JPH1013621A - 光学系読取装置 - Google Patents

光学系読取装置

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JPH1013621A
JPH1013621A JP8157159A JP15715996A JPH1013621A JP H1013621 A JPH1013621 A JP H1013621A JP 8157159 A JP8157159 A JP 8157159A JP 15715996 A JP15715996 A JP 15715996A JP H1013621 A JPH1013621 A JP H1013621A
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Junichi Tanigawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知センサ等の別部材を使用せずに光学式読
取手段を正しい位置に停止させる。 【解決手段】 コンタクトガラス8上に載置した原稿の
画像を光学式読取手段11の移動によって読み取る第1画
像読取制御と、所定の画像読取位置に停止させた光学式
読取手段11に対して自動原稿搬送部により一定速度で原
稿を移動させることによって原稿の画像を読み取る第2
画像読取制御とを有し、第2画像読取制御で原稿の画像
を読み取る際に、光学式読取手段11が移動して停止した
その位置で、真上にあるはずである白色部材16を読み取
り、得られた画像情報を所定のしきい値にて白と黒の2
値レベルに変換し、黒と認識したビット数があらかじめ
設定した判定数以上の場合には、停止位置が前記画像読
取位置でないとして、原稿の画像読み取りの開始を規制
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通紙を記録用紙
として使用するファクシミリ装置,複写機に適用される
光学系読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、この種の技術としては、実開平
2-53685号公報に記載された原稿給送装置がある。この
装置によれば、光学式読取手段を位置付けしたい場所の
上部に検知センサが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、光学式読取手段
の受光素子の読取可能な領域内で、かつ読取位置から決
められた距離だけ手前に黒などの目印を設け、原稿搬送
装置から送られた原稿を読み取るに際し、光学式読取手
段にてその黒目印を読み取り、そこから決められた距離
だけ進んで停止することにより、光学式読取手段の位置
決めを行っていた。しかし、黒目印を読み取った後で決
められた距離だけ光学式読取手段を進めるときに、モー
タが何かの原因で脱調したような場合には、正しい位置
に光学式読取手段がきていないのにも関わらず、画像形
成装置の制御部は正常と判断して読み取り動作に入って
しまうために、真っ黒画像や半分黒などの異常画像を発
生させる場合があった。
【0004】実開平2-53685号公報に記載された原稿給
送装置では、停止位置に検知センサを設けて光学式読取
手段が正しい位置にきていることを確認しているが、こ
の場合には、検知センサを取り付けるためのスペースが
必要であるため、装置のサイズが大きくなる。また、電
気的なポートも必要であるためセンサ単体コストも含め
てコストアップにも繋がる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決して、
検知センサを用いることなく正しい位置に光学式読取手
段を位置付けることのできる光学系読取装置を提供する
ことをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、コンタクトガラス上に載置した原稿の画
像を光学式読取手段の移動によって読み取る第1画像読
取制御と、所定の画像読取位置に停止させた前記光学式
読取手段に対して原稿給紙装置により一定速度で原稿を
移動させることによって原稿の画像を読み取る第2画像
読取制御とを有し、前記光学式読取手段の受光素子の受
光可能な領域内で、かつ前記画像読取位置から所定距離
の位置に指標を設け、第1画像読取制御から第2画像読
取制御に切り換えて前記光学式読取手段を前記画像読取
位置に移動させる時に、前記光学式読取手段に前記指標
