JPH10147357A - インサート射出成形蓋 - Google Patents
インサート射出成形蓋Info
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- JPH10147357A JPH10147357A JP8301810A JP30181096A JPH10147357A JP H10147357 A JPH10147357 A JP H10147357A JP 8301810 A JP8301810 A JP 8301810A JP 30181096 A JP30181096 A JP 30181096A JP H10147357 A JPH10147357 A JP H10147357A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】天板の変形が極めて少なく、天板と周壁部との
接着性が良好で、しかも、成形性がよく、食品衛生上に
問題のないインサート射出成形蓋を提供する。 【解決手段】紙層を基材とする積層材からなる天板110
と合成樹脂製の周壁部120 とから構成する蓋において、
周壁部との接着部分に熱接着性樹脂層111 を形成したか
又は下塗り層と熱接着性樹脂層とを下方へ順に形成した
天板を、周壁部の射出成形用金型内に前もって装填し、
ポリスチレンを金型内に射出して、周壁部を成形すると
同時に、天板を周壁部の上方に設けた天板貼着リング12
1 に熱融着して一体成形する。
接着性が良好で、しかも、成形性がよく、食品衛生上に
問題のないインサート射出成形蓋を提供する。 【解決手段】紙層を基材とする積層材からなる天板110
と合成樹脂製の周壁部120 とから構成する蓋において、
周壁部との接着部分に熱接着性樹脂層111 を形成したか
又は下塗り層と熱接着性樹脂層とを下方へ順に形成した
天板を、周壁部の射出成形用金型内に前もって装填し、
ポリスチレンを金型内に射出して、周壁部を成形すると
同時に、天板を周壁部の上方に設けた天板貼着リング12
1 に熱融着して一体成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイスクリームや
ヨーグルトなどのデザート容器に用いるインサート射出
成形蓋に関するものである。
ヨーグルトなどのデザート容器に用いるインサート射出
成形蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒状や角柱状のデザート容器に
被せる蓋は、紙基材で天板と周壁部を作製し、周壁部の
上端部に単に天板を押し込んだものや、表裏両面にポリ
エチレン層を形成した積層材で天板と周壁部を作製し、
周壁部の上端部に天板を超音波シール法で熱融着したも
のや、あるいは、ポリエチレンで周壁部を射出成形して
作製したのち、周壁部の上方内側に設けた天板貼着リン
グに、紙基材の表裏両面にポリエチレン層を形成した積
層材からなる天板を超音波シール法で熱融着したもの
や、さらには、周壁部の射出成形用金型に前もって表裏
両面にポリエチレン層を形成した積層材からなる天板を
装填し、ポリエチレンで周壁部を成形すると同時に、周
壁部の上方内側に設けた天板貼着リングに、天板を熱融
着して一体成形したものなどであった。
被せる蓋は、紙基材で天板と周壁部を作製し、周壁部の
上端部に単に天板を押し込んだものや、表裏両面にポリ
エチレン層を形成した積層材で天板と周壁部を作製し、
周壁部の上端部に天板を超音波シール法で熱融着したも
のや、あるいは、ポリエチレンで周壁部を射出成形して
作製したのち、周壁部の上方内側に設けた天板貼着リン
グに、紙基材の表裏両面にポリエチレン層を形成した積
層材からなる天板を超音波シール法で熱融着したもの
や、さらには、周壁部の射出成形用金型に前もって表裏
両面にポリエチレン層を形成した積層材からなる天板を
装填し、ポリエチレンで周壁部を成形すると同時に、周
壁部の上方内側に設けた天板貼着リングに、天板を熱融
着して一体成形したものなどであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の蓋においては、周壁部を作製したのちに、天板を
はめ込んだり又は熱融着して貼着したものは、天板の形
状が定まり難いために、充填機上での搬送不良などの事
故を起こしたり、商品としての美粧性に欠けることなど
があった。また、ポリエチレンで周壁部を成形すると同
時に天板を熱融着して一体成形したものは、ポリエチレ
ンの成形収縮が大きいため、天板の変形が大きく、充填
機上の安定性や商品としての美粧性などに問題があっ
た。
従来の蓋においては、周壁部を作製したのちに、天板を
はめ込んだり又は熱融着して貼着したものは、天板の形
状が定まり難いために、充填機上での搬送不良などの事
