JPH10146779A - 鋼片搬送用の台車と、台車への鋼片の搬入方法及び鋼片 の支持方法 - Google Patents
鋼片搬送用の台車と、台車への鋼片の搬入方法及び鋼片 の支持方法Info
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- JPH10146779A JPH10146779A JP27849596A JP27849596A JPH10146779A JP H10146779 A JPH10146779 A JP H10146779A JP 27849596 A JP27849596 A JP 27849596A JP 27849596 A JP27849596 A JP 27849596A JP H10146779 A JPH10146779 A JP H10146779A
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Landscapes
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】連続鋳造装置より送り出され、適当長さに切
断された鋼片のうち、疵取りを要する鋼片を疵取り装置
に送る台車において、台車上におかれた鋼片をセンタリ
ングし、疵取り装置への鋼片の受け渡しを自動的に能率
よく行う。 【解決手段】台車32には開閉可能なアーム18よりな
るセンタリング機構が設けられ、アーム18を閉じるこ
とによりローラテーブル33上に積み込まれた鋼片を挟
み込みセンタリングする。センタリング後、リフティン
グバー27が上昇し、鋼片をローラテーブル上に持上げ
てローラテーブル33が鋼片との接触により加熱されな
いようにする。台車32が疵取り装置に達すると、ロー
ラテーブルのローラが駆動され、鋼片が疵取り位置に搬
出される。台車32にはまた台車端よりX離れた箇所に
メジャーリングロール24が配置され、長さLの台車へ
の搬入時長さlの鋼片が1/2(L+l)±X送り出さ
れると、鋼片と台車の中心が一致する。
断された鋼片のうち、疵取りを要する鋼片を疵取り装置
に送る台車において、台車上におかれた鋼片をセンタリ
ングし、疵取り装置への鋼片の受け渡しを自動的に能率
よく行う。 【解決手段】台車32には開閉可能なアーム18よりな
るセンタリング機構が設けられ、アーム18を閉じるこ
とによりローラテーブル33上に積み込まれた鋼片を挟
み込みセンタリングする。センタリング後、リフティン
グバー27が上昇し、鋼片をローラテーブル上に持上げ
てローラテーブル33が鋼片との接触により加熱されな
いようにする。台車32が疵取り装置に達すると、ロー
ラテーブルのローラが駆動され、鋼片が疵取り位置に搬
出される。台車32にはまた台車端よりX離れた箇所に
メジャーリングロール24が配置され、長さLの台車へ
の搬入時長さlの鋼片が1/2(L+l)±X送り出さ
れると、鋼片と台車の中心が一致する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、鋼片、例えば連続
鋳造設備より送り出され、適当長さに切断された鋼片を
表面の疵取りやスケール除去のため疵取り装置や酸洗装
置へ搬送したり、熱処理のため加熱炉に搬送し、或いは
ヤードに搬送する台車と、該台車への鋼片の搬出入方法
及び支持方法に関する。
鋳造設備より送り出され、適当長さに切断された鋼片を
表面の疵取りやスケール除去のため疵取り装置や酸洗装
置へ搬送したり、熱処理のため加熱炉に搬送し、或いは
ヤードに搬送する台車と、該台車への鋼片の搬出入方法
及び支持方法に関する。
【0002】
【従来技術】連続鋳造された鋼片を例にとっていえば、
連続鋳造された鋼片は、鋼種によって表面のオシレーシ
ョンマークが後工程の熱延工程で模様となって残るのを
防止するため疵取り装置に送られ、グラインダー処理さ
れて表層部が研削される。図1は、連続鋳造された鋼片
の処理装置のレイアウトを示すもので、連続鋳造設備1
より送り出され、適当長さに切断された鋼片は、鋼種に
よって疵取りを要するものと、要さないものに振り分け
られ、疵取りを要するものは台車2に載せて疵取り装置
3に搬送される。疵取り装置3は図示するものでは4基
設置され、それぞれで鋼片表層部のグラインダー処理を
行い、一面の研削を終えた鋼片は、反転台車4に移さ
れ、表裏を反転させたのち、疵取り装置に戻され、別の
面のグラインダー処理を行う。こうして両面をグライン
ダー処理された鋼片は台車2に移され、次工程或いはヤ
ードに搬送される。一方、疵取り不要の鋼片は、疵検査
