JPH10159259A - 鉄筋コンクリート用スペーサ - Google Patents
鉄筋コンクリート用スペーサInfo
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- JPH10159259A JPH10159259A JP32181796A JP32181796A JPH10159259A JP H10159259 A JPH10159259 A JP H10159259A JP 32181796 A JP32181796 A JP 32181796A JP 32181796 A JP32181796 A JP 32181796A JP H10159259 A JPH10159259 A JP H10159259A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】鉄筋コンクリートの側壁等を打設形成する際
に、鉄筋の長手方向に所定間隔を隔てて複数が配置され
る鉄筋コンクリート用スペーサであって、施工時の鉄筋
の曲がりを確実に防止すること。 【解決手段】コンクリート等の成形品からなる本体2の
鉄筋導入孔4の孔奥部4aに、ばね部材5を固定した。
ばね部材5は本体2の保持凹部43に固定されるチャン
ネル状の固定部51と鉄筋を挟持する双脚状の一対の挟
持部52を持つ。ばね部材5によって鉄筋を弾力的に保
持できるので、スペーサ1の鉄筋からの脱落はもちろ
ん、各スペーサ1が鉄筋の長手方向に移動することを防
止できる結果、スペーサ同士間の間隔を一定に維持でき
る。
に、鉄筋の長手方向に所定間隔を隔てて複数が配置され
る鉄筋コンクリート用スペーサであって、施工時の鉄筋
の曲がりを確実に防止すること。 【解決手段】コンクリート等の成形品からなる本体2の
鉄筋導入孔4の孔奥部4aに、ばね部材5を固定した。
ばね部材5は本体2の保持凹部43に固定されるチャン
ネル状の固定部51と鉄筋を挟持する双脚状の一対の挟
持部52を持つ。ばね部材5によって鉄筋を弾力的に保
持できるので、スペーサ1の鉄筋からの脱落はもちろ
ん、各スペーサ1が鉄筋の長手方向に移動することを防
止できる結果、スペーサ同士間の間隔を一定に維持でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】鉄筋コンクリートの側壁等を
施工するに当たって、鉄筋と型枠までの間隔を確実に保
持するために、鉄筋に嵌め込んで使用する、板状の鉄筋
コンクリート用スペーサに関する。
施工するに当たって、鉄筋と型枠までの間隔を確実に保
持するために、鉄筋に嵌め込んで使用する、板状の鉄筋
コンクリート用スペーサに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】鉄筋コン
クリートの側壁等を施工するのに用いられる上記のスペ
ーサとして、略円板状の本体に、その外周から中央部に
至る鉄筋導入溝を形成したものがあった。このような鉄
筋導入溝があると、長尺の鉄筋の長手方向の随意の位置
に、スペーサを径方向から導入でき、便利である。
クリートの側壁等を施工するのに用いられる上記のスペ
ーサとして、略円板状の本体に、その外周から中央部に
至る鉄筋導入溝を形成したものがあった。このような鉄
筋導入溝があると、長尺の鉄筋の長手方向の随意の位置
に、スペーサを径方向から導入でき、便利である。
【0003】長尺の鉄筋の曲がりを抑えるためには、1
本の鉄筋に対して、複数のスペーサを配置する必要があ
り、しかも、これらのスペーサが、互いの間に一定のス
パンを保持している必要がある。というのは、このスパ
ン間隔が広すぎた場合に、スパン間における鉄筋の曲が
りが大きくなり、鉄筋と型枠との間隔が狭くなってしま
うからである。
本の鉄筋に対して、複数のスペーサを配置する必要があ
り、しかも、これらのスペーサが、互いの間に一定のス
パンを保持している必要がある。というのは、このスパ
ン間隔が広すぎた場合に、スパン間における鉄筋の曲が
りが大きくなり、鉄筋と型枠との間隔が狭くなってしま
うからである。
【0004】ところが、多大な重量を持つコンクリート
が勢い良く流し込まれた際に、流し込まれたコンクリー
トの圧力によって、スペーサが鉄筋の長手方向に押され
て移動し易く、また、スペーサが鉄筋から外れてしまう
こともあり、このような場合、型枠と鉄筋との間隔を保
持できない。そこで、従来、鉄筋導入溝を鉤型状に屈曲
させ、スペーサが鉄筋から脱落し難くするタイプのスペ
ーサがあった(実開平1−1482号公報参照)。ま
た、本体に埋設した鋼線を鉄筋導入溝の途中に突出させ
て、鉄筋の抜け止めとしたタイプのスペーサがあった
(実開昭61−147808号公報参照)。これらのタ
イプでは、鉄筋からの脱落防止には効果を発揮するもの
の、スペーサが鉄筋の長手方向に移動することを防止で
きず、結果として、施工時の鉄筋の曲がりを防止できな
かった。
が勢い良く流し込まれた際に、流し込まれたコンクリー
トの圧力によって、スペーサが鉄筋の長手方向に押され
て移動し易く、また、スペーサが鉄筋から外れてしまう
こともあり、このような場合、型枠と鉄筋との間隔を保
持できない。そこで、従来、鉄筋導入溝を鉤型状に屈曲
させ、スペーサが鉄筋から脱落し難くするタイプのスペ
ーサがあった(実開平1−1482号公報参照)。ま
た、本体に埋設した鋼線を鉄筋導入溝の途中に突出させ
て、鉄筋の抜け止めとしたタイプのスペーサがあった
(実開昭61−147808号公報参照)。これらのタ
イプでは、鉄筋からの脱落防止には効果を発揮するもの
の、スペーサが鉄筋の長手方向に移動することを防止で
