JPH1013151A - 広帯域電圧可変発振器 - Google Patents

広帯域電圧可変発振器

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JPH1013151A
JPH1013151A JP16713696A JP16713696A JPH1013151A JP H1013151 A JPH1013151 A JP H1013151A JP 16713696 A JP16713696 A JP 16713696A JP 16713696 A JP16713696 A JP 16713696A JP H1013151 A JPH1013151 A JP H1013151A
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JP
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oscillation
feedback
capacitance
oscillation frequency
circuit
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JP16713696A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Kawaguchi
敬俊 川口
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヨーロッパにおいてBS放送の周波数帯域が
100M 広くなり、従来のチューナのVCOではカバ
ーできなくなっている。 【解決手段】 VCOの同調インダクタンスL1の両端
にそれぞれ1個以上のバリキャップダイオードVD3,
VD4を使用し、結合コンデンサC5を介して発振用ト
ランジスタTR1に接続し、更にこのトランジスタTR
1のエミッタとアース間の帰還容量にバリキャップダイ
オードVD1,VD2を使用し、それを可変にすること
によりVCOの発振周波数範囲を広くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】衛星放送用受信機に使うBS
チューナに関し、特に本発明は、トランジスタ及びバリ
ッキャップダイオードを用いた電圧可変発振器(以下V
COと略す)回路に係る。
【0002】
【従来の技術】衛星放送用受信機は、屋外用ユニット
(以下ODU)と屋内用ユニット(以下IDU)とに大
別され、それらは通常同軸ケーブルにて接続される。O
DUからの出力は、1stIFと呼ばれる950MHz〜2050
MHz の高周波信号で、その信号は、IDUのBSチュー
ナに入力され、BSチューナ内部の混合回路で480MHz帯
の2ndIFにダウンコンバートされ、検波回路を経て
ベースバンド信号としてBSチューナから出力される。
ここでVCOは、混合回路で 1stIFから2ndI
Fにダウンコンバートするための局部発振信号を発生す
る 働きをしており、PLL回路等で制御され、上側ヘ
テロダインで使用されるため、発振周波数は、1430 〜25
30MHz となる。
【0003】VCOは、発振用のトランジスタ及びそれ
をバイアスする抵抗、帰還用コンデンサ、同調インダク
タンス、その両端に、または片方に付く2個の変調用バ
リキャップダイオード、結合コンデンサ、バリキャップ
ダイオード用バイアス抵抗より構成されている。従来の
VCO回路は図6、7に示すものであった。VCOの回
路は、R1,R2によりベースがバイアスされ、R3に
よってエミッタがバイアスされた発振用のトランジスタ
TR1及び、 TR1のコレクタを高周波的に接地する
バイパスコンデンサC4、ベース・エミッタ間に接続さ
れた第1の帰還用コンデンサC1、更にエミッタ・アー
ス(またはコレクタ)間に接続された第2の帰還用コン
デンサC3、また、トランジスタのベースに付加される
同調回路部となる結合コンデンサC5、バリキャップダ
イオードVD3、VD4、同調インダクタンスのL1、
結合コンデンサC6、L1を介してVD3,VD4に同
調電圧が印加するR7、それぞれVD3,VD4のバイ
アス抵抗となるR8、R9によって構成される。
【0004】また、発振周波数は、同調インダクタンス
L1、結合コンデンサC5、C6、バリキャップダイオ
ードVD3、VD4により構成される同調回路部の共振
周波数によりほほ決定される。そして同調インダクタン
スL1を介してバリキャップダイオードVD3、VD4
に接続されたバイアス抵抗R7に同調電圧を印加し、そ
の同調電圧を可変することによりバリキャップダイオー
ドVD3、VD4の容量を変化させ発振周波数を変え
る。つまり同調電圧を上げるに従って、バリキャップダ
イオードVD3、VD4の容量が小さくなり、その結果
上記同調回路の共振周波数が上がり発振周波数が高くな
る。またその逆に同調電圧を下げると、発振周波数は低
くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のVC
Oは、同調インダクタンスの両端に各1個又は、片方に
2個のバリキャップダイオードを使用し結合コンデンサ
を介して、発振用トランジスタに接続される構成である
ので、下記のような問題点があった。VCOの従来の発
振周波数は、1430〜2530MHz となっていた。しかしなが
ら、ヨーロッパを例に取ると、1stIFの周波数が最
近では950MHz〜2150MHz と100MHz広く(周波数が高く)
なっており、それにしたがってVCOの発振周波数は、
1430〜2630MHz となり、従来のVCOの回路では、可変
範囲が狭いという問題がある。
【0006】また、発振周波数を決定する同調インダク
タンス、バリキャップダイオード、結合コンデンサ等の
定数を変更して無理矢理発振周波数を高いほうに広げて
も、回路構成上無理があるため、制御電圧によりなめら
かに発振周波数が変わらないし、発振トビや発振ムラが
発生したり、制御電圧の両端(Low End とHigh End)で
発振が止まってしまう発振停止というような不具合が発
生したりする。また、制御電圧を上げて発振周波数を高
くするに従いVCOの発振パワーが低くなる。これによ
り混合回路のロスを増加させるばかりでなく、ある程度
発振パワーが低くなるとPLL回路の制御が出来なくな
ったりする。この高域での発振パワーの低下がひどくな
ると発振停止に至ることもある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、発振用トランジスタのコレクタが高周波的
に接地され、ベースから結合コンデンサを介して共振回
路に接続される発振回路において、前記発振用トランジ
スタの、ベースとエミッタ間に第1の帰還容量が接続さ
れ、エミッタとアース間、又はエミッタとコレクタ間に
第2の帰還容量が接続され、前記第1及び又は第2の帰
還容量が発振周波数が高くなると小さくなる機能を有す
るVCOを提供する。
【0008】また、発振用トランジスタのベースが高周
波的に接地され、コレクタから結合コンデンサを介して
共振回路に接続される発振回路において、前記発振用ト
ランジスタの、コレクタとエミッタ間に第1の帰還容量
が接続され、エミッタとアース間、又はエミッタとベー
ス間に第2の帰還容量が接続され、前記第1及び又は第
2の帰還容量が発振周波数が高くなると小さくなる機能
を有するVCOを提供する。また、前記第1及び第2の
帰還容量がバリキャップダイオードであるVCOを提供
する。また、前記共振回路が、同調インダクタンスの片
端または、両端にバリキャップダイオードを複数個使用
したVCOを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の内、エミッタと
アース間に第2の帰還容量が接続されたVCOの回路構
成を図1を用いて説明する。VCOの回路構成は、トラ
ンジスタ部と同調回路部に大別される。図1はコレクタ
接地の発振回路を示している。TR1は発振用のトラン
ジスタであり、R1,R2によりベースがバイアスさ
れ、R3によってエミッタがバイアスされている。C4
は、接地用のバイパスコンデンサで、TR1のコレクタ
を高周波的に接地するためコレクタアース間に付いてい
る。ベースとVD1の直流電圧をカットするC1,エミ
ッタとVD1の直流電圧をカットするC2,C1,C2
間のバリキャップダイオードVD1にて第1の帰還容量
を形成しており、VD1は、R4によって同調電圧が印
加されR5によってバイアスされる。更にエミッタとV
D1の直流電圧をカットするC3,C3,アース間のバ
リキャップダイオードVD2にて第2の帰還容量を形成
し、VD2は、R6によって同調電圧が印加される。以
上がVCOのトランジスタ部である。
【0010】また、同調回路部は、同調インダクタンス
のL1,L1,C5間のバリキャップダイオードVD
3,L1,C6間のバリキャップダイオードVD4,ベ
ースとVD1の直流電圧をカットするC5,VD4のア
ノードを高周波的に接地するC6にて形成されており、
R7によってL1を介してVD3,VD4に同調電圧が
印加される。R8,R9はそれぞれVD3,VD4のバ
イアス抵抗である。VCOの発振周波数は、同調回路部
の共振周波数によってほぼ決定されるが、前述のような
課題は発振周波数が高くなると、同調回路部にパラレル
に付加されるトランジスタ部の容量成分が無視できなく
なり、その容量成分が VD3,VD4のバリキャップ
ダイオードの容量変化率を小さくすることになり、発振
周波数の可変範囲を狭めることが主要因と考えられる。
図1の回路構成では、与えられた同調電圧が、R4,R
6,R7を介してVD1,VD2,VD3,VD4に供
給され、同調電圧が高くなると、 VD1,VD2,V
D3,VD4の容量が小さくなる。同調回路部で決定さ
れる共振周波数は、VD3,VD4の容量が小さくなる
ことにより高くなる、つまり発振周波数が高くなる。そ
れと同時にトランジスタ部の第1,第2の帰還容量に使
用されているVD1,VD2の容量も小さくなることか
ら、トランジスタ部の容量成分は、同調電圧が高くなる
と従来固定であったものが小さくなる方向となる。従っ
て、VCOの発振周波数は可変範囲が広くなる。
【0011】また発振回路の安定性については、トラン
ジスタ部の第1,第2の帰還容量の値に依存するところ
が大きく、一般的に帰還容量の値は発振周波数が低いほ
ど大きく、発振周波数が高い程小さいのが望ましい。と
ころで、図1に使用されている第1の帰還容量は、C
1,VD1,C2が直列接続で構成されており、また第
2の帰還容量は、C3,VD2が直列接続で構成されて
いる。VD1,VD2の容量は同調電圧が低くなると増
加し、同調電圧が高くなると減少する。つまり発振周波
数が低いとVD1,VD2の容量が大きくなり、発振周
波数が高いとVD1,VD2の容量が小さくなる。従っ
て第1,第2の帰還容量の値は、発振周波数が低いほど
大きく高い程小さくなり、発振回路が安定することにな
る。尚、発振パワーも発振回路の安定性と同様の理由
で、高域においても発振回路の安定性が向上することに
より、低域と同様のパワーが得られることになる。な
お、この実施例の変形例として図8に示すように第1の
帰還容量を固定として第2の帰還容量のみ可変としたタ
イプのものも考えられる。
【0012】本発明の実施例の内、エミッタとコレクタ
間に第2の帰還容量が接続されたVCOの回路構成を図
2を用いて説明する。VCOの回路構成は、トランジス
タ部と同調回路部に大別される。図2はコレクタ接地の
発振回路を示している。TR1は発振用のトランジスタ
であり、R1,R2によりベースがバイアスされ、R3
によってエミッタがバイアスされている。C4は、接地
用のバイパスコンデンサで、TR1のコレクタを高周波
的に接地するためコレクタアース間に付いている。C
1,C2,VD1にて第1の帰還容量を形成しており、
VD1は、R4によって同調電圧が印加されR5によっ
てバイアスされる。更にC3,VD2,コレクタとVD
2の直流電圧をカットするC8にて第2の帰還容量を形
成し、VD1,C3,C8とで同調電圧により可変する
第2の帰還容量を形成するVD2は、R6によって同調
電圧が印加され、R10によりバイアスされる。以上が
VCOのトランジスタ部である。
【0013】また、同調回路部は、同調インダクタンス
のL1,VD3,VD4,C5,C6にて形成されてお
り、R7によってL1を介してVD3,VD4に同調電
圧が印加される。R8,R9はそれぞれVD3,VD4
のバイアス抵抗である。VCOの発振周波数は、周知の
如く同調回路部の共振周波数によってほぼ決定される
が、発振周波数が高くなると、同調回路部にパラレルに
付加されるトランジスタ部の容量成分が無視できなくな
り、その容量成分が VD3,VD4のバリキャップダ
イオードの容量変化率を小さくすることになり、発振周
波数の可変範囲を狭める要因となる。図1の回路構成で
は、与えられた同調電圧が、R4,R6,R7を介して
VD1,VD2,VD3,VD4に供給され、同調電圧
が高くなると、VD1,VD2,VD3,VD4の容量
が小さくなる。同調回路部で決定される共振周波数は、
VD3,VD4の容量が小さくなることにより高くな
る、つまり発振周波数が高くなる。それと同時にトラン
ジスタ部の第1,第2の帰還容量に使用されているVD
1,VD2の容量も小さくなることから、トランジスタ
部の容量成分は、同調電圧が高くなると小さくなる方向
となる。従って、VCOの可変範囲が広くなる。
【0014】また発振回路の安定性については、トラン
ジスタ部の第1,第2の帰還容量の値に依存するところ
が大きく、一般的にその値は発振周波数が低いほど大き
く、高い程小さいのが望ましい。ところで、図1に使用
されている第1の帰還容量は、C1,VD1,C2が直
列接続で構成されており、また第2の帰還容量は、C
3,VD2,C8が直列接続で構成されている。VD
1,VD2の容量は同調電圧が低くなると増加し、同調
電圧が高くなると減少する。つまり発振周波数が低いと
VD1・VD2の容量が大きくなり、発振周波数が高い
とVD1,VD2の容量が小さくなる。従って第1,第
2の帰還容量の値は、発振周波数が低いほど大きく高い
程小さくなり、発振回路が安定することになる。尚、発
振パワーも発振回路の安定性と同様の理由で、高域にお
いても発振回路の安定性が向上することにより、低域と
同様のパワーが得られることになる。
【0015】本発明の実施例の内、エミッタとアース間
に第2の帰還容量が接続されたVCOの回路構成を図3
を用いて説明する。VCOの回路構成は、トランジスタ
部と同調回路部に大別される。図3はベース接地の発振
回路を示している。TR1は発振用のトランジスタであ
り、L2を介して電源電圧が印加され、R1,R2,R
3によってバイアスされている。C9は、接地用のバイ
パスコンデンサで、TR1のベースにつながっている。
コレクタとVD1の直流電圧をカットするC1,C2,
VD1にて第1の帰還容量を形成しており、VD1は、
R4によって同調電圧が印加されR5によってバイアス
される。更にC3,VD2にて第2の帰還容量を形成
し、VD2は、R6によって同調電圧が印加される。以
上がVCOのトランジスタ部である。
【0016】また、同調回路部は、同調インダクタンス
のL1,VD3,VD4,コレクタとVD1の直流電圧
をカットするC5,C6にて形成されており、R7によ
ってL1を介してVD3,VD4に同調電圧が印加され
る。R8,R9はそれぞれVD3,VD4のバイアス抵
抗である。VCOの発振周波数は、周知の如く同調回路
部の共振周波数によってほぼ決定されるが、発振周波数
が高くなると、同調回路部にパラレルに付加されるトラ
ンジスタ部の容量成分が無視できなくなり、その容量成
分がVD3,VD4のバリキャップダイオードの容量変
化率を小さくすることになり、発振周波数の可変範囲を
狭める要因となる。図1の回路構成では、与えられた同
調電圧が、R4,R6,R7を介してVD1,VD2,
VD3,VD4に供給され、同調電圧が高くなると、V
D1,VD2,VD3,VD4の容量が小さくなる。同
調回路部で決定される共振周波数は、VD3,VD4の
容量が小さくなることにより高くなる、つまり発振周波
数が高くなる。それと同時にトランジスタ部の第1,第
2の帰還容量に使用されているVD1,VD2の容量も
小さくなることから、トランジスタ部の容量成分は、同
調電圧が高くなると小さくなる方向となる。従って、V
COの可変範囲が広くなる。
【0017】また発振回路の安定性については、トラン
ジスタ部の第1,第2の帰還容量の値に依存するところ
が大きく、一般的にその値は発振周波数が低いほど大き
く、高い程小さいのが望ましい。ところで、図1に使用
されている第1の帰還容量は、C1,VD1,C2が直
列接続で構成されており、また第2の帰還容量は、C
3,VD2,ベースとVD2の直流電圧をカットするC
8が直列接続で構成されている。VD1,VD2の容量
は同調電圧が低くなると増加し、同調電圧が高くなると
減少する。つまり発振周波数が低いとVD1,VD2の
容量が大きくなり、発振周波数が高いとVD1,VD2
の容量が小さくなる。従って第1,第2の帰還容量の値
は、発振周波数が低いほど大きく高い程小さくなり、発
振回路が安定することになる。尚、発振パワーも発振回
路の安定性と同様の理由で、高域においても発振回路の
安定性が向上することにより、低域と同様のパワーが得
られることになる。
【0018】本発明の実施例の内、エミッタとベース間
に第2の帰還容量が接続されたVCOの回路構成を図4
を用いて説明する。VCOの回路構成は、トランジスタ
部と同調回路部に大別される。図4はベース接地の発振
回路を示している。TR1は発振用のトランジスタであ
り、電源電圧とコレクタ間を高周波的にカットするL2
を介して電源電圧が印加され、R1,R2,R3によっ
てバイアスされている。C9は、接地用のバイパスコン
デンサで、TR1のベースにつながっている。コレクタ
とVD1の直流電圧をカットするC1,C2,VD1に
て第1の帰還容量を形成しており、VD1は、R4によ
って同調電圧が印加されR5によってバイアスされる。
更にC3,VD2にて第2の帰還容量を形成し、VD2
は、R6によって同調電圧が印加される。以上がVCO
のトランジスタ部である。
【0019】また、同調回路部は、同調インダクタンス
のL1,VD3,VD4,C5,C6にて形成されてお
り、R7によってL1を介してVD3,VD4に同調電
圧が印加される。R8,R9はそれぞれVD3,VD4
のバイアス抵抗である。VCOの発振周波数は、周知の
如く同調回路部の共振周波数によってほぼ決定される
が、発振周波数が高くなると、同調回路部にパラレルに
付加されるトランジスタ部の容量成分が無視できなくな
り、その容量成分が VD3,VD4のバリキャップダ
イオードの容量変化率を小さくすることになり、発振周
波数の可変範囲を狭める要因となる。図1の回路構成で
は、与えられた同調電圧が、R4,R6,R7を介して
VD1,VD2,VD3,VD4に供給され、同調電圧
が高くなると、VD1,VD2,VD3,VD4の容量
が小さくなる。同調回路部で決定される共振周波数は、
VD3,VD4の容量が小さくなることにより高くな
る、つまり発振周波数が高くなる。それと同時にトラン
ジスタ部の第1,第2の帰還容量に使用されているVD
1,VD2の容量も小さくなることから、トランジスタ
部の容量成分は、同調電圧が高くなると小さくなる方向
となる。従って、VCOの可変範囲が広くなる。
【0020】また発振回路の安定性については、トラン
ジスタ部の第1,第2の帰還容量の値に依存するところ
が大きく、一般的にその値は発振周波数が低いほど大き
く、高い程小さいのが望ましい。ところで、図1に使用
されている第1の帰還容量は、C1,VD1,C2が直
列接続で構成されており、また第2の帰還容量は、C
3,VD2,C8が直列接続で構成されている。VD
1,VD2の容量は同調電圧が低くなると増加し、同調
電圧が高くなると減少する。つまり発振周波数が低いと
VD1,VD2の容量が大きくなり、発振周波数が高い
とVD1,VD2の容量が小さくなる。従って第1,第
2の帰還容量の値は、発振周波数が低いほど大きく高い
程小さくなり、発振回路が安定することになる。尚、発
振パワーも発振回路の安定性と同様の理由で、高域にお
いても発振回路の安定性が向上することにより、低域と
同様のパワーが得られることになる。
【0021】本発明の実施例の回路構成を図5を用いて
説明する。TR1は発振用のトランジスタであり、R
1,R2,R3によってバイアスされている。C4は、
接地用のバイパスコンデンサで、TR1のコレクタにつ
ながっている。C1,C2,VD1にて第1の帰還容量
を形成しており、VD1は、R4によって同調電圧が印
加されR5によってバイアスされる。更にC3,VD2
にて第2の帰還容量を形成し、VD2は、R6によって
同調電圧が印加される。以上がVCOのトランジスタ部
である。
【0022】また、同調回路部は、同調インダクタンス
のL1,VD3,VD4,VD5,C5,C6にて形成
されており、R8によってVD3に、またR11によっ
てVD4,VD5に同調電圧が印加される。R7はL1
を介してVD3,VD5のバイアス抵抗となり、R9は
VD4のバイアス抵抗である。VCOの発振周波数は、
周知の如く同調回路部の共振周波数によってほぼ決定さ
れるが、発振周波数が高くなると、同調回路部にパラレ
ルに付加されるトランジスタ部の容量成分が無視できな
くなり、その容量成分が VD3,VD4のバリキャッ
プダイオードの容量変化率を小さくすることになり、発
振周波数の可変範囲を狭める要因となる。図1の回路構
成では、与えられた同調電圧が、R4,R6,R7を介
してVD1,VD2,VD3,VD4に供給され、同調
電圧が高くなると、VD1,VD2,VD3,VD4の
容量が小さくなる。同調回路部で決定される共振周波数
は、VD3,VD4の容量が小さくなることにより高く
なる、つまり発振周波数が高くなる。それと同時にトラ
ンジスタ部の第1,第2の帰還容量に使用されているV
D1,VD2の容量も小さくなることから、トランジス
タ部の容量成分は、同調電圧が高くなると小さくなる方
向となる。従って、VCOの可変範囲が広くなる。
【0023】また発振回路の安定性については、トラン
ジスタ部の第1,第2の帰還容量の値に依存するところ
が大きく、一般的にその値は発振周波数が低いほど大き
く、高い程小さいのが望ましい。ところで、図1に使用
されている第1の帰還容量は、C1,VD1,C2が直
列接続で構成されており、また第2の帰還容量は、C
3,VD2,C8が直列接続で構成されている。VD
