JPH10153201A - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
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- JPH10153201A JPH10153201A JP8312307A JP31230796A JPH10153201A JP H10153201 A JPH10153201 A JP H10153201A JP 8312307 A JP8312307 A JP 8312307A JP 31230796 A JP31230796 A JP 31230796A JP H10153201 A JPH10153201 A JP H10153201A
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- Japan
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- rod
- fluid pressure
- stroke
- fitting
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
- F15B15/1423—Component parts; Constructional details
- F15B15/1466—Hollow piston sliding over a stationary rod inside the cylinder
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が簡単であって低コストであるにもかか
わらずストロークの特定位置での推力変更が可能な流体
圧シリンダを提供すること。 【解決手段】 この流体圧シリンダ3は、シリンダボデ
ィ21内に収容した移動体としてのピストンロッド32
を流体圧の作用により駆動させるものであって、受圧面
積変更機構を有する。この機構は、シリンダボディ21
とピストンロッド32とがなす圧力作用室R1 ,R2 を
ストロークの特定位置まで複数の小空間r1 ,r2 に区
画することで、ピストンロッド32の端面に非受圧領域
を一定期間確保する区画体38,39によって受圧面積
を変更させる。
わらずストロークの特定位置での推力変更が可能な流体
圧シリンダを提供すること。 【解決手段】 この流体圧シリンダ3は、シリンダボデ
ィ21内に収容した移動体としてのピストンロッド32
を流体圧の作用により駆動させるものであって、受圧面
積変更機構を有する。この機構は、シリンダボディ21
とピストンロッド32とがなす圧力作用室R1 ,R2 を
ストロークの特定位置まで複数の小空間r1 ,r2 に区
画することで、ピストンロッド32の端面に非受圧領域
を一定期間確保する区画体38,39によって受圧面積
を変更させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧シリンダに
係り、特にはストロークの途中で推力が変更する流体圧
シリンダに関するものである。
係り、特にはストロークの途中で推力が変更する流体圧
シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スポット溶接装置やクランプ装置
におけるアクチュエータとして、流体圧シリンダを利用
したシリンダシステムが使用されている。この種の装置
では、ストロークの始端からある一定の距離までは低推
力動作であって、ストロークの終端付近に達すると高推
力動作となるような使用方法を望む場合がある。以下、
そのようなシリンダシステムの従来例をいくつか挙げ、
それらを個々に簡単に説明する。
におけるアクチュエータとして、流体圧シリンダを利用
したシリンダシステムが使用されている。この種の装置
では、ストロークの始端からある一定の距離までは低推
力動作であって、ストロークの終端付近に達すると高推
力動作となるような使用方法を望む場合がある。以下、
そのようなシリンダシステムの従来例をいくつか挙げ、
それらを個々に簡単に説明する。
【0003】図17に示される第1の従来例のシリンダ
システム111は、2系統の圧力を用いたものである。
このシリンダシステム111は、流体圧シリンダ11
2、2位置5方切換弁113、2位置3方切換弁11
4、低圧用減圧弁115、高圧用減圧弁116等によっ
て構成されている。このシステム111では、ピストン
ロッド117がストロークの終端付近に達する以前で
は、低圧用減圧弁115及び切換弁113,112を経
由してシリンダ72に流体が供給される。従って、この
ときシリンダ112は低推力動作を行う。そして、ピス
トンロッド117がストロークの終端付近に達した後に
は、高圧用減圧弁116及び切換弁113,112を経
由してシリンダ112に流体が供給される。従って、こ
のときにはシリンダ112は高推力動作を行う。なお、
流体圧シリンダ112には、ストローク位置検出用の位
置センサ118が設けられている。そして、低推力動作
から高推力動作への切り換えは、切換弁113が前記セ
ンサ118からの出力信号に基づいて駆動されることに
よって行われる。
システム111は、2系統の圧力を用いたものである。
このシリンダシステム111は、流体圧シリンダ11
2、2位置5方切換弁113、2位置3方切換弁11
4、低圧用減圧弁115、高圧用減圧弁116等によっ
て構成されている。このシステム111では、ピストン
ロッド117がストロークの終端付近に達する以前で
は、低圧用減圧弁115及び切換弁113,112を経
由してシリンダ72に流体が供給される。従って、この
ときシリンダ112は低推力動作を行う。そして、ピス
トンロッド117がストロークの終端付近に達した後に
は、高圧用減圧弁116及び切換弁113,112を経
由してシリンダ112に流体が供給される。従って、こ
のときにはシリンダ112は高推力動作を行う。なお、
流体圧シリンダ112には、ストローク位置検出用の位
置センサ118が設けられている。そして、低推力動作
から高推力動作への切り換えは、切換弁113が前記セ
ンサ118からの出力信号に基づいて駆動されることに
よって行われる。
【0004】図18に示される第2の従来例のシリンダ
システム121は、流体のリークによる差圧を利用した
ものである。このシリンダシステム121は、流体圧シ
リンダ112、2位置5方切換弁113、2位置2方切
換弁122、複数の速度調整弁123,124等によっ
て構成されている。2位置2方切換弁122は、シリン
ダ112に対して並列に接続されている。この切換弁1
22は、ピストンロッド117がストロークの終端付近
に達した後に、一方のポート側に供給された流体の一部
を他方のポート側にリークさせる。その際のリーク量の
調整は、2位置2方切換弁122と流体圧シリンダ11
2の一方のポートとの間に介在された速度調整弁123
によってなされる。なお、この流体圧シリンダ112に
も、上記のような位置センサ118が設けられている。
そして、そのセンサ118からの出力信号に基づいて切
換弁122が駆動されることで、低推力動作から高推力
動作への切換がなされるようになっている。
システム121は、流体のリークによる差圧を利用した
ものである。このシリンダシステム121は、流体圧シ
リンダ112、2位置5方切換弁113、2位置2方切
換弁122、複数の速度調整弁123,124等によっ
て構成されている。2位置2方切換弁122は、シリン
ダ112に対して並列に接続されている。この切換弁1
22は、ピストンロッド117がストロークの終端付近
に達した後に、一方のポート側に供給された流体の一部
を他方のポート側にリークさせる。その際のリーク量の
調整は、2位置2方切換弁122と流体圧シリンダ11
2の一方のポートとの間に介在された速度調整弁123
によってなされる。なお、この流体圧シリンダ112に
も、上記のような位置センサ118が設けられている。
そして、そのセンサ118からの出力信号に基づいて切
換弁122が駆動されることで、低推力動作から高推力
動作への切換がなされるようになっている。
【0005】図19に示される第3の従来例のシリンダ
システム131は、大きさの異なる2つのシリンダ13
2,133を組み合わせてなるタンデムシリンダ134
を使用したものである。このシステム131は、タンデ
ムシリンダ134、2位置5方切換弁113、3位置5
方切換弁135等によって構成されている。前記タンデ
ムシリンダ134は、大きなピストンロッド136を備
える大径シリンダ132と、小さなピストンロッド13
7を備える小径シリンダ133とを直列に配置したもの
である。なお、両ピストンロッド136,137は連結
していることから、両者は一体的に移動する。
システム131は、大きさの異なる2つのシリンダ13
2,133を組み合わせてなるタンデムシリンダ134
を使用したものである。このシステム131は、タンデ
ムシリンダ134、2位置5方切換弁113、3位置5
方切換弁135等によって構成されている。前記タンデ
ムシリンダ134は、大きなピストンロッド136を備
える大径シリンダ132と、小さなピストンロッド13
7を備える小径シリンダ133とを直列に配置したもの
である。なお、両ピストンロッド136,137は連結
していることから、両者は一体的に移動する。
【0006】このシステム131では、ピストンロッド
136,137がストロークの終端付近に達する以前に
は、小径シリンダ133のみに流体が供給される。従っ
て、このときタンデムシリンダ134は低推力動作を行
う。そして、ピストンロッド136,137がストロー
クの終端付近に達した後には、大径シリンダ132にも
流体が供給されるようになる。従って、このときにはタ
ンデムシリンダ134は高推力動作を行う。なお、この
タンデムシリンダ134にも、上記のような位置センサ
118が設けられている。そして、そのセンサ118か
らの出力信号に基づいて切換弁135が駆動されること
で、低推力動作から高推力動作への切換がなされるよう
になっている。
136,137がストロークの終端付近に達する以前に
は、小径シリンダ133のみに流体が供給される。従っ
て、このときタンデムシリンダ134は低推力動作を行
う。そして、ピストンロッド136,137がストロー
クの終端付近に達した後には、大径シリンダ132にも
流体が供給されるようになる。従って、このときにはタ
ンデムシリンダ134は高推力動作を行う。なお、この
タンデムシリンダ134にも、上記のような位置センサ
118が設けられている。そして、そのセンサ118か
らの出力信号に基づいて切換弁135が駆動されること
で、低推力動作から高推力動作への切換がなされるよう
になっている。
【0007】また、これらのシリンダシステム111,
121,131の他にも、例えば特開平8ー61308
号公報に開示されたものがある。同公報では、小径ピス
トンを有する小径シリンダと、大径ピストンを有する大
径シリンダとを軸方向に連結した流体圧シリンダが開示
されている(第4の従来例)。小径ピストンがストロー
クの終端付近に達する前までは、小径ピストンと大径ピ
ストンとは非連結状態となり、小径ピストンのみが駆動
される。このとき、流体圧シリンダは低推力動作を行
う。そして、ストロークの終端付近に達した後は、小径
ピストンが大径ピストンに当接することで、両者が一体
的に移動する。その結果、流体圧シリンダが低推力動作
から高推力動作に切り換わるようになっている。
121,131の他にも、例えば特開平8ー61308
号公報に開示されたものがある。同公報では、小径ピス
トンを有する小径シリンダと、大径ピストンを有する大
径シリンダとを軸方向に連結した流体圧シリンダが開示
されている(第4の従来例)。小径ピストンがストロー
クの終端付近に達する前までは、小径ピストンと大径ピ
ストンとは非連結状態となり、小径ピストンのみが駆動
される。このとき、流体圧シリンダは低推力動作を行
う。そして、ストロークの終端付近に達した後は、小径
ピストンが大径ピストンに当接することで、両者が一体
的に移動する。その結果、流体圧シリンダが低推力動作
から高推力動作に切り換わるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記第1〜
第4の従来例には以下のような問題があった。即ち、第
1〜第3の従来例では、いずれも位置センサ118によ
りピストンロッド117,136,137の位置をセン
シングする必要がある。従って、図示しないコンピュー
タ等の制御手段が必要となることで電気回路が複雑にな
り、それに伴ってシステム111,121,131が高
コストになりやすい。また、減圧弁115,116や速
度調整弁123,124等といったシリンダ付帯設備を
いくつか使用する必要があるため、必然的に空圧回路も
複雑になる。このことも高コスト化の原因となってい
た。それゆえ、低コスト化を達成するためにも、シリン
ダ付帯設備の数が少なくてよい流体圧シリンダが望まれ
ていた。
第4の従来例には以下のような問題があった。即ち、第
1〜第3の従来例では、いずれも位置センサ118によ
りピストンロッド117,136,137の位置をセン
シングする必要がある。従って、図示しないコンピュー
タ等の制御手段が必要となることで電気回路が複雑にな
り、それに伴ってシステム111,121,131が高
コストになりやすい。また、減圧弁115,116や速
度調整弁123,124等といったシリンダ付帯設備を
いくつか使用する必要があるため、必然的に空圧回路も
複雑になる。このことも高コスト化の原因となってい
た。それゆえ、低コスト化を達成するためにも、シリン
ダ付帯設備の数が少なくてよい流体圧シリンダが望まれ
ていた。
【0009】第4の従来例は、位置センサ118が不要
であるため、電気回路の構成が複雑にならない点におい
て他のものより優れている。しかし、流体圧シリンダ自
身の構成が複雑であるため、やはり高コスト化が避けら
れないという問題があった。なお、第3の従来例におい
てもこれと同様の問題があった。
であるため、電気回路の構成が複雑にならない点におい
て他のものより優れている。しかし、流体圧シリンダ自
身の構成が複雑であるため、やはり高コスト化が避けら
れないという問題があった。なお、第3の従来例におい
てもこれと同様の問題があった。
【0010】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、構成が簡単であって低コストであ
るにもかかわらずストロークの特定位置での推力変更が
可能な流体圧シリンダを提供することにある。
であり、その目的は、構成が簡単であって低コストであ
るにもかかわらずストロークの特定位置での推力変更が
可能な流体圧シリンダを提供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、上記の優れ
た特性を有しかつコンパクトな流体圧シリンダを提供す
ることにある。さらに、本発明の第3の目的は、ストロ
ーク長の変化による影響を受けにくい流体圧シリンダを
提供することにある。
た特性を有しかつコンパクトな流体圧シリンダを提供す
