JPH1014522A - 蒟蒻押出機用ノズル - Google Patents
蒟蒻押出機用ノズルInfo
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- JPH1014522A JPH1014522A JP8173522A JP17352296A JPH1014522A JP H1014522 A JPH1014522 A JP H1014522A JP 8173522 A JP8173522 A JP 8173522A JP 17352296 A JP17352296 A JP 17352296A JP H1014522 A JPH1014522 A JP H1014522A
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- konjac
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Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部に隙間があるために全体的に調味汁の味
染みがよく、また、噛めば口の中で心材が糸状に解け
て、独特な歯ごたえと食感を有する断面花状蒟蒻食品の
製造を機械化できる蒟蒻押出機用ノズルを提供するこ
と。 【解決手段】 心材と被覆材とからなる蒟蒻食品を製造
するために用いられるノズルを、心材を押し出す中央ノ
ズル2と、該中央ノズル2の下方に配置されて被覆材を
押し出す外側ノズル3、及び前記中央ノズル2と前記外
側ノズル3との間に心材に対する蒸気噴出手段4,5を
設けたものとして、心材同士及び心材と被覆材との結着
を防止した。
染みがよく、また、噛めば口の中で心材が糸状に解け
て、独特な歯ごたえと食感を有する断面花状蒟蒻食品の
製造を機械化できる蒟蒻押出機用ノズルを提供するこ
と。 【解決手段】 心材と被覆材とからなる蒟蒻食品を製造
するために用いられるノズルを、心材を押し出す中央ノ
ズル2と、該中央ノズル2の下方に配置されて被覆材を
押し出す外側ノズル3、及び前記中央ノズル2と前記外
側ノズル3との間に心材に対する蒸気噴出手段4,5を
設けたものとして、心材同士及び心材と被覆材との結着
を防止した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒟蒻押出成形機の
吐出口に装着して、とくに断面が花状になる棒状の蒟蒻
食品を押し出し成形するために用いられるノズルに関す
る。
吐出口に装着して、とくに断面が花状になる棒状の蒟蒻
食品を押し出し成形するために用いられるノズルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のダイエット食、自然食ブームによ
り需要が急増している蒟蒻食品については、他の食品と
同様、その形状、風味、食感等を改良する様々な試みが
行われている。例えば、糸蒟蒻を多数本集束して部分的
に結着したものや、多数本の糸蒟蒻の周りを筒状蒟蒻で
被覆して集束一体化したもの、集束した複数本の糸蒟蒻
を捩って縄状にしたもの、棒状蒟蒻の芯に色調の異なる
蒟蒻を挿入して金太郎飴状になるようにしたもの(特開
昭63-181971号)、蒟蒻を薄片状にしたもの(実開平2-4
6589号)、根菜類や肉類などの他の素材を包み込んだも
のなどが提案されてきた。
り需要が急増している蒟蒻食品については、他の食品と
同様、その形状、風味、食感等を改良する様々な試みが
行われている。例えば、糸蒟蒻を多数本集束して部分的
に結着したものや、多数本の糸蒟蒻の周りを筒状蒟蒻で
被覆して集束一体化したもの、集束した複数本の糸蒟蒻
を捩って縄状にしたもの、棒状蒟蒻の芯に色調の異なる
蒟蒻を挿入して金太郎飴状になるようにしたもの(特開
昭63-181971号)、蒟蒻を薄片状にしたもの(実開平2-4
6589号)、根菜類や肉類などの他の素材を包み込んだも
