JPH1014517A - 麺類の製造方法 - Google Patents
麺類の製造方法Info
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- JPH1014517A JPH1014517A JP8185377A JP18537796A JPH1014517A JP H1014517 A JPH1014517 A JP H1014517A JP 8185377 A JP8185377 A JP 8185377A JP 18537796 A JP18537796 A JP 18537796A JP H1014517 A JPH1014517 A JP H1014517A
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Abstract
り且つ滑らかさに富んでいて良好な食感を有し、異味や
異臭がなくて食味及び風味にも優れる、高品質の麺類を
提供すること。 【解決手段】 穀粉類1g当たりグルコアミラーゼを
1.4〜83unitおよびアスコルビン酸類を0.0
05〜1mgの割合で添加して麺類を製造する本発明の
方法により上記の目的が達成される。
Description
れに用いる麺類用穀粉組成物および該方法または麺類用
穀粉組成物を用いて得られる麺類に関する。より詳細に
は、本発明は、粘弾性に優れていてソフトでモチモチし
ており且つ滑らかさに富んでいて、良好な食感を有し、
しかも異味や異臭がなくて食味および風味にも優れる麺
類、その製造方法、およびそれに用いる麺類用穀粉組成
物に関する。
麺、皮類などの麺類は、一般に小麦粉を主体として、必
要に応じてそば粉、米粉、大麦粉、澱粉類などの他の穀
粉類を配合してなる穀粉類に、食塩、かん水(かん
粉)、乳化剤、ゲル化剤、着色料などを適宜添加して製
造されている。近年、麺類の市場では、ソフトでモチモ
チしていて粘弾性に富み、しかも滑らかさに優れる麺類
の要望が強くなっている。そのため、そのような食感の
麺類を得るために、小麦粉に澱粉、乳化剤、ゲル化剤な
どを添加して麺類をつくることが行われている。しかし
ながら、澱粉、乳化剤、ゲル化剤などを添加すると、麺
類にソフト感やモチモチ感は多少付与されるものの、食
感の改良効果は未だ不充分であり、むしろ食味や風味の
低下を招く場合が多い。
ラーゼやプロテアーゼなどの酵素を用いることが従来か
ら試みられており、そのような従来技術として、 (1)麺類用の原料に、L−アスコルビン酸酸化酵素と
L−アスコルビン酸またはL−アスコルビン酸塩類の一
方或いは両方を添加する方法(特開平4−29945号
公報); (2)麺類などの小麦粉食品中にアミラーゼおよび増粘
多糖類を含有させたもの(特開平6−12648号公
報); (3)麺類などの小麦粉食品中にアミラーゼ、グルコア
ミラーゼおよびグルコースオキシダーゼからなる3種類
の酵素を含有させたもの(特開平6−296467号公
報); を挙げることができる。
技術による場合は、いずれも、食感の向上効果が充分で
はなく、得られる麺類の食感がソフトになり過ぎて粘弾
性が不足していたり、滑らかさに欠けたものとなり易
く、また生地がだれてしまって製麺時の作業性などが不
良になるという欠点がある。しかも、上記の従来技術
による場合は、3種類の酵素を用いる必要があるため、
各酵素の添加量の調整が必要であり、製麺作業を複雑な
ものにしている。
麺類における斑点(スペック)の発生防止および色調変
化の抑制を目的として穀粉材料にアスコルビン酸を0.
01〜0.1重量%添加して麺類を製造する方法(特開
平6−7100号公報)が提案されている。しかしなが
ら、この(4)の従来技術では、アスコルビン酸は、麺
類における斑点の発生および色調変化の抑制を専ら目的
として用いられており、アスコルビン酸が麺類の食感の
向上に寄与するということは一切認識されていない。
性に優れていてソフトでモチモチしており且つ滑らかさ
に富んでいて良好な食感を有し、しかも異味や異臭がせ
ず、食味や風味にも優れる高品質の麺類、その製造方
法、およびそのような麺類の製造に用いる麺類用穀粉組
成物を提供することである。
本発明者らが検討を重ねた結果、澱粉分解酵素(アミラ
ーゼ)のうちから特にグルコアミラーゼを選択し、それ
にアスコルビン酸類を組み合わせて、両者を特定の量で
用いると、粘弾性に優れていてソフトでモチモチしてお
り且つ滑らかさに富んでいて良好な食感を有し、しかも
異味や異臭がなくて食味や風味にも優れる高品質の麺類
が得られることを見出して本発明を完成した。
ルコアミラーゼを1.4〜83unitおよびアスコル
ビン酸類を0.005〜1mgの割合で添加して麺生地
を調製し、該麺生地を用いて麺類を製造することを特徴
とする麺類の製造方法である。
類1g当たり、グルコアミラーゼを1.4〜83uni
tおよびアスコルビン酸類を0.005〜1mgの割合
で添加してあることを特徴とする麺類用穀粉組成物であ
る。
る麺類および上記の麺類用穀粉組成物を用いて得られる
麺類である。
する。上記のように、本発明では、グルコアミラーゼと
