JPH10100323A - 壁紙およびその製造方法 - Google Patents
壁紙およびその製造方法Info
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- JPH10100323A JPH10100323A JP29219196A JP29219196A JPH10100323A JP H10100323 A JPH10100323 A JP H10100323A JP 29219196 A JP29219196 A JP 29219196A JP 29219196 A JP29219196 A JP 29219196A JP H10100323 A JPH10100323 A JP H10100323A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 貼付け施工時に糊付け溜めが可能であって、
しかも防火1級検定品相当の優れた防火性を備えた壁紙
を提供する。 【解決手段】 不燃性または難燃性の基材1に、固形分
量で15〜25g/m2となるように難燃処理された溶
剤系接着剤2を塗布し、この溶剤系接着剤2でもって、
有機質の量が80g/m2以下のセルロースを主な素材
としている多孔質の表装材3をラミネートして壁紙4と
なした。
しかも防火1級検定品相当の優れた防火性を備えた壁紙
を提供する。 【解決手段】 不燃性または難燃性の基材1に、固形分
量で15〜25g/m2となるように難燃処理された溶
剤系接着剤2を塗布し、この溶剤系接着剤2でもって、
有機質の量が80g/m2以下のセルロースを主な素材
としている多孔質の表装材3をラミネートして壁紙4と
なした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内装用の壁
紙、詳しくは施工性がよく、しかも防火性を有した壁紙
に関するものである。
紙、詳しくは施工性がよく、しかも防火性を有した壁紙
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の内装用の壁紙としては、従来か
ら、裏打紙と呼ばれている基材の表面に和紙や不織布あ
るいは繊維織物などの多孔質の表装材とが接着してなる
ラミネート壁紙が汎用されている。そしてこの壁紙を建
物の天井や壁に壁紙の貼付けを行う場合、現場において
壁紙の裏面に澱粉や酢酸ビニルエマルジョン等の水溶性
の糊剤を塗布して行われるが、この種の多くの壁紙は通
気性を有する多孔性の素材で構成されていることから塗
布した糊の乾燥が早く、壁紙の貼付け施工の際には糊付
け後の壁紙を速やかに貼付け施工しなければならない。
したがってビニルクロスの貼付け施工の際に行われてい
るような糊付け溜め、即ち、予め一時に多量の壁紙に糊
付けを行い、糊付けした壁紙をその糊付け面を内側とし
て順次ヘヤーピン状に折り畳んで蓄え、しかるのち逐次
壁面への貼付けを行うという効率の良い作業方法を採用
することができない。
ら、裏打紙と呼ばれている基材の表面に和紙や不織布あ
るいは繊維織物などの多孔質の表装材とが接着してなる
ラミネート壁紙が汎用されている。そしてこの壁紙を建
物の天井や壁に壁紙の貼付けを行う場合、現場において
壁紙の裏面に澱粉や酢酸ビニルエマルジョン等の水溶性
の糊剤を塗布して行われるが、この種の多くの壁紙は通
気性を有する多孔性の素材で構成されていることから塗
布した糊の乾燥が早く、壁紙の貼付け施工の際には糊付
け後の壁紙を速やかに貼付け施工しなければならない。
したがってビニルクロスの貼付け施工の際に行われてい
るような糊付け溜め、即ち、予め一時に多量の壁紙に糊
付けを行い、糊付けした壁紙をその糊付け面を内側とし
て順次ヘヤーピン状に折り畳んで蓄え、しかるのち逐次
壁面への貼付けを行うという効率の良い作業方法を採用
することができない。
【0003】さらに上記従来の壁紙においては、重ね裁
ち、即ち、壁面に貼付けする際、隣接する壁紙の端縁を
重ね合わせて裁断を行う場合、糊の乾燥が早いことから
先に貼り上げた壁紙が下地(壁面)に強く接着して裁断
後の剥離が不円滑となり、ジョイント部(継ぎ目)の納
まりが悪くなって高精度に仕上げすることが困難となる
など、施工作業の効率が著しく悪いという難点を有して
いる。
ち、即ち、壁面に貼付けする際、隣接する壁紙の端縁を
重ね合わせて裁断を行う場合、糊の乾燥が早いことから
先に貼り上げた壁紙が下地(壁面)に強く接着して裁断
後の剥離が不円滑となり、ジョイント部(継ぎ目)の納
まりが悪くなって高精度に仕上げすることが困難となる
など、施工作業の効率が著しく悪いという難点を有して
いる。
【0004】かかる従来の壁紙の難点を改善するため、
特開平3−19999号公報にみられるように、表装材
と裏打紙とがラミネートされた壁紙において、その接着
剤層の透湿度を小さくして裏打ち紙の裏面に塗布した糊
の乾燥を抑制してなる織物壁紙や、あるいは特開平5−
33300号公報に記載されているように、表装材と裏
打紙との接着剤中にワックスを混入し、それによって裏
打ち紙の裏面に塗布した糊の水分の表装材側への浸透を
防止するとともに糊の乾燥を抑制するようになした壁紙
