JPH10104686A - 一眼レフカメラにおける絞り制御装置 - Google Patents

一眼レフカメラにおける絞り制御装置

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JPH10104686A
JPH10104686A JP25482096A JP25482096A JPH10104686A JP H10104686 A JPH10104686 A JP H10104686A JP 25482096 A JP25482096 A JP 25482096A JP 25482096 A JP25482096 A JP 25482096A JP H10104686 A JPH10104686 A JP H10104686A
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義明 水木
Takanori Toyoguchi
孝典 豊口
Atsushi Matsumoto
敦 松本
Hidetaka Osako
秀隆 大迫
Nobuyuki Kondo
信之 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一眼レフカメラのミラーアップ時におけるフ
ォーカルプレンシャッタからの漏光を簡単な方法で防止
する。 【解決手段】 撮影レンズ側の絞り情報は、レンズ装着
スイッチ27及び絞り位置センサ25によりカメラ本体
側の制御手段10に伝えられる。カメラ本体のミラーア
ップレバー15をミラーアップ位置にセットすると、ミ
ラーが跳ね上げられてミラーアップスイッチ18がオン
となり、その信号が制御手段10に入力される。これに
より、制御手段10からの指令が絞り駆動モータドライ
バ26に入力されステッピングモータ22が駆動されて
絞りを全閉又は最小絞り口径に絞り込む。撮影時には絞
りを所要の絞り口径に開いた後フォーカルプレンシャッ
タが作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミラーアップ機
能を有するフォーカルプレンシャッタ一眼レフカメラに
おける絞り制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】元来、フォーカルプレンシャッタはフィ
ルム面の直前に位置して撮影レンズ系との直接の関連が
ほとんどないため、レンズ交換が可能な一眼レフカメラ
に広く用いられている。今日一般に用いられているフォ
ーカルプレンシャッタは、先幕,後幕との間にスリット
を形成し、画面の一端から他端へスリットを走らせ、そ
のスリット幅を種々に変更して露出時間を変えるように
したものであり、幕走行後は、先幕と後幕が所定長重な
って巻き上げられる。
【0003】このようなフォーカルプレンシャッタは画
面の長辺方向に走る横走り方式と短辺方向に走る縦走り
方式とに大別される。横走り方式は、先幕と後幕が1枚
ずつの遮光幕で構成され、巻上げ前には後幕が、巻上げ
後には先幕がそれぞれフィルム面を遮光し、画面外でも
先幕と後幕とは所定長の重なりを形成しているので、漏
光のおそれはきわめて低い。
【0004】一方、縦走り方式は、金属または合成樹脂
の薄板からなる先羽根及び後羽根がそれぞれ複数板に分
割され、それぞれの羽根が重なってフィルム面を遮光し
ているので、画面枠内には常時羽根の重なり部が存在
し、長時間直射光線にさらされるとフィルム面に漏光す
るおそれがある。しかし、これを一眼レフカメラに用い
た場合には、シャッタ面の手前にミラーが存在し、これ
がシャッタ面への長時間の直射光線の照射を防止して通
常の状態では漏光のおそれはなく、充分に使用に耐える
ものとなる。
【0005】この縦走り方式のフォーカルプレンシャッ
タは、羽根が画面の短辺方向に走るため、全開時間が短
くなってストロボとの同調速度を早くすることができ、
日中シンクロの性能を向上させることができるととも
に、ユニット化が容易でカメラの生産性が良好となるな
どの長所があり、今日の35mm判一眼レフカメラのほと
んどに採用されるようになってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の縦走りフォーカルプレンシャッタを用いた一
眼レフカメラにあって、撮影時のミラー跳上げに伴うシ
ョックを防止するためのミラーアップ機能を有するもの
では、ミラーの上昇により撮影レンズを通過した光線が
直接シャッタ面に到達するので、ミラーアップが長時間
になるとフィルム面への漏光のおそれが生じる。
【0007】特に、最近の縦走りフォーカルプレンシャ
ッタは、コンパクト化のために、羽根と羽根との重なり
を可能な限り少なくするとともに、高速性能を向上させ
るために羽根に、合成樹脂を用いるようになってきたの
で、漏光の可能性がますます増える傾向にある。さら
に、これを例えばセミ判等の中判カメラに用いた場合に
は、各羽根が大きくなってその平面性の保持が難しくな
り、ミラーアップ時の漏光防止は著しく困難となる。
【0008】このようなミラーアップ時の漏光対策の一
つとして、フォーカルプレンシャッタとミラーとの間に
遮光板を回動可能に設け、ミラーアップ時にこの遮光板
により撮影レンズからの直射光線を遮光し、撮影時には
遮光板を跳ね上げた後、フォーカルプレンシャッタを作
動させる方法がある。さらに、ミラーアップ時には通常
撮影レンズの絞りも所要の値に絞り込まれているので、
撮影レンズ通過光線も少なくなって漏光防止効果が高め
られる。
【0009】しかし、このような方法では、撮影時に遮
光板の跳上げによるショックが作用して折角のミラーア
ップの効果が相殺され、同時に、ミラーとフォーカルプ
レンシャッタとの間の狹小なスペースに遮光板とその駆
動機構を設けなければならず、構成が複雑化するという
問題点がある。また、撮影レンズの絞りも常時最小絞り
近くまで絞り込まれるものではないので、絞りによる減
光効果を過大に期待することはできない。
【0010】上記の問題点を解決する方法として、シャ
ッタ作動時に後羽根がフィルム面を遮光した後に先羽根
が後羽根に重なるように逆戻りして先羽根と後羽根の両
方でフィルム面を遮光するようにしたものも現れてい
る。しかし、このような逆戻り方式の縦走りフォーカル
プレンシャッタにあっては、羽根の駆動機構が複雑化し
てシャッタユニットも大きくなり、生産コストが高騰化
するという問題点がある。
【0011】以上、縦走りフォーカルプレンシャッタに
おける漏光のみを述べたが、横走りフォーカルプレンシ
ャッタにおいても、ミラーアップが長時間に及ぶ場合に
は、幕周辺から回り込む光線により光洩れを生じるおそ
れがある。この発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構成でミラーアップ時のフィルムへの漏光
を防止し得る一眼レフカメラの絞り制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ミラーアップ機能を有するフォーカルプ
レンシャッタ付きの一眼レフカメラにおける絞り制御装
置であって、ミラーアップ切換えに関連して撮影レンズ
の絞りを少なくとも最小絞り口径に絞り込む制御手段を
設けた一眼レフカメラにおける絞り制御装置を提供する
ものである。そして、上記の装置において、制御手段
が、絞りを全閉状態とし得るようにするのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態を示す機能ブロック図、図2は、その作動状態を
示すフロー図、図3はこの発明を実施した一眼レフカメ
ラの主要構成要素を示す説明図である。
【0014】まず、図3を参照してこの発明を実施した
一眼レフカメラの概略構成を説明する。このカメラは、
セミ判(4.5×6cm)の一眼レフカメラであり、カメ
ラ本体1、その前面のレンズマウント部11に交換可能
に装着される撮影レンズ2、カメラ本体1の上面に交換
可能に装着されるファインダ3、カメラ本体1の後面に
交換可能に装着されるフィルムバック4により構成され
る。
【0015】カメラ本体1の後部には、大型のシャッタ
ユニットからなる縦走りのフォーカルプレンシャッタ1
2が内蔵され、その前方にミラー13が回動自在に斜在
している。カメラ本体1の上部には、交換可能な焦点板
14を装着し、絞り21を有する撮影レンズ2を通過し
てミラー13により垂直に折り曲げられた光線を焦点板
14上に結像させる。
【0016】焦点板14上のファインダ像はファインダ
ミラー31により再び反射して撮影レンズ2の光軸Aと
平行となり、図示しないケプラタイプのリレーレンズ及
び接眼レンズによって正立正像となって接眼部32から
覗視することができる。また、カメラ本体1の側面には
些細なミラーショックをも防止するためのミラーアップ
レバー15が、前面にはレリーズボタン16がそれぞれ
設けてある。
【0017】撮影レンズ2の絞り21の口径調節は、鏡
筒に内蔵したステッピングモータ22により減速歯車機
構23を介して行われる。この絞り21は、全閉状態に
絞り込み可能な公知の絞り羽根を有するものを用いるの
が好ましいが、最小絞り例えばF22までしか絞り込め
ない通常の絞り羽根を有するものでも差支えない。
【0018】また、この撮影レンズ2には、カメラ本体
1のレンズマウント部11に設けた情報伝達用のカメラ
本体側接点17に接続されるレンズ側接点24が設けて
あり、カメラ本体1からの指令により、例えばミラー上
昇作動に関連してステッピングモータ22を作動させ、
所要の絞り口径にまで絞り込むことができる。なお、ミ
ラーアップレバー15をセットした場合には、通常撮影
時の絞り作動と無関係に、カメラ本体1側の指令により
ステッピングモータ22を作動させて絞り21を最小絞
り口径または全閉状態にまで絞り込むようにする。
【0019】図1は、上記の絞り制御関連の各構成要素
を機能別に示したブロック図である。マイコン制御の制
御手段10には、レンズ装着により接続されるカメラ本
体1側の接点17と撮影レンズ2側の接点24を通じて
閉成される情報伝達用のレンズ装着スイッチ27からの
信号と撮影レンズ2の絞り位置センサ25からの信号が
入力される。
【0020】ミラーアップレバー15がミラーアップ位
置へ操作されてミラー13が跳ね上がり、ミラーアップ
スイッチ18が閉成されてその信号が制御手段10に入
力されると、制御手段10からの指令が絞り駆動モータ
ドライバ26に出力されて絞り駆動用のステッピングモ
ータ22を作動させ、絞り21を最小絞り口径あるいは
全閉状態に絞り込むことができる。
【0021】次に、このような構成からなる実施形態の
作用を主として図2の(a),(b)を参照して説明す
る。カメラ本体1の巻上げ操作完了後に、レリーズボタ
ン16の押圧に先立ちミラーアップレバー15をミラー
アップ(M.UP)位置へセットすると、ミラー13が
