JPH10140102A - 粘着シートの製造方法 - Google Patents
粘着シートの製造方法Info
- Publication number
- JPH10140102A JPH10140102A JP29643396A JP29643396A JPH10140102A JP H10140102 A JPH10140102 A JP H10140102A JP 29643396 A JP29643396 A JP 29643396A JP 29643396 A JP29643396 A JP 29643396A JP H10140102 A JPH10140102 A JP H10140102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sensitive adhesive
- adhesive sheet
- producing
- surface substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】粘着シートに関し、特に光沢面を有する軟質ま
たは半硬質ポリ塩化ビニルフィルムを表面基材とし、粘
着シートに仕上げた後も光沢度を保持している粘着シー
トの製造方法に関するものである。 【解決手段】剥離シートに粘着剤を塗工して、乾燥した
後、ラミネーターロールにて表面基材を貼り合わせて粘
着シートを製造する方法において、表面基材が可塑剤を
5%以上含有するポリ塩化ビニルフィルムであり、ラミ
ネーターロールにて表面基材を貼り合わせる際の表面基
材および剥離シートの温度が50℃以下であることを特
徴とする粘着シートの製造方法である。
たは半硬質ポリ塩化ビニルフィルムを表面基材とし、粘
着シートに仕上げた後も光沢度を保持している粘着シー
トの製造方法に関するものである。 【解決手段】剥離シートに粘着剤を塗工して、乾燥した
後、ラミネーターロールにて表面基材を貼り合わせて粘
着シートを製造する方法において、表面基材が可塑剤を
5%以上含有するポリ塩化ビニルフィルムであり、ラミ
ネーターロールにて表面基材を貼り合わせる際の表面基
材および剥離シートの温度が50℃以下であることを特
徴とする粘着シートの製造方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着シートに関
し、特に光沢面を有する軟質または半硬質ポリ塩化ビニ
ルフィルムを表面基材とし、粘着シートに仕上げた後も
光沢度を保持している粘着シートの製造方法に関するも
のである。
し、特に光沢面を有する軟質または半硬質ポリ塩化ビニ
ルフィルムを表面基材とし、粘着シートに仕上げた後も
光沢度を保持している粘着シートの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】粘着シートは商業用、事務用、工程管理
用、物流管理用、家庭用等として広範囲にわたってラベ
ル、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形態で使用さ
れている。この粘着シートの一般的構成を説明すると、
表面基材と剥離シートとの間に粘着剤を挟み込んだ状態
のものであり、表面基材としては紙、フォイル、あるい
はフィルム等が使用される。また、剥離シートとしては
グラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラ
フト紙や上質紙等にポリエチレン等の樹脂フィルムをラ
ミネートしたポリラミ原紙、あるいはクラフト紙や上質
紙等にポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高分子等
と顔料とを主成分とする塗工層を設けた樹脂コーティン
グ原紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物の如き剥離
剤を塗工したものが用いられる。そして、粘着剤として
はゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、ウレタン
系、スチレン−ブタジエン系等のエマルション、溶剤な
いしは無溶剤型の各種粘着剤が使用される。このよう
に、さまざまな形態で表面基材、剥離基材、粘着剤を組
み合わせて粘着シートが提供されている。
用、物流管理用、家庭用等として広範囲にわたってラベ
ル、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形態で使用さ
れている。この粘着シートの一般的構成を説明すると、
表面基材と剥離シートとの間に粘着剤を挟み込んだ状態
