JPH0997725A - トランス構造 - Google Patents

トランス構造

Info

Publication number
JPH0997725A
JPH0997725A JP7277015A JP27701595A JPH0997725A JP H0997725 A JPH0997725 A JP H0997725A JP 7277015 A JP7277015 A JP 7277015A JP 27701595 A JP27701595 A JP 27701595A JP H0997725 A JPH0997725 A JP H0997725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
coil
insulating
shielding member
molding material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7277015A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamamoto
山本  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7277015A priority Critical patent/JPH0997725A/ja
Priority to KR1019960042335A priority patent/KR970018891A/ko
Priority to EP96202689A priority patent/EP0766274A3/en
Publication of JPH0997725A publication Critical patent/JPH0997725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F27/327Encapsulating or impregnating
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B5/00Non-enclosed substations; Substations with enclosed and non-enclosed equipment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/08Cooling; Ventilating
    • H01F27/085Cooling by ambient air

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transformers For Measuring Instruments (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キュービクル内での感電事故の発生を防止す
る。 【解決手段】 トランスTr1は、1次コイル10の周
りに絶縁モールド材12を被覆してブロック化した第1
円筒体14と、第1円筒体14の外側に同心円状に配置
され、2次コイル16の周りに絶縁モールド材18を被
覆してブロック化した第2円筒体20と、第1円筒体1
4の中心通孔14aに中央脚22aが挿通された三脚鉄
心22とから基本的に構成される。三脚鉄心22の外側
には、絶縁材料からなる外被部材26が、両円筒体1
4,20および鉄心22の全体を囲繞するよう配置され
る。外被部材26の内周面に、金属材料からなる遮蔽部
材24がライニングされ、該遮蔽部材24は、トランス
Tr1をキュービクルの内部に配置した際に接地され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力分配用のト
ランスにおけるコイルの周りを絶縁モールド材で被覆し
たトランスを、例えばキュービクル内に配置した場合に
おいて、キュービクル内での感電事故の発生を防止し得
るトランス構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所等に設置されるキュービクルの内
部には、電力分配用のトランスを中心として電流測定用
の変流器、電圧測定用の計器用変圧器および遮断器等が
所要の配置で配設され、各機器はケーブルで接続される
ようになっている。なお前記トランスとしては、その劣
化および絶縁保護のために、コイルの周囲を合成樹脂等
の絶縁モールド材により被覆した乾式のモールドトラン
スが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記モールドトランス
では、絶縁モールド材により被覆されていても、磁束が
外部に漏洩することは避けられず、この漏洩磁束に起因
して、キュービクルの内部での清掃や保守点検作業に際
し、作業者が誤ってトランスに触れて感電する事故が発
生することがあった。また前記トランスでは、1次コイ
ルから引出された1次端子や2次コイルから引出された
2次端子は、トランスの外部に露出し、1次端子に高圧
ケーブルが接続されると共に2次端子に低圧ケーブルが
接続されている。更に、前述したように変流器や計器用
変圧器等は、トランスとは別体として構成されてキュー
ビクルの内部に別々に配置されているため、各機器の接
続部分やケーブル自体が露出することとなっていた。こ
の場合において、各機器の清掃や保守点検作業に際し、
作業者がキュービクルの内部に入ると、前記露出する高
圧部分に作業者が誤って触れて感電する事故が発生する
ことがあり、極めて危険な作業となっていた。
【0004】なお、キュービクルの内部には昆虫やねず
み等が進入することが往々にあり、このときには該昆虫
やねずみ等が露出する高圧部分に触れて感電し、当該変
流器や計器用変圧器が劣化したり破損する事故を招く問
題もあった。すなわち、従来のキュービクル内において
は、作業者の感電事故やねずみ等に起因する感電事故に
対する対策が不充分であり、例えば作業者の感電事故は
年間数百件にも上っており、これを解決する提案が待た
れていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した従来技術に内在して
いる前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、トランスが設置される、例えばキュ
ービクル内での感電事故の発生を防止し得る新規なトラ
ンス構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るトランス構造は、電力分配用のトラン
スにおけるコイルの周りに、エポキシ等の合成樹脂やブ
チルゴム等の合成ゴムを材質とする絶縁モールド材を所
要厚みに被覆してブロック化したトランスであって、最
外側の前記絶縁モールド材の外側に、内側に金属材料か
らなる遮蔽部材をライニングした絶縁材料からなる外被
部材を囲繞配置すると共に、前記遮蔽部材を接地するよ
う構成したことを特徴とする。
【0007】前記目的を達成するため、本願の別の発明
に係るトランス構造は、電力分配用のトランスのコイル
に変流器および計器用変圧器のコイルを近接配置して、
これらコイルを電磁誘導原理により電気的に接続し、前
記トランスのコイル、変流器および計器用変圧器のコイ
ルの周りに、エポキシ等の合成樹脂やブチルゴム等の合
成ゴムを材質とする絶縁モールド材を充填して一体的に
ブロック化した集積型受変電設備機能トランスであっ
て、最外側の前記絶縁モールド材の外側に、内側に金属
材料からなる遮蔽部材をライニングした絶縁材料からな
る外被部材を囲繞配置すると共に、前記遮蔽部材を接地
するよう構成したことを特徴とする。
【0008】前記目的を達成するため、本願の別の発明
に係るトランス構造は、電力分配用のトランスにおける
コイルの周りに、エポキシ等の合成樹脂やブチルゴム等
の合成ゴムを材質とする絶縁モールド材を所要厚みに被
覆してブロック化したトランスであって、最外側に位置
するコイルの外側の絶縁モールド材の内部に、コイルを
囲繞するように金属材料からなる遮蔽部材を配置すると
共に、前記遮蔽部材を接地するよう構成したことを特徴
とする。
【0009】前記目的を達成するため、本願の更に別の
発明に係るトランス構造は、電力分配用のトランスのコ
イルに変流器および計器用変圧器のコイルを近接配置し
て、これらコイルを電磁誘導原理により電気的に接続
し、前記トランスのコイル、変流器および計器用変圧器
のコイルの周りに、エポキシ等の合成樹脂やブチルゴム
等の合成ゴムを材質とする絶縁モールド材を充填して一
体的にブロック化した集積型受変電設備機能トランスで
あって、最外側に位置するコイルの外側の絶縁モールド
材の内部に、コイルを囲繞するように金属材料からなる
遮蔽部材を配置すると共に、前記遮蔽部材を接地するよ
う構成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るトランス構造
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら以下説明する。
【0011】
【第1実施例について】図1は、第1実施例に係るトラ
ンス構造を採用したトランスの概略構成図であって、電
力分配用のトランスTr1は、1次コイル10の周りに
絶縁モールド材12を所要厚みに被覆して円筒状にブロ
ック化した第1円筒体14と、第1円筒体14の外側に
同心円状に配置され、2次コイル16の周りに絶縁モー
ルド材18を所要厚みに被覆して円筒状にブロック化し
た第2円筒体20と、第1円筒体14の中心通孔14a
に中央脚22aが挿通された三脚鉄心22とから基本的
に構成される。前記絶縁モールド材12,18として
は、エポキシ、ポリエステル等の合成樹脂や、ブチルゴ
ム、エチレン・プロピレンゴム等の合成ゴムが好適に使
用される。
【0012】前記三脚鉄心22の外側には、円筒状の外
被部材26が、前記両円筒体14,20および鉄心22
の全体を囲繞するよう同心円状に配置されている。また
外被部材26の内周面には、鉄やアルミニウム等の金属
材料からなる遮蔽部材24がライニングされており、該
遮蔽部材24は、トランスTr1を例えばキュービクル
(図示せず)の内部に配置した際に接地されて、該遮蔽部
材24により前記絶縁モールド材12,18から漏洩す
る磁束が、外被部材26の外部に漏洩するのを防止する
ようになっている。また外被部材26は、前記第1円筒
体14および第2円筒体20を構成する絶縁モールド材
12,18と同一の絶縁材料で構成されており、作業者
が手を触れても感電するおそれは全くない。
【0013】前記外被部材26の軸方向両端部に、前述
したと同様な絶縁材料からなる円筒状の筒部材28が夫
々配設されており、各筒部材28の底部には、径方向に
貫通する貫通孔28bが穿設されている。一方(図1で
右側)の筒部材28の中心通孔28a内には、前記1次
コイル10から引出した1次端子30が配設され、この
1次端子30に、前記貫通孔28bを介して底部外側か
ら内側に導入された高圧ケーブル32が接続されるよう
になっている。また他方(図1で左側)の筒部材28の中
心通孔28a内には、前記2次コイル16から引出した
2次端子34が配設され、この2次端子34に、前記貫
通孔28bを介して底部外側から内側に導入された低圧
ケーブル36が接続される。更に、両筒部材28,28
の開口端部には、蓋部材38が複数のねじ40を介して
夫々着脱自在に取付けられて、各端子30,34とケー
ブル32,36との接続部分がトランスTr1の外部に露
出しないよう構成される。なお、蓋部材38には、複数
の通孔38aが所要のパターンで穿設されており、該通
孔38aを介して外部空気をトランスTr1の内部に流
通させて空冷することにより、該トランスTr1の温度
上昇を抑制し得るようになっている。
【0014】
【第1実施例の作用について】次に、第1実施例に係る
トランス構造の作用につき説明する。前述した構造のト
ランスTr1をキュービクルの内部に設置する際には、
前記外被部材26にライニングした遮蔽部材24を接地
する。また前記両筒部材28,28にねじ止めしてある
蓋部材38,38を取外した状態で、1次端子30およ
び2次端子34と、キュービクルの床面から筒部材2
8,28の貫通孔28b,28bを介して内側に導入した
高圧ケーブル32および低圧ケーブル36との接続作業
を、該トランスTr1の側方から行なう。そして、接続
作業を行なった後に、蓋部材38,38を筒部材28,2
8にねじ止め固定する。
【0015】前記トランスTr1における第1円筒体1
4や第2円筒体20から漏洩する磁束は、三脚鉄心22
の外側に配置した外被部材26の遮蔽部材24により遮
蔽されて、該外被部材26から外部へ漏洩するのを完全
に防止することができる。また、トランスTr1の1次
コイル10から引出した1次端子30と高圧ケーブル3
2の接続部分および2次コイル16から引出した2次端
子34と低圧ケーブル36の接続部分は、トランスTr
1の外部に露出しないよう構成されている。しかも、こ
の接続部分は、前記蓋部材38,38によって外部から
触れられないようになっている。従って、キュービクル
の内部に作業者が入って清掃や保守点検作業を行なうに
際し、作業者が誤って接続部分に触れて感電する事故が
発生するのを防止することができる。
【0016】なお、前記蓋部材38,38の一部に透明
な窓を設ければ、作業者は該窓から内部の接続部分を点
検することが可能となる。またトランスTr1に接続さ
れる変流器CTおよび計器用変圧器PTを、前記筒部材
28,28の内部に配設すれば、該変流器CTおよび計
器用変圧器PTとトランスTr1との接続部分も外部に
露出しないようにすることができる。更に、前記第1円
筒体14や第2円筒体20の外周に防振材や防音材を配
設すれば、トランスTr1が振動したり騒音が発生する
のを抑制し得る。
【0017】
【第2実施例について】図2は、第2実施例に係るトラ
ンス構造を採用したトランスの概略構成を示すものであ
って、基本的な構成は第1実施例と同一であるので、異
なる部分についてのみ説明する。すなわち、前記トラン
スTr1における第1円筒体14の絶縁モールド材12
および第2円筒体20の絶縁モールド材18に、径方向