故を起こしたり、商品としての美粧性に欠けることなど
があった。また、ポリエチレンで周壁部を成形すると同
時に天板を熱融着して一体成形したものは、ポリエチレ
ンの成形収縮が大きいため、天板の変形が大きく、充填
機上の安定性や商品としての美粧性などに問題があっ
た。
【0004】本発明は、上述の従来の蓋の問題を解決し
たものであり、天板の変形が極めて少なく、天板と周壁
部との接着性が良好で、しかも、成形性がよく、食品衛
生上に問題のないインサート射出成形蓋を提供するもの
である。
たものであり、天板の変形が極めて少なく、天板と周壁
部との接着性が良好で、しかも、成形性がよく、食品衛
生上に問題のないインサート射出成形蓋を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、図1(a)及び(b)に示すように、紙層を
基材とする積層材からなる天板(110)と合成樹脂製
の周壁部(120)とから構成する蓋において、前記周
壁部(120)との接着部分に熱接着性樹脂層(11
1)を形成した前記天板(110)を、前記周壁部の射
出成形用金型内に前もって装填し、ポリスチレンを金型
内に射出して、前記周壁部を成形すると同時に、前記天
板を前記周壁部の上方に設けた天板貼着リング(12
1)に熱融着して一体成形したことを特徴とするインサ
ート射出成形蓋(100)である。
の発明は、図1(a)及び(b)に示すように、紙層を
基材とする積層材からなる天板(110)と合成樹脂製
の周壁部(120)とから構成する蓋において、前記周
壁部(120)との接着部分に熱接着性樹脂層(11
1)を形成した前記天板(110)を、前記周壁部の射
出成形用金型内に前もって装填し、ポリスチレンを金型
内に射出して、前記周壁部を成形すると同時に、前記天
板を前記周壁部の上方に設けた天板貼着リング(12
1)に熱融着して一体成形したことを特徴とするインサ
ート射出成形蓋(100)である。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、図2(a)
及び(b)に示すように、紙層を基材とする積層材から
なる天板(110)と合成樹脂製の周壁部(120)と
から構成する蓋において、前記周壁部(120)との接
着部分に下塗り層(112)と熱接着性樹脂層(11
1)とを下方へ順に形成した前記天板(110)を、前
記周壁部の射出成形用金型内に前もって装填し、ポリス
チレンを金型内に射出して、前記周壁部を成形すると同
時に、前記天板を前記周壁部の上方に設けた天板貼着リ
ング(121)に熱融着して一体成形したことを特徴と
するインサート射出成形蓋(100)である。
及び(b)に示すように、紙層を基材とする積層材から
なる天板(110)と合成樹脂製の周壁部(120)と
から構成する蓋において、前記周壁部(120)との接
着部分に下塗り層(112)と熱接着性樹脂層(11
1)とを下方へ順に形成した前記天板(110)を、前
記周壁部の射出成形用金型内に前もって装填し、ポリス
チレンを金型内に射出して、前記周壁部を成形すると同
時に、前記天板を前記周壁部の上方に設けた天板貼着リ
ング(121)に熱融着して一体成形したことを特徴と
するインサート射出成形蓋(100)である。
【0007】
【作用】本発明のインサート射出成形蓋は、周壁部の射
出成形用金型内に前もって天板を装填し、成形収縮の少
ないポリスチレンを金型内に射出して、周壁部を成形す
ると同時に、天板を周壁部の上方に設けた天板貼着リン
グに熱融着して一体成形したものであるので、従来のイ
ンサート射出成形蓋のように、成形収縮の大きいポリエ
チレンを使用した場合と比較して、天板の変形が極めて
少ない。
出成形用金型内に前もって天板を装填し、成形収縮の少
ないポリスチレンを金型内に射出して、周壁部を成形す
ると同時に、天板を周壁部の上方に設けた天板貼着リン
グに熱融着して一体成形したものであるので、従来のイ
ンサート射出成形蓋のように、成形収縮の大きいポリエ
チレンを使用した場合と比較して、天板の変形が極めて
少ない。
【0008】また、天板の周壁部との接着部分には、熱
接着性樹脂層が形成されているか又は下塗り層と熱接着
性樹脂層とが下方へ順に形成され、周壁部の上方に設け
られた天板貼着リングの上面に、天板の下面に形成され
た熱接着性樹脂層とが熱融着して一体成形するため、天
板と周壁部との接着性が極めて良好となる。
接着性樹脂層が形成されているか又は下塗り層と熱接着
性樹脂層とが下方へ順に形成され、周壁部の上方に設け
られた天板貼着リングの上面に、天板の下面に形成され
た熱接着性樹脂層とが熱融着して一体成形するため、天
板と周壁部との接着性が極めて良好となる。
【0009】また、天板の下面に形成される熱接着性樹
脂層又は下塗り層と熱接着性樹脂層とは、周壁部との熱
融着部分のみに部分的に形成されているため、周壁部の
射出成形用金型内に装填されて周壁部が射出成形される
ときの熱により、天板が金型に接着することがなく、製
品の成形性が良好である。
脂層又は下塗り層と熱接着性樹脂層とは、周壁部との熱
融着部分のみに部分的に形成されているため、周壁部の
射出成形用金型内に装填されて周壁部が射出成形される
ときの熱により、天板が金型に接着することがなく、製
品の成形性が良好である。
【0010】また、上述したように熱接着性樹脂層又は
下塗り層と熱接着性樹脂層が、天板下面の周壁部との熱
融着部分のみに部分的に形成されているため、本発明の
インサート射出成形蓋を容器の口部に装着したときに、
内容物が熱接着性樹脂層に接触することがなく、食品衛
生上の問題を発生することがない。
下塗り層と熱接着性樹脂層が、天板下面の周壁部との熱
融着部分のみに部分的に形成されているため、本発明の
インサート射出成形蓋を容器の口部に装着したときに、
内容物が熱接着性樹脂層に接触することがなく、食品衛
生上の問題を発生することがない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のインサート射出成形蓋
(100)は、図1(b)又は図2(b)に示すよう
に、周壁部(120)の射出成形用金型内の所定位置
に、周壁部との接着部分に熱接着性樹脂層(111)又
は下塗り層(112)と接着樹脂層(111)とを形成
した天板(110)を前もって装填し、周壁部を射出成
形すると同時に、周壁部の天板貼着リング(121)に
天板を熱融着させるものである。
(100)は、図1(b)又は図2(b)に示すよう
に、周壁部(120)の射出成形用金型内の所定位置
に、周壁部との接着部分に熱接着性樹脂層(111)又
は下塗り層(112)と接着樹脂層(111)とを形成
した天板(110)を前もって装填し、周壁部を射出成
形すると同時に、周壁部の天板貼着リング(121)に
天板を熱融着させるものである。
【0012】そして、周壁部は、成形収縮の少ないポリ
スチレン(通常は、耐衝撃性ポリスチレン)で射出成形
し、図1(a)又は図2(a)に示すように、周壁部
(120)の内面の上方に天板貼着リング(121)を
設け、下方に容器との咬合突起(122)を設けたもの
である。なお、ポリスチレンに柔軟性を付与するため
に、スチレン−ブタジエン系熱可塑性エラストマーなど
をブレンドしても良い。
スチレン(通常は、耐衝撃性ポリスチレン)で射出成形
し、図1(a)又は図2(a)に示すように、周壁部
(120)の内面の上方に天板貼着リング(121)を
設け、下方に容器との咬合突起(122)を設けたもの
である。なお、ポリスチレンに柔軟性を付与するため
に、スチレン−ブタジエン系熱可塑性エラストマーなど
をブレンドしても良い。
【0013】天板は、紙層を基材とする積層材を所定寸
法に打抜き加工したものであり、通常は表面に文字や絵
柄の印刷を施こすものである。また、この積層材は、坪
量が200〜500g/m2の原紙に、耐水性を付与する
ために、15〜25μm厚のポリエチレン層を押出しラ
ミネーション法で表裏両面に設けたものである。なお、
ポリエチレン層を設ける方法としては、ドライラミネー
ション法やウエットラミネーション法などの他のラミネ
ーション法でも良いが、カールをできるだけ避けたいた
め、押出しラミネーション法が最適である。
法に打抜き加工したものであり、通常は表面に文字や絵
柄の印刷を施こすものである。また、この積層材は、坪
量が200〜500g/m2の原紙に、耐水性を付与する
ために、15〜25μm厚のポリエチレン層を押出しラ
ミネーション法で表裏両面に設けたものである。なお、
ポリエチレン層を設ける方法としては、ドライラミネー
ション法やウエットラミネーション法などの他のラミネ
ーション法でも良いが、カールをできるだけ避けたいた
め、押出しラミネーション法が最適である。
【0014】熱接着性樹脂層を積層材の表面に形成する
場合は、積層材のポリエチレン層の表面をコロナ処理し
て表面張力36dyne/cmより大きくしたのち、周
壁部の天板貼着リングとの接着部分より小さい範囲に、
アクリル系接着剤、アクリル−塩酢ビ系接着剤又はEV
A系接着剤などをグラビア印刷法で2〜8μm厚に塗布
したものである。
場合は、積層材のポリエチレン層の表面をコロナ処理し
て表面張力36dyne/cmより大きくしたのち、周
壁部の天板貼着リングとの接着部分より小さい範囲に、
アクリル系接着剤、アクリル−塩酢ビ系接着剤又はEV
A系接着剤などをグラビア印刷法で2〜8μm厚に塗布
したものである。
【0015】また、下塗り層と熱接着性樹脂層を積層材
の表面に形成する場合は、積層材のポリエチレン層の表
面をコロナ処理して表面張力を36dyne/cmより
大きくしたのち、周壁部の天板貼着リングとの接着部分
より小さい範囲に、塩酢ビやポリエステル系の下塗り剤
を0.5〜1.5μm厚で塗布し、この下塗り層上に、
アクリル系接着剤、アクリル−塩酢ビ系接着剤又はEV
A系接着剤などをグラビア印刷法で2〜8μm厚に塗布
したものである。
の表面に形成する場合は、積層材のポリエチレン層の表
面をコロナ処理して表面張力を36dyne/cmより
大きくしたのち、周壁部の天板貼着リングとの接着部分
より小さい範囲に、塩酢ビやポリエステル系の下塗り剤
を0.5〜1.5μm厚で塗布し、この下塗り層上に、
アクリル系接着剤、アクリル−塩酢ビ系接着剤又はEV
A系接着剤などをグラビア印刷法で2〜8μm厚に塗布
したものである。
【0016】
<実施例1>まず、坪量が362g/m2の原紙の両面
に、ポリエチレン層を押出しラミネーション法で25μ
m厚に設け、この積層材の裏面のポリエチレン層の表面
をコロナ処理して表面張力を38dyne/cmにした
のち、周壁部の天板貼着リングとの接着部分より小さい
所定範囲に、軟化点が65℃のアクリル系接着剤(東洋
モートン (株) AD−S35)を1インチ当たり150
線で深さが55μmの版を用いグラビア印刷法で3μm
厚(乾燥後)に塗布して部分的に熱接着性樹脂層を設け
た。
に、ポリエチレン層を押出しラミネーション法で25μ
m厚に設け、この積層材の裏面のポリエチレン層の表面
をコロナ処理して表面張力を38dyne/cmにした
のち、周壁部の天板貼着リングとの接着部分より小さい
所定範囲に、軟化点が65℃のアクリル系接着剤(東洋
モートン (株) AD−S35)を1インチ当たり150
線で深さが55μmの版を用いグラビア印刷法で3μm
厚(乾燥後)に塗布して部分的に熱接着性樹脂層を設け
た。
【0017】次に、熱接着性樹脂層を設けた積層材を所
定寸法に打抜き加工して天板を作製し、この天板を周壁
部の射出成形用金型内の所定位置に装填して、耐衝撃性
ポリスチレン(旭化成工業 (株) スタイロン433)を
金型内に射出し、周壁部を成形すると同時に、天板を周
壁部の天板貼着部に熱融着して一体成形して、本実施例
のインサート射出成形蓋を作製した。
定寸法に打抜き加工して天板を作製し、この天板を周壁
部の射出成形用金型内の所定位置に装填して、耐衝撃性
ポリスチレン(旭化成工業 (株) スタイロン433)を
金型内に射出し、周壁部を成形すると同時に、天板を周
壁部の天板貼着部に熱融着して一体成形して、本実施例
のインサート射出成形蓋を作製した。
【0018】<実施例2>まず、坪量が310g/m2の
原紙の両面に、ポリエチレン層を押出しラミネーション
法で15μm厚に設け、この積層材の裏面のポリエチレ
ン層の表面をコロナ処理して表面張力を36dyne/
cm以上にしたのち、周壁部の天板貼着リングとの接着
部分より小さい所定範囲に、ポリエステル系の下塗り剤
(東洋モートン (株) AD−335AE)を1インチ当
たり175線で深さが30μmの版を用いグラビア印刷
法で1μm厚(乾燥後)に塗布して部分的に下塗り層を
設け、さらに、この下塗り層上に、アクリル系接着剤
(東洋モートン (株) AD−S35)を1インチ当たり
150線で深さが45μmの版を用いグラビア印刷法で
2〜3μm厚(乾燥後)に塗布して部分的な熱接着性樹
脂層を設けた。
原紙の両面に、ポリエチレン層を押出しラミネーション
法で15μm厚に設け、この積層材の裏面のポリエチレ
ン層の表面をコロナ処理して表面張力を36dyne/
cm以上にしたのち、周壁部の天板貼着リングとの接着
部分より小さい所定範囲に、ポリエステル系の下塗り剤
(東洋モートン (株) AD−335AE)を1インチ当
たり175線で深さが30μmの版を用いグラビア印刷
法で1μm厚(乾燥後)に塗布して部分的に下塗り層を
設け、さらに、この下塗り層上に、アクリル系接着剤
(東洋モートン (株) AD−S35)を1インチ当たり
150線で深さが45μmの版を用いグラビア印刷法で
2〜3μm厚(乾燥後)に塗布して部分的な熱接着性樹
脂層を設けた。
【0019】次に、下塗り層と熱接着性樹脂層を設けた
積層材を所定寸法に打抜き加工して天板を作製し、この
天板を周壁部の射出成形用金型内の所定位置に装填し
て、耐衝撃性ポリスチレン(旭化成工業 (株) スタイロ
ン433)を金型内に射出し、周壁部を成形すると同時
に、天板を周壁部の天板貼着部に熱融着して一体成形し
て、本実施例のインサート射出成形蓋を作製した。な
お、射出条件は、射出圧力60Kg/cm2 、シリンダー温
度200〜280℃、射出時間1秒、冷却時間10秒で
あった。
積層材を所定寸法に打抜き加工して天板を作製し、この
天板を周壁部の射出成形用金型内の所定位置に装填し
て、耐衝撃性ポリスチレン(旭化成工業 (株) スタイロ
ン433)を金型内に射出し、周壁部を成形すると同時
に、天板を周壁部の天板貼着部に熱融着して一体成形し
て、本実施例のインサート射出成形蓋を作製した。な
お、射出条件は、射出圧力60Kg/cm2 、シリンダー温
度200〜280℃、射出時間1秒、冷却時間10秒で
あった。
【0020】<比較例>そして、上述の二つの本実施例
と比較するために、実施例2で作製した坪量が310g
/m2の原紙の両面に15μm厚のポリエチレン層を設け
た積層材を用い、所定寸法に打抜き加工して天板を作製
し、この天板を周壁部の射出成形用金型内の所定位置に
装填して、実施例2と同様に、耐衝撃性ポリスチレン
(旭化成工業 (株) スタイロン433)を金型内に射出
し、周壁部を成形すると同時に、天板を周壁部の天板貼
着部に熱融着して一体成形して、本比較例のインサート
射出成形蓋を作製した。
と比較するために、実施例2で作製した坪量が310g
/m2の原紙の両面に15μm厚のポリエチレン層を設け
た積層材を用い、所定寸法に打抜き加工して天板を作製
し、この天板を周壁部の射出成形用金型内の所定位置に
装填して、実施例2と同様に、耐衝撃性ポリスチレン
(旭化成工業 (株) スタイロン433)を金型内に射出
し、周壁部を成形すると同時に、天板を周壁部の天板貼
着部に熱融着して一体成形して、本比較例のインサート
射出成形蓋を作製した。
【0021】<評価>次に、実施例1、実施例2及び比
較例の三つのインサート射出成形蓋を比較評価した。
較例の三つのインサート射出成形蓋を比較評価した。
【0022】まず、天板の変形は、三つのインサート射
出成形蓋とも変形が極めて少なく、充填機上での問題が
なく、商品としての美粧性にも優れていた。
出成形蓋とも変形が極めて少なく、充填機上での問題が
なく、商品としての美粧性にも優れていた。
【0023】次に、天板と周壁部の天板貼着リングとの
接着力を、引張り試験機で測定したところ、比較例の蓋
は、20〜30g/15mm巾で、実施例1は、200g/
15mm巾以上であり、実施例2は、紙層が層間剥離するま
で接着面が剥離しなかった。この結果から、実施例1及
び実施例2とも天板と周壁部の天板貼着リングとの接着
力は、十分に実用強度をもっていた。
接着力を、引張り試験機で測定したところ、比較例の蓋
は、20〜30g/15mm巾で、実施例1は、200g/
15mm巾以上であり、実施例2は、紙層が層間剥離するま
で接着面が剥離しなかった。この結果から、実施例1及
び実施例2とも天板と周壁部の天板貼着リングとの接着
力は、十分に実用強度をもっていた。
【0024】
【発明の効果】本発明のインサート射出成形蓋は、円筒
状や角柱状のデザート容器などに使用するものであり、
周壁部の材質が成形収縮の小さいポリスチレンであるた
め、天板の変形が極めて少なく、充填機上での問題がな
く、商品としての美粧性にも優れている。また、天板と
周壁部との接着性が良好で、しかも、成形性がよく、食
品衛生上にも問題がない。
状や角柱状のデザート容器などに使用するものであり、
周壁部の材質が成形収縮の小さいポリスチレンであるた
め、天板の変形が極めて少なく、充填機上での問題がな
く、商品としての美粧性にも優れている。また、天板と
周壁部との接着性が良好で、しかも、成形性がよく、食
品衛生上にも問題がない。
【図1】(a)は、本発明のインサート射出成形蓋の一
実施例の断面図であり、(b)は、そのA部分の拡大断
面図である。
実施例の断面図であり、(b)は、そのA部分の拡大断
面図である。
【図2】(a)は、本発明のインサート射出成形蓋の他
の実施例の断面図であり、(b)は、そのB部分の拡大
断面図である。
の実施例の断面図であり、(b)は、そのB部分の拡大
断面図である。
100……インサート射出成形蓋 110……天板 111……熱接着性樹脂層 112……下塗り 120……周壁部 121……天板貼着リング 122……咬合突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古瀬 達雄 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】紙層を基材とする積層材からなる天板と合
成樹脂製の周壁部とから構成する蓋において、前記周壁
部との接着部分に熱接着性樹脂層を形成した前記天板
を、前記周壁部の射出成形用金型内に前もって装填し、
ポリスチレンを金型内に射出して、前記周壁部を成形す
ると同時に、前記天板を前記周壁部の上方に設けた天板
貼着リングに熱融着して一体成形したことを特徴とする
インサート射出成形蓋。 - 【請求項2】紙層を基材とする積層材からなる天板と合
成樹脂製の周壁部とから構成する蓋において、前記周壁
部との接着部分に下塗り層と熱接着性樹脂層とを下方へ
順に形成した前記天板を、前記周壁部の射出成形用金型
内に前もって装填し、ポリスチレンを金型内に射出し
て、前記周壁部を成形すると同時に、前記天板を前記周
壁部の上方に設けた天板貼着リングに熱融着して一体成
形したことを特徴とするインサート射出成形蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8301810A JPH10147357A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | インサート射出成形蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8301810A JPH10147357A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | インサート射出成形蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147357A true JPH10147357A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17901442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8301810A Pending JPH10147357A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | インサート射出成形蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10147357A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009504521A (ja) * | 2005-08-10 | 2009-02-05 | アボット・ラボラトリーズ | 生体サンプルの収容用の容器のためのクロージャ |
| JP2016098038A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 日本クロージャー株式会社 | ホットメルト組成物から成るシール材を有する樹脂製キャップの製造方法 |
| AU2015301011B2 (en) * | 2014-08-07 | 2018-11-01 | Becton, Dickinson And Company | One-piece safety tube closure with film element |
| US10456786B2 (en) | 2013-03-12 | 2019-10-29 | Abbott Laboratories | Septums and related methods |
-
1996
- 1996-11-13 JP JP8301810A patent/JPH10147357A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009504521A (ja) * | 2005-08-10 | 2009-02-05 | アボット・ラボラトリーズ | 生体サンプルの収容用の容器のためのクロージャ |
| US10456786B2 (en) | 2013-03-12 | 2019-10-29 | Abbott Laboratories | Septums and related methods |
| US11731134B2 (en) | 2013-03-12 | 2023-08-22 | Abbott Laboratories | Septums and related methods |
| AU2015301011B2 (en) * | 2014-08-07 | 2018-11-01 | Becton, Dickinson And Company | One-piece safety tube closure with film element |
| US10370156B2 (en) | 2014-08-07 | 2019-08-06 | Becton, Dickinson And Company | One-piece safety tube closure with film element |
| JP2016098038A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 日本クロージャー株式会社 | ホットメルト組成物から成るシール材を有する樹脂製キャップの製造方法 |
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| A521 | Written amendment |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070206 |