JPH10114025A - 住宅設備部材及びその製造方法 - Google Patents

住宅設備部材及びその製造方法

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JPH10114025A
JPH10114025A JP8269921A JP26992196A JPH10114025A JP H10114025 A JPH10114025 A JP H10114025A JP 8269921 A JP8269921 A JP 8269921A JP 26992196 A JP26992196 A JP 26992196A JP H10114025 A JPH10114025 A JP H10114025A
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JP
Japan
Prior art keywords
surface material
pattern
thermosetting resin
fiber
housing equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP8269921A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Kanayama
達也 金山
Yuka Murakawa
由佳 村川
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、それを使用する人達にやすらぎ感や安
心感或は高級な質感等をあたえるために、住宅設備部
材、例えば、浴槽等について言えば、美的感覚或は清潔
感等をあたえる手段として色、模様や絵柄等を描いて、
より深みのある美しい設備商品とする住宅設備部材及び
その製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 JIS−K7105における全光線透過
率が50%以上の表面材と、これに補強材として熱硬化
性樹脂のみ或いは表面材と補強材との間に接着層を用い
てなる住宅設備部材において、該表面材に着色プライマ
ーを塗布し、所望の色、模様や絵柄等の装飾を施し、表
面材と繊維強化熱硬化性樹脂との接着層又は繊維強化熱
硬化性樹脂に全光線透過率50%以下の層を形成したこ
とを特徴とする住宅設備部材及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧台、壁パネ
ル、洗面台、浴槽等に用いられる住宅設備部材及びその
製造方法に関する。特には、上記製品に美麗な模様や絵
柄などの装飾を与え得る部材及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、それを使用する人達にやすらぎ感
や安心感或は高級な質感等をあたえるために、住宅設備
部材、例えば、浴槽等について言えば、美的感覚或は清
潔感等をあたえる手段として色、模様や絵柄等を描い
て、より美しい設備商品とするために、その1例として
FRPのハンドレイアップ法によりゲルコートを使用し
て加飾する方法が一般的に行われている。このような加
飾を施す方法としては、上記の如くゲルコートを何回に
も分けて多色のゲルコートを施すことによりはじめて例
えば石目模様等の加飾を行っている。
【0003】或いはまた、透明あるいは半透明性の表面
材として、予め熱可塑性のシート等に色、柄、或は模様
を印刷したフィルムをラミネートしたものを使用する、
又は化粧材にグラビヤ印刷等を施した純白なチタン紙を
用いて加飾する等の方法が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ゲルコートによる加飾の場合には、加飾のために何回も
の塗り重ねが必要であり、しかも量産には不向きで大量
生産には結び付かないという問題がある。一方、熱可塑
性フィルムに、予め色、絵柄、模様等を印刷したものを
上記のような透明或いは半透明性を有する表面材にラミ
ネートしたものでは、熱水を使用する場合に界面に吸水
して剥離を生ずる恐れがある。又、浴槽や洗面台等、そ
の商品が深絞り等の成形工程を用いて制作する製品の場
合には、前記印刷を施したフィルムの場合にはその絵柄
や模様が成形時に全体または部分的に伸びてしまい所望
の絵柄や模様のものが得られにくい場合が多い。更に、
チタン紙においても複雑な形状には追従できず、更にカ
ビの発生等の心配もある。
【0005】本発明は上記の課題を解決すべく鋭意検討
を重ねた結果、これらの課題を解決する住宅設備部材或
はその製造方法を得ることに成功し本発明に至ったもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の住宅
設備部材は、JIS−K7105における全光線透過率
が50%以上の表面材と、これに補強材として熱硬化性
樹脂のみ或いは表面材と補強材との間に接着層を用いて
なる住宅設備部材において、該表面材に着色プライマー
を塗布し、所望の色、模様や絵柄等の装飾を施し、表面
材と繊維強化熱硬化性樹脂との接着層又は繊維強化熱硬
化性樹脂に全光線透過率50%以下の層を形成したこと
を特徴とする。前記製品に使用される部材の模様や絵柄
などの装飾は表面透過層を通して深みのある優れた外観
を有する製品となる。この点、全光線透過率が50%未
満では該装飾があまり好ましいものが得られない。
【0007】本発明の請求項2の住宅設備部材は、前記
表面材と熱硬化性樹脂からなる補強材との間に所望の
色、模様や絵柄を施した化粧材を設け積層したことを特
徴とする。
【0008】本発明の請求項3の住宅設備部材の製造方
法は、JIS−K7105における全光線透過率が50
%以上の表面材と、これに補強材として繊維強化熱硬化
性樹脂とからなる住宅設備部材において、該表面材に所
望の色、模様や絵柄等の装飾を施したことを特徴とする
住宅設備部材の製造方法であって、当該最終製品が深絞
り成形品の場合は、表面材或いは化粧材を予め成形した
後で所望の色、模様或いは絵柄等の装飾を直接、印刷、
メッキ、蒸着、溶射、或いは予め蒸着、印刷されたフィ
ルムをラミネートをさせた後に、繊維強化熱硬化性樹脂
を重ね、一体化したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4の住宅設備部材の製造方
法は、前記表面層に着色プライマーを塗布した後に繊維
強化熱硬化性樹脂と一体化したことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5の住宅設備部材の製造方
法は、前記表面層に接着層として着色したプリプレグ及
び繊維強化熱硬化性樹脂を重ね合わせたことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を説明する。
先ず、表面材としては、全光線透過率が50%以上(J
IS−K7105)の透明或いは半透明を有する材料シ
ートであれば、特に制限はないが、望ましくは熱可塑性
のシートであることが、より大量に生産可能であること
(生産性に優れる)から好ましく使用される。なお、上
記表面材の全光線透過率が50%以下では透明性がなく
なり、本発明の目的である美麗にして安らぎ感、清潔感
を与える装飾が可視出来なくなる。
【0012】本発明で好ましく使用される表面材用熱可
塑性シートの材料としては、JIS−Kにおける全光線
透過率が50%以上であれば特に制限はなく、アクリル
系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、アクリルニトリル−スチレン樹脂、アク
リルニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、アクリルニ
トリル−エチレン−スチレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリエステル系樹脂等が使用できる。厚さについて
はフィルム状からシート状まで、0.1〜10mmが好
ましく、更に好ましくは0.3〜5mmが良い。0.1
mm以下では取扱が悪く、シワ等が発生し、又10mm
以上ではコストアップとなる。これらのシートをラミネ
ート若しくは共押出しにより重ね合わせてもよい。
【0013】また、本発明で使用する補強材としては、
繊維強化熱可塑性樹脂(FRP)からなり、その製造方
法としてはハンドレイアップによる方法、或いはレジン
トランスファーモールディング(RTM)、シートモー
ルディングコンパウンド(SMC)のプレス製法等が用
いられる。これらの成型圧力、温度等は製造方法等によ
り選択出来、ハンドレイアップやRTMでは室温〜60
℃が一般的であり、SMC法では120〜150℃、圧
力30〜100kg/cm2 が一般的であるが、表面材
である熱可塑性シートと同時成形する場合は、むしろ4
0〜120℃、圧力50kg/cm2 以下とすることが
好ましい。当然のことながら常温でのプレス成型も勿論
可能である。また真空装置を併用すると尚良い。
【0014】更に、上記表面材と補強材との間に化粧材
またはラミネートフィルムを用いる際の材料としては、
ガラス又はポリエステルの織布又は不織布に印刷したも
のが好ましく用いられる。これらの比較的目の詰まった
ものにグラビヤ印刷等により模様や絵柄を印刷し、これ
を表面材と補強材の間に配してプレス等で圧着或いは含
浸接着することもできる。尚、接着層としては着色した
ものを用いる。これは模様等を浮き出させると同時に塗
布ムラや接着不良を目視により判定でき品質保証につな
がる。
【0015】そして、上記表面材である熱可塑性シート
に、色、模様或いは絵柄等を装飾する方法としては、イ
ンモールド転写箔やパッド印刷による転写、スクリーン
印刷、又はロール版によるグラビヤ印刷、オフセット印
刷を施すことにより平坦な設備部材には直接、また、深
絞り等の製品の場合には予め成形後に直接装飾すること
を特徴とする。
【0016】着色プライマーとしては、エポキシ系やフ
ェノール系等が使用されるが、例えば、1液タイプとし
てビニルエステル系樹脂にトナーを混合したものが好ま
しい。尚トナーとしては酸化鉄、マンガン、鉛、クロム
などの無機系の重金属酸が好ましく使用される。
【0017】更には、表面材の裏側に薄い金属被膜を電
気化学メッキ、蒸着、イオンメッキ等で形成することも
可能であり、更には又、表面材に、高圧プラズマ状態に
した粒体を高圧でセラミック溶射、金属溶射等により吹
き付けることで金属色、模様或いは絵柄等を施すことも
できる。
【0018】本発明の住宅設備部材の製造方法は、例え
ば、壁パネルやエプロン等といったフラットの形状で
は、熱可塑性シートに予め直接印刷等により色、模様或
いは絵柄等を印刷しておくことも可能であるが、浴槽や
洗面台等といった予備成形するものは成形後に印刷する
ことが望ましい。この場合にはグラビヤ印刷では困難で
あり、転写或いはスクリーン印刷の方法が望ましい。
【0019】なお、グラビヤ印刷を施したガラスクロス
やガラス不織布等をドライのまま、若しくはジアリルフ
タレート(DAP)樹脂等で予備含浸したプリプレグと
して表面材と補強材の間に配置し、織布又は不織布を用
いることにより深絞り等の三次元形状にも追従した成形
が出来、且つきれいな模様等を形成することもできる。
【0020】
【実施例】以下、更に実施例により具体的に説明する
が、勿論本発明は、以下の実施例に限定されるものでは
ない。 [実施例1] 壁パネルの場合。 金型上に補強剤としてSMC、化粧剤として印刷したド
ライのガラスクロス、そして表面材としてJIS−K7
105における全光線透過率が80%の透明なABSシ
ートを置き、金型温度120℃、加圧力50kg/cm
2 にて5分間プレス成形し、模様付きの壁パネルを作成
した。(図1)
【0021】[実施例2] 浴槽の場合。 表面材として前記全光線透過率が80%の透明性のある
アクリル/ABSを共押出しし、予め真空成形して浴槽
形状に成形した。これに浴槽底面や側上面部位にスクリ
ーン印刷にて花柄模様を形成した。この真空成形品を金
型雄型にかぶせガラスサーフェィスマットを敷き、更に
補強剤であるSMCを乗せて、金型温度120℃、加圧
力50kg/cm2 にて5分間真空プレス加工して、浴
槽底部や側上面等に花柄を配した浴槽を得た。(図2)
【0022】[実施例3]前記、実施例2に記載のスク
リーン印刷の代わりに予め印刷した不織布をDAPにて
プリプレグにしたシートをサーフェィスマットの代わり
に積層して実施例2と同様の条件で成形し模様付き浴槽
を得た。(図3)
【0023】[実施例4]予め全光線透過率が90%の
表面材を真空成形したアクリルシートに模様を転写し、
これを樹脂型の上にはめ、トナー入りビニルエステル樹
脂にて全面に塗り、着色プライマーとした。半硬化の後
に脱泡作業のいらないガラスバルーンの入ったFRP成
形法により補強材を一体成形した。(図4)
【0024】[実施例5]予め全光線透過率が90%の
表面材を真空成形したアクリルシートに模様を転写し、
これに接着フィルム及びSMCを積層してプレス加圧加
熱成形により一体化した。成形温度は100℃にて10
分間キープし成形した。(図5)
【0025】[実施例6]表面材として全光線透過率が
90%のアクリルシートに印刷を施し、これを架橋型接
着フィルムによりABSシートとを張り合わせた。印刷
した模様は予め3次元的な伸びを予測して補正した模様
としておき、これを真空成形することによりきれいな図
柄模様とした。これを金型にはめ込みSMCと一体化し
た。(図6)
【0026】[実施例7]表面層として2層からなり、
最外層がクリアーで透過率95%のアクリルと、着色し
た半透明層で透過率75%のアクリル、そして接着層と
してABSの3層を共押出しし、これを真空成形により
予備成形した。これに脱泡のいらない成形法により補強
材を一体化した。(図7)
【0027】
【発明の効果】以上、上記に記載の本発明により、表面
外観に透明感、且つ深みがあり、しかも色、模様或は絵
柄が極めて鮮やかな住宅設備部材及びその製造方法が得
られ、より高級なイメージや美しさ、清潔感など今まで
にない部材を得ることができ、更に大量生産を可能に
し、なおかつコストも比較的安価な住宅設備部材を提供
することができる。具体的には、キッチン回り、浴室・
浴槽、洗面台・化粧台、トイレ用部材等、或はシステム
キッチン、キッチンキャビネット、システムバス、浴室
天井、浴室パネル、エプロン、カウンター、防水パンな
ど多くの住宅設備部材への用途に心地よく使用される。
更に上記浴室・浴槽の他にも医療用風呂、乳児用風呂、
乳幼児用風呂、24時間風呂などに好適な住宅設備部材
に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す概略断面図の1例図で
ある。
【図2】本発明の実施例2を示す浴槽の概略断面図の1
例図である。
【図3】本発明の実施例3を示す浴槽の概略断面図の他
の1例図である。
【図4】本発明の実施例4を示す浴槽の概略断面図の他
の1例図である。
【図5】本発明の実施例5を示す浴槽の概略断面図の他
の1例図である。
【図6】本発明の実施例6を示す浴槽の概略断面図の他
の1例図である。
【図7】本発明の実施例7を示す浴槽の概略断面図の他
の1例図である。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 ABS 4 印刷したガラスクロス 5 SMC 6 ガラスサーフェィスマット 7 スクリーン印刷による花柄模様 8 アクリル/ABS 9 FRP 10 印刷したガラス不織布プリプレグ 11 アクリルシート 21 ビニルエステルプライマー 22 ガラスバルーン入りFRP 23 接着フィルム 24 着色半透明ABS

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JIS−K7105における全光線透過
    率が50%以上の表面材と、これに補強材として熱硬化
    性樹脂のみ或いは表面材と補強材との間に接着層を用い
    てなる住宅設備部材において、該表面材に着色プライマ
    ーを塗布し、所望の色、模様や絵柄等の装飾を施し、表
    面材と繊維強化熱硬化性樹脂との接着層又は繊維強化熱
    硬化性樹脂に全光線透過率50%以下の層を形成したこ
    とを特徴とする住宅設備部材。
  2. 【請求項2】 前記表面材と熱硬化性樹脂からなる補強
    材との間に所望の色、模様や絵柄を施した化粧材を設け
    積層したことを特徴とする請求項1記載の住宅設備部
    材。
  3. 【請求項3】 JIS−K7105における全光線透過
    率が50%以上の表面材と、これに補強材として繊維強
    化熱硬化性樹脂とからなる住宅設備部材において、該表
    面材に所望の色、模様や絵柄等の装飾を施したことを特
    徴とする住宅設備部材の製造方法であって、当該最終製
    品が深絞り成形品の場合は、表面材或いは化粧材を予め
    成形した後で所望の色、模様或いは絵柄等の装飾を直
    接、印刷、メッキ、蒸着、溶射、或いは予め蒸着、印刷
    されたフィルムをラミネートをさせた後に、繊維強化熱
    硬化性樹脂を重ね、一体化したことを特徴とする住宅設
    備部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記表面層に着色プライマーを塗布した
    後に繊維強化熱硬化性樹脂と一体化したことを特徴とす
    る請求項3記載の住宅設備部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記表面層に接着層として着色したプリ
    プレグ及び繊維強化熱硬化性樹脂を重ね合わせたことを
    特徴とする請求項3乃至4のいずれか1項記載の住宅設
    備部材の製造方法。
JP8269921A 1996-08-21 1996-10-11 住宅設備部材及びその製造方法 Pending JPH10114025A (ja)

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JP22020596 1996-08-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023508392A (ja) * 2019-12-27 2023-03-02 サイテック インダストリーズ インコーポレイテッド 複合部品用の耐uv性表面材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20040518