JPH10110803A - 無段変速機 - Google Patents
無段変速機Info
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- JPH10110803A JPH10110803A JP26641796A JP26641796A JPH10110803A JP H10110803 A JPH10110803 A JP H10110803A JP 26641796 A JP26641796 A JP 26641796A JP 26641796 A JP26641796 A JP 26641796A JP H10110803 A JPH10110803 A JP H10110803A
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- Japan
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- cylinder body
- hydraulic
- pump
- hydraulic pump
- pressure oil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸方向寸法が小さく、コンパクトであり、し
かも簡単な構造で油圧伝動のオン、オフを入力軸の回転
数の変化に応じて自動的に行うことができる油圧式無段
変速機を提供する。 【解決手段】 入力軸1に固着される共通のシリンダボ
ディ12にラジアル型第1油圧ポンプP1 の第1プラン
ジャ14群と第1油圧ポンプP1 に油圧閉回路を介して
連結されるラジアル型第2油圧ポンプP2 の第2プラン
ジャ24群とを配設し、第1プランジャ14群を作動さ
せる第1ポンプリング15をミッションケース5に、第
1ポンプリング15のシリンダボディ12に対する偏心
方向及び偏心量を可変とすべく軸支する。またシリンダ
ボディ12には、油圧閉回路の低圧油路28及び高圧油
路29にわたる半径方向のクランク弁孔50を設け、こ
れに遠心作用で両油路28,29間を閉じるクラッチ弁
51を装着する。
かも簡単な構造で油圧伝動のオン、オフを入力軸の回転
数の変化に応じて自動的に行うことができる油圧式無段
変速機を提供する。 【解決手段】 入力軸1に固着される共通のシリンダボ
ディ12にラジアル型第1油圧ポンプP1 の第1プラン
ジャ14群と第1油圧ポンプP1 に油圧閉回路を介して
連結されるラジアル型第2油圧ポンプP2 の第2プラン
ジャ24群とを配設し、第1プランジャ14群を作動さ
せる第1ポンプリング15をミッションケース5に、第
1ポンプリング15のシリンダボディ12に対する偏心
方向及び偏心量を可変とすべく軸支する。またシリンダ
ボディ12には、油圧閉回路の低圧油路28及び高圧油
路29にわたる半径方向のクランク弁孔50を設け、こ
れに遠心作用で両油路28,29間を閉じるクラッチ弁
51を装着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動二輪
車、自動車等の車両に適用される無段変速機に関する。
車、自動車等の車両に適用される無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】無段変速機として、例えば特公平7−2
6676号公報に開示されているように、固定容量のア
キシャル型油圧ポンプと可変容量のアキシャル型油圧モ
ータを同軸状に配置し、これらを油圧閉回路を介して接
続したものが知られている。
6676号公報に開示されているように、固定容量のア
キシャル型油圧ポンプと可変容量のアキシャル型油圧モ
ータを同軸状に配置し、これらを油圧閉回路を介して接
続したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような無段変速
機では、軸方向に比較的長く延びるアキシャル型の油圧
ポンプ及び油圧モータが軸方向に配置されるので、全体
として軸方向寸法が長くなることを免れず、そのコンパ
クト化が困難である。
機では、軸方向に比較的長く延びるアキシャル型の油圧
ポンプ及び油圧モータが軸方向に配置されるので、全体
として軸方向寸法が長くなることを免れず、そのコンパ
クト化が困難である。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、軸方向寸法が大幅に短縮したコンパクトな構成を
持ち、しかも簡単な構造で油圧伝動のオン、オフを入力
軸の回転数の変化に応じて自動的に行うことができる無
段変速機を提供することを目的とする。
ので、軸方向寸法が大幅に短縮したコンパクトな構成を
持ち、しかも簡単な構造で油圧伝動のオン、オフを入力
軸の回転数の変化に応じて自動的に行うことができる無
段変速機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ミッションケースに入力軸及び出力軸を
同軸状に支承し、その入力軸に固設されるシリンダボデ
ィと、このシリンダボデーに放射状に配設される複数の
第1プランジャと、これら第1プランジャを囲繞してそ
れらの外端に相対移動可能に係合し、シリンダボディの
回転に伴い各第1プランジャに往復動を与えると共に、
その往復動ストロークを調節すべく、ミッションケース
に回動可能に支持される第1ポンプリングとで可変容量
のラジアル型第1油圧ポンプを構成し、また前記シリン
ダボデーと、このシリンダボディに放射状に配設される
複数の第2プランジャと、出力軸に固設されると共にこ
れら第2プランジャを囲繞してそれらの外端に相対移動
可能に係合し、シリンダボディとの相対回転に伴い各第
2プランジャに一定ストロークの往復動を与える第2ポ
ンプリングとで固定容量のラジアル型第2油圧ポンプを
構成し、更にシリンダボディには、第1油圧ポンプに作
動油を吸入されると共に第2油圧ポンプから作動油を吐
出される高圧油路と、第1油圧ポンプから作動油を吐出
されると共に第2油圧ポンプに作動油を吸入される低圧
油路とを設け、またこの両油路間にわたりシリンダボデ
ィの半径方向へ延びるクラッチ弁孔を設け、このクラッ
チ弁孔に、両油路相互を連通する半径方向内方位置と両
油路相互を不通にする半径方向位置との間を移動し得る
クラッチ弁を嵌装すると共に、このクラッチ弁を半径方
向内方へ付勢するクラッチばねを設け、入力軸の回転数
が所定値を越えると、クラッチ弁がその遠心力により半
径方向外方へ移動するようにしたことを特徴とする。
に、本発明は、ミッションケースに入力軸及び出力軸を
同軸状に支承し、その入力軸に固設されるシリンダボデ
ィと、このシリンダボデーに放射状に配設される複数の
第1プランジャと、これら第1プランジャを囲繞してそ
れらの外端に相対移動可能に係合し、シリンダボディの
回転に伴い各第1プランジャに往復動を与えると共に、
その往復動ストロークを調節すべく、ミッションケース
に回動可能に支持される第1ポンプリングとで可変容量
のラジアル型第1油圧ポンプを構成し、また前記シリン
ダボデーと、このシリンダボディに放射状に配設される
複数の第2プランジャと、出力軸に固設されると共にこ
