JPH0996897A - 磁気ヘッドの検査方法 - Google Patents

磁気ヘッドの検査方法

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JPH0996897A
JPH0996897A JP7241618A JP24161895A JPH0996897A JP H0996897 A JPH0996897 A JP H0996897A JP 7241618 A JP7241618 A JP 7241618A JP 24161895 A JP24161895 A JP 24161895A JP H0996897 A JPH0996897 A JP H0996897A
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JP
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head
negative film
magnetic
recording
recording head
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JP7241618A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Kaji
俊和 梶
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で読取ヘッドと記録ヘッドが適切
に作動しているかを正確に検査する。 【解決手段】 予め検査用データを決め(ステップ10
0)、ネガフィルムの引出しが開始されると記録ヘッド
に直流電圧を印加する(ステップ102、104)。次
にネガフィルムの先端を検出し、この後ネガフィルムが
一定量搬送されると(ステップ106、108)、記録
ヘッドによって検査用データを記録し(ステップ11
0、112)、読取ヘッドにより記録されているデータ
の読み取りを行う(ステップ114)。次に読み取った
データと検査用データを比較し(ステップ116、11
8)、一致しないときは、記録ヘッド又は読取ヘッドに
異常が生じたと判断してエラー処理を行う(ステップ1
20)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性材料へ磁気情
報を記録すると共に磁性材料に記録されている磁気情報
の読み取りを行う磁気ヘッドの検査方法に関する。詳細
には、磁気記録層が設けられた写真フィルム等の帯状磁
性材料に磁気情報の記録、磁気情報の読み取りを行う磁
気ヘッドの検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真フィルム(例えばネガフィル
ム)の非画像部分の所定の位置に磁気記録層を設けて、
ネガフィルムに関する情報と共に、各コマの画像の撮影
時の情報、各コマの画像を印画紙等へ焼付けるときの情
報等を記録し、各コマの画像を印画紙へ焼付けるとき
に、この磁気記録層に記録されている情報を利用する写
真システムが提案されている。この写真システムでは、
現像処理が終了したネガフィルムを複数コマ(例えば6
コマ)づつに切断したピースネガとせずに、再度、カー
トリッジに巻き取るようにして磁気記録層に記録してい
る情報が損なわれないようにしている。
【0003】このようなネガフィルムに記録されている
情報をプリント時に用いるためには、フィルムキャリア
に磁気情報の記録及び読み取りの機能を持たせる必要が
あり、磁気情報の記録及び読み取りのための磁気ヘッド
を備えたフィルムキャリアが種々提案されている。
【0004】このようなネガフィルムに記録される磁気
情報は、ネガフィルム毎に異なるものであり、ネガフィ
ルム毎に、正確な磁気情報の記録及び記録されている磁
気情報の正確な読み取りを行う必要がある。
【0005】ところで、磁気情報の正確な記録及び読み
出しを行うためには、記録用の磁気ヘッド(記録ヘッ
ド)が磁気情報を記録するときに発する磁気が読取用の
磁気ヘッド(読取ヘッド)の磁気情報の読み取りに影響
を及ぼすことがないようにする必要がある。これと共
に、記録ヘッドと読取ヘッドをそれぞれネガフィルムの
磁気記録層に密着させる必要がある。
【0006】一方、ネガフィルムの表面には、チリや汚
れ等が付着していることがあり、このネガフィルムを記
録ヘッドや読取ヘッドに密着させると、記録ヘッドや読
取ヘッドにこのチリや汚れが転写し、ネガフィルムの磁
気記録層と磁気ヘッドや読み取りヘッドとの密着性を損
ない、磁気情報の正確な記録及び読み取りを困難とする
ことがある。
【0007】このような磁気ヘッドの汚れや、磁気ヘッ
ドを汚す恐れのあるネガフィルムの表面の汚れを目視に
よって確認することは容易ではない。また、記録ヘッド
がネガフィルムに正確に情報を記録したか、読取ヘッド
がネガフィルムの磁気情報を正確に読み取っているか、
の確認を頻繁に行うには、部品数の増加と共に作業効率
の低下の原因となってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮してなされたものであり、例えば磁気記録層が形成さ
れた1本の写真フィルム等の帯状磁性材料の磁気情報の
読み取り及び記録を行うときに、簡単に読取ヘッドと記
録ヘッドの磁気ヘッドが適切に動作可能な状態であるか
を検査することができる磁気ヘッドの検査方法を提案す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、搬送される帯状磁性材料に磁気情報を記録する記録
ヘッドとこの帯状磁性材料から磁気情報の読み取りを行
う読取ヘッドとが対で設けられた磁気ヘッドの検査方法
であって、前記帯状磁性材料の処理に先立って前記記録
ヘッドにより帯状磁性材料の搬送方向の先端部の所定の
位置に記録した後、この記録ヘッドの前記帯状磁性材料
の搬送方向下流側に配置した読取ヘッドによって帯状磁
性材料に記録したデータの読み取りを行い、この読み取
ったデータと前記検査用データと比較することにより前
記記録ヘッドと前記読取ヘッドが適切に作動しているか
否かを検査することを特徴とする。
【0010】この請求項1に記載の発明では、帯状磁性
材料への磁気情報の記録又は帯状磁性材料からの磁気情
報の読み取りに先立って、帯状磁性材料の搬送方向の先
端部に記録ヘッドによって検査用データを記録し、次に
記録ヘッドによって検査用データを記録した領域のデー
タを読取ヘッドによって読み取る。検査用データと読み
取ったデータを比較することにより、記録ヘッドと読取
ヘッドが適切に作動しているかを判断することができ
る。
【0011】記録ヘッド又は読取ヘッドの何れか一方に
汚れ等が付着して正確なデータの記録又は記録されてい
るデータを正確に読み取ることができない状態であれ
ば、読取ヘッドによって読み取ったデータと検査用デー
タの間に相違が生じる。ここから、記録ヘッドと読取ヘ
ッドの双方が適切に作動しているかを正確に判定するこ
とができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、前記磁気ヘッドによって前記帯状磁性
材料に記録する検査用データを、所定のタイミングで変
更することを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明では、所定のタイミ
ングで検査用データを変更して、一つの帯状磁性材料に
同じ検査用データを記録するのを防止し、例えば記録ヘ
ッドが動作していない状態で、以前に検査を行った帯状
磁性材料を検査したときに、この帯状磁性材料に記録さ
れている前記の検査用データを誤って今回のデータとし
て読み込んでしまい、記録ヘッドの異常(動作不良)を
検出できないという事態を防止することができる。
【0014】検査用データの変更のタイミングとして
は、所定時間毎に行うものであってもよい。このときの
所定時間としては、1日、1時間又は数時間など予め設
定した時間毎に行えばよい。1日毎に検査用データを変
更するときには、検査用データとして日付(年月日、月
日など)、日付と乱数の組み合わせなどを用いることが
でき、1時間毎又は数時間毎に検査用データを変更する
ときには、日時(年月日と時間、月日と時間など)、日
時と乱数の組合わせなどを用いることができる。
【0015】また、検査用データの変更のタイミングと
しては、所定回数毎に行うものであってもよい。この場
合には、検査用データとして、時間(時分)、日付と時
間、時間と乱数、日付と時間と乱数などの組み合わせを
用いることができる。
【0016】さらに、検査用データの変更のタイミング
としては、所定時間毎及び所定回数毎に行うものであっ
てもよい。この場合にも、検査用データが同じにならな
いように日付、時間及び乱数などの組み合わせによって
発生させたデータを用いることができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の磁気ヘッドの検査方法であって、前記記録ヘッドによ
って前記帯状磁性材料に記録される検査用データを、前
記記録ヘッドによって前記帯状磁性材料に書き込む毎に
変更することを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の発明では、検査用データ
を随時変更している。これによって、一つの帯状磁性材
料を繰り返し検査しても、前回記録した検査用データを
誤って今回のデータとして読み込んでしまうのを確実に
防止することができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3の何れかに記載の磁気ヘッドの検査方法であっ
て、前記検査用データが書き込まれる前記帯状磁性材料
の搬送方向に沿った長さが、前記帯状磁性材料の搬送方
向に沿った前記記録ヘッドによる記録位置と前記読取ヘ
ッドによる読取位置との間隔よりも短いことを特徴とす
る。
【0020】この請求項4に記載の発明では、帯状磁性
材料に記録した検査用データの先端が読取ヘッドによる
磁気情報の読み取り位置に達するまでに記録ヘッドによ
る検査用データの記録が終了するように、検査用データ
のデータ量を設定する。これによって、記録ヘッドと読
取ヘッドとが同時に作動するのを防止できるので、記録
ヘッドと読取ヘッドが接近して配置されていても記録ヘ
ッドから漏れる磁気が読取ヘッドの動作に影響を及ぼし
てしまうことがなく、正確なデータの読み取りが可能と
なる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図3には、フィルムキャ
リア10を示している。このフィルムキャリア10は、
図示しないプリンタプロセッサのプリンタ部等の写真プ
リンタに取り付けられ、写真フィルム(以下、一例とし
て「ネガフィルム12」とする)の各画像コマに記録さ
れている画像を印画紙に焼付けるのに用いられる。な
お、プリンタプロセッサは、ネガフィルム12の画像を
焼付けた印画紙を発色現像液、漂白定着液、リンス液
(水洗水)等による処理液処理及び乾燥処理を行い、こ
の後、この印画紙を画像毎に切断して写真プリントとし
て仕上げる。
【0022】図5(A)及び図5(B)に示されるよう
に、このフィルムキャリア10に装着されるネガフィル
ム12は、リーダ部14、画像記録部16及びテール部
18によって構成され、画像記録部16に撮影等によっ
て画像が記録された画像コマ16Aが形成される。ま
た、このネガフィルム12は、テール部18がカートリ
ッジ20のスプール軸22に係止されてスプール軸22
に層状に巻き取られてカートリッジ20に収容される。
【0023】ネガフィルム12の画像記録部16には、
幅方向の一端に長手方向に沿って所定間隔でパーフォレ
ーション24が形成され、このパーフォレーション24
から各画像コマ16Aの位置を知ることができるように
なっている。また、リーダ部14、テール部18の画像
記録部16側には、アラウンドパーフォレーション14
A、18Aがそれぞれ設けられ、さらに、テール部18
には、ネガフィルム12の後端位置を示すデタッチパー
フォレーション18Bが形成され、リーダ部14の先端
部にはノッチ14Bが形成されている。
【0024】このネガフィルム12は、一方の面の全面
に略透明な磁性材料が塗布されて磁気記録層が形成され
た帯状磁性材料となっており、リーダ部14からテール
部16に掛けた非画像コマ部分(画像コマ16A以外の
部分)となる幅方向の両端部が磁気記録領域として用い
られる(以下「磁気トラック26」と言う)。この磁気
トラック26には、ネガフィルム12に関する情報、各
画像コマ16Aの画像の撮影時の情報、各画像を印画紙
へ焼付けるときの情報等が記録されるようになってい
る。
【0025】また、図7(A)及び図7(B)に示され
るように、ネガフィルム12のリーダ部14には、画像
記録部16側に画像記録部16と同様の磁気トラック2
6が設けられている(テール部18側にも磁気トラック
26が設けられているが図示及び説明は省略する)。こ
のリーダ部14の磁気トラック26には、ネガフィルム
12に関する情報が記録される。
【0026】一方、このネガフィルム12では、リーダ
部14の先端及びテール部18の後端に損傷等が生じて
先端の形状やノッチ14B、デタッチパーフォレーショ
ン14Bやテール部18に設けられたスプール軸22と
の係合孔等が変形したり破損したときには、先端及び後
端のそれぞれを所定の長さまで切断することができるよ
うになっている。例えば図7(B)に示されるように、
リーダ部14では、先端から所定の長さ範囲内で切断し
て、残った先端をノッチ14Bを含めて元の形状に加工
することにより、ネガフィルム12の処理に支障が生じ
ることがないようにできる。
【0027】すなわち、ネガフィルム12のリーダ部1
4では、磁気トラック26Bから先端までの最低寸法Y
1 が確保されていればよい。これにより、例えば1回の
切断寸法Y2 を14mmとしたときに、2回までリーダ部
14の先端を切断し加工することができるようになって
いる。なお、図7(A)に示す寸法Y3 は、リーダ部1
4の磁気トラック26の端から最初(製品出荷時、切断
加工前)の先端までの長さとしている(Y3 =Y2 ×2
+Y1 )。
【0028】図1から図3に示されるように、このネガ
フィルム12が装着されるフィルムキャリア10は、台
座30、カートリッジ装填部32、フィルム収容部34
及び台座30の上面を覆うカバー36を備えている。ま
た、この台座30の上面には、カートリッジ装填部32
とフィルム収容部34を連結する搬送路38が形成され
ている。この搬送路38は、通常、カバー36に覆われ
ている。
【0029】カートリッジ装填部32には、現像済みの
ネガフィルム12を収容しているカートリッジ20が装
着され、モータ40(図2参照)の駆動によってスプー
ル軸22を回転させてカートリッジ20からネガフィル
ム12を搬送路38へ送り出す。また、カートリッジ装
填部32では、モータ40の逆転駆動によってスプール
軸22にネガフィルム12を巻き取らせてカートリッジ
20に収容するようになっている。なお、カートリッジ
装填部32では、未現像のネガフィルム12を引き出し
て感光させることがないように、カートリッジ20内に
収容しているネガフィルム12が現像済みであるか否か
を確認してから搬送路38へ送り出すようにしている。
【0030】搬送路38には、台座32とカバー36と
に対で設けられてそれぞれがネガフィルム12を挟持す
るフィードローラ42A、42B、42C、42Dがカ
ートリッジ装填部32とフィルム収容部34の間に順に
配置されている。これらのフィードローラ42A〜42
Dは、モータ44(図2参照)の駆動によって回転し、
挟持したネガフィルム12をカートリッジ20からの引
き出し方向(図中の矢印A方向)及びカートリッジ20
への引き戻し方向(矢印A方向と反対方向)へ搬送す
る。
【0031】図3に示されるように、フィルム収容部3
4には、巻取軸50とガイド46、48及びそれぞれの
ガイド46、48の先端に回転自在に取り付けられたガ
イドローラ52が設けられている。このフィルム収容部
34では、搬送路38を経て送り込まれたネガフィルム
12をガイド46、48によって巻取軸50とガイドロ
ーラ52の間へ案内して挟持させて、ネガフィルム12
を巻取軸50に巻き取らせる。これにより、フィルム収
容部34では、カートリッジ20から引き出したネガフ
ィルム12が巻癖等によって絡まって損傷してまうのを
防止しながら一時的に収容する。
【0032】このフィルムキャリア10には、搬送路3
8の中央部でフィードローラ42Bとフィードローラ4
2Cの間に焼付け用の開口54が形成されている。この
開口54には、台座30の下方に配置された図示しない
焼付け用の光源から光線が照射されるようになってい
る。このため、開口54にネガフィルム12の画像コマ
16Aを配置することにより、光源からの光線がネガフ
ィルム12の画像コマ16Aの画像に応じて透過して印
画紙に結像され、印画紙に画像が焼付けられる。なお、
台座30とカバー36の間にはネガ圧着板56が設けら
れており、このネガ圧着板56は、開口54の周縁との
間で開口54に位置決めされたネガフィルム12の画像
の周囲を均一に押さえて、印画紙に焼付ける画像に歪み
等が生じないようにしている。
【0033】一方、図2及び図3に示されるように、フ
ィルムキャリア10には、磁気ヘッド部58、センサ部
60が設けられている。磁気ヘッド部58は、ネガフィ
ルム12の幅方向の両端部のそれぞれに対応して設けら
れ、磁気情報を記録するための記録ヘッド62と、磁気
情報を読み取るための読取ヘッド64とがカバー36に
取り付けられている。台座30には、記録ヘッド62及
び読取ヘッド64のそれぞれにネガフィルム12を密着
させるバックアップローラ66が設けられている。
【0034】また、センサ部60は、それぞれが投光部
68と受光部70が対で設けられたセンサ72、74を
備えている。
【0035】図4に示されるように、フィルムキャリア
10には、図示しないCPU、RAM、ROM等によっ
て構成されるマイクロコンピュータを備えたコントロー
ラ80が設けられている。磁気ヘッド部58の記録ヘッ
ド62、読取ヘッド64及びセンサ部60のセンサ7
2、74は、モータ40、44及び操作スイッチ76
(図1参照)等と共にコネクタ78を介してコントロー
ラ80に接続されている。このコントローラ80は、ネ
ガフィルム12に記録された画像を印画紙へ焼付けると
きに、フィルムキャリア10の制御を行う。
【0036】図6に示されるように、磁気ヘッド部58
は、搬送路38の開口54とカートリッジ装填部32と
の間に配置されている。これらの磁気ヘッド部58の記
録ヘッド62は、ネガフィルム12の何れかの画像コマ
16Aを開口54に位置決めしたときに、開口54のカ
ートリッジ装填部32側(図6の紙面左側)で互いに隣
接する画像コマ16Aの間となるように取り付けられ、
読取ヘッド64は、この記録ヘッド62の開口54側に
取り付けられている。
【0037】これにより、フィルムキャリア10では、
ネガフィルム12をコマ送りせずに一定速度で搬送する
ときに記録ヘッド62と読取ヘッド64による磁気トラ
ック26への磁気情報の記録及び読み取りが可能となっ
ており、ネガフィルム12の各画像を開口54へ順に位
置決めしながらネガフィルム12をコマ送りするとき
に、各磁気トラック26が記録ヘッド62に接触しなが
ら一定速度で移動するため、記録ヘッド62による磁気
トラック26への磁気情報の記録が可能となっている。
【0038】なお、フィルムキャリア10では、カート
リッジ20からネガフィルム12を引き出してフィルム
収容部34の巻取軸50に巻き取るときにネガフィルム
12を一定速度で搬送して、フィルム収容部34からカ
ートリッジ20へネガフィルム12を巻き戻すときにコ
マ送り搬送して各画像コマ16Aに記録されている画像
が印画紙へ焼付けられるようにしている。
【0039】センサ部60のセンサ72、74は、開口
54と磁気ヘッド部58との間に配置されている。これ
らのセンサ72、74は、投光部68または受光部70
の何れか一方がカバー36に設けられ、他方が台座30
に設けられている。
【0040】センサ72は、搬送路38の幅方向の両端
部に対向して配置されており、投光部68から照射した
光がネガフィルム12を透過して受光部70に達してい
るか否かからネガフィルム12に形成されているパーフ
ォレーション24、アラウンドパーフォレーション14
A、18A、ノッチ14B、デタッチパーフォレーショ
ン18Bと共に、ネガフィルム12の先端及び後端を検
出でき、また、ネガフィルム12の幅方向の端部にバー
コード化されたDXコード等の光学情報が記録されてい
るときに、この光学情報の読み取りに用いられる。セン
サ74は、搬送路38の幅方向に沿って配置されてお
り、搬送路38を通過するネガフィルム12の画像検出
用となっている。
【0041】フィルムキャリア10では、センサ72、
74の検出位置と記録ヘッド62がネガフィルム12と
接触するヘッド位置P1 との距離を間隔寸法L2 として
いる。また、このフィルムキャリア10は、読取ヘッド
64がネガフィルム12から磁気情報を読取るときの接
触位置であるヘッド位置P2 と記録ヘッド62のヘッド
位置P1 との距離をヘッドギャップ寸法L1 としてい
る。また、フィルムキャリア10では、通常、ネガフィ
ルム12に記録された磁気情報の読み取りと、ネガフィ
ルム12への磁気情報の記録を別々のタイミングで行う
ようにして、記録ヘッド62と読取ヘッド64を接近さ
せて配置し、磁気ヘッド62と読取ヘッド64を大きく
離すことによりフィルムキャリア10が大型化してしま
うのを防止している。すなわち、フィルムキャリア10
では、記録ヘッド62が動作しているときに発する磁気
が読取ヘッド64の作動に影響を及ぼすことがないよう
にして、ヘッドギャップ寸法L1 を小さくして記録ヘッ
ド62と読取ヘッド64を接近させて配置できるように
している。なお、フィルムキャリア10では、一例とし
てヘッドギャップ寸法L1 を13mmに設定している。
【0042】フィルムキャリア10では、カートリッジ
20からネガフィルム12を引き出すときに、ネガフィ
ルム12に記録されている光学情報、ネガフィルム12
の磁気トラック26に記録されている磁気情報をセンサ
部60のセンサ72、磁気ヘッド部58の読取ヘッド6
4によって読み取ってプリンタプロセッサへ出力し、こ
れらの情報から各画像の露光条件、露光サイズ等の設定
が可能となるようにしている。
【0043】ところで、フィルムキャリア10のコント
ローラ80は、カートリッジ20からネガフィルム12
を引き出すときのネガフィルム12の磁気トラック26
に記録されている磁気情報の読み取りに先立って、記録
ヘッド62と読取ヘッド64が正常に動作しているかを
検査するようになっている。
【0044】この記録ヘッド62と読取ヘッド64の検
査は、カートリッジ20から引き出したネガフィルム1
2の先端をセンサ72によって検出すると、予め設定し
た検査用データをネガフィルム12に記録する。次にこ
の検査用データが記録された領域が読取ヘッド64に対
向したときに、読取ヘッド64によってネガフィルム1
2に記録されているデータの読み取りを行い、この読取
ヘッド64によって読み取ったデータを検査用データと
比較し、記録ヘッド62と読取ヘッド64の双方が正常
に作動しているかを判定するようになっている。すなわ
ち、フィルムキャリア10は、リーダ部14の所定の位
置を検査用トラック28として使用し、ネガフィルム1
2の処理に先立って、磁気ヘッド部58の記録ヘッド6
2と読取ヘッド64を動作状態を検査するようにしてい
る。
【0045】この検査用トラック28は、ネガフィルム
12の磁気トラック26に記録されている情報を損なう
ことがなく、この磁気トラック26より先に記録ヘッド
62と読取ヘッド64と接触するリーダ部14に設ける
ようにしている。また、この検査用トラック28は、セ
ンサ72がネガフィルム12の先端(リーダ部14の先
端)を検出したときに、記録ヘッド62が接触している
位置(先端から間隔寸法L2 の位置)から磁気トラック
26の先端までの空き領域90に設けるようにしてい
る。なお、図7(A)に示される空き領域90では、距
離X4 だけリーダ部14の磁気トラック26から離して
いる。
【0046】また、ネガフィルム12のリーダ部14
は、切断されて短くなる可能性があるため、リーダ部1
4が短くなったときでも、検査用トラック28がリーダ
部14の磁気トラック26に重なることがないように、
検査用データの書き込み開始位置P4 及び検査用データ
のデータ量によって決まるトラック長X2 を設定してい
る。
【0047】このため、図7(A)に示されるように、
フィルムキャリア10では、カートリッジ20から引き
出されたネガフィルム12の先端をセンサ72によって
検出してから長さX1 だけ搬送し、ネガフィルム12の
先端から距離X3 (X3 =X 1 +L2 )の位置が記録ヘ
ッド62のヘッド位置P1 に対向したときに、記録ヘッ
ド62による検査用データの記録を開始する(開始位置
4 )。
【0048】また、検査用データのデータ量、すなわち
検査用トラック28のトラック長X 2 は、X2 <L1
としてネガフィルム12上の開始位置P4 が読取ヘッド
64のヘッド位置P2 に達する前に検査用データの記録
が終了するようにし、記録ヘッド62による検査用デー
タの記録途中で、読取ヘッド64が検査トラック28か
らのデータの読み取りを開始してしまうのを防止してい
る。
【0049】これらの値は、リーダ部14の最低寸法Y
1 =66.1mm、距離X4 =6mm、センサ72と記録ヘ
ッド62の間隔寸法L2 =38.8mmとしたときに、ネ
ガフィルム12の先端からの距離X3 =45mmとすれ
ば、充分な余裕を持ってトラック長X2 が13mm以下
(X2 <L1 )の検査用データの記録が可能となる。
【0050】図8(A)及び図8(B)のそれぞれに
は、検査用データの一例を示している。図8(A)に示
される検査用データは、それぞれ16bitsのスタート信
号SSと終了信号ESの間に8bitsの検査信号VSを配
置した信号構成を3回繰り返すように設定したものであ
る。この検査用データのデータ量は120bitsであり、
この検査用データが必要とするトラック長X2 は6mmと
なる。
【0051】また、図8(B)に示される検査用データ
は、スタート信号SSと終了信号ESの間に16bitsの
検査信号VSを配置した信号構成を2回繰り返すように
設定したものである。この検査用データのデータ量は9
6bitsとなり、このデータが必要とするトラック長X2
は、4.8mmとなる。
【0052】これらの検査用データが必要とするトラッ
ク長X2 は、記録ヘッド62と読取ヘッド64との間の
ギャップ寸法L1 (13mm)の半分以下であるため、ネ
ガフィルム12の幅方向の両側に配置した記録ヘッド6
2で2回ずつ又は、それぞれの記録ヘッド62で交互に
1回ずつ検査用データを記録することができる。
【0053】また、検査信号VSは、日付、時間、通し
番号、乱数及びこれらの組み合わせを用いて、同じ検査
信号VSが発生することがないか、発生する確率が極め
て低くなるように設定し、例えば1日毎、所定時間毎、
所定回数の検査を行う毎などの予め設定した所定のタイ
ミング変更するようにしている。なお、以下の説明で
は、一例として磁気ヘッド58の検査を行う毎、すなわ
ち、フィルムキャリア10でネガフィルム12の処理を
行う毎に変更するようにしている。
【0054】なお、図8(A)に示される検査用データ
において、例えば最初と最後の検査信号VS1 、VS3
については乱数を発生させて設定し、中間の検査信号V
2は日付、時刻に基づいて設定するようにしてもよ
く、また、それぞれの検査信号VS1 、VS2 、VS3
を別々に設定する等の種々の生成方法を用いることがで
きる。
【0055】なお、図1乃至図3に示されるように、フ
ィルムキャリア10には、カートリッジ装填部32にフ
ィルム挿入口86が設けられ、フィルム収容部34にフ
ィルム排出口88が設けられており、カートリッジ20
に収容されていない所謂ストリップスのネガフィルム1
2の処理も可能となっている。
【0056】次に本実施形態の作用を説明する。フィル
ムキャリア10は、カートリッジ装填部32にカートリ
ッジ20が装填されて、ネガフィルム12の露光作業の
開始が指示されると、モータ40、44を駆動させて、
カートリッジ20からネガフィルム12を引き出し、一
