JPH1015281A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH1015281A
JPH1015281A JP8179201A JP17920196A JPH1015281A JP H1015281 A JPH1015281 A JP H1015281A JP 8179201 A JP8179201 A JP 8179201A JP 17920196 A JP17920196 A JP 17920196A JP H1015281 A JPH1015281 A JP H1015281A
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JP
Japan
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water supply
water
cloth
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water level
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JP8179201A
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English (en)
Inventor
Etsuo Waki
悦夫 脇
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法で精度良く給水流量を検知しそれ
に適合した制御を実行する洗濯機を提案することであ
る。 【解決手段】 布量検出を布量検知手段によって行い
(ステップS14)、表示回路18によって表示部29
に残時間の表示を行う(ステップS15)。給水弁を解
放し、水道水の給水を開始し(ステップS16)、水位
検知手段22によって水位を検出する。ステップS17
では、検知された布量と、上記水位検知手段により検出
された水位から水位変化量とを求め、これらの値から給
水流量を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯槽内への給水
を給水弁と給水ポンプとのいずれかにより行い洗濯運転
を実行する洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、特開平6−17008
7号公報に開示されているように、洗い及びすすぎ時の
給水中の水位センサーの検知水位の変化量に基づいて、
単位時間当たりの給水流量を検知する洗濯機が提案され
ている。この給水流量(単位時間内に給水する量)に基
づいて、洗濯、すすぎ等の給水時間を予測し、洗濯工程
の運転時間等を算出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の洗濯機では、次のような問題点があった。洗濯槽内
の水位の変化量にもとづき給水流量を検知するが、同じ
給水流量であっても洗濯槽内の布の量によって、水位セ
ンサーによる水位変化量が異なる。これは、布が吸水す
るなどして、一定の給水流量であっても水位変化量が一
定とならないためである。そのため、精度良く給水流量
を検知することが困難であるという問題点があった。ま
た、前記水位変化量による給水流量に基づいて様々の制
御を行おうとしても、洗濯槽内の布の量の違いによっ
て、大きな誤差を生じるという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するために、
簡便な方法で精度良く給水流量を検知しそれに適合した
制御を実行する洗濯機を提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、洗濯
槽へ給水するための給水手段と、洗濯槽内の布の量を検
知する布量検知手段と、上記洗濯槽内の水位を検知する
水位検知手段とを備え、前記布量検知手段により検知さ
れた布量と、前記水位検知手段によって検知された給水
中の水位変化量とにより給水流量を算出することを特徴
とする洗濯機である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の洗濯機
であって、前記給水流量を予め設定した基準値と比較す
ることで、給水状態を検知することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
洗濯機であって、洗濯工程の残時間の表示を行う表示手
段を備え、前記給水流量に基づき給水時間を求めて前記
残時間を補正し、上記表示手段に表示することを特徴と
する。
【0008】請求項4の発明は、請求項3記載の洗濯機
であって、前記給水手段は、水道水を供給する手段と風
呂の残り湯を供給する手段とからなり、更に水道水給水
手段と風呂水給水手段の選択が可能な給水選択手段を備
え、洗濯工程中に前記給水選択手段によって水道水給水
手段と風呂水給水手段とを切り換えた場合、前記給水流
量を再度測定し、該再測定給水流量に基づき残時間の補
正を行うことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4記載の洗濯機であって、予約した洗濯終了時間に合わ
せて洗濯運転を自動的にスタートさせる自動スタート手
段を備え、予め設定された又は前回の運転実行中に検出
された前記給水手段の給水能力を記憶手段に格納してお
き、その記憶された給水能力に適合した運転時間を求め
て、予約時間に終了するように前記自動スタート手段に
運転スタートさせることを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項1記載の洗濯機
であって、乾燥布と吸水布に対する水位変化量の関係を
求めておき、該関係に基づいて、前記布量検知手段によ
って検知された布量と前記水位検知手段によって検知さ
れた水位変化量とから、乾燥布量と布の吸水量とを求め
ることを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項1記載の洗濯機
であって、前記布量検知手段による布量と、前記水位検
知手段による水位変化量の少なくとも一方のデータによ
り検出された洗い当初の給水予測時間より、すすぎ給水
予測時間を短めに設定することを特徴とする。
【0012】上記した構成に従い、請求項1の発明で
は、布量検知手段により検知された布量と、上記水位検
知手段によって検知された水位変化量とにより、給水流
量を検知する。布が吸水するなどの原因で水位変動量が
異なっても、その部分を補正して給水流量を算出するこ
ととなる。
【0013】請求項2の発明では、前記給水流量が設定
した基準値と比較しながら、給水状態を検知しているの
で、例えば、風呂の残り湯がない場合や、蛇口が締まっ
て水道水が出ない場合など、給水にトラブルが生じて
も、前記給水手段による給水を停止したり、使用者に通
知するなどの対応がとれる。
【0014】請求項3の発明では、前述したように給水
流量を布量に影響されずに算出できるので、この給水流
量に基づいて精度の高い給水時間を求めることができ
る。この給水時間によって、洗濯工程の残時間を補正し
て、上記表示手段に精度のよい表示をする。
【0015】請求項4の発明では、洗い工程又はすすぎ
工程中に水道水給水手段と風呂水給水手段とを切り換え
た場合には、給水流量が変化する。そこで再測定するこ
とによって、再測定データをもとに残時間の補正を行
う。
【0016】請求項5の発明では、予め設定された又は
前回の運転実行中に検出された前記給水手段の給水能力
を記憶手段に格納しておく。この給水能力は、現実の給
水能力に近いと予測される値である。その記憶された給
水能力に適合した運転時間を求めて、予約時間に終了す
るようにスタート時間を算出する。給水能力は、実際の
値に近いので、自動スタート手段に運転スタートさせる
時間も、精度良く求められる。
【0017】請求項6の発明では、乾燥布と吸水布に対
する水位変化量の関係を予め求めておく。そして、該関
係に基づいて、前記布量検知手段によって検知された布
量と前記水位検知手段によって検知された水位変化量と
から、乾燥した布量と布の吸水量を求める。これらの量
から給水流量を算出するので、投入当初から吸水してい
る布を用いても、精度良く給水流量を算出すると共に、
真の布量(乾燥状態)を近似できるので、適切な水量や
撹拌強度を決定できる。
【0018】また、請求項7の発明では、上記布量検知
手段による布量と、上記水位検知手段による水位変化量
の少なくとも一方のデータをもとに洗い給水予測時間を
求める。すすぎの段階では布は吸水しているので、すす
ぎ給水の時間は短くて済む。従って、洗い給水予測時間
よりも、すすぎ給水予測時間を短めに設定する。そし
て、実際の運転時間に近い値を算出することとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態における洗濯機について説明する。まず、本
発明の対象となる全自動洗濯機について説明する。図1
はこの全自動洗濯機の一例を示す全体斜視図である。図
1において、1は外枠、2は洗濯槽、3は上面板、4は
操作部、5は蓋、6は外部ボタン、7は撹拌翼、8は排
水ホース、9は電源コードである。
【0020】以上のように構成された全自動洗濯機は次
のようになっている。外枠1、水槽(図示せず)および
洗濯槽2は吊り棒(図示せず)によって吊持され、外枠
1の上には上面板3が固着されている。この上面板3の
前方には各洗濯プログラム内容の実行や停止させるため
のパネル内に設けられた操作部4が配されている。この
操作部4を覆う形で蓋5は開閉し、操作部4は、洗濯プ
ログラム等が設定できるようになっている。また、外部
ボタン6により、電源キーとスタートキーは、蓋5が閉
じた状態でも押すことができるようになっている。
【0021】さて、図2は、図1に示した全自動洗濯機
の背面要部を示す斜視図である。同図において、10は
給水弁、11はアンバランス検出スイッチ(以下「アン
バラスイッチ」と略す)であり、水槽が脱水時に異常振
動した場合に動作し、脱水動作を停止するものである。
【0022】このような構造を有する全自動洗濯機の制
御回路部は、図3に示すようなブロック略図で表され
る。図3において、制御回路部はマイクロコンピュータ
21であり、専用メモリ(以下「ROM」と略す)1
2、データ書き込みメモリ(以下「RAM」と略す)1
3、中央演算処理装置(以下、CPUと略す)14、タ
イマ15、入出力ポート部(以下I/O部と略す)20
を有する。
【0023】ROM12には、全自動洗濯機の運転プロ
グラムを全て格納する。RAM13には、入力回路16
と検知回路17より入力された情報を格納する。CPU
14には、I/O部20を介して入力回路16と検知回
路17から信号が入力される。入力回路16は、電源キ
ー、スタートキー、コース選択キー、水位キーからな
り、使用者が選択操作する。検知回路17は、水位検知
手段22、布量検知手段48、蓋スイッチ(蓋の開閉を
検出)、アンバランススイッチ11等のセンサからな
る。CPU14はタイマ15を用いてタイミングをとり
つつ、ROM12から取り出される運転プログラムに従
って表示回路18と駆動回路19を制御して各機器を動
作させる。表示回路18は、コース表示、水位表示、終
了時間表示、洗濯工程表示等を表示させる。駆動回路1
9は、モータR,L、給水弁、給水ポンプ、排水弁から
なる。前述の水位検知手段22は、水槽の底に付属して
水圧から水位を読むためのセンサであり、給水ポンプ4
7は、風呂の残り湯を洗濯槽へ給水するためのものであ
る。
【0024】このような周辺ブロックを有するマイクロ
コンピュータ21が全自動洗濯機のモータを制御すると
きの回路図は図4のようになっている。図4において、
撹拌翼7を回転させるためのモータ24は、交流電源4
5からの電源をサイリスタ41,42によってマイクロ
コンピュータ21が開閉制御して、モータ24を左右に
回転させる。また、排水用モータ46は、サイリスタ4
3によって回転させられる。モータ電圧検知手段23
は、モータ24の両端電圧を検出して、撹拌翼にかかる
負荷を検出する働きを有している。このモータ電圧検知
手段23が布量検知手段48であり、モータ24を左右
に回転して、撹拌翼にかかる負荷によって布量を検出し
ている。
【0025】次に図5は、図1の操作部4における各種
キーの配置を示す配置図であり、構成並びに動作につい
ては、公知の洗濯機と同様である。すなわち、通常は、
電源キー25を押した後、全自動コースキー31でつけ
洗い、毛布、標準、シルク等の選択を行い、スタートキ
ー26を押すことによって自動的に被洗濯物の容量を検
知し、洗濯を始める。この場合、終了音キー27を押す
ことにより、洗濯工程の終了時に終了音を鳴らさないよ
うにすることができる。また、風呂水キー33を押すこ
とにより洗い及びすすぎの時の給水に水道水使用また風
呂水使用の選択ができる。また、ホームコースキー32
を押すことにより、使用者の好みにより洗濯工程を選択
するための洗濯工程設定部28が機能する。また、予約
タイマー30によって予約運転の決定と、運転終了時刻
の設定や現在時刻の設定ができ、さらには現在設定され
ている洗濯工程または残時間を表示部29に表示するこ
ともできる。
【0026】以下、先に説明した図3におけるブロック
略図を参照しながら本発明の各実施形態における制御手
段の流れ図を基に説明する。
【0027】図6は、第1の実施形態におけるマイクロ
コンピュータ21の動作を示す流れ図である。電源を投
入してスタートし、ステップS11において、CPU1
4はROM12に記憶されているプログラムに従って、
各動作を実行可能とするため、電源周波数を検知した
り、RAM13のチェックを行ったりして、初期設定を
行う。次にステップS12において、使用者により電源
キー25が押され、ステップS13において、スタート
キー26が押される。布量検出を布量検知手段48によ
って行い(ステップS14)、表示回路18によって表
示部29に残時間の表示を行う(ステップS15)。給
水弁を解放し、水道水の給水を開始し(ステップS1
6)、水位検知手段22によって水位を検出する。ステ
ップS17では、検知された布量と、上記水位検知手段
22により検出された水位から水位変化量とを求め、こ
れらの値から給水流量を検出する。すなわち、布量と水
位変化量に対する給水流量の関係を予め求めておき、そ
のデータをROM12に記憶しておく。CPU14は、
布量検知手段48により検知した布量と水位検知手段2
2により検知された水位変化量とを、ROM12のデー
タに照らし合わせて給水流量を求める。こうして、投入
された布量を考慮に入れて給水流量を算出するので、正
確な給水流量が得られる。給水流量が求まれば、次の工
程に進む。
【0028】図7は、第2の実施形態におけるマイクロ
コンピュータ21の動作を示す流れ図である。同図にお
いて、ステップS21〜25は、図6におけるステップ
S11〜15と同一であるので説明を省略する。ステッ
プS26では、風呂水コース設定か否かを検知し、設定
の場合ステップS27で給水ポンプをONし、未設定の
場合ステップS28で給水弁を開く。そしてステップS
29において、ステップS24で検知された布量と水位
変化量とから、上記のように給水流量を検出する。ステ
ップS30において、CPU14により給水流量と基準
値(予めマイクロコンピュータ21のROM12に書き
込んである)との比較を行う。基準値以下であれば、給
水系統に何らかのトラブルがあるとみなして、ステップ
S31で給水弁を閉じるか、または給水ポンプをOFF
する。そして、ステップS32で給水エラー処理を行
い、ステップS33で給水エラーが解除されるまで待
つ。給水エラーが解除されれば、ステップS26に戻
り、上記の動作を繰り返す。ステップS30で給水流量
が基準値より大きければステップS34で現在水位が設
定水位に達していなければ、ステップS29以下の動作
を繰り返し、設定水位に達していれば次工程へ移る。
【0029】こうして、給水流量によって給水状態をチ
ェックしているので、風呂の残り湯がなくなった場合
や、水道の蛇口を絞めたままの場合など、給水できない
ときは、自動的に給水弁を閉じたりまたは給水ポンプを
OFFしたりできるし、使用者にブザー等で通知するこ
ともできる。従って、無駄に装置を稼働せずに済み、経
済的であるし、故障を防ぐことにもなる。
【0030】図8は、第3の実施形態におけるマイクロ
コンピュータ21の動作を示す流れ図である。同図にお
いて、ステップS31〜37は、図6におけるステップ
S11〜17と同一であるので説明を省略する。ステッ
プS38において、検出された給水流量から洗濯工程の
残時間の補正を行う。すなわち、必要な水量に達するま
での給水時間が給水流量から求まる。この給水時間に基
づいて、より正確な残時間に補正する。そして、次工程
へ移る。
【0031】図9は、第4の実施形態におけるマイクロ
コンピュータ21の動作を示す流れ図である。風呂水運
転実行中において、風呂水洗い工程を終了し、ステップ
S41ですすぎ工程においてCPU14が風呂水キー3
3が押されているか否かを検知し、風呂水キー33が押
されている場合、風呂水コースが設定されているので、
ステップS42で給水ポンプをONする。風呂水キー3
3が押されていない場合、ステップS43で給水弁を開
く。そしてステップS44では、洗い工程前段において
検出された布量と、現在の水位変化量を再測定し、再測
定データをもとに給水流量を再検出し、ステップS45
で、再度、残時間補正を行い、次工程に移る。
【0032】このように水道水の給水と風呂水の給水を
切り換える場合には、給水流量を再測定して、残時間を
補正するので、正確な時間表示が可能となる。この実施
形態では、すすぎ工程の段階で切り換えたが、洗い工程
の給水中に風呂の残り湯を使い切ってしまい、水道水に
切り換える場合など、工程中で水道水の給水と風呂水の
給水を切り換える場合には、給水流量の再測定を行う。
【0033】図10は、第5の実施形態におけるマイク
ロコンピュータ21の動作を示す流れ図である。この実
施形態は、終了時間を予約設定し、自動的に設定時間ま
でに洗濯を終了するように、自動運転を行うものであ
る。同図においてステップS51〜S54は、図6にお
けるステップS11〜S14と同一であるので説明を省
略する。ステップS55でCPU14は、予約タイマー
30によって予約モード設定(終了時間の設定)がされ
ているか否かの判定を行う。未設定の場合、ステップS
63で給水を開始し、予約モード設定の場合はステップ
S56で予約待機状態に移る。そしてステップS57で
風呂水運転か否かの判定を行い、風呂水運転設定の場
合、ステップS58で予め設定されている給水ポンプ給
水能力から給水時間を算出し、ステップS59でSTA
RT時刻補正を行う。ステップS57で風呂水未設定の
場合は、ステップS60で予め設定されている水道水給
水能力から給水時間を算出し、ステップS61でSTA
RT時刻補正を行う。各給水能力はROM12に記憶さ
れ、CPU14がそのデータを呼び出して、給水時間を
算出する。そしてステップS62でSTART時刻まで
予約待機状態を継続し、START時刻になればステッ
プS63で給水を開始して次工程に移る。
【0034】給水能力は、前回洗濯の際に求めた給水流
量でもよい。このデータは、RAM13に記憶され、次
回の洗濯の運転スタート算出に使用される。こうして、
より正確な運転スタートが可能となる。
【0035】第6の実施形態を説明する前に、その動作
原理について若干の説明を加える。図11は、給水開始
初期における水位の変化を示す。縦軸は水位hで、横軸
は給水開始からの経過時間tである。同図において、A
は洗濯槽内に布がない場合、Bは乾燥布が投入された場
合、Cは湿った布が投入された場合である。Aにおいて
は、経過時間と水位とは比例している。Bにおいては、
給水開始しても、大部分の水が布に吸収されるため水位
の変化量は少ない(曲線の傾きが小さい)。Cにおいて
は、最初から布に、多少の水を含んでいるため、B(乾
燥布)に比べ、水位変化量が大きい(曲線の傾きが大き
い)。図11の関係から、布量と水位変化量に基づき投
入布の乾燥時の重量を検出する。
【0036】図12は、第6の実施形態におけるマイク
ロコンピュータ21の動作を示す流れ図である。同図に
おいて、ステップS71〜S76は、図6におけるステ
ップS11〜16と同一であるので説明を省略する。R
OM12には、予め図11に示したデータが記憶されて
いる。ステップS77で、CPU14は、検知された布
量と水位変化量とROM12のデータから、洗い当初に
投入された布の乾燥状態での重量を求めることができ
る。ステップS78において、投入布の乾燥時の重量を
布量として補正し、さらに布に含まれている水分量を算
出して、給水流量から残時間の補正を行い、次工程に移
る。こうして、湿った布を投入しても、残時間の算出は
精度の良いものとなる。
【0037】図13は、第7の実施形態におけるマイク
ロコンピュータ21の動作を示す流れ図である。同図に
おいて、ステップS81〜S86は、図6におけるステ
ップS11〜S16と同一であるので説明を省略する。
ステップS87において、S84で検出された布量と水
位変化量とから給水流量を算出する。ステップS88に
おいて、布量及び水位変化量の少なくとも一方から、洗
い給水予測時間を算出する。ステップS89では、S8
8のデータをもとに、すすぎ給水予測時間を短めに設定
する。すすぎでは、布は既に湿った状態であるので、洗
い給水時間よりはすすぎ給水時間のほうが短くなるから
である。ステップS90では、ステップS88及びS8
9のデータをもとに残時間補正を行い、次工程へ移る。
【0038】
【発明の効果】請求項1によれば、布量検知手段により
検知された布量と、水位検知手段によって検知された水
位から求めた水位変化量とにより、給水流量を検知する
ので、布による水位変動があっても精度良く給水流量を
検知するという効果がある。従って、従来の洗濯機に搭
載している布量検知手段と水位検知手段とを使用するこ
とにより、新規に部品を追加することなく、コスト増を
極力抑えることができるという効果もある。
【0039】請求項2によれば、前記給水流量が設定し
た基準値を比較して、給水状態を検知しているので、例
えば、風呂水給水時の風呂の残水がない等の給水トラブ
ルが発生しても、給水手段を停止したり、使用者に通知
する等の対応がとれ、故障を防止できるし、経済的にも
効果が大きい。
【0040】請求項3によれば、前記給水流量に基づき
給水時間を求めて前記残時間を補正し、上記表示手段に
表示するので、洗濯運転に使用されている給水手段に応
じた、より精度の良い残時間表示を行うという効果があ
る。
【0041】請求項4によれば、水道水給水と風呂水給
水とを切り換えた場合、給水流量の再測定を行い、その
再測定データをもとに残時間補正を行うので、リアルタ
イムに、より精度の良い残時間表示を行うという効果が
ある。
【0042】また、請求項5によれば、給水手段は、水
道水を供給する手段と風呂の残り湯を供給する手段から
なり、予め設定された又は前回の運転実行中に検出され
た、給水能力を記憶しておき、その記憶された給水能力
に適合した運転時間をもとに運転スタートさせるので、
精度良く予約運転を実行するという効果がある。
【0043】また、請求項6によれば、上記布量検知手
段による布量と、上記水位検知手段による水位変化量と
をもとに、初期布量検知時に投入された布の乾燥状態を
検出し、布投入時に布に含まれていた水分量を逆算し、
投入された布の乾燥状態での重量を検知し布量の補正を
行うので、仮に、ユーザーが湿った布を投入したとして
も、投入された布量に適合した運転を実行するという効
果がある。
【0044】また、請求項7によれば、乾燥布状態から
給水を開始する洗い時の給水に比べ、湿った布状態から
給水を開始するすすぎ時の給水は、給水時間は短くて済
むが、上記布量検知手段による布量と、上記水位検知手
段による水位変化量の少なくとも一方のデータをもと
に、洗い当初の給水予測時間を算出し、そのデータをも
とに、すすぎ給水予測時間を短めに設定するので、より
精度の良い運転時間を算出するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る全自動洗濯機の一例を示す全体斜
視図である。
【図2】この全自動洗濯機の背面要部を示す斜視図であ
る。
【図3】この全自動洗濯機の制御回路部のブロック略図
である。
【図4】この全自動洗濯機のモータを制御する回路図で
ある。
【図5】この全自動洗濯機の操作部における各種キーの
配置を示す配置図である。
【図6】第1の実施形態におけるマイクロコンピュータ
21の動作を示す流れ図である。
【図7】第2の実施形態におけるマイクロコンピュータ
21の動作を示す流れ図である。
【図8】第3の実施形態におけるマイクロコンピュータ
21の動作を示す流れ図である。
【図9】第4の実施形態におけるマイクロコンピュータ
21の動作を示す流れ図である。
【図10】第5の実施形態におけるマイクロコンピュー
タ21の動作を示す流れ図である。
【図11】洗濯槽内における給水開始初期における水位
の変化を示すグラフである。
【図12】第6の実施形態におけるマイクロコンピュー
タ21の動作を示す流れ図である。
【図13】第7の実施形態におけるマイクロコンピュー
タ21の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 外枠 2 洗濯槽 3 上面板 4 操作部 5 蓋 6 外部ボタン 7 撹拌翼 8 排水ホース 9 電源コード 12 専用メモリ 13 データ書き込みメモリ 14 中央演算処理装置 15 タイマ15 20 入出力ポート部 21 マイクロコンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽へ給水するための給水手段と、洗
    濯槽内の布の量を検知する布量検知手段と、上記洗濯槽
    内の水位を検知する水位検知手段とを備え、 前記布量検知手段により検知された布量と、前記水位検
    知手段によって検知された給水中の水位変化量とにより
    給水流量を算出することを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記給水流量を予め設定した基準値と比
    較することで、給水状態を検知することを特徴とする請
    求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯工程の残時間の表示を行う表示手段
    を備え、 前記給水流量に基づき給水時間を求めて前記残時間を補
    正し、上記表示手段に表示することを特徴とする請求項
    1又は2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記給水手段は、水道水を供給する手段
    と風呂の残り湯を供給する手段とからなり、更に水道水
    給水手段と風呂水給水手段の選択が可能な給水選択手段
    を備え、 洗濯工程中に前記給水選択手段によって水道水給水手段
    と風呂水給水手段とを切り換えた場合、前記給水流量を
    再度測定し、該再測定給水流量に基づき残時間の補正を
    行うことを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 予約した洗濯終了時間に合わせて洗濯運
    転を自動的にスタートさせる自動スタート手段を備え、 予め設定された又は前回の運転実行中に検出された前記
    給水手段の給水能力を記憶手段に格納しておき、その記
    憶された給水能力に適合した運転時間を求めて、予約時
    間に終了するように前記自動スタート手段に運転スター
    トさせることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の洗濯機。
  6. 【請求項6】 乾燥布と吸水布に対する水位変化量の関
    係を求めておき、該関係に基づいて、前記布量検知手段
    によって検知された布量と前記水位検知手段によって検
    知された水位変化量とから、乾燥布量と布の吸水量とを
    求めることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記布量検知手段による布量と、前記水
    位検知手段による水位変化量の少なくとも一方のデータ
    により検出された洗い当初の給水予測時間より、すすぎ
    給水予測時間を短めに設定することを特徴とする請求項
    1記載の洗濯機。
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