JPH10136991A - フマル酸から二ナトリウムz−l−アスパルテートを製造する方法 - Google Patents

フマル酸から二ナトリウムz−l−アスパルテートを製造する方法

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JPH10136991A
JPH10136991A JP9255103A JP25510397A JPH10136991A JP H10136991 A JPH10136991 A JP H10136991A JP 9255103 A JP9255103 A JP 9255103A JP 25510397 A JP25510397 A JP 25510397A JP H10136991 A JPH10136991 A JP H10136991A
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ammonia
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Erik Salzbrenner
エリック・ザルツブレンナー
Christian Werenka
クリステイアン・ウエレンカ
Wilhelmus H J Boesten
ウイルヘルムス・ハー・イヨット・ベーステン
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Chemie Linz GmbH
Holland Sweetener Co VOF
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Chemie Linz GmbH
Holland Sweetener Co VOF
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    • C07C271/22Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms to carbon atoms of hydrocarbon radicals substituted by carboxyl groups
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フマル酸から二ナトリウムZ-L-アスパルテー
トを製造する方法を提供する。 【解決手段】 a)フマル酸を、アスパルターゼまたはア
スパルターゼ生産微生物の存在下に、不活性希釈剤中で
アンモニアと反応させてアンモニウムL-アスパルテート
とし、次いで、b)アンモニウムL-アスパルテート含有溶
液を、水酸化ナトリウムで処理することによって、その
際使用する水酸化ナトリウムの量に応じて、一または二
ナトリウムL-アスパルテートまたはそれらの混合物を生
成させ、そして、c)放出されたアンモニアをフマル酸懸
濁液に戻し、これをさらに別の酵素反応のための出発溶
液として使用し、そして次いで、d)残余の一および/ま
たは二ナトリウムL-アスパルテート含有溶液を、9〜14
のpHで、同時に水酸化ナトリウムを添加しながら、ベン
ジルオキシカルボニルクロライドと反応させて二ナトリ
ウムZ-L-アスパルテートとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フマル酸から二ナ
トリウムZ-L-アスパルテートを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】L-アスパラギン酸は、ショ糖の約200 倍
の甘味力を有する人工的な甘味剤であるジペプチドアス
パルテームの合成に必須の出発材料である。多数の化学
的および酵素的方法が、アスパルテームの合成のために
開示されており、特にL-アスパラギン酸およびフェニル
アラニンメチルエステルが種々の方法で、例えば酵素的
触媒を使用してまたは使用しないで結合される。例え
ば、固体アスパラギン酸を、二ナトリウム塩に変換し、
次いで水溶液中でベンジルオキシカルボニルクロライド
(Z-Cl)と反応させて、二ナトリウムZ-L-アスパルテート
とする。アスパラギン酸は、例えばヨーロッパ特許出願
公開第A-0 127 940 号明細書に記載されているように、
異性化してフマル酸となるマレイン酸から、アンモニウ
ムL-アスパルテートを経る酵素的方法および引き続いて
の酸の存在下における結晶化によって製造される。当モ
ル量のアンモニウム塩が母液中に生じ、これは適当に処
理されなければならない。さらに、二ナトリウムZ-L-ア
スパルテートを得るためには、多数の段階が必要であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、アンモニウムイオン含有廃水を生じない方法であっ
て、二ナトリウムZ-L-アスパルテートを得るための段階
の数が低減されている方法を見出すことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、この課
題は、フマル酸から出発し、アンモニウムL-アスパルテ
ートを直接L-アスパラギン酸の二ナトリウム塩に変換
し、同時にアンモニアを定量的にリサイクルする方法に
よって解決される。従って、本発明は、フマル酸から二
ナトリウムZ-L-アスパルテートを製造する方法におい
て、 a)フマル酸を、アスパルターゼまたはアスパルターゼ生
産微生物の存在下に、不活性希釈剤中でアンモニアと反
応させてアンモニウムL-アスパルテートとし、次いで、 b)アンモニウムL-アスパルテート含有溶液を、水酸化ナ
トリウムで処理することにより、その際使用する水酸化
ナトリウムの量に応じて、一または二ナトリウムL-アス
パルテートまたはそれらの混合物を生成させ、そして、 c)放出されたアンモニアをフマル酸懸濁液に戻し、これ
をさらに別の酵素反応のための出発溶液として使用し、
そして次いで、 d)残余の一および/または二ナトリウムL-アスパルテー
ト含有溶液を、9〜14のpHで、同時に水酸化ナトリウム
を添加しながら、ベンジルオキシカルボニルクロライド
と反応させて二ナトリウムZ-L-アスパルテートとするこ
とからなる上記方法に関する。
【0005】本発明による方法の第一段階a)において、
フマル酸は、酵素反応においてアンモニウムL-アスパル
テートに変換される。本発明による方法の出発材料であ
るフマル酸は、例えばマレイン酸の異性化により製造す
ることができる。酵素反応のために、フマル酸は、溶解
限界まで不活性希釈剤中に撹拌添加され、それによって
懸濁液が得られる。好適な不活性希釈剤は、水または水
/エタノールまたは水/アセトン混合物等であるが、水
が好ましい。次いで、液化されているか、または10〜35
重量%濃度溶液のアンモニアを、室温でフマル酸懸濁液
に導入し、その結果として温度が60℃に上昇しそしてpH
を8〜9に調節する。
【0006】20〜30重量%濃度のアンモニア水溶液を使
用することが好ましい。次いで、酵素であるアスパルタ
ーゼまたはアスパルターゼ製造微生物を、この結果得ら
れる系、好ましくは溶液に、20〜60℃、好ましくは30〜
50℃で撹拌添加する。この酵素またはアスパルターゼ生
産微生物を添加する際には、酵素吸着およびそれに伴う
活性損失の結果として懸濁液はより多くの酵素を必要と
するので、アンモニアの添加により溶液が形成されるこ
とが好ましい。フマル酸1モル当たり30〜50IU(酵素活
性)が、24〜30時間後のほぼ定量的な変換に必要であ
る。
【0007】アスパルターゼ生産微生物は、例えばPseu
domonas fluorescens 、Proteus vulgaris、Pseudomona
s aeruginosa、Serratia marcescens 、Bacterium succ
inium 、Bacillus subtilis 、Aerobacter aerogenes、
Micrococcus sp. およびEscherichia coli等である。そ
の他の好適なアスパルターゼ製造微生物は、例えば米国
特許第3,791,926 号明細書および米国特許第3,198,712
号明細書に記載されている。
【0008】精製されたまたは合成されたアスパルター
ゼは、本発明による方法に使用することができる。酵素
またはアスパルターゼ製造微生物は、例えばヨーロッパ
特許第0 127 940 号明細書に記載されているように、液
体または固定化された(immobilized) 状態で使用するこ
とができる。反応が終了した後(反応の終了は、例えば
光分析により測定することができる)に、アンモニウム
L-アスパルテートを含有する溶液を、好ましくは20〜30
℃に冷却し、そして第二段階(b) において水酸化ナトリ
ウムで処理する。添加される水酸化ナトリウムの量は、
所望のナトリウム塩に応じて異なる。一ナトリウムおよ
び二ナトリウム塩およびその混合物は、ともに次の反応
に用いるのに適している。水酸化ナトリウムは、固体状
態または水酸化ナトリウム溶液として使用することがで
きるが、水酸化ナトリウム溶液が好ましい。反応溶液