上昇してミラーアップスイッチ18がオンとなる。
【0022】ここで、図2の(a)に示すように、制御
手段10がミラーアップ信号を検出すると、絞り位置セ
ンサ25からの信号により絞り状態が検出され、絞り駆
動モータドライバ26を介して絞り21を全閉あるいは
最小絞り口径にまで絞り込んでフォーカルプレンシャッ
タ12からの漏光を防止する。この状態でレリーズボタ
ン16を押圧すると、絞り21を所要の絞り口径にまで
開かせた後、フォーカルプレンシャッタ12が作動して
フィルム面に露光される。シャッタ作動が終るとミラー
13はミラーアップ状態を保ったまま、絞り21が再び
全閉あるいは最小絞り口径となる。
【0023】また、上記のミラーアップ状態からミラー
アップレバー15を操作してミラーアップを解除する
と、図2の(b)に示すように、制御手段10がミラー
アップ信号が検出できないことを確認した後、絞り状態
を検出し、ステッピングモータ22を作動させて絞り2
1を全開させて通常の状態に復帰する。この状態でレリ
ーズボタン16を押圧すると、ミラー13が跳ね上げら
れ、絞り21を所要の絞り口径まで絞り込んだ後、フォ
ーカルプレンシャッタ12が作動し、シャッタ作動が終
るとミラー13が復帰するとともに絞り21が全開とな
って通常の撮影態勢となる。
【0024】なお、上記の実施形態では、この発明をセ
ミ判の縦走りフォーカルプレンシャッタを有する一眼レ
フカメラに実施した場合について説明したが、この発明
はそれに限るものではなく、35mm判や横走りフォーカ
ルプレンシャッタを有する一眼レフカメラにも何ら支障
なく実施することができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による一眼
レフカメラにおける絞り制御装置は、ミラーアップ切換
えに関連して絞りを少なくとも最小絞り口径に絞り込む
制御手段を設けたので、ソフトの絞りを作動させるシー
ケンスを変更するだけで従来のフォーカルプレンシャッ
タや絞り駆動手段を複雑化することなく、且つ撮影時に
ショックを生じることもなく、ミラーアップ時の漏光を
防止することができる。
【0026】また、上記の絞り制御装置において、制御
手段が絞りを全閉状態にし得るようにすると、たとえミ
ラーアップ時間が長く、その間にカメラが強い光線下に
晒され、且つ高感度のフィルムを使用していたとして
も、ミラーアップ時のフィルム面への漏光をほぼ完全に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】同じくその作動状態を示すフロー図である。
【図3】この発明を実施した一眼レフカメラの主要構成
要素を示す説明図である。
【符号の説明】
1:カメラ本体 2:撮影レンズ 3:ファインダ 4:フィルムバック 10:制御手段 11:レンズマウント部 12:フォーカルプレンシャッタ 13:ミラー 14:焦点板 15:ミラーアップレバー 16:レリーズボタン 17:カメラ本体側接点 18:ミラーアップスイッチ 21:絞り 22:ステッピングモータ 23:減速歯車機構 24:レンズ側接点 25:絞り位置センサ 26:絞り駆動モータドライバ 27:レンズ装着スイッチ 31:ファインダミラー 32:接眼部 A:光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大迫 秀隆 埼玉県浦和市西堀10丁目13番1号 マミ ヤ・オーピー株式会社内 (72)発明者 近藤 信之 埼玉県浦和市西堀10丁目13番1号 マミ ヤ・オーピー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーアップ機能を有するフォーカルプ
    レンシャッタ付きの一眼レフカメラにおける絞り制御装
    置であって、 ミラーアップ切換えに関連して撮影レンズの絞りを少な
    くとも最小絞り口径に絞り込む制御手段を設けたことを
    特徴とする一眼レフカメラにおける絞り制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段が、絞りを全閉状態にし得るこ
    とを特徴とする請求項1記載の一眼レフカメラにおける
    絞り制御装置。
JP25482096A 1996-09-26 1996-09-26 一眼レフカメラにおける絞り制御装置 Expired - Fee Related JP3814346B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1944964A3 (en) * 2007-01-15 2011-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, control method thereof, program and storage medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1944964A3 (en) * 2007-01-15 2011-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, control method thereof, program and storage medium

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