きず、結果として、施工時の鉄筋の曲がりを防止できな
かった。
【0005】本発明の課題は、鉄筋コンクリートの側壁
等を施工する際の鉄筋の曲がりを確実に防止できる鉄筋
コンクリート用スペーサを提供することである。
等を施工する際の鉄筋の曲がりを確実に防止できる鉄筋
コンクリート用スペーサを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に係る鉄筋コンクリート用スペー
サは、鉄筋コンクリートを打設形成するための型枠とコ
ンクリート内に埋設される鉄筋との間の間隔を規制する
ように、複数が鉄筋の長手方向に所定の間隔を隔てて配
置使用される鉄筋コンクリート用スペーサにおいて、全
体が略丸板状をした成形体からなり、その板面に対し交
差状に置かれる鉄筋をその外周から中央部へ導入できる
鉄筋導入孔が形成された本体と、この本体の鉄筋導入孔
の孔奥部に固定され、この孔奥部に導入される鉄筋を弾
力的に保持するばね部材とを備えたことを特徴とするも
のである。
め、本発明の請求項1に係る鉄筋コンクリート用スペー
サは、鉄筋コンクリートを打設形成するための型枠とコ
ンクリート内に埋設される鉄筋との間の間隔を規制する
ように、複数が鉄筋の長手方向に所定の間隔を隔てて配
置使用される鉄筋コンクリート用スペーサにおいて、全
体が略丸板状をした成形体からなり、その板面に対し交
差状に置かれる鉄筋をその外周から中央部へ導入できる
鉄筋導入孔が形成された本体と、この本体の鉄筋導入孔
の孔奥部に固定され、この孔奥部に導入される鉄筋を弾
力的に保持するばね部材とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0007】この場合、鉄筋導入孔の孔奥部に設けたば
ね部材によって、鉄筋を弾力的に保持できるので、スペ
ーサの鉄筋からの脱落を防止できることはもちろん、各
スペーサが鉄筋の長手方向に移動することを防止でき
る。したがって、スペーサ間の間隔を一定に維持できる
結果、施工時の鉄筋の曲がりを確実に防止できる。ま
た、請求項2のように、請求項1において、上記鉄筋導
入孔の孔奥部には、ばね部材を保持する保持凹部が形成
され、上記ばね部材は、板鋼材を折り曲げ形成したもの
からなり、また、上記ばね部材は、弾性変形した状態で
上記保持凹部内に嵌め入れられ弾性反発力にて保持凹部
の内面に押圧固定された固定部と、この固定部に連続し
て双脚状に形成され、互いの間に導入される鉄筋を弾力
的に挟持する一対の挟持部とを有しているものであって
も良い。
ね部材によって、鉄筋を弾力的に保持できるので、スペ
ーサの鉄筋からの脱落を防止できることはもちろん、各
スペーサが鉄筋の長手方向に移動することを防止でき
る。したがって、スペーサ間の間隔を一定に維持できる
結果、施工時の鉄筋の曲がりを確実に防止できる。ま
た、請求項2のように、請求項1において、上記鉄筋導
入孔の孔奥部には、ばね部材を保持する保持凹部が形成
され、上記ばね部材は、板鋼材を折り曲げ形成したもの
からなり、また、上記ばね部材は、弾性変形した状態で
上記保持凹部内に嵌め入れられ弾性反発力にて保持凹部
の内面に押圧固定された固定部と、この固定部に連続し
て双脚状に形成され、互いの間に導入される鉄筋を弾力
的に挟持する一対の挟持部とを有しているものであって
も良い。
【0008】この場合、請求項1記載の発明と同様の作
用効果を奏する。しかも、ばね部材として、板鋼材を折
り曲げ形成したものを用いたので、コンクリート等で成
形される本体の成形品に、後付けでばね部材を固定する
ことができ、組立性が良い。しかも、板鋼材からなるば
ね部材であれば、保持凹部の内面との間で十分な広さの
接触面積を確保できるので、上記のように組立性が良い
にもかかわらず、ばね部材の本体に対する固定が確実
で、ばね部材が本体から脱落するようなことがない。
用効果を奏する。しかも、ばね部材として、板鋼材を折
り曲げ形成したものを用いたので、コンクリート等で成
形される本体の成形品に、後付けでばね部材を固定する
ことができ、組立性が良い。しかも、板鋼材からなるば
ね部材であれば、保持凹部の内面との間で十分な広さの
接触面積を確保できるので、上記のように組立性が良い
にもかかわらず、ばね部材の本体に対する固定が確実
で、ばね部材が本体から脱落するようなことがない。
【0009】さらに、本体の成形品に後付けでばね部材
を取り付けることができるので、1又は複数の仕様の本
体に対して、1又は複数の仕様のばね部材を簡便に組み
合わせることができる結果、部品の標準化を通じて、製
品に関して自在性のある仕様設定がコスト安価に実現で
きる。また、請求項3のように、請求項2において、上
記固定部は、ウェブの両端に一対のフランジをそれぞれ
有するチャンネル状をしており、上記保持凹部の内面は
ウェブおよび一対のフランジにそれぞれ接触対向する位
置決め面を含んでおり、上記一対のフランジの基端同士
の間隔であるウェブ幅が、保持凹部の入口幅よりも広く
されることにより、固定部が保持凹部から本体の外周側
へ抜脱することが規制されていれば好ましい。
を取り付けることができるので、1又は複数の仕様の本
体に対して、1又は複数の仕様のばね部材を簡便に組み
合わせることができる結果、部品の標準化を通じて、製
品に関して自在性のある仕様設定がコスト安価に実現で
きる。また、請求項3のように、請求項2において、上
記固定部は、ウェブの両端に一対のフランジをそれぞれ
有するチャンネル状をしており、上記保持凹部の内面は
ウェブおよび一対のフランジにそれぞれ接触対向する位
置決め面を含んでおり、上記一対のフランジの基端同士
の間隔であるウェブ幅が、保持凹部の入口幅よりも広く
されることにより、固定部が保持凹部から本体の外周側
へ抜脱することが規制されていれば好ましい。
【0010】この場合、請求項2記載の発明と同様の作
用効果を奏する。しかも、チャンネル状をした固定部の
面要素であるウェブおよびフランジが、それぞれ保持凹
部の内面からなる位置決め面に押圧されることから、ば
ね部材の固定がより確実である。また、ウェブ幅が、保
持凹部の入口幅よりも広くされることにより、固定部が
保持凹部から本体の外周側へ抜脱することを確実に規制
でき、ばね部材の脱落防止がより確実である。
用効果を奏する。しかも、チャンネル状をした固定部の
面要素であるウェブおよびフランジが、それぞれ保持凹
部の内面からなる位置決め面に押圧されることから、ば
ね部材の固定がより確実である。また、ウェブ幅が、保
持凹部の入口幅よりも広くされることにより、固定部が
保持凹部から本体の外周側へ抜脱することを確実に規制
でき、ばね部材の脱落防止がより確実である。
【0011】また、請求項4のように、請求項1におい
て、上記ばね部材は、線鋼材を折り曲げ形成したものか
らなり、また、上記ばね部材は、上記成形体からなる本
体に埋設固定された固定部と、この固定部に連続して双
脚状に形成されて鉄筋導入溝内へ露出し、互いの間に導
入される鉄筋を弾力的に挟持する一対の挟持部とを有し
ているものであっても良い。
て、上記ばね部材は、線鋼材を折り曲げ形成したものか
らなり、また、上記ばね部材は、上記成形体からなる本
体に埋設固定された固定部と、この固定部に連続して双
脚状に形成されて鉄筋導入溝内へ露出し、互いの間に導
入される鉄筋を弾力的に挟持する一対の挟持部とを有し
ているものであっても良い。
【0012】この場合、請求項1記載の発明と同様の作
用効果を奏する。しかも、ばね部材として、一般にコス
トの安い線鋼材を折り曲げ形成したものを用いたので、
製造コストを安価にできる。また、この線鋼材は、コン
クリート等で成形される本体に対して容易にインサート
成形でき、成形と同時にばね部材の固定が行えるので、
製造に手間がかからない。しかも、ばね部材を本体に埋
設固定してあるので、ばね部材が本体から脱落するおそ
れが一切ない。
用効果を奏する。しかも、ばね部材として、一般にコス
トの安い線鋼材を折り曲げ形成したものを用いたので、
製造コストを安価にできる。また、この線鋼材は、コン
クリート等で成形される本体に対して容易にインサート
成形でき、成形と同時にばね部材の固定が行えるので、
製造に手間がかからない。しかも、ばね部材を本体に埋
設固定してあるので、ばね部材が本体から脱落するおそ
れが一切ない。
【0013】また、請求項5のように、請求項4におい
て、上記固定部は、各挟持部に連続する一対の第1の部
分と、これら第1の部分の上端に連続し且つこれら第1
の部分が形成する面に対して交差する方向に折り曲げら
れた第2の部分とを有していることを特徴とするもので
ある。この場合、請求項4記載の発明と同様の作用効果
を奏する。しかも、成形体からなる本体に埋設固定され
た固定部が、互いに交差状に折り曲げられた第1および
第2の部分を有する三次元構造であるので、これをイン
サート成形する際の位置決めが容易となることに加え
て、埋設後の固定強度が非常に強くなる。なお、第1の
部分と第2の部分との交差角度は、直角であれば、イン
サート成形時のばね部材の位置決めを容易にするうえで
最も好ましいが、これに限定されるものではなく、例え
ば60〜120°の範囲、より好ましくは80〜100
°の範囲であれば良い。
て、上記固定部は、各挟持部に連続する一対の第1の部
分と、これら第1の部分の上端に連続し且つこれら第1
の部分が形成する面に対して交差する方向に折り曲げら
れた第2の部分とを有していることを特徴とするもので
ある。この場合、請求項4記載の発明と同様の作用効果
を奏する。しかも、成形体からなる本体に埋設固定され
た固定部が、互いに交差状に折り曲げられた第1および
第2の部分を有する三次元構造であるので、これをイン
サート成形する際の位置決めが容易となることに加え
て、埋設後の固定強度が非常に強くなる。なお、第1の
部分と第2の部分との交差角度は、直角であれば、イン
サート成形時のばね部材の位置決めを容易にするうえで
最も好ましいが、これに限定されるものではなく、例え
ば60〜120°の範囲、より好ましくは80〜100
°の範囲であれば良い。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態
としての鉄筋コンクリート用スペーサの正面図であり、
図2は鉄筋コンクリートの、例えば側壁を打設形成する
際のスペーサの使用状態を示す概略平面図である。図3
はスペーサの分解斜視図であると共に組立過程を示す図
でもある。なお、以下の実施形態では、鉄筋コンクリー
トの側壁を施工する場合に則して説明するが、本スペー
サは側壁以外のものの施工における使用も可能である。
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態
としての鉄筋コンクリート用スペーサの正面図であり、
図2は鉄筋コンクリートの、例えば側壁を打設形成する
際のスペーサの使用状態を示す概略平面図である。図3
はスペーサの分解斜視図であると共に組立過程を示す図
でもある。なお、以下の実施形態では、鉄筋コンクリー
トの側壁を施工する場合に則して説明するが、本スペー
サは側壁以外のものの施工における使用も可能である。
