JPH1016038A - 表皮を有する成形品の製造装置およびその方法 - Google Patents

表皮を有する成形品の製造装置およびその方法

Info

Publication number
JPH1016038A
JPH1016038A JP16949696A JP16949696A JPH1016038A JP H1016038 A JPH1016038 A JP H1016038A JP 16949696 A JP16949696 A JP 16949696A JP 16949696 A JP16949696 A JP 16949696A JP H1016038 A JPH1016038 A JP H1016038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
mold
preform
parison
molds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16949696A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadayuki Kawakami
貞之 河上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP16949696A priority Critical patent/JPH1016038A/ja
Publication of JPH1016038A publication Critical patent/JPH1016038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出ブロー成型により、表皮を一体に設けた
成形品を製造する。 【解決手段】 パリソンPを押し出す押出成形機と、金
型12,13との間に、表皮用治具16を設ける。表皮用治具
16には、屈曲する複数の関節部17a と、表皮18を吊り下
げ支持する複数のクリップ17b とを設けたアーム部17を
設ける。押し出したパリソンPの外周に、表皮用治具16
により表皮18を巻き付け、金型12,13を閉じる。パリソ
ンPの内側に気体を流入して、表皮18を表面側から裏面
側の一部にまで密着した成形品を形成する。成形品を金
型12,13から取り出した後、表皮18の端末を処理する必
要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予備成形体の外面
に表皮を密着してなる表皮を有する成形品の製造装置お
よびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筒状のパリソンを対を成す金型間
に押出成形した後、金型を閉じてパリソンを挟み、さら
に、このパリソンの内側に気体を流入(ブロー)して金
型のキャビティ面に押しつけ中空成形品を形成する、い
わゆる押出ブロー成形による成形品の製造方法が用いら
れている。そして、このような押出ブロー成形におい
て、一方の金型のキャビティ面に予め表皮を配置してお
くことにより、表皮を一体的に設けた成形品を製造する
方法が知られている。
【0003】しかしながら、上記従来の方法では、例え
ば、図8(a)に示すように、金型のパーティングライ
ンPLの一側すなわち成形品2の表面側2aには表皮3を密
着させることができるものの、金型を開いた後に、この
表皮3の端末3aを切断し、あるいは、図中矢印方向に表
皮3の端末3aを巻き付け、図8(b)に示すように、成
形品2の裏面側2bに巻き込んで貼着する後処理が必要に
なる。そして、表皮3の端末3aを切断する方法では、外
観の向上が困難で、また、端末3aから表皮3が剥がれや
すくなる問題を有している。一方、表皮3の端末3aを巻
き込んで接着する方法では、接着剤の塗布などの処理工
程が増加し、また、接着の作業に時間がかかるなどの問
題を有している。
【0004】この点、例えば、特開平3−290227
号公報に記載された構成が知られている。この構成は、
図9に示すように、一方の金型に移動可能な中型を設け
てアンダーカット部5を形成し、このアンダーカット部
5を切除することにより、表面側2aから表皮3の端末3a
が見えない状態で成形品2を形成する構成が知られてい
る。しかしながら、この公報記載の構成では、金型の構
造が複雑になり、製造コストが上昇するとともに、ブロ
ー成形においてアンダーカット部5を設けると、肉厚が
偏りやすく、特に、アンダーカット部5近傍の肉厚が小
さくなりやすい問題を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、金型を
開いた後に表皮の端末を切断する方法では、外観の向上
が困難で、また、端末から表皮が剥がれやすくなる問題
を有している。一方、表皮の端末を巻き込んで接着する
方法では、接着剤の塗布などの処理工程が増加し、ま
た、接着の作業に時間がかかるなどの問題を有してい
