JPH10146529A - ギブサイトおよび希土類酸化物を配合したメソ細孔性流動接触分解触媒 - Google Patents
ギブサイトおよび希土類酸化物を配合したメソ細孔性流動接触分解触媒Info
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- JPH10146529A JPH10146529A JP9296437A JP29643797A JPH10146529A JP H10146529 A JPH10146529 A JP H10146529A JP 9296437 A JP9296437 A JP 9296437A JP 29643797 A JP29643797 A JP 29643797A JP H10146529 A JPH10146529 A JP H10146529A
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Abstract
分解触媒および該流動接触分解触媒を使用して、炭化水
素供給原料を低沸点生成物に転化するための流動接触分
解法を提供すること。 【解決手段】 流動接触分解触媒は、(a)結晶質アル
ミノケイ酸塩ゼオライトと、(b)ギブサイトと、
(c)希土類金属化合物と、(d)(i)イオン交換法
により作製されたシリカゾル、または(ii)ケイ酸ナ
トリウム、酸、および酸のアルミニウム塩を混合するこ
とにより調製された酸性シリカゾル、のうちの少なくと
も1つから調製されたシリカマトリックスとを含む。
Description
分解触媒に関する。より詳細には、ギブサイトおよび希
土類酸化物を配合した、改良されたコークス選択性を有
する接触分解触媒に関する。
水素供給原料を、より価値のある低沸点生成物に転化す
るための周知の方法である。FCC法では、高沸点供給
原料を、高温で実質的に水素が存在しない条件下で、触
媒粒子の流動床と接触させる。分解反応は、典型的に
は、接触分解反応器のライザー部分で起こる。分解され
た生成物は、サイクロンを用いて触媒から分離され、コ
ークス化された触媒粒子は、水蒸気ストリッピング処理
が施されて再生器に送られる。再生器中では、コークス
を燃焼させて触媒から除去する。次に再生された触媒は
再循環され、ライザーの導入部で高沸点供給原料と接触
する。
活性結晶質アルミノケイ酸塩、および乾燥時に成分同士
を結合する非晶質ゲルまたはゾルから形成された無機金
属酸化物マトリックス内部に分散されたカオリン型クレ
ーなどの活性無機酸化物成分を含有する。このマトリッ
クスは、活性で、耐摩耗性で、しかも過剰のコークスを
生成することなく、炭化水素の製造に関して選択性があ
って、更に金属によって容易に失活しないことが望まし
い。最近のFCC触媒は、40重量%を超えるゼオライ
トを含有する場合もある。こうした高いゼオライト濃度
においては、FCC触媒は、かなりのメソ細孔性を有す
ると同時に、高活性および高選択性を有する多孔質構造
を保持することは難しい。
ソ細孔性シリカ‐アルミナマトリックス中に結晶質アル
ミノケイ酸塩ゼオライトを含んでなる複合材料であるF
CC触媒が記載されている。このマトリックスは、多重
モード型の細孔径分布を有し、耐摩耗性があり、しかも
オレフィンの製造において選択性を示す。米国特許第
4,908,405号は、FCC法に関するものであっ
て、約100〜500オングストロームの細孔径を有す
る単分散型のメソ細孔性アルミノケイ酸塩マトリックス
材料と、アルミナと、結晶質ゼオライトとを含む触媒組
成物を利用するものである。米国特許第4,010,1
16号は、改良された熱安定性を有するゼオライト触媒
を記載したものである。この触媒は、合成雲母‐モンモ
リロナイトアルミノケイ酸塩を、擬似ベーマイトAlO
(OH)・H2Oと混合して包含するものである。この
擬似ベーマイトは、バイヤライトやギブサイトなどの結
晶質三水酸化アルミニウムAl(OH)3を含有する場
合もある。500℃でか焼すると、擬似ベーマイトは、
ガンマアルミナに転化する。従って、擬似ベーマイトを
含有する新触媒は、FCC装置中で長時間使用するにつ
れて、ガンマアルミナの量が増加する。
存在し高価なものはないので、FCC触媒の無機マトリ
ックス中にギブサイトを使用することが望ましい。しか
しながら、ギブサイトは、表面積が小さいことが知られ
ており、しかも活性が比較的少ないので、FCC触媒中
でほとんど使用されていない。
性を有するメソ細孔性FCC触媒は、希土類金属を用い
て更に触媒を交換すれば、ギブサイトを使用して配合す
ることができることを見出した。従って、本発明は、コ
ークス生成に優先して、転化に対する改良された選択性
を有する接触分解触媒に関するものであって、該接触分
解触媒は、(a)触媒組成物を基準として、1〜80重
量%の結晶質アルミノケイ酸塩ゼオライト(ただし、シ
リカとアルミナのモル比は、約2.0以上である。)
と、(b)触媒組成物を基準として、5〜50重量%の
ギブサイトと、(c)触媒組成物を基準として、0.5
〜20重量%の少なくとも1つの希土類金属化合物と、
(d)シリカマトリックスであって、(i)イオン交換
法により作製されたシリカゾル、または(ii)ケイ酸
ナトリウム、酸、および鉱酸のアルミニウム塩を、触媒
調製中にゾルがゲルに変換されない条件で、混合するこ
とにより調製された酸性シリカゾル、のうちの少なくと
も1つから調製されるシリカマトリックスと、を含むも
のである。また、本発明のもう1つの実施態様は、炭化
水素供給原料を低沸点生成物に転化するための流動接触
分解法に関し、該流動接触分解法は、炭化水素供給原料
を、所定の接触分解条件下で、コークス生成に優先し
て、転化に対する改良された選択性を有する前記接触分
解触媒の流動床と接触させる工程を含むものである。
動接触分解法に係るものであるが、その好ましい実施の
態様として、次のものを包含する。 (1)前記シリカマトリックスが、クレーを含有するこ
とを特徴とする前記接触分解触媒、または前記流動接触
分解法。 (2)前記希土類金属化合物が、ランタン、ネオジウ
ム、プラセオジウムまたはセリウムであることを特徴と
する前記接触分解触媒、または前記流動接触分解法。 (3)前記シリカマトリックスが、多重モード型の細孔
分布を有することを特徴とする前記接触分解触媒、また
は前記流動接触分解法。 (4)上記(3)記載の多重モード型の細孔分布が、少
なくとも、160オングストロームを超える細孔径のも
のが約75%以上の第1のモードと、100オングスト
ロームを超え、かつ160オングストローム未満の細孔
径のものが約20%以上の第2のモードとを有すること
を特徴とする上記(3)記載の接触分解触媒、または上
記(3)記載の流動接触分解法。 (5)前記結晶質アルミノケイ酸塩ゼオライトの含有量
が、触媒組成物を基準として、5〜20重量%であるこ
とを特徴とする前記接触分解触媒、または前記流動接触
分解法。 (6)前記ギブサイトの含有量が、触媒組成物を基準と
して、10〜40重量%であることを特徴とする前記接
触分解触媒、または前記流動接触分解法。 (7)前記希土類金属化合物の含有量が、触媒組成物を
基準として、0.5〜15重量%であることを特徴とす
る前記接触分解触媒、または前記流動接触分解法。 (8)前記マトリックス材料が、100〜300オング
ストロームの細孔径を有するメソ細孔性のものであるこ
とを特徴とする前記接触分解触媒、または前記流動接触
分解法。
質アルミノケイ酸塩ゼオライト、ギブサイト、および希
土類金属化合物を分散してなるマトリックス材料を含有
してなるものである。
あって、細孔径が約100〜300オングストロームの
範囲にあるとともに、2つの異なる型のシリカゾルと、
好ましくはクレー成分とを含有していてもよい。第1の
型のシリカゾルは、イオン交換法により作製される。単
分散型のシルカゾルは、LUDOX(E.I.DuPo
nt)、NALCOLAG(Nalco Chemic
al Co.)、NYACOL(PQ Corporat
ion)などの商品名で市販されている。第2の型のシ
リカゾルは、ケイ酸ナトリウムを鉱酸と反応させ、次に
アルミニウム塩を添加することによって調製される。鉱
酸の型は、決定的な要因とはならないが、硫酸が好まし
い。アルミニウム塩としては、鉱酸の塩が好ましい。例
えば硫酸アルミニウム水和物である。
分解活性を有する任意の結晶質アルミノケイ酸塩ゼオラ
イトが使用できる。こうしたゼオライト材料は、米国特
許第3,660,274号および同第3,944,48
2号に記載されている。記載内容は、本明細書中に記載
されている。本発明を実施するうえで利用可能なこうし
たゼオライトには、例えば天然ゼオライトおよび合成ゼ
オライトが含まれるが、これらに限定されるものではな
い。こうしたゼオライトとしては、「Atlas of
Zeolite Structural Types」
(W.M.MeierおよびD.H.Olson編、S
tructure Commissionof the
International Zeolite Asso
ciation刊、1987年)に記載されている構造
型のゼオライトが挙げられる。そしてこの記載内容も本
明細書中に記載されている。好ましくはホージャサイト
であり、より好ましくはホージャサイト型ゼオライトで
あるゼオライトXおよびYである。そして最も好ましく
はゼオライトYである。本明細書中で使用されるホージ
ャサイト型という用語は、ホージャサイトと等構造を有
するこうしたゼオライトを意味する。
ミナモル比(SiO2/Al2O3)が少なくとも約2で
あり、約4〜15オングストロームの均一な細孔径を有
する。製造されるゼオライトまたは天然に産出するゼオ
ライトは、通常、アルカリ金属カチオン(例えば、ナト
リウムおよび/またはカリウムなど)、および/または
アルカリ土類金属カチオン(例えば、マグネシウムおよ
び/またはカルシウムなど)を含有する。炭化水素分解
触媒成分として使用する場合、普通は、結晶質ゼオライ
ト中のアルカリ金属含有量は、約5重量%未満、好まし
くは約1重量%未満、より好ましくは約0.5重量%未
満に減少させることが必要である。当該技術分野で公知
であるように、アルカリ金属含有量の減少は、元素の周
期表〔本明細書中で引用されている元素の周期表は、
「Handbook of Chemistry and
Physics」(Chemical Rubber P
ublishing Company(オハイオ州 C
leveland市)刊、45版、1664年)に記載
されている〕の第IIB族〜第VIII族から選ばれる
1つ以上のカチオンとの交換によって実施してもよい。
同様に、水素カチオンまたは水素カチオンへの転化が可
能な水素前駆物質(例えばNH4+)との交換によって
実施してもよい。好ましいカチオンとしては、希土類、
カルシウム、マグネシウム、水素、およびこれらの混合
物が挙げられる。イオン交換法は、当該技術分野で周知
であり、例えば米国特許第3,140,249号;同第
3,142,251号および同第1,423,353号
に記載されているが、これらの教示内容は、本明細書中
に記載されている。調製された触媒中の水素カチオン濃
度は、当該ゼオライトの理論交換容量と、実際に存在す
る希土類、アルカリ土類およびアルカリ金属の当量数と
の差である。ゼオライト成分の粒子サイズは、約0.1
〜10ミクロン、好ましくは約0.5〜3ミクロンの範
囲内であってもよい。全触媒中のゼオライト成分の量
は、一般的には、触媒の全重量を基準として、約1〜約
80重量%、好ましくは約5〜約70重量%、より好ま
しくは約10〜約60重量%の範囲内である。触媒のシ
リカ:アルミナの重量比は、約4:1〜約1:4、好ま
しくは約2:1〜約1:2の範囲内である。
し、ボーキサイトの主成分である。ギブサイトは、単斜
晶系の結晶対称性を有し、単位セルあたり4個の分子が
含まれる。ギブサイトは、0.3〜2.0ミクロンの粒
子サイズのものが、SPACERITEという商品名
で、Alcoaから市販されている。ギブサイトの量
は、好ましくは、触媒組成物を基準として、10〜40
重量%である。
ライト、ギブサイト、ならびに好ましくは1つ以上のク
レーおよびゼオライトを、一緒に、または任意の順序で
順次に添加して、制限かつ制御された臨界量の水の中で
室温でスラリー化する。一般的には、スラリー中の水:
固体分の重量比は、約1.5:1〜約4:1、好ましく
は約1.7:1〜約2:1にしてもよいことが見出され
た。水:固体分の重量比が約1.7であると、高品質の
触媒を生成する上で、非常に好都合であることが分かっ
た。水:固体分の重量比が約1.4未満の場合、スラリ
ーの粘度が高すぎて噴霧乾燥ができなくなり、水:固体
分の重量比が4:1を超えると、触媒の耐摩耗性が低下
する。ゼオライトに添加されるか、またはゼオライトと
共にスラリー化されるクレー成分は、典型的には、天然
産の比較的非多孔性のクレー(例えば、カオリン、ベン
トナイト、ヘクトライト、セピオライト、アタパルジャ
イト、モンモリロナイト、ハロイサイトなど)である。
この時点でのスラリーのpHは、約4〜約10の範囲内
であり、クレーをスラリーに添加しても、スラリーのp
Hは、たとえ変化しても、大した変化はない。
得られたか、または誘導されたシリカゾルを、先に調製
したゼオライトスラリーまたはゼオライト/クレー(1
種または複数種)スラリーに添加する。シリカゾルは、
制御された粒子サイズを有するものである。シリカ粒子
は、平均直径が約4.0〜約22.0nm(ナノメータ
ー)、好ましくは約10.0〜約15.0nmの範囲内
にある。(「TheChemistry of Sili
ca:Solubility,Polymerizat
ion,Colloid And Surface Pr
operties,And Biochemistr
y」Ralph K.Iler著、John Wiley
and Sons刊、1979年) こうして、イオン
交換法により誘導され、かつ制御された粒子サイズを有
する単分散型のコロイド状シリカ(例えば、LUDO
X)を、ゼオライト/クレー(1種または複数種)スラ
リーに添加する。必要な場合には、十分な水を追加して
添加して、水:固形分の重量比を約1.5:1〜4:
1、好ましくは約1.7:1〜2:1に保持する。そし
てこの混合物をよく撹拌し、小塊を研磨して除去する。
スラリーをコロイドミルにかけて混合および研磨し、約
1〜3ミクロンのサイズの粒子を生成させると都合がよ
い。この時点でのスラリーのpHは、ほぼ中性である
か、または一般的には約4〜10の範囲にある。
は、イオン交換法により誘導されたシリカゾルのうち、
約20〜400オングストロームの範囲内の実質的に均
一な粒子サイズを有する任意のシリカゾルである。粒子
サイズに関して、本明細書中で使用される「実質的に均
一」という用語は、少なくとも80%、好ましくは少な
くとも90%の粒子が、約0.5D〜1.5D(ただ
し、Dは、粒子の直径の中央値である。)の粒子サイズ
を有することを意味する。本明細書中で使用されるシリ
カゾルは、回転楕円体の形状を有するものが好ましい。
こうしたシリカゾルは、当該技術分野の任意の従来法に
より調製することができるが、例えば、「The Ch
emistry of Silica:Solubili
ty,Polymerization,Colloid
and Surface Properties,an
d Biochemistry」(Ralph K.Il
er著、John Wiley and Sons(Ne
w York)刊、1979年)にその記載がある。
ム)を混合物に添加し、続いてイオン交換法により誘導
されたシリカゾルに添加することもできる。
は、第2の型のシリカゾルは、ケイ酸ナトリウム溶液
と、鉱酸および鉱酸の塩の溶液(例えば、硫酸および硫
酸アルミニウムの溶液)とを、アルミニウム塩が予め添
加されていない場合にはアルミニウム塩と共に、反応さ
せることにより調製される。この第2の型のシリカゾル
は、ゼオライト/クレー(1種または複数種)/シリカ
ゾルのスラリーとブレンドされ、更に必要な場合には水
を添加して、水:固形分の比を約1.5:1〜4:1、
好ましくは約1.7:1〜2:1に保持される。この十
分な量の酸性シリカゾルを添加して、pHを約2〜5、
好ましくは約2.5〜4.5に調整する。スラリー密度
は、酸性シリカゾルの添加終了時に、好ましくは約1.
16〜約1.25、より好ましくは約1.18〜約1.
22である。
整しながら、酸性シリカゾルおよびアルミニウム塩を、
ゼオライト/クレー(1種または複数種)/シリカゾル
のスラリーとブレンドし終わると、必須の成分をすべて
含有したこのスラリーは、噴霧乾燥機に供給して、球状
粒子にするための準備が整ったことになる。
は室温未満の温度のスラリーを、水分を除去するのに十
分な温度の乾燥機、好ましくは噴霧乾燥機に供給して水
を除去して、粒子の平均直径が約10〜約200ミクロ
ン、好ましくは約60〜約100ミクロンの微小球を形
成する。この温度は、スラリーを乾燥し、硬質構造を形
成させるには十分高いものであるが、アルカリ金属成分
をゼオライト内に吸蔵させたり、アルカリ金属成分の洗
浄、イオン交換、およびゼオライトからの除去を妨害す
るには不十分なものである。典型的には、スラリーを乾
燥機、好ましくは噴霧乾燥機に供給するが、その際、供
給口の平均温度は約250〜約350℃、排出口の温度
は約125〜約225℃である。驚くべきことに、マト
リックス材料のメソ細孔性および触媒の機械的強度は、
スラリー中に含まれる水の量に依存する。本発明の触媒
を形成するには、スラリー中の水:固体分含量は、約
1.5:1〜約4:1、好ましくは約1.7:1〜約
2:1であり、スラリーの密度は、1.16g/ccを
超えるように、好ましくは1.18g/ccを超えるよ
うにすることが必須である。
た粒子を、例えば約50℃の温度の脱イオン水で洗浄
し、強酸のアンモニウム塩溶液と十分な時間接触させる
ことにより、イオン交換してゼオライトからアルカリ金
属、例えば、ナトリウムを除去する。この目的のため
に、溶液中に使用できるアンモニウム塩としては、例え
ば、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモ
ニウムなどが挙げられる。イオン交換された粒子は、一
般的には、例えば約50℃において再度洗浄される。典
型的には、触媒中のゼオライト部分は、イオン交換およ
び洗浄の後、約1.0%未満のアルカリ金属、一般的に
は、約0.5%未満のアルカリ金属を含有する。この触
媒前駆体中の非ゼオライト部分、すなわちマトリックス
は、水蒸気処理の前に、双峰型分布を有する細孔を含有
する。この分布の下では、水蒸気処理の後、水銀細孔法
により測定した場合、細孔径が45〜2000オングス
トロームの範囲の細孔容積の少なくとも75%、好まし
くは約80〜約90%は、細孔径が160オングストロ
ームを超える細孔分布に変化する。一般的には、かつ好
ましくは、マトリックス材料の細孔分布は、水蒸気処理
の後、多重モード型であり、細孔径が45〜2000オ
ングストロームの範囲で測定した細孔容積のうち、第1
のモードは、少なくとも約75%、好ましくは約80〜
約90%は細孔径が160オングストロームを超えるこ
とを特徴とし、第2のモードは20%まで、好ましくは
約5〜約10%は細孔径が100オングストロームより
大、かつ160オングストローム未満である。最も好ま
しい態様においては、マトリックス材料は、水蒸気処理
の後、双峰型分布を有し、第1のモード(45〜200
0オングストロームの範囲の細孔容積のうちの少なくと
も75%、好ましくは約80〜約90%は、細孔径16
0オングストロームを超え、より好ましくは細孔径約1
60〜約400オングストローム、更に好ましくは約2
00〜約250オングストロームである。)および第2
のモード(細孔のうちの約20%まで、好ましくは約1
0%までは直径100オングストロームを超える。)を
有することを特徴とする。一般的に、かつ好ましくは、
細孔のうちの少なくとも約5%、より好ましくは約5〜
約10%は、約100〜約160オングストローム、好
ましくは約110〜約150オングストロームの細孔分
布を有する。これらの測定値は、760℃において1気
圧の水蒸気中で16時間にわたり、粒子を水蒸気処理し
た後に測定したものである。
希土類金属塩を含有する脱イオン水を用いてスラリー化
する。希土類金属塩は、周期表(Handbook o
f Chemistry and Physics)の第
IIIB族から誘導される鉱酸塩であり、ランタニド系
列として知られているものでもある。希土類には、ラン
タン(原子番号57)〜ルテチウム(原子番号71)の
系列が含まれる。好ましい希土類塩としては、ランタ
ン、ネオジム、プラセオジウムおよびセリウムの塩が挙
げられる。スラリーを約30〜約80℃の温度まで加熱
し、水酸化アンモニウムなどの強塩基を用いて、pHを
4〜10の範囲に調整する。撹拌後、塩基を添加して、
pHを7〜9の範囲に調整する。得られた混合物を濾過
し、脱イオン水で洗浄し、450〜650℃の温度でか
焼する。か焼後、触媒を水蒸気処理する。か焼すること
により、希土類塩のほとんどすべてが、対応する酸化物
の形に転化される。完成触媒組成物中の希土類化合物の
量は、触媒組成物を基準として、好ましくは0.5〜1
5重量%、特に0.75〜10重量%である。
施する際、使用する温度は、華氏約750度(399
℃)〜華氏約1300度(1704℃)、好ましくは華
氏900度(482℃)〜華氏1050度(566℃)
であり、使用する圧力は、約0psig(101kP
a)〜約150psig(1136kPa)、好ましく
は約0psig(101kPa)〜約45psig(4
11kPa)である。供給原料を低沸点生成物に転化す
るために使用される分解ゾーンにおける触媒/油の比
は、約30:1以下であると都合がよく、約20:1〜
約2:1、好ましくは約4:1〜約9:1であってよ
い。接触分解処理は、固定床処理、移動床処理、沸騰床
処理、スラリー処理、トランスファーライン(分散相)
処理または流動床処理により実施してもよい。好適な再
生温度は、華氏約1100度〜華氏約1500度(約5
93〜816℃)の温度であり、圧力範囲は約0〜約1
50psig(約101〜約1136kPa)である。
部分的に失活した(すなちわ、コークス化された)触媒
と接触させるために使用する酸化剤は、一般的には、酸
素含有ガス(例えば、空気、酸素、およびそれらの混合
物。)である。部分的に失活した(コークス化された)
触媒は、十分な時間酸化剤と接触させて、燃焼により炭
素質析出物の少なくとも一部を除去し、こうして当該技
術分野で公知の従来法により触媒を再生する。
素系供給原料としては、ナフサ、沸点範囲が華氏約43
0度〜華氏約1050度の炭化水素系油(例えば、軽
油);沸点が華氏1050度を超える材料を含む重質炭
化水素系油;重質抜頭石油原油;石油常圧蒸留残油;石
油減圧蒸留残油;ピッチ、アスファルト、ビチューメ
ン、他の重質炭化水素残渣;タールサンド油;頁岩油;
石炭液化処理から誘導される液体生成物、およびこれら
の混合物が挙げられる。
施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明する。なお本
発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものでは
ない。
トリックス中にゼオライト、大粒子ギブサイト、および
カオリンを含有する触媒組成物に関するものである。
(3.4kg)の超安定型Yゼオライト、4.5ポンド
(2.0kg)の粒子サイズ1.0〜2.0μmの大粒
子ギブサイト(Al(OH)3)(Alcoa)、およ
び3.0ポンド(1.4kg)のHydrite UF
clay(Georgia Kaolin)を、乾燥下
で一緒に混合し、次に12.0ポンド(5.45kg)
の水および8.0ポンド(3.6kg)のLUDOX
HS−40単分散型のシリカゾル(E.I.DuPon
t)の溶液中に分散した。この混合物を、コロイドミル
にかけてから放置した。混合物のpHは、5.8であっ
た。
ブランドのケイ酸ナトリウム(PQCorp.)を、2
8.8ポンド(13.1kg)の水に添加した。この溶
液のうちの32.8ポンド(14.9kg)を、「オン
バランス(on−balance)」タンクに入れ、そ
して残りの溶液を、「オフバランス(off−bala
nce)」タンクに入れた。28.1ポンド(12.8
kg)の水に、5.00ポンド(2.27kg)の濃硫
酸および7.09ポンド(3.22kg)の硫酸アルミ
ニウム十五水和物を添加した。酸性明礬を、ポンプでス
ロップタンクに送り、次にケイ酸ナトリウム溶液の送液
を開始した。生成した流れのpHが3.0まで上昇した
際に、ケイ酸塩溶液の送液速度を保持した。シリカゾル
の流れを、オンバランスドラムに転じ、「オンバラン
ス」ケイ酸ナトリウムタンクによる供給を行った。「オ
ンバランス」タンク中に残存するケイ酸ナトリウム溶液
がなくなった際、生成した流れをドレインに切り替え
た。このゾルを直ちにポンプアラウンド(pump−a
round)に入れた。次に5.22ポンド(2.37
kg)の硫酸アルミニウム十五水和物を、10.0ポン
ド(4.54kg)のH2Oに溶解して、ポンプアラウ
ンドに添加した。最後に、ゼオライト/クレー/水酸化
アルミニウム/LUDOXスラリーを、ポンプアラウン
ドに添加した。触媒スラリーのpHは3.2であり、触
媒スラリーの密度は1.23g/ccであった。
氏550度(288℃)、排出口の温度が華氏350度
(177℃)および15,000rpmで、噴霧乾燥し
た。噴霧乾燥は、1時間55分で完了した。10.5ポ
ンド(4.77kg)の生成物を、乾燥機から回収し、
10.5ポンド(4.77kg)をサイクロンから回収
した。4000gの脱イオン水を、90〜75℃で稼働
する流動床イオン交換装置を用いて、2バッチの乾燥し
た250gの触媒のそれぞれにポンプで送った。400
0gの12%硫酸アンモニウム溶液を、流動床イオン交
換装置中で74〜90℃において、各触媒にポンプで送
り、続いて8000gの脱イオン水を送った。触媒を、
550℃で2時間か焼して、70gの実施例1.1Aの
触媒および71gの実施例1.2Aの触媒を得た。実施
例1.1Aおよび実施例1.2Aのオーバーフローを合
わせてイオン交換し、これを一緒にして108gの実施
例1.3Aの触媒を得た。実施例1.1A、1.2A、
および1.3Aの触媒を、華氏1400度(760℃)
で16時間水蒸気処理して、実施例1.1B、1.2
B、および1.3Bの触媒を得た。
置に仕込み、約100ポンド(45.4kg)の蒸留水
で洗浄し、76℃において2時間にわたり、110ポン
ド(49.9kg)の5%(NH4)2SO4溶液を用い
て交換を行い、次に76℃において更に2時間にわた
り、100ポンド(45.4kg)の蒸留水で洗浄し
た。その後、触媒を乾燥し、538℃で4時間か焼し
て、実施例1.4Aの触媒を得た。この触媒を、760
℃で16時間水蒸気処理して、実施例1.4Bの触媒を
得た。
トリックス中にゼオライト、小粒子ギブサイト、および
カオリンを含有する触媒組成物に関するものである。
(3.40kg)の超安定型Yゼオライト、4.6ポン
ド(2.1kg)の粒子サイズ0.3〜0.85μmの
小粒子ギブサイト(固体分65.4%)(Alco
a)、および3.0ポンド(1.4kg)のHydri
te UF clay(Georgia Kaolin)
を、乾燥下で一緒に混合し、次に12.0ポンド(5.
45kg)の水および8.0ポンド(3.6kg)のL
UDOX HS−40単分散型のシリカゾル(DuPo
nt)の溶液中に分散させた。混合物を、コロイドミル
にかけてから放置した。ゼオライト/クレー/ゾルスラ
リーのpHは、5.9であった。
21.2ポンド(9.62kg)の「N」ブランドのケ
イ酸ナトリウム(PQ Corp.)を添加した。この
溶液のうちの32.8ポンド(14.9kg)を、「オ
ンバランス」タンクに入れ、そして残りの溶液を、「オ
フバランス」タンクに入れた。28.1ポンド(12.
8kg)の水に、5.00ポンド(2.27kg)の濃
硫酸および3217g(7.09ポンド)の硫酸アルミ
ニウム十五水和物を添加した。酸性明礬を、ポンプでス
ロップタンクに送り、次にケイ酸ナトリウム溶液の送液
を開始した。生成した流れのpHが3.0まで上昇した
際に、ケイ酸塩溶液の送液速度を保持した。シリカゾル
の流れを、オンバランスドラムに転じ、「オンバラン
ス」ケイ酸ナトリウムタンクによる供給を行った。「オ
ンバランス」タンク中に残存するケイ酸ナトリウム溶液
がなくなった際、生成した流れをドレインに切り替え
た。このゾルを直ちにポンプアラウンドに入れた。次に
5.22ポンド(2.37kg)の硫酸アルミニウム十
五水和物を、10.0ポンド(4.54kg)のH2O
に溶解して、ポンプアラウンドに添加した。最後に、ゼ
オライト/クレー/水酸化アルミニウム/LUDOXス
ラリーを、ポンプアラウンドに添加した。触媒スラリー
のpHは、3.1であり、スラリー密度は、1.23g
/ccであった。
氏550度(288℃)、排出口の温度が華氏350度
(177℃)、および15,000rpmで、噴霧乾燥
した。噴霧乾燥は2時間で完了した。10.0ポンド
(4.54kg)の生成物を乾燥機から回収し、4.6
ポンド(2.1kg)をサイクロンから回収した。74
〜90℃で稼働する流動床イオン交換装置中において、
4000gの脱イオン水を、2バッチの乾燥した250
gの触媒のそれぞれにポンプで送り、続いて4000g
の12%硫酸アンモニウム溶液および8000gの脱イ
オン水を送った。触媒を550℃で2時間か焼して、1
32gの実施例2.1Aの触媒および131gの実施例
2.1Aの触媒を得た。実施例2.1Aおよび2.2A
の触媒を、760℃で16時間水蒸気処理して、実施例
2.1Bおよび2.2Bの触媒を得た。
置に仕込み、約100ポンド(45.4kg)の蒸留水
で洗浄し、76℃において2時間にわたり、110ポン
ド(49.9kg)の5%(NH4)2SO4溶液を用い
て交換を行い、次に76℃において更に2時間にわた
り、100ポンド(45.4kg)の蒸留水で洗浄し
た。その後、触媒を乾燥し、538℃で4時間か焼し
て、実施例2.3Aの触媒を得た。この触媒を、760
℃で16時間水蒸気処理して、実施例2.3Bの触媒を
得た。
トリックス中にゼオライト、擬似ベーマイト、およびカ
オリンを含有する触媒組成物に関するものである。
(3.4kg)の超安定型Yゼオライト、4.3ポンド
(1.95kg)の大粒子擬似ベーマイトアルミナ(D
avison)、および3.0ポンド(1.4kg)の
Hydrite UF clay(Georgia Ka
olin)を乾燥下で一緒に混合し、次に12.0ポン
ド(5.45kg)の水および8.0ポンド(3.6k
g)のLUDOX HS−40単分散型のシリカゾル
(DuPont)の溶液中に分散させた。混合物を、コ
ロイドミルにかけてから放置した。ゼオライト/クレー
/ゾルスラリーのpHは、5.8であった。
21.2ポンド(9.62kg)の「N」ブランドのケ
イ酸ナトリウム(PQ Corp.)を添加した。この
溶液のうちの32.8ポンド(14.9kg)を、「オ
ンバランス」タンクに入れ、残りの溶液を、「オフバラ
ンス」タンクに入れた。28.1ポンド(12.8k
g)の水に、5.00ポンド(2.27kg)の濃硫酸
および3217g(7.09ポンド)の硫酸アルミニウ
ム十五水和物を添加した。酸性明礬を、ポンプでスロッ
プタンクに送り、次にケイ酸ナトリウム溶液の送液を開
始した。生成した流れのpHが、3.0まで上昇した際
に、ケイ酸塩溶液の送液速度を保持した。シリカゾルの
流れをオンバランスドラムに転じ、「オンバランス」ケ
イ酸ナトリウムタンクによる供給を行った。「オンバラ
ンス」タンク中に残存するケイ酸ナトリウム溶液がなく
なった際、生成した流れをドレインに切り替えた。この
ゾルを直ちにポンプアラウンドに入れた。次に5.22
ポンド(2.37kg)の硫酸アルミニウム十五水和物
を、10.0ポンド(4.54kg)のH2Oに溶解し
て、ポンプアラウンドに添加した。最後に、ゼオライト
/クレー/水酸化アルミニウム/LUDOXスラリー
を、ポンプアラウンドに添加した。触媒スラリーのpH
は、3.3であり、スラリー密度は、1.22g/cc
であった。
氏550度(288℃)、排出口の温度が華氏350度
(177℃)、および15,000rpmで、噴霧乾燥
した。10.7ポンド(4.86kg)の生成物を、乾
燥機から回収し、4.6ポンド(2.1kg)をサイク
ロンから回収した。4000gの脱イオン水を、流動床
イオン交換装置を使用して、2バッチの乾燥した250
gの触媒のそれぞれにポンプで送り、続いて74〜90
℃において4000gの12%硫酸アンモニウム溶液お
よび8000gの脱イオン水を送った。触媒を、550
℃で2時間か焼して、138gの実施例3.1Aの触媒
および137gの実施例3.2Aの触媒を得た。実施例
3.1Aおよび3.2Aの触媒を、760℃で16時間
水蒸気処理して、実施例3.1Bおよび3.2Bの触媒
を得た。
置に仕込み、約100ポンド(45.4kg)の蒸留水
で洗浄し、76℃において2時間にわたり、130ポン
ド(59.0kg)の5%(NH4)2SO4溶液を用い
て交換を行い、次に76℃において更に2時間にわた
り、100ポンド(45.4kg)の蒸留水で洗浄し
た。その後、触媒を乾燥し、538℃で4時間か焼し
て、実施例3.3Aの触媒を得た。この触媒を、760
℃で16時間水蒸気処理して、実施例3.3Bの触媒を
得た。
例1.4Aで示される、大粒子ギブサイトを用いて配合
された触媒組成物)を、希土類金属塩を用いてイオン交
換し、本発明に係る触媒を作製した。
%Al2O3/69.7%SiO2/0.125%N
a)、42.6gのLa(NO3)3・5H2O、および
2.0ポンド(0.91kg)の脱イオン水を、撹拌し
ながら55℃まで加熱し、pHを2.0とした。15.
8gの29%NH3(水性濃水酸化アンモニウム)を添
加して、pHを、3.8まで上げた。これを16時間撹
拌し、次に温度を95℃まで上昇させるとともに、更に
14.6gの濃水酸化アンモニウムを添加して、pHを
2.6から4.6まで上げた。これを更に2時間撹拌
し、濾過し、5×2000gの脱イオン水で洗浄し、乾
燥し、500℃で2時間か焼して、実施例4.1Aの触
媒(酸化ランタン1.41%)を得た。実施例4.1A
の触媒を、別々のバッチで、760℃において16時間
水蒸気処理して、実施例4.1Bおよび4.2Bの触媒
を得た。これらの触媒の性質は、実施例6の後にある表
1に示されている。
例2.3Aで示される、小粒子ギブサイトを用いて配合
された触媒組成物)を、希土類金属塩を用いてイオン交
換し、本発明に係る触媒を作製した。
8.7%Al2O3/70.9%SiO2/0.141%
Na)、42.6gのLa(NO3)3・5H2O、およ
び2.0リットルの脱イオン水を撹拌しながら95℃ま
で加熱し、pHを1.6とした。34.3gの29%N
H3(水性)(濃水酸化アンモニウム)を添加して、p
Hを4.5まで上げた。これを1時間撹拌したところ、
pHは3.8まで下がった。更に1.9gの濃水酸化ア
ンモニウムを加えてpHを4.3とした。これを更に
0.5時間撹拌し、濾過し、5×2000gの脱イオン
水で洗浄し、乾燥し、500℃で2時間か焼して、実施
例5.1Aの触媒(酸化ランタン1.52/1.56
%)を得た。実施例5.1Aの触媒を、別々のバッチで
760℃において16時間水蒸気処理して、実施例5.
1Bおよび5.2Bの触媒を得た。これらの触媒の性質
は、実施例6の後にある表1に示されている。
例3.3Aで示される、大粒子擬似ベーマイトを用いて
配合された触媒組成物)を、希土類金属塩を用いてイオ
ン交換し、比較用触媒を作製した。
9.3%Al2O3/69.4%SiO2/0.091%
Na)、42.6gのLa(NO3)3・5H2O、およ
び2.5リットルの脱イオン水を撹拌しながら95℃ま
で加熱し、pHを1.4とした。38.2gの29%N
H3(水性)(濃水酸化アンモニウム)を添加して、p
Hを4.5まで上げた。これを1時間撹拌したところ、
pHは3.6まで下がった。更に7.2gの濃水酸化ア
ンモニウムを加えて、pHを4.4とした。これを更に
0.5時間撹拌し、濾過し、5×2000gの脱イオン
水で洗浄し、乾燥し、500℃で2時間か焼して、実施
例6.1Aの触媒(酸化ランタン1.36%)を得た。
実施例6.1Aの触媒を、別々のバッチで760℃にお
いて16時間水蒸気処理して、実施例6.1Bおよび
6.2Bの触媒を得た。これらの触媒の性質は、表1に
示されている。
および5)の触媒性能を、希土類交換擬似ベーマイトを
含有する触媒(実施例6)および希土類交換されていな
い触媒(実施例1〜3)と比較した。393〜532℃
の範囲(5%/95%)の沸点および22.5APIを
有する軽油(PGO)を、すべての試験に使用した。評
価試験は、修正マイクロアクティビティ試験(MAT)
である。この試験では、482℃の温度において80秒
間にわたって、5gmの触媒に2ccの供給原料を注入
する。供給原料から生成物(沸点220℃未満)への転
化率を、コークスおよび水素の収率と共に測定する。異
なる転化率を生じる触媒間の比較ができるようにするた
めに、コークスの収率および水素の収率を、転化率関数
[x/(1−x)]で割り算する。ただし、xは、22
0℃〜終点の供給原料からの転化率である。「標準化さ
れた」コークス収率および水素収率は、それぞれ「比コ
ークス」および「比水素」と呼ばれ、いくらか異なる活
性を有する触媒間の比較を可能にする。結果を表2にま
とめる。
図1は、220℃マイナス生成物への転化率重量%の関
数として、比コークスを示している。比コークスは、二
次転化率関数、すなわち、x/(1−x)で標準化され
たコークス収率である。ただし、xは、220℃マイナ
スコークスへ転化される重量%である。図1から分かる
ように、大粒子ギブサイトを含有するメソ細孔性触媒
(実施例1.3B〜1.4B)は、転化率約66.6重
量%において、平均比コークスが1.02である。希土
類交換の後では、転化率74重量%において、比コーク
スは0.83に低下する(実施例4.1B〜4.2
B)。これは擬似ベーマイト含有触媒(実施例3.1B
〜3.3B)とは対照的である。擬似ベーマイト含有触
媒は、転化率約74.2重量%において、比コークスが
約1.05である。希土類交換の後でも、これらの値は
ほとんど変化しない(転化率76.7重量%において、
比コークス1.04、実施例6.1B〜6.2B)。小
粒子ギブサイト含有触媒(実施例2.1B〜2.3B)
もまた、希土類交換を行うと、比コークスおよび転化率
が改良される(実施例5.1B〜5.2B)。
場合、ギブサイト含有触媒への希土類(ランタン)の交
換導入を行っても、160〜320オングストロームの
触媒の細孔分布は、顕著な変化を引き起こさないことを
示している。図2は、細孔径対dV/dDのプロットで
ある。ただし、dVは、ポロシメーター中の水銀の押込
体積の増分を、cc/gで表したものであり、dDは、
細孔径の変化である。D(細孔径)は、(4γcos
θ)/pで与えられる。ただし、γは水銀の表面張力で
あり、θは水銀と表面との接触角で、140°と仮定さ
れ、pは圧力である。
場合、ギブサイト含有触媒への希土類(ランタン)の交
換導入を行っても、160〜320オングストロームの
触媒の細孔分布は、顕著な変化を引き起こさないことを
示している。
(ランタン)の交換導入を行っても、大粒子擬似ベーマ
イトに関して、触媒の細孔分布は、顕著な変化を引き起
こさないことを示している。
発明に係る触媒(図2および3)は、160〜320オ
ングストロームにおいて、顕著な細孔分布を示すが、一
方、擬似ベーマイトを用いて配合された触媒は、同一領
域にわたり、ほとんど細孔分布を示さない。この細孔分
布は、他のメソ細孔性接触分解触媒と比較して、予期さ
れるものではない。
ある。
土類交換導入が、水蒸気処理後の大粒子ギブサイトの細
孔分布に及ぼす影響を示した図である。
土類交換導入が、水蒸気処理後の小粒子ギブサイトの細
孔分布に及ぼす影響を示した図である。
の希土類交換導入が、水蒸気処理後の細孔分布に及ぼす
影響を示した図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 コークス生成に優先して、転化に対する
改良された選択性を有する接触分解触媒であって、該接
触分解触媒が、(a)触媒組成物を基準として、1〜8
0重量%の結晶質アルミノケイ酸塩ゼオライト(ただ
し、シリカとアルミナのモル比は、約1以上である。)
と、(b)触媒組成物を基準として、5〜50重量%の
ギブサイトと、(c)触媒組成物を基準として、0.5
〜20重量%の少なくとも1つの希土類金属化合物と、
(d)シリカマトリックスであって、(i)イオン交換
法により作製されたシリカゾル、または(ii)ケイ酸
ナトリウム、酸、および鉱酸のアルミニウム塩を、触媒
調製中にゾルがゲルに変換されない条件で、混合するこ
とにより調製された酸性シリカゾル、のうちの少なくと
も1つから調製されるシリカマトリックスと、を含むこ
とを特徴とする接触分解触媒。 - 【請求項2】 炭化水素供給原料を低沸点生成物に転化
するための流動接触分解法であって、該流動接触分解法
が、該供給原料を、接触分解条件下で、コークス生成に
優先して、転化に対する改良された選択性を有する接触
分解触媒の流動床と接触させる工程を含み、かつ該接触
分解触媒が、(a)触媒組成物を基準として、1〜80
重量%の結晶質アルミノケイ酸塩ゼオライト(ただし、
シリカとアルミナのモル比は約1以上である。)と、
(b)触媒組成物を基準として、5〜50重量%のギブ
サイトと、(c)触媒組成物を基準として、0.5〜2
0重量%の少なくとも1つの希土類金属化合物と、
(d)シリカマトリックスであって、(i)イオン交換
法により作製されたシリカゾル、または(ii)ケイ酸
ナトリウム、酸、および鉱酸のアルミニウム塩を、触媒
調製中にゾルがゲルに変換されない条件で、混合するこ
とにより調製された酸性シリカゾル、のうちの少なくと
も1つから調製されるシリカマトリックスと、を含むこ
とを特徴とする流動接触分解法。
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|---|---|---|---|
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| US08/730,954 US6022471A (en) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | Mesoporous FCC catalyst formulated with gibbsite and rare earth oxide |
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| JP (1) | JPH10146529A (ja) |
| CA (1) | CA2216155C (ja) |
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