のなどが提案されてきた。
【0003】なかでも煮物用として近年好評を博してい
るものに、糸蒟蒻を多数本束ねて竜巻状に捩り、5cm程
度にカットした蒟蒻食品がある。一般に、糸蒟蒻はコロ
イド化した原料を多数の小孔を有するノズルからシャワ
ーのごとく約50℃のアルカリ性の温湯中に押し出し投下
して短時間加熱・固化させた後、適宜長さに切断するこ
とにより製造されるが、蒟蒻を押し出しながらノズル自
体を回転させると多数本の糸蒟蒻が束となって竜巻状に
捩れるので、長尺棒状に固化されたものを適宜長さに切
断することにより、前述の竜巻状蒟蒻食品ができあがる
のである。このような竜巻状蒟蒻食品には蒟蒻の表面に
凹凸が形成されるため、従来にない食感が楽しめる点で
人気があった。
るものに、糸蒟蒻を多数本束ねて竜巻状に捩り、5cm程
度にカットした蒟蒻食品がある。一般に、糸蒟蒻はコロ
イド化した原料を多数の小孔を有するノズルからシャワ
ーのごとく約50℃のアルカリ性の温湯中に押し出し投下
して短時間加熱・固化させた後、適宜長さに切断するこ
とにより製造されるが、蒟蒻を押し出しながらノズル自
体を回転させると多数本の糸蒟蒻が束となって竜巻状に
捩れるので、長尺棒状に固化されたものを適宜長さに切
断することにより、前述の竜巻状蒟蒻食品ができあがる
のである。このような竜巻状蒟蒻食品には蒟蒻の表面に
凹凸が形成されるため、従来にない食感が楽しめる点で
人気があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな竜巻状蒟蒻食品の製造方法では、蒟蒻の外周部分に
おいては糸蒟蒻の外形が明瞭に残せるものの、蒟蒻内部
においては糸蒟蒻同士が結着・融合して団子状に固まる
ことが避けられない。そのため、各種の鍋物に入れて煮
込んでも蒟蒻内部への味染みがわるく、また、食べたと
きの歯切れもよくなかった。さらにこの方法では、単色
の蒟蒻は製造できても様々な色分け模様が施された蒟蒻
食品の製造は全く不可能であった。
うな竜巻状蒟蒻食品の製造方法では、蒟蒻の外周部分に
おいては糸蒟蒻の外形が明瞭に残せるものの、蒟蒻内部
においては糸蒟蒻同士が結着・融合して団子状に固まる
ことが避けられない。そのため、各種の鍋物に入れて煮
込んでも蒟蒻内部への味染みがわるく、また、食べたと
きの歯切れもよくなかった。さらにこの方法では、単色
の蒟蒻は製造できても様々な色分け模様が施された蒟蒻
食品の製造は全く不可能であった。
【0005】また、多数本の糸蒟蒻を束ねて周囲をさら
に筒状や糸状の蒟蒻で覆った蒟蒻食品では、糸蒟蒻を束
ねて、別な蒟蒻でその周囲を巻き、適宜接合箇所に蒟蒻
原料を添着して整形するという大部分の工程を手作業に
より行うほかなかったので、製品の製造効率がわるく、
コスト高を招いていた。
に筒状や糸状の蒟蒻で覆った蒟蒻食品では、糸蒟蒻を束
ねて、別な蒟蒻でその周囲を巻き、適宜接合箇所に蒟蒻
原料を添着して整形するという大部分の工程を手作業に
より行うほかなかったので、製品の製造効率がわるく、
コスト高を招いていた。
【0006】以上のような事情から、とくに鍋物や煮物
用として好適で、斬新な形状や色彩を有しながらも簡単
に製造できる蒟蒻食品の登場が待ち望まれていたのであ
る。
用として好適で、斬新な形状や色彩を有しながらも簡単
に製造できる蒟蒻食品の登場が待ち望まれていたのであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、内
部が団子状にならず、したがって全体的に調味汁の味染
みがよく、また、噛めば心材と被覆材とが口の中で解け
て食べやすい蒟蒻食品を手作業によることなく製造でき
る蒟蒻押出機用のノズルについて鋭意研究した結果、本
発明を完成したのである。すなわち、本発明では、心材
を押し出す中央ノズルと、該中央ノズルの下方に配置さ
れて被覆材を押し出す外側ノズルとを有しており、さら
に前記中央ノズルと前記外側ノズルとの間に心材に対す
る蒸気噴出手段を設けて心材同士及び心材と被覆材との
結着を防止したことを特徴とする蒟蒻押出機用ノズルと
した。
部が団子状にならず、したがって全体的に調味汁の味染
みがよく、また、噛めば心材と被覆材とが口の中で解け
て食べやすい蒟蒻食品を手作業によることなく製造でき
る蒟蒻押出機用のノズルについて鋭意研究した結果、本
発明を完成したのである。すなわち、本発明では、心材
を押し出す中央ノズルと、該中央ノズルの下方に配置さ
れて被覆材を押し出す外側ノズルとを有しており、さら
に前記中央ノズルと前記外側ノズルとの間に心材に対す
る蒸気噴出手段を設けて心材同士及び心材と被覆材との
結着を防止したことを特徴とする蒟蒻押出機用ノズルと
した。
【0008】また、複数本の細糸蒟蒻を束ねた心材と、
該心材の周囲を複数本の太糸蒟蒻で被覆する被覆材とか
らなる断面花状蒟蒻食品を製造するために、蒟蒻押出機
の吐出口に取り付けるダイベースと、心材となる細糸蒟
蒻を押し出す中央ノズルと、被覆材となる太糸蒟蒻を押
し出す複数本の中空管からなる外側ノズルと、前記心材
周囲への蒸気噴出手段とからなり、前記中央ノズル及び
前記外側ノズルをダイベースから連設するとともに、前
記中央ノズルを固定部材により先端が円周上で間隔をお
いて対峙するがごとくに集束・固定された前記外側ノズ
ルにおける中空管の集束中心部上方に配置して、さらに
前記中央ノズルと前記外側ノズルとの間に蒸気噴出手段
を配置することにより心材同士及び心材と被覆材との結
着を防止したことを特徴とする蒟蒻押出機用ノズルとし
た。
該心材の周囲を複数本の太糸蒟蒻で被覆する被覆材とか
らなる断面花状蒟蒻食品を製造するために、蒟蒻押出機
の吐出口に取り付けるダイベースと、心材となる細糸蒟
蒻を押し出す中央ノズルと、被覆材となる太糸蒟蒻を押
し出す複数本の中空管からなる外側ノズルと、前記心材
周囲への蒸気噴出手段とからなり、前記中央ノズル及び
前記外側ノズルをダイベースから連設するとともに、前
記中央ノズルを固定部材により先端が円周上で間隔をお
いて対峙するがごとくに集束・固定された前記外側ノズ
ルにおける中空管の集束中心部上方に配置して、さらに
前記中央ノズルと前記外側ノズルとの間に蒸気噴出手段
を配置することにより心材同士及び心材と被覆材との結
着を防止したことを特徴とする蒟蒻押出機用ノズルとし
た。
【0009】さらに、多色の断面花状蒟蒻食品を製造す
るために、中央ノズルのみを他の蒟蒻押出機の吐出口か
ら導いたことを特徴とする前記蒟蒻押出機用ノズルとし
た。
るために、中央ノズルのみを他の蒟蒻押出機の吐出口か
ら導いたことを特徴とする前記蒟蒻押出機用ノズルとし
た。
【0010】なお、ここにいう断面花状蒟蒻食品とは、
前述のように多数本束ねた小径の糸蒟蒻を芯材とし、そ
の外周をより大径の糸蒟蒻で環状に被覆することにより
切断面が恰も雄しべ等を備えた花びら状に形成されるも
のをいう。また、多色とは、例えば従来の無漂白蒟蒻原
料や漂白蒟蒻原料をはじめ、かぼちゃ、人参、モロヘイ
ヤ、ほうれん草等の野菜、クロレラ、海苔等の天然素材
や合成着色料による着色を施したりゴマや海草類等の添
加物を加えて色調を変化させた蒟蒻原料を各々別個の押
出機から供給することによって製造される、紅白や白黒
等の色調が異なる色分け模様が施された蒟蒻食品をい
う。
前述のように多数本束ねた小径の糸蒟蒻を芯材とし、そ
の外周をより大径の糸蒟蒻で環状に被覆することにより
切断面が恰も雄しべ等を備えた花びら状に形成されるも
のをいう。また、多色とは、例えば従来の無漂白蒟蒻原
料や漂白蒟蒻原料をはじめ、かぼちゃ、人参、モロヘイ
ヤ、ほうれん草等の野菜、クロレラ、海苔等の天然素材
や合成着色料による着色を施したりゴマや海草類等の添
加物を加えて色調を変化させた蒟蒻原料を各々別個の押
出機から供給することによって製造される、紅白や白黒
等の色調が異なる色分け模様が施された蒟蒻食品をい
う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面にしたがって本発明に
係る蒟蒻押出機用ノズルを詳細に説明する。
係る蒟蒻押出機用ノズルを詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の蒟蒻押出機用ノズル(以下
「ノズル」と略す)の一例を示す正面図、図2は同ノズ
ルの底面図、図3は同ノズルの縦断面図である。
「ノズル」と略す)の一例を示す正面図、図2は同ノズ
ルの底面図、図3は同ノズルの縦断面図である。
【0013】これらの図に示されるノズルは、心材とな
る17本の小径糸蒟蒻を8本の大径糸蒟蒻で被覆して形成
される、図5に示されるような断面花状蒟蒻食品の押し
出し用である。すなわち、ダイベース1の下部中央には
外側より8個、8個、1個の計17個の小孔からなる中央
ノズル2が形成されており、さらにダイベース1の下部
周辺には8本の中空管からなる外側ノズル3が連設され
たノズルとしている。これら中央ノズル2における小孔
や外側ノズル3となる中空管の数や内径は、製造する断
面花状蒟蒻食品の形状や大きさに応じて適宜増減すれば
よく、場合によっては内径の異なる2種類のものを交互
に配置した外側ノズル3としてもよい。
る17本の小径糸蒟蒻を8本の大径糸蒟蒻で被覆して形成
される、図5に示されるような断面花状蒟蒻食品の押し
出し用である。すなわち、ダイベース1の下部中央には
外側より8個、8個、1個の計17個の小孔からなる中央
ノズル2が形成されており、さらにダイベース1の下部
周辺には8本の中空管からなる外側ノズル3が連設され
たノズルとしている。これら中央ノズル2における小孔
や外側ノズル3となる中空管の数や内径は、製造する断
面花状蒟蒻食品の形状や大きさに応じて適宜増減すれば
よく、場合によっては内径の異なる2種類のものを交互
に配置した外側ノズル3としてもよい。
【0014】ダイベース1の上部には、蒟蒻押出機の吐
出口に着脱しうるように内部にネジ溝が形成されてお
り、金属や強化プラスチックスなど蒟蒻が押し出される
ときの圧力に耐えうる素材により形成される。
出口に着脱しうるように内部にネジ溝が形成されてお
り、金属や強化プラスチックスなど蒟蒻が押し出される
ときの圧力に耐えうる素材により形成される。
【0015】外側ノズル3の先端部分は、これより押し
出される糸蒟蒻が上方の中央ノズル2より落下してくる
心材となる糸蒟蒻の束を包みこむように、恰も円周上で
間隔をおいて対峙するごとく配置されている。ノズルに
より製造される断面花状蒟蒻食品の外側を被覆する各糸
蒟蒻が、外側ノズル3から押し出される圧力によって隣
り合う糸蒟蒻と結着するように、各外側ノズル3の先端
部分はできるだけ水平に対向配置するのが望ましい。そ
して、図3に示された対向する2つの中空管7の先端同
士の間隔Aは、心材となる糸蒟蒻の幅より広くする必要
がある。
出される糸蒟蒻が上方の中央ノズル2より落下してくる
心材となる糸蒟蒻の束を包みこむように、恰も円周上で
間隔をおいて対峙するごとく配置されている。ノズルに
より製造される断面花状蒟蒻食品の外側を被覆する各糸
蒟蒻が、外側ノズル3から押し出される圧力によって隣
り合う糸蒟蒻と結着するように、各外側ノズル3の先端
部分はできるだけ水平に対向配置するのが望ましい。そ
して、図3に示された対向する2つの中空管7の先端同
士の間隔Aは、心材となる糸蒟蒻の幅より広くする必要
がある。
【0016】中央ノズル2と、外側ノズル3の先端部と
の間には、蒸気噴出手段として蒸気噴出リング4と該リ
ング内へ蒸気を供給する蒸気供給管5とが設けられてい
る。図4は、蒸気噴出リング4と蒸気供給管5の横断面
を示すX-X断面図である。
の間には、蒸気噴出手段として蒸気噴出リング4と該リ
ング内へ蒸気を供給する蒸気供給管5とが設けられてい
る。図4は、蒸気噴出リング4と蒸気供給管5の横断面
を示すX-X断面図である。
【0017】蒸気供給管5を通して蒸気噴出リング4内
に導かれた蒸気は、前記蒸気噴出リング4の内壁に複数
設けられた噴出口6より噴出し、中央ノズル2より押し
出されて束になって落下していく糸蒟蒻の周囲に付着す
る。蒸気が付着すると蒟蒻は相当程度固化するので、製
品たる断面花状糸蒟蒻の心材となる糸蒟蒻同士、及びす
ぐ後にこれを被覆する外側の糸蒟蒻と前記心材となる糸
蒟蒻とが融合・結着してしまうことを防止でき、蒟蒻内
部に隙間を確保することができるのである。
に導かれた蒸気は、前記蒸気噴出リング4の内壁に複数
設けられた噴出口6より噴出し、中央ノズル2より押し
出されて束になって落下していく糸蒟蒻の周囲に付着す
る。蒸気が付着すると蒟蒻は相当程度固化するので、製
品たる断面花状糸蒟蒻の心材となる糸蒟蒻同士、及びす
ぐ後にこれを被覆する外側の糸蒟蒻と前記心材となる糸
蒟蒻とが融合・結着してしまうことを防止でき、蒟蒻内
部に隙間を確保することができるのである。
【0018】なお、蒟蒻は水分を添加するだけでも若干
固化するので、前記蒸気に代えて例えば超音波加湿器に
より発生させた水霧をポンプ等を用いて蒸気供給管5か
ら蒸気噴出リング4内へ供給することとしてもよい。
固化するので、前記蒸気に代えて例えば超音波加湿器に
より発生させた水霧をポンプ等を用いて蒸気供給管5か
ら蒸気噴出リング4内へ供給することとしてもよい。
【0019】こうして本発明に係るノズルより押し出さ
れた蒟蒻は、断面が花状の糸蒟蒻の束となってノズル下
方に配置された温湯中に落下し、該温湯中で加熱固化さ
れた後、適宜長さに切断することにより、断面花状の蒟
蒻食品が完成する。
れた蒟蒻は、断面が花状の糸蒟蒻の束となってノズル下
方に配置された温湯中に落下し、該温湯中で加熱固化さ
れた後、適宜長さに切断することにより、断面花状の蒟
蒻食品が完成する。
【0020】図6は本発明のノズルの他の一例を示す正
面図、図7は同ノズルの底面図、図8は同ノズルの縦断
面図である。
面図、図7は同ノズルの底面図、図8は同ノズルの縦断
面図である。
【0021】これらの図に示されるノズルでは、ダイベ
ース1の下部中央に1本、下部周縁に8本の計9本の中
空管7を連設し、中央の中空管7の先端に外側より8
個、8個、1個の計17個の小孔を形成した中央ノズル2
を装着し、周縁部の中空管7を外側ノズル3としてい
る。中央ノズル2における小孔や外側ノズル3となる中
空管7の数や内径は、先の例と同様、製造する断面花状
蒟蒻食品の形状や大きさに応じて適宜増減すればよい。
ース1の下部中央に1本、下部周縁に8本の計9本の中
空管7を連設し、中央の中空管7の先端に外側より8
個、8個、1個の計17個の小孔を形成した中央ノズル2
を装着し、周縁部の中空管7を外側ノズル3としてい
る。中央ノズル2における小孔や外側ノズル3となる中
空管7の数や内径は、先の例と同様、製造する断面花状
蒟蒻食品の形状や大きさに応じて適宜増減すればよい。
【0022】中空管7は、ダイベース1と同様に金属や
強化プラスチックスなど蒟蒻が押し出されるときの圧力
に耐えうる素材により形成してもよいが、金属製のフレ
キシブル管やゴムや軟質ビニル等の可撓性を有する素材
で形成すれば、メンテナンスが容易になる利点が得られ
る。
強化プラスチックスなど蒟蒻が押し出されるときの圧力
に耐えうる素材により形成してもよいが、金属製のフレ
キシブル管やゴムや軟質ビニル等の可撓性を有する素材
で形成すれば、メンテナンスが容易になる利点が得られ
る。
【0023】外側ノズル3となる8本の中空管7は、一
旦外方向に湾曲させながら先端部分を円筒形の固定部材
8の下端付近に設けられた孔に挿通することにより、1
カ所に集めて固定されている。各中空管7の先端部分の
配置は先の例と同様である。
旦外方向に湾曲させながら先端部分を円筒形の固定部材
8の下端付近に設けられた孔に挿通することにより、1
カ所に集めて固定されている。各中空管7の先端部分の
配置は先の例と同様である。
【0024】この例では、蒸気噴出手段たる蒸気噴出リ
ング4と該リング内へ蒸気を供給する蒸気供給管5とを
固定部材8内に設けている。
ング4と該リング内へ蒸気を供給する蒸気供給管5とを
固定部材8内に設けている。
【0025】なお、中空管7を可撓性の素材により形成
した場合、固定部材8は、メンテナンスの便宜、とくに
中央ノズル2の取り外しの便宜のために、上下方向に可
動式に構成してもよい。例えば、図9に示されるよう
に、固定部材8に2本の支持アーム9を固着し、各支持
アーム9がダイベース1に固着された円筒形の支持部材
10内を摺動可能に構成しておけば、前記支持部材10に調
節ネジ11を設けることにより固定部材8を任意位置に設
定することができる。
した場合、固定部材8は、メンテナンスの便宜、とくに
中央ノズル2の取り外しの便宜のために、上下方向に可
動式に構成してもよい。例えば、図9に示されるよう
に、固定部材8に2本の支持アーム9を固着し、各支持
アーム9がダイベース1に固着された円筒形の支持部材
10内を摺動可能に構成しておけば、前記支持部材10に調
節ネジ11を設けることにより固定部材8を任意位置に設
定することができる。
【0026】この例によるノズルを用いて多色の断面花
状蒟蒻食品を製造する場合は、色調の異なる蒟蒻原料を
押し出す2台の押出機を使用する。例えば、漂白した蒟
蒻原料を充填した押出機に中央ノズル2のみを除いた本
発明に係るノズルを装着し、かぼちゃ粉末を添加して黄
色に着色した蒟蒻原料を充填した押出機から中央ノズル
2を導いて組み合わせると、白い花びらに黄色の雄しべ
等を備えたがごとき2色の断面花状蒟蒻食品ができるの
である。
状蒟蒻食品を製造する場合は、色調の異なる蒟蒻原料を
押し出す2台の押出機を使用する。例えば、漂白した蒟
蒻原料を充填した押出機に中央ノズル2のみを除いた本
発明に係るノズルを装着し、かぼちゃ粉末を添加して黄
色に着色した蒟蒻原料を充填した押出機から中央ノズル
2を導いて組み合わせると、白い花びらに黄色の雄しべ
等を備えたがごとき2色の断面花状蒟蒻食品ができるの
である。
【0027】なお、単色・多色いずれの場合も、ベース
となる蒟蒻原料は、ごく一般的な蒟蒻食品の製造に使用
されているものを用いることができ、あえて特別に調製
する必要はない。例えば、蒟蒻粉1キログラムを30キロ
グラムの水中へ入れ、撹拌してペースト状にし、これに
食用の炭酸カルシウム20グラムを入れて調製したごと
き、通常の蒟蒻原料を使用しうる。また、ノズルの下方
に配置して蒟蒻を固化させる温湯の温度・成分、加熱時
間も常法に従えばよい。
となる蒟蒻原料は、ごく一般的な蒟蒻食品の製造に使用
されているものを用いることができ、あえて特別に調製
する必要はない。例えば、蒟蒻粉1キログラムを30キロ
グラムの水中へ入れ、撹拌してペースト状にし、これに
食用の炭酸カルシウム20グラムを入れて調製したごと
き、通常の蒟蒻原料を使用しうる。また、ノズルの下方
に配置して蒟蒻を固化させる温湯の温度・成分、加熱時
間も常法に従えばよい。
【0028】また、この例によるノズルを用いれば、よ
り色彩的変化に富んだ断面花状蒟蒻食品を製造すること
も可能である。例えば、花びらとなる外側糸蒟蒻の色調
を交互に変化させ、さらに雄しべに見立てた心材となる
糸蒟蒻の色調をも変えた3色の断面花状蒟蒻食品を製造
する場合、色調の異なる蒟蒻原料を押し出す4台の押出
機を使用し、うち2台の押出機に中央ノズル2を除いた
ノズルを装着し、残りの2台の押出機から中央ノズル2
を導いて組み合わせる。各ノズルの外側ノズル3となる
8本の中空管7を4本ずつの2組に分け、固定部材8を
2個用いて各組ごとに中空管7を集めて配置する。中空
管7のダイベース1上の配列状態を図10(a)に、中空管
7と中央ノズル2の組み合わせ状態を図10(b)に、それ
ぞれ示す。このように固定したノズルから蒟蒻原料を押
し出すことによって、前述のような変化に富んだ断面花
状蒟蒻食品が得られるのである。
り色彩的変化に富んだ断面花状蒟蒻食品を製造すること
も可能である。例えば、花びらとなる外側糸蒟蒻の色調
を交互に変化させ、さらに雄しべに見立てた心材となる
糸蒟蒻の色調をも変えた3色の断面花状蒟蒻食品を製造
する場合、色調の異なる蒟蒻原料を押し出す4台の押出
機を使用し、うち2台の押出機に中央ノズル2を除いた
ノズルを装着し、残りの2台の押出機から中央ノズル2
を導いて組み合わせる。各ノズルの外側ノズル3となる
8本の中空管7を4本ずつの2組に分け、固定部材8を
2個用いて各組ごとに中空管7を集めて配置する。中空
管7のダイベース1上の配列状態を図10(a)に、中空管
7と中央ノズル2の組み合わせ状態を図10(b)に、それ
ぞれ示す。このように固定したノズルから蒟蒻原料を押
し出すことによって、前述のような変化に富んだ断面花
状蒟蒻食品が得られるのである。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る蒟蒻押出機用ノズルを使用
すれば、心材同士や心材と被覆材とが団子状に融合・結
着することを防止することができるので、内部に隙間が
確保されて全体的に調味汁の味染みがよい、独特な形状
をした断面花状蒟蒻食品が得られる。また、この蒟蒻食
品には、従来見られなかった多様な色調を簡単に施すこ
とができる。さらに、心材同士が団子状に融合・結着し
ていないことから、この断面花状蒟蒻食品を食したとき
には口の中で心材が糸状に解けて食べやすく、独特な歯
ごたえと食感が得られる。そして、このような断面花状
蒟蒻食品を手作業によることなく製造できるので、商品
の量産性が高く、魅力ある商品を単価を低く抑えて提供
することができる。
すれば、心材同士や心材と被覆材とが団子状に融合・結
着することを防止することができるので、内部に隙間が
確保されて全体的に調味汁の味染みがよい、独特な形状
をした断面花状蒟蒻食品が得られる。また、この蒟蒻食
品には、従来見られなかった多様な色調を簡単に施すこ
とができる。さらに、心材同士が団子状に融合・結着し
ていないことから、この断面花状蒟蒻食品を食したとき
には口の中で心材が糸状に解けて食べやすく、独特な歯
ごたえと食感が得られる。そして、このような断面花状
蒟蒻食品を手作業によることなく製造できるので、商品
の量産性が高く、魅力ある商品を単価を低く抑えて提供
することができる。
【図1】本発明に係る蒟蒻押出機用ノズルの一例を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】同ノズルの底面図である。
【図3】同ノズルの縦断面図である。
【図4】同ノズルにおける蒸気噴出リングと蒸気供給管
の横断面を示すX-X断面図である。
の横断面を示すX-X断面図である。
【図5】本発明に係る蒟蒻押出機用ノズルにより製造さ
れる断面花状蒟蒻食品の一例を示す斜視図である。
れる断面花状蒟蒻食品の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る蒟蒻押出機用ノズルの他の例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図7】同ノズルの底面図である。
【図8】同ノズルの縦断面図である。
【図9】同ノズルにおける固定部材を上下方向に可動式
とした実施例を示す正面図である。
とした実施例を示す正面図である。
【図10】同ノズルを、3色の断面花状蒟蒻食品製造用
に設定した際の中空管のノズル上の配列状態を示す底面
図(a)及び同集束状態を示す底面図(b)である。
に設定した際の中空管のノズル上の配列状態を示す底面
図(a)及び同集束状態を示す底面図(b)である。
1 ダイベース 2 中央ノズル 3 外側ノズル 4 蒸気噴出リング 5 蒸気供給管 6 噴出口 7 中空管 8 固定部材 9 支持アーム 10 支持部材 11 調節ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 心材と被覆材とからなる蒟蒻食品を製造
するために用いられるノズルであって、心材を押し出す
中央ノズルと、該中央ノズルの下方に配置されて被覆材
を押し出す外側ノズルとを有しており、さらに前記中央
ノズルと前記外側ノズルとの間に心材に対する蒸気噴出
手段を設けて、心材同士及び心材と被覆材との結着を防
止したことを特徴とする蒟蒻押出機用ノズル。 - 【請求項2】 複数本の細糸蒟蒻を束ねた心材と、該心
材の周囲を複数本の太糸蒟蒻で被覆する被覆材とからな
る断面花状蒟蒻食品を製造するために用いられるノズル
であって、蒟蒻押出機の吐出口に取り付けるダイベース
と、心材となる細糸蒟蒻を押し出す中央ノズルと、被覆
材となる太糸蒟蒻を押し出す複数本の中空管からなる外
側ノズルと、前記心材周囲への蒸気噴出手段とからな
り、前記中央ノズル及び前記外側ノズルをダイベースか
ら連設するとともに、前記中央ノズルを固定部材により
先端が円周上で間隔をおいて対峙するがごとくに集束・
固定された前記外側ノズルにおける中空管の集束中心部
上方に配置して、さらに前記中央ノズルと前記外側ノズ
ルとの間に蒸気噴出手段を配置することにより、心材同
士及び心材と被覆材との結着を防止したことを特徴とす
る蒟蒻押出機用ノズル。 - 【請求項3】 中央ノズルのみを他の蒟蒻押出機の吐出
口から導いたことを特徴とする請求項1又は2記載の蒟
蒻押出機用ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8173522A JPH1014522A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 蒟蒻押出機用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8173522A JPH1014522A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 蒟蒻押出機用ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014522A true JPH1014522A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15962094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8173522A Pending JPH1014522A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 蒟蒻押出機用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014522A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021093989A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 月桂冠株式会社 | 糸蒟蒻、糸蒟蒻成形用目皿、及び糸蒟蒻製造方法 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP8173522A patent/JPH1014522A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021093989A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 月桂冠株式会社 | 糸蒟蒻、糸蒟蒻成形用目皿、及び糸蒟蒻製造方法 |
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