JPH101315A - 高純度酸化鉄粉末の製造方法 - Google Patents
高純度酸化鉄粉末の製造方法Info
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- JPH101315A JPH101315A JP8154227A JP15422796A JPH101315A JP H101315 A JPH101315 A JP H101315A JP 8154227 A JP8154227 A JP 8154227A JP 15422796 A JP15422796 A JP 15422796A JP H101315 A JPH101315 A JP H101315A
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Abstract
て用いられる高純度酸化鉄粉末の製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 第1鉄塩水溶液にpHが3.5〜6にな
るようにアルカリ剤を添加してAl,Cr及びPなどの
不純物を不溶化せしめ、これを除去する工程と、pHを
3.5〜5.5に保つようにアルカリ剤を添加しながら
液温度を40〜65℃の範囲において空気酸化すること
でオキシ水酸化鉄を精製させる工程と、オキシ水酸化鉄
を含む溶液を濾過し脱水ケーキを洗浄する工程と、乾燥
後600〜900℃で熱処理して酸化鉄を製造する工程
からなることを特徴とする高純度酸化鉄粉末の製造方
法。
Description
n,Si,Al及びCr等の不純物含有量が少ない酸化
鉄粉末の製造方法に関し、特に、高性能磁気材料や磁気
ヘッド等の主原料として用いられる高純度酸化鉄粉末の
製造方法に関するものである。
合成する方法としては、第1鉄塩水溶液にアルカリ剤を
添加し水酸化第1鉄コロイドを生成した後、空気酸化す
ることでオキシ水酸化鉄やマグネタイトをアルカリ領域
ないし中性領域で合成し、これらを熱処理する方法と、
第1鉄塩水溶液に金属鉄もしくはアンモニアガスやアル
カリ剤を加えながら酸性領域で空気酸化させてオキシ水
酸化鉄を合成し、さらにオキシ水酸化鉄を熱分解する方
法が一般的である。
はマグネタイトの生成において、図4に水酸化第1鉄コ
ロイド水溶液の酸化反応による生成物を示して詳しく説
明する。例えば硫酸第1鉄水溶液にアルカリ剤として水
酸化ナトリウムを添加して水酸化第1鉄コロイドを生成
し、これを空気酸化することでゲーサイト(α−FeO
OH)やレピドクロサイト(γ−FeOOH)、マグネ
タイト(Fe3 O4 )を生成する場合、水酸化ナトリウ
ムを第1鉄イオンに対して当量以下加えた中性懸濁液を
空気酸化する際に、反応温度が高い場合にはFe3 O4
が生成し、反応温度が低い場合にはα−FeOOHとγ
−FeOOHの混合物が生成する。一方、水酸化ナトリ
ウムを第1鉄イオンに対して当量以上加えた中性懸濁液
を空気酸化する際、反応温度が高い場合にはFe3 O4
が生成し、反応温度が低い場合にはα−FeOOHが生
成する。
る場合は、第1鉄塩水溶液の一部を中和し加熱空気酸化
してオキシ水酸化鉄の結晶核をつくり、次いでこの結晶
核が存在する第1鉄塩水溶液にスクラップなどの金属鉄
を加え、加熱空気酸化しながら第1鉄塩を加水分解して
オキシ水酸化物を合成する。また金属鉄の変わりにアン
モニアガスやアルカリ剤を用いることで反応時間を短縮
することができる。生成したα−FeOOH、γ−Fe
OOH、Fe3 O4 を熱処理することで酸化鉄(α−F
e2 O3 )が得られる。
鉄塩水溶液にアルカリ剤を添加し水酸化第1鉄コロイド
を生成し、空気酸化することでオキシ水酸化鉄やマグネ
タイトを合成する場合、水酸化第1鉄コロイドが生成す
るpH領域が6〜12と高いため、溶液中のMn 2+やZ
n2+、Ni2+は水酸化物として生成するため、これらの
不純物はオキシ水酸化鉄やマグネタイト中に高い濃度で
含まれる。従って、この方法でMnやNi,Znなどの
不純物含有率の低いオキシ水酸化鉄またはマグネタイト
を製造するためには、予めこれらの不純物含有率の低い
第1鉄塩水溶液を用いなければならない。
酸化する場合は、金属鉄からCrやSi,Pなどの不純
物が混入するため、得られるオキシ水酸化鉄にこれらの
不純物は高い濃度で含まれる。従って、この方法でCr
やAl,Siなどの不純物含有率の低いオキシ水酸化物
を製造するためには、使用する金属鉄はCrやAl,S
iなどの不純物含有率の少ないものでなければならな
い。
リ剤を使う方法においても、結晶核の生成pHは6〜1
2と高いため、第1鉄塩水溶液中のMn2+やZn2+、N
i2+は水酸化物としてオキシ水酸化鉄に混入する。ま
た、空気酸化による第1鉄塩の加水分解反応の初期段階
でもpHは6以上と高いため、生成するオキシ水酸化鉄
中にMnやNi,Znなどの不純物が混入する。従っ
て、この方法でMnやNi,Znなどの不純物含有率の
低いオキシ水酸化鉄を製造するためには、予めこれらの
不純物の含有率の低い第1鉄塩水溶液を用いなければな
らない。上記の通り、MnやNi,Znなどの不純物含
有率の少ないオキシ水酸化鉄やマグネタイトを製造する
場合、不純物含有率が少ない出発原料の水溶液を用いな
ければならず、その結果、これらを熱分解して得られる
酸化鉄の製造コストも高くなり、工業規模の生産には適
さないという問題がある。
に本発明は、 (1)第1鉄塩水溶液にpHが3.5〜6になるように
アルカリ剤を添加してAl,Cr及びPなどの不純物を
不溶化せしめ、これを除去する工程と、pHを3.5〜
5.5に保つようにアルカリ剤を添加しながら液温度が
40〜65℃の範囲において空気酸化することでオキシ
水酸化鉄を生成させる工程と、オキシ水酸化鉄を含む溶
液を濾過し脱水ケーキを洗浄する工程と、乾燥後600
〜900℃で熱処理して酸化鉄を製造する工程からなる
ことを特徴とする高純度酸化鉄粉末の製造方法。 (2)オキシ水酸化鉄を含む溶液を濾過し脱水ケーキを
洗浄後、再度脱水ケーキを水に分散させpHを6〜9に
調整後、濾過し脱水ケーキを洗浄することを特徴とする
前記(1)に記載の高純度酸化鉄粉末の製造方法にあ
る。
明に係る第1鉄塩水溶液としては、硫酸第1鉄水溶液、
塩化第1鉄塩水溶液および硝酸第1鉄水溶液などであ
り、第2鉄イオンを含んでいても良い。硫酸第1鉄水溶
液や塩化第1鉄塩水溶液は鉄鋼の酸洗工程から大量に発
生し、かつ成分も安定しているため、出発原料に適して
いる。また、第1鉄塩水溶液に水酸化ナトリウムや炭酸
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、アンモニ
アの1種または2種以上のアルカリ剤を添加してpHを
3.5〜6とし、水溶液中のCr3+やAl3+を水酸化物
として沈殿させると共に、SiやPなどの不純物を共沈
効果によって沈降させる。水酸化クロムの生成のために
は好ましくはpHは4.0以上が望ましく、水酸化第1
鉄の生成を防ぐためにはpHは5.5以下が望ましい。
アルカリ剤による中和で水酸化第2鉄が生成する際に、
共沈効果によりCr,Al,PおよびSiなどの除去効
率が上がる。水溶液中に第2鉄イオン含有量が少ない場
合は、空気を吹き込み第1鉄イオンの一部を酸化して第
2鉄イオンとした後にアルカリ剤を添加しても良い。発
生した水酸化物などの不溶解物は凝集剤を添加後シック
ナーで沈降分離するか、遠心分離法などの機械的方法で
分離する。不溶解物を除去した水溶液中の第1鉄イオン
濃度を0.2〜1.0mol/lに調整した後、40〜
65℃の液温度下で溶液のpHを一定になるように、水
酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸カリウム及びアンモニアの1種または2種以上のアル
カリ剤を添加しながら空気酸化することでオキシ水酸化
鉄を合成する。
て説明する。反応式(1)に示すように、硫酸第1鉄と
酸素と水とが反応してオキシ水酸化鉄と硫酸が生成す
る。この反応が進むと生成した硫酸によりpHが低下す
る。pHが2.5以下になるとオキシ水酸化鉄が再溶解
するため(1)式の反応は平衡状態になり、反応が進ま
なくなる。従って、(2)式に示すように硫酸を水酸化
ナトリウムなどのアルカリ剤で中和することによってp
Hを一定にして反応を進める。その結果、見掛けの反応
式は(3)式に示すように、硫酸第1鉄と酸素と水酸化
ナトリウムが反応してオキシ水酸化鉄と硫酸ナトリウム
及び水が生成する。
n2+及びMn2+は順次水酸化物となり、オキシ水酸化鉄
に混入する。そこで本発明は、pH3.5〜6でAl3+
やCr3+を水酸化物として除去した溶液にpHが一定に
なるようにアルカリ剤を添加しながら空気酸化すること
で、Ni2+、Zn2+及びMn2+を水酸化物として生成す
ることなくオキシ水酸化鉄を合成することにより、N
i,Zn,Mn,Al及びCrなどの不純物の少ないオ
キシ水酸化鉄を製造する方法を提供するものである。
n,Ni及びZnの含有量はpH及び温度によって決ま
ることを見出した。すなわち、水酸化マンガンや水酸化
ニッケルが生成しないpH6以下では、オキシ水酸化鉄
の生成にともないMn2+、Zn 2+及びNi2+はイオン吸
蔵などの作用によりオキシ水酸化鉄に混入する。このN
iやZnの混入量はpHと温度に依存することを見出し
た。図1に反応温度とpHとNiの含有率の関係を示し
詳しく説明する。
酸第1鉄溶液を反応器に入れ、温度を40℃,50℃,
55℃,60℃及び65℃に設定し、空気を吹き込み、
pHが3.5,4.0,4.5,5.0及び5.5の各
設定値になるように水酸化ナトリウムを添加してオキシ
水酸化鉄を合成した。この溶液を濾過し、脱水ケーキを
水洗後、オキシ水酸化鉄中のNi含有率を測定した。オ
キシ水酸化鉄中のNi含有率は反応時の温度とpHの影
響を受け、Ni含有率を下げるためには、反応時の温度
は低い方が良く、またpHも低い方が良いという結果を
得た。
に空気酸化により酸化水酸化マンガンを生成する。しか
し、オキシ水酸化鉄と酸化水酸化マンガンの生成速度の
差を利用することにより酸化水酸化マンガンの生成を抑
え、オキシ水酸化鉄中のMn含有率を下げることができ
る。図2に反応温度とpHとMnの含有率の関係を示し
詳しく説明する。第1鉄濃度が0.4mol/lの硫酸
第1鉄溶液を反応器に入れ、温度を40℃,50℃,5
5℃,60℃及び65℃に設定し、空気を吹き込み、p
Hが3.5,4.0,4.5,5.0及び5.5の各設
定値になるように水酸化ナトリウムを添加してオキシ水
酸化鉄を合成した。この溶液を濾過し、脱水ケーキを水
洗後、オキシ水酸化鉄中のMn含有率を測定した。オキ
シ水酸化鉄中のMn含有率は反応時の温度とpHの影響
を受け、Mn含有率を下げるためには、反応時の温度は
低い方が良く、pHも低い方が良いという結果を得た。
4mol/lの硫酸第1鉄溶液を反応器に入れ、温度を
40℃,50℃,55℃に設定し、空気を吹き込み、p
Hが4.5一定になるように水酸化ナトリウムを添加し
た。反応時間を横軸に、第1鉄の酸化率を縦軸に取っ
た。反応時間と酸化率は直線関係であり、反応時間を短
くするためには、反応温度は高い方が良い。オキシ水酸
化鉄のNi,Mnの含有率を低くし、且つ反応時間を短
くするためには、反応時間は40℃〜65℃、好ましく
は40℃〜55℃、反応pHは3.5〜5.5、好まし
くは3.5〜4.5が望ましい。
酸第1鉄溶液を用いた場合はα−FeOOHとγ−Fe
OOHの混合物であり、塩化第1鉄溶液を用いた場合は
α−FeOOHとβ−FeOOHの混合物である。反応
が終了後オキシ水酸化鉄を含有する溶液を脱水機などの
より固液分離後、脱水ケーキを水で洗浄する。オキシ水
酸化鉄粒子は長軸径で0.05〜1μmと細いため、洗
浄に用いる水に含まれるSiやCaはオキシ水酸化鉄粒
子に吸着され、オキシ水酸化鉄を熱処理して得られる酸
化鉄中に含有されてしまうため、洗浄に用いる水は、イ
オン交換水又は蒸留水が良い。又、脱水ケーキの洗浄が
十分でない時は、リパルプ後、再度固液分離後、脱水ケ
ーキの洗浄を行っても良い。
600〜900℃の温度で熱分解することで酸化鉄粉末
を得ることができる。オキシ水酸化鉄またはマグネタイ
トを熱処理して得られた酸化鉄を水洗することで、Na
+ ,K+ ,O4 2-,Cl- 含有率を下げることができ
る。以下、第1鉄塩水溶液が硫酸第1鉄水溶液の場合に
ついて記述する。オキシ水酸化鉄の熱処理により得られ
る酸化鉄粉末の粒度及びSO4 2-含有率は、熱処理温度
によって決まる。高温で熱処理した場合は粒度が粗くS
O4 2-含有率は低くなり、一方、低温で熱処理した場合
は粒度が細かくSO4 2-含有率が高くなる。従って、必
要とされる酸化鉄の粒度及びSO4 2-含有率によって熱
処理温度を決定しなければならない。
SO4 2-はFe2 (OH)3 (SO 4 )3/2 やFe
2 (OH)2 (SO4 )7/2 の錯体が1部に残留するた
めであり、脱水ケーキの洗浄後のオキシ水酸化鉄中のS
O4 2-は1〜5wt%と高い。錯体の生成反応式を下記
に示し説明する。 Fe2 (SO4 )3 +3H2 O→Fe2 (OH)3 (SO4 )3/2 +3/2H 2 SO4 … (4) 3/2Fe2 (SO4 )3 +2H2 O→Fe2 (OH)2 (SO4 )7/2 +H 2 SO4 … (5) 硫酸第1鉄は空気酸化により硫酸第2鉄になり、さらに
アルカリ剤と反応してオキシ水酸化鉄になるが、その過
程で(4)式や(5)式に示すような錯体が硫酸第2鉄
の加水分解により形成される。生成した錯体は酸性領域
では洗浄除去できないため、一旦濾過・水洗により濾液
に含まれるNi2+,Mn2+などのイオンを充分排出した
後、脱水ケーキを水に分散させながらアルカリ剤を添加
しpHを6〜9に調整しながら攪拌して、錯体を分解す
ることによって除去できる。その後、オキシ水酸化鉄を
分散した液を再度脱水し、脱水ケーキを洗浄すること
で、オキシ水酸化鉄中のSO4 2-を下げることができ
る。
て説明する。 (実施例1)第1鉄濃度が1.6mol/lの硫酸第1
鉄溶液に水酸化ナトリウムを添加してpHを5.0に調
整して、CrやAlなどの不純物を水酸化物として不溶
化せしめ、この溶液をセラミックス濾過膜で濾過した。
表1に使用した硫酸第1鉄水溶液と精製後の水溶液中の
不純物の含有率を示す。次いでこの精製液を反応器に入
れ、第1鉄濃度が0.4mol/lになるように希釈
後、液温度を50℃一定とし、pHが4.5になるよう
に水酸化ナトリウムを添加しながら空気を吹き込み酸化
した。反応終了後溶液をフィルタープレスで固液分離
後、イオン交換水で洗浄した。脱水ケーキを110℃で
乾燥しオキシ水酸化鉄を得た。得られたオキシ水酸化鉄
中のSO4 2-含有量は2.54%であった。次いで、オ
キシ水酸化鉄を650℃,700℃,750℃,800
℃の各温度で熱処理を行い酸化鉄粉末を得た。得られた
酸化鉄の比表面積とSO4 2-含有量を表2に示す。
酸化鉄を、一旦濾過・水洗し、濾液を充分に排出した
後、洗浄ケーキを再度イオン交換水中に分散し60℃に
加熱、水酸化ナトリウムを添加してpHを8.0に調整
後、フィルタープレスで固液分離後、イオン交換水で洗
浄し、脱水ケーキを110℃で乾燥しオキシ水酸化鉄を
得た。得られたオキシ水酸化鉄のSO4 2-含有率は0.
12%であった。次いで、オキシ水酸化鉄を700℃で
熱処理を行い酸化鉄粉末を得た。
の硫酸第1鉄溶液に水酸化ナトリウムを添加してpHを
5.0に調整して、CrやAlなどの不純物を水酸化物
として不溶化せしめ、この溶液をセラミックス濾過膜で
濾過し反応器に入れ、第1鉄濃度が0.4mol/lに
なるように希釈後、温度を50℃一定とし、窒素ガスを
吹き込みながらpHが10になるように水酸化ナトリウ
ムを添加後、空気を吹き込み酸化してオキシ水酸化鉄を
得た。反応終了後溶液をフィルタープレスで固液分離
後、イオン交換水で洗浄した。脱水ケーキを110℃で
乾燥し、さらに700℃で熱処理した。実施例1の70
0℃熱処理して得られた酸化鉄と、実施例2で得られた
酸化鉄と比較例で得られた酸化鉄の化学成分を表3に示
す。
lの塩化第1鉄溶液に炭酸ナトリウムを添加してpHを
5.0に調整して、CrやAlなどの不純物を水酸化物
として不溶化せしめ、この溶液をセラミックス濾過膜で
濾過した。次いでこの精製液を反応器に入れ、第1鉄濃
度を0.4mol/lになるように希釈後、液温度を5
0℃一定とし、pHが4.5になるように炭酸ナトリウ
ムを添加しながら空気を吹き込み酸化した。反応終了後
溶液をフィルタープレスで固液分離後、イオン交換水で
洗浄した。脱水ケーキを110℃で乾燥し、オキシ水酸
化鉄を得た。得られたオキシ水酸化鉄を700℃の温度
で熱処理し酸化鉄粉末を得た。この酸化鉄粉末の化学成
分を表4に示す。
Cr及びAl等の不純物含有率が少ない高純度酸化鉄粉
末を得ることができた。この高純度粉末の粒度は熱処理
温度によって、比表面積で1〜25m2 /gまで造り分
けることができるため、積層チップインダクターや高周
波用フェライト、磁電ヘッドなど幅広い用途に用いるこ
とできる極めて優れた効果を奏するものである。
図、
図、
生成物を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1鉄塩水溶液にpHが3.5〜6にな
るようにアルカリ剤を添加してAl,Cr及びPなどの
不純物を不溶化せしめ、これを除去する工程と、pHを
3.5〜5.5に保つようにアルカリ剤を添加しながら
液温度が40〜65℃の範囲において空気酸化すること
でオキシ水酸化鉄を生成させる工程と、オキシ水酸化鉄
を含む溶液を濾過し脱水ケーキを洗浄する工程と、乾燥
後600〜900℃で熱処理して酸化鉄を製造する工程
からなることを特徴とする高純度酸化鉄粉末の製造方
法。 - 【請求項2】 オキシ水酸化鉄を含む溶液を濾過し脱水
ケーキを洗浄後、再度脱水ケーキを水に分散させpHを
6〜9に調整後、濾過し脱水ケーキを洗浄することを特
徴とする請求項1記載の高純度酸化鉄粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15422796A JP3824709B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 高純度酸化鉄粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15422796A JP3824709B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 高純度酸化鉄粉末の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101315A true JPH101315A (ja) | 1998-01-06 |
| JP3824709B2 JP3824709B2 (ja) | 2006-09-20 |
Family
ID=15579638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15422796A Expired - Lifetime JP3824709B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 高純度酸化鉄粉末の製造方法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3824709B2 (ja) |
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