JPH10120546A - 美白用皮膚外用剤 - Google Patents

美白用皮膚外用剤

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JPH10120546A
JPH10120546A JP8297384A JP29738496A JPH10120546A JP H10120546 A JPH10120546 A JP H10120546A JP 8297384 A JP8297384 A JP 8297384A JP 29738496 A JP29738496 A JP 29738496A JP H10120546 A JPH10120546 A JP H10120546A
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JP
Japan
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fraction
whitening
skin
fractionation
zucc
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JP8297384A
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English (en)
Inventor
Megumi Obayashi
恵 大林
Yuri Okano
由利 岡野
Hitoshi Masaki
仁 正木
Atsuko Imahori
篤子 今堀
Masumi Takei
増美 竹井
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Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メラニンの生成抑制効果が高く、安定性及び
安全性が高く、好ましくない色や臭いのない美白用皮膚
外用剤を提供する。 【解決手段】 イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb.
et Zucc.),ハチジョウイタドリ(Polygonum cuspida
tum Sieb. et Zucc. var. hachidyoense Ohwi),及び
オオイタドリ(Polygonum sachalinense Fr. Schm.)か
ら選ばれる1種又は2種以上の植物の極性溶媒による抽
出物を減圧濃縮し、30容量%エタノールに再溶解して
樹脂カラムクロマトグラフィーによる分画を行い、40
容量%エタノールで溶出される画分をさらにシリカゲル
クロマトグラフィーにより分画して得られる、(-)-エピ
カテキンを含む画分を外用剤基剤に含有させる。含有量
としては、0.0001〜5.0重量%程度が適当であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特定の植物抽出物よ
り分画,精製して得られた画分を含有して成る、メラニ
ン生成抑制効果に優れる美白用皮膚外用剤に関する。さ
らに詳しくは、イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb.
et Zucc.),ハチジョウイタドリ(Polygonum cuspida
tum Sieb. et Zucc. var. hachidyoense Ohwi),及び
オオイタドリ(Polygonum sachalinense Fr. Schm.)か
ら選ばれる1種又は2種以上の植物の極性溶媒による抽
出物をさらに分画,精製して得た画分を含有して成る美
白用皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、皮膚のシミ,ソバカスといっ
た色素沈着症状を改善する上で、美白用皮膚外用剤は非
常に関心の深いものであり、これらにおいてはアスコル
ビン酸,システイン,グルタチオン,コロイドイオウ等
が有効成分として用いられていた。また、種々の薬用植
物抽出物や、植物由来の没食子酸,カルコン,カテキン
類等のフラボノイド、コウジ酸、ハイドロキノン配糖体
などが美白剤として知られている。
【0003】しかしながら、アスコルビン酸は酸化され
やすく不安定であり、システイン,グルタチオン,コロ
イドイオウは特有の異臭や沈殿が生じるといった欠点を
有していた。また、薬用植物の抽出物については、メラ
ニン生成抑制効果が不十分であったり、使用に際し好ま
しくない色や臭いを有していたり、一定した品質のもの
が得られにくいといった問題があった。また、コウジ酸
等についても、製剤中での安定性の維持に配慮が必要で
あり、さらに連用により副作用の生じるおそれのあるも
のも存在していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記し
たような課題を解決する手段として、イタドリ(Polygo
num cuspidatum Sieb. et Zucc.),ハチジョウイタド
リ(Polygonum cuspidatum Sieb. et Zucc. var. hach
idyoense Ohwi),及びオオイタドリ(Polygonumsachal
inense Fr. Schm.)から選ばれる1種又は2種以上の植
物の抽出物を含有する美白化粧料及びチロシナーゼ生合
成阻害剤についてすでに開示している(特開平5−29
4819,特開平8−104646)。本発明において
は、さらにメラニンの生成抑制効果が高く、常に安定し
た品質を有し、色や臭い等の問題もない美白用皮膚外用
剤を提供することを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、イタドリ等の抽出物の分画,精製を試みたところ、
今回高いメラニン生成抑制効果を有する画分の分取に成
功し、それを外用剤基剤に含有させることにより、色素
沈着症状の改善効果が高く、安定で且つ安全性も高い美
白用皮膚外用剤を得ることができた。
【0006】すなわち本発明においては、イタドリ(Po
lygonum cuspidatum Sieb. et Zucc.),ハチジョウイ
タドリ(Polygonum cuspidatum Sieb. et Zucc. var.
hachidyoense Ohwi),及びオオイタドリ(Polygonum s
achalinense Fr. Schm.)から選ばれる1種又は2種以
上の植物の極性溶媒による抽出物を減圧濃縮し、30容
量%エタノールに再溶解して樹脂カラムクロマトグラフ
ィーによる分画を行い、40容量%エタノールで溶出さ
れる画分をさらにシリカゲルクロマトグラフィーにより
分画して得られる画分のうち、(-)-エピカテキンを豊富
に含む画分を、皮膚外用剤基剤に含有させて成る。
【0007】
【作用】本発明に係る美白用皮膚外用剤は、従来の美白
用皮膚外用剤に比べて優れたメラニン生成抑制作用を示
し、且つ常に一定の安定したメラニン生成抑制作用が期
待でき、さらに製剤安定性及び安全性が良好である。ま
た、好ましくない着色や異臭も見られない。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、分画,精製の出
発原料とする抽出物は、イタドリ等の花,葉,茎,根及
び全草を用いて得ることができるが、特に根より抽出し
たものが好ましい。抽出溶媒としては、メタノール,エ
タノール,プロパノール,イソプロパノール,ブタノー
ル,エチレングリコール,ジエチレングリコール,プロ
ピレングリコール,ジプロピレングリコール,1,3-ブチ
レングリコール,グリセリン,酢酸メチル,酢酸エチ
ル,酢酸イソプロピル,エチルエーテル,イソプロピル
エーテル,アセトン等の極性の高い有機溶媒の1種又は
2種以上、或いはこれらと水との混合物を用いるのが、
メラニン生成抑制作用の点で好ましい。抽出は、植物を
生のまま、又は乾燥して細切又は粉砕し、室温から抽出
溶媒の沸点以下の温度にて、2時間〜2週間程度浸漬し
て行う。
【0009】イタドリ等の抽出物は必要に応じてろ過
し、次いで減圧濃縮した後、30容量%のエタノールに
再溶解し、沈殿,浮遊物が生じた場合はろ過する。これ
を樹脂カラムクロマトグラフィーにより分画する。樹脂
カラムとしては、DIAIONMCI Gel HP−
20(三菱化成株式会社製)が好ましく使用できる。前
記樹脂カラムクロマトグラフィーにおいて、40容量%
エタノールにより溶出される画分を集め、さらにシリカ
ゲル薄層クロマトグラフィーにより分画する。その際の
展開溶媒としては、クロロホルム,メタノールの容量比
5:1の混合物が好ましい。
【0010】上記シリカゲル薄層クロマトグラフィーに
おいて得られる画分のうち、CD3OD NMRにより
(-)-エピカテキンと同定される物質を含有する画分に強
いメラニン抑制作用が認められるため、この画分を回収
し、抽出に用いる高極性の有機溶媒若しくはそれらと水
との混合物に溶解させ、皮膚外用剤基剤に添加する。皮
膚外用剤中における前記画分の配合量としては、0.0
001〜5.0重量%程度が適当である。
【0011】なお本発明においては、イタドリ等の分
画,精製画分に加えて他の美白剤を添加することができ
る。また、本発明の特徴を損なわない範囲で、油類,保
湿剤,紫外線吸収剤,香料,抗酸化剤,防腐剤等、一般
的な外用剤及び化粧料用原料をも含有させることができ
る。
【0012】本発明は、ローション剤,乳剤,ゲル剤,
クリーム,軟膏等の剤型の美白用皮膚外用剤として提供
することができる。また、化粧水,乳液,クリーム等の
皮膚用化粧料、メイクアップベースローション,メイク
アップベースクリーム,液状又はクリーム状或いは軟膏
型のファンデーション等のメイクアップ化粧料、日焼け
止めローション,日焼け止めクリーム等の日焼け止め化
粧料、ハンドクリーム,レッグクリーム,ボディローシ
ョン等の身体用化粧料などとしても提供され得る。
【0013】
【実施例】さらに本発明について、実施例により詳細に
説明する。まず、本発明に係る美白用皮膚外用剤に含有
させるイタドリ等の分画,精製画分の調製例を以下に示
す。
【0014】イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb. e
t Zucc.)の乾燥粉末200gを、50容量%エタノー
ル水溶液2lに浸漬し、室温にて1週間抽出を行った。
抽出液をろ過後減圧濃縮し、30容量%エタノール水溶
液にて800mlとしてさらにろ過し、ろ液をDIAI
ON MCI Gel HP−20(三菱化成株式会社
製)カラムにて分画した。40容量%エタノール水溶液
にて溶出される画分を集め、これをさらにシリカゲル薄
層クロマトグラフィーにて、クロロホルム,メタノール
混合物(容量比=5:1)を展開溶媒として用いて分画
した。得られた画分のうち、(-)-エピカテキンを含む画
分を掻き取り、50容量%エタノール水溶液に溶解させ
てイタドリ分画,精製画分とした。
【0015】上記のイタドリ分画,精製画分のメラニン
生成抑制作用について、次に示す。メラニン生成抑制作
用は、B16メラノーマ細胞を用いて評価した。まず、B
16メラノーマ細胞を培養ディッシュ(直径60mm)当
たり1.5×105個となるように播種し、50mM乳
酸ナトリウムを含む10容量%牛胎仔血清含有DMEM
培地5ml中で37℃にて4日間前培養を行った。次い
で試料として種々の最終濃度のイタドリ分画,精製画分
を含有する5容量%牛胎仔血清含有DMEM培地5ml
に培地交換を行い、37℃にて3日間の本培養を行っ
た。この際、対照及びネガティブ対照として、5容量%
牛胎仔血清含有DMEM培地のみ及び40mM乳酸ナト
リウムを含む5容量%牛胎仔血清含有DMEM培地にて
それぞれ培養を行った。本培養終了後、B16メラノーマ
細胞を分離し、650nm及び400nmにおける吸光
度を測定し、同時に細胞数の測定を行った。各濃度にお
けるイタドリ分画,精製画分のメラニン生成抑制阻害率
は(1)式により求めた。
【数1】 (式中、A650C,A400C,NCはそれぞれ対照における
650nm,400nmにおける吸光度及び細胞数、A
650S,A400S,NSはそれぞれ試料を添加した際の65
0nm,400nmにおける吸光度及び細胞数を示
す。)
【0016】イタドリ分画,精製画分の各濃度における
メラニン生成抑制効果を表1に示した。表1において、
イタドリ分画,精製画分は0.6μg/ml程度で約1
0%のメラニン生成抑制を示し、40μg/mlの添加
ではメラニン生成抑制率は20%を越えていた。なお、
ネガティブ対照においては、ほぼ完全にメラニン生成が
抑制されていたが、(-)-エピカテキン単独では、最終濃
度が40μg/mlとなるように添加した場合、有意な
メラニン生成抑制は見られなかった。従って、イタドリ
分画,精製画分においては、(-)-エピカテキン以外の含
有成分がメラニン生成抑制作用の主体となっているか、
或いは(-)-エピカテキンと他の含有成分との相互作用に
よりメラニン生成が抑制されている可能性が考えられ
た。
【表1】
【0017】続いて、本発明の実施例に係る美白用皮膚
外用剤の処方を示す。なお、イタドリ等の分画,精製画
分としては、上記に調製例として示したものを用いた。
【0018】 [実施例1] 美白ローション (1)エタノール 10.0(重量%) (2)ヒドロキシエチルセルロース 1.0 (3)イタドリ分画,精製画分 0.1 (4)精製水 88.9 製法:(1)〜(3)を順次(4)に添加し、均一に混合,溶解
する。
【0019】 [実施例2] 美白用乳剤 (1)ステアリン酸 0.2(重量%) (2)セタノール 1.5 (3)ワセリン 3.0 (4)流動パラフィン 7.0 (5)ポリオキシエチレン(10E.O.)モノオレエート 1.5 (6)酢酸トコフェロール 5.0 (7)グリセリン 5.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)トリエタノールアミン 1.0 (10)精製水 75.4 (11)イタドリ分画,精製画分 0.3 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解
し、70℃に保つ。一方、(7)〜(10)の水相を混合,加
熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に前記油
相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却した
後40℃にて(11)を添加,混合する。
【0020】 [実施例3] 美白用ゲル剤 (1)ジプロピレングリコール 10.0(重量%) (2)カルボキシビニルポリマー 0.5 (3)水酸化カリウム 0.1 (4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (5)精製水 88.1 (6)アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩 1.0 (7)イタドリ分画,精製画分 0.2 製法:(5)に(2)を均一に溶解させた後、(1)に(4)を溶解
させて添加し、次いで(3)を加えて増粘させ、(6),(7)
を添加,混合する。
【0021】 [実施例4] 皮膚用クリーム (1)ミツロウ 6.0(重量%) (2)セタノール 5.0 (3)還元ラノリン 8.0 (4)スクワラン 27.5 (5)グリセリル脂肪酸エステル 4.0 (6)親油型グリセリルモノステアレート 2.0 (7)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 5.0 モノラウレート (8)プロピレングリコール 5.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)精製水 36.9 (11)イタドリ分画,精製画分 0.5 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,溶解して75℃に加
熱する。一方、(8)〜(10)の水相成分を混合,溶解して
75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を
添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却後40℃にて(11)を添加,混合する。
【0022】 [実施例5] 水中油型乳剤性美白軟膏 (1)白色ワセリン 25.0(重量%) (2)ステアリルアルコール 25.0 (3)グリセリン 12.0 (4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)精製水 35.9 (7)イタドリ分画,精製画分 1.0 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,溶解して均一とし、
75℃に加熱する。一方、(5)及び(6)の水相成分を混
合,溶解して75℃に加熱し、これに前記油相成分を添
加して乳化し、冷却後40℃にて(7)を添加,混合す
る。
【0023】 [実施例6] 美白化粧水 (1)エタノール 10.00(重量%) (2)1,3-ブチレングリコール 5.00 (3)イタドリ分画,精製画分 0.01 (4)香料 0.10 (5)精製水 84.89 製法:(1)〜(4)を順次(5)に添加し、均一に混合,溶解
する。
【0024】 [実施例7] 美白用油中水型クリーム (1)流動パラフィン 30.00(重量%) (2)マイクロクリスタリンワックス 2.00 (3)ワセリン 5.00 (4)ジグリセリルジオレエート 5.00 (5)L-グルタミン酸ナトリウム 1.60 (6)L-セリン 0.40 (7)プロピレングリコール 3.00 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (9)精製水 52.78 (10)イタドリ分画,精製画分 0.02 (11)香料 0.10 製法:(5),(6)を(9)の一部に溶解して50℃とし、5
0℃に加熱した(4)に攪拌しながら徐々に添加する。こ
れをあらかじめ混合し70℃に加熱溶解した(1)〜(3)に
均一に分散し、これに(7),(8)を(9)の残部に溶解して
70℃に加熱溶解したものを攪拌しながら添加し、ホモ
ミキサーにて乳化する。冷却後、40℃にて(10),(11)
を添加する。
【0025】 [実施例8] 美白用メイクアップベースクリーム (1)ステアリン酸 12.00(重量%) (2)セタノール 2.00 (3)グリセリルトリ2-エチルヘキサノエート 2.50 (4)自己乳化型グリセリルモノステアレート 2.00 (5)プロピレングリコール 10.00 (6)水酸化カリウム 0.30 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (8)精製水 69.45 (9)二酸化チタン 1.00 (10)ベンガラ 0.10 (11)黄酸化鉄 0.40 (12)香料 0.10 (13)イタドリ分画,精製画分 0.05 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃に加熱して
均一とする。一方(5)〜(8)の水相成分を混合し、75℃
に加熱,溶解して均一とし、これに(9)〜(11)の顔料を
添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相
成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳化し
た後冷却し、40℃にて(12),(13)を添加,混合する。
【0026】 [実施例9] 美白用液状ファンデーション (1)ステアリン酸 2.00(重量%) (2)スクワラン 5.00 (3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00 (4)セタノール 1.00 (5)ポリグリセリルモノイソパルミテート 9.00 (6)1,3-ブチレングリコール 6.00 (7)水酸化カリウム 0.10 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (9)精製水 53.66 (10)酸化チタン 9.00 (11)ベンガラ 7.40 (12)黄酸化鉄 0.50 (13)黒酸化鉄 1.10 (14)香料 0.10 (15)イタドリ分画,精製画分 0.04 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し、75℃に加熱して
均一とする。一方(6)〜(9)の水相成分を混合し、75℃
に加熱,溶解して均一とし、これに(10)〜(13)の顔料を
添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相
成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳化し
た後冷却し、40℃にて(14),(15)を添加,混合する。
【0027】 [実施例10] 日焼け止め用乳液 (1)オレイルオレエート 5.0(重量%) (2)ジメチルポリシロキサン 3.0 (3)ワセリン 0.5 (4)セタノール 1.0 (5)ソルビタンセスキオレエート 0.8 (6)ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルアルコール 1.2 エーテル (7)パラメトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル 2.0 (8)オキシベンゾン 3.0 (9)ジプロピレングリコール 6.0 (10)ヒドロキシエチルセルロース 0.3 (11)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (12)精製水 73.9 (13)エタノール 3.0 (14)香料 0.1 (15)イタドリ分画,精製画分 0.1 製法:(1)〜(8)の油相成分を混合,溶解して70℃とす
る。一方、(9)〜(12)の水相成分を混合,溶解して70
℃とし、これに前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加
して乳化する。冷却後、40℃にて(13)〜(15)を添加,
混合する。
【0028】 [実施例11] 美白用ハンドクリーム (1)ステアリン酸 3.00(重量%) (2)グリセリルモノステアレート 3.00 (3)セタノール 2.00 (4)流動パラフィン 6.00 (5)ワセリン 3.00 (6)グリセリン 10.00 (7)1,3-ブチレングリコール 5.00 (8)水酸化カリウム 0.25 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (10)精製水 67.32 (11)アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩 0.25 (12)イタドリ分画,精製画分 0.08 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(6)〜(10)の水相成分を混合,溶解して75
℃とし、これに前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加
して乳化する。冷却後、40℃にて(11),(12)を添加,
混合する。
【0029】上記本発明の実施例のうち、実施例1〜実
施例5について色素沈着症状の改善効果を評価した。そ
の際、各実施例において、イタドリの分画,精製画分を
50容量%エタノール水溶液に代替したものをそれぞれ
比較例1〜比較例5とした。色素沈着症状の改善効果
は、顕著なシミ,ソバカス等の色素沈着症状を有する女
性パネラー20名を1群とし、各群に実施例及び比較例
をそれぞれブラインドにて1日2回ずつ1カ月間使用さ
せ、1カ月後の皮膚の色素沈着の状態を観察して使用前
と比較して評価した。色素沈着の状態は表2に示す判定
基準に従って評価し、20名の平均値を算出して表3に
示した。
【表2】
【0030】
【表3】 表3において明らかなように、本発明の実施例使用群で
は明確な色素沈着症状の改善が認められていた。特に、
イタドリの分画,精製画分とアスコルビン酸リン酸エス
テルマグネシウム塩を併用した実施例3については、相
乗的な美白効果の向上が認められ、またイタドリの分
画,精製画分含量の高い実施例4及び実施例5使用群に
ついても、ほとんどのパネラーにおいて、色素沈着は微
少な程度にまで改善されていた。これに対し、比較例3
以外の比較例使用群では、いずれも明確な改善は認めら
れておらず、比較例3使用群でも色素沈着症状の改善の
程度は小さかった。
【0031】続いて、本発明の実施例10及び実施例1
1を用いて色素沈着の防止効果を評価した。各実施例に
おいて、イタドリの分画,精製画分を50容量%エタノ
ール水溶液で代替したものを比較例10及び比較例11
とし、実施例とともに戸外で作業することの多いパネラ
ーによる使用試験を行った。パネラーとしては、日常戸
外で作業する20才〜50才代の男女を選択し、1群2
0名とした。各群のパネラーにそれぞれブラインドにて
実施例及び比較例を1日2回使用させ、1カ月後の皮膚
の色素沈着状態を上記表2に示す判定基準に従って評価
し、試験開始前と比較した。なお、使用試験は紫外線量
の多い5月に行った。結果は20名の平均値にて表4に
示した。
【0032】
【表4】 表4において、比較例使用群についても若干の皮膚の色
素沈着の防止効果は認められるが、本発明の実施例使用
群では、戸外作業中被曝する紫外線により生じる色素沈
着が顕著に抑制されているばかりか、色素沈着症状の改
善も認められていた。
【0033】また、本発明の実施例については、調製時
に顕著な着色や異臭を生じることはなく、室温にて1年
以上保存した後にも、外観変化及び色素沈着症状の防
止,改善効果の低下は認められなかった。さらに、皮膚
に対し刺激性,感作性,光感作性等の悪影響も認められ
なかった。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によりメラ
ニンの生成抑制効果が高く、有効な皮膚色素沈着の改善
及び防止効果を有し、常に安定した品質を有し、色や臭
い等の問題もない美白用皮膚外用剤を提供することがで
きた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正木 仁 滋賀県八日市市岡田町字野上112−1 株 式会社ノエビア滋賀中央研究所内 (72)発明者 今堀 篤子 滋賀県八日市市岡田町字野上112−1 株 式会社ノエビア滋賀中央研究所内 (72)発明者 竹井 増美 滋賀県八日市市岡田町字野上112−1 株 式会社ノエビア滋賀中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イタドリ(Polygonum cuspidatum Sieb.
    et Zucc.),ハチジョウイタドリ(Polygonum cuspida
    tum Sieb. et Zucc. var. hachidyoense Ohwi),及び
    オオイタドリ(Polygonum sachalinense Fr. Schm.)か
    ら選ばれる1種又は2種以上の植物の極性溶媒による抽
    出物を減圧濃縮し、30容量%エタノールに再溶解して
    樹脂カラムクロマトグラフィーによる分画を行い、40
    容量%エタノールで溶出される画分をさらにシリカゲル
    クロマトグラフィーにより分画して得られる、(-)-エピ
    カテキンを含む画分を含有することを特徴とする、美白
    用皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画分の含有量が、
    0.0001〜5.0重量%であることを特徴とする、
    美白用皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 美白用皮膚外用剤が、美白化粧料である
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の皮膚
    外用剤。
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