【0015】本鉄筋コンクリート用スペーサ1(以下で
は、単にスペーサ1という)は、図2に示すように、複
数が鉄筋Wの長手方向に一定の間隔Sを隔てて配置さ
れ、型枠Fと鉄筋Wとの間隔Dを保持するものである。
図1および図3を参照して、本スペーサ1は、全体が円
板状等の丸板状をしたコンクリート或いはモルタル等の
成形品からなる本体2を有している。この本体2には、
その外周3から中央部へ鉄筋を導入するための鉄筋導入
孔4が形成されていると共に、この鉄筋導入孔4の孔奥
部に、鉄筋を弾力的に保持するためのばね部材5が固定
されている。
は、単にスペーサ1という)は、図2に示すように、複
数が鉄筋Wの長手方向に一定の間隔Sを隔てて配置さ
れ、型枠Fと鉄筋Wとの間隔Dを保持するものである。
図1および図3を参照して、本スペーサ1は、全体が円
板状等の丸板状をしたコンクリート或いはモルタル等の
成形品からなる本体2を有している。この本体2には、
その外周3から中央部へ鉄筋を導入するための鉄筋導入
孔4が形成されていると共に、この鉄筋導入孔4の孔奥
部に、鉄筋を弾力的に保持するためのばね部材5が固定
されている。
【0016】本体2は、側面図である図4に示すよう
に、片面が円錐台状に中央部を盛り上げた形状とされて
いる。図1および図3を参照して、本体2には、板面方
向に貫通する複数の透孔21が形成されている。これら
の透孔21は、施工時に流し込まれたコンクリートを通
過させて、流し込まれたコンクリートからスペーサ1が
受ける圧力を緩和し、スペーサ1が鉄筋Wの長手方向へ
ずれ難くするためのものである。
に、片面が円錐台状に中央部を盛り上げた形状とされて
いる。図1および図3を参照して、本体2には、板面方
向に貫通する複数の透孔21が形成されている。これら
の透孔21は、施工時に流し込まれたコンクリートを通
過させて、流し込まれたコンクリートからスペーサ1が
受ける圧力を緩和し、スペーサ1が鉄筋Wの長手方向へ
ずれ難くするためのものである。
【0017】上記の鉄筋導入孔4は、本体2の外周3か
ら中央部に向かって径方向に延びる一定幅を有する第1
の部分41と、この第1の部分41に連続し本体2の中
央となる孔奥部4aで幅が広くなった第2の部分42
と、この第2の部分42からさらに奥に細幅で延びた保
持凹部43とを含んでいる。この保持凹部43には、鉄
筋を導入して弾力的に保持するばね部材5が嵌め入れら
れ固定されている。
ら中央部に向かって径方向に延びる一定幅を有する第1
の部分41と、この第1の部分41に連続し本体2の中
央となる孔奥部4aで幅が広くなった第2の部分42
と、この第2の部分42からさらに奥に細幅で延びた保
持凹部43とを含んでいる。この保持凹部43には、鉄
筋を導入して弾力的に保持するばね部材5が嵌め入れら
れ固定されている。
【0018】具体的には、ばね部材5は、ばね鋼等の板
鋼材を折り曲げ形成したものからなり、全体が略コの字
形形状をなしている。図1の要部拡大正面図である図5
を参照して、上記のばね部材5は、上記保持凹部43の
内面に押圧固定される一対のフランジ53,54および
ウェブ55を備えたチャンネル状の固定部51と、この
固定部51のフランジ先端にそれぞれ連続して双脚状に
形成され、互いの間に導入された鉄筋Wを弾力的に挟持
する一対の挟持部52,52とを有している。
鋼材を折り曲げ形成したものからなり、全体が略コの字
形形状をなしている。図1の要部拡大正面図である図5
を参照して、上記のばね部材5は、上記保持凹部43の
内面に押圧固定される一対のフランジ53,54および
ウェブ55を備えたチャンネル状の固定部51と、この
固定部51のフランジ先端にそれぞれ連続して双脚状に
形成され、互いの間に導入された鉄筋Wを弾力的に挟持
する一対の挟持部52,52とを有している。
【0019】保持凹部43の対向する位置決め面として
の内壁面44,45は互いに逆向きに傾斜されており、
これにより、内壁面44,45同士の間隔が、保持凹部
43の入口側にいくにしたがって狭くなるようにされて
いる。保持凹部43にばね部材5を固定する際は、固定
部51の両フランジ53,53を外側から押圧しつつフ
ランジ53,53同士の間隔を狭めた状態で、横方向か
ら(本体2の軸線方向に沿って)保持凹部43に導入
し、導入後に両フランジ53,53に対する外側からの
押圧を解除する。すると、両フランジ53,53が元の
状態に戻ろうとして拡がり、各フランジ53,53が対
応する、保持凹部43の内面に弾力的に押圧され、この
押圧力によって固定部51が保持凹部43に確実に固定
される。
の内壁面44,45は互いに逆向きに傾斜されており、
これにより、内壁面44,45同士の間隔が、保持凹部
43の入口側にいくにしたがって狭くなるようにされて
いる。保持凹部43にばね部材5を固定する際は、固定
部51の両フランジ53,53を外側から押圧しつつフ
ランジ53,53同士の間隔を狭めた状態で、横方向か
ら(本体2の軸線方向に沿って)保持凹部43に導入
し、導入後に両フランジ53,53に対する外側からの
押圧を解除する。すると、両フランジ53,53が元の
状態に戻ろうとして拡がり、各フランジ53,53が対
応する、保持凹部43の内面に弾力的に押圧され、この
押圧力によって固定部51が保持凹部43に確実に固定
される。
【0020】一方、固定部51のウェブ54の幅d1
は、保持凹部43の入口幅d2よりも広くなっており、
固定部51を鉄筋導入溝4から、本体2の径方向外方
(図において、白抜き矢符で示す)へは抜き取れないよ
うになっている。固定部51を、本体2の径方向内方か
らは、鉄筋導入溝4の保持凹部43内へ導入できないよ
うになっている。固定部51は、図3に示すように、本
体2の軸線方向から保持凹部43内へ導入するようにし
ている。上記のフランジ53,53は、外力が及ぼされ
ない状態では、図5において二点鎖線で示すように、互
いに外側に拡がっているため、これを保持凹部43へ導
入する際は、両フランジ53,53を互いに近づくよう
に撓ませながら導入することになる。
は、保持凹部43の入口幅d2よりも広くなっており、
固定部51を鉄筋導入溝4から、本体2の径方向外方
(図において、白抜き矢符で示す)へは抜き取れないよ
うになっている。固定部51を、本体2の径方向内方か
らは、鉄筋導入溝4の保持凹部43内へ導入できないよ
うになっている。固定部51は、図3に示すように、本
体2の軸線方向から保持凹部43内へ導入するようにし
ている。上記のフランジ53,53は、外力が及ぼされ
ない状態では、図5において二点鎖線で示すように、互
いに外側に拡がっているため、これを保持凹部43へ導
入する際は、両フランジ53,53を互いに近づくよう
に撓ませながら導入することになる。
【0021】固定部51の一対の挟持部52,52は、
互いの間に、丸形断面(或いは丸形に近い異形断面)の
鉄筋Wを挟持するのに適した湾曲状に形成されていると
共に、一対の挟持部52の先端部同士は、互いの間に鉄
筋Wを導入し易くするために互いに外向きに拡げられた
ガイド部56を構成している。図6は型枠を用いて鉄筋
コンクリートの側壁を形成した構造の縦断面図であり、
スペーサ1は側壁のコンクリートC内に埋設されること
になる。スペーサ1の本体2の鉄筋導入孔4や透孔21
には、コンクリートが浸入して固まり、スペーサ1とコ
ンクリートCとが一体的になっている。
互いの間に、丸形断面(或いは丸形に近い異形断面)の
鉄筋Wを挟持するのに適した湾曲状に形成されていると
共に、一対の挟持部52の先端部同士は、互いの間に鉄
筋Wを導入し易くするために互いに外向きに拡げられた
ガイド部56を構成している。図6は型枠を用いて鉄筋
コンクリートの側壁を形成した構造の縦断面図であり、
スペーサ1は側壁のコンクリートC内に埋設されること
になる。スペーサ1の本体2の鉄筋導入孔4や透孔21
には、コンクリートが浸入して固まり、スペーサ1とコ
ンクリートCとが一体的になっている。
【0022】本実施形態によれば、ばね部材5によって
鉄筋Wを弾力的に保持できるので、スペーサ1の鉄筋W
からの脱落はもちろんのこと、各スペーサ1が鉄筋Wの
長手方向に移動することを防止できる結果、スペーサ
1,1間の間隔Sを一定に維持でき、ひいては、施工時
の鉄筋Wの曲がりを確実に防止できる。特に、ばね部材
Wとして、板鋼材を折り曲げ形成したものを用いたの
で、本体2の成形後に、後付けでばね部材5を固定で
き、組立性が良い。
鉄筋Wを弾力的に保持できるので、スペーサ1の鉄筋W
からの脱落はもちろんのこと、各スペーサ1が鉄筋Wの
長手方向に移動することを防止できる結果、スペーサ
1,1間の間隔Sを一定に維持でき、ひいては、施工時
の鉄筋Wの曲がりを確実に防止できる。特に、ばね部材
Wとして、板鋼材を折り曲げ形成したものを用いたの
で、本体2の成形後に、後付けでばね部材5を固定で
き、組立性が良い。
【0023】しかも、板鋼材からなるばね部材5は、保
持凹部43の内面との間で接触面積を広く確保できるの
で、上記のように組立性が良いにもかかわらず、本体2
に対する固定が確実であり、本体2から脱落するような
ことがない。また、後付けでばね部材5を固定できるこ
とから、1又は複数の仕様の本体2に対して、1又は複
数の仕様のばね部材5を簡便に種々組み合わせることが
可能となる。したがって、スペーサ1の製品として、部
品の標準化を通じて、自在性のある仕様設定がコスト安
価に実現できる。
持凹部43の内面との間で接触面積を広く確保できるの
で、上記のように組立性が良いにもかかわらず、本体2
に対する固定が確実であり、本体2から脱落するような
ことがない。また、後付けでばね部材5を固定できるこ
とから、1又は複数の仕様の本体2に対して、1又は複
数の仕様のばね部材5を簡便に種々組み合わせることが
可能となる。したがって、スペーサ1の製品として、部
品の標準化を通じて、自在性のある仕様設定がコスト安
価に実現できる。
【0024】さらに、固定部51がチャンネル状をして
いて、そのウェブ54およびフランジ53,53が、そ
れぞれ保持凹部43の内面からなる位置決め面に押圧さ
れることから、ばね部材5の固定がより確実である。ま
た、ウェブ幅d1が、保持凹部43の入口幅d2よりも
広くされることにより、ばね部材5が本体2の径方向外
方へ抜脱することを確実に規制できる。
いて、そのウェブ54およびフランジ53,53が、そ
れぞれ保持凹部43の内面からなる位置決め面に押圧さ
れることから、ばね部材5の固定がより確実である。ま
た、ウェブ幅d1が、保持凹部43の入口幅d2よりも
広くされることにより、ばね部材5が本体2の径方向外
方へ抜脱することを確実に規制できる。
【0025】次いで、図7,図8および図9は本発明の
別の実施形態を示している。同図を参照して、本実施形
態が、図1の実施形態と異なるのは、図1の実施形態で
は、板鋼材からなるばね部材5を本体2の成形後に後付
けで固定していたが、本実施形態では、線鋼材からなる
ばね部材6を本体2にインサート成形して固定してあ
る。
別の実施形態を示している。同図を参照して、本実施形
態が、図1の実施形態と異なるのは、図1の実施形態で
は、板鋼材からなるばね部材5を本体2の成形後に後付
けで固定していたが、本実施形態では、線鋼材からなる
ばね部材6を本体2にインサート成形して固定してあ
る。
【0026】このため、本実施形態では、図1の実施形
態で採用されていた保持凹部43の構成が廃止されてい
る。また、図8および図9(a),(b)を参照して、
ばね部材6は、正面視では、図1の実施形態のばね部材
5と略同様の形状をしており、本体2に埋設固定された
固定部61と、この固定部61に連続して双脚状に形成
されて鉄筋導入溝4内へ露出し、互いの間に導入した鉄
筋を弾力的に挟持する一対の挟持部62とを備えてい
る。固定部61は、全体がチャンネル状をしていて、各
挟持部62に連続する一対の第1の部分61aと、これ
ら第1の部分61aの上端から連続して第1の部分61
a同士を連結し、後方へ直角状に折り曲げられた第2の
部分61bとを有している。第2の部分61bは、一対
の第1の部分61aがなす平面(この場合、鉛直面)に
対して交差状に折り曲げられていれば良いが、上記のよ
うに直角状に折り曲げられていることが、インサート成
形時のばね部材の位置決めを行い易い点で最も好まし
い。ただし、第1の部分61aと第2の部分61bとの
交差角度は、60〜120°の範囲にあれば良く、好ま
しく80〜100°の範囲にあれば良い。
態で採用されていた保持凹部43の構成が廃止されてい
る。また、図8および図9(a),(b)を参照して、
ばね部材6は、正面視では、図1の実施形態のばね部材
5と略同様の形状をしており、本体2に埋設固定された
固定部61と、この固定部61に連続して双脚状に形成
されて鉄筋導入溝4内へ露出し、互いの間に導入した鉄
筋を弾力的に挟持する一対の挟持部62とを備えてい
る。固定部61は、全体がチャンネル状をしていて、各
挟持部62に連続する一対の第1の部分61aと、これ
ら第1の部分61aの上端から連続して第1の部分61
a同士を連結し、後方へ直角状に折り曲げられた第2の
部分61bとを有している。第2の部分61bは、一対
の第1の部分61aがなす平面(この場合、鉛直面)に
対して交差状に折り曲げられていれば良いが、上記のよ
うに直角状に折り曲げられていることが、インサート成
形時のばね部材の位置決めを行い易い点で最も好まし
い。ただし、第1の部分61aと第2の部分61bとの
交差角度は、60〜120°の範囲にあれば良く、好ま
しく80〜100°の範囲にあれば良い。
【0027】本実施形態では、固定部61を三次元構造
にしてあるので、これをインサート成形する際の位置決
めが容易である。また、固定部61を埋設した際の固定
強度が非常に強くなる。なお、線鋼材からなるばね部材
6では、板鋼材からなるものと比較して、ばね剛性が弱
いので、鉄筋を挟持しない状態では、一対の挟持部62
間の間隔が狭くされている。
にしてあるので、これをインサート成形する際の位置決
めが容易である。また、固定部61を埋設した際の固定
強度が非常に強くなる。なお、線鋼材からなるばね部材
6では、板鋼材からなるものと比較して、ばね剛性が弱
いので、鉄筋を挟持しない状態では、一対の挟持部62
間の間隔が狭くされている。
【0028】また、本実施形態では、図1の実施形態と
同様に、ばね部材6によって鉄筋Wを弾力的に保持でき
るので、スペーサ1の鉄筋Wからの脱落はもちろんのこ
と、各スペーサ1が鉄筋Wの長手方向に移動することを
防止できる結果、スペーサ1,1間の間隔Sを一定に維
持でき、ひいては、施工時の鉄筋Wの曲がりを確実に防
止できる。
同様に、ばね部材6によって鉄筋Wを弾力的に保持でき
るので、スペーサ1の鉄筋Wからの脱落はもちろんのこ
と、各スペーサ1が鉄筋Wの長手方向に移動することを
防止できる結果、スペーサ1,1間の間隔Sを一定に維
持でき、ひいては、施工時の鉄筋Wの曲がりを確実に防
止できる。
【0029】特に、ばね部材6として、一般にコストの
安い線鋼材を折り曲げ形成したものを用いたので、製造
コストを安価にできる。また、この線鋼材は、コンクリ
ート等で成形される本体2に対して容易にインサート成
形でき、成形と同時にばね部材の固定が行えるので、製
造に手間がかからない。しかも、ばね部材6を本体2に
埋設固定してあるので、ばね部材6が本体2から脱落す
るおそれが一切ない。
安い線鋼材を折り曲げ形成したものを用いたので、製造
コストを安価にできる。また、この線鋼材は、コンクリ
ート等で成形される本体2に対して容易にインサート成
形でき、成形と同時にばね部材の固定が行えるので、製
造に手間がかからない。しかも、ばね部材6を本体2に
埋設固定してあるので、ばね部材6が本体2から脱落す
るおそれが一切ない。
【0030】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば、図1の実施形態において、
ばね部材5の固定部51をチャンネル状ではなく、丸形
とすること等、本発明の範囲で種々の変更を施すことが
できる。
れるものではなく、例えば、図1の実施形態において、
ばね部材5の固定部51をチャンネル状ではなく、丸形
とすること等、本発明の範囲で種々の変更を施すことが
できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ばね部材によ
って鉄筋を弾力的に保持できるので、スペーサの鉄筋か
らの脱落はもちろんのこと、各スペーサが鉄筋の長手方
向に移動することを防止できる結果、スペーサ同士間の
間隔を一定に維持でき、ひいては、施工時の鉄筋の曲が
りを確実に防止できる。
って鉄筋を弾力的に保持できるので、スペーサの鉄筋か
らの脱落はもちろんのこと、各スペーサが鉄筋の長手方
向に移動することを防止できる結果、スペーサ同士間の
間隔を一定に維持でき、ひいては、施工時の鉄筋の曲が
りを確実に防止できる。
【0032】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の効果を奏することができる。特に、ばね部
材として、板鋼材を折り曲げ形成したものを用いたの
で、本体の成形後に、後付けでばね部材を固定でき、組
立性が良い。しかも、板鋼材からなるばね部材は、保持
凹部の内面との間で接触面積を広く確保できるので、上
記のように組立性が良いにもかかわらず、本体に対する
固定が確実であり、本体から脱落するようなことがな
い。また、後付けでばね部材を固定できるので、1又は
複数の仕様の本体に対して1又は複数の仕様のばね部材
を簡便に組み合わせることが可能となり、したがって、
部品の標準化を通じて、スペーサの製品に関して自在性
のある仕様設定がコスト安価に実現できる。
発明と同様の効果を奏することができる。特に、ばね部
材として、板鋼材を折り曲げ形成したものを用いたの
で、本体の成形後に、後付けでばね部材を固定でき、組
立性が良い。しかも、板鋼材からなるばね部材は、保持
凹部の内面との間で接触面積を広く確保できるので、上
記のように組立性が良いにもかかわらず、本体に対する
固定が確実であり、本体から脱落するようなことがな
い。また、後付けでばね部材を固定できるので、1又は
複数の仕様の本体に対して1又は複数の仕様のばね部材
を簡便に組み合わせることが可能となり、したがって、
部品の標準化を通じて、スペーサの製品に関して自在性
のある仕様設定がコスト安価に実現できる。
【0033】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明と同様の効果を奏する。特に、固定部がチャンネル
状をしているので、固定部の面要素であるウェブおよび
フランジが、それぞれ保持凹部の内面からなる位置決め
面に押圧されることから、ばね部材の固定がより確実で
ある。また、ウェブ幅が、保持凹部の入口幅よりも広く
されることにより、固定部が保持凹部から本体の外周側
へ抜脱することを確実に規制でき、ばね部材の脱落防止
がより確実である。
発明と同様の効果を奏する。特に、固定部がチャンネル
状をしているので、固定部の面要素であるウェブおよび
フランジが、それぞれ保持凹部の内面からなる位置決め
面に押圧されることから、ばね部材の固定がより確実で
ある。また、ウェブ幅が、保持凹部の入口幅よりも広く
されることにより、固定部が保持凹部から本体の外周側
へ抜脱することを確実に規制でき、ばね部材の脱落防止
がより確実である。
【0034】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の効果を奏することができる。特に、ばね部
材として、一般にコストの安い線鋼材を折り曲げ形成し
たものを用いたので、製造コストを安価にできる。ま
た、この線鋼材は、コンクリート等で成形される本体に
対して容易にインサート成形でき、成形と同時にばね部
材の固定が行えるので、製造に手間がかからない。しか
も、ばね部材を本体に埋設固定してあるので、ばね部材
が本体から脱落するおそれが一切ない。
発明と同様の効果を奏することができる。特に、ばね部
材として、一般にコストの安い線鋼材を折り曲げ形成し
たものを用いたので、製造コストを安価にできる。ま
た、この線鋼材は、コンクリート等で成形される本体に
対して容易にインサート成形でき、成形と同時にばね部
材の固定が行えるので、製造に手間がかからない。しか
も、ばね部材を本体に埋設固定してあるので、ばね部材
が本体から脱落するおそれが一切ない。
【0035】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明と同様の効果を奏することができる。特に、本体に
埋設固定された固定部が、互いに直角状に折り曲げられ
た第1および第2の部分を有する三次元構造であるの
で、これをインサート成形する際の位置決めが容易とな
ることに加えて、埋設後のばね部材の固定強度が非常に
強くなる。
発明と同様の効果を奏することができる。特に、本体に
埋設固定された固定部が、互いに直角状に折り曲げられ
た第1および第2の部分を有する三次元構造であるの
で、これをインサート成形する際の位置決めが容易とな
ることに加えて、埋設後のばね部材の固定強度が非常に
強くなる。
【図1】本発明の一実施形態のスペーサの正面図であ
る。
る。
【図2】鉄筋コンクリートの側壁を施工する際のスペー
サの使用状態を示す概略平面図である。
サの使用状態を示す概略平面図である。
【図3】スペーサの分解斜視図であると共に組立過程を
示す図でもある。
示す図でもある。
【図4】スペーサの側面図である。
【図5】図1の要部拡大図である。
【図6】型枠を用いて側壁を施工した構造の縦断面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の他の実施形態のスペーサの正面図であ
る。
る。
【図8】ばね部材の斜視図である。
【図9】(a)および(b)は、ばね部材の正面図およ
び側面図である。
び側面図である。
1 スペーサ 2 本体 3 外周 4 鉄筋導入溝 5 ばね部材 F 型枠 D 間隔 S 間隔 43 保持凹部 44,45 内壁面(位置決め面) 51 固定部 52 挟持部 53 フランジ 54 ウェブ d1 ウェブ幅 d2 入口幅 6 ばね部材 61 固定部 61a 第1の部分 61b 第2の部分 62 挟持部 C コンクリート
Claims (5)
- 【請求項1】鉄筋コンクリートを打設形成するための型
枠とコンクリート内に埋設される鉄筋との間の間隔を規
制するように、複数が鉄筋の長手方向に所定の間隔を隔
てて配置使用される鉄筋コンクリート用スペーサにおい
て、 全体が略丸板状をした成形体からなり、その板面に対し
交差状に置かれる鉄筋をその外周から中央部へ導入でき
る鉄筋導入孔が形成された本体と、 この本体の鉄筋導入孔の孔奥部に固定され、この孔奥部
に導入される鉄筋を弾力的に保持するばね部材とを備え
たことを特徴とする鉄筋コンクリート用スペーサ。 - 【請求項2】上記鉄筋導入孔の孔奥部には、ばね部材を
保持する保持凹部が形成され、 上記ばね部材は、板鋼材を折り曲げ形成したものからな
り、 また、上記ばね部材は、弾性変形した状態で上記保持凹
部内に嵌め入れられ弾性反発力にて保持凹部の内面に押
圧固定された固定部と、この固定部に連続して双脚状に
形成され、互いの間に導入される鉄筋を弾力的に挟持す
る一対の挟持部とを有していることを特徴とする請求項
1記載の鉄筋コンクリート用スペーサ。 - 【請求項3】上記固定部は、ウェブの両端に一対のフラ
ンジをそれぞれ有するチャンネル状をしており、 上記保持凹部の内面はウェブおよび一対のフランジにそ
れぞれ接触対向する位置決め面を含んでおり、 上記一対のフランジの基端同士の間隔であるウェブ幅
が、保持凹部の入口幅よりも広くされることにより、固
定部が保持凹部から本体の外周側へ抜脱することが規制
されていることを特徴とする請求項2記載の鉄筋コンク
リート用スペーサ。 - 【請求項4】上記ばね部材は、線鋼材を折り曲げ形成し
たものからなり、 また、上記ばね部材は、上記成形体からなる本体に埋設
固定された固定部と、この固定部に連続して双脚状に形
成されて鉄筋導入溝内へ露出し、互いの間に導入される
鉄筋を弾力的に挟持する一対の挟持部とを有しているこ
とを特徴とする請求項1記載の鉄筋コンクリート用スペ
ーサ。 - 【請求項5】上記固定部は、各挟持部に連続する一対の
第1の部分と、これら第1の部分の上端に連続し且つこ
れら第1の部分が形成する面に対して交差する方向に折
り曲げられた第2の部分とを有していることを特徴とす
る請求項4記載の鉄筋コンクリート用スペーサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32181796A JPH10159259A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 鉄筋コンクリート用スペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32181796A JPH10159259A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 鉄筋コンクリート用スペーサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10159259A true JPH10159259A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18136757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32181796A Pending JPH10159259A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 鉄筋コンクリート用スペーサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10159259A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100372827B1 (ko) * | 2000-04-19 | 2003-02-19 | 동영금속 주식회사 | 콘크리트 타설면 레벨포인터 |
| CN107696249A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-02-16 | 承德绿建建筑节能科技有限公司 | 墙体的露筋槽模具及成型方法 |
| KR102023418B1 (ko) * | 2019-01-14 | 2019-09-23 | 주식회사 보강테크 | 시멘트 그라우트 강화형 지반보강 장치 및 이를 이용한 사면보강, 패널구조물 시공방법 |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP32181796A patent/JPH10159259A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100372827B1 (ko) * | 2000-04-19 | 2003-02-19 | 동영금속 주식회사 | 콘크리트 타설면 레벨포인터 |
| CN107696249A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-02-16 | 承德绿建建筑节能科技有限公司 | 墙体的露筋槽模具及成型方法 |
| KR102023418B1 (ko) * | 2019-01-14 | 2019-09-23 | 주식회사 보강테크 | 시멘트 그라우트 강화형 지반보강 장치 및 이를 이용한 사면보강, 패널구조물 시공방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |