JPH099764A - 刈取収穫機の伝動構造 - Google Patents
刈取収穫機の伝動構造Info
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- JPH099764A JPH099764A JP16601695A JP16601695A JPH099764A JP H099764 A JPH099764 A JP H099764A JP 16601695 A JP16601695 A JP 16601695A JP 16601695 A JP16601695 A JP 16601695A JP H099764 A JPH099764 A JP H099764A
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- grain
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動支軸やパッカ等が回転困難な状態となっ
た場合でも、補助搬送装置では穀稈を姿勢乱れ少なく搬
送できる刈取収穫機の伝動構造を提供する。 【構成】 穀稈株元掻き込み用のパッカ8aの駆動支軸
25を刈取前処理部用支持フレーム38に縦軸芯周りで
回転可能に立設し、パッカ8aで後方に掻き込みされた
穀稈の株元を縦搬送装置10へ搬送する株元側搬送チェ
ーン装置18の従動スプロケット22を駆動支軸25に
摩擦板式トルクリミッタ21を介して連動連結するとと
もに、穀稈を係止しながらパッカ8a側に搬送する補助
搬送装置15を従動スプロケット22に連動連結してあ
る。
た場合でも、補助搬送装置では穀稈を姿勢乱れ少なく搬
送できる刈取収穫機の伝動構造を提供する。 【構成】 穀稈株元掻き込み用のパッカ8aの駆動支軸
25を刈取前処理部用支持フレーム38に縦軸芯周りで
回転可能に立設し、パッカ8aで後方に掻き込みされた
穀稈の株元を縦搬送装置10へ搬送する株元側搬送チェ
ーン装置18の従動スプロケット22を駆動支軸25に
摩擦板式トルクリミッタ21を介して連動連結するとと
もに、穀稈を係止しながらパッカ8a側に搬送する補助
搬送装置15を従動スプロケット22に連動連結してあ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈取前処理部に備えら
れた穀稈掻き込み用のパッカ等に対する刈取収穫機の伝
動構造に関する。
れた穀稈掻き込み用のパッカ等に対する刈取収穫機の伝
動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の刈取収穫機の伝動構造に
あっては、パッカで後方に掻き込みされた穀稈の株元を
縦搬送装置へ搬送する株元側搬送チェーン装置の従動ス
プロケットを、トルクリミッタを介してパッカの駆動支
軸に連動連結するとともに、穀稈を係止しながらパッカ
側に搬送する補助搬送装置はパッカ及びその駆動支軸と
一体駆動されるように設けていた。
あっては、パッカで後方に掻き込みされた穀稈の株元を
縦搬送装置へ搬送する株元側搬送チェーン装置の従動ス
プロケットを、トルクリミッタを介してパッカの駆動支
軸に連動連結するとともに、穀稈を係止しながらパッカ
側に搬送する補助搬送装置はパッカ及びその駆動支軸と
一体駆動されるように設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構造においては、パッカに穀稈搬送で詰まり等が生じて
パッカの回転駆動において過負荷状態になると、トルク
リミッタの働きで、従動スプロケットと駆動支軸との間
で伝動が断じられるようになっているため、パッカと一
体的に駆動される補助搬送装置も停止するものとなって
いた。
構造においては、パッカに穀稈搬送で詰まり等が生じて
パッカの回転駆動において過負荷状態になると、トルク
リミッタの働きで、従動スプロケットと駆動支軸との間
で伝動が断じられるようになっているため、パッカと一
体的に駆動される補助搬送装置も停止するものとなって
いた。
【0004】従って、上記従来構造のものにあっては、
