検出
する第1ブーム検出手段と、前記第1ブームと第2ブー
ムとの位置関係を検出する第2ブーム検出手段と、 前
記操作レバー装置の操作状態を検出する操作検出手段
と、前記第1ブーム検出手段、第2ブーム検出手段、操
作検出手段からの信号に基づき、前記操作レバー装置か
らの信号を前記第1及び第2駆動装置のいずれかに振り
分ける信号切換手段とを備える構成とする。
【0009】以上のように本発明においては、第1ブー
ム検出手段、第2ブーム検出手段、操作検出手段からの
信号に基づき、操作レバー装置からの信号を第1及び第
2駆動装置のいずれかに振り分ける信号切換手段を設け
ることにより、第1ブームの位置、第1ブームと第2ブ
ームとの位置関係及び操作レバー装置の操作状態に応じ
て、1つの操作レバー装置からの信号が第1ブームを駆
動する第1駆動手段と第2ブームを駆動する第2駆動手
段の両方に振り分けて与えられ、1つの操作レバー装置
からの信号で第2ブームも動かすことができる。このた
め、第2ブームを操作するために新たな操作レバーもし
くはペダル等の操作装置を設けることなく、1本のブー
ム用の操作レバーで第1及び第2ブームを操作すること
ができる。これにより、安全性を損なうことなく、2ピ
ースブーム本来の性能を十分に引き出せ、作業性の向上
を図れる。
【0010】上記2ピースブーム式建設作業機械におい
て、好ましくは、前記信号切換手段は、前記第1ブーム
検出手段、第2ブーム検出手段、操作検出手段からの信
号を入力し、前記第1及び第2ブームのいずれを駆動す
るかを決定し、その決定に応じた信号を出力する信号発
生手段と、この信号発生手段からの信号を入力し前記操
作レバー装置からの信号を前記第1及び第2駆動装置の
いずれかに振り分けるよう伝達する信号伝達手段とを有
し、前記信号伝達手段は好ましくは電磁切換弁である。
【0011】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は、上記2ピースブーム式建設作業機械におい
て、前記信号切換手段を、前記操作検出手段からの信号
により前記2ピースブームを上げる操作であるか下げる
操作であるかを判断し、前記第1ブーム検出手段からの
信号により前記第1ブームが最大上げ位置又は最大下げ
位置に達しているかどうかを判断し、前記第2ブーム検
出手段からの信号により前記第1ブームと第2ブームと
の間の角度が所定角度より大きいか小さいかを判断し、
前記2ピースブームを上げる操作では第1及び第2ブー
ム間の角度が所定角度以下のときは当該所定角度になる
まで前記第2ブームを上げた後、前記第1ブームを上
げ、前記第1ブームが最大上げ位置に達すると前記第2
ブームを更に上げるよう前記第1及び第2駆動手段に信
号を振り分け、前記2ピースブームを下げる操作では第
1及び第2ブーム間の角度が所定角度以上のときは当該
所定角度になるまで前記第2ブームを下げた後、前記第
1ブームを下げ、前記第1ブームが最小下げ位置に達す
ると前記第2ブームを更に下げるよう前記第1及び第2
駆動手段に信号を振り分ける構成とし、前記第1及び第
2ブーム間の所定角度は好ましくはモノブームの曲がり
角度とほぼ同じに設定する。
【0012】以上のように操作レバー装置からの信号を
第1及び第2駆動装置に振り分けることにより、2ピー
スブームを上げる操作で第1及び第2ブーム間の角度が
所定角度にあるときは前記第1ブームのみが上がり、2
ピースブームを下げる操作で第1及び第2ブーム間の角
度が所定角度にあるときには第1ブームのみが下がるの
で、当該所定角度を従来のモノブーム式油圧ショベルの
モノブームの曲がり角度とほぼ同じに設定しておけば、
従来の油圧ショベルと同様な操作感覚で操作できる。ま
た、2ピースブームを上げる操作で第1及び第2ブーム
間の角度が所定角度以下のとき又は第1ブームが最大上
げ位置に達したときは第2ブームのみが上がり、2ピー
スブームを下げる操作で第1及び第2ブーム間の角度が
所定角度以上のとき又は第1ブームが最小下げ位置に達
したときは第2ブームのみが下がるので、更に上方へ又
は下方へと2ピースブームが動き、作業範囲を広げるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図3により説明する。
【0014】図1において、本発明の一実施形態におけ
る2ピースブーム式油圧ショベルは、上部旋回体100