定速度で搬送しながらフィルム収容部34へ送り込む。
このとき、フィルムキャリア10では、磁気ヘッド部5
8の読取ヘッド64によって、ネガフィルム12の磁気
トラック26に記録されている磁気情報を読み込むと共
に、ネガフィルム12に記録されている光学情報を読み
込み、プリンタプロセッサへ出力する。
【0057】次にフィルムキャリア10では、モータ4
0、44を逆転駆動してフィルム収容部34からネガフ
ィルム12を引き出して、コマ送り搬送しながらカート
リッジ20へ巻き取る。このとき、ネガフィルム12の
各画像コマ16Aが、開口54に位置決めされて、印画
紙に画像が焼付けられる。これと共に、コントローラ8
0は、記録ヘッド62によって焼付けが終了した画像に
対応する磁気情報を磁気トラック26へ記録する。
【0058】ところで、フィルムキャリア10では、ネ
ガフィルム12に記録された画像の印画紙への露光に先
立って、磁気ヘッド部58の記録ヘッド62及び読取ヘ
ッド64の動作状態を検査している。図9には、このコ
ントローラ80による磁気ヘッド部58の検査の一例を
示しており、以下、このフローチャートを参照しながら
説明する。なお、このフローチャートに基づく検査は、
ネガフィルム12の搬送幅方向の両側に設けられた磁気
ヘッド部58のそれぞれについて実行される。
【0059】このフローチャートは、フィルムキャリア
10に新たなカートリッジ20が装着されると実行さ
れ、最初のステップ100では、乱数を発生させて検査
信号VSを設定し、検査用データを決定する。次のステ
ップ102では、モータ40、44を駆動してカートリ
ッジ20からのネガフィルム12の引き出しを開始した
かを確認する。カートリッジ20からのネガフィルム1
2の引き出しが開始されたことを検出すると(ステップ
102で肯定判定)、ステップ104へ移行して、記録
ヘッド62へ磁気記録層の磁気を消去する直流電圧を印
加する。
【0060】次のステップ106では、センサ72がカ
ートリッジ20から引き出されたネガフィルム12の先
端を検出したかを判定する。なお、フィルムキャリア1
0では、予め設定した一定時間経過してもセンサ72に
よってネガフィルム12を検出しなければ、カートリッ
ジ20からのネガフィルム12の引き出し不良として処
理を中断する。
【0061】センサ72によってネガフィルム12の先
端を検出すると(ステップ106で肯定判定)、次のス
テップ108では、ネガフィルム12が長さX1 だけ搬
送されて、検査用データの記録を開始する開始位置P4
が、記録ヘッド62のヘッド位置P1 に達したかを確認
する。ここで、ネガフィルム12の先端を検出してから
ネガフィルム12が長さX1 だけ搬送され(ステップ1
08で肯定判定)、ネガフィルム12の先端からの距離
3 の位置が、記録ヘッド62に対向すると、次にステ
ップ110で、記録ヘッド62によってネガフィルム1
2の磁気記録層への検査用データの記録を開始する。こ
れによって、ネガフィルム12には、検査用データが記
録された検査用トラック28が形成される。このとき、
ネガフィルム12上の開始位置P4 は、読取ヘッド64
のヘッド位置P2 に達していないため、読取ヘッド26
による磁気情報の読み取りは開始されていない。
【0062】この検査用データの記録が終了すると、ス
テップ112でリーダ部14の一定位置(例えば空き領
域90の磁気トラック26側の端部)まで磁気記録層の
磁気の消去を行うように、再度、記録ヘッド62に直流
電圧を印加する。
【0063】これと共に、ステップ114では、読取ヘ
ッド64によるネガフィルム12からの磁気情報(デー
タ)の読み取りを行う。このとき、記録ヘッド62で
は、検査用データの記録が終了しているので、記録ヘッ
ド62が検査用データを記録するときに発する磁気が読
取ヘッド64の読み取るデータに影響を及ぼすことがな
く、ネガフィルム12の検査用トラック28に記録され
ているデータの正確な読み取りが可能となっている。
【0064】この読取ヘッド64で検査用トラック28
からのデータの読み込みが終了すると、次のステップ1
16では、検査用データと読取ヘッド64によって読み
取ったデータを比較し、検査用データと読取ヘッド64
によって読み取ったデータが一致するかを判定し(ステ
ップ118)、一致していたとき(肯定判定)には、こ
の磁気ヘッドの検査ルーチンを終了する。
【0065】フィルムキャリア10では、磁気ヘッドの
検査が終了すると、一定速度で搬送しているネガフィル
ム12の磁気トラック26から、読取ヘッド64による
磁気情報の読み込みを開始して、ネガフィルム12の処
理を続行する。
【0066】一方、検査用データと読取ヘッド64によ
って読み取ったデータとが一致しなかったときには、ス
テップ118で否定判定されて、ステップ120へ移行
する。このステップ120では、アラーム等を発するな
どして、磁気ヘッド部58の作動に異常が発生している
ことを報知して、このネガフィルム12の処理の中止を
促す。
【0067】フィルムキャリア10では、磁気ヘッド部
58の検査ルーチンで、処理の中止が決定されると、ネ
ガフィルム12の磁気トラック26からの磁気情報の読
み込みを中止して、モータ40、44を逆転駆動してカ
ートリッジ20から引き出しているネガフィルム12を
カートリッジ20へ巻き戻す等の処理を行う。
【0068】記録ヘッド62によってネガフィルム12
に記録した検査用データと、読取ヘッド64によってネ
ガフィルム12から読み込んだ検査用データに相当する
データを比較し、一致しなかったときの原因としては、
記録ヘッド62又は読取ヘッド64の何れか少なくとも
一方のヘッドの汚れ、ヘッドの内部のコイルの断線等の
故障、などが考えられ、何れにしても、ネガフィルム1
2の磁気トラック26からの正確な磁気情報の読み取り
又は、ネガフィルム12の磁気トラック26への磁気情
報の記録が困難な状態となっている。これのみならず、
記録ヘッド62又は読取ヘッド64に付着した汚れがネ
ガフィルム12の表面を傷めたり、記録ヘッド62の動
作不良によってネガフィルム12に記録されている磁気
情報を損ねてしまう恐れがある。
【0069】このような磁気ヘッド部58の不具合を、
ネガフィルム12の処理に先立って検査することによ
り、フィルムキャリア10でのネガフィルム12の適切
な処理の進行、ネガフィルム12の損傷等を未然に防止
することができる。
【0070】また、記録ヘッド62と読取ヘッド64に
よって互いに適切に動作しているかを確認するようにし
ているため、例えば読取ヘッド64とは別に記録ヘッド
62によって記録した磁気情報を読み取って記録ヘッド
62の作動状態を確認する読取ヘッドを設ける必要がな
い。これと共に、検査用データを記録した検査用トラッ
ク28のトラック長X2 を記録ヘッド62と読取ヘッド
64の間隔であるヘッドギャップ寸法L1 より短く設定
しているため、フィルムキャリア10の小型化の妨げと
なることがない。すなわち、フィルムキャリア10の記
録ヘッド62と読取ヘッド64の間隔を狭めて小型化し
たときでも、ヘッドギャップ寸法L1 より検査用トラッ
ク28のトラック長X2 が短くなるように検査用データ
のデータ量を設定することにより、読取ヘッド64がデ
ータを読取るときに記録ヘッド62から発生される磁気
の影響を受けることがなく、正確なデータの読み取りが
可能となる。
【0071】さらに、記録ヘッド62が故障してデータ
の記録が不可能であり、かつ、以前にこのネガフィルム
12に形成した検査用データが残っていると、以前の検
査用データを読取ヘッド64によって読取る可能性があ
り、以前の検査用データと今回の検査用データが同じで
あれば、磁気ヘッド部58が正常に動作していると判断
してしまう。これに対して、フィルムキャリア10で
は、ネガフィルム12の処理を行う毎に乱数、又は乱数
と日付等を用いて検査用データを生成し、以前の検査用
データと異なる検査用データを用いることにより、記録
ヘッド62と読取ヘッド64が適切に作動しているかを
その都度正確に判断することができる。
【0072】このような検査に用いる検査用データは、
乱数に限らず、検査用データを生成するときの日付、日
付と時間や時間と通し番号及びこれらと乱数の組み合わ
せやこれらの組み合わせに基づいて発生させた乱数等を
用いて生成することができる。
【0073】以上の説明では、ネガフィルム12を処理
する毎に検査用データを生成したが、検査用データの生
成及び変更はこれに限るものではない。すなわち、記録
ヘッド62及び読取ヘッド64には、ネガフィルム12
の処理によって付着して徐々に堆積するものであり、こ
のような汚れによる記録ヘッド62ないし読取ヘッド6
4の誤動作、動作不能は、急に発生するものではなく、
付着している汚れが徐々に多くなるにつれて発生し易く
なるものである。このことを考えると、1回の検査毎に
検査用データを変更するまでもない。
【0074】このことから、検査用データは、所定回数
毎に変更するものであってもよい。この場合、コントロ
ーラ80にカウンタ機能を合わせ持たせ、カウンタによ
ってネガフィルム12の処理回数(検査回数)をカウン
トし、このカウント値が予め設定した値に達したときに
検査用データを変更すればよい。このとき、検査用デー
タは、年月日等の日付、時間(時分又は時分と秒)、日
付と時間や、これらと通し番号や乱数との組み合わせ、
日付、時間、日付と時間に基づいて発生させた乱数等を
用いることができる。
【0075】また、検査用データは、1日や一定の時間
などの所定時間毎に変更するものであってもよい。例え
ば1日毎に変更するときには、フィルムキャリア10の
一日の処理の開始に先立って検査用データを生成すれば
よい。一定時間毎に検査用データを変更するときには、
コントローラ80によって経過時間を計測し、この計測
時間が、例えば1時間経過する毎、2時間経過する毎な
ど所定の時間経過する毎に行えばよい。
【0076】このように所定時間毎に検査用データを変
更するときの検査用データは、日付、日付と時間、日付
と乱数、日付と時間と乱数及び日付、日付に基づいて発
生させた乱数、日付と時間に基づいて発生させた乱数等
を用いることができる。
【0077】さらに検査用データを変更するタイミング
としては、経過時間と処理量の組み合わせによって変更
するものであってもよい。この場合は、ネガフィルム1
2の処理回数のカウントと経過時間の計測を行う、何れ
か一方が所定値(所定時間)に達したときに検査用デー
タを変更する。これによって、フィルムキャリア10で
短時間に多量のネガフィルム12を処理したときに、ネ
ガフィルム12の多量処理により記録ヘッド62と読取
ヘッド64の汚れに対応することができる。なお、以上
説明したフィルムキャリア10は、本発明の適用を限定
するものではない。本実施の形態では、ネガフィルム1
2に記録された画像を印画紙へ焼付けるときに、ネガフ
ィルム12を装着するフィルムキャリア10に用いて説
明したが、これに限らず、ネガフィルムの検定作業や、
1本分のネガフィルムに記録された画像をマトリックス
状に配置したインデックスプリントを作成するインデッ
クスプリンタに用いられてネガフィルム12の画像を読
み込むスキャナやアナライザ及び、ネガフィルム12に
記録された画像をディスプレイ等に表示するテレビフォ
トプレーヤー等に、ネガフィルム12への磁気情報の記
録及び読み取りのための記録ヘッドと読取ヘッドを設け