アスコルビン酸類を併用添加して麺類を製造することが
必要であり、各々の単独使用では、食感に優れしかも食
味や風味においても優れる、高品質の麺類を得ることが
できない。
ログルコシダーゼとも称され、澱粉分解酵素(アミラー
ゼ)の一種である。グルコアミラーゼは、α−アミラー
ゼやβ−アミラーゼと異なり、澱粉分子の非還元末端か
ら1グルコース単位づつ分解していき、α1−4結合だ
けでなく、α1−6結合も分解する。本発明では、食品
に使用可能なグルコアミラーゼであればいずれも使用で
き、その起源、調製法、純度などは問わない。何ら限定
されるものではないが、例えば、Rhizopus属の
菌類に由来するグルコアミラーゼ、Asperugil
lus属の菌類に由来するグルコアミラーゼなどを用い
ることができる。また、グルコアミラーゼは高純度のも
のであっても、または純度の低いものであってもよい。
(複数の穀粉を用いている場合はその合計)1g当た
り、グルコアミラーゼを1.4〜83unitの割合で
添加することが必要であり、4〜60unitの割合で
添加するのが好ましく、8〜35unitの割合で添加
するのがより好ましい。グルコアミラーゼの添加量が穀
粉類1g当たり1.4unit未満であると、ソフトで
モチモチしていて且つ滑らかな食感の麺類が得られなく
なる。一方、グルコアミラーゼの添加量が、穀粉類1g
当たり83unitを超えると、食感が低下し、しかも
麺類に異味を生じて食味が低下する。また、高価なグル
コアミラーゼを多量に使用するため製麺コストが高くな
る。なお、本明細書でいうグルコアミラーゼの活性[u
nit(力価)]は、以下の実施例の項に記載する方法
で測定したときの値をいう。
は、L−アスコルビン酸、その塩類(例えばL−アスコ
ルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L
−アスコルビン酸カルシウムなど)、D−イソアスコル
ビン酸、その塩類(例えばD−イソアスコルビン酸ナト
リウム、D−イソアスコルビン酸カリウム、D−シアス
コルビン酸カルシウムなど)、エリソルビン酸、その塩
類(例えばエリソルビン酸ナトリウム、エリソルビン酸
カリウム、エリソルビン酸カルシウムなど)などのアス
コルビン酸またはその塩類、アスコルビン酸類縁化合物
またはその塩類が包含される。本発明では、アスコルビ
ン酸類として、前記した化合物のうちの1種を単独で使
用しても、または2種以上を併用してもよい。本発明で
用いるアスコルビン酸類は、天然の還元剤として変色防
止などの目的で多くの食品で用いられており、麺類の色
調改良効果についても報告されている[例えば上記した
(4)の従来技術]。しかしながら、アスコルビン酸を
グルコアミラーゼと併用添加して麺類を製造すると、食
味および風味を良好に保ちながら、食感を向上させ、粘
弾性に優れソフトでモチモチしていて且つ滑らかな麺類
が得られるという知見は従来得られておらず、本発明に
よって初めて見いだされたものである。
スコルビン酸類を用いる場合はその合計)は、麺類の製
造に用いる穀粉類(複数の穀粉を用いている場合はその
合計)1g当たり、0.005〜1mgであることが必
要であり、0.02〜0.3mgであるのが好ましく、
0.04〜0.2mgであるのがより好ましい。アスコ
ルビン酸類の添加量が穀粉類1g当たり0.005mg
未満であると、粘弾性に優れソフトでモチモチしており
且つ滑らかさに富む、食感の良好な麺類が得られなくな
る。一方、アスコルビン酸類の添加量が穀粉類1g当た
り1mgを超えると、麺類に異味を生じて食味が低下す
る。
びアスコルビン酸類の添加方法は特に制限されず、麺生
地中にグルコアミラーゼとアスコルビン酸類を均一に添
加混合し得る方法であればどのような方法で行ってもよ
い。例えば、グルコアミラーゼおよびアスコルビン酸類
の両方をそのまま粉末状で穀粉類に添加しても、グルコ
アミラーゼおよびアスコルビン酸類の一方をそのまま粉
末状で穀粉類に添加し残りの一方を麺生地を調製する際
の加水用の水に溶解させて添加しても、グルコアミラー
ゼおよびアスコルビン酸類の両方を加水用の水に一緒に
または個別に溶解して添加しても、麺生地の混練の途中
にグルコアミラーゼとアスコルビン酸類の両方をそのま
ま粉末状でまたは水に溶解して生地中に添加しても、グ
ルコアミラーゼおよびアスコルビン酸類の一方を穀粉類
に粉末状で添加し残りの一方を麺生地の混練の途中に粉
末状または水に溶解して生地に添加してもよい。上記し
た添加方法のうちで、グルコアミラーゼおよびアスコル
ビン酸類の両方をそのまま粉末状で、または加水用の水
に溶かして、麺生地を調製する混練作業の前または混練
の初期の段階で添加するのが、麺生地中にグルコアミラ
ーゼとアスコルビン酸類を均一に混合分散させることが
できるので好ましい。
アスコルビン酸類の両方をそのまま乾燥した粉末状で添
加したものは、それ自体で麺類用穀粉組成物として長期
保存が可能であり、そのまま麺用粉(麺用プレミックス
粉)として流通、販売することができ、したがって本発
明はグルコアミラーゼおよびアスコルビン酸類を乾燥状
態で添加してあるそのような麺類用穀粉組成物を本発明
の範囲に包含する。そして、グルコアミラーゼおよびア
スコルビン酸類を含有する前記した麺類用穀粉組成物を
用いた場合には、それに水、食塩、必要に応じて従来周
知の添加剤を添加して常法にしたがって製麺を行うだけ
で、粘弾性に優れソフトでモチモチしていて且つ滑らか
で、食感に優れ、しかも食味にも優れる麺類を極めて簡
単に得ることができる。
通常用いられている小麦粉、米粉、大麦粉、そば粉、澱
粉類、大豆粉等などの穀粉類を使用することができる。
また、本発明では、穀粉類以外に、麺類の種類などに応
じて、従来から汎用されている副原料や添加剤、例えば
食塩、かん水(かん粉)、乳化剤、ゲル化剤、着色料、
防腐剤、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸などの栄養
強化剤、山芋粉、卵または卵製品、茶粉末、海草粉末な
どの1種または2種以上を使用することができる。
麺方法や製麺装置、製麺条件などは特に制限されず、目
的とする麺類の種類などに応じて、通常使用されている
方法および装置、条件などを採用して行えばよい。限定
されるものではないが、本発明で採用し得る製麺法とし
ては、例えば、グルコアミラーゼおよびアスコルビン酸
類を添加し、加水混練して得た麺生地を、常法により複
合−圧延−麺線への切出しを行って麺類を製造する方
法;麺生地を棒状にした後に順次延伸して最終の太さの
麺線にまでするいわゆる手延べ式製麺法;麺帯を所定の
太さに切り出した後さらに延伸して最終の麺線にする手
延べ風製麺法;麺生地を麺棒等で板状にし、それを包丁
で切り出すいわゆる手打式製麺法;グルコアミラーゼお
よびアスコルビン酸類を添加した麺生地を押出機から麺
線状に押出す押出製麺法などを挙げることができる。
うどん、平めん(ひもかわうどん)、冷麦、そうめん、
日本そば、中華麺、麺皮類(ギョウザ、シュウマイ、春
巻き、ワンタンの皮等)などの麺類を製造することがで
きる。そして、それらの麺類は、生麺、茹麺、蒸麺、半
乾燥麺、乾燥麺、冷凍麺、即席麺などの任意の形態で流
通販売することができる。ただし、生麺については、過
度の酵素作用を防ぐために、冷蔵(10℃以下)状態に
しておくのが好ましい。
が、本発明はそれにより何ら限定されない。また、下記
の実施例で用いたグルコアミラーゼ、α−アミラーゼお
よびL−アスコルビン酸酸化酵素の活性は下記のように
して測定した。
説明するように、澱粉をグルコアミラーゼによって分解
し、生成するグルコースの量をグルコースオキシダーゼ
法によって定量することによってグルコアミラーゼの活
性を測定した。 (a)グルコアミラーゼによる澱粉の分解反応:乾重量
1.2gの可溶性澱粉(ナカライテスク株式会社製)を
約40mlの蒸留水に懸濁し、沸騰浴中で溶解した後、
正確に50mlになるように蒸留水を用いて調整し、そ
れを0.1M酢酸緩衝液(pH4.5)50mlと混合
して基質溶液とする。該基質溶液の4mlを採取して、
40℃で5分間インキュベートし、そこに同様に5分間
プレインキュベートした試料酵素溶液[試料酵素100
0mgを蒸留水100mlに正確に溶解した酵素溶液
(酵素活性が強い場合はこれを更に希釈して用いる)]
0.8mlを添加して良く混和し40℃にてインキュベ
ートする。試料酵素溶液の添加から正確に20分経過後
に、10N−NaOH水溶液0.1mlを添加混合して
反応を停止させる。グルコアミラーゼ反応のブランクテ
ストとしては、前記の基質溶液4mlに10N−NaO
H水溶液0.1mlを添加混合後に試料酵素溶液0.8
mlを添加したもの(インキュベートしないもの)を用
いる。この酵素反応液中のグルコース濃度(T)(μm
ol/ml)およびブランクテスト溶液中のグルコース
濃度(T0)(μmol/ml)を下記のグルコースオ
キシダーゼ法により定量する。
ルコースの測定法:試料溶液(5〜30μgのグルコー
スを含有)0.5mlにグルコースオキシダーゼ・パー
オキシダーゼ混合試薬を3ml加えて混和した後、40
℃にて30分間インキュベートし440nmにおける吸
光度を分光光度計(株式会社日立製作所製「220
A」)にて測定し、試料溶液の代わりに蒸留水を用いた
ものをブランクとして、予めグルコース標準液より作成
した検量線より試料溶液中のグルコース濃度(μmol
/ml)を求める。上記の反応によって1分間に1μm
olのグルコースを産生する酵素量を1unitとして
以下の数式にしたがって算出する。そして、下記の数
式によって算出される試料酵素液の酵素活性から、試
料酵素液を調製する際の試料酵素の濃度に応じて試料酵
素中の酵素活性を求める(なお下記の数式における希
釈倍率は通常100である)。なお、ここで用いる上記
のグルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ混合試薬
は、120mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH7.
0)250mlにグルコースオキシダーゼ(Boehringer
Mannheim 社製、Grade II)を9unit/ml、パー
オキシダーゼ(Boehringer Mannheim 社製、Grade II)
を1.5unit/ml、ATBS(2,2’−アジノ
−ジ(3−エチル−ベンズチアゾリンスルホネート
(6)ジアンモニウム塩)を0.92mMになるように
添加して調製したものである。
ミラーゼの活性は、下記に説明するように、澱粉をα−
アミラーゼによって分解し、生成する還元糖の量をソモ
ジー・ネルソン法によって定量することによって測定し
た。 (a)α−アミラーゼの活性の測定:乾重量0.5gの
可溶性澱粉(ナカライテスク株式会社製)を約40ml
の蒸留水に懸濁し、沸騰浴中で溶解した後、50mlに
なるように蒸留水を用いて調整し、それを0.1M酢酸
緩衝液(pH4.5)50mlと混合して基質溶液とす
る。該基質溶液の0.3mlを試験管に採取して、40
℃で5分間インキュベートし、そこに同様に5分間プレ
インキュベートした試料酵素溶液(試料酵素1000m
gを蒸留水100mlに正確に溶解した酵素溶液)0.
2mlを添加して良く混和し40℃にてインキュベート
する。試料酵素溶液の添加から正確に20分経過後に、
ソモジ試薬[調製法は以下の(b)に示す]0.5ml
を添加混合して反応を停止させる。α−アミラーゼ反応
のブランクテストとしては、前記の基質溶液0.3ml
にソモジ試薬0.5mlを添加混合後に試料酵素溶液
0.2mlを添加したもの(インキュベートしないも
の)を用いる。次いで、試験管をガラス玉で蓋をして、
激しく沸騰した湯浴中で正確に10分間加熱した後、直
ちに冷水で冷やし、これにネルソン試薬[調製法は以下
の(c)に示す]1.0mlを加え撹拌して発色させ、
蒸留水8.0mlを加えて15分間静置した後、500
nmにおける吸光度を分光光度計(株式会社日立製作所
製「220A」)にて測定する。予めマルトースを標準
として作成しておいた検量線より、生成した還元糖の濃
度(μmol/ml)を求める。酵素反応液中のマルト
ース濃度(M)(μmol/ml)およびブランクテス
ト溶液中のグルコース濃度(M0)(μmol/ml)
より、以下の数式により試料酵素液中の酵素活性を算
出する。その際に、以下の数式に示すように、上記の
反応によって1分間に1μmolのマルトースに相当す
る還元糖を産生する酵素量を1unitとする。そし
て、下記の数式によって算出される試料酵素液の酵素
活性から、試料酵素液を調製する際の試料酵素の濃度に
応じて試料酵素中の酵素活性を求める。
の蒸留水に無水Na2CO324gとロッシェル塩12g
を溶解し、これに10%CuSO4・5H2O水溶液40
mlをかきまぜながら加え、さらにNaHCO316g
を加えて溶解する。別に、約500mlの蒸留水に無水
Na2SO4180gを加熱溶解し、更に沸騰下に加熱し
て溶存する空気を追い出す。冷却後、両液を混合し、蒸
留水を加えて1リットルとする、1週間室温にて遮光保
存した後、その上清をソモジ試薬として使用する。
lの蒸留水に、(NH4)6Mo7O24・4H2Oの25g
を溶解し、これに撹拌しながら濃硫酸21mlを加え
る。別に蒸留水25mlにNa2HAsO4・7H2Oの3
gを溶解したものを調製しておき、これを前記の溶液に
加えて、蒸留水を加えて1リットルにし、37℃に24
時間保った後、褐色試薬瓶に保存して使用する。
定法》L−アスコルビン酸酸化酵素の活性は、以下に説
明するように、酵素反応によって消費される溶存酸素の
量を溶存酸素計を用いて測定する。すなわち、80mM
リン酸−40mMクエン酸(pH5.7)、ゼラチン1
2.5mg(予め沸騰浴中で溶解)および2.8mM
L−アスコルビン酸からなる基質溶液22.5mlを2
5℃で5分間のインキュベートし、そこに同様に5分間
プレインキュベートした酵素溶液2.5mlを添加して
反応を開始させる。反応中の溶存酸素の変化をペンレコ
ーダーを装着した携帯式デジタルDO/O2/TEMP
メーター(セントラル株式会社製)によってモニター
し、反応開始後1〜4分間の溶存酸素量の減少カーブの
傾きより酵素活性を求める。なお、酵素反応のブランク
として、酵素溶液の代わりに蒸留水を用いて同様に溶存
酸素の変化を測定し、酵素を添加した場合の値より差し
引く。上記の反応により1分間に1μmolのO2を消
費するのに必要な酵素量を1unitとする。
gに、Rhizopusmold由来のグルコアミラー
ゼ(SIGMA CHEMICAL COMPANY製
「A−7255」;amyloglucosidas
e)またはAspergillus niger由来の
グルコアミラーゼ[SIGMA CHEMICAL C
OMPANY製「A−3514」(EC3.2.1.
3)]を下記の表2に示す量で添加し、さらに下記の表
2に示す量のL−アスコルビン酸と食塩30gおよび水
350g(L−アスコルビン酸と食塩は水に予め溶解さ
せておく)を加えて、12分間混合してそぼろ状の生地
を得た。 (2) 上記(1)で得た生地を製麺ロールにてロール
間隙3.6mmで麺帯にまとめ、室温下(約20℃)
に、ビニール袋中で30分間熟成させた。熟成後、この
麺帯をさらに製麺ロールにて圧延して約2.5mm厚の
麺帯にした後、No.10角切り刃を用いて麺線に切り
出して生うどんを製造した後、直ちに下記の方法で茹で
上げた。 (3) 上記(2)で得た生うどん各100gづつを充
分量の沸騰水(pH5〜6に調整)中にて、茹で歩留り
が310±2%になるように茹で時間を調節しながら茹
上げた後、直ちに冷水中で水洗し、ざるに上げて水を切
った。なお、麺の茹で歩留りは、下記の数式により算
出した。
で麺の重量(g) B=茹で上げ前の生麺100g中の小麦粉の重量(g)
感および食味を下記の表1に示す評価基準にしたがって
10名のパネラーにより点数評価してもらい、その平均
値を採ったところ、下記の表2に示すとおりであった。 (5) グルコアミラーゼの代わりにα−アミラーゼ
(SIGMA CHEMICAL COMPANY製
「A−2771」)またはL−アスコルビン酸酸化酵素
(SIGMA CHEMICAL COMPANY製
「A−0157」)を下記の表2に示す割合で用い、L
−アスコルビン酸を表2に示す割合で添加した以外は、
上記した(1)および(2)と同様にして生うどんを製
造し、上記(3)と同様にして茹で歩留りが310±2
%になるように茹上げ、水洗してからざるにあげた。得
られた茹で麺の食感および食味を上記(4)と同様にし
て10名のパネラーに点数評価してもらい、その平均値
を採ったところ、下記の表2に示すとおりであった。
グルコアミラーゼを1.4〜83unitの範囲で添加
し且つL−アスコルビン酸を0.005〜1mgの範囲
の量で添加してうどんを製造している、実験番号9〜3
0による場合は、粘弾性および滑らかさに優れていて食
感が良好であり、しかも異味がなくて食味にも優れる高
品質の麺が得られることがわかる。それに対して、グル
コアミラーゼのみを添加している実験番号3および4の
場合は麺の粘弾性の向上効果が充分ではないこと、また
L−アスコルビン酸のみを添加している実験番号2によ
る場合は麺の粘弾性および滑らかさが、グルコアミラー
ゼおよびL−アスコルビン酸を添加しない対照例(実験
番号1)の場合に比べてむしろ劣ったものになっている
ことがわかる。
ミラーゼおよびL−アスコルビン酸の両方を添加してい
ても、グルコアミラーゼの添加量が本発明における上限
値(穀粉類1g当たり83unit)を超えている実験
番号7および8による場合は、麺における粘弾性および
滑らかさの向上効果が充分ではなく、むしろ食味が酵素
およびL−アスコルビン酸を添加しない対照例(実験番
号1)に比べて低下しており、高品質の麺が得られない
ことがわかる。
素としてグルコアミラーゼを添加せずに、α−アミラー
ゼを添加した場合には、L−アスコルビン酸を添加して
も麺の粘弾性および滑らかさの向上が十分ではなく、特
に粘弾性の向上が充分ではないことがわかる。そして、
表2の実験番号32および33の結果から、L−アスコ
ルビン酸酸化酵素を添加した場合には、L−アスコルビ
ン酸を添加してもまたは添加しなくても、麺の食感が、
酵素およびL−アスコルビン酸の両方を添加しない対照
例(実験番号1)に比べてむしろ劣ったものになってい
ることがわかる。
gに、Rhizopusmold由来のグルコアミラー
ゼ(SIGMA CHEMICAL COMPANY製
「A−7255」)を23unit/g小麦粉の割合で
添加し(合計23000unit)、さらに下記の表3
に示す量のL−アスコルビン酸と食塩30gおよび水3
50g(L−アスコルビン酸と食塩は水に予め溶解させ
ておく)を加えて、10分間混合してそぼろ状の生地を
得た。 (2) 上記(1)で得た生地を製麺ロールにてロール
間隙3.6mmで麺帯にまとめ、室温下(約20℃)
に、ビニール袋中で30分間熟成させた。熟成後、この
麺帯をさらに製麺ロールにて圧延して約2.5mm厚の
麺帯にした後、No.10角切り刃を用いて麺線に切り
出して生うどんを製造した後、直ちに下記の方法で茹で
あげた。。 (3) 上記(2)で得た生うどん各100gづつを充
分量の沸騰水(pH5〜6に調整)中にて、茹で歩留り
が310±2%になるように茹で時間を調節しながら茹
上げた後、直ちに冷水中で水洗し、ざるに上げて水を切
った。なお、麺の茹で歩留りは、上記の数式により算
出した。 (4) 上記(3)で得られた茹で麺の食感および食味
を上記の表1に示す評価基準にしたがって10名のパネ
ラーにより点数評価してもらい、その平均値を採ったと
ころ、下記の表3に示すとおりであった。
ら、グルコアミラーゼと共に添加するL−アスコルビン
酸の量が、小麦粉1g当たり、0.005〜1mgの範
囲である場合には、対照例(表2の実験番号1)に比べ
て、粘弾性および滑らかさに優れていて食感が良好であ
り、しかも異味がなくて食味にも優れる高品質の麺が得
られることがわかる。それに対して、小麦粉1gに対し
てL−アスコルビン酸の添加量が0.005mg未満で
ある実験番号34の場合は粘弾性の向上効果が充分では
ないことがわかる。また、小麦粉1gに対してL−アス
コルビン酸の添加量が1mgを超えている実験番号35
の場合は、粘弾性および滑らかさの向上効果が充分では
なく、しかも食味が対照例に比べてむしろ劣ったものと
なることがわかる。
gに、Rhizopusmold由来のグルコアミラー
ゼ(SIGMA CHEMICAL COMPANY製
「A−7255」)を下記の表4に示す割合で添加し、
さらに下記の表4に示す量のL−アスコルビン酸と食塩
30gおよび水350g(L−アスコルビン酸と食塩は
水に予め溶解させておく)を加えて、それ以外は実施例
1の(1)および(2)と同様にして生うどんを製造し
た後、直ちに下記の方法で茹で上げた。 (2) 上記(1)で得た生うどん各100gづつを充
分量の沸騰水(pH5〜6に調整)中にて、茹で歩留り
が280±2%になるように茹で時間を調節しながら茹
上げた後、直ちに温度4℃の冷水中で水洗・氷冷し、水
中から取り出して水を切った。なお、麺の茹で歩留り
は、上記の数式により算出した。 (3) 上記(2)で水きりした麺を直ちに約200g
ずつビニール袋に秤りとってビニール袋の口を完全にシ
ールし、冷蔵庫(4℃)にて2日間保存した。 (4) 上記(3)の保存後に、麺を冷蔵庫より取り出
し、ビニール袋から出して、充分量の沸騰水中で1分間
茹でて、直ちに冷水中で水洗し、水を切り、その食感お
よび食味を上記の表1に示す評価基準にしたがって10
名のパネラーにより点数評価してもらい、その平均値を
採ったところ、下記の表4に示すとおりであった。
麦粉1g当たりグルコアミラーゼを1.4〜83uni
tの範囲で添加し且つL−アスコルビン酸を0.005
〜1mgの範囲の量で添加してうどんを製造している実
験番号54〜70による場合は、グルコアミラーゼおよ
びL−アスコルビン酸を添加しない実験番号47の対照
例の麺に比べて、粘弾性および滑らかさに優れていて食
感が良好であり、しかも異味がなくて食味にも優れる高
品質の麺が得られており、かかる結果から本発明はチル
ド保存する茹で麺においても、食感の向上効果があるこ
とがわかる。
gに、Rhizopusmold由来のグルコアミラー
ゼ(SIGMA CHEMICAL COMPANY製
「A−7255」)を下記の表5に示す割合で添加し、
さらに下記の表5に示す量のL−アスコルビン酸と食塩
30gおよび水350g(L−アスコルビン酸と食塩は
水に予め溶解させておく)を加えて、それ以外は実施例
1の(1)および(2)と同様にして生うどんを製造し
た後、直ちに下記の方法で茹で上げた。 (2) 上記(1)で得た生うどん各100gづつを充
分量の沸騰水(pH5〜6に調整)中にて、茹で歩留り
が280±2%になるように茹で時間を調節しながら茹
上げた後、直ちに温度4℃の冷水中で水洗・氷冷し、水
中から取り出して水を切った。なお、麺の茹で歩留り
は、上記の数式により算出した。 (3) 上記(2)で水切りした麺を直ちに約200g
ずつ専用のトレーに盛り付け、急速冷凍庫で冷凍して−
30℃に1時間冷凍し、凍結した茹で麺をトレイより取
り出して、ビニール袋にいれて、冷凍庫(−15℃)で
10日間保存した。
冷凍庫より取り出し、ビニール袋から出して、充分量の
沸騰水中で1.5分間茹でて、直ちに冷水中で水洗し、
水を切り、その食感および食味を上記の表1に示す評価
基準にしたがって10名のパネラーにより点数評価して
もらい、その平均値を採ったところ、下記の表5に示す
とおりであった。 (5) また、参考のために、グルコアミラーゼおよび
L−アスコルビン酸を添加せずに、タピオカ澱粉を小麦
粉850gに対して150gの割合で添加し、それ以外
は上記の(1)〜(3)と同様に行って冷凍茹でうどん
を製造し、それを上記(4)と同様にして解凍し(茹で
て)、上記の表1に示す評価基準にしたがって10名の
パネラーにより点数評価してもらい、その平均値を採っ
たところ、下記の表5に示すとおりであった。
麦粉1g当たりグルコアミラーゼを1.4〜83uni
tの範囲で添加し且つL−アスコルビン酸を0.005
〜1mgの範囲の量で添加して冷凍茹でうどんを製造し
ている実験番号78〜94による場合は、粘弾性および
滑らかさに優れていて食感が良好であって、冷凍麺とし
て優れているとされているタピオカ澱粉を含有する実験
番号95の冷凍麺に匹敵するかまたはそれを凌駕するよ
うな良好な食感を有しており、しかも異味がなくて食味
にも優れており、かかる結果から本発明は冷凍麺におい
ても、食感の向上効果があることがわかる。
ン」)1000gに、Rhizopus mold由来
のグルコアミラーゼ(SIGMA CHEMICALC
OMPANY製「A−7255」)を28000uni
tとL−アスコルビン酸50mgを添加し、かんすい
(オリエンタル酵母工業株式会社製「飛龍 赤」;K2
CO360%、Na2CO340%)12gを溶かした水
320gを加えて、12分間混合してそぼろ状の生地を
得た。 (2) 上記(1)で得た生地を製麺ロールにてロール
間隙3.0mmで麺帯にまとめ、室温下(約20℃)
に、ビニール袋中で30分間熟成させた。熟成後、この
麺帯をさらに製麺ロールにて圧延して約1.45mm厚
の麺帯にした後、No.20角切り刃を用いて麺線に切
り出し、ビニール袋に入れて、室温にて一晩放置して、
生中華麺を製造した。 (3) また、対照としてグルコアミラーゼおよびL−
アスコルビン酸を添加しない以外は上記の(1)および
(2)と同様にして、生中華麺を製造した。
ゼとL−アスコルビン酸を含有する生中華麺を充分量の
沸騰水中にて3分間茹でた後、茹で湯を切り、熱いスー
プの入ったどんぶりにあけ、直ちに麺の食感および食味
を10名のパネラーにより評価してもらった。 (5) 上記(4)と同時に、上記の(3)で得たグル
コアミラーゼおよびL−アスコルビン酸を添加しない対
照の生中華麺を上記(4)と同時に茹でて、スープの入
ったどんぶりにあけて、直ちに麺の食感および食味を1
0名のパネラーにより評価してもらった。 (6) 上記(4)および(5)の品質評価の結果、上
記(2)で得たグルコアミラーゼとL−アスコルビン酸
を添加した本発明の中華麺は、上記(3)で得たグルコ
アミラーゼとL−アスコルビン酸を添加しない対照の中
華麺に比較し、粘弾性に富む良好な食感を有していると
のパネラーの評価であった。
gに、Rhizopusu mold由来のグルコアミ
ラーゼ(SIGMA CHEMICAL COMPAN
Y製「A−7255」)を23000unitおよびL
−アスコルビン酸50mgを粉体混合して、麺類用小麦
粉組成物を調製した。 (2) 上記(1)で調製した麺類用小麦粉組成物に、
食塩30gおよび水350g(食塩は水に予め溶解させ
ておく)を加えて、12分間混合してそぼろ状の生地を
得た。 (3) 上記(2)で得た生地を用いて、実施例1の
(2)と同様にして生うどんを製造した後、該生うどん
各100gづつを充分量の沸騰水(pH5〜6に調整)
中にて、茹で歩留りが310±2%になるように茹で時
間を調節しながら茹上げた後、直ちに冷水中で水洗し、
ざるに上げて水を切った。 (4) 上記(3)で得られた茹で麺の食感および食味
を上記の表1に示す評価基準にしたがって10名のパネ
ラーにより点数評価してもらい、その平均値を採ったと
ころ、粘弾性は4.5点、滑らかさは4.8点および食
味は3.0点であり、粘弾性および滑らかさに優れてい
て食感が良好であり、しかも異味がなくて食味にも優れ
る高品質の麺が得られた。 (5) この実施例6の結果から、穀粉類にグルコアミ
ラーゼおよびアスコルビン酸類を本発明の添加量の範囲
で粉末状態で添加して麺類用穀粉組成物を予め調製して
おき、その麺類用穀粉組成物を用いて麺類を製造した場
合にも、食感および食味に優れる高品質の麺類が得られ
ることがわかる。
gに、Rhizopusmold由来のグルコアミラー
ゼ(SIGMA CHEMICAL COMPANY製
「A−7255」)を23000unit添加した。さ
らに、L−アスコルビン酸の代わりに、L−アスコルビ
ン酸ナトリウム、エリソルビン酸ナトリウムおよびD−
イソアスコルビン酸から選ばれる1種のアスコルビン酸
類50mgと食塩30gおよび水350g(前記アスコ
ルビン酸類と食塩は水に予め溶解させておく)を加え
て、10分間混合してそぼろ状の生地を得た。 (2) 上記(1)で得た生地を用いて、実施例1の
(2)と同様にして生うどんを製造した後、該生うどん
各100gづつを充分量の沸騰水(pH5〜6に調整)
中にて、茹で歩留りが310±2%になるように茹で時
間を調節しながら茹上げた後、直ちに冷水中で水洗し、
ざるに上げて水を切った。 (3) 上記(2)で得られた茹で麺の食感および食味
を上記の表1に示す評価基準にしたがって10名のパネ
ラーにより点数評価してもらい、その平均値を採ったと
ころ、下記の表6に示すとおりであった。
と併用するアスコルビン酸類が、アスコルビン酸の塩類
や、アスコルビン酸の類縁化合物である場合にも、食感
および食味に優れる高品質の麺類が得られることがわか
る。
てソフトでモチモチしており且つ滑らかさに富んでい
て、良好な食感を有し、しかも異味や異臭がなくて食味
および風味にも優れる高品質の麺類を得ることができ
る。
ミラーゼの活性は、下記に説明するように、澱粉をα−
アミラーゼによって分解し、生成する還元糖の量をソモ
ジー・ネルソン法によって定量することによって測定し
た。 (a)α−アミラーゼの活性の測定:乾重量0.5gの
可溶性澱粉(ナカライテスク株式会社製)を約40ml
の蒸留水に懸濁し、沸騰浴中で溶解した後、50mlに
なるように蒸留水を用いて調整し、それを0.1M酢酸
緩衝液(pH4.5)50mlと混合して基質溶液とす
る。該基質溶液の0.3mlを試験管に採取して、40
℃で5分間インキュベートし、そこに同様に5分間プレ
インキュベートした試料酵素溶液(試料酵素1000m
gを蒸留水100mlに正確に溶解した酵素溶液)0.
2mlを添加して良く混和し40℃にてインキュベート
する。試料酵素溶液の添加から正確に20分経過後に、
ソモジ試薬[調製法は以下の(b)に示す]0.5ml
を添加混合して反応を停止させる。α−アミラーゼ反応
のブランクテストとしては、前記の基質溶液0.3ml
にソモジ試薬0.5mlを添加混合後に試料酵素溶液
0.2mlを添加したもの(インキュベートしないも
の)を用いる。次いで、試験管をガラス玉で蓋をして、
激しく沸騰した湯浴中で正確に10分間加熱した後、直
ちに冷水で冷やし、これにネルソン試薬[調製法は以下
の(c)に示す]1.0mlを加え撹拌して発色させ、
蒸留水8.0mlを加えて15分間静置した後、500
nmにおける吸光度を分光光度計(株式会社日立製作所
製「220A」)にて測定する。予めマルトースを標準
として作成しておいた検量線より、生成した還元糖の濃
度(μmol/ml)を求める。酵素反応液中のマルト
ース濃度(M)(μmol/ml)およびブランクテス
ト溶液中のマルトース濃度(Mo)(μmol/ml)
より、以下の数式により試料酵素液中の酵素活性を算
出する。その際に、以下の数式に示すように、上記の
反応によって1分間に1μmolのマルトースに相当す
る還元糖を産生する酵素量を1unitとする。そし
て、下記の数式によって算出される試料酵素液の酵素
活性から、試料酵素液を調製する際の試料酵素の濃度に
応じて試料酵素中の酵素活性を求める。
株式会社「特雀」)1000gに、Rhizopus
mold由来のグルコアミラーゼ(SIGMA CHE
MICAL COMPANY製「A−7255」)を2
3000unitおよびL−アスコルビン酸50mgを
粉体混合して、麺類用小麦粉組成物を調製した。 (2) 上記(1)で調製した麺類用小麦粉組成物に、
食塩30gおよび水350g(食塩は水に予め溶解させ
ておく)を加えて、12分間混合してそぼろ状の生地を
得た。 (3) 上記(2)で得た生地を用いて、実施例1の
(2)と同様にして生うどんを製造した後、該生うどん
各100gづつを充分量の沸騰水(pH5〜6に調整)
中にて、茹で歩留りが310±2%になるように茹で時
間を調節しながら茹上げた後、直ちに冷水中で水洗し、
ざるに上げて水を切った。 (4) 上記(3)で得られた茹で麺の食感および食味
を上記の表1に示す評価基準にしたがって10名のパネ
ラーにより点数評価してもらい、その平均値を採ったと
ころ、粘弾性は4.5点、滑らかさは4.8点および食
味は3.0点であり、粘弾性および滑らかさに優れてい
て食感が良好であり、しかも異味がなくて食味にも優れ
る高品質の麺が得られた。 (5) この実施例6の結果から、穀粉類にグルコアミ
ラーゼおよびアスコルビン酸類を本発明の添加量の範囲
で粉末状態で添加して麺類用穀粉組成物を予め調製して
おき、その麺類用穀粉組成物を用いて麺類を製造した場
合にも、食感および食味に優れる高品質の麺類が得られ
ることがわかる。
Claims (3)
- 【請求項1】 穀粉類1g当たりグルコアミラーゼを
1.4〜83unitおよびアスコルビン酸類を0.0
05〜1mgの割合で添加して麺生地を調製し、該麺生
地を用いて麺類を製造することを特徴とする麺類の製造
方法。 - 【請求項2】 穀粉類に対して、穀粉類1g当たり、グ
ルコアミラーゼを1.4〜83unitおよびアスコル
ビン酸類を0.005〜1mgの割合で添加してあるこ
とを特徴とする麺類用穀粉組成物。 - 【請求項3】 請求項1の方法により得られるかまたは
請求項2の麺類用穀粉組成物を用いて得られる麺類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18537796A JP3837187B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 麺類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18537796A JP3837187B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 麺類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014517A true JPH1014517A (ja) | 1998-01-20 |
| JP3837187B2 JP3837187B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=16169744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18537796A Expired - Lifetime JP3837187B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 麺類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3837187B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021151230A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 味の素株式会社 | 麺改質用の酵素製剤及び麺の製造方法 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP18537796A patent/JP3837187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021151230A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 味の素株式会社 | 麺改質用の酵素製剤及び麺の製造方法 |
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