れら第2プランジャを囲繞してそれらの外端に相対移動
可能に係合し、シリンダボディとの相対回転に伴い各第
2プランジャに一定ストロークの往復動を与える第2ポ
ンプリングとで固定容量のラジアル型第2油圧ポンプを
構成し、更にシリンダボディには、第1油圧ポンプに作
動油を吸入されると共に第2油圧ポンプから作動油を吐
出される高圧油路と、第1油圧ポンプから作動油を吐出
されると共に第2油圧ポンプに作動油を吸入される低圧
油路とを設け、またこの両油路間にわたりシリンダボデ
ィの半径方向へ延びるクラッチ弁孔を設け、このクラッ
チ弁孔に、両油路相互を連通する半径方向内方位置と両
油路相互を不通にする半径方向位置との間を移動し得る
クラッチ弁を嵌装すると共に、このクラッチ弁を半径方
向内方へ付勢するクラッチばねを設け、入力軸の回転数
が所定値を越えると、クラッチ弁がその遠心力により半
径方向外方へ移動するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0007】図1において、1は車両の原動機に連なる
入力軸、2は車両の駆動車輪に連なる出力軸で、これら
両軸1,2は同軸状に配置されると共に、本発明の無段
変速機Tを介して連結される。
入力軸、2は車両の駆動車輪に連なる出力軸で、これら
両軸1,2は同軸状に配置されると共に、本発明の無段
変速機Tを介して連結される。
【0008】出力軸2の内端には、入力軸1の内端部を
同心に囲繞する支持筒3が一体に形成され、この支持筒
3と入力軸1との間に両軸1,2の相対回転を許容する
ボールベアリング4が介装される。
同心に囲繞する支持筒3が一体に形成され、この支持筒
3と入力軸1との間に両軸1,2の相対回転を許容する
ボールベアリング4が介装される。
【0009】また入、出力軸1,2は、無段変速機Tを
収容するミッションケース5の左右両端部にそれぞれボ
ールベアリング6,7を介して支承され、更に前記支持
筒3はミッションケース5の中間部にボールベアリング
8を介して支承される。そして上記ボールベアリング
6,8の外側において、入、出力軸1,2とミッション
ケース5との各間にオイルシール9,10が介装され
る。
収容するミッションケース5の左右両端部にそれぞれボ
ールベアリング6,7を介して支承され、更に前記支持
筒3はミッションケース5の中間部にボールベアリング
8を介して支承される。そして上記ボールベアリング
6,8の外側において、入、出力軸1,2とミッション
ケース5との各間にオイルシール9,10が介装され
る。
【0010】無段変速機Tは、可変容量のラジアル型第
1油圧ポンプP1 と、定容量のラジアル型第2油圧ポン
プP2 とを油圧閉回路を介して相互に連結して構成され
る。
1油圧ポンプP1 と、定容量のラジアル型第2油圧ポン
プP2 とを油圧閉回路を介して相互に連結して構成され
る。
【0011】図1、図2及び図6に示すように、第1油
圧ポンプP1 は、入力軸1にスプライン11を介して同
心状に結合されるシリンダボディ12に、その外周面に
開口するように設けられる放射状配列の複数(図示例で
は5本)の第1シリンダ孔13と、これらシリンダ孔1
3にそれぞれ摺動自在に嵌装される第1プランジャ14
と、このプランジャ14群を囲繞してそれらの外端と周
方向摺動可能に係合する第1ポンプリング15とを備え
ており、各第1シリンダ孔13には第1プランジャ14
を第1ポンプリング15との係合方向へ付勢するばね1
6が収納される。
圧ポンプP1 は、入力軸1にスプライン11を介して同
心状に結合されるシリンダボディ12に、その外周面に
開口するように設けられる放射状配列の複数(図示例で
は5本)の第1シリンダ孔13と、これらシリンダ孔1
3にそれぞれ摺動自在に嵌装される第1プランジャ14
と、このプランジャ14群を囲繞してそれらの外端と周
方向摺動可能に係合する第1ポンプリング15とを備え
ており、各第1シリンダ孔13には第1プランジャ14
を第1ポンプリング15との係合方向へ付勢するばね1
6が収納される。
【0012】第1ポンプリング15は、その一側に形成
したボス15aが入力軸1と平行な枢軸17を介してミ
ッションケース5に支持されるもので、シリンダボディ
12に対し一側方へ所定距離e1 (最大偏心量、図2及
び図9(a)参照)偏心する第1偏心位置Aと、それに
対し他側方へ所定距離e2 (図2及び図12(a)参
照)偏心する第2偏心位置Cとの間を揺動し得るように
なっており、両偏心位置A、Cの中間には、シリンダボ
ディ12と同心になる無偏心位置(図11(a)参照)
Bが存在する。第1ポンプリング15の第1及び第2偏
心位置A、Cは、該リング15の他側に突設されたスト
ッパアーム15bがミッションケース5の内周壁に形成
された凹部18の一方と他方の内端壁に当接することに
より規定される。そして第1ポンプリング15を第1偏
心位置A側へ常時付勢する戻しばね19がミッションケ
ース15と該リング15との間に介装される一方、その
戻しばね19の付勢力に抗して該リング15を第1偏心
位置Aから第2偏心位置Cまで揺動させ得る変速レバー
20がミッションケース5に軸支される。この変速レバ
ー20手動もしくは自動アクチュエータにより操作され
る。而して、第1ポンプリング15は、シリンダボディ
12の回転時、該リング15の偏心量の2倍のストロー
クをもって各第1プランジャ14に往復動を与え、吸入
及び吐出行程を繰返えさせることができる。
したボス15aが入力軸1と平行な枢軸17を介してミ
ッションケース5に支持されるもので、シリンダボディ
12に対し一側方へ所定距離e1 (最大偏心量、図2及
び図9(a)参照)偏心する第1偏心位置Aと、それに
対し他側方へ所定距離e2 (図2及び図12(a)参
照)偏心する第2偏心位置Cとの間を揺動し得るように
なっており、両偏心位置A、Cの中間には、シリンダボ
ディ12と同心になる無偏心位置(図11(a)参照)
Bが存在する。第1ポンプリング15の第1及び第2偏
心位置A、Cは、該リング15の他側に突設されたスト
ッパアーム15bがミッションケース5の内周壁に形成
された凹部18の一方と他方の内端壁に当接することに
より規定される。そして第1ポンプリング15を第1偏
心位置A側へ常時付勢する戻しばね19がミッションケ
ース15と該リング15との間に介装される一方、その
戻しばね19の付勢力に抗して該リング15を第1偏心
位置Aから第2偏心位置Cまで揺動させ得る変速レバー
20がミッションケース5に軸支される。この変速レバ
ー20手動もしくは自動アクチュエータにより操作され
る。而して、第1ポンプリング15は、シリンダボディ
12の回転時、該リング15の偏心量の2倍のストロー
クをもって各第1プランジャ14に往復動を与え、吸入
及び吐出行程を繰返えさせることができる。
【0013】図1及び図3に示すように、第2油圧ポン
プP2 は、前記シリンダボディ12の外周面に開口して
設けられる放射状配列の複数(図示例では5本)の第2
シリンダ孔23と、これら第2シリンダ孔23にそれぞ
れ摺動自在に嵌装される第2プランジャ24と、この第
2プランジャ24群を囲繞してそれらの外端と周方向摺
動可能に係合する第2ポンプリング25とを備えてお