を読み取らせ、前記光学式読取手段が前記指標を読み取
った時点から、前記光学式読取手段を前記所定距離だけ
進ませて停止させる制御手段を備えた光学系読取装置に
おいて、前記原稿給紙装置における前記画像読取位置の
略真上の位置に光学的に安定した色の部材を設け、第2
画像読取制御に切り換えた際に前記光学式読取手段が停
止した位置で読取走査を行って得た画像情報を、所定の
しきい値にて白と黒の2値レベルに変換し、黒レベルと
認識したビット数があらかじめ設定した判定数より少な
い場合には停止位置が前記画像読取位置であると判断し
て原稿の画像読み取りを開始させ、黒レベルと認識した
ビット数が前記判定数以上の場合には停止位置が前記画
像読取位置でないと判断して、原稿の画像読み取りの開
始を規制させる判定手段を設けたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、光学式読取手段の受光素
子を使って正しい位置にあることを確認しているため、
従来のように検知センサを取り付けるためのスペースが
不要となる。
【0007】また、前記判定手段が、前記光学式読取手
段の停止位置の合否を、前記光学的に安定した色の部材
の手前側および奥側の画像情報から得られた数ビットか
ら判定することを特徴とする。このように構成すること
により、光学式読取手段の位置の合否を判定するために
使用するデータを少なくすることができる。
【0008】また、前記光学式読取手段が停止した位置
で読取走査を行って得た画像情報の全ビットを2値レベ
ルに変換し、これら2値レベルのビットをすべて、もし
くは一部を用いて前記光学式読取手段の停止位置が前記
画像読取位置であると前記判定手段が判断した場合、前
記光学式読取手段が読み取った原稿の画像情報を、一度
すべて記憶手段に蓄積した後、この記憶手段に記憶され
た画像情報の各ラインごとに、前記光学的に安定した色
の部材を読み取って黒レベルと認識したビットに該当す
るビットをすべて白に書き換えるか、もしくは、前記光
学式読取手段が読み取った画像情報の各ラインごとに、
前記光学的に安定した色の部材を読み取って黒レベルと
認識したビットに該当するビットを白に書き換えながら
前記記憶手段に画像情報を蓄積することを特徴とする。
このような構成により、画像読取位置に付着したゴミ等
によって発生する黒の縦スジを白に書き換えてしまうこ
とができる。
【0009】また、前記光学的に安定した色の部材が白
色部材であることを特徴とする。このような構成によ
り、2値レベルの検出を正確に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の実施形態の装置を適用した
ファクシミリ装置の外観図、図2は本発明の実施形態の
装置の要部を示す側面図であり、1は複数の原稿を一枚
ずつ分離搬送する自動原稿搬送部、2は、原稿の画像を
読み取るとともに、読み取った画像あるいは電話回線を
通じて受信した画像情報を普通紙に記録する画像読取/
記録部、3は画像読取/記録部2に給紙する用紙を収納
する給紙部を示す。本実施形態の装置を適用したファク
シミリ装置は、自動原稿搬送部1と画像読取/記録部2
と給紙部3とから構成される。
【0012】また、4は自動原稿搬送部1にセットする
原稿を載置する原稿トレイ、5は画像読取/記録部2上
で開閉する押さえ板、6は、画像読取/記録部2に設け
られ、装置に対して各種の命令を送るための操作パネ
ル、7は、画像情報が記録され、さらに排出された用紙
をスタックする排紙トレイを示す。ここで、説明の便宜
上、図1に示すファクシミリ装置において、操作パネル
6を有する側を手前側、その反対側を奥側、さらに自動
原稿搬送部1を有する側を左側、その反対側を右側とし
て説明する。すなわち、押さえ板5は、画像読取/記録
部2の奥側に回動可能に設置され、手前側から開閉する
ようになる。
【0013】図2において、8は画像読取/記録部2の
最上部に設けられたコンタクトガラス、9はコンタクト
ガラス8の左側でかつ自動原稿搬送部1の下方に設けら
れたガイド板、10はガイド板9に設けられた読取ガラ
ス、11は、コンタクトガラス8にセットされた原稿、あ
るいは読取ガラス10を通過する原稿の画像を読み取るた
めの光学式読取手段を示す。これらコンタクトガラス
8,ガイド板9,読取ガラス10および光学式読取手段11
は、画像読取/記録部2に係る部材である。さらに、光
学式読取手段11は、原稿に光を照射する光源11a,原稿
からの反射光を集束させるレンズ11bおよびレンズ11bを
通過した光を受ける受光素子11cを備えている。
【0014】12はピックアップローラ、13は原稿を一枚
ずつ分離して搬送する分離搬送ローラ対、14,15は搬送
ローラ対、16は読取ガラス10に当接する白色部材、17は
白色部材16を読取ガラス10に押圧する押圧部材、18は原
稿を外部に排出するための排出ローラ対、19は原稿ガイ
ド板を示す。
【0015】自動原稿搬送部1を使用して複数の原稿を
搬送させる場合、まず、画像面を上方に向けて原稿をセ
ットする。そして、ピックアップローラ12によって原稿
は最上部から分離搬送ローラ対13に搬送され、そこで原
稿は一枚ずつ分離されて搬送ローラ対14に送られる。さ
らに原稿は搬送ローラ対14,15によって一定速度で白色
部材16と読取ガラス10との間に送り込まれる。このとき
原稿の画像面は読取ガラス10に接触する。そして、白色
部材16と読取ガラス10との間を通過した原稿は、排出ロ
ーラ対18によって外部に排出される。
【0016】また、図2中のA点は光学式読取手段11の
待機位置、B点はコンタクトガラス8における原稿設置
可能な領域内で原稿の先端がセットされる位置、C点は
コンタクトガラス8における原稿設置可能な領域内で原
稿の後端の位置、D点は白色部材16の真下の位置を示
す。
【0017】光学式読取手段11は、通常、図中のA点に
示すように、コンタクトガラス8における原稿設置可能
な領域外でかつコンタクトガラス8の右側で待機してい
る。そして、コンタクトガラス8上にセットされた原稿
を読み取るときには、図2に示すように光学式読取手段
11は、A点からB点まで移動し、さらにB点からC点ま
で移動しながら原稿を走査して読み取る。また、自動原
稿搬送部1にセットされた原稿を読み取るときには、光
学式読取手段11は、図中のA点からD点まで移動して停
止する。そして自動原稿搬送部1によって一枚ずつ送ら
れてくる原稿を走査して読み取る。
【0018】図3は図2のK部の拡大図であり、9aは
孔部を示す。白色部材16の真下に位置するガイド部9の
面には、手前側から奥側へ延びる孔部9aが形成されて
いる。この孔部9aを覆うようにガイド部9の面上に読
取ガラス10が設けられている。
【0019】図4は図1に示すファクシミリ装置の制御
系を示すブロック図であり、20は原稿を読み取る読取
部、21は受信した画像やレポート等を記録する記録部、
22は画像情報の符号化/復号化を行う符号化/復号化
部、23はシステム全体の制御を司るシステム制御部、24
はシステム制御で使用するためのワークエリアであるシ
ステムメモリ、25は画像情報を必要に応じて蓄積保存す
る画像情報メモリ、26は、操作部6において、キー,L
ED,LCD等を設けて入力操作を許す操作表示部、27
は伝送制御を司る通信制御部、28は電話回線と通信制御
部27との間でアナログ信号の変調/復調を行うモデム、
29は回線から送られてくるDTMF検出器を示す。
【0020】図2において、コンタクトガラス8に積載
可能な最大サイズを図2のB〜C点間の距離とすると、
C〜D点間までは画像を読み取らない領域となる。この
C〜D点間に黒点が設けられている。この黒点は図2に
示すように、コンタクトガラス8の最も左側(この位置
の黒点を黒点E1と称する)、あるいはガイド板9(この
位置の黒点を黒点E2と称する)に設けられてる。な
お、本実施形態では黒点E2を設けた装置について説明
する。
【0021】図5は黒点E2の配置状態を示す平面図で
ある。黒点E2は、例えば2mm×2mm程度の大きさであ
り、白地の位置決めシート30上に配置されており、D点
よりほぼ正確な距離L2だけ離れた位置に黒点E2が位
置するように、位置決めシート30によってガイド板9に
貼着される。ここで、位置決めシート30の主走査方向の
長さは黒点E2よりも大きいL4に設定されている。な
お、黒点E2の主走査方向の位置は、図5に示すよう原
稿の最大読取可能サイズの範囲内であってもいいし、あ
るいは最大読取可能サイズの範囲外のダミービットの範
囲であっても良い。
【0022】次に、自動原稿搬送部1にセットされた原
稿を読み取るために、光学式読取手段11をD点まで移動
させるための移動制御について説明する。
【0023】まず、図5において光学式読取手段11は、
位置決めシート30の始まりであるF点と黒点E2の始ま
りのG点の間から読み取りを開始して、得られた位置決
めシート30内の画像情報から、光学式読取手段11が基準