1,VD2の容量は同調電圧が低くなると増加し、同調
電圧が高くなると減少する。つまり発振周波数が低いと
VD1,VD2の容量が大きくなり、発振周波数が高い
とVD1,VD2の容量が小さくなる。従って第1,第
2の帰還容量の値は、発振周波数が低いほど大きく高い
程小さくなり、発振回路が安定することになる。尚、発
振パワーも発振回路の安定性と同様の理由で、高域にお
いても発振回路の安定性が向上することにより、低域と
同様のパワーが得られることになる。
【0024】
【発明の効果】上述のように発振周波数の可変範囲が広
くなったし、発振が安定になった。また、高域での発振
パワーの低下がなくなり、発振停止が起こらなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の発明のVCO回路の第1の実
施例
【図2】 請求項1記載の発明のVCO回路の第2の実
施例
【図3】 請求項2記載の発明のVCO回路の第1の実
施例
【図4】 請求項2記載の発明のVCO回路の第2の実
施例
【図5】 請求項3記載の発明のVCO回路の実施例
【図6】 従来のVCO回路の例
【図7】 従来のVCO回路の他の例
【図8】 請求項1記載の発明のVCO回路の第3の実
施例
【符号の説明】
C1 TR1のベースとVD1のカソード間のコンデン
サ(第1の帰還容量の一部) C2 TR1のエミッタとVD1のアノード間のコンデ
ンサ(第1の帰還容量の一部) C3 TR1のエミッタとVD2のカソード間のコンデ
ンサ(第2の帰還容量の一部) C5 結合コンデンサ(TR1のベースとVD3のアノ
ード間のもの) VD1 C1,C2間のバリキャップダイオード(第1
の帰還容量の一部) VD2 C3,アース間のバリキャップダイオード(第
2の帰還容量の一部) L1 共振回路 TR1 発振用トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振用トランジスタのコレクタが高周波的
    に接地され、ベースから結合コンデンサを介して共振回
    路に接続される発振回路において、前記発振用トランジ
    スタの、ベースとエミッタ間に第1の帰還容量が接続さ
    れ、エミッタとアース間、又はエミッタとコレクタ間に
    第2の帰還容量が接続され、前記第1又は/及び第2の
    帰還容量が発振周波数が高くなると小さくなる機能を有
    することを特徴とする広帯域電圧可変発振器。
  2. 【請求項2】発振用トランジスタのベースが高周波的に
    接地され、コレクタから結合コンデンサを介して共振回
    路に接続される発振回路において、前記発振用トランジ
    スタの、コレクタとエミッタ間に第1の帰還容量が接続
    され、エミッタとアース間、又はエミッタとベース間に
    第2の帰還容量が接続され、前記第1及び又は第2の帰
    還容量が発振周波数が高くなると小さくなる機能を有す
    ることを特徴とする広帯域電圧可変発振器。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の帰還容量がバリキャッ
    プダイオードであることを特徴とする、請求項1又は2
    に記載する広帯域電圧可変発振器。
  4. 【請求項4】前記共振回路が、同調インダクタンスの片
    端または、両端にバリキャップダイオードを複数個使用
    したことを特徴とする、請求項1又は2に記載する広帯
    域電圧可変発振器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1223667A3 (en) * 2001-01-03 2003-10-29 Motorola, Inc. Voltage controlled oscillator (VCO) in colpitts configuration
US7002424B2 (en) 2002-05-13 2006-02-21 Fujitsu Media Devices Limited Oscillator having voltage dividing circuit
JP2007116473A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Sharp Corp 電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器

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