ることにある。さらに、本発明の第3の目的は、ストロ
ーク長の変化による影響を受けにくい流体圧シリンダを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、シリンダボディ内に
収容した移動体を流体圧の作用により駆動させる流体圧
シリンダにおいて、前記シリンダボディと前記移動体と
がなす圧力作用室を前記ストロークの特定位置まで複数
の小空間に区画することで前記移動体の端面に非受圧領
域を一定期間確保する区画体によって、受圧面積を変更
させる受圧面積変更機構が設けられていることを特徴と
する流体圧シリンダをその要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明では、シリンダボディ内に
収容した移動体を流体圧の作用により駆動させる流体圧
シリンダにおいて、前記シリンダボディと前記移動体と
がなす圧力作用室を前記ストロークの特定位置まで複数
の小空間に区画することで前記移動体の端面に非受圧領
域を一定期間確保する区画体によって、受圧面積を変更
させる受圧面積変更機構が設けられていることを特徴と
する流体圧シリンダをその要旨とする。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記シリンダボディは、前記非受圧領域が属する
小空間への流体の流入を許容しかつ同小空間からの流体
の流出を阻止する逆止弁を備えるとした。
いて、前記シリンダボディは、前記非受圧領域が属する
小空間への流体の流入を許容しかつ同小空間からの流体
の流出を阻止する逆止弁を備えるとした。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2において、前記区画体は、前記移動体に設けられる
第1の嵌合部と、前記シリンダボディの内端面に設けら
れるとともに前記第1の嵌合部に嵌合可能な第2の嵌合
部とからなり、前記両嵌合部同士はストロークの特定位
置で非嵌合状態となるように構成されているものとし
た。
は2において、前記区画体は、前記移動体に設けられる
第1の嵌合部と、前記シリンダボディの内端面に設けら
れるとともに前記第1の嵌合部に嵌合可能な第2の嵌合
部とからなり、前記両嵌合部同士はストロークの特定位
置で非嵌合状態となるように構成されているものとし
た。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項3にお
いて、前記第1の嵌合部は前記移動体の片側端面におい
て開口するロッド嵌合穴であり、前記第2の嵌合部は前
記シリンダボディの内端面に突設されかつ前記ロッド嵌
合穴に対して嵌合可能なガイドロッドであるとした。
いて、前記第1の嵌合部は前記移動体の片側端面におい
て開口するロッド嵌合穴であり、前記第2の嵌合部は前
記シリンダボディの内端面に突設されかつ前記ロッド嵌
合穴に対して嵌合可能なガイドロッドであるとした。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項4にお
いて、前記移動体はピストンロッドであり、前記ロッド
嵌合穴はそれにおけるロッド部に形成されているとし
た。請求項6に記載の発明では、請求項1において、一
方のストロークエンド位置が移動した場合に、それに追
従して前記ストロークの特定位置を対応する量だけ推移
させる特定位置推移機構を備えたものとした。
いて、前記移動体はピストンロッドであり、前記ロッド
嵌合穴はそれにおけるロッド部に形成されているとし
た。請求項6に記載の発明では、請求項1において、一
方のストロークエンド位置が移動した場合に、それに追
従して前記ストロークの特定位置を対応する量だけ推移
させる特定位置推移機構を備えたものとした。
【0017】請求項7に記載の発明では、請求項6にお
いて、前記区画体は、前記移動体に設けられる第1の嵌
合部と、前記シリンダボディの内端面に設けられるとと
もに前記第1の嵌合部に嵌合する第2の嵌合部と、両嵌
合部間を一定期間シールするシール部材とからなるとし
た。
いて、前記区画体は、前記移動体に設けられる第1の嵌
合部と、前記シリンダボディの内端面に設けられるとと
もに前記第1の嵌合部に嵌合する第2の嵌合部と、両嵌
合部間を一定期間シールするシール部材とからなるとし
た。
【0018】請求項8に記載の発明では、請求項7にお
いて、前記特定位置推移機構は、シリンダ長手方向に沿
った1方向に前記第2の嵌合部が移動することのみを許
容する片方向ロック手段と、前記第2の嵌合部が移動可
能な方向とは反対の方向に前記第2の嵌合部を付勢する
付勢手段とによって構成されているとした。
いて、前記特定位置推移機構は、シリンダ長手方向に沿
った1方向に前記第2の嵌合部が移動することのみを許
容する片方向ロック手段と、前記第2の嵌合部が移動可
能な方向とは反対の方向に前記第2の嵌合部を付勢する
付勢手段とによって構成されているとした。
【0019】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1〜8に記載の発明によると、受圧面積変更
機構の区画体が圧力作用室をストロークの特定位置まで
複数の小空間に区画するため、移動体の端面に非受圧領
域が一定期間確保される。その結果、ストロークの特定
位置において移動体の受圧面積が変更され、移動体に与
える流体圧の作用もそれに応じて変化する。例えば、移
動体がストロークの特定位置に達する前において、複数
ある小空間のうち非受圧領域の属していない小空間に流
体を給排すれば、移動体の片側端面全体には流体圧が作
用しなくなる。ゆえに、移動体を低推力で動作させるこ
とができる。移動体がストロークの特定位置に達した後
には、非受圧領域がなくなることにより移動体の片側端
面全体に流体圧が作用するようになる。ゆえに、移動体
を高推力で動作させることができる。
る。請求項1〜8に記載の発明によると、受圧面積変更
機構の区画体が圧力作用室をストロークの特定位置まで
複数の小空間に区画するため、移動体の端面に非受圧領
域が一定期間確保される。その結果、ストロークの特定
位置において移動体の受圧面積が変更され、移動体に与
える流体圧の作用もそれに応じて変化する。例えば、移
動体がストロークの特定位置に達する前において、複数
ある小空間のうち非受圧領域の属していない小空間に流
体を給排すれば、移動体の片側端面全体には流体圧が作
用しなくなる。ゆえに、移動体を低推力で動作させるこ
とができる。移動体がストロークの特定位置に達した後
には、非受圧領域がなくなることにより移動体の片側端
面全体に流体圧が作用するようになる。ゆえに、移動体
を高推力で動作させることができる。
【0020】つまり、上記の受圧面積変更機構によれ
ば、シリンダに給排する流体の流量を変化させることな
く推力を切り換えることができる。従って、流体流量制
御が必要であった従来装置とは異なり、そのためのシリ
ンダ付帯設備(即ち上記の減圧弁や速度調整弁など)も
不要になり、もって低コスト化が達成される。また、区
画体が機能する位置をあらかじめ設定しておけば、位置
検出手段も不要になる。このことも低コスト化に貢献す
る。
ば、シリンダに給排する流体の流量を変化させることな
く推力を切り換えることができる。従って、流体流量制
御が必要であった従来装置とは異なり、そのためのシリ
ンダ付帯設備(即ち上記の減圧弁や速度調整弁など)も
不要になり、もって低コスト化が達成される。また、区
画体が機能する位置をあらかじめ設定しておけば、位置
検出手段も不要になる。このことも低コスト化に貢献す
る。
【0021】請求項2に記載の発明によると、非受圧領
域の属する小空間に流体が流入可能であると、移動体の
移動時にその小空間が負圧になることもなく、移動体の
動作がスムーズになる。
域の属する小空間に流体が流入可能であると、移動体の
移動時にその小空間が負圧になることもなく、移動体の
動作がスムーズになる。
【0022】請求項3に記載の発明によると、移動体が
ストロークの特定位置に到る前においては、第1の嵌合
部と第2の嵌合部とが嵌合することにより、シリンダ内
にある圧力作用室が前記複数の小空間に区画される。移
動体がストロークの特定位置に到った後においては、両
嵌合部同士が非嵌合状態となる結果、前記小空間が消失
する。ゆえに、移動体の片側端面全体に流体圧が作用す
る。
ストロークの特定位置に到る前においては、第1の嵌合
部と第2の嵌合部とが嵌合することにより、シリンダ内
にある圧力作用室が前記複数の小空間に区画される。移
動体がストロークの特定位置に到った後においては、両
嵌合部同士が非嵌合状態となる結果、前記小空間が消失
する。ゆえに、移動体の片側端面全体に流体圧が作用す
る。
【0023】請求項4に記載の発明によると、移動体が
ストロークの特定位置に到る前においては、ガイドロッ
ドがロッド嵌合穴に嵌合することにより、シリンダ内に
ある圧力作用室が前記複数の小空間に区画される。移動
体がストロークの特定位置に到った後においては、ガイ
ドロッドがロッド嵌合穴から外れることで小空間が消失
し、移動体の片側端面全体に流体圧が作用する。また、
このような嵌合部であれば機械的構造が比較的簡単なも
のとなり、低コスト化にも貢献する。なお、ガイドロッ
ドの長さ及びロッド嵌合穴の深さを変更すれば、推力が
切り換わる位置をあらかじめ設定することができるた
め、位置検出手段が不要になる。
ストロークの特定位置に到る前においては、ガイドロッ
ドがロッド嵌合穴に嵌合することにより、シリンダ内に
ある圧力作用室が前記複数の小空間に区画される。移動
体がストロークの特定位置に到った後においては、ガイ
ドロッドがロッド嵌合穴から外れることで小空間が消失
し、移動体の片側端面全体に流体圧が作用する。また、
このような嵌合部であれば機械的構造が比較的簡単なも
のとなり、低コスト化にも貢献する。なお、ガイドロッ
ドの長さ及びロッド嵌合穴の深さを変更すれば、推力が
切り換わる位置をあらかじめ設定することができるた
め、位置検出手段が不要になる。
【0024】請求項5に記載の発明によると、ピストン
ロッドのロッド部には深い穴を形成しうる程度の長さが
通常はあることから、穴加工用のスペースを確保すべく
ピストンロッドのピストン部を肉厚に形成する必要もな
い。このため、流体圧シリンダをコンパクトにすること
ができる。また、このような構成であると荷重が偏らな
いので、ピストンロッドの動作性も向上する。
ロッドのロッド部には深い穴を形成しうる程度の長さが
通常はあることから、穴加工用のスペースを確保すべく
ピストンロッドのピストン部を肉厚に形成する必要もな
い。このため、流体圧シリンダをコンパクトにすること
ができる。また、このような構成であると荷重が偏らな
いので、ピストンロッドの動作性も向上する。
【0025】請求項6に記載の発明によると、特定位置
推移機構によれば、一方のストロークエンド位置が移動
した場合でも、それに追従して前記ストロークの特定位
置を対応する量だけ推移させることができる。従って、
ストローク長の変化による影響を受けにくくなる。
推移機構によれば、一方のストロークエンド位置が移動
した場合でも、それに追従して前記ストロークの特定位
置を対応する量だけ推移させることができる。従って、
ストローク長の変化による影響を受けにくくなる。
【0026】請求項7に記載の発明によると、移動体が
ストロークの特定位置に到る前においては、シリンダ内
にある圧力作用室が前記複数の小空間に区画される。移
動体がストロークの特定位置に到った後においては、前
記小空間の消失により非受圧領域がなくなる結果、移動
体の片側端面全体に流体圧が作用する。
ストロークの特定位置に到る前においては、シリンダ内
にある圧力作用室が前記複数の小空間に区画される。移
動体がストロークの特定位置に到った後においては、前
記小空間の消失により非受圧領域がなくなる結果、移動
体の片側端面全体に流体圧が作用する。
【0027】請求項8に記載の発明によると、第2の嵌
合部に付勢手段の付勢力よりも大きな力が加わった場
合、第2の嵌合部がシリンダ長手方向に沿った1方向に
所定量だけ移動する。そして、第2の嵌合部は、片方向
ロック手段の作用により、前記移動した位置において保
持される。従って、新たなストロークエンドの位置及び
新たな特定位置を確実に設定することができる。
合部に付勢手段の付勢力よりも大きな力が加わった場
合、第2の嵌合部がシリンダ長手方向に沿った1方向に
所定量だけ移動する。そして、第2の嵌合部は、片方向
ロック手段の作用により、前記移動した位置において保
持される。従って、新たなストロークエンドの位置及び
新たな特定位置を確実に設定することができる。
【0028】
[第1の実施の形態]以下、本発明を流体圧シリンダを
利用したスポット溶接装置に具体化した第1の実施形態
を図1〜図6に基づき詳細に説明する。
利用したスポット溶接装置に具体化した第1の実施形態
を図1〜図6に基づき詳細に説明する。
【0029】図6(a)〜図6(c)には、スポット溶
接装置1が概略的に示されている。スポット溶接装置1
とは、抵抗溶接法の1種であるスポット溶接を行うため
の装置である。スポット溶接装置1を構成する本体2に
は、ストロークの途中において推力が変更する流体圧シ
リンダ3と、電磁弁4としての2位置5方切換弁が収容
されている。この流体圧シリンダ3における移動体とし
てのピストンロッド32の先端には、屈曲した形状のア
ッパーガンアーム5が下向きに固定されている。このア
ッパーガンアーム5の先端には、電極チップ6が取り付
けられている。アッパーガンアーム5の真下には、所定
距離を隔ててロアガンアーム7が上向きに配置されてい
る。このロアガンアーム7の先端にも、同様に電極チッ
プ8が取り付けられている。なお、相対向する関係にあ
る両電極チップ6,8間のスペースには、被溶接材料9
が重ね合わされた状態で配置される。かかる被溶接材料
9は、溶接時に前記チップ6,8によって両面側から加
圧挟持される。そして、この状態で両電極チップ6,8
間に大電流を短時間通電すると、抵抗による発熱により
被溶接材料9がスポット的に溶融し、被溶接材料9同士
が接合されるようになっている。
接装置1が概略的に示されている。スポット溶接装置1
とは、抵抗溶接法の1種であるスポット溶接を行うため
の装置である。スポット溶接装置1を構成する本体2に
は、ストロークの途中において推力が変更する流体圧シ
リンダ3と、電磁弁4としての2位置5方切換弁が収容
されている。この流体圧シリンダ3における移動体とし
てのピストンロッド32の先端には、屈曲した形状のア
ッパーガンアーム5が下向きに固定されている。このア
ッパーガンアーム5の先端には、電極チップ6が取り付
けられている。アッパーガンアーム5の真下には、所定
距離を隔ててロアガンアーム7が上向きに配置されてい
る。このロアガンアーム7の先端にも、同様に電極チッ
プ8が取り付けられている。なお、相対向する関係にあ
る両電極チップ6,8間のスペースには、被溶接材料9
が重ね合わされた状態で配置される。かかる被溶接材料
9は、溶接時に前記チップ6,8によって両面側から加
圧挟持される。そして、この状態で両電極チップ6,8
間に大電流を短時間通電すると、抵抗による発熱により
被溶接材料9がスポット的に溶融し、被溶接材料9同士
が接合されるようになっている。
【0030】次に、流体圧シリンダ3と切換弁4とから
なるシリンダシステムについて説明する。本実施形態に
おいて使用される切換弁4は、上記のように2位置切換
タイプである。この切換弁4のPポート11は流体供給
源16に接続されている。この流体供給源からは、流体
圧シリンダ3を駆動するための加圧流体としての加圧エ
アが圧送されてくる。また、この切換弁4は、弁体復帰
手段としてのスプリング14やソレノイド15を備えて
いる。図1等には第1の切換状態が示され、図2等には
第2の切換状態が示されている。第1の切換状態におい
ては、Pポート11とAポート12とが連通し、Pポー
ト11とBポート13とが非連通となる。従って、この
ときにはAポート12に加圧エアが供給される。第2の
切換状態においては、Pポート11とBポート13とが
連通し、Pポート11とAポート12とが非連通とな
る。従って、このときにはBポート13に加圧エアが供
給される。
なるシリンダシステムについて説明する。本実施形態に
おいて使用される切換弁4は、上記のように2位置切換
タイプである。この切換弁4のPポート11は流体供給
源16に接続されている。この流体供給源からは、流体
圧シリンダ3を駆動するための加圧流体としての加圧エ
アが圧送されてくる。また、この切換弁4は、弁体復帰
手段としてのスプリング14やソレノイド15を備えて
いる。図1等には第1の切換状態が示され、図2等には
第2の切換状態が示されている。第1の切換状態におい
ては、Pポート11とAポート12とが連通し、Pポー
ト11とBポート13とが非連通となる。従って、この
ときにはAポート12に加圧エアが供給される。第2の
切換状態においては、Pポート11とBポート13とが
連通し、Pポート11とAポート12とが非連通とな
る。従って、このときにはBポート13に加圧エアが供
給される。
【0031】次に、流体圧シリンダ3の構成について説
明する。図1等に示されるように、本実施形態の流体圧
シリンダ3を構成するシリンダボディ21は、筒状のシ
リンダチューブ22、並びにその両端面を閉塞するロッ
ドカバー23及びヘッドカバー24からなる。各部材2
2,23,24同士の接合部位には、シール性を向上す
べく環状のパッキン25が介在されている。そして、こ
れらの部材22,23,24によって内部空間が形成さ
れている。
明する。図1等に示されるように、本実施形態の流体圧
シリンダ3を構成するシリンダボディ21は、筒状のシ
リンダチューブ22、並びにその両端面を閉塞するロッ
ドカバー23及びヘッドカバー24からなる。各部材2
2,23,24同士の接合部位には、シール性を向上す
べく環状のパッキン25が介在されている。そして、こ
れらの部材22,23,24によって内部空間が形成さ
れている。
【0032】シリンダチューブ22においてロッドカバ
ー23により閉塞されている側の端部には、第1のポー
ト26が設けられている。このポート26は、配管27
を介して切換弁4のAポート12に接続されている。ま
た、ヘッドカバー24には第2のポート28が設けられ
ている。ヘッドカバー24の側面において開口する第2
のポート28は、配管29を介して切換弁4のBポート
13に接続されている。第2のポート28と前記内部空
間とは、連通路31を介して連通されている。第2のポ
ート28と連通路31との境界部分はシリンダ内部に向
かって狭まるテーパになっており、そのテーパ部分には
チェックボール30が収容されている。従って、シリン
ダ3の内側から外側へのエアの流出のみが許容され、シ
リンダ3の外側から内側へのエアの流入が阻止されるよ
うになっている。つまり、第2のポート28は逆止弁と
しての機能を備えている。
ー23により閉塞されている側の端部には、第1のポー
ト26が設けられている。このポート26は、配管27
を介して切換弁4のAポート12に接続されている。ま
た、ヘッドカバー24には第2のポート28が設けられ
ている。ヘッドカバー24の側面において開口する第2
のポート28は、配管29を介して切換弁4のBポート
13に接続されている。第2のポート28と前記内部空
間とは、連通路31を介して連通されている。第2のポ
ート28と連通路31との境界部分はシリンダ内部に向
かって狭まるテーパになっており、そのテーパ部分には
チェックボール30が収容されている。従って、シリン
ダ3の内側から外側へのエアの流出のみが許容され、シ
リンダ3の外側から内側へのエアの流入が阻止されるよ
うになっている。つまり、第2のポート28は逆止弁と
しての機能を備えている。
【0033】シリンダボディ21の内部空間には、移動
体としてのピストンロッド32が往復動可能に収容され
ている。このピストンロッド32は、円盤状のピストン
部33と、そのピストン部33の片側端面中央部から突
出する円柱状のロッド部34とからなる。前記ピストン
部33は、大まかにいって内部空間をロッド側圧力作用
室R1 とヘッド側圧力作用室R2 とに区画する。ロッド
部34の自由端は、ロッドカバー23の中央部に透設さ
れたロッド挿通孔35を貫通して、シリンダ3の外部に
突出している。この突出した自由端には、前記アッパー
ガンアーム5の基端部が固定されている。従って、ピス
トンロッド32とアッパーガンアーム5とは一体的に移
動する。なお、ロッド部34とロッド挿通孔35との
間、ピストン部33とシリンダチューブ22の内壁面と
の間には、それぞれ環状のパッキン36,37が介在さ
れている。
体としてのピストンロッド32が往復動可能に収容され
ている。このピストンロッド32は、円盤状のピストン
部33と、そのピストン部33の片側端面中央部から突
出する円柱状のロッド部34とからなる。前記ピストン
部33は、大まかにいって内部空間をロッド側圧力作用
室R1 とヘッド側圧力作用室R2 とに区画する。ロッド
部34の自由端は、ロッドカバー23の中央部に透設さ
れたロッド挿通孔35を貫通して、シリンダ3の外部に
突出している。この突出した自由端には、前記アッパー
ガンアーム5の基端部が固定されている。従って、ピス
トンロッド32とアッパーガンアーム5とは一体的に移
動する。なお、ロッド部34とロッド挿通孔35との
間、ピストン部33とシリンダチューブ22の内壁面と
の間には、それぞれ環状のパッキン36,37が介在さ
れている。
【0034】さて、この流体圧シリンダ3のシリンダボ
ディ21の内部には、ピストンロッド32の受圧面積を
ストロークの特定位置において変更させる受圧面積変更
機構が設けられている。以下、この機構について詳細に
説明する。
ディ21の内部には、ピストンロッド32の受圧面積を
ストロークの特定位置において変更させる受圧面積変更
機構が設けられている。以下、この機構について詳細に
説明する。
【0035】図1等に示されるように、ピストンロッド
32のロッド部34には、第1の嵌合部としての断面円
形状のロッド嵌合穴38がシリンダ軸線方向に沿って形
成されている。このロッド嵌合穴38は、ピストン部3
3のヘッド側端面の中央部において開口している。一
方、ヘッドカバー24の内端面中央部には、第2の嵌合
部としての断面円形状のガイドロッド39がシリンダ軸
線方向に沿って突設されている。このガイドロッド39
の外径は、前記ロッド嵌合穴38の内径よりも僅かに小
さくなっている。従って、ガイドロッド39はロッド嵌
合穴38に対して嵌合可能となっている。また、ガイド
ロッド39は中空状になっており、その中空部分は第3
のポート40とヘッド側圧力作用室R2 とを連通する連
通路39aとなっている。なお、ヘッドカバー24の中
心部に形成された第3のポート40は、前記配管29か
ら分岐する配管29aに接続されている。従って、この
ポート40には切換弁4から加圧エアが供給され、さら
にその加圧エアは連通路39aを介してヘッド側圧力作
用室R2 内に導入されるようになっている。また、ガイ
ドロッド39の先端は、嵌合を容易にすべくテーパ状に
なっている。ロッド嵌合穴38の開口部付近の内周面に
形成された凹部には、環状のシール部材としてのYパッ
キン41が配設されている。このYパッキン41がある
ことにより、ガイドロッド39とロッド嵌合穴38との
間がシールされている。なお、本実施形態では、ガイド
ロッド39とロッド嵌合穴38とによって区画体が構成
されている。
32のロッド部34には、第1の嵌合部としての断面円
形状のロッド嵌合穴38がシリンダ軸線方向に沿って形
成されている。このロッド嵌合穴38は、ピストン部3
3のヘッド側端面の中央部において開口している。一
方、ヘッドカバー24の内端面中央部には、第2の嵌合
部としての断面円形状のガイドロッド39がシリンダ軸
線方向に沿って突設されている。このガイドロッド39
の外径は、前記ロッド嵌合穴38の内径よりも僅かに小
さくなっている。従って、ガイドロッド39はロッド嵌
合穴38に対して嵌合可能となっている。また、ガイド
ロッド39は中空状になっており、その中空部分は第3
のポート40とヘッド側圧力作用室R2 とを連通する連
通路39aとなっている。なお、ヘッドカバー24の中
心部に形成された第3のポート40は、前記配管29か
ら分岐する配管29aに接続されている。従って、この
ポート40には切換弁4から加圧エアが供給され、さら
にその加圧エアは連通路39aを介してヘッド側圧力作
用室R2 内に導入されるようになっている。また、ガイ
ドロッド39の先端は、嵌合を容易にすべくテーパ状に
なっている。ロッド嵌合穴38の開口部付近の内周面に
形成された凹部には、環状のシール部材としてのYパッ
キン41が配設されている。このYパッキン41がある
ことにより、ガイドロッド39とロッド嵌合穴38との
間がシールされている。なお、本実施形態では、ガイド
ロッド39とロッド嵌合穴38とによって区画体が構成
されている。
【0036】ここで、ガイドロッド39の長さは、ピス
トンロッド32のピストン部33の移動量、即ちストロ
ーク長よりもいくぶん短く設定されている。従って、ピ
ストンロッド32がロッド側(左側)に移動する場合、
右側ストロークエンドから左側ストロークエンド付近の
特定位置までは、両者38,39は嵌合状態を維持する
(図2,図3参照)。そして、前記特定位置から左側ス
トロークエンドまでは、両者38,39は非嵌合状態と
なる(図4参照)。なお、逆向きのストロークについて
も同様のことがいえる。本実施形態では、ストローク長
は90mmに設定されている。前記特定位置から左側スト
ロークエンドまでの長さ、言い換えると高推力動作を行
わせるべき長さは5mmに設定されている。従って、低推
力動作を行わせるべき長さは85mmとなる。
トンロッド32のピストン部33の移動量、即ちストロ
ーク長よりもいくぶん短く設定されている。従って、ピ
ストンロッド32がロッド側(左側)に移動する場合、
右側ストロークエンドから左側ストロークエンド付近の
特定位置までは、両者38,39は嵌合状態を維持する
(図2,図3参照)。そして、前記特定位置から左側ス
トロークエンドまでは、両者38,39は非嵌合状態と
なる(図4参照)。なお、逆向きのストロークについて
も同様のことがいえる。本実施形態では、ストローク長
は90mmに設定されている。前記特定位置から左側スト
ロークエンドまでの長さ、言い換えると高推力動作を行
わせるべき長さは5mmに設定されている。従って、低推
力動作を行わせるべき長さは85mmとなる。
【0037】ところで、ガイドロッド39がロッド嵌合
穴38に嵌合しているとき、ヘッド側圧力作用室R2 は
2つの小空間r1 ,r2 に区画される。第1の小空間r
1 は、ガイドロッド39の外周面とロッド嵌合穴38の
内周面とがなすものである。第3のポート40に連通す
るこの小空間r1 には加圧エアが供給され、その際に当
該加圧エアはロッド嵌合穴38の内底面に作用する。つ
まり、本実施形態ではロッド嵌合穴38の内底面が、嵌
合時におけるピストンロッド32の受圧領域となる。一
方、第2の小空間r2 は、シリンダチューブ22の内周
面、ピストン部33のヘッド側端面、ヘッドカバー24
の内端面及びガイドロッド39の外周面がなすものであ
る。ただし、嵌合時においてこの小空間r2 には加圧エ
アは供給されることはない。このため、同小空間r2 に
属しているピストン部33のヘッド側端面は、全て非受
圧領域となる。なお、非受圧領域の面積S2 は、ピスト
ン部33の軸線方向の投影面積S−ガイドロッド39の
軸線方向の投影面積(即ち受圧領域の面積)S1 にほぼ
等しくなる。なお、S1 :S1 +S2 の比が、低推力動
作時の推力:高推力動作時の推力の比に相当するものと
なる。
穴38に嵌合しているとき、ヘッド側圧力作用室R2 は
2つの小空間r1 ,r2 に区画される。第1の小空間r
1 は、ガイドロッド39の外周面とロッド嵌合穴38の
内周面とがなすものである。第3のポート40に連通す
るこの小空間r1 には加圧エアが供給され、その際に当
該加圧エアはロッド嵌合穴38の内底面に作用する。つ
まり、本実施形態ではロッド嵌合穴38の内底面が、嵌
合時におけるピストンロッド32の受圧領域となる。一
方、第2の小空間r2 は、シリンダチューブ22の内周
面、ピストン部33のヘッド側端面、ヘッドカバー24
の内端面及びガイドロッド39の外周面がなすものであ
る。ただし、嵌合時においてこの小空間r2 には加圧エ
アは供給されることはない。このため、同小空間r2 に
属しているピストン部33のヘッド側端面は、全て非受
圧領域となる。なお、非受圧領域の面積S2 は、ピスト
ン部33の軸線方向の投影面積S−ガイドロッド39の
軸線方向の投影面積(即ち受圧領域の面積)S1 にほぼ
等しくなる。なお、S1 :S1 +S2 の比が、低推力動
作時の推力:高推力動作時の推力の比に相当するものと
なる。
【0038】また、ヘッドカバー24には、チェックボ
ール30を有する逆止弁42が設けられている。この逆
止弁42は、第2の小空間r2 へのエアの流入のみを許
容し、かつ同小空間r2 からのエアの流出を阻止する役
割を果たしている。従って、ピストンロッド32が左側
へ移動する際に外部のエアが取り込まれ、第2の小空間
r2 が負圧にならないようになっている。
ール30を有する逆止弁42が設けられている。この逆
止弁42は、第2の小空間r2 へのエアの流入のみを許
容し、かつ同小空間r2 からのエアの流出を阻止する役
割を果たしている。従って、ピストンロッド32が左側
へ移動する際に外部のエアが取り込まれ、第2の小空間
r2 が負圧にならないようになっている。
【0039】次に、このように構成されたシリンダシス
テムの動作を説明する。図1は、右側方向へのストロー
クが終了した状態を示している。この状態に到った後、
切換弁4を第2の切換状態に切り換える(図2参照)。
すると、切換弁4のBポート13が流体供給源16に連
通することで、配管29を介して第2のポート28に加
圧エアが供給され、かつ配管29aを介して第3のポー
ト40に加圧エアが供給される。ただし、逆止弁機能を
有する第2のポート28からは加圧エアが流入せず、第
3のポート40のみから加圧エアが流入する。
テムの動作を説明する。図1は、右側方向へのストロー
クが終了した状態を示している。この状態に到った後、
切換弁4を第2の切換状態に切り換える(図2参照)。
すると、切換弁4のBポート13が流体供給源16に連
通することで、配管29を介して第2のポート28に加
圧エアが供給され、かつ配管29aを介して第3のポー
ト40に加圧エアが供給される。ただし、逆止弁機能を
有する第2のポート28からは加圧エアが流入せず、第
3のポート40のみから加圧エアが流入する。
【0040】第3のポート40及び連通路39aを介し
て第1の小空間r1 内に流入した加圧エアは、受圧領域
であるロッド嵌合穴38の内底面に作用する。その結
果、ピストンロッド32が左側方向に向かって低推力で
ストロークを開始する。なお、このときロッド側圧力作
用室R1 内に残留しているエアは、第1のポート26、
配管27及びAポート12を経て大気に速やかに放出さ
れる。そして、このような低推力動作は、ピストン部3
3が左側ストロークエンド付近の特定位置に到るまで維
持される(図3参照)。
て第1の小空間r1 内に流入した加圧エアは、受圧領域
であるロッド嵌合穴38の内底面に作用する。その結
果、ピストンロッド32が左側方向に向かって低推力で
ストロークを開始する。なお、このときロッド側圧力作
用室R1 内に残留しているエアは、第1のポート26、
配管27及びAポート12を経て大気に速やかに放出さ
れる。そして、このような低推力動作は、ピストン部3
3が左側ストロークエンド付近の特定位置に到るまで維
持される(図3参照)。
【0041】ピストン部33が前記特定位置に達して、
ガイドロッド39がロッド嵌合穴39から外れると、ヘ
ッド側圧力作用室R2 内にあった小空間r1 ,r2 が消
失する(図4参照)。よって、ピストン部33のヘッド
側端面の全体に加圧エアが作用するようになる。その結
果、自動的に低推力動作から高推力動作に切り換わり、
ピストンロッド32は左側ストロークエンドに到るまで
高推力動作を維持する。なお、ヘッド側圧力作用室R2
内はこのときシリンダ3の外部環境よりも相対的に高圧
になることから、逆止弁42からのエア漏れは起こらな
い。
ガイドロッド39がロッド嵌合穴39から外れると、ヘ
ッド側圧力作用室R2 内にあった小空間r1 ,r2 が消
失する(図4参照)。よって、ピストン部33のヘッド
側端面の全体に加圧エアが作用するようになる。その結
果、自動的に低推力動作から高推力動作に切り換わり、
ピストンロッド32は左側ストロークエンドに到るまで
高推力動作を維持する。なお、ヘッド側圧力作用室R2
内はこのときシリンダ3の外部環境よりも相対的に高圧
になることから、逆止弁42からのエア漏れは起こらな
い。
【0042】ピストン部33が左側ストロークエンドに
達すると、今度は切換弁4が第1の切換状態に切り換わ
る。すると、切換弁4のAポート12が流体供給源16
に連通することで、配管27及び第1のポート26を介
して加圧エアがロッド側圧力作用室R1 内に流入する。
ロッド側圧力作用室R1 に流入した加圧エアは、ピスト
ン部33のロッド側端面に作用する。その結果、ピスト
ンロッド32が右側方向に向かって一定の推力でストロ
ークを開始する(図5参照)。なお、このときヘッド側
圧力作用室R2 内に残留しているエアは、主として第2
のポート28、配管29及びBポート13を経て大気に
速やかに放出される。第3のポート40からもある程度
残留エアが排出される反面、逆止弁42からの残留エア
の排出はない。そして、このような一定推力動作は、ピ
ストン部33が右側ストロークエンドに到るまで維持さ
れる。
達すると、今度は切換弁4が第1の切換状態に切り換わ
る。すると、切換弁4のAポート12が流体供給源16
に連通することで、配管27及び第1のポート26を介
して加圧エアがロッド側圧力作用室R1 内に流入する。
ロッド側圧力作用室R1 に流入した加圧エアは、ピスト
ン部33のロッド側端面に作用する。その結果、ピスト
ンロッド32が右側方向に向かって一定の推力でストロ
ークを開始する(図5参照)。なお、このときヘッド側
圧力作用室R2 内に残留しているエアは、主として第2
のポート28、配管29及びBポート13を経て大気に
速やかに放出される。第3のポート40からもある程度
残留エアが排出される反面、逆止弁42からの残留エア
の排出はない。そして、このような一定推力動作は、ピ
ストン部33が右側ストロークエンドに到るまで維持さ
れる。
【0043】以下、本実施形態において特徴的な作用効
果を列挙する。 (イ)このシリンダシステムでは、上述したようにガイ
ドロッド39及びロッド嵌合孔38からなる区画体を有
する受圧面積変更機構が設けられている。従って、ガイ
ドロッド39等が圧力作用室R1 ,R2 をストロークの
特定位置まで複数の小空間r1 ,r2 に区画する。より
具体的にいうと、ガイドロッド39等が、ヘッド側圧力
作用室R2 をストロークの特定位置まで2つの小空間r
1 ,r2に区画し、非受圧領域を一定期間確保する。こ
のため、ストロークの特定位置に達する前においてピス
トン部33の片側端面全体に加圧エアが作用しなくな
り、ピストンロッド32を低推力で動作させることがで
きる。そして、その後は非受圧領域がなくなることによ
り、ピストン部33の片側端面全体に加圧エアが作用す
るようになる。ゆえに、ピストンロッド32を高推力で
動作させることができる。
果を列挙する。 (イ)このシリンダシステムでは、上述したようにガイ
ドロッド39及びロッド嵌合孔38からなる区画体を有
する受圧面積変更機構が設けられている。従って、ガイ
ドロッド39等が圧力作用室R1 ,R2 をストロークの
特定位置まで複数の小空間r1 ,r2 に区画する。より
具体的にいうと、ガイドロッド39等が、ヘッド側圧力
作用室R2 をストロークの特定位置まで2つの小空間r
1 ,r2に区画し、非受圧領域を一定期間確保する。こ
のため、ストロークの特定位置に達する前においてピス
トン部33の片側端面全体に加圧エアが作用しなくな
り、ピストンロッド32を低推力で動作させることがで
きる。そして、その後は非受圧領域がなくなることによ
り、ピストン部33の片側端面全体に加圧エアが作用す
るようになる。ゆえに、ピストンロッド32を高推力で
動作させることができる。
【0044】つまり、上記の受圧面積変更機構によれ
ば、シリンダ3に給排する加圧エアの流量を変化させる
ことなく推力を切り換えることができる。従って、流体
流量制御が必要であった従来装置とは異なり、そのため
のシリンダ付帯設備(即ち上記の減圧弁や速度調整弁な
ど)も不要になる。よって、シリンダシステムの低コス
ト化が達成される。また、区画体が機能する位置をあら
かじめ設定しておけば位置検出手段も不要になるため、
このことによっても低コスト化が達成される。
ば、シリンダ3に給排する加圧エアの流量を変化させる
ことなく推力を切り換えることができる。従って、流体
流量制御が必要であった従来装置とは異なり、そのため
のシリンダ付帯設備(即ち上記の減圧弁や速度調整弁な
ど)も不要になる。よって、シリンダシステムの低コス
ト化が達成される。また、区画体が機能する位置をあら
かじめ設定しておけば位置検出手段も不要になるため、
このことによっても低コスト化が達成される。
【0045】(ロ)本実施形態の流体圧シリンダ3は、
非受圧領域が属する第2の小空間r2 へのエアの流入を
許容しかつ同小空間r2 からのエアの流出を阻止する逆
止弁42を備えている。このため、ピストンロッド32
が左側方向に移動する時に第2の小空間r2 が負圧にな
ることもなく、ピストンロッド32の動作がスムーズに
なる。即ち、シリンダ3の動作性が向上する。
非受圧領域が属する第2の小空間r2 へのエアの流入を
許容しかつ同小空間r2 からのエアの流出を阻止する逆
止弁42を備えている。このため、ピストンロッド32
が左側方向に移動する時に第2の小空間r2 が負圧にな
ることもなく、ピストンロッド32の動作がスムーズに
なる。即ち、シリンダ3の動作性が向上する。
【0046】(ハ)このシリンダ3では、上述したよう
にガイドロッド39とロッド嵌合穴38とからなる区画
体を備えている。このようなものであれば機械的構造が
比較的簡単になり、低コスト化にも貢献する。なお、ガ
イドロッド39の長さ及びロッド嵌合穴38の深さを変
更すれば、推力が切り換わる位置をあらかじめ設定する
ことができるため、位置検出手段が不要になる。このこ
とも低コスト化に寄与する。
にガイドロッド39とロッド嵌合穴38とからなる区画
体を備えている。このようなものであれば機械的構造が
比較的簡単になり、低コスト化にも貢献する。なお、ガ
イドロッド39の長さ及びロッド嵌合穴38の深さを変
更すれば、推力が切り換わる位置をあらかじめ設定する
ことができるため、位置検出手段が不要になる。このこ
とも低コスト化に寄与する。
【0047】(ニ)このシリンダ3では、ロッド嵌合穴
38はピストンロッド32におけるロッド部34に形成
されていることを特徴とする。通常、このようなロッド
部34には深い穴を形成しうる程度の長さがある。従っ
て、穴加工用のスペースを確保するために、ピストン部
33を肉厚に形成するような必要もない。このため、流
体圧シリンダ3をコンパクトにすることができる。ま
た、このような構成であると荷重が偏らないので、ピス
トンロッド32の動作性も向上する。
38はピストンロッド32におけるロッド部34に形成
されていることを特徴とする。通常、このようなロッド
部34には深い穴を形成しうる程度の長さがある。従っ
て、穴加工用のスペースを確保するために、ピストン部
33を肉厚に形成するような必要もない。このため、流
体圧シリンダ3をコンパクトにすることができる。ま
た、このような構成であると荷重が偏らないので、ピス
トンロッド32の動作性も向上する。
【0048】(ホ)本実施形態ではロッド嵌合穴38の
内周面に環状のシール部材としてのYパッキン41を配
設したことにより、小空間r1 ,r2 同士の間のシール
性を向上させることができる。よって、受圧領域の属す
る第1の小空間r1 から非受圧領域の属する第2の小空
間r2 へ加圧エアが漏れにくくなる。その結果、低推力
動作時における推力を正確に設定することができる。
内周面に環状のシール部材としてのYパッキン41を配
設したことにより、小空間r1 ,r2 同士の間のシール
性を向上させることができる。よって、受圧領域の属す
る第1の小空間r1 から非受圧領域の属する第2の小空
間r2 へ加圧エアが漏れにくくなる。その結果、低推力
動作時における推力を正確に設定することができる。
【0049】(ヘ)このシリンダ3ではガイドロッド3
9の先端がテーパ状であるため、ガイドロッド32がロ
ッド嵌合穴38に対して嵌合しやすくなる。このため、
ピストンロッド32の動作性が向上する。
9の先端がテーパ状であるため、ガイドロッド32がロ
ッド嵌合穴38に対して嵌合しやすくなる。このため、
ピストンロッド32の動作性が向上する。
【0050】(ト)本実施形態の流体圧シリンダ3で
は、第2のポート28、第3のポート40、逆止弁42
及びガイドロッド39を備えるヘッドカバー24が使用
されている。従って、ガイドロッド39等に破損が起こ
った場合でも、ヘッドカバー24のみを取り替えること
により修理をすることが可能である。 [第2の実施の形態]次に、図7に基づいて第2の実施
形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧シリンダ
51について説明する。なお、ここでは実施形態1と共
通の構成については同じ部材番号を付すのみとし、その
詳細な説明を省略する。勿論、共通の構成については同
等の作用効果を奏しうることはいうまでもない。
は、第2のポート28、第3のポート40、逆止弁42
及びガイドロッド39を備えるヘッドカバー24が使用
されている。従って、ガイドロッド39等に破損が起こ
った場合でも、ヘッドカバー24のみを取り替えること
により修理をすることが可能である。 [第2の実施の形態]次に、図7に基づいて第2の実施
形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧シリンダ
51について説明する。なお、ここでは実施形態1と共
通の構成については同じ部材番号を付すのみとし、その
詳細な説明を省略する。勿論、共通の構成については同
等の作用効果を奏しうることはいうまでもない。
【0051】この流体圧シリンダ51では、シリンダボ
ディ54を構成するヘッドカバー52の構造が前記実施
形態1とは異なっている。このヘッドカバー52は肉厚
であって、内端面の中央部に第1の嵌合部としてのロッ
ド嵌合穴53を備えている。一方、ロッド部34及びピ
ストン部33を有するピストンロッド55は、さらに第
2の嵌合部としてサブロッド部34Aを備えている。そ
して、このサブロッド部34Aは、前記ロッド嵌合穴5
3に対して嵌合可能となっている。具体的にいうと、左
側ストロークエンド付近の特定位置に到るまでは嵌合状
態となり、それ以降は非嵌合状態となる。
ディ54を構成するヘッドカバー52の構造が前記実施
形態1とは異なっている。このヘッドカバー52は肉厚
であって、内端面の中央部に第1の嵌合部としてのロッ
ド嵌合穴53を備えている。一方、ロッド部34及びピ
ストン部33を有するピストンロッド55は、さらに第
2の嵌合部としてサブロッド部34Aを備えている。そ
して、このサブロッド部34Aは、前記ロッド嵌合穴5
3に対して嵌合可能となっている。具体的にいうと、左
側ストロークエンド付近の特定位置に到るまでは嵌合状
態となり、それ以降は非嵌合状態となる。
【0052】(イ)このような実施形態2であっても、
構成が簡単であって低コストであるにもかかわらずスト
ロークの特定位置での推力変更が可能、という前記実施
形態1と同様の作用効果を奏する。
構成が簡単であって低コストであるにもかかわらずスト
ロークの特定位置での推力変更が可能、という前記実施
形態1と同様の作用効果を奏する。
【0053】(ロ)また、本実施形態の構成であると、
シリンダ51が実施形態1のときほどコンパクトにはな
らない反面、細いロッド部34への穴加工が不要にな
る。従って、シリンダ51の製造がより簡単になる。 [第3の実施の形態]次に、図8に基づいて第3の実施
形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧シリンダ
61について説明する。なお、ここでも実施形態1と共
通の構成については同じ部材番号を付すのみとし、その
詳細な説明を省略する。勿論、共通の構成については同
等の作用効果を奏しうることはいうまでもない。
シリンダ51が実施形態1のときほどコンパクトにはな
らない反面、細いロッド部34への穴加工が不要にな
る。従って、シリンダ51の製造がより簡単になる。 [第3の実施の形態]次に、図8に基づいて第3の実施
形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧シリンダ
61について説明する。なお、ここでも実施形態1と共
通の構成については同じ部材番号を付すのみとし、その
詳細な説明を省略する。勿論、共通の構成については同
等の作用効果を奏しうることはいうまでもない。
【0054】本実施形態の流体圧シリンダ61では、ヘ
ッドカバー24とガイドロッド62とが別体になってい
る。ガイドロッド62の固定端の外周面にはねじ溝が形
成されており、当該部分はヘッドカバー24の中央部に
透設されたロッド挿通孔63に螺着されている。同ガイ
ドロッド62において外部に突出している部分には、位
置変更用のナット64が締め付けられている。従って、
ナット64の締め付け量を変えることにより、シリンダ
61内におけるガイドロッド62の突出量が変更可能と
なっている。さらに、ガイドロッド62の外部突出端に
は第3のポート40が配置されており、同ポート40に
は連通路62aが接続している。
ッドカバー24とガイドロッド62とが別体になってい
る。ガイドロッド62の固定端の外周面にはねじ溝が形
成されており、当該部分はヘッドカバー24の中央部に
透設されたロッド挿通孔63に螺着されている。同ガイ
ドロッド62において外部に突出している部分には、位
置変更用のナット64が締め付けられている。従って、
ナット64の締め付け量を変えることにより、シリンダ
61内におけるガイドロッド62の突出量が変更可能と
なっている。さらに、ガイドロッド62の外部突出端に
は第3のポート40が配置されており、同ポート40に
は連通路62aが接続している。
【0055】(イ)このような実施形態3であっても、
構成が簡単であって低コストであるにもかかわらずスト
ロークの特定位置での推力変更が可能、という前記実施
形態1と同様の作用効果を奏する。
構成が簡単であって低コストであるにもかかわらずスト
ロークの特定位置での推力変更が可能、という前記実施
形態1と同様の作用効果を奏する。
【0056】(ロ)また、本実施形態の構成であると、
低推力動作から高推力動作に切り換わる位置を、ナット
64によって極めて容易に変更することができるという
利点がある。 [第4の実施の形態]次に、図9〜図15に基づいて第
4の実施形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧
シリンダ71について説明する。なお、ここでも実施形
態1と共通の構成については同じ部材番号を付すのみと
し、詳細な説明を省略する。
低推力動作から高推力動作に切り換わる位置を、ナット
64によって極めて容易に変更することができるという
利点がある。 [第4の実施の形態]次に、図9〜図15に基づいて第
4の実施形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧
シリンダ71について説明する。なお、ここでも実施形
態1と共通の構成については同じ部材番号を付すのみと
し、詳細な説明を省略する。
【0057】図9等に示されるように、この流体圧シリ
ンダ71のシリンダボディ21の内部には、ピストンロ
ッド32の受圧面積をストロークの特定位置において変
更させる受圧面積変更機構が設けられている。また、こ
の流体圧シリンダ71には、一方のストロークエンド位
置が移動した場合にそれに追従してストロークにおける
特定位置を対応する量だけ推移させる特定位置推移機構
が設けられている。以下、これらの機構について詳細に
説明する。
ンダ71のシリンダボディ21の内部には、ピストンロ
ッド32の受圧面積をストロークの特定位置において変
更させる受圧面積変更機構が設けられている。また、こ
の流体圧シリンダ71には、一方のストロークエンド位
置が移動した場合にそれに追従してストロークにおける
特定位置を対応する量だけ推移させる特定位置推移機構
が設けられている。以下、これらの機構について詳細に
説明する。
【0058】図9等に示されるように、ピストンロッド
32のロッド部34には、第1の嵌合部としての断面円
形状のロッド嵌合穴38がシリンダ軸線方向に沿って形
成されている。このロッド嵌合穴38は、ピストン部3
3のヘッド側端面の中央部において開口している。この
ロッド嵌合穴38の開口部分は、穴内部に比べて狭窄し
ている。
32のロッド部34には、第1の嵌合部としての断面円
形状のロッド嵌合穴38がシリンダ軸線方向に沿って形
成されている。このロッド嵌合穴38は、ピストン部3
3のヘッド側端面の中央部において開口している。この
ロッド嵌合穴38の開口部分は、穴内部に比べて狭窄し
ている。
【0059】一方、ヘッドカバー24の内端面中央部に
は、第2の嵌合部としての断面円形状のガイドロッド7
9を貫設させるための貫通孔77が形成されている。そ
して、この貫通孔77には、ガイドロッド79がシリン
ダ長手方向に沿って移動可能に突設されている。この貫
通孔77の内壁面には、ガイドロッド79とヘッドカバ
ー24との間のシールを図るための環状のパッキン87
が装着されている。前記貫通孔77においてパッキン8
7よりも外側の位置には、片方向ロック手段としての公
知の片方向ロック機構88が組み込まれている。この片
方向ロック機構88は、シリンダ長手方向に沿った1方
向(ここでは図の左側方向)にのみガイドロッド79が
移動することを許容する。
は、第2の嵌合部としての断面円形状のガイドロッド7
9を貫設させるための貫通孔77が形成されている。そ
して、この貫通孔77には、ガイドロッド79がシリン
ダ長手方向に沿って移動可能に突設されている。この貫
通孔77の内壁面には、ガイドロッド79とヘッドカバ
ー24との間のシールを図るための環状のパッキン87
が装着されている。前記貫通孔77においてパッキン8
7よりも外側の位置には、片方向ロック手段としての公
知の片方向ロック機構88が組み込まれている。この片
方向ロック機構88は、シリンダ長手方向に沿った1方
向(ここでは図の左側方向)にのみガイドロッド79が
移動することを許容する。
【0060】また、ロッド嵌合穴38の開口部内周面に
は、シール部材としての環状のYパッキン41が装着さ
れている。このYパッキン41により、ガイドロッド7
9とロッド嵌合穴38との間のシールが図られている。
なお、本実施形態では、ガイドロッド79とロッド嵌合
穴38とYパッキン41とによって、区画体が構成され
ている。
は、シール部材としての環状のYパッキン41が装着さ
れている。このYパッキン41により、ガイドロッド7
9とロッド嵌合穴38との間のシールが図られている。
なお、本実施形態では、ガイドロッド79とロッド嵌合
穴38とYパッキン41とによって、区画体が構成され
ている。
【0061】本実施形態のガイドロッド79における第
1の端部(以下、外側突出端という。)は、前記貫通孔
77を貫通してヘッドカバー24の外部に突出してい
る。この外側突出端には、階段状構造の大径部83が形
成されている。この大径部83の1段めの部分は、ガイ
ドロッド79のストッパ83aとして機能する。大径部
83の2段めの部分とヘッドカバー24の外端面との間
には、付勢手段としてのコイルスプリング89が介在さ
れている。このコイルスプリング89は、ガイドロッド
79が移動可能な方向とは反対の方向、即ち本実施形態
では右側方向に同ガイドロッド79を付勢している。な
お、本実施形態の流体圧シリンダ71では、このコイル
スプリング89と前記片方向ロック機構88とによって
特定位置推移機構が構成されている。
1の端部(以下、外側突出端という。)は、前記貫通孔
77を貫通してヘッドカバー24の外部に突出してい
る。この外側突出端には、階段状構造の大径部83が形
成されている。この大径部83の1段めの部分は、ガイ
ドロッド79のストッパ83aとして機能する。大径部
83の2段めの部分とヘッドカバー24の外端面との間
には、付勢手段としてのコイルスプリング89が介在さ
れている。このコイルスプリング89は、ガイドロッド
79が移動可能な方向とは反対の方向、即ち本実施形態
では右側方向に同ガイドロッド79を付勢している。な
お、本実施形態の流体圧シリンダ71では、このコイル
スプリング89と前記片方向ロック機構88とによって
特定位置推移機構が構成されている。
【0062】ガイドロッド79における第2の端部(以
下、内側突出端という。)は、シリンダボディ21の内
部空間の方向に突出し、かつ前記ロッド嵌合穴38に対
して嵌合している。このような内側突出端には、ストロ
ークエンド位置決定部としての係合フランジ部84が形
成されている。なお、この係合フランジ部84は、ピス
トンロッド32におけるロッド嵌合穴38の狭窄部分に
対して係合するようになっている。その結果、ピストン
ロッド32の左側方向への移動が規制されるようになっ
ている。即ち、この位置が左側ストロークエンドとな
る。
下、内側突出端という。)は、シリンダボディ21の内
部空間の方向に突出し、かつ前記ロッド嵌合穴38に対
して嵌合している。このような内側突出端には、ストロ
ークエンド位置決定部としての係合フランジ部84が形
成されている。なお、この係合フランジ部84は、ピス
トンロッド32におけるロッド嵌合穴38の狭窄部分に
対して係合するようになっている。その結果、ピストン
ロッド32の左側方向への移動が規制されるようになっ
ている。即ち、この位置が左側ストロークエンドとな
る。
【0063】ガイドロッド79の外側突出端の端面中央
部には、第3のポート40が設けられている。この第3
のポート40は、ガイドロッド79の長手方向に沿って
透設された連通孔79aに連通されている。また、第3
のポート40は、前記配管29から分岐する配管29a
に接続されている。従って、このポート40には切換弁
4から加圧エアが供給され、さらにその加圧エアはヘッ
ド側圧力作用室R2 内に導入されるようになっている。
部には、第3のポート40が設けられている。この第3
のポート40は、ガイドロッド79の長手方向に沿って
透設された連通孔79aに連通されている。また、第3
のポート40は、前記配管29から分岐する配管29a
に接続されている。従って、このポート40には切換弁
4から加圧エアが供給され、さらにその加圧エアはヘッ
ド側圧力作用室R2 内に導入されるようになっている。
【0064】内側突出端にある係合フランジ部84の近
傍には、環状溝部86が形成されている。この環状溝部
86の片側面はなだらかなテーパ面となっている。ま
た、環状溝部86の底面には、前記連通路79aの開口
85が放射状に複数個形成されている。なお、環状溝部
86のある箇所は軸部79bに比べて小径であることか
ら、当該箇所においてYパッキン41とガイドロッド7
9との間には隙間ができる。このような隙間があると加
圧エアが流通可能になるため、これによって区画体は非
シール状態となる。そして、この非シール状態となる長
さ(即ち環状溝部86の長さにほぼ相当する長さ)が、
高推力動作が行われる長さL2 となる。従って、図9等
においては前記テーパ面のある位置が、低出力動作から
高出力動作に切り換わる位置、つまりストロークの特定
位置ということになる。ここで、本実施形態において
は、ストローク長Lは90mmに設定されている。前記特
定位置から左側ストロークエンドまでの長さ(高推力動
作が行われる長さ)L2 は5mmに設定されている。従っ
て、低推力動作が行われる長さL1 はL−L2 =85mm
となる。
傍には、環状溝部86が形成されている。この環状溝部
86の片側面はなだらかなテーパ面となっている。ま
た、環状溝部86の底面には、前記連通路79aの開口
85が放射状に複数個形成されている。なお、環状溝部
86のある箇所は軸部79bに比べて小径であることか
ら、当該箇所においてYパッキン41とガイドロッド7
9との間には隙間ができる。このような隙間があると加
圧エアが流通可能になるため、これによって区画体は非
シール状態となる。そして、この非シール状態となる長
さ(即ち環状溝部86の長さにほぼ相当する長さ)が、
高推力動作が行われる長さL2 となる。従って、図9等
においては前記テーパ面のある位置が、低出力動作から
高出力動作に切り換わる位置、つまりストロークの特定
位置ということになる。ここで、本実施形態において
は、ストローク長Lは90mmに設定されている。前記特
定位置から左側ストロークエンドまでの長さ(高推力動
作が行われる長さ)L2 は5mmに設定されている。従っ
て、低推力動作が行われる長さL1 はL−L2 =85mm
となる。
【0065】ところで、ピストン部33が右側ストロー
クエンドから特定位置に到るまでの間、区画体はシール
状態となり、ヘッド側圧力作用室R2 は2つの小空間r
1 ,r2 に区画される。第1の小空間r1 は、ガイドロ
ッド79の外周面とロッド嵌合穴38の内周面とがなす
ものである。第3のポート40に連通するこの小空間r
1 には加圧エアが供給され、その際に当該加圧エアはロ
ッド嵌合穴38の内底面に作用する。つまり、本実施形
態ではロッド嵌合穴38の内底面が、嵌合時におけるピ
ストンロッド32の受圧領域となる。一方、第2の小空
間r2 は、シリンダチューブ22の内周面、ピストン部
33のヘッド側端面、ヘッドカバー24の内端面及びガ
イドロッド79の外周面がなすものである。ただし、シ
ール状態においてこの小空間r2 には加圧エアは供給さ
れることはない。このため、同小空間r2 に属している
ピストン部33のヘッド側端面は、全て非受圧領域とな
る。なお、非受圧領域の面積S2 は、ピストン部33の
軸線方向の投影面積S−ロッド嵌合穴38の内底面の面
積(即ち受圧領域の面積)S1 にほぼ等しくなる。な
お、ここではロッド嵌合穴38開口部の狭窄部分の面積
分は小さいものであることから、それについては計算上
無視している。そして、この場合にはS1 :S1 +S2
の比が低推力動作時の推力:高推力動作時の推力の比に
相当するものとなる。
クエンドから特定位置に到るまでの間、区画体はシール
状態となり、ヘッド側圧力作用室R2 は2つの小空間r
1 ,r2 に区画される。第1の小空間r1 は、ガイドロ
ッド79の外周面とロッド嵌合穴38の内周面とがなす
ものである。第3のポート40に連通するこの小空間r
1 には加圧エアが供給され、その際に当該加圧エアはロ
ッド嵌合穴38の内底面に作用する。つまり、本実施形
態ではロッド嵌合穴38の内底面が、嵌合時におけるピ
ストンロッド32の受圧領域となる。一方、第2の小空
間r2 は、シリンダチューブ22の内周面、ピストン部
33のヘッド側端面、ヘッドカバー24の内端面及びガ
イドロッド79の外周面がなすものである。ただし、シ
ール状態においてこの小空間r2 には加圧エアは供給さ
れることはない。このため、同小空間r2 に属している
ピストン部33のヘッド側端面は、全て非受圧領域とな
る。なお、非受圧領域の面積S2 は、ピストン部33の
軸線方向の投影面積S−ロッド嵌合穴38の内底面の面
積(即ち受圧領域の面積)S1 にほぼ等しくなる。な
お、ここではロッド嵌合穴38開口部の狭窄部分の面積
分は小さいものであることから、それについては計算上
無視している。そして、この場合にはS1 :S1 +S2
の比が低推力動作時の推力:高推力動作時の推力の比に
相当するものとなる。
【0066】また、ヘッドカバー24には、チェックボ
ール30を有する逆止弁42が設けられている。この逆
止弁42は、第2の小空間r2 へのエアの流入のみを許
容し、かつ同小空間r2 からのエアの流出を阻止する役
割を果たしている。従って、ピストンロッド32が左側
へ移動する際に外部のエアが取り込まれ、第2の小空間
r2 が負圧にならないようになっている。
ール30を有する逆止弁42が設けられている。この逆
止弁42は、第2の小空間r2 へのエアの流入のみを許
容し、かつ同小空間r2 からのエアの流出を阻止する役
割を果たしている。従って、ピストンロッド32が左側
へ移動する際に外部のエアが取り込まれ、第2の小空間
r2 が負圧にならないようになっている。
【0067】次に、このように構成された実施形態4の
シリンダシステムの動作を説明する。図9は、右側方向
へのストロークが終了し、ピストンロッド32が右側ス
トロークエンドにある状態を示している。このとき、ス
ポット溶接装置1のアッパーガンアーム5は最上の位置
にあり、電極チップ6,8間の距離はストローク長Lに
等しくなる(図14(a) ,図15(a) 参照)。また、区
画体はこのときシール状態を維持している。
シリンダシステムの動作を説明する。図9は、右側方向
へのストロークが終了し、ピストンロッド32が右側ス
トロークエンドにある状態を示している。このとき、ス
ポット溶接装置1のアッパーガンアーム5は最上の位置
にあり、電極チップ6,8間の距離はストローク長Lに
等しくなる(図14(a) ,図15(a) 参照)。また、区
画体はこのときシール状態を維持している。
【0068】上記のような状態に到った後、切換弁4を
第2の切換状態に切り換える(図10参照)。すると、
切換弁4のBポート13が流体供給源16に連通するこ
とで、配管29を介して第2のポート28に加圧エアが
供給され、かつ配管29aを介して第3のポート40に
加圧エアが供給される。ただし、逆止弁機能を有する第
2のポート28からは加圧エアが流入せず、第3のポー
ト40のみから加圧エアが流入する。
第2の切換状態に切り換える(図10参照)。すると、
切換弁4のBポート13が流体供給源16に連通するこ
とで、配管29を介して第2のポート28に加圧エアが
供給され、かつ配管29aを介して第3のポート40に
加圧エアが供給される。ただし、逆止弁機能を有する第
2のポート28からは加圧エアが流入せず、第3のポー
ト40のみから加圧エアが流入する。
【0069】第3のポート40及び連通路79aを介し
て第1の小空間r1 内に流入した加圧エアは、受圧領域
であるロッド嵌合穴38の内底面に作用する。その結
果、ピストンロッド32が左側方向に向かって低推力で
ストロークを開始する。なお、このときロッド側圧力作
用室R1 内に残留しているエアは、第1のポート26、
配管27及びAポート12を経て大気に速やかに放出さ
れる。そして、このような低推力動作は、ピストン部3
3が左側ストロークエンド付近の特定位置に到るまで維
持される(図11参照)。このとき、図14(b)に示
されるように、電極チップ6は被溶接材料9から5mmの
位置まで下動する。
て第1の小空間r1 内に流入した加圧エアは、受圧領域
であるロッド嵌合穴38の内底面に作用する。その結
果、ピストンロッド32が左側方向に向かって低推力で
ストロークを開始する。なお、このときロッド側圧力作
用室R1 内に残留しているエアは、第1のポート26、
配管27及びAポート12を経て大気に速やかに放出さ
れる。そして、このような低推力動作は、ピストン部3
3が左側ストロークエンド付近の特定位置に到るまで維
持される(図11参照)。このとき、図14(b)に示
されるように、電極チップ6は被溶接材料9から5mmの
位置まで下動する。
【0070】ピストン部33が前記特定位置に達して、
Yパッキン41とガイドロッド39の外周面との間に隙
間ができると、ヘッド側圧力作用室R2 内にあった小空
間r1 ,r2 が消失する(図12参照)。よって、ピス
トン部33のヘッド側端面の全体に加圧エアが作用する
ようになる。その結果、自動的に低推力動作から高推力
動作に切り換わり、ピストンロッド32は左側ストロー
クエンドに到るまで高推力動作を維持する。スポット溶
接装置1の電極チップ6は、図14(c)に示されるよ
うにこのとき被溶接材料9の上面に圧接する。そして、
両電極チップ6,8間に大電流を短時間通電することに
より、被溶接材料9同士を接合する。なお、ヘッド側圧
力作用室R2 内はこの過程においてシリンダ71の外部
環境よりも相対的に高圧になることから、逆止弁42か
らのエア漏れは起こらない。
Yパッキン41とガイドロッド39の外周面との間に隙
間ができると、ヘッド側圧力作用室R2 内にあった小空
間r1 ,r2 が消失する(図12参照)。よって、ピス
トン部33のヘッド側端面の全体に加圧エアが作用する
ようになる。その結果、自動的に低推力動作から高推力
動作に切り換わり、ピストンロッド32は左側ストロー
クエンドに到るまで高推力動作を維持する。スポット溶
接装置1の電極チップ6は、図14(c)に示されるよ
うにこのとき被溶接材料9の上面に圧接する。そして、
両電極チップ6,8間に大電流を短時間通電することに
より、被溶接材料9同士を接合する。なお、ヘッド側圧
力作用室R2 内はこの過程においてシリンダ71の外部
環境よりも相対的に高圧になることから、逆止弁42か
らのエア漏れは起こらない。
【0071】ピストン部33が左側ストロークエンドに
達すると、今度は切換弁4が第1の切換状態に切り換わ
る。すると、切換弁4のAポート12が流体供給源16
に連通することで、配管27及び第1のポート26を介
して加圧エアがロッド側圧力作用室R1 内に流入する。
ロッド側圧力作用室R1 に流入した加圧エアは、ピスト
ン部33のロッド側端面に作用する。その結果、ピスト
ンロッド32が右側方向に向かって一定の推力でストロ
ークを開始する。なお、このときヘッド側圧力作用室R
2 内に残留しているエアは、主として第2のポート2
8、配管29及びBポート13を経て大気に速やかに放
出される。第3のポート40からもある程度残留エアが
排出される反面、逆止弁42からの残留エアの排出はな
い。そして、このような一定推力動作は、ピストン部3
3が右側ストロークエンドに到るまで維持される。
達すると、今度は切換弁4が第1の切換状態に切り換わ
る。すると、切換弁4のAポート12が流体供給源16
に連通することで、配管27及び第1のポート26を介
して加圧エアがロッド側圧力作用室R1 内に流入する。
ロッド側圧力作用室R1 に流入した加圧エアは、ピスト
ン部33のロッド側端面に作用する。その結果、ピスト
ンロッド32が右側方向に向かって一定の推力でストロ
ークを開始する。なお、このときヘッド側圧力作用室R
2 内に残留しているエアは、主として第2のポート2
8、配管29及びBポート13を経て大気に速やかに放
出される。第3のポート40からもある程度残留エアが
排出される反面、逆止弁42からの残留エアの排出はな
い。そして、このような一定推力動作は、ピストン部3
3が右側ストロークエンドに到るまで維持される。
【0072】ここで、従来のシリンダシステムにおいて
改善が望まれていた事項を以下に述べる。ガンアームの
先端に取り付けられた電極チップは、長期間の使用によ
り徐々に摩耗するものであるため、シリンダのストロー
ク長は電極チップの摩耗分だけ長くなる。すると、低推
力動作から高推力動作に切り換わる位置が当初の設定か
ら狂ってしまう。ゆえに、従来では、作業者は位置セン
サの位置を調整する必要があり、使用上極めて不便であ
った。
改善が望まれていた事項を以下に述べる。ガンアームの
先端に取り付けられた電極チップは、長期間の使用によ
り徐々に摩耗するものであるため、シリンダのストロー
ク長は電極チップの摩耗分だけ長くなる。すると、低推
力動作から高推力動作に切り換わる位置が当初の設定か
ら狂ってしまう。ゆえに、従来では、作業者は位置セン
サの位置を調整する必要があり、使用上極めて不便であ
った。
【0073】図13には、本実施形態において電極チッ
プ6Aが摩耗したときの様子が示されている。電極チッ
プ6Aが摩耗した場合、その摩耗した長さL3 だけスト
ローク長が長くなる。すると、係合フランジ部84にピ
ストンロッド32の推力が働くことにより、ガイドロッ
ド32がコイルスプリング89の付勢力に抗して左側に
移動する。よって、新たな左側ストロークエンドの位置
及び新たな特定位置が設定される。なお、図15(b)
は、ストローク長の変化がないと仮定した場合におい
て、摩耗した電極チップ6Aの移動範囲を示している。
これに対して、図15(c)は本実施形態の場合におい
て摩耗した電極チップ6Aの移動範囲を示している。図
15(c)によると、ストローク長Lが長くなった後に
おいても、左側ストロークエンドの位置及び特定位置の
相対的位置関係は前と変わらないこと、即ちL2 =5mm
であることがわかる。
プ6Aが摩耗したときの様子が示されている。電極チッ
プ6Aが摩耗した場合、その摩耗した長さL3 だけスト
ローク長が長くなる。すると、係合フランジ部84にピ
ストンロッド32の推力が働くことにより、ガイドロッ
ド32がコイルスプリング89の付勢力に抗して左側に
移動する。よって、新たな左側ストロークエンドの位置
及び新たな特定位置が設定される。なお、図15(b)
は、ストローク長の変化がないと仮定した場合におい
て、摩耗した電極チップ6Aの移動範囲を示している。
これに対して、図15(c)は本実施形態の場合におい
て摩耗した電極チップ6Aの移動範囲を示している。図
15(c)によると、ストローク長Lが長くなった後に
おいても、左側ストロークエンドの位置及び特定位置の
相対的位置関係は前と変わらないこと、即ちL2 =5mm
であることがわかる。
【0074】以下、本実施形態において特徴的な作用効
果を列挙する。 (イ)このスポット溶接装置1のシリンダシステムは、
上述したような区画体を有する受圧面積変更機構を備え
ている。このため、ピストンロッド32の受圧面積が変
更することにより、同ピストンロッド32に与える加圧
エアの作用もそれに応じて変化する。その結果、左側に
向かうストロークの特定位置において、ピストンロッド
32の推力が低推力から高推力に変更される。また、か
かる受圧面積変更機構によれば、シリンダ71に給排す
る加圧エアの流量を変化させることなく推力を切り換え
ることができる。従って、流体流量制御が必要であった
従来装置とは異なり、そのためのシリンダ付帯設備(即
ち上記の減圧弁や速度調整弁など)も不要になり、もっ
て低コスト化が達成される。
果を列挙する。 (イ)このスポット溶接装置1のシリンダシステムは、
上述したような区画体を有する受圧面積変更機構を備え
ている。このため、ピストンロッド32の受圧面積が変
更することにより、同ピストンロッド32に与える加圧
エアの作用もそれに応じて変化する。その結果、左側に
向かうストロークの特定位置において、ピストンロッド
32の推力が低推力から高推力に変更される。また、か
かる受圧面積変更機構によれば、シリンダ71に給排す
る加圧エアの流量を変化させることなく推力を切り換え
ることができる。従って、流体流量制御が必要であった
従来装置とは異なり、そのためのシリンダ付帯設備(即
ち上記の減圧弁や速度調整弁など)も不要になり、もっ
て低コスト化が達成される。
【0075】(ロ)このスポット溶接装置1のシリンダ
システムは、上述したような特定位置推移機構を備えて
いる。従って、左側のストロークエンド位置が移動した
場合でも、それに追従してストロークの特定位置を対応
する量だけ推移させることができる。従って、ストロー
ク長が変化して長くなったとしても、低推力動作から高
推力動作に切り換わる位置が当初の設定から狂ってしま
うようなことがない。よって、位置センサの位置調整が
必要であった従来装置とは異なり、煩わしい調整作業を
しなくてもよくなる。
システムは、上述したような特定位置推移機構を備えて
いる。従って、左側のストロークエンド位置が移動した
場合でも、それに追従してストロークの特定位置を対応
する量だけ推移させることができる。従って、ストロー
ク長が変化して長くなったとしても、低推力動作から高
推力動作に切り換わる位置が当初の設定から狂ってしま
うようなことがない。よって、位置センサの位置調整が
必要であった従来装置とは異なり、煩わしい調整作業を
しなくてもよくなる。
【0076】(ハ)本実施形態のシリンダシステムで
は、区画体によって、ヘッド側圧力作用室R2 をストロ
ークの特定位置まで2つの小空間r1 ,r2 に区画する
ことで非受圧領域を一定期間確保している。従って、非
受圧領域の属していない小空間r1 に加圧エアを供給す
れば、ピストンロッド32の片側端面全体ではなく一部
のみにエア圧が作用し、ピストンロッド32を低推力動
作させることができる。ピストンロッド32がストロー
クの特定位置に達した後には、非受圧領域がなくなるこ
とにより片側端面全体に加圧エアが作用し、ピストンロ
ッド32を高推力動作させることができる。また、区画
体が機能する位置をあらかじめ設定しておくことができ
るため、位置検出手段も不要である。このこともシリン
ダシステムの低コスト化に貢献している。
は、区画体によって、ヘッド側圧力作用室R2 をストロ
ークの特定位置まで2つの小空間r1 ,r2 に区画する
ことで非受圧領域を一定期間確保している。従って、非
受圧領域の属していない小空間r1 に加圧エアを供給す
れば、ピストンロッド32の片側端面全体ではなく一部
のみにエア圧が作用し、ピストンロッド32を低推力動
作させることができる。ピストンロッド32がストロー
クの特定位置に達した後には、非受圧領域がなくなるこ
とにより片側端面全体に加圧エアが作用し、ピストンロ
ッド32を高推力動作させることができる。また、区画
体が機能する位置をあらかじめ設定しておくことができ
るため、位置検出手段も不要である。このこともシリン
ダシステムの低コスト化に貢献している。
【0077】(ニ)このシリンダシステムの特定位置推
移機構は、片方向ロック手段としての片方向ロック機構
88と、付勢手段としてのコイルスプリング89とによ
って構成されている。よって、ガイドロッド79にコイ
ルスプリング89の付勢力よりも大きな力が加わった場
合、同ガイドロッド79は左側方向にのみ所定量だけ移
動し、かつその位置に保持される。従って、新たな左側
ストロークエンドの位置及び新たな特定位置を確実に設
定することができる。
移機構は、片方向ロック手段としての片方向ロック機構
88と、付勢手段としてのコイルスプリング89とによ
って構成されている。よって、ガイドロッド79にコイ
ルスプリング89の付勢力よりも大きな力が加わった場
合、同ガイドロッド79は左側方向にのみ所定量だけ移
動し、かつその位置に保持される。従って、新たな左側
ストロークエンドの位置及び新たな特定位置を確実に設
定することができる。
【0078】(ホ)本実施形態では、ガイドロッド79
とロッド嵌合穴38とYパッキン41とを用いて区画体
としているため、機械的構造が比較的簡単なものとなっ
ている。そして、このことは低コスト化にも確実に貢献
している。また、ガイドロッド79における環状溝部8
6の長さを変更すれば、推力が切り換わる位置をあらか
じめ設定することができる。このため、既に述べたよう
に従来必須であった位置検出手段も不要になる。なお、
前記Yパッキン41があると小空間r1 ,r2同士の間
のシール性を向上させることができるため、受圧領域の
属する第1の小空間r1 から非受圧領域の属する第2の
小空間r2 へ加圧エアが漏れにくくなる。その結果、流
体の利用効率も向上する。
とロッド嵌合穴38とYパッキン41とを用いて区画体
としているため、機械的構造が比較的簡単なものとなっ
ている。そして、このことは低コスト化にも確実に貢献
している。また、ガイドロッド79における環状溝部8
6の長さを変更すれば、推力が切り換わる位置をあらか
じめ設定することができる。このため、既に述べたよう
に従来必須であった位置検出手段も不要になる。なお、
前記Yパッキン41があると小空間r1 ,r2同士の間
のシール性を向上させることができるため、受圧領域の
属する第1の小空間r1 から非受圧領域の属する第2の
小空間r2 へ加圧エアが漏れにくくなる。その結果、流
体の利用効率も向上する。
【0079】(ヘ)このシリンダ3では、ロッド嵌合穴
38はピストンロッド32におけるロッド部34に形成
されていることを特徴とする。通常、このようなロッド
部34には深い穴を形成しうる程度の長さがある。従っ
て、穴加工用のスペースを確保するために、ピストン部
33を肉厚に形成するような必要もない。このため、流
体圧シリンダ71をコンパクトにすることができる。ま
た、このような構成であると荷重が偏らないので、ピス
トンロッド32の動作性も向上する。
38はピストンロッド32におけるロッド部34に形成
されていることを特徴とする。通常、このようなロッド
部34には深い穴を形成しうる程度の長さがある。従っ
て、穴加工用のスペースを確保するために、ピストン部
33を肉厚に形成するような必要もない。このため、流
体圧シリンダ71をコンパクトにすることができる。ま
た、このような構成であると荷重が偏らないので、ピス
トンロッド32の動作性も向上する。
【0080】(ト)本実施形態の流体圧シリンダ71で
は、第2のポート28、第3のポート40、逆止弁4
2、ガイドロッド79、片方向ロック手段88及びコイ
ルスプリング89がヘッドカバー24に集中するように
して設けられている。従って、前記のいずれかの部分2
8,40,42等に破損が起こった場合でも、ヘッドカ
バー24のみを取り替えることにより修理をすることが
可能である。 [第5の実施の形態]次に、図16に基づいて第5の実
施形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧シリン
ダ91について説明する。なお、ここでは実施形態4と
共通の構成については同じ部材番号を付すのみとし、そ
の詳細な説明を省略する。勿論、共通の構成については
同等の作用効果を奏しうることはいうまでもない。
は、第2のポート28、第3のポート40、逆止弁4
2、ガイドロッド79、片方向ロック手段88及びコイ
ルスプリング89がヘッドカバー24に集中するように
して設けられている。従って、前記のいずれかの部分2
8,40,42等に破損が起こった場合でも、ヘッドカ
バー24のみを取り替えることにより修理をすることが
可能である。 [第5の実施の形態]次に、図16に基づいて第5の実
施形態のスポット溶接装置1に使用される流体圧シリン
ダ91について説明する。なお、ここでは実施形態4と
共通の構成については同じ部材番号を付すのみとし、そ
の詳細な説明を省略する。勿論、共通の構成については
同等の作用効果を奏しうることはいうまでもない。
【0081】この流体圧シリンダ91では、シリンダボ
ディ92を構成するヘッドカバー93が肉厚になってい
る。このような肉厚のヘッドカバー93の中央部には貫
通孔77が形成されており、その貫通孔77には第2の
嵌合部を有するガイドロッド101が移動可能に挿通さ
れている。このガイドロッド101の軸部102の内部
には、第2の嵌合部としてのロッド嵌合穴105が形成
されている。このロッド嵌合孔105の開口部には係合
ストッパ部106が設けられ、それのすぐ内側には環状
溝部107が設けられている。また、前記ガイドロッド
101の外側突出端は大径部103となっており、その
部分には第3のポート40が形成されている。この第3
のポート40は、連通路104を介してロッド嵌合穴1
05内の空間に連通している。一方、このピストンロッ
ド94は、ロッド部34及びピストン部33のほかに、
第1の嵌合部としてのサブロッド部95を備えている。
そして、このサブロッド部95は、前記ガイドロッド6
1のロッド嵌合穴38に嵌合している。なお、サブロッ
ド部95の端部には、係合ストッパ部106に係合する
ことで左側ストロークエンドを決定する被係合部96が
形成されている。
ディ92を構成するヘッドカバー93が肉厚になってい
る。このような肉厚のヘッドカバー93の中央部には貫
通孔77が形成されており、その貫通孔77には第2の
嵌合部を有するガイドロッド101が移動可能に挿通さ
れている。このガイドロッド101の軸部102の内部
には、第2の嵌合部としてのロッド嵌合穴105が形成
されている。このロッド嵌合孔105の開口部には係合
ストッパ部106が設けられ、それのすぐ内側には環状
溝部107が設けられている。また、前記ガイドロッド
101の外側突出端は大径部103となっており、その
部分には第3のポート40が形成されている。この第3
のポート40は、連通路104を介してロッド嵌合穴1
05内の空間に連通している。一方、このピストンロッ
ド94は、ロッド部34及びピストン部33のほかに、
第1の嵌合部としてのサブロッド部95を備えている。
そして、このサブロッド部95は、前記ガイドロッド6
1のロッド嵌合穴38に嵌合している。なお、サブロッ
ド部95の端部には、係合ストッパ部106に係合する
ことで左側ストロークエンドを決定する被係合部96が
形成されている。
【0082】(イ)そして、このような実施形態5も、
構成が簡単であって低コストであるにもかかわらずスト
ロークの特定位置での推力変更が可能で、ストローク長
の変化による影響を受けにくい、という実施形態4と同
様の作用効果を奏する。
構成が簡単であって低コストであるにもかかわらずスト
ロークの特定位置での推力変更が可能で、ストローク長
の変化による影響を受けにくい、という実施形態4と同
様の作用効果を奏する。
【0083】なお、本発明は例えば次のように変更する
ことが可能である。 (1)実施形態1〜5において、第2のポート28、第
3のポート40及び逆止弁42は、シリンダチューブ2
2に形成されてもよい。また、実施形態4,5におい
て、第3のポート40は、ロッドカバー24に形成され
てもよい。
ことが可能である。 (1)実施形態1〜5において、第2のポート28、第
3のポート40及び逆止弁42は、シリンダチューブ2
2に形成されてもよい。また、実施形態4,5におい
て、第3のポート40は、ロッドカバー24に形成され
てもよい。
【0084】(2)環状のシール部材としてのYパッキ
ン41は、ガイドロッド39,79の外周面に設けられ
ていてもよい。また、かかるYパッキン41の他にも、
例えばOリングやいわゆるダルマパッキン等のような断
面Y字状でないパッキンを使用することも可能である。
さらに、前記パッキングは一定の場合には省略されるこ
ともできる。
ン41は、ガイドロッド39,79の外周面に設けられ
ていてもよい。また、かかるYパッキン41の他にも、
例えばOリングやいわゆるダルマパッキン等のような断
面Y字状でないパッキンを使用することも可能である。
さらに、前記パッキングは一定の場合には省略されるこ
ともできる。
【0085】(3)実施形態1〜5において、第1の小
空間r1 側を加圧エアの非供給側とし、第2の小空間r
2 側を加圧エアの供給側としてもよい。即ち、第1の小
空間r1 内に非受圧領域を設けることも許容される。
空間r1 側を加圧エアの非供給側とし、第2の小空間r
2 側を加圧エアの供給側としてもよい。即ち、第1の小
空間r1 内に非受圧領域を設けることも許容される。
【0086】(4)実施形態1〜5において、切換弁4
に例えば消音器を接続することにより、騒音防止対策を
講じてもよい。 (5)実施形態4,5において、付勢手段はコイルスプ
リング89に限定されることはなく、板ばね等のような
他の形式のばねを使用してもよい。また、ばね以外のも
の、例えばゴム等の弾性体を付勢手段として使用しても
よい。
に例えば消音器を接続することにより、騒音防止対策を
講じてもよい。 (5)実施形態4,5において、付勢手段はコイルスプ
リング89に限定されることはなく、板ばね等のような
他の形式のばねを使用してもよい。また、ばね以外のも
の、例えばゴム等の弾性体を付勢手段として使用しても
よい。
【0087】(6)実施形態4,5において、特定位置
推移手段は片方向ロック手段と付勢手段とからなるもの
に限られず、例えば片方向ロック手段のみからなるもの
であってもよい。即ち、付勢手段は一定の場合には省略
されることが可能である。
推移手段は片方向ロック手段と付勢手段とからなるもの
に限られず、例えば片方向ロック手段のみからなるもの
であってもよい。即ち、付勢手段は一定の場合には省略
されることが可能である。
【0088】(7)本発明はストロークエンド位置が徐
々に長くなるような場合ばかりでなく、逆にストローク
エンド位置が徐々に短くなるような場合にも有効であ
る。ここで、特許請求の範囲に記載された技術的思想の
ほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思
想をその効果とともに以下に列挙する。
々に長くなるような場合ばかりでなく、逆にストローク
エンド位置が徐々に短くなるような場合にも有効であ
る。ここで、特許請求の範囲に記載された技術的思想の
ほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思
想をその効果とともに以下に列挙する。
【0089】(1) 請求項1,2において、前記第1
の嵌合部は前記シリンダボディの内端面において開口す
るロッド嵌合穴であり、前記第2の嵌合部は前記移動体
の片側端面に突設されかつ前記ロッド嵌合穴に対して嵌
合可能なサブロッド部であることを特徴とする流体圧シ
リンダ。この構成であると、シリンダの製造がより簡単
になる。
の嵌合部は前記シリンダボディの内端面において開口す
るロッド嵌合穴であり、前記第2の嵌合部は前記移動体
の片側端面に突設されかつ前記ロッド嵌合穴に対して嵌
合可能なサブロッド部であることを特徴とする流体圧シ
リンダ。この構成であると、シリンダの製造がより簡単
になる。
【0090】(2) 請求項4,5において、前記ガイ
ドロッドは突出量変更可能となるように前記シリンダボ
ディに螺着されていることを特徴とする流体圧シリン
ダ。この構成であると、推力が変化する位置を極めて容
易に変更することができる。
ドロッドは突出量変更可能となるように前記シリンダボ
ディに螺着されていることを特徴とする流体圧シリン
ダ。この構成であると、推力が変化する位置を極めて容
易に変更することができる。
【0091】(3) 請求項8において、前記第1の嵌
合部はピストンロッドの片側端面において開口するロッ
ド嵌合穴であり、前記第2の嵌合部はヘッドカバーの内
端面に突設されかつ前記ロッド嵌合穴に対して嵌合する
ガイドロッドであり、前記片方向ロック手段は前記ガイ
ドロッドの前記ヘッドカバー内端面方向の移動のみを許
容し、前記付勢手段は前記ガイドロッドを前記ヘッドカ
バー外端面方向に付勢することを特徴とする流体圧シリ
ンダ。この構成によると、ガイドロッドとロッド嵌合穴
とを組み合わせて用いることで機械的構造が比較的簡単
なものとなり、低コスト化にも貢献する。なお、ガイド
ロッドの形状等を変更することにより、推力が切り換わ
る位置をあらかじめ設定することができるため、位置検
出手段が不要になる。
合部はピストンロッドの片側端面において開口するロッ
ド嵌合穴であり、前記第2の嵌合部はヘッドカバーの内
端面に突設されかつ前記ロッド嵌合穴に対して嵌合する
ガイドロッドであり、前記片方向ロック手段は前記ガイ
ドロッドの前記ヘッドカバー内端面方向の移動のみを許
容し、前記付勢手段は前記ガイドロッドを前記ヘッドカ
バー外端面方向に付勢することを特徴とする流体圧シリ
ンダ。この構成によると、ガイドロッドとロッド嵌合穴
とを組み合わせて用いることで機械的構造が比較的簡単
なものとなり、低コスト化にも貢献する。なお、ガイド
ロッドの形状等を変更することにより、推力が切り換わ
る位置をあらかじめ設定することができるため、位置検
出手段が不要になる。
【0092】(4) 技術的思想3において、前記ガイ
ドロッドの内側突出端には、前記ピストンロッドの所定
部分に対して係合することで同ピストンロッドの移動を
規制するストロークエンド位置決定部が設けられている
ことを特徴とする流体圧シリンダ。この構成によると、
ピストンロッドにガイドロッドのストローク位置決定部
が係合することでピストンロッドの移動が規制され、そ
れによりストロークエンドの位置が決定される。また、
このストローク位置決定部にピストンロッドの推力が働
くことにより、ガイドロッドが付勢手段の付勢力に抗し
てピストンロッドと同じ方向に移動する。よって、新た
なストロークエンドの位置及び新たな特定位置を確実に
設定することができる。
ドロッドの内側突出端には、前記ピストンロッドの所定
部分に対して係合することで同ピストンロッドの移動を
規制するストロークエンド位置決定部が設けられている
ことを特徴とする流体圧シリンダ。この構成によると、
ピストンロッドにガイドロッドのストローク位置決定部
が係合することでピストンロッドの移動が規制され、そ
れによりストロークエンドの位置が決定される。また、
このストローク位置決定部にピストンロッドの推力が働
くことにより、ガイドロッドが付勢手段の付勢力に抗し
てピストンロッドと同じ方向に移動する。よって、新た
なストロークエンドの位置及び新たな特定位置を確実に
設定することができる。
【0093】(5) 請求項5において、前記ガイドロ
ッドは中空状であり、その中空部分を介して前記シリン
ダボディ内に加圧流体が供給されるようになっているこ
とを特徴とする流体圧シリンダ。この構成によると、ガ
イドロッドの外周面とロッド嵌合穴の内周面とがなす小
空間に、ガイドロッドの中空部分を介して流体が供給さ
れる。しかし、圧力作用室における別の小空間には流体
が供給されないため、流体圧はピストンロッドの端面の
うちロッド嵌合穴にある一部の領域のみに作用する。そ
して、このときにピストンロッドが低推力で動作する。
ッドは中空状であり、その中空部分を介して前記シリン
ダボディ内に加圧流体が供給されるようになっているこ
とを特徴とする流体圧シリンダ。この構成によると、ガ
イドロッドの外周面とロッド嵌合穴の内周面とがなす小
空間に、ガイドロッドの中空部分を介して流体が供給さ
れる。しかし、圧力作用室における別の小空間には流体
が供給されないため、流体圧はピストンロッドの端面の
うちロッド嵌合穴にある一部の領域のみに作用する。そ
して、このときにピストンロッドが低推力で動作する。
【0094】(6) 請求項5、技術的思想5におい
て、前記ガイドロッドの外周面または前記ロッド嵌合穴
の内周面に環状のシール部材を配設したことを特徴とす
る流体圧シリンダ。この構成によると、シール部材の存
在によって小空間同士の間のシール性が向上すること
で、受圧領域の属する小空間から非受圧領域の属する小
空間へ流体が漏れにくくなる。
て、前記ガイドロッドの外周面または前記ロッド嵌合穴
の内周面に環状のシール部材を配設したことを特徴とす
る流体圧シリンダ。この構成によると、シール部材の存
在によって小空間同士の間のシール性が向上すること
で、受圧領域の属する小空間から非受圧領域の属する小
空間へ流体が漏れにくくなる。
【0095】(7) 請求項5、技術的思想5,6にお
いて、前記ガイドロッドの先端はテーパ状であることを
特徴とする流体圧シリンダ。請求項9に記載の発明によ
ると、ガイドロッドの先端がテーパ状であると、ガイド
ロッドがロッド嵌合穴に対して嵌合しやすくなるため、
ピストンロッドの動作性が向上する。
いて、前記ガイドロッドの先端はテーパ状であることを
特徴とする流体圧シリンダ。請求項9に記載の発明によ
ると、ガイドロッドの先端がテーパ状であると、ガイド
ロッドがロッド嵌合穴に対して嵌合しやすくなるため、
ピストンロッドの動作性が向上する。
【0096】(8) 技術的思想3,4において、前記
ガイドロッドは中空であり、かつ外側突出端にストッパ
となる大径部と備え、かつ内側突出端に係合フランジ部
及び環状溝部とを備えることを特徴とする流体圧シリン
ダ。この構成であると、環状溝部の長さをもってストロ
ーク特定位置を確実に設定することができる。
ガイドロッドは中空であり、かつ外側突出端にストッパ
となる大径部と備え、かつ内側突出端に係合フランジ部
及び環状溝部とを備えることを特徴とする流体圧シリン
ダ。この構成であると、環状溝部の長さをもってストロ
ーク特定位置を確実に設定することができる。
【0097】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。「流体: 窒素、酸素、アル
ゴン、二酸化炭素、水素、それらの混合物である空気等
といった気体をいうほか、例えば水、アルコール、油等
の液体やいわゆる臨界流体等も含む。」
語を次のように定義する。「流体: 窒素、酸素、アル
ゴン、二酸化炭素、水素、それらの混合物である空気等
といった気体をいうほか、例えば水、アルコール、油等
の液体やいわゆる臨界流体等も含む。」
【0098】
【発明の効果】請求項1〜8に記載の発明によれば、構
成が簡単であって低コストであるにもかかわらず、スト
ロークの特定位置での推力変更が可能な流体圧シリンダ
を提供することができる。
成が簡単であって低コストであるにもかかわらず、スト
ロークの特定位置での推力変更が可能な流体圧シリンダ
を提供することができる。
【0099】請求項2に記載の発明によれば、小空間が
負圧にならないため動作がスムーズになる。請求項4に
記載の発明によれば、位置検出手段が不要になることで
より低コスト化を図ることができる。
負圧にならないため動作がスムーズになる。請求項4に
記載の発明によれば、位置検出手段が不要になることで
より低コスト化を図ることができる。
【0100】請求項5に記載の発明によれば、シリンダ
のコンパクト化及び動作性の向上を図ることができる。
請求項6,7に記載の発明によれば、ストローク長の変
化による影響を受けにくい流体圧シリンダを提供するこ
とができる。
のコンパクト化及び動作性の向上を図ることができる。
請求項6,7に記載の発明によれば、ストローク長の変
化による影響を受けにくい流体圧シリンダを提供するこ
とができる。
【0101】請求項8に記載の発明によれば、新たなス
トロークエンドの位置及び新たな特定位置を確実に設定
することができる。
トロークエンドの位置及び新たな特定位置を確実に設定
することができる。
【図1】実施形態1の流体圧シリンダを示す断面図。
【図2】同流体圧シリンダの動作を説明するための断面
図。
図。
【図3】同流体圧シリンダの動作を説明するための断面
図。
図。
【図4】同流体圧シリンダの動作を説明するための断面
図。
図。
【図5】同流体圧シリンダの動作を説明するための断面
図。
図。
【図6】(a)〜(c)は同流体圧シリンダを使用した
スポット溶接装置の動きを示す概略図。
スポット溶接装置の動きを示す概略図。
【図7】実施形態2の流体圧シリンダ示す断面図。
【図8】実施形態3の流体圧シリンダを示す断面図。
【図9】実施形態4の流体圧シリンダを示す断面図。
【図10】同流体圧シリンダの動作を説明するための断
面図。
面図。
【図11】同流体圧シリンダの動作を説明するための断
面図。
面図。
【図12】同流体圧シリンダの動作を説明するための断
面図。
面図。
【図13】同流体圧シリンダの動作を説明するための断
面図。
面図。
【図14】(a)〜(c)は同流体圧シリンダを使用し
たスポット溶接装置の動きを示す概略図。
たスポット溶接装置の動きを示す概略図。
【図15】(a)〜(c)はスポット溶接装置の電極チ
ップの移動範囲を説明するための概略図。
ップの移動範囲を説明するための概略図。
【図16】実施形態5の流体圧シリンダを示す断面図。
【図17】従来例のシリンダシステムを示す概略図。
【図18】従来例のシリンダシステムを示す概略図。
【図19】従来例のシリンダシステムを示す概略図。
3,51,61,71,91…流体圧シリンダ、21,
54,94…シリンダボディ、24,52,93…ヘッ
ドカバー、32,55,94…移動体としてのピストン
ロッド、38…区画体を有する受圧面積変更機構を構成
する第1の嵌合部としてのロッド嵌合穴、39,79…
区画体を有する受圧面積変更機構を構成する第2の嵌合
部としてのガイドロッド、34A…区画体を有する受圧
面積変更機構を構成する第2の嵌合部としてのサブロッ
ド部、41…区画体を有する受圧面積変更機構を構成す
るシール部材としてのYパッキン、88…特定位置推移
機構を構成する片方向ロック手段、89…特定位置推移
機構を構成する付勢手段としてのコイルスプリング、R
1 ,R2 …圧力作用室、r1 ,r2 …小空間。
54,94…シリンダボディ、24,52,93…ヘッ
ドカバー、32,55,94…移動体としてのピストン
ロッド、38…区画体を有する受圧面積変更機構を構成
する第1の嵌合部としてのロッド嵌合穴、39,79…
区画体を有する受圧面積変更機構を構成する第2の嵌合
部としてのガイドロッド、34A…区画体を有する受圧
面積変更機構を構成する第2の嵌合部としてのサブロッ
ド部、41…区画体を有する受圧面積変更機構を構成す
るシール部材としてのYパッキン、88…特定位置推移
機構を構成する片方向ロック手段、89…特定位置推移
機構を構成する付勢手段としてのコイルスプリング、R
1 ,R2 …圧力作用室、r1 ,r2 …小空間。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16J 10/02 F16J 10/02 A (72)発明者 柴田 洋一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 宇野 利夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】シリンダボディ内に収容した移動体を流体
圧の作用により駆動させる流体圧シリンダにおいて、 前記シリンダボディと前記移動体とがなす圧力作用室を
前記ストロークの特定位置まで複数の小空間に区画する
ことで前記移動体の端面に非受圧領域を一定期間確保す
る区画体によって、受圧面積を変更させる受圧面積変更
機構が設けられていることを特徴とする流体圧シリン
ダ。 - 【請求項2】前記シリンダボディは、前記非受圧領域が
属する小空間への流体の流入を許容しかつ同小空間から
の流体の流出を阻止する逆止弁を備えることを特徴とす
る請求項1に記載の流体圧シリンダ。 - 【請求項3】前記区画体は、前記移動体に設けられる第
1の嵌合部と、前記シリンダボディの内端面に設けられ
るとともに前記第1の嵌合部に嵌合可能な第2の嵌合部
とからなり、前記両嵌合部同士はストロークの特定位置
で非嵌合状態となるように構成されていることを特徴と
する請求項1または2に記載の流体圧シリンダ。 - 【請求項4】前記第1の嵌合部は前記移動体の片側端面
において開口するロッド嵌合穴であり、前記第2の嵌合
部は前記シリンダボディの内端面に突設されかつ前記ロ
ッド嵌合穴に対して嵌合可能なガイドロッドであること
を特徴とする請求項3に記載の流体圧シリンダ。 - 【請求項5】前記移動体はピストンロッドであり、前記
ロッド嵌合穴はそれにおけるロッド部に形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の流体圧シリンダ。 - 【請求項6】一方のストロークエンド位置が移動した場
合に、それに追従して前記ストロークの特定位置を対応
する量だけ推移させる特定位置推移機構を備えたことを
特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。 - 【請求項7】前記区画体は、前記移動体に設けられる第
1の嵌合部と、前記シリンダボディの内端面に設けられ
るとともに前記第1の嵌合部に嵌合する第2の嵌合部
と、両嵌合部間を一定期間シールするシール部材とから
なることを特徴とする請求項6に記載の流体圧シリン
ダ。 - 【請求項8】前記特定位置推移機構は、シリンダ長手方
向に沿った1方向に前記第2の嵌合部が移動することの
みを許容する片方向ロック手段と、前記第2の嵌合部が
移動可能な方向とは反対の方向に前記第2の嵌合部を付
勢する付勢手段とによって構成されていることを特徴と
する請求項7に記載の流体圧シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8312307A JPH10153201A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8312307A JPH10153201A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 流体圧シリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10153201A true JPH10153201A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18027681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8312307A Pending JPH10153201A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10153201A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100953327B1 (ko) | 2008-05-08 | 2010-04-20 | 국방과학연구소 | 2계통 실린더 조립체 및 이를 갖는 궤도 차량용 제동 장치 |
| JP2010095385A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-30 | Kirin Techno-System Co Ltd | 吸引式壜台、並びにこれを用いた容器搬送装置及び容器検査装置 |
| JP2011237328A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | A & D Co Ltd | エンジンの駆動方法および装置 |
| CN102758809A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-10-31 | 江苏速升自动化装备股份有限公司 | 具有导向功能的气缸 |
| JP2014118981A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Showa:Kk | 古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置 |
| EP2764254A4 (en) * | 2011-10-05 | 2015-08-12 | Caterpillar Inc | BIDIRECTIONAL REGENERATION OF A HYDRAULIC SYSTEM |
| CN106640842A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-05-10 | 中北大学 | 一种快速锁紧机构 |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP8312307A patent/JPH10153201A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100953327B1 (ko) | 2008-05-08 | 2010-04-20 | 국방과학연구소 | 2계통 실린더 조립체 및 이를 갖는 궤도 차량용 제동 장치 |
| JP2010095385A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-30 | Kirin Techno-System Co Ltd | 吸引式壜台、並びにこれを用いた容器搬送装置及び容器検査装置 |
| JP2011237328A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | A & D Co Ltd | エンジンの駆動方法および装置 |
| EP2764254A4 (en) * | 2011-10-05 | 2015-08-12 | Caterpillar Inc | BIDIRECTIONAL REGENERATION OF A HYDRAULIC SYSTEM |
| CN102758809A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-10-31 | 江苏速升自动化装备股份有限公司 | 具有导向功能的气缸 |
| JP2014118981A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Showa:Kk | 古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置 |
| CN106640842A (zh) * | 2016-09-13 | 2017-05-10 | 中北大学 | 一种快速锁紧机构 |
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