JPH1011593A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1011593A
JPH1011593A JP8161225A JP16122596A JPH1011593A JP H1011593 A JPH1011593 A JP H1011593A JP 8161225 A JP8161225 A JP 8161225A JP 16122596 A JP16122596 A JP 16122596A JP H1011593 A JPH1011593 A JP H1011593A
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JP
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image
tree
overlap
job
unit
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Pending
Application number
JP8161225A
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English (en)
Inventor
Shoji Sakamoto
彰司 坂本
Hiroshi Kawamoto
浩史 川本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページ記述言語を並列実行する際の描画要素
間の重なり検出を高速に行う。 【解決手段】 ジョブシーケンス作成手段1により分割
された画像描画命令を複数の描画手段2a,2b・・・
にて並列に実行する一方、重なり判定手段3において描
画要素間の重なり判定をする。まず、領域分割手段4が
ある領域を互いに素な2つの部分に分割し、その境界の
直線の位置を値としたノードからなる木を構成して描画
要素の空間的配置を表現した木とする。木データ管理手
段5がその木の末端のノードに画像を登録する。木デー
タは描画領域が重ならない系列に分類された画像群から
構成される。重なり判定は、そのような木を探索し、新
たに与えられた描画要素が配置される分割領域から重な
り判定の対象となる描画要素が特定されて比較される。
ジョブ管理手段6は木データを基に描画手段2a,2b
・・・の部分画素情報を取り出して、画像メモリ7で合
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特に画像を記述する言語で表現された命令列を複数
の命令処理装置により並列に実行して画像情報を得るよ
うにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の利用者が共有しているサーバ型の
印刷装置は、多くのホスト装置からのプリント要求を受
け付けて、ページ記述言語で記述された印刷情報の解
釈、実行を行わなければならない。多くのホスト装置か
ら同時に利用される場合、印刷装置でのページ記述言語
で記述された印刷情報の解釈、実行が逐次的に行われ、
プリント要求をしてから結果を得るまでの待ち時間が長
くなるという問題があった。この状況は印刷解像度の増
大とともに深刻化してきている。
【0003】そこで上記問題を解決し、画像形成を高速
に実行するために、並列的に描画命令の解釈実行を行う
技術が提案されている。例えば、PCT/JP91/0
0456号に開示された技術では、ネットワーク上に分
散した複数のコンピュータ上で印刷画面の形成処理を分
担するようにしている。ここでは、印刷画面をバンド状
あるいはメッシュ状に分割し、分割された領域の画像形
成を各コンピュータが担当することにより描画操作を複
数の処理として並列実行しているが、形成される画像の
重なりを許していないため、重ならない図形の描画操作
の系列への分割という前処理が必要となる。
【0004】現在広く用いられているページ記述言語の
多くは、逐次実行を前提として設計されているため、こ
れを並列に実行するには、並列実行可能な部分を特定
し、複数のプロセッサに適切に割当てる処理が必要とな
る。このとき、ある部分画像形成命令の実行結果に上書
きするような画像形成命令がある場合には、それらの間
での重なりの順序を保存しなければ正しい最終画像が得
られない。
【0005】上述の如き問題に対しては、次のような技
術が提案されている。特開平7−104987号公報に
開示された技術では、文書印刷プログラムにおける画像
操作手順を解析生成し、並列に描画実行できるか否かの
判定を、それまでに画像形成された画素と次の命令実行
により画像形成される画素との直接比較によって、並列
実行コードを生成するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】逐次実行を前提として
設計されているページ記述言語を、高速画像形成のため
に並列に実行させる際には、描画要素の重なりの順序を
保存しなければ正しい最終画像が得られないため、重な
りを検出する処理が必要となる。
【0007】しかしながら、上記従来の並列描画方式に
おいて、ある部分画像形成が他の画像形成と干渉しない
か、すなわち画像形成の順序によっては他の画像形成に
よる画像がその下にあるべき画像によって上書きされて
しまうか、あるいはその逆に他の画像形成による画像が
その上にあるべき画像を上書きしてしまうかの誤処理を
生じる可能性があるかどうかを判定する必要がある。こ
の重なり関係の判定は、一画面を構成する像内のすべて
の画像要素間について吟味する必要があり、画像要素数
の2乗に比例した処理時間がかかってしまう。そのた
め、画像要素を数百以上の細粒度に分割したときには重
なり判定のための前処理の負荷が非常に大きくなってし
まい、並列処理が元来に意図していた処理高速化の効果
を大きく損なうことになるという問題点があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ページ記述言語の並列実行のための描画要素
の重なり検出を高速に行うようにした画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、ページ記述言語で記述された画像描画命
令を実行して画素情報を得るための画像形成装置におい
て、前記画像描画命令を前記画像描画命令の命令単位で
分割して複数の前記画像描画命令の命令ジョブからなる
ジョブシーケンスを作成するジョブシーケンス作成手段
と、前記ジョブシーケンス作成手段から前記命令ジョブ
を個々に受けてそれぞれ前記命令ジョブから画素情報を
展開する複数の描画手段と、前記命令ジョブを受けて命
令ジョブ間の実行時の描画領域の重なりの有無を判定す
る重なり判定手段と、前記重なり判定手段の判定結果に
応じ、描画平面を描画領域の重なりのない互いに素な部
分領域に分割する領域分割手段と、前記ジョブシーケン
スに従って前記領域分割手段の分割結果から互いに素な
部分領域の系列で前記画素情報を木構造に構成するとと
もに、前記重なり判定手段による重なり判定時に前記構
成された木が探索されて判定対象となる部分領域に属す
る命令ジョブが特定される木データ管理手段と、前記ジ
ョブシーケンス作成手段からの命令ジョブを前記複数の
描画手段に分配するとともに、前記木データ管理手段の
木データを参照して前記複数の描画手段で展開された部
分画素情報を取り出すジョブ管理手段と、前記描画平面
に対応する画素情報を保持するだけの領域を有し、前記
ジョブ管理手段によって前記複数の描画手段より取り出
された部分画素情報を書き込んで画像を合成する画像メ
モリとを備えていることを特徴とする画像形成装置が提
供される。
【0010】このような画像形成装置によれば、描画要
素の登録に際し、描画要素の空間的配置を表現するため
に、領域分割手段がある領域を互いに素な2つの部分に
分割し、木データ管理手段がその境界の直線を値とする
ノードからなる木を構成し、その木の末端のノードに画
像を登録する。重なり判定手段は、そのように構成され
た木を探索して、重なり判定の対象となる描画要素を特
定する。重なり判定の対象となる描画要素の探索には、
新たに与えられた描画要素が互いに素な2つの部分に分
割された直線のどちら側にあるかを判定していって、与
えられた描画要素が配置される部分領域に含まれる描画
要素を重なり判定の対象とする。重なり判定により、木
データは更新される。その木データによる重なり依存関
係に従ってジョブ管理手段が描画手段から展開された部
分画素情報を読み出し、画像メモリにて合成することに
より画像を形成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の原理構成を示す図
である。本発明による画像形成装置は、画像描画命令を
受けて複数の画像描画命令の命令ジョブからなるジョブ
シーケンスを作成するジョブシーケンス作成手段1と、
個々の命令ジョブを実行する複数の描画手段2a,2
b,2c,・・・と、命令ジョブ間の実行時の描画領域
の重なり関係を判定する重なり判定手段3と、この重な
り判定手段3の判定結果に応じて描画平面を描画領域の
重なりのない互いに素な部分領域に分割する領域分割手
段4と、この領域分割手段4の分割結果から画素情報を
木構造にする木データ管理手段5と、命令ジョブの複数
の描画手段2a,2b,2c,・・・への割り当てや複
数の描画手段2a,2b,2c,・・・で展開された部
分画素情報の取り出しを行うジョブ管理手段6と、木デ
ータが表す重なり関係に従って取り出された部分画素情
報を書き込んで画像を合成する画像メモリ7とを備えて
いる。
【0012】ジョブシーケンス作成手段1は、画像描画
命令をその命令単位で分割して命令ジョブの並びからな
るジョブシーケンスを作成する。ジョブ管理手段6は、
分割された命令ジョブを複数の描画手段2a,2b,2
c,・・・に適当に割り当て、複数の描画手段2a,2
b,2c,・・・を並列に駆動してそれぞれ描画命令を
実行させる。同時に、重なり判定手段3は、分割された
命令ジョブが実行時の描画領域と一つ手前の命令ジョブ
が実行時の描画領域との重なりの有無を判定する。この
とき、重なり判定手段3は、木データ管理手段5によっ
て構成された木を探索して判定対象となる部分領域に属
する命令ジョブを特定する。領域分割手段4は、重なり
判定手段3の判定結果に応じて、木データ管理手段5に
おける木データを更新するときに、描画平面を描画領域
の重なりのない互いに素な部分領域に分割して描画平面
の中で重なりのない領域との論理的な境界を設定してい
く。ジョブ管理手段6は、木データ管理手段5の木デー
タを参照することにより描画領域の重なり関係を考慮し
ながら複数の描画手段2a,2b,2c,・・・で展開
された部分画素情報を読み出し、これらを画像メモリ7
に書き込んで画像を合成する。
【0013】したがって、描画要素の重なり検出に際
し、描画要素の空間的配置を表現するために、木データ
管理手段5では、領域分割手段4によってある領域を互
いに素な2つの部分に分割した直線を値とするノードか
らなる木を構成し、その木の末端のノードに形成画像を
登録するようにしている。重なり判定手段3は、そのよ
うに構成された木を探索するので、重なり判定の対象と
なる描画要素の特定が高速に行われれる。木データ管理
手段5での木の探索時には、重なり判定の対象となる描
画要素が互いに素な2つの部分に分割された直線のどち
ら側にあるかを判定し、重なり判定の対象となる描画要
素がないと判定された領域にある描画要素については重
なり判定の対象としないので、描画要素間の重なり判定
の数を少なくすることができ、全体の画像形成処理を高
速にすることができる。
【0014】次に、本発明の第1の実施の形態を、ネッ
トワークにより粗結合された印刷システムに適用した場
合を例にして説明する。図2は本発明の画像形成装置を
適用した印刷システムの構成を示すブロック図である。
図示の画像形成装置10は、ローカルエリアネットワー
ク20を介してクライアント計算機31,32,33,
・・・が結合され、また、処理結果を出力するためのプ
リントエンジン40が結合されている。画像形成装置1
0は、ローカルエリアネットワーク20に接続された命
令解析装置11と、複数の図形描画部12a,12b,
12c,12d,12e,・・・と、図形合成部13
と、画像メモリ14と、プリンタインタフェース15と
が共有バス16を介して結合されている。命令解析装置
11は、字句解析部11aと、命令実行部11bと、記
述分割部11cと、重なり判定部11dと、木データ管
理部11eとから構成されている。
【0015】なお、命令解析装置11の字句解析部11
a、命令実行部11bおよび記述分割部11cは図1に
示すジョブシーケンス作成手段1に対応し、命令解析装
置11の重なり判定部11dは重なり判定手段3に対応
し、命令解析装置11の木データ管理部11eは木デー
タ管理手段5に対応し、重なり判定部11dおよび木デ
ータ管理部11eの機能の一部が領域分割手段4に対応
し、複数の図形描画部12a,12b,12c,12
d,12e,・・・は描画手段2a,2b,2c,・・
・に対応し、図形合成部13はジョブ管理手段6に対応
し、そして、画像メモリ14は画像メモリ7に対応す
る。
【0016】本発明による画像形成装置10において、
クライアント計算機31,32,33,・・・で作成さ
れた印刷ジョブはローカルエリアネットワーク20を介
して命令解析装置11に送られる。命令解析装置11で
は、受け取った印刷ジョブの内容を字句解析部11aに
よって解析する。命令実行部11bでは、印刷ジョブを
内部形式に順次変換する。続いて、字句解析部11aに
よる解析の結果、部分図形の描画命令が検知されると、
記述分割部11cはその部分図形の描画命令を単一の部
分図形あるいは複数の部分図形の系列に分割する。記述
分割部11cの出力は分割された結果の部分図形の記述
の並びであり、これは並列に動作可能であってローカル
バッファを有する図形描画部12a,12b,12c,
12d,12e,・・・のいずれかに送られ、その図形
描画部12a,12b,12c,12d,12e,・・
・において部分図形の描画が行われる。
【0017】また、記述分割部11cの出力は同時に重
なり判定部11dに送られ、それまでに生成された部分
図形との重なりがあるかどうかの判定が行われる。重な
り判定部11dの出力は木データ管理部11eに送ら
れ、ここで木構造を用いた表現で管理される。図形合成
部13は木データ管理部11eの保持する木データによ
って表現された部分図形の間の重なり関係の情報を参照
しながら、図形描画部12a,12b,12c,12
d,12e,・・・で描画されてそれぞれのローカルバ
ッファに保持されている図形データを適宜読み出し、1
ページ分の描画平面に対応する画像メモリ14に送る。
画像メモリ14では、送られた図形データを合成して、
1ページ分の画像を生成する。こうして生成された画像
メモリ14の内容はプリンタインタフェース15を介し
てプリントエンジン40に送られ、印刷出力される。
【0018】次に、画像形成装置10に入力される印刷
ジョブの具体的な例を参照して動作の詳細な説明をす
る。図3はクライアントが作成した画面の一例を示す図
である。図示の作図例によれば、任意のクライアント計
算機において、任意の画像編集ソフトウェアを使用し
て、最初に四角の図形F1が作成され、その上に重ねて
黒丸の図形F2が作成され、図形F2を完全に包含する
形で白抜きの大きな円の図形F3が作成される。次に、
図形F1を一部包含する形で三角形の図形F4が作成さ
れ、さらに、黒丸の図形F5と、これを包含する白抜き
の円の図形F6が作成されている。
【0019】画像編集ソフトウェアを利用して作成され
た図形F1〜F6の情報は、クライアント計算機にイン
ストールされた、たとえば、プリンタドライバが生成す
るPDLプログラムとして画像形成装置10の命令解析
装置11に送信される。このような図形F1〜F6を描
画する描画命令列は以下のように記述される。
【0020】図4は命令解析装置における解析の例を示
す図である。図4の(A)は画像形成装置10の命令解
析装置11に入力された描画命令列のリストを示してい
る。このリストによれば、図形F1〜F6に対応する図
形描画命令51〜56が図形F1,F2,F3,F4,
F5およびF6の順に記述されている。
【0021】命令解析装置11の字句解析部11aで
は、入力された描画命令列を1文字ずつ読み込んで解析
し、命令実行部11bにおいて、解析された図形描画命
令の内容、たとえば図形の種類、座標値、大きさなどの
パラメータを内部形式に変換する。続いて、記述分割部
11cにおいては、描画命令列から実際に描画する図形
の種類を表す命令を検出する。具体的には、図4の
(B)のリスト中に下線で示したように、塗りつぶしの
四角の図形描画命令である「rectfill」、円弧
の塗りつぶしの図形描画命令である「fill」、およ
び輪郭に沿った線の図形描画命令である「strok
e」を検出する。これらの輪郭描画命令または塗りつぶ
し命令が検出されると、その時点で、記述分割部11c
はそれまでに解析された命令列が一つの図形を定義して
いると判断して、ここで、ジョブとして分割する。すな
わち、図4の(C)に示したように、図形描画命令51
〜56に対応した6つの部分図形記述に分割される。
【0022】このようにして分割された部分図形記述
は、図形描画部12a,12b,12c,12d,12
e,・・・の内、それぞれ別の図形描画部に送られ、そ
こで図形描画命令が実行されて、画素情報に展開され
る。図形描画部の割り当ては、図形合成部13によって
現在あいている図形描画部に対して順次行われる。この
分割された部分図形記述は図形描画部への送信と同時
に、重なり判定部11dに送られる。
【0023】以下では、2つの図形の重なりをそれらの
外接矩形を用いて判定するものとする。ただし本発明に
おいては、この判定を外接矩形を用いた方法に限定する
ものではなく、例えば凸包のように対象図形を包含する
ような多角形や、対象図形を包含するような任意の図形
を用いてもよい。また、図形の境界だけを用いても、内
部を含む領域を用いて判定を行ってもよい。
【0024】図形の外接矩形は、命令実行部11bにお
いて、内部表現生成の際にx座標値およびy座標値の最
大値および最小値を保存するなどの方法により、容易に
求めることができる。
【0025】まず、2つの外接矩形の重なりを判定する
方法について説明する。図5は外接矩形を用いた重なり
判定手続きの原理を示すフローチャートである。ここ
で、2つの図形の外接矩形を数値の4つ組で表すものと
し、それぞれの数値はその矩形の左上の点と右下の点と
のx座標およびy座標の値を表すものとする。
【0026】したがって、最初に、2つの外接矩形の左
上の点のx座標およびy座標の最大値を変数Lx,Ly
および右下の点のx座標およびy座標の最小値を変数H
x,Hyにそれぞれセットする(ステップS1)。続い
て、2つの外接矩形のx座標およびy座標に関する変数
の比較を行う(ステップS2)。すなわち、Lx<Hx
であり、かつLy<Hyであるか否かを判定し、両方を
満足するならば、重なりありと判定して終了する。ま
た、両方の比較を満足しなければ、重なりなしと判定し
て終了する。
【0027】この重なりの有無の判定は、2つの外接矩
形が与えられた場合に、以下の理由によって可能にな
る。矩形領域のある軸への正射影を考えると、これは幅
をもった値の範囲を形成する。2つの範囲が重なる場合
は、重なり領域の端は、2つの範囲の左側境界のうち右
側にあるものと右側境界のうち左側にあるものとであ
り、これらが左から右へこの順に現れる。2つの範囲が
重ならない場合には、これらの出現順序が逆になる。図
5の重なり判定手続きはこのような性質を利用してい
る。
【0028】上述の重なり判定手続きを利用して、木デ
ータ管理部11eにおいて既に生成されている木データ
と新たに入力された図形の外接矩形との重なり判定を行
う手続きを以下に説明する。
【0029】図6は重なり判定を行う手続きのフローチ
ャートを示す図である。この重なり判定手続きでは、ま
ず、入力図形の外接矩形を生成し(ステップS11)、
既に生成された図形の系列を表現する木を探索し(ステ
ップS12)、重なり判定を行う(ステップS13)。
この重なり判定は、図5に示した手続きを用いて行う。
木の探索手続きについては後述する。
【0030】ステップS13での重なり判定において、
重なりが検出されれば、新しい木を生成してその図形を
登録し(ステップS14)、終了する。重なり判定にお
いて、重なりが検出されなかった場合には、現在の木に
ノードを生成してその図形を登録し、次の探索に備える
(ステップS15)。
【0031】図形の木への登録は次のようにして行われ
る。まず、その図形の属する領域を特定する。これは重
なり検出のための探索で既に行われている。次いで、そ
の領域を今回与えられた図形と既に木に登録されている
図形とが属する領域に分割する直線を決定し、この直線
の座標値を値として持つようなノードを生成する。そし
て、このノードの枝に分割された部分領域をそれぞれ割
り当てる。このようにして生成したノードを木に加える
ことで、新たな分割領域が定義され、そこに図形が追加
登録される。
【0032】領域を分割する直線のそれぞれは、水平線
もしくは垂直線のいずれかである。水平線および垂直線
は2つの図形の間であれば、どこでもよいが、本実施の
形態では、配置可能な位置のうちでそれぞれ最も上およ
び最も左に配置されるものとしている。
【0033】このような配置手続きを用いることによっ
て、重ならない図形の系列はその空間的配置を反映した
木構造によって表現される。この木に登録された図形と
新たに与えられた図形との重なり判定を行うには、その
図形が配置される領域を特定し、そこに含まれる図形と
の間でのみ重なり判定を行えばよい。このため、木に登
録されたすべての図形を調べる必要がなく、重なり判定
処理の負荷が大幅に軽減される。
【0034】次に、領域を特定するために木を探索する
手続きについて説明する。図7は木の探索手続きを示す
フローチャートである。図7の手続きでは、まず木のノ
ードが持つ直線と与えられた図形の外接矩形との配置関
係を調べ、境界線は垂直かどうかを判定する(ステップ
S21)。ここで、領域を分割する直線が垂直線なら
ば、与えられた図形の外接矩形の左上の点のx座標をB
lに、右下の点のx座標をBuにセットする(ステップ
S22)。もし、ステップS21の判定において、領域
を分割する直線が水平線ならば、与えられた図形の外接
矩形の左上の点のy座標をBlに、右下の点のy座標を
Buにセットする(ステップS23)。次に、先にセッ
トされたBlおよびBuの値と境界線の値とを比較す
る。まず、境界線のxまたはy座標値がBlおよびBu
のxまたはy座標値の間にあるかどうかを判定し(ステ
ップS24)、Bl<境界線<Buならば、与えられた
図形の外接矩形はノードが持つ直線と交わっていると判
定し、ノードから出る両方の枝を再帰的に探索する(ス
テップS25)。また、境界線とBuとの位置関係が判
定され(ステップS26)、境界線≧Buであれば、与
えられた図形の外接矩形はノードが持つ垂直線の左側ま
たは水平線の上側にあると判定され、それに対応する枝
を再帰的に探索する(ステップS27)。最後に、境界
線とBlとの位置関係が判定され(ステップS28)、
境界線≦Blであれば、与えられた図形の外接矩形はノ
ードが持つ垂直線の右側または水平線の下側にあると判
定され、それに対応する枝を再帰的に探索する(ステッ
プS29)。このようにして、与えられた図形の外接矩
形がノードが持つ直線と交わっている場合には、ノード
から出る両方の枝を再帰的に探索し、与えられた図形の
外接矩形がノードが持つ直線のいずれかの側にあれば、
それに対応する枝を再帰的に探索する。いずれの場合も
末端のノード、すなわち部分図形に到達すると探索は終
了する。
【0035】以上の結果、命令シーケンスは重ならない
図形の系列に分割される。同時に、それぞれの部分図形
は、スケジューリングを行うことなく、図形描画部12
a,12b,12c,12d,12e,・・・に送られ
て描画され、ローカルバッファに保持されている。個々
の描画結果は、図形合成部13によってローカルバッフ
ァより読み出され、画像メモリ14の内容と合成し、す
なわち画像メモリ14の内容を上書きする。
【0036】このとき、重なりの順序を正しく再現する
には、次のようにすればよい。すなわち、ある部分図形
の描画結果を画像メモリ14の内容に合成する際には、
その図形が属する木データよりも以前に生成された木デ
ータに属する図形で合成されていないものが残っていな
いことを調べればよい。ある図形と同じ木データに属す
る別の図形は残っていても構わない。これは、一つの木
データには重ならない図形の系列が登録されているた
め、これらの図形の間で合成の順序を変更しても重なり
関係には影響がないためである。
【0037】以上の手続きを図3の描画例に適用した場
合の重なり判定部11dおよび木データ管理部11eの
動作について説明する。ここでは、分割された図形記述
は同時に図形描画部12a,12b,12c,12d,
12e,・・・のいずれかに送られ描画されており、ま
た、描画された図形は、図形合成部13によって適宜読
み出され、画像メモリ14に合成されているとする。
【0038】図8は重なり判定対象の図形の位置関係を
示す図、図9は重なり判定後の木構造を示す図である。
重なり判定部11dでは、入力された図形F1に関する
記述51(図4)から外接矩形BB1(250,20
0,375,225)が得られ、図形F2に関する記述
52から外接矩形BB2(325,187.5,35
0,212.5)が得られる。図5の重なり判定手続き
を適用することにより、外接矩形BB1と外接矩形BB
2とは重なりありと判定される。
【0039】図形F1および図形F2は、重なりが検出
されたので、それぞれ異なる木に登録される。すなわ
ち、図形F1は木T1の下に登録され、図形F2は木T
2の下に登録され、これらは木データ管理部11eで管
理される。また、図形F1と図形F2に対応する記述は
それぞれたとえば図形描画部12aおよび12bに送ら
れ、描画される。
【0040】図10は重なり判定対象の図形の位置関係
を示す図、図11は重なり判定後の木構造を示す図であ
る。次に、図形F2および図形F3に対する重なり判定
が行われる。図形F3の外接矩形は図形F3に関する記
述53から外接矩形BB3(300,100,450,
250)が得られる。外接矩形BB2および外接矩形B
B3から図形F2および図形F3は重なりありと判定さ
れる。重なりが検出されたので、図形F3は、上の場合
と同様に、図形F2と異なる木T3に登録される。ま
た、図形F3に対応する記述53はたとえば図形描画部
12cが割り当てられて、ここで描画される。
【0041】図12は重なり判定対象の図形の位置関係
を示す図、図13は重なり判定後の木構造を示す図であ
る。次に、図形F3および図形F4に対する重なり判定
が行われる。図形F4の外接矩形は図形F4に関する記
述54から外接矩形BB4(150,150,273,
250)が得られる。外接矩形BB3および外接矩形B
B4から図形F3および図形F4の外接矩形が重ならな
いことが検出される。したがって、この図形F4は図形
F3を含む木T3に登録されることになる。この木T3
への登録に際しては、それぞれの矩形を含む互いに素な
2つの領域へ空間を分割する直線61(図12)を値と
して持つノードN1が木T3の下に生成される。このノ
ードN1からの枝は、直線61によって分割された領域
に対応し、枝の先にそれぞれの図形が登録される。この
場合は、直線61のx=275を値として持つノードN
1が生成され、このノードN1は領域x<275および
領域x>275に対応する枝を持ち、それぞれの枝の先
に図形F4および図形F3が登録され、図13に示すよ
うな木が構成される。また、図形F4に対応する記述5
4はたとえば図形描画部12dに送られ描画される。
【0042】図14は重なり判定対象の図形の位置関係
を示す図、図15は重なり判定後の木構造を示す図であ
る。次に、図形F5に対する重なり判定が、上述の図形
F3および図形F4から構成される木T3を対象に行わ
れる。図形F5に対する外接矩形BB5(137.5,
112.5,162.5,137.5)はx<275の
領域にあるので、対応する枝をたどりx=275の左側
の図形F4に到達し、これが図形F5に対する重なり判
定対象の図形となる。図形F5および図形F4に対する
重なり判定の結果、これらの図形F4およびF5は重な
らないことが検出される。これによって、図形F5はこ
の木T3に登録されているすべての図形と重ならないこ
とが判明し、直線62のy=137.5を値とするノー
ドN2が生成され、その下に図形F4および図形F5が
登録される。登録後は、木T3が図15に示すように変
化する。また、図形F5に対応する記述55はたとえば
図形描画部12eに送られ、図形F5が描画される。
【0043】図16は重なり判定対象の図形の位置関係
を示す図、図17は重なり判定後の木構造を示す図であ
る。次に、図形F6に対する重なり判定が行なわれる。
まず、図形F6に対する外接矩形BB6(100,10
0,200,200)が求められる。木T3の探索にお
いて、x<275の枝をたどると、y=137.5の直
線62と外接矩形BB6とが交わることが分かる。この
とき、このノードN2の両側の枝をたどり重なり判定を
行うのであるが、たとえばy<137.5をたどり、図
形F5との重なり判定を行うと重なりが検出されるた
め、これ以上の木の探索は不要となる。この結果、図形
F6は木T3と異なる新たな木T4に登録される。ま
た、図形F6に対応する記述56は、たとえば図形描画
部12aで既に図形F1の描画が終了して図形合成部1
3により画像メモリ14に上書きされている場合には、
図形描画部12aに送られ、ここで図形F6が描画され
る。
【0044】以上の結果、図3の図形群は、図形F1を
含む木T1、図形F2を含む木T2、図形F3、図形F
4および図形F5を含む木T3、図形F6を含む木T4
の4つの木に分解される。これらの図形を画像メモリに
合成する際には、次のような順序で行えばよい。まず、
木T1に登録された図形F1の画像メモリ14への合成
の完了を待って、木T2に登録された図形F2の画像メ
モリ14への合成を行う。次いで、木T2に登録された
図形F2の画像メモリ14への合成の完了を待って、木
T3に登録された図形F3、図形F4および図形F5の
画像メモリ14への合成を行う。このとき、同一の木に
登録された図形は互いに重なり関係がないので、図形F
3、図形F4および図形F5の合成の順序は任意でよ
く、図形描画部による描画が完了した順に合成すればよ
い。次に、木T3に登録された図形F3、図形F4およ
び図形F5のすべての図形の画像メモリ14への合成の
完了を待って、木T4に登録された図形F6の画像メモ
リ14への合成を行う。以上の合成の結果、重なりの順
序を正しく反映した最終画像が画像メモリ14上に作成
されることになる。
【0045】プリンタインタフェース15は、こうして
得られた画像メモリ14上の最終画像をプリントエンジ
ン40に送り、プリントエンジン40にて最終画像の印
字が行われ、図3に示した図形の印字が完了する。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態を、ネッ
トワークにより粗結合された印刷システムに適用した場
合を例にして説明する。図18は本発明の画像形成装置
を適用した印刷システムの別の構成を示すブロック図で
ある。図示の画像形成装置10は、ローカルエリアネッ
トワーク20を介してクライアント計算機31,32,
33,・・・が結合され、また、処理結果を出力するた
めのプリントエンジン40が結合されている。画像形成
装置10は、ローカルエリアネットワーク20に接続さ
れた命令解析装置11と、複数の図形描画部12a,1
2b,12c,12d,12e,・・・と、図形合成部
13と、画像メモリ14と、プリンタインタフェース1
5とが共有バス16を介して結合されている。命令解析
装置11は、字句解析部11aと、命令実行部11b
と、記述分割部11cと、重なり判定部11dと、木デ
ータ管理部11eと、テンプレートデータ記憶部11f
とから構成されている。すなわち、この第2の実施の形
態では、図2に示した構成にテンプレートデータ記憶部
11fが追加されている。
【0047】本発明による画像形成装置10において、
クライアント計算機31,32,33,・・・で作成さ
れた印刷ジョブはローカルエリアネットワーク20を介
して命令解析装置11に送られる。命令解析装置11で
は、受け取った印刷ジョブの内容を字句解析部11aに
よって解析する。命令実行部11bでは、印刷ジョブを
内部形式に順次変換する。続いて、字句解析部11aに
よる解析の結果、部分図形の描画命令が検知されると、
記述分割部11cはその部分図形の描画命令を単一の部
分図形あるいは複数の部分図形の系列に分割する。記述
分割部11cの出力は分割された結果の部分図形の記述
の並びであり、これは並列に動作可能であってローカル
バッファを有する図形描画部12a,12b,12c,
12d,12e,・・・のいずれかに送られ、その図形
描画部12a,12b,12c,12d,12e,・・
・において部分図形の描画が行われる。
【0048】また、記述分割部11cの出力は同時に重
なり判定部11dに送られ、それまでに生成された部分
図形との重なりがあるかどうかの判定が行われる。重な
り判定部11dの出力は木データ管理部11eに送ら
れ、ここで木構造を用いた表現で管理される。このと
き、木データ管理部11eはテンプレートデータ記憶部
11fにあらかじめ記憶されている木データを、上述の
木構造を用いた表現のテンプレートとして用いる。この
テンプレートはあらかじめ定められた領域分割を表して
おり、そのノードにはページの部分領域が対応する。し
たがって、このノード以下には定められた部分領域に属
する図形記述が登録される。
【0049】図形合成部13は木データ管理部11eの
保持する木データによって表現された部分図形の間の重
なり関係の情報を参照しながら、図形描画部12a,1
2b,12c,12d,12e,・・・で描画され、ロ
ーカルバッファに保持されている図形データを適宜読み
出し、1ページ分の描画平面に対応する画像メモリ14
に送る。画像メモリ14では、送られた図形データを合
成して、1ページ分の画像を生成する。こうして生成さ
れた画像メモリ14の内容はプリンタインタフェース1
5を介してプリントエンジン40に送られ印刷される。
【0050】ここで、字句解析部11a、命令実行部1
1b、記述分割部11cおよび重なり判定部11dの動
作については、図2に示した第1の実施の形態と同様で
あるため、説明を省略する。字句解析部11a、命令実
行部11b、記述分割部11cおよび重なり判定部11
dの動作の結果、命令シーケンスは重ならない図形の系
列に分割され、木データ管理部11eの保持する木デー
タに登録される。この登録される木データとしてはテン
プレートデータ記憶部11fに記憶されているテンプレ
ートが使用される。このテンプレートについて以下に説
明する。
【0051】図19はテンプレートを用いた木データの
構成方法を示す説明図である。図19において、画像メ
モリ14が部分図形を合成する描画平面71が示されて
いる。この描画平面71は図示の例では4つの部分領域
71a,71b,71c,71dに分割されている。こ
れらの領域分割に対応する空間配置の木構造があらかじ
めテンプレート81として生成され、テンプレートデー
タ記憶部11fに保持されている。したがって、木デー
タ管理部11eが図形を登録するときには、あらかじめ
定められた領域分割を表すテンプレート81をテンプレ
ートデータ記憶部11fから読み出し、その図形が含ま
れる部分領域に対応する木の枝に登録することになる。
また、ある特定の部分領域に属する図形群を取り出す操
作は、その部分領域に対応する木の探索によって容易に
実現することができる。
【0052】このとき、テンプレート81が表す分割さ
れた部分領域を水平な帯状に定義し、画像メモリ14を
この帯の幅に相当する容量に限定すれば、インクジェッ
トプリンタなどに好適なバンドバッファを用いた画像形
成装置を容易に構成することが可能となり、バンド内で
は並列に描画が行われるため高速な処理を実現すること
ができる。
【0053】また、あらかじめ定められた領域分割を表
すテンプレート81を利用した場合の別の実施の形態と
して、図19に示したように、分割されたページの部分
領域71a,71b,71c,71dのそれぞれに属す
る図形群を、たとえば図示のようにメッシュの形態で結
合された図形描画処理用の複数の並列プロセッサ91
a,91b,91c,91dに割り当てるようにするこ
とができる。これは、複数のプロセッサがメッシュやト
ーラスなどの形態で結合された超並列アーキテクチャ計
算機上で画像形成装置を構成する際に、プロセッサの結
合形態を反映してページを分割し処理させる場合に特に
好適であり、高速な処理を実現することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、画像描
画命令を分割するジョブシーケンス作成手段と、重なり
判定手段と、領域分割手段と、木データ管理手段とを有
する命令解析装置を備えたことにより、重ならない図形
に対しては、描画が終了した順に図形の合成を行うよう
にすることによって、負荷の高い図形描画を待つことな
く合成が可能となり、全体の高速な動作が可能となる。
また、描画順序に依存性のある図形系列を容易に特定す
ることができるため、依存性解析に基づくスケジューリ
ングなども可能となり、描画システムの動作効率の向上
に寄与する。
【0055】さらに、重なり判定の対象となる図形を図
形群の絞り込みにより特定することで、互いに重なりの
ある描画要素の検出を効率的に遂行し、重なり判定後直
ちに合成処理に移ることができるため、複雑なスケジュ
ーリングを行うことなく並列描画処理を実現することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置を適用した印刷システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】クライアントが作成した画面の一例を示す図で
ある。
【図4】命令解析装置における解析の例を示す図であ
る。
【図5】外接矩形を用いた重なり判定手続きの原理を示
すフローチャートである。
【図6】重なり判定を行う手続きのフローチャートを示
す図である。
【図7】木の探索手続きを示すフローチャートである。
【図8】重なり判定対象の図形の位置関係を示す図(そ
の1)である。
【図9】重なり判定後の木構造を示す図(その1)であ
る。
【図10】重なり判定対象の図形の位置関係を示す図
(その2)である。
【図11】重なり判定後の木構造を示す図(その2)で
ある。
【図12】重なり判定対象の図形の位置関係を示す図
(その3)である。
【図13】重なり判定後の木構造を示す図(その3)で
ある。
【図14】重なり判定対象の図形の位置関係を示す図
(その4)である。
【図15】重なり判定後の木構造を示す図(その4)で
ある。
【図16】重なり判定対象の図形の位置関係を示す図
(その5)である。
【図17】重なり判定後の木構造を示す図(その5)で
ある。
【図18】本発明の画像形成装置を適用した印刷システ
ムの別の構成を示すブロック図である。
【図19】テンプレートを用いた木データの構成方法を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 ジョブシーケンス作成手段 2a,2b,2c 描画手段 3 重なり判定手段 4 領域分割手段 5 木データ管理手段 6 ジョブ管理手段 7 画像メモリ 10 画像形成装置 11 命令解析装置 11a 字句解析部 11b 命令実行部 11c 記述分割部 11d 重なり判定部 11e 木データ管理部 11f テンプレートデータ記憶部 12a,12b,12c,12d,12e 図形描画部 13 図形合成部 14 画像メモリ 15 プリンタインタフェース 16 共有バス 20 ローカルエリアネットワーク 31,32,33 クライアント計算機 40 プリントエンジン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ記述言語で記述された画像描画命
    令を実行して画素情報を得るための画像形成装置におい
    て、 前記画像描画命令を前記画像描画命令の命令単位で分割
    して複数の前記画像描画命令の命令ジョブからなるジョ
    ブシーケンスを作成するジョブシーケンス作成手段と、 前記ジョブシーケンス作成手段から前記命令ジョブを個
    々に受けてそれぞれ前記命令ジョブから画素情報を展開
    する複数の描画手段と、 前記命令ジョブを受けて命令ジョブ間の実行時の描画領
    域の重なりの有無を判定する重なり判定手段と、 前記重なり判定手段の判定結果に応じ、描画平面を描画
    領域の重なりのない互いに素な部分領域に分割する領域
    分割手段と、 前記ジョブシーケンスに従って前記領域分割手段の分割
    結果から互いに素な部分領域の系列で前記画素情報を木
    構造に構成するとともに、前記重なり判定手段による重
    なり判定時には前記構成された木が探索されて判定対象
    となる部分領域に属する命令ジョブが特定される木デー
    タ管理手段と、 前記ジョブシーケンス作成手段からの命令ジョブを前記
    複数の描画手段に分配するとともに、前記木データ管理
    手段の木データを参照して前記複数の描画手段で展開さ
    れた部分画素情報を取り出すジョブ管理手段と、 前記描画平面に対応する画素情報を保持するだけの領域
    を有し、前記ジョブ管理手段によって前記複数の描画手
    段より取り出された部分画素情報を書き込んで画像を合
    成する画像メモリと、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記領域分割手段は、前記描画平面を水
    平線または垂直線のいずれかにより互いに素な部分領域
    に分割することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記領域分割手段は、前記描画平面を水
    平線によって複数の帯状の領域に分割することを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記描画平面を複数の固定された部分領
    域群に分割して木データを表現した木データテンプレー
    トを記憶し、前記木データ管理手段による前記木データ
    の構成の際には前記木データテンプレートの下に木デー
    タを追加していくようにした木データテンプレート記憶
    手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 ページ記述言語で記述された画像描画命
    令を並列に実行して画像情報を得る画像形成装置内にて
    前記画像描画命令の干渉関係を解析する命令解析装置に
    おいて、 前記画像描画命令を前記画像描画命令の命令単位で分割
    して複数の前記画像描画命令の命令ジョブからなるジョ
    ブシーケンスを作成するジョブシーケンス作成手段と、 前記命令ジョブを受けて命令ジョブ間の実行時の描画領
    域の重なりの有無を判定する重なり判定手段と、 前記判定手段の判定結果に応じ、描画平面を描画領域の
    重なりのない互いに素な部分領域に分割する領域分割手
    段と、 前記ジョブシーケンスに従って前記領域分割手段の分割
    結果から互いに素な部分領域の系列で前記画素情報を木
    構造に構成するとともに、前記重なり判定手段による重
    なり判定時に前記構成された木が探索されて判定対象と
    なる部分領域に属する命令ジョブが特定される木データ
    管理手段と、 を備えていることを特徴とする命令解析装置。
  6. 【請求項6】 ページ記述言語で記述された画像描画命
    令を実行して画素情報を得る画像形成方法において、 前記画像描画命令を前記画像描画命令の命令単位で分割
    して複数の前記画像描画命令の命令ジョブからなるジョ
    ブシーケンスを作成し、 分割された前記画像描画命令を個々に並列に実行して各
    画素情報を並列に展開しながら、前記命令ジョブ間の実
    行時の描画領域の重なり関係を解析し、 前記描画領域の重なり関係の解析結果を参照して前記並
    列に展開された各画素情報の合成順序を動的に決定し、 決定された合成順序に従って前記画素情報を合成して画
    像を形成する、 ことからなる画像形成方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU744748B2 (en) * 1998-09-30 2002-02-28 Canon Kabushiki Kaisha A method of streamed printing on a thin-client/server system
JP2006221567A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
WO2010005119A1 (ja) * 2008-07-11 2010-01-14 三菱プレシジョン株式会社 生体データモデル作成方法及びその装置並びに生体データモデルのデータ構造及び生体データモデルのデータ格納装置並びに三次元データモデルの負荷分散方法及びその装置
US8284445B2 (en) 2006-02-17 2012-10-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for forming images from objects
JP2016165469A (ja) * 2016-03-29 2016-09-15 三菱プレシジョン株式会社 生体データモデルのデータ構造及び生体データモデルのデータ格納装置

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