が提案されている。
特開平3−19999号公報にみられるように、表装材
と裏打紙とがラミネートされた壁紙において、その接着
剤層の透湿度を小さくして裏打ち紙の裏面に塗布した糊
の乾燥を抑制してなる織物壁紙や、あるいは特開平5−
33300号公報に記載されているように、表装材と裏
打紙との接着剤中にワックスを混入し、それによって裏
打ち紙の裏面に塗布した糊の水分の表装材側への浸透を
防止するとともに糊の乾燥を抑制するようになした壁紙
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記特開
平3−19999号公報および特開平5−33300号
公報記載の壁紙は、前記した従来の施工作業の効率が著
しく悪いという難点の改善には寄与するが、難燃性、不
燃性など防火性に対する配慮がなく、また表装材部分の
有機質の量が80g/m2以下に規定された防火1級検
定品の壁紙においては、通常の壁紙に比べて薄手の表装
材が使用される場合が多く、このような薄手の表装材と
裏打紙とのラミネート加工時に従来と同量の接着剤を使
用すると、壁紙の表面に接着剤が滲み出る恐れがある。
そのうえ一般的な織物や不織布のラミネートに適用され
ている酢酸ビニルエマルジョンやアクリル酸エステルエ
マルジョンなどのエマルジョン系の接着剤によるウェッ
トラミネート方法では、接着剤層の耐水性が低く、貼付
け施工時において裏打紙の裏面に塗布した糊の水分が裏
打紙から接着剤層を透過し、さらに表装材を通過して蒸
発するという事態が発生することから前記したような糊
付け溜めができず、効率のよい貼付け施工が困難となる
ばかりでなく、水分の透過によって下地からの汚れ、ア
クによる変色を招くことになる。
平3−19999号公報および特開平5−33300号
公報記載の壁紙は、前記した従来の施工作業の効率が著
しく悪いという難点の改善には寄与するが、難燃性、不
燃性など防火性に対する配慮がなく、また表装材部分の
有機質の量が80g/m2以下に規定された防火1級検
定品の壁紙においては、通常の壁紙に比べて薄手の表装
材が使用される場合が多く、このような薄手の表装材と
裏打紙とのラミネート加工時に従来と同量の接着剤を使
用すると、壁紙の表面に接着剤が滲み出る恐れがある。
そのうえ一般的な織物や不織布のラミネートに適用され
ている酢酸ビニルエマルジョンやアクリル酸エステルエ
マルジョンなどのエマルジョン系の接着剤によるウェッ
トラミネート方法では、接着剤層の耐水性が低く、貼付
け施工時において裏打紙の裏面に塗布した糊の水分が裏
打紙から接着剤層を透過し、さらに表装材を通過して蒸
発するという事態が発生することから前記したような糊
付け溜めができず、効率のよい貼付け施工が困難となる
ばかりでなく、水分の透過によって下地からの汚れ、ア
クによる変色を招くことになる。
【0006】本発明の目的は、貼付け施工時に糊付け溜
めができ、しかも防火1級検定品相当の優れた防火性
(難燃性、不燃性)を備えた壁紙およびその製造方法を
提供することにある。
めができ、しかも防火1級検定品相当の優れた防火性
(難燃性、不燃性)を備えた壁紙およびその製造方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、有機質の量が
80g/m2以下のセルロースを主な素材とする多孔質
の表装材と不燃性または難燃性の裏打紙とを、従来より
も少量の難燃性の溶剤系接着剤でもって接着することに
よって上記課題を解決した。即ち、本発明の壁紙は、有
機質の量が80g/m2以下のセルロースを主な素材と
する多孔質の表装材と不燃性基材または難燃性基材と
が、固形分量で15〜25g/m2の難燃処理された溶
剤系接着剤でラミネートされていることを特徴としてい
るものである。
80g/m2以下のセルロースを主な素材とする多孔質
の表装材と不燃性または難燃性の裏打紙とを、従来より
も少量の難燃性の溶剤系接着剤でもって接着することに
よって上記課題を解決した。即ち、本発明の壁紙は、有
機質の量が80g/m2以下のセルロースを主な素材と
する多孔質の表装材と不燃性基材または難燃性基材と
が、固形分量で15〜25g/m2の難燃処理された溶
剤系接着剤でラミネートされていることを特徴としてい
るものである。
【0008】本発明の上記セルロースを主な素材とする
多孔質の表装材としては、プリント加工されたレーヨン
100%の不織布あるいは和紙が好ましく適用できる。
そして裏打紙となる不燃性基材または難燃性基材として
は、坪量100〜200g/m2の無機質紙、例えば不
燃性の水酸化アルミ紙あるいは坪量100〜200g/
m2の難燃処理された紙、例えば難燃性の再生紙などを
使用するとよい。
多孔質の表装材としては、プリント加工されたレーヨン
100%の不織布あるいは和紙が好ましく適用できる。
そして裏打紙となる不燃性基材または難燃性基材として
は、坪量100〜200g/m2の無機質紙、例えば不
燃性の水酸化アルミ紙あるいは坪量100〜200g/
m2の難燃処理された紙、例えば難燃性の再生紙などを
使用するとよい。
【0009】また本発明に好適な溶剤系接着剤として
は、例えば難燃処理されたウレタン系接着剤または難燃
処理されたアクリル系接着剤を挙げることができる。そ
してこの接着剤(不揮発分約45%)を上記基材に固形
分量で15〜25g/m2となるように塗布したのち加
熱して溶剤の一部を蒸散させたのち、その接着剤の塗布
面に表装材を重ね合わせて加熱加圧接着することによっ
て本発明の壁紙を得ることができる。この際、接着剤の
塗布量は、固形分量で15〜25g/m2の範囲に留め
るべきであり、接着剤の固形分量を25g/m2より多
くすると上記した薄手の多孔質表装材の表面に溶剤の一
部が滲み出る恐れがあり、また接着剤の塗布量は、固形
分量で15g/m2よりも少ないと表装材の接着強度が
低下して剥離を招くことになる。
は、例えば難燃処理されたウレタン系接着剤または難燃
処理されたアクリル系接着剤を挙げることができる。そ
してこの接着剤(不揮発分約45%)を上記基材に固形
分量で15〜25g/m2となるように塗布したのち加
熱して溶剤の一部を蒸散させたのち、その接着剤の塗布
面に表装材を重ね合わせて加熱加圧接着することによっ
て本発明の壁紙を得ることができる。この際、接着剤の
塗布量は、固形分量で15〜25g/m2の範囲に留め
るべきであり、接着剤の固形分量を25g/m2より多
くすると上記した薄手の多孔質表装材の表面に溶剤の一
部が滲み出る恐れがあり、また接着剤の塗布量は、固形
分量で15g/m2よりも少ないと表装材の接着強度が
低下して剥離を招くことになる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に略示しているようなドライ
ラミネート法によって、まず坪量100〜200g/m
2の上記不燃性または難燃性基材1に固形分量で15〜
25g/m2となるように難燃処理した溶剤系接着剤2
を塗布し、次いで入口温度が約90℃、中間温度が約1
10℃、出口温度が約130℃のドライヤー10を通過
させて溶剤の一部を蒸散させ、しかるのち表面にプリン
ト加工を施した坪量20〜80g/m2セルロース10
0%の表装材3を接着剤塗布面に重ね合わせ、ラミネー
トロール11,11間を通過させて加熱加圧して巻き取
ることによって本発明の壁紙4を得ることができる。図
2は得られた本発明の壁紙4の厚さ方向の断面拡大図で
あり、5はプリント加工層を示している。
ラミネート法によって、まず坪量100〜200g/m
2の上記不燃性または難燃性基材1に固形分量で15〜
25g/m2となるように難燃処理した溶剤系接着剤2
を塗布し、次いで入口温度が約90℃、中間温度が約1
10℃、出口温度が約130℃のドライヤー10を通過
させて溶剤の一部を蒸散させ、しかるのち表面にプリン
ト加工を施した坪量20〜80g/m2セルロース10
0%の表装材3を接着剤塗布面に重ね合わせ、ラミネー
トロール11,11間を通過させて加熱加圧して巻き取
ることによって本発明の壁紙4を得ることができる。図
2は得られた本発明の壁紙4の厚さ方向の断面拡大図で
あり、5はプリント加工層を示している。
【0011】なお、接着剤を固形分量で15〜25g/
m2となるように塗布するには、通常、溶剤、例えば溶
剤系アクリルにおいては、トルエン、酢酸エチルアルコ
ールを混合した接着剤中の不揮発分は約45%であるか
ら、上記基材1には接着剤2を約33〜55g/m2の
範囲内に塗布すればよい。
m2となるように塗布するには、通常、溶剤、例えば溶
剤系アクリルにおいては、トルエン、酢酸エチルアルコ
ールを混合した接着剤中の不揮発分は約45%であるか
ら、上記基材1には接着剤2を約33〜55g/m2の
範囲内に塗布すればよい。
【0012】かくして得られた本発明の壁紙4は、施工
時に難燃性基材1の裏面に塗布した水溶性の糊剤の表装
材3側への透過が、溶剤系接着剤2の層によって阻止さ
れ、前記した貼付け施工時に糊付け溜めが可能となり、
しかも防火1級検定品相当の優れた防火性(難燃性、不
燃性)を備えたものとなる。そして不燃性または難燃性
基材1に塗布した溶剤系接着剤2はドライヤー10にお
いて予備乾燥されて溶剤の一部が蒸散されるから、ラミ
ネート時の接着力が増加するばかりでなく気化した溶剤
の透過量が激減し、基材の表面に皮膜が形成されたよう
な状態となり、表装材3の汚損を少なくすることができ
る。
時に難燃性基材1の裏面に塗布した水溶性の糊剤の表装
材3側への透過が、溶剤系接着剤2の層によって阻止さ
れ、前記した貼付け施工時に糊付け溜めが可能となり、
しかも防火1級検定品相当の優れた防火性(難燃性、不
燃性)を備えたものとなる。そして不燃性または難燃性
基材1に塗布した溶剤系接着剤2はドライヤー10にお
いて予備乾燥されて溶剤の一部が蒸散されるから、ラミ
ネート時の接着力が増加するばかりでなく気化した溶剤
の透過量が激減し、基材の表面に皮膜が形成されたよう
な状態となり、表装材3の汚損を少なくすることができ
る。
【0013】
「実施例1」 表装材3として捺染プリントされたレー
ヨン100%の不織布、不燃性基材1として不燃水酸化
アルミ紙、そして溶剤系接着剤2として難燃処理された
アクリル樹脂接着剤を用い、上記ドライラミネート法に
よって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 15g/m2 表装材 : 43g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 15g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 120g/m2 総重量 : 193g/m2
ヨン100%の不織布、不燃性基材1として不燃水酸化
アルミ紙、そして溶剤系接着剤2として難燃処理された
アクリル樹脂接着剤を用い、上記ドライラミネート法に
よって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 15g/m2 表装材 : 43g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 15g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 120g/m2 総重量 : 193g/m2
【0014】「実施例2」 表装材3としてグラビアプ
リントされた和紙、不燃性基材1として不燃水酸化アル
ミ紙、そして溶剤系接着剤2として難燃処理されたアク
リル樹脂接着剤を用い、実施例1と同様にドライラミネ
ート法によって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 25g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 20g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 130g/m2 総重量 : 185g/m2
リントされた和紙、不燃性基材1として不燃水酸化アル
ミ紙、そして溶剤系接着剤2として難燃処理されたアク
リル樹脂接着剤を用い、実施例1と同様にドライラミネ
ート法によって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 25g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 20g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 130g/m2 総重量 : 185g/m2
【0015】「実施例3」 表装材3としてグラビアプ
リントされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1
として不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2とし
て難燃処理されたウレタン樹脂接着剤を用い、上記実施
例1と同様にドライラミネート法によって下記構成の壁
紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 30g/m2 溶剤系ウレタン樹脂 : 25g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 160g/m2 総重量 : 225g/m2
リントされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1
として不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2とし
て難燃処理されたウレタン樹脂接着剤を用い、上記実施
例1と同様にドライラミネート法によって下記構成の壁
紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 30g/m2 溶剤系ウレタン樹脂 : 25g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 160g/m2 総重量 : 225g/m2
【0016】「実施例4」 表装材3として捺染プリン
トされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1とし
て不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2として難
燃性ウレタン樹脂接着剤を用い、上記実施例1と同様に
ドライラミネート法によって下記構成の壁紙4となし
た。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 25g/m2 溶剤系ウレタン樹脂 : 20g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 130g/m2 総重量 : 185g/m2
トされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1とし
て不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2として難
燃性ウレタン樹脂接着剤を用い、上記実施例1と同様に
ドライラミネート法によって下記構成の壁紙4となし
