JPH1013629A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1013629A
JPH1013629A JP8163067A JP16306796A JPH1013629A JP H1013629 A JPH1013629 A JP H1013629A JP 8163067 A JP8163067 A JP 8163067A JP 16306796 A JP16306796 A JP 16306796A JP H1013629 A JPH1013629 A JP H1013629A
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JP8163067A
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Toshihiro Motoi
俊博 本井
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ずれ検出手段、特に光センサの異常が検出さ
れた場合であっても、画像の出力を継続できる画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 複数の光ビームにより記録媒体上を同時
に主走査方向に平行に走査させて同時に複数ラインを記
録する画像形成装置において、複数の光ビームの走査方
向に対するずれ量を検出するずれ検出手段が異常のとき
は前記複数の光ビームの一本の光ビームを用いて記録を
実行するように制御する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、詳しくは、複数の光ビームにより記録媒体上を同時
に主走査方向に平行に走査して複数ラインを同時に記録
する画像形成装置に関し、特に、複数の光ビームの光軸
ずれを検知する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号に基づいて変調されたレーザビ
ーム(光ビーム)を回転多面鏡などにより偏向して記録
媒体上に走査することにより画像情報の記録を行わせる
画像形成装置においては、記録の高速化を図るには、複
数のレーザビームを用いて複数ラインを同時に記録する
構成とすれば良いことが知られていた。そして複数のレ
ーザビームを同時に平行に走査する場合には、複数のレ
ーザビームそれぞれの走査位置が主走査方向又は副走査
方向にずれて、忠実な画像形成に影響が出ることがある
ので、主走査方向と、副走査方向における光ビームの光
軸ずれをそれぞれ簡単な構成で測定できるようにし、検
知した結果によって光軸ずれを適切に補正する画像形成
装置が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術を採用
した画像形成装置では、複数の光ビームがセンサを通過
する時間差を実測して光ビームのピッチずれ量の標本を
得ていた。そこでこれらのセンサには光ビームを直接受
光できる光センサを用いる事が現実的であった。光セン
サで検出したずれ量の標本は演算回路にて時間差の偏差
から主走査方向及び副走査方向のピッチずれのずれ量を
求める演算に利用されていた。
【0004】しかしながら、光センサ、演算回路等から
なるずれ検出手段が故障したまま画像出力を続けると、
ずれ量の補正ができなくなるので出力画像の画質が保証
できなくなってしまった。特に、主走査方向のずれ検出
用の光センサと副走査方向のずれ検出用の光センサとの
いずれか一方でも故障してしまうと、従来の画像形成装
置では光ビームのずれ量の検出が実行できないので出力
画像の画質が保証できない。
【0005】従って、従来の画像形成装置ではずれ検出
手段の機能が回復して出力画像の画質が保証できるよう
になるまでは画像形成装置を停止する構成となってい
た。ずれ検出手段の機能はユーザーがサービスコールを
行って、専門の技術者による対策が施されて回復する。
【0006】このために、従来の複数の光ビームを同時
に平行に走査させる画像形成装置は他に異常が無くと
も、ずれ検出手段の故障によって使用停止せざるをえな
い点が問題であった。
【0007】特に光センサは、回路素子の故障の他に、
現像剤の付着が原因でレーザビームが入射しても応答出
力が検出できない可能性がある。
【0008】そこで本発明の課題は、ずれ検出手段、特
に光センサの異常が検出された場合であっても、画像の
出力を継続できる画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記のよう
な手段により達成される。即ち、複数の光ビームにより
記録媒体上を同時に主走査方向に平行に走査させて同時
に複数ラインを記録する画像形成装置において、複数の
光ビームの走査方向に対するずれ量を検出するずれ検出
手段と、前記ずれ検出手段の異常を検出する異常検出手
段と、前記異常検出手段で異常が検出されると、前記複
数の光ビームの一本の光ビームを用いて記録を実行する
ように制御する制御手段とを有する事を特徴とする画像
形成装置によって本発明の課題を解決できた。
【0010】この画像形成装置ではずれ検出手段の異常
を検出すると複数の光ビームの一本の光ビームを用いて
記録を実行する。一本の光ビームで記録を実行するのな
らビームずれも発生しないから、ずれ検出が不要とな
る。この結果本発明の画像形成装置によれば、ずれ検出
手段、特に光センサの異常が検出されても画像の出力を
継続可能とすることができた。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の構成
とその作用を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態の一例として、
2本の光ビームによって同時に平行に走査する画像形成
装置の例を示す概略構成図である。
【0013】先ず、この画像形成装置の通常のコピー動
作について説明する。この画像形成装置は、画像読取り
