JPH10112295A - 電池及び組電池 - Google Patents
電池及び組電池Info
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- JPH10112295A JPH10112295A JP8281505A JP28150596A JPH10112295A JP H10112295 A JPH10112295 A JP H10112295A JP 8281505 A JP8281505 A JP 8281505A JP 28150596 A JP28150596 A JP 28150596A JP H10112295 A JPH10112295 A JP H10112295A
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- resin frame
- battery
- resin
- lid member
- metal film
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス及び水分のバリヤー性を高めて、電池性
能の劣化を防ぐことができ、シール性の良好な電池及び
組電池を提供すること。 【解決手段】 電極体100と、この電極体100を収
容するために空間を有するケース70と、を備え、ケー
ス70は樹脂フレーム150とこの樹脂フレーム150
に固定される蓋部材200とから成り、蓋部材200は
金属フィルムを有し、樹脂フレーム150は金属フィル
ムを有する。
能の劣化を防ぐことができ、シール性の良好な電池及び
組電池を提供すること。 【解決手段】 電極体100と、この電極体100を収
容するために空間を有するケース70と、を備え、ケー
ス70は樹脂フレーム150とこの樹脂フレーム150
に固定される蓋部材200とから成り、蓋部材200は
金属フィルムを有し、樹脂フレーム150は金属フィル
ムを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばポータブル
機器の電源や大型大容量の電源として用いられる二次電
池のような電池及びその電池の組電池の改良に関するも
のである。
機器の電源や大型大容量の電源として用いられる二次電
池のような電池及びその電池の組電池の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の進歩により、電子機器
の高性能化、小型化、ポータブル化が進み、これら電子
機器に使用される二次電池にもエネルギーの高密度化が
要求されるようになっている。従来、これらの電子機器
に使用されていた二次電池としては、ニッケル・カドミ
ウム電池や鉛電池等が挙げられるが、これら電池は放電
電位が低く、エネルギー密度の高い電池を得るという点
ではまだ不十分であった。
の高性能化、小型化、ポータブル化が進み、これら電子
機器に使用される二次電池にもエネルギーの高密度化が
要求されるようになっている。従来、これらの電子機器
に使用されていた二次電池としては、ニッケル・カドミ
ウム電池や鉛電池等が挙げられるが、これら電池は放電
電位が低く、エネルギー密度の高い電池を得るという点
ではまだ不十分であった。
【0003】そこで、最近、リチウムやリチウム合金も
しくは炭素材料のようなリチウムイオンをドープ及び脱
ドープ可能な物質を負極として用い、また正極にリチウ
ムコバルト複合酸化物等のリチウム複合酸化物を使用す
る非水電解液二次電池であるリチウムイオン二次電池の
研究・開発が行われている。この電池は電池電圧が高
く、高エネルギー密度を有し、自己放電も少なく、か
つ、サイクル特性に優れている。特に省エネルギー、環
境汚染等の問題から電力貯蔵用、及び電動移動媒体で使
用する高電圧(数十〜数百ボルト)、高エネルギー容
量、高エネルギー密度電池の開発が強く望まれている。
しくは炭素材料のようなリチウムイオンをドープ及び脱
ドープ可能な物質を負極として用い、また正極にリチウ
ムコバルト複合酸化物等のリチウム複合酸化物を使用す
る非水電解液二次電池であるリチウムイオン二次電池の
研究・開発が行われている。この電池は電池電圧が高
く、高エネルギー密度を有し、自己放電も少なく、か
つ、サイクル特性に優れている。特に省エネルギー、環
境汚染等の問題から電力貯蔵用、及び電動移動媒体で使
用する高電圧(数十〜数百ボルト)、高エネルギー容
量、高エネルギー密度電池の開発が強く望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電池では、その電池の構造が、平板状の電極を
巻回してなる渦巻き状電極体、または電極を積層してな
る平型状電極体を円筒状、または角状の金属性深絞りケ
ースに収納した電池構造のものがほとんどである。この
構造の電池では、ケース強度や放熱性等は良いが、ケー
スの製造上の制約から肉厚が極薄のケースは製造出来
ず、電池の重量が大きいという難点がある。特にリチウ
ムイオン二次電池の場合には、ケースのガス及び水分バ
リヤー性が要求され、通常のプラスチックではケースの
肉厚を相当に厚くする必要があり、体積効率が悪く、さ
らに充放電時の放熱性が悪いという問題があった。
た従来の電池では、その電池の構造が、平板状の電極を
巻回してなる渦巻き状電極体、または電極を積層してな
る平型状電極体を円筒状、または角状の金属性深絞りケ
ースに収納した電池構造のものがほとんどである。この
構造の電池では、ケース強度や放熱性等は良いが、ケー
スの製造上の制約から肉厚が極薄のケースは製造出来
ず、電池の重量が大きいという難点がある。特にリチウ
ムイオン二次電池の場合には、ケースのガス及び水分バ
リヤー性が要求され、通常のプラスチックではケースの
肉厚を相当に厚くする必要があり、体積効率が悪く、さ
らに充放電時の放熱性が悪いという問題があった。
【0005】電池を誤って短絡させた場合や、必要以上
の高電圧で充電した場合に、電池内部の温度が上昇して
電池内圧が上昇することがあり、そのような場合に開裂
弁を開裂させて内圧を解放させることが一般的である。
しかしながら、そのような開裂弁としては、部分的に薄
肉部を有する金属板を用いたものや、貫通穴を有する保
持体に弾性体を保持させたものが一般的である。又、薄
膜の金属箔とポリオレフィン樹脂とを貼りあわせたもの
を内圧解放用の弁体として使用したものもあるが、これ
らの弁体は金属製の電池ケースに機械的にカシメて装着
するものであり、電池のシール性が不完全である事、ま
た加工に手間がかかると云う問題があった。そこで本発
明は上記課題を解消し、ガス及び水分バリヤー性を高め
て、電池性能の劣化を防ぐことができ、シール性の良好
な電池及び組電池を提供することを目的としている。
の高電圧で充電した場合に、電池内部の温度が上昇して
電池内圧が上昇することがあり、そのような場合に開裂
弁を開裂させて内圧を解放させることが一般的である。
しかしながら、そのような開裂弁としては、部分的に薄
肉部を有する金属板を用いたものや、貫通穴を有する保
持体に弾性体を保持させたものが一般的である。又、薄
膜の金属箔とポリオレフィン樹脂とを貼りあわせたもの
を内圧解放用の弁体として使用したものもあるが、これ
らの弁体は金属製の電池ケースに機械的にカシメて装着
するものであり、電池のシール性が不完全である事、ま
た加工に手間がかかると云う問題があった。そこで本発
明は上記課題を解消し、ガス及び水分バリヤー性を高め
て、電池性能の劣化を防ぐことができ、シール性の良好
な電池及び組電池を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、電極体と、この電極体を収容するために空間を
有するケースと、を備え、ケースは樹脂フレームとこの
樹脂フレームに固定される蓋部材とから成り、蓋部材は
金属フィルムを有し、樹脂フレームは金属フィルムを有
する電池により、達成される。
っては、電極体と、この電極体を収容するために空間を
有するケースと、を備え、ケースは樹脂フレームとこの
樹脂フレームに固定される蓋部材とから成り、蓋部材は
金属フィルムを有し、樹脂フレームは金属フィルムを有
する電池により、達成される。
【0007】本発明では、ケースの空間には電極体を収
容し、ケースは樹脂フレームと蓋部材から形成されてい
る。この蓋部材は金属フィルムを有し、樹脂フレームは
金属フィルムを有する。このようにすることで、樹脂フ
レームの肉厚を薄くしても、ケース内の電極体に関する
ガス及び水分のバリヤー性を良くすることができ、電池
の容量低下や長期保存時の劣化を防止することができ
る。また本発明において蓋部材は金属フィルムの少なく
とも片面に熱溶融性樹脂を積層した積層体とすること
で、熱をかけることで蓋部材はこの熱溶融性樹脂を介し
て樹脂フレームの対応する面に対して密着して確実に固
定することができる。このために蓋部材と樹脂フレーム
からなるケースのシール性を向上できる。
容し、ケースは樹脂フレームと蓋部材から形成されてい
る。この蓋部材は金属フィルムを有し、樹脂フレームは
金属フィルムを有する。このようにすることで、樹脂フ
レームの肉厚を薄くしても、ケース内の電極体に関する
ガス及び水分のバリヤー性を良くすることができ、電池
の容量低下や長期保存時の劣化を防止することができ
る。また本発明において蓋部材は金属フィルムの少なく
とも片面に熱溶融性樹脂を積層した積層体とすること
で、熱をかけることで蓋部材はこの熱溶融性樹脂を介し
て樹脂フレームの対応する面に対して密着して確実に固
定することができる。このために蓋部材と樹脂フレーム
からなるケースのシール性を向上できる。
【0008】また本発明において、樹脂フレームの端面
と蓋部材が、蓋部材の積層体の熱溶融性樹脂を熱圧着す
ることで固定されて電極体を収容するための空間を形成
することで、ケース内の電極体のシール性を向上するこ
とができる。本発明において、樹脂フレームの貫通穴に
対応して積層フィルムを配置することで、この積層フィ
ルムがケース内の過圧力を逃がすことができる。これに
より、通常状態ではケースの密閉性が良く、開裂圧が安
定した開裂弁を得ることができる。
と蓋部材が、蓋部材の積層体の熱溶融性樹脂を熱圧着す
ることで固定されて電極体を収容するための空間を形成
することで、ケース内の電極体のシール性を向上するこ
とができる。本発明において、樹脂フレームの貫通穴に
対応して積層フィルムを配置することで、この積層フィ
ルムがケース内の過圧力を逃がすことができる。これに
より、通常状態ではケースの密閉性が良く、開裂圧が安
定した開裂弁を得ることができる。
【0009】上記目的は、本発明にあっては、電極体
と、この電極体を収容するために空間を有するケース
と、を備え、ケースは樹脂フレームとこの樹脂フレーム
に固定される蓋部材とから成り、蓋部材は金属フィルム
を有し、樹脂フレームは金属フィルムを有し、複数の樹
脂フレームと蓋部材をユニット化するための固縛手段
と、を備える組電池により、達成される。本発明におい
て、複数の樹脂フレームと蓋部材が、固縛手段によりユ
ニット化して電池容量を大きくすることができるので、
複数の樹脂フレームと蓋部材は、耐振動及び耐衝撃性を
上げることができる。
と、この電極体を収容するために空間を有するケース
と、を備え、ケースは樹脂フレームとこの樹脂フレーム
に固定される蓋部材とから成り、蓋部材は金属フィルム
を有し、樹脂フレームは金属フィルムを有し、複数の樹
脂フレームと蓋部材をユニット化するための固縛手段
と、を備える組電池により、達成される。本発明におい
て、複数の樹脂フレームと蓋部材が、固縛手段によりユ
ニット化して電池容量を大きくすることができるので、
複数の樹脂フレームと蓋部材は、耐振動及び耐衝撃性を
上げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0011】実施の形態1 図1は、本発明の電池である角型電池の正極電極20を
示し、図2はその負極電極50を示している。図3は複
数の正極電極20と複数の負極電極50及びその他の要
素からなる電極体100の一例を示している。この電極
体100は、図5に示すケース70に収容されるように
なっている。
示し、図2はその負極電極50を示している。図3は複
数の正極電極20と複数の負極電極50及びその他の要
素からなる電極体100の一例を示している。この電極
体100は、図5に示すケース70に収容されるように
なっている。
【0012】まず図1の正極電極20について説明す
る。図1の正極電極20は、次のように作製することが
できる。最初に、スラリーを作る。このスラリーは、た
とえば平均粒径15μmのLiCoO2粉末を91重量
部、導電剤としてグラファイト6重量部、結着剤として
フッ化ビニリデン樹脂を3重量部を、N−メチルピロリ
ドンに分散して作製する。このスラリーは、たとえば厚
さ20μmのアルミニウム箔集電体の両面に塗布して、
厚さ150μmの電極原板を作製し、これを一部リード
部21として残し、たとえば塗布部がたとえば107m
m×265mmになるようにカットして正極電極20を
得る。
る。図1の正極電極20は、次のように作製することが
できる。最初に、スラリーを作る。このスラリーは、た
とえば平均粒径15μmのLiCoO2粉末を91重量
部、導電剤としてグラファイト6重量部、結着剤として
フッ化ビニリデン樹脂を3重量部を、N−メチルピロリ
ドンに分散して作製する。このスラリーは、たとえば厚
さ20μmのアルミニウム箔集電体の両面に塗布して、
厚さ150μmの電極原板を作製し、これを一部リード
部21として残し、たとえば塗布部がたとえば107m
m×265mmになるようにカットして正極電極20を
得る。
【0013】一方、図2の負極電極50は次のようにし
て作製する。スラリーを作製する。スラリーは、たとえ
ば不活性ガス気流中で焼成した後、粉砕して得られた平
均粒径20μmの炭素を90重量部、結着剤としてフッ
化ビニリデン樹脂10重量部をN−メチルピロリドンに
分散して作製する。このスラリーはたとえば厚さ10μ
mの銅箔の集電体の両面に塗布して、厚さ180μmの
電極原板を作製し、これを一部リード部51として未塗
布部を残し、塗布部がたとえば109mm×270mm
になるようにカットして負極電極50を得る。
て作製する。スラリーを作製する。スラリーは、たとえ
ば不活性ガス気流中で焼成した後、粉砕して得られた平
均粒径20μmの炭素を90重量部、結着剤としてフッ
化ビニリデン樹脂10重量部をN−メチルピロリドンに
分散して作製する。このスラリーはたとえば厚さ10μ
mの銅箔の集電体の両面に塗布して、厚さ180μmの
電極原板を作製し、これを一部リード部51として未塗
布部を残し、塗布部がたとえば109mm×270mm
になるようにカットして負極電極50を得る。
【0014】このようにして得られた図1の正極電極2
0と図2の負極電極50は、交互に重ねることで、正極
電極20と負極電極50の間に絶縁体であるセパレータ
を配置することができる。具体的には、図2に示すよう
に、正極電極20がたとえば46枚と負極電極50が4
7枚を重ねるとともに、正極電極20と負極電極50の
間に、厚さたとえば50μmの微多孔性ポリプロピレン
フィルム(セパレータ)が配置される。図1の各正極電
極20のリード部21が、端子101に溶接により電気
的に接続される。図2の各負極電極50のリード部51
は、図3の端子102に対して溶接により電気的に接続
される。図1の正極電極20はセパレータSPを有し、
図2の負極電極50はセパレータSPを有している。
0と図2の負極電極50は、交互に重ねることで、正極
電極20と負極電極50の間に絶縁体であるセパレータ
を配置することができる。具体的には、図2に示すよう
に、正極電極20がたとえば46枚と負極電極50が4
7枚を重ねるとともに、正極電極20と負極電極50の
間に、厚さたとえば50μmの微多孔性ポリプロピレン
フィルム(セパレータ)が配置される。図1の各正極電
極20のリード部21が、端子101に溶接により電気
的に接続される。図2の各負極電極50のリード部51
は、図3の端子102に対して溶接により電気的に接続
される。図1の正極電極20はセパレータSPを有し、
図2の負極電極50はセパレータSPを有している。
【0015】図3に示すように上述した正極電極20の
リード部21は、負極電極50のリード部51と反対方
向になるようにそれぞれ積層されている。正極電極2
0、セパレータSP、負極電極50が積層されて作られ
た電極体100は、たとえば外周に粘着テープを巻いて
一体的に固定されている。リード部21,51が端子1
01,102に対して溶接される場合には、たとえば超
音波溶接を採用することができる。このように図3の電
極体100は、端子101,102を備えており、端子
101,102にはそれぞれボルト103,103が突
出して設けられている。
リード部21は、負極電極50のリード部51と反対方
向になるようにそれぞれ積層されている。正極電極2
0、セパレータSP、負極電極50が積層されて作られ
た電極体100は、たとえば外周に粘着テープを巻いて
一体的に固定されている。リード部21,51が端子1
01,102に対して溶接される場合には、たとえば超
音波溶接を採用することができる。このように図3の電
極体100は、端子101,102を備えており、端子
101,102にはそれぞれボルト103,103が突
出して設けられている。
【0016】次に、図3の電極体100を収容するため
の樹脂フレーム150について説明する。樹脂フレーム
150は図5に一例を示しており、2つの長辺部15
1,151と短辺部152,152からなり、長方形状
の枠体である。この樹脂フレーム150は図5に示す電
極体100を端子101,102を含めて収容すること
ができる大きさを有している。図5の樹脂フレーム15
0の作製は、図4の金型300を用いて射出成型する。
の樹脂フレーム150について説明する。樹脂フレーム
150は図5に一例を示しており、2つの長辺部15
1,151と短辺部152,152からなり、長方形状
の枠体である。この樹脂フレーム150は図5に示す電
極体100を端子101,102を含めて収容すること
ができる大きさを有している。図5の樹脂フレーム15
0の作製は、図4の金型300を用いて射出成型する。
【0017】図4の金型300は雄型301と雌型30
2を備えており、雄型301はゲート303を有し、雌
型302は複数本のパイプ304を有している。雄型3
01は樹脂を注入する注入口305を備えておりゲート
303につながっている。雌型302は4本のパイプ3
04を備えており、これらのパイプ304は、図5の樹
脂フレーム150が有している貫通穴155,155,
156,156を形成するものである。
2を備えており、雄型301はゲート303を有し、雌
型302は複数本のパイプ304を有している。雄型3
01は樹脂を注入する注入口305を備えておりゲート
303につながっている。雌型302は4本のパイプ3
04を備えており、これらのパイプ304は、図5の樹
脂フレーム150が有している貫通穴155,155,
156,156を形成するものである。
【0018】特徴的なのは、図4の雌型302の内周面
に積層フィルム340を配置していることである。この
積層フィルム340は、図4において拡大して示すよう
に雌型302の内周面310に対して、弱粘着剤341
を用いて貼付けた積層フィルムである。この積層フィル
ム340は、たとえばポリプロピレンフィルム342、
ポリエステルフィルム343、アルミニウムフィルム
(アルミニウム箔)344、ポリステルフィルム345
の4層構造になっている。各フィルムの厚みの一例を挙
げれば、ポリプロピレンフィルム342は30μmであ
り、ポリエステルフィルム343は12μmであり、ア
ルミニウムフィルム344は7μmであり、ポリステル
フィルム345は12μmである。このアルミニウムフ
ィルム344が金属フィルムに相当している。積層フィ
ルム340のポリエステルフィルム345が、弱粘着剤
341を用いて雌型302の内周面310に粘着されて
いる。
に積層フィルム340を配置していることである。この
積層フィルム340は、図4において拡大して示すよう
に雌型302の内周面310に対して、弱粘着剤341
を用いて貼付けた積層フィルムである。この積層フィル
ム340は、たとえばポリプロピレンフィルム342、
ポリエステルフィルム343、アルミニウムフィルム
(アルミニウム箔)344、ポリステルフィルム345
の4層構造になっている。各フィルムの厚みの一例を挙
げれば、ポリプロピレンフィルム342は30μmであ
り、ポリエステルフィルム343は12μmであり、ア
ルミニウムフィルム344は7μmであり、ポリステル
フィルム345は12μmである。このアルミニウムフ
ィルム344が金属フィルムに相当している。積層フィ
ルム340のポリエステルフィルム345が、弱粘着剤
341を用いて雌型302の内周面310に粘着されて
いる。
【0019】このように積層フィルム340が雌型30
2の内周面310に配置された状態で、雄型301と雌
型302を組み合わせて、樹脂を注入口305から注入
する。この場合に使用する樹脂としては、ポリプロピレ
ン樹脂である。雄型301と雌型302を離型すると、
図5に示すような樹脂フレーム150が得られる。この
樹脂フレーム150は幅Rがたとえば21.5mmであ
り、厚さTが4mmであり、樹脂フレーム150の内寸
法が288mm×117mmである。
2の内周面310に配置された状態で、雄型301と雌
型302を組み合わせて、樹脂を注入口305から注入
する。この場合に使用する樹脂としては、ポリプロピレ
ン樹脂である。雄型301と雌型302を離型すると、
図5に示すような樹脂フレーム150が得られる。この
樹脂フレーム150は幅Rがたとえば21.5mmであ
り、厚さTが4mmであり、樹脂フレーム150の内寸
法が288mm×117mmである。
【0020】図4の金型300で図5の樹脂フレーム1
50を射出成型することにより、図4と図6の積層フィ
ルム340は、樹脂フレーム150の長辺部151,1
51、短辺部152,152の外周面に密着して配置さ
れる。そして樹脂フレーム150を射出成型した時には
図4の4本のパイプ304の存在により、所定位置に貫
通穴155,155,156,156が形成されてい
る。これらの貫通穴155,156は樹脂フレーム15
0の厚さRの方向に形成されている。この場合に使用す
るパイプ304の寸法としては、たとえば内径が5.5
mmで、外径が7.5mm、長さが21.5mmのアル
ミニウム製のパイプである。
50を射出成型することにより、図4と図6の積層フィ
ルム340は、樹脂フレーム150の長辺部151,1
51、短辺部152,152の外周面に密着して配置さ
れる。そして樹脂フレーム150を射出成型した時には
図4の4本のパイプ304の存在により、所定位置に貫
通穴155,155,156,156が形成されてい
る。これらの貫通穴155,156は樹脂フレーム15
0の厚さRの方向に形成されている。この場合に使用す
るパイプ304の寸法としては、たとえば内径が5.5
mmで、外径が7.5mm、長さが21.5mmのアル
ミニウム製のパイプである。
【0021】また樹脂フレーム150の所定の位置に
は、穴161,161が設けられている。これらの穴1
61,161は貫通穴155,155の近くに設けられ
ており、電極体100の端子101,102のボルト1
03,103を通すことができる穴である。樹脂フレー
ム150において、貫通穴155,155の中間位置に
は、円柱状の突起部170が設けられている。この突起
部170の直径は、たとえば18mmであり、その突起
部170の中心にはたとえば12mmの穴171が形成
されている。この突起部170に対しては、開裂弁18
0が固定されている。この開裂弁180は穴171に対
応しており、好ましくは積層フィルムである。この開裂
弁180は円形状の積層フィルムであり、その積層構造
としては、ポリプロピレンフィルムが30μm、ポリエ
ステルフィルムが12μm、アルミニウムフィルムが7
μm、ポリステルが12μmの積層フィルム構造であ
る。開裂弁180は、穴171の周囲部分の突起部17
0に対して熱融着により固定されている。実験の結果こ
の開裂弁180は、電池の内圧が上昇したときにたとえ
ば7kg/cm2 の圧力で開裂させることができること
が確認できている。
は、穴161,161が設けられている。これらの穴1
61,161は貫通穴155,155の近くに設けられ
ており、電極体100の端子101,102のボルト1
03,103を通すことができる穴である。樹脂フレー
ム150において、貫通穴155,155の中間位置に
は、円柱状の突起部170が設けられている。この突起
部170の直径は、たとえば18mmであり、その突起
部170の中心にはたとえば12mmの穴171が形成
されている。この突起部170に対しては、開裂弁18
0が固定されている。この開裂弁180は穴171に対
応しており、好ましくは積層フィルムである。この開裂
弁180は円形状の積層フィルムであり、その積層構造
としては、ポリプロピレンフィルムが30μm、ポリエ
ステルフィルムが12μm、アルミニウムフィルムが7
μm、ポリステルが12μmの積層フィルム構造であ
る。開裂弁180は、穴171の周囲部分の突起部17
0に対して熱融着により固定されている。実験の結果こ
の開裂弁180は、電池の内圧が上昇したときにたとえ
ば7kg/cm2 の圧力で開裂させることができること
が確認できている。
【0022】次に、図5の蓋部材200について説明す
る。蓋部材200は、樹脂フレーム150の一方の面と
他方の面に熱圧着される積層フィルム構造体である。2
つの蓋部材200,200と樹脂フレーム150は、ケ
ース70を構成している。蓋部材200,200は、図
7に示すような積層フィルム構造となっている。図7に
示すように蓋部材200は、たとえばポリエステルフィ
ルム201が16μm、アルミニウムフィルム202が
15μm、ポリエステルフィルム203が16μm、そ
してポリプロピレンフィルム204が100μmの積層
フィルム(積層体)である。
る。蓋部材200は、樹脂フレーム150の一方の面と
他方の面に熱圧着される積層フィルム構造体である。2
つの蓋部材200,200と樹脂フレーム150は、ケ
ース70を構成している。蓋部材200,200は、図
7に示すような積層フィルム構造となっている。図7に
示すように蓋部材200は、たとえばポリエステルフィ
ルム201が16μm、アルミニウムフィルム202が
15μm、ポリエステルフィルム203が16μm、そ
してポリプロピレンフィルム204が100μmの積層
フィルム(積層体)である。
【0023】次に、図5の電池の組立方法について説明
する。まず樹脂フレーム150に対して電極体100を
挿入する。この場合に電極体100のボルト103,1
03が樹脂フレーム150の穴161,160に内側か
ら挿入されて、Oリング333、スペーサ334、ワッ
シャ335、ワッシャ336を通して、ナット337を
かみ合わせる。これにより、電極体100は樹脂フレー
ム150に対してしっかりと固定される。なお、電極体
100は、プロピレンカーボネート、ジエチルカーボネ
ートの混合溶媒の中に、LiPF6を1モル/リットル
の割合で溶解した電解液を含浸させてある。Oリング3
33は、たとえばテフロン製であり、ワッシャ335は
テフロン製、ワッシャ336はメタル製である。なお、
ワッシャ335,336やスペーサ334を用いるのに
代えて、別のOリング333やガスケットを用いて、端
子101,102を樹脂フレーム150に対して固定す
ることも可能である。
する。まず樹脂フレーム150に対して電極体100を
挿入する。この場合に電極体100のボルト103,1
03が樹脂フレーム150の穴161,160に内側か
ら挿入されて、Oリング333、スペーサ334、ワッ
シャ335、ワッシャ336を通して、ナット337を
かみ合わせる。これにより、電極体100は樹脂フレー
ム150に対してしっかりと固定される。なお、電極体
100は、プロピレンカーボネート、ジエチルカーボネ
ートの混合溶媒の中に、LiPF6を1モル/リットル
の割合で溶解した電解液を含浸させてある。Oリング3
33は、たとえばテフロン製であり、ワッシャ335は
テフロン製、ワッシャ336はメタル製である。なお、
ワッシャ335,336やスペーサ334を用いるのに
代えて、別のOリング333やガスケットを用いて、端
子101,102を樹脂フレーム150に対して固定す
ることも可能である。
【0024】次に、フレキシブルな蓋部材200,20
0が、樹脂フレーム150の一方の開口側と他方の開口
側に設定される。つまり、樹脂フレーム150の片側側
面の全周端面側に蓋部材200を当てて、しかも樹脂フ
レーム150の側面端面とほぼ同寸法のヒータを用いて
インパルス加熱により、蓋部材200を樹脂フレーム1
50に対して溶着してヒートシールする。同様にして他
の蓋部材200は樹脂フレーム150の他方側の側面端
面に対してヒートシールされる。この場合には、図7の
たとえばポリプロピレンフィルム203側が樹脂フレー
ム150の側面端面に対して熱溶着されることから、こ
のポリプロピレンフィルム203が熱溶融性樹脂に相当
することになる。このようにして得られたたとえばリチ
ウムイオン二次電池は、たとえばその理論放電容量が5
0Ahである。
0が、樹脂フレーム150の一方の開口側と他方の開口
側に設定される。つまり、樹脂フレーム150の片側側
面の全周端面側に蓋部材200を当てて、しかも樹脂フ
レーム150の側面端面とほぼ同寸法のヒータを用いて
インパルス加熱により、蓋部材200を樹脂フレーム1
50に対して溶着してヒートシールする。同様にして他
の蓋部材200は樹脂フレーム150の他方側の側面端
面に対してヒートシールされる。この場合には、図7の
たとえばポリプロピレンフィルム203側が樹脂フレー
ム150の側面端面に対して熱溶着されることから、こ
のポリプロピレンフィルム203が熱溶融性樹脂に相当
することになる。このようにして得られたたとえばリチ
ウムイオン二次電池は、たとえばその理論放電容量が5
0Ahである。
【0025】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。上述した実施の形態では、図4の積層フィルム
340が、弱粘着剤341を介して取付けるようにして
いるが、それに代えて、雌型302にバキューム用の穴
を多数設けて積層フィルム340を吸着して保持するよ
うにしても構わない。
れない。上述した実施の形態では、図4の積層フィルム
340が、弱粘着剤341を介して取付けるようにして
いるが、それに代えて、雌型302にバキューム用の穴
を多数設けて積層フィルム340を吸着して保持するよ
うにしても構わない。
【0026】また、図9に示すように金型300の雄型
301の外周面に対して積層フィルム340を弱粘着剤
による粘着あるいはバキューム用の穴による真空吸引に
より吸着して保持するようにしても構わない。この場合
には、図5の樹脂フレーム150の長辺部151,15
1、短辺部152,152の内側に積層フィルム340
が設定されることになる。また、図8に示すように、ケ
ース70を組合わせてかつ押え板210,210を用い
て組電池600を構成する場合には、図8に示す固縛手
段400を用いる。この固縛手段400は、複数本のボ
ルト410とナット420等を備えており、ボルト41
0は、押え板210の穴209を通り対応するケース7
0の貫通穴155,156を通ることで、ナット422
とかみ合わすことができる。各ケース70は、図5の樹
脂フレーム150の両面に蓋部材200,200を熱圧
着したものである。
301の外周面に対して積層フィルム340を弱粘着剤
による粘着あるいはバキューム用の穴による真空吸引に
より吸着して保持するようにしても構わない。この場合
には、図5の樹脂フレーム150の長辺部151,15
1、短辺部152,152の内側に積層フィルム340
が設定されることになる。また、図8に示すように、ケ
ース70を組合わせてかつ押え板210,210を用い
て組電池600を構成する場合には、図8に示す固縛手
段400を用いる。この固縛手段400は、複数本のボ
ルト410とナット420等を備えており、ボルト41
0は、押え板210の穴209を通り対応するケース7
0の貫通穴155,156を通ることで、ナット422
とかみ合わすことができる。各ケース70は、図5の樹
脂フレーム150の両面に蓋部材200,200を熱圧
着したものである。
【0027】これによって、複数のケース70はそれぞ
れ電極体100を備えた状態で積層して組合わされる。
このように複数のケース70を固縛手段400の力で積
層するのは、リチウムイオン二次電池の容量を大幅に増
やして、大型大容量の電源として用いることができるよ
うにするためである。
れ電極体100を備えた状態で積層して組合わされる。
このように複数のケース70を固縛手段400の力で積
層するのは、リチウムイオン二次電池の容量を大幅に増
やして、大型大容量の電源として用いることができるよ
うにするためである。
【0028】実施の形態2 図10の本発明の別の実施の形態2では、使用する電
極、電極体、樹脂フレーム、蓋部材はすべて実施の形態
1と同一のものが使用出来るが、この実施の形態2では
樹脂フレーム150に積層体を積層する別の方法を示
す。特徴的なのは、樹脂フレーム150を成形後に、金
属箔の少なくとも片面に接着剤を有する積層フィルム7
65を樹脂フレーム150の内周面、又は外周面に接着
して最終の樹脂フレームを作製することである。実施の
形態1と同様にして、射出成形した図5と同様の樹脂フ
レーム150の外周面に、金属フィルムの片面に感圧型
接着剤を積層した積層フィルム765を接着して最終の
樹脂フレームを作製した。
極、電極体、樹脂フレーム、蓋部材はすべて実施の形態
1と同一のものが使用出来るが、この実施の形態2では
樹脂フレーム150に積層体を積層する別の方法を示
す。特徴的なのは、樹脂フレーム150を成形後に、金
属箔の少なくとも片面に接着剤を有する積層フィルム7
65を樹脂フレーム150の内周面、又は外周面に接着
して最終の樹脂フレームを作製することである。実施の
形態1と同様にして、射出成形した図5と同様の樹脂フ
レーム150の外周面に、金属フィルムの片面に感圧型
接着剤を積層した積層フィルム765を接着して最終の
樹脂フレームを作製した。
【0029】上記積層フィルム765で用いる接着剤と
しては、室温硬化型、熱硬化型、熱溶融型、感圧型、光
硬化型、電子線硬化型など種々のものが使用出来るが、
この実施の形態2では、140μm厚のアクリル系両面
接着テープ(ソニーケミカル株式会社製T4261)7
89を15μm厚のAl箔793にあらかじめ接着させ
た金属粘着型の積層フィルム765を使用した。図10
に示す様に、金属粘着型の積層フィルム765の所定の
箇所に穴162,162が設けられており、穴162,
162が樹脂フレーム150の穴161,161と同位
置になる様に貼り付けて端子固定用の貫通穴を形成して
いる。以上の様にして得られた樹脂フレーム765を用
いて、実施の形態1と同様な電池を作製したが、実施の
形態2は実施の形態1と同様の性能の電池が得られた。
しては、室温硬化型、熱硬化型、熱溶融型、感圧型、光
硬化型、電子線硬化型など種々のものが使用出来るが、
この実施の形態2では、140μm厚のアクリル系両面
接着テープ(ソニーケミカル株式会社製T4261)7
89を15μm厚のAl箔793にあらかじめ接着させ
た金属粘着型の積層フィルム765を使用した。図10
に示す様に、金属粘着型の積層フィルム765の所定の
箇所に穴162,162が設けられており、穴162,
162が樹脂フレーム150の穴161,161と同位
置になる様に貼り付けて端子固定用の貫通穴を形成して
いる。以上の様にして得られた樹脂フレーム765を用
いて、実施の形態1と同様な電池を作製したが、実施の
形態2は実施の形態1と同様の性能の電池が得られた。
【0030】本発明の実施の形態では、リチウムイオン
二次電池を例に挙げて説明しているが、これに限らず他
の種類の二次電池に対しても本発明は適用できる。樹脂
フレームの内側に積層フィルムを配置するときには、図
9のように雄型301側に積層フィルム340を配置す
る。しかしこのようにして得られた樹脂フレーム150
も、図4の金型で得られる樹脂フレーム150と同等の
性能を発揮することができる。
二次電池を例に挙げて説明しているが、これに限らず他
の種類の二次電池に対しても本発明は適用できる。樹脂
フレームの内側に積層フィルムを配置するときには、図
9のように雄型301側に積層フィルム340を配置す
る。しかしこのようにして得られた樹脂フレーム150
も、図4の金型で得られる樹脂フレーム150と同等の
性能を発揮することができる。
【0031】上述した実施の形態では積層フィルムにお
いて樹脂フィルムとアルミニウムフィルムを積層した構
造となっている。しかしアルミニウムフィルムの他の種
類の金属箔フィルムを採用することもできる。積層フィ
ルムの熱溶融性樹脂として図4のポリプロピレンフィル
ム342や、図7のポリプロピレンフィルム204を用
いているが、他の種類の樹脂を用いることも勿論可能で
ある。
いて樹脂フィルムとアルミニウムフィルムを積層した構
造となっている。しかしアルミニウムフィルムの他の種
類の金属箔フィルムを採用することもできる。積層フィ
ルムの熱溶融性樹脂として図4のポリプロピレンフィル
ム342や、図7のポリプロピレンフィルム204を用
いているが、他の種類の樹脂を用いることも勿論可能で
ある。
【0032】以上説明したように本発明では、樹脂フレ
ームの内周面、または外周面、あるいは内周面及び外周
面の両方に対して、樹脂フィルムを含む積層フィルムを
一体成型している。詳しくは、樹脂フレームが、金属フ
ィルムの少なくとも片面に熱溶融性樹脂を積層した積層
体を、樹脂フレーム射出成形時に樹脂フレームの内周、
又は外周面に一体で同時成形して成る。また、樹脂フレ
ームが、金属フィルムの少なくとも片面に接着剤積層し
た積層体を、樹脂フレームを成形後に接着して成る。こ
れにより電池内部へのガス及び水分の透過を押える(ガ
ス及び水分バリヤー性を高めること)ことができ、軽量
でかつ長期の保存安定性を有する電池が得られる。
ームの内周面、または外周面、あるいは内周面及び外周
面の両方に対して、樹脂フィルムを含む積層フィルムを
一体成型している。詳しくは、樹脂フレームが、金属フ
ィルムの少なくとも片面に熱溶融性樹脂を積層した積層
体を、樹脂フレーム射出成形時に樹脂フレームの内周、
又は外周面に一体で同時成形して成る。また、樹脂フレ
ームが、金属フィルムの少なくとも片面に接着剤積層し
た積層体を、樹脂フレームを成形後に接着して成る。こ
れにより電池内部へのガス及び水分の透過を押える(ガ
ス及び水分バリヤー性を高めること)ことができ、軽量
でかつ長期の保存安定性を有する電池が得られる。
【0033】図7の蓋部材200の熱溶融性樹脂である
ポリプロピレンフィルム204は、アルミニウムフィル
ム202の一方の面側のみに配置されているが、アルミ
ニウムフィルム202の両面に対してポリプロピレンフ
ィルム204のような熱溶融性樹脂を形成することは勿
論可能である。図1の正極電極20と図2の負極電極5
0は複数枚積層している構造となっているが、これに限
らず正極電極と負極電極を巻回した構造の電極体を採用
することも勿論可能である。
ポリプロピレンフィルム204は、アルミニウムフィル
ム202の一方の面側のみに配置されているが、アルミ
ニウムフィルム202の両面に対してポリプロピレンフ
ィルム204のような熱溶融性樹脂を形成することは勿
論可能である。図1の正極電極20と図2の負極電極5
0は複数枚積層している構造となっているが、これに限
らず正極電極と負極電極を巻回した構造の電極体を採用
することも勿論可能である。
【0034】図9の固縛手段400は、ボルトとナット
の構成となっているが、これに限らず他の構造を採用す
ることも勿論可能である。また図示の実施の形態の電池
は、角型電池であるが、これに限らず円筒状の電池ある
いは他の種類の電池にも、本発明の電池及び組電池が適
用できる。
の構成となっているが、これに限らず他の構造を採用す
ることも勿論可能である。また図示の実施の形態の電池
は、角型電池であるが、これに限らず円筒状の電池ある
いは他の種類の電池にも、本発明の電池及び組電池が適
用できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガス及び水分バリヤー性を高めて、電池性能の劣化を防
ぐことができる。
ガス及び水分バリヤー性を高めて、電池性能の劣化を防
ぐことができる。
【図1】本発明の電池に採用される正極電極の一例を示
す平面図。
す平面図。
【図2】負極電極を示す平面図。
【図3】正極電極と負極電極等を積層し、かつ端子を設
けた電極体の一例を示す斜視図。
けた電極体の一例を示す斜視図。
【図4】樹脂フレームを作るための金型の一例及び積層
フィルムの断面構造を示す図。
フィルムの断面構造を示す図。
【図5】樹脂フレーム、電極体及び蓋部材等を示す分解
斜視図。
斜視図。
【図6】樹脂フレームに対して樹脂フレームの外側に配
置された積層フィルムの例を示す断面図。
置された積層フィルムの例を示す断面図。
【図7】蓋部材の積層構造を示す断面図。
【図8】本発明の電池を組み合わせて得られる組電池の
一例を示す斜視図。
一例を示す斜視図。
【図9】本発明の電池の樹脂フレームを製造するのに適
用される金型の別の実施の形態を示す図。
用される金型の別の実施の形態を示す図。
【図10】本発明の電池の別の実施の形態を示す図であ
る。
る。
20・・・正極電極、50・・・負極電極、70・・・
ケース、100・・・電極体、150・・・樹脂フレー
ム、180・・・開裂弁、200・・・蓋部材、202
・・・アルミニウムフィルム(蓋部材用の金属フィル
ム)、204・・・ポリプロピレンフィルム(蓋部材用
の熱溶融性樹脂)、342・・・ポリプロピレンフィル
ム(樹脂フレーム用の熱溶融性樹脂)、344・・・ア
ルミニウムフィルム(樹脂フレーム用の金属フィルム)
ケース、100・・・電極体、150・・・樹脂フレー
ム、180・・・開裂弁、200・・・蓋部材、202
・・・アルミニウムフィルム(蓋部材用の金属フィル
ム)、204・・・ポリプロピレンフィルム(蓋部材用
の熱溶融性樹脂)、342・・・ポリプロピレンフィル
ム(樹脂フレーム用の熱溶融性樹脂)、344・・・ア
ルミニウムフィルム(樹脂フレーム用の金属フィルム)
Claims (9)
- 【請求項1】 電極体と、 この電極体を収容するために空間を有するケースと、 を備え、 ケースは樹脂フレームとこの樹脂フレームに固定される
蓋部材とから成り、 蓋部材は金属フィルムを有し、 樹脂フレームは金属フィルムを有することを特徴とする
電池。 - 【請求項2】 樹脂フレームには、金属フィルムの少な
くとも片面に熱溶融性樹脂を積層した積層体を設け、 蓋部材は金属フィルムの少なくとも片面に熱溶融性樹脂
を積層した積層体である請求項1に記載の電池。 - 【請求項3】 樹脂フレームが、金属フィルムの少なく
とも片面に熱溶融性樹脂を積層した積層体を、樹脂フレ
ーム射出成形時に樹脂フレームの内周、又は外周面に一
体で同時成形して成る請求項1記載の電池。 - 【請求項4】 樹脂フレームが、金属フィルムの少なく
とも片面に接着剤積層した積層体を、樹脂フレームを成
形後に接着して成る請求項1記載の電池。 - 【請求項5】 樹脂フレームの端面と蓋部材は、蓋部材
の積層体の熱溶融性樹脂を熱圧着することで固定されて
電極体を収容するための空間を形成している請求項2に
記載の電池。 - 【請求項6】 ケースは角形であり、電極体は、正極電
極と負極電極を積層又は巻回して形成され、電解液を含
浸している請求項1に記載の電池。 - 【請求項7】 樹脂フレームには貫通穴を備え、樹脂フ
レームにはこの貫通穴に対応して積層フィルムを配置し
て、積層フィルムはケース内の過圧力を逃がすための開
裂弁である請求項1に記載の電池。 - 【請求項8】 電極体と、 この電極体を収容するために空間を有するケースと、を
備え、 ケースは樹脂フレームとこの樹脂フレームに固定される
蓋部材とから成り、 蓋部材は金属フィルムを有し、 樹脂フレームは金属フィルムを有し、 複数の樹脂フレームと蓋部材をユニット化するための固
縛手段と、を備えることを特徴とする組電池。 - 【請求項9】 固縛手段は、樹脂フレームの貫通穴に通
るボルトと、このボルトにかみ合せて樹脂フレームと蓋
部材を固定するナットを有する請求項8に記載の組電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8281505A JPH10112295A (ja) | 1996-08-12 | 1996-10-02 | 電池及び組電池 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-229275 | 1996-08-12 | ||
| JP22927596 | 1996-08-12 | ||
| JP8281505A JPH10112295A (ja) | 1996-08-12 | 1996-10-02 | 電池及び組電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10112295A true JPH10112295A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=26528721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8281505A Pending JPH10112295A (ja) | 1996-08-12 | 1996-10-02 | 電池及び組電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10112295A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004319260A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ハイブリッド二次電池電槽 |
| JP2010067524A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Inoac Corp | 蓄電装置用容器 |
| KR20160087974A (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-25 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 및 그 팩 |
| KR20160087973A (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-25 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 및 그 팩 |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP8281505A patent/JPH10112295A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004319260A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ハイブリッド二次電池電槽 |
| JP2010067524A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Inoac Corp | 蓄電装置用容器 |
| KR20160087974A (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-25 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 및 그 팩 |
| KR20160087973A (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-25 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 및 그 팩 |
| US11095005B2 (en) | 2015-01-14 | 2021-08-17 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery and pack of the same |
| US12218302B2 (en) | 2015-01-14 | 2025-02-04 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Rechargeable battery and pack of the same |
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