る。さらに、成形品にアンダーカット部を形成して切断
する構成では、金型の構造が複雑になり、製造コストが
上昇するとともに、ブロー成形においてアンダーカット
部を設けると、肉厚が偏りやすく、アンダーカット部近
傍の肉厚が小さくなりやすい問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、容易に製造できるとともに外観も良好な表皮を有
する成形品の製造装置およびその方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の表皮を有
する成形品の製造装置は、筒状の予備成形体を形成する
予備成形体製造装置と、この予備成形体の外周面に沿っ
て表皮を配置する表皮用治具と、これら予備成形体およ
び表皮を挟んで相対向するキャビティ面を設けた対をな
す金型と、前記予備成形体の内側に流体を流入させるブ
ロー装置とを具備したものである。
【0008】そして、この構成では、予備成形体製造装
置により筒状の予備成形体を形成し、表皮用治具により
この予備成形体の外周面に沿って表皮を配置した状態
で、金型を閉じ、ブロー装置により予備成形体の内側に
流体を流入させる。すると、予備成形体が膨張し、表皮
を介して金型のキャビティ面に押しつけられ、外周面に
表皮を密着した状態で、所定の形状に形成される。この
時、表皮用治具により表皮を予備成形体の外周面に沿っ
て配置するため、表皮を成形品の外周面の表面側から裏
面側にかけて密着することが可能になる。
【0009】請求項2記載の表皮を有する成形品の製造
方法は、筒状の予備成形体を形成し、この予備成形体の
外周面に沿って表皮を配置し、これら予備成形体および
表皮を金型で挟み、この金型内で予備成形体を膨張させ
るものである。
【0010】そして、この構成では、表皮を予備成形体
の外周面に沿って配置した状態で金型内で予備成形体を
膨張させるため、表皮を成形品の外周面の表面側から裏
面側にかけて密着することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表皮を有する成形
品の製造装置およびその方法の一実施の形態を図面を参
照して説明する。
【0012】図1において、11は製造装置で、この製造
装置11は、筒状の予備成形体としての円筒状のパリソン
Pを形成する予備成形体製造装置としての図示しない押
出成形機(ダイス)と、この押出成形機の下方に位置し
て相対向して設けられた一対の金型12,13を備えた金型
装置14とを備えている。そして、これら金型12,13に
は、相対向するキャビティ面12a ,13a が形成され、押
出成形機の下方で略水平方向に移動して型閉め、型開き
されるようになっている。さらに、一方の金型12又は金
型13に接続などして、金型装置14内のパリソンPに流体
としての気体を流入させる図示しないブロー装置が設け
られ、いわゆる押出ブロー成形を行うようになってい
る。
【0013】また、押出成形機の下部と金型装置14の上
部と間には、表皮用治具16が設けられている。そして、
この表皮用治具16は、屈曲可能な複数の関節部17a と、
布などの表皮(インサート表皮)18を吊り下げ支持する
支持部となる複数のクリップ17b とを備えたアーム部17
を備え、図示しない駆動装置により、各関節部17a を屈
曲して、型閉めした金型装置14のキャビティの中央に中
心が位置する略C字状に湾曲(変形)するとともに、少
なくとも金型12,13の開閉方向に移動できるようになっ
ている。
【0014】そして、この製造装置11により、図2に示
すように、樹脂製の基部21の外周面Aの表面側Bから両
面側Cを介し裏面側Dの一部にかけて表皮18が一体的あ
るいは一体に密着した成形品22が形成されるようになっ
ている。
【0015】次に、図1ないし図6を参照して、製造装
置11を用いた成形品22の製造工程を説明する。なお、以
下の説明において、成形品22の外周面A、表面側B、両
面側C、裏面側Dを形成する部位に対応して、パリソン
Pについても、外周面、表面側、両面側、裏面側として
説明する。
【0016】まず、初期状態においては、図3に示すよ
うに、金型装置14を開き、押出成形機の下方のパリソン
Pが垂下される位置を中心として、金型12,13を互いに
離間する。そして、成形品22の表面側Bの幅と両面側C
の幅とを加えた寸法よりやや長めに切断した表皮18を用
意し、表皮用治具16のクリップ17b で挟持して吊り下げ
支持する。さらに、表皮用治具16のアーム部17は、表皮
18の外面側を一方の金型12に向け、この一方の金型12側
に向かって略くの字状に屈曲し、あるいは緩やかに膨出
するように湾曲し、さらに、垂下されるパリソンPに表
皮18が接しないように、必要に応じて一方の金型12の近
傍に移動する。この状態で、押出成形機を駆動して樹脂
を押し出し(射出し)、パリソンPを垂下する。
【0017】続いて、表皮用治具16のアーム部17を退避
させていた場合は、所定の位置に復帰するように移動さ
せた上で、図1および図4に示すように、表皮18がパリ
ソンPの外周面を包み込む(巻き付ける)ように、アー
ム部17を略C字状に屈曲する。この時、表皮18は、パリ
ソンPの外周面の周方向の半分以上を包み込むように、
パリソンPに接して、あるいはパリソンPに接せずに巻
き付ける。
【0018】この後、図5に示すように、金型装置14を
閉じて、パリソンPの上下を食いきり、金型12,13のキ
ャビティ面12a ,13a で成形品22を形成するキャビティ
を構成する。この状態では、表皮18はパリソンPの裏面
側まで巻き付いているため、パリソンPおよび表皮18は
金型12,13のパーティングラインPLに挟まれることな
く、表皮18の端末はパリソンPの裏面側に接する。
【0019】次いで、金型装置14のキャビティ内のパリ
ソンPの内側に所定の圧力で圧縮気体を送り込み、ブロ
ーアップを行う。すると、図6に示すように、パリソン
Pおよび表皮18は金型12,13のキャビティ面12a ,13a
に追従し、互いに密着して一体化された状態で、所定の
中空状の形状に形成される。
【0020】そして、パリソンPが固化した状態で金型
装置14を開くことにより、図2に示すように、樹脂製の
基部21の外周面Aの表面側Bから両面側Cを介し裏面側
Dの一部にかけて表皮18が一体的あるいは一体に密着し
た中空状の成形品22が取り出される。
【0021】このように、本実施の形態によれば、表皮
18をパリソンPに沿って湾曲あるいは屈曲できる表皮用
治具16を用いたため、押出ブロー成型により、表皮18の
端末が成形品22の裏面側Dにまで一体的に密着して、表
面側から表皮18の端末が見えない見栄えの良い高品質の
成形品22を容易に形成することができる。すなわち、本
実施の形態は、表皮18の端末を裏面側Dに巻き込まない
ものと比べて、外観を良好にできるととともに、表皮D
を剥がれにくくすることができる。また、表皮18の端末
を巻き込み、あるいは切断するなどの後加工の必要がな
く、工数を削減して、製造コストを削減することができ
る。さらに、金型を加工して樹脂にアンダーカット部を
形成する構成に比べて、成形品22の樹脂の部分の厚さ寸
法を容易に管理でき、薄肉化や偏肉を抑制することがで
きるとともに、金型の改造が必要なく、製造コストを低
減することができる。
【0022】なお、上記の実施の形態では、表皮用治具
16は、屈曲可能な複数の関節部17aと表皮18を吊り下げ
支持する支持部となる複数のクリップ17b とを備えたア
ーム部17を備えた構成としたが、表皮18を支持する構成
や、パリソンPの外周面に沿って表皮18を配置する構成
は、種々の構成を採ることができる。例えば、図7に示
す表皮用治具31のように、弾性体により、弾性変形可能
な断面角筒状のアーム部32を形成することもできる。そ
して、この構成では、一端33a を固定しアーム部32の開
口端32a ,32a を介してアーム部32の内側に挿通したワ
イヤー33を所定方向(図中矢印F方向)に押引すること
により、アーム部32を湾曲させ、径寸法が変化するよう
に(図中矢印G方向)開閉させることができる。また、
この構成では、クリップ17b に代えて、アーム部32の内
周面32b に付着した粘着材により、表皮18を着脱可能に
支持できるようになっている。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の表皮を有する成形品の製
造装置によれば、表皮用治具により表皮を予備成形体の
外周面に沿って配置するため、金型を閉じて、ブロー装
置により予備成形体の内側に流体を流入させることによ
り、表皮を成形品の外周面の表面側から裏面側にかけて
密着することができる。そこで、金型から成形品を取り
出した後に表皮の端末を巻き付けあるいは切断する必要
なく表皮の端末を成形品の裏面側に密着して配置できる
ため、外観を良好にできるとともに、製造を容易にして
製造コストを低減できる。
【0024】請求項2記載の表皮を有する成形品の製造
方法によれば、表皮を予備成形体の外周面に沿って配置
した状態で金型内で予備成形体を膨張させることによ
り、表皮を成形品の外周面の表面側から裏面側にかけて
密着することができる。そこで、金型から成形品を取り
出した後に表皮の端末を巻き付けあるいは切断する必要
なく表皮の端末を成形品の裏面側に密着して配置できる
ため、外観を良好にできるとともに、製造を容易にして
製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表皮を有する成形品の製造装置の一実
施の形態を示す斜視図である。
【図2】同上成形品の断面図である。
【図3】同上製造工程を示す工程図である。 (a)は平面図 (b)は側面図
【図4】同上図3に続く製造工程を示す工程図である。 (a)は平面図 (b)は側面図
【図5】同上図4に続く製造工程を示す工程図である。 (a)は平面図 (b)は側面図
【図6】同上図5に続く製造工程を示す工程図である。 (a)は断面図 (b)は側面図
【図7】本発明の他の実施の形態を示す表皮用治具の斜
視図である。
【図8】従来の成形品の一例を示す説明図である。 (a)は製造工程を示す断面図 (b)は(a)に続く工程を示す断面図
【図9】従来の成形品の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 製造装置 12,13 金型 12a ,13a キャビティ面 16,31 表皮用治具 18 表皮 A 外周面 P 予備成形体としてのパリソン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の予備成形体を形成する予備成形体
    製造装置と、 この予備成形体の外周面に沿って表皮を配置する表皮用
    治具と、 これら予備成形体および表皮を挟んで相対向するキャビ
    ティ面を設けた対をなす金型と、 前記予備成形体の内側に流体を流入させるブロー装置と
    を具備したことを特徴とする表皮を有する成形品の製造
    装置。
  2. 【請求項2】 筒状の予備成形体を形成し、 この予備成形体の外周面に沿って表皮を配置し、 これら予備成形体および表皮を金型で挟み、 この金型内で予備成形体を膨張させることを特徴とする
    表皮を有する成形品の製造方法。
JP16949696A 1996-06-28 1996-06-28 表皮を有する成形品の製造装置およびその方法 Pending JPH1016038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16949696A JPH1016038A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 表皮を有する成形品の製造装置およびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16949696A JPH1016038A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 表皮を有する成形品の製造装置およびその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1016038A true JPH1016038A (ja) 1998-01-20

Family

ID=15887608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16949696A Pending JPH1016038A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 表皮を有する成形品の製造装置およびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1016038A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1016038A (ja) 表皮を有する成形品の製造装置およびその方法
JPH0584770A (ja) 合成樹脂成形品の製造方法
JP2866148B2 (ja) 表皮一体プラスチック中空体の製造方法およびそれに用いる中空成形型
JPH0466171B2 (ja)
JPH06126812A (ja) ブロー成形方法及び装置
JPH10138323A (ja) 表皮付きプラスチック中空体の製造方法およびそれに用いる中空成形型
JP3137579B2 (ja) ブロー成形方法およびブロー成形エアスポイラー
JPS5847337B2 (ja) 屈曲製品の吹成成形方法
JPS62122733A (ja) 自動車内装用プラスチツク部品の製造方法
JPH01247135A (ja) 内装部品を一体成形した中空成形品のブロー成形法
JP3566376B2 (ja) 中空板体の製造方法
JPS6189025A (ja) ブロ−成形品
JP3242033B2 (ja) 樹脂製容器の製造方法
JP3126178B2 (ja) 中空二重壁成形品の製造方法
JPH047940Y2 (ja)
JPS6172519A (ja) ブロ−成形における樹脂成形方法
JPS61148021A (ja) ブロ−成形方法及びその装置
JPH02171228A (ja) 内装部品を一体成形するブロー成形法
JPS6172518A (ja) ブロ−成形における樹脂成形方法
JPH01290411A (ja) 内装部品を一体成形する中空成形品のブロー成形法
JPH06122129A (ja) プレス成形方法
JPS6194744A (ja) 合成樹脂模造竹筒の製造法
JPH01283125A (ja) 内装部品を一体成形するブロー成形法
JPS6328621A (ja) 中空押出成形品の製造方法
JP3629946B2 (ja) ブロー成形方法