JPH10152480A - 三環性化合物、その製造法および剤 - Google Patents

三環性化合物、その製造法および剤

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JPH10152480A
JPH10152480A JP25740897A JP25740897A JPH10152480A JP H10152480 A JPH10152480 A JP H10152480A JP 25740897 A JP25740897 A JP 25740897A JP 25740897 A JP25740897 A JP 25740897A JP H10152480 A JPH10152480 A JP H10152480A
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JP
Japan
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alkyl
oxy
aryl
carbonyl
compound
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Application number
JP25740897A
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English (en)
Inventor
Shigenori Ookawa
滋紀 大川
Masaki Sedo
正記 瀬藤
Zenichi Terashita
善一 寺下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れたPGI2受容体作動薬の提供。 【解決手段】式 【化1】 〔式中、R1はHまたは置換基、mは1〜3、Arは置換
基を有していてもよい芳香族基、Xは結合手または置換
基を有していてもよい原子数1〜6個の直鎖状の2価の
基、Yは -S-、-O- または -N(R2)- (R2はHまたは置
換基を示す)、Zは -N= または -C(R3)= (R3はHま
たは炭化水素基を示す)、A環はベンゼン環、B環は置
換基を有していてもよい5〜7員環を示す〕で表される
化合物またはその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたプロスタグ
ランジンI2受容体作動活性を有する三環性化合物、そ
の製造法、中間体および剤に関する。
【0002】
【従来の技術】プロスタグランジンI2(PGI2)は、
生体内でアラキドン酸からプロスタグランジンH2(P
GH2)を経由して産生される物質であり、強力な血小
板凝集抑制作用、血管拡張作用、脂質沈着抑制作用、白
血球活性化抑制作用等を有していることが知られてい
る。従ってPGI2は、末梢循環障害(例、末梢動脈塞
栓症、振動病、レイノー病等)、全身性エリテマトーデ
ス、経皮的冠動脈形成術(PTCA)後の再閉塞・再狭
搾、動脈硬化症、血栓症、糖尿病性神経障害、高血圧、
虚血性疾患(例、脳梗塞、心筋梗塞等)、一過性脳虚血
発作、糸球体腎炎等の治療に有効と考えられている。一
方、例えば、WO 96/20925には、PGI2
容体アゴニスト作用(作動活性)を有する式
【化11】 〔式中、R1は −X−(CH2)nCOOR3(式中、Xは
−O−、−S− 又は−CH2−、R3は水素、C1-5
級アルキル等、nは1〜3を示す)であり、R2は −C
4=CR5−O−、−CR5=CR4−O−(式中、R4
は −(CH2)m−Y−R8(式中、mは1〜4、Yは−
O−、−CH2−等、R8はフェニル等である)等、R5
は水素、C1-5低級アルキル等を示す)等である〕で表
される非プロスタノイド構造の化合物が報告されてい
る。
【0003】また、特開昭62−252780号公報に
は、抗潰瘍作用を有する式
【化12】 〔式中、X、Yはそれぞれ水素原子、ハロゲン、低級ア
ルキル、低級アルコキシ、nは0〜4、R1は水素原
子、低級アルキル、無置換又は置換フェニル、R2は低
級アルキル、無置換又は置換フェニル、複素環基又は環
状アミノ等、R3は水素原子、低級アルキル、アシルを
意味し、またR2とR3は結合して環状アミノをなすこと
も意味する〕で表される三環性化合物が報告されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】PGI2は、医薬品と
して用いるには化学的および生物学的安定性に問題があ
る。また、目的とする作用とその他の作用との分離が困
難であるため、副作用が生じやすいなどの問題点もあ
る。また、従来の三環性化合物とPGI2受容体に対す
る親和性との関係については全く報告されていない。こ
のような状況下において、PGI2と構造を異にし、P
GI2受容体に対する親和性に優れ、化学安定性、代謝
安定性にも優れたPGI2受容体作動薬であって、治療
上、PGI2よりも優れた効果を有し、医薬品として十
分満足できる化合物の開発が切望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、PGI2
受容体作動活性を有する化合物に関し、種々検討した結
果、式
【化13】 〔式中、各記号は下記と同意義を示す〕で表される三環
性骨格のベンゼン環(A環)が、式: −O(CH2)mC
OR1(式中、各記号は下記と同意義を示す)で表され
る基で置換されていることに化学構造上の特徴を有す
る、式
【化14】 〔式中、R1 は水素原子または置換基、mは1ないし3
の整数、Arは置換基を有していてもよい芳香族基、X
は結合手または置換基を有していてもよい原子数1ない
し6個の直鎖状の2価の基、Yは −S−、−O− ま
たは −N(R2)− (R2 は水素原子または置換基を示
す)、Zは −N= または −C(R3)= (R3 は水素
原子または炭化水素基を示す)、A環は、式 −O(CH
2)mCOR1(式中、各記号は前記と同意義を示す)で
表される基の外に置換基をさらに有していてもよいベン
ゼン環、B環は置換基を有していてもよい5ないし7員
環を示す〕で表される化合物またはその塩〔以下、化合
物(I)と略記することもある〕の創製に初めて成功
し、さらにこの化合物(I)が、その特異な化学構造に
基づいて予想外にもPGI2受容体に対する親和性、化
学安定性および代謝安定性などPGI2受容体作動薬と
して優れた性質を有しており、医薬として十分に満足で
きるものであることを見出し、これらの知見に基づき本
発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は (1)化合物(I)、 (2)R1 が(i)水素原子、 (ii)ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケ
ニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-11アラルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、C6-10アリールオキシ、C
1-6アルキル−カルボニル、C6-10アリール−カルボニ
ル、C7-11アラルキル−カルボニル、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
シ、カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル、カ
ルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
−C1-6アルキル−カルバモイル、アミジノ、イミノ、
アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
ルアミノ、3ないし6員の環状アミノ、C1-3アルキレ
ンジオキシ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、メルカプ
ト、スルホ、スルフィノ、ホスホノ、スルファモイル、
モノ−C1-6アルキルスルファモイル、ジ−C1-6アルキ
ルスルファモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルチオ、C6-10アリールチオ、C1-6アルキルス
ルフィニル、C6-10アリールスルフィニル、C1-6アル
キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよい
(a)C1-6アルキル、(b)C2-6アルケニル、(c)C
2-6アルキニル、(d)C3-6シクロアルキル、(e)C
6-14アリールまたは(f)C7-16アラルキルで置換され
ていてもよい水酸基または (iii)ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケ
ニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、C
6-10アリール、C7-11アラルキル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルコキシ、C6-10アリールオキシ、C
1-6アルキル−カルボニル、C6-10アリール−カルボニ
ル、C7-11アラルキル−カルボニル、C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
シ、カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル、カ
ルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
−C1-6アルキル−カルバモイル、アミジノ、イミノ、
アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
ルアミノ、3ないし6員の環状アミノ、C1-3アルキレ
ンジオキシ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、メルカプ
ト、スルホ、スルフィノ、ホスホノ、スルファモイル、
モノ−C1-6アルキルスルファモイル、ジ−C1-6アルキ
ルスルファモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルチオ、C6-10アリールチオ、C1-6アルキルス
ルフィニル、C6-10アリールスルフィニル、C1-6アル
キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよい
(a)C1-6アルキル、(b)C2-6アルケニル、(c)C
2-6アルキニル、(d)C3-6シクロアルキル、(e)C
6-14アリールまたは(f)C7-16アラルキル1または2
個で置換されていてもよいアミノ基;mが1ないし3の
整数;Arがハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、
ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6
アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキル
-カルホ゛ニル、カルホ゛キシル、C1-6アルコキシ−カルボニル、カルバモ
イル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
アルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
ル、スルホ、C1-6アルキルスルホニル、C6-10アリー
ルおよびC6-10アリールオキシから選ばれる置換基1な
いし5個をそれぞれ有していてもよい(i)C6-14アリ
ール基または(ii)炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
および酸素原子から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個
含む5ないし10員芳香族複素環基;Xが(i)結合
手、または (ii)式: −Xa−Xb− 〔式中、Xaは結合手、S、
SO、SO2、O またはNR4(式中、R4は水素原子、
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリー
ル、C7-11アラルキル、ホルミル、C1-6アルキル−カ
ルボニルまたはC6-10アリール−カルボニルを示す);
およびXbは(a)結合手または (b)(1)ハロゲン原子、(2)ニトロ、(3)シアノ、
(4)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
(5)C3-6シクロアルキル、(6)C7-11アラルキル、
(7)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
(8)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(9)ヒドロキシ、(10)アミノ、(11)モノ−C1-6
ルキルアミノ、(12)ジ−C1-6アルキルアミノ、(1
3)C6-10アリールオキシ、(14)C1-6アルキル−カル
ボニル、(15)C6-10アリール−カルボニル、(16)オ
キソおよび(17)ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオ
キシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
1-6アルキル−カルボニル、カルボキシル、C1-6アルコ
キシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C6-10アリール−カルバモイル、スルホ、C1-6
ルキルスルホニル、C6-10アリールおよびC6-10アリー
ルオキシから選ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有
していてもよい(17-i)C6-14アリール基または(17-i
i)炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子
から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし1
0員芳香族複素環基から選ばれる置換基1ないし5個を
それぞれ有していてもよいC1-5アルキレン、C2-5
アルケニレン、C2-5アルキニレンまたは式: −(C
H2)p−Xc−(CH2)q− (式中、Xcは S、SO、S
2、O または NR4a(式中、R4aは水素原子、C1-6
アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリール、C
7-11アラルキル、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニ
ルまたはC6-10アリール−カルボニルを示す);pおよ
びqはそれぞれ0ないし4の整数、かつp+qは0ない
し4の整数を示す)で表される基を示す〕で表される2
価の基;R2 が(i)水素原子、(ii)C1-6アルキル、
(iii)C2-6アルケニル、(iv)C2-6アルキニル、
(v)C3-6シクロアルキル、(vi)C6-14アリール、
(vii)C7-16アラルキル、(viii)ホルミル、(ix)
1-6アルキル−カルボニル、(x)C6-10アリール−カ
ルボニル、(xi)C7-11アラルキル−カルボニル、(xi
i)C1-6アルキルスルホニル、(xiii)C1-6アルキ
ル、C1-6アルコキシおよびニトロから選ばれる置換基
1ないし3個を有していてもよいC6-10アリールスルホ
ニルまたは(xiv)C7-11アラルキルスルホニル;R3
が水素原子、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6
アルキニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリールま
たはC7-16アラルキル;A環が、式: −O(CH2)mC
OR1(式中、各記号は前記と同意義を示す)で表され
る基の外に、ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキ
シ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
1-6アルキル−カルボニル、カルボキシル、C1-6アルコ
キシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、C6-10アリール−カルバモイル、スルホ、C1-6
ルキルスルホニル、C6-10アリールおよびC6-10アリー
ルオキシから選ばれる置換基1ないし3個を有していて
もよいベンゼン環;およびB環がC1-6アルキル、C2-6
アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、
6-14アリールおよびC7-16アラルキルから選ばれる置
換基1ないし3個を有していてもよい式
【化15】 〔式中、Baは −CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−C
H=CH−、−O−、−O−CH2−、−CH2−O−、−O−CH2
CH2−、−CH2−O−CH2−、−S(O)r−、−S(O)r−CH2
または −S(O)r−(CH2)2−(rは0ないし2の整数を示
す)を示す〕で表される5ないし7員環である前記
(1)記載の化合物、 (3)−COR1 がエステル化またはアミド化されてい
てもよいカルボキシル基である前記(1)記載の化合
物、 (4)R1が置換基を有していてもよい水酸基である前
記(1)記載の化合物、 (5)R1が水酸基である前記(1)記載の化合物、 (6)mが1である前記(1)記載の化合物、 (7)Arがハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、
ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6
アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C1-6アル
キル−カルボニル、カルボキシル、C1-6アルコキシ−
カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C
6-10アリール−カルバモイル、スルホ、C1-6アルキル
スルホニル、C6-10アリールおよびC6-10アリールオキ
シから選ばれる置換基1ないし3個を有していてもよい
6-14アリール基である前記(1)記載の化合物、 (8)Arがハロゲン化されていてもよいフェニルであ
る前記(1)記載の化合物、 (9)Xが式: −Xa1−Xb1− 〔式中、Xa1は S、
SO または SO2;およびXb1はハロゲン原子、C1-3
アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン
化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、
アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
ルアミノ、C1-6アルキル−カルボニル、カルボキシ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル、カルバモイル、モ
ノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル
−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイル、スル
ホ、C1-6アルキルスルホニル、C6-10アリールおよび
6-10アリールオキシから選ばれる置換基1ないし3個
を有していてもよいC6-14アリールで置換されていても
よいC1-5アルキレンを示す〕で表される2価の基であ
る前記(1)記載の化合物、 (10)Xa1が S である前記(9)記載の化合物、 (11)Xb1がハロゲン化されていてもよいフェニルで
置換されていてもよいC1-3アルキレンである前記
(9)記載の化合物、 (12)Yが −S− である前記(1)記載の化合物、 (13)Zが −N= である前記(1)記載の化合物、 (14)B環が式
【化16】 〔式中、Ba1は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− ま
たは −O− を示す〕で表される環である前記(1)記
載の化合物、 (15)式
【化17】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化合
物である前記(1)記載の化合物、 (16)R1が水酸基;mが1;Arがハロゲン化されて
いてもよいフェニル;Xが式: −Xa2−Xb2− 〔式
中、Xa2は S、SO または SO2;およびXb2はハロ
ゲン化されていてもよいフェニルで置換されていてもよ
いC1-3アルキレンを示す〕で表される2価の基;およ
びB環が式
【化18】 〔式中、Ba2は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− ま
たは −O− を示す〕で表される環である前記(15)
記載の化合物、 (17)R1がC1-6アルキルで置換されていてもよい水
酸基;mが1ないし3の整数;Arがハロゲン原子、ニ
トロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
キル、C1-6アルコキシおよびC6-10アリールから選ば
れる置換基1ないし3個を有していてもよいC6-14アリ
ール基;Xが(i)結合手、または(ii)式: −Xa3
Xb3− 〔式中、Xa3は結合手、S、SO、SO2、O
または NH;およびXb3はハロゲン化されていてもよ
いフェニルでそれぞれ置換されていてもよいC1-5アル
キレンまたはC2-5アルケニレンを示す〕で表される2
価の基;Yが −S−;Zが −N=;A環が、式: −
O(CH2)mCOR1(式中、各記号は前記と同意義を示
す)で表される基の外に、1ないし3個のC1-6アルキ
ルを有していてもよいベンゼン環;およびB環が式
【化19】 〔式中、Ba3は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− ま
たは −O− を示す〕で表される環である前記(1)記
載の化合物、 (18)[(2−ジフェニルメチルチオ−4,5−ジヒ
ドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イル)オキ
シ]酢酸、[(2−(2,2−ジフェニルエチル)チオ
−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−
6−イル)オキシ]酢酸、[(2−ジフェニルメチル)
スルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チ
アゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−ビス(3
−フルオロフェニル)メチルスルホニル−4,5−ジヒ
ドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イル)オキ
シ]酢酸、[(2−ビス(2−フルオロフェニル)メチ
ルスルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]
チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸またはこれらの塩
である前記(1)記載の化合物、 (19)[(2−ジフェニルメチルチオ−4,5−ジヒ
ドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イル)オキ
シ]酢酸、[(2−(2,2−ジフェニルエチル)チオ
−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−
6−イル)オキシ]酢酸、[(2−ジフェニルメチル)
スルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チ
アゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−ビス(3
−フルオロフェニル)メチルスルホニル−4,5−ジヒ
ドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イル)オキ
シ]酢酸、[(2−ビス(2−フルオロフェニル)メチ
ルスルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]
チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸またはこれらの薬
理学的に許容される金属塩である前記(1)記載の化合
物、 (20)(i)式
【化20】 〔式中、Halはハロゲン原子、その他の各記号は前記と
同意義を示す〕で表される化合物またはその塩と式
【化21】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化合
物またはその塩とを反応させ、所望により、得られる化
合物を加水分解反応および(または)酸化反応に付す、
または(ii)式
【化22】 〔式中、X'はSH、OH または NH2、その他の各記
号は前記と同意義を示す〕で表される化合物またはその
互変異性体あるいはそれらの塩をアルキル化反応に付
し、所望により、得られる化合物を加水分解反応および
(または)酸化反応に付すことを特徴とする前記(1)
記載の化合物の製造法、 (21)式
【化23】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化合
物またはその互変異性体あるいはそれらの塩、 (22)前記(1)記載の化合物を含有してなる医薬組
成物、 (23)プロスタグランジンI2受容体作動薬である前
記(22)記載の医薬組成物、 (24)血小板凝集抑制剤である前記(22)記載の医
薬組成物、および (25)一過性脳虚血発作、糖尿病性神経障害、末梢循
環障害または潰瘍の予防・治療剤である前記(22)記
載の医薬組成物等に関する。
【0007】前記式中、R1で示される「置換基」とし
ては、例えば置換基を有していてもよい水酸基、置換基
を有していてもよいアミノ基等が挙げられる。該「置換
基を有していてもよい水酸基」および「置換基を有して
いてもよいアミノ基」の「置換基」としては、例えば置
換基を有していてもよい炭化水素基等が挙げられる。
「置換基を有していてもよいアミノ基」は、1または2
個の置換基を有していてもよい。「置換基を有していて
もよい炭化水素基」の「炭化水素基」は、炭化水素化合
物から水素原子を1個取り除いた基を示し、例えば、鎖
状または環状炭化水素基(例、アルキル、アルケニル、
アルキニル、シクロアルキル、アリール、アラルキルな
ど)等が挙げられる。このうち、以下のような炭素数1
ないし16個の鎖状または環状炭化水素基などが好まし
い。 a)C1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、 sec-ブチル、tert-
ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、 b)C2-6アルケニル(例、ビニル、アリル、イソプロペ
ニル、ブテニルなど)、 c)C2-6アルキニル(例、エチニル、プロパルギル、ブ
チニル、ヘキシニルなど)、 d)C3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、 e)C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2
−ナフチル、2−アンスリルなど)、 f)C7-16アラルキル(例、ベンジル、フェネチル、ジ
フェニルメチル、1−ナフチルメチル、2−ナフチルメ
チル、2,2−ジフェニルエチル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル、5−フェニルペンチルな
ど)、好ましくはベンジル。このうち、C1-6アルキ
ル、C6-14アリール、C7-16アラルキルなどが好まし
い。
【0008】該「置換基を有していてもよい炭化水素
基」の「置換基」としては、例えばハロゲン原子(例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよ
いC2-6アルケニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6
アルキニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロ
アルキル、C6-10アリール(例、フェニル、ナフチルな
ど)、C7-11アラルキル(例、ベンジル、α-メチルベ
ンジル、フェネチルなど)、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルコキシ、C6-10アリールオキシ(例、フェ
ノキシなど)、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセ
チル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、
6-10アリール−カルボニル(例、ベンゾイル、ナフト
イルなど)、C7-11アラルキル−カルボニル(例、ベン
ジルカルボニル、フェネチルカルボニルなど)、C1-6
アルキル−カルボニルオキシ(例、アセチルオキシ、プ
ロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチリルオキ
シなど)、C6-10アリール−カルボニルオキシ(例、ベ
ンゾイルオキシ、ナフトイルオキシなど)、カルボキシ
ル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソ
ブトキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニルな
ど)、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイルな
ど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチ
ルカルバモイル、ジエチルカルバモイルなど)、アミジ
ノ、イミノ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ
(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、
イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6
アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、エチルメチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイソプ
ロピルアミノ、ジブチルアミノなど)、炭素原子と1個
の窒素原子以外に酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選
ばれたヘテロ原子を1ないし3個含んでいてもよい3な
いし6員の環状アミノ(例、アジリジニル、アゼチジニ
ル、ピロリジニル、ピロリニル、ピロリル、イミダゾリ
ル、ピラゾリル、イミダゾリジニル、ピペリジノ、モル
ホリノ、チオモルホリノ、ジヒドロピリジル、ピリジ
ル、N−メチルピペラジニル、N−エチルピペラジニル
など)、C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオ
キシ、エチレンジオキシなど)、ヒドロキシ、ニトロ、
シアノ、メルカプト、スルホ、スルフィノ、ホスホノ、
スルファモイル、モノ−C1-6アルキルスルファモイル
(例、メチルスルファモイル、エチルスルファモイル、
プロピルスルファモイル、イソプロピルスルファモイ
ル、ブチルスルファモイルなど)、ジ−C1-6アルキル
スルファモイル(例、ジメチルスルファモイル、ジエチ
ルスルファモイル、ジプロピルスルファモイル、ジブチ
ルスルファモイルなど)、ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキルチオ、C6-10アリールチオ(例、フェニ
ルチオ、ナフチルチオなど)、C1-6アルキルスルフィ
ニル(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、
プロピルスルフィニル、ブチルスルフィニルなど)、C
6-10アリールスルフィニル(例、フェニルスルフィニ
ル、ナフチルスルフィニルなど)、C1-6アルキルスル
ホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プ
ロピルスルホニル、ブチルスルホニルなど)、C6-10
リールスルホニル(例、フェニルスルホニル、ナフチル
スルホニルなど)等が挙げられる。
【0009】前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは
1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6アルキル
(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)等が挙げられる。具体例としては、
メチル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロ
メチル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチ
ル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエ
チル、プロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、イ
ソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、
イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル、5,5,5−トリフルオロペ
ンチル、ヘキシル、6,6,6−トリフルオロヘキシル等
が挙げられる。前記「ハロゲン化されていてもよいC
2-6アルケニル」としては、例えば1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC2-6アル
ケニル(例、ビニル、プロペニル、イソプロペニル、2
−ブテン−1−イル、4−ペンテン−1−イル、5−へ
キセン−1−イルなど)等が挙げられる。前記「ハロゲ
ン化されていてもよいC2-6アルキニル」としては、例
えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン
原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)を有して
いてもよいC2-6アルキニル(例、2−ブチン−1−イ
ル、4−ペンチン−1−イル、5−へキシン−1−イル
など)等が挙げられる。
【0010】前記「ハロゲン化されていてもよいC3-6
シクロアルキル」としては、例えば1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC3-6シク
ロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシルなど)等が挙げられる。具
体例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル、4,4−ジクロロシクロヘ
キシル、2,2,3,3−テトラフルオロシクロペンチ
ル、4−クロロシクロヘキシル等が挙げられる。前記
「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」とし
ては、例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個の
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)
を有していてもよいC1-6アルコキシ等が挙げられる。
具体例としては、例えばメトキシ、ジフルオロメトキ
シ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2−トリ
フルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イソブトキ
シ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等
が挙げられる。前記「ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキルチオ」としては、例えば1ないし5個、好
ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)を有していてもよいC1-6アル
キルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチ
オ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec-ブチルチオ、
tert-ブチルチオなど)等が挙げられる。具体例として
は、メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロ
メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピル
チオ、ブチルチオ、4,4,4−トリフルオロブチルチ
オ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ等が挙げられる。
【0011】該「炭化水素基」は、例えば上記置換基
を、炭化水素基の置換可能な位置に1ないし5個、好ま
しくは1ないし3個有していてもよく、置換基数が2個
以上の場合、各置換基は同一または異なっていてもよ
い。また、式 −COR1は、エステル化またはアミド化
されていてもよいカルボキシル基であるのが好ましい。
1は、好ましくは、置換基を有していてもよい水酸基
である。さらに好ましくは水酸基である。mは好ましく
は1である。
【0012】Arで示される「置換基を有していてもよ
い芳香族基」の「芳香族基」としては、例えば芳香族炭
化水素基、芳香族複素環基などが挙げられる。該「芳香
族炭化水素基」としては、例えば炭素数6ないし14個
の単環式あるいは縮合多環式芳香族炭化水素基などが挙
げられる。その具体例としてはフェニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル、アンスリルなどのC6-14アリール基
などが挙げられる。このうちフェニル、1−ナフチル、
2−ナフチルなどが好ましい。特に好ましくは、フェニ
ルなどである。該「芳香族複素環基」としては、例えば
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から
選ばれるヘテロ原子を1個以上(例えば1〜4個)を含
む5ないし10員の単環またはその縮合芳香族複素環基
などが挙げられる。具体的には、例えばチオフェン、フ
ラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、ピリジ
ン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、イソチアゾー
ル、イソオキサゾール、トリアジン、1,2,3−オキ
サジアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4
−トリアゾール、1,3,4−チアジアゾールなどの5
または6員の単環性芳香族複素環、あるいはこれらの環
が、1または2個、好ましくは1個の芳香環(例、ベン
ゼン環、ピリジン環等)と縮合して形成された環(例、
ベンゾチオフェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾー
ル、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイ
ソチアゾール、ナフト〔2,3−b〕チオフェン、イン
ドール、イソインドール、1H−インダゾール、イソキ
ノリン、キノリン、カルバゾール等)から任意の水素原
子を除いてできる1価の基などが挙げられる。「芳香族
複素環基」の好ましい例としては、2−ピリジル、3−
ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリ
ル、4−キノリル、5−キノリル、8−キノリル、1−
イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、
5−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリル、
3−インドリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾチ
エニル、ベンゾフラニル、2−チエニル、3−チエニ
ル、2−ベンズオキサゾリル、2−ベンズイミダゾリ
ル、2−ピリドチアゾリルなどの5ないし10員の芳香
族複素環基が挙げられる。さらに好ましくは、2−ピリ
ジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3
−キノリル、4−キノリルなどである。また、該芳香族
複素環基がN−オキシド体をとり得る場合、そのN−オ
キシド体であってもよい。
【0013】Arで示される「置換基を有していてもよ
い芳香族基」の「置換基」としては、例えばハロゲン原
子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-3
ルキレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジ
オキシなど)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルキル、C3-6シクロアルキル(例、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシルなど)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
コキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ
(例、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、
イソプロピルアミノ、ブチルアミノなど)、ジ−C1-6
アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、エチルメチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチル
アミノなど)、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセ
チル、プロピオニルなど)、カルボキシル、C1-6アル
コキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボ
ニルなど)、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモ
イルなど)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、
ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイルなど)、
6-10アリール−カルバモイル(例、フェニルカルバモ
イル、ナフチルカルバモイルなど)、スルホ、C1-6
ルキルスルホニル(例、メチルスルホニル、エチルスル
ホニルなど)、C6-10アリール(例、フェニル、ナフチ
ルなど)、C6-10アリールオキシ(例、フェニルオキ
シ、ナフチルオキシなど)などが挙げられる。置換基が
1-3アルキレンジオキシである場合は、隣接する2個
の炭素原子とともに環を形成することが望ましい。上記
「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル」、「ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ」および「ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ」は、前
記「置換基を有していてもよい炭化水素基」の置換基と
して詳述したものと同様のものが挙げられる。
【0014】該「置換基を有していてもよい芳香族基」
の「芳香族基」は、例えば上記の置換基をその環上の置
換可能な位置に、1ないし5個、好ましくは1ないし3
個有していてもよく、置換基数が2個以上の場合は同一
または異なっていてもよい。Arは、好ましくは置換基
1ないし3個を有していてもよいC6-14アリールであ
る。さらに好ましくは、ハロゲン化されていてもよいフ
ェニルである。
【0015】Xで示される「置換基を有していてもよい
原子数1ないし6個の直鎖状の2価の基」としては、例
えば式: −Xa−Xb−(式中、Xaは結合手、S、S
O、SO2、O または NR4、Xbは結合手または置換
基を有していてもよく、かつ、酸素原子、窒素原子また
は硫黄原子を介していてもよい原子数1ないし5個(好
ましくは1ないし4個)の2価の脂肪族炭化水素基を示
す)で表される2価の基等が挙げられる。上記式中のR
4は、水素原子、C1-6アルキル(例、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチ
ル、ヘキシルなど)、C3-6シクロアルキル(例、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルなど)、C
6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフ
チルなど)、C7-11アラルキル(例、ベンジル、フェネ
チルなど)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル
(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリ
ルなど)、C6-10アリール−カルボニル(例、ベンゾイ
ル、ナフトイルなど)などを示す。Xaは、好ましく
は、結合手、S、SO、SO2、O または NH であ
る。さらに好ましくは、S、SO、SO2、O または
NH である。特に好ましくはS、SO または SO2
である。Xaは、最も好ましくは S である。
【0016】Xbで示される「置換基を有していてもよ
く、かつ、硫黄原子、酸素原子または窒素原子を介して
いてもよい原子数1ないし5個の2価の脂肪族炭化水素
基」の「硫黄原子、酸素原子または窒素原子を介してい
てもよい原子数1ないし5個の2価の脂肪族炭化水素
基」としては、例えば飽和または不飽和の脂肪族炭化水
素の2個の水素原子を取り除いてでき、硫黄原子、酸素
原子または窒素原子を炭素原子間または末端のいずれの
位置に1ないし2個、好ましくは1個含んでいてもよい
原子数1ないし5個の2価の脂肪族炭化水素基を示す。
具体的な例としては、 (i)C1-5アルキレン(例、−CH2−,−(CH2)2−,−
(CH2)3−,−(CH2)4−,−(CH2)5− など) (ii)C2-5アルケニレン(例、−CH=CH−,−CH2−CH
=CH−,−CH2−CH=CH−CH2−,−CH2−CH2−CH=CH
−,−CH=CH−CH2−CH2−CH2− など)
【化24】 (iv)式: −(CH2)p−Xc−(CH2)q− 〔式中、Xcは
S、SO、SO2、Oまたは NR4a、pおよびqはそ
れぞれ0ないし4の整数を示し、かつp+qは0ないし
4の整数を示す〕で表される基などが挙げられる。式中
のR4aは、前記のR4と同様のものが挙げられる。上記
の硫黄原子、酸素原子または窒素原子を介していてもよ
い原子数1ないし5個の2価の脂肪族炭化水素基は、好
ましくは、C1-5アルキレン、C2-5アルケニレンであ
る。さらに好ましくはメチレンである。
【0017】該「置換基を有していてもよい原子数1な
いし6個の直鎖状の2価の基」および「置換基を有して
いてもよく、かつ、硫黄原子、酸素原子または窒素原子
を介していてもよい原子数1ないし5個の2価の脂肪族
炭化水素基」の「置換基」としては、例えばハロゲン原
子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、
シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、C7-11
アラルキル(例、ベンジル、フェネチルなど)、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミ
ノ、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、
エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、
ブチルアミノなど)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、
ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミ
ノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノなど)、C6-10
アリールオキシ(例、フェニルオキシ、ナフチルオキシ
など)、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセチル、
プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、C6-10
アリール−カルボニル(例、ベンゾイル、ナフトイルな
ど)、オキソ、置換基を有していてもよい芳香族基など
が挙げられる。上記「ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル」、「ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルコキシ」および「ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキルチオ」としては、前記「置換基を有していても
よい炭化水素基」の置換基として詳述したものと同様の
ものが挙げられる。上記「置換基を有していてもよい芳
香族基」としては、前記Arで示される「置換基を有し
ていてもよい芳香族基」と同様のものが挙げられる。こ
れらの置換基の中でも、ハロゲン原子、ヒドロキシ、置
換基を有していてもよい芳香族基などが好ましく、特に
好ましくはC6-14アリールである。該置換基は置換可能
な位置に1〜5個、好ましくは1〜3個置換されていて
もよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一ま
たは異なっていてもよい。
【0018】Xbは、好ましくは(i)結合手、(ii)ハ
ロゲン原子、ヒドロキシおよび置換基を有していてもよ
い芳香族基から選ばれる置換基を1〜3個有していても
よいC1-5アルキレンまたは(iii)ハロゲン原子、ヒド
ロキシおよび置換基を有していてもよい芳香族基から選
ばれる置換基を1〜3個有していてもよいC2-5アルケ
ニレンである。上記の「置換基を有していてもよい芳香
族基」の好ましい例としては、ハロゲン原子、C1-6
ルキル、C1-6アルコキシおよびヒドロキシから選ばれ
る置換基1〜3個をそれぞれ有していてもよいC6-14
リールまたは炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および
酸素原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む5ない
し10員の芳香族複素環基である。また、該「置換基を
有していてもよい芳香族基」は、Arが結合している末
端の炭素原子に置換する場合が好ましい。Xbは、さら
に好ましくは、(i)結合手または(ii)置換基を有し
ていてもよい芳香族基(好ましくは、C6-14アリール)
で置換されていてもよいC1-5アルキレンである。特に
好ましくは、置換基を有していてもよいC6-14アリール
で置換されていてもよいC1-5アルキレンである。Xb
は、最も好ましくは、ハロゲン化されていてもよいフェ
ニルで置換されていてもよいC1-3アルキレンである。
Xは、好ましくは、式: −Xa1−Xb1−(式中、Xa1
は S、SO またはSO2;およびXb1は置換基を有し
ていてもよいC6-14アリールで置換されていてもよいC
1-5アルキレンを示す)で表される2価の基である。Xa
1は、好ましくは S である。Xb1は、好ましくはハロ
ゲン化されていてもよいフェニルで置換されていてもよ
いC1-3アルキレンである。
【0019】Yで示される −N(R2)− のR2は、水素
原子または置換基を示し、該「置換基」としては、例え
ば炭化水素基、アシル基等が挙げられる。該「炭化水素
基」としては、前記「置換基を有していてもよい炭化水
素基」の「炭化水素基」と同様のものが挙げられる。該
「アシル基」としては、例えばカルボン酸またはスルホ
ン酸から誘導されるアシルなどが挙げられる。好ましく
は、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセ
チル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、
6-10アリール−カルボニル(例、ベンゾイル、ナフト
イルなど)、C7-11アラルキル−カルボニル(例、ベン
ジルカルボニル、フェネチルカルボニル、ナフチルメチ
ルカルボニルなど)、C1-6アルキルスルホニル(例、
メシル、エチルスルホニル、プロピルスルホニルな
ど)、置換基を有していてもよいC6-10アリールスルホ
ニル、C7-11アラルキルスルホニル(例、ベンジルスル
ホニル、フェネチルスルホニル、ナフチルメチルスルホ
ニルなど)などが挙げられる。上記「置換基を有してい
てもよいC6-10アリールスルホニル」の「C6-10アリー
ルスルホニル」としては、例えば、フェニルスルホニ
ル、ナフチルスルホニルなどが挙げられる。「置換基を
有していてもよいC6-10アリールスルホニル」の「置換
基」としては、例えばC1-6アルキル(例、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
ペンチル、ヘキシルなど)、C1-6アルコキシ(例、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど)、ニト
ロなどが挙げられる。「置換基を有していてもよいC
6-10アリールスルホニル」の「C6-10アリールスルホニ
ル」は、例えば上記の置換基を1ないし3個有していて
もよく、置換基数が2個以上の場合は同一または異なっ
ていてもよく、その具体例としては、トシル、m−ニト
ロベンゼンスルホニルなどが挙げられる。R2は、好ま
しくは、水素原子である。Yは好ましくは、−S−、−
O− または −NH− である。さらに好ましくは −S
− である。
【0020】Zで示される −C(R3)= のR3は、水素
原子または炭化水素基を示し、該「炭化水素基」として
は、前記「置換基を有していてもよい炭化水素基」の
「炭化水素基」と同様のものが挙げられる。R3は、好
ましくは、水素原子である。Zは好ましくは、−N=
である。
【0021】A環で示される「式 −O(CH2)mCOR
1(式中、各記号は前記と同意義を示す)で表される基
以外の置換基をさらに有していてもよいベンゼン環」の
「置換基」としては、前記Arで示される「置換基を有
していてもよい芳香族基」の置換基と同様のものが1〜
3個挙げられる。置換基数が2個以上の場合、各置換基
は同一または異なっていてもよい。
【0022】B環で示される「置換基を有していてもよ
い5ないし7員環」の「5ないし7員環」は、炭素原子
以外に、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれ
る1ないし3個(好ましくは、酸素原子および硫黄原子
から選ばれる1個)のヘテロ原子を含んでいてもよい5
ないし7員の同素または複素環である。「5ないし7員
環」の好ましい例として、式
【化25】 〔式中、Baは −CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−C
H=CH−、−O−、−O−CH2−、−CH2−O−、−O−CH2
CH2−、−CH2−O−CH2−、−S(O)r−、−S(O)r−CH2
または −S(O)r−(CH2)2−(rは0ないし2の整数を示
す)を示す〕で表される5ないし7員環が挙げられる。
Baは、好ましくは −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2
または −O− である。該「5ないし7員環」が有して
いてもよい「置換基」としては、例えば炭化水素基等が
挙げられる。該「炭化水素基」は前記「置換基を有して
いてもよい炭化水素基」の「炭化水素基」と同様のもの
が挙げられる。該「5ないし7員環」は上記置換基を置
換可能な位置に1ないし3個有していてもよく、置換基
数が2個以上の場合、各置換基は同一または異なってい
てもよい。
【0023】式(I)中、式
【化26】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化合
物またはその塩が好ましい。このうち、R1が水酸基;
mが1;Arがハロゲン化されていてもよいフェニル;
Xが式: −Xa2−Xb2−(式中、Xa2は S、SO ま
たは SO2;およびXb2はハロゲン化されていてもよい
フェニルで置換されていてもよいC1-3アルキレンを示
す)で表される2価の基;およびB環が式
【化27】 (式中、Ba2は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− お
よび −O− を示す)で表される環である化合物または
その塩がさらに好ましい。また、式(I)中、R1がC
1-6アルキルで置換されていてもよい水酸基;mが1な
いし3の整数;Arがハロゲン原子、ニトロ、シアノ、
ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、C1-6アル
コキシおよびC6-10アリールから選ばれる置換基1ない
し3個を有していてもよいC6-14アリール基;Xが
(i)結合手、または(ii)式: −Xa3−Xb3− 〔式
中、Xa3は結合手、S、SO、SO2、O または N
H;およびXb3はハロゲン化されていてもよいフェニル
でそれぞれ置換されていてもよいC1-5アルキレンまた
はC2-5アルケニレンを示す〕で表される2価の基;Y
が −S−;Zが −N=;A環が、式: −O(CH2)m
COR1(式中、各記号は前記と同意義を示す)で表さ
れる基の外に、1ないし3個のC1-6アルキルを有して
いてもよいベンゼン環;およびB環が式
【化28】 〔式中、Ba3は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− ま
たは −O− を示す〕で表される環である化合物または
その塩も好ましい。本発明の化合物(I)の好ましい具
体例としては、[(2−ジフェニルメチルチオ−4,5
−ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イ
ル)オキシ]酢酸、[(2−(2,2−ジフェニルエチ
ル)チオ−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チア
ゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−ジフェニル
メチル)スルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,2
−d]チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−
ビス(3−フルオロフェニル)メチルスルホニル−4,
5−ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イ
ル)オキシ]酢酸、[(2−ビス(2−フルオロフェニ
ル)メチルスルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,
2−d]チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸およびこ
れらの塩が挙げられる。該塩としては、薬理学的に許容
される金属塩(例、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩など)が好ましい。化合物(I)は、有する置換基の
種類によっては立体異性体が生ずるが、この異性体が単
独の場合およびそれらの混合物の場合も本発明に含まれ
る。
【0024】本発明の化合物(I)の塩としては、例え
ば薬理学的に許容される塩などが用いられる。例えば、
無機塩基との塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無
機酸との塩、有機酸との塩、塩基性または酸性アミノ酸
との塩などがあげられる。無機塩基との塩の好適な例と
しては、例えばナトリウム塩、カリウム塩などのアルカ
リ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカ
リ土類金属塩、ならびにアルミニウム塩などが挙げられ
る。有機塩基との塩の好適な例としては、例えばトリメ
チルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、
2,6−ルチジン、エタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、
ジシクロヘキシルアミン、N,N’−ジベンジルエチレ
ンジアミンなどとの塩があげられる。無機酸との塩の好
適な例としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫
酸、リン酸などとの塩が挙げられる。有機酸との塩の好
適な例としては、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢
酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン
酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸など
との塩があげられる。塩基性アミノ酸との塩の好適な例
としては、例えばアルギニン、リジン、オルニチンなど
との塩が挙げられ、酸性アミノ酸との塩の好適な例とし
ては、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸などとの塩
があげられる。中でも薬学的に許容可能な塩が好まし
く、その例としては、化合物(I)内に塩基性官能基を
有する場合には、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫
酸、リン酸など無機酸との塩、例えば酢酸、フタル酸、
フマル酸、シュウ酸、 酒石酸、マレイン酸、クエン酸、
コハク酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸
などの有機酸との塩があげられ、酸性官能基を有する場
合には、例えばナトリウム塩、カリウム塩などのアルカ
リ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカ
リ土類金属塩、アンモニウム塩などがあげられる。
【0025】本発明の化合物(I)の製造法について以
下に述べる。本発明の化合物(I)は、自体公知の方法
またはこれに準じた方法、あるいは例えば以下の反応式
(反応式−1、反応式−2)で示される方法等により得
られる。以下にその反応式の略図を示すが、略図中の化
合物の各記号は前記と同意義を示す。反応式中の化合物
(II)ないし(XIV)は塩を形成している場合も含み、
この様な塩としては、例えば化合物(I)の塩と同様の
ものなどが用いられる。
【化29】
【0026】化合物(II)[式中、Raは炭化水素基、
その他の各記号は前記と同意義を示す]は自体公知の方
法、 例えばベリヒテ(Ber.), 58B巻, 1947頁 (1925)
などに記載の方法またはこれに準じた方法に従って製造
される。Raで示される「炭化水素基」は、前記の「炭
化水素基」と同様のものが挙げられる。化合物(VI)
[式中、Rbは炭化水素基を示す]は自体公知の方法、
例えばジャーナル オブ ザ ケミカルソサエティ(J.
Chem. Soc.), 1434頁 (1951)などに記載の方法また
はこれに準じた方法に従って製造される。Rbで示され
る「炭化水素基」としては、前記の「炭化水素基」と同
様のものが挙げられる。化合物(VII)は自体公知の方
法、例えばオーガニック シンセセス(Org. Syn.), 2
7巻, 73頁 (1947)などに記載の方法またはこれに準じ
た方法に従って製造される。化合物(IX)は市販品を用
いるか、または自体公知の方法、例えば、新実験化学講
座 14, III, 1628-1644頁, 1978年などに記載の方法ま
たはこれに準じた方法に従って製造される。
【0027】化合物(III)は化合物(II)を酸触媒で
加水分解することによって製造される。酸触媒として
は、例えば塩酸、 臭化水素酸、硫酸等の鉱酸類、トリメ
チルシリルヨージド(Me3SiI)、トリメチルシリ
ルクロリド(Me3SiCl)等のケイ素化合物類、塩
化アルミニウム、三臭化ホウ素等のルイス酸類などが用
いられる。また、所望によりルイス酸類と共に、エタン
ジチオール、ヨウ化ナトリウム等の添加物を用いてもよ
い。用いる酸触媒の量は、例えば鉱酸類の場合、通常化
合物(II)1モルに対し約1〜100モル、好ましくは
約10〜50モルであり、例えばケイ素化合物類または
ルイス酸類の場合、通常化合物(II)1モルに対し約1
〜20モル、好ましくは約1〜5モルである。ルイス酸
類と共に使用され得る添加物の量は、通常化合物(II)
1モルに対し約0.1〜20モル、好ましくは約1〜1
0モルである。本反応は、無溶媒で行うか、反応に不活
性な溶媒を用いて行うのが有利である。このような溶媒
としては、反応が進行する限り特に限定されない。例え
ば鉱酸類を用いる場合、溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、プロパノール等のアルコール類、シク
ロヘキサン、ヘキサンなどの飽和炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルなどの
エーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリックトリア
ミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシドなどのスル
ホキシド類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素
類などの有機溶媒と水との混合溶媒または水が好まし
い。例えばケイ素化合物類またはルイス酸類を用いる場
合、溶媒としては、例えばシクロヘキサン、ヘキサンな
どの飽和炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテルなどのエーテル類、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘ
キサメチルホスホリックトリアミドなどのアミド類、ジ
メチルスルホキシドなどのスルホキシド類、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タンなどのハロゲン化炭化水素類あるいはこれらの混合
溶媒などが好ましい。反応時間は通常30分〜24時
間、好ましくは30分〜6時間である。反応温度は通常
−78〜200℃、好ましくは−20〜150℃であ
る。生成物は反応液のまま、あるいは粗製物として次反
応に用いることもできるが、常法に従って反応混合物か
ら単離することもでき、通常の分離手段(例、再結晶、
蒸留、クロマトグラフィー等)により容易に精製するこ
ともできる。
【0028】化合物(IV)は、化合物(III)を塩基存
在下、式:L−(CH2)mCOR1(式中、Lは脱離基、
1は前記と同意義を示す)で表される化合物あるいは
それらの塩とを反応させることによって製造される。L
で示される「脱離基」としては、例えばハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アル
キルスルホニルオキシ(例、メタンスルホニルキシ、エ
タンスルホニルオキシなど)、置換基を有していてもよ
いC6-10アリールスルホニルオキシなどが挙げられる。
「置換基を有していてもよいC6-10アリールスルホニル
オキシ」としては、例えばC1-6アルキル、C1-6アルコ
キシおよびニトロから選ばれる置換基を1ないし3個有
していてもよいC6-10アリールスルホニルオキシ(例、
フェニルスルホニルオキシ、ナフチルスルホニルオキシ
など)などが挙げられ、具体例としては、m−ニトロベ
ンゼンスルホニルオキシ、p−トルエンスルホニルオキ
シなどが挙げられる。
【0029】塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等の無機塩
基類、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、
カリウム第三ブトキシドなどのアルカリ金属アルコラー
ト類、水素化ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカ
リ金属の水素化物類、ナトリウムアミド、リチウムジイ
ソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジドな
どの金属アミド類、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、酢酸ナトリウムなどの塩基性塩類な
どが挙げられる。塩基の使用量は、化合物(III)1モ
ルに対し約0.5〜5モル、好ましくは約1〜3モルで
ある。上記式:L−(CH2)mCOR1(式中、各記号は
前記と同意義を示す)で表される化合物の使用量は、化
合物(III)1モルに対し約0.8〜2モル、好ましくは
約1〜1.5モルである。本反応は、反応に不活性な溶
媒を用いて行うのが有利である。このような溶媒として
は、例えばメタノール、エタノール、プロパノール等の
アルコール類、シクロヘキサン、ヘキサンなどの飽和炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2
−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテルなどのエーテル類、N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
ホスホリックトリアミドなどのアミド類、ジメチルスル
ホキシドなどのスルホキシド類、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどの
ハロゲン化炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン
などのケトン類、水またはこれらの混合溶媒などが好ま
しい。反応時間は通常10分〜8時間、好ましくは30
分〜3時間である。反応温度は通常0〜120℃、好ま
しくは25〜100℃である。生成物は反応液のまま、
あるいは粗製物として次反応に用いることもできるが、
常法に従って反応混合物から単離することもでき、通常
の分離手段(例、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー
等)により容易に精製することもできる。
【0030】化合物(IV)中、R1が水酸基である場
合、所望により酸触媒存在下、自体公知のエステル化反
応またはエステル交換反応を行って目的物を得てもよ
い。例えば、化合物(IV)の中でR1が水酸基である化
合物と、その対応するアルコール類またはエステル類と
を酸触媒存在下反応させる。該対応するアルコール類と
しては、式:R1a−OH(式中、R1aはR1で示される
「置換基を有していてもよい水酸基」の「置換基」を示
す)で表される化合物が挙げられる。該対応するエステ
ル類としては、式:R−COOR1b(式中、Rは炭化水
素基、R1bはR1aと同意義を示す)で表される化合物が
挙げられる。Rで示される「炭化水素基」は、前記の
「炭化水素基」と同様のものが挙げられる。対応するア
ルコール類またはエステル類の使用量は化合物(IV)1
モルに対し約10〜1000モルである。通常、対応す
るアルコール類またはエステル類は溶媒として用いられ
るが、所望により、例えばシクロヘキサン、ヘキサンな
どの飽和炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテルなどのエーテル類、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘ
キサメチルホスホリックトリアミドなどのアミド類、ジ
メチルスルホキシドなどのスルホキシド類、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タンなどのハロゲン化炭化水素類またはこれらの混合溶
媒を併用してもよい。酸触媒としては、例えば、塩酸、
臭化水素酸、硫酸等の鉱酸類、p−トルエンスルホン
酸、メタンスルホン酸等のスルホン酸類、三フッ化ホウ
素エーテル錯体等のルイス酸類などが用いられる。酸触
媒の使用量は、化合物(IV)1モルに対し約0.01〜
2モル、好ましくは約0.1〜1モルである。反応時間
は通常15分〜24時間、好ましくは30分〜6時間で
ある。反応温度は通常−10〜150℃、好ましくは5
0〜120℃である。
【0031】また、化合物(IV)中、R1が水酸基であ
る化合物を、ハロゲン化剤(例、塩化チオニル、オキシ
塩化リンなど)と反応させて酸クロリドとし、次いで対
応するアルコール類と反応させて目的物を得てもよい。
対応するアルコール類としては、式:R1a−OH(R1a
は前記と同意義を示す)で表される化合物が挙げられ
る。ハロゲン化剤の使用量は、通常化合物(IV)1モル
に対し約1〜50モル、好ましくは約1〜10モルであ
る。該対応するアルコール類の使用量は、通常化合物
(IV)1モルに対し約1〜5モル、好ましくは約1〜2
モルである。本反応は無溶媒で行うか、反応に不活性な
溶媒を用いて行うのが有利である。このような溶媒とし
ては反応が進行する限り特に限定されないが、例えば酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸アミル等のエステル類、シ
クロヘキサン、ヘキサンなどの飽和炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルなどの
エーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリックトリア
ミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシドなどのスル
ホキシド類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素
類またはこれらの混合溶媒が用いられる。反応時間は通
常30分〜6時間、好ましくは30分〜2時間である。
反応温度は通常−10〜150℃、好ましくは0〜10
0℃である。生成物は反応液のまま、あるいは粗製物と
して次反応に用いることもできるが、常法に従って反応
混合物から単離することもでき、通常の分離手段(例、
再結晶、蒸留、クロマトグラフィー等)により容易に精
製することもできる。
【0032】化合物(V)は、化合物(IV)とハロゲン
化銅(II)(例、臭化銅(II)等)とを反応させて製造
される。ハロゲン化銅の使用量は、化合物(V)1モル
に対し通常約1〜3モル、好ましくは約1.5〜2モル
である。本反応は、反応に不活性な溶媒を用いて行うの
が有利である。このような溶媒としては、反応が進行す
る限り特に限定されないが、例えば酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸アミル等のエステル類、シクロヘキサン、ヘ
キサンなどの飽和炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類、N,
N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルホスホリックトリアミドなどのアミ
ド類、ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類、ジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジ
クロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類またはこれら
の混合溶媒が用いられる。反応時間は用いる試薬や溶媒
により異なるが通常1〜24時間、好ましくは1〜14
時間である。反応温度は通常0〜150℃、好ましくは
20〜100℃である。
【0033】化合物(V)は、所望により塩基の存在
下、化合物(IV)とハロゲン(例、臭素等)またはハロ
ゲン化剤(例、臭化水素酸ピリジニウムパーブロミド
等)と反応させることによっても製造される。ハロゲン
またはハロゲン化剤の使用量は、化合物(IV)1モルに
対して約1〜2モル、好ましくは約1〜1.1モルであ
る。塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等のアルカリ金属水酸化物またはアンモニアなど
の無機塩基、例えばトリエチルアミン、ピリジンなどの
有機塩基、例えば炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、酢酸ナトリウムなどの塩基性塩が用いら
れる。塩基の使用量は、化合物(V)1モルに対し通常
約0.1〜5モル、好ましくは約1〜2モルである。本
反応は、反応に不活性な溶媒を用いて行うのが有利であ
る。このような溶媒としては、反応が進行する限り特に
限定されないが、例えばメタノール、エタノール、プロ
パノールなどのアルコール類、シクロヘキサン、ヘキサ
ンなどの飽和炭化水素類、ギ酸、酢酸などの有機酸類、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシ
エタン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルな
どのエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化
水素類またはこれらの混合溶媒などが用いられる。反応
時間は通常5分〜5時間、好ましくは10分〜1時間で
ある。反応温度は通常−10〜100℃、好ましくは0
〜60℃である。生成物は反応液のまま、あるいは粗製
物として次反応に用いることもできるが、常法に従って
反応混合物から単離することもでき、通常の分離手段
(例、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー等)により容
易に精製することもできる。
【0034】化合物(VIII)は、所望により塩基または
酸の存在下、化合物(V)と化合物(VI)または化合物
(VII)とを反応させて製造される。化合物(VI)また
は(VII)の使用量は、化合物(V)1モルに対し通常約
1〜1.5モル、好ましくは約1〜1.2モルである。
塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属水酸化物またはアンモニアなどの無
機塩基、例えばトリエチルアミン、ピリジンなどの有機
塩基、例えば炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、酢酸ナトリウムなどの塩基性塩が、酸として
は酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸などの有機酸
が用いられる。塩基または酸の使用量は、化合物(V)
1モルに対し通常約0.1〜5モル、好ましくは約1〜
2モルである。本反応は、反応に不活性な溶媒を用いて
行うのが有利である。このような溶媒としては、反応が
進行する限り特に限定されないが、例えばメタノール、
エタノール、プロパノールなどのアルコール類、アセト
ン、エチルメチルケトンなどのケトン類、アセトニトリ
ルなどのニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリ
ックトリアミドなどのアミド類、酢酸などのカルボン酸
類、水またはこれらの混合溶媒などが好ましい。反応時
間は用いる試薬や溶媒により異なるが通常30分〜24
時間、好ましくは30分〜14時間である。反応温度は
通常0〜150℃、好ましくは30〜100℃である。
生成物は反応液のまま、あるいは粗製物として次反応に
用いることもできるが、常法に従って反応混合物から単
離することもでき、通常の分離手段(例、再結晶、蒸
留、クロマトグラフィー等)により容易に精製すること
もできる。
【0035】化合物(I)は、所望により酸あるいは塩
基の存在下、化合物(V)と化合物(IX)とを反応させ
ることによって製造される。化合物(IX)の使用量は、
化合物(V)1モルに対し約0.8〜3モル、好ましくは
1〜1.3モルである。酸としては、例えば塩酸、臭化
水素酸、硫酸等の鉱酸などが用いられる。塩基として
は、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアル
カリ金属水酸化物またはアンモニアなどの無機塩基、例
えばトリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、例えば
炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酢
酸ナトリウムなどの塩基性塩などが用いられる。酸また
は塩基の使用量は、化合物(V)1モルに対してそれぞ
れ約1〜1.5モル、好ましくは約1〜1.3モルであ
る。本反応は、反応に不活性な溶媒を用いて行うのが有
利である。このような溶媒としては、例えばN,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、
ヘキサメチルホスホリックトリアミドなどのアミド類、
アセトニトリルなどのニトリル類、アセトン、エチルメ
チルケトンなどのケトン類、メタノール、エタノール、
プロパノールなどのアルコール類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類、
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−
ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、無水トリ
フルオロ酢酸、水またはこれらの混合溶媒などが好まし
い。反応時間は通常30分〜48時間、好ましくは1時
間〜24時間である。反応温度は通常0〜150℃、好
ましくは25〜100℃である。
【0036】また、化合物(I)は、所望により塩基の
存在下、化合物(VIII)のX'部をアルキル化反応に付
すことによっても製造される。化合物(VIII)はその互
変異性体であってもよい。該互変異性体としては、式
【化30】 〔式中、X''は S、O または NH、その他の各記号
は前記と同意義を示す〕で表される化合物が挙げられ
る。アルキル化反応は、自体公知の方法に従って行えば
よい。アルキル化剤としては、例えば、式 Ar−Xb−
L〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化
合物が挙げられる。アルキル化剤の使用量は、化合物
(VIII)1モルに対し約0.8〜5モル、好ましくは1
〜2モルである。塩基としては、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等の無
機塩基類、例えばトリエチルアミン、ピリジン等の有機
塩基類、例えばナトリウムメチラート、ナトリウムエチ
ラート、カリウム第三ブトキシドなどのアルカリ金属ア
ルコラート類、例えば水素化ナトリウム、水素化カリウ
ムなどのアルカリ金属の水素化物類、例えばナトリウム
アミド、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムヘキ
サメチルジシラジドなどの金属アミド類、例えば炭酸水
素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酢酸ナト
リウムなどの塩基性塩類などが用いられる。塩基の使用
量は、化合物(VIII)1モルに対し約1〜5モル、好ま
しくは約1〜1.3モルである。本反応は、反応に不活
性な溶媒を用いて行うのが有利である。このような溶媒
としては、反応が進行する限り特に限定されないが、例
えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルア
セトアミド、ヘキサメチルホスホリックトリアミドなど
のアミド類、アセトニトリルなどのニトリル類、アセト
ン、エチルメチルケトンなどのケトン類、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル
類またはこれらの混合溶媒が好ましい。反応時間は通常
30分〜12時間、好ましくは1〜12時間である。反
応温度は通常0〜150℃、好ましくは0〜80℃であ
る。
【0037】得られた化合物(I)のエステル部を、所
望により加水分解反応に付してもよい。加水分解反応は
公知の方法に従って行えばよく、触媒としては、例え
ば、塩酸、臭化水素酸、硫酸などの鉱酸類、例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基類、例え
ば炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの塩基性塩類など
が用いられる。本反応は、不活性な溶媒を用いて行うの
が有利である。このような溶媒としては、反応が進行す
る限り特に限定されないが、例えばメタノール、エタノ
ール、プロパノールなどのアルコール類、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル
類、酢酸、水またはこれらの混合溶媒などが好ましい。
反応時間は通常10分〜6時間、好ましくは30分〜2
時間である。反応温度は通常0〜100℃、好ましくは
約10〜100℃である。
【0038】
【化31】 化合物(X)[式中、Rcは炭化水素基、各記号は前記と
同意義を示す]は自体公知の方法、例えばジャーナル
オブ メディシナル ケミストリー(J. Med.Chem.)22
巻、204頁(1979)、ヨーロピアン ジャーナル オブ
メディシナルケミストリー(Eur. J. Med. Chem.)、 2
3巻、31頁(1988)、 ジャーナル オブヘテロサイクリッ
ク ケミストリー(J. Heterocyclic Chem.)、 29巻、 124
5頁(1992)などに記載の方法またはこれらに準じた方
法に従って製造される。Rcで示される「炭化水素基」
としては、前記の「炭化水素基」と同様のものが挙げら
れる。化合物(XI)は市販品を用いるか、または自体公
知の方法、例えば、新実験化学講座 14, II, 1104-1120
頁,1977年などに記載の方法またはこれらに準じた方法
に従って製造される。化合物(XII)は、所望により塩
基の存在下、化合物(X)と化合物(XI)とを反応させ
ることにより製造される。化合物(XI)の使用量は、化
合物(X)1モルに対し通常約1〜5モル、好ましくは
約1〜1.2モルである。塩基としては、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物
またはアンモニアなどの無機塩基、例えばトリエチルア
ミン、ピリジンなどの有機塩基、例えば炭酸水素カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酢酸ナトリウムな
どの塩基性塩が用いられる。塩基の使用量は、化合物
(X)1モルに対し通常約0.1〜5モル、好ましくは約
1〜2モルである。本反応は無溶媒で行うか、反応に不
活性な溶媒を用いて行うのが有利である。このような溶
媒としては、反応が進行する限り特に限定されないが、
例えば、メタノール、エタノール、プロパノール等のア
ルコール類、シクロヘキサン、ヘキサンなどの飽和炭化
水素類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−
ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテルなどのエーテル類、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホ
スホリックトリアミドなどのアミド類、ジメチルスルホ
キシドなどのスルホキシド類、ジクロロメタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハ
ロゲン化炭化水素類などの有機溶媒、水またはこれらの
混合溶媒が好ましい。反応時間は用いる試薬や溶媒によ
り異なるが、通常30分〜24時間、好ましくは2〜1
4時間である。反応温度は通常0〜150℃、好ましく
は30〜100℃である。生成物は反応液のまま、ある
いは粗製物として次反応に用いることもできるが、常法
に従って反応混合物から単離することもでき、通常の分
離手段(例、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー等)に
より容易に精製することもできる。
【0039】化合物(XIII)は、化合物(II)から化合
物(III)を製造する方法と同様の方法により、化合物
(XII)から製造される。化合物(XIV)は、化合物(II
I)から化合物(IV)を製造する方法と同様の方法によ
り、化合物(XIII)から製造される。化合物(I)は、
化合物(XIV)と酢酸アンモニウムとを反応させること
により製造される。酢酸アンモニウムの使用量は、化合
物(XIV)1モルに対し通常約5〜100モル、好まし
くは約10〜30モルである。本反応は無溶媒で行う
か、反応に不活性な溶媒を用いて行うのが有利である。
このような溶媒としては、反応が進行する限り特に限定
されないが、例えば、酢酸、プロピオン酸などの有機酸
類、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコ
ール類、シクロヘキサン、ヘキサンなどの飽和炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメ
トキシエタン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テルなどのエーテル類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホス
ホリックトリアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキ
シドなどのスルホキシド類、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロ
ゲン化炭化水素類などの有機溶媒と水との混合溶媒また
は水が好ましい。反応時間は用いる試薬や溶媒により異
なるが、通常30分〜24時間、好ましくは2〜14時
間である。反応温度は通常25〜180℃、好ましくは
80〜150℃である。
【0040】前記各反応において、原料化合物が置換基
としてアミノ基、カルボキシル基、ヒドロキシ基を有す
る場合、これらの基にペプチド化学などで一般的に用い
られるような保護基が導入されたものであってもよく、
反応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的
化合物を得ることができる。アミノ基の保護基として
は、例えばホルミルまたはそれぞれ置換基を有していて
もよいC1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチ
ル、プロピオニルなど)、フェニルカルボニル、C1-6
アルコキシ−カルボニル(例えば、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニルなど)、フェニルオキシカルボ
ニル、C7-11アラルキルオキシ−カルボニル(例えば、
ベンジルオキシカルボニルなど)、トリチル、フタロイ
ルなどが用いられる。これらの置換基としては、ハロゲ
ン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、
1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロ
ピオニル、バレリルなど)、ニトロなどが用いられ、置
換基の数は1ないし3個である。カルボキシル基の保護
基としては、例えばそれぞれ置換基を有していてもよい
1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、tert−ブチルなど)、フェニ
ル、トリチル、シリルなどが用いられる。これらの置換
基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボ
ニル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブチルカルボ
ニルなど)、ニトロ、C1-6アルキル(例えば、メチ
ル、エチル、tert−ブチルなど)、C6-10アリール(例
えば、フェニル、ナフチルなど)などが用いられ、置換
基の数は1ないし3個である。ヒドロキシ基の保護基と
しては、例えばそれぞれ置換基を有していてもよいC
1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、tert−ブチルなど)、フェニル、
7-11アラルキル(例えば、ベンジルなど)、ホルミ
ル、C1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、
プロピオニルなど)、フェニルオキシカルボニル、C
7-11アラルキルオキシ−カルボニル(例えば、ベンジル
オキシカルボニルなど)、テトラヒドロピラニル、テト
ラヒドロフラニル、シリルなどが用いられる。これらの
置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素など)、C1-6アルキル(例えば、メ
チル、エチル、tert−ブチルなど)、C7-11アラルキル
(例えば、ベンジルなど)、C6-10アリール(例えば、
フェニル、ナフチルなど)、ニトロなどが用いられ、置
換基の数は1ないし4個である。
【0041】また、保護基の除去方法としては、自体公
知またはそれに準じる方法が用いられるが、例えば酸、
塩基、紫外光、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−
メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、テトラブチルア
ンモニウムフルオリド、酢酸パラジウムなどで処理する
方法または還元反応が用いられる。いずれの場合にも、
さらに所望により、公知の脱保護反応、アシル化反応、
アミド化反応、アルキル化反応、水素添加反応、酸化反
応、還元反応、炭素鎖延長反応、置換基交換反応を各
々、単独あるいはその二つ以上を組み合わせて行うこと
により化合物(I)を合成することができる。これらの
反応は、例えば、新実験化学講座 14、15巻、1977年
(丸善出版)などに記載の方法が採用される。上記反応
によって、目的物が遊離の状態で得られる場合には、常
法に従って塩に変換してもよく、また塩として得られる
場合には、常法に従って遊離体または他の塩に変換する
こともできる。かくして得られる化合物(I)は、公知
の手段例えば転溶、濃縮、溶媒抽出、分溜、結晶化、再
結晶、クロマトグラフィーなどにより反応溶液から単
離、精製することができる。なお、化合物(I)が、コ
ンフィギュレーショナル アイソマー(配置異性体)、
ジアステレオマー、コンフォーマーなどとして存在する
場合には、所望により、前記分離、精製手段によりそれ
ぞれを単離することができる。また、化合物(I)がラ
セミ体である場合には、通常の光学分割手段により
(S)体、(R)体に分離することができる。また、化
合物(I)は、水和物または非水和物であってもよい。
【0042】前記反応工程で得られる式
【化32】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表される化合
物またはその互変異性体あるいはそれらの塩は新規化合
物であり、本発明の化合物の原料として使用され得る。
このうち、好ましい具体例としては、[(2−メルカプ
ト−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール
−6−イル)オキシ]酢酸エチル、[(2−メルカプト
−8H−インデノ[1,2−d]チアゾール−7−イ
ル)オキシ]酢酸エチル、[(2−メルカプト−4H−
[1]ベンゾピラノ[4,3−d]チアゾール−6−イ
ル)オキシ]酢酸エチルまたはその互変異性体あるいは
それらの塩があげられる。
【0043】本発明の化合物(I)は、PGI2受容体
に対し高い親和性を示し、また毒性が低く、かつ、副作
用も少ないため、医薬品として有用である。本発明の化
合物(I)は、哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ハ
ムスター、ウサギ、ネコ、イヌ、ウシ、ヒツジ、サル、
ヒトなど)に対して、PGI2アゴニストとして作用
し、血小板凝集抑制作用、血管拡張作用、気管支筋拡張
作用、脂質沈着抑制作用、白血球活性化抑制作用などを
有することから、一過性脳虚血発作(TIA)、糖尿病
性神経障害、糖尿病性壊疽、末梢循環障害(例、末梢動
脈塞栓症、振動病、レイノー病等)、全身性エリテマト
ーデス、経皮的冠動脈形成術(PTCA)後の再閉塞・
再狭搾、動脈硬化症、血栓症(例、急性期脳血栓症
等)、高血圧、肺高血圧症、虚血性疾患(例、脳梗塞、
心筋梗塞等)、狭心症(例、安定狭心症、不安定狭心症
等)、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、アレルギー、気管支
喘息、潰瘍、蓐瘡(床ずれ)、アテレクトミーおよびス
テント留置などの冠動脈インターベンション後の再狭
窄、透析による血小板減少などの予防および(または)
治療剤として用いられる。
【0044】本発明の化合物(I)は、毒性が低く、そ
のままあるいは自体公知の方法に従って、薬理学的に許
容される担体を混合した医薬組成物、例えば錠剤(糖衣
錠、フィルムコーティング錠を含む)、散剤、顆粒剤、
カプセル剤、(ソフトカプセルを含む)、液剤、注射
剤、坐剤、徐放剤、貼布剤等として、経口的または非経
口的(例、局所、直腸、静脈投与等)に安全に投与する
ことができる。化合物(I)の本発明製剤中の含有量
は、製剤全体の約0.01ないし100重量%である。
該投与量は、投与対象、投与ルート、疾患などによって
も異なるが、例えば一過性脳虚血発作の予防・治療剤と
して、成人に対し、経口剤として投与する場合、有効成
分化合物(I)として約0.1ないし50mg/kg体重、
好ましくは約0.2ないし30mg/kg体重、さらに好ま
しくは約0.5ないし10mg/kg体重を、1日1ないし
数回に分けて投与すればよい。化合物(I)は、さらに
他の活性成分と併用してもよい。該その他の活性成分と
しては、例えば高脂血症治療薬(例、プラバスタチン
等)、アンジオテンシンII拮抗薬(例、カンデサルタン
シレキセチル、ロサルタン等)、カルシウム拮抗薬
(例、アムロジピン、マニジピン等)、インスリン感受
性増強剤(例、トリグリタゾン、ピオグリタゾン等)な
どが挙げられる。該その他の活性成分と化合物(I)と
を自体公知の方法に従って混合し、医薬組成物(例、錠
剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤(ソフトカプセルを含
む)、液剤、注射剤、坐剤、徐放剤等)として併用して
もよく、あるいは別途、製剤化したもの2種以上を同時
にまたは時間差をおいて同一対象に投与してもよい。
【0045】本発明製剤の製造に用いられてもよい薬理
学的に許容される担体としては、製剤素材として慣用の
各種有機あるいは無機担体物質があげられ、例えば固形
製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製
剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩
衝剤、無痛化剤などがあげられる。また、必要に応じ
て、通常の防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、吸着
剤、湿潤剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤
としては、例えば乳糖、白糖、D−マンニトール、デン
プン、コーンスターチ、結晶セルロース、軽質無水ケイ
酸などが挙げられる。滑沢剤としては、例えばステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、
コロイドシリカなどが挙げられる。結合剤としては、例
えば結晶セルロース、白糖、D−マンニトール、デキス
トリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デン
プン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースナトリウムなどが挙げられる。崩壊
剤としては、例えばデンプン、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロス
カルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナ
トリウム、L−ヒドロキシプロピルセルロースなどが挙
げられる。溶剤としては、例えば注射用水、アルコー
ル、プロピレングリコール、マクロゴール、ゴマ油、ト
ウモロコシ油、オリーブ油などが挙げられる。
【0046】溶解補助剤としては、例えばポリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、D−マンニトー
ル、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメタ
ン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸ナト
リウム、クエン酸ナトリウムなどが挙げられる。懸濁化
剤としては、例えばステアリルトリエタノールアミン、
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン
酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニ
ウム、モノステアリン酸グリセリンなどの界面活性剤;
例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの親水
性高分子などが挙げられる。等張化剤としては、例えば
ブドウ糖、 D−ソルビトール、塩化ナトリウム、グリ
セリン、D−マンニトールなどが挙げられる。緩衝剤と
しては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩
などの緩衝液などが挙げられる。無痛化剤としては、例
えばベンジルアルコールなどが挙げられる。防腐剤とし
ては、例えばパラオキシ安息香酸エステル類、クロロブ
タノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコー
ル、デヒドロ酢酸、ソルビン酸などが挙げられる。抗酸
化剤としては、例えば亜硫酸塩、アスコルビン酸、α−
トコフェロールなどが挙げられる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明は、さらに以下の参考例、
実施例、製剤例および実験例によって詳しく説明される
が、これらの例は単なる実施であって、本発明を限定す
るものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で
変化させてもよい。以下の参考例、実施例中の「室温」
は通常約10℃から35℃を示す。%は特記しない限り
重量パーセントを示す。その他の本文中で用いられてい
る略号は下記の意味を示す。 s : シングレット(singlet) d : ダブレット(doublet) t : トリプレット(triplet) q : カルテット(quartet) dd : ダブルダブレット(double doublet) dt : ダブルトリプレット(double triplet) m : マルチプレット(multiplet) br : ブロード(broad) J : カップリング定数(coupling constant) Hz : ヘルツ(Herz) Ph : フェニル Me : メチル Et : エチル CDCl3 : 重クロロホルム DMSO−d6 : 重ジメチルスルホキシド1 H−NMR : プロトン核磁気共鳴
【0048】
【実施例】
参考例1 [(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタレニル)
オキシ]酢酸エチル 3,4-ジヒドロ-5-ヒドロキシ-1(2H)-ナフタレノン (8.20
g, 50.6 mmol) の N,N-ジメチルホルムアミド (80 mL)
溶液に 0 ℃ で水素化ナトリウム (60% 流動パラフィ
ン分散物, 2.22 g, 55.6 mmol) を加え、同温で 10 分
間攪拌した。これにブロモ酢酸エチル (9.29 g, 55.6 m
mol) を加え、室温で 30 分間攪拌した。反応混合物を
水 (80 mL) に注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出、合わせた
有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、
減圧濃縮した。残渣をヘキサン−ジイソプロピルエーテ
ルから結晶化させて目的物 8.40 g (収率 67%) を得
た。 融点 58-60 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.30 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.04-
2.23 (2H, m), 2.60-2.71 (2H, m), 3.00 (2H, t, J =
6.2 Hz), 4.28 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.67 (2H,s), 6.
91 (1H, dd, J = 8.4, 1.2 Hz), 7.20-7.32 (1H, m),
7.70 (1H, dd, J= 8.2, 1.2 Hz)。
【0049】参考例2 [(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イル)オキ
シ]酢酸エチル 2,3-ジヒドロ-4-ヒドロキシ-1H-インデン-1-オンを用い
て、参考例1に従って目的物を合成した。収率 70%。 融点 91-93 ℃。(ヘキサン−ジイソプロピルエーテ
ル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.66-
2.74 (2H, m), 3.10-3.18 (2H, m), 4.28 (2H, q, J =
7.2 Hz), 4.73 (2H, s), 6.92 (1H, dd, J = 7.6, 1.0
Hz), 7.26-7.44 (2H, m)。
【0050】参考例3 [(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-2-ナフタレニル)
オキシ]酢酸エチル 3,4-ジヒドロ-6-ヒドロキシ-1(2H)-ナフタレノンを用い
て、参考例1に従って目的物を合成した。収率 89%。 融点 39-41 ℃。(ヘキサン−ジイソプロピルエーテ
ル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.4 Hz), 2.03-
2.21 (2H, m), 2.57-2.66 (2H, m), 2.87-2.96 (2H,
m), 4.29 (2H, q, J = 7.4 Hz), 4.68 (2H, s), 6.73
(1H, d, J = 2.4 Hz), 6.82 (1H, dd, J = 8.8, 2.6 H
z), 8.02 (1H, dd, J= 8.8, 2.6 Hz)。
【0051】参考例4 [(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-5-イル)オキ
シ]酢酸エチル 2,3-ジヒドロ-5-ヒドロキシ-1H-インデン-1-オンを用い
て、参考例1に従って目的物を合成した。収率 65%。 融点 59-61 ℃。(ヘキサン−酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.62-
2.73 (2H, m), 3.05-3.15 (2H, m), 4.29 (2H, q, J =
7.0 Hz), 4.71 (2H, s), 6.86-6.97 (2H, m), 7.71 (1
H, d, J = 8.4 Hz)。
【0052】参考例5 4-[(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イル)オ
キシ]酪酸エチル 2,3-ジヒドロ-4-ヒドロキシ-1H-インデン-1-オンおよび
4-ブロモ酪酸エチルを用いて、参考例1に従って目的物
を合成した。収率 66%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.07-
2.16 (2H, m), 2.55 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.64-2.75
(2H, m), 2.99-3.10 (2H, m), 4.05-4.22 (4H, m), 7.0
6 (1H, dd, J = 6.4, 2.4 Hz), 7.27-7.41 (2H, m)。
【0053】参考例6 [(2,3-ジヒドロ-5,7-ジメチル-1-オキソ-1H-インデン-
4-イル)オキシ]酢酸エチル 2,3-ジヒドロ-4-ヒドロキシ-5,7-ジメチル-1H-インデン
-1-オンを用いて、参考例1に従って目的物を合成し
た。収率 77%。 融点 75-77 ℃。(ヘキサン−ジイソプロピルエーテ
ル)1 H-NMR (CDCl3) δ:1.33 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.36
(3H, s), 2.55 (3H, s),2.60-2.71 (2H, m), 3.04-3.13
(2H, m), 4.30 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.54 (2H, s),
6.94 (1H, s)。
【0054】参考例7 [(2,3-ジヒドロ-6,7-ジメチル-1-オキソ-1H-インデン-
4-イル)オキシ]酢酸エチル 2,3-ジヒドロ-4-ヒドロキシ-6,7-ジメチル-1H-インデン
-1-オンを用いて、参考例1に従って目的物を合成し
た。収率 77%。 融点 100-101 ℃。(ヘキサン−ジイソプロピルエーテ
ル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.28
(3H, s), 2.51 (3H, s),2.61-2.69 (2H, m), 2.98-3.05
(2H, m), 4.28 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.68 (2H, s),
6.73 (1H, s)。
【0055】参考例8 [(2,3-ジヒドロ-4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-8-イル)
オキシ] 酢酸エチル 2,3-ジヒドロ-8-ヒドロキシ-4H-1-ベンゾピラン-4-オン
を用いて、参考例1に従って目的物を合成した。収率 8
4%。 融点 56-66 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.30 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.84
(2H, t, J = 6.4 Hz), 4.28 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.6
5 (2H, t, J = 6.4 Hz), 4.71 (2H, s), 6.93 (1H, t,
J = 7.6 Hz), 7.01 (1H, dd, J = 7.6, 1.8 Hz), 7.57
(1H, dd, J = 7.6, 1.8 Hz)。
【0056】参考例9 3-[(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イル)オ
キシ]プロピオン酸エチル 2,3-ジヒドロ-4-ヒドロキシ-1H-インデン-1-オン (18.0
g, 121 mmol) の 30%水酸化カリウム水溶液 (60 mL)
溶液に室温で 3-クロロプロピオン酸 (18 g,166 mmol)
を加え、1 時間加熱還流した。冷却後、1 規定塩酸を加
え、析出した未反応の 2,3-ジヒドロ-4-ヒドロキシ-1H-
インデン-1-オン 10.0 g をろ取した。ろ液を酢酸エチ
ルで 2 回抽出、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾
燥、ろ過、減圧濃縮した。3-[(2,3-ジヒドロ-1-オキソ
-1H-インデン-4-イル)オキシ]プロピオン酸 6.20 g
の粗結晶を得た。これをエタノール (40mL) に溶かし、
室温で濃硫酸 (1.0 mL) を加え、1 時間加熱還流した。
冷却後、酢酸エチルで 2回抽出、合わせた有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上
で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をヘキサン−ジイソ
プロピルエーテルから結晶化させて目的物 6.50 g (収
率 22%) を得た。 融点 90-92 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.29 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.63-
2.76 (2H, m), 2.85 (2H, t, J = 6.2 Hz), 2.96-3.08
(2H, m), 4.20 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.35 (2H,t, J =
6.2 Hz), 7.06 (1H, dd, J = 6.6, 2.6 Hz), 7.22-7.4
0 (2H, m)。
【0057】参考例10 3-[(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタレニ
ル)オキシ]プロピオン酸エチル 3,4-ジヒドロ-5-ヒドロキシ-1(2H)-ナフタレノンを用い
て、参考例9に従って目的物を合成した。収率 11%。 融点 57-59 ℃。(ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.29 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.02-
2.19 (2H, m), 2.57-2.66 (2H, m), 2.77-2.90 (4H,
m), 4.18-4.33 (4H, m), 7.04 (1H, d, J = 8.0 Hz),
7.26 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.66 (1H, d, J = 8.0 H
z)。
【0058】参考例11 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル 臭化銅 (II) (10 g, 45.1 mmol) の沸騰した酢酸エチル
(50 mL) 懸濁液に、[(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキ
ソ-1-ナフタレニル)オキシ]酢酸エチル (7.0g, 28.2 m
mol) の酢酸エチル (30 mL) 溶液を加え、6 時間加熱還
流した。臭化銅 (I) をろ過し、ろ液を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ
過、減圧濃縮した。残渣をヘキサン−酢酸エチルから結
晶化させて目的物 7.5 g (収率 81%) を得た。 融点 74-75 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.44-
2.54 (2H, m), 3.08-3.17 (2H, m), 4.23 (2H, q, J =
7.0 Hz), 4.62-4.75 (3H, m), 6.94 (1H, d, J =8.0 H
z), 7.29 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.75 (1H, d, J = 8.0
Hz)。
【0059】参考例12 [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イ
ル)オキシ]酢酸エチル [(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イル)オキ
シ]酢酸エチルを用いて、参考例11に従って目的物を
合成した。収率 77%。 融点 60-63 ℃。(ヘキサン−ジイソプロピルエーテ
ル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.41
(1H, dd, J = 18.6, 3.0Hz), 3.84 (1H, dd, J = 18.6,
7.4 Hz), 4.28 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.65 (1H, dd,
J = 7.4, 3.0 Hz), 4.73 (2H, s), 6.99 (1H, d, J =
7.6 Hz), 7.33-7.51 (2H, m)。
【0060】参考例13 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-2-ナフ
タレニル)オキシ]酢酸エチル [(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-2-ナフタレニル)
オキシ]酢酸エチルを用いて、参考例11に従って目的
物を合成した。 収率 73%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.35-
2.62 (2H, m), 2.72-2.95 (1H, m), 3.20-3.41 (1H,
m), 4.29 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.62-4.75 (3H, m),
6.74 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.87 (1H, dd, J = 8.8,
2.6 Hz), 7.75 (1H, d, J = 8.8 Hz)。
【0061】参考例14 [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-5-イ
ル)オキシ]酢酸エチル [(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-5-イル)オキ
シ]酢酸エチルを用いて、参考例11に従って目的物を
合成した。 収率 93%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.32 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.38
(1H, dd, J = 18.4, 3.2Hz), 3.79 (1H, dd, J = 18.4,
7.6 Hz), 4.30 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.65 (1H, dd,
J = 7.6, 3.2 Hz), 4.73 (2H, s), 6.85 (1H, d, J =
2.0 Hz), 6.98 (1H, dd, J = 8.6, 2.0 Hz), 7.80 (1H,
d, J = 8.6 Hz)。
【0062】参考例15 4-[(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-
イル)オキシ]酪酸エチル 4-[(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イル)オ
キシ]酪酸エチルを用いて、参考例11に従って目的物
を合成した。 収率 90%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.11-
2.24 (2H, m), 2.49-2.61 (2H, m), 3.31 (1H, dd, J =
18.4, 3.0 Hz), 3.75 (1H, dd, J = 18.4, 7.2Hz), 4.
05-4.23 (4H, m), 4.64 (1H, dd, J = 7.2, 3.0 Hz),
7.09 (1H, dd, J= 7.2, 2.0 Hz), 7.31-7.45 (2H, m)。
【0063】参考例16 3-[(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-
イル)オキシ]プロピオン酸エチル 3-[(2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イル)オ
キシ]プロピオン酸エチルを用いて、参考例11に従っ
て目的物を合成した。 収率 78%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.30 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.85
(2H, t, J = 6.2 Hz), 3.35 (1H, dd, J = 18.6, 3.0 H
z), 3.78 (1H, dd, J = 18.6, 7.4 Hz), 4.20 (2H, q,
J = 7.0 Hz), 4.35 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.66 (1H, d
d, J = 7.4, 3.0Hz), 7.11 (1H, dd, J = 6.6, 2.6 H
z), 7.25-7.43 (2H, m)。
【0064】参考例17 3-[(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナ
フタレニル)オキシ]プロピオン酸エチル 3-[(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタレニ
ル)オキシ]プロピオン酸エチルを用いて、参考例11
に従って目的物を合成した。収率 80%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.29 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.41-
2.51 (2H, m), 2.84 (2H, t, J = 6.2 Hz), 2.99 (2H,
t, J = 6.2 Hz), 4.21 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.31 (2
H, t, J = 6.2 Hz), 4.70 (1H, t, J = 4.4 Hz), 7.09
(1H, d, J = 8.0 Hz), 7.31 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.7
2 (1H, d, J = 8.0 Hz)。
【0065】参考例18 [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-5,7-ジメチル-1-オキソ-1H
-インデン-4-イル)オキシ]酢酸エチル [(2,3-ジヒドロ-5,7-ジメチル-1-オキソ-1H-インデン-
4-イル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考例11に従
って目的物を合成した。収率 87%。 融点 71-73 ℃。(ヘキサン−酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.38
(3H, s), 2.56 (3H, s),3.38 (1H, dd, J = 18.6, 3.2
Hz), 3.83 (1H, dd, J = 18.6, 7.4 Hz), 4.29(2H, q,
J = 7.2 Hz), 4.51 (2H, s), 4.61 (1H, dd, J = 7.4,
3.2 Hz), 7.02(1H, s)。
【0066】参考例19 [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-6,7-ジメチル-1-オキソ-1H
-インデン-4-イル)オキシ]酢酸エチル [(2,3-ジヒドロ-6,7-ジメチル-1-オキソ-1H-インデン-
4-イル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考例11に従
って目的物を合成した。収率 90%。 融点 71-73 ℃。(ヘキサン−酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.30
(3H, s), 2.52 (3H, s),3.30 (1H, dd, J = 18.6, 3.0
Hz), 3.73 (1H, dd, J = 18.6, 7.6 Hz), 4.28(2H, q,
J = 7.2 Hz), 4.61 (1H, dd, J = 7.6, 3.0 Hz), 4.68
(2H, s), 6.79(1H, s)。
【0067】参考例20 [(3-ブロモ-2, 3-ジヒドロ-4-オキソ-4H-1-ベンゾピ
ラン-8-イル)オキシ]酢酸エチル [(2, 3-ジヒドロ-4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-8-イ
ル)オキシ] 酢酸エチルを用いて、参考例11に従って
目的物を合成した。収率 77%。 融点 92.0-93.0 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 4.29
(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.64-4.82 (5H, m), 6.97-7.09
(2H, m), 7.62 (1H, dd, J = 7.4, 2.0 Hz)。
【0068】参考例21 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチル [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル (2.63 g, 8.04 mmol)、ジ
チオカルバミド酸アンモニウム (1.06 g, 9.60mmol) の
エタノール (30 mL) 混合物を 14 時間加熱還流した。
冷却後、析出した固体をろ取し、目的物を 1.96 g (収
率 76%) 得た。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.6
3-2.79 (2H, m), 2.95-3.09 (2H, m), 4.18 (2H, q, J
= 7.2 Hz), 4.79 (2H, s), 6.88 (1H, d, J = 8.0 Hz),
7.20 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.40 (1H, d, J = 8.0 H
z), 13.6 (1H, brs)。
【0069】参考例22 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチル [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イ
ル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考例21に従って
目的物を合成した。収率 70%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.22 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.6
8 (2H, s), 4.28 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.88 (2H, s),
6.84 (1H, dd, J = 8.0, 1.0 Hz), 7.20-7.40 (2H,
m), 14.1 (1H, br s)。
【0070】参考例23 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-7-イル)オキシ]酢酸エチル [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-2-ナフ
タレニル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考例21に
従って目的物を合成した。 収率 52%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.6
3-2.78 (2H, m), 2.87-3.05 (2H, m), 4.19 (2H, q, J
= 7.0 Hz), 4.79 (2H, s), 6.84-6.92 (2H, m),7.66 (1
H, d, J = 8.4 Hz), 13.6 (1H, br s)。
【0071】参考例24 3-[(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-
イル)オキシ]プロピオン酸エチル 3-[(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-
イル)オキシ]プロピオン酸エチルを用いて、参考例2
1に従って目的物を合成した。収率 45%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.21 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.7
2-2.85 (2H, m), 3.57 (2H, s), 4.12 (2H, q, J = 7.0
Hz), 4.28-4.36 (2H, m), 6.80-7.40 (3H, m),1H 未
確認。
【0072】参考例25 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-6-イ
ル)オキシ]酢酸エチル [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-5-イ
ル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考例21に従って
目的物を合成した。収率 80%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 3.7
1 (2H, s), 4.19 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.79 (2H, s),
6.88-6.96 (1H, m), 7.18 (1H, br s), 7.42-7.51 (1
H, m), 14.3 (1H, br s)。
【0073】参考例26 [(2-メルカプト-4,6-ジメチル-8H-インデノ[1,2-d]チ
アゾール-7-イル)オキシ]酢酸エチル [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-5,7-ジメチル-1-オキソ-1H
-インデン-4-イル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考
例21に従って目的物を合成した。収率 34%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.2
6 (3H, s), 2.48 (3H, s), 3.76 (2H, s), 4.18 (2H,
q, J = 7.0 Hz), 4.66 (2H, s), 6.95 (1H, s), 13.6
(1H, br s)。
【0074】参考例27 [(2-メルカプト-4,5-ジメチル-8H-インデノ[1,2-d]チ
アゾール-7-イル)オキシ]酢酸エチル [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-6,7-ジメチル-1-オキソ-1H
-インデン-4-イル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考
例21に従って目的物を合成した。収率 64%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.22 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.2
5 (3H, s), 2.37 (3H, s), 3.55 (2H, s), 4.17 (2H,
q, J = 7.0 Hz), 4.82 (2H, s), 6.69 (1H, s), 13.5
(1H, br s)。
【0075】参考例28 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル [(3-ブロモ-2,3-ジヒドロ-4-オキソ-4H-1-ベンゾピラ
ン-8-イル)オキシ] 酢酸エチルを用いて、参考例21に
従って目的物を合成した。収率 49%。 非晶形。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 4.27
(2H, q, J = 7.2 Hz), 4.69 (2H, s), 5.22 (2H, s),
6.81 (1H, dd, J = 8.2, 1.6 Hz), 7.20 (1H, t,J = 8.
2 Hz), 7.32 (1H, dd, J = 8.2, 1.6 Hz), 13.4 (1H, b
r s)。
【0076】参考例29 4-[(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-
イル)オキシ]酪酸エチル 4-[(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-
イル)オキシ]酪酸エチルを用いて、参考例21に従っ
て目的物を合成した。収率 68%。 非晶形。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.09-
2.25 (2H, m), 2.56 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.61 (2H,
s), 4.13 (2H, t, J = 6.0 Hz), 4.17 (2H, q, J= 7.2
Hz), 6.80 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.14 (1H, d, J = 7.
2 Hz), 7.25-7.35 (1H, m), 13.6 (1H, br s)。
【0077】参考例30 3-[(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾ
ール-6-イル)オキシ]プロピオン酸エチル 3-[(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフ
タレニル)オキシ]プロピオン酸エチルを用いて、参考
例21に従って目的物を合成した。収率 59%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.20 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.6
1-2.93 (6H, m), 4.11 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.23 (2
H, t, J = 6.0 Hz), 6.98 (1H, d, J = 8.0 Hz),7.23
(1H, t, J = 8.0 Hz), 7.39 (1H, d, J = 8.0 Hz), 13.
6 (1H, br s)。
【0078】参考例31 [(4,5-ジヒドロ-2-ヒドロキシナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチル [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル (3.00 g, 9.17 mmol)、エ
チルキサントアミド (0.96 g, 9.17 mmol) のエタノー
ル (30 mL) 混合物を 6 時間加熱還流した。溶媒を減圧
濃縮し、反応混合物に酢酸エチルと水を加え 2 層を分
離、水層を酢酸エチルで抽出、合わせた有機層を水で洗
浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン
−酢酸エチル 1:3) に供し目的物1.40 g (収率 50%)
を得た。 融点 74-75 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (DMSO-d6) δ:1.23 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.5
5-2.70 (2H, m), 2.92-3.04 (2H, m), 4.18 (2H, q, J
= 7.0 Hz), 4.79 (2H, s), 6.82 (1H, dd, J = 8.0, 1.
4 Hz), 7.08-7.22 (2H, m), 11.7 (1H, s)。
【0079】参考例32 2-メトキシ-3,5-ジメチルベンズアルデヒド 1-メトキシ-2,4-ジメチルベンゼン (8.00 g, 58.7 mmo
l) と 1,1-ジクロロメチルメチルエーテル (7.40 g, 6
4.7 mmol) の塩化メチレン (30 mL) 溶液に 0℃ で四塩
化チタン (20.0 g, 105 mmol) を加え、同温で 20 分間
攪拌した。反応混合物を氷水に注ぎ、有機層を分離し、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮して目的物 9.40 g (収率
98%)を得た。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.306 (3H, s), 2.312 (3H, s),
3.85 (3H, s), 7.25-7.27(1H, m), 7.48 (1H, d, J =
1.8 Hz), 10.3 (1H, s)。
【0080】参考例33 (E)−3−(2−メトキシ-3,5-ジメチルフェニル)プ
ロペン酸 2-メトキシ-3,5-ジメチルベンズアルデヒド (9.40 g, 5
7.2 mmol) 、マロン酸(8.90 g, 85.8 mmol)、ピロリジ
ン (730 mg, 8.58 mmol) のピリジン (80 mL)溶液を 14
時間加熱還流した。反応混合物を氷水に注ぎ、酢酸エ
チルで抽出し、2 規定塩酸で洗浄後、硫酸マグネシウム
上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をエタノールから
結晶化させて目的物 9.60 g (収率 81%) を得た。 融点 178-180 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.28 (3H, s), 2.30 (3H, s), 3.7
4 (3H, s), 6.49 (1H, d, J = 16.0 Hz), 7.07 (1H,
s), 7.25 (1H, s), 8.07 (1H, d, J = 16.0 Hz), 9.2-1
2 (1H, br)。
【0081】参考例34 3-(2-メトキシ-3,5-ジメチルフェニル)プロピオン酸 (E)-3-(2-メトキシ-3,5-ジメチルフェニル)プロペン酸
(9.60 g, 46.5 mmol)および 10% パラジウム−炭素
(含水) (0.60 g) を酢酸 (80 mL) に懸濁し、水素雰囲
気下、60 ℃で 14 時間攪拌した。触媒をろ過し、減圧
濃縮した。残渣をエタノールから結晶化させて目的物
8.90 g (収率 91%) を得た。 融点 74-75 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.26 (6H, s), 2.61-2.75 (2H,
m), 2.87-2.98 (2H, m), 3.72 (3H, s), 6.84 (1H, s),
6.87 (1H, s), 1H 未確認。
【0082】参考例35 2,3-ジヒドロ−4-メトキシ-5,7-ジメチル-1H-インデン
-1-オン 3-(2-メトキシ-3,5-ジメチルフェニル)プロピオン酸
(8.80 g, 42.2 mmol) の塩化チオニル (80 mL) 溶液
を、1.5 時間加熱還流した。冷却後、反応溶液を減圧濃
縮した。これを1,2-ジクロロエタン (100 mL) に溶解
し、無水塩化アルミニウム (5.80 g, 43.5 mmol) を 0
℃でゆっくり加え、室温で1.0 時間攪拌した。反応終了
後、反応混合物を氷水中に加え1,2-ジクロロエタンで抽
出した。有機層を1 規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ
過、減圧濃縮して、目的物 6.90 g (収率 86%) を得
た。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.32 (3H, s), 2.35 (3H, s), 2.6
0-2.80 (2H, m), 3.00-3.15 (2H, m), 3.82 (3H, s),
6.92 (1H, s)。
【0083】参考例36 2,3-ジヒドロ−4-メトキシ-6,7-ジメチル-1H-インデン
-1-オン 1-メトキシ-3,4-ジメチルベンゼンより参考例32〜3
5に従って目的物を合成した。総収率 33%。 融点 127-128 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.31 (3H, s), 2.51 (3H, s), 2.5
8-2.67 (2H, m), 2.85-2.95 (2H, m), 3.87 (3H, s),
6.84 (1H, s)。
【0084】参考例37 2,3-ジヒドロ-8-ヒドロキシ-4H-1-ベンゾピラン-4-オン 2,3-ジヒドロ-8-メトキシ-4H-1-ベンゾピラン-4-オン
(7.59 g, 42.4 mmol)をキシレン (80 mL) に溶解し、無
水塩化アルミニウム (11.4 g, 85.5 mmol) を加え、100
℃で2時間加熱撹拌した。冷却後、反応混合物を氷水中
に加え酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸およ
び飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ
過、減圧濃縮した。得られた残渣をメタノール−酢酸エ
チル−ジエチルエ−テルから結晶化させて、目的物 3.9
4 g (収率 56%) を得た。 融点 93-96 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.86 (2H, t, J = 6.4 Hz), 4.63
(2H, t, J = 6.4 Hz), 5.72 (1H, s), 6.93 (1H, t, J
= 8.0 Hz), 7.14 (1H, dd, J = 7.8, 1.6 Hz), 7.44 (1
H, dd, J = 7.8, 1.6 Hz)。
【0085】参考例38 2,3-ジヒドロ−4-ヒドロキシ-5,7-ジメチル-1H-インデ
ン-1-オン 2,3-ジヒドロ−4-メトキシ-5,7-ジメチル-1H-インデン
-1-オンを用いて、参考例37に従って目的物を合成し
た。収率 78%。 融点 152-154 ℃。 (酢酸エチル)1 H-NMR(DMSO-d6) δ: 2.21 (3H, s), 2.40 (3H, s), 2.
46-2.61 (2H, m), 2.83-2.96 (2H, m), 6.87 (1H, s),
8.81 (1H, s)。
【0086】参考例39 2,3-ジヒドロ−4-ヒドロキシ-6,7-ジメチル-1H-インデ
ン-1-オン 2,3-ジヒドロ−4-メトキシ-6,7-ジメチル-1H-インデン
-1-オンを用いて、参考例37に従って目的物を合成し
た。収率 92%。 融点 171-173 ℃。 (酢酸エチル)1 H-NMR(DMSO-d6) δ: 2.18 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.
50-2.61 (2H, m), 2.76-2.85 (2H, m), 6.83 (1H, s),
9.41 (1H, s)。
【0087】参考例40 3,3-ジフェニルプロピルメタンスルホナート 3,3-ジフェニル-1-プロパノール (24.0 g, 113 mmol)
と塩化メタンスルホニル (13.7 g, 120 mmol) の テト
ラヒドロフラン (200 mL) 溶液に 0 ℃ でトリエチルア
ミン (17.0 mL, 120 mmol) をゆっくり加え、室温で 10
分間攪拌した。反応混合物に水 (200 mL) を注ぎ、酢
酸エチルで 2 回抽出、合わせた有機層を飽和食塩水で
洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し
た。残渣をジイソプロピルエーテルから結晶化させて目
的物 25.8 g (収率 79%) を得た。 融点 83-85 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.50 (2H, dt, J = 8.0, 6.4 H
z), 2.90 (3H, s), 4.08-4.21 (3H, m), 7.13-7.41 (10
H, m)。
【0088】参考例41 2,2-ジフェニルエチルメタンスルホナート 2,2-ジフェニル-1-エタノールを用いて、参考例40に
従って目的物を合成した。収率 69%。 融点 101-102 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.73 (3H, s), 4.43 (1H, t, J =
7.4 Hz), 4.72 (2H, d,J = 7.4 Hz), 7.13-7.43 (10H,
m)。
【0089】参考例42 4,4-ジフェニルブチルメタンスルホナート 4,4-ジフェニル-1-ブタノールを用いて、参考例40に
従って目的物を合成した。収率 68%。 融点 85-88 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.62-1.81 (2H, m), 2.10-2.23
(2H, m), 2.95 (3H, s),3.90 (1H, t, J = 8.0 Hz), 4.
22 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.13-7.34 (10H, m)。
【0090】参考例43 3,3-ジフェニルプロピルヨージド ヨウ化ナトリウム (2.80 g, 18.9 mmol) のアセトン (2
0 mL) 溶液に 0 ℃ で3,3-ジフェニルプロピルメタンス
ルホナート (5.00 g, 17.2 mmol) のアセトン(10 mL)
溶液を加え、3 時間加熱還流した。冷却後溶媒を減圧濃
縮し、残渣に水 (30 mL)を注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽
出し、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、
ろ過、減圧濃縮した。残渣をメタノールから結晶化させ
て目的物 4.70 g (収率 85%) を得た。 融点 51-55 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.54 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.09
(2H, t, J = 7.0 Hz),4.11 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.1
5-7.40 (10H, m)。
【0091】参考例44 2,2-ジフェニルエチルヨージド 2,2-ジフェニルエチルメタンスルホナートを用いて、参
考例43に従って目的物を合成した。収率 58%。 融点 76-78 ℃。(メタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.74 (2H, d, J = 8.2 Hz), 4.34
(1H, t, J = 8.2 Hz),7.18-7.37 (10H, m)。
【0092】参考例45 4,4-ジフェニルブチルヨージド 4,4-ジフェニルブチルメタンスルホナートを用いて、参
考例43に従って目的物を合成した。 収率 67%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.70-1.86 (2H, m), 2.08-2.25
(2H, m), 3.18 (2H, t, J= 6.8 Hz), 3.91 (1H, t, J =
7.6 Hz), 7.11-7.36 (10H, m)。
【0093】参考例46 N-(3,3-ジフェニルプロピル)チオウレア 3,3-ジフェニルプロピルアミン (4.00 g, 18.9 mmol)
とアンモニウムチオシアネート (1.60 g, 20.8 mmol)
のブロモベンゼン (30 mL) 溶液を 1 時間加熱還流し
た。冷却後析出した固体をジエチルエーテル、水、エタ
ノールで洗浄、乾燥させて目的物 3.00 g (収率 59%)
を得た。 非晶質。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.16-2.35 (2H, m), 3.10-3.40
(2H, br), 3.98 (1H, t, J = 7.4 Hz), 6.89 (1H, br
s), 7.05-7.43 (10H, m), 7.63 (1H, br s), 1H未確
認。
【0094】参考例47 N-(2,2-ジフェニルエチル)チオウレア 2,2-ジフェニルエチルアミンを用いて、参考例46に従
って目的物を合成した。収率 59%。 非晶質。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 3.96-4.11 (2H, m), 3.98 (1H,
t, J = 7.6 Hz), 6.96(1H, br s), 7.11-7.50 (11H,
m), 1H 未確認。
【0095】参考例48 N-(ジフェニルメチル)チオウレア ジフェニルメチルアミン を用いて、参考例46に従っ
て目的物を合成した。収率 59%。 非晶質。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 6.50-6.72 (1H, m), 7.00-7.52
(12H, m), 8.54 (1H, d, J = 8.8 Hz)。
【0096】参考例49 (2-ナフチル)フェニルメチルブロミド ベンゾイルナフタレン (5.00 g, 21.5 mmol) の メタノ
ール (30 mL) 溶液に、水素化ホウ素ナトリウム (400 m
g, 10.8 mmol)を氷冷下で加え、室温で30 分間撹拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃
縮し、(2-ナフチル)フェニルメタノール4.80 g を得
た。得られた化合物 (4.80 g, 20.5 mmol) のイソプロ
ピルエーテル (30 mL)溶液に、三臭化リン (3.70 g, 1
3.7 mmol) を氷冷下で加え、室温で1 時間撹拌した。反
応液に水を加え、イソプロピルエーテルで抽出した。有
機層を水および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、
硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得ら
れた固体をイソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶
して、目的物 4.10 g (収率 64%) を得た。 融点 89-90 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 6.45(1H, s), 7.22-7.61(8H, m),
7.71-7.86(4H, m)。
【0097】参考例50 4-フェニルベンジルブロミド 4-フェニルベンジルアルコール (1.00 g, 5.43 mmol)
の イソプロピルエーテル (10 mL)−クロロホルム (20
mL) 混合溶液中に、三臭化リン (0.98 g, 3.62mmol) を
氷冷下で加え、室温で 1 時間撹拌した。反応液に水を
加え、イソプロピルエーテルで抽出した。有機層を水お
よび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マグネ
シウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣を
エタノール−ヘキサンから再結晶して、目的物 1.00 g
(収率 75%) を得た。 融点 86-88 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 4.55 (2H, s), 7.32-7.67 (9H,
m)。
【0098】参考例51 (4-メチルフェニル)(フェニル)メチルブロミド (4-メチルフェニル)(フェニル)メタノール を用いて、
参考例50に従って目的物を合成した。収率99%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.33 (3H, s), 6.28 (1H, s), 7.
14 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.25-7.49 (7H, m)。
【0099】参考例52 (4-クロロフェニル)(フェニル)メチルブロミド (4-クロロフェニル)(フェニル)メタノールを用いて、参
考例50に従って目的物を合成した。定量的。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.24 (1H, s), 7.25 -7.45 (9H,
m)。
【0100】参考例53 ビス(4-クロロフェニル)メチルブロミド ビス(4-クロロフェニル)メタノールを用いて、参考例5
0に従って目的物を合成した。収率96%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.20 (1H, s), 7.26 -7.39 (8H,
m)。
【0101】参考例54 1,2-ジフェニルエチルブロミド ベンジル フェニル ケトンを用いて、参考例49に従っ
て目的物を合成した。収率57%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 3.39-3.62 (2H, s), 5.13 (1H,
t, J = 7.6 Hz), 7.06-7.55 (10H, m)。
【0102】参考例55 (4-メトキシフェニル)(フェニル)メチルブロミド 4-メトキシフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例
49に従って目的物を合成した。収率98%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 3.80 (3H, s), 6.31 (1H, s), 6.
84-6.90 (2H, m), 7.24-7.40 (5H, m), 7.45-7.50 (2H,
m)。
【0103】参考例56 ビス(4-フルオロフェニル)メチルブロミド ビス(4-フルオロフェニル) ケトンを用いて、参考例4
9に従って目的物を合成した。収率59%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.26 (1H, s), 6.98 -7.09 (4H,
m), 7.37 -7.44 (4H, m)。
【0104】参考例57 (4-ニトロフェニル)(フェニル)メチルブロミド 4-ニトロフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例4
9に従って目的物を合成した。定量的。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.25 (1H, s), 7.27 -7.38 (5H,
m), 7.58 (2H, d, J = 8.4 Hz), 8.19 (2H, d, J = 8.4
Hz)。
【0105】参考例58 (4-フルオロフェニル)(フェニル)メチルブロミド 4-フルオロフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例
49に従って目的物を合成した。収率84%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.27 (1H, s), 6.97-7.05 (2H,
m), 7.01-7.46 (7H, m)。
【0106】参考例59 (フェニル)(4-トリフルオロメチルフェニル)メチルブロ
ミド フェニル 4-トリフルオロメチルフェニル ケトンを用い
て、参考例49に従って目的物を合成した。収率64%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.28 (1H, s), 7.30-7.46 (5H,
m), 7.59 (4H, s)。
【0107】参考例60 (4-シアノフェニル)(フェニル)メチルブロミド 4-シアノフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例4
9に従って目的物を合成した。収率90%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.24 (1H, s), 7.30-7.44 (5H,
m), 7.53-7.66 (4H, m)。
【0108】参考例61 (3-クロロフェニル)(フェニル)メチルブロミド 3-クロロフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例4
9に従って目的物を合成した。収率62%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.03 (1H, s), 7.24-7.45 (9H,
m)。
【0109】参考例62 (2-クロロフェニル)(フェニル)メチルブロミド 2-クロロフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例4
9に従って目的物を合成した。収率71%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.71 (1H, s), 7.19-7.70 (9H,
m)。
【0110】参考例63 (3-メチルフェニル)(フェニル)メチルブロミド 3-メチルフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例4
9に従って目的物を合成した。収率94%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.34 (3H, s), 6.25 (1H, s), 7.
08 (1H, d, J = 6.2 Hz), 7.17-7.37 (6H, m), 7.44-7.
48 (2H, m)。
【0111】参考例64 (2-メチルフェニル)(フェニル)メチルブロミド 2-メチルフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例4
9に従って目的物を合成した。定量的。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.36 (3H, s), 6.49 (1H, s), 7.
14-7.56 (9H, m)。
【0112】参考例65 (フェニル)(3-トリフルオロメチルフェニル)メチルブロ
ミド フェニル 3-トリフルオロメチルフェニル ケトンを用い
て、参考例49に従って目的物を合成した。定量的。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.49 (1H, s), 7.20-7.49 (9H,
m)。
【0113】参考例66 (2-フルオロフェニル)(フェニル)メチルブロミド 2-フルオロフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例
49に従って目的物を合成した。収率98%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.65 (1H, s), 7.10-7.66 (9H,
m)。
【0114】参考例67 3,4-ジヒドロ-7-ヒドロキシ-1(2H)-ナフタレノン 3,4-ジヒドロ-7-メトキシ-1(2H)-ナフタレノン を用い
て、参考例37に従って目的物を合成した。収率 89
%。 融点 170-173 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.89-2.11 (2H, m), 2.44-2.63 (2
H, m), 2.77-2.86 (2H,m), 6.96 (1H, dd, J = 8.0, 3.
0 Hz) , 7.14 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.26 (1H,d, J =
3.0 Hz), 9.53 (1H, s)。
【0115】参考例68 [(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-3-ナフタレニル)オ
キシ]酢酸エチル 3,4-ジヒドロ-7-ヒドロキシ-1(2H)-ナフタレノン (15.3
g, 94.3 mmol) の N,N-ジメチルホルムアミド (150 m
L) 溶液に、ブロモ酢酸エチル (16.5 g, 99.0 mmol)、
続いて、炭酸カリウム (13.7 g, 99.0 mmol) を加え、6
0 ℃で 6 時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水および飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃
縮した。残渣をヘキサン−酢酸エチルから結晶化させて
目的物 19.5 g (収率 83%) を得た。 融点 84-86 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.30 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.01-
2.17 (2H, m), 2.54-2.67 (2H, m), 2.85-2.94 (2H,
m), 4.26 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.65 (2H, s), 7.08-
7.22 (2H, m), 7.45 (1H, d, J = 2.6 Hz)。
【0116】参考例69 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-3-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル [(5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-3-ナフタレニル)オ
キシ]酢酸エチルを用いて、参考例11に従って目的物
を合成した。収率 85%。 融点 91-93 ℃。(ヘキサン−エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.35-
2.62 (2H, m), 2.86 (1H, dt, J = 17.2, 4.4 Hz), 3.1
5-3.33 (1H, m), 4.28 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.67 (2
H, s), 4.72 (1H, t, J = 4.4 Hz), 7.15-7.28 (2H,
m), 7.49 (1H, d, J= 2.2 Hz) 。
【0117】参考例70 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-8-イル)オキシ]酢酸エチル [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-3-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチルを用いて、参考例21に従っ
て目的物を合成した。収率 72%。 非晶形。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.24 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.6
6-3.00 (4H, m), 4.19 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.76 (2
H, s), 6.80 (1H, dd, J = 8.0, 2.6 Hz), 7.17 (1H,
d, J = 8.4 Hz), 7.40 (1H, d, J = 2.6 Hz), 13.5 (1
H, br s)。
【0118】参考例71 フェニルチオアセトアミド フェニルアセトニトリル (10.0 g, 85.4 mmol) とジチ
オリン酸ジエチルエステル (17.5 g, 93.9 mmol) の4
規定塩酸-酢酸エチル (400 mL) 溶液を室温で 16 時間
攪拌した。混合物を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し
た。残渣をエタノールから結晶化させて目 的物 7.1 g (収率 55%) を得た。 融点 98-100 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 4.08 (2H, s), 6.50-7.10 (1H, b
r), 7.22-7.45 (5H, m) ,7.90-8.40 (1H, br)。
【0119】参考例72 ジフェニルチオアセトアミド ジフェニルアセトニトリルを用いて、参考例71に従っ
て目的物を合成した。収率 67%。 融点 152-155 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 5.62 (1H, s), 6.60-7.10 (1H, b
r), 7.15-7.43 (10H, m), 7.83-8.30 (1H, br)。
【0120】参考例73 ジフェニルチオプロピオンアミド 3,3-ジフェニルプロピオン酸 (15.0 g, 66.3 mmol) の
塩化チオニル (15 mL)溶液を、1 時間加熱還流した。冷
却後、反応溶液を減圧濃縮した。この残渣を25%アンモ
ニア水溶液 (30 mL) に 0 ℃ でゆっくり加え、室温で
30 分間攪拌した。反応混合物を、酢酸エチルで 2 回抽
出、合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、ジフェニルプロピオ
ンアミドを 13.0 g 得た。得られた化合物 (5.00 g, 2
2.2 mmol) のテトラヒドロフラン溶液 (80 mL) に五硫
化リン (6.30 g, 28.3 mmol) を加え、2 時間加熱還流
した。冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで 2
回抽出、合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をエタノ
ールから結晶化させて目的物 1.5 g (収率 24%) を得
た。 融点 150-152 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.38 (2H, d, J = 7.8 Hz), 4.67
(1H, t, J = 7.8 Hz), 6.40-6.7 (1H, br), 7.18-7.47
(11H, m) 。
【0121】参考例74 ビス(3-フルオロフェニル)メチルブロミド 1-ブロモ-3-フルオロベンゼン (10.0 g, 57.1 mmol) の
テトラヒドロフラン (100 mL) 溶液に、 -78 ℃ でn-ブ
チルリチウム (1.6M, 35.7 mL, 62.8 mmol) を加え、同
温で 20 分間攪拌した。これに3-フルオロベンズアルデ
ヒド (7.80 g,62.8 mmol) を加え、室温で 30 分間攪拌
した。反応混合物に水 (100 mL) を注ぎ、酢酸エチルで
3 回抽出、合わせた有機層を水で洗浄、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、油状物のビス(3-フ
ルオロフェニル)メタノール 10.1 gを得た。この化合物
(6.60 g, 30.0 mmol) のイソプロピルエーテル (50 m
L)溶液に、三臭化リン (5.41 g, 20.0 mmol) を氷冷下
で加え、室温で 1 時間撹拌した。反応液に水を加え、
イソプロピルエーテルで抽出した。有機層を水および飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム
上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、油状物の目的物 5.61 g
(収率53%) を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.26 (1H, s), 6.98 -7.09 (4H,
m), 7.37 -7.44 (4H, m)。
【0122】参考例75 ビス(2-フルオロフェニル)メチルブロミド 1-ブロモ-3-フルオロベンゼンと3-フルオロベンズアル
デヒドを用いて、参考例74に従って目的物を合成し
た。収率65%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.77 (1H, s), 6.96 -7.36 (6H,
m), 7.50 -7.60 (2H, m)。
【0123】参考例76 [2,3-ビス(エトキシカルボニルメトキシ)]安息香酸メチ
ル 2,3-ジヒドロキシ安息香酸 (33.0 g, 214 mmol) のメタ
ノール (200 mL) 溶液に、濃硫酸 (5.0 mL) を加え、14
時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、残渣に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄、硫酸マ
グネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、2,3-ジヒドロ
キシ安息香酸メチル 35.0 gを得た。この化合物 (35.0
g, 208 mmol) とブロモ酢酸エチル (70.0 g, 420 mmol)
炭酸カリウム (58.0 g, 420 mmol) のアセトン (400 m
L) 混合物を室温で 14 時間攪拌した。ろ液を減圧濃縮
し、油状物の目的物 58.0 g (収率 80%) を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.18-1.45 (6H, m), 3.90 (3H,
s), 4.14-4.38 (4H, m),4.69 (2H, s), 4.78 (2H, s),
6.97 -7.14 (2H, m), 7.40 (1H, dd, J = 7.6, 1.8 H
z)。
【0124】参考例77 [2,3-ビス(カルボキシメトキシ)]安息香酸 [2,3-ビス(エトキシカルボニルメトキシ)]安息香酸メチ
ル (58.0 g, 170 mmol) のメタノール (100 mL) 溶液
に、60 ℃ で3 規定水酸化ナトリウム水溶液 (200 mL)
を30分かけて加え、2 時間加熱還流した。溶媒を減圧濃
縮し、4 規定塩酸を加え、析出した結晶をろ取、乾燥し
て、目的物 31.3 g (収率 68%) を得た。 融点 195-197 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 4.67 (2H, s), 4.75 (2H, s),
7.00-7.27 (3H, m), 3H未確認。
【0125】参考例78 [(3-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル)オキシ]
酢酸エチル [2,3-ビス(カルボキシメトキシ)]安息香酸 (10.0 g, 3
7.0 mmol)、酢酸ナトリウム (4.55 g, 55.5 mmol)、酢
酸 (7.0 mL) の無水酢酸 (50 mL) 混合物を4 時間加熱
還流した。溶媒を減圧濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エ
チルで 2 回抽出、合わせた有機層を水で洗浄、硫酸マ
グネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、4 規定塩酸を
加え、析出した結晶をろ取、乾燥して、[(3-アセトキシ
ベンゾフラン-7-イル)オキシ]酢酸エチル 6.10 g を得
た。この化合物 (5.80 g, 23.2 mmol) のエタノール (2
0 mL) 溶液に、濃硫酸 (1.00 mL) を加え、30 分間加熱
還流した。溶媒を減圧濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム
上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー (ヘキサン-酢酸エチル 8:1) で
精製し、目的物 3.0 g(収率 36%) を得た。 融点 89-90 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, t, J = 6.8 Hz), 4.28
(2H, q, J = 6.8 Hz),4.69 (2H, s) , 4.79 (2H, s),
6.98-7.13 (2H, m), 7.32 (1H, dd, J = 7.4, 1.2 H
z)。
【0126】参考例79 (3-フルオロフェニル)(フェニル)メチルブロミド 3-フルオロフェニル フェニル ケトンを用いて、参考例
49に従って目的物を合成した。収率73%。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 6.23 (1H, s), 6.90-7.02 (1H,
m), 7.10-7.49 (8H, m)。
【0127】実施例1 [[2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.80 g, 5.60 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (15 mL) 溶液に、2,2-ジフ
ェニルエチルメタンスルホナート (1.80 g, 6.20 mmo
l)、続いて、炭酸カリウム (857 mg, 6.20 mmol) を加
え、60 ℃で 2 時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を水および飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減
圧濃縮し、[[2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジヒ
ドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸エチ
ル 2.70 g を得た。この化合物 (0.70 g, 1.44 mmol)
のテトラヒドロフラン (8 mL)-メタノール (2 mL) 混合
溶液中に、1 規定水酸化ナトリウム水溶液 (1.5 mL)を
滴下し、室温で 5 分間撹拌した。溶媒を減圧濃縮し、1
規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水
および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣を酢
酸エチル−ヘキサンから再結晶して、目的物 0.43 g
(収率 61%) を得た。 融点 223-225 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.90-3.15 (4H, m), 3.84 (2H,
d, J = 8.0 Hz), 4.48(1H, t, J = 8.0 Hz), 4.71 (2
H, s), 6.83 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.13-7.49 (12H,
m), 1H 未確認。
【0128】実施例2 [(2-ベンジルチオ-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよびベンジルブロミドを用い
て、実施例1に従って目的物を合成した。収率 21%。 融点 166-169℃。(ジエチルエーテル−エタノール)1 H-NMR(CDCl3) δ: 3.78 (2H, s), 4.43 (2H, s), 4.7
9 (2H, s), 6.70 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.24-7.50 (7
H, m), 7.8-8.2 (1H, br)。
【0129】実施例3 [(2-ベンジルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびベンジルブロミド
を用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収率 4
4%。 融点 180-182 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.86-3.02 (2H, m), 3.04-3.20 (2
H, m), 4.45 (2H, s), 4.73 (2H, s), 6.73 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 6.95 (1H, br s), 7.19-7.42 (6H, m), 7.6
6 (1H, d, J = 7.4 Hz)。
【0130】実施例4 [(2-(3-フェニル-2-プロペニル)チオ-8H-インデノ[1,2
-d]チアゾール-7-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよび3-ブロモ-1-フェニル-1-プ
ロペンを用いて、実施例1に従って目的物を合成した。
収率 50%。 融点 172-174 ℃。(エタノール)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 3.83 (2H, s), 4.11 (2H, d, J
= 7.6 Hz), 4.79 (2H,s), 6.32-6.51 (1H, m), 6.69
(1H, d, J = 15.8 Hz), 6.84 (1H, dd, J = 7.0,2.2 H
z), 7.18-7.45 (7H, m), 1H 未確認。
【0131】実施例5 [(2-(3-フェニル-2-プロペニル)チオ-4,5-ジヒドロナフ
ト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび3-ブロモ-1-フェニ
ル-1-プロペンを用いて、実施例1に従って目的物を合
成した。収率 56%。 融点 171-172 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.90-3.20 (4H, m), 4.03 (2H,
d, J = 6.8 Hz), 4.40-5.10 (3H, m), 6.25-6.44 (1H,
m), 6.62 (1H, d, J = 15.4 Hz), 6.73 (1H, d, J= 8.0
Hz), 7.18-7.43 (6H, m), 7.67 (1H, d, J = 7.8 H
z)。
【0132】実施例6 [(2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-8H-インデノ[1,2-
d]チアゾール-7-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよび3,3-ジフェニルプロピルヨ
ージドを用いて、実施例1に従って目的物を合成した。
収率 34%。 融点 100-103 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.44-3.03 (2H, m), 3.10-3.22
(2H, m), 3.81 (2H, s),4.17 (1H, t, J = 8.0 Hz), 4.
60-5.40 (1H, br), 4.78 (2H, s), 6.71 (1H, d,J = 8.
0 Hz), 7.10-7.52 (12H, m)。
【0133】実施例7 [(2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-4,5-ジヒドロナフ
ト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチルと3,3-ジフェニルプロピ
ルヨージドを用いて、実施例1に従って目的物を合成し
た。収率 34%。 融点 128-130 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.45-2.63 (2H, m), 2.88-3.02
(2H, m), 3.07-3.21 (4H,m), 4.16 (1H, t, J = 7.8 H
z), 4.72 (2H, s), 5.00-5.75 (1H, br), 6.72 (1H, d,
J = 8.0 Hz), 7.12-7.40 (11H, m), 7.59 (1H, d, J =
7.8 Hz)。
【0134】実施例8 [[2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-8H-インデノ[1,2-d]
チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよび2,2-ジフェニルエチルメタ
ンスルホナートを用いて、実施例1に従って目的物を合
成した。収率 37%。 融点 207-210 ℃。(メタノール)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 3.84 (2H, s), 4.03 (2H, d, J
= 8.0 Hz), 4.46 (1H,t, J = 8.0 Hz), 4.81 (2H, s),
6.84 (1H, d, J = 7.4 Hz), 7.16-7.45 (12H,m), 1H
未確認。
【0135】実施例9 [[2-(4,4-ジフェニルブチル)チオ-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび4,4-ジフェニルブ
チルヨージドを用いて、実施例1に従って目的物を合成
した。収率 43%。 融点 136-138 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.70-1.88 (2H, m), 2.11-2.21
(2H, m), 2.90-3.02 (2H,m), 3.07-3.29 (4H, m), 3.88
-4.50 (2H, m), 4.74 (2H, s), 6.73 (1H, d, J= 7.4 H
z), 7.10-7.32 (11H, m), 7.60 (1H, t, J = 7.0 Hz)。
【0136】実施例10 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-4,5-ジヒドロナフ
ト[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-7-イル)オキシ]酢酸エチルおよび3,3-ジフェニルプ
ロピルヨージドを用いて、実施例1に従って目的物を合
成した。収率 54%。 融点 138-140 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.45-2.62 (2H, m), 2.86-3.22
(6H, m), 4.16 (1H, t, J= 7.8 Hz), 4.70 (2H, s), 5.
60-6.50 (1H, br), 6.75-6.86 (2H, m), 7.16-7.38 (10
H, m), 7.75-7.85 (1H, m)。
【0137】実施例11 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-4H-[1]ベンゾピラ
ノ[4,3-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび3,3-ジフェニルプロ
ピルヨージドを用いて、実施例1に従って目的物を合成
した。収率 45%。 融点 112-114 ℃。(酢酸エチル−ジイソプロピルエーテ
ル)1 H-NMR(CDCl3) δ: 2.50-2.61 (2H, m), 3.18 (2H, t,
J = 7.8 Hz), 3.30-4.40(1H, br), 4.15 (1H, t, J =
7.8 Hz), 4.72 (2H, s), 5.47 (2H, s), 6.86 (1H, d,
J = 8.0 Hz), 6.98 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.15-7.30
(10H, m), 7.49 (1H, d, J = 8.0 Hz)。
【0138】実施例12 [[2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-4H-[1]ベンゾピラノ
[4,3-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび2,2-ジフェニルエチ
ルヨージドを用いて、実施例1に従って目的物を合成し
た。収率 41%。 融点 182-184 ℃。(メタノール−酢酸エチル)1 H-NMR(CDCl3) δ: 4.00 (2H, d, J = 8.0 Hz), 4.46
(1H, t, J = 8.0 Hz), 4.68 (2H, s), 5.44 (2H, s),
6.84-6.99 (2H, m), 7.12-7.40 (11H, m), 12.00-13.00
(1H, br)。
【0139】実施例13 [(2-ジフェニルメチルチオ-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]
チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびブロモジフェニルメ
タンを用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収
率 17%。 融点 129-131 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR(CDCl3) δ: 1.60-2.80 (1H, br), 4.68 (2H,
s), 5.39 (2H, s), 6.07 (1H, s), 6.84 (1H, d, J =
7.8 Hz), 6.96 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.26-7.49 (11H,
m)。
【0140】実施例14 [[2-(4-フェニルベンジルチオ)-4,5-ジヒドロナフト[1,
2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび4-フェニルベンジ
ルブロミドを用いて、実施例1に従って目的物を合成し
た。収率 68%。 融点 198-200 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.90-3.04 (2H, m), 3.11-3.22 (2
H, m), 3.40-4.30 (1H,br), 4.50 (2H, s), 4.74 (2H,
s), 6.74 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.21-7.62 (10H, m),
7.69 (1H, d, J = 7.6 Hz)。
【0141】実施例15 [[2-(2-ナフチル)フェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナ
フト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(2-ナフチル)フェ
ニルメチルブロミドを用いて、実施例1に従って目的物
を合成した。収率 44%。 融点 118-121 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.70-2.89 (2H, m), 2.99-3.08 (2
H, m), 4.4-4.9 (3H, m), 6.22 (1H, s), 6.69 (1H, d,
J = 8.0 Hz), 7.24-7.62 (10H, m), 7.76-7.83(3H,
m), 7.91 (1H, s)。
【0142】実施例16 [(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-
d]チアゾール-7-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-7-イル)オキシ]酢酸エチルと臭化ジフェニルメタン
を用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収率 5
0 %。 融点 193-195 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.75-2.98 (4H, m), 4.70 (2H,
s), 6.01 (1H, s), 6.00-6.60 (1H, br), 6.74-6.82 (2
H, m), 7.20-7.55 (10H, m), 7.80 (1H, d, J = 8.8 H
z).
【0143】実施例17 [[2-(2-ナフチル)フェニルメチルチオ-4H-[1]ベンゾピ
ラノ[4,3-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルと(2-ナフチル)フェニルメ
チルブロミドを用いて、実施例1に従って目的物を合成
した。収率 45%。 非晶形。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.40-3.80 (1H, br), 4.69 (2H,
s), 5.36 (2H, s), 6.24(1H, s), 6.84 (1H, d, J = 7.
8 Hz), 6.96 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.20-7.63 (9H,
m), 7.80-7.84 (3H, m), 7.93 (1H, s)。
【0144】実施例18 [[2-(4,4-ジフェニルブチル)チオ-8H-インデノ[1,2-d]
チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルと4,4-ジフェニルブチルヨージド
を用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収率 4
4%。 融点 110-112 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.60-1.85 (2H, m), 2.10-2.31
(2H, m), 3.15-3.30 (2H,m), 3.72-3.96 (3H, m), 4.78
(2H, s), 6.69 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.07-7.37 (11
H, m), 7.43 (1H, d, J = 7.6 Hz), 8.10-8.56 (1H,
m)。
【0145】実施例19 4-[[2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-8H-インデノ[1,2-
d]チアゾール-7-イル]オキシ]酪酸 4-[(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酪酸エチルおよび2,2-ジフェニルエチルメタ
ンスルホナートを用いて、実施例1に従って目的物を合
成した。収率 35%。 融点 137-138 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.58-2.01 (1H, br), 2.12-2.25
(2H, m), 2.63 (2H, t,J = 7.2 Hz), 3.73 (2H, s), 3.
95 (2H, d, J = 8.0 Hz), 4.15 (2H, d, J = 6.0 Hz),
4.47 (1H, t, J = 8.0 Hz), 6.79 (1H, d, J = 6.6 H
z), 7.18-7.43 (12H, m)。
【0146】実施例20 4-[[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-8H-インデノ[1,2
-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酪酸 4-[(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酪酸エチルおよび3,3-ジフェニルプロピルヨ
ージドを用いて、実施例1に従って目的物を合成した。
収率 27%。 融点 86-88 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.12-2.25 (2H, m), 2.47-2.71
(4H, m), 3.08-3.22 (2H,m), 3.72 (2H, s), 4.09-4.25
(3H, m), 6.78 (1H, dd, J = 7.8, 1.0 Hz), 7.12-7.4
3 (13H, m)。
【0147】実施例21 [(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-
d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.10 g, 3.42 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (20 mL) 溶液に臭化ジフェ
ニルメタン (0.93 g, 3.76 mmol) と炭酸カリウム (0.5
2 g, 3.76 mmol) を加えて 60 ℃で 3 時間攪拌した。
反応混合物に酢酸エチルと水を加え 2 層を分離、水層
を酢酸エチルで抽出、合わせた有機層を水で洗浄、硫酸
マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣を酢
酸 (20 mL) に溶かし、濃塩酸 (10mL) を加え 1 時間加
熱還流した。冷却後、水を加え、酢酸エチルで二度抽
出、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減
圧濃縮した。残渣をヘキサン−酢酸エチルから結晶化さ
せて目的物 0.58 g (収率 37%) を得た。 融点 176-179 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.80-3.08 (4H, m), 4.70 (2H,
s), 6.18 (1H, s), 6.82(1H, d, J = 8.4 Hz), 7.15-7.
63 (12H, m), 1H 未確認。
【0148】実施例22 3−[[2−(2,2−ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]プロピ
オン酸 3-[(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]プロピオン酸エチルおよび2,2-ジフ
ェニルエチルヨージドを用いて、実施例21に従って目
的物を合成した。収率 29%。 融点 123-125 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.78-3.12 (6H, m), 3.93 (2H, d,
J = 8.0 Hz), 4.29 (1H, t, J = 6.2 Hz), 4.50 (1H,
t, J = 8.0 Hz), 4.80-6.60 (1H, br), 6.82 (1H, d, J
= 8.0 Hz), 7.13-7.38 (12H, m), 7.60 (1H, d, J =
7.2 Hz)。
【0149】実施例23 3-[[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-8H-インデノ[1,2
-d]チアゾール-7-イル]オキシ]プロピオン酸 3-[(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]プロピオン酸エチルおよび3,3-ジフェニルプ
ロピルヨージドを用いて、実施例21に従って目的物を
合成した。収率 49%。 融点 113-114 ℃。(酢酸エチル−ジエチルエーテル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.42-2.61 (2H, m), 2.82-2.98
(2H, m), 3.09-3.21 (2H,m), 3.70 (2H, s), 4.17 (1H,
t, J = 8.0 Hz), 4.33-4.43 (2H, m), 6.81 (1H, d, J
= 7.6 Hz), 7.15-7.44 (13H, m)。
【0150】実施例24 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-8H-インデノ[1,2-
d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-6-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよび3,3-ジフェニルプロピルヨ
ージドを用いて、実施例21に従って目的物を合成し
た。収率 42%。 融点 135-137 ℃。 (酢酸エチル−ジエチルエーテル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.45-2.58 (2H, m), 3.07-3.19
(2H, m), 3.74 (2H, s),3.80-4.43 (2H, m), 4.72 (2H,
s), 6.87-6.95 (1H, m), 7.08-7.33 (11H, m),7.64 (1
H, d, J = 8.4 Hz)。
【0151】実施例25 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-4,6-ジメチル-8H-
インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,6-ジメチル-8H-インデノ[1,2-d]チ
アゾール-7-イル)オキシ]酢酸エチルおよび3,3-ジフェ
ニルプロピルヨージドを用いて、実施例21に従って目
的物を合成した。収率 55%。 融点 156-158 ℃。 (酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.33 (3H, s), 2.50-2.68 (5H,
m), 3.11-3.20 (2H, m),3.3-4.0 (3H, m), 4.18 (1H,
t, J = 8.0 Hz), 4.62 (2H, s), 6.99 (1H, s), 7.13-
7.42 (10H, m)。
【0152】実施例26 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-4,5-ジメチル-8H-
インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジメチル-8H-インデノ[1,2-d]チ
アゾール-7-イル)オキシ]酢酸エチルと3,3-ジフェニル
プロピルヨージドを用いて、実施例21に従って目的物
を合成した。収率 53%。 融点 142-144 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.33 (3H, s), 2.50-2.72 (5H,
m), 3.10-3.21 (2H, m),3.73 (2H, m), 4.18 (1H, t, J
= 8.0 Hz), 4.76 (2H, s), 6.53 (1H, s), 6.7-7.7 (1
1H, m)。
【0153】実施例27 [(2-ジフェニルメチルチオ-8H-インデノ[1,2-d]チアゾ
ール-7-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルと臭化ジフェニルメタンを用い
て、実施例21に従って目的物を合成した。収率61%。 融点 224-225 ℃。 (クロロホルム−ジエチルエーテル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 3.76 (2H, s), 4.78 (2H, s),
6.17 (1H, s), 6.78-6.85 (1H, m), 7.10-7.42 (8H,
m), 7.50 (4H, d, J = 7.0 Hz), 1H 未確認。
【0154】実施例28 3-[(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-
d]チアゾール-6-イル)オキシ]プロピオン酸 3-[(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]プロピオン酸エチルと臭化ジフェニ
ルメタンを用いて、実施例21に従って目的物を合成し
た。収率 39%。 融点 156-158 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.75-3.00 (6H, m), 4.27 (2H, t,
J = 6.2 Hz), 6.05 (1H, t, J = 8.0 Hz), 6.80 (1H,
d, J = 8.4 Hz), 7.16-7.57 (13H, m)。
【0155】実施例29 [[2-(2,2-ジフェニルエチル)スルホニル-4,5-ジヒドロ
ナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.80 g, 5.60 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (15 mL) 溶液に、2,2-ジフ
ェニルエチルメタンスルホナート (1.80 g, 6.20 mmo
l)、続いて、炭酸カリウム (857 mg, 6.20 mmol) を加
え、60 ℃で 2 時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を水および飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減
圧濃縮した。[[2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸エ
チル2.70 g を得た。得られた化合物 (2.00 g, 3.99 m
mol) のエタノール (8 mL)−水 (2 mL)
混合溶液中に、過ヨウ素酸ナトリウム (4.30 g, 19.9
mmol) を加え、14 時間加熱還流した。反応混合物に酢
酸エチルと水を加え 2 層を分離、水層を酢酸エチルで
抽出、合わせた有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上
で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣のテトラヒドロフラ
ン (16 mL)−メタノール (4 mL) 混合溶液中に、1 規定
水酸化ナトリウム水溶液 (2 mL) を滴下し、室温で 10
分間撹拌した。溶媒を減圧濃縮し、1 規定塩酸を加え、
酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ
過、減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル−ヘキサ
ンから再結晶して、目的物 0.72 g (収率 41%) を得
た。 融点 168-170 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.88-3.02 (2H, m), 3.05-3.20
(2H, m), 3.20-3.80 (1H,br), 4.30 (2H, d, J = 7.4 H
z), 4.65-4.80 (3H, m), 6.80 (1H, d, J = 8.6Hz), 7.
00-7.32 (11H, m), 7.64 (1H, d, J = 7.2 Hz)。
【0156】実施例30 [[2-(3-フェニル-2-プロペニル)スルホニル-8H-インデ
ノ[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよび3-ブロモ-1-フェニル-1-プ
ロペンを用いて、実施例29に従って目的物を合成し
た。収率 8%。 融点 212-214 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 3.30-3.65 (1H, br), 3.95 (2H,
s), 4.34 (2H, d, J = 7.4 Hz), 4.81 (2H, s), 6.10-
6.24 (1H, m), 6.56 (1H, d, J = 16.2 Hz), 6.79(1H,
d, J = 8.0 Hz), 7.23-7.31 (5H, m), 7.41 (1H, t, J
= 8.0 Hz), 7.58(1H, d, J = 7.6 Hz)。
【0157】実施例31 [[2-(3-フェニル-2-プロペニル)スルホニル-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび3-ブロモ-1-フェニル
-1-プロペンを用いて、実施例29に従って目的物を合
成した。収率 43%。 融点 210-214 ℃。(エタノール)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.95-3.50 (5H, m), 4.53 (2H,
d, J = 7.6 Hz), 4.74(2H, s), 6.10-6.33 (1H, m),
6.69 (1H, d, J = 16.0 Hz), 6.92 (1H, d, J =8.0 H
z), 7.15-7.60 (7H, m)。
【0158】実施例32 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)スルホニル-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルと3,3-ジフェニルプロピル
ヨージドを用いて、実施例29に従って目的物を合成し
た。収率 22%。 融点 175-176 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.52-3.30 (7H, m), 3.35-3.50
(2H, m), 4.03 (1H, t, J= 8.0 Hz), 4.74 (2H, s), 6.
79 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.10-7.34 (11H, m),7.65 (1
H, d, J = 7.4 Hz)。
【0159】実施例33 [[2-(4,4-ジフェニルブチル)スルホニル-4,5-ジヒドロ
ナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルと4,4-ジフェニルブチルヨ
ージドを用いて、実施例29に従って目的物を合成し
た。収率 35%。 融点 180-181 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.73-1.92 (2H, m), 2.10-2.25 (2
H, m), 3.04-3.25 (4H,m), 3.38-3.52 (2H, m), 3.87
(1H, t, J = 8.0 Hz), 3.90-4.06 (1H, br), 4.76 (2H,
s), 6.79 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.06-7.34 (11H, m),
7.64 (1H, d, J= 7.4 Hz)。
【0160】実施例34 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)スルホニル-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-7-イル)オキシ]酢酸エチルと3,3-ジフェニルプロピル
ヨージドを用いて、実施例29に従って目的物を合成し
た。収率 27%。 融点 175-177 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.50-2.71 (2H, m), 3.00-3.21
(4H, m), 3.33-3.50 (2H,m), 4.02 (1H, t, J = 7.8 H
z), 4.74 (2H, s), 5.20-6.50 (1H, br), 6.80-6.92 (2
H, m), 7.12-7.34 (10H, m), 7.82-7.91 (1H, m)。
【0161】実施例35 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)スルホニル-4H-[1]ベン
ゾピラノ[4,3-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルと3,3-ジフェニルプロピル
ヨージドを用いて、実施例29に従って目的物を合成し
た。収率 37%。 非晶形。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.53-2.65 (2H, m), 3.39-3.47 (2
H, m), 4.03 (1H, t, J= 8.0 Hz), 4.74 (2H, s), 5.56
(2H, s), 5.30-6.00 (1H, br), 6.88-6.92 (1H, m),
7.02 (1H, t, J = 8.2 Hz), 7.15-7.31 (10H, m), 7.51
-7.56 (1H, m)。
【0162】実施例36 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)スルホニル-8H-インデノ
[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (4.00 g, 12.4 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (30 mL) 溶液に、3,3-ジフ
ェニルプロピルメタンスルホナート (3.96 g, 13.6 mmo
l)、続いて、炭酸カリウム (1.90 g, 13.6 mmol) を加
え、60 ℃で 2 時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を水および飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減
圧濃縮した。[[2-(3,3-ジフェニルプロピル)チオ-8H-イ
ンデノ[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸エチル
3.81 g を得た。得られた化合物 (1.10 g, 2.19 mmol)
のエタノール (30 mL)−水(3 mL) 混合溶液中に、過ヨ
ウ素酸ナトリウム (4.68 g, 21.9 mmol) を加え、14 時
間加熱還流した。反応混合物に酢酸エチルと水を加え 2
層を分離、水層を酢酸エチルで抽出、合わせた有機層
を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃
縮した。これを酢酸 (10 mL) に溶かし、濃塩酸 (5 mL)
を加え 1 時間加熱還流した。冷却後、水を加え、酢酸
エチルで二度抽出、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で
乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をヘキサン−酢酸エチ
ルから結晶化させて目的物 (350 mg, 収率 17%) を得
た。 融点 131-133 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.52-2.66 (2H, m), 3.37-3.46
(2H, m), 3.60-4.20 (4H,m), 4.83 (2H, s), 6.80 (1H,
d, J = 8.0 Hz), 7.10-7.32 (10H, m), 7.36-7.46 (1
H, m), 7.50 (1H, t, J = 7.2 Hz)。
【0163】実施例37 [[2-(4,4-ジフェニルブチル)スルホニル-8H-インデノ
[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよび4,4-ジフェニルブチルヨー
ジドを用いて、実施例36に従って目的物を合成した。
収率 37%。 融点 97-101 ℃。 (酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.70-1.90 (2H, m), 2.08-2.27
(2H, m), 3.37-3.56 (2H,m), 3.85 (1H, t, J = 8.0 H
z), 3.93 (2H, s), 4.82 (2H, s), 6.75-7.31 (12H,
m), 7.39 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.53 (1H, d, J = 7.4
Hz)。
【0164】実施例38 3-[[2-(3,3-ジフェニルプロピル)スルホニル-8H-インデ
ノ[1,2-d]チアゾール-7-イル]オキシ]プロピオン酸 3-[(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-7-イ
ル)オキシ]プロピオン酸エチルおよび3,3-ジフェニルプ
ロピルヨージドを用いて、実施例36に従って目的物を
合成した。収率 10%。 融点 215-218 ℃。 (酢酸エチル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.40-2.58 (2H, m), 2.70-2.81
(2H, m), 3.30-3.50 (2H, m), 3.95 (2H, s), 4.00-4.
18 (1H, m), 4.30-4.42 (2H, m), 7.02-7.50 (14H,
m)。
【0165】実施例39 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)スルホニル-8H-インデノ
[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-8H-インデノ[1,2-d]チアゾール-6-イ
ル)オキシ]酢酸エチルおよび3,3-ジフェニルプロピルヨ
ージドを用いて、実施例36に従って目的物を合成し
た。収率 10%。 融点 172-174 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.45-2.70 (2H, m), 3.30-3.48
(2H, m), 3.6-4.4 (4H, m), 4.76 (2H, s), 6.94-7.32
(12H, m), 7.76 (1H, d, J = 8.4 Hz)。
【0166】実施例40 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)オキシ-4,5-ジヒドロナ
フト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(2-ヒドロキシ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.40 g, 4.58 mmol)、 水
素化ナトリウム (60% 流動パラフィン分散物,200 mg,
5.00 mmol)、 3,3-ジフェニルプロピルヨージド (1.60
g, 5.04 mmol)の N,N-ジメチルホルムアミド (30 mL)
混合物を 70 ℃ で 2 時間攪拌した。反応混合物を水
(50 mL) に注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出、合わせた有
機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減
圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (ヘキサン-酢酸エチル 8:1) で精製し、[[2-(3,3-ジ
フェニルプロピル)オキシ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]
チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸エチル 810 mg を得
た。この化合物 (700 mg, 1.40 mmol) のテトラヒドロ
フラン (8 mL)−メタノ-ル (2 mL) 混合溶液中に、1 規
定水酸化ナトリウム水溶液(1.4 mL) を滴下し、室温で
5 分間撹拌した。1 規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し
た。得られた残渣を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し
て、目的物 (500 mg, 24%) を得た。 融点 165-166 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.5-2.64 (2H, m), 2.79-2.90 (2
H, m), 3.04-3.16 (4H,m), 4.15-4.26 (1H, m), 4.38
(1H, t, J = 6.6 Hz), 4.70 (2H, s), 5.20-6.40(1H, b
r), 6.67 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.12-7.36 (11H, m),
7.42 (1H, d, J= 7.6 Hz)。
【0167】実施例41 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)アミノ-4,5-ジヒドロナ
フト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル (1.20 g, 3.67 mmol) 、N-
(3,3-ジフェニルプロピル)チオウレア (1.10 g,4.04 mm
ol) のアセトニトリル (30 mL) 混合物に、トリエチル
アミン (0.56 mL, 4.04 mmol) を加え、2 時間加熱還流
した。冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を1規定塩酸、飽和塩化ナトリウム水溶液、
水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘ
キサン-酢酸エチル 5:1) で精製し、[[2-(3,3-ジフェニ
ルプロピル)アミノ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾ
ール-6-イル]オキシ]酢酸エチル700 mg を得た。これを
酢酸 (10 mL) に溶かし、濃塩酸 (5 mL) を加え 1時間
加熱還流した。冷却後、水を加え、酢酸エチルで二度抽
出、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減
圧濃縮した。残渣をヘキサン−酢酸エチルから結晶化さ
せて目的物 (500 mg, 17%) を得た。 融点 240-243 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.26-2.50 (2H, m), 2.66-2.85
(2H, m), 2.90-3.08 (2H, m), 3.10-3.30 (2H, m), 4.
05-4.17 (1H, m), 4.67 (2H, s), 6.72 (1H, d,J = 8.0
Hz), 7.08-7.44 (13H, m), 7.55-7.67 (1H, m)。
【0168】実施例42 [(2-ジフェニルメチルアミノ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-
d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル (1.10 g, 3.36 mmol) 、N-
(ジフェニルメチル)チオウレア(900 mg, 3.70mmol) の
エタノール (15 mL) 混合物に、トリエチルアミン (0.5
1 mL, 3.70 mmol) を加え、6 時間加熱還流した。冷却
後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を1 規定塩酸、飽和塩化ナトリウム水溶液、水で洗浄、
硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得ら
れた化合物 (0.79 g, 1.70 mmol)のテトラヒドロフラン
(16 mL)−メタノール (4 mL) 混合溶液中に、1 規定水
酸化ナトリウム水溶液 (2.0 mL) を滴下し、室温で 10
分間撹拌した。溶媒を減圧濃縮し、残渣を酢酸−水から
再結晶して、目的物 (0.49 g,33%) を得た。 融点 250-252 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.62-2.82 (2H, m), 2.85-3.01
(2H, m), 4.66 (2H, s),6.10 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.
72 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.11-7.45 (13H, m),8.48 (1
H, d, J = 8.4 Hz)。
【0169】実施例43 [[2-(2,2-ジフェニルエチル)アミノ-4,5-ジヒドロナフ
ト[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸 ・ 塩酸塩 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル (1.20 g, 3.67 mmol) 、N-
(2,2-ジフェニルエチル)チオウレア (1.00 g,4.03 mmo
l) のエタノール (20 mL) 混合物に、トリエチルアミン
(0.56 mL, 4.04 mmol) を加え、4 時間加熱還流した。
冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を1 規定塩酸、飽和塩化ナトリウム水溶液、水で洗
浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン
−酢酸エチル 5:1) で精製し、[[2-(3,3-ジフェニルプ
ロピル)アミノ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-
6-イル]オキシ]酢酸エチル 1.10 g を得た。これを酢酸
(20 mL) に溶かし、濃塩酸 (10 mL) を加え 1時間加熱
還流した。冷却後、水を加え結晶化させて目的物 (1.00
g,61%)を得た。 融点 136-140 ℃。 (酢酸−水)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.70-2.81 (2H, m), 2.96-3.10
(2H, m), 4.10-4.28 (2H, m), 4.40-4.50 (1H, m), 4.
72 (2H, s), 5.0-5.8 (2H, br), 6.88 (1H, d, J= 8.2
Hz), 7.15-7.52 (12H, m), 9.0-9.7 (1H, br)。
【0170】実施例44 [[2-(2,2-ジフェニルエチル)アミノ-8H-インデノ[1,2-
d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 ・ 塩酸塩 [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イ
ル)オキシ]酢酸エチルとN-(2,2-ジフェニルエチル)チ
オウレアを用いて、実施例43に従って目的物を合成し
た。収率 21%。 融点 206-210 ℃。 (分解) (酢酸−水)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.75-3.00 (6H, m), 4.27 (2H,
t, J = 6.2 Hz), 6.05 (1H, t, J = 8.0 Hz), 6.80 (1
H, d, J = 8.4 Hz), 7.16-7.57 (13H, m)。
【0171】実施例45 [[2-(3,3-ジフェニルプロピル)アミノ-8H-インデノ[1,2
-d]チアゾール-7-イル]オキシ]酢酸 ・ 塩酸塩 [(2-ブロモ-2,3-ジヒドロ-1-オキソ-1H-インデン-4-イ
ル)オキシ]酢酸エチルとN-(3,3-ジフェニルプロピル)
チオウレアを用いて、実施例43に従って目的物を合成
した。収率 53%。 融点 242-245 ℃。(分解) (酢酸エチル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.33-2.58 (2H, m), 3.28-3.42
(2H, m), 3.69 (2H, s), 4.20 (1H, t, J = 8.0 Hz),
4.79 (2H, s), 5.00-5.80 (2H, br), 6.82 (1H,d, J =
8.0 Hz), 7.10-7.43 (12H, m), 9.50-10.0 (1H, br)。
【0172】実施例46 [(2-(1,2-ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび1-ブロモ-1,2-ジフェ
ニルエタンを用いて、実施例1に従って目的物を合成し
た。収率 41 %。 融点 201-204 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.75-3.11 (4H, m), 3.24-3.52
(2H, m), 4.71 (2H, s),5.04 (1H, dd, J = 6.8, 8.6 H
z), 6.84 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.07-7.51 (12H, m),
1H 未確認。
【0173】実施例47 [(2-フェニルアミノ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾ
ール-6-イル)オキシ]酢酸 ・ 塩酸塩 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル 、1-フェニル-2-チオウレア
を用いて、実施例43に従って目的物を合成した。収
率 47 %。 融点 289-292 ℃。(分解) (酢酸−水)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.81-3.13 (4H, m), 4.71 (2H,
s), 6.00-8.00 (1H, br), 6.80 (1H, d, J = 7.8 Hz),
6.96 (1H, t, J = 8.4 Hz), 7.17-7.43 (4H, m),7.72
(2H, d, J = 7.8 Hz), 10.28 (1H, br s)。
【0174】実施例48 [(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]
チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エチル [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (4.00 g, 12.4 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (30 mL) 溶液に、ブロモジ
フェニルメタン (3.38 g, 13.7 mmol)、続いて、炭酸カ
リウム (1.90 g, 13.7 mmol) を加え、60 ℃で 2 時間
撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、硫
酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣を
酢酸エチルから再結晶して、目的物 4.50 g (収率 74
%) を得た。 融点 124-126 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.30 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.81-
2.93 (2H, m), 3.03-3.14 (2H, m), 4.27 (2H, q, J =
7.0 Hz), 4.64 (2H, s), 6.06 (1H, s), 6.67 (1H, d,
J = 7.6 Hz), 7.15-7.51 (11H, m), 7.58 (1H, d, J =
7.4 Hz)。
【0175】実施例49 [(2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エチル [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび2,2-ジフェニルエチ
ルヨージドを用いて、実施例48に従って目的物を合成
した。収率 68 %。 融点 92-93 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.91-
3.00 (2H, m), 3.10-3.21 (2H, m), 3.94 (2H, d, J =
7.8 Hz), 4.29 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.51 (1H,t, J =
7.8 Hz), 4.67 (2H, s), 6.70 (1H, d, J = 8.2 Hz),
7.18-7.41 (11H,m), 7.64 (1H, d, J = 6.8 Hz)。
【0176】実施例50 [(2-ジフェニルメチルスルホニル-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール- 6-イル)オキシ]酢酸エチル [(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]
チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.50 g, 3.08
mmol) のクロロホルム溶液 (30 mL) に、0 ℃でメタク
ロロ過安息香酸 (55%, 1.70 g, 6.77 mmol) を加え、
室温で2 時間攪拌した。反応混合物を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、
ろ過、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル-ヘキサンから
結晶化させて目的物 1.25 g (収率 78%) を得た。 融点 184-187 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.91-
3.18 (4H, m), 4.28 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.67 (2H,
s), 5.94 (1H, s), 6.76 (1H, d, J = 8.0 Hz),7.25-7.
41 (7H, m), 7.52-7.74 (5H, m)。
【0177】実施例51 [(2-ジフェニルメチルスルホニル-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール- 6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (4.00 g, 12.4 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (30 mL) 溶液に、ブロモジ
フェニルメタン (3.38 g, 13.7 mmol)、続いて、炭酸カ
リウム (1.90 g, 13.7 mmol) を加え、60 ℃で 2 時間
撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、硫
酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、[(2-ジフ
ェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチル 2.70 g を得た。この化
合物 (1.40 g, 2.87 mmol) をジクロロメタン (30 mL)
に溶解し、0 ℃でメタクロロ過安息香酸 (55%, 2.00
g, 6.32 mmol) を加え、室温で2 時間撹拌した。反応混
合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄、硫酸
マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、[(2-ジフェ
ニルメチルスルホニル-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チア
ゾール-6-イル)オキシ]酢酸エチル 1.10 g を得た。こ
の化合物 (1.10 g, 2.12 mmol) をテトラヒドロフラン
(10 mL)-メタノール (5 mL) 混合溶液中に、1規定水酸
化ナトリウム水溶液 (3.0 mL) を滴下し、室温で15分間
撹拌した。1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、硫
酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣を
酢酸エチルから結晶化させて目的物 550 mg (収率 39
%) を得た。 融点 219-221 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.90-3.18 (4H, m), 4.74 (2H,
s), 6.33 (1H, s), 6.92(1H, d, J = 8.4 Hz), 7.21-7.
75 (12H, m), 1H 未確認。
【0178】実施例52 [(2-ベンジル-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6
-イル)オキシ]酢酸 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチル (2.16 g, 6.61 mmol) 、フ
ェニルチオアセトアミド (1.00 g, 6.61 mmol)のエタノ
ール (25 mL)とN,N-ジメチルホルムアミド (5 mL) との
混合溶液を 60℃ で、14 時間攪拌し、2 時間加熱還流
した。冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液、硫酸
マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン−酢酸エ
チル 1:5) に供し、[(2-ベンジル-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エチル 540 mg
を得た。得られた化合物 (0.54 g, 1.42 mmol) のテト
ラヒドロフラン (16 mL)−メタノール (4 mL) 混合溶液
中に、1 規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マ
グネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣を酢酸
エチル-ヘキサンから再結晶して、目的物 320 mg (収率
14%) を得た。 融点 146-149 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.84-2.96 (2H, m), 3.05-3.17 (2
H, m), 4.36 (2H, s), 4.71 (2H, s), 6.71 (1H, d, J
= 7.6 Hz), 6.90-7.42 (7H, m), 7.61 (1H, d, J= 7.4
Hz)。
【0179】実施例53 [(2-ジフェニルメチル-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チア
ゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチルおよびジフェニルチオアセト
アミドを用いて、実施例52に従って目的物を合成し
た。収率 31 %。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.87-3.18 (4H, m), 4.66 (2H,
s), 5.93 (1H, s), 6.68 (1H, d, J = 7.4 Hz), 7.10-
7.45 (12H, m), 7.59 (1H, d, J = 7.2 Hz)。
【0180】実施例54 [(2-フェニル-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6
-イル)オキシ]酢酸 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチルおよびチオベンズアミドを用
いて、実施例52に従って目的物を合成した。収率 27
%。 非晶質。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 3.09 (4H, s), 4.73 (2H, s),
6.85 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.26 (1H, t, J = 8.2 H
z), 7.46-7.62 (4H, m), 7.92-8.00 (2H, m), 1H 未確
認。
【0181】実施例55 [(2-(2,2-ジフェニルエチル)-4,5-ジヒドロナフト[1,2-
d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(6-ブロモ-5,6,7,8-テトラヒドロ-5-オキソ-1-ナフタ
レニル)オキシ]酢酸エチルおよび3,3-ジフェニルチオプ
ロピオンアミドを用いて、実施例52に従って目的物を
合成した。収率 19 %。 非晶質。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.78-3.11 (4H, m), 3.80 (2H,
d, J = 7.8 Hz), 4.56 (1H, t, J = 7.8 Hz), 4.69 (2
H, s), 6.79 (1H, d, J = 7.6 Hz), 6.98-7.56 (12H,
m), 12.6-13.5 (1H, br)。
【0182】実施例56 [(2-(2,4-ジニトロフェニル)チオ-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.30 g, 4.04 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (20 mL) 溶液に、0 ℃ で水
素化ナトリウム (60% 流動パラフィン分散物, 178 mg,
4.45 mmol)を加え、室温で 10 分間攪拌した。この混
合物に1-クロロ-2,4-ジニトロベンゼン (900 mg, 4.45
mmol) を加え、室温で 30 分間撹拌した。反応混合物を
水 (30 mL) に注ぎ、酢酸エチルで 2 回抽出、合わせた
有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、
減圧濃縮し、[(2-(2,4-ジニトロフェニル)チオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エ
チル 1.17 g を得た。この化合物 (1.17 g, 2.40 mmol)
のテトラヒドロフラン (16 mL)-メタノール (4 mL) 混
合溶液中に、1 規定水酸化ナトリウム水溶液 (3.0 mL)
を滴下し、室温で 20 分間撹拌した。溶媒を減圧濃縮
し、1 規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣
を酢酸エチルから再結晶して、目的物 0.91 g (収率 49
%) を得た。 融点 223-226 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 3.02-3.30 (4H, m), 4.75 (2H,
s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.26 (1H, t, J = 8.2
Hz), 7.39 (1H, d, J = 9.0 Hz), 7.51 (1H, d,J = 7.
6 Hz), 8.43 (1H, dd, J = 9.0, 2.4 Hz), 8.96 (1H,
d, J = 2.4 Hz),1H 未確認。
【0183】実施例57 [(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]
チアゾール-8-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-8-イル)オキシ]酢酸エチルおよびブロモジフェニルメ
タンを用いて、実施例1に従って目的物を合成した。収
率 90 %。 融点 141-143 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.72-3.03 (4H, m), 4.40-4.89 (3
H, m), 6.02 (1H, s), 6.80 (1H, dd, J = 8.2, 2.6 H
z), 7.09 (1H, d, J = 8.6 Hz), 7.19-7.57 (11H,m)。
【0184】実施例58 [(2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-8-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-8-イル)オキシ]酢酸エチルおよび2,2-ジフェニルエチ
ルヨージドを用いて、実施例21に従って目的物を合成
した。収率 69 %。 融点 165-167 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 2.95 (4H, s), 3.99 (2H, d, J
= 7.6 Hz), 4.50 (1H, t, J = 8.0 Hz), 4.68 (2H, s),
6.78 (1H, dd, J = 8.2, 2.8 Hz), 7.15-7.45 (12H,
m), 1H 未確認。
【0185】実施例59 [(2-ジフェニルメチルスルホニル-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-8-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-8-イル)オキシ]酢酸エチルおよびブロモジフェニルメ
タンを用いて、実施例51に従って目的物を合成した。
収率 35 %。 融点 169-170 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.81-3.08 (4H, m), 4.80 (2H,
s), 5.98 (1H, s), 6.00-6.45 (1H, br), 6.88 (1H, d
d, J = 8.4, 2.6 Hz), 7.15 (1H, d, J = 8.4 Hz),7.20
-7.72 (11H, m)。
【0186】実施例60 [(2-(2,2-ジフェニルエチル)スルホニル-4,5-ジヒドロ
ナフト[1,2-d]チアゾール-8-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-8-イル)オキシ]酢酸エチルおよび2,2-ジフェニルエチ
ルヨージドを用いて、実施例51に従って目的物を合成
した。収率 39 %。 融点 183-185 ℃。 (酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.82-3.10 (4H, s), 4.31 (2H, d,
J = 7.4 Hz), 4.72 (1H, t, J = 7.4 Hz), 4.77 (2H,
s), 6.87 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 6.99-7.21 (11
H, m), 7.47 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.30-8.40 (1H, b
r)。
【0187】実施例61 [(2-(2,2-ジフェニルエチルスルフィニル)-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エチル [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.05 g, 3.27 mmol) の
N,N-ジメチルホルムアミド (15 mL) 溶液に、2,2-ジフ
ェニルエチルヨージド (1.11 g, 3.60 mmol)、続いて、
炭酸カリウム (500 mg, 3.60 mmol) を加え、60 ℃で 2
時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、
[[2-(2,2-ジフェニルエチル)チオ-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル]オキシ]酢酸エチル 1.11 g
を得た。この化合物 (1.00 g, 1.99 mmol) のエタノー
ル (45 mL)−水 (5 mL) 混合溶液中に、過ヨウ素酸ナト
リウム (0.51 g, 2.39 mmol) を加え、3 時間加熱還流
した。反応混合物に酢酸エチルと水を加え 2 層を分
離、水層を酢酸エチルで抽出、合わせた有機層を水で洗
浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン
−酢酸エチル 1:8)で精製し、酢酸エチルから再結晶し
て、目的物 0.64 g (収率 42%) を得た。 融点 127-129 ℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.97-
3.24 (4H, m), 3.72-3.98 (2H, m), 4.28 (2H, q, J =
7.0 Hz), 4.67 (2H, s), 4.77 (1H, dd, J = 9.6, 6.6
Hz), 6.73 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.08-7.42 (11H, m),
7.59 (1H, d, J= 7.6 Hz)。
【0188】実施例62 [(2-(2,2-ジフェニルエチルスルフィニル)-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-(2,2-ジフェニルエチルスルフィニル)-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エチル
(0.50 g, 0.965 mmol) のテトラヒドロフラン(16 mL)
−メタノール (4 mL) 混合溶液中に、1 規定水酸化ナト
リウム水溶液 (2mL) を滴下し、室温で 20 分間撹拌し
た。溶媒を減圧濃縮し、1 規定塩酸を加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を水および飽和塩化ナトリウム水溶
液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮
し、非晶質の目的物 0.36 g (収率 76%) を得た。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.95-3.23 (4H, m), 3.78-4.00 (2
H, m), 4.1-4.9 (4H, m), 6.76 (1H, d, J = 8.6 Hz),
7.10-7.42 (11H, m), 7.60 (1H, d, J = 7.4 Hz)。
【0189】実施例63 [(2-(2-ナフチル)(フェニル)メチルチオ-4H-[1]ベンゾ
ピラノ[4,3-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチル (1.00 g, 3.09 mmol) のア
セトニトリル (10 mL)懸濁液に、(2-ナフチル)フェニル
メチルブロミド (1.13 g, 4.02 mmol)のN, N-ジメチル
ホルムアミド (5 mL) 溶液、続いて、トリエチルアミン
( 344 mg, 3.40 mmol) のアセトニトリル(5 mL) 溶液
を滴下し、室温で1時間撹拌した。溶媒を濃縮後、水を
加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、硫酸
マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン-酢酸エチ
ル4:1) で精製した後、得られた固体をヘキサン-酢酸エ
チルから再結晶して、[(2-(2-ナフチルフェニル)(フェ
ニル)メチルチオ-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾー
ル-6-イル)オキシ]酢酸エチル 779 mgを得た。この化合
物 (400 mg, 0.74 mmol) をテトラヒドロフラン (9 mL)
-メタノール (3 mL) 混合溶液中に、1 規定水酸化ナト
リウム水溶液 (1 mL) を滴下し、室温で1時間撹拌し
た。0.1規定塩酸を用いて反応溶液をpH5に調整した後、
酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ
過、減圧濃縮し、目的物 363 mg (収率 96%) を得た。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.40-3.80 (1H, br), 4.69 (2H,
s), 5.36 (2H, s), 6.24(1H, s), 6.84 (1H, d, J = 7.
8 Hz), 6.96 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.20-7.63(9H, m),
7.80-7.84 (3H, m), 7.93 (1H, s)。
【0190】実施例64 [(2-(4-メチルフェニル)(フェニル)メチルチオ-4H-[1]
ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-メチルフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 4%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.32 (3H, s), 2.60-3.80 (1H, b
r), 4.70 (2H, s), 5.39(2H, s), 6.03 (1H, s), 6.81-
6.86 (1H, m), 6.96 (1H, t, J = 8.2 Hz), 7.12-7.53
(10H, m)。
【0191】実施例65 [(2-(4-クロロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4H-[1]
ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび (4-クロロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 49%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 4.75 (2H, s), 5.40 (2H, s), 6.
06 (1H, s), 6.77-6.82(1H, m), 6.94 (1H, t, J = 7.6
Hz), 7.27-7.47 (10H, m), 1H未確認。
【0192】実施例66 [(2-(4-メチルフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-メチルフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 98%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.31 (3H, s), 2.82-2.91 (2H,
m), 3.03-3.11 (2H, m),4.71 (2H, s), 4.60-5.00 (1H,
br), 6.01 (1H, s), 6.70 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.11
-7.61 (11H, m)。
【0193】実施例67 [(2-(4-クロロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-クロロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 78%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.84-2.93 (2H, m), 3.06-3.14
(2H, m), 4.71 (2H, s),6.04 (1H, s), 6.68 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 7.17-7.57 (11H, m), 1H 未確認。
【0194】実施例68 [(2-(4-フルオロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-
ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-フルオロフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に
従って目的物を合成した。収率 79%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.84-2.93 (2H, m), 3.04-3.12
(2H, m), 3.80-4.80 (1H,br), 4.72 (2H, s), 6.05 (1
H, s), 6.72 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.96-7.04 (2H,
m), 7.19-7.49 (8H, m), 7.58 (1H, d, J = 6.8 Hz)。
【0195】実施例69 [(2-ビス(4-フルオロフェニル)メチルチオ-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(4-フルオロフェ
ニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従って目
的物を合成した。収率 77%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ :2.95-3.20 (4H, m), 4.76 (2H,
s), 5.94 (1H, s), 6.80 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.00-
7.09 (4H, m), 7.32 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.55-7.62
(4H, m), 7.69-7.73 (1H, m), 1H 未確認。
【0196】実施例70 [(2-ビス(4-クロロフェニル)メチルチオ-4,5-ジヒドロ
ナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(4-クロロフェニ
ル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従って目的
物を合成した。収率 77%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.86-2.94 (2H, m), 3.07-3.14
(2H, m), 4.75 (2H, s),6.04 (1H, s), 6.69 (1H, d, J
= 8.2 Hz), 7.18-7.41 (9H, m), 7.54 (1H, d,J = 7.4
Hz), 1H未確認。
【0197】実施例71 [(2-(4-メトキシフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-
ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-メトキシフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に
従って目的物を合成した。収率 87%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.82-2.91 (2H, m), 3.02-3.10
(2H, m), 3.78 (3H, s),4.20-4.80 (1H, br), 4.71 (2
H, s), 6.00 (1H, s), 6.70 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.8
2-6.88 (2H, m), 7.18-7.61 (9H, m)。
【0198】実施例72 [(2-(フェニル)(4-トリフルオロメチルフェニル)メチル
チオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オ
キシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(フェニル)(4-トリフ
ルオロメチルフェニル)メチルブロミドを用いて、実施
例63に従って目的物を合成した。収率 71%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.85-2.93 (2H, m), 3.07-3.14
(2H, m), 4.00-5.00 (1H,br), 4.67 (2H, s), 6.14 (1
H, s), 6.48 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.18-7.65 (11H,
m)。
【0199】実施例73 [(2-(4-シアノフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-シアノフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 68%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.60-3.40 (1H, br), 2.87-2.94
(2H, m), 3.05-3.13 (2H, m), 4.72 (2H, s), 6.14 (1
H, s), 6.72 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.19-7.43 (7H,
m), 7.53 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.61 (3H, s)。
【0200】実施例74 [(2-(3-クロロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(3-クロロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 64%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.85-2.93 (2H, m), 3.04-3.13
(2H, m), 4.20-5.00 (1H,br), 4.72 (2H, s), 6.03 (1
H, s), 6.71 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.19-7.60 (11H,
m)。
【0201】実施例75 [(2-(2-クロロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(2-クロロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 63%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.82-2.91 (2H, m), 3.02-3.10
(2H, m), 4.20-4.80 (1H,br), 4.71 (2H, s), 6.00 (1
H, s), 6.70 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.82-6.88 (2H,
m), 7.18-7.61 (9H, m)。
【0202】実施例76 [(2-(3-メチルフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび (3-メチルフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 72%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.32 (3H, s), 2.84-2.92 (2H,
m), 3.05-3.13 (2H, m),4.20-5.00 (1H, br), 4.66 (2
H, s), 6.01 (1H, s), 6.68 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.0
6 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.17-7.36 (7H, m), 7.46-7.5
1 (2H, m), 7.58(1H, d, J = 7.8 Hz)。
【0203】実施例77 [(2-(2-メチルフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(2-メチルフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従っ
て目的物を合成した。収率 61%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.43 (3H, s), 2.84-2.92 (2H,
m), 3.06-3.14 (2H, m),4.00-4.80 (1H, br), 4.74 (2
H, s), 6.29 (1H, s), 6.67 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.
18-7.65 (11H, m)。
【0204】実施例78 [(2-(4-ニトロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸エ
チル [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-ニトロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例48に従っ
て目的物を合成した。収率 61%。 融点 128-129 ℃。(テトラヒドロフラン−ジエチルエー
テル)1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, t, J = 7.2 Hz), 2.85
-2.94 (2H, m), 3.07-3.14 (2H, m), 4.27 (2H, q, J =
7.2 Hz), 4.65 (2H, s), 6.20 (1H, s), 6.69 (1H, d,
J = 8.0 Hz), 7.18-7.52 (7H, m), 7.66-7.72 (2H,
m), 8.15-8.20 (2H,m)。
【0205】実施例79 [(2-(フェニル)(3-トリフルオロメチルフェニル)メチル
チオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オ
キシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(フェニル)(3-トリフ
ルオロメチルフェニル)メチルブロミドを用いて、実施
例63に従って目的物を合成した。収率 59%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.83-2.92 (2H, m), 3.07-3.17
(2H, m), 3.80-4.90 (1H,br), 4.62 (2H, s), 6.01 (1
H, s), 6.74 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.05-7.59 (11H,
m)。
【0206】実施例80 [(2-(2-フルオロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-
ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(2-フルオロフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に
従って目的物を合成した。収率 62%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.84-2.92 (2H, m), 3.06-3.14
(2H, m), 4.62 (2H, s),6.37 (1H, s), 6.72 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 6.99-7.56 (10H, m), 7.69 (1H, t, J =
7.5 Hz), 6.80-7.80 (1H, br)。
【0207】実施例81 [(2-(4-メチルフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-メチルフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従っ
て目的物を合成した。収率 30%。 非晶質。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.31 (3H, s), 2.94-3.03 (2H,
m), 3.09-3.17 (2H, m),3.20-4.20 (1H, br), 4.75 (2
H, s), 5.92 (1H, s), 6.79 (1H, d, J = 7.4 Hz), 7.
15 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.29-7.35 (4H, m), 7.51 (2
H, d, J = 8.0 Hz), 7.58-7.63 (2H, m), 7.73 (1H, d,
J = 7.4 Hz)。
【0208】実施例82 [(2-(ジフェニルメチルスルホニル)-4H-[1]ベンゾピラ
ノ[4,3-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4H-[1]ベンゾピラノ[4,3-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびブロモジフェニルメ
タンを用いて、実施例51に従って目的物を合成した。
収率 55%。 融点168 ℃(分解)。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.00-2.90 (1H, br), 4.73 (2H,
s), 5.45 (2H, s), 5.94(1H, s), 6.91-6.95 (1H, m),
7.06 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.28-7.38 (6H, m), 7.60-
7.66 (5H, m)。
【0209】実施例83 [(2-(4-クロロフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび (4-クロロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従っ
て目的物を合成した。収率 55%。 融点 180-181 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ : 3.01-3.13 (4H, m), 3.20-4.40
(1H, br), 4.76 (2H, s),5.93 (1H, s), 6.79 (1H, d,
J = 8.0 Hz), 7.29-7.35 (6H, m), 7.55-7.73 (5H,
m)。
【0210】実施例84 [(2-(4-フルオロフェニル)(フェニル)メチルスルホニル
-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキ
シ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-フルオロフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に
従って目的物を合成した。収率 38%。 融点 210-211℃。(テトラヒドロフラン−ジエチルエー
テル)1 H-NMR (CDCl3+DMSO-d6) δ : 2.95-3.04 (2H, m), 3.
11-3.20 (2H, m), 4.66(2H, s), 5.94 (1H, s), 6.81
(1H, d, J = 8.2 Hz), 7.04-7.08 (2H, m), 7.26-7.36
(4H, m), 7.57-7.69 (5H, m), 1H未確認。
【0211】実施例85 [(2-ビス(4-フルオロフェニル)メチルスルホニル-4,5-
ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(4-フルオロフェ
ニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従って目
的物を合成した。収率 38%。 融点 186-188 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3+DMSO-d6) δ : 3.06 (4H, s), 3.20-4.
40 (1H, br), 4.72 (2H,s), 6.42 (1H, s), 6.90 (1H,
d, J = 8.4 Hz), 7.14-7.33 (5H, m), 7.49 (1H, d, J
= 7.6 Hz), 7.66-7.73 (4H, m)。
【0212】実施例86 [(2-ビス(4-クロロフェニル)メチルスルホニル-4,5-ジ
ヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(4-クロロフェニ
ル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従って目的
物を合成した。収率 55%。 融点 197-199 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ : 3.03-3.14 (4H, m), 3.40-4.20
(1H, br), 4.76 (2H, s),5.91 (1H, s), 6.80 (1H, d,
J = 7.6 Hz), 7.27-7.34 (5H, m), 7.50-7.54 (4H, m),
7.68 (1H, d, J = 7.6 Hz)。
【0213】実施例87 [(2-(フェニル)(4-トリフルオロメチルフェニル)メチル
スルホニル-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-
イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(フェニル)(4-トリフ
ルオロメチルフェニル)メチルブロミドを用いて、実施
例51に従って目的物を合成した。収率 55%。 融点188-190 ℃。(テトラヒドロフラン−ジエチルエー
テル)1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.86-2.94 (2H, m), 3.01-3.10
(2H, m), 4.60 (2H, s),5.91 (1H, s), 6.67 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 7.16-7.26 (4H, m), 7.45-7.59 (5H, m),
7.69 (2H, d, J = 8.0 Hz), 1H未確認。
【0214】実施例88 [(2-(4-シアノフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-シアノフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従っ
て目的物を合成した。収率 40%。 融点200-201 ℃。(酢酸エチル−ジエチルエーテル)1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.82-2.89 (2H, m), 3.03-3.10
(2H, m), 4.09 (2H, s),6.11 (1H, s), 6.70 (1H, d, J
= 8.2 Hz), 7.16-7.69 (11H, m), 9.20-9.40 (1H, b
r)。
【0215】実施例89 [(2-(3-クロロフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(3−クロロフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に
従って目的物を合成した。収率 45%。 融点173-174 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.97-3.13 (4H, m), 3.00-3.80
(1H, br), 4.74 (2H, s), 6.48 (1H, s), 6.93 (1H,
d, J = 7.4 Hz), 7.27-7.49 (7H, m), 7.64-7.73(4H,
m)。
【0216】実施例90 [(2-(2-クロロフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(2-クロロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従っ
て目的物を合成した。収率 70%。 融点197-198 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.95-3.05 (4H, m), 4.75 (2H,
s), 6.55 (1H, s), 6.93 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.30
(1H, t, J = 8.0 Hz), 7.39-7.57 (9H, m), 8.24(1H,
d, J = 8.0 Hz), 1H未確認。
【0217】実施例91 [(2-(3-メチルフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび (3-メチルフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従っ
て目的物を合成した。収率 63%。 融点185-186 ℃。(テトラヒドロフラン−ジエチルエー
テル)1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.31 (3H, s), 2.94-3.02 (2H,
m), 3.09-3.17 (2H, m),4.00-5.20 (1H, br), 4.75 (2
H, s), 5.91 (1H, s), 6.79 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.1
0-7.44 (8H, m), 7.57-7.62 (2H, m), 7.34 (1H, d, J
= 8.0 Hz)。
【0218】実施例92 [(2-(2-メチルフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(2-メチルフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従っ
て目的物を合成した。収率 49%。 融点192-193 ℃。(テトラヒドロフラン−ジエチルエー
テル)1 H-NMR (CDCl3+DMSO-d6) δ : 2.32 (3H, s), 2.94-3.
19 (4H, m), 4.20-5.00(1H, br), 4.65 (2H, s), 6.28
(1H, s), 6.80 (1H, d, J = 8.6 Hz), 7.06-7.36 (7H,
m), 7.54-7.58 (2H, m), 7.67 (1H, d, J = 7.2 Hz),
8.17 (1H, d, J =7.2 Hz)。
【0219】実施例93 [(2-(4-ニトロフェニル)(フェニル)メチルスルホニル-
4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]
酢酸エチル [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(4-ニトロフェニル)
(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例50に従っ
て目的物を合成した。収率 49%。 融点 146-148 ℃。(ジエチルエーテル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (3H, t, J = 7.4 Hz), 2.85
-3.10 (4H, m), 4.19 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.59 (2H,
s), 5.97 (1H, s), 6.67 (1H, d, J = 8.4 Hz),7.17-
7.28 (4H, m), 7.44-7.48 (2H, m), 7.57 (1H, d, J =
7.8 Hz), 7.76 (2H, d, J = 9.0 Hz), 8.11 (2H, d, J
= 9.0 Hz)。
【0220】実施例94 [(2-(フェニル)(3-トリフルオロメチルフェニル)メチル
スルホニル-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-
イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(フェニル)(3-トリ
フルオロメチルフェニル)メチルブロミドを用いて、実
施例51に従って目的物を合成した。収率 71%。 融点180-182 ℃。(テトラヒドロフラン−ジエチルエー
テル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.87-3.13 (4H, m), 3.00-3.60
(1H, br), 4.76 (2H, s), 6.35 (1H, s), 6.83 (1H,
d, J = 7.4 Hz), 7.14-7.45 (7H, m), 7.60-7.71(4H,
m)。
【0221】実施例95 [(2-(2-フルオロフェニル)(フェニル)メチルスルホニル
-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキ
シ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(2-フルオロフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に
従って目的物を合成した。収率 71%。 融点192-193 ℃。(テトラヒドロフラン−ジエチルエー
テル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 3.06 (4H, s), 2.80-3.80 (1H,
br), 4.72 (2H, s), 6.36 (1H, s), 6.91 (1H, d, J =
7.4 Hz), 7.12-7.50 (8H, m), 7.60-7.65 (2H,m), 8.0
3-8.11 (1H, m)。
【0222】実施例96 [(2-ビス(3-フルオロフェニル)メチルチオ-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(3-フルオロフェ
ニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従って目
的物を合成した。収率 47%。 融点 155-158 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.84-3.14 (4H, m), 4.71 (2H,
s), 6.06 (1H, s), 6.71(1H, d, J = 8.0 Hz), 6.90-7.
42 (10H, m), 7.56 (1H, d, J = 7.8 Hz)。
【0223】実施例97 [(2-ビス(2-フルオロフェニル)メチルチオ-4,5-ジヒド
ロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(2-フルオロフェ
ニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に従って目
的物を合成した。収率 58%。 融点 194-196 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.84-3.09 (4H, m), 4.70 (2H,
s), 6.64 (1H, s), 6.82 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.10-
7.47 (8H, m), 7.58-7.72 (2H, m), 1H 未確認。
【0224】実施例98 [(2-ビス(3-フルオロフェニル)メチルスルホニル-4,5-
ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(3-フルオロフェ
ニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従って目
的物を合成した。収率 28%。 融点 213-214 ℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.82-3.08 (4H, m), 4.70 (2H,
s), 6.64 (1H, s), 6.82 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.15-
7.47 (8H, m), 7.58-7.76 (2H, m) , 1H 未確認。
【0225】実施例99 [(2-ビス(2-フルオロフェニル)メチルスルホニル-4,5-
ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよびビス(2-フルオロフェ
ニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に従って目
的物を合成した。収率 38%。 融点 204-208 ℃。(エタノール)1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.95-3.21 (4H, m), 4.74 (2H,
s), 6.74-6.82 (2H, m),7.00 (2H, t, J = 9.2 Hz), 7.
04-7.39 (5H, m), 7.66 (1H, d, J = 7.6 Hz) ,7.98-9.
00 (3H, m)。
【0226】実施例100 [(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]
チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸ナトリウム [(2-ジフェニルメチルチオ-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]
チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 (1.00 g, 1.09 mmol)
のエタノール (50 mL)溶液中に、1 規定水酸化ナトリウ
ム水溶液 (2.2 mL) を滴下し、室温で 20 分間撹拌し
た。溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をエタノール−水
から再結晶して、目的物 0.48 g (収率 46%) を得た。 融点 223-225 ℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.79-3.04 (4H, m), 4.18 (2H,
s), 6.16 (1H, s), 6.71 (1H, d, J = 7.4 Hz), 7.08-
7.42 (8H, m), 7.52-7.62 (4H, m)。
【0227】実施例101 [(2-ジフェニルメチルスルホニル-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸ナトリウム [(2-ジフェニルメチルスルホニル-4,5-ジヒドロナフト
[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸を用いて、実施
例100に従って目的物を合成した。収率 48%。 融点 226-228 ℃。(水)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.83-3.11 (4H, m), 4.30 (2H,
s), 6.30 (1H, s), 6.83 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.11-
7.42 (8H, m), 7.58-7.75 (4H, m)。
【0228】実施例102 [(2-フェニルアミノ-ベンゾフロ[3,2-d]チアゾール-5-
イル)オキシ]酢酸エチル [(3-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾフラン-7-イル)オキシ]
酢酸エチル (1.00 g,4.23 mmol) のクロロホルム (30 m
L) 溶液に、0 ℃ で臭化水素酸 ピリジニウムパーブロ
ミド (1.35 g, 4.23 mmol) を加え、室温で 30 分間攪
拌した。反応混合物を水に注ぎ、クロロホルムで抽出し
た。有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、
ろ過、減圧濃縮して、[(2-ブロモ-3-オキソ-2,3-ジヒド
ロベンゾフラン-7-イル)オキシ]酢酸エチル 1.20 g を
得た。この化合物 (1.20 g, 3.80mmol)、1-フェニル-2-
チオ尿素 (580 mg, 3.80 mmol) の酢酸 (20 mL) 混合物
を、3 時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、残渣に水
を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄、硫
酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン-酢酸
エチル 5:1) で精製し、目的物 180 mg (収率 12%) を
得た。 融点 196-198 ℃。(酢酸エチル−ヘキサン)1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, t, J = 7.0 Hz), 4.29
(2H, q, J = 7.0 Hz),4.87 (2H, s), 6.79 (1H, d, J
= 7.8 Hz), 7.04-7.45 (8H, m)。
【0229】実施例103 [(2-(3-フルオロフェニル)(フェニル)メチルチオ-4,5-
ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキシ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(3-フルオロフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例63に
従って目的物を合成した。収率 38%。 融点 159-161℃。(酢酸エチル)1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.82-3.08 (4H, m), 4.70 (2H,
s), 5.40-6.00 (1H, br),6.71 (1H, d, J = 8.0 Hz),
6.92-7.01 (1H, m), 7.18-7.50 (10H, m), 7.57 (1H,
d, J = 7.6 Hz)。
【0230】実施例104 [(2-(3-フルオロフェニル)(フェニル)メチルスルホニル
-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール-6-イル)オキ
シ]酢酸 [(2-メルカプト-4,5-ジヒドロナフト[1,2-d]チアゾール
-6-イル)オキシ]酢酸エチルおよび(3-フルオロフェニ
ル)(フェニル)メチルブロミドを用いて、実施例51に
従って目的物を合成した。収率 27%。 融点 215-217 ℃。(エタノール)1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 2.90-3.10 (4H, m), 4.74 (2H,
s), 6.43 (1H, s), 6.92 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.10-
7.69 (11H, m), 1H未確認。
【0231】実施例1〜104で得られた化合物の化学
構造式を、〔表1〕〜〔表7〕に示す。
【表1】
【0232】
【表2】
【0233】
【表3】
【0234】
【表4】
【0235】
【表5】
【0236】
【表6】
【0237】
【表7】
【0238】製剤例1 (1)実施例21で得られた化合物 3.0g (2)乳糖 60.0g (3)コーンスターチ 35.0g (4)ゼラチン 3.0g (5)ステアリン酸マグネシウム 2.0g 実施例21で得られた化合物3.0g、乳糖60.0gおよ
びコーンスターチ35.0gの混合物を10重量%ゼラ
チン水溶液30mL(ゼラチンとして3.0g)を用
い、1mmメッシュの篩を通して顆粒化した後、40℃
で乾燥し再び篩過した。得られた顆粒をステアリン酸マ
グネシウム2.0gと混合し、圧縮した。得られた中心
錠を、蔗糖、二酸化チタン、タルクおよびアラビアゴム
の水懸濁液による糖衣でコーティングした。コーティン
グが施された錠剤をミツロウで艶出して1000錠のコ
ート錠を得た。
【0239】実験例1 PGI2受容体結合実験 ヒトPGI2受容体を発現させたCHO細胞の膜画分40
μg、[3H]イロプロスト(Iloprost)20 nMおよび化
合物溶液50μLを含む MES−NaOH緩衝液(pH
6.0)500μLを37 ℃で1時間加温した後にメンブラン
フィルターでろ過して膜結合性と非結合性の[3H]イロ
プロストを分離した。膜に結合した[3H]イロプロスト
の放射活性を液体シンチレーションカウンターで計測
し、コントロール(溶媒)のヒトPGI2受容体への[3
H]イロプロストの特異的結合に対する薬物処置群の値
から阻害率を求めた。化合物は最終濃度が10-6〜10
-11Mになるように加え、各濃度における阻害値からI
50値を求めた。結果を以下に示す。 この結果より、化合物(I)は、PGI2受容体に対し
て高い親和性を有することが明らかである。
【0240】実験例2 血小板凝集抑制実験 健常男子成人のクエン酸加血液を1000 g で 5秒間およ
び 20 分間各々遠心分離し、多血小板血漿 (PRP) お
よび乏血小板血漿 (PPP) を得た後、血小板数が 30
0,000/μLとなるよう、PRPをPPPで希釈した。血
小板凝集は血小板凝集測定装置を用いて測定した。PR
P 200μLを測定用キュベットに入れ、37 ℃で 2分間
加温した後、薬物溶液 20 μLを添加し、さらに 2 分
間加温した。次いでADP溶液 20μlを添加して凝集を
惹起した。コントロールの最大凝集率に対する薬物処置
群の凝集率から阻害率を求めた。ADPは個々において
最大凝集の得られる最少濃度 (2×10-6〜3×10-5
M) を用いた。化合物は、最終濃度が10-3〜10-9
になるように加え、各濃度における阻害値よりIC50
を求めた。結果を以下に示す。 この結果より、化合物(I)は、ヒトの血小板に対し、
強い凝集抑制作用を有することが明らかである。
【0241】
【発明の効果】本発明の化合物(I)は、PGI2受容
体に対し高い親和性を示す。本発明の化合物(I)は、
哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ハムスター、ウサ
ギ、ネコ、イヌ、ウシ、ヒツジ、サル、ヒトなど)に対
して、PGI2アゴニストとして作用し、血小板凝集抑
制作用、血管拡張作用、気管支筋拡張作用、脂質沈着抑
制作用、白血球活性化抑制作用などを有することから、
一過性脳虚血発作(TIA)、糖尿病性神経障害、糖尿
病性壊疽、末梢循環障害(例、末梢動脈塞栓症、振動
病、レイノー病等)、全身性エリテマトーデス、経皮的
冠動脈形成術(PTCA)後の再閉塞・再狭搾、動脈硬
化症、血栓症(例、急性期脳血栓症等)、高血圧、肺高
血圧症、虚血性疾患(例、脳梗塞、心筋梗塞等)、狭心
症(例、安定狭心症、不安定狭心症等)、糸球体腎炎、
糖尿病性腎症、アレルギー、気管支喘息、潰瘍、蓐瘡
(床ずれ)、アテレクトミーおよびステント留置などの
冠動脈インターベンション後の再狭窄、透析による血小
板減少などの予防および(または)治療剤として用いら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/425 ABS A61K 31/425 ABS ABU ABU ACB ACB ACD ACD ACF ACF ACL ACL ACV ACV ADN ADN AED AED C07D 277/84 C07D 277/84 513/04 301 513/04 301 // A61K 31/415 A61K 31/415 C07D 235/02 C07D 235/02 B

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 〔式中、R1 は水素原子または置換基、mは1ないし3
    の整数、Arは置換基を有していてもよい芳香族基、Xは
    結合手または置換基を有していてもよい原子数1ないし
    6個の直鎖状の2価の基、Yは −S−、−O− または
    −N(R2)− (R2 は水素原子または置換基を示
    す)、Zは −N= または −C(R3)= (R3 は水素
    原子または炭化水素基を示す)、A環は、式 −O(CH
    2)mCOR1(式中、各記号は前記と同意義を示す)で
    表される基の外に置換基をさらに有していてもよいベン
    ゼン環、B環は置換基を有していてもよい5ないし7員
    環を示す〕で表される化合物またはその塩。
  2. 【請求項2】R1 が(i)水素原子、 (ii)ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケ
    ニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
    ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、C
    6-10アリール、C7-11アラルキル、ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、C6-10アリールオキシ、C
    1-6アルキル−カルボニル、C6-10アリール−カルボニ
    ル、C7-11アラルキル−カルボニル、C1-6アルキル−
    カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
    シ、カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル、カ
    ルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
    −C1-6アルキル−カルバモイル、アミジノ、イミノ、
    アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
    ルアミノ、3ないし6員の環状アミノ、C1-3アルキレ
    ンジオキシ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、メルカプ
    ト、スルホ、スルフィノ、ホスホノ、スルファモイル、
    モノ−C1-6アルキルスルファモイル、ジ−C1-6アルキ
    ルスルファモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
    アルキルチオ、C6-10アリールチオ、C1-6アルキルス
    ルフィニル、C6-10アリールスルフィニル、C1-6アル
    キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
    ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよい
    (a)C1-6アルキル、(b)C2-6アルケニル、(c)C
    2-6アルキニル、(d)C3-6シクロアルキル、(e)C
    6-14アリールまたは(f)C7-16アラルキルで置換され
    ていてもよい水酸基または (iii)ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケ
    ニル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、
    ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、C
    6-10アリール、C7-11アラルキル、ハロゲン化されてい
    てもよいC1-6アルコキシ、C6-10アリールオキシ、C
    1-6アルキル−カルボニル、C6-10アリール−カルボニ
    ル、C7-11アラルキル−カルボニル、C1-6アルキル−
    カルボニルオキシ、C6-10アリール−カルボニルオキ
    シ、カルボキシル、C1-6アルコキシ−カルボニル、カ
    ルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ
    −C1-6アルキル−カルバモイル、アミジノ、イミノ、
    アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキ
    ルアミノ、3ないし6員の環状アミノ、C1-3アルキレ
    ンジオキシ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、メルカプ
    ト、スルホ、スルフィノ、ホスホノ、スルファモイル、
    モノ−C1-6アルキルスルファモイル、ジ−C1-6アルキ
    ルスルファモイル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
    アルキルチオ、C6-10アリールチオ、C1-6アルキルス
    ルフィニル、C6-10アリールスルフィニル、C1-6アル
    キルスルホニルおよびC6-10アリールスルホニルから選
    ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有していてもよい
    (a)C1-6アルキル、(b)C2-6アルケニル、(c)C
    2-6アルキニル、(d)C3-6シクロアルキル、(e)C
    6-14アリールまたは(f)C7-16アラルキル1または2
    個で置換されていてもよいアミノ基;mが1ないし3の
    整数;Arがハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、
    ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6
    ルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されていて
    もよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていてもよい
    1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−C1-6
    アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C1-6アル
    キル−カルボニル、カルボキシル、C1-6アルコキシ−
    カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カ
    ルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、C
    6-10アリール−カルバモイル、スルホ、C1-6アルキル
    スルホニル、C6-10アリールおよびC6-10アリールオキ
    シから選ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有してい
    てもよい(i)C6-14アリール基または(ii)炭素原子
    以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子から選ばれる
    ヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし10員芳香族複
    素環基;Xが(i)結合手、または (ii)式: −Xa−Xb− 〔式中、Xaは結合手、S、
    SO、SO2、O またはNR4(式中、R4は水素原子、
    1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリー
    ル、C7-11アラルキル、ホルミル、C1-6アルキル−カ
    ルボニルまたはC6-10アリール−カルボニルを示す);
    およびXbは(a)結合手または (b)(1)ハロゲン原子、(2)ニトロ、(3)シアノ、
    (4)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、
    (5)C3-6シクロアルキル、(6)C7-11アラルキル、
    (7)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (8)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
    (9)ヒドロキシ、(10)アミノ、(11)モノ−C1-6
    ルキルアミノ、(12)ジ−C1-6アルキルアミノ、(1
    3)C6-10アリールオキシ、(14)C1-6アルキル−カル
    ボニル、(15)C6-10アリール−カルボニル、(16)オ
    キソおよび(17)ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオ
    キシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
    よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
    1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
    1-6アルキル−カルボニル、カルボキシル、C1-6アルコ
    キシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C6-10アリール−カルバモイル、スルホ、C1-6
    ルキルスルホニル、C6-10アリールおよびC6-10アリー
    ルオキシから選ばれる置換基1ないし5個をそれぞれ有
    していてもよい(17-i)C6-14アリール基または(17-i
    i)炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子および酸素原子
    から選ばれるヘテロ原子を1ないし4個含む5ないし1
    0員芳香族複素環基から選ばれる置換基1ないし5個を
    それぞれ有していてもよいC1-5アルキレン、C2-5
    アルケニレン、C2-5アルキニレンまたは式: −(C
    H2)p−Xc−(CH2)q− (式中、Xcは S、SO、S
    2、O または NR4a(式中、R4aは水素原子、C1-6
    アルキル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリール、C
    7-11アラルキル、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニ
    ルまたはC6-10アリール−カルボニルを示す);pおよ
    びqはそれぞれ0ないし4の整数、かつp+qは0ない
    し4の整数を示す)で表される基を示す〕で表される2
    価の基;R2 が(i)水素原子、(ii)C1-6アルキル、
    (iii)C2-6アルケニル、(iv)C2-6アルキニル、
    (v)C3-6シクロアルキル、(vi)C6-14アリール、
    (vii)C7-16アラルキル、(viii)ホルミル、(ix)
    1-6アルキル−カルボニル、(x)C6-10アリール−カ
    ルボニル、(xi)C7-11アラルキル−カルボニル、(xi
    i)C1-6アルキルスルホニル、(xiii)C1-6アルキ
    ル、C1-6アルコキシおよびニトロから選ばれる置換基
    1ないし3個を有していてもよいC6-10アリールスルホ
    ニルまたは(xiv)C7-11アラルキルスルホニル;R3
    が水素原子、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6
    アルキニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリールま
    たはC7-16アラルキル;A環が、式: −O(CH2)mC
    OR1(式中、各記号は前記と同意義を示す)で表され
    る基の外に、ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキ
    シ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
    よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
    1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
    1-6アルキル−カルボニル、カルボキシル、C1-6アルコ
    キシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C6-10アリール−カルバモイル、スルホ、C1-6
    ルキルスルホニル、C6-10アリールおよびC6-10アリー
    ルオキシから選ばれる置換基1ないし3個を有していて
    もよいベンゼン環;およびB環がC1-6アルキル、C2-6
    アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、
    6-14アリールおよびC7-16アラルキルから選ばれる置
    換基1ないし3個を有していてもよい式 【化2】 〔式中、Baは −CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−C
    H=CH−、−O−、−O−CH2−、−CH2−O−、−O−CH2
    CH2−、−CH2−O−CH2−、−S(O)r−、−S(O)r−CH2
    または −S(O)r−(CH2)2−(rは0ないし2の整数を示
    す)を示す〕で表される5ないし7員環である請求項1
    記載の化合物。
  3. 【請求項3】−COR1 がエステル化またはアミド化さ
    れていてもよいカルボキシル基である請求項1記載の化
    合物。
  4. 【請求項4】R1が置換基を有していてもよい水酸基で
    ある請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】R1が水酸基である請求項1記載の化合
    物。
  6. 【請求項6】mが1である請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】Arがハロゲン原子、C1-3アルキレンジオ
    キシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、ハロゲン化されて
    いてもよいC1-6アルコキシ、ハロゲン化されていても
    よいC1-6アルキルチオ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−
    1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6アルキルアミノ、C
    1-6アルキル−カルボニル、カルボキシル、C1-6アルコ
    キシ−カルボニル、カルバモイル、モノ−C1-6アルキ
    ル−カルバモイル、ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
    ル、C6-10アリール−カルバモイル、スルホ、C1-6
    ルキルスルホニル、C6-10アリールおよびC6-10アリー
    ルオキシから選ばれる置換基1ないし3個を有していて
    もよいC6-14アリール基である請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】Arがハロゲン化されていてもよいフェニ
    ルである請求項1記載の化合物。
  9. 【請求項9】Xが式: −Xa1−Xb1−〔式中、Xa1
    S、SO または SO2;およびXb1はハロゲン原子、
    1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、C3-6シクロアルキ
    ル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、ヒドロ
    キシ、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ、ジ−C1-6
    アルキルアミノ、C1-6アルキル−カルボニル、カルボ
    キシル、C1-6アルコキシ−カルボニル、カルバモイ
    ル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、ジ−C1-6
    ルキル−カルバモイル、C6-10アリール−カルバモイ
    ル、スルホ、C1-6アルキルスルホニル、C6-10アリー
    ルおよびC6-10アリールオキシから選ばれる置換基1な
    いし3個を有していてもよいC6-14アリールで置換され
    ていてもよいC1-5アルキレンを示す〕で表される2価
    の基である請求項1記載の化合物。
  10. 【請求項10】Xa1が S である請求項9記載の化合
    物。
  11. 【請求項11】Xb1がハロゲン化されていてもよいフェ
    ニルで置換されていてもよいC1-3アルキレンである請
    求項9記載の化合物。
  12. 【請求項12】Yが −S− である請求項1記載の化合
    物。
  13. 【請求項13】Zが −N= である請求項1記載の化合
    物。
  14. 【請求項14】B環が式 【化3】 〔式中、Ba1は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− ま
    たは −O− を示す〕で表される環である請求項1記載
    の化合物。
  15. 【請求項15】式 【化4】 〔式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す〕で表さ
    れる化合物である請求項1記載の化合物。
  16. 【請求項16】R1が水酸基;mが1;Arがハロゲン化
    されていてもよいフェニル;Xが式: −Xa2−Xb2
    〔式中、Xa2は S、SO または SO2;およびXb2
    はハロゲン化されていてもよいフェニルで置換されてい
    てもよいC1-3アルキレンを示す〕で表される2価の
    基;およびB環が式 【化5】 〔式中、Ba2は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− ま
    たは −O− を示す〕で表される環である請求項15記
    載の化合物。
  17. 【請求項17】R1がC1-6アルキルで置換されていても
    よい水酸基;mが1ないし3の整数;Arがハロゲン原
    子、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC
    1-6アルキル、C1-6アルコキシおよびC6-10アリールか
    ら選ばれる置換基1ないし3個を有していてもよいC
    6-14アリール基;Xが(i)結合手、または(ii)式:
    −Xa3−Xb3− 〔式中、Xa3は結合手、S、SO、S
    2、O または NH;およびXb3はハロゲン化されて
    いてもよいフェニルでそれぞれ置換されていてもよいC
    1-5アルキレンまたはC2-5アルケニレンを示す〕で表さ
    れる2価の基;Yが −S−;Zが −N=;A環が、
    式: −O(CH2)mCOR1(式中、各記号は前記と同
    意義を示す)で表される基の外に、1ないし3個のC
    1-6アルキルを有していてもよいベンゼン環;およびB
    環が式 【化6】 〔式中、Ba3は −CH2−、−(CH2)2−、−O−CH2− ま
    たは −O− を示す〕で表される環である請求項1記載
    の化合物。
  18. 【請求項18】[(2−ジフェニルメチルチオ−4,5
    −ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イ
    ル)オキシ]酢酸、[(2−(2,2−ジフェニルエチ
    ル)チオ−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チア
    ゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−ジフェニル
    メチル)スルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,2
    −d]チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−
    ビス(3−フルオロフェニル)メチルスルホニル−4,
    5−ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イ
    ル)オキシ]酢酸、[(2−ビス(2−フルオロフェニ
    ル)メチルスルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,
    2−d]チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸またはこ
    れらの塩である請求項1記載の化合物。
  19. 【請求項19】[(2−ジフェニルメチルチオ−4,5
    −ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イ
    ル)オキシ]酢酸、[(2−(2,2−ジフェニルエチ
    ル)チオ−4,5−ジヒドロナフト[1,2−d]チア
    ゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−ジフェニル
    メチル)スルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,2
    −d]チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸、[(2−
    ビス(3−フルオロフェニル)メチルスルホニル−4,
    5−ジヒドロナフト[1,2−d]チアゾール−6−イ
    ル)オキシ]酢酸、[(2−ビス(2−フルオロフェニ
    ル)メチルスルホニル−4,5−ジヒドロナフト[1,
    2−d]チアゾール−6−イル)オキシ]酢酸またはこ
    れらの薬理学的に許容される金属塩である請求項1記載
    の化合物。
  20. 【請求項20】(i)式 【化7】 〔式中、Halはハロゲン原子、その他の各記号は請求項
    1記載と同意義を示す〕で表される化合物またはその塩
    と式 【化8】 〔式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す〕で表さ
    れる化合物またはその塩とを反応させ、所望により、得
    られる化合物を加水分解反応および(または)酸化反応
    に付す、または(ii)式 【化9】 〔式中、X'はSH、OH または NH2、その他の各記
    号は請求項1記載と同意義を示す〕で表される化合物ま
    たはその互変異性体あるいはそれらの塩をアルキル化反
    応に付し、所望により、得られる化合物を加水分解反応
    および(または)酸化反応に付すことを特徴とする請求
    項1記載の化合物の製造法。
  21. 【請求項21】式 【化10】 〔式中、R1 は水素原子または置換基、mは1ないし3
    の整数、X'はSH、OH または NH2、Yは −S
    −、−O− または −N(R2)− (R2 は水素原子また
    は置換基を示す)、Zは −N= または −C(R3)=
    (R3 は水素原子または炭化水素基を示す)、A環は、
    式 −O(CH2)mCOR1(式中、各記号は前記と同意
    義を示す)で表される基の外に置換基をさらに有してい
    てもよいベンゼン環、B環は置換基を有していてもよい
    5ないし7員環を示す〕で表される化合物またはその互
    変異性体あるいはそれらの塩。
  22. 【請求項22】請求項1記載の化合物を含有してなる医
    薬組成物。
  23. 【請求項23】プロスタグランジンI2受容体作動薬で
    ある請求項22記載の医薬組成物。
  24. 【請求項24】血小板凝集抑制剤である請求項22記載
    の医薬組成物。
  25. 【請求項25】一過性脳虚血発作、糖尿病性神経障害、
    末梢循環障害または潰瘍の予防・治療剤である請求項2
    2記載の医薬組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003503486A (ja) * 1999-06-30 2003-01-28 シナプティック・ファーマスーティカル・コーポレーション 選択的npy(y5)アンタゴニスト
WO2009154246A1 (ja) * 2008-06-19 2009-12-23 日本新薬株式会社 勃起不全治療剤

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