ているときには、これらの記録ヘッドと読取ヘッドの検
査に用いることができ、かつ記録ヘッドと読取ヘッドが
適切に動作可能かを簡単に検査することができる。
【0078】また、本実施形態では、帯状磁性材料とし
てネガフィルム12を適用して説明したが、帯状磁性材
料としては、ビデオテープ、カセットテープ等があり、
これらに対して磁気情報の記録及び読み取り用に設けた
記録ヘッドと読取ヘッドの検査に本発明を適用すること
ができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の磁気ヘッド
の検査方法では、磁気ヘッドによって帯状磁性材料への
磁気情報の記録又は帯状磁性材料からの磁気情報の読み
取りに先立って、記録ヘッドと読取ヘッドの検査を行う
ため、磁気情報の正確な記録、記録されている磁気情報
の正確な読み取りが可能となる。
【0080】また、本発明では、所定のタイミングで検
査用データを変更するため、前回記録した検査用データ
を誤って今回の検査用データとして読み込んでしまうこ
とがなく、記録ヘッドと読取ヘッドの作動を適切に検査
することができる。
【0081】さらに、本発明では、記録ヘッドと読取ヘ
ッドとを分けて動作させるため、記録ヘッドが検査用デ
ータを記録するときの磁気が読取ヘッドの動作に悪影響
を及ぼしてしまうのを防止することができ、記録ヘッド
と読取ヘッドとが適切に作動しているかを正確に検査す
ることができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフィルムキャリアを示す斜視
図である。
【図2】フィルムキャリアの台座を示す概略平面図であ
る。
【図3】ネガフィルムの搬送方向に沿って切断したフィ
ルムキャリアの概略断面図である。
【図4】フィルムキャリアの制御部を示すブロック図で
ある。
【図5】(A)は帯状磁性材料として適用したネガフィ
ルムを示す概略平面図、(B)はネガフィルムを収容す
るカートリッジの概略平面図である。
【図6】搬送路上の開口とセンサ及び磁気ヘッド部の位
置関係を示す概略平面図である。
【図7】(A)はネガフィルムのリーダ部を示す要部平
面図、(B)は先端部が切断されたリーダ部を示す要部
平面図である。
【図8】(A)、(B)はそれぞれ記録ヘッドによって
書き込む検査用データの例を示すフレーム構成図であ
る。
【図9】磁気ヘッドの検査の一例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 フィルムキャリア 12 ネガフィルム(帯状磁性材料) 14 リーダ部 16 画像記録部 26 磁気トラック 28 検査用トラック 58 磁気ヘッド部 62 記録ヘッド 64 読取ヘッド 72 センサ 80 コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される帯状磁性材料に磁気情報を記
    録する記録ヘッドとこの帯状磁性材料から磁気情報の読
    み取りを行う読取ヘッドとが対で設けられた磁気ヘッド
    の検査方法であって、前記帯状磁性材料の処理に先立っ
    て前記記録ヘッドにより帯状磁性材料の搬送方向の先端
    部の所定の位置に記録した後、この記録ヘッドの前記帯
    状磁性材料の搬送方向下流側に配置した読取ヘッドによ
    って帯状磁性材料に記録したデータの読み取りを行い、
    この読み取ったデータと前記検査用データと比較するこ
    とにより前記記録ヘッドと前記読取ヘッドが適切に作動
    しているか否かを検査することを特徴とする磁気ヘッド
    の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドによって前記帯状磁性材
    料に記録する検査用データを、所定のタイミングで変更
    することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッドの検
    査方法。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドによって前記帯状磁性材
    料に記録される検査用データを、前記記録ヘッドによっ
    て前記帯状磁性材料に書き込む毎に変更することを特徴
    とする請求項2に記載の磁気ヘッドの検査方法。
  4. 【請求項4】 前記検査用データが書き込まれる前記帯
    状磁性材料の搬送方向に沿った長さが、前記帯状磁性材
    料の搬送方向に沿った前記記録ヘッドによる記録位置と
    前記読取ヘッドによる読取位置との間隔よりも短いこと
    を特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の磁
    気ヘッドの検査方法。
JP7241618A 1995-06-29 1995-09-20 磁気ヘッドの検査方法 Pending JPH0996897A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7241618A JPH0996897A (ja) 1995-07-21 1995-09-20 磁気ヘッドの検査方法
US08/666,740 US6223001B1 (en) 1995-06-29 1996-06-20 Method of checking magnetic heads, and film carrier

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-185745 1995-07-21
JP18574595 1995-07-21
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