た。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 25g/m2 溶剤系ウレタン樹脂 : 20g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 130g/m2 総重量 : 185g/m2
【0017】「実施例5」 表装材3としてグラビアプ
リントされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1
として不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2とし
て難燃アクリル樹脂接着剤を用い、上記実施例1と同様
にドライラミネート法によって下記構成の壁紙4となし
た。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 30g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 25g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 150g/m2 総重量 : 215g/m2
リントされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1
として不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2とし
て難燃アクリル樹脂接着剤を用い、上記実施例1と同様
にドライラミネート法によって下記構成の壁紙4となし
た。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 30g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 25g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 150g/m2 総重量 : 215g/m2
【0018】「実施例6」 表装材3としてグラビアプ
リントされた和紙、難燃性基材1として難燃処理された
再生紙、そして溶剤系接着剤2として難燃性アクリル樹
脂接着剤を用い、上記実施例1と同様にドライラミネー
ト法によって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 25g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 20g/m2 (固形分量) 難燃性基材 : 150g/m2 総重量 : 205g/m2
リントされた和紙、難燃性基材1として難燃処理された
再生紙、そして溶剤系接着剤2として難燃性アクリル樹
脂接着剤を用い、上記実施例1と同様にドライラミネー
ト法によって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 25g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 20g/m2 (固形分量) 難燃性基材 : 150g/m2 総重量 : 205g/m2
【0019】「実施例7」 表装材3としてグラビアプ
リントされた和紙、難燃性基材1として難燃処理された
再生紙、そして溶剤系接着剤2として難燃性ウレタン樹
脂接着剤を用い、上記実施例1と同様にドライラミネー
ト法によって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 20g/m2 溶剤系ウレタン樹脂 : 15g/m2 (固形分量) 難燃性基材 : 95g/m2 総重量 : 140g/m2
リントされた和紙、難燃性基材1として難燃処理された
再生紙、そして溶剤系接着剤2として難燃性ウレタン樹
脂接着剤を用い、上記実施例1と同様にドライラミネー
ト法によって下記構成の壁紙4となした。 プリント加工層 : 10g/m2 表装材 : 20g/m2 溶剤系ウレタン樹脂 : 15g/m2 (固形分量) 難燃性基材 : 95g/m2 総重量 : 140g/m2
【0020】「比較例1」 表装材3として捺染プリン
トされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1とし
て不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2として難
燃処理されたアクリル樹脂接着剤を用い、上記実施例1
と同様にドライラミネート法によって下記構成の壁紙4
となした。 プリント加工層 : 15g/m2 表装材 : 43g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 10g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 120g/m2 総重量 : 188g/m2
トされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1とし
て不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2として難
燃処理されたアクリル樹脂接着剤を用い、上記実施例1
と同様にドライラミネート法によって下記構成の壁紙4
となした。 プリント加工層 : 15g/m2 表装材 : 43g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 10g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 120g/m2 総重量 : 188g/m2
【0021】「比較例2」 表装材3としてグラビアプ
リントされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1
として不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2とし
て難燃処理されたアクリル樹脂接着剤を用い、上記実施
例1と同様にドライラミネート法によって下記構成の壁
紙4となした。 プリント加工層 : 5g/m2 表装材 : 43g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 30g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 120g/m2 総重量 : 198g/m2
リントされたレーヨン100%の不織布、不燃性基材1
として不燃水酸化アルミ紙、そして溶剤系接着剤2とし
て難燃処理されたアクリル樹脂接着剤を用い、上記実施
例1と同様にドライラミネート法によって下記構成の壁
紙4となした。 プリント加工層 : 5g/m2 表装材 : 43g/m2 溶剤系アクリル樹脂 : 30g/m2 (固形分量) 不燃性基材 : 120g/m2 総重量 : 198g/m2
【0022】なお上記実施例および比較例におけるレー
ヨン100%の不織布の表装材には、日本バイリーン株
式会社製の品番:TP−104を使用し、不燃性基材に
は、リンテック株式会社製の品番:セラフォームWの水
酸化アルミ紙を用いた。また溶剤系接着剤としての難燃
性アクリル樹脂接着剤は、サイデン化学株式会社製の品
番:AT165−Lを、難燃性ウレタン樹脂接着剤は、
大日本インキ化学工業株式会社製の品番:AS−358
を使用した。
ヨン100%の不織布の表装材には、日本バイリーン株
式会社製の品番:TP−104を使用し、不燃性基材に
は、リンテック株式会社製の品番:セラフォームWの水
酸化アルミ紙を用いた。また溶剤系接着剤としての難燃
性アクリル樹脂接着剤は、サイデン化学株式会社製の品
番:AT165−Lを、難燃性ウレタン樹脂接着剤は、
大日本インキ化学工業株式会社製の品番:AS−358
を使用した。
【0023】上記した実施例1〜7および比較例1、2
の耐水接着力の試験を行った結果を表1に示す。なお耐
水接着力の試験は、実施例1〜7および比較例1、2の
壁紙を3cm×5cmに裁断した試験片を1分間水に浸
漬後、容易に剥離するかどうかを観察した。
の耐水接着力の試験を行った結果を表1に示す。なお耐
水接着力の試験は、実施例1〜7および比較例1、2の
壁紙を3cm×5cmに裁断した試験片を1分間水に浸
漬後、容易に剥離するかどうかを観察した。
【0024】
【表1】
【0025】また上記した実施例1〜7および比較例
1、2の壁紙の透気度を測定したところ表2の通りであ
った。なお透気度はJIS−P8117に準拠し、王研
式透気度平滑度試験機KY−5・KY−6にて測定し
た。
1、2の壁紙の透気度を測定したところ表2の通りであ
った。なお透気度はJIS−P8117に準拠し、王研
式透気度平滑度試験機KY−5・KY−6にて測定し
た。
【0026】
【表2】
【0027】また上記した実施例1〜7および比較例2
の壁紙の表面燃焼試験を行った結果を表3に示す。なお
表面燃焼試験は、厚さ12mmの石膏ボードに各壁紙を
直貼りし、防火壁紙の検定試験方法にもとづいて燃焼テ
ストを行って判定した。
の壁紙の表面燃焼試験を行った結果を表3に示す。なお
表面燃焼試験は、厚さ12mmの石膏ボードに各壁紙を
直貼りし、防火壁紙の検定試験方法にもとづいて燃焼テ
ストを行って判定した。
【0028】
【表3】
【0029】さらに本発明壁紙の貼付け施工性、即ち、
施工可能な糊付け溜め時間(施工可能時間)を調査測定
した結果は表4の通りであった。なお貼付け用の糊剤に
は、JIS A6922適合壁紙施工用でん粉系接着剤
と水とを1:2の割合で混合したものを使用し、気温2
4℃、湿度42%の室内においてこの接着剤を基材の裏
面に120g/m2になるように均一に塗布したのち直
ちに糊面を内側にして二つ折りし、その後一定時間毎に
引き剥がし、基材同士が接着して剥がれない状態までの
時間を測定し、一定時間経過後に剥がれたものを○、剥
がれなかったものを×とした。
施工可能な糊付け溜め時間(施工可能時間)を調査測定
した結果は表4の通りであった。なお貼付け用の糊剤に
は、JIS A6922適合壁紙施工用でん粉系接着剤
と水とを1:2の割合で混合したものを使用し、気温2
4℃、湿度42%の室内においてこの接着剤を基材の裏
面に120g/m2になるように均一に塗布したのち直
ちに糊面を内側にして二つ折りし、その後一定時間毎に
引き剥がし、基材同士が接着して剥がれない状態までの
時間を測定し、一定時間経過後に剥がれたものを○、剥
がれなかったものを×とした。
【0030】
【表4】
【0031】
【発明の効果】このように本発明の壁紙は、接着剤の固
形分量が15〜25g/m2という少量にもかかわらず
基材と表装材とが強固に接着され、表2の通り通気性を
保有している。さらに表3に示しているように防火1級
検定品相当の優れた防火性を具備しているばかりでな
く、表4に示した通り糊付け後の施工可能時間も従来の
ものよりも長時間となり、貼付け施工効率を著しく向上
させることができるという実用上有益な多大の効果を発
揮する。
形分量が15〜25g/m2という少量にもかかわらず
基材と表装材とが強固に接着され、表2の通り通気性を
保有している。さらに表3に示しているように防火1級
検定品相当の優れた防火性を具備しているばかりでな
く、表4に示した通り糊付け後の施工可能時間も従来の
ものよりも長時間となり、貼付け施工効率を著しく向上
させることができるという実用上有益な多大の効果を発
揮する。
【図1】本発明の壁紙の製造方法の説明図である。
【図2】本発明の壁紙の厚さ方向の断面拡大図である。
1 難燃性または不燃性の基材 2 溶剤系接着剤 3 表装材 4 壁紙
Claims (4)
- 【請求項1】 有機質量が80g/m2以下のセルロー
スを主な素材とする多孔性表装材と不燃性基材または難
燃性基材とが、固形分量で15〜25g/m2の難燃処
理された溶剤系接着剤でラミネートされていることを特
徴とする壁紙。 - 【請求項2】 上記多孔性表装材が、レーヨン100%
の不織布または和紙であり、不燃性基材または難燃性基
材が不燃性水酸化アルミ紙または難燃処理された紙であ
ることを特徴とする請求項1記載の壁紙。 - 【請求項3】 上記溶剤系接着剤が、難燃処理をしたア
クリル系樹脂接着剤またはウレタン系樹脂接着剤である
ことを特徴とする請求項1記載の壁紙。 - 【請求項4】 ドライラミネート法によって、まず坪量
100〜200g/m2の上記不燃性または難燃性基材
に固形分量で15〜25g/m2となるように難燃処理
した溶剤系接着剤を塗布し、次いで90〜130℃にて
接着剤塗布面を加熱して溶剤の一部を蒸散させ、しかる
のち有機質量が80g/m2以下のセルロース100%
の表装材を接着剤塗布面に重ね合わせ、ラミネートロー
ル間を通過させて加圧して巻き取ることを特徴とする壁
紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29219196A JPH10100323A (ja) | 1996-09-28 | 1996-09-28 | 壁紙およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29219196A JPH10100323A (ja) | 1996-09-28 | 1996-09-28 | 壁紙およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10100323A true JPH10100323A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17778731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29219196A Pending JPH10100323A (ja) | 1996-09-28 | 1996-09-28 | 壁紙およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10100323A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015504379A (ja) * | 2011-11-17 | 2015-02-12 | シン,ヨン−スゥン | 不燃断熱シートとその製造装置及びその製造方法 |
| CN107268340A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-10-20 | 合肥市大卓电力有限责任公司 | 一种环保抗菌壁纸及其制备方法 |
-
1996
- 1996-09-28 JP JP29219196A patent/JPH10100323A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015504379A (ja) * | 2011-11-17 | 2015-02-12 | シン,ヨン−スゥン | 不燃断熱シートとその製造装置及びその製造方法 |
| CN107268340A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-10-20 | 合肥市大卓电力有限责任公司 | 一种环保抗菌壁纸及其制备方法 |
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