工程を経て台車2に移され、研削された鋼片と同様、次
工程或いはヤードに搬送される。
連続鋳造された鋼片は、鋼種によって表面のオシレーシ
ョンマークが後工程の熱延工程で模様となって残るのを
防止するため疵取り装置に送られ、グラインダー処理さ
れて表層部が研削される。図1は、連続鋳造された鋼片
の処理装置のレイアウトを示すもので、連続鋳造設備1
より送り出され、適当長さに切断された鋼片は、鋼種に
よって疵取りを要するものと、要さないものに振り分け
られ、疵取りを要するものは台車2に載せて疵取り装置
3に搬送される。疵取り装置3は図示するものでは4基
設置され、それぞれで鋼片表層部のグラインダー処理を
行い、一面の研削を終えた鋼片は、反転台車4に移さ
れ、表裏を反転させたのち、疵取り装置に戻され、別の
面のグラインダー処理を行う。こうして両面をグライン
ダー処理された鋼片は台車2に移され、次工程或いはヤ
ードに搬送される。一方、疵取り不要の鋼片は、疵検査
工程を経て台車2に移され、研削された鋼片と同様、次
工程或いはヤードに搬送される。
【0003】以上のように連続鋳造設備より送り出され
た鋼片は台車に載せられ、疵取り装置、反転台車、ヤー
ド等に送られるが、台車への鋼板の搬出入は従来全てク
レーン操作により、すなわちクレーンに吊持されるトン
グで鋼片を両側より掴んで持ち運ぶことにより行ってい
た。
た鋼片は台車に載せられ、疵取り装置、反転台車、ヤー
ド等に送られるが、台車への鋼板の搬出入は従来全てク
レーン操作により、すなわちクレーンに吊持されるトン
グで鋼片を両側より掴んで持ち運ぶことにより行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】台車への鋼片の搬出入
をクレーン操作で行うのは手間がかゝり、要員も必要で
ある。本発明は、鋼片の搬出入を自動的に行うことので
きる台車と、台車への搬入方法及び鋼片の支持方法を提
供することを目的とする。
をクレーン操作で行うのは手間がかゝり、要員も必要で
ある。本発明は、鋼片の搬出入を自動的に行うことので
きる台車と、台車への搬入方法及び鋼片の支持方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題の解決手段】第1の発明は、鋼片処理の工程間或
いは鋼片処理の工程とヤード間に配置されたレール上を
走行し、鋼片を次工程或いはヤードに搬送する台車にお
いて、鋼片を台車の走行方向と交叉する方向に搬出或い
は搬入するローラテーブルを設けたものである。
いは鋼片処理の工程とヤード間に配置されたレール上を
走行し、鋼片を次工程或いはヤードに搬送する台車にお
いて、鋼片を台車の走行方向と交叉する方向に搬出或い
は搬入するローラテーブルを設けたものである。
【0006】本発明によれば、台車への鋼片の搬入或い
は台車からの鋼片の搬出が鋼片の水平移動によって行わ
れ、鋼片を持ち運ぶ必要がない。台車上に鋼片を搬入す
る際には、鋼片が台車上で左右の巾方向及び前後の長さ
方向に偏らないように、また所定の向きを向くようにす
ることが望まれる。鋼片が台車上に偏って載せられ、台
車に偏荷重が掛かると、ローラテーブル上での鋼片の円
滑な移動、更には台車の円滑な走行が損なわれるように
なり、また鋼片が台車上に所定の向きを向いて載せられ
ていないと、次工程或いはヤードに所定の位置及び所定
の向きで搬出できなくなるためである。
は台車からの鋼片の搬出が鋼片の水平移動によって行わ
れ、鋼片を持ち運ぶ必要がない。台車上に鋼片を搬入す
る際には、鋼片が台車上で左右の巾方向及び前後の長さ
方向に偏らないように、また所定の向きを向くようにす
ることが望まれる。鋼片が台車上に偏って載せられ、台
車に偏荷重が掛かると、ローラテーブル上での鋼片の円
滑な移動、更には台車の円滑な走行が損なわれるように
なり、また鋼片が台車上に所定の向きを向いて載せられ
ていないと、次工程或いはヤードに所定の位置及び所定
の向きで搬出できなくなるためである。
【0007】鋼片が左右の巾方向に偏らないように、ま
た所定の向きを向いて台車上に搬入されるようにするた
めにはセンタリング機構を設けるとよい。このセンタリ
ング機構は、開閉可能で、閉じるときに鋼片の偏り及び
向きを矯正できるようになっているもので、こうした機
能を有しているものであればどのような機構及び装置で
も差し支えがない。図2はその一例を示すもので、鋼片
11への当り面が平行な一対の押え部材12と、両押え
部材12の中央に配置された中間部材13と、中間部材
13と両側の押え部材12とを連結する平行リンク14
と、中間部材13に連結される油圧シリンダー15とよ
