JPH10144860A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH10144860A JPH10144860A JP8315573A JP31557396A JPH10144860A JP H10144860 A JPH10144860 A JP H10144860A JP 8315573 A JP8315573 A JP 8315573A JP 31557396 A JP31557396 A JP 31557396A JP H10144860 A JPH10144860 A JP H10144860A
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バスバーを備えた半導体装置において、バス
バーとこれを越えて配置される導体ワイヤとの間のショ
ートを回避する。 【解決手段】本発明は、半導体集積回路チップの主面上
にリードフレームのインナーリードを配置したLOC構
造の半導体装置に適用して好適なるものである。信号線
用のリード3は、そのインナーリードが集積回路チップ
2上の電極パッドの列に沿うように配置され、接着テー
プ6を介して該チップ上に固定される。バスバーは、1
又は複数の腕4bを有する。腕4bは、接着テープ6に
向かって延び、これに固定されることによって、バスバ
ー4を電極パッド2aの列及びインナーリードの列の間
に支承する。バスバーとチップ主面との間には隙間があ
り、該隙間を利用してバスバーの高さは、インナーリー
ドの高さよりもチップ主面側にオフセットされる。この
オフセットされたバスバー4を越えて、各インナーリー
ドと電極パッドとが導体ワイヤ5により電気的に接続さ
れる。この結果バスバーと導体ワイヤとの間に、十分な
クリアランスが確保される。
バーとこれを越えて配置される導体ワイヤとの間のショ
ートを回避する。 【解決手段】本発明は、半導体集積回路チップの主面上
にリードフレームのインナーリードを配置したLOC構
造の半導体装置に適用して好適なるものである。信号線
用のリード3は、そのインナーリードが集積回路チップ
2上の電極パッドの列に沿うように配置され、接着テー
プ6を介して該チップ上に固定される。バスバーは、1
又は複数の腕4bを有する。腕4bは、接着テープ6に
向かって延び、これに固定されることによって、バスバ
ー4を電極パッド2aの列及びインナーリードの列の間
に支承する。バスバーとチップ主面との間には隙間があ
り、該隙間を利用してバスバーの高さは、インナーリー
ドの高さよりもチップ主面側にオフセットされる。この
オフセットされたバスバー4を越えて、各インナーリー
ドと電極パッドとが導体ワイヤ5により電気的に接続さ
れる。この結果バスバーと導体ワイヤとの間に、十分な
クリアランスが確保される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスバーを備えた
LOC(Lead On Chip)構造の半導体装置及びその製造方
法に関し、特にセンターボンドLOC構造の半導体装置
に適用して好適なるものである。
LOC(Lead On Chip)構造の半導体装置及びその製造方
法に関し、特にセンターボンドLOC構造の半導体装置
に適用して好適なるものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路チップのパッケージング
技術の一つにLOCと呼ばれるものがある。LOCにお
いては、集積回路チップの回路素子及び電極パッドが形
成された面(以下、これを主面という)上にリードフレ
ームのインナーリードが位置され、このインナーリード
と集積回路チップの電極パッドがワイヤボンディングさ
れる。LOC構造のパッケージは、集積回路チップの幅
に対するパッケージの幅の比率を小さくして半導体装置
の小型化を図る上で、有効な技術である。
技術の一つにLOCと呼ばれるものがある。LOCにお
いては、集積回路チップの回路素子及び電極パッドが形
成された面(以下、これを主面という)上にリードフレ
ームのインナーリードが位置され、このインナーリード
と集積回路チップの電極パッドがワイヤボンディングさ
れる。LOC構造のパッケージは、集積回路チップの幅
に対するパッケージの幅の比率を小さくして半導体装置
の小型化を図る上で、有効な技術である。
【0003】LOC構造のパッケージにおいては、バス
バーと呼ばれる電源供給用及び接地用のリードを備えた
ものがある。バスバー付きLOC構造の半導体装置にお
けるリードレイアウトの一例を図7に示す。図7には集
積回路チップの主面上に配置したリードが平面的に示さ
れている。集積回路チップ20の主面の中央には、チッ
プ内の回路素子に電気的に接続された電極パッド20a
がほぼ一列に配置されている。このような構造は特にセ
ンターボンドLOCと呼ばれている。各信号線用のリー
ド21は、チップ20の両側面から上記中央の電極パッ
ド20aに向かって延びている。信号線用のリード21
のチップ面上の領域は、インナーリードと呼ばれる。バ
スバー22は電源電位供給用のリードであり、またバス
バー23は接地電位供給用のリードである。バスバー2
2及び23は、電極パッド20aの列の両側に沿って配
置され、電極パッド20aのうち給電用に用意された複
数の電極パッドに対し、バスバー22及び23の複数箇
所で導体ワイヤ24により電気的に接続される。上記信
号線用リード21のインナーリード先端は、このバスバ
ー22又は23を越えて配置される導体ワイヤにより各
電極パッド20aにボンディングされる。
バーと呼ばれる電源供給用及び接地用のリードを備えた
ものがある。バスバー付きLOC構造の半導体装置にお
けるリードレイアウトの一例を図7に示す。図7には集
積回路チップの主面上に配置したリードが平面的に示さ
れている。集積回路チップ20の主面の中央には、チッ
プ内の回路素子に電気的に接続された電極パッド20a
がほぼ一列に配置されている。このような構造は特にセ
ンターボンドLOCと呼ばれている。各信号線用のリー
ド21は、チップ20の両側面から上記中央の電極パッ
ド20aに向かって延びている。信号線用のリード21
のチップ面上の領域は、インナーリードと呼ばれる。バ
スバー22は電源電位供給用のリードであり、またバス
バー23は接地電位供給用のリードである。バスバー2
2及び23は、電極パッド20aの列の両側に沿って配
置され、電極パッド20aのうち給電用に用意された複
数の電極パッドに対し、バスバー22及び23の複数箇
所で導体ワイヤ24により電気的に接続される。上記信
号線用リード21のインナーリード先端は、このバスバ
ー22又は23を越えて配置される導体ワイヤにより各
電極パッド20aにボンディングされる。
【0004】チップ内の集積回路上の複数の箇所に電源
電圧及び接地電圧を与えることにより、回路内のインピ
ーダンスを抑えることがバスバーを配置する目的であ
る。すなわち、チップ内の回路で引き回される給電用の
配線よりも、チップ外に配置される低抵抗のバスバーの
ほうが、インピーダンスを下げる上で有効に働く。バス
バー22及び23の両端は、信号線用のリード21と同
様にチップの側面から外側に延び、さらに下方に曲げら
れて、外部基板のランド上に接触可能にされる。このよ
うなバスバーの外部基板への接続側は、信号線用のリー
ドの場合と同じように、アウターリードと呼ばれる。上
記信号線用のリード21、バスバー22及び23は、リ
ードフレームの形で与えられ、集積回路チップの主面上
に接着された後、不要部分を切断されることによって形
成される。
電圧及び接地電圧を与えることにより、回路内のインピ
ーダンスを抑えることがバスバーを配置する目的であ
る。すなわち、チップ内の回路で引き回される給電用の
配線よりも、チップ外に配置される低抵抗のバスバーの
ほうが、インピーダンスを下げる上で有効に働く。バス
バー22及び23の両端は、信号線用のリード21と同
様にチップの側面から外側に延び、さらに下方に曲げら
れて、外部基板のランド上に接触可能にされる。このよ
うなバスバーの外部基板への接続側は、信号線用のリー
ドの場合と同じように、アウターリードと呼ばれる。上
記信号線用のリード21、バスバー22及び23は、リ
ードフレームの形で与えられ、集積回路チップの主面上
に接着された後、不要部分を切断されることによって形
成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記バ
スバー付きLOC構造の半導体装置において、上記信号
線用のリードと電極パッドとを接続する導体ワイヤは、
バスバーを跨いで配置されなければならない。従って、
この導体ワイヤが樹脂封止までの他の工程やその樹脂封
止の際にバスバーに接触し、ショートしてしまうという
問題を引き起こす可能性がある。近年の半導体パッケー
ジの薄型化の要求に伴い、導体ワイヤの接触の問題がよ
り深刻になってきている。このような問題を回避するた
めには、バスバーと導体ワイヤとの間に別の部材を介在
させるか、あるいはバスバーと導体ワイヤとの間のクリ
アランスを十分に確保する必要が生じる。
スバー付きLOC構造の半導体装置において、上記信号
線用のリードと電極パッドとを接続する導体ワイヤは、
バスバーを跨いで配置されなければならない。従って、
この導体ワイヤが樹脂封止までの他の工程やその樹脂封
止の際にバスバーに接触し、ショートしてしまうという
問題を引き起こす可能性がある。近年の半導体パッケー
ジの薄型化の要求に伴い、導体ワイヤの接触の問題がよ
り深刻になってきている。このような問題を回避するた
めには、バスバーと導体ワイヤとの間に別の部材を介在
させるか、あるいはバスバーと導体ワイヤとの間のクリ
アランスを十分に確保する必要が生じる。
【0006】従来、前者を実現するものとして、バスバ
ーの表面にポリイミド等の絶縁材料を塗布することによ
って、バスバーと導体ワイヤとが電気的に干渉し合わな
いようにしたものがある。しかしながら、バスバーにこ
のような絶縁材料を塗布する工程は、リードフレームの
製造コスト、延いては半導体装置のコストを引き上げ
る。また後者を実現するものとして、バスバーの一部又
は全部を、エッチング又はプレスによりリードフレーム
の他の部分よりも薄く加工することによって、バスバー
と導体ワイヤとの間のクリアランスを確保できるように
したものがある。しかし、エッチングによりバスバーを
所望の薄さに安定して加工するためには、リードフレー
ムのエッチングのためにいくつかの工程を追加しなけれ
ばならず、結局、製造コストの上昇を招く。また、プレ
スによる加工では、うねりを生じさせずに長尺なバスバ
ーを薄く加工することは難しく、リードフレームの製造
歩留まりを低下させる恐れがある。従って、安価にかつ
歩留まり良くリードフレームを製造し、上記バスバーと
導体ワイヤとの間のショートを回避できる技術の確立が
望まれていた。
ーの表面にポリイミド等の絶縁材料を塗布することによ
って、バスバーと導体ワイヤとが電気的に干渉し合わな
いようにしたものがある。しかしながら、バスバーにこ
のような絶縁材料を塗布する工程は、リードフレームの
製造コスト、延いては半導体装置のコストを引き上げ
る。また後者を実現するものとして、バスバーの一部又
は全部を、エッチング又はプレスによりリードフレーム
の他の部分よりも薄く加工することによって、バスバー
と導体ワイヤとの間のクリアランスを確保できるように
したものがある。しかし、エッチングによりバスバーを
所望の薄さに安定して加工するためには、リードフレー
ムのエッチングのためにいくつかの工程を追加しなけれ
ばならず、結局、製造コストの上昇を招く。また、プレ
スによる加工では、うねりを生じさせずに長尺なバスバ
ーを薄く加工することは難しく、リードフレームの製造
歩留まりを低下させる恐れがある。従って、安価にかつ
歩留まり良くリードフレームを製造し、上記バスバーと
導体ワイヤとの間のショートを回避できる技術の確立が
望まれていた。
【0007】本発明の目的は、バスバー上に絶縁材料を
塗布することなく、バスバーと導体ワイヤとの間のショ
ートを回避できる半導体装置及びその製造方法を提供す
ることである。
塗布することなく、バスバーと導体ワイヤとの間のショ
ートを回避できる半導体装置及びその製造方法を提供す
ることである。
【0008】本発明の別の目的は、上記目的を達成する
半導体装置を、製造コストの増加を伴うことなく実現す
ることである。
半導体装置を、製造コストの増加を伴うことなく実現す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体集積回
路チップの主面上にリードフレームのインナーリードを
配置したLOC構造の半導体装置に適用して好適なるも
のである。信号線用のリードは、そのインナーリードが
集積回路チップ上の電極パッドの列に沿うように配置さ
れ、接着層、望ましくは接着テープを介して該チップ上
に固定される。バスバーは、1又は複数の腕を有する。
この腕は、上記接着層に向かって延び、該接着層に固定
されることによって、バスバーを上記電極パッドの列及
び上記インナーリードの列の間に支承する。バスバーと
チップ主面との間には隙間があり、該隙間を利用してバ
スバーの高さは、インナーリードの高さよりもチップ主
面側に低く設置される。リードフレームの成型時に、信
号線用のリードに対しバスバーの位置を押し下げ加工す
ることによって、このようなバスバーの配置を実現する
ことが好ましい。この低く設置されたバスバーを越え
て、各インナーリードと電極パッドとが導体ワイヤによ
り電気的に接続される。この結果バスバーと導体ワイヤ
との間に、十分なクリアランスが確保される。インナー
リード、バスバー及び導体ワイヤを樹脂により封止する
ことによって、上記クリアランスが永続的に維持され
る。
路チップの主面上にリードフレームのインナーリードを
配置したLOC構造の半導体装置に適用して好適なるも
のである。信号線用のリードは、そのインナーリードが
集積回路チップ上の電極パッドの列に沿うように配置さ
れ、接着層、望ましくは接着テープを介して該チップ上
に固定される。バスバーは、1又は複数の腕を有する。
この腕は、上記接着層に向かって延び、該接着層に固定
されることによって、バスバーを上記電極パッドの列及
び上記インナーリードの列の間に支承する。バスバーと
チップ主面との間には隙間があり、該隙間を利用してバ
スバーの高さは、インナーリードの高さよりもチップ主
面側に低く設置される。リードフレームの成型時に、信
号線用のリードに対しバスバーの位置を押し下げ加工す
ることによって、このようなバスバーの配置を実現する
ことが好ましい。この低く設置されたバスバーを越え
て、各インナーリードと電極パッドとが導体ワイヤによ
り電気的に接続される。この結果バスバーと導体ワイヤ
との間に、十分なクリアランスが確保される。インナー
リード、バスバー及び導体ワイヤを樹脂により封止する
ことによって、上記クリアランスが永続的に維持され
る。
【0010】本発明において上記バスバーの腕を、バス
バーの長手方向に沿って複数設け、複数箇所でバスバー
を支持することが、樹脂封止前のチップ上におけるバス
バーの安定性を得るために好ましい。この場合に、バス
バーの腕のうちのいくつかを、上記半導体集積回路チッ
プの外側に延出し、バスバーに対する電源供給用のもの
とすることができる。
バーの長手方向に沿って複数設け、複数箇所でバスバー
を支持することが、樹脂封止前のチップ上におけるバス
バーの安定性を得るために好ましい。この場合に、バス
バーの腕のうちのいくつかを、上記半導体集積回路チッ
プの外側に延出し、バスバーに対する電源供給用のもの
とすることができる。
【0011】本発明の適用範囲は、センターボンド型の
LOC構造の半導体装置に限られないが、そのような半
導体装置に適用して好適なるものである。センターボン
ド型LOC構造においては、半導体集積回路チップの中
央に電極パッドの列があり、その両側に信号線用のリー
ドのインナーリードの列が延びてきている。2本のバス
バーは、各インナーリードの列と電極パッドの列との間
に位置し、その腕によってそれぞれの側のインナーリー
ドを固定する接着層に対し固定される。各バスバーはイ
ンナーリードよりもチップ主面側の低い位置に設置さ
れ、バスバーを越えて配置される導体ワイヤとのクリア
ランスが十分に確保される。
LOC構造の半導体装置に限られないが、そのような半
導体装置に適用して好適なるものである。センターボン
ド型LOC構造においては、半導体集積回路チップの中
央に電極パッドの列があり、その両側に信号線用のリー
ドのインナーリードの列が延びてきている。2本のバス
バーは、各インナーリードの列と電極パッドの列との間
に位置し、その腕によってそれぞれの側のインナーリー
ドを固定する接着層に対し固定される。各バスバーはイ
ンナーリードよりもチップ主面側の低い位置に設置さ
れ、バスバーを越えて配置される導体ワイヤとのクリア
ランスが十分に確保される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。図1〜図3に本発明を適用した半導体装置
を示す。本半導体装置は、センターボンドLOC構造の
メモリ装置(DRAM)である。図1においてメモリ装
置1は、集積回路チップ2の主面上にリードフレームに
より与えられる信号線用リード3及びバスバー4を備え
る。集積回路チップ2は、その主面の中央一列に多数の
電極パッド2aを備えている。多数の信号線用リード3
は、この電極パッド2aの列の両側に配置され、それぞ
れがチップの中央から外側に向かって延びている。各信
号線用リード3の電極パッド2a側の端部はインナーリ
ードと呼ばれ、導体ワイヤ5を介していずれかの電極パ
ッド2aにワイヤボンディングされることにより電気的
に接続される。各信号線用リード3の反対側の端部はア
ウターリードと呼ばれ、パッケージの側面から外側に出
て、外部基板に実装するために折り曲げられる。各信号
線用リード3は、それらのインナーリードの列下面に沿
って延びるポリイミド製の接着テープ6によって、集積
回路チップ2の主面上に固定される。
て説明する。図1〜図3に本発明を適用した半導体装置
を示す。本半導体装置は、センターボンドLOC構造の
メモリ装置(DRAM)である。図1においてメモリ装
置1は、集積回路チップ2の主面上にリードフレームに
より与えられる信号線用リード3及びバスバー4を備え
る。集積回路チップ2は、その主面の中央一列に多数の
電極パッド2aを備えている。多数の信号線用リード3
は、この電極パッド2aの列の両側に配置され、それぞ
れがチップの中央から外側に向かって延びている。各信
号線用リード3の電極パッド2a側の端部はインナーリ
ードと呼ばれ、導体ワイヤ5を介していずれかの電極パ
ッド2aにワイヤボンディングされることにより電気的
に接続される。各信号線用リード3の反対側の端部はア
ウターリードと呼ばれ、パッケージの側面から外側に出
て、外部基板に実装するために折り曲げられる。各信号
線用リード3は、それらのインナーリードの列下面に沿
って延びるポリイミド製の接着テープ6によって、集積
回路チップ2の主面上に固定される。
【0013】メモリ装置1は、上記信号線用リード3と
共にリードフレームによって与えられる2本のバスバー
4を備える。2本のバスバーのうち一方は、集積回路チ
ップ2に電源電位を供給するためのものであり、他方は
接地電位を供給するためのものである。各バスバー4
は、電極パッド2aの列と信号線用リード3のインナー
リードの列の間に延びて配置されている。各バスバー4
からはいくつかの脚4aがチップの外側に向かって延び
ており、信号線用リード3に沿ってこれと同様に、チッ
プの側面から外側に出ている。この脚4aの先端は、信
号線用リード3のアウターリードと同様に折り曲げら
れ、外部基板の電源供給用ランド上に接続される。
共にリードフレームによって与えられる2本のバスバー
4を備える。2本のバスバーのうち一方は、集積回路チ
ップ2に電源電位を供給するためのものであり、他方は
接地電位を供給するためのものである。各バスバー4
は、電極パッド2aの列と信号線用リード3のインナー
リードの列の間に延びて配置されている。各バスバー4
からはいくつかの脚4aがチップの外側に向かって延び
ており、信号線用リード3に沿ってこれと同様に、チッ
プの側面から外側に出ている。この脚4aの先端は、信
号線用リード3のアウターリードと同様に折り曲げら
れ、外部基板の電源供給用ランド上に接続される。
【0014】上記各バスバー4は、その長手方向に沿っ
て適宜間隔で配置された複数の腕4bを有する。腕4b
は、バスバー4の側面から外側、すなわち信号線用リー
ド3のインナーリードの列側に延び、これらインナーリ
ードと並んで接着テープ6上に貼り付けられる。上記バ
スバーの脚4aも接着テープ6上に貼り付けられてい
る。すなわち各バスバー4は、複数の腕4b及び脚4a
によって集積回路チップ2上に支承されている。
て適宜間隔で配置された複数の腕4bを有する。腕4b
は、バスバー4の側面から外側、すなわち信号線用リー
ド3のインナーリードの列側に延び、これらインナーリ
ードと並んで接着テープ6上に貼り付けられる。上記バ
スバーの脚4aも接着テープ6上に貼り付けられてい
る。すなわち各バスバー4は、複数の腕4b及び脚4a
によって集積回路チップ2上に支承されている。
【0015】さらに、図3において特に明らかにされて
いるように、バスバー4は、その表面が上記インナーリ
ードの列が形成する面よりもチップ主面側に位置され
る。リードフレームの製造工程において、後で説明する
押し切りの方法でバスバー4の箇所を、リードフレーム
が形成する面よりも一段押し下げることによって、上記
バスバー4の配置を実現する。リードフレームを接着テ
ープ6によって集積回路チップ2の主面に実装すると、
該接着テープ6の厚み分だけリードフレームはチップ主
面より浮いた状態となる。このリードフレームの浮き上
がり量(図3における”H”)を利用して、上記リード
面からオフセットしたバスバー4の配置が可能になる。
電極パッド2aと信号線用リード3のインナーリードと
の間を接続する導体ワイヤ5は、このオフセットされた
バスバー4を越えて配置される。また、いくつかの電極
パッド2aから延びる導体ワイヤ5は、バスバー4の腕
4bの位置でボンディングされる。一つの実施例におい
て、上記接着テープ6の厚さは80μmであり、厚さ1
25μmのリードフレームにおけるバスバー4のオフセ
ット量Fは40+20,-10μmである。
いるように、バスバー4は、その表面が上記インナーリ
ードの列が形成する面よりもチップ主面側に位置され
る。リードフレームの製造工程において、後で説明する
押し切りの方法でバスバー4の箇所を、リードフレーム
が形成する面よりも一段押し下げることによって、上記
バスバー4の配置を実現する。リードフレームを接着テ
ープ6によって集積回路チップ2の主面に実装すると、
該接着テープ6の厚み分だけリードフレームはチップ主
面より浮いた状態となる。このリードフレームの浮き上
がり量(図3における”H”)を利用して、上記リード
面からオフセットしたバスバー4の配置が可能になる。
電極パッド2aと信号線用リード3のインナーリードと
の間を接続する導体ワイヤ5は、このオフセットされた
バスバー4を越えて配置される。また、いくつかの電極
パッド2aから延びる導体ワイヤ5は、バスバー4の腕
4bの位置でボンディングされる。一つの実施例におい
て、上記接着テープ6の厚さは80μmであり、厚さ1
25μmのリードフレームにおけるバスバー4のオフセ
ット量Fは40+20,-10μmである。
【0016】上記メモリ装置1の製造工程において、図
4に示すようなリードフレームが形成される。リードフ
レームは、金型による打ち抜き又はエッチング法により
形成される信号線用リード3の列及び一対のバスバー
4、4を含んでいる。リードフレーム形成の次の工程
で、バスバー4にオフセットが与えられる。図5は金型
による押し切りの方法を用いて、バスバーをオフセット
させる工程を概念的に示したものである。同図(A)に
示すように、バスバー4をその腕4bの位置でダイス1
0に挟み込み、同図(B)のようにポンチ11をバスバ
ー4上に下ろすことによってオフセットを形成する。図
6にはバスバーのオフセット成型前の状態及び成型後の
状態を概念的に示した。
4に示すようなリードフレームが形成される。リードフ
レームは、金型による打ち抜き又はエッチング法により
形成される信号線用リード3の列及び一対のバスバー
4、4を含んでいる。リードフレーム形成の次の工程
で、バスバー4にオフセットが与えられる。図5は金型
による押し切りの方法を用いて、バスバーをオフセット
させる工程を概念的に示したものである。同図(A)に
示すように、バスバー4をその腕4bの位置でダイス1
0に挟み込み、同図(B)のようにポンチ11をバスバ
ー4上に下ろすことによってオフセットを形成する。図
6にはバスバーのオフセット成型前の状態及び成型後の
状態を概念的に示した。
【0017】次にリードフレームの裏面に、接着テープ
6が貼り付けられる。図4に示すように、接着テープ6
は、インナーリードの列の箇所、及びチップの四隅に対
応する箇所に設けられる。別の工程で製造された集積回
路チップの主面上に、この接着テープを介してリードフ
レームを貼り付ける。図4には集積回路チップ2の外形
線が示されており、リードフレームにおける各信号線用
リード3のアウターリードは、チップの外形線を越えて
その両側に延びている。次に、各信号線用リード3のイ
ンナーリード及び各バスバー4に対し、電極パッド2a
とのワイヤボンディングが施される。インナーリードへ
のワイヤボンディングは、上記バスバー4を越えて施さ
れる。またバスバー4へのワイヤボンディングは、その
腕4bの位置でなされる。その後トランスファーモール
ドにより集積回路チップ2は、リードフレームと共に封
止される。固化した樹脂のバリ取りを行なった後、リー
ドフレームのアウターリードを枠から切り離し、外部基
板に実装できるように曲げる。以上の工程を経て、メモ
リ装置1が組み立てられる。
6が貼り付けられる。図4に示すように、接着テープ6
は、インナーリードの列の箇所、及びチップの四隅に対
応する箇所に設けられる。別の工程で製造された集積回
路チップの主面上に、この接着テープを介してリードフ
レームを貼り付ける。図4には集積回路チップ2の外形
線が示されており、リードフレームにおける各信号線用
リード3のアウターリードは、チップの外形線を越えて
その両側に延びている。次に、各信号線用リード3のイ
ンナーリード及び各バスバー4に対し、電極パッド2a
とのワイヤボンディングが施される。インナーリードへ
のワイヤボンディングは、上記バスバー4を越えて施さ
れる。またバスバー4へのワイヤボンディングは、その
腕4bの位置でなされる。その後トランスファーモール
ドにより集積回路チップ2は、リードフレームと共に封
止される。固化した樹脂のバリ取りを行なった後、リー
ドフレームのアウターリードを枠から切り離し、外部基
板に実装できるように曲げる。以上の工程を経て、メモ
リ装置1が組み立てられる。
【0018】以上、本発明をセンターボンドLOC構造
のメモリ装置に適用した例を示した。しかしながら本発
明は上記実施形態に示した構造に限らず、バスバーを越
えてインナーリードと電極パッドとを導体ワイヤにより
電気的に接続する構造の半導体装置に広く適用できるこ
とは明らかである。例えば、上記実施形態に示した構造
では、電極パッドがチップの中央に1列に並んだ構造で
あったが、並行に2列あるいは3列以上となるように構
成しても構わない。また、電極パッドの位置は、チップ
の主面の中央に位置するセンターボンドLOCに限定さ
れることなく、チップ中央からどちらか側にずれていて
も構わず、そのような場合は、リードフレームが左右対
称ではなくなるが、電極パッドの列を挟んで両側にバス
バー、さらにその外側にインナーリードが位置するよう
にすれば良い。更に、電極パッドの両側にバスバーが必
要ない場合であれば、電極パッドの列の片側に並んで1
つ又は2つ以上のバスバーを配置して、さらにその外側
にインナーリードを配置するようにすれば良い。
のメモリ装置に適用した例を示した。しかしながら本発
明は上記実施形態に示した構造に限らず、バスバーを越
えてインナーリードと電極パッドとを導体ワイヤにより
電気的に接続する構造の半導体装置に広く適用できるこ
とは明らかである。例えば、上記実施形態に示した構造
では、電極パッドがチップの中央に1列に並んだ構造で
あったが、並行に2列あるいは3列以上となるように構
成しても構わない。また、電極パッドの位置は、チップ
の主面の中央に位置するセンターボンドLOCに限定さ
れることなく、チップ中央からどちらか側にずれていて
も構わず、そのような場合は、リードフレームが左右対
称ではなくなるが、電極パッドの列を挟んで両側にバス
バー、さらにその外側にインナーリードが位置するよう
にすれば良い。更に、電極パッドの両側にバスバーが必
要ない場合であれば、電極パッドの列の片側に並んで1
つ又は2つ以上のバスバーを配置して、さらにその外側
にインナーリードを配置するようにすれば良い。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置においては、バ
スバーがインナーリードの面よりもチップ面側に配置さ
れているため、バスバーとこれを越えて配置される導体
ワイヤとの間に十分なクリアランスが確保される。これ
により樹脂封止時の圧力によってバスバーと導体ワイヤ
とがショートする可能性が極めて少なくなる。
スバーがインナーリードの面よりもチップ面側に配置さ
れているため、バスバーとこれを越えて配置される導体
ワイヤとの間に十分なクリアランスが確保される。これ
により樹脂封止時の圧力によってバスバーと導体ワイヤ
とがショートする可能性が極めて少なくなる。
【0020】また、上記バスバーと導体ワイヤとの間の
ショートを回避するために、高価な絶縁材料を用いた
り、歩留まりを低下させるようなことなく、安価に半導
体装置を製造することができる。すなわちリードフレー
ムの形成工程においてバスバーにオフセットを与えるこ
とは、特別な製造装置を必要とせずに容易に実現でき、
半導体装置の生産性に影響を与えない。
ショートを回避するために、高価な絶縁材料を用いた
り、歩留まりを低下させるようなことなく、安価に半導
体装置を製造することができる。すなわちリードフレー
ムの形成工程においてバスバーにオフセットを与えるこ
とは、特別な製造装置を必要とせずに容易に実現でき、
半導体装置の生産性に影響を与えない。
【図1】本発明に係る半導体装置の一実施形態における
斜視図であり、パッケージを除いてリードフレームのチ
ップ上の状態を示した図である。
斜視図であり、パッケージを除いてリードフレームのチ
ップ上の状態を示した図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す図である。
【図3】バスバーのオフセットの状態を示した半導体装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図4】本発明に係る半導体装置において用いられるリ
ードフレームの一例を示す平面図である。
ードフレームの一例を示す平面図である。
【図5】バスバーの加工方法を示す図である。
【図6】バスバーの加工の前後の状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】従来の半導体装置におけるリードの一配置態様
を示す平面図である。
を示す平面図である。
1 半導体装置 2 集積回路チップ 2a 電極パッド 3 信号線用リード 4 バスバー 5 導体ワイヤ 6 接着テープ H 接着テープ厚さ F オフセット量
Claims (7)
- 【請求項1】 回路形成面側に電極パッドの列を備える
半導体集積回路チップと、 上記電極パッドの列に沿って配置されるインナーリード
の列を有し、接着層を介して上記回路形成面上に固定さ
れる信号線用のリードと、 上記接着層に固定された腕を有し、該腕によって上記電
極パッドの列及び上記インナーリードの列の間で支承さ
れるバスバーであって、その表面が上記インナーリード
の列が形成する面よりも上記半導体集積回路チップ側に
位置するものと、 上記バスバーを越えて上記各インナーリードと上記各電
極パッドとを電気的に接続する導体ワイヤと、 すくなくとも上記インナーリード、バスバー及び導体ワ
イヤを封止する樹脂と、を備えた半導体装置。 - 【請求項2】 上記バスバーは、その腕の位置で上記半
導体集積回路チップ側に押し下げられて形成された請求
項1の半導体装置。 - 【請求項3】 上記接着層が上記インナーリードの列に
沿って設けられる接着テープである請求項1又は2の半
導体装置。 - 【請求項4】 上記バスバーの腕を、該バスバーの長手
方向に沿って複数設けた請求項1、2又は3の半導体装
置。 - 【請求項5】 上記バスバーの腕のうちのいくつかを、
上記半導体集積回路チップの外側に延出し、バスバーに
対する電源供給用のものとした請求項4記載の半導体装
置。 - 【請求項6】 回路形成面側に電極パッドの列を備える
半導体集積回路チップと、 上記電極パッドの列に沿ってその両側に配置される一対
のインナーリードの列を有し、接着層を介して上記回路
形成面上に固定される信号線用のリードと、 上記接着層に固定された腕を有し、該腕によって上記電
極パッドの列及び上記各インナーリードの列の間でそれ
ぞれ支承される一対のバスバーであって、その表面が上
記インナーリードの列が形成する面よりも上記半導体集
積回路チップ側に位置するものと、 上記各バスバーを越えて上記各インナーリードと上記各
電極パッドとを電気的に接続する導体ワイヤと、 すくなくとも上記インナーリード、バスバー及び導体ワ
イヤを封止する樹脂と、を備えた半導体装置。 - 【請求項7】 回路形成面側に電極パッドの列を備える
半導体集積回路チップを形成する工程と、 上記電極パッドの列に沿って配置されるインナーリード
の列を有する信号線用のリード、該インナーリードの列
に沿ってその前方に配置されるバスバー、及び該バスバ
ーから延びて上記インナーリードの列に並んで配置され
るバスバーの腕を含むリードフレームを形成する工程
と、 上記バスバーの腕の位置で、該バスバーをリードフレー
ムの上記半導体集積回路チップに対する実装面側に押し
下げる工程と、 上記インナーリードの列の並びに沿って上記リードフレ
ームの実装面側に、接着テープを接着する工程と、 上記リードフレームを上記接着テープによって上記半導
体集積回路チップ上に固定する工程と、 上記バスバーを越えて上記電極パッドと上記各インナー
リードとを導体ワイヤにより電気的に接続する工程と、 少なくとも上記インナーリード、バスバー及び導体ワイ
ヤを樹脂により封止する工程と、を含む半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315573A JPH10144860A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315573A JPH10144860A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10144860A true JPH10144860A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=18066978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8315573A Withdrawn JPH10144860A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10144860A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016004887A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | Shマテリアル株式会社 | リードフレーム、およびリードフレームの製造方法 |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP8315573A patent/JPH10144860A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016004887A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | Shマテリアル株式会社 | リードフレーム、およびリードフレームの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |