JPH10127700A - 動力補助機付き車椅子 - Google Patents
動力補助機付き車椅子Info
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- JPH10127700A JPH10127700A JP8289977A JP28997796A JPH10127700A JP H10127700 A JPH10127700 A JP H10127700A JP 8289977 A JP8289977 A JP 8289977A JP 28997796 A JP28997796 A JP 28997796A JP H10127700 A JPH10127700 A JP H10127700A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 9
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般の車椅子を改造することなく補助動力を
与えて走行できるようにすることである。 【解決手段】 電動機35と減速機構Bと駆動輪34と
をユニット化して形成した動力補助機Aを設け、前記駆
動輪34を地表69に接触させた状態で前記動力補助機
Aを車椅子1の下部空間部の左右方向中央に配設した。
与えて走行できるようにすることである。 【解決手段】 電動機35と減速機構Bと駆動輪34と
をユニット化して形成した動力補助機Aを設け、前記駆
動輪34を地表69に接触させた状態で前記動力補助機
Aを車椅子1の下部空間部の左右方向中央に配設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子を使用する
使用者又は介護者による走行の意志に基づいて駆動力を
補助的に与えることができるようにした動力補助機能付
き車椅子に関するものである。
使用者又は介護者による走行の意志に基づいて駆動力を
補助的に与えることができるようにした動力補助機能付
き車椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、補助的な駆動力を与えて車椅子を
駆動するようにしたものとしては、例えば、特開平3−
15468号公報や特開平6−86790号公報に記載
されたものがある。まず、特開平3−15468号公報
に記載されたものは、車椅子の一対の駆動輪にトルク検
出手段を介してハンドリムをそれぞれ連結したものであ
り、車椅子の使用者が操作するハンドリムから入力され
る操作トルクをトルク検出手段により検出し、その検出
値に基づいて駆動輪を駆動する電動機の動作制御をして
いるものである。具体的には、駆動輪が止まった状態で
ハンドリムを操作すると、トーションバーが捻じれてイ
ンプットシヤフトとアウトプットシャフトとの間に相対
回転角が発生し、このトーションバーの捻じれが歪みゲ
ージによって検出され、トルクセンサを介して操作トル
クとして検出されるものである。また、特開平6−86
790号公報に記載されたものは、一般の車椅子にモー
タ取付用の台座を固定して駆動モータを取り付け、この
駆動モータの駆動軸の先端に取り付けられた小径の小型
車輪を車椅子の駆動輪の外周面に接離自在に接触させ、
操作パネルボックスのコントロールレバー操作にて駆動
モータを駆動して車椅子の駆動輪を小型車輪で駆動し、
また、駆動をしないときには、小型車輪を駆動輪から離
反させているものである。
駆動するようにしたものとしては、例えば、特開平3−
15468号公報や特開平6−86790号公報に記載
されたものがある。まず、特開平3−15468号公報
に記載されたものは、車椅子の一対の駆動輪にトルク検
出手段を介してハンドリムをそれぞれ連結したものであ
り、車椅子の使用者が操作するハンドリムから入力され
る操作トルクをトルク検出手段により検出し、その検出
値に基づいて駆動輪を駆動する電動機の動作制御をして
いるものである。具体的には、駆動輪が止まった状態で
ハンドリムを操作すると、トーションバーが捻じれてイ
ンプットシヤフトとアウトプットシャフトとの間に相対
回転角が発生し、このトーションバーの捻じれが歪みゲ
ージによって検出され、トルクセンサを介して操作トル
クとして検出されるものである。また、特開平6−86
790号公報に記載されたものは、一般の車椅子にモー
タ取付用の台座を固定して駆動モータを取り付け、この
駆動モータの駆動軸の先端に取り付けられた小径の小型
車輪を車椅子の駆動輪の外周面に接離自在に接触させ、
操作パネルボックスのコントロールレバー操作にて駆動
モータを駆動して車椅子の駆動輪を小型車輪で駆動し、
また、駆動をしないときには、小型車輪を駆動輪から離
反させているものである。
【0003】さらに、駆動機構を内蔵した車輪をユニッ
トとして形成し、この専用の車輪を車椅子の車輪と交換
することにより補助動力を与えることができるようにし
たものも発表されている。この場合も、使用者がハンド
リムを操作することによりその操作力を検出して駆動機
構が動作するものである。
トとして形成し、この専用の車輪を車椅子の車輪と交換
することにより補助動力を与えることができるようにし
たものも発表されている。この場合も、使用者がハンド
リムを操作することによりその操作力を検出して駆動機
構が動作するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−15468
号公報に記載された構造のものは、車椅子を使用してい
る使用者により操作されるハンドリムに加えられるトル
クを検出して電動機の動作制御を行うものであるため、
車椅子の使用者が単独で使用している場合には有用なも
のであるが、介護者が車椅子を押している場合には、介
護者による操作力を検出することができないため、補助
動力を得ることができない。また、構造的にも、左右の
駆動輪のそれぞれに操作力検出機構を設けているため、
構造的に複雑であるという問題もある。さらに、構造的
な制約から、車椅子を折り畳むことができず、搬送や収
納にスペースを必要とするという問題もある。
号公報に記載された構造のものは、車椅子を使用してい
る使用者により操作されるハンドリムに加えられるトル
クを検出して電動機の動作制御を行うものであるため、
車椅子の使用者が単独で使用している場合には有用なも
のであるが、介護者が車椅子を押している場合には、介
護者による操作力を検出することができないため、補助
動力を得ることができない。また、構造的にも、左右の
駆動輪のそれぞれに操作力検出機構を設けているため、
構造的に複雑であるという問題もある。さらに、構造的
な制約から、車椅子を折り畳むことができず、搬送や収
納にスペースを必要とするという問題もある。
【0005】また、特開平6−86790号公報に記載
されたものは、一般の車椅子に取り付けて電動化するこ
とができ、装置の着脱により手動と電動との両方に使い
分けすることができるという利点を有する。しかしなが
ら、その操作はコントロールレバーの操作によって走行
速度を調整したり方向転換したりするものであり、その
操作が難しい。そのため、操作修得のために練習を必要
としているものである。また、動力補助を必要としない
平坦地を走行する場合に動力補助を解除し、動力補助を
必要とする個所で動力補助を有効にするという切換操作
も難しいという問題がある。
されたものは、一般の車椅子に取り付けて電動化するこ
とができ、装置の着脱により手動と電動との両方に使い
分けすることができるという利点を有する。しかしなが
ら、その操作はコントロールレバーの操作によって走行
速度を調整したり方向転換したりするものであり、その
操作が難しい。そのため、操作修得のために練習を必要
としているものである。また、動力補助を必要としない
平坦地を走行する場合に動力補助を解除し、動力補助を
必要とする個所で動力補助を有効にするという切換操作
も難しいという問題がある。
【0006】さらに、駆動機構を内蔵した専用の車輪を
用いるものは、一般の車椅子を無駄にして専用の車輪を
別個に用いなければならず、専用車輪を取り付けた後
は、補助動力を与えることができる車椅子としての専用
機となり、手動走行するための車椅子に復帰させるため
には車輪を取り付け直さなければならないものである。
また、車椅子の使用者が使用している時には必要な機能
を発揮するものであるが、介護者が押している場合には
補助動力を用いることができないものである。
用いるものは、一般の車椅子を無駄にして専用の車輪を
別個に用いなければならず、専用車輪を取り付けた後
は、補助動力を与えることができる車椅子としての専用
機となり、手動走行するための車椅子に復帰させるため
には車輪を取り付け直さなければならないものである。
また、車椅子の使用者が使用している時には必要な機能
を発揮するものであるが、介護者が押している場合には
補助動力を用いることができないものである。
【0007】本発明は、車椅子の下部空間の左右方向中
央に動力補助機を配設することにより、車椅子の使用者
でも介護者でも車椅子の操作状態に応じて補助動力を有
効に利用することができ、しかも、動力補助機が配設さ
れた状態で折り畳みが可能であり、地表に多少の凹凸が
あっても走行することができる動力補助機付き車椅子を
提供することを目的とする。
央に動力補助機を配設することにより、車椅子の使用者
でも介護者でも車椅子の操作状態に応じて補助動力を有
効に利用することができ、しかも、動力補助機が配設さ
れた状態で折り畳みが可能であり、地表に多少の凹凸が
あっても走行することができる動力補助機付き車椅子を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電動機と減速機構と駆動輪とをユニット化して形成した
動力補助機を設け、前記駆動輪を地表に接触させた状態
で前記動力補助機を車椅子の下部空間部の左右方向中央
に配設したものである。したがって、車椅子の下部空間
を利用して動力補助機を取り付けることができ、一般の
車椅子に動力補助機を付加することも容易であり、動力
補助機の駆動輪は車椅子の下部空間部の左右方向中央に
位置することからその構造が簡単なものである。
電動機と減速機構と駆動輪とをユニット化して形成した
動力補助機を設け、前記駆動輪を地表に接触させた状態
で前記動力補助機を車椅子の下部空間部の左右方向中央
に配設したものである。したがって、車椅子の下部空間
を利用して動力補助機を取り付けることができ、一般の
車椅子に動力補助機を付加することも容易であり、動力
補助機の駆動輪は車椅子の下部空間部の左右方向中央に
位置することからその構造が簡単なものである。
【0009】請求項2記載の発明は、動力補助機の幅方
向寸法を縮小できるようにしたものである。したがっ
て、運搬時や収納時には折り畳んでおくことができるた
め、必要とするスペースが小さくて良い。
向寸法を縮小できるようにしたものである。したがっ
て、運搬時や収納時には折り畳んでおくことができるた
め、必要とするスペースが小さくて良い。
【0010】請求項3記載の発明は、動力補助機の電動
機に、この電動機の回転を検出する検出手段を備えてこ
の検出手段の出力に基づいて動力伝達を断続する遠心ク
ラッチを接続したものである。したがって、車椅子の主
駆動輪に補助動力を与える場合に、電動機に駆動信号を
与えるだけでよく、しかも、補助動力を必要としない場
合には、電動機側の機構と連結を絶つことができ、動力
補助機が存しても手動による操作時の障害にならない。
機に、この電動機の回転を検出する検出手段を備えてこ
の検出手段の出力に基づいて動力伝達を断続する遠心ク
ラッチを接続したものである。したがって、車椅子の主
駆動輪に補助動力を与える場合に、電動機に駆動信号を
与えるだけでよく、しかも、補助動力を必要としない場
合には、電動機側の機構と連結を絶つことができ、動力
補助機が存しても手動による操作時の障害にならない。
【0011】請求項4記載の発明は、車椅子に対して動
力補助機を前後方向に回動自在に取り付け、この動力補
助機の駆動輪を地表に当接させる方向に付勢したもので
ある。したがって、地表に接する駆動輪が滑りにくく、
確実に駆動力を発揮させることができ、地表に多少の凹
凸があっても駆動輪を確実に接地させて駆動することが
できるものである。
力補助機を前後方向に回動自在に取り付け、この動力補
助機の駆動輪を地表に当接させる方向に付勢したもので
ある。したがって、地表に接する駆動輪が滑りにくく、
確実に駆動力を発揮させることができ、地表に多少の凹
凸があっても駆動輪を確実に接地させて駆動することが
できるものである。
【0012】請求項5記載の発明は、車椅子に加速度セ
ンサを取り付け、この加速度センサの出力信号により電
動機の駆動を制御するようにしたものである。したがっ
て、車椅子の使用者のみならず、介護者が車椅子を押し
ても自動的に補助動力を作用させることができ、なんら
かの理由により急停止する必要がある場合にも、加速度
センサのマイナス加速度を検出することにより、補助動
力の遮断を即座に行わせることができる。
ンサを取り付け、この加速度センサの出力信号により電
動機の駆動を制御するようにしたものである。したがっ
て、車椅子の使用者のみならず、介護者が車椅子を押し
ても自動的に補助動力を作用させることができ、なんら
かの理由により急停止する必要がある場合にも、加速度
センサのマイナス加速度を検出することにより、補助動
力の遮断を即座に行わせることができる。
【0013】請求項6記載の発明は、車椅子に傾斜セン
サを取り付け、この傾斜センサの出力信号により電動機
の駆動を制御するようにしたものである。したがって、
登り坂にさしかかった時に自動的に補助動力が作用する
ようにすることや、平坦地で補助動力を作用させていた
場合には、登り坂にさしかかったときに補助動力をさら
に大きくする等の制御を行うことができる。
サを取り付け、この傾斜センサの出力信号により電動機
の駆動を制御するようにしたものである。したがって、
登り坂にさしかかった時に自動的に補助動力が作用する
ようにすることや、平坦地で補助動力を作用させていた
場合には、登り坂にさしかかったときに補助動力をさら
に大きくする等の制御を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。まず、車椅子1は、JIS規格に基づ
いて製作された一般のものであり、この車椅子1は、パ
イプ状の部材によるフレーム2を基礎にして組み立てら
れている。このフレーム2は、両側に位置して互いの間
隔を広げたり縮めたりできるようにX字状の図示しない
連結金具により連結された側枠3よりなっている。これ
らの側枠3は、前方に位置する垂直な前枠4と後方に位
置する垂直な後枠5と上下に位置して前記前枠4と前記
後枠5とを連結する水平な下枠6と上枠7とを備えてい
る。そして、前記前枠4の下端には、直径の小さな前輪
8が取り付けられ、前記後枠5の上端には、上方に延び
てから後方に突出するハンドル部9が設けられ、前記上
枠7には肘掛部10が設けられている。また、前記側枠
3の中間部には、水平部11を有する中枠12が固定さ
れ、これらの中枠12の先端には、前記前枠4より前方
へ下向きに突出するとともに水平状態から垂直状態の間
で回動する足掛け部13が形成されている。さらに、前
記中枠12の前記水平部11には、布等により形成され
た座席シート14が懸け渡されている。前記後枠5にも
布等により形成された背凭れシート15が懸け渡されて
いる。ついで、前記側枠3の後方には、直径の大きな主
駆動輪16が回転自在に取り付けられている。これらの
主駆動輪16の外側には、その主駆動輪16の外径より
も僅かに小さな外径の輪体状のハンドリム17が固定さ
れている。
づいて説明する。まず、車椅子1は、JIS規格に基づ
いて製作された一般のものであり、この車椅子1は、パ
イプ状の部材によるフレーム2を基礎にして組み立てら
れている。このフレーム2は、両側に位置して互いの間
隔を広げたり縮めたりできるようにX字状の図示しない
連結金具により連結された側枠3よりなっている。これ
らの側枠3は、前方に位置する垂直な前枠4と後方に位
置する垂直な後枠5と上下に位置して前記前枠4と前記
後枠5とを連結する水平な下枠6と上枠7とを備えてい
る。そして、前記前枠4の下端には、直径の小さな前輪
8が取り付けられ、前記後枠5の上端には、上方に延び
てから後方に突出するハンドル部9が設けられ、前記上
枠7には肘掛部10が設けられている。また、前記側枠
3の中間部には、水平部11を有する中枠12が固定さ
れ、これらの中枠12の先端には、前記前枠4より前方
へ下向きに突出するとともに水平状態から垂直状態の間
で回動する足掛け部13が形成されている。さらに、前
記中枠12の前記水平部11には、布等により形成され
た座席シート14が懸け渡されている。前記後枠5にも
布等により形成された背凭れシート15が懸け渡されて
いる。ついで、前記側枠3の後方には、直径の大きな主
駆動輪16が回転自在に取り付けられている。これらの
主駆動輪16の外側には、その主駆動輪16の外径より
も僅かに小さな外径の輪体状のハンドリム17が固定さ
れている。
【0015】ついで、前記車椅子1に着脱自在に取り付
けられる動力補助機Aが設けられている。まず、左右の
前記側枠3の下方後部には、板材により形成されたステ
ーホルダ18が着脱自在に取り付けられている。これら
のステーホルダ18は、その下縁後方に一体的に屈曲形
成されて前記下枠6に内方から外方に向けて嵌め込まれ
る半円弧状の保持部19と、上方前方に一体的に屈曲形
成されて前記後枠5に内方から外方に向けて嵌め込まれ
る保持部20とを有する。そして、前記保持部20は、
内方からねじ込まれた固定ボルト21により固定され、
これにより、前記ステーホルダ18は前記側枠3に着脱
自在に取り付けられている。すなわち、前記ステーホル
ダ18は、前記後枠5と前記下枠6の交差する後方部分
に固定的に取り付けられている。
けられる動力補助機Aが設けられている。まず、左右の
前記側枠3の下方後部には、板材により形成されたステ
ーホルダ18が着脱自在に取り付けられている。これら
のステーホルダ18は、その下縁後方に一体的に屈曲形
成されて前記下枠6に内方から外方に向けて嵌め込まれ
る半円弧状の保持部19と、上方前方に一体的に屈曲形
成されて前記後枠5に内方から外方に向けて嵌め込まれ
る保持部20とを有する。そして、前記保持部20は、
内方からねじ込まれた固定ボルト21により固定され、
これにより、前記ステーホルダ18は前記側枠3に着脱
自在に取り付けられている。すなわち、前記ステーホル
ダ18は、前記後枠5と前記下枠6の交差する後方部分
に固定的に取り付けられている。
【0016】このように形成されたステーホルダ18に
は、円筒状のボス部22が突出形成され、このボス部2
2には、ステーパイプ23が嵌合して固定されている。
このステーパイプ23は、互いに摺動自在に嵌合する大
径の径大ステー24とこの径大ステー24に嵌り込む小
径の径小ステー25とよりなり、中間部にそれぞれ形成
されたピン穴26,27にセンターピン28を嵌め込む
ことにより最も長くなった状態に固定されている。前記
ステーパイプ23の径大ステー24には、ボス29が嵌
め込まれており、このボス29も前記センターピン28
により前記ステーパイプ23に固定されている。
は、円筒状のボス部22が突出形成され、このボス部2
2には、ステーパイプ23が嵌合して固定されている。
このステーパイプ23は、互いに摺動自在に嵌合する大
径の径大ステー24とこの径大ステー24に嵌り込む小
径の径小ステー25とよりなり、中間部にそれぞれ形成
されたピン穴26,27にセンターピン28を嵌め込む
ことにより最も長くなった状態に固定されている。前記
ステーパイプ23の径大ステー24には、ボス29が嵌
め込まれており、このボス29も前記センターピン28
により前記ステーパイプ23に固定されている。
【0017】前記ボス29の両端には、ベアリング30
を介してフレームステー31が回動自在に取り付けられ
ている。これらのフレームステー31は、互いに相対向
しているものであり、この下端には、軸受ホルダ32が
取り付けられ、これらの軸受ホルダ32に保持されたベ
アリング33により駆動輪34が回転自在に保持されて
いる。
を介してフレームステー31が回動自在に取り付けられ
ている。これらのフレームステー31は、互いに相対向
しているものであり、この下端には、軸受ホルダ32が
取り付けられ、これらの軸受ホルダ32に保持されたベ
アリング33により駆動輪34が回転自在に保持されて
いる。
【0018】前記ステーホルダ18には、電動機35が
固定されており、この電動機35と前記駆動輪34と
は、動力伝達機構36により連結されている。すなわ
ち、前記電動機35の駆動軸37には、前記電動機35
の回転を検出する検出手段を備えてこの検出手段の出力
に基づいて動力伝達を断続する遠心クラッチ38が連結
されている。この遠心クラッチ38は、一対の引張ばね
39で中心方向に付勢された検出手段として作用する一
対のクラッチウェイト40を有する。これらのクラッチ
ウェイト40は、そのクラッチウェイト40に形成され
た外方へ突出する係合突起41が摺動自在に挿入される
ガイド切欠42を有する駆動側輪体43に取り付けられ
ている。この駆動側輪体43の外側には、前記クラッチ
ウェイト40の前記係合突起41が係脱する多数のクラ
ウン状の歯44を有する従動側輪体45が設けられてい
る。従って、前記遠心クラッチ38は、一対のクラッチ
ウェイト40を保持する駆動側輪体43とこの駆動側輪
体43が回動自在に嵌合する従動側輪体45とよりなっ
ている。
固定されており、この電動機35と前記駆動輪34と
は、動力伝達機構36により連結されている。すなわ
ち、前記電動機35の駆動軸37には、前記電動機35
の回転を検出する検出手段を備えてこの検出手段の出力
に基づいて動力伝達を断続する遠心クラッチ38が連結
されている。この遠心クラッチ38は、一対の引張ばね
39で中心方向に付勢された検出手段として作用する一
対のクラッチウェイト40を有する。これらのクラッチ
ウェイト40は、そのクラッチウェイト40に形成され
た外方へ突出する係合突起41が摺動自在に挿入される
ガイド切欠42を有する駆動側輪体43に取り付けられ
ている。この駆動側輪体43の外側には、前記クラッチ
ウェイト40の前記係合突起41が係脱する多数のクラ
ウン状の歯44を有する従動側輪体45が設けられてい
る。従って、前記遠心クラッチ38は、一対のクラッチ
ウェイト40を保持する駆動側輪体43とこの駆動側輪
体43が回動自在に嵌合する従動側輪体45とよりなっ
ている。
【0019】しかして、一方の前記フレームステー31
の内面側には、サブフレーム46が固定され、このサブ
フレーム46と前記フレームステー31との間には、減
速機構Bが設けられている。すなわち、前記サブフレー
ム46と前記フレームステー31との間には、軸受4
7,48,49によりそれぞれ回転自在に支持された第
一中間歯車50、第二中間歯車51、第三中間歯車52
が設けられている。前記第一中間歯車50は、大径の従
動歯車部53と小径の駆動歯車部54とが同心的に一体
形成されたものであり、前記第二中間歯車51は、大径
の従動歯車部55と小径の駆動歯車部56とが同心的に
一体形成されたものであり、前記第三中間歯車52は、
大径の従動歯車部57と小径の駆動側歯車部58とが同
心的に一体形成されたものである。そして、前記遠心ク
ラッチ38の前記従動側輪体45は、軸受45aにより
保持されており、前記従動側輪体45の背面には、小径
の駆動歯車59が形成されている。この駆動歯車59
は、前記第一中間歯車50の大径の従動歯車部53に噛
み合わされている。この第一中間歯車50の小径の駆動
歯車部54は、第二中間歯車51の大径の従動歯車部5
5に噛み合わされている。この第二中間歯車51の小径
の駆動歯車部56は、第三中間歯車52の大径の従動歯
車部57に噛み合わされている。さらに、前記駆動輪3
4の一側には、受動歯車部60が形成され、この受動歯
車部60には、前記第三中間歯車52の小径の駆動側歯
車部58が噛み合わされている。
の内面側には、サブフレーム46が固定され、このサブ
フレーム46と前記フレームステー31との間には、減
速機構Bが設けられている。すなわち、前記サブフレー
ム46と前記フレームステー31との間には、軸受4
7,48,49によりそれぞれ回転自在に支持された第
一中間歯車50、第二中間歯車51、第三中間歯車52
が設けられている。前記第一中間歯車50は、大径の従
動歯車部53と小径の駆動歯車部54とが同心的に一体
形成されたものであり、前記第二中間歯車51は、大径
の従動歯車部55と小径の駆動歯車部56とが同心的に
一体形成されたものであり、前記第三中間歯車52は、
大径の従動歯車部57と小径の駆動側歯車部58とが同
心的に一体形成されたものである。そして、前記遠心ク
ラッチ38の前記従動側輪体45は、軸受45aにより
保持されており、前記従動側輪体45の背面には、小径
の駆動歯車59が形成されている。この駆動歯車59
は、前記第一中間歯車50の大径の従動歯車部53に噛
み合わされている。この第一中間歯車50の小径の駆動
歯車部54は、第二中間歯車51の大径の従動歯車部5
5に噛み合わされている。この第二中間歯車51の小径
の駆動歯車部56は、第三中間歯車52の大径の従動歯
車部57に噛み合わされている。さらに、前記駆動輪3
4の一側には、受動歯車部60が形成され、この受動歯
車部60には、前記第三中間歯車52の小径の駆動側歯
車部58が噛み合わされている。
【0020】前記ボス29の角柱部61には、コの字形
に形成されたホルダ62が固定されている。このホルダ
62は、板金材料によりプレス成型されたものであり、
その一側には、ストッパー部を兼ねたスプリング掛け部
63が一体形成されている。また、前記フレームステー
31の下方には、スプリング掛け部64が屈曲形成され
ている。しかして、前記ボス29の円柱部65には、コ
イル状に巻回されたスプリング66が取り付けられ、こ
のスプリング66の一方の脚67は前記スプリング掛け
部63に係止され、他方の脚68は前記スプリング掛け
部64に係止されている。そのため、前記フレームステ
ー31は、駆動輪34が前方へ移動する方向に付勢され
ている。すなわち、前記フレームステー31の回動中心
は、ステーパイプ23であり、このステーパイプ23の
位置よりも前記駆動輪34は後方へ変位した位置に位置
決めされており、前記駆動輪34に地表69に対する圧
接力を増加する方向に前記フレームステー31は前記ス
プリング66により付勢されているものである。そし
て、前記フレームステー31の上縁には、両側のフレー
ムステー31を連結する状態で上板70が固定されてい
る。また、前記フレームステー31は、車椅子1のフレ
ーム2の一部に当接することにより前方への移動を停止
させて位置決めされている。
に形成されたホルダ62が固定されている。このホルダ
62は、板金材料によりプレス成型されたものであり、
その一側には、ストッパー部を兼ねたスプリング掛け部
63が一体形成されている。また、前記フレームステー
31の下方には、スプリング掛け部64が屈曲形成され
ている。しかして、前記ボス29の円柱部65には、コ
イル状に巻回されたスプリング66が取り付けられ、こ
のスプリング66の一方の脚67は前記スプリング掛け
部63に係止され、他方の脚68は前記スプリング掛け
部64に係止されている。そのため、前記フレームステ
ー31は、駆動輪34が前方へ移動する方向に付勢され
ている。すなわち、前記フレームステー31の回動中心
は、ステーパイプ23であり、このステーパイプ23の
位置よりも前記駆動輪34は後方へ変位した位置に位置
決めされており、前記駆動輪34に地表69に対する圧
接力を増加する方向に前記フレームステー31は前記ス
プリング66により付勢されているものである。そし
て、前記フレームステー31の上縁には、両側のフレー
ムステー31を連結する状態で上板70が固定されてい
る。また、前記フレームステー31は、車椅子1のフレ
ーム2の一部に当接することにより前方への移動を停止
させて位置決めされている。
【0021】さらに、前記ステーホルダ18には、加速
度・傾斜センサ71が取り付けられており、また、前記
フレームステー31には、磁気ホール素子等により形成
された回転数検出センサ72が取り付けられている。前
記加速度・傾斜センサ71は、車椅子1の加速度と傾斜
とを検出するためのものであり、後述する各種の制御を
行うための基準データとなるものであり、前記回転数検
出センサ72は、前記減速機構Bの第一中間歯車50の
歯数を検出して前記電動機35の回転数を制御するため
の信号を得るためのものである。また、図示しないが、
車椅子1の下方空間部に、電動機35を駆動するための
電源となるバッテリーが載置されている。そして、前記
加速度・傾斜センサ71と回転数検出センサ72とに接
続された制御回路が設けられており、この制御回路を経
て前記電動機35の動作制御がなされている。
度・傾斜センサ71が取り付けられており、また、前記
フレームステー31には、磁気ホール素子等により形成
された回転数検出センサ72が取り付けられている。前
記加速度・傾斜センサ71は、車椅子1の加速度と傾斜
とを検出するためのものであり、後述する各種の制御を
行うための基準データとなるものであり、前記回転数検
出センサ72は、前記減速機構Bの第一中間歯車50の
歯数を検出して前記電動機35の回転数を制御するため
の信号を得るためのものである。また、図示しないが、
車椅子1の下方空間部に、電動機35を駆動するための
電源となるバッテリーが載置されている。そして、前記
加速度・傾斜センサ71と回転数検出センサ72とに接
続された制御回路が設けられており、この制御回路を経
て前記電動機35の動作制御がなされている。
【0022】このような構成において、その使用方法は
一般の車椅子1を使用する場合と同様である。まず、一
般の車椅子1にユニット化されて形成された動力補助機
Aを取り付けて使用する。その取り付けは、ステーホル
ダ18を側枠3に嵌め込んで固定ボルト21で固定する
ことにより行う。そして、保管時においては、図2に示
すように、折り畳んで幅方向に縮小した状態にしてある
が、使用に当っては図1に示すように幅方向に広げる。
この時、動力補助機Aのステーパイプ23は径大ステー
24と径小ステー25とがスライドして延びるため、側
枠3の間隔が拡大してもそれらの側枠3に取り付けられ
たステーホルダ18がステーパイプ23の伸びに追従し
てそれらの間隔を拡大する。このようにして幅を広げる
ことにより、座席シート14と背凭れシート15とが水
平に展張した緊張状態になり、かつ、ステーホルダ18
のピン穴26,27にセンターピン28を挿入すること
によりステーホルダ18の径大ステー24と径小ステー
25との位置が固定されて最も長くなった状態に固定さ
れる。逆に、車椅子1を折り畳む場合には、ステーホル
ダ18からセンターピン28を抜き取ることで動力補助
機Aを取り付けたままで行うことができる。そして、折
り畳み時には不要となるセンターピン28は、その紛失
を防ぐために、鎖等を用いてフレームステー31に連結
しておくことが望ましい。
一般の車椅子1を使用する場合と同様である。まず、一
般の車椅子1にユニット化されて形成された動力補助機
Aを取り付けて使用する。その取り付けは、ステーホル
ダ18を側枠3に嵌め込んで固定ボルト21で固定する
ことにより行う。そして、保管時においては、図2に示
すように、折り畳んで幅方向に縮小した状態にしてある
が、使用に当っては図1に示すように幅方向に広げる。
この時、動力補助機Aのステーパイプ23は径大ステー
24と径小ステー25とがスライドして延びるため、側
枠3の間隔が拡大してもそれらの側枠3に取り付けられ
たステーホルダ18がステーパイプ23の伸びに追従し
てそれらの間隔を拡大する。このようにして幅を広げる
ことにより、座席シート14と背凭れシート15とが水
平に展張した緊張状態になり、かつ、ステーホルダ18
のピン穴26,27にセンターピン28を挿入すること
によりステーホルダ18の径大ステー24と径小ステー
25との位置が固定されて最も長くなった状態に固定さ
れる。逆に、車椅子1を折り畳む場合には、ステーホル
ダ18からセンターピン28を抜き取ることで動力補助
機Aを取り付けたままで行うことができる。そして、折
り畳み時には不要となるセンターピン28は、その紛失
を防ぐために、鎖等を用いてフレームステー31に連結
しておくことが望ましい。
【0023】前述のように、使用可能な状態にセットす
ると、通常の使用状態、すなわち、患者や歩行不能な
人、すなわち、使用者が座席シート14に座り、自らハ
ンドリム17を操作して主駆動輪16を回すか、介護者
がハンドル部9を把持して押すかして使用される。いず
れの場合にも、車椅子1が静止状態から動きだすと、加
速度・傾斜センサ71がその動きを検出する。この始動
時においては、遠心クラッチ38が切断状態にあるため
に動力補助機Aがない状態と同様であり、動力伝達機構
36は関係のない状態にあり、動作時の抵抗はない。そ
して、加速度・傾斜センサ71からの信号が制御回路に
与えられると、電動機35が回転を始める。この電動機
35の回転により、駆動軸37に固定された駆動側輪体
43が同速回転を始める。この駆動側輪体43とともに
クラッチウェイト40も同速回転するため、それらのク
ラッチウェイト40には遠心力が発生し、回転数が所定
値に達すると、引張ばね39の引張力に抗してクラッチ
ウェイト40は互いに離反する外側方向に移動する。す
なわち、クラッチウェイト40の係合突起41が駆動側
輪体43のガイド切欠42に案内されて互いのクラッチ
ウェイト40が離反する方向に移動する。この移動が進
行すると、クラッチウェイト40の係合突起41が従動
側輪体45の歯44に係合する。これにより、静止して
いた従動側輪体45がクラッチウェイト40を介して駆
動側輪体43に機械的に結合され、これにより、両者は
一体となって回転する。この従動側輪体45が回転する
ことにより、減速機構Bを介して駆動輪34が駆動され
ることになる。すなわち、従動側輪体45が回転する
と、第一中間歯車50、第二中間歯車51、第三中間歯
車52の順に動力が伝達され、かつ、その回転数は順次
減速される。そして、第三中間歯車52の小径の駆動側
歯車部58が駆動輪34と一体の受動歯車部60に噛み
合っているため、駆動輪34が電動機35の駆動力を受
けて回転することになる。なお、電動機35の回転が停
止すると、車椅子1の走行は減速され、遠心クラッチ3
8は切れる。すなわち、クラッチウェイト40に作用す
る遠心力が弱くなるため、引張ばね39の力によりクラ
ッチウェイト40は中心方向に移動し、その係合突起4
1が従動側輪体45の歯44から外れる。そのため、従
動側輪体45に駆動力が作用せず、車椅子1は自由状態
になる。
ると、通常の使用状態、すなわち、患者や歩行不能な
人、すなわち、使用者が座席シート14に座り、自らハ
ンドリム17を操作して主駆動輪16を回すか、介護者
がハンドル部9を把持して押すかして使用される。いず
れの場合にも、車椅子1が静止状態から動きだすと、加
速度・傾斜センサ71がその動きを検出する。この始動
時においては、遠心クラッチ38が切断状態にあるため
に動力補助機Aがない状態と同様であり、動力伝達機構
36は関係のない状態にあり、動作時の抵抗はない。そ
して、加速度・傾斜センサ71からの信号が制御回路に
与えられると、電動機35が回転を始める。この電動機
35の回転により、駆動軸37に固定された駆動側輪体
43が同速回転を始める。この駆動側輪体43とともに
クラッチウェイト40も同速回転するため、それらのク
ラッチウェイト40には遠心力が発生し、回転数が所定
値に達すると、引張ばね39の引張力に抗してクラッチ
ウェイト40は互いに離反する外側方向に移動する。す
なわち、クラッチウェイト40の係合突起41が駆動側
輪体43のガイド切欠42に案内されて互いのクラッチ
ウェイト40が離反する方向に移動する。この移動が進
行すると、クラッチウェイト40の係合突起41が従動
側輪体45の歯44に係合する。これにより、静止して
いた従動側輪体45がクラッチウェイト40を介して駆
動側輪体43に機械的に結合され、これにより、両者は
一体となって回転する。この従動側輪体45が回転する
ことにより、減速機構Bを介して駆動輪34が駆動され
ることになる。すなわち、従動側輪体45が回転する
と、第一中間歯車50、第二中間歯車51、第三中間歯
車52の順に動力が伝達され、かつ、その回転数は順次
減速される。そして、第三中間歯車52の小径の駆動側
歯車部58が駆動輪34と一体の受動歯車部60に噛み
合っているため、駆動輪34が電動機35の駆動力を受
けて回転することになる。なお、電動機35の回転が停
止すると、車椅子1の走行は減速され、遠心クラッチ3
8は切れる。すなわち、クラッチウェイト40に作用す
る遠心力が弱くなるため、引張ばね39の力によりクラ
ッチウェイト40は中心方向に移動し、その係合突起4
1が従動側輪体45の歯44から外れる。そのため、従
動側輪体45に駆動力が作用せず、車椅子1は自由状態
になる。
【0024】このようにして駆動輪34は回転駆動され
るが、動力補助機Aは、ステーパイプ23を中心にして
その駆動輪34が地表69に接するようにスプリング6
6で付勢されているため(図4にβ方向として示す)、
駆動輪34は適当な接地圧をもって車椅子1を駆動す
る。この駆動は、車椅子1の左右方向中心部で行われる
ため、直進性が良好であるとともに、車椅子1側で図示
しない操縦装置を使用して左右方向に旋回する場合でも
良好な駆動状態を示す。特に、地表69に凹凸があった
場合などには、動力補助機Aが回動(図4のα方向)し
て駆動輪34が一時的に上昇してその凸部を乗り上げ
る。そして、凸部を超えたときには、スプリング66の
力により、再び動力補助機Aは原位置に復帰する。
るが、動力補助機Aは、ステーパイプ23を中心にして
その駆動輪34が地表69に接するようにスプリング6
6で付勢されているため(図4にβ方向として示す)、
駆動輪34は適当な接地圧をもって車椅子1を駆動す
る。この駆動は、車椅子1の左右方向中心部で行われる
ため、直進性が良好であるとともに、車椅子1側で図示
しない操縦装置を使用して左右方向に旋回する場合でも
良好な駆動状態を示す。特に、地表69に凹凸があった
場合などには、動力補助機Aが回動(図4のα方向)し
て駆動輪34が一時的に上昇してその凸部を乗り上げ
る。そして、凸部を超えたときには、スプリング66の
力により、再び動力補助機Aは原位置に復帰する。
【0025】また、電動機35の回転数、すなわち、駆
動輪34の回転数は、回転数検出センサ72による検出
信号により予め定めた一定値に設定されている。すなわ
ち、回転数検出センサ72は、動力伝達機構36の第一
中間歯車50の大径の従動歯車部53の歯を検出してい
るものであり、所定時間内の歯数をカウントすることに
より駆動輪34の回転数が検出される。これにより、駆
動輪34の回転数を予め定めた一定回転数に設定するこ
とが可能である。このようにして制御される走行速度
は、安全性を確保するために、6km/h以下であるよ
うに設定されている。
動輪34の回転数は、回転数検出センサ72による検出
信号により予め定めた一定値に設定されている。すなわ
ち、回転数検出センサ72は、動力伝達機構36の第一
中間歯車50の大径の従動歯車部53の歯を検出してい
るものであり、所定時間内の歯数をカウントすることに
より駆動輪34の回転数が検出される。これにより、駆
動輪34の回転数を予め定めた一定回転数に設定するこ
とが可能である。このようにして制御される走行速度
は、安全性を確保するために、6km/h以下であるよ
うに設定されている。
【0026】さらに、加速度・傾斜センサ71は、車椅
子1の傾斜をも検出している。この傾斜が登り坂である
場合には、電動機35の出力を増加させる。すなわち、
駆動輪34の回転数が一定であるように制御する。ま
た、下り坂である場合には、電動機35を停止させて動
力伝達を遮断する。この動力遮断は、平坦地を走行中で
あってもなんらかの理由により、車椅子1を制動した場
合にも行われる。すなわち、車椅子1を制動すると、加
速度・傾斜センサ71により加速度としてマイナスの加
速度が検出され、検出信号がマイナス加速度である場合
には、電動機35に対する通電を遮断して停止させる。
子1の傾斜をも検出している。この傾斜が登り坂である
場合には、電動機35の出力を増加させる。すなわち、
駆動輪34の回転数が一定であるように制御する。ま
た、下り坂である場合には、電動機35を停止させて動
力伝達を遮断する。この動力遮断は、平坦地を走行中で
あってもなんらかの理由により、車椅子1を制動した場
合にも行われる。すなわち、車椅子1を制動すると、加
速度・傾斜センサ71により加速度としてマイナスの加
速度が検出され、検出信号がマイナス加速度である場合
には、電動機35に対する通電を遮断して停止させる。
【0027】なお、実施に当っては、前述のような作用
を示す制御回路とは並列に手動により電動機35の動作
制御を行い、かつ、電動機35によるパワー制御をも手
動で行う回路を接続してもよいものである。
を示す制御回路とは並列に手動により電動機35の動作
制御を行い、かつ、電動機35によるパワー制御をも手
動で行う回路を接続してもよいものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、電動機と減速機
構と駆動輪とをユニット化して形成した動力補助機を設
け、前記駆動輪を地表に接触させた状態で前記動力補助
機を車椅子の下部空間部の左右方向中央に配設したの
で、車椅子の下部空間を利用して動力補助機を取り付け
ることができ、一般の車椅子に動力補助機を付加するこ
とも容易であり、動力補助機の駆動輪は車椅子の下部空
間部の左右方向中央に位置することからその構造が簡単
であるという効果を有する。
構と駆動輪とをユニット化して形成した動力補助機を設
け、前記駆動輪を地表に接触させた状態で前記動力補助
機を車椅子の下部空間部の左右方向中央に配設したの
で、車椅子の下部空間を利用して動力補助機を取り付け
ることができ、一般の車椅子に動力補助機を付加するこ
とも容易であり、動力補助機の駆動輪は車椅子の下部空
間部の左右方向中央に位置することからその構造が簡単
であるという効果を有する。
【0029】請求項2記載の発明は、動力補助機の幅方
向寸法を縮小できるようにしたので、運搬時や収納時に
は折り畳んでおくことができるため、必要とするスペー
スが小さくて良いという効果を有する。
向寸法を縮小できるようにしたので、運搬時や収納時に
は折り畳んでおくことができるため、必要とするスペー
スが小さくて良いという効果を有する。
【0030】請求項3記載の発明は、動力補助機の電動
機に、この電動機の回転を検出する検出手段を備えてこ
の検出手段の出力に基づいて動力伝達を断続する遠心ク
ラッチを接続したので、車椅子の主駆動輪に補助動力を
与える場合に、電動機に駆動信号を与えるだけでよく、
しかも、補助動力を必要としない場合には、電動機側の
機構と連結を絶つことができ、動力補助機が存しても手
動による操作時の障害にならない等の効果を有する。
機に、この電動機の回転を検出する検出手段を備えてこ
の検出手段の出力に基づいて動力伝達を断続する遠心ク
ラッチを接続したので、車椅子の主駆動輪に補助動力を
与える場合に、電動機に駆動信号を与えるだけでよく、
しかも、補助動力を必要としない場合には、電動機側の
機構と連結を絶つことができ、動力補助機が存しても手
動による操作時の障害にならない等の効果を有する。
【0031】請求項4記載の発明は、車椅子に対して動
力補助機を前後方向に回動自在に取り付け、この動力補
助機の駆動輪を地表に当接させる方向に付勢したので、
地表に接する駆動輪が滑りにくく、確実に駆動力を発揮
させることができ、地表に多少の凹凸があっても駆動輪
を確実に接地させて駆動することができるという効果を
有する。
力補助機を前後方向に回動自在に取り付け、この動力補
助機の駆動輪を地表に当接させる方向に付勢したので、
地表に接する駆動輪が滑りにくく、確実に駆動力を発揮
させることができ、地表に多少の凹凸があっても駆動輪
を確実に接地させて駆動することができるという効果を
有する。
【0032】請求項5記載の発明は、車椅子に加速度セ
ンサを取り付け、この加速度センサの出力信号により電
動機の駆動を制御するようにしたので、車椅子の使用者
のみならず、介護者が車椅子を押しても自動的に補助動
力を作用させることができ、なんらかの理由により急停
止する必要がある場合にも、加速度センサのマイナス加
速度を検出することにより、補助動力の遮断を即座に行
わせることができるという効果を有する。
ンサを取り付け、この加速度センサの出力信号により電
動機の駆動を制御するようにしたので、車椅子の使用者
のみならず、介護者が車椅子を押しても自動的に補助動
力を作用させることができ、なんらかの理由により急停
止する必要がある場合にも、加速度センサのマイナス加
速度を検出することにより、補助動力の遮断を即座に行
わせることができるという効果を有する。
【0033】請求項6記載の発明は、車椅子に傾斜セン
サを取り付け、この傾斜センサの出力信号により電動機
の駆動を制御するようにしたので、登り坂にさしかかっ
た時に自動的に補助動力が作用するようにすることや、
平坦地で補助動力を作用させていた場合には、登り坂に
さしかかったときに補助動力をさらに大きくする等の制
御を行うことができるという効果を有する。
サを取り付け、この傾斜センサの出力信号により電動機
の駆動を制御するようにしたので、登り坂にさしかかっ
た時に自動的に補助動力が作用するようにすることや、
平坦地で補助動力を作用させていた場合には、登り坂に
さしかかったときに補助動力をさらに大きくする等の制
御を行うことができるという効果を有する。
【図1】本発明の実施の一形態を示す使用状態における
斜視図である。
斜視図である。
【図2】収納するために折り畳んだ状態の斜視図であ
る。
る。
【図3】車椅子に取り付けた動力補助機部分の側面図で
ある。
ある。
【図4】車椅子に取り付けた動力補助機部分で一方のフ
レームステーを取り去った状態の側面図である。
レームステーを取り去った状態の側面図である。
【図5】動力補助機の減速機構部分の縦断背面図であ
る。
る。
【図6】車椅子に取り付けられた動力補助機のステーパ
イプ部分を切り欠いた縦断側面図である。
イプ部分を切り欠いた縦断側面図である。
【図7】動力切断状態の遠心クラッチの正面図である。
【図8】動力接続状態の遠心クラッチの正面図である。
1 車椅子 34 駆動輪 35 電動機 38 遠心クラッチ 71 加速度・傾斜センサ(検出手段、加速度セ
ンサ、傾斜センサ) A 動力補助機 B 減速機構
ンサ、傾斜センサ) A 動力補助機 B 減速機構
Claims (6)
- 【請求項1】 電動機と減速機構と駆動輪とをユニット
化して形成した動力補助機を設け、前記駆動輪を地表に
接触させた状態で前記動力補助機を車椅子の下部空間部
の左右方向中央に配設したことを特徴とする動力補助機
付き車椅子。 - 【請求項2】 動力補助機の幅方向寸法を縮小できるよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載の動力補助機付
き車椅子。 - 【請求項3】 動力補助機の電動機に、この電動機の回
転を検出する検出手段を備えてこの検出手段の出力に基
づいて動力伝達を断続する遠心クラッチを接続したこと
を特徴とする請求項1記載の動力補助機付き車椅子。 - 【請求項4】 車椅子に対して動力補助機を前後方向に
回動自在に取り付け、この動力補助機の駆動輪を地表に
当接させる方向に付勢したことを特徴とする請求項1記
載の動力補助機付き車椅子。 - 【請求項5】 車椅子に加速度センサを取り付け、この
加速度センサの出力信号により電動機の駆動を制御する
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の動力補助機
付き車椅子。 - 【請求項6】 車椅子に傾斜センサを取り付け、この傾
斜センサの出力信号により電動機の駆動を制御するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の動力補助機付き
車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8289977A JPH10127700A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 動力補助機付き車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8289977A JPH10127700A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 動力補助機付き車椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10127700A true JPH10127700A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17750187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8289977A Pending JPH10127700A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 動力補助機付き車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10127700A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101059132B1 (ko) | 2009-10-13 | 2011-08-25 | (주) 코모텍 | 수전동 휠체어의 수전동모드 인식 장치 및 그 방법 |
| GB2484397A (en) * | 2010-10-05 | 2012-04-11 | Pride Mobility Products Corp | Auxiliary motor assembly detachably mounted to a wheelchair |
| WO2018211400A1 (en) * | 2017-05-19 | 2018-11-22 | Leibovici Mottie | External auxiliary power drive apparatus and method for carriages |
| EP3434244A1 (en) * | 2017-07-24 | 2019-01-30 | Li Yuan Machinery Co., Ltd. | Auxiliary power device and wheelchair |
| WO2019220285A1 (en) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | Leibovici Mottie | External auxiliary power drive apparatus and method for carriages |
-
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