部10、ディジタル書込み系である書き込み部20、画
像形成部30、給紙部40及び原稿載置部50等より構
成される。
【0014】画像形成装置上部には、透明なガラス板な
どからなる原稿台51と、さらに原稿台51上に載置し
た原稿Dを覆う原稿カバー52等からなる原稿載置部5
0があり、原稿台51の下方であって、装置本体内には
第1ミラーユニット12、第2ミラーユニット13、撮
像レンズ14、CCDセンサなどの撮像素子15等から
なる画像読取り部10が設けられている。
【0015】原稿台51上の原稿Dの画像は、画像読取
り部10の照明ランプ12Aと第1ミラー12Bを備え
る第1ミラーユニット12の実線から破線にて示す位置
への平行移動と、第2ミラー13A及び第3ミラー13
Bを対向して一体的に備える第2ミラーユニット13の
前記第1ミラーユニット12に対する1/2の速度の追
随移動とにより全面を照明走査され、その画像は撮像レ
ンズ14により第1ミラー12B、第2ミラー13A、
第3ミラー13Bを経て撮像素子15上へ結像されるよ
うになっている。走査が終わると第1ミラーユニット1
2及び第2ミラーユニット13は元の位置に戻り、次の
画像形成まで待機する。
【0016】前記撮像素子15によって光電変換されて
得られた画像データはディジタル信号に変換された後、
画像信号処理部によってMTF補正やγ補正等の処理が
なされ、画像信号としてメモリに一旦格納される。次い
で前記の画像信号がCPUの制御によってメモリより読
み出されパルス幅変調された後書き込み部20に入力さ
れる。
【0017】画像形成部30は、CPUの制御によって
前記画像信号が、後に説明する書き込み部20に入力さ
れると画像記録動作を開始する。すなわち、像担持体で
ある感光体ドラム31は矢示のように時計方向に回転
し、帯電前露光を行って除電する除電器36によって除
電された後、帯電器32により電荷を与えられているの
で、書き込み部20によるレーザビームLによって感光
体ドラム31上には原稿Dの像に対応した静電潜像が形
成される。図1ではレーザビームLは一本に見えるが、
実際には2本のレーザビームL1、L2(図2参照)を
用いている。その後、感光体ドラム31上の前記静電的
な潜像は、現像器33のバイアス電圧を印加した現像剤
担持体である現像スリーブ33A上に担持する現像剤に
よって反転現像が行われ可視のトナー像となる。
【0018】一方、給紙部40に装填された給紙カセッ
ト41A又は41Bからは指定のサイズの転写紙Pを1
枚ずつ搬出ローラ42Aによって搬出し、搬出ローラ4
3及びガイド部材42を介して画像の転写部に向かって
給紙する。給紙された転写紙Pは、感光体ドラム31上
のトナー像と同期して作動するレジストローラ44によ
って感光体ドラム31上に送出される。この転写紙Pに
は、転写器34の作用により、感光体ドラム31上のト
ナー像が転写され、分離器35の除電作用によって感光
体ドラム31上から分離されたのち、搬送ベルト45を
経て定着器37へ送られ、加熱ローラ37A及び加圧ロ
ーラ37Bによって溶融定着された後、排紙ローラ3
8、46により装置外のトレイ54へ排出される。53
は手差し用の給紙台である。
【0019】前記感光体ドラム31はさらに回転を続
け、その表面に転写されずに残留したトナーは、クリー
ニング装置39において圧接するクリーニングブレード
39Aにより除去清掃され、再び除電器36によって除
電された後帯電器32により一様に電荷の付与を受け
て、次回の画像形成のプロセスに入る。
【0020】図2は図1の装置のレーザ書き込み部20
を示す平面図で図1の反射ミラー29A,29B,29
Cは省略している。
【0021】図2において、21A,21Bは画像信号
に対応してオン,オフされる半導体レーザと半導体レー
ザから射出されるレーザビームL1、L2を平行光に変
換するコリメータレンズ及び半導体レーザの出力を監視
し常に所定の値を維持するよう印加電流値を制御してそ
の出力を一定に維持する自動出力制御器(APC)を一
つにまとめたレーザユニット、22A,22Bは副走査
方向ずれ量調整手段にかかりレーザビームL1、L2の
射出方向を調整する調整プリズム、23は直交した2つ
のレーザビームを同一方向に射出する合成プリズムであ
る半透明プリズム、24A,24Bはポリゴンミラー2
5の各反射面の倒れ角誤差を補正するため設けられたシ
リンドリカルレンズ、27はレーザビームをビーム検出
器28に反射するミラーである。
【0022】ビーム検出器28はレーザビームの通過を
検出して画像の書き出し信号を発生し、感光体ドラム3
1上の画像書き出し位置が一定になるようにレーザユニ
ット21A,21Bの画像信号による駆動開始のタイミ
ングを制御するもので、インデックスセンサと呼ぶ事も
ある。
【0023】レーザユニット21A,21Bから射出さ
れる2本のレーザビームL1、L2は8面の反射面を有
するポリゴンミラー25によって反射され、fθレンズ
26、シリンドリカルレンズ24A,24B、反射ミラ
ー29A〜29C(図1参照)等の光学素子を介して感
光体ドラム31上を走査露光する。上記レーザビームは
副走査方向に近接して並ぶスポット状に結像し、感光体
ドラム31上に同時に2本の走査線を描く2ビーム書込
みが行われる。光学素子は2本のレーザビームが平行に
感光体ドラム31に入射するとともに、ビームスポット
が直線状に並び特に湾曲しないで感光体ドラム31の表
面に結像するように設計されている。これにより走査線
1本置きの画像信号をレーザユニット21A,21Bに
同時に入力して1度に2本の走査線を描き、1組のレー
ザユニットを用いる装置の2倍のプリント速度で画像記
録することができる。なお例では2本のレーザビームに
より走査線書き込みを行う例について示しているが、3
本又はそれ以上であっても差し支えない。
【0024】図3は本発明の副走査方向ずれ検出手段で
検出した副走査方向ずれを修正する目的での光路偏向方
法を示す概念図である。
【0025】図3で、2枚のプリズム221A,222
Aから成る1組のプリズムセット22Aをレーザユニッ
ト21Aのコリメータレンズの出射部付近に配置し、該
プリズムセット22Aを角度αだけ回転させることによ
り光路を所望の振れ角θだけ振らせるようにした。
【0026】プリズムセット22Aは、ホルダー144
に収容されている。ホルダー144は支軸145により
揺動回転自在に支持されている。ホルダー144の調整
角αと光路の射出角θの比θ/α=1/100程度に設
定すると望ましい。
【0027】支軸145の軸端には、ホイール146が
固定され、ウォーム147の回転により減速従動回転す
る。上記ウォーム147に対するホイール146の達成
比は、1/10〜1/20に設定してある。該ウォーム
147の軸端には、手動微調整用のつまみ148が固定
されている。つまみ148を手動により回転させること
により、その回転角βは、ウォーム147とホイール1
46の減速比により減速されて、支軸145は減速され
た減速回転角αで回転される。減速回転角=調整角とな
る。これにより支軸145と一体となすホルダー144
及び内蔵されるプリズムセット22Aは、上下方向に揺
動して微少な振れ角θによって移動される。従ってつま
み148の回転角は第1段のウォーム・ホイール減速手
段により1/20〜1/30に減速され、更に第2段の
プリズムセット22Aの揺動により約1/100に減速
されて、1/2000〜1/3000の減速振れ角θの
形成を達成する。これによってつまみ148をゆっくり
大きく回して、微少な振れ角微調整を高精度に行なうこ
とができる。
【0028】なお、上記ウォーム147とホイール14
6は、ワンウェイ駆動伝達であるから、ホルダー144
側から回転力が加えられても、ウォーム・ホイール手段
により抑止されて回転することはなく、つまみ148に
より調整終了後には逆転防止ロックされて移動すること
はない。また、上記ホルダー144には、ばね149の
一端が掛止されていて、ウォーム・ホイール手段や他の
伝達手段のバックラッシュ等のガタを取り除くことがで
きる。
【0029】ウォーム147の手動微調整用のつまみ1
48と逆の軸端には、ステッピングモータ150が取り
付けられている。検出した副走査方向ずれ量(後述す
る)に従ってドライバー回路はステッピングモータ15
0を所定ステップ数回転させる。これにより手動微調整
用のつまみ148を用いないでも、自動的に副走査方向
間隔は修正される。
【0030】インデックスセンサ28は、図4に示すよ
うに、それぞれ個別に検知信号を出力する4つのセンサ
(光ビーム検知手段)A〜Dを一体に備えて構成され、
各センサA〜Dは主走査方向に並べて配設され、A→B
→D→Cの順にレーザビームL1,L2が走査される。
【0031】各センサA〜Dの光ビーム検知領域(受光
領域)は、直角三角形に形成されている。そして、セン
サAは、直角三角形の検知領域の直角挟角を構成する2
辺のうちの長辺が、主走査方向始端側の端縁となり、然
も、前記長辺が主走査方向に直交する(副走査方向に平
行する)ように配置される。また、センサBは、直角三
角形の検知領域の斜辺が主走査方向始端側の端縁とな
り、然も、該斜辺が前記長辺と斜辺とがなす角度で主走
査方向に斜めに交差するように配置される。また、セン
サDは、副走査方向を上下としたときに、センサAの検
知領域の配置状態を上下反転させたように配置される。
更に、センサCは、センサAと副走査方向に沿った軸に
対してその検知領域が軸対称となるように配置される。
【0032】尚、図4に示すセンサA,Cは、直角挟角
を構成する2辺のうちの長辺が、主走査方向に直交する
ように配置されるが、該長辺が主走査方向と平行になる
ように配置する構成であっても良い。
【0033】上記センサA〜Dの配列によって、各セン
サA〜Dの主走査方向始端側の端縁は、センサA,Dが
相互に副走査方向に沿って平行で、また、センサB,C
は、相互に非平行であり、然も、主走査方向に対する傾
きの方向が逆になっている。尚、図4では、センサAに
よるレーザビームL1の検知始端位置(ビーム検知信号
が立ち上がる位置)をa1として示し、レーザビームL
2の検知始端位置をa2として示してあり、以下同様
に、センサB〜DによるレーザビームL1,L2の検知
始端位置をb1,b2,c1,c2,d1,d2として
示してある。
【0034】本実施の形態では、上記構成のセンサA〜
Dを用いて、前記レーザビームL1,L2の副走査方向
及び主走査方向における間隔のずれを、図5のフローチ
ャートに示すようにして計測する。
【0035】図5のフローチャートに示すプログラム
は、レーザプリンタに電源が投入される毎に実行される
ものであり、電源が投入されると、まずレーザビームL
1のみを点灯させ、通常の画像記録時と同様に走査させ
る(S1)。
【0036】そして、レーザビームL1が前記センサA
〜D上を走査したときに、センサBのビーム検知の立ち
上がり(b1)から、センサCのビーム検知の立ち上が
り(c1)までの時間(検知時間差)T1(図6参照)
を計測する(S2)。
【0037】ステップ2(S2)の計測ではレーザビー
ムL1を用いて連続して18回の計測を行い、反射面数
が8面のポリゴンミラー25の各面から2個づつ計16
個のサンプルデータ(副走査方向ずれ量標本)とさらに
2個のサンプルデータを得る。そして計測で得られた1
8個のサンプルデータから最大値と最小値を除いた16
個のデータの平均値を求めて検知時間差T1とする。こ
れにより、検知時間差T1はポリゴンミラー25の反射
面の倒れ角の誤差の影響を受けずに得ることができる。
【0038】次いで、レーザビームL1に代えてレーザ
ビームL2のみを点灯させ、通常の画像記録時と同様に
走査させる(S3)。
【0039】そして同様に、かかるレーザビームL2が
前記センサA〜D上を走査したときに、センサBのビー
ム検知の立ち上がり(b2)から、センサCのビーム検
知の立ち上がり(c2)までの時間(検知時間差)T2
(図6参照)を計測する(S4)。検知時間差T2もT
1同様に倒れ角誤差の影響を避けるために連続して18
回の計測を行い、18個のサンプルデータから最大値と
最小値を除いた16個の平均値を求めて決めた。
【0040】上記の時間T1,T2の計測を終了する
と、前記時間T1と時間T2の偏差の絶対値T3を演算
する。
【0041】更に、レーザビームL1,L2の副走査方
向における間隔が正規の状態であるときに対応する前記
偏差T3の基準値と、上記処理で実際に求められた偏差
T3との差を、前記間隔のずれ量に相当する値として求
める(S5)。
【0042】尚、前記基準値は、レーザプリンタの操作
部を介して任意に変更設定できるようにすると良い。
【0043】即ち、レーザビームL1がセンサB,Cで
検知される副走査方向における位置b1,c1を基準位
置として想定したときに、例えばレーザビームL2の走
査位置が副走査方向に図6で下側にずれたとする。この
場合、レーザビームL2がセンサB,Cで検知される副
走査方向における位置b2,c2は、センサB,Cの検
知始端側端縁の間隔が、図6において下方に行くに従っ
て主走査方向の両側に広がるよう構成されていることに
よって、位置b2は走査の始端側にずれ、逆に、位置c
2は走査の終端側にずれることになり、以て、時間T2
が長くなり、時間T3が基準に対してより長くなる。
【0044】従って、時間T3と基準値との偏差を求め
れば、走査速度と前記センサB,Cにおける斜辺の角度
との情報に基づいて、レーザビームL1,L2の間隔の
ずれ量を算出することができるものである。
【0045】ここで、プリズムセット22A,22Bは
副走査方向における走査位置の調整機構で、前記算出さ
れたずれ量の情報に基づいてレーザビームL1,L2の
副走査方向における走査位置を調整することで、レーザ
ビームL1,L2の副走査方向における間隔を規定値に
修正することが可能となる。
【0046】尚、上記のようにしてレーザビームL1,
L2の副走査方向における間隔ずれを検出させる場合に
は、センサB,Cの斜辺が主走査方向に対して斜めに交
差する角度によって、ずれによって生じる時間差が変動
し、図4に示した角度B°をなるべく鋭角に設定する、
換言すれば、センサB,Cの検知領域の斜辺の間隔が副
走査方向に沿って急激に変化することが望ましく、更
に、角度B°は、走査位置の調整精度や、時間計測の分
解能によって決定すると良い。
【0047】また、前記時間T1,T2の計測結果や、
最終的に演算されたずれ量などの情報を、レーザプリン
タに設けられた表示部に表示させるようにしても良い。
【0048】ところで、前記時間T1,T2の計測は、
本実施の形態では、図7に示すようにして行われる。
【0049】尚、図7では、センサB、Cによってレー
ザビームL1が検知される時間差(a1とd1との間の
時間)を計測させる場合を示してあるが、センサA〜D
の他の組み合わせであっても同様にして行われる。
【0050】図7において、基準クロックclkを1/
16周期ずつ順次遅らせて16種類のディレイクロック
dl0(基準クロック)〜dl15をディジタルディレ
イラインを用いて発生させている。尚、図7において
は、クロックclk,dl1,dl2,dl8,dl1
2,dl15のみを示し、他のディレイクロックについ
ては図示を省略してある。そして、例えばセンサBの検
知信号の立ち上がりa1に同期したクロック(検知信号
の立ち上がり直後に最初に立ち上がるクロック)がクロ
ックdl8であったとすると、該同期時の立ち上がりを
最初のカウントとし、続いてこのクロックdl8の立ち
上がりを順次カウントさせる。
【0051】かかるカウント中に、センサCの検知信号
が立ち上がり、この検知信号の立ち上がり(d1)に同
期するクロックがクロックdl12であったとすると、
それまでのクロックdl8の立ち上がりをカウントした
数(センサBの検知信号(c1)に同期したクロックd
l8の立ち上がりを含む)から1を減算した値にクロッ
ク周期を乗算した時間に、クロックdl8とクロックd
l12との位相差(4/16周期であり、ディレイクロ
ック番号=dl4として表すことができる。)を加算し
た値が、前記センサB、Cの検知信号の出力時間差(b
1とc1との間隔)になる。
【0052】そして、前述の副走査方向のずれ検出にお
いては、各時間T1,T2を、上記のようにしてクロッ
クカウント数とディレイクロック番号として求める一
方、間隔の規定値に相当する基準時間をやはりクロック
カウント数とディレイクロック番号として与えるように
して、時間差の演算においては、カウント数とディレイ
クロック番号とをそれぞれに演算させるようにすれば良
い。
【0053】この場合、副走査方向におけるずれの情報
は、クロックカウント数とディレイクロック番号として
調整機構(例えばステッピングモータ)に出力されるこ
とになる(図8参照)。
【0054】次に、上記のようにして時間を計測し、該
計測結果に基づいてずれ検出を行う具体的な回路例を図
9に従って説明する。
【0055】図9において、センサBの出力はフェーズ
・ディテクター(1)101,センサCの出力はフェー
ズ・ディテクター(2)102にそれぞれ出力される。
【0056】一方、ディジタル・ディレイライン103
には基準クロックclkが入力され、該ディジタル・デ
ィレイライン103から前記クロックdl0〜dl15
が出力される。
【0057】そして、前記フェーズ・ディテクター
(1)101,(2)102では、センサB,Cの検知
信号の立ち上がりと同期するディレイクロックdl0〜
dl15をそれぞれに検出し(図7参照)、該検出結果
を位相差演算部104に出力する。
【0058】該位相差演算部104では、センサBの検
知タイミング(b1又はb2)に同期するクロックと、
センサCの検知タイミング(c1又はc2)に同期する
クロックの位相差(1/16周期単位)、即ち、センサ
B,Cの検知間隔のクロック周期内の端数分を求め、そ
の結果を、センサCの検知信号からワンショット回路1
31で生成されるワンショットパルスに応じてラッチ回
路108にラッチさせる。
【0059】また、前記フェーズ・ディテクター(1)
101の検出結果はクロックセレクタ105にも出力さ
れ、該クロックセレクタ105からは、センサBの検知
信号に同期するディレイクロックを選択的にカウンタ1
06に出力する。
【0060】カウンタ106では、センサB、Cの出力
の立ち上がりb1(b2)、c1(c2)間隔時間を、
前記クロックセレクタ105から出力されるクロックを
カウントして計測する。尚、前記カウンタ106のカウ
ント区間は、センサB、Cの出力が入力されるフリップ
・フロップ107によって制御されるようになってい
る。
【0061】前記カウンタ106によるカウント値は、
センサCの検知信号から生成させたワンショットパルス
でラッチ回路108にラッチさせる。
【0062】このようにして、例えばレーザビームL1
のみを点灯させたときのセンサB、Cの検知間隔である
時間T1を計測しラッチ回路108に記憶させ、続い
て、同様にしてレーザビームL2のみを点灯させたとき
の時間T2を計測しラッチ回路108に記憶させる。
【0063】尚、図9の回路構成において、第1の時間
差計測手段及び第2の時間差計測手段としての機能は、
前記フェーズ・ディテクター(1)101、(2)10
2、ディジタル・ディレイライン103、位相差演算部
104、クロックセレクタ105、カウンタ106、フ
リップ・フロップ107、ラッチ回路108、ワンショ
ット回路131によって実現される。
【0064】クロックカウント数及びクロック位相差と
して前記時間T1、T2が得られると、時間偏差演算手
段としての時間差演算部109では時間T1、T2の偏
差を、カウント数とクロック位相差とで個別に演算し、
その結果を、ラッチ回路120に一旦記憶させる。
【0065】そして、副走査方向ずれ検知手段としての
ずれ演算部121では、操作部を介して与えられる基準
値と、前記ラッチ回路120に記憶されたデータとを比
較して、レーザビームL1、L2の副走査方向における
ずれ(間隔の変化量)を演算し、かかる演算結果を表示
部に出力する一方、調整機構に与えて副走査方向におけ
るずれの修正を行わせる。
【0066】ところで、上記では、センサA〜Dのうち
のセンサB,Cのみを用いて、レーザビームL1、L2
の副走査方向におけるずれを検出し、該ずれを調整する
処理を説明したが、かかる処理に続けてレーザビームL
1、L2の主走査方向における走査位置関係(主走査方
向におけるずれ)を検出し、該検出結果に基づいて各レ
ーザビームL1、L2による書出し位置を制御すること
が好ましく、そのために、センサA,Dが設けられてい
る。
【0067】前記主走査方向におけるずれを検出するた
めの処理内容を、図7のタイムチャートにおいて、副走
査方向のずれ検出に続けて示してある。
【0068】まず、レーザビームL1のみを点灯させて
(S6)、センサAでレーザビームL1が検知される立
ち上がり(a1)と、センサDでレーザビームL1が検
知される立ち上がり(d1)との時間差(検知時間差)
T5(図10参照)を測定させる(S7)。この計測で
もレーザビームL1を用いて連続して18回の計測を行
い、反射面数が8面のポリゴンミラー25の各面から2
個づつ計16個のサンプルデータ(主走査方向ずれ量標
本)とさらに2個のサンプルデータを得る。そして計測
で得られた18個のサンプルデータから最大値と最小値
を除いた16個のデータの平均値を求めて検知時間差T
5とする。
【0069】ここで、センサA,Dの光ビーム検知領域
の主走査方向始端側の端縁が、副走査方向に平行(主走
査方向に直交)であるから、前記時間差T5は、副走査
方向における走査位置に影響されずに、センサA,Dの
主走査方向始端側の端縁の間隔と走査速度とによっての
み決定されることになる。
【0070】次に、センサAにはレーザビームL1のみ
が入射し、センサDにはレーザビームL2のみが入射す
るように、各レーザビームL1,L2のマスク制御を行
いながら走査させ(S8)、センサAでレーザビームL
1が検知される立ち上がり(d2)と、センサDでレー
ザビームL2が検知される立ち上がり(d12)との時
間差(検知時間差)T6(図10参照)を測定させる
(S9)。検知時間差T6もT5同様に連続して18回
の計測を行い、18個のサンプルデータから最大値と最
小値を除いた16個の平均値を求めて倒れ角誤差の影響
を避けた。
【0071】前記マスク制御は、各レーザビームL1,
L2の点灯・消灯制御で行っても良いし、また、偏光素
子などの利用によってレーザビームL1,L2が選択的
にセンサA,Dに入射するようにしても良い。
【0072】ここで、各レーザビームL1,L2が、主
走査方向にずれることなく走査される場合には、前記時
間差T5,T6は同一時間となるはずであり、例えばレ
ーザビームL1の走査に遅れてレーザビームL2が走査
される場合には、その遅れが、T6−T5(=T7)と
して求められることになる(S10:図10参照)。
【0073】従って、上記の場合、レーザビームL1に
よる書出しに対してレーザビームL2の書出しを前記時
間T7だけ進ませれば、主走査方向にずれて走査される
2つのレーザビームL1,L2によって主走査方向にず
れることなく、画像記録が行えることになる。
【0074】前記書出し位置の制御は、レーザビームL
1に対応する水平同期信号の発生に対して、レーザビー
ムL2に対応する水平同期信号の発生を前記時間T7だ
け進ませるようにすれば良い。
【0075】また、前記時間T5,T6が、前記副走査
方向におけるずれ検出で説明したように、ディレイクロ
ックのカウント数及びクロック位相差として求められる
場合には、クロックのカウント数に基づいて水平同期信
号を調整し、クロック位相差として求められるずれ分
は、ディレイクロックdl0〜dl15からの各レーザ
ビームL1,L2に対応させるドットクロックの選択に
よって調整するようにしても良い。
【0076】本実施の形態では、以上の構成で走査ずれ
補正を実行するので、光センサの故障やトナー付着で応
答信号が出力しなくなるとずれ補正が実行できなくな
る。つまりセンサ異常時に2本の光ビームで同時に記録
を行うと記録位置が不確定なままでの記録を実行するこ
とになってしまい問題である。
【0077】次にセンサの異常を監視する回路の例を図
11の回路図で説明する。
【0078】図11に示した回路は、各光センサA〜D
の出力信号が走査ラインごとに一度立ち上がるので、画
素書き込みに同期したクロック数を出力信号のインター
バルにカウントして、一本のラインに書き込むべき画素
数と比較し、異常の有無を監視する検知回路である。
【0079】センサAの異常の有無を監視する検知回路
はノット回路151aと155a、nビットのアップカ
ウンタ152a、オア回路153a、フリップフロップ
154aで構成した。動作クロックCLKはL1,L2
の水平同期信号と同調し、一周期当たり一画素に対応し
ている。
【0080】レーザユニット21A、Bの発したレーザ
ビームL1、L2を受光したセンサAの応答出力はノッ
ト回路151aで反転される。ノット回路151aはセ
ンサAの受光に応じて出力レベルがLowとなる。
【0081】アップカウンタ152aはLOAD端子が
Lowになると一定値CVをデータとして取り込む。引
き続きLOAD端子の論理値がHiになるとともにカウ
ントアップを開始する。一定値CVは、一本のレーザビ
ームで主走査方向の1ラインに書き込む画素数に対応し
ていて、画素密度や用紙サイズに応じて変更が可能であ
る。
【0082】一定値CVは、0<2n−2HC≦CV<
n−HC(式1) を満たすように決めればよい。ここでHCは1ライン当
たりに書き込む画素数である。
【0083】センサAが正常に機能しているときは、ア
ップカウンタ152aはデータとして取り込んだ一定値
CVからカウントを開始して、計数値が最大値2nに達
するより以前に再度LOAD端子がLowになることに
なる。
【0084】即ち、式1より、HC<2n−CV(式
2) が導けるので、アップカウンタ152aがHC(1ライ
ン当たりのカウント数)を計数し、レーザビームL1、
L2が次ラインの記録のためにポリゴンミラー25の次
の反射面よってインデックスセンサ28に入射しても、
nまではカウントされていない事が判る。言い換えれ
ば本実施の形態の回路は、センサAが正常に動作してい
るかぎり、TC端子から桁上がり信号が出力されること
はない。
【0085】ところで、センサAに異常に生じるとLO
AD端子がLowにならなくなるので、アップカウンタ
152aが桁上がり信号(論理値Hi)をTC端子から
出力する。これは、画像形成装置は次ラインの書き込み
を開始しているにも係わらず,インデックスセンサ28
のセンサAがレーザビームL1、L2に応答しなかった
結果である。
【0086】以上の本実施の形態の検知回路では、セン
サAに異常が生じると2ラインの書き込みが終了する前
にアップカウンタ152aが桁上がり信号(論理値H
i)を一発出力する。
【0087】オア回路153aの入力端子は、一方にア
ップカウンタ152aのTC端子が接続され、他の一方
にフリップフロップ154aのQ端子が接続されてい
る。またオア回路153aの出力端子はフリップフロッ
プ154aのD端子に接続されている。
【0088】オア回路153aにアップカウンタ152
aから桁上がり信号(論理値Hi)が入力されるまで
は、フリップフロップ154aのQ端子はLowの状態
を保っている。ノット回路155aはフリップフロップ
154aの出力を反転しているので、センサAが正常で
有れば、センサA検出信号をHiレベルで出力し続け
る。
【0089】しかし 一旦、アップカウンタ152aが
桁上がり信号(論理値Hi)を出力すると、フリップフ
ロップ154aのQ出力はHiの状態を保つので、ノッ
ト回路155aはセンサA検出信号をLowレベルで出
力し続ける。
【0090】図示せぬCPUはセンサA検知信号を監視
して、センサAの異常の有無を判断する。
【0091】本実施の形態の画像形成装置は正常に動作
している時はレーザビームL1、L2の2本で記録を行
う構成である。従って、センサA〜Dは1回の走査露光
につき各々2発のパルスを出力する。しかし、主走査方
向ずれ補正が完了していれば、センサA、Dは直角三角
形の主走査方向に直交する辺がアパーチャーの端縁とな
るので2発のパルスは同期している。
【0092】一方、センサBとCの出力の検出タイミン
グは同期していない。しかし、走査ライン長さに対して
センサBとCの間隔は充分に短い間隔であるから、2発
目のパルスからカウントアップしても、各ライン毎にセ
ンサA〜Dの異常を検出できることに変わりはない。
【0093】センサB〜Dに関しても、センサAの検知
回路と同じ回路によってCPUで異常の有無を監視して
いる。なお、センサBの異常を検知する検知回路はノッ
ト回路151b、155b、アップカウンタ152b、
オア回路153b、フリップフロップ154bを有する
し、センサCの異常を検知する検知回路はノット回路1
51c、155c、アップカウンタ152c、オア回路
153c、フリップフロップ154cを有するし、セン
サDの異常を検知する検知回路はノット回路151d、
155d、アップカウンタ152d、オア回路153
d、フリップフロップ154dを有する。
【0094】次に、図12の本発明の異常が検出された
時の制御を説明するフローチャートを用いて説明する。
【0095】本実施の形態の画像形成装置は、2本の光
ビームで同時に記録を行う構成である。ページ画像を出
力する際には、メモリの画像信号に従って2本の光ビー
ムで1ライン目と2ライン目を同時に記録し、1ライン
目と2ライン目の記録を終了するとポリゴンミラー25
の次の反射面で走査される光ビームで3ライン目と4ラ
イン目の記録をおこなう。このようにして順次2n−1
ライン目をレーザユニット21Aで、2nライン目の記
録(但しnは1以上の整数)をレーザユニット21Bで
行う(S101)。
【0096】CPUは図11で説明したセンサ検知回路
のセンサA検出信号、センサB検出信号、センサC検出
信号、センサD検出信号を監視していて、毎ライン異常
の有無を判断する(S102)。
【0097】S102で異常が検出されなければページ
画像形成が終了したかどうかの判断をする(S10
3)。ページ画像形成が終了していなければnをインク
リメントしてS101にもどり次の2ラインの記録を実
行する。ページ画像形成が終了していれば制御ルーチン
は終了する。この後は、次のページ画像形成の実行命令
があれば再度S101に戻ればよい。
【0098】S102で異常が検出されると液晶パネル
等を有する表示部にセンサA〜Dのいずれが異常である
のかエラーメッセージを表示する(S104)。
【0099】エラーメッセージの表示に引き続いて、2
本の光ビームL1、L2のうちL2による記録を停止し
て、1ライン置きに画像を記録する(S105)。
【0100】この時の出力画像はあたかも1ラインずつ
間引いて記録した画像となる。間引いた画像に付いては
図13を用いて後述する。
【0101】センサ検出信号から一度だけ異常が検出さ
れただけで画像形成装置を停止するのでは、動作が不安
定になるので、リトライを数度実行してS102でのセ
ンサ異常の判断をしてから間引いた記録モードに入る事
がより好ましい。
【0102】1ラインずつ間引いた記録をするごとにペ
ージ画像形成が終了したかどうかの判断をして(S10
6)、終了していなければnをインクリメントしてS1
05にもどる。
【0103】センサ異常を検出したときに出力中であっ
たページ画像の記録が終了したら、ユーザーは記録モー
ドの設定を行う(S107)。本実施の形態では2つの
記録モードから選択して設定できる。記録モードは、本
発明の同時に記録すべき複数ラインのうちの一本のライ
ンだけを単数の光ビームで記録する記録動作を繰り返し
てページ画像を形成する記録モードに係る間引いた記録
を実行する第一の記録モードと、異常が検出された時に
形成中のページ画像の次のページ画像の形成から線速を
落とすとともに、同時に記録する複数ラインを一本の光
ビームで1ラインずつ順に記録する記録モードに係る第
二の記録モードとから選択できる構成とした。この後
は、ページ画像形成の実行命令があると、選択した記録
モードでの画像出力が実行される。
【0104】なお、1ページの画像の記録が終了するま
では線速を変更することはできないので、記録モードは
センサ異常を検知した際に記録中の画像出力を終了して
から設定する構成とした。
【0105】次に図13の出力画像の概念図を用いて間
引いた記録を実行する記録モードを図13(A)で、線
速を1/2に落とした記録を実行する記録モードを図1
3(B)で説明する。
【0106】図13(A)のページAは本実施の形態の
画像形成装置で2本の光ビームを用いて画像出力をした
状態を表している。
【0107】各ライン1、2、3・・は、2N−1ライ
ン目はL1によって記録されたもので、2Nライン目
は、L2によって記録されたものである。1ライン目と
2ライン目の如くnが等しいラインは、同時に平行に走
査されるラインによって記録されたものである。
【0108】これに対してページBは、センサの異常を
検知して間引いた記録を実行する記録モードで画像出力
をした状態を表している。
【0109】ページAとページBを比較すると、ページ
BではL2によつて記録されるべきラインが記録されな
いで、一本ずつ飛ばして記録が行われている。すなわち
L1は、2本の光ビームで記録すべきときにL1が書き
込む画像信号を記録する。しかし、L2は2本の光ビー
ムで記録すべきときにL2が書き込むべき画像信号を記
録しない。このため、ページBはページAよりも副走査
方向の画素密度が1/2に減少し、肉眼では若干画像濃
度が減少したように観察される。
【0110】各ラインの間隔は、例えばページAでのラ
イン1とライン3の間隔と、ページBのライン1とライ
ン3の間隔が等しくなるような主走査と副走査が行われ
る。
【0111】このように同時に記録するはずの2本の光
ビームの一方での記録を停止して、1ライン置きにまる
で間引いた記録を行うことで、センサ異常時の不確定要
因を避けることができる。なお通常は3本以上の光ビー
ムを同時に平行に走査して記録を実行する画像形成装置
にあっても、センサに異常を検出したときは1本の光ビ
ームで記録を行う。3本の光ビームで記録を実行する画
像形成装置で第二の記録モードを実行するときは線速は
1/3に落とすようにする。
【0112】さて、図13(B)のページCは本実施の
形態の画像形成装置で2本の光ビームを用いて画像出力
をした状態を表していて、図13(A)のページAと同
じ状態である。
【0113】これに対してページDは、センサの異常を
検知して線速を1/2に落とした記録を実行する記録モ
ードで画像出力をした状態を表している。
【0114】ページCとページDを比較すると、ページ
Dでは複数の光ビームで同時に記録する際にはL2によ
って記録されるべきラインがL1で記録される。すなわ
ちL2は停止して、感光体ドラム31の回転を角速度を
1/2に半減し、同時に平行に記録すべき2本のライン
の画像信号をL1によって順次1ラインづつ記録する構
成とした。
【0115】このように同時に記録するはずの2本の光
ビームの一方での記録を停止して、線速を1/2に落と
したうえで全てのラインを記録することで、センサ異常
時の不確定要因を避けることができる。なお線速を1/
2に変更するには感光体31の角速度以外にも、紙搬送
速度、定着時間等を調整し、帯電器32、転写器34の
印加電圧等も変更する事が好ましい。
【0116】ところで、上記の副走査方向及び主走査方
向におけるずれ検出のために用いたセンサA〜Dの各検
知領域の形状や組み合わせは、図4に示したものに限定
されるものではない。副走査方向におけるずれを検出す
るためには、光ビーム検知領域の主走査方向始端側の端
縁が相互に非平行となるセンサの組み合わせが存在すれ
ば良く、また、主走査方向におけるずれを検出するため
には、光ビーム検知領域の主走査方向始端側の端縁が共
に主走査方向に直交して平行であるセンサの組み合わせ
が存在すれば良く、更に、光ビーム検知領域の主走査方
向始端側の端縁が規定されれば、検知領域の形状は三角
であっても四角であっても良い。
【0117】更に、上記では、副走査方向のずれ検出に
用いるセンサ対と、主走査方向のずれ検出に用いるセン
サ対とからなる4つのセンサA〜Dで構成したが、3つ
のセンサで同様の機能を果たしてもよい。
【0118】また、3つのレーザビームL1,L2,L
3を用いて3ラインを同時記録させる構成においても、
例えば2つのレーザビームL1,L2について前記同様
に副走査方向のずれを一対のセンサを用いて検出し、更
に、2つのレーザビームL1,L3についてずれを検出
すれることで、レーザビームL1の走査位置を基準とし
たときの各レーザビームL2,L3の副走査方向のずれ
を検出できるので、2つのレーザビームL1,L2を用
いる構成に限定されない。
【0119】
【発明の効果】異常の構成によって、光センサの異常が
検出された場合であっても、画像の出力を継続できる画
像形成装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例の概略構成図。
【図2】図1の装置のレーザ書き込み部を示す平面図。
【図3】光路偏向方法を示す概念図。
【図4】インデックスセンサの詳細を示す図。
【図5】主,副走査方向における光軸ずれ検出を示すフ
ローチャート。
【図6】副走査方向におけるずれ検出を説明するための
図。
【図7】クロックを用いた時間計測を説明するためのタ
イムチャート。
【図8】ずれの検出結果による光軸調整を示すブロック
図。
【図9】副走査方向の光軸ずれ検出を行う回路構成を示
すブロック図。
【図10】主走査方向におけるずれ検出を説明するため
の図。
【図11】光センサA〜Dの異常の有無を監視する検知
回路を説明する回路図。
【図12】センサの異常が検出された時の制御を説明す
るフローチャート。
【図13】出力画像の概念図。
【符号の説明】
10 画像読取り部 20 レーザ書き込み部 21A、21B レーザユニット 22A、22B 調整プリズム 23 半透明プリズム 25 ポリゴンミラー 26 fθレンズ 28 ビーム検出器(インデックスセンサ) 101、102 フェーズ・ディテクター 103 ディジタル・ディレイライン 104 位相差演算部 105 クロックセレクタ 106 カウンタ 108、120 ラッチ回路 109 時間差演算部 121 ずれ演算部 131 ワンショット回路 201、204 選択回路 202、203 増幅器1、2 201A アナログ・マルチプレクサ 202A、203A アンプ 204A、B、C、D アンドゲート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ビームにより記録媒体上を同時
    に主走査方向に平行に走査させて同時に複数ラインを記
    録する画像形成装置において、 複数の光ビームの走査方向に対するずれ量を検出するず
    れ検出手段と、 前記ずれ検出手段の異常を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段で異常が検出されると、前記複数の光
    ビームの一本の光ビームを用いて記録を実行するように
    制御する制御手段とを有する事を特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段で異常が検出された時
    に、前記制御手段は同時に記録すべき複数ラインのうち
    の一本のラインだけを単数の光ビームで記録する記録動
    作を繰り返してページ画像を形成するように制御する事
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段で異常が検出された時
    に、前記制御手段は異常が検出された時に形成中のペー
    ジ画像の次のページ画像の形成から線速を落とすととも
    に、同時に記録する複数ラインを一本の光ビームで1ラ
    インずつ順に記録するように制御する事を特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は前記異常検出手段で異常
    が検出された時に線速を1/N(但しNは同時に記録す
    る光ビームの数)に落とす事を特徴とする請求項3に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ずれ検出手段は複数の光センサを有
    し、前記異常検出手段はセンサの応答出力を監視して異
    常を検出する事を特徴とする請求項1、2、3、4に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記異常検出手段で異
    常が検出された時に形成中のページ画像の次のページ画
    像の形成を、同時に記録すべき複数ラインのうちの一本
    のラインだけを単数の光ビームで記録する記録動作を繰
    り返してページ画像を形成する第一の記録モードと、異
    常が検出された時に形成中のページ画像の次のページ画
    像の形成から線速を落とすとともに、同時に記録する複
    数ラインを一本の光ビームで1ラインずつ順に記録する
    第二の記録モードとの二つの記録モードから選択して実
    行する事を特徴とする請求項1、2に記載の画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005352066A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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JP2005352066A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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