位置となるG点に在るか否かの判定用として数ビット抽
出する。判定用ビット数は位置決めシート30の幅のサイ
ズL4より外れない範囲L3(例えば8mm)に相当するビ
ット数とする。16本/mmの解像度である場合は、読取開
始点であるH点では図6に示すように128ビット(16×8
=128)が白レベルとして検出される。さらに光学式読取
手段11がD点方向に進み、G点に到達すると、図7に示
すように黒レベルを示すビットが現われる。ここで黒点
E2のサイズが2mmであるため、32ビット(16×2=32)
黒レベルを表すことになる。そして、読み取りや、黒点
E2のサイズの誤差を考慮して本実施形態では、19〜45
ビットの黒レベルを表した場合に、黒点E2を検知した
とシステム制御部23が判断する。黒点E2を検知したと
判断した後、光学式読取手段11は、距離L2だけ進んで
停止する。
【0024】次に、光学式読取手段11の停止位置がD点
に一致するか否かを判定するために、光学式読取手段11
は、停止した後に、真上に位置すべきである白色部材16
を読み取る。そして所定のしきい値を設けて白色部材16
の画像情報を白黒の2値レベルに変換する。変換後、黒
と認識したビット数が判定数(例えば2)より少ない場合
であれば、停止位置が正しいと判断して原稿読取モード
に入り、黒と認識したビット数が判定数(例えば2)以上
であれば、停止位置が正しくないと判断して読み取りを
行わずに次のフローに移る。停止位置の合否の判断基準
となるビット数の設定は、ゴミが付着していた場合に誤
って判断しないレベルを想定して決めた方が良い。な
お、停止位置が正しくないとシステム制御部26が判断し
たときの次のフローとしては、例えばH点まで戻り、再
度黒点E2の検知処理を行い、さらにL2だけ進んで停
止して白色部材16を読み取り、再度停止位置の合否を判
定する。それでも異常であると判断した場合には、機械
の異常をユーザに示してサービスマンに修理を依頼する
ように促す方法や、最初に異常であると判断した時点で
その異常をユーザに示してサービスマンに修理を依頼す
る方法などがある。
【0025】このような構成により、光学式読取手段11
の受光素子11cを使って正しい位置にあることを確認し
ているため、従来のように検知センサを取り付けるため
のスペースが不要となり、その分小型化が可能となる。
また、検知センサの検知結果を解析する電気的なポート
も不要であり、さらに検知センサ単体のコストも不要で
あるためコストダウンになる。また、黒点E2の検知だ
けで、検知後に読取位置まで、決められた距離だけ光学
式読取手段11を移動させる方式に比べて、正しい位置に
あることを確実に検出できる。
【0026】なお、本実施形態では、D点にて白色部材
16を読み取って得られた画像情報の全ビットにおいて、
光学式読取手段11の位置の合否を判定するために用いる
ビット数が規定されるものではなく、最大読取可能サイ
ズがB4の場合、16×257=4112ビットを読んでも良い
し、中央部などの数ビット(16ビット)読んでも良い。さ
らに、最大読取サイズ以外にダミービットを持っている
場合は4112ビットにダミービットを足して読んでも良
い。また、黒点の位置は図2における、E1に示す位置
に設定しても良い。この場合、移動距離はL1となる。
さらにまた、黒点の位置をA点とB点との間のE0に示
す位置に設定しても良い。
【0027】ところで、光学式読取手段11が黒点E2を
読み取った後にD点に到達するまでの間で何等かの異常
が発生して、白色部材16の白色部を読み取れない場合を
考えると図8(a)〜(c)に示す場合が考えられる。すなわ
ち、図8(a)は、光学式読取手段11の手前側が障害物に
当たり止まってしまったが、奥側が白色部材読取可能範
囲L5に入った場合を示し、図8(b)は、光学式読取手
段11の奥側が障害物に当たり止まってしまったが、手前
側が白色部材読取可能範囲L5に入った場合を示し、図
8(c)は、光学式読取手段11の中央部が障害物に当たり
止まってしまったために、全体が白色部材読取可能範囲
L5に入らなかった場合を示す。
【0028】このように、白色部材16の白色部を読み取
れない場合を考えると、光学式読取手段11における手前
側もしくは奥側の少なくとも一方で読み取ったビットの
レベルが黒レベルになることが分かる。
【0029】その際のデータ処理の方式としては、白色
部材16の読取範囲L5を主走査方向に読み取り、得られ
た画像情報の全ビットを対象として2値化を行い、その
中から手前側および奥側に該当する部分の数ビットから
黒レベルのビットを抽出して光学式読取手段11の位置を
判定するためのデータとして用いる方式、もしくは白色
部材16の読取範囲L5の手前側および奥側を読み取り、
得られた2箇所の画像情報の数ビットを対象として2値
化を行い、黒レベルを検出して光学式読取手段11の位置
を判定するためのデータとして用いる方式がある。
【0030】前者の場合は、全ビットを対象として2値
化を行っているため、そこで得られた黒レベルのデータ
を、図9をもとに後述する画像処理に適用することがで
きる。後者の場合は、光学式読取手段11における手前側
および奥側の2箇所で判断することにより、白色部材16
の読取範囲を極力少なくして、なおかつ確実に光学式読
取手段11が正しい位置にあることを判定することができ
る。
【0031】なお、図8(c)に示す状態において、停止
した位置が、図3に示したM点、すなわち読取可能範囲
の近傍の場合は、読取ビット全域にわたって判断するこ
とが望ましい。
【0032】また、白色部材16の読み取りに際し、図9
に示すように、判定数より少ないビット数が黒レベルと
なった場合、停止位置が正しいと判断して原稿の読み取
りを開始する。しかし、その黒レベルが、読取ガラス10
に付着したゴミ等に起因するものである場合、装置はゴ
ミであることを認識できないために、図10に示すよう
に、そのまま画像に黒をかいてしまうため、送信先で出
力した画像において黒の縦スジとしてあらわれてしま
い、ユーザクレームの原因となる。
【0033】そこで、白色部材16を読み取ったときに黒
レベルと認識したビットをあらかじめ記憶しておき、読
み取った原稿の画像情報を一度すべて画像情報メモリ25
に蓄積した後に、白色部材16の読み取りで黒レベルと認
識したビットに該当する画像情報メモリ25に蓄積した原
稿の画像情報のビットをすべて、図11に示すように白に
書き換える。このような処理を行うことにより、黒の縦
スジがなくなり、画像の見た時の印象を損なうことがな
くなる。なお、原稿を画像を読み取りながら、先に白色
部材16の読み取りで黒レベルと認識したビットに該当す
る原稿の画像情報のビットを、白に変換した後に、画像
情報メモリ25に蓄積するように処理を行っても同様な効
果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、次に記載する効果を奏する。
【0035】請求項1記載の構成によれば、光学式読取
手段の受光素子を使って正しい位置にあることを確認し
ているため、従来のように検知センサを取り付けるため
のスペースが不要となり、その分小型化が可能となる。
また、検知センサの検知結果を解析する電気的なポート
も不要であり、さらに検知センサ単体のコストも不要で
あるためコストダウンになる。また、指標の検知だけ
で、検知後に読取位置まで、決められた距離だけ光学式
読取手段を移動させる方式に比べて、光学式読取手段が
正しい位置にあることを確実に検出できる。
【0036】請求項2記載の構成によれば、光学式読取
手段の位置の合否を判定するために使用するデータを少
なくするため、判断時間を短縮することができる。
【0037】請求項3記載の構成によれば、光学式読取
手段の位置の合否を判定するために検出した光学的に安
定した色の部材の全ビットのデータを利用して、画像読
取位置に付着したゴミによって発生する黒の縦スジを白
に書き換えてしまうことにより、黒の縦スジを消すこと
ができる。
【0038】請求項4記載の構成によれば、2値レベル
の検出を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の装置を適用したファクシミ
リ装置の外観図である。
【図2】図2は本発明の実施形態の装置の要部を示す側
面図である。
【図3】図2のK部の拡大図である。
【図4】図1に示すファクシミリ装置の制御系を示すブ
ロック図である。
【図5】黒点E2の配置状態を示す平面図である。
【図6】読取開始点であるH点における2値化レベルを
示すグラフである。
【図7】黒点E2が位置するG点における2値化レベル
を示すグラフである。
【図8】光学式読取手段が障害物に当たり止まってしま
ったときの状態を示す説明図である。
【図9】白色部材の読み取りに際し、判定数より少ない
ビット数が黒レベルとなり、停止位置が正しいと判断し
た場合の一例を示すグラフである。
【図10】図9の状態で原稿の画像読み取りを行ったと
きの画像情報を示すグラフである。
【図11】図9の状態で画像処理を行った後の画像情報
を示すグラフである。
【符号の説明】
1…自動原稿搬送部、 2…画像読取/記録部、 3…
給紙部、 4…原稿トレイ、 5…押さえ板、 6…操
作パネル、 7…排紙トレイ、 8…コンタクトガラ
ス、 9…ガイド板、 9a…孔部、 10…読取ガラ
ス、 11…光学式読取手段、 11a…光源、 11b…レン
ズ、 11c…受光素子、 12…ピックアップローラ、 1
3…分離搬送ローラ対、 14,15…搬送ローラ対、 16
…白色部材、17…押圧部材、 18…排出ローラ対、 19
…原稿ガイド板、 20…読取部、21…記録部、 22…符
号化/復号化部、 23…システム制御部、 24…システ
ムメモリ、 25…画像情報メモリ、 26…操作表示部、
27…通信制御部、 28…モデム、 29…DTMF検出
器、 30…位置決めシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/107 H04N 1/12 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラス上に載置した原稿の画
    像を光学式読取手段の移動によって読み取る第1画像読
    み取り制御と、所定の画像読取位置に停止させた前記光
    学式読取手段に対して原稿給紙装置により一定速度で原
    稿を移動させることによって原稿の画像を読み取る第2
    画像読取制御とを有し、 前記光学式読取手段の受光素子の受光可能な領域内で、
    かつ前記画像読取位置から所定距離の位置に指標を設
    け、 第1画像読取制御から第2画像読取制御に切り換えて前
    記光学式読取手段を前記画像読取位置に移動させる時
    に、前記光学式読取手段に前記指標を読み取らせ、前記
    光学式読取手段が前記指標を読み取った時点から、前記
    光学式読取手段を前記所定距離だけ進ませて停止させる
    制御手段を備えた光学系読取装置において、 前記原稿給紙装置における前記画像読取位置の略真上の
    位置に光学的に安定した色の部材を設け、 第2画像読取制御に切り換えた際に前記光学式読取手段
    が停止した位置で読取走査を行って得た画像情報を、所
    定のしきい値にて白と黒の2値レベルに変換し、黒レベ
    ルと認識したビット数があらかじめ設定した判定数より
    少ない場合には停止位置が前記画像読取位置であると判
    断して原稿の画像読み取りを開始させ、黒レベルと認識
    したビット数が前記判定数以上の場合には停止位置が前
    記画像読取位置でないと判断して、原稿の画像読み取り
    の開始を規制させる判定手段を設けたことを特徴とする
    光学系読取装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段が、前記光学式読取手段の
    停止位置の合否を、前記光学的に安定した色の部材の手
    前側および奥側の画像情報から得られた数ビットから判
    定することを特徴とする請求項1記載の光学系読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記光学式読取手段が停止した位置で読
    取走査を行って得た画像情報の全ビットを2値レベルに
    変換し、これら2値レベルのビットをすべて、もしくは
    一部を用いて前記光学式読取手段の停止位置が前記画像
    読取位置であると前記判定手段が判断した場合、前記光
    学式読取手段が読み取った原稿の画像情報を、一度すべ
    て記憶手段に蓄積した後、この記憶手段に記憶された画
    像情報の各ラインごとに、前記光学的に安定した色の部
    材を読み取って黒レベルと認識したビットに該当するビ
    ットをすべて白に書き換えるか、もしくは、前記光学式
    読取手段が読み取った画像情報の各ラインごとに、前記
    光学的に安定した色の部材を読み取って黒レベルと認識
    したビットに該当するビットを白に書き換えながら前記
    記憶手段に画像情報を蓄積することを特徴とする請求項
    1または2記載の光学系読取装置。
  4. 【請求項4】 前記光学的に安定した色の部材が白色部
    材であることを特徴とする請求項1,2または3記載の
    光学系読取装置。
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