は、約40〜60℃に加温される。脱離されそして放出され
るアンモニアを、例えば沈降チューブを使用した別の反
応容器中で、さらにアンモニアを添加した後に出発溶液
として次の酵素反応(段階c )に再使用することができ
るフマル酸懸濁液に導入する。
【0009】反応溶液からアンモニアを取り除くため
に、約50〜100 ℃の温度が使用され、そしてほとんどの
アンモニアが大気圧から80〜120mbar の圧力で排出され
る。約0.5 〜10時間後に、場合によっては、200 〜300m
bar の減圧下に反応溶液を通して窒素をバブリングし、
55〜65℃の温度を維持して、残余のアンモニアをも取り
除く。
【0010】この結果得られる一および/または二ナト
リウムL-アスパルテート溶液は、引き続いて段階d)にお
いて、30〜60℃で、同時に水酸化ナトリウム溶液を滴下
して加えることによって9〜14、好ましくは11〜12のpH
を維持して、ベンジルオキシカルボニルクロライド(Z-C
l)で処理される。Z-Clは、当モル量で加えるか、または
わずかに過剰に加えることができる。Z-Clを添加した後
に、反応混合物をさらに0.5 〜4時間放置し、次いで室
温に冷却し、それによって相分離させる。
【0011】次いで、例えばメチル第三ブチルエーテ
ル、ジイソブチルエーテル、トルエンまたはその他の水
不混和性溶媒を使用して、この水性相を洗浄する。この
有機相は廃棄され、そしてZ-L-アスパラギン酸は、水溶
液中に二ナトリウム塩として得られる。水性相に含まれ
る残余の有機溶媒を取り除くために、減圧が室温で適用
される。
【0012】本発明による方法により、二ナトリウムZ-
L-アスパルテートが、澄んだわずかに黄色がかった溶液
として得られ、これは場合によってはフェニルアラニン
とカップリングすることによってさらにアスパルテーム
に変換することができる。本発明による方法では、アン
モニウムイオン含有廃水が生じず、そしてアンモニアは
定量的に次のフマル酸の酵素反応のためにリサイクルさ
れる。
【0013】さらに、本発明による方法では、L-アスパ
ラギン酸または中間体を単離する必要はない。
【0014】
【実施例】
実施例1 a)酵素反応 2070mLの飲料水を5Lの二重壁容器に導入し、そして973g
のフマル酸(8.38mol)をそこに撹拌して導入する。次い
で、1450mLの25重量%濃度のアンモニア溶液(1314g)
を、30分かけてフマル酸懸濁液中に導入する。45〜50℃
の反応温度および8.5 のpHに達する。1.4mL のアスパル
ターゼ溶液(245IU/mL)を、45℃で穏やかに撹拌してこの
澄んだ溶液に導入する。次いで、撹拌を止め、反応溶液
を45℃に維持する。反応の程度は、光分析により監視す
る。ほぼ定量的な変換(>99%)が25.5時間後に達成さ
れる。 b)およびc)アンモニアの排除 a)で得られた溶液を25℃に冷却した後に、1330g の50重
量%濃度の水酸化ナトリウム溶液を15分かけて導入す
る。この溶液は、50℃に温まり、そして11.5のpHが測定
される。放出されるアンモニアは、沈降チューブを使用
してフマル酸懸濁液(フマル酸/アンモニア洗浄溶液)
に導入される。水およびフマル酸の量は、a)と同じであ
る。57℃に加熱し、100mbar の減圧を適用することによ
って、ほとんどのアンモニアが排除される。6時間後
に、反応溶液を通して窒素をバブリングする(20L/h) 。
温度を60℃に上昇させ、そして240mbar の減圧を適用す
る(4.5 時間)。留出物の全体量は、約1100g である。
残余のアンモニア含有量は<100ppmである。
【0015】23.5重量%のL-アスパラギン酸を含有する
二ナトリウムL-アスパルテート溶液が得られる。ラセミ
化は観察されない。フマル酸の含有量は、<0.1 重量%
であり、リンゴ酸およびアスパラギンは検出されない。 d)二ナトリウムZ-(L)-アスパルテートの製造 実施例1a-c) において製造された18.1重量%のL-アスパ
ラギン酸(0.11mol) を含有する80mLの二ナトリウムL-ア
スパルテート溶液を45℃に加熱する。20.5g のベンジル
オキシカルボニルクロライド(Z-Cl)(GCによる含有量9
2.5)(0.11mol)を1時間かけて撹拌しながら滴下して加
える。同時に、50重量%濃度の水酸化ナトリウム溶液を
滴下して加えて、pHを10.9〜13.8に維持する。全体で、
7.8gの50重量%濃度の水酸化ナトリウム溶液を加える。
添加に続いて、この反応溶液を45〜47℃に2.5 時間保持
する。pHは、12.1で一定である。25℃に冷却した後に、
この水溶液を、92mLのメチル第三ブチルエーテルで二回
処理する。有機相を取り出し、残余の溶媒を、ロータリ
ーエバポレーターで20℃で20mbarで30分かけて水性相か
ら取り除く。
【0016】101gのわずかに黄色がかった澄んだ溶液が
得られ、二ナトリウムZ-(L)-アスパルテート含有量は3
0.8重量%である(L-アスパラギン酸として計算)。 実施例2 一ナトリウムL-アスパルテート溶液の製造 実施例1b) およびc)と同様に、588gの20重量%濃度の水
酸化ナトリウム溶液を、15分かけて、25℃に冷却されて
いる実施例1a) と同様に得られた1300mLの溶液に導入す
る。この溶液を50℃に加温する。排除されるアンモニア
を、沈降チューブを使用してフマル酸懸濁液に導入する
(フマル酸/アンモニア洗浄溶液)。水およびフマル酸
の量は、a)と同じである。全てのアンモニアを大気圧で
取り出し、反応溶液を1200mLまで蒸発する。残余のアン
モニア含有量は、<300ppmである。
【0017】25.9重量%のL-アスパラギン酸を含有する
一ナトリウムL-アスパルテート溶液が得られる。ラセミ
化は観察されない。フマル酸の含有量は、<0.1 重量%
であり、リンゴ酸およびアスパラギンは検出されない。
さらに、この溶液を実施例1dと同様に処理して二ナトリ
ウムZ-(L)-アスパルテートを得る。 実施例3 過剰なZ-Clを用いた二ナトリウムZ-(L)-アスパルテート
の製造 実施例1a-cに従って製造された18.1重量%のL-アスパラ
ギン酸を含有する64.2mLの二ナトリウムL-アスパルテー
ト溶液(0.09mol) を45℃に加熱する。17.7g のベンジル
オキシカルボニルクロライド(GCによるZ-Cl含有量92.
5)(0.10mol) を1時間かけて撹拌しながら滴下して加
える。同時に、50重量%濃度の水酸化ナトリウム溶液を
滴下して加えて、pHを9.4 〜11.8に維持する。全体で、
8.8gの50重量%濃度の水酸化ナトリウム溶液を加える。
添加に続いて、この反応溶液を45℃に2.5 時間保持す
る。pHは、11.3で一定である。25℃に冷却した後に、こ
の水溶液を、46mLのメチル第三ブチルエーテルで二回処
理する。有機相を取り出し、残余の溶媒を、ロータリー
エバポレーターで20℃で20mbarで30分かけて水性相から
取り除く。
【0018】84.2g のわずかに黄色がかった澄んだ溶液
が得られ、二ナトリウムZ-(L)-アスパルテート含有量は
31.4重量%である(L-アスパラギン酸として計算)。 実施例4 フマル酸/アンモニア洗浄溶液の酵素反応 実験が終了した後に、実施例1a-cで得られたフマル酸/
アンモニア洗浄溶液を、514gの25重量%のアンモニアを
用いてpH8.5 に調整し、さらに実施例1a-cと同様に処理
して二ナトリウムL-アスパルテート溶液を得る。
【0019】この結果を以下の表1に示す。
【表1】 得られる二ナトリウムL-アスパルテート溶液は、実施例
1dおよび実施例3と同様に二ナトリウムZ-L-アスパルテ
ートに変換される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲラルト・キルヒナー ドイツ連邦共和国、46485 ウエゼル、ウ イッテンベルガーストラーセ、22 (72)発明者 エリック・ザルツブレンナー オーストリア国、4111ウアルデイング、ゼ ムライトナーウエーク、129 (72)発明者 クリステイアン・ウエレンカ オーストリア国、4052アンスフエルデン、 ミッターバウエルストラーセ、14 (72)発明者 ウイルヘルムス・ハー・イヨット・ベース テン オランダ国、6132ベーイヨット・リッタル ト、ブロウンツラーン、9

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フマル酸から二ナトリウムZ-L-アスパル
    テートを製造する方法において、 a)フマル酸を、アスパルターゼまたはアスパルターゼ生
    産微生物の存在下に、不活性希釈剤中でアンモニアと反
    応させてアンモニウムL-アスパルテートとし、次いで、 b)アンモニウムL-アスパルテート含有溶液を、水酸化ナ
    トリウムで処理することによって、その際使用する水酸
    化ナトリウムの量に応じて、一または二ナトリウムL-ア
    スパルテートまたはそれらの混合物を生成させ、そし
    て、 c)放出されたアンモニアをフマル酸懸濁液に戻し、これ
    をさらに別の酵素反応のための出発溶液として使用し、
    そして次いで、 d)残余の一および/または二ナトリウムL-アスパルテー
    ト含有溶液を、9〜14のpHで、同時に水酸化ナトリウム
    を添加しながら、ベンジルオキシカルボニルクロライド
    と反応させて二ナトリウムZ-L-アスパルテートとするこ
    とを特徴とする上記方法。
  2. 【請求項2】 使用される不活性希釈剤が、水または水
    /エタノールまたは水/アセトン混合物である請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 使用されるアンモニアが、液化されてい
    るか、または10〜35重量%濃度の水溶液の形態である請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 フマル酸1モル当たり30〜50IU(酵素活
    性度)の存在下に、フマル酸が反応する請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 放出されるアンモニアの全部が、大気圧
    から80〜120mbar の圧力において、50〜100 ℃で反応溶
    液から取り除かれ、場合によっては、引き続いて200 〜
    300mbar で、55〜65℃で窒素でバブリングする請求項1
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ベンジルオキシカルボニルクロライド
    と、一および/または二ナトリウムL-アスパルテート含
    有溶液との反応を、11〜12のpHで実施する請求項1に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 ベンジルオキシカルボニルクロライド
    を、30〜60℃で一および/または二ナトリウムL-アスパ
    ルテート含有溶液に添加する請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 一および/または二ナトリウムL-アスパ
    ルテートとベンジルオキシカルボニルクロライドとの反
    応および相分離に続いて、水性相を水不混和性溶媒で洗
    浄する請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 水不混和性溶媒が、メチル第三ブチルエ
    ーテル、ジイソプロピルエーテルまたはトルエンである
    請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 二ナトリウムZ-L-アスパルテートを含
    有する水性相を、さらにフェニルアラニンを用いたカッ
    プリングによるアスパルテームへの変換に使用する請求
    項8に記載の方法。
JP9255103A 1996-09-20 1997-09-19 フマル酸から二ナトリウムz−l−アスパルテートを製造する方法 Withdrawn JPH10136991A (ja)

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AT1672/96 1996-09-20
AT167296A AT404839B (de) 1996-09-20 1996-09-20 Verfahren zur herstellung von z-l-asparaginsäure-dinatriumsalz aus fumarsäure
AT27297A AT404360B (de) 1997-02-19 1997-02-19 Verfahren zur herstellung von z-l-asparaginsäure-dinatriumsalz aus fumarsäure
AT272/97 1997-02-19

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US (1) US5902737A (ja)
EP (1) EP0832982B1 (ja)
JP (1) JPH10136991A (ja)
KR (1) KR19980024723A (ja)
AT (1) ATE217650T1 (ja)
DE (1) DE59707269D1 (ja)
IL (1) IL121787A (ja)

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