JPH0997522A - 直流電力ケーブル - Google Patents
直流電力ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0997522A JPH0997522A JP25542795A JP25542795A JPH0997522A JP H0997522 A JPH0997522 A JP H0997522A JP 25542795 A JP25542795 A JP 25542795A JP 25542795 A JP25542795 A JP 25542795A JP H0997522 A JPH0997522 A JP H0997522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power cable
- dielectric breakdown
- weight
- insulator layer
- layer
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直流課電したときの直流課電時、Imp印
加時、極性反転時、直流逆極性インパルス重畳時の絶縁
破壊特性の優れた直流電力ケーブルを提供することを目
的とする。 【解決手段】導体外周に絶縁体層を有する直流電力ケー
ブルにおいて、少なくとも前記絶縁体層が、ベース樹脂
に有機蛍光体が必須成分として配合された樹脂組成物の
架橋体からなる。
加時、極性反転時、直流逆極性インパルス重畳時の絶縁
破壊特性の優れた直流電力ケーブルを提供することを目
的とする。 【解決手段】導体外周に絶縁体層を有する直流電力ケー
ブルにおいて、少なくとも前記絶縁体層が、ベース樹脂
に有機蛍光体が必須成分として配合された樹脂組成物の
架橋体からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム・プラスチッ
ク絶縁体層を有する直流電力ケーブルに関し、更に詳し
くは直流課電時、インパルス(以下、Impともいう)
印加時、極性反転時、直流逆極性インパルス重畳時の絶
縁破壊特性に優れたゴム・プラスチック絶縁直流電力ケ
ーブルに関する。
ク絶縁体層を有する直流電力ケーブルに関し、更に詳し
くは直流課電時、インパルス(以下、Impともいう)
印加時、極性反転時、直流逆極性インパルス重畳時の絶
縁破壊特性に優れたゴム・プラスチック絶縁直流電力ケ
ーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】電力送電用のゴム・プラスチック絶縁体
層を有する直流電力ケーブル(以下、単に電力ケーブル
という)は、通常、導体の外周に、内部半導電層および
絶縁体層を設けたケーブルコア、または内部半導電層、
絶縁体層および外部半導電層を設けたケーブルコアを有
する。
層を有する直流電力ケーブル(以下、単に電力ケーブル
という)は、通常、導体の外周に、内部半導電層および
絶縁体層を設けたケーブルコア、または内部半導電層、
絶縁体層および外部半導電層を設けたケーブルコアを有
する。
【0003】これらの各層は、ベース樹脂、架橋剤、酸
化防止剤などをブレンドして所望の組成の樹脂組成物を
調整し、この樹脂組成物を押出機から導体の外周に押し
出し被覆した後、引き続き、加圧、加熱してベース樹脂
に配合された架橋剤を熱分解し、発生したラジカルでベ
ース樹脂を架橋して形成される。
化防止剤などをブレンドして所望の組成の樹脂組成物を
調整し、この樹脂組成物を押出機から導体の外周に押し
出し被覆した後、引き続き、加圧、加熱してベース樹脂
に配合された架橋剤を熱分解し、発生したラジカルでベ
ース樹脂を架橋して形成される。
【0004】絶縁体層のポリオレフィンに配合される架
橋剤、例えばジクミルパーオキサイドは、前記した架橋
処理の過程で熱分解してアセトフェノンなどの架橋分解
残渣を生成する。
橋剤、例えばジクミルパーオキサイドは、前記した架橋
処理の過程で熱分解してアセトフェノンなどの架橋分解
残渣を生成する。
【0005】このような架橋分解残渣は架橋絶縁体層の
体積固有抵抗を低下させ、高温における直流課電時の絶
縁破壊特性を低下させるとともに、絶縁体層に隣接する
半導電層などにおいて電荷が蓄積しやすくなって空間電
荷の形成を助長し、極性反転時や直流逆極性Imp重畳
時の絶縁破壊耐圧を著しく低下させるという問題があ
る。
体積固有抵抗を低下させ、高温における直流課電時の絶
縁破壊特性を低下させるとともに、絶縁体層に隣接する
半導電層などにおいて電荷が蓄積しやすくなって空間電
荷の形成を助長し、極性反転時や直流逆極性Imp重畳
時の絶縁破壊耐圧を著しく低下させるという問題があ
る。
【0006】従来より、極性反転時、直流逆極性インパ
ルス重畳時の絶縁破壊特性を向上させるために、絶縁体
層にカーボンまたは金属酸化物を配合したゴム・プラス
チック絶縁体層を有する直流電力ケーブルが提案されて
いる。しかし、このような電力ケーブルでは、極性反転
時、直流逆極性インパルス重畳時の絶縁破壊特性は改善
されるもののImp印加時の絶縁破壊特性は低下する傾
向があるという問題があった。
ルス重畳時の絶縁破壊特性を向上させるために、絶縁体
層にカーボンまたは金属酸化物を配合したゴム・プラス
チック絶縁体層を有する直流電力ケーブルが提案されて
いる。しかし、このような電力ケーブルでは、極性反転
時、直流逆極性インパルス重畳時の絶縁破壊特性は改善
されるもののImp印加時の絶縁破壊特性は低下する傾
向があるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するためになされたもので、直流印加時、Imp印
加時、極性反転時、直流逆極性インパルス重畳時の絶縁
破壊特性に優れたゴム・プラスチック絶縁直流電力ケー
ブルを提供することを目的とする。
解決するためになされたもので、直流印加時、Imp印
加時、極性反転時、直流逆極性インパルス重畳時の絶縁
破壊特性に優れたゴム・プラスチック絶縁直流電力ケー
ブルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明におい
ては、導体上に内部半導電層、絶縁体層、外部半導電層
が順次形成されているゴム・プラスチック絶縁直流電力
ケーブルにおいて、少なくとも前記絶縁体層が、ベース
樹脂に有機蛍光体が必須成分として配合された樹脂組成
物の架橋体からなることを特徴とする絶縁直流電力ケー
ブルを提供する。
ては、導体上に内部半導電層、絶縁体層、外部半導電層
が順次形成されているゴム・プラスチック絶縁直流電力
ケーブルにおいて、少なくとも前記絶縁体層が、ベース
樹脂に有機蛍光体が必須成分として配合された樹脂組成
物の架橋体からなることを特徴とする絶縁直流電力ケー
ブルを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における絶縁体層のベース
樹脂としては、ポリエチレンもしくはエチレン共重合体
など、具体的にはポリエチレン(低密度、中密度、高密
度、直鎖状低密度ポリエチレンなど)、エチレン−ビニ
ルアセテート系共重合体(エチレン−エチルアクリレー
ト系共重合体など)、エチレン−スチレン系共重合体、
エチレンプロピレンゴム、これらの単独、または2種以
上の混合物を用いることができる。
樹脂としては、ポリエチレンもしくはエチレン共重合体
など、具体的にはポリエチレン(低密度、中密度、高密
度、直鎖状低密度ポリエチレンなど)、エチレン−ビニ
ルアセテート系共重合体(エチレン−エチルアクリレー
ト系共重合体など)、エチレン−スチレン系共重合体、
エチレンプロピレンゴム、これらの単独、または2種以
上の混合物を用いることができる。
【0010】また、有機蛍光体としては、テルフェニ
ル、スチルベン誘導体、エオシン化合物などが挙げられ
る。
ル、スチルベン誘導体、エオシン化合物などが挙げられ
る。
【0011】有機蛍光体の配合量は絶縁体層のベース樹
脂100重量部に対して、0.01〜0.5重量部、さ
らに好ましくは0.05〜0.3重量部が適当である。
過少である場合には、絶縁破壊特性の有意な向上は認め
られず、絶縁体層の体積固有抵抗の低下の為に直流絶縁
破壊特性が低下する傾向がある。
脂100重量部に対して、0.01〜0.5重量部、さ
らに好ましくは0.05〜0.3重量部が適当である。
過少である場合には、絶縁破壊特性の有意な向上は認め
られず、絶縁体層の体積固有抵抗の低下の為に直流絶縁
破壊特性が低下する傾向がある。
【0012】架橋剤としては、ジクミルパーオキサイ
ド、t−ブチルクミルペルオキシドなどの有機過酸化物
が用いられる。架橋剤の配合量は、所望の架橋度に応じ
て調整されるが、ベース樹脂100重量部に対して0.
1〜10重量部程度が望ましい。配合量が0.1重量部
未満の場合には、ベース樹脂に均一に分散することが困
難になるため得られた絶縁体層の架橋度が低くなり、ま
た10重量部を越えると、得られる樹脂組成物の押出被
覆時に「焼け」が発生することがあり、絶縁体層の絶縁
破壊特性の低下の原因となる。
ド、t−ブチルクミルペルオキシドなどの有機過酸化物
が用いられる。架橋剤の配合量は、所望の架橋度に応じ
て調整されるが、ベース樹脂100重量部に対して0.
1〜10重量部程度が望ましい。配合量が0.1重量部
未満の場合には、ベース樹脂に均一に分散することが困
難になるため得られた絶縁体層の架橋度が低くなり、ま
た10重量部を越えると、得られる樹脂組成物の押出被
覆時に「焼け」が発生することがあり、絶縁体層の絶縁
破壊特性の低下の原因となる。
【0013】また樹脂組成物には、絶縁破壊特性を損な
わない範囲内で酸化防止剤、充填剤などの種々の特性改
良剤が配合されていてもよい。酸化防止剤としては、例
えば、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)、ビス[2−メチル−4−4(3−n−
アルキル(C12またはC14)チオプロピオニルオキ
シ)−5−t−ブチルフェニル]スルフィドなどが挙げ
られ、その配合量はベース樹脂100重量部に対して、
0.1〜1重量部、好ましくは0.1〜0.7重量部程
度である。
わない範囲内で酸化防止剤、充填剤などの種々の特性改
良剤が配合されていてもよい。酸化防止剤としては、例
えば、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)、ビス[2−メチル−4−4(3−n−
アルキル(C12またはC14)チオプロピオニルオキ
シ)−5−t−ブチルフェニル]スルフィドなどが挙げ
られ、その配合量はベース樹脂100重量部に対して、
0.1〜1重量部、好ましくは0.1〜0.7重量部程
度である。
【0014】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。断面積100mm2の導体上に、厚さ0.7mm
の内部半導電層、表1に示す配合割合の樹脂組成物を用
いた厚さ3.5mmの絶縁体層、厚さ0.7mmの外部
半導電層を三層同時に押出被覆してケーブルコアを作製
した。なお、半導電層にはエチレン−酢酸ビニル共重合
体100重量部に対してカーボンブラック60重量部、
ジクミルパーオキサイド1重量部、酸化防止剤(ノクラ
ック300)0.5重量部配合した半導電性樹脂組成物
を用いた。次いでケーブルコアを圧力10Kg/cm2、
温度270℃で、加圧加熱して樹脂の架橋反応を行わせ
た後、常法により金属遮蔽層およびシース層をそれぞれ
被覆形成して、電力ケーブルを得た。
する。断面積100mm2の導体上に、厚さ0.7mm
の内部半導電層、表1に示す配合割合の樹脂組成物を用
いた厚さ3.5mmの絶縁体層、厚さ0.7mmの外部
半導電層を三層同時に押出被覆してケーブルコアを作製
した。なお、半導電層にはエチレン−酢酸ビニル共重合
体100重量部に対してカーボンブラック60重量部、
ジクミルパーオキサイド1重量部、酸化防止剤(ノクラ
ック300)0.5重量部配合した半導電性樹脂組成物
を用いた。次いでケーブルコアを圧力10Kg/cm2、
温度270℃で、加圧加熱して樹脂の架橋反応を行わせ
た後、常法により金属遮蔽層およびシース層をそれぞれ
被覆形成して、電力ケーブルを得た。
【0015】得られた電力ケーブルについて、導体温度
が90℃になるように導体通電をしながら、以下の方法
で絶縁破壊試験を行い、絶縁破壊電圧を測定した。直流絶縁破壊電圧 :長さ8mの電力ケーブルを用意し、
スタート電圧を60kVとし10kV/10分でステッ
プアップ昇圧し絶縁破壊電圧を測定した。負極性Imp
絶縁破壊電圧:長さ8mの電力ケーブルを用意し、スタ
ート電圧を200kVとし、20kV/3回のステップ
アップで昇圧し絶縁破壊電圧を測定した。直流逆極性インパルス絶縁破壊電圧 :長さ8mの電力ケ
ーブルを用意し、スタート電圧を50kVとし、20k
V/3回のステップアップで昇圧し、絶縁破壊電圧を測
定した。この時、重畳する逆極性の直流電圧は35kV
/mmとした。架橋度:JIS C 3005に準拠す
る。
が90℃になるように導体通電をしながら、以下の方法
で絶縁破壊試験を行い、絶縁破壊電圧を測定した。直流絶縁破壊電圧 :長さ8mの電力ケーブルを用意し、
スタート電圧を60kVとし10kV/10分でステッ
プアップ昇圧し絶縁破壊電圧を測定した。負極性Imp
絶縁破壊電圧:長さ8mの電力ケーブルを用意し、スタ
ート電圧を200kVとし、20kV/3回のステップ
アップで昇圧し絶縁破壊電圧を測定した。直流逆極性インパルス絶縁破壊電圧 :長さ8mの電力ケ
ーブルを用意し、スタート電圧を50kVとし、20k
V/3回のステップアップで昇圧し、絶縁破壊電圧を測
定した。この時、重畳する逆極性の直流電圧は35kV
/mmとした。架橋度:JIS C 3005に準拠す
る。
【0016】
【表1】
【0017】
【0018】
【発明の効果】本発明の直流電力ケーブルは、絶縁体層
に有機蛍光体を所定量含有しているために、直流課電
時、Imp印加時、極性反転時、直流逆極性インパルス
重畳時の絶縁破壊特性がいずれも良好である。
に有機蛍光体を所定量含有しているために、直流課電
時、Imp印加時、極性反転時、直流逆極性インパルス
重畳時の絶縁破壊特性がいずれも良好である。
Claims (2)
- 【請求項1】 導体外周に絶縁体層を有する直流電力ケ
ーブルにおいて、少なくとも前記絶縁体層が、ベース樹
脂に有機蛍光体が必須成分として配合された樹脂組成物
の架橋体からなることを特徴とする直流電力ケーブル。 - 【請求項2】 有機蛍光体の配合量が、前記ベース樹脂
100重量部に対して、0.01〜0.5重量部である
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25542795A JPH0997522A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 直流電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25542795A JPH0997522A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 直流電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0997522A true JPH0997522A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17278622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25542795A Pending JPH0997522A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 直流電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0997522A (ja) |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP25542795A patent/JPH0997522A/ja active Pending
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