り、各第2シリンダ孔23には各第2プランジャ24を
第2ポンプリング25との係合方向へ付勢するばね26
が収納される。
プP2 は、前記シリンダボディ12の外周面に開口して
設けられる放射状配列の複数(図示例では5本)の第2
シリンダ孔23と、これら第2シリンダ孔23にそれぞ
れ摺動自在に嵌装される第2プランジャ24と、この第
2プランジャ24群を囲繞してそれらの外端と周方向摺
動可能に係合する第2ポンプリング25とを備えてお
り、各第2シリンダ孔23には各第2プランジャ24を
第2ポンプリング25との係合方向へ付勢するばね26
が収納される。
【0014】第2ポンプリング25は、出力軸2の支持
筒3に一体に連設され、且つシリンダボディ12に対し
一側方へ所定距離e3 (固定偏心量、図3及び図11
(a)参照)偏心するように配置される。而して、この
第2ポンプリング25は、シリンダボディ12の回転
時、該リング25の偏心量の2倍のストロークをもって
各第2プランジャ24に往復動を与えて吸入及び吐出行
程を繰返えさせることができる。
筒3に一体に連設され、且つシリンダボディ12に対し
一側方へ所定距離e3 (固定偏心量、図3及び図11
(a)参照)偏心するように配置される。而して、この
第2ポンプリング25は、シリンダボディ12の回転
時、該リング25の偏心量の2倍のストロークをもって
各第2プランジャ24に往復動を与えて吸入及び吐出行
程を繰返えさせることができる。
【0015】図6に示すように、第1プランジャ14の
外径d1 は、第2プランジャ24の外径d2 より小さく
設定される。また図2及び図3に示すように、第1ポン
プリング15の最大偏心量e1 は、第2ポンプリング2
5の固定偏心量e3 より大きく設定され、即ち第1プラ
ンジャ14の最大ストロークは、第2プランジャ24の
ストロークより大きく設定される。こうして第1油圧ポ
ンプP1 の最大容量と第2油圧ポンプP2 の固定容量と
が略等しく設定される。
外径d1 は、第2プランジャ24の外径d2 より小さく
設定される。また図2及び図3に示すように、第1ポン
プリング15の最大偏心量e1 は、第2ポンプリング2
5の固定偏心量e3 より大きく設定され、即ち第1プラ
ンジャ14の最大ストロークは、第2プランジャ24の
ストロークより大きく設定される。こうして第1油圧ポ
ンプP1 の最大容量と第2油圧ポンプP2 の固定容量と
が略等しく設定される。
【0016】図1に示すように、第1油圧ポンプP1 と
第2油圧ポンプP2 とはシリンダボディ12の一端側と
他端側とに互いに離れて配置され、これらの中間部に入
力軸1を囲繞する環状の低圧油路28と、この低圧油路
28を更に囲繞する環状の高圧油路29とが設けられ
る。
第2油圧ポンプP2 とはシリンダボディ12の一端側と
他端側とに互いに離れて配置され、これらの中間部に入
力軸1を囲繞する環状の低圧油路28と、この低圧油路
28を更に囲繞する環状の高圧油路29とが設けられ
る。
【0017】シリンダボディ12には、更に第1シリン
ダ孔13と同数で、その第1シリンダ孔13群の内側に
隣接して放射状に延びる第1弁孔31と、第2シリンダ
孔23と同数で、その第2シリンダ孔23群の内側に隣
接して放射状に延びる第2弁孔32とが設けられる。各
第1弁孔31は、シリンダボディ12の外周面から高圧
油路29を貫通して低圧油路28に達しており、各第1
弁孔31の内側面には、隣接する第1シリンダ孔13か
ら側方に延びる第1ポンプポート33が開口する。各第
2弁孔32も又、シリンダボディ12の外周面から高圧
油路29を貫通して低圧油路28に達しており、各第2
弁孔32の内側面には、隣接する第2シリンダ孔23か
ら側方に延びる第2ポンプポート34が開口する。
ダ孔13と同数で、その第1シリンダ孔13群の内側に
隣接して放射状に延びる第1弁孔31と、第2シリンダ
孔23と同数で、その第2シリンダ孔23群の内側に隣
接して放射状に延びる第2弁孔32とが設けられる。各
第1弁孔31は、シリンダボディ12の外周面から高圧
油路29を貫通して低圧油路28に達しており、各第1
弁孔31の内側面には、隣接する第1シリンダ孔13か
ら側方に延びる第1ポンプポート33が開口する。各第
2弁孔32も又、シリンダボディ12の外周面から高圧
油路29を貫通して低圧油路28に達しており、各第2
弁孔32の内側面には、隣接する第2シリンダ孔23か
ら側方に延びる第2ポンプポート34が開口する。
【0018】図1及び図4に示すように、第1弁孔31
にはスプール型の第1切換弁35がそれぞれ摺動可能に
嵌装され、これら第1切換弁35の外端に、それらを囲
繞する第1切換リング37が周方向摺動可能に係合され
る。この第1切換リング37は図4に示すようにシリン
ダボディ12に対し所定距離e4 偏心した位置でミッシ
ョンケース5にボルト39で固着される。
にはスプール型の第1切換弁35がそれぞれ摺動可能に
嵌装され、これら第1切換弁35の外端に、それらを囲
繞する第1切換リング37が周方向摺動可能に係合され
る。この第1切換リング37は図4に示すようにシリン
ダボディ12に対し所定距離e4 偏心した位置でミッシ
ョンケース5にボルト39で固着される。
【0019】而して、シリンダボディ12の回転時、各
第1切換弁35は、それ自体の遠心力と低圧油路28の
作動油の遠心油圧とにより、第1切換リング37との係
合状態に保たれる。したがって第1切換リング37は、
シリンダボディ12の回転に伴い各第1切換弁35をシ
リンダボディ12の半径方向内方位置と外方位置との間
で往復動させる。
第1切換弁35は、それ自体の遠心力と低圧油路28の
作動油の遠心油圧とにより、第1切換リング37との係
合状態に保たれる。したがって第1切換リング37は、
シリンダボディ12の回転に伴い各第1切換弁35をシ
リンダボディ12の半径方向内方位置と外方位置との間
で往復動させる。
【0020】このとき、第1ポンプリング15が前記第
1偏心位置Aを占めていれば、吐出行程中の第1プラン
ジャ14に対応する第1ポンプポート33は第1切換弁
35により低圧油路28に連通される一方、吸入行程中
の第2プランジャ24に対応する第2ポンプポート34
は第1切換弁37により高圧油路29に連通される。
1偏心位置Aを占めていれば、吐出行程中の第1プラン
ジャ14に対応する第1ポンプポート33は第1切換弁
35により低圧油路28に連通される一方、吸入行程中
の第2プランジャ24に対応する第2ポンプポート34
は第1切換弁37により高圧油路29に連通される。
【0021】また第1ポンプリング15が前記第2偏心
位置Cを占めていれば、上記とは反対に、吐出行程中の
第1プランジャ14に対応する第1ポンプポート33は
第1切換弁35により高圧油路29に連通される一方、
吸入行程中の第1プランジャ14に対応する第1ポンプ
ポート33は第1切換弁35により低圧油路28に連通
される。
位置Cを占めていれば、上記とは反対に、吐出行程中の
第1プランジャ14に対応する第1ポンプポート33は
第1切換弁35により高圧油路29に連通される一方、
吸入行程中の第1プランジャ14に対応する第1ポンプ
ポート33は第1切換弁35により低圧油路28に連通
される。
【0022】図1及び図5に示すように、第2弁孔32
には同じくスプール型の第2切換弁36がそれぞれ摺動
自在に嵌装され、これら第2切換弁36の外端に、それ
らを囲繞する第2切換リング38が周方向摺動可能に係
合される。この第2切換リング38は、前記第2ポンプ
リング25に一体に連設され、且つシリンダボディ12
に対し所定距離e5 偏心するように配置される。
には同じくスプール型の第2切換弁36がそれぞれ摺動
自在に嵌装され、これら第2切換弁36の外端に、それ
らを囲繞する第2切換リング38が周方向摺動可能に係
合される。この第2切換リング38は、前記第2ポンプ
リング25に一体に連設され、且つシリンダボディ12
に対し所定距離e5 偏心するように配置される。
【0023】而して、シリンダボディ12の回転時、各
第2切換弁36は、それ自体の遠心力と低圧油路28の
作動油の遠心油圧とにより、第2切換リング38との係
合状態に保たれる。したがって、第2切換リング38
は、シリンダボディ12との相対回転に伴い各第2切換
弁36をシリンダボディ12の半径方向内方位置と外方
位置との間で往復動させる。この第2切換弁36によっ
て、吸入行程中の第2プランジャ24に対応する第2ポ
ンプポート34は低圧油路28に連通される一方、吐出
行程中の第2プランジャ24に対応する第2ポンプポー
ト34は高圧油路29に連通される。
第2切換弁36は、それ自体の遠心力と低圧油路28の
作動油の遠心油圧とにより、第2切換リング38との係
合状態に保たれる。したがって、第2切換リング38
は、シリンダボディ12との相対回転に伴い各第2切換
弁36をシリンダボディ12の半径方向内方位置と外方
位置との間で往復動させる。この第2切換弁36によっ
て、吸入行程中の第2プランジャ24に対応する第2ポ
ンプポート34は低圧油路28に連通される一方、吐出
行程中の第2プランジャ24に対応する第2ポンプポー
ト34は高圧油路29に連通される。
【0024】図4、図7及び図8に示すように、シリン
ダボディ12には、また、該ボディ12の外周面から高
圧油路29を貫通して低圧油路28に達する1若しくは
複数のクラッチ弁孔50が設けられる。このクラッチ弁
孔50は、シリンダボディ12の外周に近接して環状の
係止溝50bを、また該ボディ12の内周に近接して環
状段部50aを有しており、このクラッチ弁孔50には
スプール型のクラッチ弁51が摺動可能に嵌装され、ま
たこのクラッチ弁51を前記段部50a側へ付勢するク
ラッチばね52が収納される。そしてこのクラッチばね
52の固定端を支持する止環53が前記係止溝50bに
装着される。クラッチ弁51は、その外周の環状溝5
4、中心部にあって低圧油路28に開放端を向けた袋孔
55、及び上記環状溝54と袋孔55間を結ぶ横孔56
からなる短絡路57を有しており、該弁51が前記段部
50aに当接するクラッチオフ位置(図7の状態)で
は、環状溝54が高圧油路29に合致して、短絡路57
により高低両油路28,29間を連通し、該弁51が止
環53に近接するクラッチオン位置(図8の状態)で
は、環状溝54が高圧油路29からずれて両油路28,
29間の連通が絶たれるようになっている。このクラッ
チ弁51には所定の重量が、又クラッチばね52には所
定のセット荷重が付与されていて、シリンダボディ12
の回転数が所定値を越えると、クラッチ弁51が前記ク
ラッチオフ位置からクラッチオン位置側へ変位するよう
になっている。
ダボディ12には、また、該ボディ12の外周面から高
圧油路29を貫通して低圧油路28に達する1若しくは
複数のクラッチ弁孔50が設けられる。このクラッチ弁
孔50は、シリンダボディ12の外周に近接して環状の
係止溝50bを、また該ボディ12の内周に近接して環
状段部50aを有しており、このクラッチ弁孔50には
スプール型のクラッチ弁51が摺動可能に嵌装され、ま
たこのクラッチ弁51を前記段部50a側へ付勢するク
ラッチばね52が収納される。そしてこのクラッチばね
52の固定端を支持する止環53が前記係止溝50bに
装着される。クラッチ弁51は、その外周の環状溝5
4、中心部にあって低圧油路28に開放端を向けた袋孔
55、及び上記環状溝54と袋孔55間を結ぶ横孔56
からなる短絡路57を有しており、該弁51が前記段部
50aに当接するクラッチオフ位置(図7の状態)で
は、環状溝54が高圧油路29に合致して、短絡路57
により高低両油路28,29間を連通し、該弁51が止
環53に近接するクラッチオン位置(図8の状態)で
は、環状溝54が高圧油路29からずれて両油路28,
29間の連通が絶たれるようになっている。このクラッ
チ弁51には所定の重量が、又クラッチばね52には所
定のセット荷重が付与されていて、シリンダボディ12
の回転数が所定値を越えると、クラッチ弁51が前記ク
ラッチオフ位置からクラッチオン位置側へ変位するよう
になっている。
【0025】以上において、低圧油路28、高圧油路2
9、第1、第2弁孔31,32及び第1、第2ポンプポ
ート33,34は第1、第2油圧ポンプP1 ,P2 間を
結ぶ油圧閉回路を構成する。
9、第1、第2弁孔31,32及び第1、第2ポンプポ
ート33,34は第1、第2油圧ポンプP1 ,P2 間を
結ぶ油圧閉回路を構成する。
【0026】再び図1において、低圧油路28は、入力
軸1及びミッションケース5の側壁に形成された一連の
補給油路40を介してミッションケース5底部の油溜4
1に連通する。補給油路40の入口にはオイルフィルタ
42が設置され、またミッションケース5の底壁中に
は、油溜41と通孔43を介して連通するダスト溜44
が設けられる。
軸1及びミッションケース5の側壁に形成された一連の
補給油路40を介してミッションケース5底部の油溜4
1に連通する。補給油路40の入口にはオイルフィルタ
42が設置され、またミッションケース5の底壁中に
は、油溜41と通孔43を介して連通するダスト溜44
が設けられる。
【0027】図1、図2、図4及び図6において、シリ
ンダボディ12は、第1、2弁孔31,32及びクラッ
チ弁孔50を有する中央ブロック12b、第1シリンダ
孔13を有して中央ブロック12bの左側面に重ねられ
る第1側ブロック12a、及び第2シリンダ孔23を有
して中央ブロック12bの右側面に重ねられる第2側ブ
ロック12cの三ブロックに分割され、これらブロック
の一つ、図示例では第1側ブロック12aが入力軸1に
スプライン11を介して結合される。そしてこれら三ブ
ロック12a,12b,12cはシールリング45,4
6を挟んで複数のボルト47により結合される。その
際、図6に明示するように、高圧油路29は、中央のブ
ロック12bの両端面に形成した対をなす第1、第2環
状溝29a,29bと、相隣る第1及び第2弁孔31,
32、並びにクラッチ弁孔50と交差して両環状溝29
a,29b間を連通する環状配列の複数の通孔29cと
で構成され、第1、第2環状溝29a,29bの開放面
は第1、第2側ブロック12a,12cによりそれぞれ
閉塞される。また第1、第2ポンプポート33,34は
ブロック12a,12b,12cの各対向面に穿設され
る。
ンダボディ12は、第1、2弁孔31,32及びクラッ