のものであり、表面基材としては紙、フォイル、あるい
はフィルム等が使用される。また、剥離シートとしては
グラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラ
フト紙や上質紙等にポリエチレン等の樹脂フィルムをラ
ミネートしたポリラミ原紙、あるいはクラフト紙や上質
紙等にポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高分子等
と顔料とを主成分とする塗工層を設けた樹脂コーティン
グ原紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物の如き剥離
剤を塗工したものが用いられる。そして、粘着剤として
はゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、ウレタン
系、スチレン−ブタジエン系等のエマルション、溶剤な
いしは無溶剤型の各種粘着剤が使用される。このよう
に、さまざまな形態で表面基材、剥離基材、粘着剤を組
み合わせて粘着シートが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、表面基材とし
て、表面の光沢度が高い軟質または半硬質ポリ塩化ビニ
ルフィルム(以後軟質または半硬質PVCフィルムと略
記する)を用いた場合、軟質または半硬質PVCフィル
ム表面の光沢度が極度に低下してしまい、商品価値がな
くなってしまうという課題があった。
て、表面の光沢度が高い軟質または半硬質ポリ塩化ビニ
ルフィルム(以後軟質または半硬質PVCフィルムと略
記する)を用いた場合、軟質または半硬質PVCフィル
ム表面の光沢度が極度に低下してしまい、商品価値がな
くなってしまうという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明者等は、軟質または
半硬質PVCフィルムを用いた粘着シートについて、鋭
意研究を行った。軟質または半硬質PVCフィルムは、
フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル等のフタル酸エ
ステル類、アジピン酸ジオクチル、ジオクチルアゼレー
ト等の直鎖二塩基酸エステル類、リン酸エステル類等の
低分子可塑剤が多量に含まれているため、軟質または半
硬質PVCフィルムを表面基材とする粘着シートを製造
する際、高温の状態で、強い圧力で巻き取られると軟質
PVCフィルム表面の光沢度が極度に低下してしまい、
商品価値がなくなってしまうということを見いだした。
半硬質PVCフィルムを用いた粘着シートについて、鋭
意研究を行った。軟質または半硬質PVCフィルムは、
フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル等のフタル酸エ
ステル類、アジピン酸ジオクチル、ジオクチルアゼレー
ト等の直鎖二塩基酸エステル類、リン酸エステル類等の
低分子可塑剤が多量に含まれているため、軟質または半
硬質PVCフィルムを表面基材とする粘着シートを製造
する際、高温の状態で、強い圧力で巻き取られると軟質
PVCフィルム表面の光沢度が極度に低下してしまい、
商品価値がなくなってしまうということを見いだした。
【0005】かかる現状に鑑み、本発明者等は剥離シー
トに粘着剤を塗工、乾燥後、特定の基材温度でラミネー
ターロールにて表面基材を貼り合わせることにより上記
の如き課題が極めて効率的に解消されることを見出し、
本発明を完成するに至った。
トに粘着剤を塗工、乾燥後、特定の基材温度でラミネー
ターロールにて表面基材を貼り合わせることにより上記
の如き課題が極めて効率的に解消されることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0006】本発明は、剥離シートに粘着剤を塗工し
て、乾燥した後、ラミネーターロールにて表面基材を貼
り合わせて粘着シートを製造する方法において、表面基
材が可塑剤を5%以上含有するポリ塩化ビニルフィルム
であり、ラミネーターロールにて表面基材を貼り合わせ
る際の表面基材および剥離シートの温度が50℃以下で
あることを特徴とする粘着シートの製造方法である。
て、乾燥した後、ラミネーターロールにて表面基材を貼
り合わせて粘着シートを製造する方法において、表面基
材が可塑剤を5%以上含有するポリ塩化ビニルフィルム
であり、ラミネーターロールにて表面基材を貼り合わせ
る際の表面基材および剥離シートの温度が50℃以下で
あることを特徴とする粘着シートの製造方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、剥離シートに粘着剤を
塗工して乾燥した後、ラミネーターロールにて表面基材
を貼り合わせて粘着シートを製造するものであるが、ラ
ミネーターロールにて貼り合わせる際の温度が重要要件
となるものである即ち、ラミネーターロールにて貼り合
わせる際の表面基材および剥離シートの温度が50℃以
下であることを必須要件とする。表面基材または剥離シ
ートの温度が50℃を越える場合には、軟質または半硬
質PVCフィルム中に存在する低分子可塑剤がPVC樹
脂を常温より更に可塑化し、剥離シート裏面の微細な凹
凸(以下ボコツキという)を写し取るためか、軟質また
は半硬質PVCフィルム表面の光沢度が極度に低下して
しまい、商品価値がなくなってしまう。なお、ラミネー
ターロールにて貼り合わせる際の圧力が30Kg/cm
以下、であることが特に好ましい。因みに、貼り合わせ
の際の圧力が30Kg/cmを越える場合、剥離シート
裏面のボコツキを写しとるためか、軟質または半硬質P
VCフィルム表面の光沢度が極度に低下してしまう。特
に、温度が50℃を越え、貼り合わせの際の圧力が30
Kg/cmを越える場合、光沢度の低下が著しい。
塗工して乾燥した後、ラミネーターロールにて表面基材
を貼り合わせて粘着シートを製造するものであるが、ラ
ミネーターロールにて貼り合わせる際の温度が重要要件
となるものである即ち、ラミネーターロールにて貼り合
わせる際の表面基材および剥離シートの温度が50℃以
下であることを必須要件とする。表面基材または剥離シ
ートの温度が50℃を越える場合には、軟質または半硬
質PVCフィルム中に存在する低分子可塑剤がPVC樹
脂を常温より更に可塑化し、剥離シート裏面の微細な凹
凸(以下ボコツキという)を写し取るためか、軟質また
は半硬質PVCフィルム表面の光沢度が極度に低下して
しまい、商品価値がなくなってしまう。なお、ラミネー
ターロールにて貼り合わせる際の圧力が30Kg/cm
以下、であることが特に好ましい。因みに、貼り合わせ
の際の圧力が30Kg/cmを越える場合、剥離シート
裏面のボコツキを写しとるためか、軟質または半硬質P
VCフィルム表面の光沢度が極度に低下してしまう。特
に、温度が50℃を越え、貼り合わせの際の圧力が30
Kg/cmを越える場合、光沢度の低下が著しい。
【0008】さらに、ラミネーターロールを冷却ロール
にしておくと、長時間ランニングしても基材温度を低温
に保つことができるため好ましい実施態様の一つであ
る。
にしておくと、長時間ランニングしても基材温度を低温
に保つことができるため好ましい実施態様の一つであ
る。
【0009】而して、本発明において用いられる表面基
材としては、軟質または半硬質PVCフィルムである
が、硬質PVC樹脂100重量部にフタル酸ジオクチ
ル、フタル酸ジブチル等のフタル酸エステル類、アジピ
ン酸ジオクチル、ジオクチルアゼレート等の直鎖二塩基
酸エステル類、リン酸エステル類等の低分子可塑剤を5
〜60重量部配合してフィルム化したものである(可塑
剤を5〜24重量部含有するものを半硬質、25重量部
以上含有するものを軟質と称する。)。
材としては、軟質または半硬質PVCフィルムである
が、硬質PVC樹脂100重量部にフタル酸ジオクチ
ル、フタル酸ジブチル等のフタル酸エステル類、アジピ
ン酸ジオクチル、ジオクチルアゼレート等の直鎖二塩基
酸エステル類、リン酸エステル類等の低分子可塑剤を5
〜60重量部配合してフィルム化したものである(可塑
剤を5〜24重量部含有するものを半硬質、25重量部
以上含有するものを軟質と称する。)。
【0010】本発明において使用される粘着剤は、特に
限定されず、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、
ウレタン系、スチレン−ブタジエン系等のエマルショ
ン、溶剤ないしは無溶剤型の各種粘着剤が挙げられる
が、より好ましくは特開平8−165462号公報に記
載のような有機溶剤中に下記アクリル系グラフト重合体
(a)または下記アクリル系ブロック重合体(b)を溶
解および/または分散した状態で含むものである。 (a)(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体を含
む単量体混合物を、前記単量体混合物の重合体と相溶し
ない273K以上のガラス転移温度を有する高ガラス転
移温度型重合体の存在下で共重合する重合工程を含む製
造方法により作られたアクリル系グラフト共重合体。 (b)準備工程と第1重合工程と添加工程と第2重合工
程とを含む製造方法により作られたアクリル系ブロック
重合体。なお、準備工程は、多価メルカプタンと273
K以上のガラス転移温度を有する高ガラス転移温度型重
合体を生成しうる第1のα,β−不飽和単量体とを含む
第1混合物を準備する工程である。第1重合工程は、多
価メルカプタンの有するメルカプト基を発端として第1
のα,β−不飽和単量体のラジカル重合を行って反応混
合物を得る工程である。添加工程は、高ガラス転移温度
型重合体と相溶しない重合体を形成しうる、かつ、(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル単量体を含む単量体混
合物を第1重合工程で得られた反応混合物に加えて第2
混合物を得る工程である。第2重合工程は、第2混合物
に含まれる単量体のラジカル重合を行う工程である。
限定されず、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、
ウレタン系、スチレン−ブタジエン系等のエマルショ
ン、溶剤ないしは無溶剤型の各種粘着剤が挙げられる
が、より好ましくは特開平8−165462号公報に記
載のような有機溶剤中に下記アクリル系グラフト重合体
(a)または下記アクリル系ブロック重合体(b)を溶
解および/または分散した状態で含むものである。 (a)(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体を含
む単量体混合物を、前記単量体混合物の重合体と相溶し
ない273K以上のガラス転移温度を有する高ガラス転
移温度型重合体の存在下で共重合する重合工程を含む製
造方法により作られたアクリル系グラフト共重合体。 (b)準備工程と第1重合工程と添加工程と第2重合工
程とを含む製造方法により作られたアクリル系ブロック
重合体。なお、準備工程は、多価メルカプタンと273
K以上のガラス転移温度を有する高ガラス転移温度型重
合体を生成しうる第1のα,β−不飽和単量体とを含む
第1混合物を準備する工程である。第1重合工程は、多
価メルカプタンの有するメルカプト基を発端として第1
のα,β−不飽和単量体のラジカル重合を行って反応混
合物を得る工程である。添加工程は、高ガラス転移温度
型重合体と相溶しない重合体を形成しうる、かつ、(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル単量体を含む単量体混
合物を第1重合工程で得られた反応混合物に加えて第2
混合物を得る工程である。第2重合工程は、第2混合物
に含まれる単量体のラジカル重合を行う工程である。
【0011】さらに、上記アクリル系グラフト重合体
(a)または上記アクリル系ブロック重合体(b)を製
造するのに用いる単量体混合物が反応性官能基含有α,
β−不飽和単量体を含んでいてもよい。単量体混合物が
反応性官能基含有α,β−不飽和単量体を含んでいると
きには、反応性官能基と反応しうる官能基を少なくとも
2個有する架橋剤を含んでいてもよい。
(a)または上記アクリル系ブロック重合体(b)を製
造するのに用いる単量体混合物が反応性官能基含有α,
β−不飽和単量体を含んでいてもよい。単量体混合物が
反応性官能基含有α,β−不飽和単量体を含んでいると
きには、反応性官能基と反応しうる官能基を少なくとも
2個有する架橋剤を含んでいてもよい。
【0012】本発明の粘着剤は、必要に応じて、粘着剤
に通常使用される粘着付与剤を含むことができる。粘着
付与剤としては、(重合)ロジン系、(重合)ロジンエ
ステル系、テルペン系、テルペンフェノール系、クマロ
ン系、クマロンインデン系、スチレン樹脂系、キシレン
樹脂系、フェノール樹脂系、石油樹脂系等が挙げられ
る。これらは1種または2種以上組み合わせて使用でき
る。粘着付与剤の量は、アクリル系共重合体(a)また
は(b)100重量部に対して、例えば5〜100重量
部、好ましくは10〜50重量部である。5重量部未満
であると、被着体に対する粘着力が改善されないおそれ
があり、100重量部を越えるとタックが減少して粘着
力が低下するおそれがある。
に通常使用される粘着付与剤を含むことができる。粘着
付与剤としては、(重合)ロジン系、(重合)ロジンエ
ステル系、テルペン系、テルペンフェノール系、クマロ
ン系、クマロンインデン系、スチレン樹脂系、キシレン
樹脂系、フェノール樹脂系、石油樹脂系等が挙げられ
る。これらは1種または2種以上組み合わせて使用でき
る。粘着付与剤の量は、アクリル系共重合体(a)また
は(b)100重量部に対して、例えば5〜100重量
部、好ましくは10〜50重量部である。5重量部未満
であると、被着体に対する粘着力が改善されないおそれ
があり、100重量部を越えるとタックが減少して粘着
力が低下するおそれがある。
【0013】本発明の粘着剤は、粘着付与剤を含むか含
まないかにかかわらず、必要に応じて、粘着剤に通常使
用される、充填剤、顔料、希釈剤、老化防止剤、紫外線
吸収剤、紫外線安定剤等からなる群から選ばれる少なく
とも1つの添加剤を含むことができる。
まないかにかかわらず、必要に応じて、粘着剤に通常使
用される、充填剤、顔料、希釈剤、老化防止剤、紫外線
吸収剤、紫外線安定剤等からなる群から選ばれる少なく
とも1つの添加剤を含むことができる。
【0014】本発明の粘着シートを構成する方法につい
ては、剥離シートの剥離剤層上に粘着剤を塗工、必要に
より乾燥して粘着剤層を設け、この粘着剤層と軟質また
は半硬質PVCフィルム裏面とを前記特定の条件で貼り
合わせて仕上げられる。なお、粘着剤を塗工する装置と
しては、例えばリバースロールコーター、ナイフコータ
ー、バーコーター、ダイコーター、ギアーインダイコー
ター、スロットダイコーター、エアーナイフコーター、
リバースグラビアコーター、バリオグラビアコーター等
が適宜使用される。粘着剤の塗工量は、乾燥重量で5〜
40g/m2 、より好ましくは15〜30g/m2 程度
の範囲で調節される。因みに、5g/m2 に満たない塗
工量では、得られる粘着シートの粘着性能が不十分とな
り、40g/m2 を越えるような塗工量は、粘着剤がは
み出したり、剥離時に凝集破壊の原因となるおそれがあ
る。
ては、剥離シートの剥離剤層上に粘着剤を塗工、必要に
より乾燥して粘着剤層を設け、この粘着剤層と軟質また
は半硬質PVCフィルム裏面とを前記特定の条件で貼り
合わせて仕上げられる。なお、粘着剤を塗工する装置と
しては、例えばリバースロールコーター、ナイフコータ
ー、バーコーター、ダイコーター、ギアーインダイコー
ター、スロットダイコーター、エアーナイフコーター、
リバースグラビアコーター、バリオグラビアコーター等
が適宜使用される。粘着剤の塗工量は、乾燥重量で5〜
40g/m2 、より好ましくは15〜30g/m2 程度
の範囲で調節される。因みに、5g/m2 に満たない塗
工量では、得られる粘着シートの粘着性能が不十分とな
り、40g/m2 を越えるような塗工量は、粘着剤がは
み出したり、剥離時に凝集破壊の原因となるおそれがあ
る。
【0015】粘着剤層を覆う剥離シートとしては、特に
限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原
紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエ
チレン等のフィルムをラミネートした紙、上質紙にポリ
ビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂等
を塗布した紙に、フッ素樹脂やシリコーン樹脂等を乾燥
重量で0.1〜3g/m2 程度になるように塗布し、熱
硬化や電離放射線硬化等によって剥離剤層を設けたもの
が適宜使用される。この場合の塗布装置としては、バー
コーター、エアーナイフコーター、ダイレクトグラビア
コーター、オフセットグラビアコーター、多段ロールコ
ーター等が適宜使用される。
限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原
紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエ
チレン等のフィルムをラミネートした紙、上質紙にポリ
ビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂等
を塗布した紙に、フッ素樹脂やシリコーン樹脂等を乾燥
重量で0.1〜3g/m2 程度になるように塗布し、熱
硬化や電離放射線硬化等によって剥離剤層を設けたもの
が適宜使用される。この場合の塗布装置としては、バー
コーター、エアーナイフコーター、ダイレクトグラビア
コーター、オフセットグラビアコーター、多段ロールコ
ーター等が適宜使用される。
【0016】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。なお、例中の部、重量は特に断らない限り、全て
固形分重量で示すものである。
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。なお、例中の部、重量は特に断らない限り、全て
固形分重量で示すものである。
【0017】実施例1 [粘着シートの製造]剥離紙(商品名「セパレート11
0EPS(P)ブルー」, 王子製紙製)にアクリル系粘
着剤(商品名「アロセットXYM4−4D」, 日本触媒
製)を乾燥重量で23g/m2 となるようにナイフコー
ターで塗工、乾燥した後、表面基材として半硬質乳白P
VCフィルム(艶)(商品名「アポニール#100」,
可塑剤含有量15.25%,理研ビニル製)をラミネー
ターロールで表1に示した条件で貼り合わせて本発明の
粘着シートを得た。
0EPS(P)ブルー」, 王子製紙製)にアクリル系粘
着剤(商品名「アロセットXYM4−4D」, 日本触媒
製)を乾燥重量で23g/m2 となるようにナイフコー
ターで塗工、乾燥した後、表面基材として半硬質乳白P
VCフィルム(艶)(商品名「アポニール#100」,
可塑剤含有量15.25%,理研ビニル製)をラミネー
ターロールで表1に示した条件で貼り合わせて本発明の
粘着シートを得た。
【0018】実施例2 [粘着シートの製造]剥離紙(商品名「セパレート11
0EPS(N)クリーム」, 王子製紙製)にアクリル系
粘着剤(商品名「アロセットXYR−21D」, 日本触
媒製)を乾燥重量で25g/m2 となるようにナイフコ
ーターで塗工、乾燥した後、表面基材として半硬質乳白
PVCフィルム(艶)(商品名「アポニール#10
0」,可塑剤含有量15.25%,理研ビニル製)を冷
却型ラミネーターロールで表1に示した条件で貼り合わ
せて本発明の粘着シートを得た。
0EPS(N)クリーム」, 王子製紙製)にアクリル系
粘着剤(商品名「アロセットXYR−21D」, 日本触
媒製)を乾燥重量で25g/m2 となるようにナイフコ
ーターで塗工、乾燥した後、表面基材として半硬質乳白
PVCフィルム(艶)(商品名「アポニール#10
0」,可塑剤含有量15.25%,理研ビニル製)を冷
却型ラミネーターロールで表1に示した条件で貼り合わ
せて本発明の粘着シートを得た。
【0019】実施例3 実施例2において、ラミネーターロールにて表面基材を
貼り合わせる際の温度、圧力、張力を変更した以外は実
施例2と同様にして粘着シートを得た。
貼り合わせる際の温度、圧力、張力を変更した以外は実
施例2と同様にして粘着シートを得た。
【0020】実施例4 実施例1において、ラミネーターロールにて表面基材を
貼り合わせる際の温度、圧力、張力を変更した以外は実
施例1と同様にして粘着シートを得た。
貼り合わせる際の温度、圧力、張力を変更した以外は実
施例1と同様にして粘着シートを得た。
【0021】実施例5 [粘着剤の製造]酢酸エチル210重量部、ポリスチレ
ン(商品名「スタイロン666R」,旭化成工業製)1
00重量部を温度計、撹拌機、不活性ガス導入管、還流
冷却器および滴下ロートを備えた4つ口フラスコに仕込
み、ポリスチレンを酢酸エチルに溶解した。次いで、こ
のフラスコにアクリル酸ブチル379.6重量部とアク
リル酸20重量部とアクリル酸−2−ヒドロキシエチル
0.4重量部との単量体混合物400重量部のうち13
3.3重量部を仕込んだ。フラスコの内容物を窒素気流
下に撹拌しかつ80℃に保ちつつ、該内容物に重合開始
剤として有機過酸化物(商品名「ナイパーBMT−K4
0」,日本油脂製)0.32重量部を加えて重合を開始
させた。重合開始から10分後に前記単量体混合物の残
部(266.7重量部)とトルエン76重量部と酢酸エ
チル76重量部と有機過酸化物(商品名「ナイパーBM
T−K40」,日本油脂製)0.8重量部とを1.5時
間かけて連続的に滴下し、滴下終了後に酢酸エチル76
重量部とトルエン490重量部と2,2’−アゾビス
(2−メチルブチロニトリル)(日本ヒドラジン工業
製)1.2重量部とを追加し、85℃で5時間反応さ
せ、固形分34.5%、粘度3670cps(25℃,
B型粘度計)のアクリル系共重合体の溶液を得た。上記
アクリル系共重合体の溶液(固形分100重量部)に対
してポリイソシアネート化合物(商品名「コロネートL
55E」,日本ポリウレタン製)(固形分55%)を
0.55重量部混合して粘着剤組成物を製造した。
ン(商品名「スタイロン666R」,旭化成工業製)1
00重量部を温度計、撹拌機、不活性ガス導入管、還流
冷却器および滴下ロートを備えた4つ口フラスコに仕込
み、ポリスチレンを酢酸エチルに溶解した。次いで、こ
のフラスコにアクリル酸ブチル379.6重量部とアク
リル酸20重量部とアクリル酸−2−ヒドロキシエチル
0.4重量部との単量体混合物400重量部のうち13
3.3重量部を仕込んだ。フラスコの内容物を窒素気流
下に撹拌しかつ80℃に保ちつつ、該内容物に重合開始
剤として有機過酸化物(商品名「ナイパーBMT−K4
0」,日本油脂製)0.32重量部を加えて重合を開始
させた。重合開始から10分後に前記単量体混合物の残
部(266.7重量部)とトルエン76重量部と酢酸エ
チル76重量部と有機過酸化物(商品名「ナイパーBM
T−K40」,日本油脂製)0.8重量部とを1.5時
間かけて連続的に滴下し、滴下終了後に酢酸エチル76
重量部とトルエン490重量部と2,2’−アゾビス
(2−メチルブチロニトリル)(日本ヒドラジン工業
製)1.2重量部とを追加し、85℃で5時間反応さ
せ、固形分34.5%、粘度3670cps(25℃,
B型粘度計)のアクリル系共重合体の溶液を得た。上記
アクリル系共重合体の溶液(固形分100重量部)に対
してポリイソシアネート化合物(商品名「コロネートL
55E」,日本ポリウレタン製)(固形分55%)を
0.55重量部混合して粘着剤組成物を製造した。
【0022】[粘着シートの製造]剥離紙(商品名「セ
パレート110EPS(P)ブルー」,王子製紙製)に
上記アクリル系粘着剤を乾燥重量で23g/m2 となる
ようにナイフコーターで塗工、乾燥した後、表面基材と
して半硬質乳白PVCフィルム(艶)(商品名「アポニ
ール#100」,可塑剤含有量15.25%,理研ビニ
ル製)をラミネーターロールで表1に示した条件で貼り
合わせて本発明の粘着シートを得た。
パレート110EPS(P)ブルー」,王子製紙製)に
上記アクリル系粘着剤を乾燥重量で23g/m2 となる
ようにナイフコーターで塗工、乾燥した後、表面基材と
して半硬質乳白PVCフィルム(艶)(商品名「アポニ
ール#100」,可塑剤含有量15.25%,理研ビニ
ル製)をラミネーターロールで表1に示した条件で貼り
合わせて本発明の粘着シートを得た。
【0023】実施例6 [粘着シートの製造]剥離紙(商品名「セパレート11
0EPS(P)ブルー」,王子製紙製)にアクリル系粘
着剤(商品名「ニカゾールKP−1954」,日本カー
バイド製)を乾燥重量で23g/m2 となるようにナイ
フコーターで塗工、乾燥した後、表面基材として半硬質
乳白PVCフィルム(艶)(商品名「アポニール#10
0」,可塑剤含有量15.25%,理研ビニル製)を冷
却型ラミネーターロールで表1に示した条件で貼り合わ
せて本発明の粘着シートを得た。
0EPS(P)ブルー」,王子製紙製)にアクリル系粘
着剤(商品名「ニカゾールKP−1954」,日本カー
バイド製)を乾燥重量で23g/m2 となるようにナイ
フコーターで塗工、乾燥した後、表面基材として半硬質
乳白PVCフィルム(艶)(商品名「アポニール#10
0」,可塑剤含有量15.25%,理研ビニル製)を冷
却型ラミネーターロールで表1に示した条件で貼り合わ
せて本発明の粘着シートを得た。
【0024】比較例1 実施例1において、ラミネーターロールにて表面基材を
貼り合わせる際の温度、圧力、張力を変更した以外は実
施例1と同様にして粘着シートを得た。
貼り合わせる際の温度、圧力、張力を変更した以外は実
施例1と同様にして粘着シートを得た。
【0025】上記実施例および比較例における貼り合わ
せ時の条件と製品外観(光沢)の目視判定結果を表1に
示した。
せ時の条件と製品外観(光沢)の目視判定結果を表1に
示した。
【0026】製品外観の評価基準を下記に示す。 ◎:光沢があり、PVCタックフィルムとして非常に優
れている。 ○:若干光沢が下がっているが、PVCタックフィルム
として実用可能レベルである。 ×:光沢がなく、PVCタックフィルムとして使用でき
ないレベルである。
れている。 ○:若干光沢が下がっているが、PVCタックフィルム
として実用可能レベルである。 ×:光沢がなく、PVCタックフィルムとして使用でき
ないレベルである。
【0027】
【表1】
【0028】表1から、ラミネーターロールにて表面基
材を貼り合わせる際の温度を50℃以下に制御するとP
VCフィルムタックとして優れた製品外観を示すもので
あることがわかる。
材を貼り合わせる際の温度を50℃以下に制御するとP
VCフィルムタックとして優れた製品外観を示すもので
あることがわかる。
【0029】
【発明の効果】実施例より明らかなように、本発明の製
造方法で得られた粘着シートは、光沢の低下がなく、優
れた製品外観をしめすものである。
造方法で得られた粘着シートは、光沢の低下がなく、優
れた製品外観をしめすものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 220:12) (C08F 297/00 220:12)
Claims (5)
- 【請求項1】剥離シートに粘着剤を塗工して、乾燥した
後、ラミネーターロールにて表面基材を貼り合わせて粘
着シートを製造する方法において、表面基材が可塑剤を
5%以上含有するポリ塩化ビニルフィルムであり、ラミ
ネーターロールにて表面基材を貼り合わせる際の表面基
材および剥離シートの温度が50℃以下であることを特
徴とする粘着シートの製造方法。 - 【請求項2】ラミネーターロールにて表面基材を貼り合
わせる際の圧力が30Kg/cm以下である請求項1記
載の粘着シートの製造方法。 - 【請求項3】粘着剤が有機溶媒中に、下記アクリル系グ
ラフト共重合体(a)又は下記アクリル系ブロック共重
合体(b)を溶解及び/又は分散した状態で含むもので
ある請求項1又は2記載の粘着シートの製造方法。 (a)(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体混合
物を、前記単量体混合物の重合体と相溶しない273K
以上のガラス転移温度を有する高ガラス転移温度型重合
体の存在下で共重合する重合工程を含む製造方法により
作られたアクリル系グラフト共重合体。 (b)下記の準備工程、第1重合工程、添加工程、およ
び第2重合工程とを含む製造方法により作られたアクリ
ル系グラフト共重合体。 準備工程:多価メルカプタンと273K以上のガラス転
移温度を有する高ガラス転移温度型重合体を生成しうる
第1のα,β−不飽和単量体とを含む第1混合物を準備
する工程。 第1重合工程:多価メルカプタンの有するメルカプト基
を発端として第1のα,β−不飽和単量体とラジカル重
合を行って反応混合物を得る工程。 添加工程:高ガラス転移温度型重合体と相溶しない重合
体を形成しうる、且つ、(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル単量体を含む単量体混合物を第1重合工程で得ら
れた反応混合物に加えて第2混合物を得る工程。 第2重合工程:第2混合物に含まれる単量体のラジカル
重合を行う工程である。 - 【請求項4】ラミネーターロールにて表面基材を貼り合
わせる際の張力が200g/cm以下である請求項1〜
3記載の粘着シートの製造方法。 - 【請求項5】ラミネーターロールが冷却ロールである請
求項1〜4記載の粘着シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29643396A JPH10140102A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 粘着シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29643396A JPH10140102A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 粘着シートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10140102A true JPH10140102A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17833481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29643396A Pending JPH10140102A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 粘着シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10140102A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001115124A (ja) * | 1998-12-08 | 2001-04-24 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物およびその製造方法と粘着シ―ト類 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP29643396A patent/JPH10140102A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001115124A (ja) * | 1998-12-08 | 2001-04-24 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物およびその製造方法と粘着シ―ト類 |
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