過負荷状態ではパッカが不当に回転駆動されることが解
消されるものの、それと共に、補助搬送装置の駆動も停
止されるので、一時的な過負荷に対して停止した補助搬
送装置から搬送途中の穀稈が外れて倒れ込んでしまった
りする等穀稈の姿勢乱れが生じて、その穀稈を脱穀可能
な良好な姿勢で搬送することができなくなる等の不具合
があった。
過負荷状態ではパッカが不当に回転駆動されることが解
消されるものの、それと共に、補助搬送装置の駆動も停
止されるので、一時的な過負荷に対して停止した補助搬
送装置から搬送途中の穀稈が外れて倒れ込んでしまった
りする等穀稈の姿勢乱れが生じて、その穀稈を脱穀可能
な良好な姿勢で搬送することができなくなる等の不具合
があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、駆動支軸やパッカ等が回転困難な状態となっ
た場合でも、補助搬送装置では穀稈を姿勢乱れ少なく搬
送できる刈取収穫機の伝動構造の提供を目的とする。
であって、駆動支軸やパッカ等が回転困難な状態となっ
た場合でも、補助搬送装置では穀稈を姿勢乱れ少なく搬
送できる刈取収穫機の伝動構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる刈取収穫
機の伝動構造は、上記目的を達成するために、穀稈株元
掻き込み用のパッカの駆動支軸を刈取前処理部用支持フ
レームに縦軸芯周りで回転可能に立設し、前記パッカで
後方に掻き込みされた穀稈の株元を縦搬送装置へ搬送す
る株元側搬送チェーン装置の従動スプロケットを前記駆
動支軸に摩擦板式トルクリミッタを介して連動連結する
とともに、穀稈を係止しながら前記パッカ側に搬送する
補助搬送装置を前記従動スプロケットに連動連結してあ
ることを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・
効果は次の通りである。
機の伝動構造は、上記目的を達成するために、穀稈株元
掻き込み用のパッカの駆動支軸を刈取前処理部用支持フ
レームに縦軸芯周りで回転可能に立設し、前記パッカで
後方に掻き込みされた穀稈の株元を縦搬送装置へ搬送す
る株元側搬送チェーン装置の従動スプロケットを前記駆
動支軸に摩擦板式トルクリミッタを介して連動連結する
とともに、穀稈を係止しながら前記パッカ側に搬送する
補助搬送装置を前記従動スプロケットに連動連結してあ
ることを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・
効果は次の通りである。
【0007】
【作用】即ち、穀稈株元掻き込み用のパッカの駆動支軸
を刈取前処理部用支持フレームに縦軸芯周りで回転可能
に立設し、前記パッカで後方に掻き込みされた穀稈の株
元を縦搬送装置へ搬送する株元側搬送チェーン装置の従
動スプロケットを前記駆動支軸に摩擦板式トルクリミッ
タを介して連動連結するとともに、前記従動スプロケッ
トと、穀稈を係止しながら前記パッカ側に搬送する補助
搬送装置とを一体に連動連結してあるから、パッカ等が
過負荷状態となって、その回転が停止状態となっても、
補助搬送装置は従動スプロケットと共に回転駆動される
ことになるとともに、パッカ及び駆動支軸は、トルクリ
ミッタにより伝動停止状態となり、補助搬送装置での穀
稈の搬送が停止することなく継続してなされる。
を刈取前処理部用支持フレームに縦軸芯周りで回転可能
に立設し、前記パッカで後方に掻き込みされた穀稈の株
元を縦搬送装置へ搬送する株元側搬送チェーン装置の従
動スプロケットを前記駆動支軸に摩擦板式トルクリミッ
タを介して連動連結するとともに、前記従動スプロケッ
トと、穀稈を係止しながら前記パッカ側に搬送する補助
搬送装置とを一体に連動連結してあるから、パッカ等が
過負荷状態となって、その回転が停止状態となっても、
補助搬送装置は従動スプロケットと共に回転駆動される
ことになるとともに、パッカ及び駆動支軸は、トルクリ
ミッタにより伝動停止状態となり、補助搬送装置での穀
稈の搬送が停止することなく継続してなされる。
【0008】
【発明の効果】従って、ワラ等が巻き付く等の不具合に
よって、パッカ、駆動支軸等に過負荷が加わったときに
は、トルクリミッタによって、従動スプロケットが駆動
支軸に対してスリップするように構成されているので、
補助搬送装置は継続的に搬送駆動されるから、その補助
搬送装置で搬送されている穀稈に搬送姿勢の乱れは少な
くでき、その穀稈に対する後処理が良好に行えるに至っ
た。特に、一時的に穀稈導入量が増大する場合のよう
に、一時的に過負荷状態となったときに、摩擦式のトル
クリミッタによって補助搬送装置の駆動を維持できる。
そして、過負荷状態が解消されると、トルクリミッタの
摩擦力により伝動可能状態にただちに回復できるので、
人手を煩わすことなく自動的に正常な状態に復帰する。
よって、パッカ、駆動支軸等に過負荷が加わったときに
は、トルクリミッタによって、従動スプロケットが駆動
支軸に対してスリップするように構成されているので、
補助搬送装置は継続的に搬送駆動されるから、その補助
搬送装置で搬送されている穀稈に搬送姿勢の乱れは少な
くでき、その穀稈に対する後処理が良好に行えるに至っ
た。特に、一時的に穀稈導入量が増大する場合のよう
に、一時的に過負荷状態となったときに、摩擦式のトル
クリミッタによって補助搬送装置の駆動を維持できる。
そして、過負荷状態が解消されると、トルクリミッタの
摩擦力により伝動可能状態にただちに回復できるので、
人手を煩わすことなく自動的に正常な状態に復帰する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4に、刈取収穫機の一例としてのコンバインの
前部を示している。このコンバインは、左右一対のクロ
ーラ走行装置1,1で支持された機体2に、脱穀装置
3、操縦部4等を搭載装備しているとともに、横軸芯P
周りで上下揺動自在に刈取前処理部5を装着して構成し
ている。
する。図4に、刈取収穫機の一例としてのコンバインの
前部を示している。このコンバインは、左右一対のクロ
ーラ走行装置1,1で支持された機体2に、脱穀装置
3、操縦部4等を搭載装備しているとともに、横軸芯P
周りで上下揺動自在に刈取前処理部5を装着して構成し
ている。
【0010】刈取前処理部5には、左右に並設された分
草具6a,6b,6c,6d、穀稈引起し装置7a,7
b,7c、穀稈株元掻き込み用のパッカ8a,8b,8
c、穀稈の株元を刈り取るバリカン型刈取装置9、刈取
穀稈を集めて後方の脱穀装置3へ搬送する縦搬送装置1
0等を装備して構成している。
草具6a,6b,6c,6d、穀稈引起し装置7a,7
b,7c、穀稈株元掻き込み用のパッカ8a,8b,8
c、穀稈の株元を刈り取るバリカン型刈取装置9、刈取
穀稈を集めて後方の脱穀装置3へ搬送する縦搬送装置1
0等を装備して構成している。
【0011】詳述すると、図3に示すように、穀稈引起
し装置7a,7b,7cは、左右に3つ並設されている
とともに、各穀稈引起し装置7a,7b,7cの後方
に、引起されて立毛状態となった穀稈を後方に掻き込む
前記パッカ8a,8b,8cを配設している。そして、
各パッカ8a,8b,8cを支持するために刈取前処理
部5の支持フレーム5Aに対して固定状態で立設されて
いる支軸11a,11b,11cの上端部には、係止突
起12が所定間隔置きに設けられた無端回動ベルト13
を巻き掛けたプーリ14を遊転状態で支持して補助搬送
装置15を設けている。この無端回動ベルト13は、株
元の刈り取られた穀稈を補助的に搬送するためのもので
ある。
し装置7a,7b,7cは、左右に3つ並設されている
とともに、各穀稈引起し装置7a,7b,7cの後方
に、引起されて立毛状態となった穀稈を後方に掻き込む
前記パッカ8a,8b,8cを配設している。そして、
各パッカ8a,8b,8cを支持するために刈取前処理
部5の支持フレーム5Aに対して固定状態で立設されて
いる支軸11a,11b,11cの上端部には、係止突
起12が所定間隔置きに設けられた無端回動ベルト13
を巻き掛けたプーリ14を遊転状態で支持して補助搬送
装置15を設けている。この無端回動ベルト13は、株
元の刈り取られた穀稈を補助的に搬送するためのもので
ある。
【0012】図3に示すように、左右に並設された各パ
ッカ8a,8b,8cは、樹脂製であって、歯車状に形
成している。そして、左側のパッカ8cは、刈取前処理
部5の伝動ケース5Aに内装された伝動機構16より伝
動駆動される回転駆動軸28によって回転駆動されるの
であり、この左側のパッカ8cと中央のパッカ8bとが
互いに歯合していることから、その歯合によって中央の
パッカ8bも回転駆動されることになる。尚、中央のパ
ッカ8bは左右のパッカ8a,8cより小径に構成して
いる。さらに、この中央のパッカ8bより動力伝達され
て回転駆動される第4掻き込み体17を右から2番目の
分草具6bの後方に配設している。この第4掻き込み体
17と右側のパッカ8aとの協働により掻き込まれた穀
稈をその株元箇所を挟持して前記縦搬送装置10の搬送
始端部箇所まで搬送する株元側搬送チェーン装置18を
設けている。一方、右側のパッカ8aは、前記支軸11
aが刈取前処理部用支持フレームとしての支持ステー3
8に固定状態で支持され、この支軸11aに回転可能に
支持された前記パッカ8aへの伝動は、株元側搬送チェ
ーン装置18からの伝動でなされる。すなわち、株元側
搬送チェーン装置18は、図3に示すように、刈取前処
理部用伝動ケース5Aに内装された伝動機構(図示せ
ず)で回動駆動されるように伝動ケース5Aより立設さ
れた駆動軸19と、この駆動軸19と一体的に回転駆動
される駆動スプロケット20と、パッカ8aの後述する
駆動支軸としてのボス部25aに摩擦式のトルクリミッ
タ21を介して一体回転する従動スプロケット22とに
わたって巻き掛けた搬送用チェーン23とで構成してい
る。
ッカ8a,8b,8cは、樹脂製であって、歯車状に形
成している。そして、左側のパッカ8cは、刈取前処理
部5の伝動ケース5Aに内装された伝動機構16より伝
動駆動される回転駆動軸28によって回転駆動されるの
であり、この左側のパッカ8cと中央のパッカ8bとが
互いに歯合していることから、その歯合によって中央の
パッカ8bも回転駆動されることになる。尚、中央のパ
ッカ8bは左右のパッカ8a,8cより小径に構成して
いる。さらに、この中央のパッカ8bより動力伝達され
て回転駆動される第4掻き込み体17を右から2番目の
分草具6bの後方に配設している。この第4掻き込み体
17と右側のパッカ8aとの協働により掻き込まれた穀
稈をその株元箇所を挟持して前記縦搬送装置10の搬送
始端部箇所まで搬送する株元側搬送チェーン装置18を
設けている。一方、右側のパッカ8aは、前記支軸11
aが刈取前処理部用支持フレームとしての支持ステー3
8に固定状態で支持され、この支軸11aに回転可能に
支持された前記パッカ8aへの伝動は、株元側搬送チェ
ーン装置18からの伝動でなされる。すなわち、株元側
搬送チェーン装置18は、図3に示すように、刈取前処
理部用伝動ケース5Aに内装された伝動機構(図示せ
ず)で回動駆動されるように伝動ケース5Aより立設さ
れた駆動軸19と、この駆動軸19と一体的に回転駆動
される駆動スプロケット20と、パッカ8aの後述する
駆動支軸としてのボス部25aに摩擦式のトルクリミッ
タ21を介して一体回転する従動スプロケット22とに
わたって巻き掛けた搬送用チェーン23とで構成してい
る。
【0013】図1に示すように、パッカ8aは、刈取前
処理部用支持フレームとしての支持ステー38により一
体に固定支持した支軸11aの下部側にこの支軸11a
と一体に設けられた板金製の円板体24上に載置される
状態で、駆動支軸11aに遊転自在に外嵌されている。
この円板体24によって、藁屑等がパッカ8aと支軸1
1aとの間に噛み込まれないようにしている。そして、
そのパッカ8aにピン39で係合された駆動支軸25も
パッカ8aと同様に支軸11aに遊転状態で外嵌されて
いる。この駆動支軸25は、円板状に形成されたフラン
ジ部25bとこのフランジ部25bに連設されたボス部
25aとで構成されている。ボス部25aには、上下一
対の角板状の摩擦板21a,21bで挟持した状態で前
記従動スプロケット22が遊転可能に外嵌立設されてい
る。これら摩擦板21a,21bは、それぞれ、従動ス
プロケット22の円板部に形成された角型の凹部に相対
回転不能に嵌合されており、上側の摩擦板21aは、ボ
ス部25aにナットNで位置規制された皿バネ21cに
より座板40を介して下向きに弾性付勢されている。従
って、前記搬送チェーン23からの伝動は、従動スプロ
ケット22を回転させ、この回転力を上下に摩擦接触状
態で挟持した摩擦板21a,21bのうち下側の摩擦板
21bと、前記フランジ25との摩擦接触により、及び
座板40と、上側の摩擦板21aとの摩擦接触によりパ
ッカ8aに伝えられることになる。そして、パッカ8a
が過負荷状態となると、摩擦板21bとフランジ25と
の間、座板40と上側の摩擦板21aとの間でスリップ
が生じて従動スプロケット22の駆動軸25に対する空
転を許すように構成している。さらに、前記補助搬送装
置15の駆動プーリ14と、従動スプロケット22と
は、図1に示すように、板金加工された連結部材27に
よって一体的に連動連結されている。尚、駆動プーリ1
4は、支軸11aに対して遊転可能に外嵌されている。
ここで、摩擦板21a,21b及び皿バネ21c等は、
摩擦式トルクリミッタ21を構成している。
処理部用支持フレームとしての支持ステー38により一
体に固定支持した支軸11aの下部側にこの支軸11a
と一体に設けられた板金製の円板体24上に載置される
状態で、駆動支軸11aに遊転自在に外嵌されている。
この円板体24によって、藁屑等がパッカ8aと支軸1
1aとの間に噛み込まれないようにしている。そして、
そのパッカ8aにピン39で係合された駆動支軸25も
パッカ8aと同様に支軸11aに遊転状態で外嵌されて
いる。この駆動支軸25は、円板状に形成されたフラン
ジ部25bとこのフランジ部25bに連設されたボス部
25aとで構成されている。ボス部25aには、上下一
対の角板状の摩擦板21a,21bで挟持した状態で前
記従動スプロケット22が遊転可能に外嵌立設されてい
る。これら摩擦板21a,21bは、それぞれ、従動ス
プロケット22の円板部に形成された角型の凹部に相対
回転不能に嵌合されており、上側の摩擦板21aは、ボ
ス部25aにナットNで位置規制された皿バネ21cに
より座板40を介して下向きに弾性付勢されている。従
って、前記搬送チェーン23からの伝動は、従動スプロ
ケット22を回転させ、この回転力を上下に摩擦接触状
態で挟持した摩擦板21a,21bのうち下側の摩擦板
21bと、前記フランジ25との摩擦接触により、及び
座板40と、上側の摩擦板21aとの摩擦接触によりパ
ッカ8aに伝えられることになる。そして、パッカ8a
が過負荷状態となると、摩擦板21bとフランジ25と
の間、座板40と上側の摩擦板21aとの間でスリップ
が生じて従動スプロケット22の駆動軸25に対する空
転を許すように構成している。さらに、前記補助搬送装
置15の駆動プーリ14と、従動スプロケット22と
は、図1に示すように、板金加工された連結部材27に
よって一体的に連動連結されている。尚、駆動プーリ1
4は、支軸11aに対して遊転可能に外嵌されている。
ここで、摩擦板21a,21b及び皿バネ21c等は、
摩擦式トルクリミッタ21を構成している。
【0014】次に、前記右側のパッカ8cについて簡単
に説明する。図2に示すように、伝動ケース5A内の伝
動機構16を介して駆動回転する回転駆動軸28に装着
の小径平歯車29と、パッカ8cを支持する支軸11c
にパッカ8cの下面側で相対回転自在にブッシュBを介
して装着の大径平歯車30とを歯合させて、パッカ8c
を縦軸芯周りに減速駆動回転可能に構成している。すな
わち、パッカ8cと一体回転するようピン41で嵌合さ
れるフランジ31を、このフランジ31に連設のボス部
31aを上にして支軸11cに相対回転自在に外嵌する
とともに、大径平歯車30に一体回転自在に上方から係
合させ、上下の中心角形凹部に嵌合させた一対の金属製
の角板32で上下から相対回転不能に挟持されたパッカ
8cを、前記ボス部31aに角板32とともに相対回転
自在に外嵌している。そして、ボス部31aに外嵌装着
状態で上側の角板32に座板33を介して当接させた皿
バネ34を、ボス部31aの上端雄ねじ部に螺合したナ
ット35で締め付けることにより、パッカ8cの基端部
を一定の圧力で挟圧して、パッカ8cと角板32とがフ
ランジ31に対して一定の負荷の範囲内で一体回転可能
に、それ以上の負荷が加わるとスリップしてパッカ8c
の回転が停止し得るように構成している。さらに、図2
に示すように、大径平歯車30をパッカ8cに近接配置
し、底板36aの周部に環状の立ち上がり側壁36bを
連設して、小径平歯車29・大径平歯車30を下方から
覆う薄板状のギアカバー36を設けている。その立ち上
がり側壁36bの上端部が、パッカ8cの下面側凹部に
係入されるように位置させた状態で、支軸11c及び支
持ケース5Aに連設の円板状の固定部37にギアカバー
36を固定している。この構成によれば、パッカ8cが
回転しても、ギアカバー36は、固定部37に固定され
たままである。これにより、小径平歯車29・大径平歯
車30を、穀稈等の他物との干渉やごみから保護できる
から、パッカ8cの下面から下方への膨らみを小さくで
きて、パッカ8cの下面側での穀稈の押し倒しを防止で
きる。
に説明する。図2に示すように、伝動ケース5A内の伝
動機構16を介して駆動回転する回転駆動軸28に装着
の小径平歯車29と、パッカ8cを支持する支軸11c
にパッカ8cの下面側で相対回転自在にブッシュBを介
して装着の大径平歯車30とを歯合させて、パッカ8c
を縦軸芯周りに減速駆動回転可能に構成している。すな
わち、パッカ8cと一体回転するようピン41で嵌合さ
れるフランジ31を、このフランジ31に連設のボス部
31aを上にして支軸11cに相対回転自在に外嵌する
とともに、大径平歯車30に一体回転自在に上方から係
合させ、上下の中心角形凹部に嵌合させた一対の金属製
の角板32で上下から相対回転不能に挟持されたパッカ
8cを、前記ボス部31aに角板32とともに相対回転
自在に外嵌している。そして、ボス部31aに外嵌装着
状態で上側の角板32に座板33を介して当接させた皿
バネ34を、ボス部31aの上端雄ねじ部に螺合したナ
ット35で締め付けることにより、パッカ8cの基端部
を一定の圧力で挟圧して、パッカ8cと角板32とがフ
ランジ31に対して一定の負荷の範囲内で一体回転可能
に、それ以上の負荷が加わるとスリップしてパッカ8c
の回転が停止し得るように構成している。さらに、図2
に示すように、大径平歯車30をパッカ8cに近接配置
し、底板36aの周部に環状の立ち上がり側壁36bを
連設して、小径平歯車29・大径平歯車30を下方から
覆う薄板状のギアカバー36を設けている。その立ち上
がり側壁36bの上端部が、パッカ8cの下面側凹部に
係入されるように位置させた状態で、支軸11c及び支
持ケース5Aに連設の円板状の固定部37にギアカバー
36を固定している。この構成によれば、パッカ8cが
回転しても、ギアカバー36は、固定部37に固定され
たままである。これにより、小径平歯車29・大径平歯
車30を、穀稈等の他物との干渉やごみから保護できる
から、パッカ8cの下面から下方への膨らみを小さくで
きて、パッカ8cの下面側での穀稈の押し倒しを防止で
きる。
【0015】上記構成によれば、パッカ8aに過負荷が
付加された状態となると、従動スプロケット22とパッ
カ8aとはトルクリミッタ21により相対的にスリップ
する状態となる。しかしながら、従動スプロケット22
と補助搬送装置15の駆動プーリ14とは連結部材27
で一体的に連動連結されているから、従動スプロケット
22と連動して補助搬送装置15の駆動が継続される。
このため、パッカ8aの掻き込み作用が停止していると
きでも穀稈の搬送が継続され、一時的にその搬送が停止
することがなく、停止に伴う搬送姿勢の乱れが抑制され
る。そして、一時的な過負荷が解消してパッカ8aが回
転駆動されるとその搬送される穀稈等もパッカ8aで掻
き込みされ、株元側搬送チェーン装置18に穀稈が円滑
に受け渡されることになる。
付加された状態となると、従動スプロケット22とパッ
カ8aとはトルクリミッタ21により相対的にスリップ
する状態となる。しかしながら、従動スプロケット22
と補助搬送装置15の駆動プーリ14とは連結部材27
で一体的に連動連結されているから、従動スプロケット
22と連動して補助搬送装置15の駆動が継続される。
このため、パッカ8aの掻き込み作用が停止していると
きでも穀稈の搬送が継続され、一時的にその搬送が停止
することがなく、停止に伴う搬送姿勢の乱れが抑制され
る。そして、一時的な過負荷が解消してパッカ8aが回
転駆動されるとその搬送される穀稈等もパッカ8aで掻
き込みされ、株元側搬送チェーン装置18に穀稈が円滑
に受け渡されることになる。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】要部の縦断側面図
【図2】右側のパッカの縦断側面図
【図3】刈取前処理部を示す横断平面図
【図4】コンバインの前部を示す側面図
8a パッカ 10 縦搬送装置 18 株元側搬送チェーン装置 22 従動スプロケット 25a 駆動支軸 38 刈取前処理部用支持フレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 穀稈株元掻き込み用のパッカ(8a)の
駆動支軸(25)を刈取前処理部用支持フレーム(3
8)に縦軸芯周りで回転可能に立設し、前記パッカ(8
a)で後方に掻き込みされた穀稈の株元を縦搬送装置
(10)へ搬送する株元側搬送チェーン装置(18)の
従動スプロケット(22)を前記駆動支軸(25)に摩
擦板式トルクリミッタ(21)を介して連動連結すると
ともに、穀稈を係止しながら前記パッカ(8a)側に搬
送する補助搬送装置(15)を前記従動スプロケット
(22)に連動連結してある刈取収穫機の伝動構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16601695A JP3234451B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 刈取収穫機の伝動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16601695A JP3234451B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 刈取収穫機の伝動構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH099764A true JPH099764A (ja) | 1997-01-14 |
| JP3234451B2 JP3234451B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=15823355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16601695A Expired - Fee Related JP3234451B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 刈取収穫機の伝動構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3234451B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16601695A patent/JP3234451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3234451B2 (ja) | 2001-12-04 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |