JPH10163385A - Ic着脱装置及びその着脱ヘッド - Google Patents

Ic着脱装置及びその着脱ヘッド

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JPH10163385A
JPH10163385A JP8321748A JP32174896A JPH10163385A JP H10163385 A JPH10163385 A JP H10163385A JP 8321748 A JP8321748 A JP 8321748A JP 32174896 A JP32174896 A JP 32174896A JP H10163385 A JPH10163385 A JP H10163385A
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centering
tray
substrate
unit
jig
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JP8321748A
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Isao Arakawa
功 荒川
Yoshinori Hirata
義典 平田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ICの品種の変更に伴う着脱ヘッ
ド全体の交換を不要とし、作業効率を向上させることを
目的とするものである。 【解決手段】 ソケット押さえ48b,49bとセンタ
リング凹部48a,49aとがそれぞれ一体に形成され
ている第1及び第2のセンタリング治具48,49を有
するセンタリングユニット27を、ヘッド本体63に対
して着脱可能とし、サイズの異なるICに対応したセン
タリングユニット27と交換可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレイ上のIC
を移送して、例えばバーンイン工程用の基板上のICソ
ケットに接続したり、逆にICソケットからICを抜き
取りトレイ上に移送するIC着脱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、製造されたIC(ICパッケー
ジ)は、例えば120〜130℃の高温下で所定時間通
電するバーンイン工程を経た後に、電気的動作試験が行
われる。上記のバーンイン工程においては、基板上に並
んだ複数のICソケットにICを装着、即ち電気的に接
続した状態で、基板がバーンイン炉内に入れられる。従
って、バーンイン工程の前後には、基板上のICソケッ
トに対してICを移送し着脱する工程が必要となり、こ
の工程のためにIC着脱装置が使用される。
【0003】図18は従来のIC着脱装置の一例を示す
斜視図である。図において、複数のICソケット(図示
せず)が搭載されている基板(バーンイン基板)1は、
基板搬送部2により基板マガジン3から1枚ずつ搬送さ
れる。基板搬送部2の近傍には、複数のトレイ4が収納
されているトレイ収納部5が設けられている。各トレイ
4には、複数のIC(図示せず)が載置される。
【0004】基板1とトレイ4との間のICの移送は、
ロボット本体6によって行われる。このロボット本体6
には、ICを吸着して保持する2個の着脱ヘッド7が搭
載されている。これら2個の着脱ヘッド7の間隔は、基
板1におけるICソケットのピッチ、及びトレイ4内の
IC収納ピッチに応じて調整可能になっている。また、
ロボット本体6には、トレイ4を搬送するためのトレイ
チャック部8も搭載されている。
【0005】次に、動作について説明する。例えば、ト
レイ収納部5に収納されたトレイ4上のICを基板1上
のICソケットに装着する場合、着脱ヘッド7をロボッ
ト本体6によりトレイ4のIC上に移動させ、2個のI
Cを吸着させる。この後、着脱ヘッド7を基板1のIC
ソケット上に移動させ、ICソケットに装着して吸着を
解除する。
【0006】このとき、ICソケットには、コンタクト
の開閉を行うカバーが設けられており、このカバーを着
脱ヘッドで押圧することにより、コンタクトを開いた状
態でICをICソケット上に置く。そして、着脱ヘッド
7を上動させることにより、カバーの押圧を解除して、
コンタクトを閉じ、ICをICソケットに保持させる。
また、着脱ヘッド7におけるICの位置決めは、ICの
肩部をチャック爪(図示せず)で四方から矯正すること
により行われる。
【0007】このようにして、トレイ4からICを2個
ずつ基板1のICソケットに装着していき、基板1の全
てのICソケットにICが装着されたら、次の基板1が
基板搬送部2により供給される。また、トレイ4の全て
のICが無くなったら、トレイチャック部8により新た
なトレイ4が供給される。
【0008】上記のように、ICソケットにICが装着
された基板をバーンイン炉(図示せず)に収納すること
により、バーンイン工程が行われる。バーンイン工程の
後には、上記と逆の手順によりICソケットのICがト
レイ4に移送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のIC着脱装置においては、チャック爪でICの
位置決めをする必要があるとともに、ICソケットにI
Cを着脱する際、着脱ヘッドのソケット押さえ(図示せ
ず)によりICソケットのカバーを押圧する必要がある
が、装着されるICに応じてICソケットには種々のサ
イズのものがあるため、それぞれのICソケットのサイ
ズに対応するソケット押さえと、ICのサイズに対応す
るチャック爪とを有する着脱ヘッドを多数保管してお
き、IC及びICソケットの種類が変わるたびに着脱ヘ
ッド全体を交換する必要があった。このような着脱ヘッ
ドの交換を行うためには、装置の運転を停止して15〜
20分以上もかかり、作業効率の低下を招いていた。特
に、多種少量生産の製品の増加に伴い、着脱ヘッドの交
換の回数も増え、交換のための時間及び労力が作業効率
に与える影響は大きなものとなっている。
【0010】一方、特定のサイズのICに対応した着脱
ヘッドを多数搭載したロボットにより、多数のICを同
時に移送する装置もあるが、やはり上記のような多種少
量生産には不向きであり、対応するサイズと異なるサイ
ズのICを扱っている間は、装置全体を休止させておく
ことになってしまう。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、着脱ヘッドの
交換時間を省略することにより、作業効率を大幅に向上
させることができるIC着脱装置を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るI
C着脱装置は、複数のICが載置されるトレイを供給す
るトレイ供給部、可動部を押圧して変位させることによ
りICが着脱される複数のICソケットを有する基板を
供給する基板供給部、トレイ供給部に供給されたトレイ
と基板供給部に供給された基板との間でICを移送する
ためのロボット本体、このロボット本体に支持されIC
を吸着保持するヘッド本体と、このヘッド本体に着脱可
能に支持されICをセンタリングするセンタリングユニ
ットとを有する着脱ヘッド、異なるサイズのICに対応
する複数のセンタリングユニットを載置可能なセンタリ
ングユニットストッカ、及びロボット本体の動作を制御
する制御部を備え、センタリングユニットは、可動部を
押圧するソケット押さえとICをセンタリングするセン
タリング凹部とがそれぞれ一体に形成されている第1及
び第2のセンタリング治具を有しており、トレイ上のI
Cの間隔に対応した第1の間隔と基板上のICの間隔に
対応した第2の間隔との間で第1及び第2のセンタリン
グ治具の間隔が自動的に切り換えられるようになってい
るものである。
【0013】請求項2の発明に係るIC着脱装置は、セ
ンタリングユニットが、第1及び第2のセンタリング治
具の開離間隔を第1及び第2の間隔のうちの大きい方の
間隔で規制するストッパを有しており、また第1及び第
2のセンタリング治具が互いに当接したときに第1及び
第2の間隔の小さい方の間隔が得られるようになってい
るものである。
【0014】請求項3の発明に係るIC着脱装置は、ヘ
ッド本体に、第2のセンタリング治具とともに移動する
移動部材と、第2のセンタリング治具を第1のセンタリ
ング治具に対して当接又は開離させる治具付勢ばねと、
この治具付勢ばねに逆らって第2のセンタリング治具を
第1のセンタリング治具に対して当接又は開離させる駆
動手段とが設けられているものである。
【0015】請求項4の発明に係るIC着脱装置は、ヘ
ッド本体が押し付けられることにより、治具付勢ばねに
逆らって、センタリングユニットストッカに対してセン
タリングユニットを着脱するための位置に移動部材を移
動させる位置決め部材が、センタリングユニットストッ
カに設けられているものである。
【0016】請求項5の発明に係るIC着脱装置は、I
Cの種類に関する情報を制御部に入力することにより、
ICに応じたセンタリングユニットが自動的に選択され
て交換されるものである。
【0017】請求項6の発明に係るIC着脱装置は、複
数のICが載置されるトレイを供給するトレイ供給部、
複数のICソケットを有する基板を供給する基板供給
部、トレイ供給部に供給されたトレイと基板供給部に供
給された基板との間でICを移送するためのロボット本
体、このロボット本体に支持されICを吸着保持する着
脱ヘッド、トレイと基板との間を移送される途中のIC
を受けるIC支持部を有する仮置きステージ、及びロボ
ット本体の動作を制御する制御部を備えたものである。
【0018】請求項7の発明に係るIC着脱装置は、仮
置きステージが、サイズの異なるICに対応した複数の
IC支持部を有しており、ICの種類に関する情報を制
御部に入力することにより、ICに応じたIC支持部が
自動的に選択されるものである。
【0019】請求項8の発明に係るIC着脱装置は、ロ
ボット本体に支持されICを吸着するヘッド本体、及び
このヘッド本体に着脱可能に支持されICをセンタリン
グするセンタリングユニットとを有する着脱ヘッドを備
え、センタリングユニットは、ICソケットへのICの
着脱時にICソケットの可動部を押圧するソケット押さ
えとICをセンタリングするセンタリング凹部とがそれ
ぞれ一体に形成されている第1及び第2のセンタリング
治具を有しており、複数のICが載置されるトレイ上の
ICの間隔に対応した第1の間隔と基板上のICの間隔
に対応した第2の間隔との間で第1及び第2のセンタリ
ング治具の間隔が切換可能になっているものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。図1はこの発明の実施の形態の一例
によるIC着脱装置を示す斜視図、図2は図1の装置の
平面図である。設置台11上には、積層された複数のト
レイ4を徐々に持ち上げて供給する2台のトレイ持上装
置12,16が設けられている。各トレイ4は、複数の
IC(ICパッケージ)13を位置決めして載置可能に
構成されている。
【0021】トレイ持上装置12又は16のトレイ4が
移送されるトレイテーブル14は、トレイ持上装置12
の一側に隣接して設けられている。このトレイテーブル
14は、2枚のトレイ4を支持する回転可能なトレイ受
け15を有しており、このトレイ受け15を180゜回
転させることにより、トレイ受け15上の2枚のトレイ
4の位置を入れ換えることができる。トレイ持上装置1
2,16及びトレイテーブル14間のトレイ4の搬送
は、トレイ搬送装置17により行われる。また、上記の
トレイ持上装置12,16,トレイテーブル14及びト
レイ搬送装置17により、トレイ供給部18が構成され
ている。
【0022】複数の基板(バーンイン基板)1を昇降可
能に収容している基板ラック19は、設置台11の所定
の位置に結合されている。設置台11上には、基板供給
部としての基板テーブル20が設けられている。この基
板テーブル20は、2枚の基板1を支持する回転可能な
基板受け21を有しており、この基板受け21を180
゜回転させることにより、基板受け21上の2枚の基板
1の位置を入れ換えることができる。基板ラック19と
基板テーブル20との間での基板1の搬送は、設置台1
1上に設けられた基板搬送装置23により行われる。
【0023】また、設置台11上には、トレイテーブル
14上のトレイ4と基板テーブル20上の基板1との間
でIC13を移送するロボット本体24が設けられてい
る。このロボット本体24には、同時に2個のIC13
を吸着して保持する着脱ヘッド(2軸ヘッド)25が上
下動可能に支持されている。さらに、ロボット本体24
による着脱ヘッド25の移動範囲内には、着脱ヘッド2
5に搭載されるセンタリングユニット27を支持するセ
ンタリングユニットストッカ28が設けられている。こ
のセンタリングユニットストッカ28上には、サイズの
異なるIC13に対応する複数のセンタリングユニット
27が置かれているとともに、各センタリングユニット
27の保管場所毎に位置決め部材26が立設されてい
る。
【0024】設置台11上に設けられた透明なカバー2
9には、操作パネル30が固定されている。設置台11
内には、シーケンスコントローラを有し装置全体の運転
を制御する制御部(図示せず)が収容されており、操作
パネル30はこの制御部に接続されている。また、設置
台11上には、IC13を支持する仮置きステージ31
が設けられている。
【0025】次に、装置全体の基本的な動作について説
明する。まず、バーンイン試験前のIC13が載置され
た複数のトレイ4が積層収容されているトレイマガジン
4Aをトレイ持上装置12に置くとともに、バーンイン
試験後の複数の基板1を収容した基板ラック19を所定
の位置に結合する。
【0026】この後、操作パネル30を操作して運転を
開始する。トレイ持上装置12では、トレイマガジン4
A内のトレイ4が徐々に持ち上げられ、最上部のトレイ
4がトレイ搬送装置17によりトレイテーブル14のト
レイ受け15に搬送される。この後、トレイテーブル1
4が反転し、次のトレイ4もトレイテーブル14上に搬
送される。同様に、基板テーブル20上には、基板ラッ
ク19内から2枚の基板1が搬送される。
【0027】この状態で、ロボット本体24により着脱
ヘッド25が基板テーブル20の基板1上に移動され、
2個のIC13が着脱ヘッド25により抜き取られる。
抜き取られた最初の2個のIC13は、仮置きステージ
31に搬送され解放される。仮置きステージ31には、
異なるサイズのIC13に対応する複数のIC支持部3
1aが設けられており、取り扱っているIC13に対応
したIC支持部31aが自動的に選択されてIC13が
載置される。次に、着脱ヘッド25がトレイテーブル1
4のトレイ4上に移動され、試験前の2個のIC13が
着脱ヘッド25により吸着される。
【0028】この後、着脱ヘッド25は基板テーブル2
0の基板1上に移動され、試験後のIC13が抜き取ら
れた後の空のICソケット1Aに試験前のIC13が接
続される。続いて、着脱ヘッド25が同じ基板1上で移
動され、次の2個のIC13がICソケット1Aから抜
き取られる。これらのIC13は、着脱ヘッド25の移
動によりトレイ4に移送される。
【0029】このような作業が繰り返され、基板テーブ
ル20上の一方の基板1の全てのICソケット1Aに試
験前のIC13が接続されたら、基板テーブル20が反
転され、次の基板1に対する作業が行われる。そして、
次の基板1に対する作業が行われている間に、基板搬送
装置23により基板ラック19内の基板1と基板テーブ
ル20上の基板1との交換が行われる。
【0030】また、トレイテーブル14上の全てのIC
13が試験後のIC13となったら、トレイテーブル1
4が反転され、次のトレイ4に対する作業が行われる。
そして、試験後のIC13で埋まったトレイ4は、次の
トレイ4に対する作業が行われている間に、トレイ搬送
装置17によりトレイ持上装置16の空のトレイマガジ
ン4Aに搬送され、さらに新たなトレイ4がトレイテー
ブル14上に搬送され待機する。上記のような作業が繰
り返され、ロッドエンド時点で仮置きステージ31上の
IC13がトレイテーブル14のトレイ4上に移送され
る。
【0031】また、取り扱うIC13のサイズが変更さ
れる場合には、IC13の種類に関する情報を操作パネ
ル30に入力する。これにより、着脱ヘッド25がセン
タリングユニットストッカ28上に移動され、IC13
のサイズに対応するようにセンタリングユニット27の
交換が自動的に行われる。
【0032】上記のように、基板1の交換が基板テーブ
ル20により、トレイ4の交換がトレイテーブル14に
より、それぞれ瞬時に行われるため、これらの交換作業
に伴う装置の停止時間がなく、作業効率が向上される。
また、IC13の種類の変更に対して、着脱ヘッド25
の全体を交換することなく、センタリング治具27のみ
を短時間で交換することができ、IC13の種類の変更
に伴う作業の効率が向上する。
【0033】さらに、仮置きステージ31を設けたの
で、トレイ4上の試験前のIC13と基板1上の試験後
のIC13とを一回の作業で入れ換えることができ、作
業効率が一層向上する。しかも、仮置きステージ31に
は、複数のIC支持部31aが設けられているので、I
C13のサイズが変更されても、試験前のIC13と試
験後のIC13とを同様に入れ換えることができる。
【0034】なお、上記の例ではIC13を2個ずつ吸
着する着脱ヘッド25を有する装置を示したが、仮置き
ステージ31を設ければ、着脱ヘッドの種類によらず、
試験前のIC13と試験後のIC13とを容易に入れ換
えることができ、作業効率が向上する。
【0035】次に、図1のIC着脱装置の各部の詳細に
ついて説明する。図3は基板1の一例を示す平面図であ
る。図において、基板1上には、複数のICソケット1
Aが配列されているとともに、これらのICソケット1
Aに通電するための配線パターン(図示せず)が設けら
れている。また、基板1の一端部には、バーンイン炉
(図示せず)内の接続部に挿入され電気的に接続される
コネクタ1Bが設けられている。
【0036】図4はICソケット1Aの一例を示す平面
図、図5は図4の断面図、図6は図4のカバーを押圧し
た状態を示す平面図、図7は図6の断面図である。IC
ソケット1Aのベース35上には、弾性変形可能な複数
のコンタクトピン36がIC13のリード13aに対応
して設けられている。これらのコンタクトピン36は、
その弾性力によりリード13aを上から押さえ付けてい
る。また、ベース35上には、全部のコンタクトピン3
6に係合する可動部としてのカバー37が設けられてい
る。カバー37の中央部には、IC13を通すための開
口37aが設けられている。
【0037】このようなICソケット1Aでは、IC1
3の着脱時に着脱ヘッド25(図1)によりカバー37
が均等に押圧される。これにより、全てのコンタクトピ
ン36が弾性変形し、図7に示すように、リード13a
が解放される。カバー37の押圧が解除されると、カバ
ー37は上動し、コンタクトピン36は元の形状に復元
され、リード13aがコンタクトピン36に押さえ付け
られる。これにより、リード13aとコンタクトピン3
6とが電気的に接続される。
【0038】次に、着脱ヘッド25の構造について説明
する。図8は図1の着脱ヘッド25を示す正面図、図9
は図8のIX−IX線断面図、図10は図8のセンタリ
ングユニット27を示す斜視図である。図において、ロ
ボット本体24に上下動可能に支持されているヘッド軸
41の下端部には、フレーム42が固定されている。ま
た、フレーム42には、IC13を吸着する2本の吸着
スピンドル43,44が設けられている。
【0039】フレーム42には、図8の左右方向へスラ
イド可能なスライド部材45が搭載されている。このス
ライド部材45の一端部には、ローラ46が設けられて
いる。また、スライド部材45は、治具付勢ばね47に
より図8の右方へ付勢されている。一方の吸着スピンド
ル44は、スライド部材45とともに図8の左右方向へ
移動する。
【0040】センタリングユニット27は、第1及び第
2のセンタリング治具48,49と、第1のセンタリン
グ治具48に固定され第1のセンタリング治具48から
開離する方向への第2のセンタリング治具49の移動を
規制する一対のストッパ50とを有している。各センタ
リング治具48,49には、IC13をセンタリングす
るセンタリング凹部48a,49aと、ICソケット1
Aのカバー37を押圧するソケット押さえ48b,49
bとが一体に形成されている。
【0041】フレーム42の下端部には、軸52を中心
に回動可能なレバー53が取り付けられている。このレ
バー53の先端部には、第1のセンタリング治具48の
凹部48cに係合するチャック爪53aが設けられてい
る。レバー53は、チャック爪53aが凹部48cに係
合する方向へばね54により付勢されている。レバー5
3には、チャック解除ローラ55が回転自在に取り付け
られている。また、フレーム42には、チャック解除ロ
ーラ55を押圧することにより、ばね54に逆らってレ
バー53を回動させるエアシリンダ56が搭載されてい
る。
【0042】スライド部材45には、第1のセンタリン
グ治具48と同様に第2のセンタリング治具49をチャ
ックするための機構、即ち軸57,レバー58,ばね5
9,チャック解除ローラ60及びエアシリンダ61が搭
載されている。フレーム42には、治具付勢ばね47に
逆らって、第2のセンタリング治具49が第1のセンタ
リング治具48に当接する方向へスライド部材45を移
動させる駆動手段としてのエアシリンダ62が設けられ
ている。
【0043】この例におけるヘッド本体63は、フレー
ム42及びフレーム42に搭載された各部品43〜4
7,52〜62を有している。
【0044】次に、着脱ヘッド25の動作について説明
する。上記のように、この例の着脱ヘッド25は、IC
13を2個ずつ吸着して移送する。しかし、基板1上と
トレイ4上とではIC13の配置間隔が異なっているた
め、基板1に対してIC13を着脱しているときと、ト
レイ4に対してIC13の授受を行っているときとで
は、第1及び第2のセンタリング治具48,49の間隔
を切り換える必要がある。また、これに伴って吸着ノズ
ル43,44の間隔も変化させる必要がある。
【0045】まず、基板1に対する作業を行うときに
は、図11に示すように、治具付勢ばね47によりスラ
イド部材45が図の右方へ移動される。このとき、第2
のセンタリング治具49の移動がストッパ50により規
制される。このときの第1及び第2のセンタリング治具
48,49の間隔は、隣接した2個のICソケット1A
におけるIC13の第1の間隔に対応しており、着脱ヘ
ッド25を上下動させることによりICソケット1Aに
対するIC13の着脱を行うことができる。
【0046】また、トレイ4に対する作業を行うときに
は、図12に示すように、治具付勢ばね47に逆らっ
て、エアシリンダ62の駆動によりスライド部材45を
図の左方へ移動させ、第2のセンタリング治具49を第
1のセンタリング治具48に当接させる。このときの第
1及び第2のセンタリング治具48,49の間隔、即ち
当接状態が、トレイ4上の隣接した2個のIC13の第
2の間隔に対応しており、着脱ヘッド25を上下動させ
ることによりトレイ4に対するIC13の授受を行うこ
とができる。
【0047】さらに、センタリング凹部48a,49a
の側壁は、IC13の外部リードが接するテーパ状の傾
斜面となっており、その傾斜角は例えば15゜である。
また、センタリング凹部27bの側壁は、センタリング
をスムーズにするため鏡面仕上げが施されている。
【0048】次に、IC13の品種(サイズ)が変更さ
れた場合のIC着脱装置の動作について説明する。ま
ず、作業員は、図1の操作パネル30に品種変更運転の
指令を入力するとともに、新たなICの品種や使用する
ICソケットなどの情報のうち必要な情報を入力する。
これにより、ロボット本体24が制御され、着脱ヘッド
25がセンタリングユニットストッカ28へ移動され
る。制御部のメモリには、センタリングユニットストッ
カ28における各センタリングユニット27の保管位置
が予め入力され記憶されており、着脱ヘッド25はその
データに従って現在搭載されているセンタリングユニッ
ト27の保管位置に移動される。
【0049】そして、図13に示すように、ローラ46
が位置決め部材26に対向する高さまで着脱ヘッド25
が下降される。この後、着脱ヘッド25の移動によりロ
ーラ46が位置決め部材26に押し付けられ、治具付勢
ばね47に逆らってスライド部材45が予め設定された
量だけ移動される。これにより、第1及び第2のセンタ
リング治具48,49の間隔は、保管時の間隔になる。
【0050】この後、図15に示すように、センタリン
グユニット27がセンタリングユニットストッカ28の
上面に接するまで、着脱ヘッド25が下降される。そし
て、エアシリンダ56,61が作動されることにより、
ばね54,59に逆らってレバー53,58が回動さ
れ、各センタリング治具48,49の凹部48c,49
cに対するチャック爪53a,58cの係合が解除され
る。この状態で、図16に示すように着脱ヘッド25が
上動され、センタリングユニット27が解放される。こ
の後、図17に示すように、着脱ヘッド25が移動さ
れ、ローラ46が位置決め部材26から開離される。
【0051】このようにして、センタリングユニット2
7を解放した後、別のセンタリングユニット27を保管
しているセンタリングユニットストッカ28上にヘッド
本体63のみが移動され、上記の逆の手順でセンタリン
グユニット27が装着される。
【0052】このような着脱ヘッド25を備えたIC着
脱装置によれば、取り扱うIC13のサイズが変更され
ても着脱ヘッド25全体を交換する必要がなく、しかも
IC13を2個ずつ吸着できるため、着脱ヘッド25の
交換時間を省略することができ、これにより作業効率を
大幅に向上させることができる。また、制御部にIC1
3に関する情報を記憶しておくことにより、センタリン
グユニット27の交換が自動的に行われるため、作業効
率は一層向上する。
【0053】また、IC13のサイズが変わるとICソ
ケット1Aのサイズも変わるが、IC13のサイズに応
じたサイズのソケット押さえ48b,49bが各センタ
リング治具48,49に予め形成されているため、セン
タリングユニット27の交換をするだけでICソケット
1Aのサイズ変更にも同時に対応でき、着脱ヘッド25
の構造が簡単である。
【0054】さらにまた、エアシリンダ56,61によ
りレバー53,58を回動させてセンタリングユニット
27のチャックを解除するようにしたので、センタリン
グユニット27の着脱を小さなスペースで素早く行うこ
とができる。
【0055】また、センタリングユニット27にストッ
パ50を設け、第1及び第2のセンタリング治具48,
49が互いに当接したときにトレイ4に対応する間隔
が、第2のセンタリング治具49がストッパ50に当接
したときに基板1に対応する間隔が得られるようにした
ので、第1及び第2のセンタリング治具48,49の位
置決め精度が高く、しかも構造が簡単である。
【0056】なお、上記の例ではバーンイン工程につい
て示したが、バーンイン工程の前及び後に行われる電気
的動作試験についても、ICソケットにICを着脱する
必要があれば、この発明の装置を適用することができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
IC着脱装置は、ソケット押さえとセンタリング凹部と
がそれぞれ一体に形成されている第1及び第2のセンタ
リング治具を有するセンタリングユニットを、ヘッド本
体に対して着脱可能とし、サイズの異なるICに対応し
たセンタリングユニットと交換可能としたので、ICの
品種の変更に伴う着脱ヘッド全体の交換を不要とするこ
とができ、作業効率を大幅に向上させることができる。
【0058】請求項2の発明のIC着脱装置は、第1及
び第2のセンタリング治具の開離間隔を第1及び第2の
間隔のうちの大きい方の間隔で規制するストッパをセン
タリングユニットに設け、また第1及び第2のセンタリ
ング治具が、互いに当接したときに第1及び第2の間隔
の小さい方の間隔が得られるようにしたので、第1及び
第2のセンタリング治具の位置決め精度が向上するとと
もに、構造を簡単にすることができる。
【0059】請求項3の発明のIC着脱装置は、第2の
センタリング治具とともに移動する移動部材と、第2の
センタリング治具を第1のセンタリング治具に対して当
接又は開離させる治具付勢ばねと、この治具付勢ばねに
逆らって第2のセンタリング治具を第1のセンタリング
治具に対して当接又は開離させる駆動手段とを、ヘッド
本体に設けたので、簡単な構造で第1及び第2のセンタ
リング治具の間隔をスムーズに切り換えることができ
る。
【0060】請求項4の発明のIC着脱装置は、ヘッド
本体が押し付けられることにより、治具付勢ばねに逆ら
って、センタリングユニットストッカに対してセンタリ
ングユニットを着脱するための位置に移動部材を移動さ
せる複数の位置決め部材をセンタリングユニットストッ
カに設けたので、センタリングユニットストッカの所定
の位置にセンタリングユニットを正確に保管することが
できる。
【0061】請求項5の発明のIC着脱装置は、ICの
種類に関する情報を制御部に入力することにより、IC
に応じたセンタリングユニットが自動的に選択されて交
換されるようにしたので、作業性を一層向上させること
ができ、IC種変更に伴うロス時間をさらに短縮でき
る。
【0062】請求項6の発明のIC着脱装置は、仮置き
ステージを設けたので、トレイ上のICと基板上のIC
とを容易に入れ換えることができ、作業効率を向上させ
ることができる。
【0063】請求項7の発明のIC着脱装置は、サイズ
の異なるICに対応した複数のIC支持部を設けたの
で、取り扱うICのサイズが変更されても、トレイ上の
ICと基板上のICとを容易に入れ換えることができ、
作業効率を向上させることができる。
【0064】請求項8の発明のIC着脱装置の着脱ヘッ
ドは、ソケット押さえとセンタリング凹部とがそれぞれ
一体に形成されている第1及び第2のセンタリング治具
を有するセンタリングユニットを、ヘッド本体に対して
着脱可能とし、サイズの異なるICに対応したセンタリ
ングユニットと交換可能としたので、ICの品種の変更
に伴う着脱ヘッド全体の交換を不要とすることができ、
作業効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一例によるIC着脱
装置を示す斜視図である。
【図2】 図1の装置の平面図である。
【図3】 基板の一例を示す平面図である。
【図4】 ICソケットの一例を示す平面図である。
【図5】 図4の断面図である。
【図6】 図4のカバーを押圧した状態を示す平面図で
ある。
【図7】 図6の断面図である。
【図8】 図1の着脱ヘッドを示す正面図である。
【図9】 図8のIX−IX線断面図である。
【図10】 図8のセンタリングユニットを示す斜視図
である。
【図11】 図8の第1及び第2のセンタリング治具の
間隔を基板に対応する間隔にした状態を示す正面図であ
る。
【図12】 図8の第1及び第2のセンタリング治具の
間隔をトレイに対応する間隔にした状態を示す正面図で
ある。
【図13】 図8の着脱ヘッドによるセンタリングユニ
ットの交換作業の様子を示す構成図である。
【図14】 図13のローラを位置決め部材に押し付け
た状態を示す構成図である。
【図15】 図14の着脱ヘッドを下降させた状態を示
す構成図である。
【図16】 図15のセンタリングユニットを解放した
状態を示す構成図である。
【図17】 図16のローラを位置決め部材から開離さ
せた状態を示す構成図である。
【図18】 従来のIC着脱装置の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 基板、1A ICソケット、4 トレイ、13 I
C、18 トレイ供給部、20 基板テーブル(基板供
給部)、24 ロボット本体、25 着脱ヘッド、26
位置決め部材、27 センタリングユニット、28
センタリングユニットストッカ、31 仮置きステー
ジ、31a IC支持部、37 カバー(可動部)、4
5 スライド部材(移動部材)、47 治具付勢ばね、
48 第1のセンタリング治具、48a,49a セン
タリング凹部、48b,49b ソケット押さえ、49
第2のセンタリング治具、50 ストッパ、62 エ
アシリンダ(駆動手段)、63 ヘッド本体。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のICが載置されるトレイを供給す
    るトレイ供給部、 可動部を押圧して変位させることにより上記ICが着脱
    される複数のICソケットを有する基板を供給する基板
    供給部、 上記トレイ供給部に供給されたトレイと上記基板供給部
    に供給された基板との間で上記ICを移送するためのロ
    ボット本体、 このロボット本体に支持され上記ICを吸着保持するヘ
    ッド本体と、このヘッド本体に着脱可能に支持され上記
    ICをセンタリングするセンタリングユニットとを有す
    る着脱ヘッド、 異なるサイズのICに対応する複数のセンタリングユニ
    ットを載置可能なセンタリングユニットストッカ、及び
    上記ロボット本体の動作を制御する制御部を備え、 上記センタリングユニットは、上記可動部を押圧するソ
    ケット押さえと上記ICをセンタリングするセンタリン
    グ凹部とがそれぞれ一体に形成されている第1及び第2
    のセンタリング治具を有しており、上記トレイ上のIC
    の間隔に対応した第1の間隔と上記基板上のICの間隔
    に対応した第2の間隔との間で上記第1及び第2のセン
    タリング治具の間隔が自動的に切り換えられるようにな
    っていることを特徴とするIC着脱装置。
  2. 【請求項2】 センタリングユニットは、第1及び第2
    のセンタリング治具の開離間隔を上記第1及び第2の間
    隔のうちの大きい方の間隔で規制するストッパを有して
    おり、また上記第1及び第2のセンタリング治具は、互
    いに当接したときに上記第1及び第2の間隔の小さい方
    の間隔が得られるようになっていることを特徴とする請
    求項1記載のIC着脱装置。
  3. 【請求項3】 ヘッド本体には、第2のセンタリング治
    具とともに移動する移動部材と、上記第2のセンタリン
    グ治具を第1のセンタリング治具に対して当接又は開離
    させる治具付勢ばねと、この治具付勢ばねに逆らって上
    記第2のセンタリング治具を上記第1のセンタリング治
    具に対して当接又は開離させる駆動手段とが設けられて
    いることを特徴とする請求項2記載のIC着脱装置。
  4. 【請求項4】 センタリングユニットストッカには、ヘ
    ッド本体が押し付けられることにより、治具付勢ばねに
    逆らって、上記センタリングユニットストッカに対して
    センタリングユニットを着脱するための位置に移動部材
    を移動させる位置決め部材が設けられていることを特徴
    とする請求項3記載のIC着脱装置。
  5. 【請求項5】 ICの種類に関する情報を制御部に入力
    することにより、上記ICに応じたセンタリングユニッ
    トが自動的に選択されて交換されることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載のIC着脱装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のICが載置されるトレイを供給す
    るトレイ供給部、 複数のICソケットを有する基板を供給する基板供給
    部、 上記トレイ供給部に供給されたトレイと上記基板供給部
    に供給された基板との間で上記ICを移送するためのロ
    ボット本体、 このロボット本体に支持され上記ICを吸着保持する着
    脱ヘッド、 上記トレイと上記基板との間を移送される途中のICを
    受けるIC支持部を有する仮置きステージ、及び上記ロ
    ボット本体の動作を制御する制御部を備えていることを
    特徴とするIC着脱装置。
  7. 【請求項7】 仮置きステージは、サイズの異なるIC
    に対応した複数のIC支持部を有しており、上記ICの
    種類に関する情報を制御部に入力することにより、上記
    ICに応じたIC支持部が自動的に選択されることを特
    徴とする請求項6記載のIC着脱装置。
  8. 【請求項8】 ロボット本体に支持されICを吸着する
    ヘッド本体、及びこのヘッド本体に着脱可能に支持され
    上記ICをセンタリングするセンタリングユニットとを
    有する着脱ヘッドを備え、 上記センタリングユニットは、ICソケットへの上記I
    Cの着脱時に上記ICソケットの可動部を押圧するソケ
    ット押さえと上記ICをセンタリングするセンタリング
    凹部とがそれぞれ一体に形成されている第1及び第2の
    センタリング治具を有しており、複数のICが載置され
    るトレイ上のICの間隔に対応した第1の間隔と上記基
    板上のICの間隔に対応した第2の間隔との間で上記第
    1及び第2のセンタリング治具の間隔が切換可能になっ
    ていることを特徴とするIC着脱装置の着脱ヘッド。
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