と、上部旋回体100の前部に上下方向に回動可能に取
り付けられた第1ブーム6及びこの第1ブーム6の先端
に上下方向に回動可能に取り付けられた第2ブーム7か
らなる2ピースブーム101、第2ブーム7の先端に上
下方向に回動可能に取り付けられたアーム8、アーム8
の先端に上下方向に回動可能に取り付けられたバケット
9を含む多関節型のフロント作業装置102と、第1ブ
ーム6を駆動する第1駆動装置103と、第2ブーム7
を駆動する第2駆動装置104と、第1及び第2ブーム
6,7の駆動を指示する操作レバー装置105とを備え
ている。
【0015】第1駆動装置103は、第1ブーム6を駆
動する油圧シリンダ4と、油圧ポンプ1から油圧シリン
ダ4に供給される圧油の流れを制御する流量制御弁2と
で構成され、第2駆動装置104は、第2ブーム7を駆
動する油圧シリンダ5と、油圧ポンプ1から油圧シリン
ダ5に供給される圧油の流れを制御する流量制御弁3と
で構成されている。
【0016】操作レバー装置105は、オペレータによ
り操作される操作レバー10と、操作レバー10の操作
方向と操作量に応じたパイロット圧を出力する減圧弁1
1a,11bとで構成され、減圧弁11aの出力ポート
はパイロット管路17a,18a,19aを介して流量
制御弁2,3の図示右側のパイロット操作部2a,3a
に接続され、減圧弁11bの出力ポートはパイロット管
路17b,18b,19bを介して流量制御弁2,3の
図示左側のパイロット操作部2b,3bに接続されてい
る。
【0017】また、本実施形態における油圧ショベル
は、第1ブーム6と上部旋回体100との取付部に設け
られ、第1ブーム6の角度信号θ1を出力するポテンシ
ョメータ14と、第1ブーム6と第2ブーム7との取付
部に設けられ、第1ブーム6と第2ブーム7との間の角
度信号θ2を出力するポテンショメータ15と、減圧弁
11a,11bの出力ポートに設けられ、操作レバー1
0の操作によって生じるパイロット圧の信号Pa,Pb
を出力する圧力スイッチ16a,16bと、ポテンショ
メータ14,15及び圧力スイッチ16a,16bから
の信号θ1,θ2,Pa,Pbを入力し、これらの信号
を基に信号Eを生成し出力する信号発生器12と、パイ
ロット管路17a,17bとパイロット管路18a,1
8b及びパイロット管路19a,19bとの間に設けら
れ、信号発生器12からの信号Eにより切り換え制御さ
れる電磁切換弁13とを備えている。
【0018】信号発生器12では、まず圧力スイッチ1
6a,16bからの信号Pa,Pbから、図2に示され
るように、操作レバー装置10の操作状態を判断し信号
S1を作成する。次にポテンショメータ14,15の出
力信号θ1,θ2及び作成した信号S1を用いて、図3
に示すフローチャートに従って電磁切換弁13に信号E
を出力する。
【0019】以上において、ポテンショメータ14は第
1ブーム6の位置を検出する第1ブーム検出手段を構成
し、ポテンショメータ15は第1ブーム6と第2ブーム
7との位置関係を検出する第2ブーム検出手段を構成
し、圧力スイッチ16a,16bは操作レバー装置10
5の操作状態を検出する操作検出手段を構成し、信号発
生器12及び電磁切換弁13は、第1ブーム検出手段1
4、第2ブーム検出手段15、操作検出手段16a,1
6bからの信号に基づき操作レバー装置105からの信
号(パイロット圧)を第1及び第2駆動装置103,1
04のいずれかに振り分ける信号切換手段を構成する。
【0020】また、信号発生器12は、第1ブーム検出
手段14、第2ブーム検出手段15、操作検出手段16
a,16bからの信号を入力し、第1及び第2ブーム
6,7のいずれを駆動するかを決定し、その決定に応じ
た信号Eを出力する信号発生手段を構成し、電磁切換弁
13は、信号発生手段12からの信号Eを入力し操作レ
バー装置105からの信号(パイロット圧)を第1及び
第2駆動装置103,104のいずれかに振り分けるよ
う伝達する信号伝達手段を構成する。
【0021】次に、図2のブロック図及び図3のフロー
チャートに基づいて本実施形態の動作を説明する。な
お、ここでは図1に示される第1ブーム6と第2ブーム
7との間の角度が所定角度にあり、ポテンショメータ1
5の出力信号θ2が所定値θ0である状態からの動作と
して説明する。また、第1ブーム6と第2ブーム7との
