JPH10161185A - バリア開閉機構 - Google Patents

バリア開閉機構

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JPH10161185A
JPH10161185A JP31653696A JP31653696A JPH10161185A JP H10161185 A JPH10161185 A JP H10161185A JP 31653696 A JP31653696 A JP 31653696A JP 31653696 A JP31653696 A JP 31653696A JP H10161185 A JPH10161185 A JP H10161185A
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JP
Japan
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opening
lens barrel
lens
barrier
lever
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Application number
JP31653696A
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English (en)
Inventor
Yukio Noguchi
幸夫 野口
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光軸方向の力を光軸の円周方向への力へ変換
するレバーを設けることにより、レンズ鏡胴のわずかな
繰出し及び繰込みでもレンズバリアを確実に開閉できる
バリア開閉機構を提供すること。 【解決手段】 レンズ鏡胴1の繰出し及び繰込みによ
り、押し部材8がレバー9を回動させ、このレバー9の
回動により、押し部材8の押圧力が光軸10を中心とす
る円周方向の力に無理なく変換され、開閉駆動リング2
4へ効率良く伝達される。このため、レンズ鏡胴1のワ
イド端から沈胴位置までの移動距離が短い場合であって
も、開閉駆動リング24が円滑に移動し、レンズバリア
22の確実な開閉が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡胴の繰出
及び繰込に連動してレンズバリアを開閉するカメラのバ
リア開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラ本体からレンズ鏡胴を繰
り出して撮影を行うカメラにおいては、レンズ鏡胴の沈
胴位置(レンズ鏡胴が本体に収容された位置)からワイ
ド端(広角撮影が可能な位置)への繰出しと共にレンズ
鏡胴先端のレンズバリア(レンズカバー)を開き、レン
ズ鏡胴のワイド端から沈胴位置までの繰込みと共にレン
ズバリアを閉じるバリア開閉機構が設けられている。例
えば、実公平7−55545号公報にそのようなバリア
開閉機構が記載されている。このバリア開閉機構は、公
報の第1図に示されるように、カメラボディに対して繰
出し及び繰込り可能なレンズ鏡胴において、レンズ鏡胴
の繰込み及び繰出しと共に光軸に沿って進退するキーが
レンズ鏡胴内に設けられ、そのキーの先端部に傾斜面か
らなるカム部が設けられ、その傾斜面に当接するように
配置されキーの進退により回転してレンズバリアを開閉
させる連動環が設けられている。このバリア開閉機構に
おいて、レンズ鏡胴がカメラボディ側へ繰り込まれてい
るときには連動環がカム部に当接しその傾斜に従い回転
移動した状態となっており、この連動環の回転によりレ
ンズバリアは閉じられる。一方、図6(a)に示すよう
に、レンズ鏡胴が繰り出すと、キーAが連動環Bに対し
光軸に沿って離間する方向へ移動し、この移動によりカ
ム部Cの傾斜に従い連動環Bが回転することとなる。こ
の連動環Bの回転によりレンズバリアは開口状態とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たバリア開閉機構にあっては、次のような問題点があ
る。カメラのレンズ鏡胴における沈胴位置からワイド端
までの移動距離が短い場合、連動環Bの回転力が十分に
得られず、レンズバリアを円滑に開閉することができな
い。すなわち、このような場合、キーAの移動量が少な
いため、レンズバリアが閉じる位置まで連動環Bを回転
させるには、図6(b)に示すように、カム部Cの傾斜
状態を連動環Bの回転方向と平行する向きに傾けて、キ
ーAのわずかな移動により連動環Bが大きく回転する構
成とする必要がある。ところが、カム部Cをこのような
構造にすると、カム部Cから連動環Bへの力が効率良く
伝達せず、カム部Cと連動環Bとの接触部分における摩
擦が大きい場合、連動環Bが円滑に回転しないおそれが
ある。
【0004】そこで本発明は、以上のような問題点を解
決するためになされたものであって、レンズ鏡胴のわず
かな繰出し及び繰込みによりレンズバリアを確実に開閉
できるバリア開閉機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、カメラ本体に対しレンズ鏡胴の繰
出し及び繰込みを可能としたカメラにおいて、レンズ鏡
胴の先端に配置されレンズ開口部を開閉するレンズバリ
アと、レンズ鏡胴の光軸に対する円周方向に沿って移動
可能に配設され円周方向への移動によりレンズバリアを
開閉させる開閉駆動部材と、レンズ鏡胴の先端に回動自
在に取り付けられその回動により開閉駆動部材を移動さ
せるレバーと、レンズ鏡胴が繰り込まれるときにレバー
に当接してレバーを回動させる押し部材とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】このような発明によれば、レンズ鏡胴がワ
イド端から沈胴位置に繰り込まれるとき、レンズ鏡胴の
先端とともに移動するレバーが押し部材に当接し押圧さ
れて回動する。このレバーの回動により、押し部材の光
軸方向への押圧力が光軸を中心とする円周方向の力に無
理なく変換され、開閉駆動部材へ効率良く伝達される。
このため、レンズ鏡胴のワイド端から沈胴位置までの移
動距離が短い場合であっても、開閉駆動部材が円滑に移
動し、レンズバリアの確実な開閉が可能となる。
【0007】また本発明は、押し部材がレンズ鏡胴の内
部に取り付けられ、レンズ鏡胴の繰出しと共に光軸に沿
って移動することを特徴とする。
【0008】このような発明によれば、レンズ鏡胴が繰
り出したときに、レンズ鏡胴の基端側に押し部材が残存
することがなく、レンズ鏡胴内のレンズ群から本体側へ
出射する光が押し部材で反射して本体内に導光されるこ
とがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の種々の実施形態について説明する。尚、各図において
同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】図1は、バリア開閉機構を備えたレンズ鏡
胴の分解斜視図である。図1において、レンズ鏡胴1
は、カメラ本体11に対し繰出し及び繰込み自在とさ
れ、その繰出し及び繰込み動作により望遠撮影及び広角
撮影を可能とするものであって、光軸10を中心として
先端開閉部2、移動筒3、回転筒4、直進ガイド5、固
定筒6及び直進キー7が同心状に配置されて構成されて
いる。このレンズ鏡胴1は、カメラ本体11に固定され
る固定筒6に対し、回転筒4及び移動筒3がテレスコピ
ック状に繰り出され及び繰り込まれる構造となってい
る。なお、図1では、説明の便宜上、移動筒3の内部に
配設される撮影用のレンズ群の図示を省略している。
【0011】このレンズ鏡胴1において、回転筒4及び
移動筒5を繰出し及び繰込むために、例えば、ヘリコイ
ド機構が用いられる。すなわち、図1のように、固定筒
6の内側に回転筒4が配され、この回転筒4の内側に移
動筒5が配されており、固定筒6の内周面に刻設される
はすば歯車状のネジ溝61に回転筒4の外周面のネジ溝
41が螺合し、回転筒4の内周面に刻設されるはすば歯
車状のネジ溝42に移動筒3の外周面のネジ溝31が螺
合している。また、移動筒3の内側に直進ガイド5が挿
入され、その直進ガイド5の後端に固定される直進キー
7が固定筒6に対し光軸方向にのみ移動可能に係合され
ると共に、回転筒4の後端部分に回転筒4の回転を許容
しながら係止されている。このような構造において、回
転筒4が回転させられることにより、固定筒6に対し回
転筒4が回転しながら光軸10に沿って移動し、また回
転筒4に対し移動筒3が回転しない状態で光軸10に沿
って回転筒4と同方向に移動する。なお、レンズ鏡胴1
の繰出し及び繰込み機構は、上述のようなヘリコイド機
構を用いるものに限られるものではなく、カム機構など
その他の機構によるものであってもよい。
【0012】図1に示すように、レンズ鏡胴1の先端
(繰出し方向の端部)には、先端開閉部2が設けられて
いる。先端開閉部2は、移動筒3のレンズ開口部32を
開閉するためのものであり、移動筒3の先端に取り付け
られている。この先端開閉部2は、前面カバー21、レ
ンズバリア22、バリア収容体23、開閉駆動リング2
4により構成されている。レンズバリア22は、レンズ
鏡胴1内外の光路を遮断するための遮光部材であり、光
軸10を挟んで対称に二つ設置され、それぞれがバリア
収容体23に取り付けられている。このレンズバリア2
2には表裏を貫通する孔22aが開口しており、この孔
22aにバリア収容体23に突設されるピン23aが挿
通することにより、ピン23aを中心にレンズバリア2
2が回動自在となっている。また、レンズバリア22に
はバリア収容体23に向けてピン22bが突設されてお
り、バリア収容体23及び開閉駆動リング24を貫通し
ている。
【0013】開閉駆動リング24は、レンズバリア22
を開閉させる開閉駆動部材であって、バリア収容体23
の裏面部と係合して光軸10の円周方向に沿って移動可
能に配設されている。また、開閉駆動リング24とバリ
ア収容体23との間には第一コイルばね24aが掛け止
められており、この第一コイルばね24aの引張力を受
けて開閉駆動リング24がバリア収容体23に対し円周
方向の一方の向き、例えば前面から見て左回りの向きに
付勢されている。更に、開閉駆動リング24とレンズバ
リア22のピン22bとの間には第二コイルばね24b
が掛け止められており、この第二コイルばね24bの引
張力を受けてピン22bが開閉駆動リング24に対し円
周方向へ向けて付勢されている。このため、開閉駆動リ
ング24に外力が加わらなければ、第二コイルばね24
bの付勢によりレンズバリア22がレンズ鏡胴1の光路
を開く方向へ移動した状態となっている。
【0014】図2は、繰込み時のレンズ鏡胴1の断面図
である。図2において、レンズ鏡胴1は繰り込まれて沈
胴状態となっており、固定筒6内に回転筒4が収容さ
れ、その回転筒4内に移動筒3が収容された状態となっ
ている。また、移動筒3の内部には撮影用のレンズ群3
3が配設されている。なお、図2ではレンズ群33につ
いて断面をとらず外観のみを図示している。
【0015】図2に示すように、直進ガイド5の外周に
は、押し部材8が光軸10に沿って摺動自在に取り付け
られている。押し部材8は、回転筒4及び移動筒3の固
定筒6内への収容の際に、開閉駆動リング24に閉方向
への移動力を与えるためのものである。押し部材8の側
部には係合ピン81が突設され、この係合ピン81が直
進ガイド5のガイドスリット51を貫通し係合してい
る。そして、ガイドスリット51が光軸10の方向に向
けて長孔状に延設されることにより、係合ピン81を介
して押し部材8が光軸10と平行して摺動するようにな
っている。
【0016】また、押し部材8は、直進ガイド5に対し
コイルばね82により基端側(図2では右側)へ付勢さ
れている。例えば、図2に示すように、押し部材8には
内側に折り曲げた曲折部83が形成され、この曲折部8
3と直進ガイド5との間にコイルばね82が引っ張られ
た状態で設置されることにより、押し部材8がレンズ鏡
胴1の基端側へ付勢される。更に、押し部材8は、レン
ズ鏡胴1の基端側へ付勢されることにより、その後端8
4(レンズ鏡胴1の基端側の端部)が直進ガイド5の後
端部分を貫通している。このため、レンズ鏡胴1が繰込
まれて沈胴状態となるときに、押し部材8の後端84が
本体11の突起11aに当接して、移動する移動筒3に
対し光軸方向へ押圧することが可能な構造となってい
る。
【0017】また、押し部材8は、薄い板体により形成
され、直進ガイド5の外周に光軸方向へ延びる凹溝の内
部に配置されるのが望ましい。この場合、レンズ鏡胴1
の外径を大きくすることなく、レンズ鏡胴1内に押し部
材8を設けることが可能となる。
【0018】図3は、レバーの説明図である。図3にお
いて、押し部材8の先端側には、レバー9が配設されて
いる。レバー9は、回転筒4及び移動筒3の固定筒6内
への収容の際に押し部材8の押圧力を開閉駆動リング2
4の移動力に変換するためのものであり、移動筒4の先
端に取り付けられている。このレバー9は、例えば、軸
受け部91、アーム部92および当接部93を形成した
構造とされる。軸受け部91は、レバー9全体を回動自
在とするための部位であり、軸ピン34が貫通してこの
軸ピン34により軸支されている。アーム部92は回動
により開閉駆動リング24を移動させる部位であり、軸
受け部91から外側へ延びて先端が開閉駆動リング24
に当接するように形成されている。また、当接部93は
押し部材8から押圧を受ける部位であり、図3のように
レンズ鏡胴1の繰込み時には移動筒3がレンズ鏡胴1の
基端側へ移動しているため、先端85が当接して押し部
材8から押圧力を受けている。このようなレバー9によ
れば、押し部材8からの押圧力を受けて回動することに
より、その押圧力を直交する方向の開閉駆動リング24
の移動力に効率良く変換することができる。また、この
レバー9において、アーム部92の先端が当接部93に
比べて軸ピン34から遠く離れた位置に形成されること
により、わずかなレバー9の回動により開閉駆動リング
24を大きく移動させることが可能となる。更に、レバ
ー9の回動を通じて開閉駆動リング24が移動し、レン
ズバリア22が開閉することになるが、レンズ鏡胴1の
繰出及び繰込に対するレバー9の回動のタイミングは、
レンズ鏡胴1が沈胴位置からワイド端(広角撮影可能な
位置)へ繰り出す間、またワイド端から沈胴位置へ繰り
込む間に行われるように、本体11の突起11aの突出
長が適宜微調整されて設定される。このため、押し部材
8又はレバー9などの部品寸法のバラツキにより、レン
ズ鏡胴1の繰出し及び繰込みに対するレンズバリア22
の開閉タイミングのバラツキをカメラ製造時に容易に調
節することができる。
【0019】次に、バリア開閉機構の動作について説明
する。
【0020】図2において、レンズ鏡胴1は沈胴状態で
あって、固定筒6の内部に回転筒4が繰り込まれ、回転
筒4の内部に移動筒3が繰り込まれている。この状態に
おいて、直進ガイド5は、回転筒4と共に固定筒6の内
部に繰り込まれており、固定筒6の最も基端側へ位置し
ている。このため、図3に示すように、直進ガイド5の
後端部から突出する押し部材8の後端が本体11の突起
11aに当接し、直進ガイド5に対して押し部材8がレ
ンズ鏡胴1の先端側(図2では左側)へ移動した状態と
なっている。
【0021】そして、この押し部材8の移動により、図
3に示すように押し部材8の先端85が当接部93を押
圧してレバー9を回動させている。このレバー9の回動
により、開閉駆動リング24が回転移動し、レンズバリ
ア22が閉じられている。このとき、押し部材8の押圧
力を受けてレバー9が回動し、その押圧力をほぼ直交す
る向きの開閉駆動リング24の移動力として効率良く力
の伝達が行われるため、レンズ鏡胴1の繰込時に確実に
レンズバリア22が閉じられることとなる。また、図3
のように、レバー9において、当接部93に比べてアー
ム部92の先端を軸ピン34から遠く離れた位置に形成
しておくことにより、わずかな押し部材8の押圧によ
り、レバー9が大きく回動し開閉駆動リング24を介し
てレンズバリア22が閉じられることになる。
【0022】次に、図2の沈胴状態において、回転筒4
に回転力が与えられると、レンズ鏡胴1が繰り出し始め
る。すなわち、回転筒4の回転により固定筒6に対して
回転筒4が繰り出し、また、その回転筒4から回転力を
受けることにより回転筒4及び直進ガイド5に対し移動
筒3が繰り出し始める。この固定筒6に対する移動筒3
の繰出移動に伴って、図4(a)〜(c)に示すよう
に、移動筒3に設置されたレバー9が押し部材8を介し
て本体11に対し徐々に離れていく。このため、押し部
材8に押し込まれていたレバー9が回動可能となり、開
閉駆動リング24が回転移動してレンズバリア22が開
かれることになる。
【0023】詳述すると、図4(a)において、移動筒
3が本体11から離れていくため、レバー9がレンズバ
リア22の開口を許容する方向へ徐々に回動し、そのレ
バー9の回動に応じて開閉駆動リング24が回転移動
し、レンズバリア22が開き始める。そして、図4
(b)において、更に移動筒3が本体11から離れてい
くと、それに応じてレバー9が回動し開閉駆動リング2
4が回転移動して、レンズバリア24の開きが大きくな
る。このとき、レバー9において当接部93に比べてア
ーム部92の先端が軸ピン34から遠く離れた位置に形
成されることにより、押し部材8に対するわずかなレバ
ー9の移動により、レバー9が大きく回動し開閉駆動リ
ング24が大きく回転移動して、レンズバリア22を開
くことが可能となる。そして、図4(c)において、移
動筒3が本体11から大きく離れると、レバー9の当接
部93から押し部材8の先端85が離れて、レバー9が
押し部材8から押圧を受けずフリーな状態となる。この
ため、第一コイルばね24aの付勢に従い開閉駆動リン
グ24が更に回転移動して、レンズバリア22が全開と
なる。このような移動筒3の移動に伴うレバー9の回動
において、レバー9が押し部材8を介して本体11に対
する離間に応じて回動するため、移動筒3と回転筒4と
の相対移動よりも大きな移動量でレバー9を駆動するこ
とができる。
【0024】そして、更にレンズ鏡胴1が繰り出してい
くと、図5(a)、(b)に示すようにレンズ鏡胴1が
テレ端(最も望遠撮影が可能な位置)まで延出する。こ
のとき、押し部材8が回転筒4と共にレンズ鏡胴1の先
端側へ移動するため、レンズ群33から出射する光が押
し部材8で反射することが防止される。例えば、押し部
材8が本体11に固定されている場合、レンズ鏡胴1が
テレ側に繰り出したときに固定筒6内で押し部材8が光
路の傍らに位置することになり、レンズ群33から出射
する光が押し部材8の表面で反射し本体11内へ導光さ
れるおそれがある。この光の反射は被写体の像のコント
ラストを低下させる一因となるが、押し部材8が回転筒
4と共に移動する構造とすることにより、レンズ群33
からの光の出射方向に押し部材8が存在しないので、こ
のような問題が起こることはない。
【0025】このようなバリア開閉機構によれば、レン
ズ鏡胴1がワイド端から沈胴位置に繰り込まれるとき、
レバー9が押し部材8に当接し押圧されて回動する。こ
のレバー9の回動により、押し部材8の光軸方向への押
圧力が光軸10を中心とする円周方向の力に無理なく変
換され、開閉駆動リング24へ効率良く伝達される。こ
のため、レンズ鏡胴1のワイド端から沈胴位置までの移
動距離が短い場合であっても、開閉駆動リング24が円
滑に移動し、レンズバリア22が確実な開閉できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。
【0027】押し部材により回動して開閉駆動部材を移
動させるレバーを設けたことにより、押し部材の光軸方
向への押圧を光軸を中心とする円周方向の力に無理なく
変換して開閉駆動部材へ効率良く伝達することができ
る。このため、レンズ鏡胴のわずかな繰出しにより、開
閉駆動部材を円滑に移動させてレンズバリアを確実に開
閉することができる。
【0028】また、押し部材をレンズ鏡胴の内部に取り
付けレンズ鏡胴の繰出しと共に光軸に沿って移動させる
ことにより、レンズ鏡胴が繰り出したときに、レンズ鏡
胴の基端側に押し部材が残存することがなく、レンズ鏡
胴内のレンズ群から本体側へ出射する光が押し部材で反
射して本体内に導光されることがない。従って、撮影状
態に悪影響を与えることなく、レンズバリアの開閉が行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】バリア開閉機構を備えたレンズ鏡胴の分解斜視
図である。
【図2】バリア開閉機構を備えたレンズ鏡胴の断面図で
ある。
【図3】図2のIII−IIIにおけるバリア開閉機構を備え
たレンズ鏡胴の断面図である。
【図4】バリア開閉機構の動作説明図である。
【図5】バリア開閉機構の動作説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…レンズ鏡胴、2…先端開閉部、22…レンズバリ
ア、24…開閉駆動リング、3…移動筒、4…回転筒、
5…直進ガイド、6…固定筒、7…直進キー、8…押し
部材、9…レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体に対しレンズ鏡胴の繰出し及
    び繰込みを可能としたカメラにおいて、 前記レンズ鏡胴の先端に配置されレンズ開口部を開閉す
    るレンズバリアと、 前記レンズ鏡胴の光軸に対する円周方向に沿って移動可
    能に配設され、その円周方向への移動により前記レンズ
    バリアを開閉させる開閉駆動部材と、 前記レンズ鏡胴の先端に回動自在に取り付けられ、その
    回動により前記開閉駆動部材を移動させるレバーと、 前記レンズ鏡胴が繰り込まれるときに前記レバーに当接
    して前記レバーを回動させる押し部材と、を備えたこと
    を特徴とするバリア開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記押し部材は、前記レンズ鏡胴の内部
    に取り付けられ、前記レンズ鏡胴の繰出しと共に前記光
    軸に沿って移動することを特徴とする請求項1に記載の
    バリア開閉機構。
JP31653696A 1996-11-27 1996-11-27 バリア開閉機構 Pending JPH10161185A (ja)

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JP31653696A JPH10161185A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 バリア開閉機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100509371B1 (ko) * 2002-08-30 2005-08-18 삼성테크윈 주식회사 카메라의 렌즈 캡 어셈블리
JP2006308703A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Nidec Copal Corp レンズバリヤ装置

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