JPH10149837A - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池Info
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- JPH10149837A JPH10149837A JP8306256A JP30625696A JPH10149837A JP H10149837 A JPH10149837 A JP H10149837A JP 8306256 A JP8306256 A JP 8306256A JP 30625696 A JP30625696 A JP 30625696A JP H10149837 A JPH10149837 A JP H10149837A
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- cooling
- electrolyte
- heat transfer
- fuel cell
- transfer tube
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成されること
がないようにして、長時間安定して運転を行なうこと。 【解決手段】燃料電池本体の冷却板13を、内部に冷却媒
体を循環させる伝熱管23と、当該伝熱管23を挟持する第
1および第2の冷却基板21,22と、第1および第2の冷
却基板21,22の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置
したセパレータ12と、第1および第2の冷却基板21,22
とそれぞれのセパレータ12との間に配置したそれぞれの
耐電解質性シート26とから構成し、それぞれの耐電解
質性シート26は、第1および第2の冷却基板21,22の反
応ガスに接する側面13a をそれぞれ覆い、その端部は各
冷却基板21,22同志の接合部24に挿入する。
がないようにして、長時間安定して運転を行なうこと。 【解決手段】燃料電池本体の冷却板13を、内部に冷却媒
体を循環させる伝熱管23と、当該伝熱管23を挟持する第
1および第2の冷却基板21,22と、第1および第2の冷
却基板21,22の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置
したセパレータ12と、第1および第2の冷却基板21,22
とそれぞれのセパレータ12との間に配置したそれぞれの
耐電解質性シート26とから構成し、それぞれの耐電解
質性シート26は、第1および第2の冷却基板21,22の反
応ガスに接する側面13a をそれぞれ覆い、その端部は各
冷却基板21,22同志の接合部24に挿入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単位電池をセパレ
ータまたは冷却板を介して複数積層してなる燃料電池本
体を備えて構成される燃料電池に係り、特に耐腐食構造
を有する冷却板を用いた燃料電池に関するものである。
ータまたは冷却板を介して複数積層してなる燃料電池本
体を備えて構成される燃料電池に係り、特に耐腐食構造
を有する冷却板を用いた燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、燃料の有しているエネルギー
を直接電気エネルギーに変換する装置として、燃料電池
が知られている。この種の燃料電池は、通常、非導電性
の多孔質体に電解質を含浸した電解質層(マトリックス
層)を挟んで一対の多孔質電極を配置し、一方の多孔質
電極である燃料極の背面側に、反応ガスである水素等の
燃料ガスを供給すると共に、他方の多孔電極である酸化
剤極の背面側に、反応ガスである酸素等の酸化剤ガスを
供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、
上記一対の電極間から電気エネルギーを取り出すように
したものであり、上記燃料ガスと酸化剤ガスが供給され
ている限り、高い効率で電気エネルギーを取り出すこと
ができる装置である。
を直接電気エネルギーに変換する装置として、燃料電池
が知られている。この種の燃料電池は、通常、非導電性
の多孔質体に電解質を含浸した電解質層(マトリックス
層)を挟んで一対の多孔質電極を配置し、一方の多孔質
電極である燃料極の背面側に、反応ガスである水素等の
燃料ガスを供給すると共に、他方の多孔電極である酸化
剤極の背面側に、反応ガスである酸素等の酸化剤ガスを
供給することにより起こる電気化学的反応を利用して、
上記一対の電極間から電気エネルギーを取り出すように
したものであり、上記燃料ガスと酸化剤ガスが供給され
ている限り、高い効率で電気エネルギーを取り出すこと
ができる装置である。
【0003】この燃料電池を用いた発電システムは、比
較的小さな規模であっても、発電効率は40〜50%に
も達し、新鋭火力発電をはるかにしのぐと期待されてい
る。また、近年大きな社会問題になっている公害要因で
あるSOx、NOxの排出は極めて少なく、発電装置内
に燃焼サイクルを含まないため、多量の冷却水を必要と
せず、振動も小さいことから、騒音・排ガス等の環境問
題が少ないという利点がある。
較的小さな規模であっても、発電効率は40〜50%に
も達し、新鋭火力発電をはるかにしのぐと期待されてい
る。また、近年大きな社会問題になっている公害要因で
あるSOx、NOxの排出は極めて少なく、発電装置内
に燃焼サイクルを含まないため、多量の冷却水を必要と
せず、振動も小さいことから、騒音・排ガス等の環境問
題が少ないという利点がある。
【0004】さらに、負荷変動に対して応答性が良く、
原理的に高い変換効率が期待できると共に、発電と同時
に熱も利用するコジェネレーションシステムに向いてい
る等の特徴から、その研究開発に期待と関心が寄せられ
ている。
原理的に高い変換効率が期待できると共に、発電と同時
に熱も利用するコジェネレーションシステムに向いてい
る等の特徴から、その研究開発に期待と関心が寄せられ
ている。
【0005】ところで、上記のような燃料電池として
は、例えば“特開昭60−93765号公報”に開示さ
れている。図8は、従来の燃料電池における燃料電池本
体の基本的な構成例を示す斜視図である。
は、例えば“特開昭60−93765号公報”に開示さ
れている。図8は、従来の燃料電池における燃料電池本
体の基本的な構成例を示す斜視図である。
【0006】図8において、複数の単位電池を積層して
なる積層体1は、その上下端部に配置された締め付け板
2,3によって締め付けられ、一体に固定されており、
燃料電池スタック4が構成されている。
なる積層体1は、その上下端部に配置された締め付け板
2,3によって締め付けられ、一体に固定されており、
燃料電池スタック4が構成されている。
【0007】この燃料電池スタック4の周囲、4面のう
ち、互いに対向する一対の側面には、燃料ガスを供給・
排出するマニホールド5がそれぞれ固定されている。ま
た、互いに対向する他の一対の側面には、酸化剤ガスを
供給・排出するマニホールド6が固定されている。ここ
で、一般的に、燃料ガスとしては水素、酸化剤ガスとし
ては空気が用いられる。
ち、互いに対向する一対の側面には、燃料ガスを供給・
排出するマニホールド5がそれぞれ固定されている。ま
た、互いに対向する他の一対の側面には、酸化剤ガスを
供給・排出するマニホールド6が固定されている。ここ
で、一般的に、燃料ガスとしては水素、酸化剤ガスとし
ては空気が用いられる。
【0008】図9は、図8における燃料電池スタック4
の基本的構成要素を示す斜視図である。すなわち、図9
に示すように、積層体1は、複数の単位電池11をセパ
レータ12を介して積層し、所定数の単位電池11毎に
冷却板13を挿入して構成されている。単位電池11の
起電反応に伴なう熱は、冷却板13により除去して、積
層体1全体を均一に冷却することにより、電池作動温度
を維持するようにしている。
の基本的構成要素を示す斜視図である。すなわち、図9
に示すように、積層体1は、複数の単位電池11をセパ
レータ12を介して積層し、所定数の単位電池11毎に
冷却板13を挿入して構成されている。単位電池11の
起電反応に伴なう熱は、冷却板13により除去して、積
層体1全体を均一に冷却することにより、電池作動温度
を維持するようにしている。
【0009】一方、単位電池11は、リン酸等の電解質
を保持するマトリックス層14と、このマトリックス層
14を挟んで対向配置された燃料極15および酸化剤極
16とから構成されている。
を保持するマトリックス層14と、このマトリックス層
14を挟んで対向配置された燃料極15および酸化剤極
16とから構成されている。
【0010】ここで、燃料極15および酸化剤極16
は、通常、炭素材で構成され、その一方の面には、触媒
層17がそれぞれ形成され、マトリックス層14と接触
している。
は、通常、炭素材で構成され、その一方の面には、触媒
層17がそれぞれ形成され、マトリックス層14と接触
している。
【0011】また、燃料極15および酸化剤極16の触
媒層17を形成した面と反対の面には、複数本の溝18
が平行に設けられている。そして、通常は、燃料極15
の溝18と酸化剤極16の溝18とは、互いに直交する
ように配置されている。これらの溝18は、それぞれ燃
料ガス、酸化剤ガスの供給通路となる。
媒層17を形成した面と反対の面には、複数本の溝18
が平行に設けられている。そして、通常は、燃料極15
の溝18と酸化剤極16の溝18とは、互いに直交する
ように配置されている。これらの溝18は、それぞれ燃
料ガス、酸化剤ガスの供給通路となる。
【0012】図10(a)は、従来の燃料電池用の冷却
板13の一構成例を示す斜視図である。図10(a)に
おいて、冷却板13は、積層体1全体を均一に冷却する
ために、積層体1の内部に、所定数の単位電池11毎に
一定間隔で挿入されている。この冷却板13は、銅ある
いはステンレス等の金属製の伝熱管23を、上下の冷却
基板21,22(以下、第1の冷却基板21,第2の冷
却基板22と称する)で挟持した構成となっている。
板13の一構成例を示す斜視図である。図10(a)に
おいて、冷却板13は、積層体1全体を均一に冷却する
ために、積層体1の内部に、所定数の単位電池11毎に
一定間隔で挿入されている。この冷却板13は、銅ある
いはステンレス等の金属製の伝熱管23を、上下の冷却
基板21,22(以下、第1の冷却基板21,第2の冷
却基板22と称する)で挟持した構成となっている。
【0013】なお、図中の24は、第1,第2の冷却基
板21,22の接合部である。よって、この接合部24
は、冷却板13の側面全周に亘って存在する。一方、伝
熱管23は、同ピッチで規則的に蛇行するように連続曲
げ成型されており、その曲げ部を含めた全てが、第1,
第2の冷却基板21,22にそれぞれ形成した半円形の
伝熱管保持溝25に埋設されている。図10(b)に、
従来の燃料電池用の冷却板13の平面図を示す。
板21,22の接合部である。よって、この接合部24
は、冷却板13の側面全周に亘って存在する。一方、伝
熱管23は、同ピッチで規則的に蛇行するように連続曲
げ成型されており、その曲げ部を含めた全てが、第1,
第2の冷却基板21,22にそれぞれ形成した半円形の
伝熱管保持溝25に埋設されている。図10(b)に、
従来の燃料電池用の冷却板13の平面図を示す。
【0014】また、第1,第2の冷却基板21,22の
伝熱管23と反対側の面には、緻密なカーボン材からな
るセパレータ12がそれぞれ配置されている。ここで、
第1,第2の冷却基板21,22の材料としては、耐腐
食性、電気伝導性に優れた黒鉛が使用されている。
伝熱管23と反対側の面には、緻密なカーボン材からな
るセパレータ12がそれぞれ配置されている。ここで、
第1,第2の冷却基板21,22の材料としては、耐腐
食性、電気伝導性に優れた黒鉛が使用されている。
【0015】また、伝熱管23の材料としては、耐圧強
度および伝熱特性の理由から、前述のように、銅あるい
はステンレス等の金属が使用されている。さらに、伝熱
管23と第1,第2の冷却基板21,22の材料が異な
ることから、伝熱管23と第1,第2の冷却基板21,
22に形成した伝熱管保持溝25との間には、両者の熱
膨張による干渉を防止するために隙間が設けられてい
る。
度および伝熱特性の理由から、前述のように、銅あるい
はステンレス等の金属が使用されている。さらに、伝熱
管23と第1,第2の冷却基板21,22の材料が異な
ることから、伝熱管23と第1,第2の冷却基板21,
22に形成した伝熱管保持溝25との間には、両者の熱
膨張による干渉を防止するために隙間が設けられてい
る。
【0016】さらにまた、伝熱管23の端部は、冷却板
13の角部から外部に突出しており、マニホールド5,
6(図8)の外側に配置された集合給水管に接続され
て、冷却水が給・排水される。
13の角部から外部に突出しており、マニホールド5,
6(図8)の外側に配置された集合給水管に接続され
て、冷却水が給・排水される。
【0017】以上のような構成を有する図10の冷却板
13の特徴は、伝熱管23がマニホールド5,6の内部
に露出していないことである。そして、このような構成
とすることにより、単位電池11に含浸されているリン
酸等の電解質が、伝熱管23に直接に触れることを防止
し、伝熱管23の腐食を防止することを目的としてい
る。
13の特徴は、伝熱管23がマニホールド5,6の内部
に露出していないことである。そして、このような構成
とすることにより、単位電池11に含浸されているリン
酸等の電解質が、伝熱管23に直接に触れることを防止
し、伝熱管23の腐食を防止することを目的としてい
る。
【0018】図11は、従来の燃料電池用の冷却板13
の他の構成例を示す斜視図である。図11において、冷
却基板40は一体に構成され、その内部に銅あるいはス
テンレス等の金属製の伝熱管23を完全に埋没した構成
となっている。従って、図10に示したような第1,第
2の冷却基板21,22の接合部24は存在しない。
の他の構成例を示す斜視図である。図11において、冷
却基板40は一体に構成され、その内部に銅あるいはス
テンレス等の金属製の伝熱管23を完全に埋没した構成
となっている。従って、図10に示したような第1,第
2の冷却基板21,22の接合部24は存在しない。
【0019】ところで、上述したような従来の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
長時間運転を継続すると、以下のような問題が発生する
可能性がある。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
長時間運転を継続すると、以下のような問題が発生する
可能性がある。
【0020】(a)燃料電池を運転すると、マトリック
ス層14、燃料極15、酸化剤極16に保持した電解質
が蒸発し、比較的温度の低い冷却板13の側面13aに
接触して、そこで液滴となる。
ス層14、燃料極15、酸化剤極16に保持した電解質
が蒸発し、比較的温度の低い冷却板13の側面13aに
接触して、そこで液滴となる。
【0021】また、燃料電池の起動/停止操作時に、電
解質に体積変化が生じて、燃料電池の端部から電解質が
押し出され、これらが冷却板13の側面13aに移動す
る。そして、上記の現象により、冷却板13の側面13
aには、電解質が付着する状況となる。
解質に体積変化が生じて、燃料電池の端部から電解質が
押し出され、これらが冷却板13の側面13aに移動す
る。そして、上記の現象により、冷却板13の側面13
aには、電解質が付着する状況となる。
【0022】一方、図10に示した冷却板13において
は、第1,第2の冷却基板21,22の接合部24が存
在し、上記の付着した電解質が、この接合部24を通し
て冷却板13内部に侵入する。特に、長時間の運転で
は、第1,第2の冷却基板21,22が電解質を吸収し
て、第1,第2の冷却板21,22内部に侵入する。
は、第1,第2の冷却基板21,22の接合部24が存
在し、上記の付着した電解質が、この接合部24を通し
て冷却板13内部に侵入する。特に、長時間の運転で
は、第1,第2の冷却基板21,22が電解質を吸収し
て、第1,第2の冷却板21,22内部に侵入する。
【0023】また、図11に示した冷却板13において
は、接合部24は存在しないため、図10に示した冷却
板13と比較して、電解質の侵入速度は小さくなるが、
やはり電解質の侵入を防止することはできない。
は、接合部24は存在しないため、図10に示した冷却
板13と比較して、電解質の侵入速度は小さくなるが、
やはり電解質の侵入を防止することはできない。
【0024】そして、上記のようにして冷却板13に侵
入した電解質は、やがて伝熱管23と接触する。一方、
伝熱管23には、通常、銅あるいはステンレス等の金属
が使用されているため、上記の侵入した電解質によっ
て、伝熱管23には腐食穴が形成される。
入した電解質は、やがて伝熱管23と接触する。一方、
伝熱管23には、通常、銅あるいはステンレス等の金属
が使用されているため、上記の侵入した電解質によっ
て、伝熱管23には腐食穴が形成される。
【0025】(b)冷却板13の両端にそれぞれ配置さ
れたセパレータ12は、電解質を保持した燃料極15、
酸化剤極16と直接接触している。そのため、燃料電池
を長時間運転すると、電解質はセパレータ12を貫通し
て、第1,第2の冷却基板21,22に浸透し、冷却板
13内部に侵入する。
れたセパレータ12は、電解質を保持した燃料極15、
酸化剤極16と直接接触している。そのため、燃料電池
を長時間運転すると、電解質はセパレータ12を貫通し
て、第1,第2の冷却基板21,22に浸透し、冷却板
13内部に侵入する。
【0026】そして、上記のようにして冷却板13に侵
入した電解質は、やがて伝熱管23と接触する。一方、
伝熱管23には、通常、銅あるいはステンレス等の金属
が使用されているため、上記の侵入した電解質によっ
て、伝熱管23には腐食穴が形成される。
入した電解質は、やがて伝熱管23と接触する。一方、
伝熱管23には、通常、銅あるいはステンレス等の金属
が使用されているため、上記の侵入した電解質によっ
て、伝熱管23には腐食穴が形成される。
【0027】上述したように、伝熱管23に腐食孔が形
成されると、伝熱管23内部の冷却媒体に漏れが発生し
て、燃料電池スタック4の内部に放出される。そして、
この現象は、冷却板13の冷却性能を低減させるだけで
はなく、燃料電池内部での電池反応を著しく阻害するこ
とになる。そのため、燃料電池スタック4として正常な
発電を行なうことが不可能となる。
成されると、伝熱管23内部の冷却媒体に漏れが発生し
て、燃料電池スタック4の内部に放出される。そして、
この現象は、冷却板13の冷却性能を低減させるだけで
はなく、燃料電池内部での電池反応を著しく阻害するこ
とになる。そのため、燃料電池スタック4として正常な
発電を行なうことが不可能となる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
冷却板を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池において
は、長時間運転すると、電解質が冷却板内部に侵入して
冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成され、燃料電池本体
を安定して運転することができないという問題があっ
た。
冷却板を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池において
は、長時間運転すると、電解質が冷却板内部に侵入して
冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成され、燃料電池本体
を安定して運転することができないという問題があっ
た。
【0029】本発明の目的は、長時間運転しても冷却板
内部の伝熱管に腐食孔が形成されることがないように、
電解質が冷却板内部に侵入するのを確実に防止すること
が可能な冷却板を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池
を提供することにある。
内部の伝熱管に腐食孔が形成されることがないように、
電解質が冷却板内部に侵入するのを確実に防止すること
が可能な冷却板を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池
を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、電解質を保持したマトリックス層を挟んで燃料極
と酸化剤極とを対向配置し、燃料極の背面側に反応ガス
である燃料ガスを供給すると共に、酸化剤極の背面側に
反応ガスである酸化剤ガスを供給することにより起こる
電気化学的反応を利用して、各電極間から電気エネルギ
ーを取り出す単位電池を構成し、かつ当該単位電池をセ
パレータまたは冷却板を介して複数積層してなる燃料電
池本体を備えて構成される燃料電池において、まず、請
求項1に対応する発明では、上記冷却板を、内部に冷却
媒体を循環させる伝熱管と、当該伝熱管を挟持する第1
および第2の冷却基板と、第1および第2の冷却基板の
伝熱管と反対側の面にそれぞれ配置したセパレータと、
第1および第2の冷却基板とそれぞれのセパレータとの
間に配置したそれぞれの耐電解質性シートとから構成
し、それぞれの耐電解質性シートは、第1および第2の
冷却基板の反応ガスに接する側面をそれぞれ覆い、その
端部は各冷却基板同志の接合部に挿入している。
めに、電解質を保持したマトリックス層を挟んで燃料極
と酸化剤極とを対向配置し、燃料極の背面側に反応ガス
である燃料ガスを供給すると共に、酸化剤極の背面側に
反応ガスである酸化剤ガスを供給することにより起こる
電気化学的反応を利用して、各電極間から電気エネルギ
ーを取り出す単位電池を構成し、かつ当該単位電池をセ
パレータまたは冷却板を介して複数積層してなる燃料電
池本体を備えて構成される燃料電池において、まず、請
求項1に対応する発明では、上記冷却板を、内部に冷却
媒体を循環させる伝熱管と、当該伝熱管を挟持する第1
および第2の冷却基板と、第1および第2の冷却基板の
伝熱管と反対側の面にそれぞれ配置したセパレータと、
第1および第2の冷却基板とそれぞれのセパレータとの
間に配置したそれぞれの耐電解質性シートとから構成
し、それぞれの耐電解質性シートは、第1および第2の
冷却基板の反応ガスに接する側面をそれぞれ覆い、その
端部は各冷却基板同志の接合部に挿入している。
【0031】従って、請求項1に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
【0032】また、請求項2に対応する発明では、上記
冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当該
伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1お
よび第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ配
置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそれ
ぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質性シ
ートとから構成し、1枚の耐電解質性シートは、第1お
よび第2の冷却基板の反応ガスに接する側面を覆い、そ
の端部は各冷却基板同志の接合部に挿入している。
冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当該
伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1お
よび第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ配
置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそれ
ぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質性シ
ートとから構成し、1枚の耐電解質性シートは、第1お
よび第2の冷却基板の反応ガスに接する側面を覆い、そ
の端部は各冷却基板同志の接合部に挿入している。
【0033】従って、請求項2に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
【0034】さらに、請求項3に対応する発明では、上
記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当
該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1
および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ
配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそ
れぞれのセパレータとの間に配置したそれぞれの耐電解
質性シートとから構成し、それぞれの耐電解質性シート
の端部は、第1および第2の冷却基板の反応ガスに接す
る側面で重なり合うようにして結着している。
記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当
該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1
および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ
配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそ
れぞれのセパレータとの間に配置したそれぞれの耐電解
質性シートとから構成し、それぞれの耐電解質性シート
の端部は、第1および第2の冷却基板の反応ガスに接す
る側面で重なり合うようにして結着している。
【0035】従って、請求項3に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
【0036】一方、請求項4に対応する発明では、上記
冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当該
伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1お
よび第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ配
置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそれ
ぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質性シ
ートとから構成し、1枚の耐電解質性シートの端部は、
第1および第2冷却基板の反応ガスに接する側面で重な
り合うようにして結着している。
冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当該
伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1お
よび第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ配
置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそれ
ぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質性シ
ートとから構成し、1枚の耐電解質性シートの端部は、
第1および第2冷却基板の反応ガスに接する側面で重な
り合うようにして結着している。
【0037】従って、請求項4に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。また、長時
間運転によって、電解質がセパレータを貫通しても、冷
却基板への電解質の侵入を確実に防止することができ
る。
【0038】また、請求項5に対応する発明では、上記
冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当該
伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1お
よび第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ配
置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそれ
ぞれのセパレータとの間に配置した2枚の耐電解質性シ
ートとから構成し、2枚の耐電解質性シートの端部は、
第1および第2の冷却基板とセパレータとの接合部内で
それぞれ突き合わせている。
冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当該
伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1お
よび第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ配
置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそれ
ぞれのセパレータとの間に配置した2枚の耐電解質性シ
ートとから構成し、2枚の耐電解質性シートの端部は、
第1および第2の冷却基板とセパレータとの接合部内で
それぞれ突き合わせている。
【0039】従って、請求項5に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。
【0040】さらに、請求項6に対応する発明では、上
記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当
該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1
および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ
配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそ
れぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質性
シートとから構成し、1枚の耐電解質性シートの端部
は、第1または第2の冷却基板とセパレータとの接合部
内で突き合わせている。
記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、当
該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第1
および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞれ
配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板とそ
れぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質性
シートとから構成し、1枚の耐電解質性シートの端部
は、第1または第2の冷却基板とセパレータとの接合部
内で突き合わせている。
【0041】従って、請求項6に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
冷却基板は、耐電解質性のシートによって全面が覆われ
るため、冷却基板の側面に電解質が付着しても、冷却基
板への侵入を確実に防止することができる。
【0042】以上により、冷却板内部の伝熱管に腐食孔
が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体を
運転することができる。さらにまた、請求項7に対応す
る発明では、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させ
る伝熱管と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷
却基板と、第1および第2の冷却基板と伝熱管とを隔離
するための耐電解質性シートとを、第1および第2冷却
基板と伝熱管との間にそれぞれ挿入した構成としてい
る。
が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体を
運転することができる。さらにまた、請求項7に対応す
る発明では、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させ
る伝熱管と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷
却基板と、第1および第2の冷却基板と伝熱管とを隔離
するための耐電解質性シートとを、第1および第2冷却
基板と伝熱管との間にそれぞれ挿入した構成としてい
る。
【0043】従って、請求項7に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
伝熱管は、耐電解質性シートによって覆われるため、冷
却基板に電解質が侵入しても、伝熱管に電解質が直接接
触することを確実に防止することができる。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
伝熱管は、耐電解質性シートによって覆われるため、冷
却基板に電解質が侵入しても、伝熱管に電解質が直接接
触することを確実に防止することができる。
【0044】以上により、冷却板内部の伝熱管に腐食孔
が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体を
運転することができる。さらに、セパレータを不要とす
ることができる。
が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体を
運転することができる。さらに、セパレータを不要とす
ることができる。
【0045】一方、請求項8に対応する発明では、上記
請求項1乃至請求項7のいずれか1項に対応する発明の
燃料電池において、上記第1および第2の冷却基板同
志、または第1および第2の冷却基板とセパレータと
を、耐電解質性シートの加圧熱融着によりそれぞれ接合
している。
請求項1乃至請求項7のいずれか1項に対応する発明の
燃料電池において、上記第1および第2の冷却基板同
志、または第1および第2の冷却基板とセパレータと
を、耐電解質性シートの加圧熱融着によりそれぞれ接合
している。
【0046】従って、請求項8に対応する発明の燃料電
池においては、以上のような手段を備えることにより、
耐電解質シートは、冷却基板またはセパレータに吸収さ
れて、第1および第2の冷却基板同志、または第1およ
び第2の冷却基板とセパレータとの密着性が向上し、電
子導電性を確保することができる。
池においては、以上のような手段を備えることにより、
耐電解質シートは、冷却基板またはセパレータに吸収さ
れて、第1および第2の冷却基板同志、または第1およ
び第2の冷却基板とセパレータとの密着性が向上し、電
子導電性を確保することができる。
【0047】以上により、冷却板の電子導電性を犠牲に
することなしに、電解質が伝熱管に接触することによる
伝熱管での腐食孔の形成を防止することができ、長時間
安定して燃料電池本体を運転することができる。
することなしに、電解質が伝熱管に接触することによる
伝熱管での腐食孔の形成を防止することができ、長時間
安定して燃料電池本体を運転することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)(請求項1対応) 図1(a)は、本実施の形態による燃料電池における冷
却板の構成例を示す断面図であり(前記図10(b)に
おける冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図8乃至図
11と同一要素には同一符号を付して示している。
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)(請求項1対応) 図1(a)は、本実施の形態による燃料電池における冷
却板の構成例を示す断面図であり(前記図10(b)に
おける冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図8乃至図
11と同一要素には同一符号を付して示している。
【0049】すなわち、図1(a)に示すように、本実
施の形態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる
伝熱管23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の
冷却基板21,22と、第1および第2の冷却基板2
1,22の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置した
セパレータ12と、第1および第2の冷却基板21,2
2とそれぞれのセパレータ12との間に配置したそれぞ
れの耐電解質性シート(例えば、PFAシートを使用)
26とから構成し、それぞれの耐電解質性シート26
は、第1および第2の冷却基板21,22の反応ガスに
接する側面をそれぞれ覆い、その端部を各冷却基板2
1,22同志の接合部24に挿入している。
施の形態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる
伝熱管23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の
冷却基板21,22と、第1および第2の冷却基板2
1,22の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置した
セパレータ12と、第1および第2の冷却基板21,2
2とそれぞれのセパレータ12との間に配置したそれぞ
れの耐電解質性シート(例えば、PFAシートを使用)
26とから構成し、それぞれの耐電解質性シート26
は、第1および第2の冷却基板21,22の反応ガスに
接する側面をそれぞれ覆い、その端部を各冷却基板2
1,22同志の接合部24に挿入している。
【0050】また、紙面前後の面については、図1
(b)に斜視図を示すように、耐電解質性シート26の
端部を接合部24に挿入している。なお、図1(c)に
斜視図を示すように、冷却板13の側面13aで重ね合
わせて結着している。
(b)に斜視図を示すように、耐電解質性シート26の
端部を接合部24に挿入している。なお、図1(c)に
斜視図を示すように、冷却板13の側面13aで重ね合
わせて結着している。
【0051】ここで、セパレータ12は、耐電解質性シ
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
【0052】なお、本実施の形態では、耐電解質性のシ
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
【0053】次に、以上のように構成した本実施の形態
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
【0054】また、長時間運転によって、電解質がセパ
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
【0055】さて、実際に、上記構成の冷却板13を燃
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
【0056】一方、運転終了後に分解調査を行ない、そ
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
【0057】比較例として、耐電解質性シート26で冷
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
【0058】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
【0059】(第2の実施の形態)(請求項2対応) 図2は、本実施の形態による燃料電池における冷却板の
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1、図8乃至図
11と同一要素には同一符号を付して示している。
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1、図8乃至図
11と同一要素には同一符号を付して示している。
【0060】すなわち、図2に示すように、本実施の形
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した1枚の耐電解質
性シート(例えば、PFAシートを使用)26とから構
成し、1枚の耐電解質性シート26は、第1および第2
の冷却基板21,22の反応ガスに接する側面を覆い、
その端部を各冷却基板21,22同志の接合部24に挿
入している。
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した1枚の耐電解質
性シート(例えば、PFAシートを使用)26とから構
成し、1枚の耐電解質性シート26は、第1および第2
の冷却基板21,22の反応ガスに接する側面を覆い、
その端部を各冷却基板21,22同志の接合部24に挿
入している。
【0061】なお、耐電解質性シート26の端部を挿入
しない接合部24には、冷却基板21,22の接合用と
して別の耐電解質性シート27を挿入している。また、
紙面前後の面については、図1(b)に斜視図を示すよ
うに、耐電解質性シート26の端部を接合部24に挿入
している。
しない接合部24には、冷却基板21,22の接合用と
して別の耐電解質性シート27を挿入している。また、
紙面前後の面については、図1(b)に斜視図を示すよ
うに、耐電解質性シート26の端部を接合部24に挿入
している。
【0062】なお、図1(c)に斜視図を示すように、
冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着している。
ここで、セパレータ12は、耐電解質性シート26を介
して、第1および第2の冷却基板21,22にそれぞれ
配置している。また、電気抵抗を低くするために、上記
構成とした後に、摂氏360度(耐電解質性シート26
が溶融する温度に相当)で1時間保持し、それぞれの部
材を加圧熱融着している。
冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着している。
ここで、セパレータ12は、耐電解質性シート26を介
して、第1および第2の冷却基板21,22にそれぞれ
配置している。また、電気抵抗を低くするために、上記
構成とした後に、摂氏360度(耐電解質性シート26
が溶融する温度に相当)で1時間保持し、それぞれの部
材を加圧熱融着している。
【0063】なお、本実施の形態では、耐電解質性のシ
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
【0064】次に、以上のように構成した本実施の形態
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
【0065】また、長時間運転によって、電解質がセパ
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
【0066】さて、実際に、上記構成の冷却板13を燃
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
【0067】一方、運転終了後に分解調査を行ない、そ
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
【0068】比較例として、耐電解質性シート26で冷
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
【0069】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
【0070】(第3の実施の形態)(請求項3対応) 図3は、本実施の形態による燃料電池における冷却板の
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1、図2、図8
乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1、図2、図8
乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
【0071】すなわち、図3に示すように、本実施の形
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置したそれぞれの耐電
解質性シート(例えば、PFAシートを使用)26とか
ら構成し、それぞれの耐電解質性シート26の端部は、
第1および第2の冷却基板21,22の反応ガスに接す
る側面で重なり合うようにして結着している。
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置したそれぞれの耐電
解質性シート(例えば、PFAシートを使用)26とか
ら構成し、それぞれの耐電解質性シート26の端部は、
第1および第2の冷却基板21,22の反応ガスに接す
る側面で重なり合うようにして結着している。
【0072】なお、耐電解質性シート26の端部を挿入
しない接合部24には、冷却基板21,22の接合用と
して別の耐電解質性シート27を挿入している。また、
紙面前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよ
うに、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着して
いる。
しない接合部24には、冷却基板21,22の接合用と
して別の耐電解質性シート27を挿入している。また、
紙面前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよ
うに、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着して
いる。
【0073】ここで、セパレータ12は、耐電解質性シ
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
【0074】なお、本実施の形態では、耐電解質性のシ
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
【0075】次に、以上のように構成した本実施の形態
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
【0076】また、長時間運転によって、電解質がセパ
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
【0077】さて、実際に、上記構成の冷却板13を燃
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
【0078】一方、運転終了後に分解調査を行ない、そ
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
【0079】比較例として、耐電解質性シート26で冷
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
【0080】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
【0081】(第4の実施の形態)(請求項4対応) 図4は、本実施の形態による燃料電池における冷却板の
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図3、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図3、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
【0082】すなわち、図4に示すように、本実施の形
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した1枚の耐電解質
性シート(例えば、PFAシートを使用)26とから構
成し、1枚の耐電解質性シート26の端部は、第1およ
び第2冷却基板21,22の反応ガスに接する側面で重
なり合うようにして結着している。
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した1枚の耐電解質
性シート(例えば、PFAシートを使用)26とから構
成し、1枚の耐電解質性シート26の端部は、第1およ
び第2冷却基板21,22の反応ガスに接する側面で重
なり合うようにして結着している。
【0083】なお、第1および第2冷却基板21,22
の接合部24には、冷却基板21,22の接合用として
別の耐電解質性シート27を挿入している。また、紙面
前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよう
に、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着してい
る。
の接合部24には、冷却基板21,22の接合用として
別の耐電解質性シート27を挿入している。また、紙面
前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよう
に、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着してい
る。
【0084】ここで、セパレータ12は、耐電解質性シ
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
【0085】なお、本実施の形態では、耐電解質性のシ
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
【0086】次に、以上のように構成した本実施の形態
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
【0087】また、長時間運転によって、電解質がセパ
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
レータ12を貫通しても、冷却基板21,22への電解
質の侵入を確実に防止することができる。これにより、
長時間運転しても、冷却板13内部の伝熱管23に腐食
孔が形成されることなく、長時間安定して燃料電池本体
を運転することができる。
【0088】さて、実際に、上記構成の冷却板13を燃
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
料電池本体に組み込み、2万時間運転を行なった。そし
て、運転中は、冷却板13のトラブルは発生しなかっ
た。また、燃料電池スタック4の抵抗も、従来のものと
比較して同等程度であった。
【0089】一方、運転終了後に分解調査を行ない、そ
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
【0090】比較例として、耐電解質性シート26で冷
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
【0091】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
【0092】(第5の実施の形態)(請求項5対応) 図5は、本実施の形態による燃料電池における冷却板の
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図4、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図4、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
【0093】すなわち、図5に示すように、本実施の形
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した2枚の耐電解質
性シート(例えば、PFAシートを使用)26とから構
成し、2枚の耐電解質性シート26の端部は、第1およ
び第2の冷却基板21,22とセパレータ12との接合
部内でそれぞれ突き合わせている。
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した2枚の耐電解質
性シート(例えば、PFAシートを使用)26とから構
成し、2枚の耐電解質性シート26の端部は、第1およ
び第2の冷却基板21,22とセパレータ12との接合
部内でそれぞれ突き合わせている。
【0094】なお、第1および第2冷却基板21,22
の接合部24には、冷却基板21,22の接合用として
別の耐電解質性シート27を挿入している。また、紙面
前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよう
に、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着してい
る。
の接合部24には、冷却基板21,22の接合用として
別の耐電解質性シート27を挿入している。また、紙面
前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよう
に、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着してい
る。
【0095】ここで、セパレータ12は、耐電解質性シ
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
【0096】なお、本実施の形態では、耐電解質性のシ
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
【0097】次に、以上のように構成した本実施の形態
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われているため、冷却基板21,2
2の側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22へ
の侵入を確実に防止することができる。
【0098】これにより、長時間運転しても、冷却板1
3内部の伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して燃料電池本体を運転することができる。さ
て、実際に、上記構成の冷却板13を燃料電池本体に組
み込み、2万時間運転を行なった。そして、運転中は、
冷却板13のトラブルは発生しなかった。また、燃料電
池スタック4の抵抗も、従来のものと比較して同等程度
であった。
3内部の伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して燃料電池本体を運転することができる。さ
て、実際に、上記構成の冷却板13を燃料電池本体に組
み込み、2万時間運転を行なった。そして、運転中は、
冷却板13のトラブルは発生しなかった。また、燃料電
池スタック4の抵抗も、従来のものと比較して同等程度
であった。
【0099】一方、運転終了後に分解調査を行ない、そ
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
【0100】比較例として、耐電解質性シート26で冷
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
【0101】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
【0102】(第6の実施の形態)(請求項6対応) 図6は、本実施の形態による燃料電池における冷却板の
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図5、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図5、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
【0103】すなわち、図6に示すように、本実施の形
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した1枚の耐電解質
性シート26とから構成し、1枚の耐電解質性シートの
端部26は、第1または第2の冷却基板21または22
とセパレータ12との接合部内で突き合わせている。
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
の伝熱管23と反対側の面にそれぞれ配置したセパレー
タ12と、第1および第2の冷却基板21,22とそれ
ぞれのセパレータ12との間に配置した1枚の耐電解質
性シート26とから構成し、1枚の耐電解質性シートの
端部26は、第1または第2の冷却基板21または22
とセパレータ12との接合部内で突き合わせている。
【0104】なお、第1および第2冷却基板21,22
の接合部24には、冷却基板21,22の接合用として
別の耐電解質性シート27を挿入している。また、紙面
前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよう
に、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着してい
る。
の接合部24には、冷却基板21,22の接合用として
別の耐電解質性シート27を挿入している。また、紙面
前後の面については、図1(c)に斜視図を示すよう
に、冷却板13の側面13aで重ね合わせて結着してい
る。
【0105】ここで、セパレータ12は、耐電解質性シ
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
ート26を介して、第1および第2の冷却基板21,2
2にそれぞれ配置している。また、電気抵抗を低くする
ために、上記構成とした後に、摂氏360度(耐電解質
性シート26が溶融する温度に相当)で1時間保持し、
それぞれの部材を加圧熱融着している。
【0106】なお、本実施の形態では、耐電解質性のシ
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
ート26を冷却板13の側面13aで第1および第2の
冷却基板21,22に加圧熱融着していないが、加圧熱
融着するようにしてもよい。
【0107】次に、以上のように構成した本実施の形態
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われるため、冷却基板21,22の
側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22への侵
入を確実に防止することができる。
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、冷却基板21,22は、耐電解質性シート2
6によって全面が覆われるため、冷却基板21,22の
側面に電解質が付着しても、冷却基板21,22への侵
入を確実に防止することができる。
【0108】これにより、長時間運転しても、冷却板1
3内部の伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して燃料電池本体を運転することができる。さ
て、実際に、上記構成の冷却板13を燃料電池本体に組
み込み、2万時間運転を行なった。そして、運転中は、
冷却板13のトラブルは発生しなかった。また、燃料電
池スタック4の抵抗も、従来のものと比較して同等程度
であった。
3内部の伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して燃料電池本体を運転することができる。さ
て、実際に、上記構成の冷却板13を燃料電池本体に組
み込み、2万時間運転を行なった。そして、運転中は、
冷却板13のトラブルは発生しなかった。また、燃料電
池スタック4の抵抗も、従来のものと比較して同等程度
であった。
【0109】一方、運転終了後に分解調査を行ない、そ
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
の効果を評価した結果、耐電解質性シート26には欠陥
等が発生しておらず、冷却基板21,22には電解質が
侵入していないことが確認できた。また、伝熱管23に
は、腐食孔等が発生していなかった。
【0110】比較例として、耐電解質性シート26で冷
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
【0111】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
【0112】(第7の実施の形態)(請求項7対応) 図7は、本実施の形態による燃料電池における冷却板の
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図6、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
構成例を示す断面図であり(前記図10(b)における
冷却板の切断面Aの断面図に相当)、図1乃至図6、図
8乃至図11と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
【0113】すなわち、図7に示すように、本実施の形
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
と伝熱管23とを隔離するための耐電解質性シート26
とを、第1および第2冷却基板21,22と伝熱管23
との間にそれぞれ挿入した構成としている。
態の冷却板13は、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
23と、伝熱管23を挟持する第1および第2の冷却基
板21,22と、第1および第2の冷却基板21,22
と伝熱管23とを隔離するための耐電解質性シート26
とを、第1および第2冷却基板21,22と伝熱管23
との間にそれぞれ挿入した構成としている。
【0114】ここで、電気抵抗を低くするために、上記
構成とした後に、摂氏360度(耐電解質性シート26
が溶融する温度に相当)で1時間保持し、それぞれの部
材を加圧熱融着している。
構成とした後に、摂氏360度(耐電解質性シート26
が溶融する温度に相当)で1時間保持し、それぞれの部
材を加圧熱融着している。
【0115】この場合、2枚の耐電解質性シート26は
お互いに溶融し、伝熱管23全体を覆う構成となる。次
に、以上のように構成した本実施の形態の冷却板13を
用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、伝熱
管23は、耐電解質性シート26によって覆われるた
め、冷却基板21,22に電解質が侵入しても、伝熱管
23に電解質が直接接触することを確実に防止すること
ができる。
お互いに溶融し、伝熱管23全体を覆う構成となる。次
に、以上のように構成した本実施の形態の冷却板13を
用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、伝熱
管23は、耐電解質性シート26によって覆われるた
め、冷却基板21,22に電解質が侵入しても、伝熱管
23に電解質が直接接触することを確実に防止すること
ができる。
【0116】これにより、長時間運転しても、冷却板1
3内部の伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して燃料電池本体を運転することができる。さ
て、実際に、上記構成の冷却板13を燃料電池本体に組
み込み、2万時間運転を行なった。そして、運転中は、
冷却板13のトラブルは発生しなかった。また、燃料電
池スタック4の抵抗も、従来のものと比較して同等程度
であった。
3内部の伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して燃料電池本体を運転することができる。さ
て、実際に、上記構成の冷却板13を燃料電池本体に組
み込み、2万時間運転を行なった。そして、運転中は、
冷却板13のトラブルは発生しなかった。また、燃料電
池スタック4の抵抗も、従来のものと比較して同等程度
であった。
【0117】一方、運転終了後に分解調査を行ない、そ
の効果を評価した結果、冷却基板21,22には電解質
の侵入は確認されたが、耐電解質性シート26に損傷は
認められず、伝熱管23にも、腐食孔等が発生していな
かった。
の効果を評価した結果、冷却基板21,22には電解質
の侵入は確認されたが、耐電解質性シート26に損傷は
認められず、伝熱管23にも、腐食孔等が発生していな
かった。
【0118】比較例として、耐電解質性シート26で冷
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
却基板21,22を覆わない冷却板13について同様に
評価した結果、5000時間程度の運転で、冷却基板2
1,22には電解質が侵入し、伝熱管23には電解質に
よる腐食と思われる孔が確認された。
【0119】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を確実に防止することができ、長時間安定し
て燃料電池本体を運転することが可能となる。
【0120】また、上記構成の冷却板13では、セパレ
ータ12が不要となり、材料および製造コストを大幅に
低減することも可能となる。 (第8の実施の形態)(請求項8対応) すなわち、本実施の形態の冷却板13は、前記第1乃至
第7の各実施の形態の構成の冷却板13を、第1および
第2の冷却基板21,22同志、または第1および第2
の冷却基板21,22とセパレータ12とを、耐電解質
性シートの加圧熱融着によりそれぞれ接合している。
ータ12が不要となり、材料および製造コストを大幅に
低減することも可能となる。 (第8の実施の形態)(請求項8対応) すなわち、本実施の形態の冷却板13は、前記第1乃至
第7の各実施の形態の構成の冷却板13を、第1および
第2の冷却基板21,22同志、または第1および第2
の冷却基板21,22とセパレータ12とを、耐電解質
性シートの加圧熱融着によりそれぞれ接合している。
【0121】具体的には、加熱プレスにて20kg/c
m2 の圧力をかけ、摂氏350度で1時間保持した。こ
れにより、各部材が耐電解質性シートで加熱融着され
た。また、加熱融着後の冷却板13の面積抵抗は、従来
の冷却板13の面積抵抗とほぼ等しかった。
m2 の圧力をかけ、摂氏350度で1時間保持した。こ
れにより、各部材が耐電解質性シートで加熱融着され
た。また、加熱融着後の冷却板13の面積抵抗は、従来
の冷却板13の面積抵抗とほぼ等しかった。
【0122】次に、以上のように構成した本実施の形態
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、耐電解質性シートは、冷却基板21,22ま
たはセパレータ12に吸収され、冷却基板21,22同
志、または冷却基板21,22とセパレータ12との密
着性が向上するため、電子導電性を確保することができ
る。
の冷却板13を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池に
おいては、耐電解質性シートは、冷却基板21,22ま
たはセパレータ12に吸収され、冷却基板21,22同
志、または冷却基板21,22とセパレータ12との密
着性が向上するため、電子導電性を確保することができ
る。
【0123】これにより、冷却板の電子導電性を犠牲に
することなしに、長時間運転しても、冷却板13内部の
伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長時間安定
して燃料電池本体を運転することができる。
することなしに、長時間運転しても、冷却板13内部の
伝熱管23に腐食孔が形成されることなく、長時間安定
して燃料電池本体を運転することができる。
【0124】上述したように、本実施の形態の冷却板1
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を防止することができ、長期間安定して燃料
電池本体を運転することが可能となる。
3を用いた燃料電池本体を備えた燃料電池においては、
冷却板13の電子導電性を犠牲にすることなしに、電解
質が伝熱管23に接触することによる伝熱管23での腐
食孔の形成を防止することができ、長期間安定して燃料
電池本体を運転することが可能となる。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、電解質を保持した
マトリックス層を挟んで燃料極と酸化剤極とを対向配置
し、燃料極の背面側に反応ガスである燃料ガスを供給す
ると共に、酸化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガ
スを供給することにより起こる電気化学的反応を利用し
て、各電極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を
構成し、かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を
介して複数積層してなる燃料電池本体を備えて構成され
る燃料電池において、まず、請求項1に対応する発明に
よれば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝
熱管と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基
板と、第1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、第1および第2の冷
却基板とそれぞれのセパレータとの間に配置したそれぞ
れの耐電解質性シートとから構成し、それぞれの耐電解
質性シートは、第1および第2の冷却基板の反応ガスに
接する側面をそれぞれ覆い、その端部は各冷却基板同志
の接合部に挿入しているので、冷却板内部の伝熱管に腐
食孔が形成されることなく、長時間安定して運転を行な
うことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池が提供で
きる。
マトリックス層を挟んで燃料極と酸化剤極とを対向配置
し、燃料極の背面側に反応ガスである燃料ガスを供給す
ると共に、酸化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガ
スを供給することにより起こる電気化学的反応を利用し
て、各電極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を
構成し、かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を
介して複数積層してなる燃料電池本体を備えて構成され
る燃料電池において、まず、請求項1に対応する発明に
よれば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝
熱管と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基
板と、第1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、第1および第2の冷
却基板とそれぞれのセパレータとの間に配置したそれぞ
れの耐電解質性シートとから構成し、それぞれの耐電解
質性シートは、第1および第2の冷却基板の反応ガスに
接する側面をそれぞれ覆い、その端部は各冷却基板同志
の接合部に挿入しているので、冷却板内部の伝熱管に腐
食孔が形成されることなく、長時間安定して運転を行な
うことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池が提供で
きる。
【0126】また、請求項2に対応する発明によれば、
上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第
1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞ
れ配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板と
それぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質
性シートとから構成し、1枚の耐電解質性シートは、第
1および第2の冷却基板の反応ガスに接する側面を覆
い、その端部は各冷却基板同志の接合部に挿入している
ので、冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成されることな
く、長時間安定して運転を行なうことが可能な燃料電池
本体を備えた燃料電池が提供できる。
上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第
1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞ
れ配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板と
それぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質
性シートとから構成し、1枚の耐電解質性シートは、第
1および第2の冷却基板の反応ガスに接する側面を覆
い、その端部は各冷却基板同志の接合部に挿入している
ので、冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成されることな
く、長時間安定して運転を行なうことが可能な燃料電池
本体を備えた燃料電池が提供できる。
【0127】さらに、請求項3に対応する発明によれ
ば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板
と、第1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面に
それぞれ配置したセパレータと、第1および第2の冷却
基板とそれぞれのセパレータとの間に配置したそれぞれ
の耐電解質性シートとから構成し、それぞれの耐電解質
性シートの端部は、第1および第2の冷却基板の反応ガ
スに接する側面で重なり合うようにして結着しているの
で、冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成されることな
く、長時間安定して運転を行なうことが可能な燃料電池
本体を備えた燃料電池が提供できる。
ば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板
と、第1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面に
それぞれ配置したセパレータと、第1および第2の冷却
基板とそれぞれのセパレータとの間に配置したそれぞれ
の耐電解質性シートとから構成し、それぞれの耐電解質
性シートの端部は、第1および第2の冷却基板の反応ガ
スに接する側面で重なり合うようにして結着しているの
で、冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成されることな
く、長時間安定して運転を行なうことが可能な燃料電池
本体を備えた燃料電池が提供できる。
【0128】一方、請求項4に対応する発明によれば、
上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第
1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞ
れ配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板と
それぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質
性シートとから構成し、1枚の耐電解質性シートの端部
は、第1および第2冷却基板の反応ガスに接する側面で
重なり合うようにして結着しているので、冷却板内部の
伝熱管に腐食孔が形成されることなく、長時間安定して
運転を行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電
池が提供できる。
上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第
1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞ
れ配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板と
それぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐電解質
性シートとから構成し、1枚の耐電解質性シートの端部
は、第1および第2冷却基板の反応ガスに接する側面で
重なり合うようにして結着しているので、冷却板内部の
伝熱管に腐食孔が形成されることなく、長時間安定して
運転を行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電
池が提供できる。
【0129】また、請求項5に対応する発明によれば、
上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第
1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞ
れ配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板と
それぞれのセパレータとの間に配置した2枚の耐電解質
性シートとから構成し、2枚の耐電解質性シートの端部
は、第1および第2の冷却基板とセパレータとの接合部
内でそれぞれ突き合わせているので、冷却板内部の伝熱
管に腐食孔が形成されることなく、長時間安定して運転
を行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池が
提供できる。
上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、第
1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面にそれぞ
れ配置したセパレータと、第1および第2の冷却基板と
それぞれのセパレータとの間に配置した2枚の耐電解質
性シートとから構成し、2枚の耐電解質性シートの端部
は、第1および第2の冷却基板とセパレータとの接合部
内でそれぞれ突き合わせているので、冷却板内部の伝熱
管に腐食孔が形成されることなく、長時間安定して運転
を行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池が
提供できる。
【0130】さらに、請求項6に対応する発明によれ
ば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板
と、第1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面に
それぞれ配置したセパレータと、第1および第2の冷却
基板とそれぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐
電解質性シートとから構成し、1枚の耐電解質性シート
の端部は、第1または第2の冷却基板とセパレータとの
接合部内で突き合わせているので、冷却板内部の伝熱管
に腐食孔が形成されることなく、長時間安定して運転を
行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池が提
供できる。
ば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管
と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板
と、第1および第2の冷却基板の伝熱管と反対側の面に
それぞれ配置したセパレータと、第1および第2の冷却
基板とそれぞれのセパレータとの間に配置した1枚の耐
電解質性シートとから構成し、1枚の耐電解質性シート
の端部は、第1または第2の冷却基板とセパレータとの
接合部内で突き合わせているので、冷却板内部の伝熱管
に腐食孔が形成されることなく、長時間安定して運転を
行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池が提
供できる。
【0131】さらにまた、請求項7に対応する発明によ
れば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱
管と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板
と、第1および第2の冷却基板と伝熱管とを隔離するた
めの耐電解質性シートとを、第1および第2冷却基板と
伝熱管との間にそれぞれ挿入した構成としているので、
冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して運転を行なうことができ、しかもセパレー
タを不要とすることが可能な燃料電池本体を備えた燃料
電池が提供できる。
れば、上記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱
管と、当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板
と、第1および第2の冷却基板と伝熱管とを隔離するた
めの耐電解質性シートとを、第1および第2冷却基板と
伝熱管との間にそれぞれ挿入した構成としているので、
冷却板内部の伝熱管に腐食孔が形成されることなく、長
時間安定して運転を行なうことができ、しかもセパレー
タを不要とすることが可能な燃料電池本体を備えた燃料
電池が提供できる。
【0132】一方、請求項8に対応する発明によれば、
上記請求項1乃至請求項7のいずれか1項に対応する発
明の燃料電池において、上記第1および第2の冷却基板
同志、または第1および第2の冷却基板とセパレータと
を、耐電解質性シートの加圧熱融着によりそれぞれ接合
しているので、冷却板の電子導電性を犠牲にすることな
しに、電解質が伝熱管に接触することによる伝熱管での
腐食孔の形成を防止することができ、長時間安定して運
転を行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池
が提供できる。
上記請求項1乃至請求項7のいずれか1項に対応する発
明の燃料電池において、上記第1および第2の冷却基板
同志、または第1および第2の冷却基板とセパレータと
を、耐電解質性シートの加圧熱融着によりそれぞれ接合
しているので、冷却板の電子導電性を犠牲にすることな
しに、電解質が伝熱管に接触することによる伝熱管での
腐食孔の形成を防止することができ、長時間安定して運
転を行なうことが可能な燃料電池本体を備えた燃料電池
が提供できる。
【図1】本発明による燃料電池における冷却板の第1の
実施の形態を示す断面図および斜視図。
実施の形態を示す断面図および斜視図。
【図2】本発明による燃料電池における冷却板の第2の
実施の形態を示す断面図。
実施の形態を示す断面図。
【図3】本発明による燃料電池における冷却板の第3の
実施の形態を示す断面図。
実施の形態を示す断面図。
【図4】本発明による燃料電池における冷却板の第4の
実施の形態を示す断面図。
実施の形態を示す断面図。
【図5】本発明による燃料電池における冷却板の第5の
実施の形態を示す断面図。
実施の形態を示す断面図。
【図6】本発明による燃料電池における冷却板の第6の
実施の形態を示す断面図。
実施の形態を示す断面図。
【図7】本発明による燃料電池における冷却板の第7の
実施の形態を示す断面図。
実施の形態を示す断面図。
【図8】燃料電池本体の構成例を示す斜視図。
【図9】燃料電池スタックの基本的構成要素を示す斜視
図。
図。
【図10】従来の燃料電池に用いられる冷却板の一例お
よび他の例をそれぞれ示す斜視図および平面図。
よび他の例をそれぞれ示す斜視図および平面図。
【図11】従来の燃料電池に用いられる冷却板の構成例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
1…積層体、 2…締め付け板、 3…締め付け板、 4…燃料電池スタック、 5…マニホールド(燃料ガス)、 6…マニホールド(酸化剤ガス)、 11…単位電池、 12…セパレータ、 13…冷却板、 13a…冷却板の側面、 14…マトリックス層、 15…燃料極、 16…酸化剤極 17…触媒層、 18…溝(ガス供給通路)、 20…冷却基板、 21…第1の冷却基板、 22・・第2の冷却基板、 23…伝熱管、 24…冷却基板の接合部、 25…伝熱管保持溝、 26…耐電解質性シート、 27…冷却基板接着用耐電解質性シート。
Claims (8)
- 【請求項1】 電解質を保持したマトリックス層を挟ん
で燃料極と酸化剤極とを対向配置し、前記燃料極の背面
側に反応ガスである燃料ガスを供給すると共に、前記酸
化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガスを供給する
ことにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電
極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を構成し、
かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を介して複
数積層してなる燃料電池本体を備えて構成される燃料電
池において、 前記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、前
記第1および第2の冷却基板の前記伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、前記第1および第2
の冷却基板と前記それぞれのセパレータとの間に配置し
たそれぞれの耐電解質性シートとから構成し、 前記それぞれの耐電解質性シートは、前記第1および第
2の冷却基板の前記反応ガスに接する側面をそれぞれ覆
い、その端部は前記各冷却基板同志の接合部に挿入して
いることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】 電解質を保持したマトリックス層を挟ん
で燃料極と酸化剤極とを対向配置し、前記燃料極の背面
側に反応ガスである燃料ガスを供給すると共に、前記酸
化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガスを供給する
ことにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電
極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を構成し、
かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を介して複
数積層してなる燃料電池本体を備えて構成される燃料電
池において、 前記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、前
記第1および第2の冷却基板の前記伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、前記第1および第2
の冷却基板と前記それぞれのセパレータとの間に配置し
た1枚の耐電解質性シートとから構成し、 前記1枚の耐電解質性シートは、前記第1および第2の
冷却基板の前記反応ガスに接する側面を覆い、その端部
は前記各冷却基板同志の接合部に挿入していることを特
徴とする燃料電池。 - 【請求項3】 電解質を保持したマトリックス層を挟ん
で燃料極と酸化剤極とを対向配置し、前記燃料極の背面
側に反応ガスである燃料ガスを供給すると共に、前記酸
化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガスを供給する
ことにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電
極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を構成し、
かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を介して複
数積層してなる燃料電池本体を備えて構成される燃料電
池において、 前記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、前
記第1および第2の冷却基板の前記伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、前記第1および第2
の冷却基板と前記それぞれのセパレータとの間に配置し
たそれぞれの耐電解質性シートとから構成し、 前記それぞれの耐電解質性シートの端部は、前記第1お
よび第2の冷却基板の前記反応ガスに接する側面で重な
り合うようにして結着していることを特徴とする燃料電
池。 - 【請求項4】 電解質を保持したマトリックス層を挟ん
で燃料極と酸化剤極とを対向配置し、前記燃料極の背面
側に反応ガスである燃料ガスを供給すると共に、前記酸
化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガスを供給する
ことにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電
極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を構成し、
かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を介して複
数積層してなる燃料電池本体を備えて構成される燃料電
池において、 前記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、前
記第1および第2の冷却基板の前記伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、前記第1および第2
の冷却基板と前記それぞれのセパレータとの間に配置し
た1枚の耐電解質性シートとから構成し、 前記1枚の耐電解質性シートの端部は、前記第1および
第2冷却基板の前記反応ガスに接する側面で重なり合う
ようにして結着していることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項5】 電解質を保持したマトリックス層を挟ん
で燃料極と酸化剤極とを対向配置し、前記燃料極の背面
側に反応ガスである燃料ガスを供給すると共に、前記酸
化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガスを供給する
ことにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電
極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を構成し、
かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を介して複
数積層してなる燃料電池本体を備えて構成される燃料電
池において、 前記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、前
記第1および第2の冷却基板の前記伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、前記第1および第2
の冷却基板と前記それぞれのセパレータとの間に配置し
た2枚の耐電解質性シートとから構成し、 前記2枚の耐電解質性シートの端部は、前記第1および
第2の冷却基板と前記セパレータとの接合部内でそれぞ
れ突き合わせていることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項6】 電解質を保持したマトリックス層を挟ん
で燃料極と酸化剤極とを対向配置し、前記燃料極の背面
側に反応ガスである燃料ガスを供給すると共に、前記酸
化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガスを供給する
ことにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電
極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を構成し、
かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を介して複
数積層してなる燃料電池本体を備えて構成される燃料電
池において、 前記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、前
記第1および第2の冷却基板の前記伝熱管と反対側の面
にそれぞれ配置したセパレータと、前記第1および第2
の冷却基板と前記それぞれのセパレータとの間に配置し
た1枚の耐電解質性シートとから構成し、 前記1枚の耐電解質性シートの端部は、前記第1または
第2の冷却基板と前記セパレータとの接合部内で突き合
わせていることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項7】 電解質を保持したマトリックス層を挟ん
で燃料極と酸化剤極とを対向配置し、前記燃料極の背面
側に反応ガスである燃料ガスを供給すると共に、前記酸
化剤極の背面側に反応ガスである酸化剤ガスを供給する
ことにより起こる電気化学的反応を利用して、前記各電
極間から電気エネルギーを取り出す単位電池を構成し、
かつ当該単位電池をセパレータまたは冷却板を介して複
数積層してなる燃料電池本体を備えて構成される燃料電
池において、 前記冷却板を、内部に冷却媒体を循環させる伝熱管と、
当該伝熱管を挟持する第1および第2の冷却基板と、前
記第1および第2の冷却基板と前記伝熱管とを隔離する
ための耐電解質性シートとを、前記第1および第2冷却
基板と前記伝熱管との間にそれぞれ挿入した構成として
いることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項8】 前記請求項1乃至請求項7のいずれか1
項に記載の燃料電池において、 前記第1および第2の冷却基板同志、または前記第1お
よび第2の冷却基板と前記セパレータとを、前記耐電解
質性シートの加圧熱融着によりそれぞれ接合しているこ
とを特徴とする燃料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8306256A JPH10149837A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8306256A JPH10149837A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149837A true JPH10149837A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17954892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8306256A Pending JPH10149837A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149837A (ja) |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP8306256A patent/JPH10149837A/ja active Pending
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