間の所定角度は通常のモノブーム式油圧ショベルにおけ
るブームの曲がり角度とほぼ同じに設定しておく。
【0022】まず、操作レバー10が操作されていない
ときは、圧力スイッチ16a,16bの出力Pa,Pb
は共に「OFF」であるため、信号発生器12によって
停止と判断され電磁切換弁13への出力は「OFF」で
ある(スッテプS1,S2)。これにより電磁切換弁9
は図1に示される状態にあり、パイロット管路17a,
17bはそれぞれパイロット管路18a,18bに接続
され、パイロット管路19aとパイロット管路19bが
つながり、流量制御弁3の両側のパイロット操作部3
a,3bが等圧となるため、流量制御弁3は図1に示さ
れたような中立状態に保たれ、第2ブーム7が動作する
ことは無い。また、操作レバー装置105からのパイロ
ット圧も発生していないので、流量制御弁2も図1の状
態であり、従って第1ブーム6も動かない。
【0023】ここで、オペレータが操作レバー10を図
1のA側に操作すると、まず減圧弁11aによってパイ
ロット管路17aにパイロット圧が出力される。これに
より、圧力スイッチ16aの出力Paが「ON」となる
ことから、信号発生器12では、まず操作レバー10の
状態が「上」であると判断される(スッテプS1)。次
に、ポテンショメータ14の出力θ1により、油圧シリ
ンダ4が最長であるか、つまり伸び側のストロークエン
ドに達しているかを判定(以下、判定1という)する
(スッテプS3)。現在ではまだ油圧シリンダ4はスト
ロークエンドに達していないため、結果は「NO」であ
る。このため次にポテンショメータ15の出力θ2によ
り第1ブーム6と第2ブーム7との角度が所定角度より
小さいかを判定(以下、判定2にという)する(スッテ
プS4)。まだ第2ブームは動いていないのでこの角度
は変化しておらず、所定角度のまま(θ2=θ0)であ
る。これにより判定2は「NO」となり、その出力は
[OFF」となる(スッテプS5)。このため電磁切換
弁13は動作せず、パイロット管路17aはパイロット
管路18aにつながったままであり、流量制御弁2は右
側のパイロット操作部2aにパイロット圧を受けて図示
左方へ移動する。これにより、油圧ポンプ1からの圧油
が油圧シリンダ4のボトム側に導かれ、油圧シリンダ4
が伸びるため、第1ブーム6が上方へ移動することにな
る。またこの時、パイロット管路19aとパイロット管
路19bは接続されたままであり、第2ブームは動かな
い。これによりこの状況では、操作レバー10によって
第1ブーム6のみが上方へ操作されることになる。
【0024】そして、このままの状態で第1ブーム6が
上方へ移動していき、油圧シリンダ4がストロークエン
ドに達すると、信号発生器12においてポテンショメー
タ14の出力θ1により判定1が「YES」となるため
(スッテプS3)、信号発生器12は電磁切換弁13に
信号「ON」を出力する(スッテプS6)。これにより
電磁切換弁13が左方に移動し、パイロット管路17a
のパイロット圧が流量制御弁3の右側のパイロット操作
部3aへ導かれ、流量制御3が左方へ移動する。このた
め、油圧ポンプ1の圧油が油圧シリンダ5のボトム側へ
導かれ、油圧シリンダ5が伸びることによって第2ブー
ム7が上方へと動く。この時、パイロット管路18aと
パイロット管路18bが接続され、流量制御弁2の両側
のパイロット操作部2a,2bが等圧となり、流量制御
弁2は中立状態となり、油圧ポンプ1から油圧シリンダ
4への圧油の供給が遮断される。よって、この状態では
操作レバー10によって第2ブーム7のみが上方へ操作
されることになる。
【0025】そして、油圧シリンダ5がストロークエン
ドに達した時に、操作レバー10の操作をやめると、減
圧弁11aからのパイロット圧が無くなり、電磁切換弁
13と流量制御弁3も最初の状態となり、第2ブーム7
の動作も停止する。
【0026】次に、この状態から操作レバー10がB側
に操作されると、減圧弁11bによってパイロット管路
17bにパイロット圧が出力される。これにより、圧力
スイッチ16bの出力Pbが[ON」となることから、
信号発生器12では、まず操作レバー10の状態が
「下」であると判断される(スッテプS1)。次に、ポ
テンショメータ14の出力θ1により、油圧シリンダ4
が最短であるか、つまり縮み側のストロークエンドに達
しているかを判定(以下、判定3という)する(スッテ
プS7)。現在ではまだ油圧シリンダ4はストロークエ
ンドに達していないため、この結果は「NO」である。
このため次にポテンショメータ15の出力θ2により第
1ブーム6と第2ブーム7との角度が所定角度より大き
いかを判定(以下、判定4という)する(スッテプS
8)。この状態では、最初の状態より第2ブーム7が上
方に動いたために角度は所定角度より大きく(θ2>θ
0)なっている。そのため判定4は「YES」となり、
信号発生器12は出力は「ON」となる(スッテプS
9)。このため電磁切換弁13は左方へ移動し、パイロ
ット管路17bはパイロット管路19aにつながり、ま
たパイロット管路18aとパイロット管路18bが接続
されることになる。これによりパイロット管路17bの
パイロット圧が流量制御弁3の左側のパイロット操作部
3bへ導かれるため、流量制御弁3は右方へ移動し、ま
た流量制御弁2は両側のパイロット操作部2a,2bが
等圧となるため中立状態となる。これにより油圧ポンプ
1からの圧油は油圧シリンダ5のロッド側に導かれるの
で、油圧シリンダ5が縮み、第2ブーム7は下方へ移動
する。またこの時、油圧シリンダ4への圧油の供給は遮
断されているので、第1ブーム6は動かない。これによ
りこの状況では操作レバー10によって第2ブーム7の
みが下方へ操作されることになる。
【0027】こうして、徐々に第2ブーム7が下方に動
いてくるとポテンショメータ15の出力θ2は小さくな
っていき、ついには所定値と同じ(θ2=θ0)にな
る。すると、信号発生器12において判定4が[NO」
となり(スッテプS4)、信号発生器12の出力が「O
FF」となる(スッテプS10)。このため電磁切換弁
13は元の位置に戻り、パイロット管路17bがパイロ
ット管路18bに接続され、流量制御弁2は右方へ移動
し、また流量制御弁3は両側のパイロット操作部3a,
3bが等圧となるため中立状態となる。このため、油圧
ポンプ1から油圧シリンダ5への圧油の供給が遮断さ
れ、逆に油圧ポンプ1の圧油がシリンダ4のロッド側へ
送り込まれることになる。これによって、第2ブーム7
の動作が停止し、第1ブーム6が下方へ動き出す。こう
して、これ以降は操作レバー10によって第1ブーム6
のみが下方へ操作されることになる。
【0028】そして、このままの状態で第1ブーム6が
下方に移動していき、シリンダ4がストロークエンドに
達すると、信号発生器12においてポテンショメータ1
4の出力θ1により判定3が「YES」となるため(ス
ッテプS7)、信号発生器12は電磁切換弁13に信号
「ON」を出力する(スッテプS9)。これにより、電
磁切換弁13が左方に移動し管路17bのパイロット圧
が流量制御弁3の左側へ導かれ、流量制御弁3が右方へ
移動する。このため、油圧ポンプ1の圧油が油圧シリン
ダ5のロッド側へ導かれ、油圧シリンダ5が縮むことに
よって第2ブーム7が下方へと動く。この時、パイロッ
ト管路18aとパイロット管路18bが接続され、流量
制御弁2の両側のパイロット操作部2a,2bが等圧と
なり、流量制御弁2は中立状態となり、油圧ポンプ1か
ら油圧シリンダ4への圧油の供給が遮断される。よっ
て、この状態では操作レバー10によって第2ブーム7
のみが下方へ操作されることになる。
【0029】そして、油圧シリンダ5がストロークエン
ドに達した時に、操作レバー10の操作をやめると、減
圧弁11aからのパイロット圧が無くなり、電磁切換弁
13と流量制御弁3も最初の状態となり、第2ブーム7
の動作も停止する。
【0030】この状態から再びオペレータが操作レバー
10を図1のA側に操作すると、減圧弁11aによって
パイロット管路17aにパイロット圧が出力される。こ
れにより、圧力スイッチ16aの出力Paが「ON」と
なることから、信号発生器12では、まず操作レバー1
0の状態が「上」であると判断される(スッテプS
1)。次に、ポテンショメータ14の出力θ1により判
定1を実施する(スッテプS3)。現在ではまだ油圧シ
リンダ4はストロークエンドに達していないため、結果
は「NO」である。このため次にポテンショメータ15
の出力θ2により判定2を実施する(スッテプS4)。
この状態では、最初の状態より第2ブーム7が下方に動
いたために角度は所定角度より小さく(θ2<θ0)な
っている。そのため判定2は「YES」となり、信号発
生器12は出力は「ON」となる(スッテプS6)。こ
のため電磁切換弁13は左方へ移動し、パイロット管路
17aのパイロット圧が流量制御弁3の左側のパイロッ
ト操作部3bへ導かれ、流量制御弁3は右方へ移動す
る。これにより、油圧ポンプ1からの圧油は油圧シリン
ダ5のボトム側に導かれ、油圧シリンダ5が伸びること
によって第2ブーム7は上方へ移動する。この時、パイ
ロット管路18aとパイロット管路18bが接続され、
流量制御弁2は両側のパイロット操作部2a,2bが等
圧となるため中立状態となり、油圧ポンプ1から油圧シ
リンダ4への圧油の供給は遮断される。よって、この状
態では操作レバー10によって第2ブーム7のみが上方
へ操作されることになる。
【0031】そして、このままの状態で第2ブーム7が
上方に移動してゆき、第1ブーム6と第2ブーム7の間
の角度が所定の角度になると、最初の状態に戻る。
【0032】以上のように本実施形態においては、1つ
の操作レバー装置105からのパイロット圧が第1駆動
装置103と第2駆動装置104の両方に振り分けて与
えられ、1つの操作レバー装置105からのパイロット
圧で第2ブーム7も動かすことができる。このため、第
2ブーム7を操作するために新たな操作レバーもしくは
ペダル等の操作装置を設けることなく、1本のブーム用
の操作レバーで第1及び第2ブーム6,7を操作するこ
とができる。
【0033】また、油圧シリンダ4が伸び側及び縮み側
のストロークエンドに達しない間は、第1ブーム6と第
2ブーム7との間の角度は所定角度に保持された状態と
なり、操作レバー10によっては第1ブーム6のみが操
作される。このため、この時の所定角度を従来のモノブ
ーム式油圧ショベルにおけるブームの曲がり角度と同じ
にしておくことによって、従来のモノブーム式油圧ショ
ベルと操作感を変えずに作業を行うことができる。
【0034】また、油圧シリンダ4がストロークエンド
に達すると、同じ操作レバー10によって第2ブーム7
のみが動くことによって、さらに上方もしくは下方へと
作業範囲を広げることができる。
【0035】以上により本実施形態によれば、安全性を
損なうことなく、2ピースブーム本来の性能を十分に引
き出せ、作業性の向上が図れる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、オペレータは第2ブー
ムを操作するために、他のペダルもしくは操作レバーの
操作を停止する必要が無く、1本のブーム用の操作レバ
ーで第1及び第2ブームを操作できるので、スムーズか
つ容易に作業を行うことができる。また、第2ブームを
操作レバーで操作することによって広い作業範囲を確保
することができる。これにより、安全性を損なうことな
く、2ピースブーム本来の性能を十分に引き出せ、作業
性の向上が図れる。
【0037】また、第2ブームを操作するために新たな
操作レバーもしくはペダル等の操作装置を設けることな
く、従来の油圧ショベルと同様な操作感覚で操作でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における2ピースブーム式
油圧ショベルの概略図である。
【図2】図1に示す信号発生器の処理内容を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】図2に示す信号発生器の出力判定部における処
理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2,3 流量制御弁 4,5 油圧シリンダ 6 第1ブーム 7 第2ブーム 8 アーム 9 バケット 10 操作レバー 11a,11b 減圧弁 12 信号発生器 13 電磁切換弁 14,15 ポテンショメータ 16a,16b 圧力スイッチ 17a,17b,18a,18b,19a,19b パ
イロット管路 100 上部旋回体 101 2ピースブーム 102 フロント作業装置 103 第1駆動装置 104 第2駆動装置 105 操作レバー装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体に上下方向に回動可能に取り
    付けられた第1ブーム及びこの第1ブームに上下方向に
    回動可能に取り付けられた第2ブームからなる2ピース
    ブームを含む多関節型のフロント作業装置と、前記第1
    ブームを駆動する第1駆動装置と、前記第2ブームを駆
    動する第2駆動装置と、前記2ピースブームの駆動を指
    示する操作レバー装置とを備えた2ピースブーム式建設
    作業機械において、 前記第1ブームの位置を検出する第1ブーム検出手段
    と、 前記第1ブームと第2ブームとの位置関係を検出する第
    2ブーム検出手段と、 前記操作レバー装置の操作状態を検出する操作検出手段
    と、 前記第1ブーム検出手段、第2ブーム検出手段、操作検
    出手段からの信号に基づき、前記操作レバー装置からの
    信号を前記第1及び第2駆動装置のいずれかに振り分け
    る信号切換手段とを備えることを特徴とする2ピースブ
    ーム式建設作業機械。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2ピースブーム式建設作
    業機械において、前記信号切換手段は、前記第1ブーム
    検出手段、第2ブーム検出手段、操作検出手段からの信
    号を入力し、前記第1及び第2ブームのいずれを駆動す
    るかを決定し、その決定に応じた信号を出力する信号発
    生手段と、この信号発生手段からの信号を入力し前記操
    作レバー装置からの信号を前記第1及び第2駆動装置の
    いずれかに振り分けるよう伝達する信号伝達手段とを有
    することを特徴とする2ピースブーム式建設作業機械。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の2ピースブーム式建設作
    業機械において、前記信号伝達手段は電磁切換弁を含む
    ことを特徴とする2ピースブーム式建設作業機械。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の2ピースブーム式建設作
    業機械において、前記信号切換手段は、前記操作検出手
    段からの信号により前記2ピースブームを上げる操作で
    あるか下げる操作であるかを判断し、前記第1ブーム検
    出手段からの信号により前記第1ブームが最大上げ位置
    又は最大下げ位置に達しているかどうかを判断し、前記
    第2ブーム検出手段からの信号により前記第1ブームと
    第2ブームとの間の角度が所定角度より大きいか小さい
    かを判断し、前記2ピースブームを上げる操作では第1
    及び第2ブーム間の角度が所定角度以下のときは当該所
    定角度になるまで前記第2ブームを上げた後、前記第1
    ブームを上げ、前記第1ブームが最大上げ位置に達する
    と前記第2ブームを更に上げるよう前記第1及び第2駆
    動手段に信号を振り分け、前記2ピースブームを下げる
    操作では第1及び第2ブーム間の角度が所定角度以上の
    ときは当該所定角度になるまで前記第2ブームを下げた
    後、前記第1ブームを下げ、前記第1ブームが最小下げ
    位置に達すると前記第2ブームを更に下げるよう前記第
    1及び第2駆動手段に信号を振り分けることを特徴とす
    る2ピースブーム式建設作業機械。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の2ピースブーム式建設作
    業機械において、前記第1及び第2ブーム間の所定角度
    はモノブームの曲がり角度とほぼ同じに設定されている
    ことを特徴とする2ピースブーム式建設作業機械。
JP25625795A 1995-10-03 1995-10-03 2ピースブーム式建設作業機械 Pending JPH0995966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406278B1 (ko) * 2000-12-27 2003-11-17 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 건설기계용 유압회로
KR100540999B1 (ko) * 1998-05-12 2006-03-14 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 중장비 차량의 붐-선회 속도비 제어장치

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