に開放する複数の通風孔14b,20aが所要のパター
ンで穿設されている。また各筒部材28に配設される蓋
部材38の中央に送風口38bが形成されると共に、該
送風口38bと対応する内側面(筒部材28の中心通孔
28a内に臨む面)にシロッコファン等の送風機42が
配設されている。一方の送風機42は、送風口38bを
介して吸引した外部空気を筒部材38の内部に向けて吹
出すよう設定されると共に、他方の送風機42は、筒部
材38の内部の空気を送風口38bを介して外部に吹出
すよう設定されている。すなわち、送風機42,42を
駆動することにより、外部空気を強制的に各円筒体1
4,20の通風孔14b,20aに流通させて空冷するこ
とができ、これによりトランスTr1の温度上昇を抑制
して、出力低下や使用寿命が短かくなるのを防止し得
る。
【0018】なお、第2実施例においては、一方の蓋部
材38にのみ送風機42を配設しても、トランスTr1
の内部を強制的に空冷することができる。また、前記遮
蔽部材24および外被部材26に径方向に開放する複数
の通風孔を穿設すると共に、両送風機42,42を各送
風口38bを介して吸引した外部空気を筒部材28の内
部に向けて吹出すよう設定しても、トランスTr1の内
部を強制的に空冷することができる。
【0019】
【第3実施例について】図3は、第3実施例に係るトラ
ンス構造を採用したトランスの概略構成図であって、基
本的な構成は第1実施例と同一であるので、異なる部分
についてのみ説明する。すなわち、当該第3実施例のト
ランスTr2では、1次コイル10に近接して、変流器
CTおよび計器用変圧器PTのコイルを非接触状態で配
置して、これらコイルを電磁誘導原理により電気的に接
続している。そして、1次コイル10、変流器CTおよ
び計器用変圧器PTのコイルの周りに、絶縁モールド材
12を充填して一体的にブロック化することにより第1
円筒体14を構成している。すなわち、変流器CTおよ
び計器用変圧器PTのコイルは、絶縁モールド材12に
より一体的にモールド化されて、その高圧部分が外部に
露出しないよう構成される。この構成に係るトランスT
2は、変流器CTおよび計器用変圧器PTを集積した
受変電設備の機能を有する集積型受変電設備機能トラン
スと称されるものである。
【0020】なお、トランスTr2の1次コイル10に
接続される変流器CTおよび計器用変圧器PTとしては
デジタル形式のものが使用され、1次コイル10におけ
る1本の巻線に対して、変流器CTのコイルを非接触で
臨ませた状態で、電流計(図示せず)により電流を測定す
るよう構成してある。また計器用変圧器PTについて
も、そのコイルを、1次コイル10における1本の巻線
に対して非接触で臨ませた状態で電圧計(図示せず)によ
り電圧を測定するよう構成している。すなわち、1次コ
イル10における1本の巻線に加わる電圧は極めて小さ
いから、巻線に対して変流器CTおよび計器用変圧器P
Tのコイルを非接触でかつ極めて配設距離を小さくする
ことにより、変流器CTおよび計器用変圧器PTに通流
する電流を極めて小さく(例えば0.1mA〜0.01m
A)し得る。これにより、熱の発生を極僅かに抑えるこ
とができ、安全性を向上させると共に、コスト低減を図
り得るものである。なお、電流計および電圧計は、前記
外被部材26に一体的に組込むことができる。また、前
記トランスTr2の2次コイル16に、前述したと同様
の構成で変流器CTや計器用変圧器PTを接続してもよ
い。
【0021】すなわち、第3実施例に係るトランスTr
2では、高圧部分は外部に露出しない。従って、キュー
ビクルの内部には高圧部分が露出しないので、各機器の
清掃や保守点検作業に際して、作業者がキュービクルの
内部に入って作業を行なっても感電するおそれはない。
また変流器CTや計器用変圧器PTをモールドすること
により、その耐久寿命を向上させることができると共
に、昆虫やねずみ等の感電による劣化や破損を未然に防
止することができる。
【0022】
【第4実施例について】図4は、第4実施例に係るトラ
ンス構造を採用したトランスの概略構成図であって、該
第4実施例のトランスTr2は、前記第3実施例の構成
に加えて、前述した第2実施例の構成を付加したもので
ある。すなわち、前記円筒体14,20に通風孔14b,
20aを穿設し、各蓋部材38に送風口38bを形成す
ると共に送風機42を配設したものである。従ってこの
第4実施例のトランスTr2では、作業者の感電事故の
発生を防止し得ると共に、トランスTr2を強制空冷し
て温度上昇を抑制し、出力低下や使用寿命の低下を防ぐ
ことができる。
【0023】
【第5実施例について】図5は、第5実施例に係るトラ
ンス構造を採用したトランスの概略構成を示すものであ
って、基本的な構成は第1実施例と同一であるので、異
なる部分についてのみ説明する。すなわち、第5実施例
では、前記蓋部材38,38における第1円筒体14の
中心通孔14aと対応する位置に開口部38c,38c
が形成され、両開口部38c,38cを介して中心通孔
14aに挿通されている鉄心22の中央脚22aが外方
に延出している。そして、鉄心22の両側脚22b,2
2bは、前記外被部材26および筒部材28,28の外
側に臨むよう構成されている。また前記外被部材26
は、前記第2円筒体20の外側に同心円状に配置されて
いる。この第5実施例でも、鉄心22自体は作業者が接
触しても感電のおそれは全くないから、作業者は安定に
点検作業等を行なうことができる。なお、第5実施例の
構成において、第1円筒体14を構成する絶縁モールド
材12の内部に、1次コイル10に近接して変流器CT
および計器用変圧器PTのコイルを非接触状態で配置
し、これらコイルを電磁誘導原理により電気的に接続す
る構成を採用することも可能である。
【0024】
【第6実施例について】図6は、第6実施例に係るトラ
ンス構造を採用したトランスの概略構成を示すものであ
って、基本的な構成は第5実施例と同一であるので、異
なる部分についてのみ説明する。すなわち、第6実施例
では、第2円筒体20の外側に配置される外被部材26
を省略して、第2円筒体20における2次コイル16の
外側の絶縁モード材18の内部に、前記金属材料からな
る遮蔽部材24を2次コイル16を囲繞するように配置
してある。前記絶縁モード材18は、2次コイル16の
外側の厚みが充分に厚く設定され、2次コイル16から
所定間隔離間した内部位置に遮蔽部材24が配置されて
いる。そして前記筒部材28,28は、第2円筒体20
の軸方向両端部に配設され、各筒部材28の内部で各コ
イル10,16とケーブル32,36とが接続されるよう
になっている。この第6実施例では、外被部材26を省
略し得るから、製造コストを低廉に抑えることができ
る。
【0025】
【第7実施例について】図7は、第7実施例に係るトラ
ンス構造を採用したトランスの概略構成を示すものであ
って、基本的な構成は第6実施例と同一であって、第1
円筒体14を構成する絶縁モールド材12の内部におい
て、1次コイル10に近接して、変流器CTおよび計器
用変圧器PTのコイルを非接触状態で配置して、これら
コイルを電磁誘導原理により電気的に接続している点の
みが異なっている。
【0026】
【実施形態例について】図8は、各実施例に係るトラン
スを使用した変電設備を示すものであって、キュービク
ル44の内部に、トランスTr1(またはTr2)を夫々備
えた2つの枠体46,46を縦方向に積層連結すること
により構成した変電装置48が配置されている。枠体4
6は、図に示すように、矩形枠状に形成されて、上部枠
部材46aと下部枠部材46bとの間にトランスTr
1(またはTr2)が位置決め固定されるようになってい
る。そして上側の枠体46と下側の枠体46とは、下部
枠部材46bと上部枠部材46aとを複数個所でボルト
(図示せず)により固定することで連結される。
【0027】前記トランスTr1(またはTr2)は、枠体
46の内部に、1次コイル10(2次コイル16)の中心
軸線が水平となる姿勢で配置されている。そして、各ト
ランスTr1(またはTr2)のコイル10,16に接続さ
れる高圧ケーブル32および低下ケーブル36は、キュ
ービクル44の設置面の下側から各筒部材28の貫通孔
28bを介して内部に導入されて対応する端子30,3
4に接続されるようになっている。このように構成した
変電設備においては、上下のトランスTr1(またはTr
2)とケーブル30,34との各接続部分は外部に露出し
ないから、作業者の感電事故の発生を防止することがで
き、キュービクル内で安全に作業を行ない得る。
【0028】
【変形例について】前述した各実施例に係るトランス構
造において、筒部材の内部に、トランスに接続される遮
断器を配設するようにしてもよい。また、AVR(自動
電圧調整器)やLRDまたはWW等を、筒部材の内部に
配設することも可能である。更に、各実施例のトランス
構造では、高圧部分が全て外部に露出しないようにし得
るから、キュービクルを省略してトランス自体を設置場
所に直接設置することも可能である。なお、前記筒部材
は、外被部材と一体的に形成することもできる。
【0029】また第2実施例〜第7実施例においても、
第1実施例と同様に、第1円筒体や第2円筒体の外周に
防振材や防音材を配設して、トランスの振動を防止する
と共に騒音の発生を抑制することができる。更に、第4
実施例においては、第2実施例と同様に、一方の蓋部材
にのみ送風機を配設したり、遮蔽部材および外被部材に
複数の通風孔を穿設するようにしてもよい。更にまた、
第5実施例〜第7実施例において、蓋部材の所要位置に
送風機を配設すると共に、第1円筒体、第2円筒体およ
び外被部材に径方向の通風孔を穿設し、外部空気を内部
に流通させて空冷する構成を採用することも可能であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るトラ
ンス構造によれば、コイルの周りを被覆する絶縁モール
ド材から外部に漏洩する磁束を、遮蔽部材により外部に
漏洩しないよう構成したので、作業者の感電事故を防止
することができる。しかもコイルと高圧ケーブルおよび
低圧ケーブルの接続を、絶縁材からなる筒部材の内部で
行なうようにしたから、接続部分がトランスの外部に露
出することはなく、作業者の感電事故を防止することが
できる。
【0031】また、トランスのコイル、変流器および計
器用変圧器のコイルを電磁誘導原理により非接触状態で
電気的に接続したもとで、その周りに絶縁モールド材を
充填して一体的にブロック化したことにより、高圧部分
を露出させることはなくなる。従って、当該トランスを
例えばキュービクルに収納した場合に、該キュービクル
内での感電事故の発生を有効に防止することができ、清
掃や保守点検作業を安全に行ない得る。また、キュービ
クル内に進入した昆虫やねずみ等に起因する変流器およ
び計器用変圧器の劣化および破損の発生を未然に防止す
ることができ、耐久寿命を向上してランニングコストを
低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るトランス構造を採用
したトランスを示す概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るトランス構造を採用
したトランスを示す概略構成図である。
【図3】本発明の第3実施例に係るトランス構造を採用
したトランスを示す概略構成図である。
【図4】本発明の第4実施例に係るトランス構造を採用
したトランスを示す概略構成図である。
【図5】本発明の第5実施例に係るトランス構造を採用
したトランスを示す概略構成図である。
【図6】本発明の第6実施例に係るトランス構造を採用
したトランスを示す概略構成図である。
【図7】本発明の第7実施例に係るトランス構造を採用
したトランスを示す概略構成図である。
【図8】本発明の実施例に係るトランスを用いた変電設
備を示す説明図である。
【符号の説明】
10 1次コイル 12 絶縁モールド材 16 2次コイル 18 絶縁モールド材 22 三脚鉄心 24 遮蔽部材 26 外被部材 28 筒部材 28a 中心通孔 28b 貫通孔 30 1次端子 32 高圧ケーブル 34 2次端子 36 低圧ケーブル 38 蓋部材 Tr1 トランス Tr2 集積型受変電設備機能トランス CT 変流器 PT 計器用変圧器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力分配用のトランス(Tr1)におけるコ
    イル(10,16)の周りに、エポキシ等の合成樹脂やブチル
    ゴム等の合成ゴムを材質とする絶縁モールド材(12,18)
    を所要厚みに被覆してブロック化したトランス(Tr1)で
    あって、 最外側の前記絶縁モールド材(18)の外側に、内側に金属
    材料からなる遮蔽部材(24)をライニングした絶縁材料か
    らなる外被部材(26)を囲繞配置すると共に、前記遮蔽部
    材(24)を接地するよう構成したことを特徴とするトラン
    ス構造。
  2. 【請求項2】 電力分配用のトランス(Tr2)のコイル(1
    0,16)に変流器(CT)および計器用変圧器(PT)のコイルを
    近接配置して、これらコイルを電磁誘導原理により電気
    的に接続し、前記トランス(Tr2)のコイル(10,16)、変流
    器(CT)および計器用変圧器(PT)のコイルの周りに、エポ
    キシ等の合成樹脂やブチルゴム等の合成ゴムを材質とす
    る絶縁モールド材(12,18)を充填して一体的にブロック
    化した集積型受変電設備機能トランス(Tr2)であって、 最外側の前記絶縁モールド材(18)の外側に、内側に金属
    材料からなる遮蔽部材(24)をライニングした絶縁材料か
    らなる外被部材(26)を囲繞配置すると共に、前記遮蔽部
    材(24)を接地するよう構成したことを特徴とするトラン
    ス構造。
  3. 【請求項3】 電力分配用のトランス(Tr1)におけるコ
    イル(10,16)の周りに、エポキシ等の合成樹脂やブチル
    ゴム等の合成ゴムを材質とする絶縁モールド材(12,18)
    を所要厚みに被覆してブロック化したトランス(Tr1)で
    あって、 最外側に位置するコイル(16)の外側の絶縁モールド材(1
    8)の内部に、コイル(16)を囲繞するように金属材料から
    なる遮蔽部材(24)を配置すると共に、前記遮蔽部材(24)
    を接地するよう構成したことを特徴とするトランス構
    造。
  4. 【請求項4】 電力分配用のトランス(Tr2)のコイル(1
    0,16)に変流器(CT)および計器用変圧器(PT)のコイルを
    近接配置して、これらコイルを電磁誘導原理により電気
    的に接続し、前記トランス(Tr2)のコイル(10,16)、変流
    器(CT)および計器用変圧器(PT)のコイルの周りに、エポ
    キシ等の合成樹脂やブチルゴム等の合成ゴムを材質とす
    る絶縁モールド材(12,18)を充填して一体的にブロック
    化した集積型受変電設備機能トランス(Tr2)であって、 最外側に位置するコイル(16)の外側の絶縁モールド材(1
    8)の内部に、コイル(16)を囲繞するように金属材料から
    なる遮蔽部材(24)を配置すると共に、前記遮蔽部材(24)
    を接地するよう構成したことを特徴とするトランス構
    造。
  5. 【請求項5】 前記トランス(Tr1,Tr2)におけるコイル
    (10,16)の中心軸線方向両端部に、軸方向に開放する中
    心通孔(28a)を有する絶縁材料からなる筒部材(28)を夫
    々形成し、 この筒部材(28)の中心通孔(28a)内に、前記コイル(10,1
    6)から引出した端子(30,34)を配設し、 前記端子(30,34)に、筒部材(28)に形成した径方向に貫
    通する貫通孔(28b)を介して中心通孔(28a)内に導入した
    ケーブル(32,36)を接続するよう構成した請求項1〜4
    の何れかに記載のトランス構造。
  6. 【請求項6】 前記筒部材(28)の開口端部に、絶縁材料
    からなる蓋部材(38)を着脱自在に配設した請求項1〜5
    の何れかに記載のトランス構造。
JP7277015A 1995-09-28 1995-09-28 トランス構造 Pending JPH0997725A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7277015A JPH0997725A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 トランス構造
KR1019960042335A KR970018891A (ko) 1995-09-28 1996-09-25 변압기구조
EP96202689A EP0766274A3 (en) 1995-09-28 1996-09-26 Transformer construction

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7277015A JPH0997725A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 トランス構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0997725A true JPH0997725A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17577588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7277015A Pending JPH0997725A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 トランス構造

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0766274A3 (ja)
JP (1) JPH0997725A (ja)
KR (1) KR970018891A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2859655A1 (en) * 2011-12-19 2013-06-27 Abb Technology Ag Apparatus and method for cooling a transformer having a non-linear core

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH261736A (de) * 1947-03-07 1949-05-31 Moser Glaser & Co Ag Verfahren zur Herstellung eines Trockentransformators.
GB802177A (en) * 1956-03-20 1958-10-01 British Thomson Houston Co Ltd Improvements relating to electrical apparatus embedded in cast insulation
DE1263184B (de) * 1960-12-27 1968-03-14 Transform Roentgen Matern Veb Verfahren zum Umhuellen einer trapezfoermigen Wicklung mit Giessharz
DE1270167B (de) * 1962-11-27 1968-06-12 Licentia Gmbh In Giessharz eingebettete Wicklung fuer Leistungstransformatoren in Trockenbauweise
CH412043A (de) * 1964-06-04 1966-04-30 Oerlikon Maschf Kessel aus Isoliermaterial für elektrische Apparate
DE2951261C2 (de) * 1978-12-28 1984-02-02 Fuji Electric Co., Ltd., Kawasaki, Kanagawa Gießharztransformator
JPH06292308A (ja) * 1993-04-05 1994-10-18 Makoto Yamamoto 変電設備

Also Published As

Publication number Publication date
EP0766274A3 (en) 1997-07-30
KR970018891A (ko) 1997-04-30
EP0766274A2 (en) 1997-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8085121B2 (en) Transformer with electrical shield
US5272460A (en) Current and voltage transformer for a metal-encapsulated, gas-insulated high-voltage installation
KR860000715B1 (ko) X선 발생장치
EP3770931B1 (en) Transformer apparatus
KR101549472B1 (ko) 이동형 전자파 시험장치
JPH0997719A (ja) トランス構造
US5596467A (en) Electrical energy-transforming equipment
US6633168B2 (en) Method and apparatus for detecting partial discharge in a voltage transformer
EP0757365A2 (en) Integrated transformer having functions of receiving and transforming equipment
EP0766274A2 (en) Transformer structure
US20220392692A1 (en) Dry-type transformer and winding method thereof
JPH1055921A (ja) 受電用トランス
US20250292984A1 (en) Current limiting fuse assembly, transformer assembly comprising a current limiting fuse assembly, and shielding arrangement configured to electrically and mechanically shield a current limiting fuse
EP1302773B1 (en) Screening device for Rogowski current measuring apparatus
KR102853278B1 (ko) 일체형 3상 쉴드링, 가스절연개폐장치용 스페이서 및 그의 제조방법
WO2022144272A1 (en) Electric device comprising liquid-filled tank and cable box with current measuring device
JPH10172834A (ja) 高圧受変電用トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造
JPH07220963A (ja) 電流変成器
CN1153391A (zh) 变压器构造
CN118588414B (zh) 绝缘保护件及具有其的干式变压器
KR102806028B1 (ko) 가스절연개폐장치용 스페이서의 쉴드링 설치방법 및 이에 의하여 제조된 가스절연개폐장치용 스페이서
JPH10163041A (ja) 高圧受変電用トランス
KR910001068Y1 (ko) 접지저항측정용 변성기
RU1781712C (ru) Трансформатор тока
JPH0713205Y2 (ja) シールド変圧器