JPH10140331A - 蒸着フイルム - Google Patents

蒸着フイルム

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JPH10140331A
JPH10140331A JP31694696A JP31694696A JPH10140331A JP H10140331 A JPH10140331 A JP H10140331A JP 31694696 A JP31694696 A JP 31694696A JP 31694696 A JP31694696 A JP 31694696A JP H10140331 A JPH10140331 A JP H10140331A
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JP
Japan
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vapor
layer
vapor depositing
oxygen
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP31694696A
Other languages
English (en)
Inventor
Denichiro Goto
傳一郎 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oike and Co Ltd
Original Assignee
Oike and Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oike and Co Ltd filed Critical Oike and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミニウムによる蒸着膜を有する蒸着フイ
ルムであって、その表面電気抵抗が3Ω/□以上でかつ
奇麗な金属光沢を有した蒸着フイルムを得る。 【解決手段】 フイルム上に、アルミニウム蒸着層を設
ける際に酸素ガスを併用しアルミニウムと酸素の混在し
た蒸着層を単一層として設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾性に優れたア
ルミニウム光沢を有し、高いガス遮断性と表面電気抵抗
値が3.0Ω/□以上の値を有した、包材などに用いら
れるアルミニウム蒸着層を有する蒸着フイルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】金属蒸着フイルムは、優れた光線反射
性、装飾性、ガス遮断性、等を有していることから、包
装用包材として多用されている。その中でも、経済性、
安全性等からアルミニウム蒸着フイルムが多用されてい
る。これらの金属蒸着フイルム、中でもアルミニウム蒸
着フイルムにおいて、食品用の包材として使用された
時、該アルミニウム蒸着フイルムの有する電気的性質か
ら金属検知機で検知されたり、電子レンジでの使用でス
パークの発生がある等の問題を有している。一方、透明
性のガス遮断性フイルムとして開発された、金属酸化物
(酸化アルミニウム、酸化ケイ素等)を基材フイルム上
に蒸着したフイルムは、透明性に優れ、ガス遮断性にも
優れたものであり、前記したようなアルミニウム蒸着フ
イルムの問題点である、電子レンジでの加熱処理も可能
であるものが多いことは広く知られている、がこれらの
金属酸化物蒸着フイルムは高価であり、装飾性に欠け、
光線反射性にも劣るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属アルミ
ニウム蒸着フイルムの、優れた光線反射性、装飾性、ガ
ス遮断性等を保有し、且つ表面電気抵抗が特定のもので
あるアルミニウム蒸着フイルムを得んとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材フイルム
の少なくとも片面に、アルミニウムと酸素とを主成分と
する蒸着層(VAO)を有する蒸着フイルムであって、
該蒸着層の厚みが300〜3000Åであり、該蒸着層
側の表面電気抵抗が3.0Ω/□以上であり、波長40
0m μの光線反射率が80%以上であることを特徴とす
る蒸着フイルムであり、基材フイルムがポリエチレンテ
レフタレート単位を85重量%以上有するポリエステ
ル、ポリオレフィン、ポリアミドの一種以上からなる前
記の蒸着フイルムである。
【0005】
【発明の実施形態】本発明における基材フイルムとは、
ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ートやポリエチレンナフタレートやこれらの単位を主成
分とする共重合体ポリエステル等のポリエステル、6−
ナイロンや6,6−ナイロンやこれらの単位を主成分と
する共重合ポリアミドなどのポリアミド、ポリエチレン
やポリプロピレンやこれらの単位を主成分とする共重合
ポリオレフィン等のポリオレフィン、芳香族ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリビニールアルコール系ポリマー、
などからのフイルムがある、これらの中でも、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート単位
を85重量%以上有するポリエステル、ポリエチレンや
ポリプロピレンやこれらの単位を主成分とする共重合ポ
リオレフィン、6−ナイロンや6,6−ナイロンやこれ
らの単位を主成分とする共重合ポリアミドなどのポリア
ミドからのフイルムがその物理的特性や経済性などから
より好ましいものである。これらのフイルムは、それら
の原料ポリマーである前記のポリマーを、溶融押出した
無延伸のもの、一軸延伸のもの、二軸延伸のものであっ
てもよく、溶融押出の前後に該ポリマーに、紫外線吸収
剤、顔料等の着色剤、熱酸化防止剤、酸化ケイ素などの
微粒子無機充填剤等を添加およびまたは塗布して得られ
たものであってもよい。
【0006】本発明の基材フイルムの厚さは特に限定さ
れるものではないが、1〜300μm の範囲が好まし
く、6〜150μm の範囲が機械的性質や取り扱い等の
点からより好ましい。また、これらの基材フイルムは、
蒸着層(VAO)の設けられる側の反対側に滑剤層、着
色層などの公知の処理をもうけたものでも良い。本発明
においては蒸着層(VAO)の上に例えば耐擦過性層等
の保護層、着色層、の一種以上を配してもよい。
【0007】本発明の基材フイルムの少なくとも片面に
設けられる、アルミニウムと酸素とを主成分とする蒸着
層(VAO)は、その厚みが300〜3000Åであ
り、表面電気抵抗が3.0Ω/□以上で該蒸着層の設け
られた蒸着フイルムの蒸着層側の波長400m μの光線
反射率が80%以上である蒸着層である。アルミニウム
と酸素とを主成分とする蒸着層(VAO)は、アルミニ
ウムと酸素との総和が該蒸着層の85重量%以上である
ものを示し、他の成分が本発明の目的を損なわない量で
含まれてもよいものである。このアルミニウムと酸素と
の総和が該蒸着層に占める割合は好ましくは90重量%
以上であり、さらに好ましいのは95重量%以上であ
る。本発明においては、アルミニウムとアルミニウム酸
化物とが二層に配されたものではなく両者が本発明の効
能を発揮するように適正に混在し一体化して一層として
配されているものである。これらの混在し一体化して一
層と成って蒸着層を形成しているアルミニウムと酸素と
を主成分とする層は、例えばESCA分析により該層の
最表面層、層内層、基材フイルムとの界面層で、Alと
Alx+(Xは1〜3の数)とが両方検出されることで確
認される。
【0008】該蒸着層(VAO)は、アルミニウムと種
々のアルミニウム酸化物との両者を主成分とするもので
あり、前記範囲内で他の成分、例えばアルミニウムの窒
化物ケイ素の酸化物、ケイ素の窒化物等を含んでいても
よい。該蒸着層(VAO)の厚みは300〜3000Å
であり、好ましくは350〜1500Åであり、特に好
ましいのは400〜1200Åである。300Åに満た
ないものでは、波長400m μの光線反射率が80%以
上であることが達成困難となりバリヤー性に劣る等の点
で好ましくない。一方3000Åを越える場合には、密
着性の低下や取り扱い上でのクラックが発生し易く、ま
たカ〜ルの発生などの問題が生じる。
【0009】本発明の蒸着フイルムの特性である表面電
気抵抗が、3.0Ω/□以上であることは前記した金属
検知機で検知されないため等に必須であり、この範囲か
ら逸脱すれば、例えば転写材として用い、包材に転写さ
れた時に金属検知機を通過する際に検知されて思わぬト
ラブルを発生する等の欠点を有するものとなる。該表面
電気抵抗は好ましくは4Ω/□以上である。この表面電
気抵抗の値は、上限としてとくに限定されるものではな
いが、酸化アルミニウムの当該値にまでにおよぶもので
はない。本発明の蒸着フイルムのもう一つの特性であ
る、波長400m μの光線反射率が80%以上であるこ
とは、包材、転写材等に使用される時の、金属光沢によ
る装飾性等や望ましくない光線透過率等の点で必須要件
である。該光線反射率は好ましくは82%以上、さらに
好ましくは85%以上である。これら光線反射率の特性
は、裏返せば該光線の透過率が20%以下、好ましくは
18%以下、さらに好ましくは15%以下であることを
も示すものである。
【0010】該蒸着層(VAO)の作製は、例えば特開
昭49−122498号公報に記載のアルミニウム金属
と酸素ガスとによる反応蒸着法、金属アルミニウムとア
ルミニウム酸化物との混在ターゲットを用いてのスパッ
タリング法、金属アルミニウムとアルミニウム酸化物と
の混合蒸発源を用いてのイオンプレーチング法等が使用
できるがこれらに限定されるものではない。前記した作
製方法の中でも、アルミニウム金属と酸素ガスとによる
反応蒸着法が好ましく、例えば特開昭62−10142
8号公報に記載の装置のような蒸気化したアルミニウム
が基材フイルムに蒸着する直前の位置で酸素ガスを連続
的に供給し反応させて蒸着せしめてもよく、蒸着が終了
した直後で酸素を供給し蒸着したアルミニウムと反応さ
せて酸化させてもよく、またアルミニウム蒸着の直前に
酸素プラズマ処理や酸素イオンボンバード処理などを施
してもよく、これらの方法を適宜組み合わせて用いても
よいものである。
【0011】
【実施例】特開昭49−122498号公報に記載の装
置に同様の半連続式蒸着機を用いて、12μm 厚さ幅6
50mmのポリエチレンテレフタレートフイルムを基材フ
イルムとして用い、蒸着機の(隔壁より上の)上室で酸
素ガスでのアルミニウム電極を用いたイオンボンバード
処理を施しながら、かつ蒸着機の(隔壁より下の)下室
に酸素ガスを微量供給しながら、下室での酸素ガス供給
量とアルミニウム蒸着量を変化させて、各種のアルミニ
ウムと酸素とからなる蒸着層を形成せしめた蒸着フイル
ムを得た。各種NO.の条件変化による蒸着フイルムの
特性は下記するものであった。 NO. 蒸着層厚 表面電気抵抗(Ω/ □) 400mμ波長光線反射率(%) 1 700 4.2 87 2 680 5.0 86 3 600 4.5 89 4 600 5.5 85 5 600 3.2 91 6 500 4.0 88
【0012】
【比較例】実施例に同じ装置を用い、実施例に同様の方
法でアルミニウム蒸着量と上室と下室の酸素ガス量を変
化させて、各種のアルミニウムと酸素とからなる蒸着層
を形成せしめた蒸着フイルムを得た。実施例と同様に特
性を評価した結果を下記する。 NO. 蒸着層厚 表面電気抵抗(Ω/ □) 400mμ波長光線反射率(%) 7 600 1.6 94 8 600 2.0 92 9 600 1012 7 ESCA(島津製作所製850光電子分光装置)分析に
より各種実施例、比較例の蒸着フイルムの組成分析をし
た。各種蒸着フイルムの蒸着層(VAO)は、Al、A
3+、Al2+等のアルミニウムと酸素との混在層であっ
た。実施例の各蒸着フイルムは全て、金属光沢の充分な
すなわち特定波長光線反射率が80%以上のものであ
り、かつ表面電気抵抗が3Ω/ □以上であり金属検知機
での検知されないものであった。それに対して、比較例
のNO. 7,8は金属光沢においては充分なものであった
が金属検知機で検知されるものであったし、NO. 9は金
属検知機では検知されなかったが、金属光沢の殆どない
白濁したほぼ透明なものであった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば包材、転写材、金銀糸用
などの用途に用いられる、ある種の金属検知機に検知さ
れずに、かつ装飾性に優れた金属光沢をも有するアルミ
ニウム蒸着フイルムが得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フイルムの少なくとも片面に、アル
    ミニウムと酸素とを主成分とする蒸着層(VAO)を有
    する蒸着フイルムであって、該蒸着層の厚みが300〜
    3000Åであり、該蒸着層側の表面電気抵抗が3.0
    Ω/□以上であり、波長400m μの光線反射率が80
    %以上であることを特徴とする蒸着フイルム。
  2. 【請求項2】基材フイルムがポリエチレンテレフタレー
    ト単位を85重量%以上有するポリエステル、ポリオレ
    フィン、ポリアミドの一種以上からなる請求項1記載の
    蒸着フイルム。
JP31694696A 1996-11-12 1996-11-12 蒸着フイルム Pending JPH10140331A (ja)

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JP31694696A JPH10140331A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 蒸着フイルム

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JP31694696A JPH10140331A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 蒸着フイルム

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JP31694696A Pending JPH10140331A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 蒸着フイルム

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JP (1) JPH10140331A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006508A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 積層フィルム
JP2009197340A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Toray Ind Inc 金銀糸用金属蒸着ポリエステルフィルムおよび金銀糸
US11179912B2 (en) 2017-06-27 2021-11-23 Lg Chem, Ltd. Decorative member and method for preparing same

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