JPH10136646A - 同期整流器 - Google Patents
同期整流器Info
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- JPH10136646A JPH10136646A JP30241496A JP30241496A JPH10136646A JP H10136646 A JPH10136646 A JP H10136646A JP 30241496 A JP30241496 A JP 30241496A JP 30241496 A JP30241496 A JP 30241496A JP H10136646 A JPH10136646 A JP H10136646A
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- mos fet
- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低電力損失の同期整流器を提供する。
【解決手段】 DC−DC変換回路の同期整流器18を第
1のMOS FET7と第2のMOS FET8とバイ
アスダイオード20と短絡スイッチ素子21と抵抗体22,23
で構成する。第1のMOS FET7と短絡スイッチ素
子21はメインスイッチ素子4のオン動作に同期してオン
させる。第2のMOS FET8はメインスイッチ素子
4がオフのときオンさせる。メインスイッチ素子4のオ
ン時はチョークコイル12の電流は第1のMOS FET
7を通し、メインスイッチ素子4のオフ時は第2のMO
S FET8を通して流す。メインスイッチ素子4のオ
フ状態で、トランス2の巻線電圧が零電圧になったとき
にも、短絡スイッチ素子21のオフ動作で、バイアスダイ
オード20により第2のMOS FET8のゲート・ソー
ス間の入力寄生容量の電荷放電を阻止し、第2のMOS
FET8を引き続きオン動作させる。
1のMOS FET7と第2のMOS FET8とバイ
アスダイオード20と短絡スイッチ素子21と抵抗体22,23
で構成する。第1のMOS FET7と短絡スイッチ素
子21はメインスイッチ素子4のオン動作に同期してオン
させる。第2のMOS FET8はメインスイッチ素子
4がオフのときオンさせる。メインスイッチ素子4のオ
ン時はチョークコイル12の電流は第1のMOS FET
7を通し、メインスイッチ素子4のオフ時は第2のMO
S FET8を通して流す。メインスイッチ素子4のオ
フ状態で、トランス2の巻線電圧が零電圧になったとき
にも、短絡スイッチ素子21のオフ動作で、バイアスダイ
オード20により第2のMOS FET8のゲート・ソー
ス間の入力寄生容量の電荷放電を阻止し、第2のMOS
FET8を引き続きオン動作させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DC−DC変化回
路等に組み込まれる同期整流器に関するものである。
路等に組み込まれる同期整流器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4には同期整流器1を備えたDC−D
C変換回路(DC−DCコンバータ)が示されている。
同図において、トランス2の一次巻線(一次コイル)の
一端側にはMOS FET(電界効果トランジスタ)の
メインスイッチ素子4が直列に接続され、この一次巻線
3とメインスイッチ素子4の直列接続体のコイル端側は
直流電源5の陽極に接続され、また、メインスイッチ素
子4のソース側は直流電源5の陰極に接続されている。
C変換回路(DC−DCコンバータ)が示されている。
同図において、トランス2の一次巻線(一次コイル)の
一端側にはMOS FET(電界効果トランジスタ)の
メインスイッチ素子4が直列に接続され、この一次巻線
3とメインスイッチ素子4の直列接続体のコイル端側は
直流電源5の陽極に接続され、また、メインスイッチ素
子4のソース側は直流電源5の陰極に接続されている。
【0003】トランス2の二次巻線(二次コイル)6の
出力側には同期整流器1が接続されている。この同期整
流器1は第1のMOS FET7と第2のMOS FE
T8とを組み合わせたもので、第1のMOS FET7
のゲートは二次巻線6の一端側に接続され、第1のMO
S FET7のドレインは二次巻線6の他端側に接続さ
れている。そして、第1のMOS FET7のドレイン
と第2のMOS FET8のゲートが接続され、第2の
MOS FET8のドレインは第1のMOSFET7の
ゲートに接続されており、第2のMOS FET8のソ
ースは第1のMOS FET7のソースに接続されてい
る。
出力側には同期整流器1が接続されている。この同期整
流器1は第1のMOS FET7と第2のMOS FE
T8とを組み合わせたもので、第1のMOS FET7
のゲートは二次巻線6の一端側に接続され、第1のMO
S FET7のドレインは二次巻線6の他端側に接続さ
れている。そして、第1のMOS FET7のドレイン
と第2のMOS FET8のゲートが接続され、第2の
MOS FET8のドレインは第1のMOSFET7の
ゲートに接続されており、第2のMOS FET8のソ
ースは第1のMOS FET7のソースに接続されてい
る。
【0004】第2のMOS FET8のソースとドレイ
ン間にはドレイン側をカソード側にして第2のMOS
FET8のボディダイオードよりも電圧降下のより小さ
い転流ダイオード(例えば、ショットキーバリアダイオ
ード)10が接続されている。そして、前記転流ダイオー
ド10のカソードに並列にコンデンサ11の一端が接続さ
れ、このコンデンサ11の一端側と転流ダイオード10のア
ノード間にはチョークコイル12が接続されている。そし
て、コンデンサ11の両端側の出力端間には負荷13が接続
される。
ン間にはドレイン側をカソード側にして第2のMOS
FET8のボディダイオードよりも電圧降下のより小さ
い転流ダイオード(例えば、ショットキーバリアダイオ
ード)10が接続されている。そして、前記転流ダイオー
ド10のカソードに並列にコンデンサ11の一端が接続さ
れ、このコンデンサ11の一端側と転流ダイオード10のア
ノード間にはチョークコイル12が接続されている。そし
て、コンデンサ11の両端側の出力端間には負荷13が接続
される。
【0005】前記コンデンサ11の出力電圧(回路出力電
圧)は抵抗体14,15の直列回路により検出されており、
この出力の検出電圧はフォトカプラ16を介してメインス
イッチ素子4のスイッチング動作を制御するスイッチン
グ制御回路17に加えられている。
圧)は抵抗体14,15の直列回路により検出されており、
この出力の検出電圧はフォトカプラ16を介してメインス
イッチ素子4のスイッチング動作を制御するスイッチン
グ制御回路17に加えられている。
【0006】このスイッチング制御回路17は、通常、パ
ルス幅制御回路によって構成され、コンデンサ11の出力
電圧が低下したときにはメインスイッチ素子4のゲート
に加えるオンパルス幅を広くし、出力電圧が上昇したと
きにはメインスイッチ素子4のゲートに加えるオンパル
ス幅を狭く制御して、出力電圧の安定化を行うものであ
る。
ルス幅制御回路によって構成され、コンデンサ11の出力
電圧が低下したときにはメインスイッチ素子4のゲート
に加えるオンパルス幅を広くし、出力電圧が上昇したと
きにはメインスイッチ素子4のゲートに加えるオンパル
ス幅を狭く制御して、出力電圧の安定化を行うものであ
る。
【0007】なお、図4における各スイッチ素子のDは
ドレイン、Sはソース、Gはゲートをそれぞれ示してい
る。
ドレイン、Sはソース、Gはゲートをそれぞれ示してい
る。
【0008】次にこの種のDC−DC変換回路の動作を
図5に示すタイムチャートを用いて説明する。まず、時
刻t0 でメインスイッチ素子4がオンすると、トランス
2の一次巻線3に直流電源5の電圧Eが印加され、一次
巻線3の巻数をn1 、二次巻線6の巻数をn2 としたと
き、トランス2の二次巻線6に電圧vn2(vn2=E・n
2 /n1 )が誘起する。そして、この電圧vn2が第1の
MOS FET7のゲート・ソース間に印加され、第1
のMOS FET7がメインスイッチ素子3のオン動作
に同期してオンする。なお、二次巻線6に誘起する電圧
vn2は第1のMOS FET7のゲート側がプラス側と
なる電圧であり、ドレイン側がマイナス側となる電圧で
ある。
図5に示すタイムチャートを用いて説明する。まず、時
刻t0 でメインスイッチ素子4がオンすると、トランス
2の一次巻線3に直流電源5の電圧Eが印加され、一次
巻線3の巻数をn1 、二次巻線6の巻数をn2 としたと
き、トランス2の二次巻線6に電圧vn2(vn2=E・n
2 /n1 )が誘起する。そして、この電圧vn2が第1の
MOS FET7のゲート・ソース間に印加され、第1
のMOS FET7がメインスイッチ素子3のオン動作
に同期してオンする。なお、二次巻線6に誘起する電圧
vn2は第1のMOS FET7のゲート側がプラス側と
なる電圧であり、ドレイン側がマイナス側となる電圧で
ある。
【0009】前記第1のMOS FET7のオン駆動に
より、この第1のMOS FET7に電流i1 が流れ
る。なお、図5の(b)は第1のMOS FET7のゲ
ート・ソース間電圧(vGS1 )を示す。
より、この第1のMOS FET7に電流i1 が流れ
る。なお、図5の(b)は第1のMOS FET7のゲ
ート・ソース間電圧(vGS1 )を示す。
【0010】一方、第2のMOS FET8は、そのゲ
ート・ソース間が前記第1のMOSFET7のオン動作
により短絡されるのでオフ状態を維持する。また、転流
ダイオード10も逆バイアスされるので、オフ状態を維持
する。この結果、チョークコイル12とコンデンサ11で構
成される平滑フィルタと負荷13には第1のMOSFET
7を介して電力が供給される。このとき、チョークコイ
ル12を流れる電流ic はMOS FET7を流れる電流
i1 に等しくなる。
ート・ソース間が前記第1のMOSFET7のオン動作
により短絡されるのでオフ状態を維持する。また、転流
ダイオード10も逆バイアスされるので、オフ状態を維持
する。この結果、チョークコイル12とコンデンサ11で構
成される平滑フィルタと負荷13には第1のMOSFET
7を介して電力が供給される。このとき、チョークコイ
ル12を流れる電流ic はMOS FET7を流れる電流
i1 に等しくなる。
【0011】時刻t1 でメインスイッチ素子4がオフす
ると、励磁エネルギによりトランス2の一次巻線3に逆
電圧が発生し、このため、トランス2の二次巻線6の電
圧は極性が反転し、第1のMOS FET7はオフし、
第2のMOS FET8はゲート・ソース間に電圧v
GS2 が印加されてオンする。この第2のMOS FET
8のオン電圧は転流ダイオード10のオン電圧より低いの
で、チョークコイル12の電流ic は転流ダイオード10側
には流れずに第2のMOS FET8側を流れ、チョー
クコイル12の電流ic の連続性が保たれる。このとき、
チョークコイル12を流れる電流ic は第2のMOS F
ET8を流れる電流i2 に等しい。
ると、励磁エネルギによりトランス2の一次巻線3に逆
電圧が発生し、このため、トランス2の二次巻線6の電
圧は極性が反転し、第1のMOS FET7はオフし、
第2のMOS FET8はゲート・ソース間に電圧v
GS2 が印加されてオンする。この第2のMOS FET
8のオン電圧は転流ダイオード10のオン電圧より低いの
で、チョークコイル12の電流ic は転流ダイオード10側
には流れずに第2のMOS FET8側を流れ、チョー
クコイル12の電流ic の連続性が保たれる。このとき、
チョークコイル12を流れる電流ic は第2のMOS F
ET8を流れる電流i2 に等しい。
【0012】時刻t2 でトランス2の巻線電圧が零にな
ると、第2のMOS FET8はオフし、チョークコイ
ル12の電流ic は第2のMOS FET8のボディダイ
オードを流れようとするが、このボディダイオードより
も電圧降下の小さな転流ダイオード10を流れるようにな
り、チョークコイル12の電流ic の連続性が保たれる。
このチョークコイル12を流れる電流ic は転流ダイオー
ド10を流れる電流idに等しい。
ると、第2のMOS FET8はオフし、チョークコイ
ル12の電流ic は第2のMOS FET8のボディダイ
オードを流れようとするが、このボディダイオードより
も電圧降下の小さな転流ダイオード10を流れるようにな
り、チョークコイル12の電流ic の連続性が保たれる。
このチョークコイル12を流れる電流ic は転流ダイオー
ド10を流れる電流idに等しい。
【0013】次に時刻t3 で再びメインスイッチ素子4
がオンすると、トランス2の一次巻線3に直流電源5の
電圧Eが印加され、前記時刻t0 の動作と同一の動作が
行われる。このように、t0 〜t3 の動作が繰り返し行
われ、負荷13に供給されるチョークコイル12の電流ic
の連続性が保たれるのである。
がオンすると、トランス2の一次巻線3に直流電源5の
電圧Eが印加され、前記時刻t0 の動作と同一の動作が
行われる。このように、t0 〜t3 の動作が繰り返し行
われ、負荷13に供給されるチョークコイル12の電流ic
の連続性が保たれるのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来の回路で
は、前記時刻t2 〜t3 の区間において、第2のMOS
FET8がオフ状態を維持し、この状態で、チョークコ
イル12に流れる電流の連続性を維持するために転流ダイ
オード10を設けているが、この転流ダイオードオ10は、
第2のMOS FET8のオン状態時の電圧降下よりも
大きな電圧降下が生じるため、その転流ダイオード10に
電流が流れる期間の電力損失が大きくなるという問題が
ある。この転流ダイオード10を省略しても、第2のMO
S FET8のボディダイオードを通して前記t2 〜t
3 の期間においてチョークコイル12の電流ic を連続的
に流すことは可能であるが、そうすると、第2のMOS
FET8のボディダイオードの電圧降下は転流ダイオー
ド10の電圧降下よりも大きいので、さらに電力損失が大
きくなってしまうという問題が生じる。
は、前記時刻t2 〜t3 の区間において、第2のMOS
FET8がオフ状態を維持し、この状態で、チョークコ
イル12に流れる電流の連続性を維持するために転流ダイ
オード10を設けているが、この転流ダイオードオ10は、
第2のMOS FET8のオン状態時の電圧降下よりも
大きな電圧降下が生じるため、その転流ダイオード10に
電流が流れる期間の電力損失が大きくなるという問題が
ある。この転流ダイオード10を省略しても、第2のMO
S FET8のボディダイオードを通して前記t2 〜t
3 の期間においてチョークコイル12の電流ic を連続的
に流すことは可能であるが、そうすると、第2のMOS
FET8のボディダイオードの電圧降下は転流ダイオー
ド10の電圧降下よりも大きいので、さらに電力損失が大
きくなってしまうという問題が生じる。
【0015】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、トランス2の巻線電圧が零
になる区間(前記t2 〜t3 の期間)の消費電力を転流
ダイオード10を省略した上で大幅に低減することが可能
な同期整流器を提供することにある。
たものであり、その目的は、トランス2の巻線電圧が零
になる区間(前記t2 〜t3 の期間)の消費電力を転流
ダイオード10を省略した上で大幅に低減することが可能
な同期整流器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のような手段を講じている。すなわち、
第1の発明は、直流電源にトランスの一次巻線とメイン
スイッチ素子の直列回路が接続され、前記メインスイッ
チ素子のオン・オフ駆動により前記トランスの二次巻線
に誘起する電圧を整流平滑して出力するDC−DC変換
回路に組み込まれる同期整流器において、前記メインス
イッチ素子がオンしたときにマイナスの電圧が発生する
側のトランスの二次巻線の一端側に第1のMOS FE
Tのドレインが、プラスの電圧が発生する側の前記トラ
ンスの二次巻線の他端側に第1のMOS FETのゲー
トがそれぞれ接続され、前記第1のMOS FETのゲ
ートに第2のMOS FETのドレインが、前記第1の
MOS FETのソースに第2のMOS FETのソー
スがそれぞれ接続され、前記第1のMOS FETのド
レインと第2のMOS FETのゲート間には第2のM
OS FETのゲート側をカソード側としてバイアスダ
イオードが接続されており、このバイアスダイオードの
アノードとカソード間には前記トランスの二次巻線の電
圧を駆動源として前記第1のMOS FETのゲートが
プラス電位となる期間をオン期間としてオンして前記バ
イアスダイオードを短絡する短絡スイッチ素子が設けら
れている構成をもって課題を解決する手段としている。
するために、次のような手段を講じている。すなわち、
第1の発明は、直流電源にトランスの一次巻線とメイン
スイッチ素子の直列回路が接続され、前記メインスイッ
チ素子のオン・オフ駆動により前記トランスの二次巻線
に誘起する電圧を整流平滑して出力するDC−DC変換
回路に組み込まれる同期整流器において、前記メインス
イッチ素子がオンしたときにマイナスの電圧が発生する
側のトランスの二次巻線の一端側に第1のMOS FE
Tのドレインが、プラスの電圧が発生する側の前記トラ
ンスの二次巻線の他端側に第1のMOS FETのゲー
トがそれぞれ接続され、前記第1のMOS FETのゲ
ートに第2のMOS FETのドレインが、前記第1の
MOS FETのソースに第2のMOS FETのソー
スがそれぞれ接続され、前記第1のMOS FETのド
レインと第2のMOS FETのゲート間には第2のM
OS FETのゲート側をカソード側としてバイアスダ
イオードが接続されており、このバイアスダイオードの
アノードとカソード間には前記トランスの二次巻線の電
圧を駆動源として前記第1のMOS FETのゲートが
プラス電位となる期間をオン期間としてオンして前記バ
イアスダイオードを短絡する短絡スイッチ素子が設けら
れている構成をもって課題を解決する手段としている。
【0017】また、第2の発明は、トランスの二次側に
二次巻線とは独立した別個の別巻線が設けられ、前記第
1の発明の二次巻線を短絡スイッチ素子の駆動源とする
代わりに、前記別巻線の電圧を短絡スイッチ素子の駆動
源とした構成をもって課題を解決する手段としている。
二次巻線とは独立した別個の別巻線が設けられ、前記第
1の発明の二次巻線を短絡スイッチ素子の駆動源とする
代わりに、前記別巻線の電圧を短絡スイッチ素子の駆動
源とした構成をもって課題を解決する手段としている。
【0018】上記構成の発明において、メインスイッチ
素子がオンしている期間は第1のMOS FETはオン
状態となり、第2のMOS FETはオフ状態を維持す
る。これにより、この期間では、従来例と同様に負荷に
は第1のMOS FETを通る電流が流れる。なお、こ
のとき、短絡スイッチ素子には順方向のバイアス電圧が
印加されることで、オン状態を維持し、バイアスダイオ
ードを短絡する。このバイアスダイオードの短絡によ
り、第2のMOS FETのゲート・ソース間の入力寄
生容量に帯電している電荷は放電される。
素子がオンしている期間は第1のMOS FETはオン
状態となり、第2のMOS FETはオフ状態を維持す
る。これにより、この期間では、従来例と同様に負荷に
は第1のMOS FETを通る電流が流れる。なお、こ
のとき、短絡スイッチ素子には順方向のバイアス電圧が
印加されることで、オン状態を維持し、バイアスダイオ
ードを短絡する。このバイアスダイオードの短絡によ
り、第2のMOS FETのゲート・ソース間の入力寄
生容量に帯電している電荷は放電される。
【0019】次に、メインスイッチ素子がオフすると、
第1のMOS FETと短絡スイッチ素子は共に逆バイ
アス電圧が印加されるのでオフ状態となり、第2のMO
SFETのゲート・ソース間の入力寄生容量には二次巻
線からバイアスダイオードを介してエネルギが供給され
て電荷が蓄えられ、第2のMOS FETがオンする。
これにより、負荷への電流は第2のMOS FETを通
って流れる。
第1のMOS FETと短絡スイッチ素子は共に逆バイ
アス電圧が印加されるのでオフ状態となり、第2のMO
SFETのゲート・ソース間の入力寄生容量には二次巻
線からバイアスダイオードを介してエネルギが供給され
て電荷が蓄えられ、第2のMOS FETがオンする。
これにより、負荷への電流は第2のMOS FETを通
って流れる。
【0020】そして、トランスの巻線電圧(二次巻線6
の電圧)が零電圧に達したとき、短絡スイッチ素子はオ
フ状態を維持しているので、第2のMOS FETのゲ
ート・ソース間の入力寄生容量に帯電している電荷はバ
イアスダイオードによって放電が阻止された状態に封じ
込められるので、第2のMOS FETはオン状態を継
続する。この結果、負荷への電流は引き続き第2のMO
S FETを通して供給される。
の電圧)が零電圧に達したとき、短絡スイッチ素子はオ
フ状態を維持しているので、第2のMOS FETのゲ
ート・ソース間の入力寄生容量に帯電している電荷はバ
イアスダイオードによって放電が阻止された状態に封じ
込められるので、第2のMOS FETはオン状態を継
続する。この結果、負荷への電流は引き続き第2のMO
S FETを通して供給される。
【0021】次に、メインスイッチ素子がオンすると、
第1のMOS FETと短絡スイッチ素子が共にオン
し、負荷への電流は第1のMOS FETを通して供給
され、第2のMOS FETのゲート・ソース間の入力
寄生容量に帯電している電荷は短絡スイッチ素子を通し
て放電される。このようにメインスイッチ素子のオン状
態からオフ状態の回路動作が繰り返し行われ負荷へ連続
した電流が供給される。
第1のMOS FETと短絡スイッチ素子が共にオン
し、負荷への電流は第1のMOS FETを通して供給
され、第2のMOS FETのゲート・ソース間の入力
寄生容量に帯電している電荷は短絡スイッチ素子を通し
て放電される。このようにメインスイッチ素子のオン状
態からオフ状態の回路動作が繰り返し行われ負荷へ連続
した電流が供給される。
【0022】前記の如く、この発明では、トランスの巻
線電圧が零電圧になる期間は短絡スイッチ素子がオフさ
れて、バイアスダイオードによる第2のMOS FET
のバイアス保持動作(第2のMOS FETのゲート・
ソース間電荷の封じ込め動作)により第2のMOS F
ETのオン動作を維持して負荷への電流を供給するの
で、従来例の転流ダイオードを通して電流を供給する場
合に比べその電圧降下は格段に小さくなる。したがっ
て、消費電力(電力損失)は非常に小さなものとなり、
回路動作の効率を格段にアップすることが可能となるも
のである。
線電圧が零電圧になる期間は短絡スイッチ素子がオフさ
れて、バイアスダイオードによる第2のMOS FET
のバイアス保持動作(第2のMOS FETのゲート・
ソース間電荷の封じ込め動作)により第2のMOS F
ETのオン動作を維持して負荷への電流を供給するの
で、従来例の転流ダイオードを通して電流を供給する場
合に比べその電圧降下は格段に小さくなる。したがっ
て、消費電力(電力損失)は非常に小さなものとなり、
回路動作の効率を格段にアップすることが可能となるも
のである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づき説明する。なお、以下に説明する各実施形態例
の説明においては、従来例と同一の回路部分には同一符
号を付し、その重複説明は省略する。
に基づき説明する。なお、以下に説明する各実施形態例
の説明においては、従来例と同一の回路部分には同一符
号を付し、その重複説明は省略する。
【0024】図1には本発明の第1実施形態例の同期整
流器がDC−DC変換回路に組み込み状態で示されてい
る。この実施形態例が前記従来例と異なる特徴的なこと
は、同期整流器18を特有な構成に形成したことであり、
それ以外の構成は前記従来例と同様である。
流器がDC−DC変換回路に組み込み状態で示されてい
る。この実施形態例が前記従来例と異なる特徴的なこと
は、同期整流器18を特有な構成に形成したことであり、
それ以外の構成は前記従来例と同様である。
【0025】この第1実施形態例において特徴的な同期
整流器18は、第1のMOS FET7と第2のMOS
FET8と、バイアスダイオード20と、短絡スイッチ素
子21と、抵抗体22,23を有して構成されている。
整流器18は、第1のMOS FET7と第2のMOS
FET8と、バイアスダイオード20と、短絡スイッチ素
子21と、抵抗体22,23を有して構成されている。
【0026】この同期整流器18の第1のMOS FET
7は従来例の図4と同様に接続されており、第2のMO
S FET8のドレインとソースも従来例の図4の場合
と同様に接続されている。この同期整流器18において特
徴的なことは、第1のMOSFET7のドレインと第2
のMOS FET8のゲート間に第2のMOS FET
8のゲート側をカソード側の向きにしてバイアスダイオ
ード20を接続したことと、このバイアスダイード20のア
ノードとカソード間に短絡スイッチ素子21を設け、この
短絡スイッチ素子21をトランス2の二次巻線6の電圧を
駆動源としてオン・オフ動作させるようにしたことであ
る。
7は従来例の図4と同様に接続されており、第2のMO
S FET8のドレインとソースも従来例の図4の場合
と同様に接続されている。この同期整流器18において特
徴的なことは、第1のMOSFET7のドレインと第2
のMOS FET8のゲート間に第2のMOS FET
8のゲート側をカソード側の向きにしてバイアスダイオ
ード20を接続したことと、このバイアスダイード20のア
ノードとカソード間に短絡スイッチ素子21を設け、この
短絡スイッチ素子21をトランス2の二次巻線6の電圧を
駆動源としてオン・オフ動作させるようにしたことであ
る。
【0027】前記短絡スイッチ素子21はバイポーラトラ
ンジスタにより構成されており、短絡スイッチ素子21の
コレクタ側がバイアスダイオード20のカソード側に接続
され、短絡スイッチ素子21のエミッタ側はバイアスダイ
ード20のアノード側に接続されている。そして、短絡ス
イッチ素子21のベースは抵抗体22を介して二次巻線6の
一端側、つまり、第1のMOS FET7のゲートに接
続されている。そして、短絡スイッチ素子21のベースと
エミッタ間には抵抗体23が接続されている。なお、これ
ら抵抗体22,23は二次巻線6の電源電圧を短絡スイッチ
素子21にバイアスするために設けられるものである。
ンジスタにより構成されており、短絡スイッチ素子21の
コレクタ側がバイアスダイオード20のカソード側に接続
され、短絡スイッチ素子21のエミッタ側はバイアスダイ
ード20のアノード側に接続されている。そして、短絡ス
イッチ素子21のベースは抵抗体22を介して二次巻線6の
一端側、つまり、第1のMOS FET7のゲートに接
続されている。そして、短絡スイッチ素子21のベースと
エミッタ間には抵抗体23が接続されている。なお、これ
ら抵抗体22,23は二次巻線6の電源電圧を短絡スイッチ
素子21にバイアスするために設けられるものである。
【0028】次のこの第1実施形態例の動作を図2のタ
イムチャートを参照して説明する。まず、時刻t0 でメ
インスイッチ素子4がオンすると、従来例と同様にトラ
ンス2の二次巻線6に電圧vn2が誘起し、この電圧が第
1のMOS FET7のゲート・ソース間電圧vGS1 と
して印加され、第1のMOS FET7と短絡スイッチ
素子21は共に順方向のバイアス電圧が印加されてオンす
る。第1のMOS FET7のオン動作により、チョー
クコイル12には第1のMOS FET7を通して電流が
流れる。このときチョークコイル12に流れる電流ic と
第1のMOSFET7に流れる電流i1 は等しい。
イムチャートを参照して説明する。まず、時刻t0 でメ
インスイッチ素子4がオンすると、従来例と同様にトラ
ンス2の二次巻線6に電圧vn2が誘起し、この電圧が第
1のMOS FET7のゲート・ソース間電圧vGS1 と
して印加され、第1のMOS FET7と短絡スイッチ
素子21は共に順方向のバイアス電圧が印加されてオンす
る。第1のMOS FET7のオン動作により、チョー
クコイル12には第1のMOS FET7を通して電流が
流れる。このときチョークコイル12に流れる電流ic と
第1のMOSFET7に流れる電流i1 は等しい。
【0029】一方、短絡スイッチ素子21のオン動作によ
り、バイアスダイオード20は短絡され、第2のMOS
FET8のゲート・ソース間の入力寄生容量に帯電して
いた電荷は短絡スイッチ素子21、二次巻線6の経路を経
て負荷13側に供給され、第2のMOS FET8の入力
寄生容量に帯電していた電荷は捨てられることなく有効
に負荷13に利用される。
り、バイアスダイオード20は短絡され、第2のMOS
FET8のゲート・ソース間の入力寄生容量に帯電して
いた電荷は短絡スイッチ素子21、二次巻線6の経路を経
て負荷13側に供給され、第2のMOS FET8の入力
寄生容量に帯電していた電荷は捨てられることなく有効
に負荷13に利用される。
【0030】時刻t1 でメインスイッチ素子4がオフす
ると、励磁エネルギによりトランス2の一次巻線3に逆
電圧が発生し、トランス2の二次巻線6の電圧は極性が
反転する。その結果、第1のMOS FET7と短絡ス
イッチ素子21はオフし、第2のMOS FET8がオン
する。この第2のMOS FET8のオン動作により、
チョークコイル12の電流は第2のMOS FET8を通
して流れ、チョークコイル12に流れる電流の連続性が保
たれる。このとき、チョークコイル12に流れる電流ic
と第2のMOS FET8に流れる電流i2 は等しい。
また、二次巻線6の電圧の極性が反転することで、バイ
アスダイオード20は順方向にバイアスされ、二次巻線6
のエネルギがバイアスダイオード20を介して第2のMO
S FET8のゲート・ソース間の入力寄生容量に加え
られ、第2のMOS FET8のゲート・ソース間の入
力寄生容量に電荷が蓄えられる。そして、その電荷は、
短絡スイッチ素子21がオフしているので、その放電経路
がバイアスダイオード20により閉ざされた状態となる。
ると、励磁エネルギによりトランス2の一次巻線3に逆
電圧が発生し、トランス2の二次巻線6の電圧は極性が
反転する。その結果、第1のMOS FET7と短絡ス
イッチ素子21はオフし、第2のMOS FET8がオン
する。この第2のMOS FET8のオン動作により、
チョークコイル12の電流は第2のMOS FET8を通
して流れ、チョークコイル12に流れる電流の連続性が保
たれる。このとき、チョークコイル12に流れる電流ic
と第2のMOS FET8に流れる電流i2 は等しい。
また、二次巻線6の電圧の極性が反転することで、バイ
アスダイオード20は順方向にバイアスされ、二次巻線6
のエネルギがバイアスダイオード20を介して第2のMO
S FET8のゲート・ソース間の入力寄生容量に加え
られ、第2のMOS FET8のゲート・ソース間の入
力寄生容量に電荷が蓄えられる。そして、その電荷は、
短絡スイッチ素子21がオフしているので、その放電経路
がバイアスダイオード20により閉ざされた状態となる。
【0031】次に、時刻t2 でトランス2の巻線電圧
(二次巻線6の電圧)が零になると、短絡スイッチ素子
21はオフ状態を維持しているから、バイアスダイオード
20は逆バイアスの状態となり、第2のMOS FET8
のゲート・ソース間の帯電電荷の封じ込め状態が引き続
き維持されるので、バイアスダイオード20から第2のM
OS FET8のゲートに順バイアス電圧が印加された
状態を維持する。この結果、第2のMOS FET8は
引き続きオン状態を維持し、チョークコイル12の電流は
引き続き第2のMOS FET8を通して流れ、チョー
クコイル12を流れる電流の連続性が保持される。
(二次巻線6の電圧)が零になると、短絡スイッチ素子
21はオフ状態を維持しているから、バイアスダイオード
20は逆バイアスの状態となり、第2のMOS FET8
のゲート・ソース間の帯電電荷の封じ込め状態が引き続
き維持されるので、バイアスダイオード20から第2のM
OS FET8のゲートに順バイアス電圧が印加された
状態を維持する。この結果、第2のMOS FET8は
引き続きオン状態を維持し、チョークコイル12の電流は
引き続き第2のMOS FET8を通して流れ、チョー
クコイル12を流れる電流の連続性が保持される。
【0032】そして、メインスイッチ素子4が時刻t3
でオンすると、最初のt0 の動作状態となり、回路動作
が継続する。
でオンすると、最初のt0 の動作状態となり、回路動作
が継続する。
【0033】この実施形態例では、メインスイッチ素子
4がオフする期間、つまり、駆動源として機能する二次
巻線6のバイアス電圧が逆電圧となる期間では、短絡ス
イッチ素子21はオフ状態を維持するので、トランス2の
巻線電圧が零電圧になる期間、すなわちt2 〜t3 の期
間では、バイアスダイオード20により第2のMOSFE
T8のゲート・ソース間の入力寄生容量の帯電電荷の放
電を阻止するので、第2のMOS FET8のゲート・
ソース間には電圧vGS2 のピーク電圧がクランプされた
格好となり、第2のMOS FET8を引き続きオン動
作状態に継続させることが可能となる。これにより、こ
のt2 〜t3 の期間は、第2のMOSFET8がオン状
態で該第2のMOS FET8を通して電流が流れるの
で、第2のMOS FET8のボディダイオードや、従
来例の転流ダイオード10を通して電流が流れる場合に比
べ、その電圧降下は格段に小さいので、電力損失は非常
に小さなものとなり、回路動作の効率を格段に高めるこ
とが可能となる。
4がオフする期間、つまり、駆動源として機能する二次
巻線6のバイアス電圧が逆電圧となる期間では、短絡ス
イッチ素子21はオフ状態を維持するので、トランス2の
巻線電圧が零電圧になる期間、すなわちt2 〜t3 の期
間では、バイアスダイオード20により第2のMOSFE
T8のゲート・ソース間の入力寄生容量の帯電電荷の放
電を阻止するので、第2のMOS FET8のゲート・
ソース間には電圧vGS2 のピーク電圧がクランプされた
格好となり、第2のMOS FET8を引き続きオン動
作状態に継続させることが可能となる。これにより、こ
のt2 〜t3 の期間は、第2のMOSFET8がオン状
態で該第2のMOS FET8を通して電流が流れるの
で、第2のMOS FET8のボディダイオードや、従
来例の転流ダイオード10を通して電流が流れる場合に比
べ、その電圧降下は格段に小さいので、電力損失は非常
に小さなものとなり、回路動作の効率を格段に高めるこ
とが可能となる。
【0034】また、短絡スイッチ素子21がオンすること
によって放電される第2のMOSFET8のゲート・ソ
ース間の入力寄生容量による電荷は無駄に捨てられるこ
となく負荷13側に供給されるので、より一層回路動作の
効率を高めることが可能となる。
によって放電される第2のMOSFET8のゲート・ソ
ース間の入力寄生容量による電荷は無駄に捨てられるこ
となく負荷13側に供給されるので、より一層回路動作の
効率を高めることが可能となる。
【0035】ところで、回路動作の周波数(メインスイ
ッチ素子4のスイッチング周波数)が高くなると、回路
導体に浮遊インダクタンスが生じ、従来例の図4に示す
ような回路だと、トランス2の巻線電圧が零電圧になっ
てチョークコイル12に流れる電流が第2のMOS FE
T8から転流ダイオード10に切り換わる際に、その浮遊
インダクタンスが悪影響を及ぼし、電流の切り換え応答
性が悪くなり、回路動作の性能が悪くなるという問題が
生じる。この点、この実施形態例では転流ダイオード10
を省略しているので、転流ダイオード10のスイッチオン
の切り換え動作によらず、第2のMOS FET8のオ
ン状態を引き続き継続するようにして、第2のMOS
FET8に引き続き電流が流れるようにしているので、
時刻t2での電流の切り換えが行われることはないの
で、その電流の切り換えによる浮遊インダクタンスの影
響を全く受けることがなくなり、高周波駆動を行う場合
においても、高性能の信頼性の高い回路動作が可能とな
る。
ッチ素子4のスイッチング周波数)が高くなると、回路
導体に浮遊インダクタンスが生じ、従来例の図4に示す
ような回路だと、トランス2の巻線電圧が零電圧になっ
てチョークコイル12に流れる電流が第2のMOS FE
T8から転流ダイオード10に切り換わる際に、その浮遊
インダクタンスが悪影響を及ぼし、電流の切り換え応答
性が悪くなり、回路動作の性能が悪くなるという問題が
生じる。この点、この実施形態例では転流ダイオード10
を省略しているので、転流ダイオード10のスイッチオン
の切り換え動作によらず、第2のMOS FET8のオ
ン状態を引き続き継続するようにして、第2のMOS
FET8に引き続き電流が流れるようにしているので、
時刻t2での電流の切り換えが行われることはないの
で、その電流の切り換えによる浮遊インダクタンスの影
響を全く受けることがなくなり、高周波駆動を行う場合
においても、高性能の信頼性の高い回路動作が可能とな
る。
【0036】図3には本発明の第2実施形態例が示され
ている。この第2実施形態例は短絡スイッチ素子21の駆
動源をトランス2の二次巻線6ではなく別巻線24とした
ことを特徴としており、それ以外の構成は前記第1実施
形態例と同様であり、第1実施形態例と同一の構成部分
には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
ている。この第2実施形態例は短絡スイッチ素子21の駆
動源をトランス2の二次巻線6ではなく別巻線24とした
ことを特徴としており、それ以外の構成は前記第1実施
形態例と同様であり、第1実施形態例と同一の構成部分
には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
【0037】前記別巻線24はトランス2の二次側に二次
巻線6とは別個独立の巻線を用いてトランス2のコアに
巻装することにより構成されており、別巻線24の一端側
は第1のMOS FET7および第2のMOS FET
8のソース側に接続され、別巻線24の他端側にはバイア
スダイオード20のアノードが接続され、バイアスダイオ
ード20のカソード側が第2のMOS FET8のゲート
に接続されている。そして、短絡スイッチ素子21のベー
スは、抵抗体22を介して別巻線24の一端側、つまり、第
1のMOS FET7と第2のMOS FET8のソー
ス側に接続されている。なお、この実施形態例では、メ
インスイッチ素子4がオン状態のとき、別巻線24の一端
側、つまり、第1のMOS FET7と第2のMOS
FET8のソース側にプラスの電圧が誘起されるように
別巻線24の極性が設定されている。
巻線6とは別個独立の巻線を用いてトランス2のコアに
巻装することにより構成されており、別巻線24の一端側
は第1のMOS FET7および第2のMOS FET
8のソース側に接続され、別巻線24の他端側にはバイア
スダイオード20のアノードが接続され、バイアスダイオ
ード20のカソード側が第2のMOS FET8のゲート
に接続されている。そして、短絡スイッチ素子21のベー
スは、抵抗体22を介して別巻線24の一端側、つまり、第
1のMOS FET7と第2のMOS FET8のソー
ス側に接続されている。なお、この実施形態例では、メ
インスイッチ素子4がオン状態のとき、別巻線24の一端
側、つまり、第1のMOS FET7と第2のMOS
FET8のソース側にプラスの電圧が誘起されるように
別巻線24の極性が設定されている。
【0038】この第2実施形態例も前記第1実施形態例
と同様にメインスイッチ素子4がオンする期間では、第
1のMOS FET7と短絡スイッチ素子21がオン状態
となり、第2のMOS FET8はオフ状態となり、チ
ョークコイル12の電流は第1のMOS FET7を通し
て流れる。
と同様にメインスイッチ素子4がオンする期間では、第
1のMOS FET7と短絡スイッチ素子21がオン状態
となり、第2のMOS FET8はオフ状態となり、チ
ョークコイル12の電流は第1のMOS FET7を通し
て流れる。
【0039】そして、メインスイッチ素子4がオフする
と、二次巻線6と別巻線24の極性が反転するので、第1
のMOS FET7と短絡スイッチ素子21が共にオフ
し、第2のMOS FET8がオンし、チョークコイル
12の電流が第2のMOS FET8を通して流れる。そ
して、このとき、第2のMOS FET8のゲート・ソ
ース間の入力寄生容量に電荷が蓄えられる。
と、二次巻線6と別巻線24の極性が反転するので、第1
のMOS FET7と短絡スイッチ素子21が共にオフ
し、第2のMOS FET8がオンし、チョークコイル
12の電流が第2のMOS FET8を通して流れる。そ
して、このとき、第2のMOS FET8のゲート・ソ
ース間の入力寄生容量に電荷が蓄えられる。
【0040】そして、トランス2の巻線電圧が零になっ
たときには、短絡スイッチ素子21はオフ状態を維持して
いるので、バイアスダイオード20により、第2のMOS
FET8のゲート・ソース間の電荷の放電が阻止され
て、第2のMOS FET8はオン状態を継続する結
果、チョークコイル12の電流は引き続き第2のMOSF
ET8を通って流れ、チョークコイル12を流れる電流の
連続性が保たれるのである。
たときには、短絡スイッチ素子21はオフ状態を維持して
いるので、バイアスダイオード20により、第2のMOS
FET8のゲート・ソース間の電荷の放電が阻止され
て、第2のMOS FET8はオン状態を継続する結
果、チョークコイル12の電流は引き続き第2のMOSF
ET8を通って流れ、チョークコイル12を流れる電流の
連続性が保たれるのである。
【0041】この第2実施形態例においても、トランス
2の巻線電圧が零電圧になる期間は、第2のMOS F
ET8がオン状態でチョークコイル12の電流が流れるの
で、従来例の転流ダイオード10を通して電流を流す場合
に比べ電圧降下は十分に小さなものとなり、電力損失を
格段に小さくでき、回路動作の大幅な効率化を達成でき
ることになる。
2の巻線電圧が零電圧になる期間は、第2のMOS F
ET8がオン状態でチョークコイル12の電流が流れるの
で、従来例の転流ダイオード10を通して電流を流す場合
に比べ電圧降下は十分に小さなものとなり、電力損失を
格段に小さくでき、回路動作の大幅な効率化を達成でき
ることになる。
【0042】また、トランス2の巻線電圧が零になるt
2 の時刻で従来例の如く第2のMOS FET8から転
流ダイオード10への電流の経路切り換えが行われること
はないので、回路動作が高周波駆動される場合において
も、浮遊インダクタンスの影響を受けることがないの
で、回路動作の高性能化が図れ、回路動作の信頼性を高
めることが可能となる。
2 の時刻で従来例の如く第2のMOS FET8から転
流ダイオード10への電流の経路切り換えが行われること
はないので、回路動作が高周波駆動される場合において
も、浮遊インダクタンスの影響を受けることがないの
で、回路動作の高性能化が図れ、回路動作の信頼性を高
めることが可能となる。
【0043】さらに、この第2実施形態例では、短絡ス
イッチ素子21の駆動源を別巻線24によって得るので、こ
の別巻線24で発生する電圧を短絡スイッチ素子21の最適
動作電圧にマッチングさせることが可能となり、耐圧の
低い短絡スイッチ素子21を用いた場合においても、耐圧
上支障なく良好な回路動作を行わせることが可能とな
る。
イッチ素子21の駆動源を別巻線24によって得るので、こ
の別巻線24で発生する電圧を短絡スイッチ素子21の最適
動作電圧にマッチングさせることが可能となり、耐圧の
低い短絡スイッチ素子21を用いた場合においても、耐圧
上支障なく良好な回路動作を行わせることが可能とな
る。
【0044】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、短絡スイッチ素子21をバイポーラ
トランジスタにより構成したが、この短絡スイッチ素子
21はMOS FET等の他のスイッチ素子を用いて構成
することができる。
ることはなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、短絡スイッチ素子21をバイポーラ
トランジスタにより構成したが、この短絡スイッチ素子
21はMOS FET等の他のスイッチ素子を用いて構成
することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明はDC−DC変換回路のメインス
イッチ素子がオフしたときには第1のMOS FETが
オフし、第2のMOS FETがオンして負荷への電流
は第2のMOS FETを通して流れるが、DC−DC
変換回路のトランスの巻線電圧が零電圧になったときに
も、従来例の如く第2のMOS FETから転流ダイオ
ードに電流の流れを切り換えることなく、短絡スイッチ
素子のオフ動作に伴うバイアスダイオードによる第2の
MOS FETのゲート・ソース間の入力寄生容量の帯
電電荷の放電阻止効果により、第2のMOS FETを
引き続きオン動作させて負荷への電流を流すことができ
るので、前記トランスの巻線電圧が零電圧になったとき
に、転流ダイオードを通して負荷への電流を流す場合に
比べ、第2のMOS FETでの電圧降下を格段に小さ
くすることができ、これにより、電力損失を十分に小さ
なものとすることができ、回路動作の効率を格段に高め
ることが可能となる。
イッチ素子がオフしたときには第1のMOS FETが
オフし、第2のMOS FETがオンして負荷への電流
は第2のMOS FETを通して流れるが、DC−DC
変換回路のトランスの巻線電圧が零電圧になったときに
も、従来例の如く第2のMOS FETから転流ダイオ
ードに電流の流れを切り換えることなく、短絡スイッチ
素子のオフ動作に伴うバイアスダイオードによる第2の
MOS FETのゲート・ソース間の入力寄生容量の帯
電電荷の放電阻止効果により、第2のMOS FETを
引き続きオン動作させて負荷への電流を流すことができ
るので、前記トランスの巻線電圧が零電圧になったとき
に、転流ダイオードを通して負荷への電流を流す場合に
比べ、第2のMOS FETでの電圧降下を格段に小さ
くすることができ、これにより、電力損失を十分に小さ
なものとすることができ、回路動作の効率を格段に高め
ることが可能となる。
【0046】また、前記の如く、DC−DC変換回路の
トランスの巻線電圧が零になったとき、負荷への供給電
流の経路が切り換わることはなく、引き続き第2のMO
SFETを通して流すことができるので、回路を高周波
駆動した場合においても、電流の経路の切り換えを行う
従来例のような浮遊インダクタンスの影響による電流切
り換えの応答性遅れの問題は生じることはなく、これに
より、高性能の信頼性の高い回路動作が可能となる。
トランスの巻線電圧が零になったとき、負荷への供給電
流の経路が切り換わることはなく、引き続き第2のMO
SFETを通して流すことができるので、回路を高周波
駆動した場合においても、電流の経路の切り換えを行う
従来例のような浮遊インダクタンスの影響による電流切
り換えの応答性遅れの問題は生じることはなく、これに
より、高性能の信頼性の高い回路動作が可能となる。
【0047】さらに、短絡スイッチ素子の駆動源をDC
−DC変換回路のトランスの二次巻線とした構成のもの
にあっては、短絡スイッチ素子がオン駆動したときに放
電される第2のMOS FETのゲート・ソース間の入
力寄生容量の電荷は捨てられることはなく負荷へ有効供
給できることとなるので、回路効率のより一層の改善を
図ることが可能となる。
−DC変換回路のトランスの二次巻線とした構成のもの
にあっては、短絡スイッチ素子がオン駆動したときに放
電される第2のMOS FETのゲート・ソース間の入
力寄生容量の電荷は捨てられることはなく負荷へ有効供
給できることとなるので、回路効率のより一層の改善を
図ることが可能となる。
【0048】さらに、短絡スイッチ素子の駆動源を別巻
線とした構成のものにあっては、短絡スイッチ素子の駆
動電圧を該短絡スイッチ素子の最適電圧にマッチングさ
せることができるので、低耐圧の短絡スイッチ素子を使
用することが可能となり、これに伴い、消費電力の低減
化と回路コストの低減を図ることが可能となる。
線とした構成のものにあっては、短絡スイッチ素子の駆
動電圧を該短絡スイッチ素子の最適電圧にマッチングさ
せることができるので、低耐圧の短絡スイッチ素子を使
用することが可能となり、これに伴い、消費電力の低減
化と回路コストの低減を図ることが可能となる。
【図1】本発明の第1実施形態例の同期整流器をDC−
DC変換回路に組み込み状態で示す回路図である。
DC変換回路に組み込み状態で示す回路図である。
【図2】同実施形態例の各回路部分の動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図3】本発明の第2実施形態例の同期整流器をDC−
DC変換回路に組み込み状態で示す回路図である。
DC変換回路に組み込み状態で示す回路図である。
【図4】従来例の同期整流器をDC−DC変換回路に組
み込み状態で示す回路図である。
み込み状態で示す回路図である。
【図5】従来の図4に示す回路の各部の動作を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
6 二次巻線 7 第1のMOS FET 8 第2のMOS FET 18 同期整流器 20 バイアスダイオード 21 短絡スイッチ素子 24 別巻線
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電源にトランスの一次巻線とメイン
スイッチ素子の直列回路が接続され、前記メインスイッ
チ素子のオン・オフ駆動により前記トランスの二次巻線
に誘起する電圧を整流平滑して出力するDC−DC変換
回路に組み込まれる同期整流器において、前記メインス
イッチ素子がオンしたときにマイナスの電圧が発生する
側のトランスの二次巻線の一端側に第1のMOS FE
Tのドレインが、プラスの電圧が発生する側の前記トラ
ンスの二次巻線の他端側に第1のMOS FETのゲー
トがそれぞれ接続され、前記第1のMOS FETのゲ
ートに第2のMOS FETのドレインが、前記第1の
MOS FETのソースに第2のMOS FETのソー
スがそれぞれ接続され、前記第1のMOS FETのド
レインと第2のMOS FETのゲート間には第2のM
OS FETのゲート側をカソード側としてバイアスダ
イオードが接続されており、このバイアスダイオードの
アノードとカソード間には前記トランスの二次巻線の電
圧を駆動源として前記第1のMOS FETのゲートが
プラス電位となる期間をオン期間としてオンして前記バ
イアスダイオードを短絡する短絡スイッチ素子が設けら
れている同期整流器。 - 【請求項2】 トランスの二次側に二次巻線とは独立し
た別個の別巻線が設けられ、二次巻線の代わりに前記別
巻線の電圧を短絡スイッチ素子の駆動源としたことを特
徴とする請求項1記載の同期整流器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30241496A JPH10136646A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 同期整流器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30241496A JPH10136646A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 同期整流器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10136646A true JPH10136646A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17908641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30241496A Pending JPH10136646A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 同期整流器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10136646A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1387480A3 (en) * | 2002-08-01 | 2004-10-06 | Shindengen Electric Manufacturing Company, Limited | Synchronous rectifier circuit |
| US7035120B2 (en) | 2002-06-05 | 2006-04-25 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | Driving circuit employing synchronous rectifier circuit |
| US7558083B2 (en) | 1997-01-24 | 2009-07-07 | Synqor, Inc. | High efficiency power converter |
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