JPH10120185A - 物品引取り装置 - Google Patents

物品引取り装置

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JPH10120185A
JPH10120185A JP27960696A JP27960696A JPH10120185A JP H10120185 A JPH10120185 A JP H10120185A JP 27960696 A JP27960696 A JP 27960696A JP 27960696 A JP27960696 A JP 27960696A JP H10120185 A JPH10120185 A JP H10120185A
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JP
Japan
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article
conveyor
rollers
scooping
drawer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27960696A
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English (en)
Inventor
Junichi Masuda
潤一 増田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】前後方向へ広い設置スペースを必要としない省
スペース化が図れる物品引取り装置。 【解決手段】待機する後退位置から物品を引き取る前進
位置まで前後方向へ進退する掬取り装置5と、掬取り装
置5に連なり且つ掬取り装置5と共に前後方向へ進退す
る引出しコンベア26とを備え、引出しコンベア26
は、後退時に後退側を収納することにより、その後退側
を所定位置から後方へ向かつて突出させないようにした
こと。引出しコンベア26は、連ねた複数本のローラ4
2を進退させるものであつて、収納の対象となるローラ
42を、隣合うローラどうしに連結部材43及びローラ
駆動用伝動部材46,48を取り付けて屈曲自在に連結
したこと。収納の対象とならないローラ42を進退自在
なフレーム28,29に支持させ、このフレーム29に
ローラ駆動用モーター49を取り付けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を格納するス
トツク領域に段積みされた物品群から個別に掬い取つた
物品を引き出し、次の工程等へ搬出する物品引取り装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の物品引取り装置は、待機する後退
位置から物品を引き取る前進位置まで前後方向に沿つて
進退する掬取り装置と、掬取り装置に連なり且つ掬取り
装置と共に前後方向へ進退する引出しコンベアとを備え
たものがある。この引出しコンベアは、前後方向へ延設
した進退自在な両側のフレームと、両側のフレームに両
軸端を支持させた複数本のローラと、これらローラを駆
動する駆動装置とを備えている。
【0003】この物品引取り装置は、掬取り装置を後退
位置から前進位置まで前進させ、掬取り装置で引き取つ
た物品を引出しコンベアで搬送して次の工程に搬出す
る。続けて、物品引取り装置は、次の物品を引き取る際
に、他の物品に掬取り装置が衝突しそうなときには、掬
取り装置を前進位置から後退位置まで後退させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、物品引取り
装置は、掬取り装置の進退するときのストロークと同一
寸法のストロークだけ引出しコンベアも進退するため、
引出しコンベアーの後端側を進退させるためのスペース
を後退側に必要とする。そのため、従来の物品引取り装
置は、前後方向へ長い設置スペースを必要とする問題が
ある。殊に、従来の物品引取り装置を左右方向へ走行さ
せる場合には、後退側に広い走行用通路を必要とする。
【0005】そこで、本発明は、前後方向へ広い設置ス
ペースを必要としない省スペース化が図れる物品引取り
装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、待機する後退位置から物品を引き取る前進位置
まで前後方向へ進退する掬取り装置と、掬取り装置に連
なり且つ掬取り装置と共に前後方向へ進退する引出しコ
ンベアとを備えた物品引取り装置において、前記引出し
コンベアは、後退時に後退側を収納することにより、そ
の後退側を所定位置から後方へ向かつて突出させないよ
うにしたことである。本発明にあつては、後退時の引出
しコンベアの後退側が収納することにより、引出しコン
ベアの後退側が所定位置から後方へ向かつて突出しない
ため、前後方向の設置スペースを短くできる。
【0007】請求項2記載の本発明の要旨は、請求項1
記載の前記引出しコンベアは、連ねた複数本のローラを
進退させるものであつて、前記収納の対象となるローラ
を、隣合うローラどうしに連結部材及びローラ駆動用伝
動部材を取り付けて屈曲自在に連結したことである。本
発明にあつては、収納の対象となるローラの隣合うどう
しを屈曲自在に連結してあるため、収納部を屈曲させて
円滑に収納することができる。更に、収納の対象となる
ローラは、収納することなく搬送に用いるとき、ローラ
駆動用伝動部材により強制駆動できる。
【0008】請求項3記載の本発明の要旨は、請求項2
記載の収納の対象とならない前記ローラを進退自在なフ
レームに支持させ、このフレームにローラ駆動用モータ
を取り付けたことである。本発明にあつては、進退自在
なフレームにローラ駆動用モータを取り付けて一体化す
ることができるため、駆動機構のシンプル化が可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る物品引取り装
置(以下、「本発明装置」という。)を図面に示す実施
の形態に基づいて説明する。
【0010】図11乃至図14は本発明装置の一つの実
施形態を示すものであり、図11は全体を示す平面図、
図12は引出しコンベアを省略して掬取り装置を示す平
面図、図13は図11のローロ線で断面した拡大図、図
14は図11のハーハ線で断面した拡大図である。ま
た、図3は待機している状態の本発明装置を示す右側面
図、図4は物品の傾動を開始する直前の状態の本発明装
置を示す右側面図、図5は物品を傾動させた状態の本発
明装置を示す右側面図、図6は傾動させた物品を掬い取
る状態の本発明装置を示す右側面図である。
【0011】更に、図1乃至図6は本発明装置を備えた
物品取上げ設備の実施形態を示すものであり、図1はス
トツク領域Sの斜め上方から設備全体を見た斜視図、図
2は搬送コンベアCの斜め上方から設備全体を見た斜視
図である。「前」とはストツク領域S側をいい、「後」
とは搬送コンベアC側をいう。「右」とは後ろから前を
正視したときの右をいい、「左」とは後ろから前を正視
したときの左をいう。
【0012】本発明装置は、図1及び図5に示す如く、
掬取り装置5及び引出しコンベア26からなる。掬取り
装置5は、走行台車3の左右のマスト3a,3aに案内
される昇降自在なフレーム22,23と、フレーム2
2,23に案内されて前後方向及び左右方向へ移動する
アーム25(図5参照)と、アーム25の先端側に設け
た掬い具24とを備えている。フレーム22,23の間
には、図11乃至図13に示す如く、上記フレーム2
2,23に案内されて前後移動する左右の中間フレーム
28,29を配置してある。中間フレーム28,29
は、図12に示す如く、連結フレーム35,35で連結
され、連結フレーム35,35に左右へ延びる案内レー
ル36,36を敷設してある。案内レール36,36は
スライダー90を左右移動自在に案内し、スライダー9
0は上記アーム25を前後移動自在に案内する。
【0013】上記中間フレーム28,29は、前記フレ
ーム22,23に対する前後方向への駆動が駆動装置3
0で行われる。駆動装置30は、フレーム22,23に
両端を軸支した前後のプーリー軸31,31と、各プー
リー軸31の左右に固着したプーリー32と、前後のプ
ーリー32,32に張架した左右のエンドレスベルト3
3,33と、プーリー軸31を駆動するモーター34と
を備え、エンドレスベルト33,33の適所を中間フレ
ーム28,29に連結41(図14参照)してある。
【0014】前記アーム25は、中間フレーム28,2
9に対する左右方向への駆動が駆動装置91で行われる
と共に、中間フレーム28,29に対する前後方向の駆
動が駆動装置37で行われる。駆動装置91は、中間フ
レーム28,29に左右方向へ張架すると共に両端92
a,92aをスライダー90に連結したベルト92と、
ベルト92を回転駆動するモーター93とを備え、アー
ム25を案内するスライダー90の左右方向への移動と
停止をモーター93の制御で行う。
【0015】上記駆動装置37は、中間フレーム28,
29に両端を回転自在に軸支したスプライン軸38と、
スプライン軸38を回転駆動するモーター39と、スラ
イダー90に回転自在に支持させると共にスプライン軸
38に摺動自在に外嵌する歯付プーリー40と、歯付プ
ーリー40と歯合するようにアーム25に取り付けた歯
付ベルト94とを備え、モーター39で歯付プーリー4
0を回転制御して、歯付ベルト94及びアーム25の前
後方向への移動と停止を行う。
【0016】前記駆動装置30は引出しコンベア26と
共に掬い具24を前後移動させ、駆動装置37,91は
引出しコンベア26と無関係に掬い具24を前後方向及
び左右方向へ移動させて、所望の掬取り位置で停止させ
ることができる(図11及び図12中の二点鎖線参
照)。
【0017】前記掬い具24は、図15及び図16に示
す如く、アーム25の先端側にピン連結51されたフレ
ーム52,52と、フレーム52,52の間の後方寄り
に設けられ、フレーム52,52から左右に突出する出
力軸53a,53aを有する駆動モーター53と、フレ
ーム52,52の前方寄り及び後方上方に夫々軸支した
従動軸54,54と、出力軸53a,53a及び従動軸
54,54の左右両端の夫々に取着したプーリー55
と、フレーム52,52に取着した左右のテンシヨンプ
ーリー63,63と、各組のプーリー55,55,55
及びテンシヨンプーリー63に張架した左右のエンドレ
スベルト56,56と、フレーム52,52の先端に取
着した延長フレーム57,57と、延長フレーム57,
57の先端寄りに軸支した従動軸58と、両従動軸5
4,58に取着したプーリー59,59と、プーリー5
9,59に張架した導入用エンドレスベルト60と、先
端の従動軸58の両端に回転自在に軸支した案内ローラ
61,61とを備えている。
【0018】前記掬い具24は、駆動モーター53の起
動により、導入用エンドレスベルト60及びプーリー5
5,55を掬い取り方向(矢符F方向)へ駆動する。掬
い具24は、検知棒62,62を進退自在に設け、掬い
上げる物品との相対的な位置関係を検知するようにして
ある。
【0019】前記引出しコンベア26は、図11,図1
3及び図14に示す如く、フレーム22,23の間に配
置したものであつて、前記中間フレーム28,29に複
数本のローラ42の両端を軸支し、中間フレーム28,
29に軸支した最後端のローラ42−1に複数本のロー
ラ42を屈曲自在に連結してある。この屈曲自在な連結
の構造は、隣合うローラ42の軸どうしを、連結部材で
ある板状リンク43で次々に回転自在に連結したもので
ある。屈曲する部分のローラ群は、フレーム22,23
の内側に設けた案内レール44,45に、各ローラ42
の両軸端に取付けたコロ85,85(図13参照)を案
内させ、中間フレーム28,29の進退に伴つて前後移
動するようにしてある。なお、屈曲する部分のローラ群
は、図示は省略したが、案内レール44のみで案内し
て、自由端側を垂れ下げるか又は巻き上げるようにして
もよい。
【0020】上記ローラ群用の回転駆動装置46は、各
ローラ42の軸部にローラ駆動用伝動部材の一つである
チエーンスプロケツト47を取着し、隣合うスプロケツ
ト47,47どうしにローラ駆動用伝動部材の一つであ
るチエーン48を次々に張架し、任意のスプロケツト4
7とローラ駆動用モーター47の出力スプロケツト50
とにチエーン48を張架してある。ローラ駆動用モータ
ー49は、中間フレーム29に取着され、中間フレーム
29と共に前後移動する。ローラ駆動用モーター49
は、その起動により、全てのローラ42を同時に自転さ
せる。
【0021】前記引出しコンベア26は、図5に示すよ
うに、その後端寄りのコンベア有効幅全域に亘つてスト
ツパー65を設けることにより、後方へ搬送された物品
Bをストツパー65で受け止めて放出しないようにして
ある。更に、引出しコンベア26は、図2に示す如く、
押し出置66を右側の待機位置から左側に向かつて前進
(矢符H方向)するように配置することにより、ストツ
パー65(図5参照)で受け止められている物品Bをス
トツク装置2へ送り出すようにしてある。
【0022】前記引出しコンベア26は、後退時に屈曲
連結した後退側を、フレーム22,23の間に収納する
ため、その後退側を所定位置から後方へ向かつて突出さ
せることがなく、設備をコンパクトに構成できる。
【0023】本発明装置を備えた物品取上げ設備は、図
1,図2及び図5に示す如く、物品Bを段積み状態で格
納するストツク領域Sと、ストツク領域Sに段積みされ
た物品群から個別に物品Bを取り上げる物品取上げ装置
1と、物品取上げ装置1から物品Bを引き受けて貯める
ストツク装置2と、物品取上げ装置1及びストツク装置
2を昇降自在に設けると共に左右方向へ走行する走行台
車3と、ストツク装置2から物品Bを引き受けるように
左右方向へ延設した搬出コンベアCとを備えたものであ
る。本設備は、走行台車3をストツク領域Sと搬出コン
ベアCとの間で走行するように配置すると共に、ストツ
ク装置2を物品取上げ装置1の左右外側の一方(図1及
び図2は左外側)に配置したことである。ストツク装置
2は、物品取上げ装置1から左右方向に沿つて送り出さ
れてくる物品Bを引き受けると共に、引き受けて貯めた
物品Bを前後方向に沿つて払い出して搬出コンベアCへ
引き渡すようにしてある。
【0024】上記物品取上げ装置1は、図5に示すよう
に、段積みされている物品Bの手前下方を上げて傾動さ
せる傾動装置4と、傾動装置4で傾かせた物品Bの下方
空間Dへ進入して物品Bを掬い取る前記掬取り装置5と
を備えている。傾動装置4は、図1及び図5に示すよう
に、走行台車3の左右のマスト3a,3aに案内される
昇降自在なフレーム6と、フレーム6に設けた案内具1
9,19(図10参照)に案内されて左右方向へ移動自
在で且つ先端部7aが前後移動する伸縮自在なアーム7
と、アーム7の先端部7aに設けた傾動具8とを備えて
いる。
【0025】該傾動具8は、図7乃至図9に示す如く、
押圧具11及び持上げアーム16を備えている。押圧具
11は、伸縮自在なアーム7の先端部7aにスライダー
9及びラツク10を介して昇降自在に配置してある。押
圧具11は、駆動モーター17a及び駆動ベルト17b
等からなる駆動装置17で駆動され、上方の待機位置
(図8参照)から物品Bの上面を押圧する押圧位置(図
7参照)まで昇降するようになつている。押圧具11
は、スライダー10の下端に回動自在に軸支してあり、
掬取り装置5(図6参照)で掬い取られて傾斜している
物品Bの上面を押圧できるようになつている。持上げア
ーム16は、アーム7の先端部7aに前後移動自在に配
置した左右のスライダー12,12に枢支14すると共
に、スライダー12,12に取り付けた送りネジ棒13
に螺合したナツト83に枢支15してある。
【0026】上記持上げアーム16は、回動自在に連結
した3本1組のリンク16a,16b,16cからな
り、アーム7の先端部7aに案内される前後移動自在な
スライダー12をモーター18で駆動することによりリ
ンク構造全体が前後移動する共に、送りネジ棒13をモ
ーター84で駆動することにより、枢支14と15とを
離接させて押圧先端16dを上下動するように構成して
ある。持上げアーム16は、ナツト83が枢支14と1
5との間を離反させる方向へ移動すると押圧先端16d
を上昇させ、逆にナツト83が枢支14と15との間を
接近させる方向へ移動すると押圧先端16dを降下させ
る。持上げアーム16は、上方の待機位置(図7の二点
鎖線に示す位置)から降下した押圧先端16dを物品B
の手前面に位置させ(図4参照)、続けて物品Bの手前
面に押圧させながら、押圧先端16dを若干上昇させる
ことにより、物品Bを傾動させることができる(図5参
照)。
【0027】前記傾動具8は、図7及び図8に示す如
く、伸縮自在なアーム7の先端部7aに、取上げる物品
Bの背面を支えるバツクプレート20を備えている。バ
ツクプレート20は、入れ子式の伸縮自在なプレート2
0a,20b,20cとを備え、自重で降下した先端プ
レート20cをエアーシリンダ,滑車及びロープ等から
なる昇降操作具21で引き上げて収納(図8参照)する
ようにしてある。バツクプレート20は、傾動させる物
品Bの前方に物品Bが存在しないときには、上方の収納
位置から下方の支持位置まで降下した先端プレート20
cで、傾動させる物品Bの背面を支持するように構成し
てある。
【0028】図1に示す前記傾動装置4を構成する上方
のフレーム6及び引出しコンベア26を構成する下方の
フレーム22,23を昇降させる駆動装置は、図示は省
略したが、走行台車3の上方に設けた主ウインチと、上
方のフレーム6に設けた副ウインチとを備え、主ウイン
チの巻き上げられるロープの下端を上方のフレーム6に
連結し、副ウインチの巻き上げられるロープの下端を下
方のフレーム22,23に連結してある。
【0029】前記ストツク装置2は、図18及び図19
に示す如く、前記引出しコンベア26から押し出されて
くる物品Bを引き受けるための受入れコンベア68の複
数組と、この受入れコンベア68の搬送方向(図18中
の矢符H方向)と直交する後方に払い出す払出しコンベ
ア69の複数組とを備え、受入れコンベア68の搬送面
68aを払出しコンベア69の搬送面69aに対して出
没自在(図19参照)としてある。
【0030】上記受入れコンベア68及び払出しコンベ
ア69は、隣合う受入れコンベア68,68の間に各払
出しコンベア69を配設してあり、隣合う受入れコンベ
ア68,68の間隔Pを、払い出す上流側(前側)を広
く、下流側(後側)を狭くすることにより、製造コスト
の低減を図つている。ストツク装置2は、広い間隔Pの
領域で大きい物品Bを受け、狭い間隔Pの領域で小さな
物品Bを受けるようにしてある。
【0031】各受入れコンベア68は、出没させるため
の昇降装置70,70に接合した長尺フレーム71,1
7の間に、多数の自由回転するコロ72を取着したもの
であり、コロ72の外周面からなる搬送面68aを、右
側の受入れ上流側から左側の下流側に向けて下方に傾斜
させてある。ストツク装置2は、左側にストツパ72を
設け、受入れコンベア68に導かれて傾斜してきた物品
Bを受け止めるようにしてある。
【0032】上記各払出しコンベア69は、左右の本体
フレーム73,74に両端を接合した回転自在なローラ
75からなる。ローラ75を強制駆動する駆動装置76
は、各ローラ75の外周面に圧接するエンドレスベルト
77と、エンドレスベルト77を張架するためのプーリ
ー78,78と、エンドレスベルト77を駆動するモー
ター(図示省略)とを備えている。
【0033】前記ストツク装置2は、走行台車3のマス
ト3aに昇降自在に案内され、走行台車3の上方に設け
た昇降用ウインチ(図示省略)の巻き上げロープ79の
下端を本体フレーム80に連結してある。ストツク装置
2は、昇降用ウインチの駆動により、図2に示す前記引
出しコンベア26から押し出されてくる物品Bを引き受
ける高さから、引き受けた物品Bを搬送コンベアCへ払
い出す高さまで昇降する。
【0034】前記搬送コンベアCは、図1及び図2に示
す如く、左右方向へ延設したベルトコンベア又はローラ
コンベア等から構成されている。前記走行台車3は、レ
ール81,82に案内されて左右方向へ移動するよう
に、駆動装置(図示省略)が内蔵されている。
【0035】次に、本設備の動作を説明する。先ず、図
3に示す如く、物品取上げ装置1は、アーム7の先端部
7aを後退させると共に掬い具24を後退させて待機状
態とする。次に、物品取出し信号が発せられると、走行
台車3は、所定の物品取出し位置まで走行して停止す
る。その後、上方のフレーム6及び下方のフレーム2
2,23は、夫々所定の取出し高さまで昇降する。
【0036】続けて、物品取上げ装置1は、図4に示す
如く、アーム7の先端部7aを所定位置まで前進させた
後に、取出す物品Bの背後の物品Bを降下させた押圧具
11で押圧する。そして、持上げアーム16は、押圧部
16dを取出す物品Bの正面に押圧する。更に続けて、
持上げアーム16は、図5に示す如く、押圧部16dを
上昇させることにより、物品Bを傾動させる。そして、
掬い具24は、傾動した物品Bの下方に形成した下方空
間Dへ案内ローラ61,16によって物品Bをはね上げ
ながら進入するように前進する。これと並行して、傾動
具8は、押圧具11を上昇させると共に持上げアーム1
6を後退させる。更に、傾動具8は、アーム7の若干の
後退と押圧具11の降下により、図6に示す如く、掬い
具24に移載した物品Bの上面を押圧具11で押圧し、
掬い取る物品Bを急速に移動させても、物品Bを転倒等
させることなく移動できる。
【0037】この状態のままで、掬い具24のエンドレ
スベルト56及び押圧具11は、同期状態で後退し、物
品Bを引出しコンベア26へ送り出す。引出しコンベア
26は、引き受けた物品Bを搬送し、ストツパ65で停
止させる。続けて、引出しコンベア26は、押出し装置
66で物品Bをストツク装置2へ押し出す。ストツク装
置2は、図18に示す如く、上昇した受入れコンベア6
8で物品Bを引き受けてストツパ72で停止させる。
【0038】最後に、ストツク装置2は、所定個数の物
品Bを引き受けたならば、搬送コンベアCの高さまで降
下し、その後に払出しコンベア69を上昇させると共に
駆動し、物品Bを搬送コンベアCへ払い出して物品の取
り上げの1サイクルを完了する。
【0039】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係る物品引取
り装置は、次の如き優れた効果を有する。
【0040】請求項1記載の本発明は、引出しコンベア
の後退側が所定位置から後方へ向かつて突出しないた
め、前後方向の設置スペースを短くして省スペース化が
図れる。更に、本発明は、装置全体を走行させるときに
も、後退側に広い走行用通路を必要としないため、設置
に関する省スペース化が図れる。
【0041】請求項2記載の本発明は、収納部を屈曲さ
せて円滑に収納することができるため、進退する引出し
コンベアの高速移動が可能となり、物品引き取りの能率
を向上できる。更に、本発明は、ローラの全体に亘つて
強制駆動できるため、引き取り物品の搬送位置の制御が
確実にできる。
【0042】請求項3記載の本発明は、駆動機構のシン
プル化が可能となるため、装置の取り扱いが簡単にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えた物品取上げ設備の実施形態
を示すものであり、ストツク領域の斜め上方から設備全
体を見た斜視図である。
【図2】同実施形態において、搬送コンベアの斜め上方
から設備全体を見た斜視図である。
【図3】同実施形態において、待機している状態の本発
明装置を示す右側面図である。
【図4】同実施形態において、物品の傾動を開始する直
前の状態の本発明装置を示す右側面図である。
【図5】同実施形態において、物品を傾動させた状態の
本発明装置を示す右側面図である。
【図6】同実施形態において、傾動させた物品を掬い取
る状態の本発明装置を示す右側面図である。
【図7】同実施形態において、アームの先端部を前進さ
せると共に持ち上げアームを前進させた状態を拡大して
示す右側面図である。
【図8】同実施形態において、持ち上げアーム、押圧具
及びバツクプレートを後退させた状態を拡大して示す右
側面図である。
【図9】図7のイーイ線で断面した拡大図である。
【図10】上方のフレームとアームとの関係を示す一部
断面した右側面図である。
【図11】本発明装置の実施の態様を示す平面図であ
る。
【図12】引出しコンベアを省略すると共に一部を切欠
いて、アームと掬い具とを示す平面図である。
【図13】図11のローロ線で断面した拡大図である。
【図14】図11のハーハ線で断面した拡大図である。
【図15】掬い具を示す右側面図である。
【図16】掬い具を部分断面して示す平面図である。
【図17】ストツク装置を示す平面図である。
【図18】ストツク装置を示す背面図である。
【図19】ストツク装置の受入れコンベアと払出しコン
ベアとの関係を示す拡大した側面図である。
【符号の説明】
5…掬取り装置 26…引出しコンベア 42…ローラ 43…連結部材(リンク) 46,48…ローラ駆動用伝動部材(チエーンスプロケ
ツト,チエーン) 28,29…フレーム 49…ローラ駆動用モーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機する後退位置から物品を引き取る前
    進位置まで前後方向へ進退する掬取り装置と、掬取り装
    置に連なり且つ掬取り装置と共に前後方向へ進退する引
    出しコンベアとを備えた物品引取り装置において、前記
    引出しコンベアは、後退時に後退側を収納することによ
    り、その後退側を所定位置から後方へ向かつて突出させ
    ないようにしたことを特徴とする物品引取り装置。
  2. 【請求項2】 前記引出しコンベアは、連ねた複数本の
    ローラを進退させるものであつて、前記収納の対象とな
    るローラを、隣合うローラどうしに連結部材及びローラ
    駆動用伝動部材を取り付けて屈曲自在に連結した請求項
    1記載の物品引取り装置。
  3. 【請求項3】 前記収納の対象とならない前記ローラを
    進退自在なフレームに支持させ、このフレームにローラ
    駆動用モータを取り付けた請求項2記載の物品引取り装
    置。
JP27960696A 1996-10-22 1996-10-22 物品引取り装置 Withdrawn JPH10120185A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000039000A1 (de) * 1998-12-23 2000-07-06 Klaus Hosbach Palette zum lagern und transportieren von waren mit abrollbarem boden

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000039000A1 (de) * 1998-12-23 2000-07-06 Klaus Hosbach Palette zum lagern und transportieren von waren mit abrollbarem boden

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