りなり、油圧シリンダー15で中間部材13を矢印方向
に進退させることにより押え部材12が開閉し、閉じた
ときに鋼片11の偏り及び向きを矯正できるようになっ
ている。
た所定の向きを向いて台車上に搬入されるようにするた
めにはセンタリング機構を設けるとよい。このセンタリ
ング機構は、開閉可能で、閉じるときに鋼片の偏り及び
向きを矯正できるようになっているもので、こうした機
能を有しているものであればどのような機構及び装置で
も差し支えがない。図2はその一例を示すもので、鋼片
11への当り面が平行な一対の押え部材12と、両押え
部材12の中央に配置された中間部材13と、中間部材
13と両側の押え部材12とを連結する平行リンク14
と、中間部材13に連結される油圧シリンダー15とよ
りなり、油圧シリンダー15で中間部材13を矢印方向
に進退させることにより押え部材12が開閉し、閉じた
ときに鋼片11の偏り及び向きを矯正できるようになっ
ている。
【0008】図3は、センタリング機構の別の例を示す
もので、油圧シリンダー16と、回転自在に軸支される
固定ピン17に固着のアーム18と、一端が固定ピン1
7に固着されると共に他端が油圧シリンダー17に連結
される。リンク19と、アーム端に軸支されるセンタリ
ングローラ20とよりなる機構を台車の左右に配置し、
左右の油圧シリンダー17を好ましくは同期して作動さ
せることによりセンタリングローラ20を開閉させ、閉
じたときに鋼片の偏り及び向きを矯正できるようになっ
ている。
もので、油圧シリンダー16と、回転自在に軸支される
固定ピン17に固着のアーム18と、一端が固定ピン1
7に固着されると共に他端が油圧シリンダー17に連結
される。リンク19と、アーム端に軸支されるセンタリ
ングローラ20とよりなる機構を台車の左右に配置し、
左右の油圧シリンダー17を好ましくは同期して作動さ
せることによりセンタリングローラ20を開閉させ、閉
じたときに鋼片の偏り及び向きを矯正できるようになっ
ている。
【0009】台車に搬入された鋼片が搬入不足や搬入過
多により台車の一方の側に偏らないようにするために
は、鋼片の中心が台車の中心に一致するように鋼片を搬
入させるとよい。そのためには例えば台車の一端、或い
は図4に示すように台車21端より一定距離ΔL離れた
箇所に鋼片11の検出手段、例えば光電管22を設け
(図には光電管22を台車内に設けた例を示したが、台
車の外側、すなわち台車端より左片に一定距離離れた箇
所に設けてもよい)、光電管22が鋼片11を検出後、
鋼片11の長さによって決められた量だけ移動させると
よい。図示するように鋼片の長さをl、台車21の長さ
をLとすると、光電管22で鋼片11を検出後、鋼片1
1が1/2(L+l)±ΔL移動すると、図5に示すよ
うに鋼片11の中心が台車21の中心に位置するように
なる。
多により台車の一方の側に偏らないようにするために
は、鋼片の中心が台車の中心に一致するように鋼片を搬
入させるとよい。そのためには例えば台車の一端、或い
は図4に示すように台車21端より一定距離ΔL離れた
箇所に鋼片11の検出手段、例えば光電管22を設け
(図には光電管22を台車内に設けた例を示したが、台
車の外側、すなわち台車端より左片に一定距離離れた箇
所に設けてもよい)、光電管22が鋼片11を検出後、
鋼片11の長さによって決められた量だけ移動させると
よい。図示するように鋼片の長さをl、台車21の長さ
をLとすると、光電管22で鋼片11を検出後、鋼片1
1が1/2(L+l)±ΔL移動すると、図5に示すよ
うに鋼片11の中心が台車21の中心に位置するように
なる。
【0010】光電管22が台車端に設けられ、ΔL≒0
である場合、鋼片11の移動量が1/2(L+l)で両
中心が一致するようになる。鋼片11の移動量を測定す
るために図示する例では、台車の適所にエアシリンダー
23によって昇降するメジャーリングロール24が設け
られ、光電管22が鋼片11を検出したときロール面上
に上昇するようにされる。別の例ではメジャーリングロ
ール24が台車の外側に設けられる。この場合、光電管
22はメジャーリングロール24の更に外側に設けら
れ、光電管22が鋼片11を検出後メジャーリングロー
ル24がロール面上に上昇するようにされる。メジャー
リングロール24が台車の内外のいづれの側に設けられ
る場合でも、台車端からメジャーリングロール24まで
の距離をXとすると、鋼片11がメジャーリングロール
24に達して移動量を計測し始めてからV=1/2(L
+l)±X移動した時点でローラテーブル25の各ロー
ルを回転駆動するモータ(図示省略)を停止し、鋼片1
1の移動を止める。
である場合、鋼片11の移動量が1/2(L+l)で両
中心が一致するようになる。鋼片11の移動量を測定す
るために図示する例では、台車の適所にエアシリンダー
23によって昇降するメジャーリングロール24が設け
られ、光電管22が鋼片11を検出したときロール面上
に上昇するようにされる。別の例ではメジャーリングロ
ール24が台車の外側に設けられる。この場合、光電管
22はメジャーリングロール24の更に外側に設けら
れ、光電管22が鋼片11を検出後メジャーリングロー
ル24がロール面上に上昇するようにされる。メジャー
リングロール24が台車の内外のいづれの側に設けられ
る場合でも、台車端からメジャーリングロール24まで
の距離をXとすると、鋼片11がメジャーリングロール
24に達して移動量を計測し始めてからV=1/2(L
+l)±X移動した時点でローラテーブル25の各ロー
ルを回転駆動するモータ(図示省略)を停止し、鋼片1
1の移動を止める。
【0011】第2の発明は、鋼片が台車の巾方向に偏ら
ないようにするためのセンタリング機構に関するもの
で、台車上に開閉可能に設置され、鋼片への当たり面が
平行な一対の押え部材と、両押え部材を開閉する作動機
構とからなるものであり、別のセンタリング機構は、台
車の鋼片が搬入される方向の前後に一対づゝ開閉可能に
設置されるセンタリングロールと、センタリングロール
を開閉させる作動機構からなるものである。
ないようにするためのセンタリング機構に関するもの
で、台車上に開閉可能に設置され、鋼片への当たり面が
平行な一対の押え部材と、両押え部材を開閉する作動機
構とからなるものであり、別のセンタリング機構は、台
車の鋼片が搬入される方向の前後に一対づゝ開閉可能に
設置されるセンタリングロールと、センタリングロール
を開閉させる作動機構からなるものである。
【0012】第3の発明は、鋼片が台車の長手方向に偏
らないようにするためのもので、台車端より任意の距離
ΔL離れた箇所に鋼片を検出する検出手段を設け、長さ
lの鋼片を長さLの台車に搬入する際、検出手段が鋼片
を検出して1/2(L+l)±ΔL鋼片が移動したと
き、鋼片の移動を停止させるようにしたものである。好
ましい発明においては、第3の発明に台車端より一定距
離X離れた箇所に鋼片の移動量を測定する測定手段を設
け、検出手段が鋼片を検出後、測定手段が測定手段に達
した鋼片の移動量を測定し始め、測定量が1/2(L+
l)±Xに達したとき鋼片の移動量を停止させるように
なる。
らないようにするためのもので、台車端より任意の距離
ΔL離れた箇所に鋼片を検出する検出手段を設け、長さ
lの鋼片を長さLの台車に搬入する際、検出手段が鋼片
を検出して1/2(L+l)±ΔL鋼片が移動したと
き、鋼片の移動を停止させるようにしたものである。好
ましい発明においては、第3の発明に台車端より一定距
離X離れた箇所に鋼片の移動量を測定する測定手段を設
け、検出手段が鋼片を検出後、測定手段が測定手段に達
した鋼片の移動量を測定し始め、測定量が1/2(L+
l)±Xに達したとき鋼片の移動量を停止させるように
なる。
【0013】鋼片は、連続鋳造装置より送り出された鋼
片である場合、かなりな高温となっている。鋼片を受け
る台車上のローラテーブルは、高温の鋼片によって熱せ
られるため軸受部や駆動系に好ましくない影響を与え
る。この問題を解消するにはローラの冷却手段が必要で
あるが、冷却手段は構造が複雑となってコスト高となる
うえ、維持も面倒である。
片である場合、かなりな高温となっている。鋼片を受け
る台車上のローラテーブルは、高温の鋼片によって熱せ
られるため軸受部や駆動系に好ましくない影響を与え
る。この問題を解消するにはローラの冷却手段が必要で
あるが、冷却手段は構造が複雑となってコスト高となる
うえ、維持も面倒である。
【0014】第4の発明は、この問題を解消するためロ
ーラテーブル上に搬入された鋼片をローラテーブル上に
持上げるリフティング機能を設け、鋼片をローラテーブ
ルより引き離すようにしたものである。このリフティン
グ機構は、好ましくは図6に示すように台車の前後に配
置され、ローラテーブル25上の鋼片11をローラテー
ブル上に持ち上げるリフティングバー27と、リフティ
ングバーを昇降させる作動機構、例えば油圧シリンダー
28とより構成される。
ーラテーブル上に搬入された鋼片をローラテーブル上に
持上げるリフティング機能を設け、鋼片をローラテーブ
ルより引き離すようにしたものである。このリフティン
グ機構は、好ましくは図6に示すように台車の前後に配
置され、ローラテーブル25上の鋼片11をローラテー
ブル上に持ち上げるリフティングバー27と、リフティ
ングバーを昇降させる作動機構、例えば油圧シリンダー
28とより構成される。
【0015】リフティング機構によって鋼片をローラテ
ーブル上に持ち上げたのち、ローラテーブルの各ローラ
は空転させるのが望ましい。幅射熱によってローラの一
部が極部的加熱されるのを防ぎ、かつ各ローラの回転に
よりローラの周りの境界層を薄くして熱伝達を促進し、
温度を低下させることができる。
ーブル上に持ち上げたのち、ローラテーブルの各ローラ
は空転させるのが望ましい。幅射熱によってローラの一
部が極部的加熱されるのを防ぎ、かつ各ローラの回転に
よりローラの周りの境界層を薄くして熱伝達を促進し、
温度を低下させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図7〜9は、図1の連続鋳造され
た鋼片の処理装置で用いられる台車について示すもの
で、レール31上を走行する台車32には、鋼片を走行
方向と直交する方向に搬出入するローラテーブル33が
一対並設され、ローラテーブル33の各ローラがモータ
34を駆動源とし、チェーン伝動機構35を介して回転
駆動されるようにしてある。図示する例では、台車32
は鋼片の搬出入レベルを下げるため、レール31を伝動
する車輪36間のシャーシが下げられ、モータ34と車
輪駆動用のモータ37をローラテーブル側方に設けてロ
ーラテーブル33のレベルを下げている。
た鋼片の処理装置で用いられる台車について示すもの
で、レール31上を走行する台車32には、鋼片を走行
方向と直交する方向に搬出入するローラテーブル33が
一対並設され、ローラテーブル33の各ローラがモータ
34を駆動源とし、チェーン伝動機構35を介して回転
駆動されるようにしてある。図示する例では、台車32
は鋼片の搬出入レベルを下げるため、レール31を伝動
する車輪36間のシャーシが下げられ、モータ34と車
輪駆動用のモータ37をローラテーブル側方に設けてロ
ーラテーブル33のレベルを下げている。
【0017】各ローラテーブル33は、搬入された鋼片
のセンタリングを行うため、図3に示すセンタリング機
構(図7には、図3の固定ピン17、アーム18及びセ
ンタリングローラ20のみを示している)と、搬入され
た鋼片をローラテーブル上に持ち上げるための図6に示
すリフティング機構と、図5に示すメジャーリングロー
ル24と光電管22、すなわちエアシリンダー23によ
りローラテーブル33と同一レベルまで上昇し或いは降
下し、ローラテーブル33と同一レベルまで上昇したと
き、搬入された鋼片と接触して搬片の移動量を測定する
メジャーリングロール24とが配置され、鋼片の搬入側
には鋼片を検出する光電管22が設けてある。またその
反対側の台車側方には、ローラテーブル33よりはみ出
る鋼片を検出する光電管38が設けてある(図4及び図
5参照)。この光電管38は安全のために設けられるも
ので、この光電管38が鋼片を検出すると、モータ34
が停止し、鋼片の搬入を停止する。
のセンタリングを行うため、図3に示すセンタリング機
構(図7には、図3の固定ピン17、アーム18及びセ
ンタリングローラ20のみを示している)と、搬入され
た鋼片をローラテーブル上に持ち上げるための図6に示
すリフティング機構と、図5に示すメジャーリングロー
ル24と光電管22、すなわちエアシリンダー23によ
りローラテーブル33と同一レベルまで上昇し或いは降
下し、ローラテーブル33と同一レベルまで上昇したと
き、搬入された鋼片と接触して搬片の移動量を測定する
メジャーリングロール24とが配置され、鋼片の搬入側
には鋼片を検出する光電管22が設けてある。またその
反対側の台車側方には、ローラテーブル33よりはみ出
る鋼片を検出する光電管38が設けてある(図4及び図
5参照)。この光電管38は安全のために設けられるも
ので、この光電管38が鋼片を検出すると、モータ34
が停止し、鋼片の搬入を停止する。
【0018】本発明に係わる台車は以上のように構成さ
れ、図1の連続鋳造装置1より送り出され、適当長さに
切断された鋼片のうち、疵取りを要する鋼片は図示省略
したクレーンによりレール31端に待機する台車32の
ローラテーブル33上に載置される。以後疵取り装置3
に送られ、疵取り装置3で両面を研削されたのち疵取り
を要しない鋼片と共に台車32によりヤードに送られ、
この間の各装置の動きは全て図示省略した制御装置によ
りシーケンス制御される。以下には台車に積み込まれて
から疵取り装置3に送られ、疵取り装置3との間で鋼片
の受け渡しを行うまでのプロセスについて説明する。
れ、図1の連続鋳造装置1より送り出され、適当長さに
切断された鋼片のうち、疵取りを要する鋼片は図示省略
したクレーンによりレール31端に待機する台車32の
ローラテーブル33上に載置される。以後疵取り装置3
に送られ、疵取り装置3で両面を研削されたのち疵取り
を要しない鋼片と共に台車32によりヤードに送られ、
この間の各装置の動きは全て図示省略した制御装置によ
りシーケンス制御される。以下には台車に積み込まれて
から疵取り装置3に送られ、疵取り装置3との間で鋼片
の受け渡しを行うまでのプロセスについて説明する。
【0019】クレーン操作により疵取りを要する鋼片を
台車32のテーブルローラ上に積み込んだのを確認した
のち、作業員がレール端脇に設置した図示しない操作盤
の開始ボタンを押す。すると、制御装置からの制御信号
により油圧シリンダー16が作動して図7の左右に位置
するセンタリング機構のアーム18が閉じ、鋼片の偏り
や向きを矯正する。矯正後アーム18は開き、元に位置
に復帰する。復帰すると同時にリフティング機構のリフ
ティングバー27が油圧シリンダー28によってローラ
テーブル上に上昇し、搬入された鋼片をローラテーブル
上に持ち上げる。リフティングバー27が鋼片をローラ
テーブル上に持ち上げ、上限位置に達するとローラテー
ブル33の各ローラがモータ34により回転駆動され、
鋼片下で空転する。リフティングバー27による鋼片の
持上げに前後して制御装置からの制御信号によりモータ
37が駆動され、台車32がレール上を移動する。台車
32を疵取り装置3で停止させるためにリミットスイッ
チ41が設けてあり、台車32がリミットスイッチ41
をON動作すると制御装置からの制御信号によりモータ
37が停止し、台車32が停止する。ついで油圧シリン
ダー28によってリフティングバー27を下降し鋼片を
ローラテーブルに載置すると共にモータ34が起動す
る。これにより、テーブルローラ33の各ローラが回転
し、テーブルローラ上の鋼片を疵取り装置3に送り出
す。テーブルローラ33の各ローラの回転は、光電管2
2が鋼片尾端を検出したのち停止される。そして疵取り
装置3で一面を、ついで反転されて他面を研削されたの
ち、台車32のローラテーブル上に搬入される。搬入時
においては上述するように、光電管22が鋼片先端を検
出後、メジャーリングロール24が鋼片の移動量を検出
し、上述の式で求めた所定量Vだけ移動した時点で制御
装置からの制御信号によりモータ34が停止すると共に
モータ37が起動し、台車32がヤードに向かって走行
する。図1に示す例では、レール上に一台の台車32が
設置されているが、レールを例えばエンドレスに構成し
て台車を複数台設置すれば、クレーンによる鋼片の積み
込みと、疵取り装置との間での鋼片の受け渡し、ヤード
への搬送を同時に能率よく行なうとができる。
台車32のテーブルローラ上に積み込んだのを確認した
のち、作業員がレール端脇に設置した図示しない操作盤
の開始ボタンを押す。すると、制御装置からの制御信号
により油圧シリンダー16が作動して図7の左右に位置
するセンタリング機構のアーム18が閉じ、鋼片の偏り
や向きを矯正する。矯正後アーム18は開き、元に位置
に復帰する。復帰すると同時にリフティング機構のリフ
ティングバー27が油圧シリンダー28によってローラ
テーブル上に上昇し、搬入された鋼片をローラテーブル
上に持ち上げる。リフティングバー27が鋼片をローラ
テーブル上に持ち上げ、上限位置に達するとローラテー
ブル33の各ローラがモータ34により回転駆動され、
鋼片下で空転する。リフティングバー27による鋼片の
持上げに前後して制御装置からの制御信号によりモータ
37が駆動され、台車32がレール上を移動する。台車
32を疵取り装置3で停止させるためにリミットスイッ
チ41が設けてあり、台車32がリミットスイッチ41
をON動作すると制御装置からの制御信号によりモータ
37が停止し、台車32が停止する。ついで油圧シリン
ダー28によってリフティングバー27を下降し鋼片を
ローラテーブルに載置すると共にモータ34が起動す
る。これにより、テーブルローラ33の各ローラが回転
し、テーブルローラ上の鋼片を疵取り装置3に送り出
す。テーブルローラ33の各ローラの回転は、光電管2
2が鋼片尾端を検出したのち停止される。そして疵取り
装置3で一面を、ついで反転されて他面を研削されたの
ち、台車32のローラテーブル上に搬入される。搬入時
においては上述するように、光電管22が鋼片先端を検
出後、メジャーリングロール24が鋼片の移動量を検出
し、上述の式で求めた所定量Vだけ移動した時点で制御
装置からの制御信号によりモータ34が停止すると共に
モータ37が起動し、台車32がヤードに向かって走行
する。図1に示す例では、レール上に一台の台車32が
設置されているが、レールを例えばエンドレスに構成し
て台車を複数台設置すれば、クレーンによる鋼片の積み
込みと、疵取り装置との間での鋼片の受け渡し、ヤード
への搬送を同時に能率よく行なうとができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載の台車によれば、クレ
ーンで鋼片を持ち運びする際、クレーン操作のための要
員を必要とし、クレーンで吊り上げるのに手間と時間が
かゝるうえ、鋼片をローラテーブル上に吊り降ろすとき
ローラテーブルに接触したときの当りが強いと、鋼片が
傷付くおそれがあり、そっと降ろさねばならないのに対
し、こうした問題がなく、鋼片の搬出入を容易かつ能率
よく行うことができる。
うな効果を奏する。請求項1記載の台車によれば、クレ
ーンで鋼片を持ち運びする際、クレーン操作のための要
員を必要とし、クレーンで吊り上げるのに手間と時間が
かゝるうえ、鋼片をローラテーブル上に吊り降ろすとき
ローラテーブルに接触したときの当りが強いと、鋼片が
傷付くおそれがあり、そっと降ろさねばならないのに対
し、こうした問題がなく、鋼片の搬出入を容易かつ能率
よく行うことができる。
【0021】請求項2及び3記載の台車によれば、ロー
ラテーブル上に搬入された鋼片が幅方向にセンタリング
され、搬出時に鋼片を所定の向き及び位置で、しかも円
滑に搬出することができる。請求項4記載の台車及び請
求項7記載の方法によれば、鋼片が高温であってもロー
ラテーブルとの接触による熱伝達がないため、ローラテ
ーブルの温度上昇を少なくすることができる。
ラテーブル上に搬入された鋼片が幅方向にセンタリング
され、搬出時に鋼片を所定の向き及び位置で、しかも円
滑に搬出することができる。請求項4記載の台車及び請
求項7記載の方法によれば、鋼片が高温であってもロー
ラテーブルとの接触による熱伝達がないため、ローラテ
ーブルの温度上昇を少なくすることができる。
【0022】請求項5記載の方法によれば、鋼片検出
後、鋼片の長さに応じて決められた量だけ移動させるこ
とにより鋼片を台車の中央に載せることができる。請求
項6記載の方法によれば、測定された鋼片の移動量が鋼
片の長さに応じて決められた量に達すると、鋼片の移動
を停止させることにより鋼片を台車の中央に載せること
ができる。
後、鋼片の長さに応じて決められた量だけ移動させるこ
とにより鋼片を台車の中央に載せることができる。請求
項6記載の方法によれば、測定された鋼片の移動量が鋼
片の長さに応じて決められた量に達すると、鋼片の移動
を停止させることにより鋼片を台車の中央に載せること
ができる。
【0023】請求項8記載の方法によれば、鋼片をロー
ラテーブル上に持ち上げたのちの幅射熱によるローラテ
ーブルの極部的な加熱が防止されるうえ、ローラの回転
により熱伝達が促進され、温度低下を促進することがで
きる。
ラテーブル上に持ち上げたのちの幅射熱によるローラテ
ーブルの極部的な加熱が防止されるうえ、ローラの回転
により熱伝達が促進され、温度低下を促進することがで
きる。
【図1】連続鋳造された鋼片の処理装置の配置図。
【図2】鋼片のセンタリング機構の一例を示す図。
【図3】鋼片のセンタリング機構の別の例を示す図。
【図4】鋼片搬入時を示す図。
【図5】鋼片搬入後を示す図。
【図6】鋼片のリフティング機構を示す図。
【図7】本発明に係わる台車の平面図。
【図8】本発明に係わる台車の正面図。
【図9】本発明に係わる台車の側面図。
1・・連続鋳造装置 2、21、
32・・台車 3・・疵取り装置 4・・反転
台車 11・・鋼片 12・・押
え部材 13・・中間部材 14・・平
行リンク 15、16、28・・油圧シリンダー 17・・固
定ピン 18・・アーム 19・・リ
ンク 20・・センタリングローラ 22、38
・・光電管 23・・エアシリンダー 24・・メ
ジャーリングロール 25、33・・ローラテーブル 27・・リ
フティングバー 31・・レール 34、37
・・モータ 35・・チェーン伝動機構 36・・車
輪 41・・リミットスイッチ
32・・台車 3・・疵取り装置 4・・反転
台車 11・・鋼片 12・・押
え部材 13・・中間部材 14・・平
行リンク 15、16、28・・油圧シリンダー 17・・固
定ピン 18・・アーム 19・・リ
ンク 20・・センタリングローラ 22、38
・・光電管 23・・エアシリンダー 24・・メ
ジャーリングロール 25、33・・ローラテーブル 27・・リ
フティングバー 31・・レール 34、37
・・モータ 35・・チェーン伝動機構 36・・車
輪 41・・リミットスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 吉川 健 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新製 鋼株式会社周南製鋼所内 (72)発明者 村上 秀俊 広島県呉市中通一丁目3番16号 日新工機 株式会社内 (72)発明者 山口 宗津夫 広島県呉市中通一丁目3番16号 日新工機 株式会社内 (72)発明者 早瀬 三樹夫 広島県呉市中通一丁目3番16号 日新工機 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】鋼片処理の工程間或いは鋼片処理の工程と
ヤード間に配置されたレール上を走行し、鋼片を次工程
或いはヤードに搬送する台車において、鋼片を台車の走
行方向と交叉する方向に搬出或いは搬入するローラテー
ブルを設けたことを特徴とする鋼片搬送用の台車。 - 【請求項2】台車上に開閉可能に設置され、鋼片への当
たり面が平行な一対の押え部材と、両押え部材を開閉す
る作動機構とからなる請求項1記載の鋼片搬送用の台
車。 - 【請求項3】台車の鋼片が搬入される方向の前後に一対
づゝ開閉可能に設置されるセンタリングロールと、セン
タリングロールを開閉させる作動機構からなる請求項1
記載の鋼片搬送用の台車。 - 【請求項4】ローラテーブル上に搬入された鋼片をロー
ラテーブル上に持上げるリフティング機能を設けた請求
項1ないし3のいづれかの請求項に記載の鋼片搬送用の
台車。 - 【請求項5】請求項1ないし3のいづれかの請求項に記
載の台車への鋼片の搬入方法において、台車端より任意
の距離ΔL離れた箇所に鋼片を検出する検出手段を設
け、長さlの鋼片を長さLの台車に搬入する際、検出手
段が鋼片を検出して1/2(L+l)±ΔL鋼片が移動
したとき、鋼片の移動を停止させるようにしたことを特
徴とする搬入方法。 - 【請求項6】台車端より一定距離X離れた箇所に鋼片の
移動量を測定する測定手段を設け、測定手段によって測
定された鋼片の移動量が1/2(L+l)±Xに達した
とき鋼片の移動量を停止させる請求項5記載の搬入方
法。 - 【請求項7】請求項1ないし3のいづれかの請求項に記
載の台車にリフティング機構を設け、鋼片をローラテー
ブル上に搬入後、ローラテーブル上に持ち上げることを
特徴とする鋼片の支持方法。 - 【請求項8】鋼片をローラテーブル上に持ち上げ後、ロ
ーラテーブルのロールを空転させることを特徴とする請
求項7記載の鋼片の支持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27849596A JPH10146779A (ja) | 1996-09-18 | 1996-10-22 | 鋼片搬送用の台車と、台車への鋼片の搬入方法及び鋼片 の支持方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-245980 | 1996-09-18 | ||
| JP24598096 | 1996-09-18 | ||
| JP27849596A JPH10146779A (ja) | 1996-09-18 | 1996-10-22 | 鋼片搬送用の台車と、台車への鋼片の搬入方法及び鋼片 の支持方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10146779A true JPH10146779A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=26537508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27849596A Withdrawn JPH10146779A (ja) | 1996-09-18 | 1996-10-22 | 鋼片搬送用の台車と、台車への鋼片の搬入方法及び鋼片 の支持方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10146779A (ja) |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP27849596A patent/JPH10146779A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |