JPH10113250A - 肘掛け付き椅子 - Google Patents

肘掛け付き椅子

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JPH10113250A
JPH10113250A JP28732696A JP28732696A JPH10113250A JP H10113250 A JPH10113250 A JP H10113250A JP 28732696 A JP28732696 A JP 28732696A JP 28732696 A JP28732696 A JP 28732696A JP H10113250 A JPH10113250 A JP H10113250A
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locking
locking member
armrest
support shaft
armrests
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Masataka Yokoyama
雅孝 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動により肘掛けの位置の幅方向の位置を調
整すること。 【解決手段】 ガイド基板14には2つの係止溝14a があ
り、この係止溝の外側の縁部はサインカーブ状の係止部
14b であり、この係止溝内には回転可能な係止部材19が
挿置してある。係止部材19は係止部14b の形状に適応す
る連続したカーブをもつ。係止部材19は支持軸により常
に外方への弾性力を受け係止部14b に弾接している。幅
を広くするには先ず後方の係止部材19を前方の係止部材
を支点として外側に向けて押し広げる方向に力を加え、
所定の間隔に拡大させると、その位置で支持軸の弾性力
により係止部材19は係止部14b と弾接し位置保持され
る。次に、前方の係止部材19を後方の係止部材を支点と
して拡大する方に移動させればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は肘掛け付き椅子、特
に肘掛けの幅(間隔)を調整することのできる機構を具
備した椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】肘掛け付き椅子の幅は、その椅子に座る
人の肥満度に応じた最適の幅の肘掛けの間隔位置があ
り、例えば、肥満タイプの人には肘掛けの間隔はその人
に体形に最適の広い幅の間隔にあることが望ましい。そ
のため椅子の肘掛けの幅間隔調整装置として、従来から
スイッチを介してモータを回転させ、この回転は連動手
段を介して支持部材の端部に固着してある肘掛けをそれ
ぞれ左右対称的に連動させ、例えば両肘掛けを反対方向
に移動させたい時には、スイッチを介してモータを逆回
転させるもので、このようにスイッチ操作するだけで左
右両肘掛けがそれぞれ等幅ずつ移動させて幅間隔を調整
するものである(例えば特開平8−393号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例で
は調整するのにモータの駆動力を必要とするもので、常
時調整するものではないのにも拘らず、当然高価となり
製造コストに問題がある。そこで本発明の目的は、手動
により肘掛けの位置の幅方向の位置調整が可能な肘掛け
付き椅子を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明にかかる肘掛け椅子の肘掛けの幅方向の
位置調整機構は支柱(1) と支持軸(8) と肘掛けフレーム
(17,18) を取付けてある基板(14)とから構成されてい
る。そして、上記支持軸は弾性力を有する素材を屈成し
たもので、上記支柱内には上記支持軸が所定の空隙(6a,
7a) をもって取付けてある。上記基板にはその長手方向
と直交する方向に2つの係止溝(14a) が所定間隔をおい
て形成してあり、上記係止溝の縁部には係止部(14b) が
形成してあり、上記係止溝内に回転可能に挿置してある
係止部材(19)の外形は上記係止部に係合可能な形状であ
る。上記支持軸は上記係止部材に対して上記係止部に弾
接する弾性力を付勢していり、上記係止部材は上記支持
軸の弾性力に抗して上記係止溝内を移動可能であるとこ
ろにある。
【0005】本発明の他の特徴は、上記支持軸の先端部
は保持具(13)に挿着してあり、この保持具には上記係止
部材が回転自在に嵌合しているところにある。
【0006】
【発明の実施の形態】実施例について図面を参照して説
明すると、図1において、クッションC1の底面はクッ
ションカバーC2にて支持してあり、このクッションカ
バーは、図1、図3に示すように支柱1の上面にねじ3
…で取付けてある固定用プレート2に、連結ねじ4によ
り連結されている。支柱1はプラスチックにて一体成形
されたほぼL字状のもので、クッションC1の両側に立
設してある。
【0007】そこで、先ず肘掛けの上下方向調整機構の
構成について説明する。図1、図2に示すように、支柱
1の垂直部の内部には上端開口の穴部1aが上下方向に
形成してある。穴部1a内にはガイド5が挿入して、こ
のガイドは固定用プレート2との間で支柱1の一側をサ
イドイッチにした状態でねじ3で固定してある。ガイド
5内には2枚のスライダ6,7が上下動自在に挿入して
あり、この2枚のスライダは、図2,図3に示すように
支持軸8を挟んだ状態でねじ9(図1)にて締付けてあ
る。このように、支柱1に固定用プレート2をねじ3で
連結し、ガイド5内に2枚のスライダ6,7が支持軸8
を挟んだ状態でねじ9にて連結された状態で挿着してあ
る構造を有している。支柱1と固定用プレート2との垂
直部の両外側はカバー10,11にて被覆してあり、こ
の両カバーはスライダ6,7に連結ねじ12(図2)で
連結してあり、そのためこのカバーはこのスライダと共
に上下方向に移動可能である。
【0008】次に、2枚のスライダ6,7で挟持された
状態で挿着してある支持軸8の構造について説明する
と、図2において、この支持軸は大径のワイヤをU字状
に屈成し上部が開いて弾性力を有し、この支持軸の上部
の内面とスライダ6,7との間には、図4にも示すよう
に空隙6a,7aがある。そのため、支持軸8は、図2
において内方(図4では上方)に向けてその弾性力に抗
して移動させることができる。このように支持軸8が弾
性力に抗して移動可能である構成は後で説明する肘掛け
の幅調整機構に関する構成であるので、後で詳細に説明
している。支持軸8の両端部は、図2,図11(A),
(B)に示すように保持具13,13の下部に挿着して
あり、この保持具の上部は、肘掛けの内部に配設してあ
るガイド基板14の貫通穴を貫通し、この支持具の上部
からは取付けねじ15がワッシャ16を介して挿入し
て、この保持具の先端面に螺入している。ガイド基板1
4の上下両面には、図1に示すようにその上方には上部
肘掛けフレーム17が、また下方には下部肘掛けフレー
ム18がこのガイド基板をサンドイッチ状に挟持した状
態で、この両肘掛けフレームはねじで連結してあり、こ
の両フレームはこのガイド基板14に案内されて前後方
向に移動可能となっている。上部肘掛けフレーム17の
上面にはアームパットが固着してある。なお、保持具1
4の上部には係止部材19が回転自在に嵌合している
が、この構成については後で肘掛けの幅調整機構の説明
において詳細に説明する。
【0009】さらに、図2に示すように、ねじ3で固定
してあるガイド5には、その長手方向に溝部5aが形成
してあり、この溝部の一側面には鋸歯状の係止用爪5b
が形成してあり、この係止用爪には係止ピン20が係止
可能となっている。係止用爪5bのそれぞれの形状は、
その下半分が曲線状であり、上半分は係止溝状になって
いる。係止ピン20は図1に示すようにスライダ6,7
を貫通し、この両端はハンドル21,21により軸受し
てある。ハンドル21の構造は図2、図5に示すように
軸部21bを中心として回転自在に軸支され、このハン
ドルから一体的に延伸している弾性アーム21aの先端
は、スライダ6,7に突設してある係止ピン6bに係止
している。そのため、常時このハンドル21は、図2に
おいて軸部21bを中心として時計方向に回転力が付勢
されている。このハンドル21の詳細な構造は、図6に
示すように2部品1セットからなり、図5に示すように
軸部21bはスライダ7の軸穴7bとカバー11の軸受
11aとにより回転自在に軸支してあり、図6に示すよ
うにこの軸部の下方には係止ピン20の両端が移動可能
に嵌合している長孔21c,21cが形成してあり、軸
部21b,21bからは上方に向けて弾性アーム21
a,21aが延出し、さらにこの軸部21bと長孔21
cとの間を連結している支持部21d,21dの外面に
はボタン部21e,21eが突設してあり、このボタン
部の外面にはボタンカバー22が嵌合している。そし
て、ボタン部21eとボタンカバー22は、図2に示す
ようにカバー11から外方に突出した状態で挿着してあ
る。
【0010】そこで、肘掛けの高さ調整操作について説
明すると、肘掛けの位置を高くする場合は、図7(A)
の状態において一方の肘掛けを上方に引き上げると、係
止ピン20は弾性アーム21aからの弾性力に抗しなが
ら各係止用爪5bの形状に沿って左右に振れながら上昇
し、同時にスライダ6,7はガイド5に案内されて支持
軸8などと共に上方に移動し、使用者にとって適正な位
置まで上昇させた段階で上昇を止めると、その位置にあ
る係止用爪5bに係止ピン20は弾性アーム21aの弾
性力により自動的に係止し、その位置を保持する。他方
の肘掛けの位置の高さ方向への調整も同様にして行う。
【0011】肘掛けの位置を低く調整する場合は、先ず
ボタンカバー22を指先で押すと、ハンドル21は弾性
アーム21aの弾性力に抗して軸部21bを中心として
反時計方向に回転し、図7(B)に示すように、このハ
ンドルの長孔21c内の係止ピン20はガイド5の係止
用爪5bとの係合から離れる。ボタンカバー22を押圧
した状態を保持したまま、肘掛けを下方に押し下げると
スライダ6,7はガイド5に案内されて支持軸8などと
共に下方に移動し、使用者にとって適正な位置まで下降
させた段階でボタンカバー22から手を放せば、ハンド
ル21は弾性アーム21aの弾性力により元位置に復帰
し、そのため係止ピン20は再び係止用爪5bに係止し
その位置を保持する。このようにして、肘掛けの上下方
向への高さ調整を行うことができる。
【0012】次に、肘掛けの幅調整機構の構成について
説明する。図2、図8において、ガイド基板14にはそ
の長手方向と直交する方向に2つの係止溝14aが所定
間隔をおいて形成してあり、それぞれの係止溝の外側の
縁部にはサインカーブ状の係止部14bが形成してあ
る。そして、係止溝14a内には係止部材19が回転可
能な状態で挿置してある。係止部材19の平面形状は、
図8に示すように係止部14bの形状に適応する連続し
たカーブをもつ5つの花弁状のものである。そして、係
止部材19は支持軸8により常に外方(図8の上下方
向)への弾性力を受け、この係止部14bに弾接してい
る。さらに、係止部材19は保持具13に回転自在に取
付けてある。
【0013】そこで、肘掛けの幅調整操作について説明
すると、この幅を広くする場合には先ず一方、例えば後
方(図8の上方)に位置している係止部材19を外方に
移動させるようにして肘掛けを広げる。それは後方に位
置している係止部材19を前方の係止部材19を支点と
して外側に向け押し広げる方向に力を加えるのである。
即ち、図9(A)に示すように、係止部材19が係止溝
14aの中央部に位置している状態から、外方に移動さ
せるように肘掛けに力を加えると、支持軸8とスライド
6,7との間に空隙6a,7aがあるため、この係止部
材は図9(B)の寸法vだけやや内方に移動可能であ
る。そのため、肘掛けを広げると、支持軸8の弾性力に
抗して係止部材19は保持具13の周囲を回転して図9
(B)に示す途中の状態になり、この不安定な状態を経
てこの係止部材は、図9(C)に示すように係止溝14
aの外端部まで回転移動し安定した状態となる。そこ
で、前方の係止部材19を上記と同様にして後方の係止
部材19の支点として外方に向けて広げることができ
る。そして、所定の間隔に肘掛けの幅を拡大させると、
支持軸8の弾性力により係止部材19は係止部14bと
弾接しその位置が保持される。勿論、肘掛けの幅を狭く
する場合には係止部材19の一方を移動させ、次に他方
を移動させればよい。
【0014】なお、肘掛けは平行に拡大または狭くする
ばかりでなく、一方または両方の係止部材19,19を
移動させることにより肘掛けの状態を傾斜状に調整する
こともでき、さらに、この傾斜角度を所望のものに多段
的に調整することも可能である。
【0015】最後に肘掛けの前後の位置調整機構の構造
について説明する。図2、図8において、ガイド基板1
3の先端部(図8の下方)には長手方向に沿って3段の
係止穴14c,14d,14eが開設してあり、また、
下部肘掛けフレーム18の内面両側には軸23の両端が
軸支してあり、この軸にはロック部材24が回転自在に
支持され、このロック部材には係止突起24aと弾性ア
ーム24bとが一体的に形成してあり、この係止突起は
係止穴14c〜14eのいずれか1つに係合可能であ
り、この弾性アームの下端は下部肘掛けフレーム18の
底面に弾接している。そのため、ロック部材24は、こ
の弾性アーム24bにより軸23を中心として反時計方
向への回転力が付勢されている。このロック部材24の
全体形状は図10に図示している。
【0016】そこで、肘掛けの前後の位置調整操作につ
いて説明すると、図2の状態、これを拡大した図11
(A)の状態おいては、ロック部材24の係止突起24
aは係止穴14cに係止して肘掛けは最も後方に位置し
ている。そこで、肘掛けを前方に移動させるには、ロッ
ク部材24を手で上方に押し上げると、図11(B)に
示すようにこのロック部材は弾性アーム24bの弾性力
に抗して軸23を中心として時計方向に回転し、そのた
め係止突起24aは係止穴14cから離脱してロックを
解放し、この解放状態を保持した状態で一体化している
上下の両肘掛けフレーム17,18をガイド基板14を
ガイドとして前方に摺動させ所望の位置に設置する。そ
こで、ロック部材24から手を放すと、このロック部材
の係止突起24aは、この肘掛けフレーム17,18の
前方への摺動距離に応じて係止穴14dまたは14eに
係合し、その位置をロックする。
【0017】
【発明の効果】本発明は、手動により肘掛けの位置の幅
方向の間隔調整ができ、従来のようにモータなどの駆動
手段は不要であるので製造コストがダウンし、電源など
の接続が不要であるので、椅子の設置位置の制限もな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】支柱や肘掛けの垂直断面図である。
【図2】図1のa−a線断面図である。
【図3】図2のb−b線断面図である。
【図4】スライダ内に取付けてある支持軸と空隙とを示
す拡大断面図である。
【図5】ハンドルをスライダに取付けてある構造を示す
拡大断面図である。
【図6】ハンドルを展開した斜視図である。
【図7】(A),(B)は肘掛けの上下方向の調整状態
を示す断面図である。
【図8】上部の肘掛けフレームを除きガイド基板の平面
形状を示す平面図である。
【図9】(A),(B),(C)は肘掛けの幅調整状態
を示す平面図である。
【図10】ロック部材の斜視図である。
【図11】(A),(B)は肘掛けの前後方向の調整状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 支柱 6a 空隙 7a 空隙 8 支持軸 13 保持具 14 基板 14a 係止溝 14b 係止部 17 上部肘掛けフレーム 18 下部肘掛けフレーム 19 係止部材 C1 クッション

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肘掛けの幅調整機構は支柱(1) と支持軸
    (8) と肘掛けフレーム(17,18) を取付けてある基板(14)
    とから構成され、 上記支持軸は弾性力を有する素材を屈成したもので、 上記支柱内には上記支持軸が所定の空隙(6a,7a) をもっ
    て取付けてあり、 上記基板にはその長手方向と直交する方向に2つの係止
    溝(14a) が所定間隔をおいて形成してあり、 上記係止溝の縁部には係止部(14b) が形成してあり、 上記係止溝内に回転可能に挿置してある係止部材(19)の
    外形は上記係止部に係合可能な形状であり、 上記支持軸は上記係止部材に対して上記係止部に弾接す
    る弾性力を付勢してあり、 上記係止部材は上記支持軸の弾性力に抗して上記係止溝
    内を移動可能であることを特徴とする肘掛け付き椅子。
  2. 【請求項2】 請求項1において、支持軸の先端部は保
    持具(13)に挿着してあり、この保持具には上記係止部材
    が回転自在に嵌合していることを特徴とする肘掛け付き
    椅子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017217404A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社岡村製作所 肘掛け、及び、椅子
JP2017217397A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社岡村製作所 椅子の肘掛け、什器部品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017217404A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社岡村製作所 肘掛け、及び、椅子
JP2017217397A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社岡村製作所 椅子の肘掛け、什器部品

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