チ弁孔50を有する中央ブロック12b、第1シリンダ
孔13を有して中央ブロック12bの左側面に重ねられ
る第1側ブロック12a、及び第2シリンダ孔23を有
して中央ブロック12bの右側面に重ねられる第2側ブ
ロック12cの三ブロックに分割され、これらブロック
の一つ、図示例では第1側ブロック12aが入力軸1に
スプライン11を介して結合される。そしてこれら三ブ
ロック12a,12b,12cはシールリング45,4
6を挟んで複数のボルト47により結合される。その
際、図6に明示するように、高圧油路29は、中央のブ
ロック12bの両端面に形成した対をなす第1、第2環
状溝29a,29bと、相隣る第1及び第2弁孔31,
32、並びにクラッチ弁孔50と交差して両環状溝29
a,29b間を連通する環状配列の複数の通孔29cと
で構成され、第1、第2環状溝29a,29bの開放面
は第1、第2側ブロック12a,12cによりそれぞれ
閉塞される。また第1、第2ポンプポート33,34は
ブロック12a,12b,12cの各対向面に穿設され
る。
【0028】一方、低圧油路28は、入力軸1の外周面
に形成した環状溝と中央ブロック12bの内周面とで画
成される。
に形成した環状溝と中央ブロック12bの内周面とで画
成される。
【0029】前記複数のボルト47は、前記複数の通孔
29cと交互に並ぶように、これら通孔29cの環状配
列線上に略配置され、前記環状溝29a,29bは、こ
れらボルト47を迂回すべく、部分的に半径方向内方に
湾曲した花弁形に形成される(図4参照)。
29cと交互に並ぶように、これら通孔29cの環状配
列線上に略配置され、前記環状溝29a,29bは、こ
れらボルト47を迂回すべく、部分的に半径方向内方に
湾曲した花弁形に形成される(図4参照)。
【0030】次に、この実施例の作用について図7ない
し図10を参照しながら説明する。上記各図において、
(a)は第1、第2油圧ポンプの横断面略図、(b)は
第1、第2油圧ポンプP1 ,P2 の展開略図である。
し図10を参照しながら説明する。上記各図において、
(a)は第1、第2油圧ポンプの横断面略図、(b)は
第1、第2油圧ポンプP1 ,P2 の展開略図である。
【0031】〈クラッチオフ状態(図7参照)〉入力軸
1のアイドル回転域では、クラッチ弁51に働く遠心力
が小さいので、クラッチ弁51はクラッチばね52のセ
ット荷重によりクラッチ弁孔50の段部50aに当接し
た半径方向内方位置に保持されるため、クラッチ弁51
の環状溝54が高圧油路29に合致することにより、短
絡路57を介して低圧油路28及び高圧油路29間が短
絡される。したがって、第1及び第2油圧ポンプP1 ,
P 2 間での油圧伝動は行われない。
1のアイドル回転域では、クラッチ弁51に働く遠心力
が小さいので、クラッチ弁51はクラッチばね52のセ
ット荷重によりクラッチ弁孔50の段部50aに当接し
た半径方向内方位置に保持されるため、クラッチ弁51
の環状溝54が高圧油路29に合致することにより、短
絡路57を介して低圧油路28及び高圧油路29間が短
絡される。したがって、第1及び第2油圧ポンプP1 ,
P 2 間での油圧伝動は行われない。
【0032】〈クラッチオン状態(図8参照)〉入力軸
1の回転数がアイドル回転域より高い所定値を越えて上
昇していくと、クラッチ弁51は、増大する遠心力によ
りクラッチばね52のばね力と釣り合うように半径方向
外方へ徐々に移動していくので、クラッチ弁51の環状
溝54が高圧油路29から少しずつずれていき、遂には
短絡路57による高、低圧両油路28,29の連通が絶
たれる。したがって、第1及び第2油圧ポンプP1 ,P
2は、相互に半クラッチ状態を経て完全な油圧伝動状態
となり、スムーズな自動発進が可能となる。 〈変速比が無段大の状態(図9参照)〉この状態では、
第1ポンプリング15を第1偏心位置A(図2参照)に
シフトすることにより、第1油圧ポンプP1 の容量を第
2油圧ポンプP2 のそれと等しく制御する。
1の回転数がアイドル回転域より高い所定値を越えて上
昇していくと、クラッチ弁51は、増大する遠心力によ
りクラッチばね52のばね力と釣り合うように半径方向
外方へ徐々に移動していくので、クラッチ弁51の環状
溝54が高圧油路29から少しずつずれていき、遂には
短絡路57による高、低圧両油路28,29の連通が絶
たれる。したがって、第1及び第2油圧ポンプP1 ,P
2は、相互に半クラッチ状態を経て完全な油圧伝動状態
となり、スムーズな自動発進が可能となる。 〈変速比が無段大の状態(図9参照)〉この状態では、
第1ポンプリング15を第1偏心位置A(図2参照)に
シフトすることにより、第1油圧ポンプP1 の容量を第
2油圧ポンプP2 のそれと等しく制御する。
【0033】そこで、入力軸1を回転させれば、それと
一体になって回転するシリンダボディ12は第1ポンプ
リング15及び第2ポンプリング25との各間で相対回
転を生じる。このとき、第1油圧ポンプP1 では前述の
ように吐出行程中の第1プランジャ14に対応する第1
ポンプポート33は低圧油路28に、また吸入行程中の
第1プランジャ14に対応する第1ポンプポート33は
高圧油路29にそれぞれ連通されるため、高圧油路29
から作動油を吸入し、低圧油路28へ作動油を吐出す
る。
一体になって回転するシリンダボディ12は第1ポンプ
リング15及び第2ポンプリング25との各間で相対回
転を生じる。このとき、第1油圧ポンプP1 では前述の
ように吐出行程中の第1プランジャ14に対応する第1
ポンプポート33は低圧油路28に、また吸入行程中の
第1プランジャ14に対応する第1ポンプポート33は
高圧油路29にそれぞれ連通されるため、高圧油路29
から作動油を吸入し、低圧油路28へ作動油を吐出す
る。
【0034】一方、第2油圧ポンプP2 では、吸入行程
中の第2プランジャ24に対応する第2ポンプポート3
4は低圧油路28に、また吐出行程中の第2プランジャ
24に対応する第2ポンプポート34は高圧油路29に
それぞれ連通されるため、低圧油路28から作動油を吸
入し、高圧油路29へ作動油を吐出する。
中の第2プランジャ24に対応する第2ポンプポート3
4は低圧油路28に、また吐出行程中の第2プランジャ
24に対応する第2ポンプポート34は高圧油路29に
それぞれ連通されるため、低圧油路28から作動油を吸
入し、高圧油路29へ作動油を吐出する。
【0035】しかも、両油圧ポンプP1 ,P2 の容量が
等しいので、シリンダボディ12の1回転中、第1油圧
ポンプP1 が低圧油路28に吐出する作動油の全量が第
2油圧ポンプP2 に吸入され、また第2油圧ポンプP2
が高圧油路29に吐出する作動油の全量が第1油圧ポン
プP1 に吸入されることになる。したがって、第1、第
2プランジャ14,24はそれぞれ往復動を繰返しつゝ
第1、第2ポンプリング15,25の内周面上を単に摺
動するだけで回転トルクを発生せず、出力軸2は停止状
態を保つ。
等しいので、シリンダボディ12の1回転中、第1油圧
ポンプP1 が低圧油路28に吐出する作動油の全量が第
2油圧ポンプP2 に吸入され、また第2油圧ポンプP2
が高圧油路29に吐出する作動油の全量が第1油圧ポン
プP1 に吸入されることになる。したがって、第1、第
2プランジャ14,24はそれぞれ往復動を繰返しつゝ
第1、第2ポンプリング15,25の内周面上を単に摺
動するだけで回転トルクを発生せず、出力軸2は停止状
態を保つ。
【0036】〈変速比が例えば2の状態(図10参
照)〉第1ポンプリング15を第1偏心位置A(図2参
照)と無偏心位置Bの中間位置、即ち偏心量がenとな
る位置にシフトして、第1油圧ポンプP1 の容量を第2
油圧ポンプP2 の容量の2分の1に制御する。このよう
にすると、シリンダボディ12の1回転中、第1油圧ポ
ンプP1 が高圧油路29から吸入する作動油量は、第2
油圧ポンプP2 が高圧油路29に吐出する作動油量の半
分となるので、第2油圧ポンプP2 が残りの半分の作動
油を吐出するときの反力が吐出行程中の第2プランジャ
24から第2ポンプリング25に作用し、該リング25
を介して出力軸2を回転させる。その結果、入力軸1の
1回転中、出力軸2は半回転することになる。
照)〉第1ポンプリング15を第1偏心位置A(図2参
照)と無偏心位置Bの中間位置、即ち偏心量がenとな
る位置にシフトして、第1油圧ポンプP1 の容量を第2
油圧ポンプP2 の容量の2分の1に制御する。このよう
にすると、シリンダボディ12の1回転中、第1油圧ポ
ンプP1 が高圧油路29から吸入する作動油量は、第2
油圧ポンプP2 が高圧油路29に吐出する作動油量の半
分となるので、第2油圧ポンプP2 が残りの半分の作動
油を吐出するときの反力が吐出行程中の第2プランジャ
24から第2ポンプリング25に作用し、該リング25
を介して出力軸2を回転させる。その結果、入力軸1の
1回転中、出力軸2は半回転することになる。
【0037】〈変速比が1の状態(図11参照)〉第1
ポンプリング15を無偏心位置B(図2参照)にシフト
して、第1油圧ポンプP1 の容量を零に制御する。この
ようにすると、第2油圧ポンプP2 が高圧油路29へ吐
出する作動油は第1油圧ポンプP1 に全く吸入されず、
行き場を失うため、全ての第2プランジャ24は油圧ロ
ック状態となり、シリンダボディ12及び第2ポンプリ
ング25により入、出力軸1,2間が一体的に連結され
る結果、両軸1,2は同速度で回転する。
ポンプリング15を無偏心位置B(図2参照)にシフト
して、第1油圧ポンプP1 の容量を零に制御する。この
ようにすると、第2油圧ポンプP2 が高圧油路29へ吐
出する作動油は第1油圧ポンプP1 に全く吸入されず、
行き場を失うため、全ての第2プランジャ24は油圧ロ
ック状態となり、シリンダボディ12及び第2ポンプリ
ング25により入、出力軸1,2間が一体的に連結され
る結果、両軸1,2は同速度で回転する。
【0038】〈変速比が例えば0.66の状態(図12
参照)〉第1ポンプリング15を第2偏心位置C(図2
参照)にシフトして、第1油圧ポンプP1 の吸入領域及
び吐出領域をこれまでとは逆にすると共に、その容量を
第2油圧ポンプP2 の容量の2分の1に設定する。この
ようにすると、シリンダボディ12の1回転中、第1油
圧ポンプP1 では第2油圧ポンプP2 の2分の1の容量
をもって、吐出行程中の第1プランジャ14により対応
する第1ポンプポート33から高圧油路29へ作動油を
吐出し、それまで第2油圧ポンプP2 において吐出行程
にあった第2プランジャ24に対応する第2ポンプポー
ト34に供給するようになるため、該第2プランジャ2
4は膨脹行程に移り、その膨脹推力により第2ポンプリ
ング25をシリンダボディ12の回転方向へ半回転分増
速させる。結局、変速比は1:1.5=0.66とな
り、増速状態となる。
参照)〉第1ポンプリング15を第2偏心位置C(図2
参照)にシフトして、第1油圧ポンプP1 の吸入領域及
び吐出領域をこれまでとは逆にすると共に、その容量を
第2油圧ポンプP2 の容量の2分の1に設定する。この
ようにすると、シリンダボディ12の1回転中、第1油
圧ポンプP1 では第2油圧ポンプP2 の2分の1の容量
をもって、吐出行程中の第1プランジャ14により対応
する第1ポンプポート33から高圧油路29へ作動油を
吐出し、それまで第2油圧ポンプP2 において吐出行程
にあった第2プランジャ24に対応する第2ポンプポー
ト34に供給するようになるため、該第2プランジャ2
4は膨脹行程に移り、その膨脹推力により第2ポンプリ
ング25をシリンダボディ12の回転方向へ半回転分増
速させる。結局、変速比は1:1.5=0.66とな
り、増速状態となる。
【0039】以上より明らかなように、第1ポンプリン
グ15を第1偏心位置Aから第2偏心位置Cへ無段階に
シフトすることにより、入、出力軸1,2間の変速比を
無限大(ニュートラル状態)から増速状態まで無段階に
制御することができ、よって車両をスムーズに発進させ
得ると共に、高速時にはオーバドライブを可能にして燃
費の低減を図ることができる。
グ15を第1偏心位置Aから第2偏心位置Cへ無段階に
シフトすることにより、入、出力軸1,2間の変速比を
無限大(ニュートラル状態)から増速状態まで無段階に
制御することができ、よって車両をスムーズに発進させ
得ると共に、高速時にはオーバドライブを可能にして燃
費の低減を図ることができる。
【0040】尚、シリンダボディ12の回転中は、油溜
41の油は補給油路40から低圧油路28に遠心力の作
用で吸入され、且つ蓄えられる。したがって第1、第2
プランジャ14,24及び第1、第2切換弁35,36
の摺動面等からの作動油のリーク分は、低圧油路28か
ら直ちに補給される。
41の油は補給油路40から低圧油路28に遠心力の作
用で吸入され、且つ蓄えられる。したがって第1、第2
プランジャ14,24及び第1、第2切換弁35,36
の摺動面等からの作動油のリーク分は、低圧油路28か
ら直ちに補給される。
【0041】ところで、無段変速機Tは、いずれもラジ
アル型の第1及び第2油圧ポンプP 1 ,P2 を共通のシ
リンダボディ12上で構成してなるものであるから、従
来のアキシャル型油圧ポンプ及びモータを組合せたもの
に比し、軸方向寸法を大幅に短縮させ、コンパクト化を
図ることができる。しかも、前述のように第1ポンプリ
ング15をシフトするだけで変速比を無限大状態から増
速状態まで無段階に制御することができるので、各種車
両への適用範囲が極めて広い。
アル型の第1及び第2油圧ポンプP 1 ,P2 を共通のシ
リンダボディ12上で構成してなるものであるから、従
来のアキシャル型油圧ポンプ及びモータを組合せたもの
に比し、軸方向寸法を大幅に短縮させ、コンパクト化を
図ることができる。しかも、前述のように第1ポンプリ
ング15をシフトするだけで変速比を無限大状態から増
速状態まで無段階に制御することができるので、各種車
両への適用範囲が極めて広い。
【0042】しかも、低圧及び高圧油路28,29間の
短絡、遮断を、シリンダボディ12に設けたクラッチ弁
51の遠心作動により行うようにしたので、簡単な構造
をもって第1及び第2油圧ポンプP1 ,P2 間の油圧伝
動のオン、オフを入力軸1の回転数の変化に応じて自動
的にスムーズに行うことができる。
短絡、遮断を、シリンダボディ12に設けたクラッチ弁
51の遠心作動により行うようにしたので、簡単な構造
をもって第1及び第2油圧ポンプP1 ,P2 間の油圧伝
動のオン、オフを入力軸1の回転数の変化に応じて自動
的にスムーズに行うことができる。
【0043】また、出力軸2の内端に形成された支持筒
3はボールベアリング4を介してミッションケース5に
支承され、その支持筒3はボールベアリング7を介して
入力軸1の内端を支承するので、軸方向の小スペース内
で両軸1,2の内端をミッションケース5に強固に支持
して、その支持剛性を高めることができる。しかも、上
記支持筒3に第2ポンプリング25が一体に連設される
ので、第2プランジャ24の推力及びその反力を支持筒
3及び入力軸1間で支承することでき、これによりミッ
ションケース5への荷重負担を軽減し、その薄肉軽量化
を図ることができる。
3はボールベアリング4を介してミッションケース5に
支承され、その支持筒3はボールベアリング7を介して
入力軸1の内端を支承するので、軸方向の小スペース内
で両軸1,2の内端をミッションケース5に強固に支持
して、その支持剛性を高めることができる。しかも、上
記支持筒3に第2ポンプリング25が一体に連設される
ので、第2プランジャ24の推力及びその反力を支持筒
3及び入力軸1間で支承することでき、これによりミッ
ションケース5への荷重負担を軽減し、その薄肉軽量化
を図ることができる。
【0044】さらにシリンダボディ12は、第1、第2
弁孔31,32及びクラッチ弁孔50を有する中央ブロ
ック12b、第1シリンダ孔13を有する第1側ブロッ
ク12a、及び第2シリンダ孔23を有する第2側ブロ
ック12cの三ブロックに分割され、これらブロックの
接合面に形成される第1、第2環状溝29a,29b
と、両環状溝29a,29b間を連通し、且つ第1、第
2弁孔31,32及びクラッチ弁孔50と交差すべく中
央ブロック12bに穿設される環状配列の複数の通孔2
9cとで環状の高圧油路29が構成され、また三ブロッ
ク12a,12b,12cの接合面に第1、第2ポンプ
ポート33,34が穿設されるので、高圧油路29及び
ポンプポート33,34の形成を容易に行うことがで
き、盲栓が不要である。
弁孔31,32及びクラッチ弁孔50を有する中央ブロ
ック12b、第1シリンダ孔13を有する第1側ブロッ
ク12a、及び第2シリンダ孔23を有する第2側ブロ
ック12cの三ブロックに分割され、これらブロックの
接合面に形成される第1、第2環状溝29a,29b
と、両環状溝29a,29b間を連通し、且つ第1、第
2弁孔31,32及びクラッチ弁孔50と交差すべく中
央ブロック12bに穿設される環状配列の複数の通孔2
9cとで環状の高圧油路29が構成され、また三ブロッ
ク12a,12b,12cの接合面に第1、第2ポンプ
ポート33,34が穿設されるので、高圧油路29及び
ポンプポート33,34の形成を容易に行うことがで
き、盲栓が不要である。
【0045】一方、低圧油路28は、入力軸1及び中央
ブロック12bの対向周面に形成される環状溝で構成さ
れるので、その形成も容易に行うことができる。
ブロック12bの対向周面に形成される環状溝で構成さ
れるので、その形成も容易に行うことができる。
【0046】また上記三ブロック12a,12b,12
cは、前記複数の通孔29cの環状配列線上に略配置さ
れる複数のボルト39により相互に接合されるが、これ
らボルト39を迂回するように、高圧油路29の第1、
第2環状溝29a,29bは、部分的に半径方向内方に
湾曲した花弁形に形成されるので、シリンダボディ12
を小径に形成しても、ボルト39及び高圧油路29の干
渉を回避することができる。
cは、前記複数の通孔29cの環状配列線上に略配置さ
れる複数のボルト39により相互に接合されるが、これ
らボルト39を迂回するように、高圧油路29の第1、
第2環状溝29a,29bは、部分的に半径方向内方に
湾曲した花弁形に形成されるので、シリンダボディ12
を小径に形成しても、ボルト39及び高圧油路29の干
渉を回避することができる。
【0047】さらに第1側ブロック12a又は第2側ブ
ロック12cは入力軸1と一体に形成されるので、入力
軸1及びシリンダボディ12間でのトルク伝達を、ガタ
無く静粛に行うことができる。
ロック12cは入力軸1と一体に形成されるので、入力
軸1及びシリンダボディ12間でのトルク伝達を、ガタ
無く静粛に行うことができる。
【0048】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、上記実施例では、高圧油路29の
第1、第2環状溝29a,29bを中央ブロック12b
に設けたが、これらを第1、第2側ブロック12a,1
2cに設けることもできる。また中央ブロック12b及
び第1、第2側ブロック12a,12cの接合には、ろ
う付けや、かしめを用いることもできる。また低圧油路
28を構成する環状溝は、これを中央ブロック12bの
内周面に設けることもできる。また第1側ブロック12
aを入力軸1と一体に形成することもできる。
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、上記実施例では、高圧油路29の
第1、第2環状溝29a,29bを中央ブロック12b
に設けたが、これらを第1、第2側ブロック12a,1
2cに設けることもできる。また中央ブロック12b及
び第1、第2側ブロック12a,12cの接合には、ろ
う付けや、かしめを用いることもできる。また低圧油路
28を構成する環状溝は、これを中央ブロック12bの
内周面に設けることもできる。また第1側ブロック12
aを入力軸1と一体に形成することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明の特徴によれば、ミ
ッションケースに入力軸及び出力軸を同軸状に支承し、
その入力軸に固設されるシリンダボディと、このシリン
ダボディに放射状に配設される複数の第1プランジャ
と、これら第1プランジャを囲繞してそれらの外端に相
対移動可能に係合し、シリンダボディの回転に伴い各第
1プランジャに往復動を与えると共に、その往復動スト
ロークを調節すべく、ミッションケースに回動可能に支
持される第1ポンプリングとで可変容量のラジアル型第
1油圧ポンプを構成し、また前記シリンダボディと、こ
のシリンダボディに放射状に配設される複数の第2プラ
ンジャと、出力軸に固設されると共にこれら第2プラン
ジャを囲繞してそれらの外端に相対移動可能に係合し、
シリンダボディとの相対回転に伴い各第2プランジャに
一定ストロークの往復動を与える第2ポンプリングとで
固定容量のラジアル型第2油圧ポンプを構成し、更にシ
リンダボディには、第1油圧ポンプに作動油を吸入され
ると共に第2油圧ポンプから作動油を吐出される高圧油
路と、第1油圧ポンプから作動油を吐出されると共に第
2油圧ポンプに作動油を吸入される低圧油路とを設けた
ので、従来のアキシャル型油圧ポンプ及び油圧モータを
組合せたものに比し、軸方向寸法が小さく、コンパクト
であり、第1ポンプリングをシフトすることにより変速
比を無段階に制御し得る無段変速機を提供することがで
きる。
ッションケースに入力軸及び出力軸を同軸状に支承し、
その入力軸に固設されるシリンダボディと、このシリン
ダボディに放射状に配設される複数の第1プランジャ
と、これら第1プランジャを囲繞してそれらの外端に相
対移動可能に係合し、シリンダボディの回転に伴い各第
1プランジャに往復動を与えると共に、その往復動スト
ロークを調節すべく、ミッションケースに回動可能に支
持される第1ポンプリングとで可変容量のラジアル型第
1油圧ポンプを構成し、また前記シリンダボディと、こ
のシリンダボディに放射状に配設される複数の第2プラ
ンジャと、出力軸に固設されると共にこれら第2プラン
ジャを囲繞してそれらの外端に相対移動可能に係合し、
シリンダボディとの相対回転に伴い各第2プランジャに
一定ストロークの往復動を与える第2ポンプリングとで
固定容量のラジアル型第2油圧ポンプを構成し、更にシ
リンダボディには、第1油圧ポンプに作動油を吸入され
ると共に第2油圧ポンプから作動油を吐出される高圧油
路と、第1油圧ポンプから作動油を吐出されると共に第
2油圧ポンプに作動油を吸入される低圧油路とを設けた
ので、従来のアキシャル型油圧ポンプ及び油圧モータを
組合せたものに比し、軸方向寸法が小さく、コンパクト
であり、第1ポンプリングをシフトすることにより変速
比を無段階に制御し得る無段変速機を提供することがで
きる。
【0050】またシリンダボディには、低圧及び高圧油
路間にわたりシリンダボディの半径方向へ延びるクラッ
チ弁孔を設け、このクラッチ弁孔に、両油路相互を連通
する半径方向内方位置と両油路相互を不通にする半径方
向位置との間を移動し得るクラッチ弁を嵌装すると共
に、クラッチ弁を半径方向内方へ付勢するクラッチばね
を設け、入力軸の回転数が所定値を越えると、クラッチ
弁がその遠心力により半径方向外方へ移動するようにし
たので、部品点数の少ない簡単な構造で第1及び第2油
圧ポンプ間の油圧伝動のオン、オフを入力軸の回転数の
変化に応じて自動的にスムーズに行うことができる。
路間にわたりシリンダボディの半径方向へ延びるクラッ
チ弁孔を設け、このクラッチ弁孔に、両油路相互を連通
する半径方向内方位置と両油路相互を不通にする半径方
向位置との間を移動し得るクラッチ弁を嵌装すると共
に、クラッチ弁を半径方向内方へ付勢するクラッチばね
を設け、入力軸の回転数が所定値を越えると、クラッチ
弁がその遠心力により半径方向外方へ移動するようにし
たので、部品点数の少ない簡単な構造で第1及び第2油
圧ポンプ間の油圧伝動のオン、オフを入力軸の回転数の
変化に応じて自動的にスムーズに行うことができる。
【図1】本発明による無段変速機の縦断側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】図1の4−4前断面図
【図5】図1の5−5線断面図
【図6】図1の部分拡大図
【図7】図4の7部の拡大図でクラッチオフ状態を示
す。
す。
【図8】図4の7部の拡大図でクラッチオン状態を示
す。
す。
【図9】変速比無限大状態の作用説明図
【図10】変速比2の状態の作用説明図
【図11】変速比1の状態の作用説明図
【図12】変速比0.66の状態の作用説明図
1・・・・・入力軸 2・・・・・出力軸 3・・・・・支持筒 5・・・・・ミッションケース 12・・・・シリンダボディ 13・・・・第1シリンダ孔 14・・・・第1プランジャ 15・・・・第1ポンプリング 23・・・・第2シリンダ孔 24・・・・第2プランジャ 25・・・・第2ポンプリング 28・・・・低圧油路 29・・・・高圧油路 50・・・・クラッチ弁孔 51・・・・クラッチ弁 52・・・・クラッチばね P1 ・・・・第1油圧ポンプ P2 ・・・・第2油圧ポンプ T・・・・・無段変速機
Claims (1)
- 【請求項1】 ミッションケース(5)に入力軸(1)
及び出力軸(2)を同軸状に支承し、その入力軸(1)
に固設されるシリンダボディ(12)と、このシリンダ
ボデー(12)に放射状に配設される複数の第1プラン
ジャ(14)と、これら第1プランジャ(14)を囲繞
してそれらの外端に相対移動可能に係合し、シリンダボ
ディ(12)の回転に伴い各第1プランジャ(14)に
往復動を与えると共に、その往復動ストロークを調節す
べく、ミッションケース(5)に回動可能に支持される
第1ポンプリング(15)とで可変容量のラジアル型第
1油圧ポンプ(P1 )を構成し、また前記シリンダボデ
ー(12)と、このシリンダボディ(12)に放射状に
配設される複数の第2プランジャ(24)と、出力軸
(2)に固設されると共にこれら第2プランジャ(2
4)を囲繞してそれらの外端に相対移動可能に係合し、
シリンダボディ(12)との相対回転に伴い各第2プラ
ンジャ(24)に一定ストロークの往復動を与える第2
ポンプリング(25)とで固定容量のラジアル型第2油
圧ポンプ(P2 )を構成し、更にシリンダボディ(1
2)には、第1油圧ポンプ(P1 )に作動油を吸入され
ると共に第2油圧ポンプ(P2 )から作動油を吐出され
る高圧油路(29)と、第1油圧ポンプ(P1 )から作
動油を吐出されると共に第2油圧ポンプ(P2 )に作動
油を吸入される低圧油路(28)とを設け、またこの両
油路(28,29)間にわたりシリンダボディ(12)
の半径方向へ延びるクラッチ弁孔(50)を設け、この
クラッチ弁孔(50)に、両油路(28,29)相互を
連通する半径方向内方位置と両油路(28,29)相互
を不通にする半径方向外方位置との間を移動し得るクラ
ッチ弁(51)を嵌装すると共に、このクラッチ弁(5
1)を半径方向内方へ付勢するクラッチばね(52)を
設け、入力軸(1)の回転数が所定値を越えると、クラ
ッチ弁(51)がその遠心力により半径方向外方へ移動
するようにしたことを特徴とする、無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26641796A JPH10110803A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26641796A JPH10110803A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 無段変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10110803A true JPH10110803A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17430653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26641796A Pending JPH10110803A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10110803A (ja) |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP26641796A patent/JPH10110803A/ja active Pending
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